JPH1088609A - 掘削作業機の制御機構 - Google Patents
掘削作業機の制御機構Info
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- JPH1088609A JPH1088609A JP24023696A JP24023696A JPH1088609A JP H1088609 A JPH1088609 A JP H1088609A JP 24023696 A JP24023696 A JP 24023696A JP 24023696 A JP24023696 A JP 24023696A JP H1088609 A JPH1088609 A JP H1088609A
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- switch
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- operation lever
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims abstract description 27
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 title claims abstract description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックホー等の掘削作業機において、操作レ
バーによる操作と、自動制御機構とをオペレーターのフ
ィーリングにマッチしたものとして、誤操作を出来るだ
け無くすものである。 【解決手段】 ブーム1とアーム2とバケット3を電子
制御可能とした掘削作業機において、ブーム操作レバー
4にクレーン作業スイッチ5を設け、更にブーム操作レ
バー4の傾倒角度を検出する手段を設け、クレーン作業
スイッチ5を押しながら、ブーム操作レバー4を傾動す
ると、バケット3は対地角度を一定に保ちながら垂直方
向に動作するように制御する。
バーによる操作と、自動制御機構とをオペレーターのフ
ィーリングにマッチしたものとして、誤操作を出来るだ
け無くすものである。 【解決手段】 ブーム1とアーム2とバケット3を電子
制御可能とした掘削作業機において、ブーム操作レバー
4にクレーン作業スイッチ5を設け、更にブーム操作レ
バー4の傾倒角度を検出する手段を設け、クレーン作業
スイッチ5を押しながら、ブーム操作レバー4を傾動す
ると、バケット3は対地角度を一定に保ちながら垂直方
向に動作するように制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバックホー等の掘削
作業機における作業自動制御機構に関する。
作業機における作業自動制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、バックホー等の掘削作業機に
おける自動制御に関しては、実開昭62−60648号
公報や、特開平5−287782号公報の如き技術が公
知とされていたのである。
おける自動制御に関しては、実開昭62−60648号
公報や、特開平5−287782号公報の如き技術が公
知とされていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の直線
掘削機能に、クレーン作業機能を加えて、さらに、一部
スイッチ類を同時設定可能とすることで、制御スイッチ
類を増やさないで、機能を増すことを課題とする。請求
項1においては、クレーン作業において、バケットの対
地角度を一定に保つことで、ブーム操作レバー4により
ブーム1を作動させても、バケット3からクレーンが外
れることが無いように構成したものである。また、垂直
線掘削機能を使う場合に、法面角度を90度に設定する
必要があり、作業者の手間が掛かるがこれを簡単にする
ことが出来るように構成したものである。
掘削機能に、クレーン作業機能を加えて、さらに、一部
スイッチ類を同時設定可能とすることで、制御スイッチ
類を増やさないで、機能を増すことを課題とする。請求
項1においては、クレーン作業において、バケットの対
地角度を一定に保つことで、ブーム操作レバー4により
ブーム1を作動させても、バケット3からクレーンが外
れることが無いように構成したものである。また、垂直
線掘削機能を使う場合に、法面角度を90度に設定する
必要があり、作業者の手間が掛かるがこれを簡単にする
ことが出来るように構成したものである。
【0004】請求項2においては、クレーン作業を行う
時に、ブーム操作レバー4を操作することで、オペレー
ターの感覚に合った操縦方法と出来るので、誤操作の恐
れが無くなり、オペレーターがスムーズに作業出来るよ
うに構成したものである。また、指令速度が無限大とな
る等の制御上の不具合を無くすことが出来るのである。
時に、ブーム操作レバー4を操作することで、オペレー
ターの感覚に合った操縦方法と出来るので、誤操作の恐
れが無くなり、オペレーターがスムーズに作業出来るよ
うに構成したものである。また、指令速度が無限大とな
る等の制御上の不具合を無くすことが出来るのである。
【0005】請求項3においては、掘削作業機の動作設
定装置に対して、スイッチの数を減少することにより、
オペレーターの設定手順の簡素化を図るものである。
定装置に対して、スイッチの数を減少することにより、
オペレーターの設定手順の簡素化を図るものである。
【0006】請求項4においては、直線掘削時の仕上げ
面をバケット3の底面とすることで、仕上げ面の精度の
向上を図り、かつ、2つのスイッチの操作により、円滑
なスイッチ操作を可能としたものである。
面をバケット3の底面とすることで、仕上げ面の精度の
向上を図り、かつ、2つのスイッチの操作により、円滑
なスイッチ操作を可能としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、ブーム1とア
ーム2とバケット3を電子制御可能とした掘削作業機に
おいて、ブーム操作レバー4にクレーン作業スイッチ5
を設け、更にブーム操作レバー4の傾倒角度を検出する
手段を設け、クレーン作業スイッチ5を押しながら、ブ
ーム操作レバー4を傾動すると、バケット3は対地角度
を一定に保ちながら垂直方向に動作するように制御する
ものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、ブーム1とア
ーム2とバケット3を電子制御可能とした掘削作業機に
おいて、ブーム操作レバー4にクレーン作業スイッチ5
を設け、更にブーム操作レバー4の傾倒角度を検出する
手段を設け、クレーン作業スイッチ5を押しながら、ブ
ーム操作レバー4を傾動すると、バケット3は対地角度
を一定に保ちながら垂直方向に動作するように制御する
ものである。
【0008】請求項2においては、ブーム1とアーム2
とバケット3を電子制御可能とした掘削作業機におい
て、ブーム操作レバー4にクレーン作業スイッチ5を設
け、更にブーム操作レバー4の傾倒角度を検出する手段
を設け、クレーン作業スイッチ5を押しながら、ブーム
操作レバー4を傾動すると、バケット3は対地角度を一
定に保ちながら垂直方向に動作するように制御する構成
において、アーム2が地面と水平になるまでの制御と、
アーム2が地面と水平になってからクレーン作業スイッ
チ5の制御を、逆位相の制御としたものである。
とバケット3を電子制御可能とした掘削作業機におい
て、ブーム操作レバー4にクレーン作業スイッチ5を設
け、更にブーム操作レバー4の傾倒角度を検出する手段
を設け、クレーン作業スイッチ5を押しながら、ブーム
操作レバー4を傾動すると、バケット3は対地角度を一
定に保ちながら垂直方向に動作するように制御する構成
において、アーム2が地面と水平になるまでの制御と、
アーム2が地面と水平になってからクレーン作業スイッ
チ5の制御を、逆位相の制御としたものである。
【0009】請求項3においては、掘削作業機の動作方
向と動作制限位置を自動制御出来る電子制御式掘削作業
機において、作業機能の選択が出来る機能選択部と、前
記機能選択部において設定した制御機能に関する制御設
定値を設定するための設定部と、各部の現在位置や設定
値を表示する表示部とを設け、高さ・深さ・法面の各機
能の入切と、数値の設定を同時に可能としたものであ
る。
向と動作制限位置を自動制御出来る電子制御式掘削作業
機において、作業機能の選択が出来る機能選択部と、前
記機能選択部において設定した制御機能に関する制御設
定値を設定するための設定部と、各部の現在位置や設定
値を表示する表示部とを設け、高さ・深さ・法面の各機
能の入切と、数値の設定を同時に可能としたものであ
る。
【0010】請求項4においては、ブーム1とアーム2
とバケット3を具備し、深さ設定機能を具備し、作業機
の位置を検出する位置検出手段を設けた掘削作業機の制
御機構において、直線掘削時にバケット3の底面を直線
掘削方向に合わせる機能を設け、直線掘削を行う為のス
イッチと、バケット3の底面を直線掘削方向に合わせる
スイッチとを並べて設けたものである。
とバケット3を具備し、深さ設定機能を具備し、作業機
の位置を検出する位置検出手段を設けた掘削作業機の制
御機構において、直線掘削時にバケット3の底面を直線
掘削方向に合わせる機能を設け、直線掘削を行う為のス
イッチと、バケット3の底面を直線掘削方向に合わせる
スイッチとを並べて設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を請求
項1について説明する。図1は掘削作業機のバケット3
の部分により、荷重Kを吊り下げてクレーン作業をして
いる状態の側面図、図2は本発明の掘削作業機の制御機
構を示す側面図である。従来からある直線掘削機能を用
いて、法面角度を90度に設定して、アーム操作レバー
を操作することにより、バケット3の垂直上昇動作を行
うことは出来るのである。しかし、この従来の方式で、
直線掘削機能を使って、クレーン作業を実現した場合に
は、法面角度を90度に設定する必要がある為に、オペ
レーターの手間が掛かるのである。また、水平掘削など
と繰り返し使う場合には、その度に法面角度を設定し直
す必要があるのである。また、アーム操作レバーにより
操作することとなる為に、手動操作時の感覚と合わない
為に、上下方向のどちらに動くのかが直感的に理解し難
いという不具合があったのである。
項1について説明する。図1は掘削作業機のバケット3
の部分により、荷重Kを吊り下げてクレーン作業をして
いる状態の側面図、図2は本発明の掘削作業機の制御機
構を示す側面図である。従来からある直線掘削機能を用
いて、法面角度を90度に設定して、アーム操作レバー
を操作することにより、バケット3の垂直上昇動作を行
うことは出来るのである。しかし、この従来の方式で、
直線掘削機能を使って、クレーン作業を実現した場合に
は、法面角度を90度に設定する必要がある為に、オペ
レーターの手間が掛かるのである。また、水平掘削など
と繰り返し使う場合には、その度に法面角度を設定し直
す必要があるのである。また、アーム操作レバーにより
操作することとなる為に、手動操作時の感覚と合わない
為に、上下方向のどちらに動くのかが直感的に理解し難
いという不具合があったのである。
【0012】本発明は、ブーム1とアーム2とバケット
3を電子制御することができるバックホー等の掘削作業
機において、ブーム操作レバー4にクレーン作業スイッ
チ5を取付けて、該ブーム操作レバー4の傾倒角度を検
出する手段とを備えた操作装置と、該クレーン作業スイ
ッチ5を押しながら、ブーム操作レバー4を操作するこ
とにより、バケット3の対地角度を一定の状態に保ちな
がら、垂直方向に動作するように構成したものである。
また、その際にブーム1を手動とし、ブーム1の動きに
合わせてアーム2やバケット3を動かすように構成して
いる。
3を電子制御することができるバックホー等の掘削作業
機において、ブーム操作レバー4にクレーン作業スイッ
チ5を取付けて、該ブーム操作レバー4の傾倒角度を検
出する手段とを備えた操作装置と、該クレーン作業スイ
ッチ5を押しながら、ブーム操作レバー4を操作するこ
とにより、バケット3の対地角度を一定の状態に保ちな
がら、垂直方向に動作するように構成したものである。
また、その際にブーム1を手動とし、ブーム1の動きに
合わせてアーム2やバケット3を動かすように構成して
いる。
【0013】このように構成することにより、角度の設
定変更無しで操作することができ、アーム操作レバーに
よる直線掘削機能と併存できるような、オペレーターの
感覚にあった掘削作業機の制御機構とすることが出来る
のである。また、手動式の掘削作業機において、同様の
クレーン作業を行う時に、主に使用するブーム操作レバ
ー4を、クレーン作業の操作レバーとし、オペレーター
の感覚に合った操縦方法とすることで、誤操作の恐れが
少なく、スムーズに作業を行えるのである。また、自動
直線掘削との繰り返し作業の場合にも、設定変更の必要
がないので、ブーム操作レバー4から手を離さずに、作
業を続けることができ、作業時間の短縮にも繋がるので
ある。
定変更無しで操作することができ、アーム操作レバーに
よる直線掘削機能と併存できるような、オペレーターの
感覚にあった掘削作業機の制御機構とすることが出来る
のである。また、手動式の掘削作業機において、同様の
クレーン作業を行う時に、主に使用するブーム操作レバ
ー4を、クレーン作業の操作レバーとし、オペレーター
の感覚に合った操縦方法とすることで、誤操作の恐れが
少なく、スムーズに作業を行えるのである。また、自動
直線掘削との繰り返し作業の場合にも、設定変更の必要
がないので、ブーム操作レバー4から手を離さずに、作
業を続けることができ、作業時間の短縮にも繋がるので
ある。
【0014】次に、具体的な構成を説明する。図1に示
す如く、ブーム1とアーム2とバケット3の動きが電子
制御される掘削作業機である。この掘削作業機のブーム
操作レバー4にクレーン作業スイッチ5が設置されてい
る。該クレーン作業スイッチ5が押されている間にブー
ム操作レバー4が操作された場合には、その時のブーム
操作レバー4の操作量を検知して、その操作量に比例し
た速度をバケット3部分の目標速度として、
す如く、ブーム1とアーム2とバケット3の動きが電子
制御される掘削作業機である。この掘削作業機のブーム
操作レバー4にクレーン作業スイッチ5が設置されてい
る。該クレーン作業スイッチ5が押されている間にブー
ム操作レバー4が操作された場合には、その時のブーム
操作レバー4の操作量を検知して、その操作量に比例し
た速度をバケット3部分の目標速度として、
【0015】
【数1】
【0016】に示すように、逆ヤコビアンの関係式を用
いて、ブーム1とアーム2とバケット3の各軸に対する
速度目標値を、X=0、また、対地角度αを一定にして
動かすので、α=0として、コントローラCにより計算
し、各シリンダ1s・2s・3sの比例コントロール制
御弁V1・V2・V3への指令値を計算し、アンプA1
・A2・A3へ出力する。こうして、各軸を制御し、バ
ケット3の部分を垂直に動作させ、バケットも対地角度
を一定に動作させる。
いて、ブーム1とアーム2とバケット3の各軸に対する
速度目標値を、X=0、また、対地角度αを一定にして
動かすので、α=0として、コントローラCにより計算
し、各シリンダ1s・2s・3sの比例コントロール制
御弁V1・V2・V3への指令値を計算し、アンプA1
・A2・A3へ出力する。こうして、各軸を制御し、バ
ケット3の部分を垂直に動作させ、バケットも対地角度
を一定に動作させる。
【0017】次に請求項2の発明を説明する。ブーム1
とアーム2とバケット3を電子制御することができ、ブ
ーム操作レバー4に取り付けたクレーン作業スイッチ5
と、ブーム操作レバー4の傾倒角度を検出する手段とを
備えた操作装置と、該クレーン作業スイッチ5を押しな
がら、ブーム操作レバー4を相当操作することで、バケ
ット3の対地角度を一定に保ちながら、垂直方向に動作
するようにした掘削作業機の制御機構において、アーム
2の指示角速度が無限大である機構特異点になることを
回避する為に、該機構特異点の近傍では、ブーム1の水
平方向動作量と、アーム2の水平方向動作量が等しくな
るように構成して、機構特異点を回避したものである。
とアーム2とバケット3を電子制御することができ、ブ
ーム操作レバー4に取り付けたクレーン作業スイッチ5
と、ブーム操作レバー4の傾倒角度を検出する手段とを
備えた操作装置と、該クレーン作業スイッチ5を押しな
がら、ブーム操作レバー4を相当操作することで、バケ
ット3の対地角度を一定に保ちながら、垂直方向に動作
するようにした掘削作業機の制御機構において、アーム
2の指示角速度が無限大である機構特異点になることを
回避する為に、該機構特異点の近傍では、ブーム1の水
平方向動作量と、アーム2の水平方向動作量が等しくな
るように構成して、機構特異点を回避したものである。
【0018】具体的な構造・方法としては、次の如く構
成されている。掘削作業機の制御機構であるが、請求項
1の制御機構とは別の構成である。即ち、ブーム1は手
動式の操作方法とし、アーム2とバケット3はブーム1
の動きに合わせて、バケット3が鉛直方向に動くような
動作速度指令値を計算して制御を行うブーム追従制御方
式において、アーム2が地面と水平になった場合には、
成されている。掘削作業機の制御機構であるが、請求項
1の制御機構とは別の構成である。即ち、ブーム1は手
動式の操作方法とし、アーム2とバケット3はブーム1
の動きに合わせて、バケット3が鉛直方向に動くような
動作速度指令値を計算して制御を行うブーム追従制御方
式において、アーム2が地面と水平になった場合には、
【0019】
【数2】
【0020】の式(1)に示すように、指令速度が無限
大となる。そこで、地面水平となる手前θ°までは、ブ
ーム追従方式で動作させ、θ°から水平までは、ブーム
の動作により水平方向の移動量を演算式(2)により演
算し、アーム2がその動作量をキャンセルするように、
動作指令値を発生させる。そして、アーム2が地面水平
よりも上方では、ブーム操作レバー4の動きとブーム1
の動きが逆にならないと鉛直線軌道に沿わなくなるの
で、ブーム操作レバー4の操作量をアーム操作レバーの
動きとしてアームを電子制御することで駆動し、その動
きに連れて、ブーム1とバケット3が動作するように式
(3)で示すようなアーム追従方式とするものである。
大となる。そこで、地面水平となる手前θ°までは、ブ
ーム追従方式で動作させ、θ°から水平までは、ブーム
の動作により水平方向の移動量を演算式(2)により演
算し、アーム2がその動作量をキャンセルするように、
動作指令値を発生させる。そして、アーム2が地面水平
よりも上方では、ブーム操作レバー4の動きとブーム1
の動きが逆にならないと鉛直線軌道に沿わなくなるの
で、ブーム操作レバー4の操作量をアーム操作レバーの
動きとしてアームを電子制御することで駆動し、その動
きに連れて、ブーム1とバケット3が動作するように式
(3)で示すようなアーム追従方式とするものである。
【0021】次に請求項3の発明を説明する。掘削作業
機の制御機構において、ブーム1とアーム2とバケット
3の、高さや深さ等の動作範囲を設定し、ブーム1とア
ーム2とバケット3を制御して、バケット3が一定姿勢
で、決まった直線上を往復動作して掘削された地表面の
仕上げをするように制御する機構において、該当する直
線の角度即ち法面を設定することのできる機構を具備さ
せている。このような掘削作業機の制御機構において、
高さと深さと法面を、該当するスイッチのワンタッチ操
作で、『機能の入切』と『値の設定』とを同時にできる
ように構成したものである。即ち、『高さ設定スイッチ
H』を押すことで、ブーム1かアーム2かバケット3の
いずれかが最高部の高さの現在値が数値設定される。ま
た、『深さ設定スイッチD』を押すことにより、ブーム
1かアーム2かバケット3のいずれかの最低部の深さの
現在値が数値設定される。また、『法面設定スイッチ
N』を押すことで、バケット3の底面角度の現在値が数
値設定される。また、全ての設定値を、『リセットスイ
ッチR』のワンタッチ操作で解除できるように構成して
いる。
機の制御機構において、ブーム1とアーム2とバケット
3の、高さや深さ等の動作範囲を設定し、ブーム1とア
ーム2とバケット3を制御して、バケット3が一定姿勢
で、決まった直線上を往復動作して掘削された地表面の
仕上げをするように制御する機構において、該当する直
線の角度即ち法面を設定することのできる機構を具備さ
せている。このような掘削作業機の制御機構において、
高さと深さと法面を、該当するスイッチのワンタッチ操
作で、『機能の入切』と『値の設定』とを同時にできる
ように構成したものである。即ち、『高さ設定スイッチ
H』を押すことで、ブーム1かアーム2かバケット3の
いずれかが最高部の高さの現在値が数値設定される。ま
た、『深さ設定スイッチD』を押すことにより、ブーム
1かアーム2かバケット3のいずれかの最低部の深さの
現在値が数値設定される。また、『法面設定スイッチ
N』を押すことで、バケット3の底面角度の現在値が数
値設定される。また、全ての設定値を、『リセットスイ
ッチR』のワンタッチ操作で解除できるように構成して
いる。
【0022】本発明の目的は、動作設定装置に対してス
イッチの数を減らして、設定手順の簡素化を図るもので
ある。また、このような掘削作業機の制御機構とするこ
とにより、掘削作業機を操作したことの無い初めての人
でも、直観的に操作可能な設定装置とすることができる
のである。また全ての設定をワンタッチスイッチ操作で
可能にして、設定に不慣れな初心者にでも、分かり易く
なっている。設定の簡素化で、迅速な設定が出来るの
で、操作の煩わしさを減らすことができ、オペレーター
が次の操作を考えずに済むようにし、作業全体の能率向
上を図るのである。
イッチの数を減らして、設定手順の簡素化を図るもので
ある。また、このような掘削作業機の制御機構とするこ
とにより、掘削作業機を操作したことの無い初めての人
でも、直観的に操作可能な設定装置とすることができる
のである。また全ての設定をワンタッチスイッチ操作で
可能にして、設定に不慣れな初心者にでも、分かり易く
なっている。設定の簡素化で、迅速な設定が出来るの
で、操作の煩わしさを減らすことができ、オペレーター
が次の操作を考えずに済むようにし、作業全体の能率向
上を図るのである。
【0023】動作範囲の設定において、ブーム1・アー
ム2・バケット3の動作を停止することの無い方式と
し、範囲設定入切スイッチと値設定スイッチとを共通兼
用している。図3に示す如く、掘削作業機の制御機構の
油圧回路と制御ブロック線図が構成されている。直線即
ち仕上げ角度が0°の時や法面の仕上げの時には、刃先
軌跡が設定された角度θになるように比例弁を制御して
いる。動作範囲の設定時には、ブーム1とアーム2とバ
ケット3のいずれかの部位が、動作減速域に入ると切換
弁で電子制御側に切換えて、比例コントロール制御弁V
1・V2・V3を制御して、それぞれのシリンダ1s・
2s・3sを減速停止させている。
ム2・バケット3の動作を停止することの無い方式と
し、範囲設定入切スイッチと値設定スイッチとを共通兼
用している。図3に示す如く、掘削作業機の制御機構の
油圧回路と制御ブロック線図が構成されている。直線即
ち仕上げ角度が0°の時や法面の仕上げの時には、刃先
軌跡が設定された角度θになるように比例弁を制御して
いる。動作範囲の設定時には、ブーム1とアーム2とバ
ケット3のいずれかの部位が、動作減速域に入ると切換
弁で電子制御側に切換えて、比例コントロール制御弁V
1・V2・V3を制御して、それぞれのシリンダ1s・
2s・3sを減速停止させている。
【0024】次に、図4と図5において、本発明の掘削
作業機の制御機構の概要を説明する。本発明において
は、『仕上げ角度』、『高さ設定』、『深さ設定』を行
うことができる。まず電源をONとし、現在のバケット
3の刃先位置を、7セグメントのLEDでディジタル表
示器Pに表示する。この時は、高さ設定と深さ設定は、
設定値無しで、法面は0°で設定されている。『高さ設
定スイッチH』が押されると、この時の腕の最高点の高
さをディジタル表示器Pに数値表示する。この時に表示
が点滅し、ジョグダイヤルJによりその設定値を変更す
ることができる。表示点滅中の、一定時間内に何も操作
が行われなければ、自動的にその時の値を設定して、現
在位置表示に戻る。
作業機の制御機構の概要を説明する。本発明において
は、『仕上げ角度』、『高さ設定』、『深さ設定』を行
うことができる。まず電源をONとし、現在のバケット
3の刃先位置を、7セグメントのLEDでディジタル表
示器Pに表示する。この時は、高さ設定と深さ設定は、
設定値無しで、法面は0°で設定されている。『高さ設
定スイッチH』が押されると、この時の腕の最高点の高
さをディジタル表示器Pに数値表示する。この時に表示
が点滅し、ジョグダイヤルJによりその設定値を変更す
ることができる。表示点滅中の、一定時間内に何も操作
が行われなければ、自動的にその時の値を設定して、現
在位置表示に戻る。
【0025】表示点滅中に、他のスイッチが操作される
と、その時の値を設定し、表示点灯させた後で、そのモ
ードに移る。表示点滅または点灯中、もう一度『高さ設
定スイッチH』が押されると、表示消灯・設定解除して
現在位置表示に戻る。次に『深さ設定スイッチD』が押
されると、この時の腕の最下点の高さを数値表示する。
この時表示が点滅し、ジョグダイヤルJにより値を変更
できることを表示する。表示点滅中に、一定時間に何の
操作も行われなければ、自動的にその時の値を設定し、
現在位置表示に戻る。表示点滅中に、他のスイッチが押
されると、その時の値を設定し表示点灯させた後、その
モードに移る。表示点滅又は点灯中、もう一度『深さ設
定スイッチD』が押されると、表示消灯・設定解除して
現在位置表示に戻る。
と、その時の値を設定し、表示点灯させた後で、そのモ
ードに移る。表示点滅または点灯中、もう一度『高さ設
定スイッチH』が押されると、表示消灯・設定解除して
現在位置表示に戻る。次に『深さ設定スイッチD』が押
されると、この時の腕の最下点の高さを数値表示する。
この時表示が点滅し、ジョグダイヤルJにより値を変更
できることを表示する。表示点滅中に、一定時間に何の
操作も行われなければ、自動的にその時の値を設定し、
現在位置表示に戻る。表示点滅中に、他のスイッチが押
されると、その時の値を設定し表示点灯させた後、その
モードに移る。表示点滅又は点灯中、もう一度『深さ設
定スイッチD』が押されると、表示消灯・設定解除して
現在位置表示に戻る。
【0026】『法面設定スイッチN』が押されると、そ
の時のバケット3の床面の対地角度を数値表示する。こ
の時表示が点滅し、ジョグダイヤルJにより値を変更で
きることを示す。表示点滅中に他のスイッチが押される
と、その時の値を設定し、表示点灯させた後、そのモー
ドに移る。表示点滅又は点灯中、もう一度『法面設定ス
イッチN』が押されると、表示消灯・設定解除して現在
位置表示に戻る。
の時のバケット3の床面の対地角度を数値表示する。こ
の時表示が点滅し、ジョグダイヤルJにより値を変更で
きることを示す。表示点滅中に他のスイッチが押される
と、その時の値を設定し、表示点灯させた後、そのモー
ドに移る。表示点滅又は点灯中、もう一度『法面設定ス
イッチN』が押されると、表示消灯・設定解除して現在
位置表示に戻る。
【0027】『設定値スイッチS』が押されると、押さ
れる度に高さと深さと法面の順番でディジタル表示器P
に設定値を表示し、一巡するとディジタル表示器Pは現
在位置表示にもどる。この時に設定値の無い項目は自動
的にスキップされ、設定値のある項目は表示が点滅し、
ジョグダイヤルJにより値を変更できることを示す。
『現在位置スイッチG』を押すと、現在のバケット3の
刃先高さを表示する。『リセットスイッチR』を押す
と、電源ONの時の状態に戻る。上記の機能を実現する
為のフローチャートを図6に図示している。
れる度に高さと深さと法面の順番でディジタル表示器P
に設定値を表示し、一巡するとディジタル表示器Pは現
在位置表示にもどる。この時に設定値の無い項目は自動
的にスキップされ、設定値のある項目は表示が点滅し、
ジョグダイヤルJにより値を変更できることを示す。
『現在位置スイッチG』を押すと、現在のバケット3の
刃先高さを表示する。『リセットスイッチR』を押す
と、電源ONの時の状態に戻る。上記の機能を実現する
為のフローチャートを図6に図示している。
【0028】次に請求項4の発明を説明する。請求項4
の発明は、ブーム1とアーム2とバケット3を具備し、
深さ設定機能を具備し、作業機の位置を検出する位置検
出手段を設けた掘削作業機の制御機構において、直線掘
削時にバケット3の底面を直線掘削方向に合わせる機能
を設け、直線掘削を行う為のスイッチと、バケット3の
底面を直線掘削方向に合わせるスイッチとを並べて設け
たものである。従来の技術では、『直線掘削スイッチ
L』は左側のレバーの上面に配置されていたが、『バケ
ット底面合せスイッチM』は無かったのである。
の発明は、ブーム1とアーム2とバケット3を具備し、
深さ設定機能を具備し、作業機の位置を検出する位置検
出手段を設けた掘削作業機の制御機構において、直線掘
削時にバケット3の底面を直線掘削方向に合わせる機能
を設け、直線掘削を行う為のスイッチと、バケット3の
底面を直線掘削方向に合わせるスイッチとを並べて設け
たものである。従来の技術では、『直線掘削スイッチ
L』は左側のレバーの上面に配置されていたが、『バケ
ット底面合せスイッチM』は無かったのである。
【0029】図4に示す実施例においては、左側の油圧
操作レバーである左側操作レバー7の握りの上面に、本
発明の『直線掘削スイッチL』と『バケット底面合せス
イッチM』を併置している。因みに、ブーム操作レバー
4の上面にはクレーン作業スイッチ5と、クラクション
スイッチZが配置されている。『バケット底面合せスイ
ッチM』によるバケット3の底面を合わせ、次に『直線
掘削スイッチL』により掘削する作業は一連の作業であ
るので、この2個のスイッチを左側操作レバー7の上に
併置している。これにより、スイッチの操作が楽になっ
たのである。また直線掘削の場合において、アーム2の
操作が方が主であるので、アーム操作レバー7の上に設
けることにより、通常の手動パターンとなる。また、バ
ケット底面合せは、バケット3の操作であるので、この
バケット3も左側操作レバー7の部分の操作で行うの
で、『バケット底面合せスイッチM』の動作と左側操作
レバー7を連動するのも、操作感覚が良くなるのであ
る。
操作レバーである左側操作レバー7の握りの上面に、本
発明の『直線掘削スイッチL』と『バケット底面合せス
イッチM』を併置している。因みに、ブーム操作レバー
4の上面にはクレーン作業スイッチ5と、クラクション
スイッチZが配置されている。『バケット底面合せスイ
ッチM』によるバケット3の底面を合わせ、次に『直線
掘削スイッチL』により掘削する作業は一連の作業であ
るので、この2個のスイッチを左側操作レバー7の上に
併置している。これにより、スイッチの操作が楽になっ
たのである。また直線掘削の場合において、アーム2の
操作が方が主であるので、アーム操作レバー7の上に設
けることにより、通常の手動パターンとなる。また、バ
ケット底面合せは、バケット3の操作であるので、この
バケット3も左側操作レバー7の部分の操作で行うの
で、『バケット底面合せスイッチM』の動作と左側操作
レバー7を連動するのも、操作感覚が良くなるのであ
る。
【0030】またバケット3の角度もワンタッチで設定
可能としている。水平面や、法面の仕上げにおいては、
バケット3の床面を使って地面を圧迫しながら、仕上げ
るのが最も綺麗に仕上がるのである。そこでオペレータ
ーは、仕上げする面にバケット3の床面を合わせて後
で、仕上げボタンを押して、面仕上げを行っていた。従
来の方法では、バケット3の床面を仕上げ面の角度に合
わせる操作が困難であった。本発明においては、動作設
定装置において、仕上げ角度と高さ設定と深さ設定を行
うことができる。そして、自動面合わせ機構は、オペレ
ーターが左側操作レバー7の外側の『バケット底面合せ
スイッチM』を押し続けることにより可能である。『バ
ケット底面合せスイッチM』が押されている間は、ブー
ム1やアーム2が動いても、バケット3の床面は仕上げ
面に一致する法面角度を維持するように、制御をし続け
ることとなる。面合わせが終了するとブザー音でオペレ
ーターに知らせる。この『バケット底面合せスイッチ
M』の制御フローチャートが図7に図示されている。
可能としている。水平面や、法面の仕上げにおいては、
バケット3の床面を使って地面を圧迫しながら、仕上げ
るのが最も綺麗に仕上がるのである。そこでオペレータ
ーは、仕上げする面にバケット3の床面を合わせて後
で、仕上げボタンを押して、面仕上げを行っていた。従
来の方法では、バケット3の床面を仕上げ面の角度に合
わせる操作が困難であった。本発明においては、動作設
定装置において、仕上げ角度と高さ設定と深さ設定を行
うことができる。そして、自動面合わせ機構は、オペレ
ーターが左側操作レバー7の外側の『バケット底面合せ
スイッチM』を押し続けることにより可能である。『バ
ケット底面合せスイッチM』が押されている間は、ブー
ム1やアーム2が動いても、バケット3の床面は仕上げ
面に一致する法面角度を維持するように、制御をし続け
ることとなる。面合わせが終了するとブザー音でオペレ
ーターに知らせる。この『バケット底面合せスイッチ
M』の制御フローチャートが図7に図示されている。
【0031】また、図6のフローチャートにおいて図示
されている如く、『高さ設定スイッチH』と『深さ設定
スイッチD』と『法面設定スイッチN』等により設定操
作をする『設定モード』中であっても、若しオペレータ
ーがブーム操作レバー4や左側操作レバー7のレバーを
操作すると、ただちに『設定モード』を終了し、設定値
に基づく『操縦モード』に戻るように構成している。即
ち、オペレーターがブーム操作レバー4や左側操作レバ
ー7を操作したということは、操縦を望んでいることで
あると判断し、直ぐに『設定モード』から『操縦モー
ド』に移るように構成しているのである。従来の掘削作
業機においては、『設定モード』から『操縦モード』に
する場合には、『設定モード』の解除スイッチの操作が
必要であったのである。本発明においては、この『設定
モード』の解除を、ブーム操作レバー4又は左側操作レ
バー7の操作で代行したものである。
されている如く、『高さ設定スイッチH』と『深さ設定
スイッチD』と『法面設定スイッチN』等により設定操
作をする『設定モード』中であっても、若しオペレータ
ーがブーム操作レバー4や左側操作レバー7のレバーを
操作すると、ただちに『設定モード』を終了し、設定値
に基づく『操縦モード』に戻るように構成している。即
ち、オペレーターがブーム操作レバー4や左側操作レバ
ー7を操作したということは、操縦を望んでいることで
あると判断し、直ぐに『設定モード』から『操縦モー
ド』に移るように構成しているのである。従来の掘削作
業機においては、『設定モード』から『操縦モード』に
する場合には、『設定モード』の解除スイッチの操作が
必要であったのである。本発明においては、この『設定
モード』の解除を、ブーム操作レバー4又は左側操作レ
バー7の操作で代行したものである。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、クレーン作業において、バケットの対地角度を一
定に保つことで、ブーム操作レバー4によりブーム1を
作動させても、バケット3からクレーンが外れることが
無いように構成したものである。また、垂直線掘削機能
を使う場合に、法面角度を90度に設定する必要があ
り、作業者の手間が掛かるがこれを簡単にすることが出
来るのである。
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、クレーン作業において、バケットの対地角度を一
定に保つことで、ブーム操作レバー4によりブーム1を
作動させても、バケット3からクレーンが外れることが
無いように構成したものである。また、垂直線掘削機能
を使う場合に、法面角度を90度に設定する必要があ
り、作業者の手間が掛かるがこれを簡単にすることが出
来るのである。
【0033】請求項2の如く構成したので、クレーン作
業を行う時に、ブーム操作レバー4を操作することで、
オペレーターの感覚に合った操縦方法と出来るので、誤
操作の恐れが無くなり、オペレーターがスムーズに作業
が出来るのである。また、指令速度が無限大となる等の
制御上の不具合を無くすことが出来るのである。
業を行う時に、ブーム操作レバー4を操作することで、
オペレーターの感覚に合った操縦方法と出来るので、誤
操作の恐れが無くなり、オペレーターがスムーズに作業
が出来るのである。また、指令速度が無限大となる等の
制御上の不具合を無くすことが出来るのである。
【0034】請求項3の如く構成したので、掘削作業機
の動作設定装置に対して、各機能の入切と数値の設定を
同時に可能としたので、スイッチの数を減少することに
より、オペレーターの設定手順の簡素化を図ることが出
来たのである。
の動作設定装置に対して、各機能の入切と数値の設定を
同時に可能としたので、スイッチの数を減少することに
より、オペレーターの設定手順の簡素化を図ることが出
来たのである。
【0035】請求項4の如く構成したので、直線掘削時
の仕上げ面をバケット3の底面とすることで、仕上げ面
の精度の向上を図り、かつ、2つのスイッチを並べて設
けたので、円滑なスイッチ操作を可能に出来たのであ
る。
の仕上げ面をバケット3の底面とすることで、仕上げ面
の精度の向上を図り、かつ、2つのスイッチを並べて設
けたので、円滑なスイッチ操作を可能に出来たのであ
る。
【図1】掘削作業機のバケット3の部分に荷重Kを吊り
下げてクレーン作業をしている状態の側面図。
下げてクレーン作業をしている状態の側面図。
【図2】本発明の掘削作業機の制御機構を示す側面図。
【図3】図3は『高さ設定スイッチH』と『深さ設定ス
イッチD』と『法面設定スイッチN』による設定を可能
とした場合の油圧回路図と制御ブロック線図。
イッチD』と『法面設定スイッチN』による設定を可能
とした場合の油圧回路図と制御ブロック線図。
【図4】ブーム操作レバー4の上にクレーン作業スイッ
チ5を配置し、左側操作レバー7の上に『バケット底面
合せスイッチM』と『直線掘削スイッチL』を配置した
構成を示す図面。
チ5を配置し、左側操作レバー7の上に『バケット底面
合せスイッチM』と『直線掘削スイッチL』を配置した
構成を示す図面。
【図5】掘削作業機の制御設定用パネルの表面図。
【図6】『高さ設定スイッチH』と『深さ設定スイッチ
D』と『法面設定スイッチN』の制御フローチャート
図。
D』と『法面設定スイッチN』の制御フローチャート
図。
【図7】『バケット底面合せスイッチM』による制御の
フローチャート図。
フローチャート図。
【図8】『深さ設定スイッチD』と『バケット底面合せ
スイッチM』の関係を示すフローチャート図。
スイッチM』の関係を示すフローチャート図。
1 ブーム 2 アーム 3 バケット 4 ブーム操作レバー 5 クレーン作業スイッチ 7 左側操作レバー H 高さ設定スイッチ D 深さ設定スイッチ N 法面設定スイッチ R リセットスイッチ M バケット底面合せスイッチ L 直線掘削スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田 茂樹 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 岡部 健 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 中西 鉄也 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 ブーム1とアーム2とバケット3を電子
制御可能とした掘削作業機において、ブーム操作レバー
4にクレーン作業スイッチ5を設け、更にブーム操作レ
バー4の傾倒角度を検出する手段を設け、クレーン作業
スイッチ5を押しながら、ブーム操作レバー4を傾動す
ると、バケット3は対地角度を一定に保ちながら垂直方
向に動作するように制御することを特徴とする掘削作業
機の制御機構。 - 【請求項2】 ブーム1とアーム2とバケット3を電子
制御可能とした掘削作業機において、ブーム操作レバー
4にクレーン作業スイッチ5を設け、更にブーム操作レ
バー4の傾倒角度を検出する手段を設け、クレーン作業
スイッチ5を押しながら、ブーム操作レバー4を傾動す
ると、バケット3は対地角度を一定に保ちながら垂直方
向に動作するように制御する構成において、アーム2が
地面と水平になるまでの制御と、アーム2が地面と水平
になってからクレーン作業スイッチ5の制御を、逆位相
の制御としたことを特徴とする掘削作業機の制御機構。 - 【請求項3】 掘削作業機の動作方向と動作制限位置を
自動制御出来る電子制御式掘削作業機において、作業機
能の選択が出来る機能選択部と、前記機能選択部におい
て設定した制御機能に関する制御設定値を設定するため
の設定部と、各部の現在位置や設定値を表示する表示部
とを設け、高さ・深さ・法面の各機能の入切と、数値の
設定を同時に可能としたことを特徴とする掘削作業機の
制御機構。 - 【請求項4】 ブーム1とアーム2とバケット3を具備
し、深さ設定機能を具備し、作業機の位置を検出する位
置検出手段を設けた掘削作業機の制御機構において、直
線掘削時にバケット3の底面を直線掘削方向に合わせる
機能を設け、直線掘削を行う為のスイッチと、バケット
3の底面を直線掘削方向に合わせるスイッチとを並べて
設けたことを特徴とする掘削作業機の制御機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24023696A JPH1088609A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 掘削作業機の制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24023696A JPH1088609A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 掘削作業機の制御機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1088609A true JPH1088609A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17056484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24023696A Pending JPH1088609A (ja) | 1996-09-11 | 1996-09-11 | 掘削作業機の制御機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1088609A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103604408A (zh) * | 2013-11-22 | 2014-02-26 | 长沙中联消防机械有限公司 | 臂架工作状态参数检测方法、设备、系统及工程机械 |
JP2017075529A (ja) * | 2012-06-08 | 2017-04-20 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
JP2018193768A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | 住友建機株式会社 | ショベル |
WO2019123511A1 (ja) * | 2017-12-18 | 2019-06-27 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
JP2019116756A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社クボタ | 作業機 |
KR20200135391A (ko) * | 2018-03-31 | 2020-12-02 | 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 | 쇼벨 |
JP2021156000A (ja) * | 2020-03-26 | 2021-10-07 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
US11781291B2 (en) | 2017-12-27 | 2023-10-10 | Kubota Corporation | Working machine and manufacturing method of the same |
-
1996
- 1996-09-11 JP JP24023696A patent/JPH1088609A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017075529A (ja) * | 2012-06-08 | 2017-04-20 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
CN103604408A (zh) * | 2013-11-22 | 2014-02-26 | 长沙中联消防机械有限公司 | 臂架工作状态参数检测方法、设备、系统及工程机械 |
JP2018193768A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | 住友建機株式会社 | ショベル |
WO2019123511A1 (ja) * | 2017-12-18 | 2019-06-27 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
JPWO2019123511A1 (ja) * | 2017-12-18 | 2020-12-03 | 住友重機械工業株式会社 | ショベル |
JP2019116756A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP2021185306A (ja) * | 2017-12-27 | 2021-12-09 | 株式会社クボタ | 作業機 |
US11781291B2 (en) | 2017-12-27 | 2023-10-10 | Kubota Corporation | Working machine and manufacturing method of the same |
KR20200135391A (ko) * | 2018-03-31 | 2020-12-02 | 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 | 쇼벨 |
JP2021156000A (ja) * | 2020-03-26 | 2021-10-07 | 日立建機株式会社 | 作業機械 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040517 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040601 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041019 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |