JPH11179358A - 電解水生成装置 - Google Patents
電解水生成装置Info
- Publication number
- JPH11179358A JPH11179358A JP35848597A JP35848597A JPH11179358A JP H11179358 A JPH11179358 A JP H11179358A JP 35848597 A JP35848597 A JP 35848597A JP 35848597 A JP35848597 A JP 35848597A JP H11179358 A JPH11179358 A JP H11179358A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polarity
- pump
- electrolyzed water
- electrolyte
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の電解水生成装置では、適正なタイミン
グで極性反転をするためには、複雑な装置が必要である
という問題点があったが、本発明では、簡易な構成で、
供給された電解質の量に応じて極性を反転させることが
でき、コストを低減でき、スケールを効率的に除去でき
る電解水生成装置を提供する。 【解決手段】 制御部9が電解液をくみ上げるパルス駆
動のポンプ2にパルス信号を出力しつつ、当該パルス信
号をカウントし、当該カウントが一定の値に達する毎に
電源部8に極性反転信号を出力して、電気分解の極性を
反転させる電解水生成装置である。
グで極性反転をするためには、複雑な装置が必要である
という問題点があったが、本発明では、簡易な構成で、
供給された電解質の量に応じて極性を反転させることが
でき、コストを低減でき、スケールを効率的に除去でき
る電解水生成装置を提供する。 【解決手段】 制御部9が電解液をくみ上げるパルス駆
動のポンプ2にパルス信号を出力しつつ、当該パルス信
号をカウントし、当該カウントが一定の値に達する毎に
電源部8に極性反転信号を出力して、電気分解の極性を
反転させる電解水生成装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解により電解水
を生成する電解水生成装置に係り、特に簡易な構成で電
極に付着するスケールを効率的に除去できる電解水生成
装置に関する。
を生成する電解水生成装置に係り、特に簡易な構成で電
極に付着するスケールを効率的に除去できる電解水生成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電解水生成装置について図1を使
って説明する。図1は、一般的な電解水生成装置の概略
の構成を表す説明図である。従来の電解水生成装置は、
図1に示すように、タンク1と、ポンプ2と、混合器3
と、電解槽4と、2つの電磁弁5と、各々酸性水又はア
ルカリ性水を貯水する2つの貯水タンク6a,6bと、
2つの蛇口7a,7bと、電源部8と、制御部9とから
構成されている。
って説明する。図1は、一般的な電解水生成装置の概略
の構成を表す説明図である。従来の電解水生成装置は、
図1に示すように、タンク1と、ポンプ2と、混合器3
と、電解槽4と、2つの電磁弁5と、各々酸性水又はア
ルカリ性水を貯水する2つの貯水タンク6a,6bと、
2つの蛇口7a,7bと、電源部8と、制御部9とから
構成されている。
【0003】また、電解槽4は、隔壁41と、第1の電
極42と、第2の電極43とを備えている。尚、以下の
説明では、簡単のため、電極2つの場合を例にとって説
明しているが、電極は、3つ以上あっても構わない。
尚、図1において、電気的配線を実線で図示している。
極42と、第2の電極43とを備えている。尚、以下の
説明では、簡単のため、電極2つの場合を例にとって説
明しているが、電極は、3つ以上あっても構わない。
尚、図1において、電気的配線を実線で図示している。
【0004】以下、各部を具体的に説明する。タンク1
は、電解質を貯留しているものである。ここで電解質と
しては、高濃度の塩化物水溶液(以下、「濃縮電解液」
と称する)であることが考えられるが、固体の電解質で
あっても構わない。この場合には、固体を粉体又は顆粒
等、水に溶けやすいように加工しておくことが好適であ
る。
は、電解質を貯留しているものである。ここで電解質と
しては、高濃度の塩化物水溶液(以下、「濃縮電解液」
と称する)であることが考えられるが、固体の電解質で
あっても構わない。この場合には、固体を粉体又は顆粒
等、水に溶けやすいように加工しておくことが好適であ
る。
【0005】ポンプ2は、タンク1に貯留されている電
解質を混合器3に注入するものである。尚、ポンプ2
は、混合器3における電解質と原水との混合比をなるべ
く一定にするために、パルス駆動されるポンプであるこ
とが考えられる。かかるポンプは、例えば後に説明する
制御部9からパルスが1つ入力される度に、0.11mlずつ
濃縮電解液をくみ上げるようになっている。また、パル
ス1つあたりに供給される電解質の量は調整できるよう
になっていてもよい。以下の説明では、ポンプ2は、か
かるパルス駆動のポンプであるとする。
解質を混合器3に注入するものである。尚、ポンプ2
は、混合器3における電解質と原水との混合比をなるべ
く一定にするために、パルス駆動されるポンプであるこ
とが考えられる。かかるポンプは、例えば後に説明する
制御部9からパルスが1つ入力される度に、0.11mlずつ
濃縮電解液をくみ上げるようになっている。また、パル
ス1つあたりに供給される電解質の量は調整できるよう
になっていてもよい。以下の説明では、ポンプ2は、か
かるパルス駆動のポンプであるとする。
【0006】混合器3は、外部から導びかれた原水と、
タンク1からポンプ2によって供給される電解質とを略
一様に混合し、当該混合によって得られた液(電解液)
を電解槽4に注入するものである。ここで、原水とは、
水道水であることが考えられるが、これに限らず、例え
ば井戸水のようなものであっても構わない。
タンク1からポンプ2によって供給される電解質とを略
一様に混合し、当該混合によって得られた液(電解液)
を電解槽4に注入するものである。ここで、原水とは、
水道水であることが考えられるが、これに限らず、例え
ば井戸水のようなものであっても構わない。
【0007】電解槽4は、隔壁41によって、少なくと
も2つの部屋(図のP,Q)に区切られているものであ
り、混合器3から注入された電解液を電気分解して、酸
性水と、アルカリ性水とをそれぞれ対応する部屋にて生
成し、2つの貯水タンク6a,6bに各々注入するもの
である。電解槽4の具体的な構成については、後述す
る。
も2つの部屋(図のP,Q)に区切られているものであ
り、混合器3から注入された電解液を電気分解して、酸
性水と、アルカリ性水とをそれぞれ対応する部屋にて生
成し、2つの貯水タンク6a,6bに各々注入するもの
である。電解槽4の具体的な構成については、後述す
る。
【0008】電磁弁5は、それぞれ、図3に示すような
3ポート弁であり、後に説明する制御部9から入力され
る信号(ポート切り替え信号)に従って、ポートB又は
ポートCを選択し、当該選択されたポートを介してポー
トAから注入された液を外部に出力するものである。図
3は、電磁弁5の概念構成を表す説明図である。具体的
には、図3の中央のプランジャーが下に降りている状態
でポートAとポートBが通じ、プランジャーが上に昇っ
ている状態でポートAとポートCが通じるようになって
いる。
3ポート弁であり、後に説明する制御部9から入力され
る信号(ポート切り替え信号)に従って、ポートB又は
ポートCを選択し、当該選択されたポートを介してポー
トAから注入された液を外部に出力するものである。図
3は、電磁弁5の概念構成を表す説明図である。具体的
には、図3の中央のプランジャーが下に降りている状態
でポートAとポートBが通じ、プランジャーが上に昇っ
ている状態でポートAとポートCが通じるようになって
いる。
【0009】ここで、第1の電磁弁5aは、電解槽の第
1の部屋(P)にポートAが接続され、ポートBが第1
の貯水タンク6aに、ポートCが第2の貯水タンク6b
にそれぞれ接続されている。但し、第1の電磁弁5aの
動作によりポートBとポートCとが同時に開となること
はなく、いずれか一方のポートのみが開となるよう制御
されるものである。
1の部屋(P)にポートAが接続され、ポートBが第1
の貯水タンク6aに、ポートCが第2の貯水タンク6b
にそれぞれ接続されている。但し、第1の電磁弁5aの
動作によりポートBとポートCとが同時に開となること
はなく、いずれか一方のポートのみが開となるよう制御
されるものである。
【0010】つまり、第1の電磁弁5aは、電解室の第
1の部屋(P)で酸性水が生成されている間は、ポート
Aから注入された水をポートBを介して酸性水を主に貯
水する目的で備えられている第1の貯水タンク6aに出
力するようになっており、制御部9からポート切り替え
信号の入力を受けると、ポートAから注入された水をポ
ートCを介してアルカリ性水を主に貯水する目的で備え
られている第2の貯水タンク6bに出力するようになっ
ている。
1の部屋(P)で酸性水が生成されている間は、ポート
Aから注入された水をポートBを介して酸性水を主に貯
水する目的で備えられている第1の貯水タンク6aに出
力するようになっており、制御部9からポート切り替え
信号の入力を受けると、ポートAから注入された水をポ
ートCを介してアルカリ性水を主に貯水する目的で備え
られている第2の貯水タンク6bに出力するようになっ
ている。
【0011】また、第2の電磁弁5bは、電解槽の第2
の部屋(Q)にポートAが接続され、ポートBが第2の
貯水タンク6bに、ポートCが第1の貯水タンク6aに
それぞれ接続されており、電解室の第2の部屋(Q)で
酸性水が生成されている間は、ポートAから注入された
水をポートCを介して酸性水を主に貯水する目的で備え
られている第1の貯水タンク6aに出力するようになっ
ており、制御部9からポート切り替え信号の入力を受け
ると、ポートAから注入された水をポートBを介してア
ルカリ性水を主に貯水する目的で備えられている第2の
貯水タンク6bに出力するようになっている。
の部屋(Q)にポートAが接続され、ポートBが第2の
貯水タンク6bに、ポートCが第1の貯水タンク6aに
それぞれ接続されており、電解室の第2の部屋(Q)で
酸性水が生成されている間は、ポートAから注入された
水をポートCを介して酸性水を主に貯水する目的で備え
られている第1の貯水タンク6aに出力するようになっ
ており、制御部9からポート切り替え信号の入力を受け
ると、ポートAから注入された水をポートBを介してア
ルカリ性水を主に貯水する目的で備えられている第2の
貯水タンク6bに出力するようになっている。
【0012】尚、貯水タンク6は、内部の水が使用され
なければ満水となって電解室4からの排水が困難になる
ことを考慮して、タンク内に一定量以上の水が貯水され
た場合には、一定量を超えた分の水(オーバーフロー)
を外部に排水する構造になっていることが考えられる。
なければ満水となって電解室4からの排水が困難になる
ことを考慮して、タンク内に一定量以上の水が貯水され
た場合には、一定量を超えた分の水(オーバーフロー)
を外部に排水する構造になっていることが考えられる。
【0013】第1の蛇口7aは、第1の貯水タンク6a
に貯水された酸性水を必要に応じて供給するものであ
り、第2の蛇口は、第2の貯水タンク6bに貯水された
アルカリ性水を必要に応じて供給するものである。ここ
で、蛇口7は、水道用のいわゆるカランであることが考
えられるが、使用上の便を考慮して、電子的にスイッチ
を押すと電解水を供給するものや、手を近づけるとセン
サーの働きにより電解水を供給するもの等も考えられ
る。さらに、定期的に自動で散水する装置等もここでい
う蛇口に含まれるものとする。
に貯水された酸性水を必要に応じて供給するものであ
り、第2の蛇口は、第2の貯水タンク6bに貯水された
アルカリ性水を必要に応じて供給するものである。ここ
で、蛇口7は、水道用のいわゆるカランであることが考
えられるが、使用上の便を考慮して、電子的にスイッチ
を押すと電解水を供給するものや、手を近づけるとセン
サーの働きにより電解水を供給するもの等も考えられ
る。さらに、定期的に自動で散水する装置等もここでい
う蛇口に含まれるものとする。
【0014】電源部8は、電解槽4に備えられている第
1の電極42と、第2の電極43とに各々極性の異なる
電圧を印加するものである。具体的には、例えば、第1
の電極42に正の電圧を印加しているときには、第2の
電極43には、負の電圧を印加するようになっている。
ここで、電源部8が第1の電極42と、第2の電極43
とを介して流す電流は、電解水の品質を一定にするため
に定電流電解とすることも考えられる。
1の電極42と、第2の電極43とに各々極性の異なる
電圧を印加するものである。具体的には、例えば、第1
の電極42に正の電圧を印加しているときには、第2の
電極43には、負の電圧を印加するようになっている。
ここで、電源部8が第1の電極42と、第2の電極43
とを介して流す電流は、電解水の品質を一定にするため
に定電流電解とすることも考えられる。
【0015】また、電源部8は、後に説明する制御部9
から極性を反転すべき信号(極性反転信号)の入力を受
けて、第1の電極42と、第2の電極43とに印加する
電圧の正負を入れ換えるものである。つまり、例えば、
第1の電極42に正の電圧を印加し、第2の電極43に
負の電圧を印加しているとき、極性反転信号の入力を受
けると、第1の電極42に負の電圧を印加し、第2の電
極43に正の電圧を印加するように入れ換えを行うもの
である。
から極性を反転すべき信号(極性反転信号)の入力を受
けて、第1の電極42と、第2の電極43とに印加する
電圧の正負を入れ換えるものである。つまり、例えば、
第1の電極42に正の電圧を印加し、第2の電極43に
負の電圧を印加しているとき、極性反転信号の入力を受
けると、第1の電極42に負の電圧を印加し、第2の電
極43に正の電圧を印加するように入れ換えを行うもの
である。
【0016】制御部9は、操作パネル等の外部からの指
示に応じて、ポンプ2に対して随時パルスの信号を出力
するものである。また、制御部9は、電源部8に対し
て、一定の時間毎に極性反転信号を出力するとともに、
第1,第2の電磁弁5a,5bにポート切り替え信号を
出力するものである。
示に応じて、ポンプ2に対して随時パルスの信号を出力
するものである。また、制御部9は、電源部8に対し
て、一定の時間毎に極性反転信号を出力するとともに、
第1,第2の電磁弁5a,5bにポート切り替え信号を
出力するものである。
【0017】ここで、電解室4について具体的に説明す
る。電解室4の隔壁41は、仕切られた部屋P,Qの間
で、専ら水分子を自由に流通させるものである。
る。電解室4の隔壁41は、仕切られた部屋P,Qの間
で、専ら水分子を自由に流通させるものである。
【0018】第1の電極42は、隔壁41によって作ら
れた部屋Pに、第2の電極43は、部屋Qに配置されて
いる。
れた部屋Pに、第2の電極43は、部屋Qに配置されて
いる。
【0019】次に、従来の電解水生成装置の動作につい
て説明する。尚、以下の説明において、当初は、第1の
電極42には、正の電圧が印加され、第2の電極43に
は、負の電圧が印加されているものとする。つまり、電
解室の部屋Pは、陽極室となり、部屋Qは、陰極室とな
る。
て説明する。尚、以下の説明において、当初は、第1の
電極42には、正の電圧が印加され、第2の電極43に
は、負の電圧が印加されているものとする。つまり、電
解室の部屋Pは、陽極室となり、部屋Qは、陰極室とな
る。
【0020】また、タンク1に貯留されている電解質
は、一例として、濃縮電解液であるとし、特に塩化ナト
リウム水溶液(NaClaq)であるとする。
は、一例として、濃縮電解液であるとし、特に塩化ナト
リウム水溶液(NaClaq)であるとする。
【0021】まず、電解質ポンプ2が制御部9から入力
されるパルスの信号に応じて濃縮電解液を混合器3に供
給し、当該濃縮電解液と外部から導いた原水とを混合し
て、電解液として、電解槽4に注入する。
されるパルスの信号に応じて濃縮電解液を混合器3に供
給し、当該濃縮電解液と外部から導いた原水とを混合し
て、電解液として、電解槽4に注入する。
【0022】電解槽4に注入された電解水は、電解槽4
で電気分解されて、陽極室である部屋Pでは、酸性水が
生成され、陰極室である部屋Qでは、アルカリ性水が生
成される。尚、陽極室で起きる化学的反応は、以下の
[化1]で表されるような反応であり、陰極室で起きる
化学的反応は、以下の[化2]で表されるような反応で
あると考えられる。
で電気分解されて、陽極室である部屋Pでは、酸性水が
生成され、陰極室である部屋Qでは、アルカリ性水が生
成される。尚、陽極室で起きる化学的反応は、以下の
[化1]で表されるような反応であり、陰極室で起きる
化学的反応は、以下の[化2]で表されるような反応で
あると考えられる。
【0023】
【化1】
【0024】
【化2】
【0025】また、次の[化3]に示すような反応によ
って、陰極となっている第2の電極43にはスケールと
呼ばれる物質(次の[化3]におけるCaCO3 やMg
(OH)2 等)が付着することになる。
って、陰極となっている第2の電極43にはスケールと
呼ばれる物質(次の[化3]におけるCaCO3 やMg
(OH)2 等)が付着することになる。
【0026】
【化3】
【0027】陽極室である部屋Pで生成された酸性水
は、第1の電磁弁5aの働きによって、第1の貯水タン
ク6aに導かれて貯水され、陰極室である部屋Qで生成
されたアルカリ性水は、第2の貯水タンク6bに導かれ
て貯水される。
は、第1の電磁弁5aの働きによって、第1の貯水タン
ク6aに導かれて貯水され、陰極室である部屋Qで生成
されたアルカリ性水は、第2の貯水タンク6bに導かれ
て貯水される。
【0028】そして、蛇口7aを開くと、酸性水が供給
され、蛇口7bを開くと、アルカリ性水が供給されるよ
うになる。
され、蛇口7bを開くと、アルカリ性水が供給されるよ
うになる。
【0029】やがて、一定の時間が経過すると、制御部
9が極性反転信号を電源部8に出力するとともに、第
1,第2の電磁弁5a,5bにポート切り替え信号を出
力すると、電源部8が第1の電極42には、負の電圧を
印加し、第2の電極43には、正の電圧を印加する。つ
まり、電解槽4の部屋Pは、陰極室になり、部屋Qは、
陽極室になる。
9が極性反転信号を電源部8に出力するとともに、第
1,第2の電磁弁5a,5bにポート切り替え信号を出
力すると、電源部8が第1の電極42には、負の電圧を
印加し、第2の電極43には、正の電圧を印加する。つ
まり、電解槽4の部屋Pは、陰極室になり、部屋Qは、
陽極室になる。
【0030】そして、第1の電磁弁5aの働きによっ
て、陰極室である部屋Pで生成されたアルカリ性水は、
第2の貯水タンク6bに導かれて貯水され、陽極室であ
る部屋Qで生成された酸性水は、第1の貯水タンク6a
に導かれて貯水される。
て、陰極室である部屋Pで生成されたアルカリ性水は、
第2の貯水タンク6bに導かれて貯水され、陽極室であ
る部屋Qで生成された酸性水は、第1の貯水タンク6a
に導かれて貯水される。
【0031】また、電解槽4の部屋Q内で[化3]と逆
の反応が進行することにより、第2の電極43に付着し
たスケールが取り除かれ、新たに陰極となった第1の電
極42に[化3]の反応によってスケールが付着するこ
ととなる。
の反応が進行することにより、第2の電極43に付着し
たスケールが取り除かれ、新たに陰極となった第1の電
極42に[化3]の反応によってスケールが付着するこ
ととなる。
【0032】また、制御部9が上記極性反転信号等を出
力するタイミングとして、一定の時間毎ではなく、例え
ば特開平5−285482号公報に示されているよう
に、付着するスケールの量は、電気分解の強度や、導か
れる水道水の量に応じており、かつ電解液の量が水道水
の量と一定の関係にあることに着目して、電解質ポンプ
2がくみ上げる濃縮電解液の流量(供給した電解質の
量)を、流量センサによって検知して、当該流量の積算
値が一定の大きさ達する毎とする場合があり、また、実
開平6−52994号公報に示されているように、総電
解時間を計時して、当該総電解時間が一定の時間に達す
る毎とする場合があった。
力するタイミングとして、一定の時間毎ではなく、例え
ば特開平5−285482号公報に示されているよう
に、付着するスケールの量は、電気分解の強度や、導か
れる水道水の量に応じており、かつ電解液の量が水道水
の量と一定の関係にあることに着目して、電解質ポンプ
2がくみ上げる濃縮電解液の流量(供給した電解質の
量)を、流量センサによって検知して、当該流量の積算
値が一定の大きさ達する毎とする場合があり、また、実
開平6−52994号公報に示されているように、総電
解時間を計時して、当該総電解時間が一定の時間に達す
る毎とする場合があった。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電解水生成装置では、単に一定時間毎に電解の極性
を反転させることとしているが、電解質にスケールの元
となる物質が入っていることを考慮すれば、供給した電
解質の量に応じて極性を反転するのが効率的であるにも
拘わらず、そのような場合に比べて、スケールを効率的
に除去できないという問題点があった。
来の電解水生成装置では、単に一定時間毎に電解の極性
を反転させることとしているが、電解質にスケールの元
となる物質が入っていることを考慮すれば、供給した電
解質の量に応じて極性を反転するのが効率的であるにも
拘わらず、そのような場合に比べて、スケールを効率的
に除去できないという問題点があった。
【0034】さらに、流量計や総電解時間を測定して極
性を反転するタイミングを得るものとすると、流量や電
解時間を測定するための構成が必要となり、構成を簡易
にできず、コストが増大するという問題点があった。
性を反転するタイミングを得るものとすると、流量や電
解時間を測定するための構成が必要となり、構成を簡易
にできず、コストが増大するという問題点があった。
【0035】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、簡易な構成でコストを低減しつつ、スケールを効率
的に除去できる電解水生成装置を提供することを目的と
する。
で、簡易な構成でコストを低減しつつ、スケールを効率
的に除去できる電解水生成装置を提供することを目的と
する。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、電解質をパルス駆
動のポンプによりくみ上げて原水と混合して電解液と
し、前記電解液を電気分解して、電解水を生成するとと
もに、電気分解を行うための電極及び電解水経路に付着
するスケールを除去するために、随時前記電極に印加す
る電圧の極性を反転させる電解水生成装置において、前
記パルス駆動のポンプに出力するパルスのカウント数が
一定の数に達する毎に、前記極性の反転を行うことを特
徴としており、簡易な構成で、供給された電解質の量に
応じて極性を反転させることができ、コストを低減で
き、スケールを効率的に除去できる。
決するための請求項1記載の発明は、電解質をパルス駆
動のポンプによりくみ上げて原水と混合して電解液と
し、前記電解液を電気分解して、電解水を生成するとと
もに、電気分解を行うための電極及び電解水経路に付着
するスケールを除去するために、随時前記電極に印加す
る電圧の極性を反転させる電解水生成装置において、前
記パルス駆動のポンプに出力するパルスのカウント数が
一定の数に達する毎に、前記極性の反転を行うことを特
徴としており、簡易な構成で、供給された電解質の量に
応じて極性を反転させることができ、コストを低減で
き、スケールを効率的に除去できる。
【0037】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、電解水生成装置において、電解質を
貯留するタンクと、ポンプと、混合器と、陽極と陰極と
を具備する電解槽と、電源部と、制御部とを備え、前記
ポンプが、パルス駆動されるポンプであり、1つのパル
スが入力される毎に前記タンクから一定量の電解質を前
記混合器に供給するポンプであり、前記混合器が、外部
から導かれる原水と前記ポンプから供給される電解質と
を混合して電解液とする混合器であり、前記電源部が、
前記電解槽の陽極と陰極とに各々極性の異なる電圧を印
加し、前記制御部から極性を反転させる指示である極性
反転信号の入力を受けて、前記各電極に印加する電圧の
極性を反転させる電源部であり、前記制御部が、前記ポ
ンプに随時パルスの信号を出力すると共に、当該出力し
たパルスの数をカウントし、当該カウントした値が一定
の値に達する毎に、前記極性反転信号を前記電源部に出
力する制御部であることを特徴としており、簡易な構成
で、供給された電解質の量に応じて極性を反転させるこ
とができ、コストを低減でき、スケールを効率的に除去
できる。
項2記載の発明は、電解水生成装置において、電解質を
貯留するタンクと、ポンプと、混合器と、陽極と陰極と
を具備する電解槽と、電源部と、制御部とを備え、前記
ポンプが、パルス駆動されるポンプであり、1つのパル
スが入力される毎に前記タンクから一定量の電解質を前
記混合器に供給するポンプであり、前記混合器が、外部
から導かれる原水と前記ポンプから供給される電解質と
を混合して電解液とする混合器であり、前記電源部が、
前記電解槽の陽極と陰極とに各々極性の異なる電圧を印
加し、前記制御部から極性を反転させる指示である極性
反転信号の入力を受けて、前記各電極に印加する電圧の
極性を反転させる電源部であり、前記制御部が、前記ポ
ンプに随時パルスの信号を出力すると共に、当該出力し
たパルスの数をカウントし、当該カウントした値が一定
の値に達する毎に、前記極性反転信号を前記電源部に出
力する制御部であることを特徴としており、簡易な構成
で、供給された電解質の量に応じて極性を反転させるこ
とができ、コストを低減でき、スケールを効率的に除去
できる。
【0038】また、前記電源部は、前記電解槽の電極の
間に略一定の電流を流すようにする電源部であることが
好適である。
間に略一定の電流を流すようにする電源部であることが
好適である。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る電
解水生成装置(本装置)は、制御部において、パルス駆
動のポンプに出力するパルスのカウント数によって、供
給された電解質の量を検知し、当該量の積算値に応じて
極性を反転させるもので、簡易な構成でコストを低減し
つつスケールを効率的に除去できるものである。
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る電
解水生成装置(本装置)は、制御部において、パルス駆
動のポンプに出力するパルスのカウント数によって、供
給された電解質の量を検知し、当該量の積算値に応じて
極性を反転させるもので、簡易な構成でコストを低減し
つつスケールを効率的に除去できるものである。
【0040】本装置は、図1に示した従来の電解水生成
装置と略同様のものであるが、制御部9が、カウンタを
備えている点と、制御部9の動作とが従来のものと異な
っている。
装置と略同様のものであるが、制御部9が、カウンタを
備えている点と、制御部9の動作とが従来のものと異な
っている。
【0041】すなわち、制御部9は、次の図2に示すよ
うな動作を行うものである。図2は、本装置の制御部9
の動作を表すフローチャート図である。
うな動作を行うものである。図2は、本装置の制御部9
の動作を表すフローチャート図である。
【0042】制御部9は、一定時間毎にパルス信号をポ
ンプ2に1つ出力すると共に(S1)、カウンタがカウ
ントをインクリメントする(S2)。そして、カウンタ
がカウントしている数が一定の数(例えば120カウン
ト)に達しているか否かを判定し(S3)、達していな
ければ(Noの場合)、処理S1に戻って処理を続行す
る。
ンプ2に1つ出力すると共に(S1)、カウンタがカウ
ントをインクリメントする(S2)。そして、カウンタ
がカウントしている数が一定の数(例えば120カウン
ト)に達しているか否かを判定し(S3)、達していな
ければ(Noの場合)、処理S1に戻って処理を続行す
る。
【0043】また、処理S3において、カウンタがカウ
ントしている数が一定の数に達していれば(Yesの場
合)、電源部8に電極切り替え信号を出力し(S4)、
電磁弁5にポート切り替え信号を出力して(S5)、カ
ウンタを「0」にリセットし(S6)、処理S1に移行
する。
ントしている数が一定の数に達していれば(Yesの場
合)、電源部8に電極切り替え信号を出力し(S4)、
電磁弁5にポート切り替え信号を出力して(S5)、カ
ウンタを「0」にリセットし(S6)、処理S1に移行
する。
【0044】このような制御部9を備えた本装置によれ
ば、制御部9がポンプ2に出力するパルスのカウント値
を利用して電極に印加する電圧の極性を反転させるた
め、簡易な構成で、供給された電解質の量に応じて極性
を反転させることができ、コストを低減でき、スケール
を効率的に除去できる効果がある。
ば、制御部9がポンプ2に出力するパルスのカウント値
を利用して電極に印加する電圧の極性を反転させるた
め、簡易な構成で、供給された電解質の量に応じて極性
を反転させることができ、コストを低減でき、スケール
を効率的に除去できる効果がある。
【0045】また、電源部8は、電解槽4の第1の電極
42と、第2の電極43との間に略一定の電流を流すよ
うにしておくことも考えられる。
42と、第2の電極43との間に略一定の電流を流すよ
うにしておくことも考えられる。
【0046】このような一定の電流を用いた電気分解
(定電流電解)を実現するには、例えば、電流の状態を
電流計で測定しつつ、測定された電流の値が特定の値よ
りも小さくなれば印加する電圧を大きくし、測定された
電流の値が特定の値よりも大きくなれば電圧を小さくす
るように電圧を制御すればよい。このような定電流電解
によれば、電解水の機能を略一定にできる効果がある。
(定電流電解)を実現するには、例えば、電流の状態を
電流計で測定しつつ、測定された電流の値が特定の値よ
りも小さくなれば印加する電圧を大きくし、測定された
電流の値が特定の値よりも大きくなれば電圧を小さくす
るように電圧を制御すればよい。このような定電流電解
によれば、電解水の機能を略一定にできる効果がある。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電解質の
水溶液である電解液をパルス駆動のポンプでくみ上げて
水道水と混合し、当該混合した液を電気分解して電解水
を生成する際に、当該ポンプに出力するパルスのカウン
ト数が一定の数に達する毎に電気分解の極性の反転を行
う電解水生成装置としているので、簡易な構成で、供給
された電解質の量に応じて極性を反転させることがで
き、コストを低減でき、スケールを効率的に除去できる
効果がある。
水溶液である電解液をパルス駆動のポンプでくみ上げて
水道水と混合し、当該混合した液を電気分解して電解水
を生成する際に、当該ポンプに出力するパルスのカウン
ト数が一定の数に達する毎に電気分解の極性の反転を行
う電解水生成装置としているので、簡易な構成で、供給
された電解質の量に応じて極性を反転させることがで
き、コストを低減でき、スケールを効率的に除去できる
効果がある。
【0048】請求項2,3記載の発明によれば、制御部
が、電解液をくみ上げるパルス駆動のポンプにパルスの
信号を出力するとともに、当該出力したパルスの数をカ
ウントし、カウントした値が一定の値に達する毎に電源
部に極性反転信号を出力して、電気分解の極性を反転さ
せる電解水生成装置としているので、簡易な構成で、供
給された電解質の量に応じて極性を反転させることがで
き、コストを低減でき、スケールを効率的に除去できる
効果がある。
が、電解液をくみ上げるパルス駆動のポンプにパルスの
信号を出力するとともに、当該出力したパルスの数をカ
ウントし、カウントした値が一定の値に達する毎に電源
部に極性反転信号を出力して、電気分解の極性を反転さ
せる電解水生成装置としているので、簡易な構成で、供
給された電解質の量に応じて極性を反転させることがで
き、コストを低減でき、スケールを効率的に除去できる
効果がある。
【図1】一般的な電解水生成装置の概略の構成を表す説
明図である。
明図である。
【図2】本装置の制御部9の動作を表すフローチャート
図である。
図である。
【図3】電磁弁5の概念構成を表す説明図である。
1…タンク、 2…ポンプ、 3…混合器、 4…電解
槽、 5…電磁弁、6…貯水タンク、 7…蛇口、 8
…電源部、 9…制御部、 41…隔壁、42…第1の
電極、 43…第2の電極
槽、 5…電磁弁、6…貯水タンク、 7…蛇口、 8
…電源部、 9…制御部、 41…隔壁、42…第1の
電極、 43…第2の電極
Claims (3)
- 【請求項1】 電解質をパルス駆動のポンプによりくみ
上げて原水と混合して電解液とし、前記電解液を電気分
解して、電解水を生成するとともに、電気分解を行うた
めの電極及び電解水経路に付着するスケールを除去する
ために、随時前記電極に印加する電圧の極性を反転させ
る電解水生成装置において、前記パルス駆動のポンプに
出力するパルスのカウント数が一定の数に達する毎に、
前記極性の反転を行うことを特徴とする電解水生成装
置。 - 【請求項2】 電解質を貯留するタンクと、ポンプと、
混合器と、陽極と陰極とを具備する電解槽と、電源部
と、制御部とを備え、 前記ポンプが、パルス駆動されるポンプであり、1つの
パルスが入力される毎に前記タンクから一定量の電解質
を前記混合器に供給するポンプであり、 前記混合器が、外部から導かれる原水と前記ポンプから
供給される電解質とを混合して電解液とする混合器であ
り、 前記電源部が、前記電解槽の陽極と陰極とに各々極性の
異なる電圧を印加し、前記制御部から極性を反転させる
指示である極性反転信号の入力を受けて、前記各電極に
印加する電圧の極性を反転させる電源部であり、 前記制御部が、前記ポンプに随時パルスの信号を出力す
ると共に、当該出力したパルスの数をカウントし、当該
カウントした値が一定の値に達する毎に、前記極性反転
信号を前記電源部に出力する制御部であることを特徴と
する電解水生成装置。 - 【請求項3】 電源部は、電解槽の陽極と陰極との間に
略一定の電流を流すようにする電源部であることを特徴
とする請求項2記載の電解水生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35848597A JPH11179358A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 電解水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35848597A JPH11179358A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 電解水生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11179358A true JPH11179358A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18459564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35848597A Pending JPH11179358A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 電解水生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11179358A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100687789B1 (ko) | 2005-04-27 | 2007-03-02 | 위니아만도 주식회사 | 전해조, 이를 채용한 이온 정수기 및 전해조 세척방법 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP35848597A patent/JPH11179358A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100687789B1 (ko) | 2005-04-27 | 2007-03-02 | 위니아만도 주식회사 | 전해조, 이를 채용한 이온 정수기 및 전해조 세척방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5234563A (en) | Electrolytic ionized water producer of a continuous type | |
JP3234025B2 (ja) | 電解水の生成装置 | |
JPH11179358A (ja) | 電解水生成装置 | |
CN100540747C (zh) | 改进型全自动高氧化电位消毒水生成机 | |
JP2000218271A (ja) | 電解装置 | |
JP2001091495A (ja) | 残留塩素計およびこれを利用する浄水装置 | |
JP4543515B2 (ja) | バッチ式電解水生成装置 | |
JPH1080686A (ja) | 強酸性水生成装置 | |
JPH06312185A (ja) | 電解水の生成装置 | |
JPH06246267A (ja) | 電解水の生成装置 | |
JP3356161B2 (ja) | バッチ式電解水生成装置 | |
JP3061490B2 (ja) | 電解イオン水生成器 | |
JPH08215684A (ja) | イオン水生成装置 | |
JP4085724B2 (ja) | バッチ式電解水生成装置 | |
JP3275106B2 (ja) | 電解イオン水生成装置 | |
JP3655068B2 (ja) | 塩素発生器 | |
JP3539459B2 (ja) | 強電解水測定用orpセンサ装置および強電解水のorp測定方法 | |
JPH10469A (ja) | 電解水生成装置 | |
JPH0970580A (ja) | イオン水生成装置の運転方法 | |
JPH07290061A (ja) | イオン水生成装置 | |
JP3518900B2 (ja) | 電解生成水の製造方法 | |
JPH06246265A (ja) | 電解水の生成装置 | |
KR100395979B1 (ko) | 전해수생성장치 | |
JPH0833890A (ja) | 酸性水生成装置 | |
JP6154837B2 (ja) | 電解水生成装置 |