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JPH1071709A - 板材加工機用パーツ印字装置 - Google Patents

板材加工機用パーツ印字装置

Info

Publication number
JPH1071709A
JPH1071709A JP23018396A JP23018396A JPH1071709A JP H1071709 A JPH1071709 A JP H1071709A JP 23018396 A JP23018396 A JP 23018396A JP 23018396 A JP23018396 A JP 23018396A JP H1071709 A JPH1071709 A JP H1071709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
printing
axis direction
processing machine
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23018396A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Wada
朗 和田
Sho Kaneko
祥 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP23018396A priority Critical patent/JPH1071709A/ja
Publication of JPH1071709A publication Critical patent/JPH1071709A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材加工機の集積装置の後段に印字装置を設
置することにより、印字処理中に次の加工処理を可能に
して生産効率を向上させ、更に、印字範囲に自由度を持
たせることにより、任意の箇所に印字を可能にしてパー
ツ単位の管理を徹底させることにある。 【解決手段】 板材加工機用パーツ印字装置によれば、
板材加工機2で加工されたパーツPを集積する集積装置
3aの後段に、印字装置を設置し、集積装置3aから搬
入された加工後のパーツPにX軸方向とY軸方向に印字
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板材加工機用パーツ
印字装置、特に板材加工機の集積装置の後段に設けた印
字装置により加工後のパーツに印字するようにした板材
加工機用パーツ印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パンチプレス等の板材加工機
により加工されたパーツに印字をし、パーツ単位の管理
を行っていることは、よく知られている。
【0003】このように、パーツに印字してパーツ単位
の管理を行う方式は、例えば、従来は自動倉庫とタレッ
トパンチプレスとアンローディング装置から構成されて
いる。
【0004】自動倉庫に貯蔵されたワークは、一枚づつ
タレットパンチプレスに搬入され、該タレットパンチプ
レスにおいて、加工が施されると共に、印字される。
【0005】加工が施され、かつ印字されたワークは、
製品のパーツとして、最後のアンローディング装置に搬
送され、該アンローディング装置を構成する集積装置に
集積される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術には、
次のような課題がある。
【0007】(1)生産効率が低下する。 従来は、既述したように、ワークは、タレットパンチプ
レスで加工が施されると共に、印字がされている。
【0008】この場合、加工は、パンチとダイの協働で
行われ、印字は、例えば、インクジェットプリンタによ
りパーコードを塗布することにより、行われる。
【0009】しかし、この印字は、加工している最中
に、即ち、加工中に割り込んで行われるので、加工生産
そのものの効率が低下する。
【0010】例えば、印字処理がされている間は、次の
加工処理に入ることができない等の弊害がある。
【0011】(2)任意の箇所に印字できない。 従来の印字手段であるインクジェットプリンタは、いず
れか一方、例えば、X軸方向のみ、又はY軸方向のみし
か印字することができない。
【0012】従って、印字範囲に自由度が少なく、パー
ツ上の任意の箇所に印字することは、困難である。
【0013】その結果、パーツ単位の管理が不十分であ
る等の弊害が生じる。
【0014】本発明の目的は、板材加工機の集積装置の
後段に印字装置を設置することにより、印字処理中に次
の加工処理を可能にして生産効率を向上させ、更に、印
字範囲に自由度を持たせることにより、任意の箇所に印
字を可能にしてパーツ単位の管理を徹底させることにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1〜図5又
は図6に示すように、板材加工機2で加工されたパーツ
Pを集積する集積装置3aの後段に印字装置を設置し、
集積装置3aから搬入されたパーツPにX軸方向とY軸
方向に印字するという技術的手段を講じている。
【0016】具体的には、本発明は、図1〜図5に示す
ように、板材加工機2で加工されたパーツPを集積する
集積装置3aの後段に、パーツ支持台4が設けられ、該
パーツ支持台4は、集積装置3aから搬送されたパーツ
Pを支持し、回転自在に取り付けられた支持手段41
と、支持手段41により支持されたパーツPを把持して
搬入し、X軸方向に移動可能な把持手段42と、把持手
段42により搬入されたパーツPに印字し、Y軸方向に
移動可能な印字手段43から構成されていることが好ま
しい。
【0017】更には、本発明は、図6に示すように、板
材加工機2で加工されたパーツPを集積する集積装置3
aの後段に、パーツ支持台4が設けられ、該パーツ支持
台4は、集積装置3aから搬送されたパーツPを支持
し、回転自在に取り付けられた支持手段41と、該支持
手段により支持されながら上記集積装置の把持手段によ
り把持されて搬入されたパーツに印字し、X軸方向とY
軸方向に移動可能な印字手段から構成されていてもよ
い。
【0018】従って、本発明の構成によれば、加工後の
パーツPに印字するので、印字処理中に次の加工処理が
可能となって生産効率が向上し、また、パーツPに対し
てX軸方向とY軸方向に印字するので、印字範囲に自由
度があり、任意の箇所に印字が可能となってパーツ単位
の管理が徹底する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の第1
実施形態を示す全体図である。
【0020】図1において、参照符号1は自動倉庫、2
は板材加工機、3はアンローディング装置、4はパーツ
支持台である。
【0021】上記自動倉庫1は、ワークWを貯蔵してお
いて、次段の板材加工機2に供給する装置であって、よ
く知られているように、高速一枚取装置1aとエレベー
タ1bから構成されている。
【0022】上記板材加工機2は、例えば、タレットパ
ンチプレスであり、ワークWに加工を施すと共に、出来
上がったパーツPを搬出する装置であって、図示するよ
うに、加工用金型20を有する。
【0023】上記アンローディング装置3は、前記板材
加工機2により加工されたパーツPを搬入して集積する
装置であり、図1に示すように、集積装置3aと乗継コ
ンベア3b、3cから構成されている。
【0024】上記集積装置3aは、その上方において、
アンローダレール53を有し、該アンローダレール53
は、後述するパーツ支持台4の前部までX軸方向に延び
ており、例えば、ラックとピニオン(図示省略)の組み
合わせにより自走可能なアンローダ54が取り付けられ
ている。
【0025】上記アンローダ54には、上下シリンダ5
5を介して、ストレッチ51が支持され、該ストレッチ
51には、クランプ52が取り付けられている。
【0026】上記集積装置3aの後段には、パーツ支持
台4が設けられ、該パーツ支持台4の詳細は、図2に示
されている。
【0027】図2において、パーツ支持台4は、前記集
積装置3aから搬入されたパーツPを支持するサポート
テーブルであって、支持フレーム77を有し、該支持フ
レーム77には、複数本の支持手段41、例えば、サボ
ートローラが回転自在に支承されている。
【0028】上記サポートローラ41は、X軸方向に複
数本配置され(図1、図2)、図3に示すように、2本
目のサポートローラ412と3本目のサポートローラ4
13は、他のサポートローラ411、414・・・と
は、構成が異なっている。
【0029】即ち、2本目のサポートローラ412は、
その両端において、L字型の支持部材98に回転自在に
支承され、該支持部材98はシリンダ96に結合されて
いると共に、該シリンダ96は横断フレーム95に固定
されている。
【0030】従って、シリンダ96を作動することによ
り、2本目のサポートローラ412は、上下動可能であ
る(図3(C))。
【0031】また、3本目のサポートローラ413は、
図3に示すように、Y軸方向に複数本、例えば6本に分
割されて一直線状に配置され、各サポートローラ413
は支持金具102に回転自在に支承され、該支持金具1
02は前記横断フレーム95に固定されている。
【0032】上記分割された3本目のサポートローラ4
13間には、ストッパ90が配置され、該ストッパ90
は、ヒンジ101によりシリンダ94のピストンロッド
93に結合され、シリンダ94は前記横断フレーム95
にヒンジ100により結合されている。
【0033】また、上記ストッパ90には、回動部材9
1が取り付けられ、該回動部材91は支持フレーム77
に固定された枢軸92に回動可能に結合されている。
【0034】従って、ストッパ90は、シリンダ94を
作動することにより、枢軸92に関して回動するいわば
スイング式のストッパであってパスラインPLに対して
出没可能である(図3(B)、図3(C))。
【0035】この構成により、後述するように、パーツ
Pを集積装置3aからサポートテーブル4へ搬入する場
合と印字後のパーツPをサポートテーブル4から集積装
置3aへ搬出する場合に、パスラインPLから上方に突
出したストッパ90により該パーツPを位置決めすると
共に(図3(B))、位置決めしたパーツPを2本目の
サポートローラ412で押し上げることによりサポート
テーブル4のクランプ66又は集積装置3aのクランプ
52が把持し易いようになっている(図3(C))。
【0036】上記サポートローラ41の上方には、図2
に示すように、把持手段42が設けられ、該把持手段4
2は、サポートローラ41により支持されたパーツPを
把持し、X軸方向に移動可能である。
【0037】上記把持手段42は、Y軸方向に延びるス
トレッチ67を有し、該ストレッチ67には、前部にク
ランプ66が取り付けられている。
【0038】また、把持手段42を構成するストレッチ
67の両側には、車輪68が取り付けられ、レール10
3上を走行できるようになっている。
【0039】また、上記把持手段42を構成するストレ
ッチ67の両端には、固定具69が取り付けられ、該固
定具69はチェーン70に固定され、更に、チェーン7
0は、従動プーリ71に巻回されている。
【0040】従動プーリ71は、サポートテーブル4の
後部において、連結棒72により連結され、該連結棒7
2の直下には、ブラケット74に固定されたX軸モータ
Mxの駆動プーリ75が配置され、該駆動プーリ75と
前記連結棒72には、ベルト73が巻回されている。
【0041】この構成により、X軸モータMxを回転さ
せると、従動プーリ71に巻回されたチェーン70が循
環し、把持手段42がX軸方向に移動する。
【0042】一方、サポートテーブル4の中央部よりや
や前方には、パーツPに印字し、Y軸方向に移動可能な
印字手段43が設けられている。
【0043】上記印字手段43は、サポートテーブル4
を横断するY軸フレーム58を有し、該Y軸フレーム5
8は支柱56を介して支持フレーム77に固設されてい
て上記把持手段42より上方に配置されている。
【0044】上記Y軸フレーム58には、図2に向かっ
て左端にY軸モータMyが固定され、該Y軸モータMy
の駆動プーリ59aと右端の従動プーリ59bには、ベ
ルト60が巻回され、該ベルト60には、固定具64と
取付板64a(図4、図5)を介してインクジェットプ
リンタの昇降用シリンダ63が固定されている。
【0045】また、Y軸フレーム58には、上記ベルト
60に平行してガイドレール61が設けられ、該ガイド
レール61には、上記固定具64にねじ10、11で固
定されたスライダ61aがすべり結合している。
【0046】更に、昇降用シリンダ63のピストンロッ
ド8、9には、昇降板7が固定され、該昇降板7には、
インクジェットプリンタのヘッド62が固定されてい
る。
【0047】このヘッド62には、インク供給用のチュ
ーブ201が結合され(図4)、該チューブ201から
供給されたインク19を、上記把持手段42のクランプ
66(図2)に把持されたパーツPに噴射し、バーコー
ド65を塗布することにより印字される。
【0048】上記チューブ201は、ヘッド62から上
方に延び(図4)、固定具64にねじ16で固定された
取付枠200に押圧部材204により圧着され、その後
該チューブ201は更に延びて下方に垂れ下がってい
る。
【0049】下方に垂れ下がったチューブ201は、図
4(B)に示すように、Y軸フレーム58にL字型部材
203を介して固定されたレール202上に到達し、該
レール202上を駆動プーリ59a側に向かって進行
し、ねじ14、15(図5)で固定された門型のチュー
ブ押さえ18を貫通して外部のインクタンク(図示省
略)に連通している。
【0050】尚、上記取付枠200には、インク供給用
のチューブ201だけでなく、昇降用シリンダ63に空
気を供給するチューブ(図示省略)等も圧着され、該チ
ューブ201と同様に、上記レール202のチューブ押
さえ18を貫通して外部の空気供給源等(図示省略)に
連結している。
【0051】また、上記インクジェットプリンタのヘッ
ド62は、図5に示すように、昇降用シリンダ63の作
用により実線の位置(最上位)と一点鎖線の位置(最下
位)の間を上下動し、最上位にあるときは、把持手段4
2のストレッチ67より上方に位置している。
【0052】従って、この構成により、印字手段43を
構成するインクジェットプリンタのヘッド62は、把持
手段42との干渉を避けながら、既述したY軸モータM
y(図2)を回転してベルト60を循環させることによ
り、Y軸フレーム58に沿ってY軸方向に移動し、把持
手段42により把持されたパーツPにインク19を噴射
してバーコード65を印字することができ、この間、取
付枠200に圧着されたチューブ201等もレール20
2上を摺動しながら、ヘッド62と同時にY軸方向に移
動する。
【0053】この場合、印字手段43は、上述したよう
に、Y軸方向に移動しながらパーツPに印字することも
できるし、Y軸方向の移動と把持手段42によるパーツ
PのX軸方向の移動を組み合わせることにより、印字制
御を行うこともできる。
【0054】図6は、本発明の第2実施形態を示す詳細
図である。
【0055】第1実施形態(図1〜図5)との相違点
は、次のとおりである。
【0056】即ち、集積装置3aのアンローダ54に
は、2つのクランプ52と52aが、ストレッチ51を
介して図示するように背中合わせに取り付けられてい
る。
【0057】この構成により、アンローダ54は、上記
クランプ52により板材加工機2からパーツPを搬出し
て集積装置3aに集積した後(矢印F)、該パーツPを
解放し、反対側に(矢印E方向)に移動してもう一方の
クランプ52aでパーツPを持ち替えることにより、サ
ポートテーブル4にパーツPを搬入する。
【0058】また、このように、集積装置3aには、サ
ポートテーブル4に対するパーツ搬入用のクランプ52
aが設けられていることから、該サポートテーブル4に
は、第1実施形態のような把持手段42(図1〜図5)
は設けられていず、支持手段41と印字手段43のみが
設けられ、しかも印字手段43は、Y軸方向のみならず
X軸方向にも移動可能である。
【0059】即ち、図6に示すように、印字手段43
は、サポートテーブル4を横断するキャリッジベース8
0を有し、該キャリッジベース80は、それに内蔵した
ナット(図示省略)がボールねじ83に螺合している。
【0060】ボールねじ83は、X軸方向に延びてお
り、ブラケット85に固定したX軸モータMxに結合さ
れている。
【0061】また、キャリッジベース80は、LMガイ
ドレール86にすべり結合し、該LMガイドレール86
は、X軸方向に延びる梁柱フレーム84に固定されてい
る。
【0062】一方、キャリッジベース80には、Y軸モ
ータMyが内蔵され、該Y軸モータMyには、ボールね
じ82が結合されている。
【0063】ボールねじ82は、Y軸方向に延びていて
キャリッジ81がナット(図示省略)を介して螺合し、
該キャリッジ81には、図示するように、インクジェッ
トプリンタの昇降用シリンダ63が取り付けられてい
る。
【0064】また、キャリッジベース80には、上記ボ
ールねじ82に平行してLMガイドレール87が固定さ
れ、該LMガイドレール87には、前記キャリッジ81
がすべり結合している。
【0065】この構成により、昇降用シリンダ63に取
り付けられたインクジェットプリンタのヘッド62は、
X軸方向とY軸方向に移動しながら既述した集積装置3
aのアンローダ54のクランプ52aに把持されたパー
ツPにインク19を噴射してバーコード65を塗布する
ことにより印字する。
【0066】以下、上記構成を有する本発明の動作を説
明する。この場合の動作制御は、図1、又は図6に示す
装置に設けられた制御部(図示省略)により、行われ
る。
【0067】(1)第1実施形態(図1〜図5)におけ
る動作 板材加工機2で加工されたパーツPは、図2に示すアン
ローダ54のクランプ52により把持され、集積装置3
aを通過して(矢印B)、次段のサポートテーブル4の
パスラインPLから突出したストッパ90の位置まで搬
入される(図3(B))。
【0068】ここで、アンローダ54のクランプ52は
該パーツPを解放して退避し(矢印A)、代わってサポ
ートテーブル4の把持手段42がパーツPに近づき(矢
印C)、上昇する2本目のサポートローラ412により
押し上げられたパーツPをクランプ66で把持し(図3
(C))、該2本目のサポートローラ412が降下した
後、パスラインPLより没入したストッパ90の上方を
通過してX軸方向の所定の位置まで移動する(矢印
D)。
【0069】次いで、印字手段43をY軸方向に移動さ
せて、ヘッド62からインク19を噴射させ、クランプ
66に把持されたパーツPにバーコード65を塗布する
ことにより、印字が行われる(図2)。
【0070】印字されたパーツPは、クランプ66に把
持されて集積装置3aに向かって移動するが(矢印
C)、3本目のサポートローラ413を通過した後直ち
に戻るので(矢印D)、パーツPは、パスラインPLか
ら上方に突出したストッパ90に突き当たって停止し位
置決めされる(図3(B))。
【0071】ここで、把持手段42のクランプ66は、
位置決めされたパーツPを解放して退避する(矢印D)
と同時にストッパ90がパスラインPLより下方に没入
する(図3(C))。
【0072】代わりに、再度アンローダ54がサポート
テーブル4へ進入し(矢印B)、2本目のサポートロー
ラ412により押し上げられたパーツPを(図3
(C))、クランプ52により把持した後後退し(矢印
A)集積装置3aへ移動させ、上下シリンダ55(図
2)を作動させてパイプローラ78上に該パーツPを載
せ、リフタ57の上方において位置決めした後、パイプ
ローラ78を退避させて該パーツPを、図2に示すパレ
ット79上に集積する。
【0073】(2)第2実施形態(図6)における動作
【0074】板材加工機2で加工されたパーツPは、図
6に示すアンローダ54のクランプ52により把持され
て集積装置3aに移動し(矢印F)パイプローラ78上
に載せられる。
【0075】ここで、クランプ52はパーツPを解放
し、アンローダ54が後退して(矢印E)もう一方のク
ランプ52aがパーツPの反対側を把持した後、今度は
アンローダ54が前進して(矢印F)、図示するよう
に、パーツPをサポートテーブル4へ搬入し、所定の位
置で停止する。
【0076】次いで、印字手段43が、X軸モータMx
とY軸モータMyによりX軸方向とY軸方向に移動し、
ヘッド62からインク19を噴射させ、クランプ52a
に把持されたパーツPにバーコード65を塗布すること
により、印字が行われる(図6)。
【0077】印字されたパーツPは、クランプ52aに
把持された状態で集積装置3aへ移動し(矢印E)、集
積装置3aにおいては、上下シリンダ55を作動させて
パイプローラ78上に該パーツPを載せ、リフタ57の
上方において位置決めした後、パイプローラ78を退避
させて該パーツPを、図6に示すパレット79上に集積
する。
【0078】尚、上記の実施形態においては、板材加工
機の一例であるタレットパンチプレスに適用される場合
を説明したが、本発明はこれに限定されず、レーザ加工
機、折曲げ加工機等の他の板材加工機にも適用され上記
と同様の効果を奏することは勿論である。
【0079】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、板材加
工機用パーツ印字装置を、板材加工機2で加工されたパ
ーツPを集積する集積装置3aの後段に印字装置を設置
し、集積装置3aから搬入された加工後のパーツPにX
軸方向とY軸方向に印字するように構成したことによ
り、加工後のパーツPに印字するので、印字処理中に次
の加工処理が可能となって生産効率が向上し、また、パ
ーツPに対してX軸方向とY軸方向に印字するので、印
字範囲に自由度があり、任意の箇所に印字が可能となっ
てパーツ単位の管理が徹底するという技術的効果を奏す
ることとなった。
【0080】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明を構成する集積装置とパーツ支持台の詳
細図である。
【図3】本発明を構成する支持手段の詳細図である。
【図4】本発明を構成する印字手段の詳細図である。
【図5】本発明を構成する把持手段と印字手段との関係
を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫 2 板材加工機 3 アンローディング装置 4 パーツ支持台 41 支持手段 42 把持手段 43 印字手段 65 バーコート P パーツ W ワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機で加工されたパーツを集積す
    る集積装置の後段に、印字装置を設置し、集積装置から
    搬入されたパーツにX軸方向とY軸方向に印字すること
    を特徴とする板材加工機用パーツ印字装置。
  2. 【請求項2】 板材加工機で加工されたパーツを集積す
    る集積装置の後段に、パーツ支持台が設けられ、 該パーツ支持台は、集積装置から搬送されたパーツを支
    持し、回転自在に取り付けられた支持手段と、 支持手段により支持されたパーツを把持して搬入し、X
    軸方向に移動可能な把持手段と、 把持手段により搬入されたパーツに印字し、Y軸方向に
    移動可能な印字手段から構成されていることを特徴とす
    る板材加工機用パーツ印字装置。
  3. 【請求項3】 上記支持手段を構成する複数本のサポー
    トローラのうち、2本目のサポートローラは上下動可能
    に取り付けられていると共に、3本目のサポートローラ
    はY軸方向に分割され、分割された3本目のサポートロ
    ーラ間には、ストッパがパスラインに対して出没可能に
    取り付けられている請求項2記載の板材加工機用パーツ
    印字装置。
  4. 【請求項4】 上記把持手段がクランプを取り付けたス
    トレッチを有し、該ストレッチはチェーンに固定されて
    いると共に車輪を備え、チェーンを循環させることによ
    り、レール上をX軸方向に移動する請求項2記載の板材
    加工機用パーツ印字装置。
  5. 【請求項5】 上記パーツ支持台を横断するY軸フレー
    ムにベルトとガイドレールが設けられていると共に、上
    記印字手段がインクジェットプリンタのヘッドを有し、
    該ヘッドは、昇降用シリンダを介してベルトとガイドレ
    ールに取り付けられ、ベルトを循環させることにより、
    ガイドレールに沿ってY軸方向に移動する請求項2記載
    の板材加工機用パーツ印字装置。
  6. 【請求項6】 板材加工機で加工されたパーツを集積す
    る集積装置の後段に、パーツ支持台が設けられ、 該パーツ支持台は、集積装置から搬送されたパーツを支
    持し、回転自在に取り付けられた支持手段と、 該支持手段により支持されながら上記集積装置の把持手
    段により把持されて搬入されたパーツに印字し、X軸方
    向とY軸方向に移動可能な印字手段から構成されている
    ことを特徴とする板材加工機用パーツ印字装置。
JP23018396A 1996-08-30 1996-08-30 板材加工機用パーツ印字装置 Pending JPH1071709A (ja)

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