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JPH1063158A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH1063158A
JPH1063158A JP21981196A JP21981196A JPH1063158A JP H1063158 A JPH1063158 A JP H1063158A JP 21981196 A JP21981196 A JP 21981196A JP 21981196 A JP21981196 A JP 21981196A JP H1063158 A JPH1063158 A JP H1063158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
waste toner
image forming
unit
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21981196A
Other languages
English (en)
Inventor
州太 ▲浜▼田
Shiyuuta Hamada
Satoru Haneda
哲 羽根田
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Masayasu Onodera
正泰 小野寺
Hisayoshi Nagase
久喜 永瀬
Shunei Miura
俊英 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP21981196A priority Critical patent/JPH1063158A/ja
Publication of JPH1063158A publication Critical patent/JPH1063158A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃トナーの排出機構や搬送手段及び搬送手段
の駆動源の簡素化が図られた画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 像形成体をクリーニングする第1のクリ
ーニング手段と、中間転写手段をクリーニングする第2
のクリーニング手段と、第1のクリーニング手段よりの
廃トナーと第2のクリーニング手段よりの廃トナーとを
回収する共通の廃トナー収納容器とを設け、第1のクリ
ーニング手段より廃トナー収納容器へ廃トナーを排出す
る第1の排出手段と、第2のクリーニング手段より廃ト
ナー収納容器へ廃トナーを排出する第2の排出手段とを
設けて、第1の排出手段と第2の排出手段とを排出経路
途中に設けた結合部にて結合し、結合部より第3の排出
手段により廃トナーを廃トナー収納容器へ排出すること
を特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等のカラー画像形成装置で、像形成体の周辺
に複数の帯電手段、像露光手段、現像手段、中間転写手
段、クリーニング装置等の画像形成手段を配置して、像
形成体の一回転中にトナー像を重ね合わせてカラー画像
を形成する電子写真方式のカラー画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
の1つとして像形成体の一回転中に各色に対応する画像
の像露光、現像を順次反復して各色のトナー像を像形成
体上に重ね合わせてカラー画像を形成するカラー画像形
成装置が知られている。
【0003】しかしかかる装置は、像形成体の周面に複
数の帯電手段、像露光手段および現像手段を配置すると
共にさらに転写材の搬送領域やクリーニング装置にも場
所をとられるので、像形成体周面のスペースが不足し、
そのためレイアウトに難渋し、周面長の長い大型の像形
成体を必要とすると共にバランスも悪くなる欠点があ
る。
【0004】このスペースの不足を解決する一つの方法
として、本願発明者らは、像形成体の基体を透明体と
し、各像露光手段を像形成体の内部に収容し、像形成体
の内側から像露光するようにした装置で、更に中間転写
手段を使用することにより転写領域に対して接線方向か
ら搬送される転写材の搬送面を、像形成体の周面より離
れた位置に設定するようにした装置を特願平8−765
60号公報等にて提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案の画像形成装置においては、像形成体及び中間転写手
段の双方にトナー像が担持されるため、転写後の転写残
トナーをクリーニングするクリーニング手段が双方に設
けられ、それにともない、それぞれのクリーニング手段
よりの廃トナーを収納する容器が必要となり、装置が大
型化するという欠点がある。
【0006】これを解消するために、共通の廃トナー収
納容器を設け、それぞれのクリーニング手段よりの廃ト
ナーを共通の廃トナー収納容器に収納することを検討
し、装置の小型化及びメンテナンス作業の簡易化を図っ
ているが、それぞれのクリーニング手段より共通の廃ト
ナー収納容器へ廃トナーを排出する廃トナーの排出手段
(排出パイプ)を用いた排出機構や、排出手段を通して
廃トナーを搬送する搬送手段や、搬送手段の駆動源がそ
れぞれ必要となり装置が複雑化するという問題を生じ
る。
【0007】本発明は上記の問題点を改良し、装置の小
型化及びメンテナンス作業の簡易化と共に、廃トナーの
排出機構や搬送手段及び搬送手段の駆動源の簡素化が図
られた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転する像
形成体の周囲に、前記像形成体を帯電させる帯電手段
と、帯電された像形成体に像露光し潜像を形成させる像
露光手段と、像形成体に形成された潜像を現像しトナー
像を形成させる現像手段と、を複数組配置し、前記像形
成体の一回転中に、前記像形成体に対し前記帯電手段に
よる帯電と前記像露光手段による像露光と前記現像手段
による現像とによるトナー像の形成を順次繰り返すこと
により前記像形成体上に複数のトナー像を重ね合わせ、
前記重ね合わせて形成されたトナー像を一旦中間転写手
段に転写した後転写材に転写し、転写材に転写されたト
ナー像を定着するカラー画像形成装置において、前記像
形成体をクリーニングする第1のクリーニング手段と、
前記中間転写手段をクリーニングする第2のクリーニン
グ手段と、前記第1のクリーニング手段よりの廃トナー
と前記第2のクリーニング手段よりの廃トナーとを回収
する共通の廃トナー収納容器とを設け、前記第1のクリ
ーニング手段より前記廃トナー収納容器へ廃トナーを排
出する第1の排出手段と、前記第2のクリーニング手段
より前記廃トナー収納容器へ廃トナーを排出する第2の
排出手段とを設けて、前記第1の排出手段と前記第2の
排出手段とを排出経路途中に設けた結合部にて結合し、
前記結合部より第3の排出手段により廃トナーを前記廃
トナー収納容器へ排出することを特徴とする画像形成装
置によって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本願の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0010】本発明の画像形成装置の一実施形態の画像
形成プロセス及び構成を図1〜図7により説明する。図
1は、画像形成装置の一実施形態のカラー画像形成装置
の断面構成図であり、図2は、結合部及び搬送手段を示
す側面図であり、図3は、図2の概要斜視図であり、図
4は、像形成体の支持構造を示す正面図であり、図5
は、像形成体の支持構造を示す断面図であり、図6は、
中間転写ベルトの支持構造を示す正面図であり、図7
は、中間転写ベルトの支持構造を示す側面図である。
【0011】図1ないし図3によれば、ドラム状の像形
成体である感光体ドラム10は、例えば、透光性アクリ
ル樹脂の透光性部材によって形成される円筒状の透光性
樹脂基体上に、透光性の導電層及び有機感光体層(OP
C)を該基体の外周に形成したものであり、導電層を接
地された状態で図1の矢印で示す反時計方向に回転され
る。
【0012】本実施形態では、像露光光に対し感光体ド
ラムの光導電体層は適切なコントラストを生成できる露
光感度を有していればよい。従って、本実施形態におけ
る感光体ドラムの透光性樹脂基体の光透過率は、100
%である必要はなく、露光ビームの透過時にある程度の
光が吸収されるような特性であっても構わない。透光性
基体の素材としては、アクリル樹脂、特にメタクリル酸
メチルエステルモノマーを用い重合したものが、透明
性、強度、精度、表面性等において優れており好ましく
用いられるが、その他一般光学部材などに使用されるフ
ッ素、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレン
テレフタレートなどの各種透光性樹脂が使用可能であ
る。また、基体は露光光に対し透光性を有していれば、
着色していてもよい。これらの樹脂の屈折率はほぼ1.
5である。
【0013】基体の製造方法としては遠心重合法で高精
度の素筒をつくることができる。この製造法は、プラス
チック材料モノマーを合成し、重合させるための触媒を
添加した後、円筒状の型に注ぎ、側板にて密封して固定
し、これを回転させると共に、適度に加熱することによ
り均一な重合を促進させる。重合終了後は冷却し、得ら
れた透明な樹脂基体を型より取り出し、切断し、必要な
らば仕上げ工程を経て画像形成装置の感光体ドラム用の
透光性樹脂基体が製造される(遠心重合法)。
【0014】遠心重合によって成型される透光性のプラ
スチックの透光性樹脂基体の素材としては、上記のごと
くメタクリル酸メチルエステルモノマーを用い重合した
ものが、透明性、強度、精度、表面性等において最も良
いが、その他ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル
酸ブチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチ
ル、ポリスチレン、ポリイミド、ポリエステルあるいは
ポリ塩化ビニル等、又はこれらの共重合体などが使用さ
れ得る。遠心重合法では真円度が成型に用いられる型で
決まるので、高精度の基体を得ることができる。また、
偏肉は重合時の回転ムラや粘度や重合時の加熱条件で変
化する。
【0015】上記の製造方法によって造られたプラスチ
ックの円筒状の透光性樹脂基体を用いることにより、肉
厚が均一で、円筒状の基体の円筒度、真円度に優れた感
光体ドラムが提供される。
【0016】次に、透光性導電層の成膜法としては、真
空蒸着法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各
種CVD法を用いて、インジウム・スズ・酸化物(IT
O)、アルミナ、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨ
ウ化銅や、Au、Ag、Ni、Al等からなる透光性を
維持した薄膜が用いられる。また、好ましくは、浸漬塗
工法やスプレー塗布法等を用いて上記透光性の導電性
(例えばITO)の微粒子とバインダー樹脂とからなる
導電性樹脂層等が用いられる。この場合、透光性を高め
るためには、層を構成する微粒子を光散乱がほとんどな
いレイリー散乱(露光波長の1/10以下の大きさの微
粒子による散乱)領域の、500オングストローム程度
以下に制御することが好ましい。特に、主構成材料とし
て、1次粒子径が400オングストローム以下の導電性
微粒子を用い、かつ、粒子半径の分布を±100オング
ストローム以下に制御したものを好ましく用いることが
できる。
【0017】また、光導電体層としては、電荷発生層と
電荷輸送層とからなる二層構成や単層構成の各種有機感
光体層(OPC)が使用可能である。
【0018】11はコロナ放電用の帯電手段としてのス
コロトロン帯電器であり、感光体ドラム10の前述した
有機感光体層に対し所定の電位に保持されたグリッドと
放電電極によるコロナ放電とによって帯電作用を行い、
感光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
【0019】12は像露光手段すなわち感光体ドラム1
0の軸方向に配列したLEDと等倍結像系であるセルフ
ォックレンズとから構成される露光光学系であり、別体
の画像読み取り装置によって読み取られた各色の画像信
号がメモリより順次取り出されて前記の各露光光学系1
2にそれぞれ電気信号として入力される。
【0020】前記の各露光光学系12は何れも光学系支
持手段として設けた支持部材20に取り付けられて前記
感光体ドラム10の基体内部に収容される。
【0021】13Yないし13Kはイエロー(Y),マ
ゼンタ(M),シアン(C)および黒色(K)の各現像
剤を収容する現像手段としての現像器であり、それぞれ
感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保って現像
領域において感光体ドラム10と同方向に回転する現像
スリーブ130を備えている。
【0022】前記の各現像器は、前述したスコロトロン
帯電器11による帯電と露光光学系12による像露光と
によって形成される感光体ドラム10上の静電潜像を現
像バイアス電圧の印加により非接触の状態で反転現像す
る。
【0023】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
はコンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよび
Kの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納さ
れる。
【0024】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タの始動により感光体ドラム10を反時計方向へと回転
し、同時にスコロトロン帯電器11(Y)の帯電作用に
より感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0025】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
すなわちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号
による露光が開始されドラムの回転走査によってその表
面の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応す
る静電潜像を形成する。
【0026】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0027】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらにスコロトロン帯電器11
(M)の帯電作用により電位を付与され、露光光学系1
2(M)の第2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像
信号に対応する電気信号による露光が行われ、現像器1
3(M)による非接触の反転現像によって前記のイエロ
ー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が
順次重ね合わせて形成していく。
【0028】同様のプロセスによりスコロトロン帯電器
11(C)、露光光学系12(C)および現像器13
(C)によってさらに第3の色信号に対応するシアン
(C)のトナー像が、またスコロトロン帯電器11
(K)、露光光学系12(K)および現像器13(K)
によって第4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像
が順次重ね合わせて形成され、感光体ドラム10の一回
転以内にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0029】これ等各露光光学系12による感光体ドラ
ム10の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前
述した露光波長に対し透光性の基体を通して行われる。
従って第2,第3および第4の色信号に対応する画像の
露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受け
ることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と同等
の静電潜像を形成することが可能となる。なお各露光光
学系12の発熱による感光体ドラム10内の温度の安定
化及び温度上昇の防止は、前記支持部材20に熱伝導性
の良好な材料を用い、低温の場合はヒータを用い、高温
の場合はヒートパイプを介して外部に放熱する等の措置
を講ずることにより支障のない程度迄抑制することがで
きる。また各現像器13による現像作用に際しては、そ
れぞれ現像スリーブ130に対し直流あるいはさらに交
流を加えた現像バイアスが印加され、現像器の収容する
一成分或いは二成分現像剤によるジャンピング現像が行
われて、透光性電導層を接地する感光体ドラム10に対
して非接触の反転現像が行われるようになっている。
【0030】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は一旦中間転写手段として設け
た中間転写ベルト14の周面に転写される。
【0031】中間転写ベルト14は厚さ0.5〜2.0
mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウレ
タンゴムの108〜1012Ω・cmの抵抗値をもつ半導
電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング防
止層として抵抗値1010〜1016Ω・cmで、厚さ5〜
50μmのフッ素コーティングを行った2層構成とされ
る。この層も同様な半導電性が好ましい。ゴムベルト基
体の代わりに厚さ0.1〜0.5mmの半導電性のポリ
エステルやポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレン
テレフタレート等を使用することもできる。中間転写ベ
ルト14がローラ14A,14B,14Cおよび14D
の間に張架され、ローラ14Dに伝達される動力により
感光体ドラム10の周速度に同期して時計方向に循環し
て搬送される。
【0032】前記の中間転写ベルト14はローラ14A
とローラ14Bの間のベルト面を感光体ドラム10の周
面に接し、一方、ローラ14Cの外周のベルト面を転写
部材である転写ローラ15に接していてそれぞれの接点
においてトナー像の転写域を形成している。
【0033】感光体ドラム10の周面に付着した状態に
あるカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト14
との間の接点においてローラ14Bへのトナーと反対極
性のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト14
の周面側に転写される。すなわちドラム上のカラートナ
ー像は接地したローラ14Aの案内によりトナーを散ら
すことなく転写域へと搬送され、ローラ14Bに対する
1〜3kVのバイアス電圧の印加によって中間転写ベル
ト14側に効率良く転写される。
【0034】一方では給紙カセット(図示せず)の給紙
ローラ17の作動により転写紙Pが搬出されてタイミン
グローラ18に給送され、中間転写ベルト14上のカラ
ートナー像の搬送に同期して転写ローラ15の転写域へ
と給紙される。
【0035】転写ローラ15は前記中間転写ベルト14
の周速度に同期して反時計方向に回動されていて、給紙
された転写紙Pは転写ローラ15と前記の接地状態にあ
るローラ14Cの間のニップ部の形成する転写域におい
て中間転写ベルト14上のカラートナー像に密着され転
写ローラ15への1〜3kVのトナーと反対極性のバイ
アス電圧の印加により順次カラートナー像は転写紙P上
に転写される。
【0036】カラートナー像の転写を受けた転写紙Pは
除電され、搬送板19を介して定着装置91に搬送さ
れ、熱ローラ91Aと圧着ローラ91Bとの間に挟着搬
送して加熱され、トナーを溶着して定着がなされたのち
排紙ローラ92を介して装置外部に排出される。
【0037】例えば、箱型をした廃トナー収納容器30
0が搬送板19の下面で画像形成装置の底部に配設され
る。
【0038】転写後の中間転写ベルト14の周面上に残
ったトナーは、中間転写ベルトのクリーニング手段(第
2のクリーニング手段)としての中間転写ベルトクリー
ニング装置140に設けられたクリーニングブレード1
41によりクリーニングされる。中間転写ベルトクリー
ニング装置140内に溜まった廃トナーは、スクリュウ
142により第2の排出手段としての排出パイプ143
を通して、排出パイプ143の内部に設けられた第2の
搬送手段としての搬送バネスクリュウ144の回転によ
り搬送され、結合部である結合部材310に排出され
る。
【0039】また、転写後の感光体ドラム10の周面上
に残ったトナーは、感光体ドラムのクリーニング手段
(第1のクリーニング手段)としてのクリーニング装置
100にいたり、感光体ドラム10に当接したゴム材か
ら成るクリーニングブレード101によってクリーニン
グ装置100内に掻き落とされる。クリーニング装置1
00内に溜まった廃トナーは、スクリュウ102により
第1の排出手段としての排出パイプ103を通して、排
出パイプ103の内部に設けられた第1の搬送手段とし
ての搬送バネスクリュウ104の回転により搬送され、
結合部である結合部材310に排出される。
【0040】搬送バネスクリュウ104,144により
搬送され、排出パイプ103,143を通して結合部で
ある結合部材310に排出された廃トナーは、第3の排
出手段としての排出パイプ303の内部に設けられた第
3の搬送手段としての搬送バネスクリュウ304の回転
により搬送され、排出パイプ303を通して廃トナーを
回収する共通の廃トナー収納容器300に排出される。
【0041】装置本体の後側板71に固定された取付板
75に、結合部材310が取付けられる。後側板71に
取付けられた駆動源としての駆動モータMの駆動を受け
て駆動モータMの駆動軸に固定される歯車GMが回転さ
れ、歯車GMに連なり、結合部材310にそれぞれ回転
可能に取付けられた歯車G1,G2,G3が回転駆動さ
れる。
【0042】上記の搬送バネスクリュウ104は歯車G
1に結合され、歯車G1の回転により回転される。ま
た、搬送バネスクリュウ144は歯車G2に結合され、
歯車G2の回転により回転される。また、搬送バネスク
リュウ304は歯車G3に結合され、歯車G3の回転に
より回転される。駆動モータMが共通の駆動源として用
いられる。
【0043】搬送バネスクリュウ104,144,30
4の回転により廃トナーが排出パイプ103,143,
303内部を搬送される。搬送方向は歯車G1,G2,
G3の回転方向と、歯車G1,G2,G3に取付けられ
る搬送バネスクリュウ104,144,304のバネの
巻き方向とにより決められ、図2の実線矢印及び図3の
点線矢印で示すように、排出パイプ103及び143内
部の廃トナーの搬送方向は第1及び第2のクリーニング
手段より結合部の方向へ、また、排出パイプ303内部
の廃トナーの搬送方向は結合部より廃トナー収納容器3
00の方向に搬送される。
【0044】上記構成により、装置の小型化と廃トナー
収納容器の交換等のメンテナンス作業の簡易化とが図ら
れ、また、廃トナーの排出パイプを用いた排出機構の簡
素化や、廃トナーの搬送手段及び搬送手段の駆動源の簡
素化が図られる。
【0045】クリーニング装置100により残留トナー
を除去された感光体ドラム10はYのスコロトロン帯電
器11によって一様帯電を受け、次の画像形成サイクル
にはいる。
【0046】図4及び図5によれば、前記の支持部材2
0は感光体ドラム10の支持軸30に固定された前後一
対の部材により構成されていて、各露光光学系12は、
それぞれの両端部が楔状の貼付部材21を介し感光面に
対する距離が所定の位置関係になるよう調節されて、接
着により調節位置に固定されている。
【0047】一方感光体ドラム10は両端部に備えるフ
ランジ部材10Aおよび10Bがそれぞれ軸受Bを介し
て前記の支持部材20に回動自在に支持されていて、フ
ランジ部材10Bの備える歯車10Gの駆動により固定
状態にある支持軸30を回転中心として回動される。
【0048】前記の支持軸30を中心とし感光体ドラム
10ならびに各露光光学系12が同軸上にユニットとし
て一体化され、支持軸30が該ユニットを支持した状態
で、コの字状に形成して一体に接続された対称形の前後
の各ドラムサポート板40の間に軸受け支持されて画像
形成ユニット400が構成される。
【0049】前記のドラムサポート板40は前後の接続
部に、例えば鉄、アルミ等の金属部材を用いた吊り下げ
手段としてのレール部材50を設けていて、前記のレー
ル部材50を装置本体の備えるガイド部材60に挿入し
係合して吊り下げ状態にすることにより前記の支持軸3
0は、従って感光体ドラム10ならびに各露光光学系1
2はほぼ所定の設定位置に置かれる。
【0050】更に前記の支持軸30は正規の位置まで挿
入されると、前述した吊り下げ状態から後方のドラムサ
ポート板40より突出する軸端部30Bが装置基板とし
ての後側板71の備える受座72に嵌合し、前方のドラ
ムサポート板40より突出する軸端部30Aがドラム支
持基板80の備える受座81に対しテーパー嵌合するネ
ジ部材82に支持されることにより、感光体ドラム10
を正規の設定位置に正確に規制して歯車10Gを駆動側
の歯車に噛合し、一方、各露光光学系12がさらに軸端
部30Bの備える貫通ピンP1を前記の受座72に形成
した断面形状V字型の溝に係合されることにより、装置
本体に対する所定の角度位置に正確に規制され固定状態
となる。
【0051】しかる後、各露光光学系12のリード線1
2Aが前面側の支持部材20の孔20Bと各窓20Aか
らドラムサポート板40の切欠部40Aを経て電源部へ
と接続される。なお、リード線12Aを通す各窓20A
はトナー等が内部に入らないようにシールされている。
【0052】前記のドラム支持基板80は、上下の各基
準穴H1が前方の装置基板としての前側板70の備える
一対の基準ピンP2に係合してその取付位置が決定され
た上で複数個所のネジ止メにより前側板70に固定され
るもので、さらに複数の窓80Aを開口していて前述し
た棒状をなす各スコロトロン帯電器11をドラム支持基
板80の外部より挿入して感光体ドラム10に対して所
定の間隔位置に設定すると共に電極を接続した状態でネ
ジ止メにより固定し支持している。
【0053】従って前記のドラム支持基板80は、各ス
コロトロン帯電器11を前記の窓80Aを経て取り外し
た状態で前記のネジ部材82を取り除くと複数個所のネ
ジ止メを解除するのみにして前側板70より分離され
る。
【0054】その状態から前記のドラムサポート板40
がガイド部材60の案内によりレール部材50をスライ
ドして引出され、感光体ドラム10ならびに各露光光学
系12を一体化した画像形成ユニット400が水平方向
に移動し、装置基板としての前側板70の像形成体開口
部としての開口孔70Aより装置本体の外部へと取り出
すことが可能となる。
【0055】前記のドラムサポート板40によって支持
された感光体ドラム10の装置本体への着脱操作の開始
に先立って、感光体ドラム10の周辺に配置される中間
転写ベルト14ならびにブレードの各圧接作用が事前に
解除されているクリーニング装置100は、1〜10m
m程度退避状態とされており、また、感光体ドラム10
の周辺に配置される各現像器13は、後述する感光体ド
ラム10の引出し方向と同方向に現像器13を引出し可
能な30〜50mm程度の位置まで退避状態とされてお
り、装着後再び圧接状態に後帰されるものとする。
【0056】図6及び図7によれば、前記の各ローラ1
4Aないし14Dは前記の中間転写ベルト14をテンシ
ョンローラTの付勢により張架した状態で、コの字状に
形成して一体に接続された前後の各ベルトサポート板4
5の間に軸受け支持されている。
【0057】前記のベルトサポート板45は、さらにコ
の字状に形成して一体に接続された非対称形の前後の各
ベルト支持基板85の間に前記の中間転写ベルトクリー
ニング装置140と共に挟持して一体とされている。
【0058】前記の前方のベルト支持基板85は上下の
立上り部85Aに吊り下げ手段としての基準穴H2を設
け、一方後方のベルト支持基板85は背面に同じく吊り
下げ手段としての一対の基準ピンP4を備えていて、前
記の基準穴H2を前方の前側板70の備える基準ピンP
3に、一方前記の基準ピンP4を後方の装置基板として
の後側板71に設けた基準穴H3に係合した上ネジ止メ
して固定することにより中間転写ベルト14は所定の位
置に設定され、感光体ドラム10の周面に圧接して感光
体ドラム10から中間転写ベルト14へのトナー像の転
写を行う第1の転写域を構成し、さらに前記の転写ロー
ラ15の圧接により中間転写ベルト14から転写材に対
するトナー像の転写を行う第2の転写域が構成される。
【0059】前記のベルト支持基板85は前後側板7
0,71に対し、アキュライドレール(商品名)と呼ば
れる2段階に伸縮可能の一対のガイドレール200を介
し装置本体の前面側に引き出し可能に支持されている。
【0060】ベルト支持基板85は、左右の側部に設け
たそれぞれ前後一対の案内板86が前記のガイドレール
200の可動部200Aを上下方向に摺動可能に挟持し
ていて、引き出し方向に対しては前記の可動部200A
を一体とするが、上下方向に対しては突当板87が可動
部200Aに突き当たる迄下降出来るように構成されて
いる。
【0061】前記のベルト支持基板85はネジ止メを解
除した上で装置本体の全面側に僅かに引き出す操作によ
り前述した各基準ピンと各基準穴の係合が解除されて僅
かに下方へとさがり、従って前記の各突当板87が前記
の可動部200Aに乗った状態でガイドレール200の
伸長作動により前側板70の像形成体開口部としての開
口孔70Aより装置本体の前面に大きく引き出される。
その結果中間転写ベルト14は感光体ドラム10の周面
より退避して圧接を解除した状態で引き出され、再度の
装着に当たってもガイドレール200の伸長状態からの
復帰と各基準ピンのテーパ部の案内により僅かに上方へ
と移動して感光体ドラム10への圧接状態への復帰動作
が自動的かつ確実に行われる。
【0062】従ってベルト支持基板85の極めて簡単な
着脱操作により感光体ドラム10は中間転写ベルト14
に干渉することなく取り出しが可能の状態となり、さら
にベルト支持基板85の引き出しにより搬送路に滞留し
たジャム紙の取り出し処理や中間転写ベルト14の交
換、点検等のメンテナンスも容易に行えることとなる。
【0063】なおベルト支持基板85は装置本体からの
引き出し操作に先立って中間転写ベルト14を張架する
ローラ14Cに対する前記の転写ローラの圧接作用を前
もって解除され、所定の設定位置への復帰後再び圧接状
態に置かれる。
【0064】画像形成装置の他の例を図8及び図2、図
3にて説明する。図8は、画像形成装置の他の例を示す
図である。前記の画像形成装置にて説明したと同様の機
能、構造を有する部材には同一の符号を付した。
【0065】ローラ14A,14E,14C及び14D
の間に張架された中間転写手段としての中間転写ベルト
14が、ローラ14Cの軸を中心として図8の点線で示
す位置に回動され、感光体ドラム10aと離間された状
態で以下の画像形成が行われる。
【0066】像形成体である感光体ドラム10aは、円
筒状の基体を内側に設け、導電層、a−Si層あるいは
有機感光層(OPC)等の感光層を基体の外周に形成し
たものであり、接地された状態で図8の矢印で示す反時
計方向に回転される。
【0067】帯電手段としてのスコロトロン帯電器11
が感光体ドラム10aの前述した有機感光体層に対し所
定の電位に保持された制御グリッドと放電電極によるコ
ロナ放電とによってトナーと同極性の帯電を行い、感光
体ドラム10aに対し一様な電位を与える。
【0068】感光体ドラム10aはスコロトロン帯電器
11により周面に対し一様に帯電された後、前記図1の
画像形成装置にて説明したと同様の像露光手段としての
露光光学系12により画像信号に基づいた像露光が行わ
れ、感光体ドラム10a上に潜像が形成される。
【0069】感光体ドラム10aの周縁にはイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C)、黒色(K)等
のトナーとキャリアとで構成される現像剤をそれぞれ充
填した現像手段である各色毎の現像器13が設けられて
いて、まず、1色目の現像(例えばイエロー)がYの現
像器13の現像スリーブ130によって行われる。
【0070】現像器13は、前述したスコロトロン帯電
器11による帯電と露光光学系12とによる像露光によ
って形成される感光体ドラム10a上の静電潜像を現像
バイアス電圧の印加による非接触現像法により非接触の
状態で反転現像により現像する。
【0071】1色目の現像が終わった後、2色目(例え
ばマゼンタ)の画像工程に入り、再び感光体ドラム10
aがスコロトロン帯電器11により一様帯電され、2色
目の画像データによる潜像が露光光学系12によって形
成される。2色目のマゼンタの現像剤による現像がMの
現像器13の現像スリーブ130によって行われる。現
像は現像スリーブ130と感光体ドラム10aとの間に
交流バイアスと直流バイアスを重畳して印加し、非接触
の反転現像にて行われる。
【0072】3色目(シアン)、4色目(黒色)につい
ても2色目と同様の画像形成工程が行われ、感光体ドラ
ム10a上には4色のトナー像が重ね合わせて現像され
る。各現像器13による現像作用に際しては、それぞれ
現像スリーブ130に対し直流あるいはさらに交流を加
えた現像バイアスが印加され、現像器の収容する一成分
或いは二成分現像剤によるジャンピング現像が行われ
て、透光性電導層を接地する感光体ドラム10aに対し
て非接触の反転現像が行われるようになっている。
【0073】中間転写ベルト14がローラ14Cの軸を
中心として図8の実践で示す位置に回動され、感光体ド
ラム10aと接触される。
【0074】かくして感光体ドラム10aの周面上に形
成されたカラーのトナー像は、感光体ドラム10aの5
回転目に、1〜3kVのバイアス電圧の印加されるロー
ラ14Aにより一旦中間転写手段として設けた中間転写
ベルト14の周面に転写される。
【0075】中間転写ベルト14は厚さ0.5〜2.0
mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウレ
タンゴムの108〜1012Ω・cmの抵抗値をもつ半導
電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング防
止層として抵抗値1010〜1016Ω・cmで、厚さ5〜
50μmのフッ素コーティングを行った2層構成とされ
る。この層も同様な半導電性が好ましい。ゴムベルト基
体の代わりに厚さ0.1〜0.5mmの半導電性のポリ
エステルやポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレン
テレフタレート等を使用することもできる。中間転写ベ
ルト14がローラ14A,14B,14Cおよび14D
の間に張架され、ローラ14Dに伝達される動力により
感光体ドラム10aの周速度に同期して時計方向に循環
して搬送される。
【0076】一方では不図示の給紙カセットより転写紙
Pが搬出されてタイミングローラ18に給送され、中間
転写ベルト14上のカラートナー像の搬送に同期して転
写ローラ15の転写域へと給紙される。
【0077】転写ローラ15は前記中間転写ベルト14
の周速度に同期して反時計方向に回動されていて、給紙
された転写紙Pは転写ローラ15と前記の接地状態にあ
るローラ14Cの間のニップ部の形成する転写域におい
て中間転写ベルト14上のカラートナー像に密着され転
写ローラ15への1〜3kVのトナーと反対極性のバイ
アス電圧の印加によりカラートナー像が転写紙P上に転
写される。
【0078】カラートナー像の転写を受けた転写紙Pは
除電され、搬送ベルト19Aを介して定着装置91に搬
送され、熱と圧着とにより転写紙P上のトナー像が定着
されて装置外部に排出される。
【0079】例えば、箱型をした廃トナー収納容器30
0が搬送ベルト19Aの下面で画像形成装置の底部に配
設される。
【0080】前記画像形成装置にて説明したと同様に、
転写後の中間転写ベルト14の周面上に残ったトナー
は、中間転写ベルトのクリーニング手段(第2のクリー
ニング手段)としての中間転写ベルトクリーニング装置
140に設けられたクリーニングブレード141により
クリーニングされる。中間転写ベルトクリーニング装置
141内に溜まった廃トナーは、スクリュウ142によ
り第2の排出手段としての排出パイプ143を通して、
排出パイプ143の内部に設けられた第2の搬送手段と
しての搬送バネスクリュウ144の回転により搬送さ
れ、結合部である結合部材310に排出される。
【0081】また、転写後の感光体ドラム10aの周面
上に残ったトナーは、感光体ドラムのクリーニング手段
(第1のクリーニング手段)としてのクリーニング装置
100にいたり、感光体ドラム10aに当接したゴム材
から成るクリーニングブレード101によってクリーニ
ング装置100内に掻き落とされる。クリーニング装置
100内に溜まった廃トナーは、スクリュウ102によ
り第1の排出手段としての排出パイプ103を通して、
排出パイプ103の内部に設けられた第1の搬送手段と
しての搬送バネスクリュウ104の回転により搬送さ
れ、結合部である結合部材310に排出される。
【0082】搬送バネスクリュウ104,144により
搬送され、排出パイプ103,143を通して結合部で
ある結合部材310に排出された廃トナーは、第3の排
出手段としての排出パイプ303の内部に設けられた第
3の搬送手段としての搬送バネスクリュウ304の回転
により搬送され、排出パイプ303を通して廃トナーを
回収する共通の廃トナー収納容器300に排出される。
【0083】前記、図2及び図3にて説明したと同様
に、装置本体の後側板71に固定された取付板75に、
結合部材310が取付けられる。後側板71に取付けら
れた駆動源としての駆動モータMの駆動を受けて駆動モ
ータMの駆動軸に固定される歯車GMが回転され、歯車
GMに連なり、結合部材310にそれぞれ回転可能に取
付けられた歯車G1,G2,G3が回転駆動される。
【0084】上記の搬送バネスクリュウ104は歯車G
1に結合され、歯車G1の回転により回転される。ま
た、搬送バネスクリュウ144は歯車G2に結合され、
歯車G2の回転により回転される。また、搬送バネスク
リュウ304は歯車G3に結合され、歯車G3の回転に
より回転される。駆動モータMが共通の駆動源として用
いられる。
【0085】搬送バネスクリュウ104,144,30
4の回転により廃トナーが排出パイプ103,143,
303内部を搬送される。搬送方向は歯車G1,G2,
G3の回転方向と、歯車G1,G2,G3に取付けられ
る搬送バネスクリュウ104,144,304のバネの
巻き方向とにより決められ、図2の実線矢印及び図3の
点線矢印で示すように、排出パイプ103及び143内
部の廃トナーの搬送方向は第1及び第2のクリーニング
手段より結合部の方向へ、また、排出パイプ303内部
の廃トナーの搬送方向は結合部より廃トナー収納容器3
00の方向に搬送される。
【0086】上記構成により、装置の小型化と廃トナー
収納容器の交換等のメンテナンス作業の簡易化とが図ら
れ、また、廃トナーの排出パイプを用いた排出機構の簡
素化や、廃トナーの搬送手段及び搬送手段の駆動源の簡
素化が図られる。
【0087】中間転写ベルト14が感光体ドラム10a
より離間され、クリーニング装置19により残留トナー
を除去された感光体ドラム10aはスコロトロン帯電器
11によって一様帯電を受け、次の画像形成サイクルに
はいる。
【0088】
【発明の効果】請求項1によれば、装置の小型化及びメ
ンテナンス作業の簡易化と共に、廃トナーの排出パイプ
を用いた排出機構の簡素化が図られる。
【0089】請求項2によれば、廃トナーの搬送手段及
び搬送手段の駆動源の簡素化が図られる。
【0090】請求項3によれば、廃トナーの良好な搬送
が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一実施形態のカラー画像形成装
置の断面構成図である。
【図2】結合部及び搬送手段を示す側面図である。
【図3】図2の概要斜視図である。
【図4】像形成体の支持構造を示す正面図である。
【図5】像形成体の支持構造を示す断面図である。
【図6】中間転写ベルトの支持構造を示す正面図であ
る。
【図7】中間転写ベルトの支持構造を示す側面図であ
る。
【図8】画像形成装置の他の例を示す図である。
【符号の説明】 10,10a 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14 中間転写ベルト 15 転写ローラ 91 定着装置 100 クリーニング装置 101,141 クリーニングブレード 103,143,303 排出パイプ 104,144,304 搬送バネスクリュウ 140 中間転写ベルトクリーニング装置 300 廃トナー収納容器 310 結合部材 P 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 正泰 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 永瀬 久喜 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 三浦 俊英 東京都小金井市緑町5丁目14番14号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する像形成体の周囲に、前記像形成
    体を帯電させる帯電手段と、帯電された像形成体に像露
    光し潜像を形成させる像露光手段と、像形成体に形成さ
    れた潜像を現像しトナー像を形成させる現像手段と、を
    複数組配置し、前記像形成体の一回転中に、前記像形成
    体に対し前記帯電手段による帯電と前記像露光手段によ
    る像露光と前記現像手段による現像とによるトナー像の
    形成を順次繰り返すことにより前記像形成体上に複数の
    トナー像を重ね合わせ、前記重ね合わせて形成されたト
    ナー像を一旦中間転写手段に転写した後転写材に転写
    し、転写材に転写されたトナー像を定着するカラー画像
    形成装置において、 前記像形成体をクリーニングする第1のクリーニング手
    段と、前記中間転写手段をクリーニングする第2のクリ
    ーニング手段と、前記第1のクリーニング手段よりの廃
    トナーと前記第2のクリーニング手段よりの廃トナーと
    を回収する共通の廃トナー収納容器とを設け、 前記第1のクリーニング手段より前記廃トナー収納容器
    へ廃トナーを排出する第1の排出手段と、前記第2のク
    リーニング手段より前記廃トナー収納容器へ廃トナーを
    排出する第2の排出手段とを設けて、前記第1の排出手
    段と前記第2の排出手段とを排出経路途中に設けた結合
    部にて結合し、前記結合部より第3の排出手段により廃
    トナーを前記廃トナー収納容器へ排出することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の排出手段内部に廃トナーを搬
    送する第1の搬送手段と、前記第2の排出手段内部に廃
    トナーを搬送する第2の搬送手段と、前記第3の排出手
    段内部に廃トナーを搬送する第3の搬送手段とをそれぞ
    れ設け、前記第1の搬送手段を駆動する駆動源と、前記
    第2の搬送手段を駆動する駆動源と、前記第3の搬送手
    段を駆動する駆動源とを共通としたことを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の搬送手段、前記第2の搬送手
    段及び第3の搬送手段が搬送バネスクリュウであること
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0833215A2 (en) * 1996-09-30 1998-04-01 Konica Corporation Color image forming method and apparatus
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