JPH108803A - ドアロック装置 - Google Patents
ドアロック装置Info
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- JPH108803A JPH108803A JP19688196A JP19688196A JPH108803A JP H108803 A JPH108803 A JP H108803A JP 19688196 A JP19688196 A JP 19688196A JP 19688196 A JP19688196 A JP 19688196A JP H108803 A JPH108803 A JP H108803A
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Abstract
ーとの間の取付ガタによりスイッチが変位して施解錠状
態が切り替わると、望まないのにアクチュエータが作動
して施解錠してしまうという不具合を確実に防止する。 【解決手段】出力レバー3を介してロッキングレバー1
2を施解錠駆動するアクチュエータ1を備えたドアロッ
ク装置10において、アクチュエータ1に、モータ2に
より駆動され出力レバー3を回動させる出力ギア(スイ
ングギア)4と、可動接点8a及び8bを有し出力ギア
4に対しその回動方向に所定の遊び角Rをもって連動す
るスイッチ板6と、可動接点8a及び8bに対設される
固定接点7a及び7bとを設け、ドアロック装置10の
ロッキングレバー12がこの遊び角R分回動した後に、
スイッチ板6が連動して施錠あるいは解錠状態を検出す
る。
Description
装置に関し、特にロッキングレバーを施解錠駆動するア
クチュエータを備えたものに関するものである。
車室内に設けられたスイッチの操作により施解錠できる
ようにされているものがある。すなわち、ドアロック装
置にはアクチュエータが設けられ、アクチュエータの出
力レバーがドアロック装置のロッキングレバーに連結さ
れており、アクチュエータによりロッキングレバーを施
錠・解錠位置に駆動できるようにされている。
は、車室内に設けられたロックノブやドア外部に取り付
けられたドアシリンダ錠にも連結され、ロックノブやド
アシリンダの手動操作によっても駆動される。シリンダ
錠またはロックノブは連結ロッドを介してドアロック装
置のロッキングレバーに連結されており、キー操作ある
いはロックノブの操作によってドアロック装置が施解錠
される。このような施解錠状態を検知するためのスイッ
チとして、アクチュエータのケース内にロッキングレバ
ーの動きに連動するスライド式のスイッチが設けられて
いる。
ーターと、ドアロック装置のロッキングレバーに連結さ
れる出力レバーと一体に連結されたスイングギア、モー
ターの駆動力をスイングギアに伝達させる伝達部材が収
納されている。スイングギアにはケース内面に固着され
たプリント基板上の固定接点と協同して施錠または解錠
状態を検出する金属製の接点子が固定されており、この
接点子がプリント基板上を摺動して回路の開閉が成され
施解錠状態が検出できるようにされている。アクチュエ
ータはスイッチが解錠状態から施錠状態または施錠状態
から解錠状態に切り替わったとき作動するようになって
おり、さらにその検出信号により他のドアのアクチュエ
ータも作動すようになっている。
ダ錠またはロックノブとロッキングレバーとの間には、
多少の取付ガタがあり、その取付ガタ分ロッキングレバ
ーが回動すると、スイングギアはロッキングレバーと一
体的に連結されているため、取付ガタがロッキングレバ
ーに固定された接点子に直接伝達されスイッチが変位し
施解錠状態が切り替わってしまい、望まないのにアクチ
ュエータが作動してしまうおそれがあった。本発明は、
前記実情に鑑み、アクチュエータの誤作動を確実に防止
することができるドアロック装置を提供することを目的
とするものである。
力レバーを介してロッキングレバーを施解錠駆動するア
クチュエータを備えたドアロック装置において、前記ア
クチュエータは、モータにより駆動され前記出力レバー
を回動させる出力ギアと、可動接点を有し前記出力ギア
に対しその回動方向に所定の遊び角をもって連動するス
イッチ板と、前記可動接点に対設される固定接点とを備
え、前記可動接点が前記固定接点に接離することにより
施解錠状態を検出するようにしたものである。
て本発明の実施の形態を説明する。図1はドアロック装
置の平面図、図2は本発明に係る施解錠検出スイッチを
備えたアクチュエータの内部構造を示す平面図、図3は
アクチュエータの横断面図、図4は本発明に係るスイッ
チ機構の作動を示す説明図である。
1はドアロック装置10に固定されている。アクチュエ
ータ1にはドアロック装置10のロッキングレバー12
に中間レバー13を介して連結される出力レバー3が取
付けられており、そのケース1a内には、駆動用モータ
ー2と、出力レバー3に一体に連結された扇状のスイン
グギア4、モーター2の駆動力をスイングギア4に伝達
させる伝達部材5が収納されている。
のスイッチ板6が重合されており、このスイッチ板6の
先端には半径方向に突出して、スイングギア4に形成さ
れた円弧状のガイド溝4aに係入する凸部6aが形成さ
れている。そして、このガイド溝4aの側面と凸部6a
の側面とが係合した状態で、スイングギア4と連動でき
るようにされている。また、スイッチ板6にはケース1
a内面に固着されたプリント基板7と協同して施解錠状
態を検出する金属製の接点子8が保持されており、この
接点子8はスイッチ板6のアームの突起6bに嵌合され
て固着される固定部8cとプリント基板7上を摺動する
2個の可動接点8a及び8bとから成り、プリント基板
7にはこれらの接点8a及び8bの通過経路に倣って2
列の固定接点7a及び7bが配されている。そして、双
方の固定接点7a及び7bと可動接点8a及び8bとが
接触して回路が閉ざされた状態がドアの施錠状態、一方
の固定接点7aと可動接点8aとが離反して回路が開か
れた状態が解錠状態として設定されている。
4の円弧状のガイド溝4aとスイッチ板6の凸部6aと
の係合部には、回転方向に間隙Dが取られており、ドア
ロック装置10のロッキングレバー12に連結された出
力レバー3の回転方向において、スイングギア4とスイ
ッチ板6との間に所定の遊び角Rが生じるようにされて
いる。そして、ロッキングレバー12と連動するスイン
グギア4がこの遊び角R分(間隙Dの距離分)回動した
後に、スイッチ板6がスイングギア4と連動して施錠あ
るいは解錠状態を検出するようにされている。
する。図4(a)は解錠状態を示し、スイッチ板6に固
着された接点子8の可動接点8aがプリント基板7の固
定接点7aと離反し、可動接点8bは固定接点7bと接
触して回路が閉ざされており、この状態においてはドア
は解錠状態であることが検出される。そして、シリンダ
錠あるいはロックノブの操作により施錠操作が行われる
とドアロック装置10のロッキングレバー12が回動
し、これにより出力レバー3が回動する。この出力レバ
ー3に連動してスイングギア4が回動すると、図4
(b)に示すように、遊び角Rの間はスイングギア4の
みが回転し、ロッキングレバー12がこの遊び角R以上
に回動するとスイングギア4の円弧状のガイド溝4aと
スイッチ板6の凸部6aとが係合し、スイッチ板6が回
動して接点子8がプリント基板7上を摺動してゆき(図
4(c))、出力レバー3が施錠位置に停止、すなわち
ロッキングレバー12が施錠位置まで回動すると、スイ
ッチ板6に固着された接点子8の可動接点8a及び8b
の双方が各々プリント基板7の固定接点7a及び7bと
接触した状態になり、施錠状態であることを検出する
(図4(d))。すなわち、シリンダ錠またはロックノ
ブとロッキングレバー12との間の取付ガタによってロ
ッキングレバー12が多少回動するようなことがあって
も、それを遊び角Rの範囲内で吸収するので、スイッチ
が施錠状態であることを検出してしまうことは無く、ア
クチュエータが誤作動して施錠してしまうという不都合
は起こり得ない。
イッチを施錠方向に操作すると、アクチュエータ1のモ
ータ2に一定時間電力が供給され、ウォームギア2aを
介して伝達部材5が回転される。伝達部材5が回転する
と伝達部材5に噛合しているスイングギア4が回動する
と、図4(b)に示すように、遊び角Rの間はスイング
ギア4のみが回動し、スイングギア4がこの遊び角R以
上に回動すると、スイングギア4の円弧状のガイド溝4
aとスイッチ板6の凸部6aとが係合し、スイッチ板6
が回動して接点子8がプリント基板7上を摺動してゆき
(図4(C))、これと一体の出力レバー3が回動して
施錠位置に停止し、スイッチ板6に固着された接点子8
の可動接点8a及び8bの双方が各々プリント基板7の
固定接点7a及び7bと接触した状態となり、施錠状態
であることを検出する(図4(d))。このようにして
ロッキングレバー12は施錠位置に回動される。図中、
9はスイングギア4が当接してその回動が規制されるケ
ース1a内に設けられたストッパーである。尚、解錠操
作は、図4(d)の施錠状態から図4(e)及び図4
(f)を経て図4(a)の解錠状態へ至る逆の作動であ
るため説明は省略する。
リンダ錠またはロックノブとロッキングレバーとの間の
取付ガタによりスイッチが変位して施解錠状態が切り替
わると、望まないのにアクチュエータが作動して施解錠
してしまうという不具合を確実に防止することができる
という優れた効果がある。
チュエータの内部構造を示す平面図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】出力レバーを介してロッキングレバーを施
解錠駆動するアクチュエータを備えたドアロック装置に
おいて、前記アクチュエータは、モータにより駆動され
前記出力レバーを回動させる出力ギアと、可動接点を有
し前記出力ギアに対しその回動方向に所定の遊び角をも
って連動するスイッチ板と、前記可動接点に対設される
固定接点とを備え、前記可動接点が前記固定接点に接離
することにより施解錠状態を検出することを特徴とする
ドアロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19688196A JP3750031B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | ドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19688196A JP3750031B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | ドアロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH108803A true JPH108803A (ja) | 1998-01-13 |
JP3750031B2 JP3750031B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=16365213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19688196A Expired - Fee Related JP3750031B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | ドアロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3750031B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015513623A (ja) * | 2012-02-28 | 2015-05-14 | キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト | 自動車両ドアロック |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP19688196A patent/JP3750031B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015513623A (ja) * | 2012-02-28 | 2015-05-14 | キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト | 自動車両ドアロック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3750031B2 (ja) | 2006-03-01 |
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