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JPH11102716A - 固体電解質型燃料電池及び該電池による発電モジュール - Google Patents

固体電解質型燃料電池及び該電池による発電モジュール

Info

Publication number
JPH11102716A
JPH11102716A JP9259935A JP25993597A JPH11102716A JP H11102716 A JPH11102716 A JP H11102716A JP 9259935 A JP9259935 A JP 9259935A JP 25993597 A JP25993597 A JP 25993597A JP H11102716 A JPH11102716 A JP H11102716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
cell
electrode
supply pipe
fuel supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9259935A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Takeuchi
伸二 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Electric Power Co Inc filed Critical Kansai Electric Power Co Inc
Priority to JP9259935A priority Critical patent/JPH11102716A/ja
Publication of JPH11102716A publication Critical patent/JPH11102716A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル構造を単純化した円筒形固体電解質型燃
料電池を提供する。 【解決手段】 外側から順に空気極1、固体電解質2、
燃料極3を有し、基端部が開放され、先端部が空気極を
径方向内方へ延ばして閉鎖された円筒形セルを備えた固
体電解質型燃料電池であって、基端部が開放された円筒
状をなし、少なくとも先端部に燃料噴出口7を有し、燃
料極3との間に間隙をおいて挿入された導電性の燃料供
給管4と、燃料極3と燃料供給管4との間隙に詰められ
たガス透過性の導電性物質5と、燃料供給管4に沿って
延び、燃料極側排気流路の基端部付近で開口する水蒸気
導入口9と、燃料供給管4の先端部の燃料噴出口7から
の噴出に伴う随伴流を生じるエゼクター14を構成する
水蒸気吹出口8とを有する水蒸気細管とを備えてなる円
筒形固体電解質型燃料電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体電解質型燃料
電池(以下、「SOFC」ともいう。)発電モジュールに使
用するセルの構造及び該セルを用いた固体電解質型燃料
電池発電モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】固体電解質型燃料電池のセル構造には、
円筒形方式のものと平板方式のものがあり、更に円筒形
方式ものには、外側から順に燃料極、固体電解質、空気
極を配置したものと、逆に外側から順に空気極、固体電
解質、燃料極を配置したものがある。
【0003】外側から順に空気極、固体電解質、燃料極
が配置された円筒形セルは、以下に詳述するように燃料
改質性能に優れ、電極構造が簡単である等の利点があ
り、例えば、図21に示されているようなものがある。
円筒形の空気極51、電解質52、燃料極53が同軸で
積層されており、燃料極53の内側には、天然ガス及び
水蒸気を導入し燃料極に供給するために多数の細孔を備
えた導電性チューブ54が挿入されている。導電性チュ
ーブ54と燃料極53との間には、導電性フェルト55
が詰められており、燃料極53と導電性チューブ54と
を電気的に接続している。セルの陽極には空気極51、
陰極には導電性チューブ54とされる。
【0004】導電性チューブ54は、内側に天然ガスが
供給され、外側には水蒸気が供給される。導電性チュー
ブ54に供給された天然ガス及び水蒸気は、導電性チュ
ーブ54の多数の細孔から外側に向けて吹き出して導電
性フェルト55内に入る。ここで、天然ガス(メタンを
主成分とする)と水蒸気は、以下のように反応して、電
池反応に寄与する燃料に改質される。
【0005】 CH4 + H2O → 3H2 + CO (反応式A) CO + H2O → H2 + CO2 (反応式B) 従って、改質反応は全体的には次のように表すことがで
きる。
【0006】CH4 + 2H2O → 4H2 + CO2 (反応式C) 実際の改質反応においては、化学平衡論的に反応式Aの
反応が大半であり、反応式Bの反応はそれほど多くはな
いため、改質ガス中には水素の他に一酸化炭素も含まれ
ることとなる。
【0007】一方、セルの外側には、空気が供給されて
おり、空気中の酸素は空気極51で電子を受け取り、以
下のようにイオン化する。
【0008】(1/2)O2 + 2e- → O2- (反応式D) 電解質52には、運転温度(約1000℃程度)におい
て酸化物イオンを透過させる固体材料、例えば、イット
リア安定化ジルコニア等が使用され、空気極51で発生
した酸化物イオンは、電解質52中を通って燃料極53
に到達する。燃料極53においては、電解質52中を通
って供給される酸化物イオンと、改質により生成された
水素及び一酸化炭素とが以下のように反応して電子を放
出する。
【0009】 H2 + O2- → H2O + 2e- (反応式E) CO + O2- → CO2 + 2e- (反応式F) H2の電池反応(反応式E)により燃料極53で発生した
H2O(水蒸気)と、改質(反応式B)及びCOの電池反応
(反応式F)によりできたCO2と、未反応のまま残ったH
2は、セルの上部からセル外に排出される。尚、改質に
よりできた燃料COは、ほぼ全部が電池反応(反応式F)
に寄与するため、排気中に殆ど含まれない。
【0010】セルの先端側(上部)では電池反応(反応
式A及びB)によって生じた水蒸気が再び燃料の改質反
応に寄与するため、セルの基端側(底部)から先端側
(上部)間で均一に水蒸気を供給すると、先端側では過
剰となり、基端側では不足する。導電性チューブ54の
基端側を二重構造とし、外側の空間に水蒸気を供給する
ことにより燃料濃度を均一化して電池性能を高めること
ができる。
【0011】図22は、このようなセルを使用した従来
の固体電解質型燃料電池発電モジュールを示している。
セル56はケーシング57内に収納されている。ケーシ
ング57の上端付近(上部)には、セル56の余剰燃料
放出ゾーン58と、セルの下端付近(底部)から上端付
近(上部)にわたる範囲の電池反応ゾーン59とを分離
する排ガスセパレータ板60が設けられている。
【0012】図22に示されているように、ケーシング
57の上部には燃料極側排気口61が設けられており、
更にケーシング57の側壁にはセル56の直ぐ下方の高
さに、空気供給口62、排ガスセパレータ板60の直ぐ
下方に空気極側排気口63が設けられている。空気供給
口62から入った空気は、空気室セパレータ板64の空
気吹出口から上方に向けて吹き出される。空気中の酸素
は電池反応ゾーン59で電池反応に寄与して消費され、
残った酸素は空気中の他の成分と共に空気極側排気口6
3から発電モジュール65の外に排出される。
【0013】一方、天然ガス供給路66、水蒸気供給路
67から供給された天然ガス及び水蒸気は、フュエルデ
ィストリビューター68によって各セル56に分配さ
れ、各セル56内で改質された後、電池反応に寄与す
る。その後、電池反応に寄与しなかった水素、電池反応
によりできた水蒸気、及び改質によりできた二酸化炭素
は、セル56の上端から余剰燃料放出ゾーン58に入り
燃料極側排気口61からケーシング57の外に排出され
る。
【0014】燃料極側排気の一部は、ポンプ69及び流
量調整器70を介して水蒸気供給路67に再循環され
る。燃料極側排気には多量の純粋な水蒸気が含まれてい
るので、燃料極側排気の一部をそのまま水蒸気供給路6
7に戻している。
【0015】以上のような従来のセル及び該セルを使用
した従来の固体電解質型燃料電池モジュールは、他の形
式のセル及びモジュールと比べて、多くの利点を有する
ものとして開発された。主な利点としては、以下の点が
挙げられる。即ち、上述のようなセル構造は、導電性フ
ェルト、燃料極、燃料供給用導電性チューブ等に触媒作
用の高いニッケル等を用いれば完全内部改質も可能とな
る点で、他の形式のセル構造(例えば、外側から順に燃
料極、電解質、空気極を配置するセル構造)に比べて有
利である。
【0016】また、燃料供給用の導電性チューブ自体を
陰極としているので、インターコネクタが不要である。
このようなインターコネクタレス構造を採用することに
より、セルの有効面積が増加し、単セル出力を大幅に向
上させることができる。
【0017】更に、燃料極側排気の一部をそのまま水蒸
気供給路67に戻せば、燃料極側の排気を燃料改質に必
要な水蒸気として有効に利用することができ、コストの
かかる純水の水蒸気を別個に供給源から供給し続ける必
要性がなくなり、或いは低減することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セル及び従来のセルを用いた固体電解質型燃料電池発電
モジュールには、以下のような課題が残されていた。
【0019】(1)セル底部の構造が複雑 従来のセルの底部側は、空気と燃料との混合を防ぐため
に、セラミックス製の栓がされていた。このため、両端
が開いた円筒形の一端を塞ぐことができる形状にセラミ
ックを加工する必要があった。また、セラミックス製の
栓の中心に導電性チューブを通す必要があり、セル底部
の構造及び製造工程が複雑であった。
【0020】また、セルの底部は、セル側壁と栓との熱
膨張率の異なる異種材料を組み合わせる構造であったた
め、特にセル底部に熱応力が集中し、クラックの発生な
どが起こりやすいという問題があった。
【0021】さらに、セル底部に発生するクラック及び
それに伴うガスリークが発生すると、セルの内側から漏
れた燃料と、セルの外側を流れる空気とが反応して燃焼
し、局部加熱により更にセルに損傷を与えてしまうとい
う問題があった。
【0022】(2)水蒸気循環ルートが発電モジュール
外にある 従来の発電モジュールでは、燃料極側排気の一部をその
まま水蒸気供給路に戻し、燃料極側の排気を燃料改質に
必要な水蒸気として利用していた。しかし、このために
は発電モジュールの外に水蒸気の循環ルートを設ける必
要があった。循環ルートに必要とされるポンプ69、流
量調節計70等の補機を駆動するためには動力が必要で
あり、この分だけエネルギー損失が生じていた。また、
これらの補機の制御が難しく、天然ガスや水蒸気の供給
配管も含めると構造が複雑にならざるを得なかった。従
って、燃料極側排気に含まれる多量の水蒸気を有効に利
用して、純水の生産にかかるコストを抑えながらも、外
部の水蒸気循環ルートを省略できるようなセルの開発が
望まれていた。
【0023】(3)高温酸化雰囲気中における電極接続 電極(パワーリードアセンブリ)の接続に際しては、接
触抵抗の増大や電極の劣化などを避けることが非常に重
要である。しかしながら、固体電解質型燃料電池発電モ
ジュールの運転温度は、約850℃から約1050℃の
高温であり、セルの周囲も酸化雰囲気であった。そのた
め、従来の固体電解質型燃料電池発電モジュールにおい
ては、パワーリードとして使用できる材料が極めて制限
されていた(例えば、白金、金等)。しかも、何れの材
料を使用しても、費用、加工の容易性、導電率等の全て
の要求を満たすことはできなかった。かかる事情から、
パワーリードが腐食や酸化の影響を受けにくいような構
造を開発し、パワーリードの材料として選択できる材料
の幅を広げる必要があった。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題は、外側から順
に空気極、固体電解質、燃料極を有し、基端部が開放さ
れ、先端部が空気極を径方向内方へ延ばして閉鎖された
円筒形セルを備えた固体電解質型燃料電池であって、基
端部が開放された円筒状をなし、少なくとも先端部に燃
料噴出口を有し、前記燃料極との間に間隙をおいて挿入
された導電性の燃料供給管と、前記燃料極と燃料供給管
との間隙に詰められたガス透過性の導電性物質と、該燃
料供給管に沿って延び、燃料極側排気流路の基端部付近
で開口する水蒸気導入口と、前記燃料供給管の先端部の
燃料噴出口からの噴出に伴う随伴流を生じるエゼクター
を構成する水蒸気吹出口とを有する水蒸気細管とを備え
てなる円筒形固体電解質型燃料電池によって解決され
る。
【0025】また、上記課題は、上記の円筒形固体電解
質型燃料電池を、先端が下側へ向くようにして複数本配
置した固体電解質型燃料電池発電モジュールであって、
燃料極側排気と空気極側排気の混合を防止するために、
セルの上部が位置する高さに取り付けられている排ガス
セパレータと、セルの燃料供給管に燃料を分配するフュ
エルディストリビューターと、セルの陽極の少なくとも
一部に接触している集電体と、一端が前記集電体に接続
され、他端が前記排ガスセパレータより上に位置してい
るカソード引出リードと、前記排ガスセパレータより上
の位置で、1又は2以上の燃料供給管に接続されている
燃料極側パワーリードと、前記排ガスセパレータより上
の位置で、1又は2以上のカソード引出リードに接続さ
れた空気極側パワーリードとを備えてなる固体電解質型
燃料電池発電モジュールによっても解決される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の好適な実施形態について説明する。図1は本発明
にかかる固体電解質型燃料電池のセル構造の一例を示し
ている。本発明にかかるセルは、外側から順に空気極
1、電解質2、燃料極3を積層した円筒形で、セル底部
を閉鎖した構造となっている。燃料極3の内側には、燃
料供給管4が、セルの上部側から挿入されている。燃料
極3と燃料供給管4との間には、導電性フェルト5が詰
められており、燃料極3と燃料供給管4とを電気的に接
続している。セルの陰極には燃料供給管4が用いられ、
陽極には空気極1が用いられる。
【0027】燃料供給管4の内側には、水蒸気細管6が
設けられている。水蒸気細管6は、メタンを主成分とす
る燃料(天然ガス等)を水蒸気改質して、燃料電池の燃
料として使用できる水素及び一酸化炭素が多いガスとす
るためのものである。水蒸気細管6は、セル底部に水蒸
気を供給できるようになっている。水蒸気細管6からセ
ル底部に水蒸気を供給することにより、導電性フェルト
5の上部側から底部側に至るまでの水蒸気濃度を均一に
することができる。これにより、セル底部においては、
水蒸気不足に起因する炭素の析出を防止でき、セル上部
においては、水蒸気の過剰供給からくる水素及び一酸化
炭素の希薄化を防止できる。
【0028】図2は燃料供給管4及び水蒸気細管6の構
造を示している。燃料供給管4の先端及び側面には、燃
料吹き出し用の小さな孔7、15が設けられている。こ
の側面の孔15の大きさ、数、及び位置は、燃料極3の
表面に燃料が均等に行き渡るように設けられている。ま
た、この孔15はセル上部に向かって傾斜して燃料供給
管4に穿孔されており、孔から噴出した燃料ガス(特に
セル底部側の燃料ガス)がセル内で滞留せずにスムーズ
にセルの外側に排気されるようにしている。燃料は、例
えば、約 0.5 から約 3 kg/cm2・G 程度の圧力で、燃料
供給管4に供給され、燃料供給管の側面の孔15及び先
端の燃料噴出口7から吹き出す。
【0029】燃料供給管4の先端に設けられた燃料噴出
口7の位置には、水蒸気細管6の水蒸気吹出口8が配置
されている。水蒸気細管6は基端部付近で上方へ曲げら
れ、その上部端は、燃料供給管4の上部に開けられた孔
に溶接等で固定されている。
【0030】燃料供給管4からの燃料の噴出にともなっ
て、燃料噴出口7付近は負圧となり、水蒸気吹出口8か
ら水蒸気が引き出される。このようなエゼクター効果に
より水蒸気吹出口8から水蒸気が引き出され、これに対
応して新たな水蒸気が水蒸気導入口9を通して水蒸気細
管6に吸い込まれる。新たな水蒸気には、燃料極側排気
が用いられる。セルの上端には排ガスセパレータ板11
が取り付けられているので、燃料極側排気のみが水蒸気
導入口9の周囲を流れ、空気極側排気12は水蒸気導入
口9の周囲を通らない。従って、燃料極側排気のみが水
蒸気細管6に吸い込まれる。その結果、外部の循環ルー
トを設けずに、燃料極側排気中の水蒸気を有効に利用す
ることが可能となる。
【0031】SOFCは、高温で動作するので、熱膨張など
で先端部の燃料噴出口7と水蒸気吹出口8の位置がずれ
ると、エゼクター効果に悪影響を及ぼすため、先端の位
置で数カ所に点溶接等を施して、燃料供給管4と水蒸気
細管6を固定するのが望ましい。また、水蒸気細管6の
揺れ止めのために、図2に示されているように揺れ止め
金具13を設けることが好ましい。揺れ止め金具13
は、水蒸気細管に溶接等で固定される。
【0032】空気極1の材料には、従来からの材料を使
用することができ、例えば、ストロンチウム添加ランタ
ンマンガナイト等を使用することができる。また、電解
質2の材料には、例えば、イットリア安定化ジルコニア
等を使用することができる。燃料極3の材料には、例え
ば、ニッケルジルコニアサーメット等が使用できる。燃
料極3の材料としてはニッケルジルコニアサーメット等
のような、天然ガス等の燃料改質の触媒機能を有する材
料を使用するのが好ましい。燃料供給管4の材料は、導
電性が高く且つ1000℃の高温でも内部の燃料ガス圧
力に対して十分な強度を有する材料である必要があり、
好ましくは、ニッケル、銅、ステンレス、インコネルな
どの金属材料を用いる。水蒸気細管6の材料は、燃料供
給管4との熱膨張率の整合性や溶接時の接合性などか
ら、燃料供給管4と同じ材料であることが好ましい。
【0033】このように、燃料供給管4及び水蒸気細管
6は導電性の金属材料で形成されるのに対し、セルはセ
ラミックス材料で形成されるため、熱膨張率が異なり、
起動−停止に伴う温度変化によってズレが生じる。この
ズレを吸収するために、図2に示されているように、燃
料供給管4及び水蒸気細管6の一部に摺動部を設けるの
が好ましい。
【0034】図3及び図4は本発明にかかるセルの空気
極1、電解質2、及び燃料極3を簡略化して、燃料供給
管及び水蒸気細管の構造例を見やすくしたものである。
図4は図3のII−II線断面を示している。
【0035】図3及び図4に示されている実施形態では
水蒸気細管6は、燃料供給管4の内側を通っている。天
然ガス等の燃料は、セル上部から燃料供給管4を通っ
て、セル下部に設けられたエゼクター部14に向かう。
エゼクター部14に到達するまでに燃料の一部は、燃料
供給管4の側面に設けられた孔15から導電性フェルト
5内に吹き出す。エゼクター部14に到達した燃料は燃
料噴出口7から噴出する。この際のエゼクター効果によ
り水蒸気導入口9から吸い込まれた水蒸気が、水蒸気吹
出口8から放出される。エゼクター部14から出た燃料
及び水蒸気は、導電性フェルト5内に入り、改質される
(反応式AからC)。一方、セルの外側には、酸素を含
む空気が流れており、酸素が電子を受け取ってイオン化
して(反応式D)電解質中を透過し、燃料極3に到達す
る。燃料極側では、酸化物イオンが、電子を放出しつつ
導電性フェルト5内の水素及び一酸化炭素と反応する
(反応式E及びF)。この反応により生じた水蒸気及び
二酸化炭素は、導電性フェルト5内をセル上部に向けて
流れる。そして、反応式Eにより生じた水蒸気は再び改
質反応に寄与する(反応式AからC)。セルの上部に
は、排ガスセパレータ板11が設けられており、導電性
フェルト5から出た水蒸気等は空気と混ざらずに燃料極
側排気となる。この燃料極側排気10の一部はセル上部
の水蒸気導入口9から取り込まれて改質用の水蒸気とし
て、セル下部に向けて流れる。
【0036】図5から図7に示されている実施形態は、
水蒸気細管6が燃料供給管4の外側に設けられている点
で、図3及び図4に示されている実施形態と異なってい
る。この場合、水蒸気細管6及びエゼクター部14は、
例えば、図7に示されているようにして形成することが
できる。燃料供給管4の軸線方向に延びる側面には、内
側に凹み且つ軸線方向に延びる溝16が設けられてい
る。断面が円弧状で長手方向に延びる柄部17と、中心
に孔のあいた円形部18とからなる覆い19が、柄部1
7で溝16を覆うようにして被せられている。円形部1
8の中心付近は、図5に示されているように燃料供給管
4に向かう方向に突き出している。柄部17と溝16に
より形成される管が水蒸気細管6となる。水蒸気は燃料
供給管4の外側を通ってエゼクター部14に到達する。
燃料及び水蒸気がエゼクター部14から放出された後の
反応及びガスの流れは図3及び図4に示されている実施
形態と同様である。
【0037】図8から図11は、エゼクター部の異なる
他の実施形態を示している。図8は図3及び図4に示さ
れた実施形態と同様に、燃料供給管4の内側に水蒸気細
管6が設けられた実施形態を示している。図8の場合
は、燃料噴出口7の直径が、先端へ行くほど大きくなっ
ている点で、図3及び図4の実施形態と異なる。エゼク
ター部14をこのような末広がりの形状とすることによ
って、ディフューザー部20が形成され、該ディフュー
ザー部20により拡散効率を上げることができる。
【0038】図9から図11は、図5から図7と同様
に、燃料供給管4の外側に水蒸気細管6が設けられた実
施形態を示している。この実施形態では、水蒸気細管6
は管状に形成され、燃料供給管4に設けられた溝16に
取り付けられている。このようにすると、エゼクター効
率は幾分落ちるもののコストを低く抑えることができ
る。
【0039】図12から図17は、本発明にかかる固体
電解質型燃料電池のセル構造を用いた場合のセル間接続
の一例を示している。図12に示されているように、空
気極電流は、セルの空気極1に密着したカソード集電体
21からカソード引出リード22を通じて取り出され
る。空気極1には集電効果を高めるため、カソード集電
体21との間には集電補助剤23を、更に、空気極1の
周りに一定間隔で、幅数ミリメートルから数十ミリメー
トルの集電補助リング24をコーティングしておくこと
が好ましい。図12の実施形態では、カソード集電体2
1には銅やニッケルなど高導電性金属の細線に、酸化防
止のために白金をコーティングしたものを、集電補助剤
23や集電補助リング24には白金ペーストを使用して
いる。
【0040】カソード集電体21を流れる電流は、セル
上部に多く集まり、セル底部には少ないため、カソード
集電体21及び集電補助剤23とも底部に行くほど幅を
狭くすることができ、そうすることで材料の使用量を抑
えることができる。カソード引出リードは、カソード集
電体21を延長してもよく、熱応力に耐えるため撚り線
構造とするなど柔軟性を持たせることが望ましい。
【0041】セル間の接続は、図13に示されているよ
うに、縦方向にはカソード集電体21を介して、横方向
にはカソードスペーサ25を介して複数のセルを接続し
て行き、1つのバンドルを構成する。カソードスペーサ
25は、その上方にセルとセルの間を流れる空気が排出
するための間隙を作るようセル上端よりやや低い位置ま
で延びている。カソードスペーサ25の材質はセルの空
気極1と同じものが好ましく、電気的には固着していな
くても良い。
【0042】図14はバンドル構造の1例を示してい
る。ここでは、縦方向に2本、横方向に3本の計6本の
セルを接続したバンドル構造が示されている。空気は、
底部の空気室セパレータ板26の孔を通ってセルに供給
され、外側の空気極に沿ってセル上部に上がって行く。
空気極側排気とセルの内側から出てきた燃料極側排気
は、排ガスセパレータ板11によって混合燃焼しないよ
うに分離される。排ガスセパレータ板11には、カソー
ド引出リードを通すための貫通孔27が設けられてい
る。
【0043】バンドルとバンドルの間にはバンドルスペ
ーサ28を設置し、バンドル間を電気的に絶縁すると共
に、その上方は空気極側排気の通り道となるように排ガ
スセパレータ11との間に間隙を設ける。したがって、
セルとセルの間の空気極側排気は、図15に示すように
該図の紙面における横方向にはバンドルスペーサ28の
上部から、縦方向にはカソードスペーサ25の上部から
外に排出される。
【0044】図15は図14に示されているバンドルを
図の縦方向に4組接続してスタック化した場合の平面図
を示している。上記のようにして並列に接続された6本
のセルが各バンドルを構成している。各バンドル間には
バンドルスペーサ28があり、この状態ではバンドル1
から4の相互間は絶縁されている。
【0045】図16はバンドルからの電極の取り出し方
を示している。燃料極(陰極)側は、燃料供給管4から
燃料極側パワーリード29を介して電極を取り出す。空
気極(陽極)側は、カソード引出リードから空気極側パ
ワーリード30を介して電極を取り出す。燃料極側パワ
ーリード29を6本の燃料供給管4に接続することによ
り、セルの陰極は、並列に接続されて等電位となる。ま
た、空気極側パワーリード30によって3本のカソード
引出リード22を接続することによりセルの陽極も並列
に接続されて等電位となる。
【0046】各燃料供給管4と燃料極側パワーリード2
9、及び各カソード引出リード22と空気極側パワーリ
ード30は、接触抵抗が大きくならないよう溶接やボル
ト締め等でしっかり固定する。それぞれのパワーリード
は撚り線構造等を用いて柔軟性を持たせるのが望まし
い。
【0047】バンドル間の電気接続は、図17に示され
ているように隣り合ったバンドルの空気極側パワーリー
ド30と燃料極側パワーリード29を溶接やボルト締め
等で接続することによって行い、このようにして各バン
ドルを電気的に直列に繋いでいく。パワーリードの接続
は、セルに排ガスセパレータ板11を被せた後に行う。
【0048】図18はスタック構造のアッセンブリの一
例を示している。これは図14に示されているバンドル
を縦方向に4組直列に接続したものである。燃料は、フ
ュエルディストリビューター31からフレキシブル絶縁
ジョイント32及び燃料供給管4を通してセル内部に送
られる。スタック相互の間はパーテーションボード33
によって仕切られる。見易さのため、この図からは空気
極側パワーリード及び燃料極側パワーリード(パワーリ
ードアセンブリ)を省略している。
【0049】図19は、フレキシブル絶縁ジョイント3
2と燃料供給管4との接続を拡大して示したものであ
る。燃料供給管4とフュエルディストリビューター31
とはフレキシブル絶縁ジョイント32によって繋がれ
る。図19に示されているようにフレキシブル絶縁ジョ
イント32は相互にネジ締めによって繋ぐことができ
る。フレキシブル絶縁ジョイント32を柔軟な構造にす
れば、セル及び発電モジュール内の各部の熱応力や膨張
率が異なっていても、それによる摺動を吸収することが
できる。また、フレキシブル絶縁ジョイント32は、セ
ラミックスやテフロン等の絶縁性材料で構成されてお
り、燃料供給管4とフュエルディストリビューター31
との間を電気的に絶縁することができる。
【0050】図18に示されているスタックを更に直列
に接続して構成した発電モジュールの一実施形態を図2
0に示す。発電モジュールには、下側から順に空気室3
4、電池反応室35、燃料極排ガス室36、フュエルデ
ィストリビューター31が設けられている。空気室34
と電池反応室35との間は空気室セパレータ板26で仕
切られており、電池反応室35と燃料極排ガス室36と
の間は排ガスセパレータ板11で仕切られている。更
に、フュエルディストリビューター31と燃料極排ガス
室36との間にはフュエルディストリビューター31を
支持するためのトッププレート37が取り付けられてい
る。
【0051】空気室34に入った空気は、空気室セパレ
ータ板26に設けられた孔から上方に向けて吹きだし、
電池反応室35において電池反応に寄与した後、空気極
側排気として排出される。一方、天然ガス等の燃料は、
フュエルディストリビューター31によって、各セルに
分配され、フレキシブル絶縁ジョイント32を介して各
セルの燃料供給管4に供給されて電池反応室35に入
る。燃料は電池反応室35において改質及び電池反応に
寄与した後、燃料極側排気として燃料極排ガス室36に
入る。この一部が水蒸気導入口9から吸い込まれて再び
改質反応に寄与する。その他の燃料極側排気は燃料極排
ガス室36の外に排出される。
【0052】燃料極排ガス室36と電池反応室35の間
では、差圧コントロールによって、燃料極排ガス室36
と電池反応室35のガス圧力差をなくするようにするの
が好ましい。圧力差をなくすことによって、排ガスセパ
レータ板11とセルの間からのガスリークによる混合燃
焼を抑えることができ、排ガスセパレータ板11とセル
上部との間に特別なシールを行わずに済む。更に、セル
上部にまで上がってきた燃料極側排気中の可燃性ガス
は、電池反応によって殆ど消費されているので微妙なリ
ークは許容される。
【0053】
【発明の効果】本発明にかかる固体電解質型燃料電池発
電モジュールに使用するセルは、セル底部が押し出し成
形により製造できる構造となっているので、厳格な寸法
でセラミックス製の栓を別に製造して取り付ける必要が
ない。また、セル底部の構造は熱応力が1個所に集中し
にくい構造であるので、クラックの発生及びそれに伴う
ガスリークの問題を解消することができる。
【0054】本発明にかかる固体電解質型燃料電池発電
モジュールは、エゼクター効果を利用してセル内におい
て水蒸気を循環させているので、発電モジュールの外に
水蒸気循環ルートを設ける必要がなく、水蒸気循環ルー
トで使用していたポンプや流量調整器などの補機が不要
となる。これによりエネルギー損失を少なくすることが
でき、また、発電モジュール全体の制御も容易になる。
【0055】本発明にかかる固体電解質型燃料電池発電
モジュールに使用するセルは、燃料極排ガス室において
パワーリードを接続することが可能である。燃料極排ガ
ス室は還元雰囲気であり、このような還元雰囲気中でパ
ワーリードを接続すれば、パワーリードが腐食や酸化の
影響を受けにくい。その結果、パワーリードの材料とし
て選択できる材料の幅が広がり、高価な白金等以外の材
料でパワーリードを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる固体電解質型燃料電池のセル構
造の一例を示す縦断面及びI−I線断面を示す図であ
る。
【図2】本発明にかかる燃料供給管及び水蒸気細管の構
造を示す斜視図である。
【図3】本発明にかかるセルの空気極、電解質、及び燃
料極を簡略化して、燃料供給管及び水蒸気細管の構造例
を見やすくした縦断面図である。
【図4】図3のII−II線断面を示す図である。
【図5】本発明にかかるセルの空気極、電解質、及び燃
料極を簡略化して、燃料供給管及び水蒸気細管の構造例
を見やすくした縦断面図である。
【図6】図5のIII−III線断面を示す図である。
【図7】図5に示されている燃料供給管及び水蒸気細管
を分解して示した斜視図である。
【図8】本発明にかかるセルにおけるエゼクター部の一
実施形態を示す縦断面図である。
【図9】本発明にかかるセルにおけるエゼクター部の一
実施形態を示す縦断面図である。
【図10】図9のIV−IV線断面を示す図である。
【図11】図9に示されている燃料供給管及び水蒸気細
管を分解して示した斜視図である。
【図12】本発明にかかるセルの空気極の集電構造を示
す斜視図である。
【図13】本発明にかかるセルの空気極の接続を示す平
面図である。
【図14】本発明にかかるセルのバンドル構造の一例を
示す斜視図である。
【図15】図14に示されているバンドル構造をスタッ
ク化したものを示す平面図である。
【図16】本発明にかかるセルのパワーリード接続の一
例を示す斜視図である。
【図17】本発明にかかるセルのパワーリード接続の一
例を示す斜視図である。
【図18】本発明にかかるセルのスタック構造の一例を
示す斜視図である。
【図19】本発明にかかる発電モジュールにおいて使用
するフレキシブル絶縁ジョイントと燃料供給管との接続
を拡大して示した図である。
【図20】図18に示されているスタックを更に直列に
接続して構成した発電モジュールの一実施形態を示す図
である。
【図21】従来の固体電解質型燃料電池のセル構造を示
す縦断面及びV-V線断面を示す図である。
【図22】従来のセルを使用した固体電解質型燃料電池
発電モジュールを示す図である。
【符号の説明】
1 空気極 2 電解質 3 燃料極 4 燃料供給管 5 導電性フェルト 6 水蒸気細管 7 燃料噴出口 8 水蒸気吹出口 9 水蒸気導入口 14 エゼクター部 21 カソード集電体 22 カソード引出リード 23 集電補助剤 24 集電補助リング 25 カソードスペーサ 29 燃料極側パワーリード 30 空気極側パワーリード 32 フレキシブル絶縁ジョイント 34 空気室 35 電池反応室 36 燃料極排ガス室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側から順に空気極、固体電解質、燃料
    極を有し、基端部が開放され、先端部が空気極を径方向
    内方へ延ばして閉鎖された円筒形セルを備えた固体電解
    質型燃料電池であって、 基端部が開放された円筒状をなし、少なくとも先端部に
    燃料噴出口を有し、前記燃料極との間に間隙をおいて挿
    入された導電性の燃料供給管と、 前記燃料極と燃料供給管との間隙に詰められたガス透過
    性の導電性物質と、 該燃料供給管に沿って延び、燃料極側排気流路の基端部
    付近で開口する水蒸気導入口と、前記燃料供給管の先端
    部の燃料噴出口からの噴出に伴う随伴流を生じるエゼク
    ターを構成する水蒸気吹出口とを有する水蒸気細管とを
    備えてなる円筒形固体電解質型燃料電池。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の円筒形固体電解質型燃料
    電池を、先端が下側へ向くようにして複数本配置した固
    体電解質型燃料電池発電モジュールであって、 燃料極側排気と空気極側排気の混合を防止するために、
    セルの上部が位置する高さに取り付けられている排ガス
    セパレータと、 セルの燃料供給管に燃料を分配するフュエルディストリ
    ビューターと、 セルの陽極の少なくとも一部に接触している集電体と、 一端が前記集電体に接続され、他端が前記排ガスセパレ
    ータより上に位置しているカソード引出リードと、 前記排ガスセパレータより上の位置で、1又は2以上の
    燃料供給管に接続されている燃料極側パワーリードと、 前記排ガスセパレータより上の位置で、1又は2以上の
    カソード引出リードに接続された空気極側パワーリード
    とを備えてなる固体電解質型燃料電池発電モジュール。
JP9259935A 1997-09-25 1997-09-25 固体電解質型燃料電池及び該電池による発電モジュール Pending JPH11102716A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002298897A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体電解質型燃料電池モジュール
JP2004507054A (ja) * 2000-08-14 2004-03-04 シュテファン ブルーム マイクロリアクタ
JP2005317239A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Tokyo Gas Co Ltd 発電装置
JP2010097797A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Toto Ltd 燃料電池モジュール

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