JPH11173296A - ポンプのディフューザ装置 - Google Patents
ポンプのディフューザ装置Info
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- JPH11173296A JPH11173296A JP34115397A JP34115397A JPH11173296A JP H11173296 A JPH11173296 A JP H11173296A JP 34115397 A JP34115397 A JP 34115397A JP 34115397 A JP34115397 A JP 34115397A JP H11173296 A JPH11173296 A JP H11173296A
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- Japan
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- diffuser
- casing
- vane
- pump
- diffuser casing
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- Pending
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディフューザベーンが長く曲がりくねった場
合でも流路の手入れを容易にすること。 【解決手段】 上流側に流入口を有し、内部に羽根車
(15)が設けられ、そして後流側が出口パイプ(2
6)に接続されているポンプのディフューザ装置におい
て、流路(P)の半径方向外方に設けたディフューザケ
ーシングが軸線方向に分割して接合面(23)で係合す
る第1のディフューザケーシング(8、31)と第2の
ディフューザケーシング(24、34)とよりなり、そ
れらのケーシングは互いに固定されている。
合でも流路の手入れを容易にすること。 【解決手段】 上流側に流入口を有し、内部に羽根車
(15)が設けられ、そして後流側が出口パイプ(2
6)に接続されているポンプのディフューザ装置におい
て、流路(P)の半径方向外方に設けたディフューザケ
ーシングが軸線方向に分割して接合面(23)で係合す
る第1のディフューザケーシング(8、31)と第2の
ディフューザケーシング(24、34)とよりなり、そ
れらのケーシングは互いに固定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ特に低比速
度ポンプのディフューザ装置に関する。
度ポンプのディフューザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5には一般に使用されているディフュ
ーザ装置が示されており、ポンプとして組立てられると
きには、その開口部Oに羽根車を設置し、半径方向外方
は図示しないディフューザケーシングで囲まれている。
図5の例では7枚のディフューザベーンVを有してお
り、そして後流側には中間ベーンMを有している。した
がって羽根車からの液は2枚のディフューザベーンV間
の流路Pを通って、速度ヘッドが圧力ヘッドに変換され
ながら後流側に移動する。
ーザ装置が示されており、ポンプとして組立てられると
きには、その開口部Oに羽根車を設置し、半径方向外方
は図示しないディフューザケーシングで囲まれている。
図5の例では7枚のディフューザベーンVを有してお
り、そして後流側には中間ベーンMを有している。した
がって羽根車からの液は2枚のディフューザベーンV間
の流路Pを通って、速度ヘッドが圧力ヘッドに変換され
ながら後流側に移動する。
【0003】かかるディフューザ装置Dやその半径方向
外方を囲むディフューザケーシングはいずれも一体型で
鋳造されている。そして比速度が400以下と比較的に
小さいポンプでは、クローズド羽根車が用いられてお
り、そして図4からも解るように入口角度が小さく、か
つ圧力を回復させるために転向角を大きくして翼長を長
くする必要がある。このように液路Pが曲がりくねるよ
うに長くなると、ポンプの軸線方向から流路Pを手入れ
することは特殊な工具を用いても充分ではなく、一体型
のディフューザケーシングを取りはずさなければなら
ず、オーバーホールに近い作業を必要とする。
外方を囲むディフューザケーシングはいずれも一体型で
鋳造されている。そして比速度が400以下と比較的に
小さいポンプでは、クローズド羽根車が用いられてお
り、そして図4からも解るように入口角度が小さく、か
つ圧力を回復させるために転向角を大きくして翼長を長
くする必要がある。このように液路Pが曲がりくねるよ
うに長くなると、ポンプの軸線方向から流路Pを手入れ
することは特殊な工具を用いても充分ではなく、一体型
のディフューザケーシングを取りはずさなければなら
ず、オーバーホールに近い作業を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の主
な目的は、流路の手入れが簡単なポンプのディフューザ
装置を提供するにある。
な目的は、流路の手入れが簡単なポンプのディフューザ
装置を提供するにある。
【0005】本発明の他の目的は、分解や組立が簡単
で、手入れや清掃を容易に行うことができるポンプのデ
ィフューザ装置を提供するにある。
で、手入れや清掃を容易に行うことができるポンプのデ
ィフューザ装置を提供するにある。
【0006】本発明の他の目的は、ディフューザベーン
の設計および自由度の大きいポンプのディフューザ装置
を提供するにある。
の設計および自由度の大きいポンプのディフューザ装置
を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上流側
に流入口を有し、内部に羽根車が設けられ、そして後流
側が出口パイプに接続されているポンプのディフューザ
装置において、流路の半径方向外方に設けたディフュー
ザケーシングが軸線方向に分割されて接合面で係合する
第1のディフューザケーシングと第2のディフューザケ
ーシングとよりなりそれらのケーシングは互いに固着手
段で固定されている。
に流入口を有し、内部に羽根車が設けられ、そして後流
側が出口パイプに接続されているポンプのディフューザ
装置において、流路の半径方向外方に設けたディフュー
ザケーシングが軸線方向に分割されて接合面で係合する
第1のディフューザケーシングと第2のディフューザケ
ーシングとよりなりそれらのケーシングは互いに固着手
段で固定されている。
【0008】そして本発明によれば、第1のディフュー
ザケーシングの半径方向内方に第1のディフューザベー
ンが設けられ、第1のディフューザベーンの半径方向内
方に第1の中央部分が設けられ、第2のディフューザケ
ーシングの半径方向内方に第1のディフューザベーンと
は別体の第2のディフューザベーンが設けられ、第2の
ディフューザベーンの半径方向内方に第2の中央部分が
設けられている。
ザケーシングの半径方向内方に第1のディフューザベー
ンが設けられ、第1のディフューザベーンの半径方向内
方に第1の中央部分が設けられ、第2のディフューザケ
ーシングの半径方向内方に第1のディフューザベーンと
は別体の第2のディフューザベーンが設けられ、第2の
ディフューザベーンの半径方向内方に第2の中央部分が
設けられている。
【0009】したがって、分割された第1および第2の
ディフューザケーシングは任意の固着手段、例えばタイ
ロッドやフランジによって一体に固定される。第1のデ
ィフューザケーシングを取りはずすと、第1のディフュ
ーザベーンの半径方向外方が開放されるので、手入れを
容易に行うことができる。
ディフューザケーシングは任意の固着手段、例えばタイ
ロッドやフランジによって一体に固定される。第1のデ
ィフューザケーシングを取りはずすと、第1のディフュ
ーザベーンの半径方向外方が開放されるので、手入れを
容易に行うことができる。
【0010】第1と第2のデフューザケーシングの接合
面は流路が半径方向に拡がった部分が好ましいが若干そ
の上流側であっても第2のディフューザケーシングは軸
線方向に引き抜くことができる。この位置はディフュー
ザケーシング、ディフューザベーン、中央部分の分割お
よび固着の態様により任意である。
面は流路が半径方向に拡がった部分が好ましいが若干そ
の上流側であっても第2のディフューザケーシングは軸
線方向に引き抜くことができる。この位置はディフュー
ザケーシング、ディフューザベーン、中央部分の分割お
よび固着の態様により任意である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【0012】図1は本発明の第1実施例を示し、図にお
いて、入口パイプ1のフランジ2にはベルマウス3の入
口側フランジ4とボルト5にナット6によって着脱可能
に取付けられている。そしてベルマウス3の出口側フラ
ンジ7は第1のディフューザケーシング8のフランジ9
の半径方向内の部分でボルト11、ナット10で着脱可
能に固着されている。この第1のディフューザケーシン
グ8の半径方向内方にはクローズド型羽根車15が収容
されている。
いて、入口パイプ1のフランジ2にはベルマウス3の入
口側フランジ4とボルト5にナット6によって着脱可能
に取付けられている。そしてベルマウス3の出口側フラ
ンジ7は第1のディフューザケーシング8のフランジ9
の半径方向内の部分でボルト11、ナット10で着脱可
能に固着されている。この第1のディフューザケーシン
グ8の半径方向内方にはクローズド型羽根車15が収容
されている。
【0013】この第1のディフューザケーシング8の半
径方向内方にはディフューザベーン16が別体に設けら
れ、このディフューザベーン16は後流側(図1の右
方)に延びる部分16aを有している。そしてディフュ
ーザベーン16の半径方向内方には中心部分17が一体
に設けられている。なお、図示の実施例では入口パイプ
1やベルマウス3が設けられているが、本発明の実施に
際して、これらは必ずしも設ける必要はない。
径方向内方にはディフューザベーン16が別体に設けら
れ、このディフューザベーン16は後流側(図1の右
方)に延びる部分16aを有している。そしてディフュ
ーザベーン16の半径方向内方には中心部分17が一体
に設けられている。なお、図示の実施例では入口パイプ
1やベルマウス3が設けられているが、本発明の実施に
際して、これらは必ずしも設ける必要はない。
【0014】なお、図1の例では第1のディフューザケ
ーシング8とディフューザベーン16とが別体となって
いるので、第1のディフューザベーン16を取りはずせ
ば羽根車15を取りはすずことができる。しかしなが
ら、後述のように第1のディフューザケーシング8とデ
ィフューザベーン16とを一体にすれば開口部14は図
3のように羽根車15を挿入できる寸法にしなければな
らない。
ーシング8とディフューザベーン16とが別体となって
いるので、第1のディフューザベーン16を取りはずせ
ば羽根車15を取りはすずことができる。しかしなが
ら、後述のように第1のディフューザケーシング8とデ
ィフューザベーン16とを一体にすれば開口部14は図
3のように羽根車15を挿入できる寸法にしなければな
らない。
【0015】そして中心部分17の中には羽根車15の
回転軸20が設けられ、この回転軸20は軸受21で回
転自在に支持されている。図中22はライナーリングで
ある。
回転軸20が設けられ、この回転軸20は軸受21で回
転自在に支持されている。図中22はライナーリングで
ある。
【0016】第1のディフューザケーシング8は接合面
23を介して第2のディフューザケーシング24と液密
に接合されている。したがって、第1のディフューザケ
ーシング8および第2のディフューザケーシング24と
中心部分17との間には流路Pが形成されている。この
接合面23は流路Pが半径方向外方に拡がっている部分
又は図面でその左側すなわち入口側に設けると後述のよ
うに第1のディフューザケーシング8を取りはずすこと
ができる。
23を介して第2のディフューザケーシング24と液密
に接合されている。したがって、第1のディフューザケ
ーシング8および第2のディフューザケーシング24と
中心部分17との間には流路Pが形成されている。この
接合面23は流路Pが半径方向外方に拡がっている部分
又は図面でその左側すなわち入口側に設けると後述のよ
うに第1のディフューザケーシング8を取りはずすこと
ができる。
【0017】第2のディフューザケーシング24の後流
側のフランジ25には出口パイプ26のフランジ42が
ボルト41で固着されている。第1のディフューザケー
シング8と別体の第2のディフューザケーシングとを一
体化するために、第1のディフューザケーシング8のフ
ランジ9と第2のディフューザケーシング24のフラン
ジ25とは固着手段である複数本のタイロッド29で連
結されている。すなわち、タイロッド29の両端はナッ
ト27、27によりフランジ9、25に固着され、中間
に伸縮可能な調整部分28を具備している。
側のフランジ25には出口パイプ26のフランジ42が
ボルト41で固着されている。第1のディフューザケー
シング8と別体の第2のディフューザケーシングとを一
体化するために、第1のディフューザケーシング8のフ
ランジ9と第2のディフューザケーシング24のフラン
ジ25とは固着手段である複数本のタイロッド29で連
結されている。すなわち、タイロッド29の両端はナッ
ト27、27によりフランジ9、25に固着され、中間
に伸縮可能な調整部分28を具備している。
【0018】したがって、ナット27をはずしてタイロ
ッド29をフリーとし、ボルト11を取りはずせば、第
1のディフューザケーシング8は図面の左方に取り去る
ことができる。
ッド29をフリーとし、ボルト11を取りはずせば、第
1のディフューザケーシング8は図面の左方に取り去る
ことができる。
【0019】すると、接合面23の上流側(図面の左
方)は図5に示すように露出するので、流路やディフュ
ーザベーン16の手入れを簡単に行うことができる。
方)は図5に示すように露出するので、流路やディフュ
ーザベーン16の手入れを簡単に行うことができる。
【0020】図2には本発明の第2実施例が示されてい
る。図1の例ではディフューザケーシングのみが分割さ
れていたが、図2の例ではディフューザケーシングとデ
ィフューザベーンと中心部とがいずれも分割された例で
ある。したがって図1と同じ部品は同じ符号を付し、異
なる構成についてのみ説明する。
る。図1の例ではディフューザケーシングのみが分割さ
れていたが、図2の例ではディフューザケーシングとデ
ィフューザベーンと中心部とがいずれも分割された例で
ある。したがって図1と同じ部品は同じ符号を付し、異
なる構成についてのみ説明する。
【0021】ベルマウス3aは図示の例では吸込流路が
一番狭くなっている所にフランジ30を有している。す
なわち、図示の例では分解面が流路Pが半径方向外方に
ふくらんでいる部分に形成されている。しかしながら、
その上流側であれば分割面の任意の位置でよい。そして
第1のディフューザケーシング31がボルト38により
このフランジ30に取付けられている。この第1のディ
フューザケーシング31の後流側の半径方向内側には第
1のディフューザベーン32が別体的に設けられ、そし
てその半径方向内方には第1の中央部分33が設けられ
ている。図示の例では第1のディフューザベーン32と
第1の中央部分33とが一体となっている。しかしなが
ら図1の構成のように第1のディフューザケーシングの
開口部14の直径を大きくした場合には、第1のディフ
ューザケーシング31と第1のディフューザベーン32
と第1の中央部分33とを一体に構成することもでき
る。第1のディフューザケーシング31と接合面23で
係合している第2のディフューザケーシング34の半径
方向内側には第2のディフューザベーン35が別体に設
けられ、その第2のディフューザベーン35の半径方向
内方には第1の中央部分33と接合面37で係合してい
る第2の中央部分36が一体に設けられている。
一番狭くなっている所にフランジ30を有している。す
なわち、図示の例では分解面が流路Pが半径方向外方に
ふくらんでいる部分に形成されている。しかしながら、
その上流側であれば分割面の任意の位置でよい。そして
第1のディフューザケーシング31がボルト38により
このフランジ30に取付けられている。この第1のディ
フューザケーシング31の後流側の半径方向内側には第
1のディフューザベーン32が別体的に設けられ、そし
てその半径方向内方には第1の中央部分33が設けられ
ている。図示の例では第1のディフューザベーン32と
第1の中央部分33とが一体となっている。しかしなが
ら図1の構成のように第1のディフューザケーシングの
開口部14の直径を大きくした場合には、第1のディフ
ューザケーシング31と第1のディフューザベーン32
と第1の中央部分33とを一体に構成することもでき
る。第1のディフューザケーシング31と接合面23で
係合している第2のディフューザケーシング34の半径
方向内側には第2のディフューザベーン35が別体に設
けられ、その第2のディフューザベーン35の半径方向
内方には第1の中央部分33と接合面37で係合してい
る第2の中央部分36が一体に設けられている。
【0022】ベルマウス3aから半径方向外方に延びる
フランジ40にはタイロッド29の一端がナット27で
調整可能に固定されている。
フランジ40にはタイロッド29の一端がナット27で
調整可能に固定されている。
【0023】したがって、分解作業に際し、この実施例
でもタイロッド29をはずしてボルト38を取りはず
し、第1のディフューザケーシング31をはずす。そし
て羽根車15をはずし、一体に構成した第1のディフュ
ーザベーン32と、第1の中央部分33とを軸線方向に
動かせればよい。したがって、流路Pの手入れを容易に
することができる。
でもタイロッド29をはずしてボルト38を取りはず
し、第1のディフューザケーシング31をはずす。そし
て羽根車15をはずし、一体に構成した第1のディフュ
ーザベーン32と、第1の中央部分33とを軸線方向に
動かせればよい。したがって、流路Pの手入れを容易に
することができる。
【0024】図3に示す実施例は、図2のタイロッド2
9に代えて、第1のディフューザケーシング31と第2
のディフューザケーシング34との固着手段としてフラ
ンジ41、42をボルト43、ナット44で固着した例
である。
9に代えて、第1のディフューザケーシング31と第2
のディフューザケーシング34との固着手段としてフラ
ンジ41、42をボルト43、ナット44で固着した例
である。
【0025】すなわち、第1のディフューザケーシング
31の下流側の端部にフランジ41を設け、第2のディ
フューザケーシング34の上流側の端部にフランジ42
を設け、両フランジ41、42をボルト43、ナット4
4を用いて固着してある。その他の点は図2と実質的に
同じであるから説明は省略する。この例でも作用効果は
前記実施例と同じである。
31の下流側の端部にフランジ41を設け、第2のディ
フューザケーシング34の上流側の端部にフランジ42
を設け、両フランジ41、42をボルト43、ナット4
4を用いて固着してある。その他の点は図2と実質的に
同じであるから説明は省略する。この例でも作用効果は
前記実施例と同じである。
【0026】図4(A)、(B)、(C)、(D)は第
1および第2のディフューザベーンV1、V2の配置と
構成の種々の例を展開図で示している。すべての図にお
いて上側がポンプ側であり、下側が吐出側である。
1および第2のディフューザベーンV1、V2の配置と
構成の種々の例を展開図で示している。すべての図にお
いて上側がポンプ側であり、下側が吐出側である。
【0027】図4(A)は第1のディフューザベーンV
1と第2のディフューザベーンV2とを従来例と同様に
一列に配置したところを示している。図4(B)は第1
のディフューザベーンV1と第2のディフューザベーン
V2とが偏寄して配置されている。
1と第2のディフューザベーンV2とを従来例と同様に
一列に配置したところを示している。図4(B)は第1
のディフューザベーンV1と第2のディフューザベーン
V2とが偏寄して配置されている。
【0028】図4(C)は中間ベーンM1が第2のディ
フューザベーンV2の中間から偏寄した位置に設けられ
ている。そして図3(D)は中間ベーンが第2のディフ
ューザベーンV2の中間に設けた例である。このように
本発明では第2のディフューザベーンV2の構成を種々
の態様で変更することができる。
フューザベーンV2の中間から偏寄した位置に設けられ
ている。そして図3(D)は中間ベーンが第2のディフ
ューザベーンV2の中間に設けた例である。このように
本発明では第2のディフューザベーンV2の構成を種々
の態様で変更することができる。
【0029】したがって、図2の実施例では第2のディ
フューザケーシング、第2のディフューザベーン、第2
の中央部分よりなるユニットを種々変更することがで
き、最適な効率を得ることができる。
フューザケーシング、第2のディフューザベーン、第2
の中央部分よりなるユニットを種々変更することがで
き、最適な効率を得ることができる。
【0030】以上本発明の2つの実施例について説明し
たが、上記の実施例の他に、第1および第2の中央部分
を一体とし、第2のディフューザケーシングと第2のデ
ィフューザベーンとを一体とし、第2のディフューザベ
ーンと中央部分とを別体とすることもできる。またその
他の組合せも本発明の目的の範囲内で実施できる。
たが、上記の実施例の他に、第1および第2の中央部分
を一体とし、第2のディフューザケーシングと第2のデ
ィフューザベーンとを一体とし、第2のディフューザベ
ーンと中央部分とを別体とすることもできる。またその
他の組合せも本発明の目的の範囲内で実施できる。
【0031】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、下記のす
ぐれた効果を奏する。 (a) 低比速度ポンプの流路の手入れが簡単にでき
る。 (b) ディフューザベーンの後流側の配置の変更がで
きる。 (c) 分解や組立てが容易でメンテナンスが容易であ
る。
ぐれた効果を奏する。 (a) 低比速度ポンプの流路の手入れが簡単にでき
る。 (b) ディフューザベーンの後流側の配置の変更がで
きる。 (c) 分解や組立てが容易でメンテナンスが容易であ
る。
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図。
【図2】本発明の第2実施例を示す断面図。
【図3】本発明の第3実施例を示す断面図。
【図4】第1ディフューザベーンと第2ディフューザベ
ーンの種々の配置を(A)、(B)、(C)、(D)に
それぞれ示す展開図。
ーンの種々の配置を(A)、(B)、(C)、(D)に
それぞれ示す展開図。
【図5】従来のディフューザ装置のケーシングを除いて
示す斜視図。
示す斜視図。
1・・・入口パイプ 3、3a・・・ベルマウス 8、31・・・第1のディフューザケーシング 15・・・羽根車 16・・・ディフューザベーン 17・・・中央部分 23・・・接合面 24、34・・・第2のディフューザケーシング 26・・・出口パイプ 28・・・調整手段 29・・・タイロッド 32・・・第1のディフューザベーン 33・・・第1の中央部分 35・・・第2のディフューザベーン 36・・・第2の中央部分 37・・・接合面 41、42・・・フランジ 43・・・ボルト 44・・・ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 上流側に流入口を有し、内部に羽根車が
設けられ、そして後流側が出口パイプに接続されている
ポンプのディフューザ装置において、流路の半径方向外
方に設けたディフューザケーシングが軸線方向に分割さ
れて接合面で係合する第1のディフューザケーシングと
第2のディフューザケーシングとよりなりそれらのケー
シングは互いに固定されたことを特徴とするポンプのデ
ィフューザ装置。 - 【請求項2】 第1のディフューザケーシングの半径方
向内方に第1のディフューザベーンが設けられ、第1の
ディフューザベーンの半径方向内方に第1の中央部分が
設けられ、第2のディフューザケーシングの半径方向内
方に第1のディフューザベーンとは別体の第2のディフ
ューザベーンが設けられ、第2のディフューザベーンの
半径方向内方に第2の中央部分が設けられている請求項
1記載のポンプのディフューザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34115397A JPH11173296A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | ポンプのディフューザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34115397A JPH11173296A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | ポンプのディフューザ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11173296A true JPH11173296A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18343750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34115397A Pending JPH11173296A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | ポンプのディフューザ装置 |
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- 1997-12-11 JP JP34115397A patent/JPH11173296A/ja active Pending
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