JPH11118625A - 荷重測定装置 - Google Patents
荷重測定装置Info
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- JPH11118625A JPH11118625A JP27833797A JP27833797A JPH11118625A JP H11118625 A JPH11118625 A JP H11118625A JP 27833797 A JP27833797 A JP 27833797A JP 27833797 A JP27833797 A JP 27833797A JP H11118625 A JPH11118625 A JP H11118625A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 測定可能な対象物を広くする。
【解決手段】 被測定物の荷重作用範囲に設定する代表
作用点に加える複数の代表荷重以上の数の変形検出器1
と記憶装置及び演算装置4を備え、変形検出器1は被測
定物の任意の位置に取り付け、記憶装置と演算装置4
は、代表作用点に既知の荷重を加えて較正を行なうと、
変形検出器1が出力する各荷重毎の較正変形データを入
力して荷重−変形伝達係数行列を作成し、これを逆変換
して変形−荷重伝達係数行列を記憶し、代表作用点に分
散して作用する荷重を等価の単一荷重に置き換える荷重
変換式を記憶し、荷重作用範囲に荷重が加わると、変形
検出器から入力した変形列ベクトルと変形−荷重伝達係
数行列の積を演算して、代表作用点に分散して作用する
仮想の荷重を求め、これらから荷重変換式を用いて荷重
の大きさと作用点を求める荷重測定装置。
作用点に加える複数の代表荷重以上の数の変形検出器1
と記憶装置及び演算装置4を備え、変形検出器1は被測
定物の任意の位置に取り付け、記憶装置と演算装置4
は、代表作用点に既知の荷重を加えて較正を行なうと、
変形検出器1が出力する各荷重毎の較正変形データを入
力して荷重−変形伝達係数行列を作成し、これを逆変換
して変形−荷重伝達係数行列を記憶し、代表作用点に分
散して作用する荷重を等価の単一荷重に置き換える荷重
変換式を記憶し、荷重作用範囲に荷重が加わると、変形
検出器から入力した変形列ベクトルと変形−荷重伝達係
数行列の積を演算して、代表作用点に分散して作用する
仮想の荷重を求め、これらから荷重変換式を用いて荷重
の大きさと作用点を求める荷重測定装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷重の大きさと作
用点の位置を測定する荷重測定装置に関する。
用点の位置を測定する荷重測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットハンドの指先に加わる荷重を測
定する装置は、特開平1−189535号公報に開示さ
れているように、指に相当する柱を途中で直角に折り曲
げて垂直部と水平部を形成し、指先に相当する柱の先端
に加わる荷重によって、柱の垂直部または水平部を曲げ
るモーメントが発生する構成にし、柱の垂直部と水平部
にひずみゲージを所定の位置に貼り付けている。
定する装置は、特開平1−189535号公報に開示さ
れているように、指に相当する柱を途中で直角に折り曲
げて垂直部と水平部を形成し、指先に相当する柱の先端
に加わる荷重によって、柱の垂直部または水平部を曲げ
るモーメントが発生する構成にし、柱の垂直部と水平部
にひずみゲージを所定の位置に貼り付けている。
【0003】ひずみゲージは、増幅器とA/D変換器を
介して電子計算機に接続している。
介して電子計算機に接続している。
【0004】電子計算機は、ひずみゲージの出力から、
柱の垂直部と水平部に作用するモーメントを求める理論
式と、柱の垂直部と水平部に作用するモーメントから、
柱の先端に加わる荷重の大きさ、方向と作用点を求める
理論式を記憶している。
柱の垂直部と水平部に作用するモーメントを求める理論
式と、柱の垂直部と水平部に作用するモーメントから、
柱の先端に加わる荷重の大きさ、方向と作用点を求める
理論式を記憶している。
【0005】ロボットハンドの指先に荷重が加わると、
ひずみゲージが出力し、電子計算機において、記憶して
いる理論式によって指先荷重の大きさ、方向と作用点の
位置を演算する。
ひずみゲージが出力し、電子計算機において、記憶して
いる理論式によって指先荷重の大きさ、方向と作用点の
位置を演算する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来例においては、ひずみゲージを所定の位置に貼り
付け、ひずみと荷重の関係を材料力学理論から求めてい
るので、ひずみゲージを所定の位置に貼り付けられない
構造や形状の被測定物や、材料力学の理論式が求められ
ない構造や形状の被測定物には使用することができな
い。
な従来例においては、ひずみゲージを所定の位置に貼り
付け、ひずみと荷重の関係を材料力学理論から求めてい
るので、ひずみゲージを所定の位置に貼り付けられない
構造や形状の被測定物や、材料力学の理論式が求められ
ない構造や形状の被測定物には使用することができな
い。
【0007】従って、測定可能な対象物が限定されて狭
い。
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測定物の荷
重作用範囲に設定する代表作用点に加える複数の代表荷
重以上の数の変形検出器と、記憶装置及び演算装置を備
え、各変形検出器は、被測定物の任意の位置に取り付
け、記憶装置と演算装置は、被測定物の代表作用点に順
次既知の荷重を加えて較正を行なうと、変形検出器が出
力する各荷重毎の較正変形データを入力して荷重−変形
伝達係数行列を作成し、荷重−変形伝達係数行列を変形
−荷重伝達係数行列に逆変換して、変形−荷重伝達係数
行列を記憶し、また、代表作用点に分散して作用する荷
重を、これらと等価の単一荷重に置き換える分散荷重−
単一荷重変換式を記憶し、被測定物の荷重作用範囲に単
一の荷重が加わると、変形検出器が出力する変形データ
を入力し、記憶した変形−荷重伝達係数行列と、変形検
出器から入力した変形列ベクトルの積を演算して、代表
作用点に分散して作用する仮想の荷重を求め、これらの
荷重から、記憶した分散荷重−単一荷重変換式を用いて
単一荷重の大きさと作用点を求めることを特徴とする荷
重測定装置である。
重作用範囲に設定する代表作用点に加える複数の代表荷
重以上の数の変形検出器と、記憶装置及び演算装置を備
え、各変形検出器は、被測定物の任意の位置に取り付
け、記憶装置と演算装置は、被測定物の代表作用点に順
次既知の荷重を加えて較正を行なうと、変形検出器が出
力する各荷重毎の較正変形データを入力して荷重−変形
伝達係数行列を作成し、荷重−変形伝達係数行列を変形
−荷重伝達係数行列に逆変換して、変形−荷重伝達係数
行列を記憶し、また、代表作用点に分散して作用する荷
重を、これらと等価の単一荷重に置き換える分散荷重−
単一荷重変換式を記憶し、被測定物の荷重作用範囲に単
一の荷重が加わると、変形検出器が出力する変形データ
を入力し、記憶した変形−荷重伝達係数行列と、変形検
出器から入力した変形列ベクトルの積を演算して、代表
作用点に分散して作用する仮想の荷重を求め、これらの
荷重から、記憶した分散荷重−単一荷重変換式を用いて
単一荷重の大きさと作用点を求めることを特徴とする荷
重測定装置である。
【0009】
【発明の効果】本発明においては、所定数の変形検出器
を被測定物の任意の位置に取り付け、その取付状態で、
較正を行なって変形−荷重伝達係数行列を記憶し、ま
た、代表作用点に分散して作用する荷重を、これらと等
価の単一荷重に置き換える分散荷重−単一荷重変換式を
記憶し、被測定物の荷重作用範囲に単一の荷重が加わる
と、単一荷重の大きさと作用点を求める。
を被測定物の任意の位置に取り付け、その取付状態で、
較正を行なって変形−荷重伝達係数行列を記憶し、ま
た、代表作用点に分散して作用する荷重を、これらと等
価の単一荷重に置き換える分散荷重−単一荷重変換式を
記憶し、被測定物の荷重作用範囲に単一の荷重が加わる
と、単一荷重の大きさと作用点を求める。
【0010】従って、変形検出器を被測定物の任意の位
置に取り付け、また、材料力学の理論式を使用せず、較
正変形データを使用するので、被測定物の構造や形状が
限定されず、測定可能な対象物が広い。
置に取り付け、また、材料力学の理論式を使用せず、較
正変形データを使用するので、被測定物の構造や形状が
限定されず、測定可能な対象物が広い。
【0011】
【発明の実施の形態】荷重測定装置は、図1に示すよう
に、変形検出器1、増幅器2、A/D変換器3と電子計
算機4を順次接続している。
に、変形検出器1、増幅器2、A/D変換器3と電子計
算機4を順次接続している。
【0012】変形検出器1は、ひずみゲージである。変
形検出器1と増幅器2は、動ひずみ計を構成している。
形検出器1と増幅器2は、動ひずみ計を構成している。
【0013】電子計算機4は、記憶装置と演算装置など
を内蔵し、表示装置5を接続している。A/D変換器3
は、電子計算機4に内蔵してもよい。
を内蔵し、表示装置5を接続している。A/D変換器3
は、電子計算機4に内蔵してもよい。
【0014】被測定物の荷重作用範囲には、代表作用点
を複数個所に設定し、各代表作用点にそれぞれ代表荷重
F1,F2,・・・,Fnを所定の方向に加えることを想
定する。変形検出器1の数mは、代表荷重F1〜Fnの数
n以上である。m個の変形検出器1は、それぞれ、被測
定物の任意の位置に取り付ける。
を複数個所に設定し、各代表作用点にそれぞれ代表荷重
F1,F2,・・・,Fnを所定の方向に加えることを想
定する。変形検出器1の数mは、代表荷重F1〜Fnの数
n以上である。m個の変形検出器1は、それぞれ、被測
定物の任意の位置に取り付ける。
【0015】先ず、被測定物の各代表作用点には、順
次、既知の荷重{F}を所定の方向に加えて較正を行な
う。
次、既知の荷重{F}を所定の方向に加えて較正を行な
う。
【0016】各代表作用点の既知の荷重{F}について
それぞれ変形検出器1が出力する較正変形データ{ε}
は、順次、電子計算機4に入力し、演算装置において、
{ε}=[A]{F}の行列式を満たす荷重−変形伝達
係数行列[A]を作成し、荷重−変形伝達係数行列
[A]を変形−荷重伝達係数行列[B]に逆変換し、
{F}=[B]{ε}の行列式を満たす変形−荷重伝達
係数行列[B]を記憶装置に記憶する。
それぞれ変形検出器1が出力する較正変形データ{ε}
は、順次、電子計算機4に入力し、演算装置において、
{ε}=[A]{F}の行列式を満たす荷重−変形伝達
係数行列[A]を作成し、荷重−変形伝達係数行列
[A]を変形−荷重伝達係数行列[B]に逆変換し、
{F}=[B]{ε}の行列式を満たす変形−荷重伝達
係数行列[B]を記憶装置に記憶する。
【0017】また、第1,第2,・・・,第n代表作用
点に分散して作用する第1,第2,・・・,第n荷重F
1,F2,・・・,Fnを、これらと等価の単一荷重Wに
置き換える次の分散荷重−単一荷重変換式を記憶する。
点に分散して作用する第1,第2,・・・,第n荷重F
1,F2,・・・,Fnを、これらと等価の単一荷重Wに
置き換える次の分散荷重−単一荷重変換式を記憶する。
【0018】W=F1+F2+・・・+Fn α=(β1F1+β2F2+・・・+βnFn)/W ここで、αは、単一荷重Wの作用点の位置である。
β1,β2,・・・,βnは、第1,第2,・・・,第n
代表作用点の位置である。
β1,β2,・・・,βnは、第1,第2,・・・,第n
代表作用点の位置である。
【0019】次に、被測定物の荷重作用範囲に単一の移
動荷重Wが所定の方向に加わると、短い時間間隔毎に、
変形検出器1が出力する変形データ{ε}は、電子計算
機4に入力し、演算装置において、記憶装置に記憶した
変形−荷重伝達係数行列[B]と、変形検出器1から入
力した変形列ベクトル{ε}の積を演算し、即ち、変形
−荷重伝達係数行列[B]の各行ベクトルの各要素と変
形列ベクトル{ε}の各要素の積和をそれぞれ演算し、
{F}=[B]{ε}の行列式に基づいて、各代表作用
点に分散して作用するその時刻の仮想の荷重{F}を求
め、これらの荷重F1,F2,・・・,Fnから、記憶し
た分散荷重−単一荷重変換式を用いてその時刻の単一荷
重の大きさWと作用点の位置αを求め、時々刻々と変化
する移動荷重の大きさWと作用点の位置αを表示装置5
にリアルタイムで表示する。
動荷重Wが所定の方向に加わると、短い時間間隔毎に、
変形検出器1が出力する変形データ{ε}は、電子計算
機4に入力し、演算装置において、記憶装置に記憶した
変形−荷重伝達係数行列[B]と、変形検出器1から入
力した変形列ベクトル{ε}の積を演算し、即ち、変形
−荷重伝達係数行列[B]の各行ベクトルの各要素と変
形列ベクトル{ε}の各要素の積和をそれぞれ演算し、
{F}=[B]{ε}の行列式に基づいて、各代表作用
点に分散して作用するその時刻の仮想の荷重{F}を求
め、これらの荷重F1,F2,・・・,Fnから、記憶し
た分散荷重−単一荷重変換式を用いてその時刻の単一荷
重の大きさWと作用点の位置αを求め、時々刻々と変化
する移動荷重の大きさWと作用点の位置αを表示装置5
にリアルタイムで表示する。
【0020】電子計算機4において、各代表作用点の既
知の荷重{F}毎の較正変形データ{ε}から荷重−変
形伝達係数行列[A]を経て変形−荷重伝達係数行列
[B]を作成する手順は、図2のフローチャートに示す
ように、次の通りである。
知の荷重{F}毎の較正変形データ{ε}から荷重−変
形伝達係数行列[A]を経て変形−荷重伝達係数行列
[B]を作成する手順は、図2のフローチャートに示す
ように、次の通りである。
【0021】 代表荷重Fjの数nと変形検出器1の
数mを決定し、その数n,m(n≦m)を電子計算機4
に入力する。
数mを決定し、その数n,m(n≦m)を電子計算機4
に入力する。
【0022】代表作用点の数ないし代表荷重の数nは、
被測定物の大きさや形状、被測定物の荷重作用範囲の大
きさや形状に応じて決定する。
被測定物の大きさや形状、被測定物の荷重作用範囲の大
きさや形状に応じて決定する。
【0023】例えば、図3に平面図を示す片持ち梁にお
いて、梁11の自由端側の半分弱が荷重作用範囲12で
ある場合、荷重作用範囲12の両端の2個所と中間の2
個所の合計4個所に代表作用点13〜16を等間隔に設
定する。第1,第2,第3,第4代表作用点13〜16
の位置は、梁11の固定端からの距離がそれぞれβ1,
β2,β3,β4である。各代表作用点13〜16にそれ
ぞれ代表荷重F1,F2,F3,F4を梁11と直角方向に
加えることを想定する。
いて、梁11の自由端側の半分弱が荷重作用範囲12で
ある場合、荷重作用範囲12の両端の2個所と中間の2
個所の合計4個所に代表作用点13〜16を等間隔に設
定する。第1,第2,第3,第4代表作用点13〜16
の位置は、梁11の固定端からの距離がそれぞれβ1,
β2,β3,β4である。各代表作用点13〜16にそれ
ぞれ代表荷重F1,F2,F3,F4を梁11と直角方向に
加えることを想定する。
【0024】変形検出器1は、図3の平面図と図4の側
面図に示すように、梁11の荷重作用範囲12ではない
固定端側部分の任意の6個所にそれぞれ取り付ける。
面図に示すように、梁11の荷重作用範囲12ではない
固定端側部分の任意の6個所にそれぞれ取り付ける。
【0025】従って、想定する代表荷重F1〜F4の数n
は、4となる。使用する変形検出器1の数mは、6とな
る。
は、4となる。使用する変形検出器1の数mは、6とな
る。
【0026】この場合、{ε}=[A]{F}の行列式
は、
は、
【0027】
【数1】 となる。
【0028】また、{F}=[B]{ε}の行列式は、
【0029】
【数2】 となる。
【0030】 被測定物の各代表作用点に、順次、既
知の荷重{F}を所定の方向に加えて較正を行なう。
知の荷重{F}を所定の方向に加えて較正を行なう。
【0031】Fj(j=k)=1(既知の単位荷重) Fj(j≠k)=0 k=1〜n これらの式のように、1つの代表作用点に既知の単位荷
重を所定の方向に加え、その他の全ての代表作用点に荷
重を加えない。この荷重条件で変形検出器1が出力する
較正変形データ{ε}を電子計算機4に入力する。
重を所定の方向に加え、その他の全ての代表作用点に荷
重を加えない。この荷重条件で変形検出器1が出力する
較正変形データ{ε}を電子計算機4に入力する。
【0032】図3に示す片持ち梁11においては、較正
時の荷重{F}は、横書すると、k=1のとき{1 0
0 0}、k=2のとき{0 1 0 0}、k=3
のとき{0 0 1 0}、k=4のとき{0 0 0
1}となる。
時の荷重{F}は、横書すると、k=1のとき{1 0
0 0}、k=2のとき{0 1 0 0}、k=3
のとき{0 0 1 0}、k=4のとき{0 0 0
1}となる。
【0033】 較正変形データ{ε}から荷重−変形
伝達係数行列[A]の列の各要素Aikを算出する。
伝達係数行列[A]の列の各要素Aikを算出する。
【0034】k番目の荷重条件Fk=1で変形検出器1
が出力した較正変形データ{ε1・・εi・・εm}から
荷重−変形伝達係数行列[A]のk列の各要素Aikを次
の式を用いて算出する。
が出力した較正変形データ{ε1・・εi・・εm}から
荷重−変形伝達係数行列[A]のk列の各要素Aikを次
の式を用いて算出する。
【0035】Aik=εi/Fk i=1〜m Fk=1であるので、上式は、 Aik=εi i=1〜m となる。
【0036】 上記のステップ,をk=1〜nに
ついて繰り返し、荷重−変形伝達係数行列[A]の全列
の各要素Aikを算出する。即ち、m行n列の荷重−変形
伝達係数行列[A]を作成する。
ついて繰り返し、荷重−変形伝達係数行列[A]の全列
の各要素Aikを算出する。即ち、m行n列の荷重−変形
伝達係数行列[A]を作成する。
【0037】 m行n列の荷重−変形伝達係数行列
[A]をn行m列の変形−荷重伝達係数行列[B]に逆
変換する。
[A]をn行m列の変形−荷重伝達係数行列[B]に逆
変換する。
【0038】行列の逆変換の方法には、最小二乗法が例
示される。最小二乗法を用いて変形−荷重伝達係数行列
[B]を求めると、 [B]=([A]T[A])-1[A]T となる。
示される。最小二乗法を用いて変形−荷重伝達係数行列
[B]を求めると、 [B]=([A]T[A])-1[A]T となる。
【0039】ここで、[A]Tは、[A]のi行k列の
要素Aikをk行i列に並べ換えた転置行列である。
要素Aikをk行i列に並べ換えた転置行列である。
【0040】荷重−変形伝達係数行列[A]の逆変換に
より得られた変形−荷重伝達係数行列[B]は、電子計
算機4に記憶する。
より得られた変形−荷重伝達係数行列[B]は、電子計
算機4に記憶する。
【0041】被測定物の荷重作用範囲に単一の移動荷重
Wが加わると、電子計算機4は、短い時間間隔毎に、変
形検出器1から入力する変形データ{ε}と、記憶した
変形−荷重伝達係数行列[B]の積を演算してその時刻
の仮想の荷重{F}を求め、これらの荷重F1,F2,・
・・,Fnから、記憶した分散荷重−単一荷重変換式を
用いて、その時刻の単一荷重の大きさWと作用点の位置
αを求め、時々刻々と変化する移動荷重の大きさWと作
用点の位置αをリアルタイムで表示する。
Wが加わると、電子計算機4は、短い時間間隔毎に、変
形検出器1から入力する変形データ{ε}と、記憶した
変形−荷重伝達係数行列[B]の積を演算してその時刻
の仮想の荷重{F}を求め、これらの荷重F1,F2,・
・・,Fnから、記憶した分散荷重−単一荷重変換式を
用いて、その時刻の単一荷重の大きさWと作用点の位置
αを求め、時々刻々と変化する移動荷重の大きさWと作
用点の位置αをリアルタイムで表示する。
【0042】図3に示す片持ち梁11において、仮想の
荷重F1,F2,F3,F4を求める式は、具体的には、数
2の行列式を展開して F1=B11ε1+B12ε2+・・・+B16ε6 F2=B21ε1+B22ε2+・・・+B26ε6 F3=B31ε1+B32ε2+・・・+B36ε6 F4=B41ε1+B42ε2+・・・+B46ε6 となる。
荷重F1,F2,F3,F4を求める式は、具体的には、数
2の行列式を展開して F1=B11ε1+B12ε2+・・・+B16ε6 F2=B21ε1+B22ε2+・・・+B26ε6 F3=B31ε1+B32ε2+・・・+B36ε6 F4=B41ε1+B42ε2+・・・+B46ε6 となる。
【0043】また、分散荷重−単一荷重変換式は、具体
的には、 W=F1+F2+F3+F4 α=(β1F1+β2F2+β3F3+β4F4)/W となる。
的には、 W=F1+F2+F3+F4 α=(β1F1+β2F2+β3F3+β4F4)/W となる。
【0044】図4の側面図は、仮想の荷重F1,F2,F
3,F4とその作用点の位置β1,β2,β3,β4、及び、
単一の移動荷重Wとその作用点の位置αを示す。
3,F4とその作用点の位置β1,β2,β3,β4、及び、
単一の移動荷重Wとその作用点の位置αを示す。
【0045】<検証例>図5に示すような、平板21に
円形断面の軸孔22が貫通した滑り軸受のような被測定
物において、軸孔22の内周面23に径方向に作用する
単一の荷重を測定する。
円形断面の軸孔22が貫通した滑り軸受のような被測定
物において、軸孔22の内周面23に径方向に作用する
単一の荷重を測定する。
【0046】軸孔22の軸芯方向の荷重分布は、一様で
あるものとして、図5に示すように、軸孔22の中心を
極点とする2次元極座標を定義し、極点を通る定直線R
から反時計回りに角度θを定義する。荷重の作用点の位
置は、荷重の方向θとしてあらわされる。荷重は、その
大きさWと方向θが測定される。
あるものとして、図5に示すように、軸孔22の中心を
極点とする2次元極座標を定義し、極点を通る定直線R
から反時計回りに角度θを定義する。荷重の作用点の位
置は、荷重の方向θとしてあらわされる。荷重は、その
大きさWと方向θが測定される。
【0047】被測定物の荷重作用範囲である軸孔22の
内周面23には、代表作用点24を8個所に等間隔に設
定し、各代表作用点24にそれぞれ代表荷重F1,F2,
F3,F4,F5,F6,F7,F8を径方向に加えることを
想定する。代表荷重F1〜F8の数nは、8になる。変形
検出器1は、代表荷重の数n以上の数m、26とし、平
板21の両側の板面の任意の26個所にそれぞれ取り付
ける。
内周面23には、代表作用点24を8個所に等間隔に設
定し、各代表作用点24にそれぞれ代表荷重F1,F2,
F3,F4,F5,F6,F7,F8を径方向に加えることを
想定する。代表荷重F1〜F8の数nは、8になる。変形
検出器1は、代表荷重の数n以上の数m、26とし、平
板21の両側の板面の任意の26個所にそれぞれ取り付
ける。
【0048】先ず、各代表作用点24に順次既知の荷重
を径方向に加えて較正を行ない、26行8列の荷重−変
形伝達係数行列[A]を作成し、これを最小二乗法を用
いて逆変換し、8行26列の変形−荷重伝達係数行列
[B]を作成して記憶し、また、8個所の代表作用点2
4に分散して径方向に作用する8つの荷重F1〜F8のベ
クトル和を求める分散荷重−単一荷重変換式を記憶す
る。
を径方向に加えて較正を行ない、26行8列の荷重−変
形伝達係数行列[A]を作成し、これを最小二乗法を用
いて逆変換し、8行26列の変形−荷重伝達係数行列
[B]を作成して記憶し、また、8個所の代表作用点2
4に分散して径方向に作用する8つの荷重F1〜F8のベ
クトル和を求める分散荷重−単一荷重変換式を記憶す
る。
【0049】次に、軸孔22の内周面23には、大きさ
Wと方向θが既知の荷重を加え、この荷重状態で荷重の
大きさWと方向θを測定し、測定誤差を算出する。その
結果は、次の表1に示す。
Wと方向θが既知の荷重を加え、この荷重状態で荷重の
大きさWと方向θを測定し、測定誤差を算出する。その
結果は、次の表1に示す。
【0050】
【表1】 この表1から明らかなように、上記の荷重測定装置は、
変形検出器1の取付位置が任意である上、測定誤差が荷
重の大きさWについて1%以内、荷重の方向θについて
0.5度以内であって少ない。
変形検出器1の取付位置が任意である上、測定誤差が荷
重の大きさWについて1%以内、荷重の方向θについて
0.5度以内であって少ない。
【0051】<応用例>上記の荷重測定装置は、ロボッ
トハンドの指先の力覚センサになる。ロボットハンドの
指先の一定範囲に、直交するX軸方向とY軸方向にそれ
ぞれ成分を有する移動荷重が作用する場合、その荷重の
X軸方向成分とY軸方向成分の大きさと作用点の位置を
測定する。
トハンドの指先の力覚センサになる。ロボットハンドの
指先の一定範囲に、直交するX軸方向とY軸方向にそれ
ぞれ成分を有する移動荷重が作用する場合、その荷重の
X軸方向成分とY軸方向成分の大きさと作用点の位置を
測定する。
【0052】指先の荷重作用範囲31には、図6に示す
ように、代表作用点32を4個所に設定し、各代表作用
点32にそれぞれX軸方向の代表荷重F1,F3,F5,
F7とY軸方向の代表荷重F2,F4,F6,F8を加える
ことを想定する。代表荷重F1〜F8の数nは、8にな
る。変形検出器1は、代表荷重の数n以上の数m、例え
ば11とし、それぞれ、荷重作用範囲31付近の任意の
位置に取り付ける。
ように、代表作用点32を4個所に設定し、各代表作用
点32にそれぞれX軸方向の代表荷重F1,F3,F5,
F7とY軸方向の代表荷重F2,F4,F6,F8を加える
ことを想定する。代表荷重F1〜F8の数nは、8にな
る。変形検出器1は、代表荷重の数n以上の数m、例え
ば11とし、それぞれ、荷重作用範囲31付近の任意の
位置に取り付ける。
【0053】先ず、各代表作用点32に順次既知の荷重
をX軸方向またはY軸方向に加えて較正を行ない、8行
11列の変形−荷重伝達係数行列[B]を作成して記憶
し、また、X軸方向とY軸方向について、それぞれ、4
個所の代表作用点32に分散して作用する4つの荷重F
1,F3,F5,F7または荷重F2,F4,F6,F8を、こ
れらと等価の単一荷重に置き換える分散荷重−単一荷重
変換式を記憶する。
をX軸方向またはY軸方向に加えて較正を行ない、8行
11列の変形−荷重伝達係数行列[B]を作成して記憶
し、また、X軸方向とY軸方向について、それぞれ、4
個所の代表作用点32に分散して作用する4つの荷重F
1,F3,F5,F7または荷重F2,F4,F6,F8を、こ
れらと等価の単一荷重に置き換える分散荷重−単一荷重
変換式を記憶する。
【0054】次に、荷重作用範囲31に移動荷重が加わ
ると、短い時間間隔毎に、変形検出器1から入力する変
形データ{ε}と、記憶した変形−荷重伝達係数行列
[B]の積を演算して、各代表作用点32に分散して作
用するその時刻の仮想の荷重{F}を求め、X軸方向と
Y軸方向について、それぞれ、それらの荷重F1,F3,
F5,F7または荷重F2,F4,F6,F8から、記憶した
分散荷重−単一荷重変換式を用いて、その時刻の移動荷
重のX軸方向成分とY軸方向成分の大きさと作用点の位
置を求める。
ると、短い時間間隔毎に、変形検出器1から入力する変
形データ{ε}と、記憶した変形−荷重伝達係数行列
[B]の積を演算して、各代表作用点32に分散して作
用するその時刻の仮想の荷重{F}を求め、X軸方向と
Y軸方向について、それぞれ、それらの荷重F1,F3,
F5,F7または荷重F2,F4,F6,F8から、記憶した
分散荷重−単一荷重変換式を用いて、その時刻の移動荷
重のX軸方向成分とY軸方向成分の大きさと作用点の位
置を求める。
【図1】本発明の実施形態の荷重測定装置の基本構成を
示すブロック線図。
示すブロック線図。
【図2】同荷重測定装置において変形−荷重伝達係数行
列を作成する手順を示すフローチャート。
列を作成する手順を示すフローチャート。
【図3】同荷重測定装置において被測定物となる片持ち
梁の平面図。
梁の平面図。
【図4】同荷重測定装置において被測定物となる片持ち
梁の側面図。
梁の側面図。
【図5】同荷重測定装置の検証例における被測定物の斜
視図。
視図。
【図6】同荷重測定装置の応用例のロボットハンドの指
先力覚センサの斜視図。
先力覚センサの斜視図。
1 変形検出器,ひずみゲージ 4 電子計算機,記憶装置と演算装置 11 片持ち梁,被測定物 12 荷重作用範囲 13〜16 代表作用点 21 軸孔が貫通した平板,被測定物 23 軸孔の内周面,荷重作用範囲 24 代表作用点 31 荷重作用範囲 32 代表作用点 {F},F1〜Fn 代表荷重,仮想の荷重 {ε},ε1〜εn 較正変形データ,変形データ [A] 荷重−変形伝達係数行列 [B] 変形−荷重伝達係数行列 n 想定する代表荷重の数 m 使用する変形検出器の数 W 移動荷重の大きさ α 移動荷重の作用点の位置 θ 荷重の方向
フロントページの続き (72)発明者 稲垣 瑞穂 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 川本 敦史 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 森 信行 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 鈴木 俊之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 被測定物の荷重作用範囲に設定する代表
作用点に加える複数の代表荷重以上の数の変形検出器
と、記憶装置及び演算装置を備え、 各変形検出器は、被測定物の任意の位置に取り付け、 記憶装置と演算装置は、被測定物の代表作用点に順次既
知の荷重を加えて較正を行なうと、変形検出器が出力す
る各荷重毎の較正変形データを入力して荷重−変形伝達
係数行列を作成し、荷重−変形伝達係数行列を変形−荷
重伝達係数行列に逆変換して、変形−荷重伝達係数行列
を記憶し、また、代表作用点に分散して作用する荷重
を、これらと等価の単一荷重に置き換える分散荷重−単
一荷重変換式を記憶し、 被測定物の荷重作用範囲に単一の荷重が加わると、変形
検出器が出力する変形データを入力し、記憶した変形−
荷重伝達係数行列と、変形検出器から入力した変形列ベ
クトルの積を演算して、代表作用点に分散して作用する
仮想の荷重を求め、これらの荷重から、記憶した分散荷
重−単一荷重変換式を用いて単一荷重の大きさと作用点
を求めることを特徴とする荷重測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27833797A JPH11118625A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 荷重測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27833797A JPH11118625A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 荷重測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11118625A true JPH11118625A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17595935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27833797A Pending JPH11118625A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 荷重測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11118625A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005029028A1 (en) * | 2003-09-16 | 2005-03-31 | Toudai Tlo, Ltd. | Optical tactile sensor and method of reconstructing force vector distribution using the sensor |
WO2005029027A1 (ja) * | 2003-09-16 | 2005-03-31 | Toudai Tlo, Ltd. | 光学式触覚センサを用いた力ベクトル再構成法 |
US7659502B2 (en) | 2004-06-16 | 2010-02-09 | Toudai Tlo, Ltd. | Optical tactile sensor |
JP2011131058A (ja) * | 2009-12-23 | 2011-07-07 | Biosense Webster (Israel) Ltd | 感圧カテーテル用のアクチュエータベース較正システム |
WO2021210207A1 (ja) | 2020-04-13 | 2021-10-21 | 住友電気工業株式会社 | 処理システム、表示システム、処理装置、処理方法および処理プログラム |
WO2022123731A1 (ja) | 2020-12-10 | 2022-06-16 | 住友電気工業株式会社 | 処理システム、表示システム、処理装置、処理方法および処理プログラム |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP27833797A patent/JPH11118625A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005029028A1 (en) * | 2003-09-16 | 2005-03-31 | Toudai Tlo, Ltd. | Optical tactile sensor and method of reconstructing force vector distribution using the sensor |
WO2005029027A1 (ja) * | 2003-09-16 | 2005-03-31 | Toudai Tlo, Ltd. | 光学式触覚センサを用いた力ベクトル再構成法 |
JP2007518966A (ja) * | 2003-09-16 | 2007-07-12 | 株式会社東京大学Tlo | 光学式触覚センサ及び該センサを用いた力ベクトル分布再構成法 |
US7420155B2 (en) | 2003-09-16 | 2008-09-02 | Toudai Tlo, Ltd. | Optical tactile sensor and method of reconstructing force vector distribution using the sensor |
US7460964B2 (en) | 2003-09-16 | 2008-12-02 | Toudai Tlo, Ltd. | Force vector reconstruction method using optical tactile sensor |
US7659502B2 (en) | 2004-06-16 | 2010-02-09 | Toudai Tlo, Ltd. | Optical tactile sensor |
JP2011131058A (ja) * | 2009-12-23 | 2011-07-07 | Biosense Webster (Israel) Ltd | 感圧カテーテル用のアクチュエータベース較正システム |
WO2021210207A1 (ja) | 2020-04-13 | 2021-10-21 | 住友電気工業株式会社 | 処理システム、表示システム、処理装置、処理方法および処理プログラム |
WO2021210037A1 (ja) | 2020-04-13 | 2021-10-21 | 住友電気工業株式会社 | 切削システム、表示システム、処理装置、処理方法および処理プログラム |
WO2022123731A1 (ja) | 2020-12-10 | 2022-06-16 | 住友電気工業株式会社 | 処理システム、表示システム、処理装置、処理方法および処理プログラム |
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