JPH106190A - 設備稼働状態記録装置および信号加工装置 - Google Patents
設備稼働状態記録装置および信号加工装置Info
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- JPH106190A JPH106190A JP16704396A JP16704396A JPH106190A JP H106190 A JPH106190 A JP H106190A JP 16704396 A JP16704396 A JP 16704396A JP 16704396 A JP16704396 A JP 16704396A JP H106190 A JPH106190 A JP H106190A
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Abstract
的に記録する。 【解決手段】 生産設備が着工状態、待機状態または故
障/チョコ停発生状態の何れかを自動判断する動作状態
判別手段と、複数の要因入力キー14により構成されて
生産設備が待機状態のときに入力可能な状態に移行し、
設備が人的要因で停止した場合に具体的な停止要因が何
れかの要因入力キー14により入力される第1の停止要
因入力手段14a,14bと、複数の要因入力キー14
により構成されて設備が故障/チョコ停発生状態のとき
に入力可能な状態に移行し、設備が故障またはチョコ停
で停止した場合に具体的な停止要因が何れかの要因入力
キー14により入力される第2の停止要因入力手段14
cとを有する。動作状態判別手段、第1の停止要因入力
手段14a,14bおよび第2の停止要因入力手段14
cで得られた情報を時系列データとして記録する稼働デ
ータ記録部を備える。
Description
態の検出および記録に適用して有効な技術に関する。
原価低減、工完短縮、歩留向上による生産性の向上が常
に求められており、これを達成するために、設備能力の
向上が最重点課題となっている。したがって、生産設備
の稼働状況を正確に把握して現状分析を行い、稼働率を
引き下げている要因を突き止めて改善していくことが必
要である。そして、そのためのツールとして、稼働状態
計測装置が用いられている。
特開平6−282718号公報に記載されているよう
に、生産設備のプログラマブルコントローラ(以下、単
に「コントローラ」という。)に直接接続し、生産設備
の稼働状態や停止要因等をコントローラから自動で収
集、計測する装置が知られている。
測装置(以下「従来装置」という。)は、コントローラ
を有する生産設備については有効であるが、コントロー
ラを持たない生産設備に適用する場合、以下のような問
題がある。
ない生産設備に適用するには、コントローラに代わるイ
ンターフェイスを作成する必要がある。このインターフ
ェイスは、従来装置への入力信号を生成するために必要
となる信号を生産設備から全て取り込む必要がある。そ
のため、生産設備の型式等が異なれば、信号の電気的特
性や信号を取り込む部位および取り込み信号数が異な
り、生産設備毎に専用のインターフェイスを製作しなけ
ればならない、という問題である。このようなインター
フェイスは停止要因を生産設備からの信号取り込みによ
り判断するために内部回路が非常に複雑となり、高価な
ものになってしまう。
ーラからの入力信号で停止要因を判断する構成のため、
そのままでは準備作業や待ち時間といった人的な装置停
止要因(以下「人的停止要因」という。)を収集するこ
とができない、という問題である。また、装置故障であ
っても、故障個所が具体的に把握されないと高精度な稼
働状況管理は不可能になる。
持たない生産設備の稼働状況を容易に計測することので
きる技術を提供することにある。
び機械的停止要因を具体的に記録することのできる技術
を提供することにある。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
装置は、生産設備の稼働状況を記録してこれを状況集計
部に送るもので、生産設備からの信号を受領して生産設
備が着工状態、待機状態または故障/チョコ停発生状態
の何れの動作状態にあるかを判断する動作状態判別手段
と、割り当て可能とされた複数の要因入力部により構成
されて動作状態判別手段により生産設備が待機状態と判
断されたときに入力可能な状態に移行し、生産設備が人
的な要因により停止した場合にその具体的な停止要因が
何れかの要因入力部により入力される第1の停止要因入
力手段と、同様に割り当て可能とされた複数の要因入力
部により構成されて動作状態判別手段により生産設備が
故障/チョコ停発生状態と判断されたときに入力可能な
状態に移行し、生産設備が故障またはチョコ停により停
止した場合にその具体的な停止要因が何れかの要因入力
部により入力される第2の停止要因入力手段とを有して
いる。そして、動作状態判別手段、第1の停止要因入力
手段および第2の停止要因入力手段により得られた生産
設備の動作状態および停止要因を時系列データとして記
録する稼働データ記録部とを備える。要因入力部には、
第1または第2の停止要因入力手段が入力可能状態にあ
ることを示す表示灯を設けることが望ましい。
した設備稼働状態記録装置と生産設備との間に設置され
ており、生産設備からの信号を取り込む信号取込部と、
信号取込部に取り込まれた信号を、生産設備の動作状態
として設備稼働状態記録装置が判別し得る信号に加工し
て出力する判別信号生成部とを備えている。
号取り込みだけでは判断できない人的停止要因や故障/
チョコ停の具体的な記録が可能になる。また、各種生産
設備に複雑なインターフェイスを作成することなく簡単
に接続し使用することが可能になり、生産設備の稼働状
況を容易に計測することができる。
に基づいて詳細に説明する。
稼働状態記録装置および信号加工装置が用いられた設備
稼働監視システムであり、オンラインでリアルタイムに
設備稼働状態の監視が行われるようになっている。この
監視システムは、ホストコンピュータ(状況集計部)
1、データベース2、端末31 〜3n 、LAN(LocalA
rea Network)4、中継端末5、マルチプレクサ6、設
備稼働状態記録装置71〜7n 、インターフェイス34
1 〜34n 、生産設備81 〜8n 、RS−232C回線
10、RS−232C回線111 〜11n 、プリンタ1
2とから構成されている。なお、RS−232C回線と
はEIA(Electronic Industries Association −米国
電子工業会)にて規格化された接続コネクタおよび配線
ケーブルからなる回線であり、広くOA機器の接続に用
いられているものである。
データベース2はホストコンピュータ1で管理されてい
る。また、ホストコンピュータ1、端末31 〜3n 、中
継端末5、プリンタ12はそれぞれLAN4を介して相
互に接続されている。さらに、中継端末5とマルチプレ
クサ6とはRS−232C回線10で、マルチプレクサ
6と設備稼働状態記録装置71 〜7n とはRS−232
C回線111 〜11nでそれぞれ接続されており、これ
らとインターフェイス341 〜34n 、生産設備81 〜
8n でデータ収集系9を構成している。なお、データ収
集系9はLAN4上に複数設けることができる。
接続された生産設備81 〜8n の稼働状態をモニタして
内部メモリに稼働データを記録する。また、中継端末5
は多重化装置であるマルチプレクサ6を介して定期的に
各設備稼働状態記録装置71〜7n が記録した稼働デー
タを取得し、LAN4を介してホストコンピュータ1へ
転送する。そして、ホストコンピュータ1は中継端末5
から転送された稼働データをデータベース2に保存す
る。なお、端末31 〜3n および中継端末5では、デー
タベース2からLAN4を介して各生産設備81 〜8n
の稼働データを取得してデータの集計・分析が行えるよ
うになっているのみならず、表示された稼働データによ
り生産設備81 〜8n の集中監視が行えるようになって
いる。
71 〜7n には、所定の要因をハンドで入力するための
キー入力部13、たとえば40桁× 2行にわたって必要な
操作情報を表示するLCD表示部24、対応する生産設
備81 〜8n が稼働中であることを示す稼働表示灯2
1、故障/チョコ停中を除いた停止中であることを示す
停止表示灯22、故障/チョコ停中であることを示す故
障表示灯23が配置されている。
(要因入力部)14、終了キー15、訂正キー16、故
障発生キー17と修理開始キー18とから構成されてい
る。各キー14,15,16,17,18にはそれが入
力可能な状態にあることを点灯して示す表示灯19が設
けられている。したがって、表示灯19が点灯していな
いキー14,15,16,17,18を押した場合に
は、そのキー14,15,16,17,18に割り当て
られた要因は入力されないことになる。なお、本実施の
形態において入力はキー形式が採用されているが、たと
えばスイッチなど他の入力形式でもよい。
が人的な要因により停止したり、機械的あるいは電気的
なトラブルによる故障やチョコ停(=故障ではないが、
たとえばセンサの検出ミスなどによりエラーと判定され
て生産設備81 〜8n が停止するような現象をいう。し
たがって、リセット操作により容易に稼働状態に復帰す
ることができる。5分以内の短い停止時間となるのが一
般的である。)により停止した場合に、その具体的な停
止要因の入力を行う部分であり、それぞれに固有のキー
番号が割り振られている。そして、要因入力キー14で
は、ユーザが各キー毎に人的および設備的な停止要因を
具体的に設定して使用することができるようになってい
る。
因を入力する第1の停止要因入力手段14a,14b、
および具体的な設備的停止要因を入力する第2の停止要
因入力手段14cに割り振られている。なお、第1の停
止要因入力手段14a,14bは、さらに、各種待ち要
因を入力する停止要因A入力部14aと、各種メンテナ
ンス要因を入力する停止要因B入力部14bとに細分化
され、左右に分割配置されている。
入力手段14a,14bのキーは、設備稼働状態記録装
置7が生産設備81 〜8n の待機状態を認識したときの
入力を受け付け、全ての設定キーの表示灯19を点灯さ
せて第1の停止要因が入力可能であることを示すように
なっている。また、故障/チョコ停要因が入力される第
2の停止要因入力手段14cのキーは、設備稼働状態記
録装置7が生産設備81 〜8n の故障/チョコ停を認識
したときに入力を受け付け、全ての設定キーの表示灯1
9を点灯させて第2の停止要因が入力可能であることを
示すようになっている。なお、符号14dに示す何れの
要因も割り当てられない入力遮断部は、誤入力防止のた
め常に入力操作に反応しないようになっており、それに
関連して、表示灯19も点灯しないようになっている。
メモリの初期化、内部時計の現在日時の設定、要因入力
キー14の機能の設定、生産設備81 〜8n の識別、管
理用番号等の設定)時は、テンキー、カーソル移動キー
等として使用される。したがって、ユーザはLCD表示
部24に表示された情報をキー入力部13で適宜変更し
て所望内容に設定することができる。
造を図3のブロック図に示す。図示するように、各設備
稼働状態記録装置71 〜7n は、制御演算部(動作状態
判別手段)25を備えている。この制御演算部25に
は、キー入力部13、稼働表示灯21、停止表示灯2
2、故障表示灯23、LCD表示部24、信号入力A2
6、信号入力B27、信号入力C28、信号入力D2
9、通信ポート30、内部時計31、稼働データ記録部
32、設定データ記憶部33がそれぞれ接続されてい
る。
8n から発信される信号の入力部であり、信号入力A2
6は生産設備81 〜8n の着工中を検出する信号の入力
部、信号入力B27は生産設備81 〜8n の着工終了時
に動作するアラーム、たとえばブザーの鳴動開始と鳴動
終了とを検出する信号の入力部となっている。また、信
号入力C28は、生産設備81 〜8n の故障/チョコ停
発生時におけるブザーの鳴動開始と鳴動終了とを検出す
る信号の入力部、信号入力D29は、生産設備81 〜8
n 内で処理されるワークの生産数をカウントするため信
号の入力部となっている。なお、本実施の形態において
は、信号入力A26〜D29によって生産設備81 〜8
n の着工状態、待機状態、故障/チョコ停発生状態およ
び生産数量が検出されるようになっているが、生産数量
の把握が不要な場合には信号入力D29は設ける必要が
ない。また、アラームとしては視覚で認識できる警告灯
など、ブザー以外のものを用いることもできる。
働データを転送するために使用される出力ポートとして
機能するものである。稼働データ記録部32は、信号入
力A26〜D29への入力信号により生産設備81 〜8
n の稼働状態の判別を行い、着工開始日時、生産数、着
工終了を知らせるブザー(以下「終了ブザー」とい
う。)の鳴動開始日時、故障/チョコ停発生を知らせる
ブザー(以下「故障ブザー」という。)の鳴動開始日
時、待機状態の開始日時、故障/チョコ停対処待ちの開
始日時等を時系列データとして自動記録するようになっ
ている。そして、設定データ記憶部33は、要因入力キ
ー14に割り当てられた第1の停止要因入力手段14
a,14bおよび第2の停止要因入力手段14cの割り
当てデータを記憶する。
号加工装置)341 〜34n は、信号処理部35、設備
稼働状態検出器361 〜364 を備えている。設備稼働
状態検出器361 〜364 は、生産設備81 〜8n の信
号取出部371 〜374 から信号を取り込み、その信号
のON・OFF・点滅状態等を判別して稼働状態判別用
の信号を生成、出力するようになっている。なお、信号
取出部371 〜374は、生産設備81 〜8n の稼働状
況を示すランプ、ブザー、センサ等の中から設備稼働状
態記録装置71 〜7n が前記した生産設備81 〜8n の
状態(つまり、着工状態、待機状態、故障/チョコ停発
生状態および生産数量)を認識するに必要な信号を出力
する箇所が割り当てられている。したがって、信号取出
部371〜374 は、生産設備81 〜8n の型式毎に異
なる場合がある。
61 〜364 の出力信号のレベル等を調整した信号を生
成して、設備稼働状態記録装置71 〜7n の信号入力A
26〜D29が受信可能な信号に変換する。なお、設備
稼働状態検出器361 〜364 の出力信号を変換するこ
となく信号入力A26〜D29が受信可能であるなら
ば、信号処理部35は省略することができる。
を図5に示す。この設備稼働状態検出器361 〜364
は、信号取込部38、判別信号生成部39、判別条件選
択スイッチ40を備えている。信号取込部38は、生産
設備81 〜8n の信号取出部からの入力信号をフォトカ
プラ、リレー等を用いて生産設備に影響を与えないよう
電気的に分離した後に判別信号生成部39へ出力する。
判別信号生成部39は、信号取込部38からの入力信号
のON・OFF・点滅状態等を判別し、稼働状態判別用
の信号を出力する。判別信号生成部39は信号判別処理
条件を複数備えている。したがって、判別条件選択スイ
ッチ40を操作することにより、判別信号生成部39は
信号取込部38からの入力信号を所望の信号に加工する
ことができる。
テムにおいて、設備稼働状態記録装置7における稼働状
態判別について、設備稼働状態検出器361 〜364 の
信号判別処理について、停止要因A・Bの入力につい
て、故障要因の入力と故障/チョコ停の判別について、
順次説明する。
判別について 設備稼働状態記録装置は、信号入力A〜Dへの入力信号
により生産設備の稼働状態の判別を行い、前述のような
稼働データを時系列的に自動記録するようになってい
る。そして、信号入力A〜Dにおける稼働データは次の
ように記録される。
の信号が入力される信号入力Aへの入力信号がONであ
る期間t1 〜t3 が着工時間と判断される。そして、信
号立ち上がりの時刻t1 が着工開始として記録される。
そして、信号立ち下がりの時刻t3 が着工終了として記
録される。
A〜C、停止要因A・Bが設定された第1の停止要因入
力手段についてサンプリングが開始され、時刻t3 から
Tx秒以内に信号入力A〜C、停止要因A・Bの何れも
が入力されなければ、時刻t3 が待機状態の開始として
記録される。また、時刻t3 が到来する前の時刻t2あ
るいはTx 秒以内である時刻t4 で信号入力BがONに
なった場合には、時刻t3 は終了ブザーの鳴動開始とし
て記録される。Tx 秒経過後の時刻t5 で信号入力Bが
ONになった場合は、時刻t3 は待機状態の開始として
記録され、時刻t5 は終了ブザーの鳴動開始として記録
される。同様に、時刻t6 からTx 秒以内に信号入力A
〜C、停止要因A・Bの何れもが入力されなければ、時
刻t6 は待機状態の開始として記録される。
はワークの生産数のカウント信号である)の立ち上がり
(または立ち下がり)の回数がカウントされ、その合計
が時刻t1 で記録された着工開始のデータに生産数とし
て付加される。なお、終了ブザーの鳴動時間を稼働デー
タとして必要としない場合は、信号入力Bは使用されな
い。
t8 からTx 秒以内に信号入力A〜C、停止要因A・B
の何れもが入力されなければ、時刻t8 は待機状態の開
始として記録される。そして、時刻t8 より前の時刻t
7 、またはTx 秒以内である時刻t9 で信号入力CがO
Nになった場合は故障/チョコ停が発生したケースであ
るので、時刻t8 を故障ブザーの鳴動開始として記録す
る。また、稼働終了時刻t8 からTx 秒経過後の時刻t
10で信号入力CがONになった場合は稼働中のトラブル
は発生していないことになるので、時刻t8 は待機状態
の開始として記録され、時刻t10は故障ブザーの鳴動開
始として記録される。そして、信号入力Cが立ち下がる
時刻t11は故障/チョコ停対処待ちの開始として記録さ
れ、第2の停止要因入力手段が入力可能な状態になる。
いて 前述のように、設備稼働状態検出器は生産設備から入力
した信号のON・OFF・点滅状態を判別し、図8に示
すように、処理1〜処理8の条件で出力信号を生成す
る。つまり、判別条件選択スイッチにより処理1〜処理
8の条件を選択することで図示する8種類の信号の何れ
かが生成され、各処理に対応して設けられた出力端子か
ら生成された信号が出力される。
からの点滅信号をONおよびOFF信号と区別するため
に、点滅周期より長い期間T1 内での点滅は連続したも
のとして取り扱うことができるようになっている。ま
た、点滅信号をOFFと処理した場合におけるON信号
と点滅信号との誤認識を防止するために、期間T1 より
長い期間T2 が設定され、信号が立ち上がった状態が期
間T2 以上維持されている場合にはON信号と認識され
る。なお、期間T1 およびT2 は判別信号生成部で調節
可能となっている。
理1〜処理8の内容は次のようなものである。
み、図のような信号を出力するものである。なお、この
処理1と次の処理2においては点滅信号がOFFと処理
されるので、入力信号ONについての認識は期間T2 だ
け遅延する。処理2は処理1の出力を論理反転したもの
である。処理3は入力がパルス信号のときだけ、図のよ
うな信号を出力する。処理4は、処理3の出力を論理反
転したものである。処理5は入力信号がパルス信号また
はON信号のとき、図のような信号を出力する。処理6
は、処理5の出力を論理反転したものである。そして、
処理7は入力信号をレベル変換のみでそのまま出力す
る。処理8は、処理7の出力を論理反転したものであ
る。
と非着工中での状態が異なる部位(例えば、着工中表示
ランプ等)が、信号取出部372 は、終了ブザーの鳴動
中と非鳴動中での状態が異なる部位(例えば、着工終了
表示ランプ等)が、信号取出部373 は、故障ブザーの
鳴動中と非鳴動中での状態が異なる部位(例えば、故障
発生表示ランプ等)がそれぞれ割り当てられて信号が取
り出されている。そして、前記した処理1〜処理8の何
れかの処理を各信号について選択することにより、図4
の設備稼働状態検出器361 では信号入力A26への、
設備稼働状態検出器362 では信号入力B27への、設
備稼働状態検出器363 では信号入力C28への、出力
信号が直接作り出される。また、信号取出部374 を製
品検出センサや製品カウントセンサ等に割り当てた場合
には、これを処理7または処理8を用いて信号入力D2
9へ直接出力することが可能である。したがって、上記
のような部位から信号を取り出すようにすれば処理条件
の選択のみで所望の信号を生成することが可能になるた
め、設備稼働状態検出器の出力信号を設備稼働状態記録
装置の信号入力A〜Dが受信可能な信号に変換する信号
処理部が不要になる。これにより、インターフェイスは
取り付け対象となる生産設備の型式等に依存することな
く共通とすることができる。
初期設定により、たとえばNo.00 の要因入力キー14に
“製品待ち”を、No.01 の要因入力キー14に“その他
待ち”を入力する機能が設定されているものとする。
信号が時刻t2 で立ち下がった後の時刻t3 でNo.00 の
要因入力キー14が入力されたとする。期間t2 〜t3
がTx 秒(たとえば10秒程度)未満なら時刻t2 は具体
的停止要因“製品待ち”開始として記録される。一方、
期間t2 〜t3 がTx 秒以上経過していれば、時刻t2
は待機状態の開始として記録され、時刻t3 は“製品待
ち”の開始として記録される。
とにより停止要因“製品待ち”の終了が入力され、時刻
t5 でNo.01 の要因入力キー14が入力されたとする。
期間t4 〜t5 がTx 秒未満なら時刻t4 は停止要因
“その他待ち”の開始として記録される。一方、期間t
4 〜t5 がTx 秒以上経過していれば、時刻t4 は待機
状態の開始として記録され、時刻t5 は“その他待ち”
開始として記録される。
立ち上がると、時刻t6 は着工開始として記録される。
したがって、停止要因“その他待ち”は時刻t6 をもっ
て終了することになるので、終了キー15を押し忘れて
も稼働データが実際と食い違うことはない。
の初期設定により、たとえばNo.05 の要因入力キー14
に“定期点検(週1回)”を、No.06 の要因入力キー1
4に“定期点検(月1回)”を入力する機能が設定され
ているものとする。
がってから、時刻t3 にNo.05 の要因入力キー14が入
力されたとする。期間t2 〜t3 がTx 秒未満ならば、
時刻t2 は停止要因“定期点検(週1回)”の開始とし
て記録される。一方、期間t2 〜t3 間がTx 秒以上経
過していれば、時刻t2 は待機状態の開始として記録さ
れ、時刻t3 は“定期点検(週1回)”の開始として記
録される。
“定期点検(週1回)”の終了が入力され、時刻t5 で
No.06 の要因入力キー14が入力されたとする。期間t
4 〜t5 がTx 秒未満ならば、時刻t4 は停止要因“定
期点検(月1回)”の開始として記録される。一方、期
間t4 〜t5 がTx 秒以上経過していれば、時刻t4 は
待機状態の開始として記録され、時刻t5 は停止要因
“定期点検(月1回)”の開始として記録される。
入力キー14が入力されてから終了キー15が入力され
るまでの期間(図10の期間t3 〜t4 および期間t5
〜t7 )は、信号入力A〜Cは全て無視されるようにな
っている。したがって、時刻t6 での信号入力Aの入力
信号の立ち上がりは無視され、時刻t7 が着工開始とし
て記録される。
7 に生産設備81 〜8n からの入力信号がON状態とな
ったとき、設備稼働状態記録装置はブザーを鳴動させて
生産設備からの入力信号がONになっていることが警告
されるので、終了キー15の押し忘れが防止される。
について 図11に生産設備の故障発生時の入力例を、図12に生
産設備のチョコ停発生時の入力例をそれぞれ示す。図1
1と図12の違いは、時刻t3 で修理開始キー18によ
る入力があるかないかのみである。ここでは、何れの場
合においても、ユーザの初期設定により、第2の停止要
因入力手段であるNo.04 の要因入力キー14は、故障/
チョコ停要因である“プリアライメント”を入力する機
能が設定されているものとする。
刻t2 における信号入力Cの立ち下がりによって、時刻
t2 が修理待ちの開始として記録される。そして、時刻
t8で終了キー15が押されるまでの間、修理開始キー
18、故障/チョコ停要因入力機能が設定されている第
2の停止要因入力手段および終了キー15の操作が可能
とされ、信号入力A〜Dの入力は全て無視されるように
なる。これにより、図11および図12のいずれの場合
も、生産設備のテスト・ラン等の時間(期間t4 〜t5
および期間t6 〜t8 )を故障修理時間またはチョコ停
時間に含むことが可能となる。
t2 が修理待ちの開始として、時刻t3 が修理の開始と
して、時刻t8 が着工開始としてそれぞれ記録され、時
刻t7 で入力された故障要因“プリアライメント”は時
刻t3 で記録された修理開始のレコードに付加される。
なお、故障要因は期間t3 〜t8 の期間であればいつで
も入力が可能となっている。
発生していないために修理開始キー18は押されない。
そして、これによりチョコ停と認識される。このケース
では、時刻t2 がチョコ停対処の開始として、時刻t8
が着工開始としてそれぞれ記録され、時刻t7 で入力さ
れたチョコ停要因“プリアライメント”は時刻t2 で記
録されたチョコ停対処の開始のレコードに付加される。
なお、チョコ停要因は期間t2 〜t8 の間であればいつ
でも入力が可能となっている。
〜t5 および期間t6 〜t8 において設備稼働状態記録
装置はブザーを鳴動させて生産設備からの入力信号がO
Nになっていることを警告し、終了キー15の入力忘れ
が防止されるようになる。
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもな
い。
れた要因の項目内容は必要に応じて自由に設定すること
ができるものであって、前記した実施の形態に限定され
るものではない。
によってなされた発明をその属する技術分野である半導
体製造における稼働データの収集に適用した場合につい
て説明したが、他の種々のワーク処理装置のデータ収集
に適用することができる。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
術によれば、人的停止要因が発生した場合に入力可能と
なる第1の停止要因入力手段と、機械的停止要因が発生
した場合に入力可能となる第2の停止要因入力手段とを
有する設備稼働状態収集装置が設けられているので、生
産設備からの信号取り込みだけでは判断できない人的停
止要因や故障/チョコ停の具体的な記録が可能になる。
状態収集装置が判別し得る信号に加工して出力する信号
加工装置が設けられているので、コントローラを持たな
い各種生産設備に複雑なインターフェイスを作成するこ
となく簡単に接続し使用することが可能になる。これに
より、このような生産設備の稼働状況を容易に計測する
ことができる。
装置および信号加工装置が用いられた設備稼働監視シス
テムを示す概略図である。
説明図である。
ブロック図である。
である。
すブロック図である。
信号処理の一例を示すタイムチャートである。
信号処理の他の一例を示すタイムチャートである。
8による出力信号を示すタイムチャートである。
る。
ある。
イムチャートである。
すタイムチャートである。
段) 14b 停止要因B入力部(第1の停止要因入力手
段) 14c 第2の停止要因入力手段 14d 入力遮断部 15 終了キー 16 訂正キー 17 故障発生キー 18 修理開始キー 19 表示灯 21 稼働表示灯 22 停止表示灯 23 故障表示灯 24 LCD表示部 25 制御演算部(動作状態判別手段) 26 入力信号A 27 入力信号B 28 入力信号C 29 入力信号D 30 通信ポート 31 内部時計 32 稼働データ記録部 33 設定データ記憶部 341 〜34n インターフェイス(信号加工装置) 35 信号処理部 361 〜364 設備稼働状態検出器 371 〜374 信号取出部 38 信号取込部 39 判別信号生成部 40 判別条件選択スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 生産設備の稼働状況を記録してこれを状
況集計部に送る設備稼働状態記録装置であって、 前記生産設備からの信号を受領して前記生産設備が着工
状態、待機状態または故障/チョコ停発生状態の何れの
動作状態にあるかを判断する動作状態判別手段と、 割り当て可能とされた複数の要因入力部により構成され
て前記動作状態判別手段により前記生産設備が待機状態
と判断されたときに入力可能な状態に移行し、前記生産
設備が人的な要因により停止した場合にその具体的な停
止要因が何れかの前記要因入力部により入力される第1
の停止要因入力手段と、 同様に割り当て可能とされた複数の要因入力部により構
成されて前記動作状態判別手段により前記生産設備が故
障/チョコ停発生状態と判断されたときに入力可能な状
態に移行し、前記生産設備が故障またはチョコ停により
停止した場合にその具体的な停止要因が何れかの前記要
因入力部により入力される第2の停止要因入力手段と、 前記動作状態判別手段、前記第1の停止要因入力手段お
よび前記第2の停止要因入力手段により得られた前記生
産設備の動作状態および停止要因を時系列データとして
記録する稼働データ記録部とを備えたことを特徴とする
設備稼働状態記録装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の設備稼働状態記録装置で
あって、前記要因入力部には、前記第1または第2の停
止要因入力手段が入力可能な状態にあることを示す表示
灯が設けられていることを特徴とする設備稼働状態記録
装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の設備稼働状態記
録装置と前記生産設備との間に設置された信号加工装置
であって、 前記生産設備からの信号を取り込む信号取込部と、 前記信号取込部に取り込まれた信号を、前記生産設備の
動作状態として前記設備稼働状態記録装置が判別し得る
信号に加工して出力する判別信号生成部とを備えている
ことを特徴とする信号加工装置。
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