JPH11103094A - 発光ダイオード測定選別装置 - Google Patents
発光ダイオード測定選別装置Info
- Publication number
- JPH11103094A JPH11103094A JP26336497A JP26336497A JPH11103094A JP H11103094 A JPH11103094 A JP H11103094A JP 26336497 A JP26336497 A JP 26336497A JP 26336497 A JP26336497 A JP 26336497A JP H11103094 A JPH11103094 A JP H11103094A
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- Japan
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- classifying
- color
- light
- emitting diode
- chromaticity diagram
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光学フィルタのバラツキ、較正誤差、器械間の
バラツキをなくし、信頼性が高く、しかも可視光全域を
測定可能とする発光ダイオード測定選別装置とする。 【解決手段】発光ダイオード２から発光される光を分光
する分光器と光検出器を一体化した分光検出器７と、こ
の分光検出器で分光検出された光を解析し、表示手段１
４にｘｙ色度図を表示するスペクトル解析手段１０と、
このスペクトル解析手段により表示手段１４に表示され
たｘｙ色度図上における系統色の区分を多点ｘｙ座標に
より測定選別に必要な範囲を設定分類する分類手段１１
と、発光ダイオード２の発光色の前記ｘｙ色度図上の座
標を分類手段１１により分類して発光ダイオードの発光
色の測定選別が可能なように制御する制御手段９と、を
備えてなる発光ダイオード測定選別装置１とした。
バラツキをなくし、信頼性が高く、しかも可視光全域を
測定可能とする発光ダイオード測定選別装置とする。 【解決手段】発光ダイオード２から発光される光を分光
する分光器と光検出器を一体化した分光検出器７と、こ
の分光検出器で分光検出された光を解析し、表示手段１
４にｘｙ色度図を表示するスペクトル解析手段１０と、
このスペクトル解析手段により表示手段１４に表示され
たｘｙ色度図上における系統色の区分を多点ｘｙ座標に
より測定選別に必要な範囲を設定分類する分類手段１１
と、発光ダイオード２の発光色の前記ｘｙ色度図上の座
標を分類手段１１により分類して発光ダイオードの発光
色の測定選別が可能なように制御する制御手段９と、を
備えてなる発光ダイオード測定選別装置１とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＬＥＤの赤、緑、青
の三原色、特に青の実用化にともない、発光ダイオード
の主波長、刺激純度及び光源色の系統色区分の測定が不
可欠とされ、可視光全域に渡り同時に測定できることが
必要となり、光源色を正確に検測分類でき、汎用性のあ
る発光ダイオード測定選別装置に関するものである。
の三原色、特に青の実用化にともない、発光ダイオード
の主波長、刺激純度及び光源色の系統色区分の測定が不
可欠とされ、可視光全域に渡り同時に測定できることが
必要となり、光源色を正確に検測分類でき、汎用性のあ
る発光ダイオード測定選別装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、発光ダイオード（以下、ＬＥＤと
称す）の光源色を測定選別するには、色度図（図２参
照）上の白色点からの角度として測定し「色調と刺激純
度」として表示・分類し、受光器には等色関数に近似し
た分光感度特性になるように数種類の光学フィルタを組
合せたものを使っている。
称す）の光源色を測定選別するには、色度図（図２参
照）上の白色点からの角度として測定し「色調と刺激純
度」として表示・分類し、受光器には等色関数に近似し
た分光感度特性になるように数種類の光学フィルタを組
合せたものを使っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この方法の特徴は、セ
ンサの数が３個ですむので、小型化、低価格化が図れる
ことであるが、欠点として、分光感度を完全に等色関数
に一致できないため、絶対値誤差を生じることである。
そのために相対値で行われている。結果として、同じ試
料を測定しても機器間で測定誤差を生じ、基準ＬＥＤを
用いて、その測定分類に必要な範囲で定期的に較正し検
測分類している。光学フィルタのバラツキ、較正誤差、
機器間のバラツキは、近年、緑色、青緑色、青色、白色
等の発光ダイオードの開発により従来以上に大きな問題
になっている。
ンサの数が３個ですむので、小型化、低価格化が図れる
ことであるが、欠点として、分光感度を完全に等色関数
に一致できないため、絶対値誤差を生じることである。
そのために相対値で行われている。結果として、同じ試
料を測定しても機器間で測定誤差を生じ、基準ＬＥＤを
用いて、その測定分類に必要な範囲で定期的に較正し検
測分類している。光学フィルタのバラツキ、較正誤差、
機器間のバラツキは、近年、緑色、青緑色、青色、白色
等の発光ダイオードの開発により従来以上に大きな問題
になっている。
【０００４】そこで、本発明は、較正誤差、器械間のバ
ラツキをなくし、信頼性が高く、しかも可視光全域を測
定可能とする発光ダイオード測定選別装置を提供するこ
とを目的とするものである。
ラツキをなくし、信頼性が高く、しかも可視光全域を測
定可能とする発光ダイオード測定選別装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、発光ダイオードから発光さ
れる光を分光する分光器と光検出器を一体化した分光検
出器と、この分光検出器で分光検出された光を解析し、
表示手段にｘｙ色度図を表示するスペクトル解析手段
と、このスペクトル解析手段により前記表示手段に表示
されたｘｙ色度図上における系統色の区分を多点ｘｙ座
標により測定選別に必要な範囲を設定分類する分類手段
と、前記発光ダイオードの発光色の前記ｘｙ色度図上の
座標を前記分類手段により分類して前記発光ダイオード
の発光色の測定選別が可能なように制御する制御手段
と、を備えてなることを特徴とする発光ダイオード測定
選別装置とした。
みてなされたものであって、発光ダイオードから発光さ
れる光を分光する分光器と光検出器を一体化した分光検
出器と、この分光検出器で分光検出された光を解析し、
表示手段にｘｙ色度図を表示するスペクトル解析手段
と、このスペクトル解析手段により前記表示手段に表示
されたｘｙ色度図上における系統色の区分を多点ｘｙ座
標により測定選別に必要な範囲を設定分類する分類手段
と、前記発光ダイオードの発光色の前記ｘｙ色度図上の
座標を前記分類手段により分類して前記発光ダイオード
の発光色の測定選別が可能なように制御する制御手段
と、を備えてなることを特徴とする発光ダイオード測定
選別装置とした。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明によ
る発光ダイオード測定選別装置の実施の形態を説明す
る。図１は本発明による発光ダイオード測定選別装置の
システムブロック図であり、同図に示すように、本発明
による発光ダイオード測定選別装置１には発光ダイオー
ド（ＬＥＤ）２から発光された光を捕捉するための光フ
ァイバー先端部３と、光ファイバー先端部３で捕捉され
た光を伝達する光ファイバー５とからなるファイバー入
力光学系６が形成されている。この光ファイバー５の後
端は分光検出器７に接続され、分光検出器７は光ファイ
バー５により伝達された光を分光して検出するようにな
っている。
る発光ダイオード測定選別装置の実施の形態を説明す
る。図１は本発明による発光ダイオード測定選別装置の
システムブロック図であり、同図に示すように、本発明
による発光ダイオード測定選別装置１には発光ダイオー
ド（ＬＥＤ）２から発光された光を捕捉するための光フ
ァイバー先端部３と、光ファイバー先端部３で捕捉され
た光を伝達する光ファイバー５とからなるファイバー入
力光学系６が形成されている。この光ファイバー５の後
端は分光検出器７に接続され、分光検出器７は光ファイ
バー５により伝達された光を分光して検出するようにな
っている。
【０００７】また、分光検出器７により分光され検出さ
れた光は、ＲＯＭ（読出し専用メモリ）に格納されたス
ペクトル解析手段であるスペクトル解析ソフトウエア１
０により解析され、ＣＲＴディスプレイ等の表示手段１
４にｘｙ色度図として表示される。そして、表示手段１
４のｘｙ色度図上に表示された当該ＬＥＤの発光色の座
標点に基づき、分類手段１１が当該ＬＥＤの発光色を分
類し、分類手段１１からの信号により分類出力手段１２
から分類出力が出され、表示手段１４に表示されるよう
になっている。９はスペクトル解析ソフトウエア１０、
分類手段１１、分類出力手段１２、及び表示手段１４を
制御する制御手段である。なお、図１中、符号１６はＬ
ＥＤ２を発光させるためのＬＥＤ電源である。
れた光は、ＲＯＭ（読出し専用メモリ）に格納されたス
ペクトル解析手段であるスペクトル解析ソフトウエア１
０により解析され、ＣＲＴディスプレイ等の表示手段１
４にｘｙ色度図として表示される。そして、表示手段１
４のｘｙ色度図上に表示された当該ＬＥＤの発光色の座
標点に基づき、分類手段１１が当該ＬＥＤの発光色を分
類し、分類手段１１からの信号により分類出力手段１２
から分類出力が出され、表示手段１４に表示されるよう
になっている。９はスペクトル解析ソフトウエア１０、
分類手段１１、分類出力手段１２、及び表示手段１４を
制御する制御手段である。なお、図１中、符号１６はＬ
ＥＤ２を発光させるためのＬＥＤ電源である。
【０００８】次に、発光ダイオード測定選別装置１の作
用を説明する。ＬＥＤ２から発光された光は光ファイバ
ー先端部３に捕捉され、光ファイバー５を介して分光検
出器７に伝達される。分光検出器７は光ファイバー５に
より伝達された光を分光して検出する。分光検出器７に
より分光され検出された光は、スペクトル解析ソフトウ
エア１０により解析され、表示手段１４の表示画面にｘ
ｙ色度図として表示される。
用を説明する。ＬＥＤ２から発光された光は光ファイバ
ー先端部３に捕捉され、光ファイバー５を介して分光検
出器７に伝達される。分光検出器７は光ファイバー５に
より伝達された光を分光して検出する。分光検出器７に
より分光され検出された光は、スペクトル解析ソフトウ
エア１０により解析され、表示手段１４の表示画面にｘ
ｙ色度図として表示される。
【０００９】図２は表示手段の表示画面に表示されたｘ
ｙ色度図における光源色の系統色の区分を示す図であ
る。同図に示すように、分類手段１１により、ｘｙ色度
図上における光源色の系統色名を多点ｘｙ座標により測
定選別に必要な範囲を設定し分類することにより、明度
や輝度とは別の属性である色相と彩度を一緒にして考え
た色（例えば、鮮やかな赤、ごく薄い青色等というよう
な）の違いを図上の異なった座標点として表示して、光
源色の系統色を区分分類することができる。
ｙ色度図における光源色の系統色の区分を示す図であ
る。同図に示すように、分類手段１１により、ｘｙ色度
図上における光源色の系統色名を多点ｘｙ座標により測
定選別に必要な範囲を設定し分類することにより、明度
や輝度とは別の属性である色相と彩度を一緒にして考え
た色（例えば、鮮やかな赤、ごく薄い青色等というよう
な）の違いを図上の異なった座標点として表示して、光
源色の系統色を区分分類することができる。
【００１０】例えば、ｘｙ座標の緑色の部分にエリアＡ
を設定し、このエリアＡに光源色の座標点がある場合に
は、当該緑色のＬＥＤを良品と区分し、それ以外のエリ
アに光源色の座標点がある場合には、当該緑色のＬＥＤ
を不良品と区分することができ、従来のＬＥＤの区分よ
り、人間の視覚に近い色で区分することが可能となる。
また、光学フィルタを用いることがないので、光学フィ
ルタのバラツキ、それに伴う較正誤差、機器間のバラツ
キがなく、しかも１台の装置で緑、青、赤、黄、白等の
可視光全域の測定が可能となる。
を設定し、このエリアＡに光源色の座標点がある場合に
は、当該緑色のＬＥＤを良品と区分し、それ以外のエリ
アに光源色の座標点がある場合には、当該緑色のＬＥＤ
を不良品と区分することができ、従来のＬＥＤの区分よ
り、人間の視覚に近い色で区分することが可能となる。
また、光学フィルタを用いることがないので、光学フィ
ルタのバラツキ、それに伴う較正誤差、機器間のバラツ
キがなく、しかも１台の装置で緑、青、赤、黄、白等の
可視光全域の測定が可能となる。
【００１１】なお、上述実施の形態では、緑色の部分に
エリアＡを設定したが、これに限らず、青、赤、黄、白
等他の色にそれぞれのエリアを設定してもよいことは勿
論である。また、上述実施の形態では、表示手段として
ＣＲＴディスプレイを用いたが、これに限らず、液晶等
他のディスプレイを用いてもよいことは勿論である。
エリアＡを設定したが、これに限らず、青、赤、黄、白
等他の色にそれぞれのエリアを設定してもよいことは勿
論である。また、上述実施の形態では、表示手段として
ＣＲＴディスプレイを用いたが、これに限らず、液晶等
他のディスプレイを用いてもよいことは勿論である。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ｘｙ色度図上における光源色の系統色を、分類手段によ
り多点ｘｙ座標により測定選別に必要な範囲を設定し分
類することにより、明度や輝度とは別の属性である色相
と彩度を一緒にして考えた色の違いを図上の異なった座
標点として表示して、光源色の系統色を区分分類するこ
とができ、人間の視覚に近い色相で発光ダイオードの光
源色の系統色を区分分類することができる。また、本発
明によれば、光学フィルタを用いることがないので、光
学フィルタのバラツキ、それに伴う較正誤差、機器間の
バラツキがなく、信頼性が高く、しかも１台の装置で
緑、青、赤、黄、白等の可視光全域の測定が可能で、コ
ストの削減も図ることができる。
ｘｙ色度図上における光源色の系統色を、分類手段によ
り多点ｘｙ座標により測定選別に必要な範囲を設定し分
類することにより、明度や輝度とは別の属性である色相
と彩度を一緒にして考えた色の違いを図上の異なった座
標点として表示して、光源色の系統色を区分分類するこ
とができ、人間の視覚に近い色相で発光ダイオードの光
源色の系統色を区分分類することができる。また、本発
明によれば、光学フィルタを用いることがないので、光
学フィルタのバラツキ、それに伴う較正誤差、機器間の
バラツキがなく、信頼性が高く、しかも１台の装置で
緑、青、赤、黄、白等の可視光全域の測定が可能で、コ
ストの削減も図ることができる。
【図１】本発明による発光ダイオード測定選別装置のシ
ステムブロック図である。
ステムブロック図である。
【図２】表示部の表示画面に表示されたｘｙ色度図にお
ける光源色の系統色の区分を示す図である。
ける光源色の系統色の区分を示す図である。
１ 発光ダイオード測定選別装置 ２ 発光ダイオード（ＬＥＤ） ３ 光ファイバー先端部 ５ 光ファイバー ６ ファイバー入力光学系 ７ 分光検出器 ９ 制御手段 １０ スペクトル解析ソフトウエア（スペクトル解析
手段） １１ 分類手段 １２ 分類出力手段 １４ 表示手段 Ａ エリア
手段） １１ 分類手段 １２ 分類出力手段 １４ 表示手段 Ａ エリア
Claims (1)
- 【請求項１】 発光ダイオードから発光される光を分光
する分光器と光検出器を一体化した分光検出器と、 この分光検出器で分光検出された光を解析し、表示手段
にｘｙ色度図を表示するスペクトル解析手段と、 このスペクトル解析手段により前記表示手段に表示され
たｘｙ色度図上における系統色の区分を多点ｘｙ座標に
より測定選別に必要な範囲を設定分類する分類手段と、 前記発光ダイオードの発光色の前記ｘｙ色度図上の座標
を前記分類手段により分類して前記発光ダイオードの発
光色の測定選別が可能なように制御する制御手段と、 を備えてなることを特徴とする発光ダイオード測定選別
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26336497A JPH11103094A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 発光ダイオード測定選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26336497A JPH11103094A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 発光ダイオード測定選別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11103094A true JPH11103094A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17388470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26336497A Pending JPH11103094A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 発光ダイオード測定選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11103094A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100984716B1 (ko) | 2010-04-05 | 2010-10-01 | 엘지이노텍 주식회사 | 엘이디 칩 측정결과의 보정방법 및 이를 위한 보정장치 |
| JP2013513228A (ja) * | 2009-12-02 | 2013-04-18 | オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 放射放出オプトエレクトロニクス半導体素子のクラス分類方法 |
| WO2013114642A1 (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-08 | シャープ株式会社 | Ｌｅｄ分類方法、ｌｅｄ分類装置、ｌｅｄ分類プログラムおよび記録媒体 |
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| CN105632979A (zh) * | 2016-03-16 | 2016-06-01 | 温州大学 | 一种自动分拣二极管的装置及方法 |
Citations (6)
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| JPH01101965A (ja) * | 1987-10-15 | 1989-04-19 | Olympus Optical Co Ltd | 経内視鏡分光診断装置 |
| JPH01144872U (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-04 | ||
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| JPH06241905A (ja) * | 1993-02-22 | 1994-09-02 | Takenaka Syst Kiki Kk | 色判定装置 |
| JPH07251525A (ja) * | 1994-03-16 | 1995-10-03 | Alps Electric Co Ltd | 発光素子アレイ装置 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26336497A patent/JPH11103094A/ja active Pending
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