JPH11130750A - 新規誘導体 - Google Patents
新規誘導体Info
- Publication number
- JPH11130750A JPH11130750A JP23496298A JP23496298A JPH11130750A JP H11130750 A JPH11130750 A JP H11130750A JP 23496298 A JP23496298 A JP 23496298A JP 23496298 A JP23496298 A JP 23496298A JP H11130750 A JPH11130750 A JP H11130750A
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- JP
- Japan
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- group
- compound
- phenyl
- salt
- formula
- Prior art date
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- Pending
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- Quinoline Compounds (AREA)
- Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pyridine Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】一般式:
[式中、R1はキノリル基、キナゾリニル基、イソキノ
リル基またはピリジル基、R2は、式: −Y−R3 で
示される基(式中、R3はフェニル基、シクロ(低級)
アルキル基、インドリル基、低級アルキルインダゾリル
基または2,3−ジヒドロインドリル基、およびYは結
合、低級アルキレン基、または低級アルケニレン基を意
味する);または式: −NH−R4 で示される基
(式中、R4は低級アルキルインドリル基、低級アルコ
キシ基を有していてもよいフェニル基、またはフェニル
(低級)アルキル基を意味する)およびAは低級アルキ
レンを意味する]およびその塩。 【効果】本発明の化合物またはその塩は5−ヒドロキシ
トリプトアミン拮抗作用等のような薬理活性を有する。
リル基またはピリジル基、R2は、式: −Y−R3 で
示される基(式中、R3はフェニル基、シクロ(低級)
アルキル基、インドリル基、低級アルキルインダゾリル
基または2,3−ジヒドロインドリル基、およびYは結
合、低級アルキレン基、または低級アルケニレン基を意
味する);または式: −NH−R4 で示される基
(式中、R4は低級アルキルインドリル基、低級アルコ
キシ基を有していてもよいフェニル基、またはフェニル
(低級)アルキル基を意味する)およびAは低級アルキ
レンを意味する]およびその塩。 【効果】本発明の化合物またはその塩は5−ヒドロキシ
トリプトアミン拮抗作用等のような薬理活性を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規誘導体およびそ
の塩に関する。特に5−ヒドロキシトリプトアミン(5
−HT)拮抗作用等の薬理活性を有する新規誘導体およ
びその塩に関する。
の塩に関する。特に5−ヒドロキシトリプトアミン(5
−HT)拮抗作用等の薬理活性を有する新規誘導体およ
びその塩に関する。
【0002】該新規誘導体またはその塩はヒトおよび動
物の例えば、不安症、鬱病、強迫神経症、片頭痛、食欲
不振、アルツハイマ−病、睡眠障害 、多食症、パニッ
ク発作などの中枢神経系(CNS)の障害、コカイン、
エタノ−ル、ニコチンおよびベンゾジアゼピンなどよう
な薬物乱用による禁断症状、精神分裂病、あるいは脊髄
の外傷に関連した障害そして/または、水頭症のような
頭部の疾患等の治療あるいは予防に対する5−HT拮抗
作用として有用である。
物の例えば、不安症、鬱病、強迫神経症、片頭痛、食欲
不振、アルツハイマ−病、睡眠障害 、多食症、パニッ
ク発作などの中枢神経系(CNS)の障害、コカイン、
エタノ−ル、ニコチンおよびベンゾジアゼピンなどよう
な薬物乱用による禁断症状、精神分裂病、あるいは脊髄
の外傷に関連した障害そして/または、水頭症のような
頭部の疾患等の治療あるいは予防に対する5−HT拮抗
作用として有用である。
【0003】
【従来の技術】5−HT2Cリセプタ−拮抗活性を有する
誘導体は国際特許出願(国際公開番号WO95/218
44) WO95/29177に記述されている。
誘導体は国際特許出願(国際公開番号WO95/218
44) WO95/29177に記述されている。
【0004】
【発明の開示】本発明の新規誘導体は、次の一般式
(I)によって示すことができる。 [式中、R1はキノリル基、キナゾリニル基、イソキノ
リル基またはピリジル基、R2は、式: −Y−R3 で
示される基(式中、R3はフェニル基、シクロ(低級)
アルキル基、インドリル基、低級アルキルインダゾリル
基または2,3−ジヒドロインドリル基、およびYは結
合、低級アルキレン基、または低級アルケニレン基を意
味する);または式: −NH−R4 で示される基
(式中、R4は低級アルキルインドリル基、低級アルコ
キシ基を有していてもよいフェニル基、またはフェニル
(低級)アルキル基を意味する)およびAは低級アルキ
レンを意味する]
(I)によって示すことができる。 [式中、R1はキノリル基、キナゾリニル基、イソキノ
リル基またはピリジル基、R2は、式: −Y−R3 で
示される基(式中、R3はフェニル基、シクロ(低級)
アルキル基、インドリル基、低級アルキルインダゾリル
基または2,3−ジヒドロインドリル基、およびYは結
合、低級アルキレン基、または低級アルケニレン基を意
味する);または式: −NH−R4 で示される基
(式中、R4は低級アルキルインドリル基、低級アルコ
キシ基を有していてもよいフェニル基、またはフェニル
(低級)アルキル基を意味する)およびAは低級アルキ
レンを意味する]
【0005】本発明の目的化合物(I)またはその塩
は、下記の製造法により製造することできる。 製造法1
は、下記の製造法により製造することできる。 製造法1
【0006】製造法2
【0007】製造法3
【0008】製造法4
【0009】製造法5
【0010】製造法6 (式中、R1、R3、R4、YおよびAはそれぞれ上記と
同じであり、X1およびX2はそれぞれハロゲンを意味す
る)。
同じであり、X1およびX2はそれぞれハロゲンを意味す
る)。
【0011】さらに、上記製造法1〜6によって得られ
る目的化合物(I)は、後述の実施例に示すように、そ
の側鎖を、本発明の化合物の範囲内で変えることができ
る。
る目的化合物(I)は、後述の実施例に示すように、そ
の側鎖を、本発明の化合物の範囲内で変えることができ
る。
【0012】化合物(I)、(Ia)、(Ib)、(I
c)、(II)、(IV)、(V)、(VI)、(VI
I)、(VIII)、(IX)および(XI)の好適な
塩は慣用の無毒性で医薬的に許容可能な塩であり、そし
てそれらには塩基との塩または酸付加塩、例えば無機塩
基との塩、例えばアルカリ金属塩(例えば、ナトリウム
塩、カリウム塩、セシウム塩等)、アルカリ土類金属塩
(例えば、カルシウム塩、マグネシウム塩等)、アンモ
ニウム塩;有機塩基との塩、例えば有機アミン塩(例え
ば、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エ
タノ−ルアミン塩、トリエタノ−ルアミン塩、ジシクロ
ヘキシルアミン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジア
ミン塩等);無機酸付加塩(例えば、塩酸塩、臭化水素
酸塩、ヨウ化水素酸、硫酸塩、燐酸塩等);有機カルボ
ン酸付加塩または有機スルホン酸付加塩(例えば、蟻酸
塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石
酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p
−トルエンスルホン酸塩等);塩基性または酸性アミノ
酸(例えば、アルギニン、アスパラギン酸、グルタミン
酸等)との塩等があり、そしてその好ましい例は酸付加
塩である。
c)、(II)、(IV)、(V)、(VI)、(VI
I)、(VIII)、(IX)および(XI)の好適な
塩は慣用の無毒性で医薬的に許容可能な塩であり、そし
てそれらには塩基との塩または酸付加塩、例えば無機塩
基との塩、例えばアルカリ金属塩(例えば、ナトリウム
塩、カリウム塩、セシウム塩等)、アルカリ土類金属塩
(例えば、カルシウム塩、マグネシウム塩等)、アンモ
ニウム塩;有機塩基との塩、例えば有機アミン塩(例え
ば、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エ
タノ−ルアミン塩、トリエタノ−ルアミン塩、ジシクロ
ヘキシルアミン塩、N,N’−ジベンジルエチレンジア
ミン塩等);無機酸付加塩(例えば、塩酸塩、臭化水素
酸塩、ヨウ化水素酸、硫酸塩、燐酸塩等);有機カルボ
ン酸付加塩または有機スルホン酸付加塩(例えば、蟻酸
塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石
酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p
−トルエンスルホン酸塩等);塩基性または酸性アミノ
酸(例えば、アルギニン、アスパラギン酸、グルタミン
酸等)との塩等があり、そしてその好ましい例は酸付加
塩である。
【0013】本明細書の上記および以下の記載におい
て、本発明の範囲内に包含される種々の定義の好適な例
および説明を以下に詳細に説明する。
て、本発明の範囲内に包含される種々の定義の好適な例
および説明を以下に詳細に説明する。
【0014】「低級」とは、他に指示しない限り、炭素
原子1から6個、好ましくは1から4個の炭素原子を意
味する。
原子1から6個、好ましくは1から4個の炭素原子を意
味する。
【0015】好適な「低級アルキル基」としては、1か
ら6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖アルキ
ル、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘ
キシル等が挙げられ、それらの中で好ましいものとして
は1から4個の炭素原子を有するものが挙げられ、特に
好ましくはメチルが挙げられる。
ら6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖アルキ
ル、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘ
キシル等が挙げられ、それらの中で好ましいものとして
は1から4個の炭素原子を有するものが挙げられ、特に
好ましくはメチルが挙げられる。
【0016】好適な「低級アルキレン基」としては、1
から6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖アルキ
レン、例えば、メチレン、エチレン、トリメチレン、テ
トラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン等が挙
げられ、それらの中で好ましいものとしては1から4個
の炭素原子を有するものが挙げられ、特に好ましくはメ
チレンが挙げられる。
から6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖アルキ
レン、例えば、メチレン、エチレン、トリメチレン、テ
トラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン等が挙
げられ、それらの中で好ましいものとしては1から4個
の炭素原子を有するものが挙げられ、特に好ましくはメ
チレンが挙げられる。
【0017】好適な「低級アルケニレン基」としては、
2から6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖アル
ケニレン例えば、ビニレン、1−プロペニレン、1−ブ
テニレン、2−ブテニレン、1−ペンテニレン、1−ヘ
キセニレン等が挙げられ、それらの中で好ましいものと
しては2から4個の炭素原子を有するものが挙げられ、
特に好ましくはビニレンが挙げられる。
2から6個の炭素原子を有する直鎖もしくは分岐鎖アル
ケニレン例えば、ビニレン、1−プロペニレン、1−ブ
テニレン、2−ブテニレン、1−ペンテニレン、1−ヘ
キセニレン等が挙げられ、それらの中で好ましいものと
しては2から4個の炭素原子を有するものが挙げられ、
特に好ましくはビニレンが挙げられる。
【0018】好適な「シクロ(低級)アルキル基」とし
ては、3から6個の炭素原子を有するシクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等が挙
げられ、より好ましいのはシクロペンチルである。
ては、3から6個の炭素原子を有するシクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等が挙
げられ、より好ましいのはシクロペンチルである。
【0019】好適な「低級アルコキシ基を有していても
よいフェニル基」としては、フェニル、メトキシフェニ
ル、エトキシフェニル、プロポキシフェニル、イソプロ
ポキシフェニルが挙げられ、特に好ましくはメトキシフ
ェニルが挙げられる。好適な「ハロゲン」としてはフッ
素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。
よいフェニル基」としては、フェニル、メトキシフェニ
ル、エトキシフェニル、プロポキシフェニル、イソプロ
ポキシフェニルが挙げられ、特に好ましくはメトキシフ
ェニルが挙げられる。好適な「ハロゲン」としてはフッ
素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。
【0020】R1、R2、およびAの好ましい実施態様は
以下のとおりである。R1はキノリル基、キナゾリニル
基、イソキノリル基またはピリジル基、R2は式: −
Y−R3(式中、R3はフェニル基、シクロ(低級)アル
キル基;好ましくはシクロペンチル、インドリル基、低
級アルキルインダゾリル基;好ましくはメチルインダゾ
リルまたは2,3−ジヒドロインドリル基、およびYは
結合、低級アルキレン基;好ましくはメチレン、または
低級アルケニレン基;好ましくはビニレンである)また
は式: −NH−R4 で示される基(式中、R4は低級
アルキルインドリル基;好ましくはメチルインドリル、
低級アルコキシ基を有していてもよいフェニル基;好ま
しくはメトキシフェニル、またはフェニル(低級)アル
キル基;好ましくはフェニルメチルである)およびAは
低級アルキレン基;好ましくはメチレン、である。
以下のとおりである。R1はキノリル基、キナゾリニル
基、イソキノリル基またはピリジル基、R2は式: −
Y−R3(式中、R3はフェニル基、シクロ(低級)アル
キル基;好ましくはシクロペンチル、インドリル基、低
級アルキルインダゾリル基;好ましくはメチルインダゾ
リルまたは2,3−ジヒドロインドリル基、およびYは
結合、低級アルキレン基;好ましくはメチレン、または
低級アルケニレン基;好ましくはビニレンである)また
は式: −NH−R4 で示される基(式中、R4は低級
アルキルインドリル基;好ましくはメチルインドリル、
低級アルコキシ基を有していてもよいフェニル基;好ま
しくはメトキシフェニル、またはフェニル(低級)アル
キル基;好ましくはフェニルメチルである)およびAは
低級アルキレン基;好ましくはメチレン、である。
【0021】本発明の目的化合物(I)の製造法1から
6を、以下に詳細に説明する。
6を、以下に詳細に説明する。
【0022】製造法1 目的化合物(Ia)またはその塩は、化合物(II)ま
たはその塩を化合物(III)と反応させ、次いで化合
物(IV)またはその塩と反応させることにより得るこ
とができる。
たはその塩を化合物(III)と反応させ、次いで化合
物(IV)またはその塩と反応させることにより得るこ
とができる。
【0023】化合物(Ia)、(II)、および(I
V)の好適な塩としては、化合物(I)について例示し
たものを挙げることができる。
V)の好適な塩としては、化合物(I)について例示し
たものを挙げることができる。
【0024】反応は通常、水、メタノ−ル、エタノ−
ル、プロパノ−ル、ジエチルエ−テル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、ア
セトン、アセトニトリル、クロロホルム、塩化メチレ
ン、塩化エチレン、酢酸エチル、ピリジン、トリエチル
アミン、ベンゼン等の反応に悪影響を及ぼさない慣用の
溶媒中またはそれらの混合物中で行われる。
ル、プロパノ−ル、ジエチルエ−テル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、ア
セトン、アセトニトリル、クロロホルム、塩化メチレ
ン、塩化エチレン、酢酸エチル、ピリジン、トリエチル
アミン、ベンゼン等の反応に悪影響を及ぼさない慣用の
溶媒中またはそれらの混合物中で行われる。
【0025】反応温度は特に限定されないが、通常は冷
却下、室温または加熱下で行われる。
却下、室温または加熱下で行われる。
【0026】製造法2 目的化合物(Ib)またはその塩は、化合物(V)また
はその塩を化合物(VI)またはその塩と反応させて得
られる化合物(VII)またはその塩を、化合物(I
I)またはその塩と反応させることにより得ることがで
きる。
はその塩を化合物(VI)またはその塩と反応させて得
られる化合物(VII)またはその塩を、化合物(I
I)またはその塩と反応させることにより得ることがで
きる。
【0027】化合物(Ib)、(II)、(V)、(V
I)および(VII)の好適な塩としては、化合物
(I)について例示したものが挙げられる。この反応は
前述の製造法1と同様にして行うことができる。
I)および(VII)の好適な塩としては、化合物
(I)について例示したものが挙げられる。この反応は
前述の製造法1と同様にして行うことができる。
【0028】製造法3 目的化合物(Ib)またはその塩は、化合物(II)ま
たはその塩を化合物(VIII)またはその塩と反応さ
せることにより得ることができる。
たはその塩を化合物(VIII)またはその塩と反応さ
せることにより得ることができる。
【0029】化合物(Ib)、(II)、および(VI
II)の好適な塩としては、化合物(I)について例示
したものが挙げられる。この反応は前述の製造法1の第
1工程と同様にして行うことができる。
II)の好適な塩としては、化合物(I)について例示
したものが挙げられる。この反応は前述の製造法1の第
1工程と同様にして行うことができる。
【0030】製造法4 目的化合物(Ib)またはその塩は、化合物(II)ま
たはその塩を化合物(IX)またはその塩と反応させる
ことにより得ることができる。
たはその塩を化合物(IX)またはその塩と反応させる
ことにより得ることができる。
【0031】化合物(Ib)、(II)、および(I
X)の好適な塩としては化合物(I)について例示した
ものが挙げられる。この反応は、前述の製造法1の第1
工程と同様にして行うことができる。
X)の好適な塩としては化合物(I)について例示した
ものが挙げられる。この反応は、前述の製造法1の第1
工程と同様にして行うことができる。
【0032】製造法5 目的化合物(Ic)またはその塩は、化合物(II)ま
たはその塩を化合物(X)またはその塩と反応させるこ
とにより得ることができる。
たはその塩を化合物(X)またはその塩と反応させるこ
とにより得ることができる。
【0033】化合物(Ic)、(II)、および(X)
の好適な塩としては化合物(I)について例示したもの
が挙げられる。この反応は、前述の製造法1の第1工程
と同様にして行うことができる。
の好適な塩としては化合物(I)について例示したもの
が挙げられる。この反応は、前述の製造法1の第1工程
と同様にして行うことができる。
【0034】製造法6 目的化合物(Ic)またはその塩は、化合物(II)ま
たはその塩を化合物(XI)またはその塩と反応させる
ことにより得ることができる。
たはその塩を化合物(XI)またはその塩と反応させる
ことにより得ることができる。
【0035】化合物(Ic)、(II)、および(X
I)の好適な塩としては化合物(I)について例示した
ものが挙げられる。
I)の好適な塩としては化合物(I)について例示した
ものが挙げられる。
【0036】本反応において、化合物(XI)を遊離酸
の形またはその塩の形で使用する場合、反応は慣用の縮
合剤の存在下で行うことが好ましく、縮合剤の例として
は、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド;N−
シクロヘキシル−N’−モルホリノエチルカルボジイミ
ド;N−シクロヘキシル−N’−(4−ジ−エチルアミ
ノシクロヘキシル)カルボジイミド;N,N’−ジエチ
ルカルボジイミド、N,N’−ジイソプロピルカルボジ
イミド;N−エチル−N’−(3−ジ−メチルアミノプ
ロピル)カルボジイミド;N,N’−カルボニルビス−
(2−メチルイミダゾ−ル);ペンタメチレンケテン−
N−シクロヘキシルイミン;ジフェニルケテン−N−シ
クロヘキシルイミン;エトキシアセチレン;1−アルコ
キシ−1−クロロエチレン;亜リン酸トリアルキル;ポ
リ燐酸エチル;ポリ燐酸イソプロピル;オキシ塩化燐
(塩化ホスホリル);三塩化燐;ジフェニルホスホリル
アジド;塩化チオニル;塩化オキサリル;ハロ蟻酸低級
アルキル{例えばクロロ蟻酸エチル、クロロ蟻酸イソプ
ロピル等};トリフェニルフホスフィン;2−エチル−
7−ヒドロキシベンズイソオキサゾリウム塩;2−エチ
ル−5−(m−スルホフェニル)イソオキサゾリウムヒ
ドロキシド・分子内塩;ベンゾトリアゾ−ル−1−イル
−オキシ−トリス−(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘ
キサフルオロホシファート;1−(p−クロロベンゼン
スルホニルオキシ)−6−クロロ−1H−ベンゾトリア
ゾ−ル;N,N−ジメチルホルムアミドと塩化チオニ
ル、ホスゲン、クロロ蟻酸トリクロロメチル、オキシ塩
化燐等との反応によって調製されるいわゆるビルスマイ
ヤ−試薬;等を挙げることができる。
の形またはその塩の形で使用する場合、反応は慣用の縮
合剤の存在下で行うことが好ましく、縮合剤の例として
は、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド;N−
シクロヘキシル−N’−モルホリノエチルカルボジイミ
ド;N−シクロヘキシル−N’−(4−ジ−エチルアミ
ノシクロヘキシル)カルボジイミド;N,N’−ジエチ
ルカルボジイミド、N,N’−ジイソプロピルカルボジ
イミド;N−エチル−N’−(3−ジ−メチルアミノプ
ロピル)カルボジイミド;N,N’−カルボニルビス−
(2−メチルイミダゾ−ル);ペンタメチレンケテン−
N−シクロヘキシルイミン;ジフェニルケテン−N−シ
クロヘキシルイミン;エトキシアセチレン;1−アルコ
キシ−1−クロロエチレン;亜リン酸トリアルキル;ポ
リ燐酸エチル;ポリ燐酸イソプロピル;オキシ塩化燐
(塩化ホスホリル);三塩化燐;ジフェニルホスホリル
アジド;塩化チオニル;塩化オキサリル;ハロ蟻酸低級
アルキル{例えばクロロ蟻酸エチル、クロロ蟻酸イソプ
ロピル等};トリフェニルフホスフィン;2−エチル−
7−ヒドロキシベンズイソオキサゾリウム塩;2−エチ
ル−5−(m−スルホフェニル)イソオキサゾリウムヒ
ドロキシド・分子内塩;ベンゾトリアゾ−ル−1−イル
−オキシ−トリス−(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘ
キサフルオロホシファート;1−(p−クロロベンゼン
スルホニルオキシ)−6−クロロ−1H−ベンゾトリア
ゾ−ル;N,N−ジメチルホルムアミドと塩化チオニ
ル、ホスゲン、クロロ蟻酸トリクロロメチル、オキシ塩
化燐等との反応によって調製されるいわゆるビルスマイ
ヤ−試薬;等を挙げることができる。
【0037】この反応は通常、水、メタノ−ル、エタノ
−ル、プロパノ−ル、ジメチルエ−テル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、
アセトン、アセトニトリル、クロロホルム、塩化メチレ
ン、塩化エチレン、酢酸エチル、ピリジン、トリエチル
アミン、ベンゼン等のような反応に悪影響を及ぼさない
慣用の溶媒中またはそれらの混合物中で行われる。
−ル、プロパノ−ル、ジメチルエ−テル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミド、
アセトン、アセトニトリル、クロロホルム、塩化メチレ
ン、塩化エチレン、酢酸エチル、ピリジン、トリエチル
アミン、ベンゼン等のような反応に悪影響を及ぼさない
慣用の溶媒中またはそれらの混合物中で行われる。
【0038】この還元の反応温度は特に限定されない
が、通常は冷却下、室温、または加熱下で反応は行われ
る。
が、通常は冷却下、室温、または加熱下で反応は行われ
る。
【0039】本発明の目的化合物(I)は、例えば抽
出、沈殿、分別、結晶、再結晶、クロマトグラフィ−等
の慣用の方法で単離、精製することができる。
出、沈殿、分別、結晶、再結晶、クロマトグラフィ−等
の慣用の方法で単離、精製することができる。
【0040】そのように得られた目的化合物(I)は慣
用の方法によりその塩に変えることができる。
用の方法によりその塩に変えることができる。
【0041】目的化合物(I)およびその塩は、溶媒和
[例えば包接化合物(例えば、水和物等)]を含む。
[例えば包接化合物(例えば、水和物等)]を含む。
【0042】本発明の目的化合物(I)は、5−HT拮
抗作用、特に5HT2C拮抗作用のような薬理学的活性を
示し、従って、不安症、鬱病、強迫神経症、偏頭痛、食
欲不振、アルツハイマ−病、睡眠障害、多食症、パニッ
ク発作などの中枢神経系(CNS)障害、コカイン、エ
タノ−ル、ニコチン、ベンゾアゼピンのような薬物乱用
による禁断症状、精神分裂症、あるいは脊髄の外傷に関
連した障害そして/または、水頭症のような頭部の疾患
等の治療あるいは予防に対する5−HT拮抗作用として
有用である。
抗作用、特に5HT2C拮抗作用のような薬理学的活性を
示し、従って、不安症、鬱病、強迫神経症、偏頭痛、食
欲不振、アルツハイマ−病、睡眠障害、多食症、パニッ
ク発作などの中枢神経系(CNS)障害、コカイン、エ
タノ−ル、ニコチン、ベンゾアゼピンのような薬物乱用
による禁断症状、精神分裂症、あるいは脊髄の外傷に関
連した障害そして/または、水頭症のような頭部の疾患
等の治療あるいは予防に対する5−HT拮抗作用として
有用である。
【0043】目的化合物(I)の有用性を示すために、
本発明の代表的化合物の薬理活性を以下に示す。
本発明の代表的化合物の薬理活性を以下に示す。
【0044】(1)試験方法 [3 H]−メスラ−ジン結合 試験化合物の5−HT2C結合部位に対する親和性を、ラ
ットの前部前頭葉皮質における[3H]−メスラ−ジン
との置換性を評価することにより決定することができ
る。この方法は、パゾス等によって、1984年に類似
の方法が行われている。
ットの前部前頭葉皮質における[3H]−メスラ−ジン
との置換性を評価することにより決定することができ
る。この方法は、パゾス等によって、1984年に類似
の方法が行われている。
【0045】膜懸濁液(500μl)を[3H]−メス
ラ−ジン(1nM)と共に、塩化カルシウム4mMとア
スコルビン酸0.1%溶液(pH7.4)を含むトリス
塩酸緩衡液で37℃、30分間培養した。非特定結合は
ミアンセリン(1μM)の存在下で測定される。30n
Mのスピロペロンが5−HT2A部位の結合を防止するた
めに用いられる。試験化合物(10-5M)は100μl
ずつ加えられる。総量は1000μlである。培養はブ
ランデルセルハ−ベスタ−を用いて急速な濾過により終
了し、放射能を検出器により測定した。
ラ−ジン(1nM)と共に、塩化カルシウム4mMとア
スコルビン酸0.1%溶液(pH7.4)を含むトリス
塩酸緩衡液で37℃、30分間培養した。非特定結合は
ミアンセリン(1μM)の存在下で測定される。30n
Mのスピロペロンが5−HT2A部位の結合を防止するた
めに用いられる。試験化合物(10-5M)は100μl
ずつ加えられる。総量は1000μlである。培養はブ
ランデルセルハ−ベスタ−を用いて急速な濾過により終
了し、放射能を検出器により測定した。
【0046】(2)試験化合物 (a)2,3−ジヒドロ−1−[3−[(イソキノリン
−1−イル)アミノメチル]フェニルカルバモイル]イ
ンド−ル (b)N−[3−[(イソキノリン−1−イル)アミノ
メチル]フェニル]−N’−(1−メチルインド−ル−
5−イル)尿素 (c)N−[3−[(ピリジン−2−イル)アミノメチ
ル]フェニル]−N’−(1−メチルインド−ル−5−
イル)尿素 (d)N−[3−[(イソキノリン−1−イル)アミノ
メチル]フェニル]−フェニルアセトアミド
−1−イル)アミノメチル]フェニルカルバモイル]イ
ンド−ル (b)N−[3−[(イソキノリン−1−イル)アミノ
メチル]フェニル]−N’−(1−メチルインド−ル−
5−イル)尿素 (c)N−[3−[(ピリジン−2−イル)アミノメチ
ル]フェニル]−N’−(1−メチルインド−ル−5−
イル)尿素 (d)N−[3−[(イソキノリン−1−イル)アミノ
メチル]フェニル]−フェニルアセトアミド
【0047】(3)試験結果
【0048】治療あるいは予防の投与目的で、本発明の
目的化合物(I)およびその塩は、経口の、非経口から
の、および外用の投与に適した有機または無機の固体状
または液状賦形剤のような医薬上許容しうる担体と混合
して該化合物を有効成分として含有する慣用の医薬製剤
の形態で使用することができる。医薬製剤としては、錠
剤、糖衣錠、顆粒、カプセルのような固体状、あるいは
懸濁液、シロップ、エマルジョン、レモネ−ド等のよう
な液状ものが挙げられる。
目的化合物(I)およびその塩は、経口の、非経口から
の、および外用の投与に適した有機または無機の固体状
または液状賦形剤のような医薬上許容しうる担体と混合
して該化合物を有効成分として含有する慣用の医薬製剤
の形態で使用することができる。医薬製剤としては、錠
剤、糖衣錠、顆粒、カプセルのような固体状、あるいは
懸濁液、シロップ、エマルジョン、レモネ−ド等のよう
な液状ものが挙げられる。
【0049】必要に応じて、上記製剤中には、補助剤、
安定化剤、湿潤剤、あるいは他の一般的に用いられる添
加剤、例えばラクト−ス、クエン酸、酒石酸、ステアリ
ン酸、ステアリン酸マグネシウム、白土、ショ糖、コ−
ンスタ−チ、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、落花
生油、オリ−ブ油、カカオ脂およびエチレングリコ−ル
等を含有させてもよい。
安定化剤、湿潤剤、あるいは他の一般的に用いられる添
加剤、例えばラクト−ス、クエン酸、酒石酸、ステアリ
ン酸、ステアリン酸マグネシウム、白土、ショ糖、コ−
ンスタ−チ、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、落花
生油、オリ−ブ油、カカオ脂およびエチレングリコ−ル
等を含有させてもよい。
【0050】化合物(I)の投与量は、患者の年齢およ
び状態、病気あるいは状態の種類、適用される化合物
(I)の種類により増減される。一般には、一日当たり
0.01mgから約500mgまたはそれ以上が患者に
投与される。病気の治療には、本発明の目的化合物
(I)は、平均一回投与量約0.05mg、0.1m
g、0.25mg、0.5mg、1mg、20mg、5
0mg、100mgとして用いられる。
び状態、病気あるいは状態の種類、適用される化合物
(I)の種類により増減される。一般には、一日当たり
0.01mgから約500mgまたはそれ以上が患者に
投与される。病気の治療には、本発明の目的化合物
(I)は、平均一回投与量約0.05mg、0.1m
g、0.25mg、0.5mg、1mg、20mg、5
0mg、100mgとして用いられる。
【0051】以下、実施例に従って、本発明をさらに詳
細に説明する。
細に説明する。
【0052】実施例1 3−[(イソキノリン−1−イル)アミノメチル]アニ
リンのN,N−ジメチルホルムアミドとピリジンとの溶
液に4−ニトロフェニルクロロホルマートを5℃で加
え、混合物を5℃で30分間、および室温で30分間攪
拌する。反応混合物に2,3−ジヒドロインド−ルとト
リエチルアミンとを加える。混合物を24時間室温で攪
拌し、混合物を氷水中に注ぎ、30分後、生成した沈殿
を濾過によって集め、水で洗浄し、塩化メチレンで溶解
し、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶
媒を留去させ、残渣をシリカゲルクロマトグラフィ−で
精製し、2,3−ジヒドロ−1−[[3−[(イソキノ
リン−1−イル)アミノメチル]フェニル]カルバモイ
ル]インド−ルを得る。 m.p.174−176℃ IR(ヌジョ−ル): 3460,1675 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ):3.14(2H,t,
J=8.5Hz), 4.09(2H,t,J=8.5
Hz),4.74(2H,t,J=5.7Hz),6.
84−6.90(2H,m),7.03−7.24(4
H, m),7.40−7.73(5H,m),7.8
0−7.85(2H,m),7.99(1H,t,J=
5.6Hz),8.32(1H,d,J=8.3H
z),8.46(1H,s) Mass: 395(M+1)
リンのN,N−ジメチルホルムアミドとピリジンとの溶
液に4−ニトロフェニルクロロホルマートを5℃で加
え、混合物を5℃で30分間、および室温で30分間攪
拌する。反応混合物に2,3−ジヒドロインド−ルとト
リエチルアミンとを加える。混合物を24時間室温で攪
拌し、混合物を氷水中に注ぎ、30分後、生成した沈殿
を濾過によって集め、水で洗浄し、塩化メチレンで溶解
し、食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶
媒を留去させ、残渣をシリカゲルクロマトグラフィ−で
精製し、2,3−ジヒドロ−1−[[3−[(イソキノ
リン−1−イル)アミノメチル]フェニル]カルバモイ
ル]インド−ルを得る。 m.p.174−176℃ IR(ヌジョ−ル): 3460,1675 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ):3.14(2H,t,
J=8.5Hz), 4.09(2H,t,J=8.5
Hz),4.74(2H,t,J=5.7Hz),6.
84−6.90(2H,m),7.03−7.24(4
H, m),7.40−7.73(5H,m),7.8
0−7.85(2H,m),7.99(1H,t,J=
5.6Hz),8.32(1H,d,J=8.3H
z),8.46(1H,s) Mass: 395(M+1)
【0053】実施例2 5−アミノ−1−メチルインド−ル(438mg)、テ
トラヒドロフラン(10ml)、およびカルボニルジイ
ミダゾ−ル(0.54g)の混合物を室温で2時間攪拌
する。反応混合物に3−[(イソキノリン−1−イル)
アミノメチル]アニリン(0.57g)を加える。混合
物を一夜(〜16時間)室温で攪拌する。溶媒を留去さ
せ、残渣を塩化メチレンと食塩水との間で分配する。得
られた懸濁液から、生成した沈殿を濾過によって集め、
40℃、減圧下で乾燥し、N−[3−[(イソキノリン
−1−イル)アミノメチル]フェニル]−N’−(1−
メチルインド−ル−5−イル)尿素を得る。 m.p.225−227℃ IR(ヌジョ−ル):1635cm-1 NMR(DMSO−d 6,δ):3.74(3H,
s),4.73(2H,d,J=5.8Hz),6.3
2(1H,d,J=3.0Hz),6.88−6.97
(2H,m),7.25(1H,d,J=3.0H
z),7.07−7.73(9H,m),7.83(1
H,d,J=5.8Hz),8.03(1H,m),
8.30−8.40(2H,m),8.54(1H,
s) Mass: 422(M+1)
トラヒドロフラン(10ml)、およびカルボニルジイ
ミダゾ−ル(0.54g)の混合物を室温で2時間攪拌
する。反応混合物に3−[(イソキノリン−1−イル)
アミノメチル]アニリン(0.57g)を加える。混合
物を一夜(〜16時間)室温で攪拌する。溶媒を留去さ
せ、残渣を塩化メチレンと食塩水との間で分配する。得
られた懸濁液から、生成した沈殿を濾過によって集め、
40℃、減圧下で乾燥し、N−[3−[(イソキノリン
−1−イル)アミノメチル]フェニル]−N’−(1−
メチルインド−ル−5−イル)尿素を得る。 m.p.225−227℃ IR(ヌジョ−ル):1635cm-1 NMR(DMSO−d 6,δ):3.74(3H,
s),4.73(2H,d,J=5.8Hz),6.3
2(1H,d,J=3.0Hz),6.88−6.97
(2H,m),7.25(1H,d,J=3.0H
z),7.07−7.73(9H,m),7.83(1
H,d,J=5.8Hz),8.03(1H,m),
8.30−8.40(2H,m),8.54(1H,
s) Mass: 422(M+1)
【0054】実施例3 実施例2と同様にして下記の化合物を得る。 N−[3−[(ピリジン−2−イル)アミノメチル]フ
ェニル]−N’−(1−メチルインド−ル−5−イル)
尿素 m.p.182−184℃ IR(ヌジョ−ル): 1630cm-1 NMR(DMSO−d 6,δ):3.75(3H,
s),4.43(2H, d,J=6.0Hz),6.
33(1H,d,J=3.0Hz),6.43−6.5
2(2H,m),6.88−7.39(9H,m),
7.67(1H, d,J=1.7Hz),7.95
(1H,d,J=3.8Hz),8.37(1H,
s),8.54(1H,s) Mass: 372(M+1)
ェニル]−N’−(1−メチルインド−ル−5−イル)
尿素 m.p.182−184℃ IR(ヌジョ−ル): 1630cm-1 NMR(DMSO−d 6,δ):3.75(3H,
s),4.43(2H, d,J=6.0Hz),6.
33(1H,d,J=3.0Hz),6.43−6.5
2(2H,m),6.88−7.39(9H,m),
7.67(1H, d,J=1.7Hz),7.95
(1H,d,J=3.8Hz),8.37(1H,
s),8.54(1H,s) Mass: 372(M+1)
【0055】実施例4 3−[(キナゾリン−4−イル)アミノメチル]アニリ
ン(125mg)、4−ニトロフェニル−N−(1−メ
チルインド−ル−5−イル)カルバメ−ト、(187m
g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2.5m
l)の溶液にトリエチルアミン(98μl)を室温で加
える。混合物を20時間攪拌し、混合物を水(40m
l)中に注ぎ、生成した沈殿を濾過によって集め、水で
洗浄し、95%エタノ−ルから再結晶し、N−[3−
[(キナゾリン−4−イル)アミノメチル]フェニル]
−N’−(1−メチルインドール−5−イル)尿素を得
る。m.p. 238−40℃ IR(KBr) 3390,1691cm-1 NMR(DMSO−d6,δ)3.74(3H,s)
4.77(2H,d,J=5.8Hz),6.32(1
H,d,J=3.0Hz),6.94(1H, d,J
=7.5Hz),7.09−7.43(6H,m),
7.59(1H, m),7.65−7.79(3H,
m),8.34(1H,d,J=8.0Hz),8.4
6(1H,s),8.53(1H,s)8.74(1
H, s),8.88(1H,t,J=〜5Hz) Mass: 423(M+1)
ン(125mg)、4−ニトロフェニル−N−(1−メ
チルインド−ル−5−イル)カルバメ−ト、(187m
g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2.5m
l)の溶液にトリエチルアミン(98μl)を室温で加
える。混合物を20時間攪拌し、混合物を水(40m
l)中に注ぎ、生成した沈殿を濾過によって集め、水で
洗浄し、95%エタノ−ルから再結晶し、N−[3−
[(キナゾリン−4−イル)アミノメチル]フェニル]
−N’−(1−メチルインドール−5−イル)尿素を得
る。m.p. 238−40℃ IR(KBr) 3390,1691cm-1 NMR(DMSO−d6,δ)3.74(3H,s)
4.77(2H,d,J=5.8Hz),6.32(1
H,d,J=3.0Hz),6.94(1H, d,J
=7.5Hz),7.09−7.43(6H,m),
7.59(1H, m),7.65−7.79(3H,
m),8.34(1H,d,J=8.0Hz),8.4
6(1H,s),8.53(1H,s)8.74(1
H, s),8.88(1H,t,J=〜5Hz) Mass: 423(M+1)
【0056】実施例5 実施例4と同様にして下記の化合物を得る。 N−[3−[(キノリン−2−イル)アミノメチル]フ
ェニル]−N’−(1−メチルインドール−5−イル)
尿素 m.p. 124−128℃ IR(KBr) 3298,1614cm-1 NMR(DMSO−d6,δ): 3.75(3H,
s),4.62(2H,d,J=5.8Hz),6.3
3(1H,d,J=3.1Hz),6.84(1H,
d,J=8.9Hz),6.98(1H,d,J=7.
5Hz), 7.1−7.67(12H,m),7.8
7(1H,d,J=8.8Hz), 8.36(1H,
s),8.54(1H,s) Mass: 422(M+1)
ェニル]−N’−(1−メチルインドール−5−イル)
尿素 m.p. 124−128℃ IR(KBr) 3298,1614cm-1 NMR(DMSO−d6,δ): 3.75(3H,
s),4.62(2H,d,J=5.8Hz),6.3
3(1H,d,J=3.1Hz),6.84(1H,
d,J=8.9Hz),6.98(1H,d,J=7.
5Hz), 7.1−7.67(12H,m),7.8
7(1H,d,J=8.8Hz), 8.36(1H,
s),8.54(1H,s) Mass: 422(M+1)
【0057】実施例6 3−[(イソキノリン−1−イル)アミノメチル]アニ
リン(51mg)、イソシアン化フェニル(24μl)
およびテトラヒドロフラン(1ml)の溶液を室温で4
8時間攪拌する。溶媒の留去後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製し、塩化メチレンおよ
びメタノ−ルの混合溶液により溶出し、エタノ−ルから
再結晶し、N−[3−[(イソキノリン−1−イル)ア
ミノメチル]フェニル]−N’−フェニル尿素を得る。 m.p. 221−222℃ IR(ヌジョ−ル): 1640 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ):4.23(2H,d,
J=5.8Hz), 6.88−6.98(3H,m)
7.15−7.44(10H,m),7.83(1H,
d,J=5.8Hz),8.00(1H,t,J=5.
8Hz), 8.32(1H,d,J=8.1Hz),
8.54(1H,s),8.59(1H,s) Mass: 369(M+1)
リン(51mg)、イソシアン化フェニル(24μl)
およびテトラヒドロフラン(1ml)の溶液を室温で4
8時間攪拌する。溶媒の留去後、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製し、塩化メチレンおよ
びメタノ−ルの混合溶液により溶出し、エタノ−ルから
再結晶し、N−[3−[(イソキノリン−1−イル)ア
ミノメチル]フェニル]−N’−フェニル尿素を得る。 m.p. 221−222℃ IR(ヌジョ−ル): 1640 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ):4.23(2H,d,
J=5.8Hz), 6.88−6.98(3H,m)
7.15−7.44(10H,m),7.83(1H,
d,J=5.8Hz),8.00(1H,t,J=5.
8Hz), 8.32(1H,d,J=8.1Hz),
8.54(1H,s),8.59(1H,s) Mass: 369(M+1)
【0058】実施例7 実施例6と同様にして下記の化合物を得る。 N−[3−[(イソキノリン−1−イル)アミノメチ
ル]フェニル]−N’−ベンジル尿素 m.p. 198−200℃ IR(ヌジョ−ル): 1625 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ):4.26(2H,d,
J=5.9Hz), 4.70(2H,d,J=5.8
Hz),6.50(1H,t,J=〜 6),6.87
−6.92(2H,m),7.13(1H,t,J=
7.7Hz),7.71−7.36(7H,m),7.
40−7.33(3H, m),7.81(1H,d,
J=5.8Hz),7.96(1H,t,J=〜6H
z),8.30(1H,d,J=8.3Hz),8.4
9(1H,s) Mass: 383(M+1)
ル]フェニル]−N’−ベンジル尿素 m.p. 198−200℃ IR(ヌジョ−ル): 1625 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ):4.26(2H,d,
J=5.9Hz), 4.70(2H,d,J=5.8
Hz),6.50(1H,t,J=〜 6),6.87
−6.92(2H,m),7.13(1H,t,J=
7.7Hz),7.71−7.36(7H,m),7.
40−7.33(3H, m),7.81(1H,d,
J=5.8Hz),7.96(1H,t,J=〜6H
z),8.30(1H,d,J=8.3Hz),8.4
9(1H,s) Mass: 383(M+1)
【0059】実施例8 3−[(イソキノリン−1−イル)アミノメチル]アニ
リン(100mg)、ピリジン(65μl)および塩化
メチレン(2ml)の溶液に、フェニルアセチルクロリ
ド(58μl)を5℃で加える。溶液を30分間攪拌
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加える。混合物を
酢酸エチルで希釈し、有機層を分取し、食塩水(2回)
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を
留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製し、塩化メチレンとメタノ−ルの混合溶液で
溶出し、95%エタノ−ルから再結晶して、N−[3−
[(イソキノリン−1−イル)アミノメチル]フェニ
ル]フェニルアセトアミド(36mg)を得る。 m.p. 181−183℃ IR(ヌジョ−ル): 3400,1665 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ): 3.58(2H,
s),4.71(2H,d,J=5.8Hz),6.8
9(1H,d,J=5.8Hz),7.03(1H,
d,J=7.7Hz),7.16−7.35(6H,
m),7.45−7.54(3H,m),7.59−
7.73(2H,m),7.80(1H, d,J=
5.8Hz),7.98(1H,t,J=〜6Hz),
8.30(1H,d,J=8.0Hz),10.08
(1H,s) Mass: 368(M+1)
リン(100mg)、ピリジン(65μl)および塩化
メチレン(2ml)の溶液に、フェニルアセチルクロリ
ド(58μl)を5℃で加える。溶液を30分間攪拌
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加える。混合物を
酢酸エチルで希釈し、有機層を分取し、食塩水(2回)
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶媒を
留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
により精製し、塩化メチレンとメタノ−ルの混合溶液で
溶出し、95%エタノ−ルから再結晶して、N−[3−
[(イソキノリン−1−イル)アミノメチル]フェニ
ル]フェニルアセトアミド(36mg)を得る。 m.p. 181−183℃ IR(ヌジョ−ル): 3400,1665 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ): 3.58(2H,
s),4.71(2H,d,J=5.8Hz),6.8
9(1H,d,J=5.8Hz),7.03(1H,
d,J=7.7Hz),7.16−7.35(6H,
m),7.45−7.54(3H,m),7.59−
7.73(2H,m),7.80(1H, d,J=
5.8Hz),7.98(1H,t,J=〜6Hz),
8.30(1H,d,J=8.0Hz),10.08
(1H,s) Mass: 368(M+1)
【0060】実施例9 実施例8と同様にして下記の化合物を得る。 N−[3−[(イソキノリン−1−イル)アミノメチ
ル]フェニル]ベンズアミド m.p. 98−103℃ IR(ヌジョ−ル): 3400,1655 cm-1 NMR(DMSO−d 6,δ):4.76(2H,d,
J=5.7Hz)6.89(1H,d,J=5.8H
z),7.11(1H,d,J=7.6Hz),7.2
7(1H,dd,J=7.7および7.7Hz),7.
46−7.76(11H,m),8.02(1H,t,
J=〜5Hz),8.33(1H, d,J=8.1H
z),10.21(1H,s) Mass: 354(M+1)
ル]フェニル]ベンズアミド m.p. 98−103℃ IR(ヌジョ−ル): 3400,1655 cm-1 NMR(DMSO−d 6,δ):4.76(2H,d,
J=5.7Hz)6.89(1H,d,J=5.8H
z),7.11(1H,d,J=7.6Hz),7.2
7(1H,dd,J=7.7および7.7Hz),7.
46−7.76(11H,m),8.02(1H,t,
J=〜5Hz),8.33(1H, d,J=8.1H
z),10.21(1H,s) Mass: 354(M+1)
【0061】実施例10 3−[(イソキノリン−1−イル)アミノメチル]アニ
リン(50mg)、1−メチル−1H−インダゾ−ル−
3−カルボン酸(35mg)および1−ヒドロキシベン
ズトリアゾ−ル(27mg)のN,N−ジメチルホルム
アミド(5ml)中混合物にWSCD(水溶性カルボジ
イミド、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エ
チルカルボジイミド・塩酸塩)(38mg)を0℃で加
える。反応混合物を一夜室温で攪拌し、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液中に注ぐ。混合物を酢酸エチルで抽出
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−により
精製し、ヘキサン−酢酸エチル(3:2)で溶出し、ジ
イソプロピルエーテルで紛砕し、N−[3−[(イソキ
ノリン−1−イル)アミノメチル]フェニル]−1−メ
チル−1H−インダゾ−ル−3−カルボキサミド(50
mg)を得る。 m.p 173−175℃ IR(ヌジョ−ル) 3350,1655 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ)4.18(3H,s)
4.77(2H,d,J=5.8Hz)6.90(1
H,d,J=5.8Hz),7.08−7.12(1
H,m),7.22−7.35(2H,m),7.46
−7.56(2H,m),7.60−7.85(5H,
m)7.92(1H,s),8.02(1H,t,J=
5.8Hz),8.20(1H,d,J=8.1 H
z),8.34(1H,d,J=8.1Hz) Mass: 408(M+1)+
リン(50mg)、1−メチル−1H−インダゾ−ル−
3−カルボン酸(35mg)および1−ヒドロキシベン
ズトリアゾ−ル(27mg)のN,N−ジメチルホルム
アミド(5ml)中混合物にWSCD(水溶性カルボジ
イミド、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エ
チルカルボジイミド・塩酸塩)(38mg)を0℃で加
える。反応混合物を一夜室温で攪拌し、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液中に注ぐ。混合物を酢酸エチルで抽出
し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−により
精製し、ヘキサン−酢酸エチル(3:2)で溶出し、ジ
イソプロピルエーテルで紛砕し、N−[3−[(イソキ
ノリン−1−イル)アミノメチル]フェニル]−1−メ
チル−1H−インダゾ−ル−3−カルボキサミド(50
mg)を得る。 m.p 173−175℃ IR(ヌジョ−ル) 3350,1655 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ)4.18(3H,s)
4.77(2H,d,J=5.8Hz)6.90(1
H,d,J=5.8Hz),7.08−7.12(1
H,m),7.22−7.35(2H,m),7.46
−7.56(2H,m),7.60−7.85(5H,
m)7.92(1H,s),8.02(1H,t,J=
5.8Hz),8.20(1H,d,J=8.1 H
z),8.34(1H,d,J=8.1Hz) Mass: 408(M+1)+
【0062】実施例11 3−[(イソキノリン−1−イル)アミノメチル]アニ
リン(100mg)、トランス ケイ皮酸(59m
g)、WSCD(水溶性カルボジイミド、1−(3−ジ
メチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド・
塩酸塩)(92mg)、および塩化メチレン(2ml)
の溶液を室温で4時間攪拌し、酢酸エチルで希釈し、食
塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶
媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製し、塩化メチレンとメタノ−ルの混合液
体から溶出し、N−[3−[(イソキノリン−1−イ
ル)アミノメチル]フェニル]ケイ皮酸アミドを得る。 m.p.216−218℃ IR(ヌジョ−ル): 3360,1660 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ):4.76(2H,d,
J=5.8Hz),6.80(1H,d,J=15.7
Hz),6.90(1H,d,J=5.6Hz),7.
26(1H,dd,J=7.7および7.7Hz),
7.40−7.74(12H,m),7.82(1H,
d,J=5.8Hz),8.04(1H,t,J=5.
9Hz),8.32(1H,d,J=8.1Hz),
10.14(1H,s) Mass: 380(M+1)
リン(100mg)、トランス ケイ皮酸(59m
g)、WSCD(水溶性カルボジイミド、1−(3−ジ
メチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド・
塩酸塩)(92mg)、および塩化メチレン(2ml)
の溶液を室温で4時間攪拌し、酢酸エチルで希釈し、食
塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、溶
媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製し、塩化メチレンとメタノ−ルの混合液
体から溶出し、N−[3−[(イソキノリン−1−イ
ル)アミノメチル]フェニル]ケイ皮酸アミドを得る。 m.p.216−218℃ IR(ヌジョ−ル): 3360,1660 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ):4.76(2H,d,
J=5.8Hz),6.80(1H,d,J=15.7
Hz),6.90(1H,d,J=5.6Hz),7.
26(1H,dd,J=7.7および7.7Hz),
7.40−7.74(12H,m),7.82(1H,
d,J=5.8Hz),8.04(1H,t,J=5.
9Hz),8.32(1H,d,J=8.1Hz),
10.14(1H,s) Mass: 380(M+1)
【0063】実施例12 実施例11と同様にして下記の混合物を得る。 N−[3−[(イソキノリン−1−イル)アミノメチ
ル]フェニル]インドール−2−イル)アセトアミド m.p.94−96℃ IR(ヌジョ−ル): 1670 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ): 3.76(2H,
s),4.73(2H,d,J=5.7Hz),6.2
3(1H,s),6.87−7.16(4H,m),
7.22(1H,t,J=7.7Hz),7.31(1
H,d,J=7.8Hz),7.39−7.73(6
H,m),8.81(1H,d,J=5.8Hz),
8.00(1H,t,J=〜5Hz),8.31(1
H,d,J=8.2Hz),10.11(1H,s),
10.97(1H,brs) Mass: 407(M+1)
ル]フェニル]インドール−2−イル)アセトアミド m.p.94−96℃ IR(ヌジョ−ル): 1670 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ): 3.76(2H,
s),4.73(2H,d,J=5.7Hz),6.2
3(1H,s),6.87−7.16(4H,m),
7.22(1H,t,J=7.7Hz),7.31(1
H,d,J=7.8Hz),7.39−7.73(6
H,m),8.81(1H,d,J=5.8Hz),
8.00(1H,t,J=〜5Hz),8.31(1
H,d,J=8.2Hz),10.11(1H,s),
10.97(1H,brs) Mass: 407(M+1)
【0064】実施例13 実施例11と同様にして下記の化合物を得る。 N−[3−[(イソキノリン−1−イル)アミノメチ
ル]フェニル]シクロペンタンカルボキサミド m.p. 168−169℃ IR(ヌジョ−ル): 3360,1660 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ):1.40−1.90
(8H m)2.73(1H,5重線,J=〜7H
z),4.71(2H,d,J=5.8Hz), 6.
89(1H,d,J=5.7Hz),7.01(1H,
d,J=7.6Hz),7.19(1H,dd,J=
7.6および7.6Hz),7.43−7.59(3
H,m),7.63(1H,dd,J=〜7および〜7
Hz), 7.69(1H,dd,J=〜7および〜7
Hz),7.81(1H,d,J=5.8Hz),7.
99(1H,t,J=5.6Hz),8.31(1H,
d,J=7.9Hz),9.78(1H,brs) Mass: 346(M+1)
ル]フェニル]シクロペンタンカルボキサミド m.p. 168−169℃ IR(ヌジョ−ル): 3360,1660 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ):1.40−1.90
(8H m)2.73(1H,5重線,J=〜7H
z),4.71(2H,d,J=5.8Hz), 6.
89(1H,d,J=5.7Hz),7.01(1H,
d,J=7.6Hz),7.19(1H,dd,J=
7.6および7.6Hz),7.43−7.59(3
H,m),7.63(1H,dd,J=〜7および〜7
Hz), 7.69(1H,dd,J=〜7および〜7
Hz),7.81(1H,d,J=5.8Hz),7.
99(1H,t,J=5.6Hz),8.31(1H,
d,J=7.9Hz),9.78(1H,brs) Mass: 346(M+1)
【0065】実施例14 3−[(イソキノリン−1−イル)アミノメチル]アニ
リン(125mg)、2−メトキシフェニルイソシアナ
ート(66μl)およびテトラヒドロフラン(1ml)
の溶液を室温で24時間撹拌する。溶媒を留去し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、
塩化メチレンとメタノ−ルの混合溶液で溶出し、95%
エタノ−ルから再結晶して、N−[3−(イソキノリン
−1−イル)アミノメチル]フェニル−N’−(2−メ
トキシフェニル)尿素を得る。 m.p.160−161℃ IR(KBr): 3348,1691 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ): 3.84(3H,
s),4.74(2H,d,J=5.8Hz),6.8
3−7.01(5H,m),7.20(1H,dd,J
=7.7,7.7Hz),7.30(1H,brs),
7.40−7.55(2H,m),7.64(1H,d
d,J=7.7Hz),7.70(1H,dd,J=
7.7Hz),7.82(1H,d,J=5.8H
z),8.00(1H,t,J=5.6Hz),8.1
1(1H,dd,J=7.2Hz),8.16(1H,
s),8.32(1H,d,J=8.3Hz),9.2
2(1H,s) Mass: 399(M+1)
リン(125mg)、2−メトキシフェニルイソシアナ
ート(66μl)およびテトラヒドロフラン(1ml)
の溶液を室温で24時間撹拌する。溶媒を留去し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、
塩化メチレンとメタノ−ルの混合溶液で溶出し、95%
エタノ−ルから再結晶して、N−[3−(イソキノリン
−1−イル)アミノメチル]フェニル−N’−(2−メ
トキシフェニル)尿素を得る。 m.p.160−161℃ IR(KBr): 3348,1691 cm-1 NMR(DMSO−d6,δ): 3.84(3H,
s),4.74(2H,d,J=5.8Hz),6.8
3−7.01(5H,m),7.20(1H,dd,J
=7.7,7.7Hz),7.30(1H,brs),
7.40−7.55(2H,m),7.64(1H,d
d,J=7.7Hz),7.70(1H,dd,J=
7.7Hz),7.82(1H,d,J=5.8H
z),8.00(1H,t,J=5.6Hz),8.1
1(1H,dd,J=7.2Hz),8.16(1H,
s),8.32(1H,d,J=8.3Hz),9.2
2(1H,s) Mass: 399(M+1)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/47 AAN A61K 31/47 AAN ABJ ABJ ACJ ACJ ADR ADR AEN AEN 31/505 AAE 31/505 AAE C07D 215/38 C07D 215/38 217/22 217/22 239/84 239/84 401/12 209 401/12 209 403/12 209 403/12 209 231 231 (72)発明者 野田 由香 大阪府吹田市津雲台5−8−D73−203 (72)発明者 加藤 眞行 京都府京都市西京区御陵大枝山町6−16− 12
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式: [式中、R1はキノリル基、キナゾリニル基、イソキノ
リル基またはピリジル基、R2は、式: −Y−R3 で
示される基(式中、R3はフェニル基、シクロ(低級)
アルキル基、インドリル基、低級アルキルインダゾリル
基または2,3−ジヒドロインドリル基、およびYは結
合、低級アルキレン基、または低級アルケニレン基を意
味する);または式: −NH−R4 で示される基
(式中、R4は低級アルキルインドリル基、低級アルコ
キシ基を有していてもよいフェニル基、またはフェニル
(低級)アルキル基を意味する)およびAは低級アルキ
レンを意味する]およびその塩。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001068585A1 (fr) * | 2000-03-14 | 2001-09-20 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Nouveaux composes amides |
WO2007107543A1 (en) | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Janssen Pharmaceutica N.V. | Inhibitors of the interaction between mdm2 and p53 |
JP2010509375A (ja) * | 2006-11-15 | 2010-03-25 | サイトピア・リサーチ・ピーティーワイ・リミテッド | キナーゼ活性の阻害剤 |
US20100081675A1 (en) * | 2008-09-26 | 2010-04-01 | National Health Research Institutes | Fused multicyclic compounds as protein kinase inhibitors |
WO2010089327A2 (en) | 2009-02-04 | 2010-08-12 | Janssen Pharmaceutica Nv | Indole derivatives as anticancer agents |
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-
1997
- 1997-08-18 AU AUPO8631A patent/AUPO863197A0/en not_active Abandoned
-
1998
- 1998-08-05 JP JP23496298A patent/JPH11130750A/ja active Pending
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WO2001068585A1 (fr) * | 2000-03-14 | 2001-09-20 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Nouveaux composes amides |
US7834016B2 (en) | 2004-09-22 | 2010-11-16 | Janssen Pharmaceutica Nv | Inhibitors of the interaction between MDM2 and p53 |
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