JPH1070730A - 画像符号化・復号化装置、及びその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
画像符号化・復号化装置、及びその制御プログラムを記録した記録媒体Info
- Publication number
- JPH1070730A JPH1070730A JP9102837A JP10283797A JPH1070730A JP H1070730 A JPH1070730 A JP H1070730A JP 9102837 A JP9102837 A JP 9102837A JP 10283797 A JP10283797 A JP 10283797A JP H1070730 A JPH1070730 A JP H1070730A
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- Japan
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- image
- smoothing
- encoding
- decoding
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プログレッシブ符号化を行うにあたって、画
像をビットプレーンごとに伝送し、段階が進んだ上位の
階調の画像のビットプレーン1枚受信しただけでも、表
示画像を書き換えることができ、その際に画質の劣化が
ない画像符号化装置を提供する。 【解決手段】 画面を平滑化していき、画像の階層を作
る。平滑化された画面から平滑化前の画像を予測し画像
をグレイコードに変換したあとビットプブレーンごとに
順次下の階層から符号化していく。かかる符号化データ
を復号化する際には、すでに復号化を終えた平滑化され
た画像をメモリ7から参照して平滑前の画像の符号をビ
ットプレーンごとに参照復号化部6で復号化する。復号
しビデオメモリ9に書き込まれたビットプレーンをグラ
フィックコントローラ10が有するグレイコードに対す
るルック・アップ・テーブルを使い、画像を書き換え、
表示する。
像をビットプレーンごとに伝送し、段階が進んだ上位の
階調の画像のビットプレーン1枚受信しただけでも、表
示画像を書き換えることができ、その際に画質の劣化が
ない画像符号化装置を提供する。 【解決手段】 画面を平滑化していき、画像の階層を作
る。平滑化された画面から平滑化前の画像を予測し画像
をグレイコードに変換したあとビットプブレーンごとに
順次下の階層から符号化していく。かかる符号化データ
を復号化する際には、すでに復号化を終えた平滑化され
た画像をメモリ7から参照して平滑前の画像の符号をビ
ットプレーンごとに参照復号化部6で復号化する。復号
しビデオメモリ9に書き込まれたビットプレーンをグラ
フィックコントローラ10が有するグレイコードに対す
るルック・アップ・テーブルを使い、画像を書き換え、
表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像通信における
画像符号化・復号化装置に関し、より詳細には、ディジ
タル静止画像に適用し得る可逆圧縮符号化方式による当
該装置に関する。なお、本説明において、画像符号化・
復号化装置とは、同一装置内に画像符号化機能と画像復
号化機能の両機能を有するもの、あるいは、画像符号化
機能を単独で有するもの、あるいは、画像復号化機能を
単独で有するもの等を指すものとする。
画像符号化・復号化装置に関し、より詳細には、ディジ
タル静止画像に適用し得る可逆圧縮符号化方式による当
該装置に関する。なお、本説明において、画像符号化・
復号化装置とは、同一装置内に画像符号化機能と画像復
号化機能の両機能を有するもの、あるいは、画像符号化
機能を単独で有するもの、あるいは、画像復号化機能を
単独で有するもの等を指すものとする。
【0002】
【従来の技術】伝送されてくる画像をソフトコピーとし
てディスプレイに表示するようにした通信方式におい
て、画像の伝送に時間が掛かるとき、受信者側の心理的
負担を少なくする目的で、プログレッシブ符号化が使わ
れることが多い。その理由は、もうlつの方式として知
られている画像を構成する画面の一端から順に復号化さ
れるシーケンシャル符号化によると、受信側ではディス
プレイに画像が、例えば、上からというように徐々に表
示がなされるため、受信者がいらいらするということも
あるからと考えられ、その点、プログレッシブ符号化で
は、受信の初期段階で解像度あるいは階調の小さい(符
号量の小さい)全面画像が表示され、順次解像度あるい
は階調のより大きい画像に置き換えられていくので、受
信の初期の段階でも画像が何であるかが判り、必要でな
ければそこで受信を打ち切ることもできるという利点が
ある。
てディスプレイに表示するようにした通信方式におい
て、画像の伝送に時間が掛かるとき、受信者側の心理的
負担を少なくする目的で、プログレッシブ符号化が使わ
れることが多い。その理由は、もうlつの方式として知
られている画像を構成する画面の一端から順に復号化さ
れるシーケンシャル符号化によると、受信側ではディス
プレイに画像が、例えば、上からというように徐々に表
示がなされるため、受信者がいらいらするということも
あるからと考えられ、その点、プログレッシブ符号化で
は、受信の初期段階で解像度あるいは階調の小さい(符
号量の小さい)全面画像が表示され、順次解像度あるい
は階調のより大きい画像に置き換えられていくので、受
信の初期の段階でも画像が何であるかが判り、必要でな
ければそこで受信を打ち切ることもできるという利点が
ある。
【0003】図14は、上述のシーケンシャル符号化と
プログレッシブ符号化において、受信の段階によって表
示が変わっていく様子を表現している。ところで、近
年、ワープロや携帯端末の市場が延びてきており、画像
表示する用途が−層増加してくる。そして、ワープロや
携帯端末は、装置を小型軽量にするために、画像表示部
においてもなるベくメモリ容量を小さく、ハードウエア
の規模も小さくする必要がある。
プログレッシブ符号化において、受信の段階によって表
示が変わっていく様子を表現している。ところで、近
年、ワープロや携帯端末の市場が延びてきており、画像
表示する用途が−層増加してくる。そして、ワープロや
携帯端末は、装置を小型軽量にするために、画像表示部
においてもなるベくメモリ容量を小さく、ハードウエア
の規模も小さくする必要がある。
【0004】図15は、一般的な画像表示部の一例であ
る。ビデオメモリとそれに格納された値に応じた色信号
のルック・アップ・テーブルをもつグラフィックコント
ローラ(ディスプレイコントローラ)、グラフィックコ
ントローラから出力され色信号に応じた色を表示するデ
ィスプレイがある。ワープロや携帯端末に表示される画
像は、文字画像が主である。文字画像は、白黒の2値で
十分なので、少ないメモリ容量で、画像を表示するため
に、ビットプレーン型のビデオメモリが使われているこ
とが多い。ビットプレーン型ビデオメモリは、複数のプ
レーンで階調を表すようにしており、画素の階調を表す
各ビットは離れたアドレスにある。2値画像を表示する
ときは、画像データをプレーンメモリの一つだけに転送
して、ルック・アップ・テーブルは、その一つのプレー
ンの値が0なら白、1なら黒にしておけばよいので、表
示パワーは、小さくてすむ。
る。ビデオメモリとそれに格納された値に応じた色信号
のルック・アップ・テーブルをもつグラフィックコント
ローラ(ディスプレイコントローラ)、グラフィックコ
ントローラから出力され色信号に応じた色を表示するデ
ィスプレイがある。ワープロや携帯端末に表示される画
像は、文字画像が主である。文字画像は、白黒の2値で
十分なので、少ないメモリ容量で、画像を表示するため
に、ビットプレーン型のビデオメモリが使われているこ
とが多い。ビットプレーン型ビデオメモリは、複数のプ
レーンで階調を表すようにしており、画素の階調を表す
各ビットは離れたアドレスにある。2値画像を表示する
ときは、画像データをプレーンメモリの一つだけに転送
して、ルック・アップ・テーブルは、その一つのプレー
ンの値が0なら白、1なら黒にしておけばよいので、表
示パワーは、小さくてすむ。
【0005】ワープロや携帯端末でも自然画像を表示す
る用途が多くなってくると思われる。自然画を表示する
には大きな階調数が必要であるが、一般にビットプレー
ン型ビデオメモリのプレーンメモリの数は3から4くら
い(図15参照)で、階調数は大きくできない。しか
し、階調数が制限されていても、疑似的に階調の大きい
画像に階調変換する多値ディザ法という方法がある。多
値ディザ法は2値のディザ法と同様に閾値を変動させる
ことにより、原画像の濃度の上下の濃度の画素をばらま
き、ばらまかれた画素の密度によって画素の本来持って
いない中間の値を表すことができる。例えば、図16の
ように濃度6と5の画素を配置すれば、遠くから見れば
5.5ぐらいの濃度に見える。
る用途が多くなってくると思われる。自然画を表示する
には大きな階調数が必要であるが、一般にビットプレー
ン型ビデオメモリのプレーンメモリの数は3から4くら
い(図15参照)で、階調数は大きくできない。しか
し、階調数が制限されていても、疑似的に階調の大きい
画像に階調変換する多値ディザ法という方法がある。多
値ディザ法は2値のディザ法と同様に閾値を変動させる
ことにより、原画像の濃度の上下の濃度の画素をばらま
き、ばらまかれた画素の密度によって画素の本来持って
いない中間の値を表すことができる。例えば、図16の
ように濃度6と5の画素を配置すれば、遠くから見れば
5.5ぐらいの濃度に見える。
【0006】また、多値ディザ画像は、空間的な濃度変
化が1画素ごとに凸凹している。そのため、DCT(Di
screte Cosine Transform)などの変換符号化に向か
ず、また非可逆符号化をすると極端に画質が劣化するの
で、可逆符号化を行うことが必須である。だが、多値デ
ィザ画像はもともと情報量が多いため、可逆符号化では
圧縮率がよくない。そこで、多値ディザ画像を伝送する
には上記で述べたプログレッシブ符号化が有効になる。
化が1画素ごとに凸凹している。そのため、DCT(Di
screte Cosine Transform)などの変換符号化に向か
ず、また非可逆符号化をすると極端に画質が劣化するの
で、可逆符号化を行うことが必須である。だが、多値デ
ィザ画像はもともと情報量が多いため、可逆符号化では
圧縮率がよくない。そこで、多値ディザ画像を伝送する
には上記で述べたプログレッシブ符号化が有効になる。
【0007】図17は、プログレッシブ符号化の概念を
説明するためのブロック図である。プログレッシブ符号
化では送信側で、平滑化により、原画像から、それより
解像度あるいは階調の小さい画像を作り、必要ならば、
順次、さらに解像度あるいは階調の小さい画像を作って
いく。送信側では、一番下の階層の画像は単独で符号化
するが、原画像を含むそれ以外の画像は、その下の画像
から予測し符号量を減らす予測符号化を行うことができ
る。符号化が済んだ下の符号から順次送信していく。受
信側では、一番下の階層の符号から受け取り順次復号
し、上の階層の画像が復号できたら順次ビデオメモリ上
への画像を転送、書き換えることにより、ディスプレイ
の表示画像を変えていく。一番下の階層の符号は単独で
復号化できるが、その上の階層の符号からは、その下の
復号済みの画像を参照しなければ復号できない。
説明するためのブロック図である。プログレッシブ符号
化では送信側で、平滑化により、原画像から、それより
解像度あるいは階調の小さい画像を作り、必要ならば、
順次、さらに解像度あるいは階調の小さい画像を作って
いく。送信側では、一番下の階層の画像は単独で符号化
するが、原画像を含むそれ以外の画像は、その下の画像
から予測し符号量を減らす予測符号化を行うことができ
る。符号化が済んだ下の符号から順次送信していく。受
信側では、一番下の階層の符号から受け取り順次復号
し、上の階層の画像が復号できたら順次ビデオメモリ上
への画像を転送、書き換えることにより、ディスプレイ
の表示画像を変えていく。一番下の階層の符号は単独で
復号化できるが、その上の階層の符号からは、その下の
復号済みの画像を参照しなければ復号できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記プログレッシブ符
号化の送信側で画像を平滑化するとき、符号量を小さく
することだけを目的としているため、受信側のビデオメ
モリがビットプレーン型の場合、符号を受け取り、表示
画像を書き換えるとき、プレーン全部の値を変えなけれ
ばならない。そして、CPUなどによるプレーンの値を
一つ一つ書き換えるには、時間が掛かり、また、短時間
で全プレーンの値を書き換えるには、専用のハードウエ
アが必要である。
号化の送信側で画像を平滑化するとき、符号量を小さく
することだけを目的としているため、受信側のビデオメ
モリがビットプレーン型の場合、符号を受け取り、表示
画像を書き換えるとき、プレーン全部の値を変えなけれ
ばならない。そして、CPUなどによるプレーンの値を
一つ一つ書き換えるには、時間が掛かり、また、短時間
で全プレーンの値を書き換えるには、専用のハードウエ
アが必要である。
【0009】また、例えば送信側でプレーンごとの符号
化をする場合、ファックスで使われているMH(Modifi
ed Huffman)などの2値画像用符号化を用ちいることが
できるが、受信側でプレーンごとに書き換えると、画素
の濃度が無意味な値になり、極端に画質が劣化してしま
う。例えば、ある画素の値が6から、画像の書き換えに
より5に変わるとき、自然2進数では6は110、5は
101であるから、2番目のプレーンを書き換えたとき
に画素の値が2進数で100、10進数で4になってし
まう。
化をする場合、ファックスで使われているMH(Modifi
ed Huffman)などの2値画像用符号化を用ちいることが
できるが、受信側でプレーンごとに書き換えると、画素
の濃度が無意味な値になり、極端に画質が劣化してしま
う。例えば、ある画素の値が6から、画像の書き換えに
より5に変わるとき、自然2進数では6は110、5は
101であるから、2番目のプレーンを書き換えたとき
に画素の値が2進数で100、10進数で4になってし
まう。
【0010】したがって、画像の濃度を自然2進コード
で表しているときは、受信し復号したプレーンをメモリ
に貯め、画像のすべてのプレーンがそろうまで、表示画
像を書き換えることはできない。ところで、2進数表現
には、自然2進コードの他にグレイコードというものが
ある。図18の様に、差が1の隣りあう二つのグレイコ
ードはハミング距離が1という性質がある。ハミング距
離とは、異なる符号の数で、例えば、111と101の
ハミング距離は、lで、100と011のハミング距離
は、2である。したがって、グレイコードのビットプレ
ーンを用いれば、書き換える前と後の二つの画像の濃度
差が0かlであれば、プレーンを1ずつ書き換えていっ
ても途中で変な値にならず、面質が劣化しない。
で表しているときは、受信し復号したプレーンをメモリ
に貯め、画像のすべてのプレーンがそろうまで、表示画
像を書き換えることはできない。ところで、2進数表現
には、自然2進コードの他にグレイコードというものが
ある。図18の様に、差が1の隣りあう二つのグレイコ
ードはハミング距離が1という性質がある。ハミング距
離とは、異なる符号の数で、例えば、111と101の
ハミング距離は、lで、100と011のハミング距離
は、2である。したがって、グレイコードのビットプレ
ーンを用いれば、書き換える前と後の二つの画像の濃度
差が0かlであれば、プレーンを1ずつ書き換えていっ
ても途中で変な値にならず、面質が劣化しない。
【0011】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
なされたものであり、プログレッシブ符号化を行うにあ
たって、画像をビットプレーンごとに伝送し、段階が進
んだ上位の階調の画像のビットプレーン1枚受信しただ
けでも、表示画像を書き換えることができ、その際に画
質の劣化がない画像符号化・復号化装置を提供するもの
であり、さらに、該画像符号化・復号化装置を制御する
プログラムを記録した記録媒体を提供するものである。
なされたものであり、プログレッシブ符号化を行うにあ
たって、画像をビットプレーンごとに伝送し、段階が進
んだ上位の階調の画像のビットプレーン1枚受信しただ
けでも、表示画像を書き換えることができ、その際に画
質の劣化がない画像符号化・復号化装置を提供するもの
であり、さらに、該画像符号化・復号化装置を制御する
プログラムを記録した記録媒体を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項lの発明は、入力
画像を平滑化する平滑化手段と、該平滑化手段による平
滑化後の画像及び該平滑化後の画像から予測された平滑
化前の画像それぞれについてプログレッシブ符号化を行
う符号化手段を有する画像符号化・復号化装置におい
て、前記符号化手段が、入力される画像をグレイコード
に変換するグレイコード変換手段と、該グレイコード変
換手段によるグレイコードのビットプレーンにおけるデ
ータを作成するビットプレーンデータ作成手段と、該ビ
ットプレーンデータ作成手段による前記平滑化後の画面
に基づくビットプレーンデータから前記平滑化前のビッ
トプレーンデータを予測し符号化する第lの符号化手段
と、前記ビットプレーンデータ作成手段による前記平滑
化後のビットプレーンデータと前記平滑化前の上位のビ
ットプレーンデータから該平滑化前の下位のビットプレ
ーンデータを予測し符号化する第2の符号化手段を備え
るようにしたものである。
画像を平滑化する平滑化手段と、該平滑化手段による平
滑化後の画像及び該平滑化後の画像から予測された平滑
化前の画像それぞれについてプログレッシブ符号化を行
う符号化手段を有する画像符号化・復号化装置におい
て、前記符号化手段が、入力される画像をグレイコード
に変換するグレイコード変換手段と、該グレイコード変
換手段によるグレイコードのビットプレーンにおけるデ
ータを作成するビットプレーンデータ作成手段と、該ビ
ットプレーンデータ作成手段による前記平滑化後の画面
に基づくビットプレーンデータから前記平滑化前のビッ
トプレーンデータを予測し符号化する第lの符号化手段
と、前記ビットプレーンデータ作成手段による前記平滑
化後のビットプレーンデータと前記平滑化前の上位のビ
ットプレーンデータから該平滑化前の下位のビットプレ
ーンデータを予測し符号化する第2の符号化手段を備え
るようにしたものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1記載の画像符
号化・復号化装置による符号化データの復号化手段で、
前記平滑化後の画像のデータを復号化し、さらに、該復
号化画像を参照して前記平滑化前の画像のデータを順次
復号化する復号化手段と、該復号化手段により順次復号
化される画像をプログレッシブに表示する表示手段を備
えるようにしたものである。
号化・復号化装置による符号化データの復号化手段で、
前記平滑化後の画像のデータを復号化し、さらに、該復
号化画像を参照して前記平滑化前の画像のデータを順次
復号化する復号化手段と、該復号化手段により順次復号
化される画像をプログレッシブに表示する表示手段を備
えるようにしたものである。
【0014】請求項3の発明は、諦求項2記載の発明に
おいて、前記復号化手段が、前記平滑後のビットプレー
ンデータを参照して前記第lの符号化手段による前記平
滑化前のビットプレーンデータの符号を復号化する第1
の復号化手段と、前記平滑化後のビットプレーンデータ
と前記平滑化前の上位ビットプレーンデータを参照して
前記第2の符号化手段による平滑化前の画像の下位のビ
ットプレーンの符号を復号化する第2の復号化手段を備
えるようにしたものである。
おいて、前記復号化手段が、前記平滑後のビットプレー
ンデータを参照して前記第lの符号化手段による前記平
滑化前のビットプレーンデータの符号を復号化する第1
の復号化手段と、前記平滑化後のビットプレーンデータ
と前記平滑化前の上位ビットプレーンデータを参照して
前記第2の符号化手段による平滑化前の画像の下位のビ
ットプレーンの符号を復号化する第2の復号化手段を備
えるようにしたものである。
【0015】請求項4の発明は、請求項2又は3記載の
発明において、グレイコードに対するルック・アップ・
テーブルをもつ変換手段を備え、前記プログレッシブ表
示の際に、該ルック・アップ・テーブルを変えずに画像
信号への変換がなされるようにしたものである。
発明において、グレイコードに対するルック・アップ・
テーブルをもつ変換手段を備え、前記プログレッシブ表
示の際に、該ルック・アップ・テーブルを変えずに画像
信号への変換がなされるようにしたものである。
【0016】請求項5の発明は、上記請求項1乃至請求
項4のいずれか一項に記載された画像符号化・復号化装
置を制御するためのコンピュータプログラムを記録した
記録媒体であって、該制御プログラムは、入力画像の平
滑化を行う平滑化手段で平滑化データを算出させ、該平
滑化後の画像及び該平滑化後の画像から予測された平滑
化前の画像それぞれについてプログレッシブ符号化を行
う符号化手段で符号データを算出させるようにしたもの
である。
項4のいずれか一項に記載された画像符号化・復号化装
置を制御するためのコンピュータプログラムを記録した
記録媒体であって、該制御プログラムは、入力画像の平
滑化を行う平滑化手段で平滑化データを算出させ、該平
滑化後の画像及び該平滑化後の画像から予測された平滑
化前の画像それぞれについてプログレッシブ符号化を行
う符号化手段で符号データを算出させるようにしたもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の画
像符号化・復号化装置の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、階層が3のときの画像符号化・復号化装置の符
号化部を表すブロック図で、まず、この図にもとづき符
号化部の構造について説明する。図lに示すように、符
号化部は、スキャナl、スキャナlに接続され読み込ん
だ画像データを格納するメモリ2−1、メモリ2−1に
接続され、それから出力された画像データを平滑化する
平滑化部3−1、平滑化部3−1に接続され、それから
出力された画像データを格納するメモリ2−2、メモリ
2−2に接続され、それから出力された画像データを平
滑化する平滑化部3−2、平滑化部3−2に接続され、
それから出力された画像データを格納するメモリ2−
3、メモリ2−1,2−2,2−3に接続され、それか
ら出力される画像データのいずれかを選択するセレクタ
4−1、メモリ2−2,2−3に接続され、それらから
出力される画像データのどちらかを選択するセレクタ4
−2、セレクタ4−1,4−2に接続され、セレクタ4
−1から出力された画像データを用いて、セレクタ4−
2から出力された画像データを予測符号化する予測符号
化部5を具備している。
像符号化・復号化装置の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、階層が3のときの画像符号化・復号化装置の符
号化部を表すブロック図で、まず、この図にもとづき符
号化部の構造について説明する。図lに示すように、符
号化部は、スキャナl、スキャナlに接続され読み込ん
だ画像データを格納するメモリ2−1、メモリ2−1に
接続され、それから出力された画像データを平滑化する
平滑化部3−1、平滑化部3−1に接続され、それから
出力された画像データを格納するメモリ2−2、メモリ
2−2に接続され、それから出力された画像データを平
滑化する平滑化部3−2、平滑化部3−2に接続され、
それから出力された画像データを格納するメモリ2−
3、メモリ2−1,2−2,2−3に接続され、それか
ら出力される画像データのいずれかを選択するセレクタ
4−1、メモリ2−2,2−3に接続され、それらから
出力される画像データのどちらかを選択するセレクタ4
−2、セレクタ4−1,4−2に接続され、セレクタ4
−1から出力された画像データを用いて、セレクタ4−
2から出力された画像データを予測符号化する予測符号
化部5を具備している。
【0018】図2は、階層が3の場合の画像符号化・復
号化装置の復号化部を表すブロック図で、次に、この図
にもとづき復号化部の構造について説明する。図2に示
すように、復号化部は、符号を入力し後述するメモリ7
に格納されている画像データを参照して符号を復号し、
復号化された画像データを出力する参照復号化部6、参
照復号化部6に接続され、出力された画像データを格納
するビデオメモリ9、ビデオメモリ9に接続され、蓄え
られた画像データをメモリ7に転送するデータ8、デー
タ転送部8に接続され、転送された画像データを格納す
るメモリ7、ビデオメモリ9に接続され、蓄えられてい
る画像データに応じたルック・アップ・テーブルを用い
て、後述するディスプレイ11に、濃度データを送るグ
ラフィックコントローラ10、グラフィックコントロー
ラ10に接統され、送られてきた濃度データに応じた画
像を表示するディスプレイ11を具備している。
号化装置の復号化部を表すブロック図で、次に、この図
にもとづき復号化部の構造について説明する。図2に示
すように、復号化部は、符号を入力し後述するメモリ7
に格納されている画像データを参照して符号を復号し、
復号化された画像データを出力する参照復号化部6、参
照復号化部6に接続され、出力された画像データを格納
するビデオメモリ9、ビデオメモリ9に接続され、蓄え
られた画像データをメモリ7に転送するデータ8、デー
タ転送部8に接続され、転送された画像データを格納す
るメモリ7、ビデオメモリ9に接続され、蓄えられてい
る画像データに応じたルック・アップ・テーブルを用い
て、後述するディスプレイ11に、濃度データを送るグ
ラフィックコントローラ10、グラフィックコントロー
ラ10に接統され、送られてきた濃度データに応じた画
像を表示するディスプレイ11を具備している。
【0019】次に、本発明のこの実施形態の画像符号化
・復号化装置の符号化部の動作について説明する。画像
符号化部におけるスキャナ1から取り込まれた原画像
は、メモリ2−1に格納されると同時に平滑化部3−1
による平滑化され、平滑化された画像(平滑化画像1)
も、メモリ2−2に格納されると同時に平滑化部3−2
により平滑化され、2回平滑化された画像(平滑化画像
2)は、メモリ2−3に格納される。
・復号化装置の符号化部の動作について説明する。画像
符号化部におけるスキャナ1から取り込まれた原画像
は、メモリ2−1に格納されると同時に平滑化部3−1
による平滑化され、平滑化された画像(平滑化画像1)
も、メモリ2−2に格納されると同時に平滑化部3−2
により平滑化され、2回平滑化された画像(平滑化画像
2)は、メモリ2−3に格納される。
【0020】このとき、平滑化部3−1、3−2の構成
は同じで、図3に示される様に平均値算出部31と範囲
制限部32から構成される。平滑化部3−1,3−2に
入力される画像(原画像または平滑化画像1)の注目画
素(座標(x、y))の濃度をIx 、y 、平均値算出部
31から出力される一時的な濃度をHx 、y 、範囲制限
部32から出力される最終的な平滑化画像(平滑化画像
lまたは平滑化画像2)の濃度をPx 、y とする。平均
値算出部31は、濃度Ix ,y を入力し、次の演算を
し、濃度Hx ,y を出力する。
は同じで、図3に示される様に平均値算出部31と範囲
制限部32から構成される。平滑化部3−1,3−2に
入力される画像(原画像または平滑化画像1)の注目画
素(座標(x、y))の濃度をIx 、y 、平均値算出部
31から出力される一時的な濃度をHx 、y 、範囲制限
部32から出力される最終的な平滑化画像(平滑化画像
lまたは平滑化画像2)の濃度をPx 、y とする。平均
値算出部31は、濃度Ix ,y を入力し、次の演算を
し、濃度Hx ,y を出力する。
【0021】
【数1】
【0022】ここでi、jは整数、nは正の整数。ま
た、αi 、j は重み係数。範囲制限部32は濃度Hx 、
y を入力し、次の演算をし、濃度Px 、y を出力する。
た、αi 、j は重み係数。範囲制限部32は濃度Hx 、
y を入力し、次の演算をし、濃度Px 、y を出力する。
【0023】
【数2】
【0024】この演算により、Ix 、y とPx 、y には
次の関係が成り立つ。
次の関係が成り立つ。
【0025】
【数3】
【0026】つまり、(2)式の演算により2つの画像
の濃度差がlか0になり、画像を書き換えるときに、グ
レイコードのビットプレーンを用いれば、プレーンをl
ずつ書き換えていっても途中で変な値にならず、画質が
劣化しなくなる。メモリ2−1,2−2,2−3に一旦
蓄えられた画像は、平滑化画像2、平滑化画像l、原画
像の順に予測符号部5で符号化される。予測符号化部5
には、符号化される画像(符号化画像)と符号化のため
に参照される画像(参照画像)が入力される。符号化画
像と参照画像の組は、それぞれ、原画像と平滑化画像
1、平滑化画像lと平滑化画像2である。ただし、最下
層である平滑化画像2には参照画像がなく、単独で符号
化される。
の濃度差がlか0になり、画像を書き換えるときに、グ
レイコードのビットプレーンを用いれば、プレーンをl
ずつ書き換えていっても途中で変な値にならず、画質が
劣化しなくなる。メモリ2−1,2−2,2−3に一旦
蓄えられた画像は、平滑化画像2、平滑化画像l、原画
像の順に予測符号部5で符号化される。予測符号化部5
には、符号化される画像(符号化画像)と符号化のため
に参照される画像(参照画像)が入力される。符号化画
像と参照画像の組は、それぞれ、原画像と平滑化画像
1、平滑化画像lと平滑化画像2である。ただし、最下
層である平滑化画像2には参照画像がなく、単独で符号
化される。
【0027】図4は、図1の実施形態における符号化部
のより詳細なブロック図である。図4において、予測符
号化部に、符号化画像と参照画像が入力されると、それ
ぞれグレイコード変換部51C,51rで、グレイコー
ドに変換され、そのあとビットプレーン分解部52C,
52rで、ビットプレーンに分解される。ただし、この
図で実線の四角は装置で、点線又は破線の四角はデータ
の名称を表している。分解されたビットプレーンの内、
符号化画像のビットプレーンは、セレクタ53Cにより
順に、符号化対象(符号化ブレーン)として選ばれ、画
素ごとに算術符号化部54に送られ、符号化される。こ
のとき、算術符号化の圧縮率を高めるテンプレートのう
ち、モデルテンプレートとしては、符号化プレーンの注
目画素の周囲の画素の内、符号化済みの画素をとる。
のより詳細なブロック図である。図4において、予測符
号化部に、符号化画像と参照画像が入力されると、それ
ぞれグレイコード変換部51C,51rで、グレイコー
ドに変換され、そのあとビットプレーン分解部52C,
52rで、ビットプレーンに分解される。ただし、この
図で実線の四角は装置で、点線又は破線の四角はデータ
の名称を表している。分解されたビットプレーンの内、
符号化画像のビットプレーンは、セレクタ53Cにより
順に、符号化対象(符号化ブレーン)として選ばれ、画
素ごとに算術符号化部54に送られ、符号化される。こ
のとき、算術符号化の圧縮率を高めるテンプレートのう
ち、モデルテンプレートとしては、符号化プレーンの注
目画素の周囲の画素の内、符号化済みの画素をとる。
【0028】図5は、モデルテンプレートを構成する画
素配置の一例を示すものである。可変テンプレートとし
て、上位のプレーンの注目画素と、セレクタ53rによ
り選ばれた、参照画像のプレーンの内、符号化プレーン
と同じ順位のプレーンの注目画素をとる。以上、符号化
の順序と、参照するプレーンは図6に示してある。プレ
ーンごとに符号化された符号は、送信され、回線などを
通じて受信され、復号化部で復号される。
素配置の一例を示すものである。可変テンプレートとし
て、上位のプレーンの注目画素と、セレクタ53rによ
り選ばれた、参照画像のプレーンの内、符号化プレーン
と同じ順位のプレーンの注目画素をとる。以上、符号化
の順序と、参照するプレーンは図6に示してある。プレ
ーンごとに符号化された符号は、送信され、回線などを
通じて受信され、復号化部で復号される。
【0029】次に、本発明のこの実施形態の画像符号化
・復号化装置の復号化部の動作について説明する。画像
復号化部に入力された符号は、参照復号化部6で、平滑
化画像2の符号、平滑化画像lの符号、原画像の符号の
順に受信され、復号化される。まず、平滑化画像2の符
号が単独で復号化され、復号化された画像データ(平滑
化画像2)はビデオメモリ9に書き込まれ、グラフィッ
クコントローラ10によりディスプレイに画像が表示さ
れる。復号化が終わったら、データ転送部8により、ビ
デオメモリ9に格納されている平滑化画像2はメモリ7
に転送される。
・復号化装置の復号化部の動作について説明する。画像
復号化部に入力された符号は、参照復号化部6で、平滑
化画像2の符号、平滑化画像lの符号、原画像の符号の
順に受信され、復号化される。まず、平滑化画像2の符
号が単独で復号化され、復号化された画像データ(平滑
化画像2)はビデオメモリ9に書き込まれ、グラフィッ
クコントローラ10によりディスプレイに画像が表示さ
れる。復号化が終わったら、データ転送部8により、ビ
デオメモリ9に格納されている平滑化画像2はメモリ7
に転送される。
【0030】次に、参照復号化部6により、メモリ7に
蓄えられた平滑化画像2を参照して、受信された平滑画
像1の符号が復号され、ビデオメモリ9に格納される。
同様に、復号化が終わったら、メモリ7に転送される。
また、参照復号化部6により、メモリ7に蓄えられた平
滑化画像1を参照して、受信された原画像の符号が復号
され、ビデオメモリ9に格納される。ここでは、符号化
がビットプレーンごとになされているので、復号化もビ
ットプレーンごとにされる。この場合にビデオメモリ9
はビットプレーン型のもので、表示のルック・アップ・
テーブルをグレイコードのものにするので、lプレーン
ごとに復号化してビデオメモリ9に書き込むだけで、自
然2進数に直す必要がない。
蓄えられた平滑化画像2を参照して、受信された平滑画
像1の符号が復号され、ビデオメモリ9に格納される。
同様に、復号化が終わったら、メモリ7に転送される。
また、参照復号化部6により、メモリ7に蓄えられた平
滑化画像1を参照して、受信された原画像の符号が復号
され、ビデオメモリ9に格納される。ここでは、符号化
がビットプレーンごとになされているので、復号化もビ
ットプレーンごとにされる。この場合にビデオメモリ9
はビットプレーン型のもので、表示のルック・アップ・
テーブルをグレイコードのものにするので、lプレーン
ごとに復号化してビデオメモリ9に書き込むだけで、自
然2進数に直す必要がない。
【0031】図7は、図2の参照復号部6とビデオメモ
リ9、メモリ7の細部のブロック図を示すものである。
図7において、参照復号化部6(図2参照)は、算術復
号化部61のみからなり、データは点線の四角で表して
いる。この算術復号化部61は、モデルテンプレートと
可変テンプレートを参照し、入力された符号を復号化す
る。算術復号化部61により復号されたデータが画像の
第lプレーンであれば、ビデオメモリ9の第lプレーン
メモリ92−1に、第2プレーン、第3プレーンであれ
ば、それぞれ第2プレーンメモリ92−2、第3プレー
ンメモリ92−3に格納される。モデルテンプレート
は、符号化のときと同じで、図5に例が示されている
が、現在、復号化対象であるプレーンの注目画素より以
前に復号化された画素からなる。
リ9、メモリ7の細部のブロック図を示すものである。
図7において、参照復号化部6(図2参照)は、算術復
号化部61のみからなり、データは点線の四角で表して
いる。この算術復号化部61は、モデルテンプレートと
可変テンプレートを参照し、入力された符号を復号化す
る。算術復号化部61により復号されたデータが画像の
第lプレーンであれば、ビデオメモリ9の第lプレーン
メモリ92−1に、第2プレーン、第3プレーンであれ
ば、それぞれ第2プレーンメモリ92−2、第3プレー
ンメモリ92−3に格納される。モデルテンプレート
は、符号化のときと同じで、図5に例が示されている
が、現在、復号化対象であるプレーンの注目画素より以
前に復号化された画素からなる。
【0032】画像の第1、第2、第3プレーンとも復号
化が終わると、データ転送部8により、それぞれメモリ
7のそれぞれのプレーンメモリ71−1〜71−3に書
き込まれる。可変テンプレートは、符号化対象のプレー
ンより上位のプレーンと既に復号化され、メモリ7に格
納されている画像の同−プレーンの注目画素からなる。
化が終わると、データ転送部8により、それぞれメモリ
7のそれぞれのプレーンメモリ71−1〜71−3に書
き込まれる。可変テンプレートは、符号化対象のプレー
ンより上位のプレーンと既に復号化され、メモリ7に格
納されている画像の同−プレーンの注目画素からなる。
【0033】プレーン画像データが書き込まれたら、グ
ラフィックコントローラ(ディスプレイコントローラ)
は、図8のルック・アップ・テーブルにある値を用い
て、ディスプレイに画像を表示する。ただし、濃度の0
は最も暗い黒で、値が大きくなるほど明るくなり、7が
最も明るい白を表している。
ラフィックコントローラ(ディスプレイコントローラ)
は、図8のルック・アップ・テーブルにある値を用い
て、ディスプレイに画像を表示する。ただし、濃度の0
は最も暗い黒で、値が大きくなるほど明るくなり、7が
最も明るい白を表している。
【0034】次に、上記画像符号化・復号化装置をプロ
グラムされたコンピュータによって制御する場合の例
を、符号化部の制御例を示した図9、復号化部の制御例
を示した図10、平滑化処理の制御例を示した図11、
予測符号化部の制御例を示した図12、及び、参照復号
化部の制御例を示した図13を参照して説明する。先
ず、図9のフローチャートを用いて符号化部の制御例に
ついて説明する。先ず、スキャナから原画像を読み込み
(ステップS1)、原画像をメモリ2−1に格納する
(ステップS2)。次に、メモリ2−1に格納された原
画像を平滑化し(ステップS3)、平滑化画像1として
メモリ2−2に格納する(ステップS4)。そして、メ
モリ2−2に格納された平滑化画像1を平滑化する(ス
テップS5)。また、平滑化画像2としてメモリ2−3
に格納する(ステップS6)。そして、符号化画像デー
タと参照画像データを用いて予測符号化をする(ステッ
プS7)。
グラムされたコンピュータによって制御する場合の例
を、符号化部の制御例を示した図9、復号化部の制御例
を示した図10、平滑化処理の制御例を示した図11、
予測符号化部の制御例を示した図12、及び、参照復号
化部の制御例を示した図13を参照して説明する。先
ず、図9のフローチャートを用いて符号化部の制御例に
ついて説明する。先ず、スキャナから原画像を読み込み
(ステップS1)、原画像をメモリ2−1に格納する
(ステップS2)。次に、メモリ2−1に格納された原
画像を平滑化し(ステップS3)、平滑化画像1として
メモリ2−2に格納する(ステップS4)。そして、メ
モリ2−2に格納された平滑化画像1を平滑化する(ス
テップS5)。また、平滑化画像2としてメモリ2−3
に格納する(ステップS6)。そして、符号化画像デー
タと参照画像データを用いて予測符号化をする(ステッ
プS7)。
【0035】次に、図10のフローチャートを用いて復
号化部の制御例について説明する。先ず、回線から受信
した平滑画像2を参照復号化し、ビデオメモリ9に格納
する(ステップS11)。次に、ビデオメモリ9の平滑
画像2をデータ転送して、グラフィック・コントローラ
10によりディスプレイに画像を表示する(ステップS
12)。次に、ビデオメモリ9の復号化画像をメモリ7
に転送する(ステップS13)。次に、回線から受信し
た平滑画像1を参照復号化し、ビデオメモリ9に格納す
る(ステップS14)。次に、ビデオメモリ9の平滑画
像1をデータ転送して、グラフィック・コントローラ1
0によりディスプレイに画像を表示する(ステップS1
5)。次に、ビデオメモリ9の復号化画像をメモリ7に
転送する(ステップS16)。回線から受信した原画像
を参照復号化し、ビデオメモリ9に格納する(ステップ
S17)。次に、ビデオメモリ9の原画像をデータ転送
して、グラフィック・コントローラ10によりディスプ
レイに画像を表示する(ステップS18)。
号化部の制御例について説明する。先ず、回線から受信
した平滑画像2を参照復号化し、ビデオメモリ9に格納
する(ステップS11)。次に、ビデオメモリ9の平滑
画像2をデータ転送して、グラフィック・コントローラ
10によりディスプレイに画像を表示する(ステップS
12)。次に、ビデオメモリ9の復号化画像をメモリ7
に転送する(ステップS13)。次に、回線から受信し
た平滑画像1を参照復号化し、ビデオメモリ9に格納す
る(ステップS14)。次に、ビデオメモリ9の平滑画
像1をデータ転送して、グラフィック・コントローラ1
0によりディスプレイに画像を表示する(ステップS1
5)。次に、ビデオメモリ9の復号化画像をメモリ7に
転送する(ステップS16)。回線から受信した原画像
を参照復号化し、ビデオメモリ9に格納する(ステップ
S17)。次に、ビデオメモリ9の原画像をデータ転送
して、グラフィック・コントローラ10によりディスプ
レイに画像を表示する(ステップS18)。
【0036】次に、図11のフローチャートを用いて平
滑化処理の制御例について説明する。先ず、平均値算出
部で一時的な濃度HX,Yを求める(ステップS2
1)。次に、範囲制限部で最終的な濃度PX,Yを求め
る。
滑化処理の制御例について説明する。先ず、平均値算出
部で一時的な濃度HX,Yを求める(ステップS2
1)。次に、範囲制限部で最終的な濃度PX,Yを求め
る。
【0037】次に、図12のフローチャートを用いて予
測符号化部の制御例について説明する。先ず、符号化画
像をグレイコード変換をする(ステップS31)。次
に、ビットプレーン分解をする(ステップS32)。次
に、符号化画像の各々のビットプレーンを第一プレーン
メモリ、第二プレーンメモリ、第三プレーンメモリに書
き込む(ステップS33)。次に、参照画像をグレイコ
ード変換をする(ステップS34)。次に、ビットプレ
ーン分解をする(ステップS35)。次に、参照画像の
各々のビットプレーンを第一プレーンメモリ、第二プレ
ーンメモリ、第三プレーンメモリに書き込む(ステップ
S36)。次に、符号化プレーンおよび参照プレーンを
選択する(ステップS37)。次に、モデルテンプレー
トおよび可変テンプレートを用いて算術符号化する(ス
テップS38)。
測符号化部の制御例について説明する。先ず、符号化画
像をグレイコード変換をする(ステップS31)。次
に、ビットプレーン分解をする(ステップS32)。次
に、符号化画像の各々のビットプレーンを第一プレーン
メモリ、第二プレーンメモリ、第三プレーンメモリに書
き込む(ステップS33)。次に、参照画像をグレイコ
ード変換をする(ステップS34)。次に、ビットプレ
ーン分解をする(ステップS35)。次に、参照画像の
各々のビットプレーンを第一プレーンメモリ、第二プレ
ーンメモリ、第三プレーンメモリに書き込む(ステップ
S36)。次に、符号化プレーンおよび参照プレーンを
選択する(ステップS37)。次に、モデルテンプレー
トおよび可変テンプレートを用いて算術符号化する(ス
テップS38)。
【0038】次に、図13のフローチャートを用いて参
照復号化部の制御例について説明する。先ず、テンプレ
ートを用いて算術復号化をする(ステップS41)。次
に、復号されたデータが画像の第一プレーンかどうかを
調べて(ステップS42)、もし違うならば(ステップ
S45)に行く。もしそうならば、ビデオメモリの第一
プレーンメモリに格納する(ステップS43)。第一デ
ータ転送部は第一メモリに格納する(ステップS4
4)。復号されたデータが画像の第二プレーンかどうか
を調べて(ステップS45)、もし違うならば(ステッ
プS48)に行く。もしそうならば、ビデオメモリの第
二プレーンメモリに格納する(ステップS46)。第二
データ転送部は第二メモリに格納する(ステップS4
7)。復号されたデータが画像の第三プレーンかどうか
を調べて(ステップS48)、もし違うならば処理を終
了する。もしそうならば、ビデオメモリの第三プレーン
メモリに格納する(ステップS49)。第三データ転送
部は第三メモリに格納する(ステップS50)。
照復号化部の制御例について説明する。先ず、テンプレ
ートを用いて算術復号化をする(ステップS41)。次
に、復号されたデータが画像の第一プレーンかどうかを
調べて(ステップS42)、もし違うならば(ステップ
S45)に行く。もしそうならば、ビデオメモリの第一
プレーンメモリに格納する(ステップS43)。第一デ
ータ転送部は第一メモリに格納する(ステップS4
4)。復号されたデータが画像の第二プレーンかどうか
を調べて(ステップS45)、もし違うならば(ステッ
プS48)に行く。もしそうならば、ビデオメモリの第
二プレーンメモリに格納する(ステップS46)。第二
データ転送部は第二メモリに格納する(ステップS4
7)。復号されたデータが画像の第三プレーンかどうか
を調べて(ステップS48)、もし違うならば処理を終
了する。もしそうならば、ビデオメモリの第三プレーン
メモリに格納する(ステップS49)。第三データ転送
部は第三メモリに格納する(ステップS50)。
【0039】
【発明の効果】本発明によって、平滑化のとき、原画像
との濃度差をlか0に保ち、画像をグレイコードに直し
たあと、ビットプレーンごとに、符号化・復号化し、復
号化・表示の際のルック・アップブ・テーブルをグレイ
コードに対応したものにすることにより、ビットプレー
ンをl枚受け取っただけで、すぐに画像を書き換えるこ
とができ、そのときの画質の劣化がないプログレッシブ
符号化を実現することができる。また、ビットプブレー
ンの書き換えは、1つずつで、パワーが小さくて済むの
で、装置を小型化することができる。さらに、平滑化処
理を、空間的な濃度変化が1画素ごとに凸凹をなしてい
る多値ディザ画像に対して行うと、凸凹がとれ符号量の
小さい画像が生成できるので、多値ディザ画像のプログ
レッシブ符号化に対して特に有効である。
との濃度差をlか0に保ち、画像をグレイコードに直し
たあと、ビットプレーンごとに、符号化・復号化し、復
号化・表示の際のルック・アップブ・テーブルをグレイ
コードに対応したものにすることにより、ビットプレー
ンをl枚受け取っただけで、すぐに画像を書き換えるこ
とができ、そのときの画質の劣化がないプログレッシブ
符号化を実現することができる。また、ビットプブレー
ンの書き換えは、1つずつで、パワーが小さくて済むの
で、装置を小型化することができる。さらに、平滑化処
理を、空間的な濃度変化が1画素ごとに凸凹をなしてい
る多値ディザ画像に対して行うと、凸凹がとれ符号量の
小さい画像が生成できるので、多値ディザ画像のプログ
レッシブ符号化に対して特に有効である。
【図1】本発明の一実施形態の画像符号化・復号化装置
の符号化部を表すブロック図である。
の符号化部を表すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態の画像符号化・復号化装置
の復号化部を表すブロック図でる。
の復号化部を表すブロック図でる。
【図3】図lの符号化部の一実施形態における平滑化部
の構成を表すブロック図である。
の構成を表すブロック図である。
【図4】図1の符号化部の一実施形態における予測符号
化部の構成を表すプロック図である。
化部の構成を表すプロック図である。
【図5】符号化部で用いるモデルテンプレートの一例を
表す図である。
表す図である。
【図6】各プレーンの予測符号化と復号化の概念とその
順序を表す図である。
順序を表す図である。
【図7】図2の復号化部の一実施形態における参照復号
化部とメモリの構成を表す図である。
化部とメモリの構成を表す図である。
【図8】ディスプレイ用のルック・アップ・テーブルの
一例を表す図である。
一例を表す図である。
【図9】本発明に係る画像符号化・復号化装置の符号化
部における制御例を示したフローチャート図である。
部における制御例を示したフローチャート図である。
【図10】本発明に係る画像符号化・復号化装置の復号
化部における制御例を示したフローチャート図である。
化部における制御例を示したフローチャート図である。
【図11】本発明に係る画像符号化・復号化装置におけ
る平滑化処理の制御例を示したフローチャート図であ
る。
る平滑化処理の制御例を示したフローチャート図であ
る。
【図12】本発明に係る画像符号化・復号化装置の予測
符号化部における制御例を示したフローチャート図であ
る。
符号化部における制御例を示したフローチャート図であ
る。
【図13】本発明に係る画像符号化・復号化装置の参照
復号化部における制御例を示したフローチャート図であ
る。
復号化部における制御例を示したフローチャート図であ
る。
【図14】同じ画像のシーケンシャル符号化とプログレ
ッシブ符号化での表示例を表す図である。
ッシブ符号化での表示例を表す図である。
【図15】ビデオメモリをもつ一般的な画像表示部の模
式図である。
式図である。
【図16】多値ディザ画像の一例を説明するための図で
ある。
ある。
【図17】プログレッシブ符号化の概念を示す模式図で
ある。
ある。
【図18】10進数、自然2進コードのグレイコードの
対応を表わす図である。
対応を表わす図である。
1・・・スキャナ、2・・・平滑化画像、2−1〜12−3・・
・メモリ、3−1,3−2・・・平滑化部、4−1,4−2
・・・セレクタ、5・・・予測符号化部、6・・・参照復号化
部、7・・・メモリ、8・・・データ転送部、9・・・ビデオメ
モリ、10・・・グラフィックコントローラ、ll・・・ディ
スプレイ、31・・・平均値算出部、32・・・範囲制限部、
51C,51r・・・グレイコード変換部、52C,52
r・・・ビットプレーン分解部、53C・・・セレクタ、53
r・・・セレクタ、54・・・算術符号化部、61・・・算術復
号化部、71−1〜71−3・・・第l〜第3プレーンメ
モリ、81−1〜81−3・・・第l〜第3プレーン転送
部、92−1〜92−3−・・・第1〜第3プレーンメモ
リ。
・メモリ、3−1,3−2・・・平滑化部、4−1,4−2
・・・セレクタ、5・・・予測符号化部、6・・・参照復号化
部、7・・・メモリ、8・・・データ転送部、9・・・ビデオメ
モリ、10・・・グラフィックコントローラ、ll・・・ディ
スプレイ、31・・・平均値算出部、32・・・範囲制限部、
51C,51r・・・グレイコード変換部、52C,52
r・・・ビットプレーン分解部、53C・・・セレクタ、53
r・・・セレクタ、54・・・算術符号化部、61・・・算術復
号化部、71−1〜71−3・・・第l〜第3プレーンメ
モリ、81−1〜81−3・・・第l〜第3プレーン転送
部、92−1〜92−3−・・・第1〜第3プレーンメモ
リ。
Claims (5)
- 【請求項1】 入力画像を平滑化する平滑化手段と、該
平滑化手段による平滑化後の画像及び該平滑化後の画像
から予測された平滑化前の画像それぞれについてプログ
レッシブ符号化を行う符号化手段を有する画像符号化・
復号化装置において、 前記符号化手段は、 入力される画像をグレイコードに変換するゲレイコード
変換手段と、該グレイコード変換乎段によるグレイコー
ドのビットプレーンにおけるデータを作成するビットプ
レーンデータ作成手段と、該ビットプレーンデータ作成
手段による前記平滑化後の画面に基づくビットプレーン
データから前記平滑化前のビットプレーンデータを予測
し符号化する第1の符号化手段と、前記ビットプレーン
データ作成手段による前記平滑化後のビットプレーンデ
ータと前記平滑化前の上位のビットプレーンデータから
該平滑化前の下位のビットプレーンデータを予測し符号
化する第2の符号化手段を備えるようにしたことを特徴
とする画像符号化・復号化装置。 - 【請求項2】 請求項l記載の画像符号化・復号化装置
による符号化データの復号化手段で、前記平滑化後の画
像のデータを復号化し、さらに、該復号化画像を参照し
て前記平滑化前の画像のデータを順次復号化する復号化
手段と、該復号化手段により順次復号化される画像をプ
ログレッシブに表示する表示手段を備えるようにしたこ
とを特徴とする画像符号化・復号化装置。 - 【請求項3】 前記復号化手段は、前記平滑後のビット
プレーンデータを参照して前記第1の符号化手段による
前記平滑化前のビットプレーンデータの符号を復号化す
る第1の復号化手段と、前記平滑化後のビットプレーン
データと前記平滑化前の上位ビットプレーンデータを参
照して前記第2の符号化手段による平滑化前の画像の下
位のビットプレーンの符号を復号化する第2の復号化手
段を備えるようにしたことを特徴とする請求項2記載の
画像符号化・復号化装置。 - 【請求項4】 グレイコードに対するルック・アップ・
テーブルをもつ変換手段を備え、前記プログレッシブ表
示の際に、該ルック・アップ・テーブルを変えずに画像
信号への変換がなされるようにしたことを特徴とする請
求項2又は3記載の画像符号化・復号化装置。 - 【請求項5】 上記請求項1乃至請求項4のいずれか一
項に記載された画像符号化・復号化装置を制御するため
のコンピュータプログラムを記録した記録媒体であっ
て、 該制御プログラムは、入力画像の平滑化を行う平滑化手
段で平滑化データを算出させ、該平滑化後の画像及び該
平滑化後の画像から予測された平滑化前の画像それぞれ
についてプログレッシブ符号化を行う符号化手段で符号
データを算出させることを特徴とする制御プログラムを
記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9102837A JPH1070730A (ja) | 1996-04-24 | 1997-04-21 | 画像符号化・復号化装置、及びその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272496 | 1996-04-24 | ||
JP8-102724 | 1996-04-24 | ||
JP9102837A JPH1070730A (ja) | 1996-04-24 | 1997-04-21 | 画像符号化・復号化装置、及びその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1070730A true JPH1070730A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=26443399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9102837A Pending JPH1070730A (ja) | 1996-04-24 | 1997-04-21 | 画像符号化・復号化装置、及びその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1070730A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002306479A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-22 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波撮像方法および装置 |
KR100480785B1 (ko) * | 2002-05-23 | 2005-04-06 | 삼성전자주식회사 | 그레이코드를 이용한 비트플레인 부호화 및 복호화 방법및 장치 |
JP2009296208A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | 動画像再生装置及び動画像伝送システム |
US8320686B2 (en) | 2006-09-11 | 2012-11-27 | Panasonic Corporation | Detailed description of the invention |
-
1997
- 1997-04-21 JP JP9102837A patent/JPH1070730A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002306479A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-22 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波撮像方法および装置 |
KR100480785B1 (ko) * | 2002-05-23 | 2005-04-06 | 삼성전자주식회사 | 그레이코드를 이용한 비트플레인 부호화 및 복호화 방법및 장치 |
US8320686B2 (en) | 2006-09-11 | 2012-11-27 | Panasonic Corporation | Detailed description of the invention |
JP5307545B2 (ja) * | 2006-09-11 | 2013-10-02 | パナソニック株式会社 | 画像復号化装置、画像復号化方法、画像復号化システム、及びシステムlsi |
JP2009296208A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | 動画像再生装置及び動画像伝送システム |
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