JPH1096399A - 防水シート及び圧力境界シート構造 - Google Patents
防水シート及び圧力境界シート構造Info
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- JPH1096399A JPH1096399A JP8272944A JP27294496A JPH1096399A JP H1096399 A JPH1096399 A JP H1096399A JP 8272944 A JP8272944 A JP 8272944A JP 27294496 A JP27294496 A JP 27294496A JP H1096399 A JPH1096399 A JP H1096399A
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Abstract
ト8から埋込シート9を垂下させ、不透水性シート5と
空隙形成用シート4とを両シートの両側端部を遊離状態
にして接着した防水シート10と、更に不透水性シート
5の一側端部の接着部5c近傍に端部シート6を固着し
た防水シート1とを、防水シート1の端部シート6側の
空隙形成用シート4の側端部4aと防水シート10の側
端部4cとを垂下部9aを介して隣接させ、防水シート
1,10を一次覆工コンクリート8上に張設し、垂下部
9aと端部シート6とを接着後、該接着部を防水シート
1,10の側端部5a,5dに覆わせて、これら側端部
5a,5dを接着する。 【効果】 トンネルの一次覆工コンクリートと二次覆工
コンクリートとの間に、圧力調整を行なう空隙を形成
し、このトンネル内を区画ごとに圧力調整を行なう圧力
境界部を容易に構成することができる。
Description
ートと二次覆工コンクリートとの間にかかる水圧を適宜
区分に区画して調整するにあたり、その圧力境界の形成
に好適に使用することができる防水シート及びこの防水
シートを使用した圧力境界シート構造に関する。
貫通するトンネルの場合、トンネルの外周すべてを防水
シートで覆うウォタータイト構造が採用されており、こ
のような構造の場合、トンネル周辺の水圧を設定水圧に
保つために、トンネルを適宜範囲に区画して、各区画ご
とに圧力調整が行えるように圧力境界を設ける手段が求
められている。
で、一次覆工コンクリートと防水シートを介して二次覆
工コンクリートとの間にかかる水圧を適宜区画ごとに調
整することによって、トンネル周辺の水圧を設定水圧に
保つ際に、その圧力境界を容易に形成することができる
防水シート及びこの防水シートを使用した圧力境界シー
ト構造を提供することを目的とするものである。
成するため、(1)不透水性シートの一面に、一次覆工
コンクリートと二次覆工コンクリートとの間に空隙を形
成する凹凸部を一面に有する空隙形成用シートをこれら
両シートの両側端部がそれぞれ遊離状態となるように接
着すると共に、不透水性シートの少なくとも一方の側端
部の接着部近傍に不透水性の端部シートの一端部を固着
してなることを特徴とする防水シート、及び(2)トン
ネルの一次覆工コンクリートと二次覆工コンクリートと
の間にかかる水圧をトンネルの位置を区画して調整する
際に、その境界をシートによって仕切る圧力境界シート
構造であって、圧力境界部において一次覆工コンクリー
トから不透水性の埋込シートを垂下させると共に、不透
水性シートの一面に、一次覆工コンクリートと二次覆工
コンクリートとの間に空隙を形成する凹凸部を一面に有
する空隙形成用シートをこれら両シートの両側端部がそ
れぞれ遊離状態となるように接着してなる2枚の防水シ
ートの少なくとも一方の防水シートの不透水性シートの
一側端部の接着部近傍に不透水性の端部シートの一端部
が固着された一組の防水シートを、一方の防水シートの
端部シート側の空隙形成用シートの側端部と他方の防水
シートの空隙形成用シートの側端部とを埋込シートの垂
下部を介して隣接させ、かつそれぞれの防水シートを空
隙形成用シートを一次覆工コンクリートに対面させて一
次覆工コンクリート面に張設し、埋込シートの垂下部と
一方の防水シートの端部シートとを接着すると共に、こ
の接着部を両防水シートの不透水性シートの側端部に覆
わせて両防水シートの不透水性シートの側端部を接着し
てなることを特徴とする圧力境界シート構造を提供す
る。
防水施工などに使用されるものであり、地山又は一次覆
工コンクリートにその空隙形成用シートが対向するよう
に張設して、コンクリート釘等の固定部材で地山又は一
次覆工コンクリートに固定されるものであり、特に一次
覆工コンクリートと二次覆工コンクリートとの間にかか
る水圧をトンネルの位置を区画して調整する際に、その
境界をシートによって区切る場合に好適に使用されるも
のであり、上述したように防水シートの空隙形成用シー
ト面を一次覆工コンクリートに配設し、圧力境界シート
構造を構成することによって、一次覆工コンクリートと
二次覆工コンクリートとの間にかかる水圧を例えばレリ
ーフバルブ等によって区間ごとに調整するための閉鎖領
域を不透水性シートと一次覆工コンクリートとの間に確
保することができ、また二次覆工コンクリート打設後
も、その領域を維持することができる。
状体が互に交差すると共に、これら線状体が各々の交差
点の少なくとも一部で相互に接着したうねり状凹凸を有
するシート状網状体を緩衝性シートに積層したものを使
用し、この緩衝性シートに不透水性シートを接着すれ
ば、一次覆工コンクリートと不透水性シートとの間に好
適な空隙を設けることができ、また二次覆工コンクリー
ト打設後も確実に空隙を維持することができる。即ち、
本発明の防水シートは、空隙形成用シートを地山に打設
した一次覆工コンクリートに対向させて張設し、さらに
二次覆工コンクリートを打設することによって、一次覆
工コンクリートと二次覆工コンクリートとの間に空隙を
設け、この空隙を利用して一次覆工コンクリートと二次
覆工コンクリートとの間にかかる水圧の圧力調整を行な
うものであり、上記シート状網状体を緩衝性シートに積
層した空隙形成用シートを使用した防水シートによれ
ば、湧水中に大量に土砂が含まれるトンネル内に長期に
亙って使用しても空隙形成用シート内に土砂が堆積して
空隙を塞いでしまうこともないので、上記のような圧力
調整が必要な一次覆工コンクリートに張設される防水シ
ートとして、より有効である。
と同様に使用することもでき、この場合、防水シート相
互を接続するには、一方の防水シートの空隙形成用シー
トの遊離状態にある側端部(接続端部)に他方の防水シ
ートの空隙形成用シートの自由端部を重ね合わせ、その
重ね合わせ部に固定部材を打ち込んで地山又は一次覆工
コンクリートに固定した後、両防水シートの不透水性シ
ート側端部(自由端部)を互いに合掌又は重畳させ、こ
の部分を熱接着することによって、両防水シートを接続
する。ここで、本発明の防水シートは、さらに端部シー
トが固着されているものであり、この端部シートを利用
して、以下に説明する圧力境界シート構造の圧力境界部
で接続される防水シートとして使用すると好適である。
力境界部において一次覆工コンクリートから垂下された
不透水性の埋込シートによって、一次覆工コンクリート
と防水シートの不透水性シート(二次覆工コンクリー
ト)との間の空隙に圧力境界を設けるものである。そし
て、この圧力境界部において、一次覆工コンクリートに
本発明の防水シートと同様に接続端部及び自由端部を備
えた2枚の防水シートであって、少なくとも一方の防水
シートがさらに本発明の防水シートと同様の端部シート
を備える一組の防水シートを、両シートの空隙形成用シ
ートの各接続端部を埋込シートの垂下部を介在させて隣
接させ、かつ一方の防水シートの端部シートがこの圧力
境界部に配設されるように張設し、これらの空隙形成用
シートの接続端部に固定部材を打ち込んで一次覆工コン
クリートに固定した後、不透水性の埋込シートの垂下部
と一方の防水シートの不透水性の端部シートとを接着す
ることによって、一方の防水シート側における圧力境界
領域での水密性が確保される。そして、この接着部を覆
うようにして、上記一組の防水シートの各不透水性シー
トの自由端部を互いに合掌又は重畳させ、この部分を接
着することによって、他方の防水シート側の圧力境界領
域においても水密性が確保される。なお、本発明の場
合、圧力境界シート構造を構成する2枚の防水シート
は、その少なくとも1枚に本発明の防水シートを使用す
るものであり、2枚とも本発明の防水シートを使用する
こともできる。
参照して、更に詳細に説明する。図1は、本発明の防水
シートの一構成例を説明する断面図である。この防水シ
ート1は、うねり状凹凸を有するシート状網状体2が緩
衝性シート3の一面全面に積層された空隙形成用シート
4の上記緩衝性シート3の他面全面に、不透水性シート
5が空隙形成用シート4及び不透水性シート5の両側端
部がそれぞれ固着されず遊離状態となるように接着され
ていると共に、不透水性シート5の空隙形成用シート4
が固着されていない両側端部(自由端部)5a,5bの
一方の側端部5aの接着部5c近傍には不透水性の端部
シート6の一端部が接着されている。なお、不透水性シ
ート5の自由端部5a,5bはそれぞれ空隙形成用シー
ト4の両側端部(接続端部)4a,4bより外側に延出
されるように長く形成されている。
用シート4としてシート状網状体2を緩衝性シート3に
積層したものを使用しているが、本発明の場合、空隙形
成用シート4としては、不透水性シート5上に空隙を設
けることができるものであれば、その構成は特に制限さ
れず、例えばコルゲート状又はエンボス状に形成された
シートを不織布に積層したもの等も使用することができ
るが、上記シート状網状体2を緩衝性シート3に積層し
たものを使用すれば、圧力調整を行なうのに好適な空隙
を不透水性シート5上に設けることができるのみなら
ず、湧水中の土砂によってその空隙が塞がれることがな
いので好適である。なお、シート状網状体2と緩衝性シ
ート3とは、熱溶着、接着剤、ニードルパンチ法等の適
宜手段で一体化することができ、この場合、全面的に接
着してもよいが、防水シートの作業性、取り扱い性を良
好ならしめるために両者を部分的に接合して一体化して
もよい。
ド、ポリエステル又はポリエチレン,ポリプロピレンの
ようなポリオレフィン等の合成樹脂細線、ポリ塩化ビニ
ル等の合成樹脂で被覆した金属線、又は金属線などの線
状体の多数が相互に交差しながら水平方向ならびに厚み
方向に不規則に方向を変えて一方から他方に延びてお
り、これら多数の連続線状体が各々の交差点で少なくと
も一部で相互に接着したうねり状凹凸を有する網状シー
トに形成されてなるものであり、かかる形状を保持する
保形性と剛性とを有するものである。
る線状体の太さは0.5〜3mmとすることが好適であ
り、またシート状網状体2の網目の大きさは0.1〜2
0mm、特に1〜10mmとすることが好ましい。さら
に、シート状網状体2の高さ、即ち上側に最も高いうね
りの頂部と下側に最も高いうねりの頂部との間の間隔は
1〜30mm、特に2〜10mmとすることが好適であ
り、シート状網状体2の網状体密度としては200〜7
00g/m2程度のものを用いることができる。
レン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂製不
織布が好適に用いられ、特に繊維表面にケバが立たない
ものが好適である。この場合、不織布の繊維密度に特に
限定はないが、土砂が通過しにくいことが好ましく、1
0〜300g/m2程度のものを用いることができる。
塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体
等の合成樹脂シートが好適であり、またその厚さは0.
3〜6mmとすることが好ましい。なお、空隙形成用シ
ート4と不透水性シート5とは、緩衝性シート3と不透
水性シート5とを接着剤等の適宜手段で接着して一体化
することができ、この場合、自由端部5a,5b及び接
続端部4a,4bを除いて全面的に接着してもよいが、
防水シート1の作業性、取り扱い性を良好ならしめるた
めに両シートを部分的に接合して一体化してもよい。ま
た、シート展張前に空隙形成用シート4と不透水性シー
ト5とを予め一体化しておいてもよいが、シート展張時
に別張りして一体化してもよい。
性シート5と同様の合成樹脂シートとすると接着性、溶
着性、成形性などの点で好適である。なお、不透水性シ
ート5と端部シート6とは、接着剤等の適宜手段で接着
して一体化してもよく、シート成形時に一体成形しても
よい。
の圧力境界シート構造を図2〜4を用いて説明する。図
2は、一次覆工コンクリートから埋込シートを垂下させ
る手段の一例を示すものであり、図3及び図4は、それ
ぞれ圧力境界部における各シートの構成を説明する圧力
境界部の断面図である。この圧力境界シート構造を設け
るトンネルの場合、地山7に打設した一次覆工コンクリ
ート8の打設面は、その圧力境界形成部分以外において
は、図5に示すように空隙形成用シート4及び不透水性
シート5の両側端部がそれぞれ固着されず遊離されるよ
うに接着され、それぞれ接続端部4c,4c、自由端部
5d,5dを有する他の防水シート10を一次覆工コン
クリート8に順次張設し、空隙形成用シート4が図示し
ないコンクリート釘などの固定部材で固定されている。
覆工コンクリート8から不透水性の埋込シート9を垂下
させておき、端部シート6を備えた上記防水シート1の
端部シート6側の空隙形成用シート4の接続端部4aが
他の防水シート10の空隙形成用シート4の接続端部4
cに埋込シート9の垂下部9aを介して隣接するように
一次覆工コンクリート8に張設し、防水シート1の接続
端部4a及び他の防水シート10の接続端部4cを図示
しないコンクリート釘などの固定部材で固定した後、埋
込シート9の垂下部9aと防水シート1の端部シート6
とを合掌又は重畳させて接着する。そして、この接着部
11を必要に応じて適宜折り畳んだ状態にすると共に、
防水シート1の自由端部5aと他の防水シート10の自
由端部5dとを上記接着部11を覆うように合掌又は重
畳させて接着したものである。
水性シート5と同様の合成樹脂シートとすると接着性、
溶着性などの点で好適である。そして、この埋込シート
9を一次覆工コンクリート8から垂下させる方法として
は、例えば図2に示すように、地山7にH型鋼12をそ
の凹部12aの一方が圧力境界部に相当する位置となる
ように横向きに埋め込み、該凹部12aをモルタル等に
よって適宜充填した後、埋込シート9を釘などの固定部
材で固定して、次いで一次覆工コンクリート8を埋込シ
ート9の垂下部9aが延出するように打設することによ
って、一次覆工コンクリート8から埋込シート9の垂下
部9aを垂下させると好適である。
トの接着方法としては、各シートが気密に接合すること
ができる方法であれば、その手段は特に限定されず、接
着剤や熱溶着などの適宜手段で接合することができる。
た後、各防水シート1,10の上から図示しない二次覆
工コンクリートを打設し、空隙形成用シート4(シート
状網状体2)によって一次覆工コンクリート8と二次覆
工コンクリートとの間に圧力調整用の空隙を設けると共
に、埋込シート9の垂下部9aにより該空隙に圧力境界
を形成するものであり、各防水シート1,10のシート
状網状体2は、良好な保形性と剛性を具備しているの
で、二次覆工コンクリートの打設によって圧力がかかっ
てもつぶれて網目が縮小することもなく、一次覆工コン
クリート8と二次覆工コンクリートとの間の空隙を維持
することができ、また、圧力境界部においては、埋込シ
ート9の垂下部9a、該垂下部9aと防水シート1の端
部シート6との水密な接合、防水シート1の自由端部5
aと他の防水シート10の自由端部5dとの水密な接合
によって、これらのシートによって仕切られる各圧力境
界領域の水密性が確保される。
より、例えばトンネルの長さ方向に沿って10.5m程
度の間隔で圧力境界を設け、各圧力境界領域ごとに例え
ばレリーフバルブを適宜手段によって防水シートに水密
にそれぞれ取り付け、設定圧力以上の水圧がかかった場
合、一次覆工コンクリート側からの水をレリーフバルブ
から流出させることによって、各圧力境界領域ごとに圧
力調整を行なうことができる。
記他の防水シート10に代えて端部シート6を有する防
水シート1を使用することもでき、また、図5に示した
上記他の防水シート10に代えて図6に示すように空隙
形成用シート4の中央部にさらに緩衝性シート3のみか
らなる接続端部4dを有するもの、図7及び図8に示す
ように不透水性シート5が空隙形成用シート4と一体化
するための接合端部5eを備え、空隙形成用シート4と
不透水性シート5とを不透水性シート5の両側端部が自
由端部5dとなるように別張りするものを使用すること
ができる。
ート構造は、上記構成に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して差し支えな
い。
コンクリートと二次覆工コンクリートとの間に、圧力調
整を行なうための空隙を容易に形成することができ、こ
の空隙を二次覆工コンクリート打設後も確保することが
できるのみならず、トンネル内を区画して圧力調整を行
なうための圧力境界部を容易に構成することができ、こ
の防水シートを使用した本発明の圧力境界シート構造に
よれば、容易かつ確実に圧力境界を形成することができ
るので、このようにして形成された圧力境界によってト
ンネルの適宜区画ごとに一次覆工コンクリートと二次覆
工コンクリートとの間にかかる水圧の圧力調整を行なう
ことができる。また、一次覆工コンクリートと二次覆工
コンクリートとの間の空隙が湧水中の土砂等によって塞
がれるのを防止して、長期に亙って圧力調整用の空隙を
維持することが可能である。
シートの断面図である。
シートを垂下させる方法の一例を示す断面図である。
する圧力境界部の断面図である。
る。
の一例を示す断面図である。
る。
図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 不透水性シートの一面に、一次覆工コン
クリートと二次覆工コンクリートとの間に空隙を形成す
る凹凸部を一面に有する空隙形成用シートをこれら両シ
ートの両側端部がそれぞれ遊離状態となるように接着す
ると共に、不透水性シートの少なくとも一方の側端部の
接着部近傍に不透水性の端部シートの一端部を固着して
なることを特徴とする防水シート。 - 【請求項2】 空隙形成用シートが多数の線状体が互に
交差すると共に、これら線状体が各々の交差点の少なく
とも一部で相互に接着したうねり状凹凸を有するシート
状網状体を緩衝性シートに積層したものであり、この緩
衝性シートに不透水性シートを接着した請求項1記載の
防水シート。 - 【請求項3】 トンネルの一次覆工コンクリートと二次
覆工コンクリートとの間にかかる水圧をトンネルの位置
を区画して調整する際に、その境界をシートによって仕
切る圧力境界シート構造であって、圧力境界部において
一次覆工コンクリートから不透水性の埋込シートを垂下
させると共に、不透水性シートの一面に、一次覆工コン
クリートと二次覆工コンクリートとの間に空隙を形成す
る凹凸部を一面に有する空隙形成用シートをこれら両シ
ートの両側端部がそれぞれ遊離状態となるように接着し
てなる2枚の防水シートの少なくとも一方の防水シート
の不透水性シートの一側端部の接着部近傍に不透水性の
端部シートの一端部が固着された一組の防水シートを、
一方の防水シートの端部シート側の空隙形成用シートの
側端部と他方の防水シートの空隙形成用シートの側端部
とを埋込シートの垂下部を介して隣接させ、かつそれぞ
れの防水シートを空隙形成用シートを一次覆工コンクリ
ートに対面させて一次覆工コンクリート面に張設し、埋
込シートの垂下部と一方の防水シートの端部シートとを
接着すると共に、この接着部を両防水シートの不透水性
シートの側端部に覆わせて両防水シートの不透水性シー
トの側端部を接着してなることを特徴とする圧力境界シ
ート構造。 - 【請求項4】 2枚の防水シートが、それぞれ空隙形成
用シートが多数の線状体が互に交差すると共に、これら
線状体が各々の交差点の少なくとも一部で相互に接着し
たうねり状凹凸を有するシート状網状体を緩衝性シート
に積層したものであり、該緩衝性シートにそれぞれ不透
水性シートを接着したものである請求項3記載の圧力境
界シート構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27294496A JP3812603B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 圧力境界シート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27294496A JP3812603B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 圧力境界シート構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1096399A true JPH1096399A (ja) | 1998-04-14 |
JP3812603B2 JP3812603B2 (ja) | 2006-08-23 |
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ID=17520955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27294496A Expired - Fee Related JP3812603B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 圧力境界シート構造 |
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JP (1) | JP3812603B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP27294496A patent/JP3812603B2/ja not_active Expired - Fee Related
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