JPH1069770A - 内部動作周波数設定可能なdram - Google Patents
内部動作周波数設定可能なdramInfo
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- JPH1069770A JPH1069770A JP8228996A JP22899696A JPH1069770A JP H1069770 A JPH1069770 A JP H1069770A JP 8228996 A JP8228996 A JP 8228996A JP 22899696 A JP22899696 A JP 22899696A JP H1069770 A JPH1069770 A JP H1069770A
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Abstract
ASレイテンシでは動作不可能であっても、それ以下の
CASレイテンシに対しては動作可能なDRAMを提供
することを目的とする。 【解決手段】 内部動作周波数設定可能なDRAMは、
メモリセルアレイと、該メモリセルアレイにデータを読
み書きするセンスアンプと、該センスアンプに接続され
た一対のデータバスと、該一対のデータバスを互いに短
絡する短絡回路と、該センスアンプを該一対のデータバ
スに導通するアクセス期間及びアクセスタイミング、更
に該短絡回路の短絡期間及び短絡タイミングを定める少
なくとも一つの信号を生成する制御回路を含み、該DR
AMの内部動作周波数の設定値に応じて該アクセス期間
と該短絡期間との両者を設定する。
Description
関し、詳しくは内部動作周波数を設定可能なDRAMに
関する。
の動作モードを規定するパラメータとして、CASレイ
テンシ、バーストレングス、バーストタイプ等を外部か
ら設定できる。これらのパラメータを設定する場合、S
DRAMのコマンド入力からモード設定動作を指示し、
アドレス入力からパラメータを入力してSDRAM内の
モードレジスタにパラメータを書き込む。
モードレジスタセットを説明するための図である。図8
(A)は、SDRAMに供給されるクロック信号、図8
(B)はコマンド入力、図8(C)はアドレス入力を示
す。図8(B)及び(C)に示されるように、コマンド
入力にモードレジスタセットコマンドMRSを入力し、
アドレス入力にモードレジスタに設定するデータを入力
する。データ入力後、コマンド入力にアクティベイトコ
マンドACTを入力して、新規設定されたモードを有効
にする。
れるデータとアドレス入力との関係を示す。図8(D)
に示されるように、アドレス入力A0からA2の3ビッ
トはバーストレングスを設定し、アドレス入力A3はバ
ーストタイプを設定し、アドレス入力A4からA6の3
ビットはCASレイテンシを設定する。なおA7以上の
ビットは現時点では用いられない。
マンド入力に対して、データ読み出し動作の開始がどれ
くらい遅れるかを設定するパラメータである。図9は、
CASレイテンシを異なった値に設定した場合のデータ
読み出し動作を示す。図9(A)はCASレイテンシ4
の場合、図9(B)はCASレイテンシ3の場合、図9
(C)はCASレイテンシ2の場合、図9(D)はCA
Sレイテンシ1の場合を示す。各図に於て、上がクロッ
ク入力、下がデータ読み出しを示す。また1番目のクロ
ックパルスの入力で、コマンド入力がなされるものとす
る。
値を大きく設定すると、SDRAMのクロック周波数を
大きくして動作を高速にすることが可能になる。それと
同時に、CASレイテンシの値が大きいとコマンド入力
に対しての動作開始時の遅れが大きくなる。例えばCA
Sレイテンシ4に於ては、クロック周波数167 MHzと
いう高速な動作でデータ読み出しが可能となるが、デー
タ読み出しの開始タイミングは、コマンド入力から4ク
ロック後となる。また例えばCASレイテンシ1に於て
は、クロック周波数は従来のDRAMと同等(56MHz
程度)となり、コマンド入力に対する動作開始の遅れは
1クロック以内となりこれも従来のDRAMと同等にな
る。
み出し及びデータ書き込み動作を以下に説明する。図1
0に、従来のSDRAMのメモリコアの一部分を示す。
まずデータ読み出しの場合を以下に説明する。ワード線
選択信号WLがハイになると、トランジスタ200が導
通されてメモリセルCELLに記憶された電位がセンス
アンプ204に読み込まれる。コラム線選択信号CLが
ハイになると、トランジスタ201及び202が導通さ
れて、センスアンプ204のデータがローカルデータバ
スLDB0及びLDB1に供給される。ここでローカル
データバスLDB0及びLDB1は、相補信号を伝送す
るものであり一方がハイの時には他方はローとなる。ロ
ーカルデータバスLDB0及びLDB1に供給された相
補信号は、グローバルデータバスGDB0及びGDB1
に伝送される。このグローバルデータバスGDB0及び
GDB1のデータが、データ読み出し信号Readによ
って読み出しアンプ205から読み出される。
とが最も高速なアクセス動作を可能にする。従って、一
対のデータバス線は電源電圧より低い電位にプリチャー
ジされ、同電位になるようにショート信号SSを用いて
トランジスタ203によって短絡される。連続読み出し
動作に於ては、一度アクセスされた後、一対のデータバ
ス線の電位をプリチャージ及びショート動作により同電
位に設定して、次のアクセス動作のために準備しておく
必要がある。
書き込み信号Writeによってデータを書き込みアン
プ206に書き込んで、グローバルデータバスGDB0
及びGDB1にデータを供給する。以降は上述のデータ
読み出し動作の逆であり、グローバルデータバスGDB
0及びGDB1上のデータは、ローカルデータバスLD
B0及びLDB1を介してセンスアンプ204に供給さ
れ、メモリセルCELLに記憶される。データ書き込み
動作も相補信号により行われるので、一対のデータバス
線の電位をプリチャージ及びショート動作により同電位
に設定しておく必要がある。
込み動作に於ては、まずプリチャージ及びショート動作
により一対のデータバス線が同電位とされる。その後、
コラム線選択信号CLによりセンスアンプ204がアク
セスされるタイミングで、一対のデータバス線のうちの
一方が高電位に変化し、もう一方のデータバスが低電位
に変化する。この電位変化が、データとして読み出され
るか、或いはデータとして書き込まれることになる。そ
の後、次のセンスアンプに対するアクセスに備えて、プ
リチャージ及びショート動作により一対のデータバス線
を同電位とする。
書き込み動作を実行する際には、プリチャージ及びショ
ート動作とセンスアンプに対するコラム線選択動作と
を、動作クロックの1サイクル中に行う必要がある。こ
れらの動作は、当然ながら長い時間をかけるほど、動作
の信頼性が向上する。
い1サイクルの時間は6nsである(167 MHzの場
合)。従って、最高周波数の場合には、6nsの期間を
コラム線活性化時間(センスアンプアクセス時間)とシ
ョート動作時間(プリチャージは同時に行われる)に分
割することになる。
ト動作を制御するための従来の回路を示す。図11の回
路は、NOR回路40、信号生成部10、コラム線選択
信号制御部41、ショート信号制御部42、Read信
号制御部43、及びWrite信号制御部44を含む。
信号生成部10は、RSフリップフロップを構成するN
AND回路11及び12、遅延用インバータ21乃至2
9及びインバータ30よりなる遅延部13、インバータ
14及び15、NOR回路16を含む。
めのタイムチャートを示す。このタイムチャートは、1
サイクルを6nsとして、コラム線活性化時間を4n
s、ショート時間を2nsに分割した場合を示す。ここ
でNOR回路40を介して信号生成部10に入力される
信号inzは、外部クロック信号CLKに同期して内部
生成される内部パルス信号である。図12(A)乃至
(I)に於て、CLKは外部クロック信号、inzは内
部パルス信号、azは遅延部13の出力信号、outz
は信号生成部10の出力信号、CLzはコラム線選択信
号制御部41の出力信号、Shortxはショート信号
制御部42の出力信号、ReadzはRead信号制御
部43の出力信号、及びWritezはWrite信号
制御部44の出力信号である。またWEzはデータ読み
出し動作とデータ書き込み動作とのいずれかを指定する
ための信号である。
信号inzがローからハイに変化すると、NAND回路
11及び12からなるフリップフロップの状態が変化し
て、NAND回路11の出力がローからハイに変化す
る。この変化は図12(D)に示されるように、出力信
号outzのローからハイへの変化として現われる。ま
たNAND回路11の出力のローからハイへの変化は遅
延部13によって遅延され、図12(C)に示されるよ
うに出力信号azのローからハイへの立ち上がりとして
現われる。出力信号azはインバータ14を介してフリ
ップフロップに入力されるので、出力信号azのローか
らハイへの変化によってフリップフロップのNAND回
路11の出力がハイからローへと変化する。この変化は
図12(D)に示されるように、出力信号outzのハ
イからローへの変化として現われる。このように内部パ
ルス信号inzの各パルスの立ち上がりを契機として、
出力信号outzは、所定時間(4ns)の間ハイとな
る。この所定時間の間隔は、遅延部13の遅延時間によ
って決定される。
御部41、ショート信号制御部42、Read信号制御
部43、及びWrite信号制御部44に供給される。
コラム線選択信号制御部41は、遅延用インバータ51
乃至53及びインバータ54によって、出力信号out
zを所定時間遅延させて出力信号CLzとして出力す
る。出力信号CLzは図12(E)に示されており、図
10のコラム線選択信号CLに対応する。ショート信号
制御部42は、遅延用インバータ55乃至58及びイン
バータ59によって、出力信号outzを所定時間遅延
させた後に反転して出力信号Shortxとして出力す
る。出力信号Shortxは図12(F)に示されてお
り、図10のショート信号SSに対応する。
ンバータ61及び62及びインバータ63によって、出
力信号outzを所定時間遅延させて出力信号Read
zとして出力する。Write信号制御部44は、遅延
用インバータ65及びインバータ66及び67によっ
て、出力信号outzを所定時間遅延させて出力信号W
ritezとして出力する。Read信号制御部43の
NOR回路64及びWrite信号制御部44のNAN
D回路68は、信号WEzを入力として、読み出し動作
と書き込み動作とを判別するために用いられる。ここで
Readz信号は図10の読み出し信号Readに対応
し、Writez信号は図10の書き込み信号Writ
eに対応する。
択信号CL(CLz)とショート信号SS(Short
x)とは、逆相の信号として供給される。コラム線選択
信号CLのハイ期間は4nsであり、1サイクルは6n
sであるから、ショート信号SSのハイ期間は2nsと
なる。つまりコラム線活性化動作とショート動作とで、
1サイクルを4nsと2nsとに分割することになる。
ンシが3で1サイクルが7nsの場合を示し、図14
(A)乃至(C)は、CASレイテンシが2で1サイク
ルが9nsの場合を示す。また図15(A)乃至(C)
は、CASレイテンシが1で1サイクルが18nsの場
合を示す。各図に於て、外部クロックCLK、コラム線
選択信号CLz、及びショート信号Shortxが示さ
れる。
遅延時間は一定であるから、CASレイテンシが変更さ
れても、コラム線選択信号CLzのパルス長(信号がハ
イレベルである期間の長さ)は4nsで変化することは
ない。従って、図13乃至図15に示されるように、C
ASレイテンシが3、2、1と短縮されていっても、コ
ラム線活性化動作のための時間は4nsで固定であり、
ショート動作のための時間だけが、3ns、5ns、1
4nsと増えていくことになる。
提供されるとき、実際に用いる最も高速なモードはCA
Sレイテンシ3であり、それ以上高速なCASレイテン
シ4は、将来の更なる高速動作のために用意されてい
る。ところが上述のようにコラム線活性化動作期間は、
CASレイテンシ4で動作可能である長さ(上述の例で
は4ns)に設定される。そしてそれ以下のCASレイ
テンシに対しても、同一のコラム線活性化動作期間(4
ns)が割り当てられる。
コラム線活性化動作期間を設定することは、最高速のメ
モリ動作に合わせてコラム線活性化動作期間を設定する
ことになる。実際に製造されたメモリチップのうちで
は、最高速のCASレイテンシ4ではコラム線活性化動
作のマージンが充分でなく、動作不可能な製品が何パー
セントか含まれることは避けられない。ところが全ての
CASレイテンシに対して同一のコラム線活性化動作期
間を割り当てているので、このような不良製品は、将来
の高速動作のためのCASレイテンシ4だけでなく、実
際に用いるCASレイテンシ3、2、及び1に於ても動
作不可能となってしまう。従って歩留り率が下がるとい
う問題がある。
応するCASレイテンシでは動作不可能であっても、そ
れ以下のCASレイテンシに対しては動作可能なDRA
Mを提供することを目的とする。
は、内部動作周波数設定可能なDRAMは、メモリセル
アレイと、該メモリセルアレイにデータを読み書きする
センスアンプと、該センスアンプに接続された一対のデ
ータバスと、該一対のデータバスを互いに短絡する短絡
回路と、該センスアンプを該一対のデータバスに導通す
るアクセス期間及びアクセスタイミング、更に該短絡回
路の短絡期間及び短絡タイミングを定める少なくとも一
つの信号を生成する制御回路を含み、該DRAMの内部
動作周波数の設定値に応じて該アクセス期間と該短絡期
間との両者を設定することを特徴とする。
スするアクセス期間と一対のデータバスを短絡する短絡
期間との両方を該DRAMの内部動作周波数の設定値に
応じて設定可能であるために、DRAMの内部動作周波
数がある周波数に設定された場合にはDRAMが動作不
可能であったとしても、他の周波数に設定された場合に
はアクセス期間及び短絡期間とに充分なマージンを設け
てDRAMを動作可能とすることが出来る。
DRAMに於て、前記DRAMの動作モードを規定する
パラメータを格納するモードレジスタを更に含み、前記
アクセス期間と前記短絡期間との両者を該パラメータに
応じて設定することを特徴とする。
されたパラメータに応じてアクセス期間と短絡期間との
両方を設定可能であるために、DRAMの内部動作周波
数がある周波数に設定された場合にはDRAMが動作不
可能であったとしても、パラメータを変更して他の周波
数に設定した場合には、アクセス期間及び短絡期間とに
充分なマージンを設けることが出来る。
DRAMに於て、前記パラメータは、前記DRAMの最
高動作周波数を規定するCASレイテンシであることを
特徴とする。上記発明に於ては、モードレジスタに設定
されたCASレイテンシよってアクセス期間と短絡期間
との両方を設定可能であるために、DRAMの内部動作
周波数がある周波数に設定された場合にはDRAMが動
作不可能であったとしても、CASレイテンシを変更し
て他の周波数に設定した場合には、アクセス期間及び短
絡期間とに充分なマージンを設けることが出来る。
DRAMに於て、前記制御回路は、前記少なくとも一つ
の信号を生成し該少なくとも一つの信号のパルス長によ
って前記アクセス期間及び前記短絡期間を定義する信号
生成部と、前記CASレイテンシに応じて該パルス長を
調整するパルス長制御部を含むことを特徴とする。
とによってアクセス期間及び短絡期間を所望の長さに設
定することが出来る。請求項5の発明に於ては、請求項
4記載のDRAMに於て、前記パルス長制御部は、前記
CASレイテンシの各設定値に対して、前記アクセス期
間及び前記短絡期間の比率が一定になるように前記パル
ス長を調整することを特徴とする。
くなり動作周波数の1サイクルが長くなったとき、アク
セス期間と短絡期間とが同一の比率を保ったまま長くな
るので、最長のCASレイテンシではアクセス期間或い
は短絡期間が不十分であっても、それ以下のCASレイ
テンシではアクセス期間及び短絡期間に充分なマージン
を設けることが出来る。
DRAMに於て、前記パルス長制御部は、前記CASレ
イテンシの少なくとも幾つかの設定値に対してのみ前記
アクセス期間及び前記短絡期間の比率が一定になるよう
に前記パルス長を調整し、前記CASレイテンシのそれ
以外の設定値に対しては該パルス長を変化させないこと
を特徴とする。
期間に充分なマージンが得られるようなCASレイテン
シに於てはパルス長の調整を行わないことによって、パ
ルス長制御部の不必要な回路規模増大を避けることが出
来る。請求項7の発明に於ては、DRAMの内部動作周
波数設定を変更する方法は、メモリセルアレイにデータ
を読み書きするセンスアンプと該センスアンプに接続さ
れた一対のデータバスが設けられ、該センスアンプと該
一対のデータバスとを導通するアクセス期間が第1の信
号のパルス長によって規定され、該一対のデータバスを
互いに短絡する短絡期間が第2の信号のパルス長によっ
て規定されるDRAMに於て、a)該DRAMの動作モ
ードを規定するパラメータをモードレジスタに格納し、
b)該パラメータに基づいて、該第1の信号のパルス長
と該第2の信号のパルス長を変更する各段階を含むこと
を特徴とする。
スするアクセス期間と一対のデータバスを短絡する短絡
期間との両方をモードレジスタ内のパラメータに基づい
て変更可能であるために、DRAMの内部動作周波数が
最高周波数に設定された場合にはDRAMが動作不可能
であったとしても、他の周波数に設定された場合にはア
クセス期間及び短絡期間とに充分なマージンを設けてD
RAMを動作可能とすることが出来る。
方法に於て、前記パラメータはCASレイテンシである
ことを特徴とする。上記発明に於ては、モードレジスタ
に設定されたCASレイテンシよってアクセス期間と短
絡期間との両方を設定可能であるために、DRAMの内
部動作周波数が最高周波数に設定された場合にはDRA
Mが動作不可能であったとしても、CASレイテンシを
短くしてより低い周波数に設定した場合には、アクセス
期間及び短絡期間とに充分なマージンを設けることが出
来る。
方法に於て、前記段階b)は、前記第1の信号のパルス
長と前記第2の信号のパルス長の比率が一定であるよう
に、該第1の信号のパルス長と該第2の信号のパルス長
を変更することを特徴とする。
くなり動作周波数の1サイクルが長くなったとき、アク
セス期間と短絡期間とが同一の比率を保ったまま長くな
るので、最長のCASレイテンシではアクセス期間或い
は短絡期間が不十分であっても、それ以下のCASレイ
テンシではアクセス期間及び短絡期間に充分なマージン
を設けることが出来る。
数設定可能なDRAMは、メモリセルアレイと、該メモ
リセルアレイにデータを読み書きするセンスアンプと、
コラムゲートトランジスタを介して該センスアンプに接
続された一対のデータバスと、該センスアンプを該一対
のデータバスに該コラムゲートトランジスタを導通させ
ることにより接続するアクセス期間を定める信号を生成
する制御回路を含み、該DRAMの内部動作周波数の設
定値に応じて該アクセス期間を設定することを特徴とす
る。
スするアクセス期間を該DRAMの内部動作周波数の設
定値に応じて設定可能であるために、DRAMの内部動
作周波数がある周波数に設定された場合にはDRAMが
動作不可能であったとしても、他の周波数に設定された
場合にはアクセス期間に充分なマージンを設けてDRA
Mを動作可能とすることが出来る。
付の図面を用いて説明する。図1に本発明の原理による
読み出し・書き込み制御部1を示す。図1に於て、図1
1と同一の符号は同一の番号で参照され、その説明は省
略される。図1の読み出し・書き込み制御部1は、信号
生成部10、コラム線選択信号制御部41、ショート信
号制御部42、Read信号制御部43、及びWrit
e信号制御部44を含み、これらの構成要素は図11に
示される従来技術のものと同一である。読み出し・書き
込み制御部1は更に、信号生成部10の動作をCASレ
イテンシ判別信号によって制御するCASレイテンシ判
定制御部70を含む。
Sレイテンシの設定値を示すCASレイテンシ判別信号
CL1z乃至CL4zを受け取り、CASレイテンシ判
別信号に応じて、信号生成部10が設定するコラム線活
性化時間及びショート時間を変化させる。具体的には、
例えば、CASレイテンシが減少して1サイクルの時間
が増大するに従い、コラム線活性化時間及びショート時
間を同一の割合で増大させる。即ち例えば、CASレイ
テンシ4に於てコラム線活性化時間及びショート時間が
2:1の割合で設定されるならば、CASレイテンシ
3、2、及び1に於ても、コラム線活性化時間及びショ
ート時間を2:1の割合に保つ。
ト時間を、最高速クロックに対応するCASレイテンシ
で設定された動作可能極限に近い値から、低速動作に移
行するにつれて増大させることにより、他のCASレイ
テンシが設定された場合に、コラム線活性化時間及びシ
ョート時間の両方に対して充分なマージンを確保するこ
とが出来る。従って、仮に最高速クロックに対応するC
ASレイテンシで設定されたコラム線活性化時間或いは
ショート時間に於ては動作不可能で不良となった製品で
あっても、それ以下のCASレイテンシに於ては動作可
能となる可能性が高い。
き込み制御部1を示す。図2に於て、図11と同一の符
号は同一の番号で参照され、その説明は省略される。図
2の読み出し・書き込み制御部1は、信号生成部10、
コラム線選択信号制御部41、ショート信号制御部4
2、Read信号制御部43、及びWrite信号制御
部44を含み、これらの構成要素は図11に示される従
来技術のものと基本的に同一である。読み出し・書き込
み制御部1は更に、CASレイテンシ判定制御部70を
含む。CASレイテンシ判定制御部70が設けられたの
に従って、信号生成部10のインバータ14は削除され
ている。
の遅延部71と、第2の遅延部72と、NAND回路7
3とを含む。第1の遅延部71は、遅延用インバータ8
1乃至85、インバータ86、及びNAND回路87を
含む。第2の遅延部72は、遅延用インバータ91乃至
95、NOR回路96、及びNAND回路97を含む。
タイムチャートを示す。このタイムチャートは、CAS
レイテンシを4に設定した場合に、1サイクルの長さを
6nsとして、コラム線活性化時間を4ns、ショート
時間を2nsに分割した場合を示す。
部クロック信号、inzは内部パルス信号、azは遅延
部13の出力信号、bzはCASレイテンシ判定制御部
70の第1の遅延部71の出力信号、czはCASレイ
テンシ判定制御部70の第2の遅延部72の出力信号、
outzは信号生成部10の出力信号、CLzはコラム
線選択信号制御部41の出力信号、Shortxはショ
ート信号制御部42の出力信号である。
inzがローからハイに変化すると、NAND回路11
及び12からなるフリップフロップの状態が変化して、
NAND回路11の出力がローからハイに変化する。こ
の変化は図3(F)に示されるように、出力信号out
zのローからハイへの変化として現われる。またNAN
D回路11の出力のローからハイへの変化は遅延部13
によって遅延され、図3(C)に示されるように出力信
号azのローからハイへの立ち上がりとして現われる。
ので、CASレイテンシ判別信号CL4z乃至CL1z
のうちで、CASレイテンシ4に対応するCL4zのみ
がハイとなっている。この時、インバータ86及びNO
R回路96の出力はローとなるので、第1の遅延部71
の出力信号bzと第2の遅延部72の出力信号czとは
共にハイとなる。従って、出力信号azに対してNAN
D回路73はインバータとして動作することになる。
動作するNAND回路73を介してフリップフロップに
入力されるので、出力信号azのローからハイへの変化
によってフリップフロップのNAND回路11の出力が
ハイからローへと変化する。この変化は図3(F)に示
されるように、出力信号outzのハイからローへの変
化として現われる。このように内部パルス信号inzの
各パルスの立ち上がりを契機として、出力信号outz
は、所定時間(4ns)の間ハイとなる。この所定時間
の長さは、遅延部13の遅延時間によって決定される。
outzを所定時間遅延させて出力信号CLzとして出
力する。出力信号CLzは図3(G)に示されており、
図10のコラム線選択信号CLに対応する。ショート信
号制御部42は、出力信号outzを所定時間遅延させ
た後に反転して出力信号Shortxとして出力する。
出力信号Shortxは図3(H)に示されており、図
10のショート信号SSに対応する。
信号CL(CLz)とショート信号SS(Short
x)とは、逆相の信号として供給される。遅延部13の
遅延時間によって決定されるコラム線選択信号CLのハ
イ期間は4nsであり、1サイクルは6nsであるか
ら、ショート信号SSのハイ期間は2nsとなる。つま
りコラム線活性化動作とショート動作とで、1サイクル
を4nsと2nsとに2:1の割合に分割することにな
る。
タイムチャートを示す。このタイムチャートは、CAS
レイテンシを3に設定した場合に、1サイクルの長さを
7nsとして、コラム線活性化時間を4.6 ns、ショー
ト時間を2.4 nsに分割する場合を示す。
inzがローからハイに変化すると、NAND回路11
及び12からなるフリップフロップの状態が変化して、
NAND回路11の出力がローからハイに変化する。こ
の変化は図4(F)に示されるように、出力信号out
zのローからハイへの変化として現われる。またNAN
D回路11の出力のローからハイへの変化は遅延部13
によって遅延され、図4(C)に示されるように出力信
号azのローからハイへの立ち上がりとして現われる。
ので、CASレイテンシ判別信号CL4z乃至CL1z
のうちで、CASレイテンシ3に対応するCL3zのみ
がハイとなっている。この時、CL4zがローであるか
らインバータ86の出力はハイとなり、第1の遅延部7
1のNAND回路87はインバータとして動作する。従
って、第1の遅延部71に入力された信号azは、第1
の遅延部71によって所定時間遅延されて、出力信号b
zとしてNAND回路73に入力される。
路96の出力はローとなり、第2の遅延部72の出力信
号czはハイとなる。従って、NAND回路73に於て
出力信号czは無視することが出来る。従って、出力信
号azと出力信号bzとのNANDがNAND回路73
を介してフリップフロップに入力されるので、出力信号
bzのローからハイへの変化によってフリップフロップ
のNAND回路11の出力がハイからローへと変化す
る。この変化は図4(F)に示されるように、出力信号
outzのハイからローへの変化として現われる。この
ように内部パルス信号inzの各パルスの立ち上がりを
契機として、出力信号outzは、所定時間(4.6 n
s)の間ハイとなる。この所定時間の長さは、遅延部1
3及び第1の遅延部71の合計の遅延時間によって決定
される。
outzを所定時間遅延させて出力信号CLzとして出
力する。出力信号CLzは図4(G)に示されており、
図10のコラム線選択信号CLに対応する。ショート信
号制御部42は、出力信号outzを所定時間遅延させ
た後に反転して出力信号Shortxとして出力する。
出力信号Shortxは図4(H)に示されており、図
10のショート信号SSに対応する。
信号CL(CLz)とショート信号SS(Short
x)とは、逆相の信号として供給される。遅延部13及
び第1の遅延部71の合計遅延時間によって決定される
コラム線選択信号CLのハイ期間は4.6 nsであり、1
サイクルは7nsであるから、ショート信号SSのハイ
期間は2.4 nsとなる。つまりコラム線活性化動作とシ
ョート動作とで、1サイクルを4.6 nsと2.4 nsとに
約2:1の割合に分割することになる。
タイムチャートを示す。このタイムチャートは、CAS
レイテンシを2に設定した場合に、1サイクルの長さを
9nsとして、コラム線活性化時間を6ns、ショート
時間を3nsに分割する場合を示す。
inzがローからハイに変化すると、NAND回路11
及び12からなるフリップフロップの状態が変化して、
NAND回路11の出力がローからハイに変化する。こ
の変化は図5(F)に示されるように、出力信号out
zのローからハイへの変化として現われる。またNAN
D回路11の出力のローからハイへの変化は遅延部13
によって遅延され、図5(C)に示されるように出力信
号azのローからハイへの立ち上がりとして現われる。
ので、CASレイテンシ判別信号CL4z乃至CL1z
のうちで、CASレイテンシ2に対応するCL2zのみ
がハイとなる。この時、CL4zがローであるからイン
バータ86の出力はハイとなり、第1の遅延部71のN
AND回路87はインバータとして動作する。従って、
第1の遅延部71に入力された信号azは、第1の遅延
部71によって所定時間遅延されて、出力信号bzとし
てNAND回路73及び第2の遅延回路72に供給され
る。
ンシ判別信号CL4z及びCL3zが共にローであるの
で、NOR回路96の出力はハイとなり、NAND回路
97はインバータとして動作する。従って、第2の遅延
部72に入力された信号bzは、第2の遅延部72によ
って所定時間遅延されて、出力信号czとしてNAND
回路73に入力される。
NANDがNAND回路73を介してフリップフロップ
に入力されるので、出力信号czのローからハイへの変
化によってフリップフロップのNAND回路11の出力
がハイからローへと変化する。この変化は図5(F)に
示されるように、出力信号outzのハイからローへの
変化として現われる。このように内部パルス信号inz
の各パルスの立ち上がりを契機として、出力信号out
zは、所定時間(6ns)の間ハイとなる。この所定時
間の長さは、遅延部13、第1の遅延部71、及び第2
の遅延部72の合計の遅延時間によって決定される。
outzを所定時間遅延させて出力信号CLzとして出
力する。出力信号CLzは図5(G)に示されており、
図10のコラム線選択信号CLに対応する。ショート信
号制御部42は、出力信号outzを所定時間遅延させ
た後に反転して出力信号Shortxとして出力する。
出力信号Shortxは図5(H)に示されており、図
10のショート信号SSに対応する。
信号CL(CLz)とショート信号SS(Short
x)とは、逆相の信号として供給される。遅延部13、
第1の遅延部71、及び第2の遅延部72の合計遅延時
間によって決定されるコラム線選択信号CLのハイ期間
は6nsであり、1サイクルは9nsであるから、ショ
ート信号SSのハイ期間は3nsとなる。つまりコラム
線活性化動作とショート動作とで、1サイクルを6ns
と3nsとに2:1の割合で分割することになる。
タイムチャートを示す。このタイムチャートは、CAS
レイテンシを1に設定した場合に、1サイクルの長さを
18nsとして、コラム線活性化時間を6ns、ショー
ト時間を12nsに分割する場合を示す。
ので、CASレイテンシ判別信号CL4z乃至CL1z
のうちで、CASレイテンシ1に対応するCL1zのみ
がハイとなる。CASレイテンシ判別信号CL4z及び
CL3zは共にローであるので、図2の回路は、図5の
CASレイテンシが2の場合と同一の動作をすることに
なる。
信号CL(CLz)と図6(C)に示されるショート信
号SS(Shortx)とは、図5の場合と同様に逆相
の信号として供給される。但し、図6の場合の1サイク
ルは18nsであるから、遅延部13、第1の遅延部7
1、及び第2の遅延部72の合計遅延時間によって決定
されるコラム線選択信号CLのハイ期間は6nsと同一
であるが、、ショート信号SSのハイ期間は12nsと
なる。つまりコラム線活性化動作とショート動作とで、
1サイクルを6nsと12nsとに1:2の割合で分割
することになる。
レイテンシ1の場合にCASレイテンシ2の場合と同一
のコラム線活性化時間を用いる。これはCASレイテン
シ2の場合はCASレイテンシ4の場合と比較して、コ
ラム線活性化時間に充分なマージンがあると判断できる
ので、CASレイテンシ1用の遅延部を特別に設けない
でも、CASレイテンシ2と同様の設定を用いれば支障
がないからである。このような構成は、遅延部を配置す
るための回路面積を考慮した場合に好ましい。勿論、C
ASレイテンシ1用に第3の遅延部を設けて、1サイク
ルを2:1の割合に分割するように、コラム線活性化動
作とショート動作とを設定することは容易である。
ク図を示す。図7のSDRAMは、クロック信号入力端
子101、コマンド信号入力端子102、アドレス信号
入力端子103、データ信号入出力端子104、内部ク
ロック発生部105、コマンド入力バッファ106、ア
ドレス入力バッファ107、データ出力バッファ10
8、データ入力バッファ109、モードレジスタコント
ロール部110、モードレジスタ111、コマンドデコ
ード部112、アドレスデコード部113、パインライ
ン114及び115、書き込みコントロール部116、
書き込みアンプ117、センスアンプ118、ショート
回路119、読み出しアンプ120、メモリセルアレイ
121、及び図1に示す読み出し・書き込み制御部1を
含む。
読み出し・書き込み制御部1として、例えば図2に示す
回路が用いられる。読み出し・書き込み制御部1として
従来の図11の回路ではなく図2の回路を用いる以外
は、従来のSDRAMと同一の構造である。
る。クロック信号入力端子101に供給されたクロック
信号は、内部クロック発生部105に供給されて、内部
回路を制御するための様々な内部クロック信号が生成さ
れる。内部クロック発生部105から供給される内部ク
ロック信号に基づいて、コマンド入力バッファ106、
アドレス入力バッファ107、及びデータ入力バッファ
109は各々、コマンド信号入力端子102、アドレス
信号入力端子103、データ信号入出力端子104に入
力されたコマンド信号、アドレス信号、及びデータ信号
を取り込む。
バッファ106からコマンドデコード部112に供給さ
れてデコードされる。コマンドのデコード結果に応じ
て、内部回路が制御される。コマンドとしてモードレジ
スタセットコマンドが与えられたときには、モードレジ
スタコントロール部110がモードレジスタセットコマ
ンドに応じて、アドレス入力バッファ107から供給さ
れたアドレス信号をモードレジスタ111に書き込む。
バッファ107からアドレスデコード部113に供給さ
れてデコードされる。アドレスのデコード結果に応じ
て、メモリセルアレイ121の指定されたアドレスがア
クセスされる。入力されたデータ信号は、データ入力バ
ッファ109から、書き込みアンプ117とセンスアン
プ118とを介して、メモリセルアレイ121の指定さ
れたアドレスに格納される。逆にメモリセルアレイ12
1の指定されたアドレスから読み出されたデータは、セ
ンスアンプ118、読み出しアンプ120、パイプライ
ン114及び115を介して、データ出力バッファ10
8に供給される。データ出力バッファ108は、内部ク
ロック発生部105からの内部クロックに基づいて、デ
ータをデータ入出力端子104に出力する。
ドデコード部112のコマンドデコード結果に応じて、
図1のRead/Write識別信号(図2のWEz)
を読み出し・書き込み制御部1に供給する。またコマン
ドデコード結果に基づいて、データ入力バッファ109
を制御する。
Sレイテンシを示すCASレイテンシ判別信号CL1z
乃至CL4zを出力する(CASレイテンシ設定が4以
上可能なときには、更にCL5z・・・を出力する)。
これらのCASレイテンシ判別信号はCL1z乃至CL
4z、読み出し・書き込み制御部1に供給される。
に、コラム線選択信号CL、ショート信号SS、書き込
み信号Write、及び読み出し信号Readを生成す
る。コラム線選択信号CLは、複数のセンスアンプを含
むセンスアンプ118に供給されて、選択されたセンス
アンプに対するデータ読み出し・データ書き込みを所定
期間(コラム線活性化時間)だけ可能にする。ショート
信号SSは、ショート回路119に供給されて、所定期
間(ショート時間)だけグローバルデータバスGDB0
及びGDB1を短絡する。書き込み信号Writeは、
書き込みアンプ117に供給されて、データ入力バッフ
ァ109からの入力データを所定のタイミングでグロー
バルデータバスGDB0及びGDB1に供給する。書き
込み信号Readは、読み出しアンプ120に供給され
て、グローバルデータバスGDB0及びGDB1上の読
み出しデータを所定のタイミングでパイプライン115
に供給する。
於ては、前述のように、コラム線活性化時間及びショー
ト時間を、CASレイテンシ4で設定された動作可能極
限に近い値から、低速動作に移行するにつれて増大させ
ることにより、他のCASレイテンシが設定された場合
に、コラム線活性化時間及びショート時間の両方に対し
て充分なマージンを確保することが出来る。従って、仮
に最高速クロックに対応するCASレイテンシ(この場
合はCASレイテンシ4)で設定されたコラム線活性化
時間或いはショート時間に於ては動作不可能で不良とな
ったSDRAMであっても、それ以下のCASレイテン
シに於ては動作可能な製品となる可能性が高い。
く、特許請求の範囲を逸脱することなく様々な変形・修
正が可能である。
をアクセスするアクセス期間と一対のデータバスを短絡
する短絡期間との両方を該DRAMの内部動作周波数の
設定値に応じて設定可能であるために、DRAMの内部
動作周波数がある周波数に設定された場合にはDRAM
が動作不可能であったとしても、他の周波数に設定され
た場合にはアクセス期間及び短絡期間とに充分なマージ
ンを設けてDRAMを動作可能とすることが出来る。
に格納されたパラメータに応じてアクセス期間と短絡期
間との両方を設定可能であるために、DRAMの内部動
作周波数がある周波数に設定された場合にはDRAMが
動作不可能であったとしても、パラメータを変更して他
の周波数に設定した場合には、アクセス期間及び短絡期
間とに充分なマージンを設けることが出来る。
に設定されたCASレイテンシよってアクセス期間と短
絡期間との両方を設定可能であるために、DRAMの内
部動作周波数がある周波数に設定された場合にはDRA
Mが動作不可能であったとしても、CASレイテンシを
変更して他の周波数に設定した場合には、アクセス期間
及び短絡期間とに充分なマージンを設けることが出来
る。
することによってアクセス期間及び短絡期間を所望の長
さに設定することが出来る。請求項5の発明に於ては、
CASレイテンシが短くなり動作周波数の1サイクルが
長くなったとき、アクセス期間と短絡期間とが同一の比
率を保ったまま長くなるので、最長のCASレイテンシ
ではアクセス期間或いは短絡期間が不十分であっても、
それ以下のCASレイテンシではアクセス期間及び短絡
期間に充分なマージンを設けることが出来る。
び短絡期間に充分なマージンが得られるようなCASレ
イテンシに於てはパルス長の調整を行わないことによっ
て、パルス長制御部の不必要な回路規模増大を避けるこ
とが出来る。請求項7の発明に於ては、センスアンプを
アクセスするアクセス期間と一対のデータバスを短絡す
る短絡期間との両方をモードレジスタ内のパラメータに
基づいて変更可能であるために、DRAMの内部動作周
波数が最高周波数に設定された場合にはDRAMが動作
不可能であったとしても、他の周波数に設定された場合
にはアクセス期間及び短絡期間とに充分なマージンを設
けてDRAMを動作可能とすることが出来る。
に設定されたCASレイテンシよってアクセス期間と短
絡期間との両方を設定可能であるために、DRAMの内
部動作周波数が最高周波数に設定された場合にはDRA
Mが動作不可能であったとしても、CASレイテンシを
短くしてより低い周波数に設定した場合には、アクセス
期間及び短絡期間とに充分なマージンを設けることが出
来る。
シが短くなり動作周波数の1サイクルが長くなったと
き、アクセス期間と短絡期間とが同一の比率を保ったま
ま長くなるので、最長のCASレイテンシではアクセス
期間或いは短絡期間が不十分であっても、それ以下のC
ASレイテンシではアクセス期間及び短絡期間に充分な
マージンを設けることが出来る。
をアクセスするアクセス期間を該DRAMの内部動作周
波数の設定値に応じて設定可能であるために、DRAM
の内部動作周波数がある周波数に設定された場合にはD
RAMが動作不可能であったとしても、他の周波数に設
定された場合にはアクセス期間に充分なマージンを設け
てDRAMを動作可能とすることが出来る。
の構成を示す図である。
部の回路構成を示す図である。
作を示すタイムチャートである。
作を示すタイムチャートである。
作を示すタイムチャートである。
作を示すタイムチャートである。
る。
タ設定を説明するための図である。
のデータ読み出し或いはデータ書き込みの動作を示すタ
イムチャートである。
タ書き込みを説明するための図である。
するための従来の回路の回路構成を示す図である。
の動作を示すタイムチャートである。
の動作を示すタイムチャートである。
の動作を示すタイムチャートである。
の動作を示すタイムチャートである。
Claims (10)
- 【請求項1】 メモリセルアレイと、該メモリセルアレ
イにデータを読み書きするセンスアンプと、 該センスアンプに接続された一対のデータバスと、 該一対のデータバスを互いに短絡する短絡回路と、 該センスアンプを該一対のデータバスに導通するアクセ
ス期間及びアクセスタイミング、更に該短絡回路の短絡
期間及び短絡タイミングを定める少なくとも一つの信号
を生成する制御回路を含み、該DRAMの内部動作周波
数の設定値に応じて該アクセス期間と該短絡期間との両
者を設定することを特徴とする内部動作周波数設定可能
なDRAM。 - 【請求項2】 前記DRAMの動作モードを規定するパ
ラメータを格納するモードレジスタを更に含み、前記ア
クセス期間と前記短絡期間との両者を該パラメータに応
じて設定することを特徴とする請求項1記載のDRA
M。 - 【請求項3】 前記パラメータは、CASレイテンシで
あることを特徴とする請求項2記載のDRAM。 - 【請求項4】 前記制御回路は、 前記少なくとも一つの信号を生成し該少なくとも一つの
信号のパルス長によって前記アクセス期間及び前記短絡
期間を定義する信号生成部と、 前記CASレイテンシに応じて該パルス長を調整するパ
ルス長制御部を含むことを特徴とする請求項3記載のD
RAM。 - 【請求項5】 前記パルス長制御部は、前記CASレイ
テンシの各設定値に対して、前記アクセス期間及び前記
短絡期間の比率が一定になるように前記パルス長を調整
することを特徴とする請求項4記載のDRAM。 - 【請求項6】 前記パルス長制御部は、前記CASレイ
テンシの少なくとも幾つかの設定値に対してのみ前記ア
クセス期間及び前記短絡期間の比率が一定になるように
前記パルス長を調整し、前記CASレイテンシのそれ以
外の設定値に対しては該パルス長を変化させないことを
特徴とする請求項5記載のDRAM。 - 【請求項7】 メモリセルアレイにデータを読み書きす
るセンスアンプと該センスアンプに接続された一対のデ
ータバスが設けられ、該センスアンプと該一対のデータ
バスとを導通するアクセス期間が第1の信号のパルス長
によって規定され、該一対のデータバスを互いに短絡す
る短絡期間が第2の信号のパルス長によって規定される
DRAMに於て、 a)該DRAMの動作モードを規定するパラメータをモ
ードレジスタに格納し、 b)該パラメータに基づいて、該第1の信号のパルス長
と該第2の信号のパルス長を変更する各段階を含むこと
を特徴とするDRAMの内部動作周波数設定を変更する
方法。 - 【請求項8】 前記パラメータはCASレイテンシであ
ることを特徴とする請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 前記段階b)は、前記第1の信号のパル
ス長と前記第2の信号のパルス長の比率が一定であるよ
うに、該第1の信号のパルス長と該第2の信号のパルス
長を変更することを特徴とする請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 メモリセルアレイと、 該メモリセルアレイにデータを読み書きするセンスアン
プと、 コラムゲートトランジスタを介して該センスアンプに接
続された一対のデータバスと、 該センスアンプを該一対のデータバスに該コラムゲート
トランジスタを導通させることにより接続するアクセス
期間を定める信号を生成する制御回路を含み、該DRA
Mの内部動作周波数の設定値に応じて該アクセス期間を
設定することを特徴とする内部動作周波数設定可能なD
RAM。
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