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JPH11181464A - 無段変速機油組成物 - Google Patents

無段変速機油組成物

Info

Publication number
JPH11181464A
JPH11181464A JP9363897A JP36389797A JPH11181464A JP H11181464 A JPH11181464 A JP H11181464A JP 9363897 A JP9363897 A JP 9363897A JP 36389797 A JP36389797 A JP 36389797A JP H11181464 A JPH11181464 A JP H11181464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
continuously variable
variable transmission
transmission oil
mass
oil composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9363897A
Other languages
English (en)
Inventor
Chika Saeki
親 佐伯
Kohei Matsuo
浩平 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Japan Energy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Energy Corp filed Critical Japan Energy Corp
Priority to JP9363897A priority Critical patent/JPH11181464A/ja
Publication of JPH11181464A publication Critical patent/JPH11181464A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高出力のエンジン動力を伝達することが可能
な高い摩擦係数を有し、しかも摩耗防止性に優れたCV
T用潤滑油を提供すること。 【解決手段】 潤滑油基油に、ポリメタクリレート、ア
ルカリ土類金属のフェネート及びアルカリ土類金属のス
ルホネートから選ばれる1種以上、イミド化合物及びア
ルキルジチオりん酸亜鉛を配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無段変速機油組成物
に係わり、特には摩擦係数が高く、摩擦係数の持続性に
優れ、しかも摩耗の少ない金属ベルト式無段変速機用潤
滑油組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球の温暖化防止対策に伴い、二
酸化炭素の排出が抑制される方向にある。このため、自
動車についても、より一層燃費を改善することが求めら
れている。自動車用自動変速機(AT)は、トルクコン
バーター、湿式クラッチ、遊星ギアなどを組合わせたタ
イプが主流である。しかし、このトルクコンバーター
は、自動変速機油(ATF)を介して動力を伝達するた
め、ロスが大きい。このため、ロックアップにより、動
力伝達ロスの低減を図っているが、トルクコンバーター
を使用する限りは、伝達ロスの大幅な低減は難しいのが
現状である。
【0003】このため、金属ベルトを使用した連続可変
変速機(CVT)を採用する動きがある。ベルトタイプ
CVTは、駆動プーリと動力を伝達するためのベルトか
ら構成されており、ベルトは、エレメントとそれを保持
する鋼帯より成る。この変速機を用いると、伝達ロスを
大幅に低減可能である。しかし、エンジン出力が大きい
場合は、ベルトとプーリの滑りを生じやすいため、今ま
では小排気量の自動車に採用されるのが普通であった。
しかしながら、省燃費の要求から高出力エンジンにも採
用される動きが出て来た。
【0004】エンジン出力を効率よく伝達するために
は、プーリとベルトの滑りを防止する必要がある。しか
し、滑りを防止するためベルトを挟みこむ圧力を高める
と、摩耗しやすくなる。このため、装置面の改良だけで
なく、潤滑油に対しても、ベルトとプーリが滑りを生じ
難くかつベルト及びプーリが摩耗し難いものが要求され
るようになった。つまり、摩耗を防止するための潤滑性
を有しながら、十分な動力伝達のためプーリとコマが滑
らないように一定以上の摩擦力を有するものが要求され
るようになったのである。
【0005】特開平9−25491号公報には、CVT
の「ひっかき現象」を排除するため、潤滑油基油に
(a)アルカリ金属、アルカリ土類金属でオーバーベー
ス化したスルホン酸アルキルアリール等のオーバーベー
ス化清浄剤、(b)ジイソオクチルジチオりん酸亜鉛等
のジアルキルジチオりん酸金属、(c)硫化オレフィ
ン、硫化脂肪酸等の硫黄含有摩擦調整剤、(d)脂肪酸
アミド、(e)ポリオレフィン等の粘度改良剤、からな
る添加剤パッケージを添加した潤滑油を開示している。
【0006】特開平9−78079号公報には、AST
MD2714に規定されているLFW−1試験方法を用
いて、垂直荷重を200lbとしてすべり速度を0〜1
00cm/sの範囲で変化させ、各滑り速度における摩
擦力から測定した摩擦係数が前記滑り速度と共に摩擦係
数が増加を示す正の摩擦特性を示し、かつ滑り速度2.
5cm以下の滑り速度の摩擦係数が0.12〜0.14
の範囲のものである潤滑油を提案している。具体的に
は、鉱油あるいは合成油の基油に、硫化エステル、金属
塩系清浄剤、ジアルキルジチオりん酸亜鉛、りん酸エス
テル、イミド化合物、ポリメタクリレートを含有する潤
滑油である。この潤滑油を使用することにより、大容量
の動力伝達が可能になり、金属同士の滑りによるスティ
ックスリップ現象を抑制できるとしている。
【0007】特開平9−100487号公報には、潤滑
油基油に、硫化油脂類、チオカーバメート類、チオテル
ペン類から選ばれる1種以上の硫黄系極圧剤と、トリク
レジルホスフェート、アルキル酸性りん酸エステルアミ
ン塩、アルケニル酸性りん酸エステルアミン塩から選ば
れる1種以上のリン系極圧剤と、カルシウムフェネート
等のアルカリ土類金属系清浄剤とを配合してなる無段変
速機用潤滑油組成物を開示している。これにより、耐摩
耗性及び極圧性に優れ、摩擦係数を長時間高く維持でき
るため、大容量のトルク伝達が可能になるとしている。
【0008】特開平9−263782号公報には、必要
に応じて粘度指数向上剤を含有する基油に、スルホネー
ト、イミド系化合物等の無灰系分散剤、酸アミド、ジチ
オりん酸モリブデン、ジチオカルバミン酸モリブデン等
の有機モリブデン化合物、アミン系酸化防止剤を添加し
た無段変速機油組成物を開示している。この組成物は、
100℃における最小摩擦係数が0.1以上で、すべり
速度Vにおける摩擦係数μdとすべり速度が0となる直
前の摩擦係数μsの比μs/μdが1より小さい。ま
た、脂肪酸誘導体、部分エステル化合物、硫黄系酸化防
止剤等を含んでいてもよいとしている。これにより、摩
擦係数を長期間保持でき、かつスクラッチ現象を防止で
きるとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
文献は、摩擦係数を改善することに重点を置いているも
のの、高出力のエンジン動力を伝達するためには、摩擦
係数の点で更に改善が要求される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、摩耗防止
と、高い摩擦係数を両立させることが可能な金属ベルト
タイプCVT用潤滑油について鋭意検討を進めた。その
結果、潤滑油基油に、ポリメタクリレート、アルカリ土
類金属のフェネート及びアルカリ土類金属のスルホネー
トから選ばれる1種以上、イミド化合物及びアルキルジ
チオりん酸亜鉛を配合した潤滑油が、前記課題を満足す
ることを見出した。
【0011】ここで、前記ポリメタクリレートは分散型
であって、その配合量は無段変速機油基準で5〜15質
量%である。前記アルカリ土類金属のフェネート及びア
ルカリ土類金属のスルホネートは、カルシウム塩、マグ
ネシウム塩、バリウム塩から選ばれる1種以上であり、
その配合量は、無段変速機油基準で0.5〜3.0質量
%である。前記イミド化合物は、コハク酸イミド及び/
又はホウ素含有コハク酸イミドであり、その配合量が、
無段変速機油基準で0.5〜5.0質量%である。ま
た、前記アルキルジチオりん酸であるが、そのアルキル
基は1級及び/又は2級であり、その配合量は無段変速
機油基準で0.5〜3.0質量%である。このような組
合わせとした場合のみに、摩耗防止と、高い摩擦係数を
示すことを見出し、本発明を完成させた。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を更に詳細に説明
する。本発明で用いる潤滑油基油は、公知の鉱油および
/または合成油を用いることができる。例えば、公知の
方法により、原油を原料として製造されたニュートラル
油や、ブライトストック、常圧蒸留留出油をフルフラー
ルなどの溶剤で抽出処理し、得られたラフィネートをメ
チルエチルケトンなどの溶剤で脱ろう処理したもの、そ
れをさらに高圧下にて水素精製して硫黄分などの不純物
を除去したもの、などを挙げることができる。また、合
成油としては、ポリ−α−オレフィン、多価アルコール
エステル、ポリアルキレングリコールなどを挙げること
ができる。
【0013】本発明では、粘度指数が120以上の基材
を30質量%以上、好ましくは50質量%以上含有する
ことが好ましい。このような基材として、ワックス、高
度水素化精製処理油等を水素化異性化したもの、合成油
等を挙げることができる。粘度指数が120以上の基材
が30質量%を切ると、無段変速機油の寿命が低下する
ことがある。
【0014】ポリメタクリレートは、分散型のものが好
適に使用できる。このようなポリマーは、アルキルメタ
クリレートモノマーと、極性モノマーとの共重合で得る
ことができる。極性モノマーとしては、ジエチルアミノ
エチルメタクリレート、2−メチル−5−ビニルピロリ
ドン、N−ビニルピロリドン、モルホリノエチルメタク
リレートから選ばれる1種以上が好適に使用できる。ア
ルキルメタクリレートモノマーと、極性モノマーとのモ
ル比であるが、分散効果が極大となる80:20〜9
5:5の範囲のものが好ましい。また、ポリマーの分子
量であるが、剪断安定性などの点から、数平均分子量1
0000〜100000の範囲のものが好適に使用でき
る。ポリメタクリレートの添加量であるが、無段変速機
油全量基準で5〜15質量%、好ましくは7〜12質量
%である。5質量%を切ると、低温始動性及び摩耗防止
効果が低下することがある。また、15質量%を超えて
も摩耗防止効果が低下することがあるため、好ましくな
い。
【0015】アルカリ土類金属のフェネート及びアルカ
リ土類金属のスルホネートであるが、アルカリ土類金属
としては、カルシウム、マグネシウム、バリウムから選
ばれる1種以上が使用できる。しかし、カルシウム、マ
グネシウムから選ばれる1種以上の方が、摩擦係数向上
の点で好ましい。
【0016】アルカリ土類金属のフェネート及びアルカ
リ土類金属のスルホネートから選ばれる1種以上の添加
量であるが、無段変速機油全量基準で、0.5〜3.0
質量%、好ましくは0.7〜2.0質量%である。0.
5質量%を切ると、摩擦係数の持続性や清浄作用が不足
することがある。一方、3.0質量%を超えると、摩擦
係数が小さくなることがあり好ましくない。
【0017】本発明で用いるイミド化合物は、コハク酸
イミド及び/又はホウ素含有コハク酸イミドである。こ
れらは、アルケニル基を有するものが好適に使用でき
る。このアルケニルコハク酸イミドは、有機物の酸化に
より生成する不溶物、スラッジ等の分散のために用いる
が、摩擦係数の低下が比較的少なく、また摩擦係数の経
時変化を少なくする効果が見られる。
【0018】コハク酸イミド及び/又はホウ素含有コハ
ク酸イミドの添加量は、無段変速機油全量基準で0.5
〜5.0質量%、好ましくは1.0〜3.0質量%であ
る。0.5質量%を切ると、摩擦係数及び分散効果が低
下することがあり好ましくない。また、5.0質量%を
超えると、耐摩耗性の低下を招くため好ましくない。
【0019】基油に添加するアルキル基を2個有するジ
チオりん酸の亜鉛化合物であるが、このアルキル基は、
炭素数3〜11の1級アルキル基、炭素数3〜18の2
級アルキル基、または、炭素数3〜18のアルキル基で
置換されたアリール基から選ばれる1種或は2種以上で
ある。これらの中では、摩耗を防止する意味で、2級ア
ルキル基を有するジチオりん酸亜鉛が好ましい。しかし
ながら、1級アルキル基のものは、熱・酸化劣化に対す
る安定性に優れるため、特に、無段変速機油の長期安定
性を重視する場合は、アルキル基の50%以上、好まし
くは70%以上、より好ましくは90%以上を1級アル
キル基にするのが望ましい。
【0020】また、不純物として、アルキル基が1個の
ジチオりん酸が混入することは避けられないが、基油へ
の溶解性が問題にならない範囲であれば、そのまま使用
できる。
【0021】アルキル基を2個有するジチオりん酸の亜
鉛化合物の添加量は、無段変速機油全量を基準として
0.5〜3.0質量%であり、0.7〜2.0質量%が
より好ましい。添加量が、0.5質量%未満では潤滑性
や酸化安定性が十分でなくなることがある。また、3.
0質量%を超えても、さらなる性能向上は見られなくな
るため好ましくない。
【0022】以上の添加剤の他に、本発明の目的が損な
われない範囲で、従来から潤滑油に用いられている酸化
防止剤、防錆剤、流動点降下剤、金属不活性化剤などを
適宜添加することもできる。
【0023】酸化防止剤としては、リン系酸化防止剤、
フェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤を単独
で、或は混合して使用する。酸化防止剤の添加量は無段
変速機油全量基準で0.1〜3.0質量%程度である。
0.1質量%を切ると、酸化防止能力が不足する場合が
ある。また、3.0質量%を超えた場合は、酸化分解生
成物の濃度が高くなることによるスラッジ生成を引き起
こしたり、摩擦係数の低下を招いたりすることがあり好
ましくない。
【0024】リン系酸化防止剤としては、ビス(2,4
−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホ
スファイト、フェニルジイソデシルホスフィト、ジフェ
ニルジイソオクチルホスファイト、ジフェニルジイソデ
シルホスファイト、トリフェニルホスファイト、トリス
ノニルフェニルホスファイト、トリス−ジ−ノニルフェ
ニルホスファイト、トリス−(2,4−ジ−t−ブチル
フェニル)ホスファイト、ジステアリル−ペンタエリス
リトールジホスファイト、ビス(ノニルフェニル)ペン
タエリスリトールジホスファイト、4,4’−イソプロ
ピリデンジフェノールアルキルホスファイト、4,4’
−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニ
ルジ−トリデシルホスファイト)、1,1,3−トリス
(2−メチル−4−ジ−トリデシルホスファイト−5−
t−ブチルフェニル)ブタン、テトラキス(2,4−ジ
−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビスフェニレンジ
ホスファイト、3,4,5,6−ジベンゾ−1,2−オ
キサホスファン−2−オキシド、トリラウリルトリチオ
ホスファイト、トリス(イソデシル)フォスファイト、
トリス(トリデシル)フォスファイト、フェニルジ(ト
リデシル)フォスファイト、ジフェニルトリデシルフォ
スファイト、フェニル−ビスフェノールAペンタエリス
リトールジフォスファイト、3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンジルフォスフォン酸ジエチルエステ
ル等を挙げることができ、これらの1種或いは2種以上
が使用できる。
【0025】これらの中でも、アリールホスファイト、
特には1つのアリール基が少なくとも1つ以上、好まし
くは2つのアルキル基を有することが、加水分解安定性
の点から好ましく、トリス−(2,4−ジ−t−ブチル
フェニル)ホスファイト、トリスノニルフェニルホスフ
ァイト、トリス−(モノ&ジ混合ノニルフェニル)ホス
ファイトなどが好適に使用できる。また、特に工業用グ
レードの試薬を用いる場合であるが、炭化水素基が1〜
2個のものが混入することは避けられない。しかし、基
油への溶解性が問題にならない範囲であれば、そのまま
使用できる。
【0026】本発明に使用できるフェノール系酸化防止
剤としては、たとえば2,6−ジ−t−ブチルフェノー
ル、2−t−ブチル−4−メトキシフェノール、2,4
−ジメチル−6−t−ブチルフェノール、2,4−ジエ
チル−6−t−ブチルフェノール、2,6−ジ−t−ブ
チル−p−クレゾール、2,6−ジ−t−ブチル−4−
エチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシメチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4
−(N,N−ジメチルアミノメチル)フェノール、n−
オクタデシル−β−(4’−ヒドロキシ3’,5−ジ―
t−ブチルフェニル)プロピオネート、2,4−(n−
オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ3’,5’−ジ
−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン、ス
チレン化フェノール、スチレン化クレゾール、トコフェ
ノール、2−t−ブチル−6−(3’−t−ブチル−
5’−メチル−2’−ヒドロキシベンジル)−4−メチ
ルフェニルアクリレート、2,2’−メチレンビス(4
−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メ
チレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−シク
ロヘキシルフェノール)、2,2’−ジヒドロキシ−
3,3’−ジ(α−メチルシクロヘキシル)−5,5’
−ジメチルジフェニルメタン、2,2’−エチリデン−
ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェノール)、2,2’
−ブチリデン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェ
ノール)、4,4’−メチレンビス(2,6−ジ−t−
ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(3−
メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,6−ヘキサ
ンジオールビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、トリエチレン
グリコール−ビス−3−(−t−ブチル−4−ヒドロキ
シ−5−メチルフェニル)プロピオネート、N,N’−
ビス−[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオニル]ヒドラジン、N,N’−ヘ
キサメチレンビス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシ)ヒドロシンナミド、2,2’−チオビス(4
−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チ
オビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、
2,2−チオジエチレンビス−[3(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、
ビス[2−t−ブチル−4−メチル−6−(3−t−ブ
チル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)フェニ
ル]テレフタレート、1,1,3−トリス(2−メチル
−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、
1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン、トリス(3,5−ジ−t−4−ヒドロキシベンジ
ル)イソシアヌレート、1,3,5−トリス(4−t−
ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)
イソシアヌレート、テトラキス[メチレン−3−
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]メタン、カルシウム(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルモノエチルホス
フォネート)、没食子酸プロピル、没食子酸オクチル、
没食子酸ラウリル、2,4,6−トリ−t−ブチルフェ
ノール、2,5−ジ−t−ブチルヒドロキノン、2,5
−ジ−t−アミルヒドロキノン、1,1,3−トリス−
(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニ
ル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−ト
リス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ,ドロキシベ
ンジル)ベンゼン、3,9−ビス[2−{3−(3−t
−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロ
ピオニルオキシ}−1,1−ジメチルエチル]−2,
8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン等
を挙げることができ、これらの1種或いは2種以上が使
用できる。
【0027】これらのなかでも、入手の容易さ、潤滑油
への使用実績の点で、2,6−ジ−t−ブチル−p−ク
レゾール、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4
−エチル−6−t−ブチル−4−エチルフェノール)、
4,4’−メチレンビス(2,6−ジ−t−ブチルフェ
ノール)などが好ましい。
【0028】アミン系酸化防止剤としては、たとえば
p,p’−ジオクチルジフェニルアミン、N−フェニル
−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、ポリ
2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン、
6−エトキシ−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒ
ドロキノリン、チオジフェニルアミン、4−アミノ−p
−ジフェニルアミン、等を挙げることができ、これらの
1種或いは2種以上が使用できる。
【0029】また、金属不活性化剤としては、たとえば
ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、炭素数2〜
10の炭化水素基を有するベンゾトリアゾール誘導体、
ベンゾイミダゾール、炭素数2〜20炭化水素基を有す
るイミダゾール誘導体、炭素数2〜20炭化水素基を有
するチアゾール誘導体、2−メルカプトベンゾチアゾー
ル等を挙げることができ、これらの1種或いは2種以上
を用いることができる。
【0030】
【実施例】以下、ベルトタイプCVT用潤滑油を実施例
として本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの
実施例のみに限定されるものではない。
【0031】(試験方法)無段変速機油の摩擦係数、摩
擦係数の安定性及び潤滑性を調べるため、SRV試験
(NLGI SPOKESMAN,60,17(199
7).に具体的な説明が記載されている)を行なった。
ボール及びディスクには、SUJ2鋼材を使用した。無
段変速機油を数ml採り、油温40℃、荷重10N、振
幅2mm、振動数50Hzで10分間ならし運転をした
後、油温80℃、荷重50N、振幅2mm、振動数50
Hzで30分間本試験を行なった。そして、本試験開始
直後、10分間後及び30分間後の摩擦係数と、試験終
了後の摩耗痕径を測定した。
【0032】(実施例1)下記(a)の基油に、(b)
のポリメタクリレートを9.0質量%、(c)のカルシ
ウムフェネートを1.0質量%、(d)のコハク酸イミ
ドを1.0質量%、(e)のアルキルジチオりん酸亜鉛
を1.0質量%、及び(f)の酸化防止剤を0.4質量
%となるように添加し、無段変速機油組成物を得た。濃
度は、無段変速機油全量を基準とした値である。SRV
試験の結果を表1に示すが、試験初期から高い摩擦係数
を示すばかりでなく、摩耗も少ない。 (a)潤滑油基油:ワックスの水素化異性化した基油7
0質量%と溶剤脱ろう基油30質量%を混合して使用し
た。前者の動粘度は40℃において20mm2/s、1
00℃において4.5mm2/s、引火点は224℃、
硫黄分は10ppm、NDM環分析による芳香族成分は
0%、粘度指数は142である。後者の動粘度は40℃
において12mm2/s、100℃において2.9mm2
/s、引火点は190℃、硫黄分は0.08質量%、N
DM環分析による芳香族成分は5%、粘度指数は80で
ある。 (b)分散型ポリメタクリレート:窒素系分散型ポリメ
タクリレート(数平均分子量が約53000) (c)カルシウムフェネート:塩基価が240mgKO
H/gのもの (d)コハク酸イミド (e)アルキルジチオりん酸亜鉛(ZnDTP):アル
キル基の炭素数が3と6の混合物である2級アルキル基
を有するジアルキルジチオりん酸亜鉛 (f)リン系酸化防止剤:チバスペシャルティーケミカ
ル製Irganox L−180(主成分:トリス−
(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト)
【0033】(実施例2)実施例1のZnDTPのアル
キル基を炭素数8の1級アルキル基とし、添加量を1.
3質量%に変えた以外は実施例1と同様にして無段変速
機油組成物を作製した。SRV試験の結果を表1に示す
が、実施例1と同様に試験初期から高い摩擦係数を示す
ばかりでなく、摩耗も少ない。
【0034】(実施例3)実施例1のカルシウムフェネ
ートに代えて、カルシウムスルホネートを使用し、添加
量を0.8質量%とした以外は実施例1と同様の無段変
速機油組成物を作製した。カルシウムスルホネートの塩
基価は30mgKOH/gである。SRV試験の結果を
表1に示す。
【0035】(比較例1)実施例1のZnDTPに代え
て、硫化油脂0.5質量%とトリクレジルチオホスフェ
ート0.5質量%を添加し、実施例1と同様の無段変速
機油組成物を作製した。SRV試験の結果を表1に示す
が、試験開始直後の摩擦係数が低いという問題点があ
る。
【0036】(比較例2)実施例1のコハク酸イミドを
除いた以外は、実施例1と同様の無段変速機油組成物を
作製した。SRV試験の結果を表1に示すが、摩擦係数
が低く、しかも不安定であった。
【0037】(比較例3)実施例1のカルシウムフェネ
ートに代えてカルシウムサリシレートを1.1質量%添
加し、実施例1と同様の無段変速機油組成物を作製し
た。SRV試験の結果を表1に示すが、摩擦係数が低か
った。
【0038】(比較例4)実施例2の分散型ポリメタク
リレートに代えてカ、非分散型ポリメタクリレート(平
均分子量57000)を添加し、実施例2と同様の無段
変速機油組成物を作製した。SRV試験の結果を表1に
示すが、摩擦係数が低かった。
【0039】(参考例)市販のトルクコンバーター用自
動変速機油のSRV試験結果を表1に示す。摩擦係数が
低かった。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の無段変速機油組
成物を用いれば、摩擦係数が高いために動力伝達ロスが
少なく、しかも摩耗が少ない。このため、大容量のベル
トタイプCVTに用いることが可能になり、省燃費に優
れた自動車の普及が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10M 159/22 C10M 159/22 159/24 159/24 // C10N 10:04 30:04 30:06 40:04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑油基油に、ポリメタクリレート、ア
    ルカリ土類金属のフェネート及びアルカリ土類金属のス
    ルホネートから選ばれる1種以上、イミド化合物、及び
    アルキルジチオりん酸亜鉛を配合してなる無段変速機油
    組成物。
  2. 【請求項2】 前記ポリメタクリレートが分散型であ
    り、その配合量が無段変速機油基準で5〜15質量%で
    ある請求項1に記載の無段変速機油組成物。
  3. 【請求項3】 前記アルカリ土類金属のフェネート及び
    アルカリ土類金属のスルホネートが、カルシウム塩、マ
    グネシウム塩、バリウム塩から選ばれる1種以上であ
    り、その配合量が、無段変速機油基準で0.5〜3.0
    質量%であることを特徴とする請求項1、2いずれか一
    つの請求項に記載の無段変速機油組成物。
  4. 【請求項4】 前記イミド化合物が、コハク酸イミド及
    び/又はホウ素含有コハク酸イミドであり、その配合量
    が、無段変速機油基準で0.5〜5.0質量%であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3いずれか一つの請求項に記
    載の無段変速機油組成物。
  5. 【請求項5】 前記アルキルジチオりん酸のアルキル基
    が1級及び/又は2級アルキル基であり、その配合量が
    無段変速機油基準で0.5〜3.0質量%であることを
    特徴とする請求項1〜4いずれか一つの請求項に記載の
    無段変速機油組成物。
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