JPH1085546A - 低露点空気供給システム - Google Patents
低露点空気供給システムInfo
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Abstract
ムを構築する。 【解決手段】 ドライルームRに低露点の空気を供給す
るシステムにおいて、ドライルームRからの還気RA2
を、パージ空気として乾式減湿装置のロータ11の低温
パージ区域11e、パージ再生区域11b、高温パージ
区域11dの順に通過させる。低露点のパージ空気を有
効に利用してロータ11を冷却できるので、パージ空気
の量を低減させて、還気RA1の風量を増大させること
ができ、外気OAの取り入れ量を低減させることができ
る。パージ再生区域11bでロータ11を加熱できるか
ら再生に要するエネルギの低減も図れる。
Description
空気を供給するための低露点空気供給システム、に関す
るものである。
池の製造プロセスにおいては、乾燥しかつ低露点の雰囲
気を有している、ドライルームと呼ばれる設備の需要が
増加している。
方法には従来から冷却減湿の方法が周知であるが、冷却
減湿では露点が−5℃以上の空気しか生成できず、前記
ドライルームが要求するような低露点には対応できな
い。
給する空調機、空調システムには、回転式のロータを用
いたいわゆる乾式減湿装置が使用されている。この乾式
減湿装置は、塩化リチウムや塩化カルシウムなどの吸収
液を含侵させたハニカム状のロータや、シリカゲル、ゼ
オライトなどの吸着材で構成したロータの端面側が、減
湿区域と再生区域とに仕切られており、ロータを回転さ
せながら減湿区域に処理空気を通過させて乾燥空気を作
り出すと共に、再生区域に高温の再生空気を通過させる
ことによって、前記吸収液や吸着材中の水分を再生空気
中に蒸発させて、連続的に減湿処理を行うように構成さ
れている。
湿区域に移行すると、減湿しない空気がロータを通過し
て露点を上げてしまうので、再生区域から減湿区域に移
行する前の区域に、パージ区域と呼ばれる区域を設け、
再生区域、パージ区域、減湿区域の順にロータを回転さ
せ、このパージ区域に冷却用のパージ空気を通過させて
ロータの冷却を行うように構成されていることが多い。
気を供給する場合、乾式減湿装置を1段で処理をする方
法と、外気処理用に別途乾式減湿装置を設けて直列2段
で処理を行う2つの方式がある。1段のシステムはイニ
シャルコストは安価であるが、消費エネルギが多いた
め、主として小さい室に低露点空気を供給する場合に用
いられている。一方2段のシステムでは、消費エネルギ
を低減するために再生系統を循環させ、2段目の乾式湿
減湿装置における再生区域からの排気を、1段目の乾式
減湿装置の再生に再利用することでエネルギの低減を図
っている。ドライルームなどに低露点の空気を供給する
場合のシステムでは、一般的にこの2段のシステムが用
いられている。
な乾式減湿装置を用いて減湿する場合、冷却減湿より低
露点の空気を供給できるものの、1段のシステムはもと
より、エネルギ低消費型の2段のタイプでさえ、冷却減
湿よりもエネルギの消費が多く、さらなる省エネルギが
求められている。また前記したドライルームは、ほとん
どが24時間運転であり、エネルギの低減が運用費を含
めた設備コストに与える影響が非常に高いため、エネル
ギの低減がことさら強く求められているのが実情であ
る。
あり、ドライルームなど、低露点の空気を必要とする室
に低露点空気を供給するシステムにおいて、従来よりも
エネルギ消費の少ない低露点空気供給システムを提供し
て、前記問題の解決を図ることを目的としている。
め、請求項1によれば、吸着機能や吸収機能を有する回
転自在なロータを有する乾式減湿装置を用いて、目的室
に低露点の空気を供給するシステムにおいて、前記乾式
減湿装置は、ロータ端面に位置する空気の通過域が、ロ
ータの回転方向順に、再生区域、高温パージ区域、低温
パージ区域、減湿区域、パージ再生区域に仕切られ、前
記目的室には、減湿区域を通過した空気が供給されるよ
うに構成され、前記目的室からの還気の一部が、前記乾
式減湿装置におけるロータの低温パージ区域、パージ再
生区域、高温パージ区域を順に通過するように構成さ
れ、前記高温パージ区域を通過した空気は、再生区域を
通過させる再生系統の空気と混合されるように構成され
たことを特徴とする、低露点空気供給システムが提供さ
れる。
テムにおいては、まず目的室からの還気の一部がロータ
の低温パージ区域を通過して、ロータを冷却する。次い
で前記ロータの冷却によって逆に加熱された空気は、パ
ージ再生区域に導入される。このパージ再生区域は、減
湿区域の次の区域であるから、前記低温パージ区域を通
過して昇温した空気はこのパージ再生区域を通過する際
に冷却される。一方ロータの方は、逆に加熱される。従
って、ロータは次の再生区域に入る前に加熱されるの
で、再生区域での加熱量の低減が図れる。
された空気は、次に高温パージ区域を通過し、再生区域
を経たロータをいわばプレ冷却する。従って、ロータは
再生区域から減湿区域へと移る前に、高温パージ区域と
前出低温パージ区域で2段に冷却されることになる。そ
の結果、従来よりもパージ空気を有効に利用することが
でき、その風量も従来より少ないものとすることができ
る。従ってパージ空気の量を低減させた分、還気を処理
空気側へと余分に回すことが可能であり、処理空気とし
て導入する外気の量の低減、外気処理に要するエネルギ
の低減を図ることかできる。またパージ再生区域で湿分
の移行があっても、その空気はその後高温パージ区域を
通過するため、ロータ側ではその後の低温パージ区域で
ロータの湿分の除去が行えることになる。
を通過させる再生系統の空気と混合されるが、高温パー
ジ区域を通過した空気はロータによって加熱されている
ので、その分再生系統の空気の加熱に要するエネルギが
低減される。
のような請求項1の低露点空気供給システムにおいて、
パージ再生区域を通過した空気が高温パージ区域に導入
される前に、冷却装置によって当該パージ再生区域を通
過した空気を冷却するように構成されている。
が高温パージ区域に導入される前に、別途冷却装置でパ
ージ空気を冷却することにより、より少ない空気量でロ
ータの冷却を実施することができる。
機能を有する回転自在なロータを有する乾式減湿装置を
用いて、目的室に低露点の空気を供給するシステムにお
いて、前記乾式減湿装置は、ロータ端面に位置する空気
の通過域が、ロータの回転方向順に、再生区域、高温パ
ージ区域、低温パージ区域、減湿区域に仕切られ、前記
目的室には、減湿区域を通過した空気が供給されるよう
に構成され、前記目的室からの還気の一部が、前記乾式
減湿装置におけるロータの低温パージ区域、高温パージ
区域を順に通過するように構成され、前記低温パージ区
域を通過した空気が高温パージ区域に導入される前に冷
却装置によって冷却されるように構成され、前記高温パ
ージ区域を通過した空気は、再生区域を通過させる再生
系統の空気と混合されるように構成されたことを特徴と
する、低露点空気供給システムが提供される。
おいては、前記請求項1、2の場合と異なり、ロータ端
面に位置する空気の通過域は、再生区域、高温パージ区
域、低温パージ区域、減湿区域の4つに仕切られてお
り、パージ再生区域は設けられていない。したがってそ
のままでは、前記請求項1、2の場合よりも高い温度で
高温パージ区域に導入されるが、請求項3の低露点空気
供給システムにおいてはパージ再生区域の代わりに冷却
装置によって、低温パージ区域を通過して昇温したパー
ジ空気を冷却するようにしている。
システムよりもエネルギ効率は低下するが、依然として
パージ空気自体の利用効率は従来より良好であって、そ
の風量も従来よりも低減させることができる。従って、
パージ空気の風量を低減させた分、還気を処理空気側へ
と回すことができ、処理空気として導入する外気の量の
低減を実現して、外気処理に要するエネルギの低減を図
ることができる。それゆえシステム全体としては、従来
より消費エネルギを少なくすることができる。
施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態に係る
低露点空気供給システムの概略を示しており、本実施の
形態にかかる低露点空気供給システムは、ドライルーム
Rに低露点空気を供給するシステムとして構成されてい
る。
1により導かれて、外気処理クーラ2によって冷却減湿
される。その後、再生余剰空気冷却クーラ3で冷却され
た再生余剰空気と混合されて、外気処理ファン4によっ
て、1段目の乾式減湿装置5の減湿区域5aに導入さ
れ、例えば露点温度−10℃まで減湿される。この1段
目の乾式減湿装置5は、減湿区域5aと再生区域5bと
の2つに分割されたロータ端面を有しているタイプであ
る。
域5aを通過して外気処理された空気は、ドライルーム
Rから還気ダクト6を通じて戻ってきた一部の還気RA
1と混合され、処理ファン7によって、プレクーラ8に
送られる。このプレクーラ8によって処理空気は冷却さ
れた後、2段目の乾式減湿装置10のロータ11の減湿
区域11aに導入されて減湿処理される。
に示した構成を有しており、回転するロータ11の両端
面にチャンバ12、13が配置された構成を有してい
る。そしてロータ11の端面は、図3中の矢印に示した
ロータ11の回転方向順に、減湿区域11a、パージ再
生区域11b、再生区域11c、高温パージ区域11
d、低温パージ区域11eの5つの空気通過域に区画さ
れている。そしてチャンバ12の外側端面には、これら
各区域に対応して、ダクトなどに接続するための減湿入
口12a、パージ再生入口12b、再生出口12c、高
温パージ出口12d、低温パージ出口12eが形成され
ている。またチャンバ13の外方端面にも、前記5つの
区域に対応し、チャンバ12の外側端面に形成された前
記減湿入口12a、パージ再生入口12b、再生出口1
2c、高温パージ出口12d、低温パージ出口12eに
対応する、減湿出口、パージ再生出口、再生入口、高温
パージ入口、低温パージ入口が各々形成されている(い
ずれも図示せず)。
湿区域11aで減湿されて、低露点となった空気は、そ
の後ヒータ21、アフタークーラ22によって、所定の
温度に調節された後、給気SAとしてドライルームRに
供給される。
は、パージ系還気ダクト23を通じ、パージ空気とし
て、乾式減湿装置10のロータ11の低温パージ区域1
1eに導入され、これによってロータ11の冷却が行わ
れる。ここでの冷却が十分でないと、温度が高いままロ
ータ11が減湿区域11aに入ってしまい、減湿が十分
にできないことになる。
を通過したパージ空気は、パージ再生区域11bに導入
される。ここでパージ空気は冷却され、ロータ11は加
熱される。冷却されたパージ空気は、パージ再生出口ダ
クト24を通じて高温パージ区域11dに導入される。
ここで再びロータ11は冷却され、パージ空気は加熱さ
れる。加熱されて昇温したパージ空気は、パージ系統フ
ァン25によって再生系統に導かれ、さらに2段目の再
生ファン26によって再生循環系統Pの空気に合流して
混合される。このようにして混合された空気は、その大
部分が再生系統ダクト27を通って、2段目の再生ヒー
タ28に送られ、この再生ヒータ28により、例えば1
20℃に加熱された後、乾式減湿装置10のロータ11
の再生に用いられる。即ちロータ11の再生区域11c
に導入されるのである。なおこの再生系統の湿度は、減
湿量、導入するパージ空気の露点温度、および導入パー
ジ空気量と再生空気量、処理空気量の比によって決ま
る。
だけ空気を排出するが、その一部は1段目の再生ファン
29の作動により1段目の再生ヒータ30を通過した
後、昇温されて1段目の乾式減湿装置5の再生区域5b
に導入され、この乾式減湿装置5のロータの再生に用い
られる。そしてその後、排気EAとしてシステム外に排
出される。残りは再生余剰空気循環ダクト31を通っ
て、前出再生余剰空気冷却用クーラ3によって冷却さ
れ、外気OAと混合されて1段目の乾式減湿装置5の減
湿区域5aに導入されて減湿されるようになっている。
即ち処理空気の一部として再使用される。なお図1にお
けるD1〜D8は、風量を調節するためダクト中に介装さ
れたダンパである。
ムは以上のように構成されており、まずドライルームR
からの還気RA2が、パージ空気としてロータ11の低
温パージ区域11eを通過する際にロータ11は冷却さ
れる。次いでこのロータ11の冷却の際に逆に加熱され
たパージ空気は、パージ再生区域11bに導入される。
このパージ再生区域11bは、減湿区域11aの次の区
域であるので、昇温したパージ空気はこのパージ再生区
域11bを通過する際に冷却される。一方ロータ11の
方は逆に加熱されるので、次の再生区域11cでの加熱
量の低減が図られる。
たパージ空気は、次いで高温パージ区域11dを通過
し、再生区域11cを経たロータ11をいわばプレ冷却
することになる。従って、ロータ11側からみれば、再
生区域11cから減湿区域11aへと移る前に、高温パ
ージ区域11dと低温パージ区域11eで2段に冷却さ
れることになる。従って、パージ空気を有効に利用する
ことができ、その風量も従来より少ないものとすること
ができる。その結果、パージ空気の量を低減させた分、
還気RA2を少なくして、処理空気側へと回す還気RA1
を増大させることができ、処理空気として導入する外気
OAの量の低減、外気処理に要するエネルギの低減を図
ることができる。従ってシステム全体としてみれば、能
力を低下させることなく、消費エネルギの低減が図られ
ている。
あっても、その空気は次に高温パージ区域11dを通過
するため、ロータ11側ではその後の低温パージ区域1
1eにおいてロータ11の湿分の除去が行えることにな
る。
によれば、パージ空気として用いる還気RA2の温度を
23℃とすれば、低温パージ区域11eの出口温度は4
4℃、パージ再生区域11bの出口温度は28℃、高温
パージ区域11dの出口温度は82℃とすることができ
る。
施形態にかかるシステムと、従来のこの種のシステム、
即ち乾湿減湿装置のロータが減湿区域、再生区域、パー
ジ区域の3つに仕切られ、パージ区域を通過した空気を
全て再生系統に戻す場合と比較すれば、冷熱で15〜2
0%、温熱で30〜35%、合計で20〜25%のエネ
ルギ消費の低減ができる。またそれに応じて1段目の乾
式減湿装置5のロータの大きさを2/3とすることがで
きるため、設備費の低減も実現できる。
給システムにおいて、図4に示した第2の実施形態にか
かる低露点空気供給システムのように、パージ再生区域
11bを通過したパージ空気が、高温パージ区域11d
に導入される前に冷却されるように、パージ再生出口ダ
クト24に冷却装置として、例えば冷却コイル41を付
加してもよい。なお図4中、図1中の符号と同一符号で
示される部材は、第1の実施形態にかかる低露点空気供
給システムにおける該当部材と同一の部材を示してい
る。
空気供給システムによれば、パージ再生区域11bを通
過したパージ空気が高温パージ区域11dに導入される
前に、冷却コイル41によって冷却されるので、パージ
での冷却能力を維持したままパージ風量をさらに低減さ
せることができる。従って、その分還気RA2を低減さ
せて還気RA1を増加することが可能になり、外気OA
の導入量を減少させて、外気処理に要するエネルギの一
層の低減を図ることができる。
減湿装置10のロータ11は、図3にも示したように、
空気の通過区域が、ロータ11の回転方向順に、減湿区
域11a、パージ再生区域11b、再生区域11c、高
温パージ区域11d、低温パージ区域11eの5つの空
気通過域に区画されていたものであったが、ロータにそ
のようなパージ再生区域を設定できない場合には、図5
に示した第3の実施形態にかかる低露点空気供給システ
ムを構築できる。なお図5中、図1中の符号と同一符号
で示される部材は、第1の実施形態にかかる低露点空気
供給システムにおける該当部材と同一の部材を示してい
る。
給システムに用いた乾式減湿装置50は、図6、図7に
示したように、回転するロータ51の両端面にチャンバ
52、53が配置され、さらにロータ51の端面は、ロ
ータ51の回転方向順に、減湿区域51a、再生区域5
1b、高温パージ区域51c、低温パージ区域51dの
4つの空気通過域に区画されている。チャンバ52の外
側端面には、これら各区域に対応して、ダクトなどに接
続するための減湿入口52a、再生出口52b、高温パ
ージ出口52c、低温パージ出口52dが形成されてい
る。もちろんチャンバ53の外方端面にも、これら4つ
の区域に対応し、チャンバ52の外側端面に形成された
前記減湿入口52a、再生出口52b、高温パージ出口
52c、低温パージ出口52dに対応する、減湿出口、
再生入口、高温パージ入口、低温パージ入口が各々形成
されている(いずれも図示せず)。
Rからの還気RA2は、パージ空気として低温パージ5
2dを通過した後、冷却装置としての冷却コイル54に
よって冷却された後、高温パージ区域51cに導入され
るようになっている。なお高温パージ区域51cは、前
記第1、第2の実施形態と同様、再生系統の空気と混合
される。
低露点空気供給システムによれば、ロータ51にパージ
再生区域が設けられていない分、前記第1、第2の実施
形態より多少エネルギ効率は低下するものの、低温パー
ジ52dを通過して昇温したパージ空気を冷却コイル5
4によって冷却した後高温パージ区域52cに導入する
ようにしたので、ロータ51をパージ空気によって2段
で冷却することができ、依然としてパージ空気の有効利
用を図ることが可能であり、従来よりもエネルギ消費が
少ないものとなっている。またロータ51にパージ再生
区域を設定できないときでも適用できるから、実用的効
果は大きい。
によれば、低温パージ区域を通過して昇温した空気はパ
ージ再生区域を通過する際にロータを加熱するので、ロ
ータの再生区域での加熱量の低減が図れる。またロータ
自体は再生区域から減湿区域へと移る前に、高温パージ
区域と低温パージ区域で2段に冷却されることになり、
パージ空気を有効に利用することができ、冷却効率は良
好である。したがってパージ空気の風量を従来より少な
くでき、その分目的室からの還気を処理空気側へと余分
に回すことが可能であり、処理空気として導入する外気
の量の低減、外気処理に要するエネルギの低減を図るこ
とができる。さらに高温パージ区域を通過して昇温した
空気は、再生区域を通過させる再生系統の空気と混合さ
れるので、その分再生系統の空気の加熱に要するエネル
ギが低減されている。従って請求項1、2の低露点空気
供給システムは、従来のシステムよりもエネルギの消費
量を大幅に低減させることができる。特に請求項2の低
露点空気供給システムでは、パージ再生区域を通過した
空気が高温パージ区域に導入される前に、適宜冷却装置
でパージ空気を冷却するようにしたので、より一層少な
い空気量でロータの冷却を実施することができ、その分
エネルギの消費量をさらに低減できる。
ば、パージ空気自体の利用効率は従来より良好であっ
て、その風量も従来よりも低減させることができるか
ら、その分、還気を処理空気側へと回すことができ、処
理空気として導入する外気の量の低減を実現して、外気
処理に要するエネルギの低減を図ることができる。また
高温パージ区域を通過して昇温された空気も、再生区域
を通過させる再生系統の空気と混合させているので、再
生系統の空気の加熱に要するエネルギも低減されてい
る。従って、従来よりもエネルギ消費の少ないシステム
となっている。
供給システムの構成の概略を示す説明図である。
湿装置の斜視図である。
ある。
給システムの構成の概略を示す説明図である。
給システムの構成の概略を示す説明図である。
湿装置の斜視図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 吸着機能や吸収機能を有する回転自在な
ロータを有する乾式減湿装置を用いて、目的室に低露点
の空気を供給するシステムにおいて、前記乾式減湿装置
は、ロータ端面に位置する空気の通過域が、ロータの回
転方向順に、再生区域、高温パージ区域、低温パージ区
域、減湿区域、パージ再生区域に仕切られ、前記目的室
には、減湿区域を通過した空気が供給されるように構成
され、前記目的室からの還気の一部が、前記乾式減湿装
置におけるロータの低温パージ区域、パージ再生区域、
高温パージ区域を順に通過するように構成され、前記高
温パージ区域を通過した空気は、再生区域を通過させる
再生系統の空気と混合されるように構成されたことを特
徴とする、低露点空気供給システム。 - 【請求項2】 吸着機能や吸収機能を有する回転自在な
ロータを有する乾式減湿装置を用いて、目的室に低露点
の空気を供給するシステムにおいて、前記乾式減湿装置
は、ロータ端面に位置する空気の通過域が、ロータの回
転方向順に、再生区域、高温パージ区域、低温パージ区
域、減湿区域、パージ再生区域に仕切られ、前記目的室
には、減湿区域を通過した空気が供給されるように構成
され、前記目的室からの還気の一部が、前記乾式減湿装
置におけるロータの低温パージ区域、パージ再生区域、
高温パージ区域を順に通過するように構成されると共
に、前記パージ再生区域を通過した空気が高温パージ区
域に導入される前に、冷却装置によって冷却されるよう
に構成され、前記高温パージ区域を通過した空気は、再
生区域を通過させる再生系統の空気と混合されるように
構成されたことを特徴とする、低露点空気供給システ
ム。 - 【請求項3】 吸着機能や吸収機能を有する回転自在な
ロータを有する乾式減湿装置を用いて、目的室に低露点
の空気を供給するシステムにおいて、前記乾式減湿装置
は、ロータ端面に位置する空気の通過域が、ロータの回
転方向順に、再生区域、高温パージ区域、低温パージ区
域、減湿区域に仕切られ、前記目的室には、減湿区域を
通過した空気が供給されるように構成され、前記目的室
からの還気の一部が、前記乾式減湿装置におけるロータ
の低温パージ区域、高温パージ区域を順に通過するよう
に構成され、前記低温パージ区域を通過した空気が高温
パージ区域に導入される前に冷却装置によって冷却され
るように構成され、前記高温パージ区域を通過した空気
は、再生区域を通過させる再生系統の空気と混合される
ように構成されたことを特徴とする、低露点空気供給シ
ステム。
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