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JPH11105465A - 重ね合わせ葉書 - Google Patents

重ね合わせ葉書

Info

Publication number
JPH11105465A
JPH11105465A JP26730397A JP26730397A JPH11105465A JP H11105465 A JPH11105465 A JP H11105465A JP 26730397 A JP26730397 A JP 26730397A JP 26730397 A JP26730397 A JP 26730397A JP H11105465 A JPH11105465 A JP H11105465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
postcard
piece
sheet
paper
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26730397A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiko Tezuka
元彦 手塚
Junichi Tabuchi
純一 田淵
Hidehito Sugawara
秀仁 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP26730397A priority Critical patent/JPH11105465A/ja
Publication of JPH11105465A publication Critical patent/JPH11105465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】剥離紙片の不用意な剥離や加圧接着する場合の
未接着部の発生をなくし、郵送に適して、かつ、葉書受
取人側による隠蔽紙片の剥離が支承なく行えるようにす
る。 【解決手段】葉書本体紙片3と二つの隠蔽紙片2,4と
を有する重ね合わせ葉書用シート7からなり、重ね合わ
せ葉書用シート7のマージナルパンチ部15が切取り部
16を介して一辺側に位置する一方の隠蔽紙片2を最上
位にし葉書本体紙片3を中位となるようにして三紙片を
重ね合わせて、葉書本体紙片3に隠蔽紙片2,4を剥離
可能に貼り合わせ、マージナルパンチ部15を葉書本体
紙片3に強接着し、葉書本体紙片3におけるマージナル
パンチ部15の移送孔18に対応する部分に葉書表示1
3を設けて、移送孔18から葉書表示13を表出させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見開き可能な隠蔽
部分を備える重ね合わせ葉書に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年の郵便法の規制緩
和傾向の下、封書より低額料金で送れる葉書形態で親展
化情報を通知する方法としては、葉書に隠蔽ラベルを貼
付したり、葉書本体紙片に連接した一枚の折り合わせ隠
蔽紙片を剥離可能に接着して利用していた。また、親展
化の目的に加えて一度に通知する情報量を増やしたいと
いう要望に答えるべく、定形葉書の形態規定や重量規定
に則りながら通知面積の増大を図る工夫として、葉書本
体紙片の表裏を二つの隠蔽紙片で隠蔽する三つ折り形式
の重ね合わせ葉書が提案されている。図5と図6はその
重ね合わせ葉書1の一例を示していて、最上位から隠蔽
紙片2、葉書本体紙片3、隠蔽紙片4とが重ね合わされ
たものであり、前記葉書本体紙片3の両側の折り部5,
6を介して隠蔽紙片2と隠蔽紙片4とを連接した重ね合
わせ葉書用シート7からなり、この重ね合わせ葉書用シ
ート7を葉書本体紙片3が中位となるようにZ状に折る
ことによって重ね合わされたものとしている。そして、
各紙片における重ね合わせでの対向面8それぞれには、
通常では接着することなく、圧、熱などの接着条件を付
与することにより剥離可能な接着力を呈する接着剤9が
設けられていて、重ね合わせ葉書用シート7をZ状に折
って接着条件を付与することで各隠蔽紙片2,4が剥離
可能に葉書本体紙片3に貼り合わされている。
【0003】剥離可能に貼り合わされる隠蔽紙片2と葉
書本体紙片3との対向面8それぞれ、及び、剥離可能に
貼り合わされる葉書本体紙片3と隠蔽紙片4との対向面
8それぞれが隠蔽部分を構成することとなり、上記重ね
合わせ葉書用シート7の形態の時点で、これら対向面8
に対して隠蔽すべき通知情報10を印刷、印字してい
る。また、重ね合わせ葉書1の最上位に位置する隠蔽紙
片2の表面に対しては宛名情報11を印字しており、さ
らに、下位の隠蔽紙片4の表面、即ち、重ね合わせ葉書
1の下面にも親展性を備えない通知情報や差出人宛名情
報などが必要に応じて印刷、印字されることもあった。
そして、この重ね合わせ葉書1では図示されているよう
に、最上位の隠蔽紙片2の幅寸法が葉書本体紙片3の幅
寸法より小さくなるように切り欠き部12を設け、葉書
本体紙片3の折り部6側の辺に設けた葉書表示13が表
出するようにして、形態規定や重量規定をクリアするよ
うにしている。また、図7はもう一つの例を示してい
て、この例の重ね合わせ葉書1では最上位の隠蔽紙片2
を幅狭とする代わりに複数の透孔14を設けて、これら
透孔14から葉書表示13が表出する構造とすること
で、形態規定や重量規定をクリアするようにしていた。
【0004】しかしながら、上述した従来の重ね合わせ
葉書では切り欠き部や透孔を備えているため、剥離可能
に貼り合わされている隠蔽紙片から葉書本体紙片にかけ
て葉書表面で段差が生じているものとなっており、郵送
時に他の葉書などがその段差に引っ掛かってその段差か
ら隠蔽紙片の剥がれを生じる可能性があった。また、前
記切り欠き部を有する葉書に対して接着条件として加圧
接着する場合、切り欠き部による段差が存在しているた
めに、圧着ローラによる均一な加圧(接着剤相互が剥離
可能に接着するように調整された加圧)が行えず、未接
着部が発生するという問題もあった。そこで本発明は上
記事情に鑑み、葉書表示回りにおける段差に他の葉書な
どが引っ掛かってもその段差から剥離が生じないように
するとともに、加圧接着する場合に未接着部を生じない
ようにすることを課題とし、郵送に適して、かつ、葉書
受取人側による隠蔽紙片の剥離が支承なく行える葉書を
得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、葉書本体紙片とこの葉書本体紙片
の表裏を覆うための二つの隠蔽紙片とを有する重ね合わ
せ葉書用シートからなり、前記重ね合わせ葉書用シート
のマージナルパンチ部が切取り部を介して一辺側に位置
する一方の隠蔽紙片を最上位にするとともに前記葉書本
体紙片を中位となるようにして前記三紙片を重ね合わせ
て、前記葉書本体紙片の表裏それぞれに前記隠蔽紙片が
剥離可能に貼り合わされ、前記マージナルパンチ部を前
記葉書本体紙片に強接着し、前記葉書本体紙片における
マージナルパンチ部の移送孔に対応する部分に葉書表示
を設けて、移送孔から葉書表示が表出していることを特
徴とする重ね合わせ葉書を提供して、上記課題を解消す
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図4に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、図7と
図8に示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付し
てその説明を省略する。図1は本発明の重ね合わせ葉書
1を示していて、この重ね合わせ葉書1は、上位から表
面側に宛名情報11が設けられている隠蔽紙片2、葉書
本体3、もう一つの隠蔽紙片4とが重ね合わされたもの
であり、葉書本体紙片3の両側に折り部5,6を介して
前記隠蔽紙片2,4を連接した重ね合わせ葉書用シート
7をその葉書本体紙片3が中位となるようにZ状に折り
合わせたものである。そして、従来例と同じように重ね
合わせ後に接着条件を付与することによって、対向面8
がその対向面8それぞれに全面的に施されている接着剤
9を介して剥離可能に貼り合わされている。また、予め
重ね合わせ葉書用シート7の形態の時点で施される通知
情報10が前記対向面8に位置して、重ね合わせ葉書1
の形態となった時点では前記隠蔽紙片2,4を剥ぎ取ら
ない限り見えないように設けられている。
【0007】図示されているように最上位に位置する隠
蔽紙片2には、折り部5と反対側の辺に、重ね合わせ葉
書用シート7での用紙送りに際して使用されるマージナ
ルパンチ部15が切り取りミシン目からなる切り取り部
16を介して設けられている。なお、もう一方の隠蔽紙
片4の折り部6と反対側の辺にも重ね合わせ葉書用シー
ト7の形態の時点でマージナルパンチ部が設けられてい
るが、重ね合わせした後に折り部6に沿って切断除去さ
れている。このように、重ね合わせ葉書1にあっては、
マージナルパンチ部15を併せて隠蔽紙片2の横幅が下
位の葉書本体紙片3と隠蔽紙片4との横幅と同じとさ
れ、重ね合わせ葉書1における厚さが均一となるように
している。前記隠蔽紙片2のマージナルパンチ部15
は、重ね合わせ葉書1の断面で示すように、対向する葉
書本体紙片3の折り部6側の辺に対して強接着力を呈す
る強接着剤17を介して接着固定されている。また、上
記マージナルパンチ部15が対応して接着固定される葉
書本体紙片3の折り部6側の辺には葉書表示13が設け
られており、この葉書表示13を構成する文字がマージ
ナルパンチ部15の移送孔18に対応位置し、各移送孔
18を通して葉書表示13を表出させている。
【0008】上記隠蔽紙片2を捲る便宜を図るために、
切り取り部16の一端側に隠蔽紙片2の隅部を切り欠い
たコーナーカット19が設けられており、この部分を指
掛かりとして隠蔽紙片2を引き上げるようにすれば、切
り取り部16から上記マージナルパンチ部15が切れて
葉書本体紙片3に位置し、また、隠蔽紙片2を見開くこ
とでその隠蔽紙片2と葉書本体紙片3との各対向面に施
された通知情報を確認することができる。他方の隠蔽紙
片4においても見開くためのコーナーカット19をその
隠蔽紙片4の隅部に設けられている。なお、コーナーカ
ットの代わりとして、捲り始端と指定する箇所における
対向面の接着剤の一方に、印刷インキによる接着抑制印
刷を施して軽剥離部を設けるようにすることも可能であ
る。
【0009】図3は第二の例を示している。この第二の
例においては、重ね合わせ葉書1での下位となる隠蔽紙
片4を間にして折り部5,6を介して隠蔽紙片2と葉書
本体紙片3が連接された重ね合わせ葉書用シート7から
なるものであり、葉書本体紙片3が中位となるようにそ
の葉書本体紙片3側から重ね合わせ葉書用シート7を巻
き折り状にして重ね合わせた点で上記の実施の例と異な
っている。そして、この第二の例においても、最上位の
隠蔽紙片2の一辺に切り取り部16を介してマージナル
パンチ部15が連接され、葉書本体紙片3の折り部6側
の辺に接着固定されて、マージナルパンチ部15の移送
孔18から葉書表示13が表出するように設けられてい
る。
【0010】図4は第三の例を示している。この第三の
例では隠蔽紙片2、葉書本体紙片3、隠蔽紙片4とが折
り部で連続することなく分離した状態で重ね合わされて
いる点で上記の例と異なっている。この第三の例の重ね
合わせ葉書1においても、最上位の隠蔽紙片2の一辺に
切り取り部16を介してマージナルパンチ部15が連接
され、葉書本体紙片3の一方の辺に接着固定されて、マ
ージナルパンチ部15の移送孔18からそのマージナル
パンチ部15に対応する葉書表示13が表出するように
設けられているものであり、上記したZ状に折り合わせ
た重ね合わせ葉書1や巻き折り状に折り合わせた重ね合
わせ葉書1の各折り部を切断して取り除くようにするこ
とで、この第三の例の構造の重ね合わせ葉書1が得られ
る。
【0011】なお、感圧性の剥離可能に接着する接着剤
9としては、例えば、天然ゴム100重量部に対して、
スチレン2〜8重量部とメタクリル酸メチル10〜16
重量部とをグラフト共重合させて得られた天然ゴムラテ
ックスに、テンペル樹脂系粘着付与剤2〜10重量部を
添加して感圧性のベース接着剤とし、このベース接着剤
100重量部に対して、平均粒径1〜30μmの酸化チ
タン、小麦粉、シリカなどの微粒化充填剤を150〜2
50重量部を添加してなるものである。また、感圧性の
剥離可能に接着する接着剤9に代えて、熱の付与により
剥離可能に接着する感熱性接着剤を用いるようにしても
よい。さらに、マージナルパンチ部を接着させるための
強接着力を呈する強接着剤は、例えば紙片の綴じ合わせ
などに用いる既存の接着剤の中から選択して使用できる
ものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の重ね合わせ
葉書は、葉書本体紙片とこの葉書本体紙片の表裏を覆う
ための二つの隠蔽紙片とを有する重ね合わせ葉書用シー
トからなり、前記重ね合わせ葉書用シートのマージナル
パンチ部が切取り部を介して一辺側に位置する一方の隠
蔽紙片を最上位にするとともに前記葉書本体紙片を中位
となるようにして前記三紙片を重ね合わせて、前記葉書
本体紙片の表裏それぞれに前記隠蔽紙片が剥離可能に貼
り合わされ、前記マージナルパンチ部を前記葉書本体紙
片に強接着し、前記葉書本体紙片におけるマージナルパ
ンチ部の移送孔に対応する部分に葉書表示を設けて、移
送孔から葉書表示が表出していることを特徴とするもの
である。このように、マージナルパンチ部を葉書本体紙
片の葉書表示が設けられている部分に強接着して移送孔
から葉書表示が表出するようにしているので、従来の葉
書表示を表出するために大きな切り欠き部を設けていた
重ね合わせ葉書のような段差が生じず、接着条件として
加圧接着する場合でも厚さがほぼ揃った重ね合わせ葉書
に対して均一な加圧が行えるようになり、未接着部分の
発生を防止することができる。また、マージナルパンチ
部が強接着されているため、葉書表示を表出させている
移送孔に他の葉書などが引っ掛かってもこのマージナル
パンチ部は剥離することがなく、そして、このマージナ
ルパンチ部に対して切取り部を介して隠蔽紙片が連続し
ていることから、葉書表示が行われる側に位置する隠蔽
紙片の不用意な捲り上がりを確実に防止することができ
るなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重ね合わせ葉書の第一の例を示す
説明図である。
【図2】第一の例を断面で示す説明図である。
【図3】第二の例を示す説明図である。
【図4】第三の例を示す説明図である。
【図5】従来例を示す説明図である。
【図6】従来例を断面で示す説明図である。
【図7】同じく従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…重ね合わせ葉書 2,4…隠蔽紙片 3…葉書本体紙片 7…重ね合わせ葉書用シート 9…接着剤 13…葉書表示 15…マージナルパンチ部 16…切り取り部 17…強接着剤 18…移送孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】葉書本体紙片とこの葉書本体紙片の表裏を
    覆うための二つの隠蔽紙片とを有する重ね合わせ葉書用
    シートからなり、前記重ね合わせ葉書用シートのマージ
    ナルパンチ部が切取り部を介して一辺側に位置する一方
    の隠蔽紙片を最上位にするとともに前記葉書本体紙片を
    中位となるようにして前記三紙片を重ね合わせて、前記
    葉書本体紙片の表裏それぞれに前記隠蔽紙片が剥離可能
    に貼り合わされ、 前記マージナルパンチ部を前記葉書本体紙片に強接着
    し、前記葉書本体紙片におけるマージナルパンチ部の移
    送孔に対応する部分に葉書表示を設けて、移送孔から葉
    書表示が表出していることを特徴とする重ね合わせ葉
    書。
JP26730397A 1997-09-30 1997-09-30 重ね合わせ葉書 Pending JPH11105465A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26730397A JPH11105465A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 重ね合わせ葉書

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JP26730397A JPH11105465A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 重ね合わせ葉書

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Publication Number Publication Date
JPH11105465A true JPH11105465A (ja) 1999-04-20

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008143085A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Sato Corp 応募券用シール
JP2008230099A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Dainippon Printing Co Ltd 圧着葉書
JP2012051378A (ja) * 2011-11-10 2012-03-15 Dainippon Printing Co Ltd 圧着葉書
JP2014237310A (ja) * 2013-05-09 2014-12-18 トッパン・フォームズ株式会社 サービス提供用シート
JP2015036194A (ja) * 2013-08-10 2015-02-23 コーホク印刷株式会社 インデックス付き冊子の製本方法及びこの製本方法で製本されたインデックス付き冊子

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