JPH11127976A - モニター載置板の角度調節機能付きラック - Google Patents
モニター載置板の角度調節機能付きラックInfo
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- JPH11127976A JPH11127976A JP33076997A JP33076997A JPH11127976A JP H11127976 A JPH11127976 A JP H11127976A JP 33076997 A JP33076997 A JP 33076997A JP 33076997 A JP33076997 A JP 33076997A JP H11127976 A JPH11127976 A JP H11127976A
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- Japan
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- monitor
- placing plate
- rack
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 モニター載置板を所望の傾斜角度に位置決め
できる角度調節機能付きラックの提供。 【解決手段】 モニター載置板30の前端部を2本の前
支柱2a間に架設された桟材31に揺動可能に連結する
と共に、該モニター載置板の底面左右両側に一対の作動
ロッド40を移動可能に設けて、当該各作動ロッドを互
いに離間する外方向に弾性付勢し、且つ、モニター載置
板の後部側に各作動ロッドをその弾性付勢力に抗して互
いに接近する内方向に移動させる操作レバーを設ける一
方、左右の前後支柱2a・2b間に上記作動ロッドの外
端部を係止する複数の係止孔5aを穿設した一対のサイ
ドパネル5を設けることにより、上記操作レバーの操作
で、各作動ロッドの外端部をサイドパネルの一の係止孔
に係止させれば、上記モニター載置板を、簡単且つ安全
に、所望の傾斜角度に位置決めできる。
できる角度調節機能付きラックの提供。 【解決手段】 モニター載置板30の前端部を2本の前
支柱2a間に架設された桟材31に揺動可能に連結する
と共に、該モニター載置板の底面左右両側に一対の作動
ロッド40を移動可能に設けて、当該各作動ロッドを互
いに離間する外方向に弾性付勢し、且つ、モニター載置
板の後部側に各作動ロッドをその弾性付勢力に抗して互
いに接近する内方向に移動させる操作レバーを設ける一
方、左右の前後支柱2a・2b間に上記作動ロッドの外
端部を係止する複数の係止孔5aを穿設した一対のサイ
ドパネル5を設けることにより、上記操作レバーの操作
で、各作動ロッドの外端部をサイドパネルの一の係止孔
に係止させれば、上記モニター載置板を、簡単且つ安全
に、所望の傾斜角度に位置決めできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンやワープ
ロ等を設置するために使用されるラックであって、特に
詳しくは、そのモニター載置板を所望の傾斜角度に位置
決めできる角度調節機能付きラックに関するものであ
る。
ロ等を設置するために使用されるラックであって、特に
詳しくは、そのモニター載置板を所望の傾斜角度に位置
決めできる角度調節機能付きラックに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常、一般的なこの種ラックは、具体的
には図示しないが、モニターやキーボードを載置する載
置板を、4本の支柱間にボルトなどで水平に固定するだ
けの比較的単純な構成となっている。依って、従来のラ
ックの下では、パソコン等のモニターが、上記の水平に
固定された載置板上にそのまま載置されることとなるの
で、その載置状態におけるモニターの画面は、必然的
に、略垂直な姿勢を保って、オペレーターの顔と正対す
ることとなる。
には図示しないが、モニターやキーボードを載置する載
置板を、4本の支柱間にボルトなどで水平に固定するだ
けの比較的単純な構成となっている。依って、従来のラ
ックの下では、パソコン等のモニターが、上記の水平に
固定された載置板上にそのまま載置されることとなるの
で、その載置状態におけるモニターの画面は、必然的
に、略垂直な姿勢を保って、オペレーターの顔と正対す
ることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、パソコン等の
操作時には、オペレーターが、垂直姿勢を保って正対す
るモニターの画面と、手元にあるキーボードを交互に見
ながら行わなければならないので、オペレーターは、自
ずと、首を上下に振ることが強要されて、特に、長時間
の操作では、これが、オペレーターの首や肩・腰などに
相当の負担をかける原因となっている。又、モニターの
画面がオペレーターの顔と正対していることは、オペレ
ーターの視線が、自然と、モニターの画面側に接近して
しまうので、オペレーターの眼を疲労させる原因ともな
っている。このように、従来のラックでは、長時間の操
作に従事すればする程、首や肩・腰に相当の負担をかけ
たり、眼の疲労を引き起こして、オペレーターの健康が
損なわれてしまう恐れがあった。
操作時には、オペレーターが、垂直姿勢を保って正対す
るモニターの画面と、手元にあるキーボードを交互に見
ながら行わなければならないので、オペレーターは、自
ずと、首を上下に振ることが強要されて、特に、長時間
の操作では、これが、オペレーターの首や肩・腰などに
相当の負担をかける原因となっている。又、モニターの
画面がオペレーターの顔と正対していることは、オペレ
ーターの視線が、自然と、モニターの画面側に接近して
しまうので、オペレーターの眼を疲労させる原因ともな
っている。このように、従来のラックでは、長時間の操
作に従事すればする程、首や肩・腰に相当の負担をかけ
たり、眼の疲労を引き起こして、オペレーターの健康が
損なわれてしまう恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、こ
のような実情に鑑み開発されたもので、少なくとも、4
本の支柱間にモニター載置板とキーボード載置板を備え
るラックであって、上記モニター載置板の前端部を2本
の対向する前支柱間に架設される桟材に揺動可能に連結
すると共に、該モニター載置板の底部左右両側に一対の
作動ロッドを移動可能に設けて、当該各作動ロッドを互
いに離間する外方向に弾性付勢し、且つ、モニター載置
板の後部に各作動ロッドをその弾性付勢力に抗して互い
に接近する内方向に移動させる操作レバーを設ける一
方、左右の前後支柱間に上記各作動ロッドの外端部を係
止する複数の係止孔を穿設した一対のサイドパネルを設
けて、上記操作レバーの操作に伴うモニター載置板の揺
動で、各作動ロッドの外端部を対応するサイドパネルの
一の係止孔に係止させることにより、モニター載置板を
所望の傾斜角度に位置決めできる構成を採用した。
のような実情に鑑み開発されたもので、少なくとも、4
本の支柱間にモニター載置板とキーボード載置板を備え
るラックであって、上記モニター載置板の前端部を2本
の対向する前支柱間に架設される桟材に揺動可能に連結
すると共に、該モニター載置板の底部左右両側に一対の
作動ロッドを移動可能に設けて、当該各作動ロッドを互
いに離間する外方向に弾性付勢し、且つ、モニター載置
板の後部に各作動ロッドをその弾性付勢力に抗して互い
に接近する内方向に移動させる操作レバーを設ける一
方、左右の前後支柱間に上記各作動ロッドの外端部を係
止する複数の係止孔を穿設した一対のサイドパネルを設
けて、上記操作レバーの操作に伴うモニター載置板の揺
動で、各作動ロッドの外端部を対応するサイドパネルの
一の係止孔に係止させることにより、モニター載置板を
所望の傾斜角度に位置決めできる構成を採用した。
【0005】依って、本発明によれば、操作レバーの操
作で、一旦、一対の作動ロッドをその弾性付勢力に抗し
て互いに接近する内方向に移動させて、当該各作動ロッ
ドの外端部を対応するサイドパネルの係止孔から外しな
がら、モニター載置板の後部側を揺動させて、再度、一
対の作動ロッドの外端部をサイドパネルの任意の係止孔
に係止させれば、これにより、モニター載置板を所望の
傾斜角度に位置決めできる。従って、当該載置板上に載
置されているモニターの画面も、載置板の位置決め角度
に応じてセットすることが可能となるので、オペレータ
ーは、自分に最も適した操作環境下で、パソコン等の操
作が可能となる。
作で、一旦、一対の作動ロッドをその弾性付勢力に抗し
て互いに接近する内方向に移動させて、当該各作動ロッ
ドの外端部を対応するサイドパネルの係止孔から外しな
がら、モニター載置板の後部側を揺動させて、再度、一
対の作動ロッドの外端部をサイドパネルの任意の係止孔
に係止させれば、これにより、モニター載置板を所望の
傾斜角度に位置決めできる。従って、当該載置板上に載
置されているモニターの画面も、載置板の位置決め角度
に応じてセットすることが可能となるので、オペレータ
ーは、自分に最も適した操作環境下で、パソコン等の操
作が可能となる。
【0006】又、モニター載置板の後部に一対の作動ロ
ッドをその弾性付勢に抗して互いに接近する内方向に移
動させる操作レバーを設けた関係で、モニター載置板を
傾斜させる場合には、当該操作レバー側を把持しなが
ら、モニター載置板を簡単に揺動させることが可能とな
るので、モニター載置板の角度調節作業も容易となると
共に、モニターを載置したままでも、その作業を安全に
行うことが可能となる。
ッドをその弾性付勢に抗して互いに接近する内方向に移
動させる操作レバーを設けた関係で、モニター載置板を
傾斜させる場合には、当該操作レバー側を把持しなが
ら、モニター載置板を簡単に揺動させることが可能とな
るので、モニター載置板の角度調節作業も容易となると
共に、モニターを載置したままでも、その作業を安全に
行うことが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する好適な実
施の形態に基づいて説明すれば、該実施の形態に係る角
度調節機能付きラックは、図1に示す如く、2本の前支
柱2aと2本の後支柱2bを有する角形のラック本体1
から成り、その上部にプリンター等の載置板を兼用する
天板3を二段に亘って設け、中間部にキーボード載置板
20とモニター載置板30とを設け、且つ、左右の前後
支柱2a・2b間の下部に一対のサイドパネル5を設け
る構成となっている。
施の形態に基づいて説明すれば、該実施の形態に係る角
度調節機能付きラックは、図1に示す如く、2本の前支
柱2aと2本の後支柱2bを有する角形のラック本体1
から成り、その上部にプリンター等の載置板を兼用する
天板3を二段に亘って設け、中間部にキーボード載置板
20とモニター載置板30とを設け、且つ、左右の前後
支柱2a・2b間の下部に一対のサイドパネル5を設け
る構成となっている。
【0008】そこで、これらを具体的に説明すると、ま
ず、ラック本体1は、図2にも示す如く、2本の前支柱
2aの中間部外面に、後述するキーボード載置板20の
ブラケット24を固定する複数のボルト孔6を形成し、
当該各前支柱2aの中間部内面に、後述するモニター載
置板30の桟材31をブラケット33を介して固定する
複数のボルト孔7を形成すると共に、各前支柱2aの下
部内面と各後支柱2bの中間部寄り内面に、上記一対の
サイドパネル5の折曲フランジ5cを固定する複数のボ
ルト孔8を同一ピッチで形成する構成となっている。
尚、図中、9は荷台、10はキャスター、11はストッ
パー脚である。
ず、ラック本体1は、図2にも示す如く、2本の前支柱
2aの中間部外面に、後述するキーボード載置板20の
ブラケット24を固定する複数のボルト孔6を形成し、
当該各前支柱2aの中間部内面に、後述するモニター載
置板30の桟材31をブラケット33を介して固定する
複数のボルト孔7を形成すると共に、各前支柱2aの下
部内面と各後支柱2bの中間部寄り内面に、上記一対の
サイドパネル5の折曲フランジ5cを固定する複数のボ
ルト孔8を同一ピッチで形成する構成となっている。
尚、図中、9は荷台、10はキャスター、11はストッ
パー脚である。
【0009】キーボード載置板20は、同じく、図2か
らも明らかな如く、その左右両側面にL字金具21をボ
ルト22を介して固定し、当該各L字金具21の先端部
を一対のブラケット24にピン23を介して軸支して、
この各ブラケット24を左右の前支柱2aに上記したボ
ルト孔6とボルト25を介して固定することにより、左
右の前支柱2a間の中間部外側において水平な展開状態
と垂直な折畳状態に移行できる構成となっている。
らも明らかな如く、その左右両側面にL字金具21をボ
ルト22を介して固定し、当該各L字金具21の先端部
を一対のブラケット24にピン23を介して軸支して、
この各ブラケット24を左右の前支柱2aに上記したボ
ルト孔6とボルト25を介して固定することにより、左
右の前支柱2a間の中間部外側において水平な展開状態
と垂直な折畳状態に移行できる構成となっている。
【0010】尚、上記一対のブラケット24に対して
は、ラック本体1の内側に位置することとなる側面に筒
部材26を溶接し、該各筒部材26に三角形状を呈する
支持部材27を回転可能に支承して、この支持部材27
を外側に回転すると、キーボード載置板20の下面を支
持して、その水平な展開状態を確実に維持し、逆に、内
側に回動すると、キーボード載置板20の垂直な折畳状
態を保障できる構成となっている。
は、ラック本体1の内側に位置することとなる側面に筒
部材26を溶接し、該各筒部材26に三角形状を呈する
支持部材27を回転可能に支承して、この支持部材27
を外側に回転すると、キーボード載置板20の下面を支
持して、その水平な展開状態を確実に維持し、逆に、内
側に回動すると、キーボード載置板20の垂直な折畳状
態を保障できる構成となっている。
【0011】モニター載置板30は、その前端部を長尺
な蝶番32を介して桟材31に連結して、当該桟材31
の両端部に溶接されたブラケット33を上記した前支柱
2aの内面に形成されているボルト孔7にボルト34を
介して固定することにより、ラック本体1の内側におい
て、前支柱2a間に架設させる桟材31を支点として、
その後部側が揺動可能となるように取り付けられる構成
となっている。
な蝶番32を介して桟材31に連結して、当該桟材31
の両端部に溶接されたブラケット33を上記した前支柱
2aの内面に形成されているボルト孔7にボルト34を
介して固定することにより、ラック本体1の内側におい
て、前支柱2a間に架設させる桟材31を支点として、
その後部側が揺動可能となるように取り付けられる構成
となっている。
【0012】尚、モニター載置板30自体は、図示する
如く、その左右両側部と後部に連続する折り返し壁35
を画成すると共に、該折り返し壁35の後半部分に複数
のモニターホルダー36が付設されたパンチングボード
製のフェンス37を設けて、特に、モニター載置板30
を傾斜させる際に、モニターが後方へ転落したり移動し
たりすることを防止する構成を併せて採用している。
如く、その左右両側部と後部に連続する折り返し壁35
を画成すると共に、該折り返し壁35の後半部分に複数
のモニターホルダー36が付設されたパンチングボード
製のフェンス37を設けて、特に、モニター載置板30
を傾斜させる際に、モニターが後方へ転落したり移動し
たりすることを防止する構成を併せて採用している。
【0013】これに加えて、本実施の形態にあっては、
図3にも示す如く、モニター載置板30の底部左右両側
に筒部材45を溶接して、該各筒部材45内に一対の作
動ロッド40を移動可能に嵌入して、当該各作動ロッド
40の先端鍔部46と対応する筒部材45の外端面間に
作動ロッド40を互いに離間する外方向に付勢するコイ
ルスプリング47を装着する一方、後部側のフェンス3
7面に一対の筒部材44を設けて、該各筒部材44に上
記一対の作動ロッド40の内端部40aと金属ワイヤー
41で連結された操作レバー42を有するハンドル部4
3を回動可能に設ける構成を採用している。尚、上記金
属ワイヤー41は、図示するガイドパイプ48により、
その連結状態が保持されることとなる。
図3にも示す如く、モニター載置板30の底部左右両側
に筒部材45を溶接して、該各筒部材45内に一対の作
動ロッド40を移動可能に嵌入して、当該各作動ロッド
40の先端鍔部46と対応する筒部材45の外端面間に
作動ロッド40を互いに離間する外方向に付勢するコイ
ルスプリング47を装着する一方、後部側のフェンス3
7面に一対の筒部材44を設けて、該各筒部材44に上
記一対の作動ロッド40の内端部40aと金属ワイヤー
41で連結された操作レバー42を有するハンドル部4
3を回動可能に設ける構成を採用している。尚、上記金
属ワイヤー41は、図示するガイドパイプ48により、
その連結状態が保持されることとなる。
【0014】又、上記操作レバー42に対しては、その
両端部にハンドル部43の両側腕に嵌着するガイドリン
グ42aを設けて、該各ガイドリング42aのハンドル
部43の両側腕上での案内で、ハンドル部43の内側で
前後方向に移動できる構成となっているが、通常の状態
にあっては、上記したコイルスプリング47のばね圧
で、フェンス37側方向に移動している。
両端部にハンドル部43の両側腕に嵌着するガイドリン
グ42aを設けて、該各ガイドリング42aのハンドル
部43の両側腕上での案内で、ハンドル部43の内側で
前後方向に移動できる構成となっているが、通常の状態
にあっては、上記したコイルスプリング47のばね圧
で、フェンス37側方向に移動している。
【0015】サイドパネル5は、その対の折曲フランジ
5cに上記前後支柱2a・2bのボルト孔8と対応する
通孔5bを形成すると共に、その巾域に上記作動ロッド
40の外端部40bが係止する複数の係止孔5aを一定
の間隔をおいて穿設する構成となっている。尚、上記複
数の係止孔5aは、モニター載置板30の後端部の揺動
軌跡上に位置するものとする。従って、モニター載置板
30の桟材31を2本の前支柱2a間のボルト孔7を選
択して上下方向で位置を変更した場合には、これに応じ
て、同様に、前後支柱2a・2bのボルト孔8を選択し
て、サイドパネル5の位置も変更しなければならない。
5cに上記前後支柱2a・2bのボルト孔8と対応する
通孔5bを形成すると共に、その巾域に上記作動ロッド
40の外端部40bが係止する複数の係止孔5aを一定
の間隔をおいて穿設する構成となっている。尚、上記複
数の係止孔5aは、モニター載置板30の後端部の揺動
軌跡上に位置するものとする。従って、モニター載置板
30の桟材31を2本の前支柱2a間のボルト孔7を選
択して上下方向で位置を変更した場合には、これに応じ
て、同様に、前後支柱2a・2bのボルト孔8を選択し
て、サイドパネル5の位置も変更しなければならない。
【0016】依って、本実施の形態に係るラックの下で
は、図4・図5に示す如く、作動ロッド40の外端部4
0bをサイドパネル5の最上位にある係止孔5aに係止
させた場合には、一応、モニター載置板30が水平状態
となるように設定されているが、オペレーターの使い勝
手によって、モニター載置板30を傾斜させて、当該載
置板30上のモニターMの画面の角度を調節したい場合
には、まず、ハンドル部43を両手で確実に把持して、
そのまま、操作レバー42に指を掛けて、図6のAに示
す如く、該操作レバー42を手前に引けば、これと連動
して、金属ワイヤー41によって連結された一対の作動
ロッド40が、コイルスプリング47の弾性付勢力に抗
して、互いに接近する内方向に移動するので、これによ
り、同図のBに示す如く、該各作動ロッド40の外端部
40bがサイドパネル5の最上位にある係止孔5aから
外れることになる。
は、図4・図5に示す如く、作動ロッド40の外端部4
0bをサイドパネル5の最上位にある係止孔5aに係止
させた場合には、一応、モニター載置板30が水平状態
となるように設定されているが、オペレーターの使い勝
手によって、モニター載置板30を傾斜させて、当該載
置板30上のモニターMの画面の角度を調節したい場合
には、まず、ハンドル部43を両手で確実に把持して、
そのまま、操作レバー42に指を掛けて、図6のAに示
す如く、該操作レバー42を手前に引けば、これと連動
して、金属ワイヤー41によって連結された一対の作動
ロッド40が、コイルスプリング47の弾性付勢力に抗
して、互いに接近する内方向に移動するので、これによ
り、同図のBに示す如く、該各作動ロッド40の外端部
40bがサイドパネル5の最上位にある係止孔5aから
外れることになる。
【0017】従って、後は、この状態のまま、ハンドル
部43を確実に把持して、急激な落下を抑えながら、モ
ニター載置板30の後部側を桟材31を支点として下方
に降下させれば、モニターMを載置したまま、モニター
載置板30がスムーズに揺動できる。
部43を確実に把持して、急激な落下を抑えながら、モ
ニター載置板30の後部側を桟材31を支点として下方
に降下させれば、モニターMを載置したまま、モニター
載置板30がスムーズに揺動できる。
【0018】そして、そのまま、モニター載置板30の
後部側を下方に揺動しながら、サイドパネル5の係止孔
5aを任意に選択して、当該選択された係止孔5aの位
置で、把持しているハンドル部43の操作レバー42の
みを放せば、金属ワイヤー41によって連結された一対
の作動ロッド40が、コイルスプリング47の弾性付勢
力によって、今度は、互いに離間する外方向に自動的に
移動して、再び、該各作動ロッド40の外端部40bを
選択された係止孔5aに係止するので、これにより、図
7に示す如く、水平状態にあったモニター載置板30が
モニターMと一緒に所望の傾斜角度に位置決めされるこ
ととなる。尚、繰り返し、傾斜角度を調節したい場合に
は、上述した作業を改めて行えば、傾斜角度の調節が自
在に行える。
後部側を下方に揺動しながら、サイドパネル5の係止孔
5aを任意に選択して、当該選択された係止孔5aの位
置で、把持しているハンドル部43の操作レバー42の
みを放せば、金属ワイヤー41によって連結された一対
の作動ロッド40が、コイルスプリング47の弾性付勢
力によって、今度は、互いに離間する外方向に自動的に
移動して、再び、該各作動ロッド40の外端部40bを
選択された係止孔5aに係止するので、これにより、図
7に示す如く、水平状態にあったモニター載置板30が
モニターMと一緒に所望の傾斜角度に位置決めされるこ
ととなる。尚、繰り返し、傾斜角度を調節したい場合に
は、上述した作業を改めて行えば、傾斜角度の調節が自
在に行える。
【0019】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、モニター載置板を所望の傾斜角度に位置決めで
きることになるので、該モニター載置板に載置されるモ
ニターを該傾斜状態をもって使用すれば、モニターの画
面は、所望の傾斜角度をもって、オペレーターの顔の正
面より下方に位置することとなるので、モニターの画面
と手元のキーボードとを交互に見る場合でも、視線の移
動だけで済み、首を上下に振る必要がなくなるので、オ
ペレーターの首や肩・腰に相当の負担を掛けることがな
くなるばかりか、モニターの画面とオペレーターの眼の
距離も自然と離れることとなるので、オペレーターの眼
の疲労も抑えられることとなる。又、モニター載置板の
傾斜作業は、モニターを載置したまま、操作レバーの操
作で行えるので、煩わしい作業が不要となって、一人で
簡単且つ安全に行えることとなる。
により、モニター載置板を所望の傾斜角度に位置決めで
きることになるので、該モニター載置板に載置されるモ
ニターを該傾斜状態をもって使用すれば、モニターの画
面は、所望の傾斜角度をもって、オペレーターの顔の正
面より下方に位置することとなるので、モニターの画面
と手元のキーボードとを交互に見る場合でも、視線の移
動だけで済み、首を上下に振る必要がなくなるので、オ
ペレーターの首や肩・腰に相当の負担を掛けることがな
くなるばかりか、モニターの画面とオペレーターの眼の
距離も自然と離れることとなるので、オペレーターの眼
の疲労も抑えられることとなる。又、モニター載置板の
傾斜作業は、モニターを載置したまま、操作レバーの操
作で行えるので、煩わしい作業が不要となって、一人で
簡単且つ安全に行えることとなる。
【図1】本発明の実施の形態に係るラックを示す分解斜
視図である。
視図である。
【図2】前支柱の中間部における各部材の取付状態を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図3】モニター載置板の構造を背面側から示す要部斜
視図である。
視図である。
【図4】モニター載置板を水平に位置決めした状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図5】(A)は操作レバーを放した状態を示す要部断
面図、(B)は作動ロッドの外端部がサイドパネルの係
止孔に係止している状態を示す要部断面図である。
面図、(B)は作動ロッドの外端部がサイドパネルの係
止孔に係止している状態を示す要部断面図である。
【図6】(A)は操作レバーを引いた状態を示す要部断
面図、(B)は作動ロッドの外端部がサイドパネルの係
止孔から外れた状態を示す要部断面図である。
面図、(B)は作動ロッドの外端部がサイドパネルの係
止孔から外れた状態を示す要部断面図である。
【図7】モニター載置板を所望の傾斜角度に位置決めし
た状態を示す側面図である。
た状態を示す側面図である。
1 ラック本体 2a 前支柱 2b 後支柱 3 天板 5 サイドパネル 5a 係止孔 20 キーボード載置板 21 L字金具 24 ブラケット 26 筒部材 27 支持部材 30 モニター載置板 31 桟材 32 蝶番 33 ブラケット 36 モニターホルダー 37 フェンス 40 作動ロッド 40a 作動ロッドの内端部 40b 作動ロッドの外端部 41 金属ワイヤー 42 操作レバー 43 ハンドル部 45 筒部材 47 コイルスプリング 48 ガイドパイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも、4本の支柱間にモニター載
置板とキーボード載置板を備えるラックであって、上記
モニター載置板の前端部を2本の対向する前支柱間に架
設される桟材に揺動可能に連結すると共に、該モニター
載置板の底部左右両側に一対の作動ロッドを移動可能に
設けて、当該各作動ロッドを互いに離間する外方向に弾
性付勢し、且つ、モニター載置板の後部に各作動ロッド
をその弾性付勢力に抗して互いに接近する内方向に移動
させる操作レバーを設ける一方、左右の前後支柱間に上
記各作動ロッドの外端部を係止する複数の係止孔を穿設
した一対のサイドパネルを設けて、上記操作レバーの操
作に伴うモニター載置板の揺動で、各作動ロッドの外端
部を対応するサイドパネルの一の係止孔に係止させるこ
とにより、モニター載置板を所望の傾斜角度に位置決め
できるように構成したことを特徴とするモニター載置板
の角度調節機能付きラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33076997A JPH11127976A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | モニター載置板の角度調節機能付きラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33076997A JPH11127976A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | モニター載置板の角度調節機能付きラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11127976A true JPH11127976A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18236344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33076997A Pending JPH11127976A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | モニター載置板の角度調節機能付きラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11127976A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7009840B2 (en) | 1998-09-18 | 2006-03-07 | Lxe, Inc. | Mobile clinical workstation |
US7612999B2 (en) | 1998-09-18 | 2009-11-03 | Flo Healthcare Solutions, Llc | Mobile clinical workstation |
KR200456375Y1 (ko) | 2011-06-24 | 2011-10-27 | 박금동 | 유공압 실습용 테이블 |
US8180485B2 (en) | 2006-02-11 | 2012-05-15 | Omnicell, Inc. | Medication dispensing cart |
US8378620B2 (en) | 2006-08-21 | 2013-02-19 | Omnicell, Inc. | Solar charged mobile working stations |
US9523534B2 (en) | 2010-12-06 | 2016-12-20 | Omnicell, Inc. | Computer controlled and monitored medical storage system |
-
1997
- 1997-10-24 JP JP33076997A patent/JPH11127976A/ja active Pending
Cited By (10)
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US9976801B2 (en) | 2010-12-06 | 2018-05-22 | Omnicell, Inc. | Computer controlled and monitored medical storage system |
KR200456375Y1 (ko) | 2011-06-24 | 2011-10-27 | 박금동 | 유공압 실습용 테이블 |
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