JPH1070421A - 増幅回路 - Google Patents
増幅回路Info
- Publication number
- JPH1070421A JPH1070421A JP8224816A JP22481696A JPH1070421A JP H1070421 A JPH1070421 A JP H1070421A JP 8224816 A JP8224816 A JP 8224816A JP 22481696 A JP22481696 A JP 22481696A JP H1070421 A JPH1070421 A JP H1070421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- differential
- inverting input
- output
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/30—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
- H03F3/3069—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output
- H03F3/3076—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output with symmetrical driving of the end stage
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/45—Differential amplifiers
- H03F3/45071—Differential amplifiers with semiconductor devices only
- H03F3/45479—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2203/00—Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
- H03F2203/45—Indexing scheme relating to differential amplifiers
- H03F2203/45366—Indexing scheme relating to differential amplifiers the AAC comprising multiple transistors parallel coupled at their gates only, e.g. in a cascode dif amp, only those forming the composite common source transistor
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2203/00—Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
- H03F2203/45—Indexing scheme relating to differential amplifiers
- H03F2203/45674—Indexing scheme relating to differential amplifiers the LC comprising one current mirror
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2203/00—Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
- H03F2203/45—Indexing scheme relating to differential amplifiers
- H03F2203/45696—Indexing scheme relating to differential amplifiers the LC comprising more than two resistors
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F2203/00—Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
- H03F2203/45—Indexing scheme relating to differential amplifiers
- H03F2203/45722—Indexing scheme relating to differential amplifiers the LC comprising one or more source followers, as post buffer or driver stages, in cascade in the LC
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定性と高速性との両立が困難。
【解決手段】 第1及び第2差動手段7,8と、第1差
動手段7の出力に基づき、低インピーダンスで出力端子
から低電位電源へ電流を流す方向で駆動する第1駆動手
段9と、第1駆動手段9と並列に接続され、高インピー
ダンスで出力端子から低電位電源へ電流を流す第1定電
流手段I4と、第2差動手段8の出力に基づき、低イン
ピーダンスで高電位電源から出力端子へ電流を流す方向
で駆動する第2駆動手段10と、第2駆動手段10と並
列に接続され、高インピーダンスで高電位電源から出力
端子へ電流を流す第2定電流手段I3と、を有し、第1
差動手段7は正転入力の方が反転入力より低いオフセッ
ト電圧をもち、第2差動手段8は正転入力の方が反転入
力より高いオフセット電圧をもつように設定した。
動手段7の出力に基づき、低インピーダンスで出力端子
から低電位電源へ電流を流す方向で駆動する第1駆動手
段9と、第1駆動手段9と並列に接続され、高インピー
ダンスで出力端子から低電位電源へ電流を流す第1定電
流手段I4と、第2差動手段8の出力に基づき、低イン
ピーダンスで高電位電源から出力端子へ電流を流す方向
で駆動する第2駆動手段10と、第2駆動手段10と並
列に接続され、高インピーダンスで高電位電源から出力
端子へ電流を流す第2定電流手段I3と、を有し、第1
差動手段7は正転入力の方が反転入力より低いオフセッ
ト電圧をもち、第2差動手段8は正転入力の方が反転入
力より高いオフセット電圧をもつように設定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は増幅回路に係わり、
特に負帰還を用いた増幅回路に関するものである。
特に負帰還を用いた増幅回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の負帰還を用いた増幅回路は、図6
に示すように、バイアスを安定にするため定電流源で駆
動された初段の差動増幅回路101と、その初段の差動
増幅回路101の出力電流を受けカレントミラー回路な
どを利用して電流−電圧変換を行なうトランスインピー
ダンス回路102と、そのトランスインピーダンス回路
の出力を受け低インピーダンス出力を得るためにインピ
ーダンス変換を行なう出力バッファー回路103とから
構成される。
に示すように、バイアスを安定にするため定電流源で駆
動された初段の差動増幅回路101と、その初段の差動
増幅回路101の出力電流を受けカレントミラー回路な
どを利用して電流−電圧変換を行なうトランスインピー
ダンス回路102と、そのトランスインピーダンス回路
の出力を受け低インピーダンス出力を得るためにインピ
ーダンス変換を行なう出力バッファー回路103とから
構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回路例で
は、その出力から入力へある負帰還をかけた状態で発振
などのない安定した動作を行なわせるために、負帰還を
かけない状態での増幅器ゲイン(以後、オープンループ
ゲインと言う)の大きさと位相の周波数特性は図7
(a),(b)のように、負帰還をかけた状態でのゲイ
ン(図7の場合0db)において位相回転量は180°
以下にしなくてはならず、さらに高い安定性を得るため
には位相回転量は120°以下にすることが望ましい。
そのためにオープンループゲインの、低周波数でのゲイ
ンから−3db低下する周波数(以後第1のポールとい
う)を位相補償容量C1を用いて低くする必要がある。
そのため位相補償容量C1の値は大きくなり、その位相
補償容量C1を駆動するトランスインピーダンス回路1
02の電流は初段差動増幅回路101のバイアス電流値
から決定されているので、位相補償容量C1の充・放電
速度は低下してしまう。このように負帰還を用いた増幅
回路では、安定性と高速性はトレードオフの関係にあ
り、基本的には安定性を決定した時点で高速性も決定さ
れてしまうという問題点があった。
は、その出力から入力へある負帰還をかけた状態で発振
などのない安定した動作を行なわせるために、負帰還を
かけない状態での増幅器ゲイン(以後、オープンループ
ゲインと言う)の大きさと位相の周波数特性は図7
(a),(b)のように、負帰還をかけた状態でのゲイ
ン(図7の場合0db)において位相回転量は180°
以下にしなくてはならず、さらに高い安定性を得るため
には位相回転量は120°以下にすることが望ましい。
そのためにオープンループゲインの、低周波数でのゲイ
ンから−3db低下する周波数(以後第1のポールとい
う)を位相補償容量C1を用いて低くする必要がある。
そのため位相補償容量C1の値は大きくなり、その位相
補償容量C1を駆動するトランスインピーダンス回路1
02の電流は初段差動増幅回路101のバイアス電流値
から決定されているので、位相補償容量C1の充・放電
速度は低下してしまう。このように負帰還を用いた増幅
回路では、安定性と高速性はトレードオフの関係にあ
り、基本的には安定性を決定した時点で高速性も決定さ
れてしまうという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の増幅回路は、正
転入力端子と反転入力端子と出力端子とを有する増幅回
路において、前記正転および反転入力端子がそれぞれ正
転および反転入力端子に接続された第1の差動段と、該
第1の差動段の出力に基づき、低インピーダンスで前記
出力端子から低電位電源へ電流を流す方向で駆動する第
1の駆動段と、該第1の駆動段と並列に接続され、高イ
ンピーダンスで前記出力端子から前記低電位電源へ電流
を流す第1の定電流段と、前記正転および反転入力端子
がそれぞれ正転および反転入力端子に接続された第2の
差動段と、該第2の差動段の出力に基づき、低インピー
ダンスで高電位電源から前記出力端子へ電流を流す方向
で駆動する第2の駆動段と、該第2の駆動段と並列に接
続され、高インピーダンスで前記高電位電源から前記出
力端子へ電流を流す第2の定電流段と、を有し、前記第
1の差動段は正転入力の方が反転入力より低いオフセッ
ト電圧をもち、前記第2の差動段は正転入力の方が反転
入力より高いオフセット電圧をもつように設定したこと
を特徴とするものである。
転入力端子と反転入力端子と出力端子とを有する増幅回
路において、前記正転および反転入力端子がそれぞれ正
転および反転入力端子に接続された第1の差動段と、該
第1の差動段の出力に基づき、低インピーダンスで前記
出力端子から低電位電源へ電流を流す方向で駆動する第
1の駆動段と、該第1の駆動段と並列に接続され、高イ
ンピーダンスで前記出力端子から前記低電位電源へ電流
を流す第1の定電流段と、前記正転および反転入力端子
がそれぞれ正転および反転入力端子に接続された第2の
差動段と、該第2の差動段の出力に基づき、低インピー
ダンスで高電位電源から前記出力端子へ電流を流す方向
で駆動する第2の駆動段と、該第2の駆動段と並列に接
続され、高インピーダンスで前記高電位電源から前記出
力端子へ電流を流す第2の定電流段と、を有し、前記第
1の差動段は正転入力の方が反転入力より低いオフセッ
ト電圧をもち、前記第2の差動段は正転入力の方が反転
入力より高いオフセット電圧をもつように設定したこと
を特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、異なるオフセットを持
たせた初段の差動段の出力を受ける次段として、1つ
は、位相補償容量を充電する素子にローインピーダンス
のものを用い、放電する素子に電流源等のハイインピー
ダンスのものを用いる。さらに別の1つは位相補償容量
を充電する素子にハイインピーダンスのものを用い、放
電する素子にローインピーダンスのものを用い、それぞ
れの次段の出力は共通接続して、位相補償容量は共通に
使用する。
たせた初段の差動段の出力を受ける次段として、1つ
は、位相補償容量を充電する素子にローインピーダンス
のものを用い、放電する素子に電流源等のハイインピー
ダンスのものを用いる。さらに別の1つは位相補償容量
を充電する素子にハイインピーダンスのものを用い、放
電する素子にローインピーダンスのものを用い、それぞ
れの次段の出力は共通接続して、位相補償容量は共通に
使用する。
【0006】以下、本発明の実施の形態について具体的
に図面を用いて説明する。
に図面を用いて説明する。
【0007】図1は本発明の増幅回路の一実施形態を示
す回路構成図である。同図において、5,6は増幅回路
の正転入力端子,反転入力端子であり、4は増幅回路の
出力端子である。増幅回路は、第1の差動段7、第2の
差動段8、定電流負荷のエミッターフォロワーの構成を
とっている第1のエミッターフォロワー段9、第1のエ
ミッターフォロワー段9と同様に定電流負荷のエミッタ
ーフォロワーの構成をとっている第2のエミッターフォ
ロワー段10、位相補償容量C1、インピーダンス変換
を行なうバッファーアンプ3から構成される。また、1
は各段に電圧を印加するための電源端子、2は各段と接
続されるGND端子(接地端子)である。
す回路構成図である。同図において、5,6は増幅回路
の正転入力端子,反転入力端子であり、4は増幅回路の
出力端子である。増幅回路は、第1の差動段7、第2の
差動段8、定電流負荷のエミッターフォロワーの構成を
とっている第1のエミッターフォロワー段9、第1のエ
ミッターフォロワー段9と同様に定電流負荷のエミッタ
ーフォロワーの構成をとっている第2のエミッターフォ
ロワー段10、位相補償容量C1、インピーダンス変換
を行なうバッファーアンプ3から構成される。また、1
は各段に電圧を印加するための電源端子、2は各段と接
続されるGND端子(接地端子)である。
【0008】第1の差動段7は、電流源I1、電流源I
1とエミッタが接続されるPNPトランジスタQ1,Q
2、PNPトランジスタQ1,Q2のコレクタとコレク
タがそれぞれ接続されるNPNトランジスタQ3,Q
4、NPNトランジスタQ3,Q4のエミッタがそれぞ
れ接続される抵抗R1,R2から構成されている。増幅
回路の正転入力端子,反転入力端子5,6は第1の差動
段7の正転入力端子,反転入力端子となるPNPトラン
ジスタQ1,Q2のベースに接続される。
1とエミッタが接続されるPNPトランジスタQ1,Q
2、PNPトランジスタQ1,Q2のコレクタとコレク
タがそれぞれ接続されるNPNトランジスタQ3,Q
4、NPNトランジスタQ3,Q4のエミッタがそれぞ
れ接続される抵抗R1,R2から構成されている。増幅
回路の正転入力端子,反転入力端子5,6は第1の差動
段7の正転入力端子,反転入力端子となるPNPトラン
ジスタQ1,Q2のベースに接続される。
【0009】第2の差動段8は、抵抗R3,R4、抵抗
R3,R4とエミッタがそれぞれ接続されるPNPトラ
ンジスタQ7,Q8、PNPトランジスタQ7,Q8の
コレクタとコレクタがそれぞれ接続されるNPNトラン
ジスタQ5,Q6、NPNトランジスタQ5,Q6のエ
ミッタが共通接続される電流源I2から構成されてい
る。増幅回路の正転入力端子,反転入力端子5,6は第
1の差動段8の正転入力端子,反転入力端子となるNP
NトランジスタQ5,Q6のベースに接続される。
R3,R4とエミッタがそれぞれ接続されるPNPトラ
ンジスタQ7,Q8、PNPトランジスタQ7,Q8の
コレクタとコレクタがそれぞれ接続されるNPNトラン
ジスタQ5,Q6、NPNトランジスタQ5,Q6のエ
ミッタが共通接続される電流源I2から構成されてい
る。増幅回路の正転入力端子,反転入力端子5,6は第
1の差動段8の正転入力端子,反転入力端子となるNP
NトランジスタQ5,Q6のベースに接続される。
【0010】第1のエミッターフォロワー段9は、第1
の差動段7のNPNトランジスタQ4のコレクタとベー
スが接続されるPNPトランジスタQ9、PNPトラン
ジスタQ9のエミッタに接続される電流源I3とから構
成される。
の差動段7のNPNトランジスタQ4のコレクタとベー
スが接続されるPNPトランジスタQ9、PNPトラン
ジスタQ9のエミッタに接続される電流源I3とから構
成される。
【0011】第2のエミッターフォロワー段10は、第
2の差動段8のNPNトランジスタQ6のコレクタとベ
ースが接続されるNPNトランジスタQ10、NPNト
ランジスタQ10のエミッタに接続される電流源I4と
から構成される。
2の差動段8のNPNトランジスタQ6のコレクタとベ
ースが接続されるNPNトランジスタQ10、NPNト
ランジスタQ10のエミッタに接続される電流源I4と
から構成される。
【0012】第1のエミッターフォロワー段9の電流源
I3と第2のエミッターフォロワー段10のNPNトラ
ンジスタQ10とは並列接続されており、第2のエミッ
ターフォロワー段10の電流源I4と第1のエミッター
フォロワー段9のPNPトランジスタQ9とは並列接続
されている。そして、共通接続された電流源I3,PN
PトランジスタQ9のエミッタ,NPNトランジスタQ
10のエミッタ,電流源I4は、位相補償容量C1及び
バッファーアンプ3の入力側に接続される。バッファー
アンプ3の出力側は増幅回路の出力端子4と接続されて
いる。
I3と第2のエミッターフォロワー段10のNPNトラ
ンジスタQ10とは並列接続されており、第2のエミッ
ターフォロワー段10の電流源I4と第1のエミッター
フォロワー段9のPNPトランジスタQ9とは並列接続
されている。そして、共通接続された電流源I3,PN
PトランジスタQ9のエミッタ,NPNトランジスタQ
10のエミッタ,電流源I4は、位相補償容量C1及び
バッファーアンプ3の入力側に接続される。バッファー
アンプ3の出力側は増幅回路の出力端子4と接続されて
いる。
【0013】上記回路構成の増幅回路において、第1の
差動段7は、入力トランジスタQ1,Q2のサイズが異
なるものを用いたり、能動負荷トランジスタQ3,Q4
のサイズが異なるものを用いたり、抵抗R1,R2の値
を変えたりして差動回路として故意にアンバランスにし
てオフセット電圧を生じさせ、その極性は、正転入力側
の方が反転入力側より低いように設定する。
差動段7は、入力トランジスタQ1,Q2のサイズが異
なるものを用いたり、能動負荷トランジスタQ3,Q4
のサイズが異なるものを用いたり、抵抗R1,R2の値
を変えたりして差動回路として故意にアンバランスにし
てオフセット電圧を生じさせ、その極性は、正転入力側
の方が反転入力側より低いように設定する。
【0014】また、第2の差動段8も第1の差動段7と
同様の手法によって差動回路として故意にアンバランス
させオフセット電圧を生じさせる。その極性は第1の差
動段7のオフセットとは逆に、正転入力側の方が反転入
力側より高いように設定する。
同様の手法によって差動回路として故意にアンバランス
させオフセット電圧を生じさせる。その極性は第1の差
動段7のオフセットとは逆に、正転入力側の方が反転入
力側より高いように設定する。
【0015】さて、ここで負帰還回路における安定性と
ステップ応答における出力波形の関係について説明す
る。負帰還回路における発振しないことの条件は、帰還
系のループのゲインの大きさが1のときにその位相回転
量が180°未満となるようにすることであると既に説
明したが、これは帰還ループ内の回路がすべて線型小信
号動作領域に入っている場合のことであって、たとえば
ステップ応答のような大振幅の過渡的な状態では、帰還
ループ内の回路の一部は線型性を失なっていたり、増幅
素子としての能力が低下したバイアス状態にいたりして
いるので、前記安定条件が守られていなくても発振はし
ない。前記安定条件が守られなくてはいけないのは、ス
テップ応答における、出力が収束する電圧から±数十m
Vの範囲に出力電圧が達している時であり、そのときは
帰還ループ内の全回路は線型動作領域に入っている。
ステップ応答における出力波形の関係について説明す
る。負帰還回路における発振しないことの条件は、帰還
系のループのゲインの大きさが1のときにその位相回転
量が180°未満となるようにすることであると既に説
明したが、これは帰還ループ内の回路がすべて線型小信
号動作領域に入っている場合のことであって、たとえば
ステップ応答のような大振幅の過渡的な状態では、帰還
ループ内の回路の一部は線型性を失なっていたり、増幅
素子としての能力が低下したバイアス状態にいたりして
いるので、前記安定条件が守られていなくても発振はし
ない。前記安定条件が守られなくてはいけないのは、ス
テップ応答における、出力が収束する電圧から±数十m
Vの範囲に出力電圧が達している時であり、そのときは
帰還ループ内の全回路は線型動作領域に入っている。
【0016】したがって、ステップ応答における出力電
圧の収束値±数十mVまでに至る途中の状態のときに、
回路中のノードのインピーダンスを下げ、より高速に
し、より発振し易い状態にしてもステップ応答は安定の
ままであり、かつ高速にできる。
圧の収束値±数十mVまでに至る途中の状態のときに、
回路中のノードのインピーダンスを下げ、より高速に
し、より発振し易い状態にしてもステップ応答は安定の
ままであり、かつ高速にできる。
【0017】ここで上記実施形態の回路構成において、
出力端子4と反転入力端子6とを接続して本アンプを電
圧フォロワーの構成にし、大振幅ステップ応答における
回路動作について説明する。一例として立上りの場合に
ついて図2を用いて説明する。
出力端子4と反転入力端子6とを接続して本アンプを電
圧フォロワーの構成にし、大振幅ステップ応答における
回路動作について説明する。一例として立上りの場合に
ついて図2を用いて説明する。
【0018】正転入力端子5に図2中の入力電圧のよう
な立上りパルスを入力すると、出力端子4に接続された
反転入力端子6の電圧はv1 であり、正転入力端子5の
電圧はv3 であるので、第1の差動段7の電流源I1の
電流はほぼ全てPNPトランジスタQ2を通り第1のエ
ミッターフォロワー段9に出力される。すると、第1の
エミッターフォロワー段9のPNPトランジスタQ9は
急激にカットオフに近い状態に遷移し、第1のエミッタ
ーフォロワー段9は電流源I3の電流で位相補正容量C
1を充電しようとする。
な立上りパルスを入力すると、出力端子4に接続された
反転入力端子6の電圧はv1 であり、正転入力端子5の
電圧はv3 であるので、第1の差動段7の電流源I1の
電流はほぼ全てPNPトランジスタQ2を通り第1のエ
ミッターフォロワー段9に出力される。すると、第1の
エミッターフォロワー段9のPNPトランジスタQ9は
急激にカットオフに近い状態に遷移し、第1のエミッタ
ーフォロワー段9は電流源I3の電流で位相補正容量C
1を充電しようとする。
【0019】一方、第2の差動段8ではNPNトランジ
スタQ5のベース電位の方がNPNトランジスタQ6の
ベース電位より高いので、電流源I2の電流のほとんど
全てはNPNトランジスタQ5からPNPトランジスタ
Q7,Q8を通り第2のエミッターフォロワー段10の
中のNPNトランジスタQ10のベースへ供給される。
すると、NPNトランジスタQ10は急激にON状態に
遷移し、NPNトランジスタQ10のエミッタ電流によ
って位相補正容量C1を急激に充電しようとする。NP
NトランジスタQ10はエミッターフォロワーの構成で
あり、その出力インピーダンスは非常に低いので位相補
正容量C1の充電速度も非常に速い。NPNトランジス
タQ10がON状態にいる時間t0 〜t1 (図2)のあ
いだは出力電圧はv1 〜v2 へと高速に上昇する。
スタQ5のベース電位の方がNPNトランジスタQ6の
ベース電位より高いので、電流源I2の電流のほとんど
全てはNPNトランジスタQ5からPNPトランジスタ
Q7,Q8を通り第2のエミッターフォロワー段10の
中のNPNトランジスタQ10のベースへ供給される。
すると、NPNトランジスタQ10は急激にON状態に
遷移し、NPNトランジスタQ10のエミッタ電流によ
って位相補正容量C1を急激に充電しようとする。NP
NトランジスタQ10はエミッターフォロワーの構成で
あり、その出力インピーダンスは非常に低いので位相補
正容量C1の充電速度も非常に速い。NPNトランジス
タQ10がON状態にいる時間t0 〜t1 (図2)のあ
いだは出力電圧はv1 〜v2 へと高速に上昇する。
【0020】前述したように第2の差動段8は、正転入
力端子電圧が反転入力端子電圧よりも高い状態でバラン
スするようにオフセット電圧が与えられているので、そ
の値がΔvであるとすると、入力電圧(=正転入力端子
電圧)がv3 であるとき、出力電圧(=反転入力端子電
圧)がv3 −Δv≡v2 に達すると、第2の差動段8は
バランス状態になり、NPNトランジスタQ10のベー
スへの出力電流も急激に少なくなり、I4/h
FEQ10 (hFEQ10 はNPNトランジスタQ10のhFE)
の電流だけ供給される。
力端子電圧が反転入力端子電圧よりも高い状態でバラン
スするようにオフセット電圧が与えられているので、そ
の値がΔvであるとすると、入力電圧(=正転入力端子
電圧)がv3 であるとき、出力電圧(=反転入力端子電
圧)がv3 −Δv≡v2 に達すると、第2の差動段8は
バランス状態になり、NPNトランジスタQ10のベー
スへの出力電流も急激に少なくなり、I4/h
FEQ10 (hFEQ10 はNPNトランジスタQ10のhFE)
の電流だけ供給される。
【0021】このとき、第1の差動段7は前述のよう
に、正転入力端子電圧の方が反転入力端子電圧よりも低
い状態でバランスするようにオフセット電圧が与えられ
ているので、出力電圧がv2 のときは未だアンバランス
状態であり、第1のエミッターフォロワー段9のPNP
トランジスタQ9はオフ状態に近く、電流源I3で容量
C1をさらに充電しようとし出力電圧は上昇し始める。
ただしこのときの充電電流はオン状態のNPNトランジ
スタQ10のエミッター電流よりかなり小さいので出力
電圧の上昇速度は遅い。このようにして出力がv2 から
上昇すると第2の差動段8はNPNトランジスタQ10
をカットオフに近くなるよう動作し、NPNトランジス
タQ10のエミッター電流がI3,I4の電流に比べて
ほぼ無視できるレベルになると、電流源I3と電流源I
4の電流を等しく設定しておけば出力の上昇は止まる。
に、正転入力端子電圧の方が反転入力端子電圧よりも低
い状態でバランスするようにオフセット電圧が与えられ
ているので、出力電圧がv2 のときは未だアンバランス
状態であり、第1のエミッターフォロワー段9のPNP
トランジスタQ9はオフ状態に近く、電流源I3で容量
C1をさらに充電しようとし出力電圧は上昇し始める。
ただしこのときの充電電流はオン状態のNPNトランジ
スタQ10のエミッター電流よりかなり小さいので出力
電圧の上昇速度は遅い。このようにして出力がv2 から
上昇すると第2の差動段8はNPNトランジスタQ10
をカットオフに近くなるよう動作し、NPNトランジス
タQ10のエミッター電流がI3,I4の電流に比べて
ほぼ無視できるレベルになると、電流源I3と電流源I
4の電流を等しく設定しておけば出力の上昇は止まる。
【0022】前述のオフセット電圧Δvが数十mV以上
あり、その値以下の差動入力が差動段7,8に入力され
ているときは回路は全て線型動作領域にいるがPNPト
ランジスタQ9,NPNトランジスタQ10はほぼカッ
トオフに近い状態であるので、位相補償容量C1は電流
源I3,I4の出力インピーダンスに対して考慮・設定
すればよく、電流源の出力インピーダンスは非常に大き
いので、位相補償容量C1とで形成されるポールの周波
数は下がり、帰還系は安定する。
あり、その値以下の差動入力が差動段7,8に入力され
ているときは回路は全て線型動作領域にいるがPNPト
ランジスタQ9,NPNトランジスタQ10はほぼカッ
トオフに近い状態であるので、位相補償容量C1は電流
源I3,I4の出力インピーダンスに対して考慮・設定
すればよく、電流源の出力インピーダンスは非常に大き
いので、位相補償容量C1とで形成されるポールの周波
数は下がり、帰還系は安定する。
【0023】正転入力端子5に立下りパルスを入力した
場合も上述した立上りパルスを入力したときと同様の回
路動作によって高速性と高安定性が達成される。この場
合、図2のv4 −v1 が第1の差動段7に与えられてい
るオフセット電圧Δvになる。
場合も上述した立上りパルスを入力したときと同様の回
路動作によって高速性と高安定性が達成される。この場
合、図2のv4 −v1 が第1の差動段7に与えられてい
るオフセット電圧Δvになる。
【0024】図3は本発明の基本構成図であり、同図に
おいて、5は正転入力端子、6は反転入力端子、7は第
1の差動段、11は第1の差動段7の出力S11を受け
出力S31をハイインピーダンスで駆動するハイインピ
ーダンス駆動段、12は第1の差動段7のもう1つの出
力S12を受け、出力S31をローインピーダンスで駆
動するローインピーダンス駆動段、4は出力端子、C1
は出力端子4に付く位相補償容量または負荷容量、13
は第2の差動段8の出力S21を受け、出力S31をロ
ーインピーダンスで駆動する駆動段、14は第2の差動
段8のもう1つの出力S22を受け出力S31をハイイ
ンピーダンス駆動する駆動段である。第1及び第2の差
動段7,8の正転入力端子どうしは短絡されており、反
転入力端子どうしについても同様に短絡されている。第
1の差動段7のオフセット電圧は正転入力より反転入力
が高い極性となるよう設定されており、第2の差動段8
は正転入力より反転入力が低い極性となるよう設定され
ている。
おいて、5は正転入力端子、6は反転入力端子、7は第
1の差動段、11は第1の差動段7の出力S11を受け
出力S31をハイインピーダンスで駆動するハイインピ
ーダンス駆動段、12は第1の差動段7のもう1つの出
力S12を受け、出力S31をローインピーダンスで駆
動するローインピーダンス駆動段、4は出力端子、C1
は出力端子4に付く位相補償容量または負荷容量、13
は第2の差動段8の出力S21を受け、出力S31をロ
ーインピーダンスで駆動する駆動段、14は第2の差動
段8のもう1つの出力S22を受け出力S31をハイイ
ンピーダンス駆動する駆動段である。第1及び第2の差
動段7,8の正転入力端子どうしは短絡されており、反
転入力端子どうしについても同様に短絡されている。第
1の差動段7のオフセット電圧は正転入力より反転入力
が高い極性となるよう設定されており、第2の差動段8
は正転入力より反転入力が低い極性となるよう設定され
ている。
【0025】なお、ここで、ハイインピーダンス駆動段
11は図1の電流源I3、ローインピーダンス駆動段1
2は図1のPNPトランジスタQ9、ローインピーダン
ス駆動段13は図1のNPNトランジスタQ10、ハイ
インピーダンス駆動段14は図1の電流源I4にそれぞ
れ対応する。
11は図1の電流源I3、ローインピーダンス駆動段1
2は図1のPNPトランジスタQ9、ローインピーダン
ス駆動段13は図1のNPNトランジスタQ10、ハイ
インピーダンス駆動段14は図1の電流源I4にそれぞ
れ対応する。
【0026】図5は本実施形態によるステップ応答のS
PICEシミュレーション結果と、従来例として本実施
形態の回路から定電流源I3,I4を除き、2つの入力
差動段のオフセットもφにした場合のステップ応答SP
ICEシミュレーション結果である。図5に示した結果
から解るように、2つの波形は立上りのスルーレートは
ほぼ等しいが安定性は従来例の方が悪く、本発明の実施
形態ではほとんどオーバーシュート、アンダーシュート
が表われていない。このことからも本発明では高速性と
高安定性を両立できることがわかる。
PICEシミュレーション結果と、従来例として本実施
形態の回路から定電流源I3,I4を除き、2つの入力
差動段のオフセットもφにした場合のステップ応答SP
ICEシミュレーション結果である。図5に示した結果
から解るように、2つの波形は立上りのスルーレートは
ほぼ等しいが安定性は従来例の方が悪く、本発明の実施
形態ではほとんどオーバーシュート、アンダーシュート
が表われていない。このことからも本発明では高速性と
高安定性を両立できることがわかる。
【0027】なお、上記実施形態は第1の駆動手段と第
2の定電流手段、第2の駆動手段と第1の定電流手段は
エミッターフォロワー回路で構成したが、ソースフォロ
アー回路で構成することも可能である。図4は本発明の
増幅回路を電界効果型トランジスタで構成した場合の実
施形態を示す回路構成図である。図4に示した回路構成
は第1の駆動手段と第2の定電流手段、第2の駆動手段
と第1の定電流手段をソースフォロアー回路で構成する
とともに、第1及び第2の差動段もバイポーラトランジ
スタを電界効果型トランジスタに変えたものである。
2の定電流手段、第2の駆動手段と第1の定電流手段は
エミッターフォロワー回路で構成したが、ソースフォロ
アー回路で構成することも可能である。図4は本発明の
増幅回路を電界効果型トランジスタで構成した場合の実
施形態を示す回路構成図である。図4に示した回路構成
は第1の駆動手段と第2の定電流手段、第2の駆動手段
と第1の定電流手段をソースフォロアー回路で構成する
とともに、第1及び第2の差動段もバイポーラトランジ
スタを電界効果型トランジスタに変えたものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
任意に設定できる、異なった値のオフセット電圧をもつ
複数の入力差動段とその差動段の出力を受けるそれぞれ
の次段を、ローインピーダンス駆動回路とハイインピー
ダンス駆動回路とを組み合わせる構成にすることによっ
て、ステップ応答において、増幅器の出力電圧が入力電
圧に達する前のある電圧までは高速に、それ以降から入
力電圧に等しくなるまでを低速でリンギングのない安定
した波形を出力することが可能となり、高速、高精度、
低ノイズの出力波形が得られる。
任意に設定できる、異なった値のオフセット電圧をもつ
複数の入力差動段とその差動段の出力を受けるそれぞれ
の次段を、ローインピーダンス駆動回路とハイインピー
ダンス駆動回路とを組み合わせる構成にすることによっ
て、ステップ応答において、増幅器の出力電圧が入力電
圧に達する前のある電圧までは高速に、それ以降から入
力電圧に等しくなるまでを低速でリンギングのない安定
した波形を出力することが可能となり、高速、高精度、
低ノイズの出力波形が得られる。
【図1】本発明の増幅回路の一実施形態の回路構成図で
ある。
ある。
【図2】本発明の増幅回路の一実施形態の動作に係るス
テップ応答の説明図である。
テップ応答の説明図である。
【図3】本発明の増幅回路の基本回路構成図である。
【図4】本発明の増幅回路の他の実施形態の回路構成図
である。
である。
【図5】本実施形態によるステップ応答のSPICEシ
ミュレーション結果と、従来例のステップ応答SPIC
Eシミュレーション結果とを示す図である。
ミュレーション結果と、従来例のステップ応答SPIC
Eシミュレーション結果とを示す図である。
【図6】従来の増幅回路の一例を示す回路構成図であ
る。
る。
【図7】従来の増幅回路における問題点について説明す
る図である。
る図である。
1 電源端子 2 GND端子 3 インピーダンス変換を行なうバッファーアンプ 4 出力端子 5 正転入力端子 6 反転入力端子 Q1〜Q10 トランジスタ I1〜I4 電流源 C1 位相補償容量 7 第1の差動段 8 第2の差動段 9 第1のエミッターフォロワー段 10 第2のエミッターフォロワー段
Claims (3)
- 【請求項1】 正転入力端子と反転入力端子と出力端子
とを有する増幅回路において、 前記正転および反転入力端子がそれぞれ正転および反転
入力端子に接続された第1の差動段と、 該第1の差動段の出力に基づき、低インピーダンスで前
記出力端子から低電位電源へ電流を流す方向で駆動する
第1の駆動段と、 該第1の駆動段と並列に接続され、高インピーダンスで
前記出力端子から前記低電位電源へ電流を流す第1の定
電流段と、 前記正転および反転入力端子がそれぞれ正転および反転
入力端子に接続された第2の差動段と、 該第2の差動段の出力に基づき、低インピーダンスで高
電位電源から前記出力端子へ電流を流す方向で駆動する
第2の駆動段と、 該第2の駆動段と並列に接続され、高インピーダンスで
前記高電位電源から前記出力端子へ電流を流す第2の定
電流段と、 を有し、 前記第1の差動段は正転入力の方が反転入力より低いオ
フセット電圧をもち、前記第2の差動段は正転入力の方
が反転入力より高いオフセット電圧をもつように設定し
たことを特徴とする増幅回路。 - 【請求項2】 前記第1の駆動段と第2の定電流段、又
は/及び前記第2の駆動段と第1の定電流段はエミッタ
ーフォロワー回路である請求項1に記載の増幅回路。 - 【請求項3】 前記第1の駆動段と第2の定電流段、又
は/及び前記第2の駆動段と第1の定電流段はソースフ
ォロワー回路である請求項1に記載の増幅回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8224816A JPH1070421A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 増幅回路 |
US08/907,049 US5880639A (en) | 1996-08-27 | 1997-08-06 | Amplification circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8224816A JPH1070421A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 増幅回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1070421A true JPH1070421A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16819656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8224816A Pending JPH1070421A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 増幅回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5880639A (ja) |
JP (1) | JPH1070421A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100776366B1 (ko) | 2006-08-10 | 2007-11-15 | 손상희 | 연산 증폭기의 오프셋 감소 방법 및 회로 |
JP2013110596A (ja) * | 2011-11-21 | 2013-06-06 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | ダブルソースフォロア回路 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3120763B2 (ja) * | 1997-11-12 | 2000-12-25 | 日本電気株式会社 | 差動増幅器 |
DE69917822T2 (de) * | 1998-02-23 | 2005-06-16 | Canon K.K. | Operationsverstärker |
JP3315652B2 (ja) | 1998-09-07 | 2002-08-19 | キヤノン株式会社 | 電流出力回路 |
US6331804B1 (en) * | 1999-01-19 | 2001-12-18 | Matsushita Electric Industria, Co., Ltd. | Amplifier and radio communication apparatus using the same |
US6157255A (en) * | 1999-01-28 | 2000-12-05 | Agilent Technologies | High performance operational amplifier |
JP3478760B2 (ja) | 1999-05-19 | 2003-12-15 | キヤノン株式会社 | 信号処理回路及びそれの駆動方法並びに放射線撮像システム |
US7643573B2 (en) * | 2006-03-17 | 2010-01-05 | Cirrus Logic, Inc. | Power management in a data acquisition system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1260080A (en) * | 1986-09-10 | 1989-09-26 | Akira Yukawa | Operational amplifier circuit having wide operating range |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP8224816A patent/JPH1070421A/ja active Pending
-
1997
- 1997-08-06 US US08/907,049 patent/US5880639A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100776366B1 (ko) | 2006-08-10 | 2007-11-15 | 손상희 | 연산 증폭기의 오프셋 감소 방법 및 회로 |
JP2013110596A (ja) * | 2011-11-21 | 2013-06-06 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | ダブルソースフォロア回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5880639A (en) | 1999-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2713167B2 (ja) | 比較器 | |
US7298210B2 (en) | Fast settling, low noise, low offset operational amplifier and method | |
JP3088262B2 (ja) | 低歪差動増幅回路 | |
US6104244A (en) | Amplifier having a rail-to-rail output stage | |
JPH1070421A (ja) | 増幅回路 | |
JPH0550163B2 (ja) | ||
JPH0512897A (ja) | サンプル・ホールド回路 | |
JP3492891B2 (ja) | 出力回路装置 | |
US6657496B2 (en) | Amplifier circuit with regenerative biasing | |
JP3082690B2 (ja) | 演算増幅回路 | |
US4757275A (en) | Wideband closed loop amplifier | |
KR20040045902A (ko) | 전력 증폭기 모듈 | |
JP3200021B2 (ja) | 出力回路装置 | |
JP3080488B2 (ja) | 差動増幅器 | |
US5621356A (en) | Amplifier having a reduced distortion rate | |
JP2001308653A (ja) | 増幅器 | |
JP3414454B2 (ja) | アンプのバイアス回路 | |
JP3733188B2 (ja) | パワーアンプ | |
US7312658B2 (en) | Differential amplifier with two outputs and a single input of improved linearity | |
JP3470835B2 (ja) | 演算増幅器 | |
JP3309878B2 (ja) | アンプ | |
JPH1084260A (ja) | 比較回路 | |
JPS6119547Y2 (ja) | ||
JP3172310B2 (ja) | バッファ回路 | |
JP3164337B2 (ja) | パルス信号増幅回路 |