JPH1059610A - 用紙後処理装置 - Google Patents
用紙後処理装置Info
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- JPH1059610A JPH1059610A JP9115785A JP11578597A JPH1059610A JP H1059610 A JPH1059610 A JP H1059610A JP 9115785 A JP9115785 A JP 9115785A JP 11578597 A JP11578597 A JP 11578597A JP H1059610 A JPH1059610 A JP H1059610A
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
ると共にコストダウンを図ることができる用紙後処理装
置を提供する。 【解決手段】 スティプルトレイ20に排紙される用紙
の先端を排紙爪13で規制することで用紙をスティプル
トレイ20に揃え、かつスティプラ10で用紙束にステ
ィプル後、排紙爪13を用紙排紙方向に動かして、用紙
束を排紙トレイ3方向に送り出すようにする。
Description
でスタックする用紙整合トレイ部と、この用紙整合トレ
イ部にスタックされた用紙を綴じるためのスティプラを
有するスティプルユニットを備えた用紙後処理装置に関
する。
合トレイ部と、この用紙整合トレイ部にスタックされた
用紙を綴じるためのスティプラを有するスティプルユニ
ットを備えた用紙後処理装置が、特開昭63−1806
74号公報、特開平1−313261号公報、特開平5
−16562号公報等に提案されている。このような用
紙後処理装置においては、用紙整合トレイ部に用紙を揃
えるための用紙揃え手段と、スティプル済みの用紙束を
排紙部に向けて排紙させるための排紙手段が必要にな
る。
処理装置は一般に、用紙整合トレイ部に用紙を揃えるた
めの用紙揃え手段と、スティプル済みの用紙束を排紙部
に向けて排紙させるための排紙手段が必要になる。従っ
て、機構が複雑化し、装置が大型化してしまうという問
題があった。
に排紙される用紙を揃える機能と、スティプル時の用紙
移動機能と、スティプル済みの用紙束を排紙部に向けて
排紙する機能に関する構成を簡略化でき、省スペース化
が可能になると共にコストダウンを図ることができる用
紙後処理装置を提供することである。本発明の第2の課
題は、用紙整合トレイ部に排紙される用紙を揃える機能
と、スティプル時の用紙移動機能と、スティプル済みの
用紙束を排紙部に向けて排紙する機能を単一の排紙爪に
備えた構成としても、用紙を上方からスムーズにスタッ
クさせることができて、スタック、スティプル綴じ、ス
ティプル後の用紙排紙という一連の動作を確実に行わせ
ることができる用紙後処理装置を提供することである。
から排紙された用紙を揃えた状態でスタックする用紙整
合トレイ部と、前記用紙整合トレイ部にスタックされた
用紙を綴じるためのスティプラを有するスティプルユニ
ットを備えた用紙後処理装置において、前記用紙整合ト
レイ部には上下方向に移動可能に排紙爪を設けてあり、
用紙受け入れ時には、前記排紙爪を受け入れ位置へ移動
させることにより上方から排紙された用紙の先端を前記
排紙爪で受けて揃え、スティプル時には、前記排紙爪を
スティプル位置へ移動させることによりスタックされた
用紙を前記スティプラによってスティプル綴じさせ、用
紙放出時には、前記排紙爪を上方向に移動させることに
よりスタックされた用紙を、放出させるようにした第1
の手段により解決できる。前記第1の課題は、第1の手
段において、前記排紙爪を複数箇所に停止させて複数の
ステープル位置で用紙束のスティプルを行う第2の手段
により解決できる。
複数カ所綴じをする際、スタックされた用紙束の上の方
から順にスティプル綴じを行う第3の手段により解決で
きる。
いて、所定サイズの用紙受け入れ位置を、その用紙のス
ティプル位置とした第4の手段により解決できる。
紙を揃えた状態でスタックする用紙整合トレイ部と、前
記用紙整合トレイ部に上下方向に移動可能に設け、上方
から排紙された用紙の先端を受けて揃える排紙爪と、前
記排紙爪で受けられて前記用紙整合トレイ部にスタック
された用紙の後端を前記用紙整合トレイ部に押し付ける
用紙押さえ部材とを備えた第5の手段により解決でき
る。前記第2の課題は、第1又は5の手段において、用
紙サイズに応じて、用紙の後端位置を一定となるように
前記排紙爪の用紙受け入れ位置を制御する第6の手段に
より解決できる。前記第2の課題は、第5の手段におい
て、前記用紙押さえ部材はファーブラシである第7の手
段により解決できる。前記第2の課題は、第7の手段に
おいて、前記ファーブラシと同軸上にファーブラシより
小径の搬送ローラを配設するとともに、用紙の受け入れ
時には、用紙整合トレイ部にスタックされた用紙の後端
を前記ファーブラシと前記搬送ローラとの間にあるよう
に設定した第8の手段により解決できる。前記第2の課
題は、第5の手段において、前記用紙押さえ部材は押さ
えレバーである第9の手段により解決できる。前記第2
の課題は、第9の手段において、前記押さえレバーは回
転レバーで、スタックされた用紙の後端を前記用紙整合
トレイ部に押し付ける位置で停止され、排紙された次の
用紙の後端を検出すると、回転されて該用紙の後端を前
記用紙整合トレイ部に押し付けるようにした第10の手
段により解決できる。
に基づいて説明する。先ず、本発明の第1の実施の形態
を説明する。図1は第1の実施の形態に係る用紙後処理
装置の全体構成図である。図1に示す用紙後処理装置
は、画像形成装置1の排紙部に取り付けられており、画
像形成装置1より排紙された用紙を切換爪2により、直
接排紙トレイ3へ導くソート・スタック用の第1搬送路
A及びスティプル綴じまたは反転するための第2搬送路
B、正逆転可能な搬送ローラ8の逆転により、第2搬送
路Bに進入した用紙を再び第1搬送路Aに導く第3搬送
路Cを備えている。なお、2aは切換爪2の回動中心で
ある。第3搬送路Cの最下流側に配置した前記排紙トレ
イ3は、スティプルを行わない用紙とスティプル綴じさ
れた用紙の両者をスタックする機能を有する。
成装置1より排紙された用紙を受け取る搬送ローラ4及
び従動ローラ5を備え、さらにその直前部分には入口セ
ンサS1が備えられており、搬送される用紙の先端及び
後端が検知されるようになっている。
が配されており、この切換爪2を図示しないソレノイド
及びスプリング等により一点鎖線の位置と実線位置とに
切り換えることによって画像形成装置1より排紙された
用紙の搬送方向を、第1搬送路A及び第2搬送路Bのい
ずれかの方向へ導くことができるようになっている。
従動する従動ローラ7が配されており、この第1搬送路
Aは画像形成装置1より排紙され一点鎖線位置に切り換
えられた切換爪2により導かれた用紙を直接排紙トレイ
3に導く。
トレイ20への排出口部分には、後述のファーブラシを
備えた前記搬送ローラ8及び従動ローラ9が配されてお
り、この第2搬送路Bは画像形成装置1より排紙され、
実線位置に切り換えられた切換爪2により導かれた用紙
をスティプル時にはスティプルユニットDへ、また反転
時には第3搬送路Cへ導くようになっている。
後述する図2以下で説明する。図2はスティプルユニッ
トDの側面(図1を正面とした場合の側面)図、図3は
同、正面図である。スティプルユニットDは、用紙の幅
方向に移動可能であって、用紙の所定位置にスティプル
綴じを行うスティプラ10、搬送方向に直交する方向へ
移動可能であって用紙の幅方向を揃えるためのジョガー
フェンス11、スティプル綴じされた用紙を排紙トレイ
3へ排紙するための排紙ベルト12、及びそれに固定さ
れた排紙爪13、スティプルトレイ20、基準フェンス
21等で構成されている。このスティプルトレイ20は
ほぼ垂直配置あるいはスタックされた用紙が自重で下降
する程度の傾斜配置とされている。S2は排紙爪13の
位置を検知するセンサであり、スティプルユニットDに
導かれた用紙のサイズに応じてその用紙の後端の位置が
常に一定になるように、排紙爪13は、S2でその位置
が検知されることによってその用紙サイズにあった位置
に調節される。
1は、用紙反転時の用紙最大幅の位置より外側に配置さ
れ、スティプル時の用紙の基準位置になっている。
(請求項に記載した用紙整合トレイ部)20上に導かれ
た用紙の先端部が突き当てられて揃えられるフェンスと
しての機能と、スティプル済みの用紙束を排紙トレイ3
に向けて送り出す機能を兼ねている。
紙トレイ3への排紙口には排紙ローラ14及びそれに従
動する排紙従動ローラ17が配置されており、スティプ
ルを行わない用紙やスティプル綴じされた用紙、及び反
転された用紙を排紙トレイ3に排紙する。排紙従動ロー
ラ17は、通常は排紙ローラ14に接触した位置にいる
が、排紙される用紙の厚さ及び腰に応じて支点aを中心
として排紙ガイド板18と共に矢印の方向に自動的に移
動が可能となっている。例えば、一点鎖線の位置に移動
する。排紙トレイ3は、上下ガイドコロ15によりガイ
ド板22に沿って上下方向への移動が可能となってお
り、図示しない駆動機構により駆動される。排紙トレイ
3はまた、シフトガイドコロ16により用紙排紙方向に
対して直交した方向(図の鉛直方向)にも移動可能とな
っており、これも図示しない駆動機構によりシフト動作
が行われ、排紙された用紙を仕分けられるようになって
いる。
めの上面検知センサであり、排紙されスタックされた用
紙の上面が常に排紙ローラ14に対して所定の位置にな
るように排紙トレイ3の高さが調整される。なお、図1
において、22はガイド板、S4は反転入口センサを示
す。
プルを行わず1枚毎に直接排紙トレイ3に用紙を排紙す
るソート・スタックモードと、スティプル綴じをした後
に排紙するスティプルモードと、反転した後に排紙する
反転モードの3つに分けられていて、画像形成装置1の
図示しない操作部の選択キーにより各モードが選択でき
るようになっている。
より排紙された用紙は、第1搬送路Aへ送られ、搬送ロ
ーラ6により排紙口へ送られる。このとき、常に排紙従
動ローラ17は排紙ローラ14に対して自重で加圧され
た状態で接しており、用紙はこれにより排紙トレイ3に
排紙される。排紙された用紙は、次々に排紙トレイ3に
スタックされる。センサS3がスタックされた用紙の上
面を検知することにより、その用紙の上面が常に一定の
高さになるように排紙トレイ3の高さが調整される。ま
た必要に応じて、排紙トレイ3は、用紙排紙方向に対し
て直交する方向に移動してシフト動作を行い、用紙の仕
分けを行う。また、後述する反転モードのときも、排紙
トレイ3は同様の昇降及び仕分け動作を行う。
り排紙された用紙は、反転して第2搬送路Bへ導かれ、
スティプルユニットDへ搬送される。このとき排紙爪1
3は、センサS2の検出出力により、用紙の後端が常に
搬送ローラ8に対して用紙搬送方向の下流側に一定の間
隔をおいてスタックされるように、スティプルトレイ2
0の搬送経路上を上下方向に移動される。また、図1及
び図7に示すように、第2搬送路Bのスティプルトレイ
20への排出口部分には、搬送ローラ8の同軸上にはこ
のローラ8の直径より大きなファーブラシローラ8′が
設けられている。用紙の受け入れ時には、スティプルト
レイ20にスタックされた用紙の後端Eを、ファーブラ
シローラ8′の最下部より上でかつ搬送ローラ8の最下
部より下に、つまり、図7に示すように、ファーブラシ
ローラ8′の外形線L1と搬送ローラの外形線L2との
間にあるように設定してある。このファーブラシローラ
8′により、スティプルトレイ20に導かれた用紙は、
排紙爪13にその先端が突き当たると同時に、その後端
がスティプルトレイ20方向に押し付けられた状態でス
タックされる。ファーブラシローラ8′が用紙押さえ部
材に相当する。
送方向に直交する方向に往復移動することにより基準フ
ェンス21に向かって寄せ動作が行われる。従って、そ
の用紙は基準フェンス21及び排紙爪13に突き当たっ
た状態でスタックされる。ジョガーフェンス11は、用
紙がスティプルトレイ20に進入する毎に同様の寄せ動
作を繰り返し、用紙は揃えられた状態でスタックされ
る。
とによりスタックされた用紙をスティプル位置に移動さ
せ、スティプラ10により用紙の綴じ動作が行われる。
綴じ動作後、スティプル済みの用紙束は、前記搬送方向
の基準となっていた排紙爪13を上方向に移動させるこ
とにより排紙ローラ14方向へ搬送され、排紙ローラ1
4により排紙トレイ3上に排紙される。排紙後、その用
紙束は、自重でガイド板22に突き当たり、後端が揃え
られてスタックされる。そのスタックされた用紙束は、
ソート・スタックモードのときと同様に、用紙束の上面
が常に一定の位置になるように排紙トレイ3の高さが調
整される。尚、排紙爪13のスティプル可能な最小サイ
ズの用紙を受け入れる位置が、その用紙のスティプル位
置になるように、スティプラを配置すると、最小サイズ
の用紙の処理効率が向上する。
位置となり、画像形成装置1より排紙された用紙は反転
して第2搬送路Bへ導かれる。このとき、切換爪2の先
端は反転ガイド22にオーバーラップした状態で加圧さ
れており、用紙はこれを押し退けるように搬送される。
次に、その用紙の後端が切換爪2を通過して反転入口セ
ンサS4により検知されると搬送ローラ8が逆転する。
用紙は、反転した状態でスイッチバックして切換爪2に
より第3搬送路Cへ導かれ、第3搬送路C及び第1搬送
路Aを経て、搬送ローラ6により排紙口へ送られる。
12に固定された排紙爪13は、第2搬送路Bへ導かれ
た用紙の先端が当たらない位置に逃げている。この位置
は、排紙爪13の位置を検知するセンサS2により設定
される。
を参照して説明する。スティプルモードが選択されたと
き、画像形成装置1から排出された用紙は、切換爪2に
よって第2搬送路Bを経てスティプルユニットDへ導か
れる。その際に、排紙爪13は、用紙サイズに応じてス
ティプルトレイ20の搬送経路上に沿って移動され、排
紙爪13に用紙先端が突き当たったときに、用紙後端が
搬送ローラ8と従動ローラのニップ部から離れていて、
かつ、ファーブラシローラ8′と接触する状態になるよ
うな位置に停止させる。よって、用紙は、その後端がフ
ァーブラシローラ8′によりかき落され、スティプルト
レイ20方向に押し付けられた状態でスタックされる。
また、スティプル時には、排紙爪13は、スティプラ1
0の綴じ位置に合わせてスティプルトレイ20の搬送経
路上に沿って下方向に移動される。綴じ位置に移動され
た用紙は、スティプラ10により所定の位置にスティプ
ル綴じが行われる(1カ所または複数カ所)。そしてス
ティプル後、用紙は排紙爪13をスティプルトレイ20
の搬送経路上に沿って上方向に移動させることにより排
紙ローラ14方向へ搬送され、排紙ローラ14により排
紙トレイ3に排紙される。
13の位置とファーブラシローラ8’との関係を中心に
して動作を図7(a)〜(b)を参照して説明する。スティプ
ルモードが選択され、切換爪2によって第2搬送路Bを
経てスティプルユニットDへ導かれた用紙は、図7(a)
に示すように、ファーブラシローラ8′によってその用
紙の後端Eがスティプルトレイ20方向に押し付けられ
た状態でスタックされる。この用紙の先端は排紙爪13
によって受けられて揃えられている(後端フェンス機
能)。排紙爪13は、用紙のサイズに応じてスティプル
トレイ20の搬送経路上を上又は下方向に移動し、ファ
ーブラシローラ8′に対し用紙の後端Eが常に一定の位
置(図7(a)及び図6参照)になるような用紙受け入れ
位置にて用紙をスタックするようになっている。このよ
うに排紙爪13は、図示しない排紙爪駆動モータ(ステ
ッピングモータ)により駆動され、画像形成装置1より
送られてくる用紙サイズ、用紙方向コマンドによって移
動距離が制御され、前述のように用紙の後端Eが一定に
なる用紙受け入れ位置にて後端フェンスとして待機す
る。したがって、スティプルユニットDへ導かれて排紙
爪13に用紙先端が突き当たったときに、用紙後端E
が、時計回り方向に回転しているファーブラシローラ
8′により第2搬送路Bのスティプルトレイ20への排
出口部分から速やかにかき落されて、スティプルトレイ
20方向に押し付けられた状態で用紙はスタックされ
る。これにより、第2搬送路Bのスティプルトレイ20
への排出口部分が用紙の後端によって塞がれることがな
いので、垂直あるいはスタックされた用紙が自重で下降
する程度の傾斜配置としたスティプルトレイ20であっ
ても、上方から用紙をスムーズにスタックでき、また、
頁順の乱れもない。
に、排紙爪13を用紙サイズ、用紙方向に応じた距離だ
け、この場合、破線で示す排紙爪13の受け入れ位置か
ら上方の一点鎖線で示す排紙爪13のスティプル位置へ
移動させ、図7(b)に示すように、用紙をスティプラ1
0の綴じ(スティプル)位置まで移動してスティプル動
作に備える。複数綴じが選択された場合、1カ所目の綴
じが終了後にスティプラ10を、用紙サイズ、用紙方向
に応じた距離だけ移動させ、用紙の所定の位置にスティ
プル綴じを行う。
の上方向への移動により、図7(c)に示すように、排紙
ローラ14方向へ搬送され、排紙トレイ3に排紙され
る。
を示すフローチャートである。スティプルモードにおい
て、画像形成装置1から排紙されて来る用紙のサイズに
応じて、用紙後端がファーブラシローラ8′に対し一定
の位置になるように排紙爪13を移動する(S1,S
2)。スティプル綴じされるべき一部(1セット)の最
終用紙のスタックが終了されたかどうか判断し(S
3)、終了された場合(S3でY)はS4へ行き、終了
されていない場合(S3でN)はS3を繰り返す。スタ
ックが終了された後(S3でY)、図示しないスティプ
ルモード選択キーにより選択されたスティプル綴じが1
カ所綴じか、複数カ所綴じかを判断し(S4)、複数カ
所綴じの場合(S4でY)S8へ行き、1カ所綴じの場
合(S4でN)S5へ行く。
うになる。用紙サイズに応じて排紙爪13を用紙受け入
れ位置からスティプラ10の綴じ位置にスティプルトレ
イ20の搬送経路上に沿って下方向に所定の量だけ移動
させる(S5)。そしてスティプラ10にて用紙の所定
位置に綴じ処理を行う(S6)。次にスティプル動作が
終了した用紙束を、排紙爪13をスティプルトレイ20
の搬送経路上に沿って上方向に移動させることにより排
紙ローラ14方向へ搬送し、排紙ローラ14により排紙
トレイ3に排紙する(S7)。
ようになる。用紙サイズに応じて排紙爪13を用紙受け
入れ位置からスティプラ10の綴じ位置に移動させる
(S8)。そして、スティプラ10にて用紙の所定位置
に1番目の綴じ処理を行う(S9)。次に、スティプラ
10を2番目の綴じ処理を行う位置に移動させ(S1
0)、スティプラ10にてその位置に2番目の綴じ処理
を行う(S11)。そして、この動作をスティプル綴じ
数に応じて所定回数繰り返す(S12)。次にスティプ
ル動作が終了した用紙束を、排紙爪13をスティプルト
レイ20の搬送経路上に沿って上方向に移動させること
により排紙ローラ14方向へ搬送し、排紙ローラ14に
より排紙トレイ3に排紙する(S7)。
材としてファーブラシローラ8′を用いたが、本発明は
これに限られるものでなく、排紙爪13で受けられてス
ティプルトレイ20にスタックされた用紙の後端をステ
ィプルトレイ20に押し付けるものであればよい。図8
は別の用紙押さえ部材を使用したスティプルトレイ付近
を示す説明図、図9は別の用紙押さえ部材の説明図であ
り、前記実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳
細な説明を省略する。これらの図において、30は用紙
押し付けレバーで、用紙押し付けレバー30は、図示し
ないレバー駆動モータ(ステッピングモータ)の駆動力
によって回転中心点31を中心にして回転される。用紙
押し付けレバー30は、回転中心点31を有する基部3
2と、基部32に連結軸33によって回動自在に連結さ
れたレバー部34と、レバー部34を図8の時計回り方
向に付勢する捩じりコイルバネ35と、レバー部34に
突き当たって時計回り方向の回動を規制するストッパ部
36とから構成されている。これにより、用紙押し付け
レバー30がスティプルトレイ20にスタックされた用
紙に押し付けられるときに、用紙束の厚みの変化に応じ
て捩じりコイルバネ35に抗してレバー部34が連結軸
33を中心にして反時計回り方向に回動させられて逃げ
るようになっている。また、用紙押し付けレバー30が
図8の実線に示す位置から時計回り方向に回転するとき
にも、レバー部34が連結軸33を中心にして反時計回
り方向に回動できるので、用紙押し付けレバー30は用
紙束の後端に遮られることなくスムーズに時計回り方向
に回転できる。37はレバーホームポジションセンサ
で、レバーホームポジションセンサ37の検知する位置
で用紙押し付けレバー30は待機している(破線で示す
位置)。次に、前記用紙押し付けレバー30の動作につ
いて説明する。スティプルモードにおいて、用紙がステ
ィプルトレイ20に搬送される際に、用紙押し付けレバ
ー30は、そのレバー部34をレバーホームポジション
センサ37が検知する位置で待機している(破線で示す
位置)。用紙がスティプルトレイ20に搬送され、用紙
後端が反転入口センサS4により検知された後、一定時
間経過後に図示しないレバー駆動モータ(ステッピング
モータ)により用紙押し付けレバー30が矢印方向に回
転し、実線で示す位置において用紙をスティプルトレイ
20側に押し付ける。用紙押し付けレバー30のホーム
ポジション位置(破線で示す位置)から実線の位置での
停止は、ステッピングモータ(図示せず)のパルス数に
より制御を行う。この時、排紙爪13の位置は、いかな
る用紙サイズにおいても用紙後端が用紙押し付けレバー
30のレバー部34の当たる位置に来るように制御して
いる。用紙押し付けレバー30は、次の用紙が来るま
で、実線の位置にて停止し、次の用紙の後端が反転入口
センサS4により検知され一定時間経過後に再び矢印方
向に一回転し(パルス制御)次の用紙もスティプルトレ
イ20に押え付ける。以上の動作を繰り返し、最終の用
紙がスタックされ、スティプル動作が終了すると、用紙
押し付けレバー30は、ホームポジション位置(破線位
置)まで回転し、用紙束の排出に備える。
ニットDを用紙の幅方向へ移動可能な例で説明したが、
固定してあったもよい。また、勿論、スティプルユニッ
トDによって用紙の中綴じさせてもよい。
れば、排紙爪13は、用紙の先端を受けて揃える後端フ
ェンスとしての機能も備えているので、スタック動作、
スティプル時の用紙移動動作、スティプル動作終了後の
用紙排紙動作を行わせることができ、構成が簡略化で
き、省スペース化が可能になると共にコストダウンがで
きる。また、本発明の第1の実施の形態によれば、排紙
爪13はスティプルトレイ20の搬送経路上に沿って上
下方向に移動可能であるので、ソフトウェア(装置内蔵
のコンピュータプログラム)によりスティプル綴じ位置
等の微妙な調整が可能となる。
る。図10は第2の実施の形態に係る用紙後処理装置の
全体構成図である。図10に示す用紙後処理装置は、画
像形成装置1の排紙部に取り付けられており、画像形成
装置1より排紙された用紙を切換爪2により、直接排紙
トレイ3へ導くソート・スタック用の第1搬送路A及び
スティプル綴じまたは反転するための第2搬送路B、正
逆転可能な搬送ローラ8の逆転により、第2搬送路Bに
進入した用紙を再び第1搬送路Aに導く第3搬送路Cを
備えている。なお、2aは切換爪2の回動中心である。
第3搬送路Cの最下流側に配置した前記排紙トレイ3
は、スティプルを行わない用紙とスティプル綴じされた
用紙の両者をスタックする機能を有する。
成装置1より排紙された用紙を受け取る搬送ローラ4及
び従動ローラ5を備え、さらにその直前部分には入口セ
ンサS1が備えられており、搬送される用紙の先端及び
後端が検知されるようになっている。
が配されており、この切換爪2を図示しないソレノイド
及びスプリング等により一点鎖線の位置と実線位置とに
切り換えることによって画像形成装置1より排紙された
用紙の搬送方向を、第1搬送路A及び第2搬送路Bのい
ずれかの方向へ導くことができるようになっている。
従動する従動ローラ7が配されており、この第1搬送路
Aは画像形成装置1より排紙され一点鎖線位置に切り換
えられた切換爪2により導かれた用紙を直接排紙トレイ
3に導く。
ァーブラシを備えた前記搬送ローラ8及び従動ローラ9
が配されており、この第2搬送路Bは画像形成装置1よ
り排紙され、実線位置に切り換えられた切換爪2により
導かれた用紙をスティプル時には固定のスティプルユニ
ットFへ、また反転時には第3搬送路Cへ導くようにな
っている。
は後述する図11以下で説明する。図11はスティプル
ユニットFの側面(図10を正面とした場合の側面)図
である。スティプルユニットFは、用紙の揃え基準側の
一側端部に固定され、用紙の所定位置にスティプル綴じ
を行うスティプラ110、搬送方向に直交する方向へ移
動可能であって用紙の幅方向を揃えるためのジョガーフ
ェンス111、スティプル綴じされた用紙を排紙トレイ
3へ排紙するための排紙ベルト112、及びそれに固定
された排紙爪113、スティプルトレイ120、基準フ
ェンス121等で構成されている。S2は排紙爪113
の位置を検知するセンサであり、スティプルユニットF
に導かれた用紙のサイズに応じてその用紙の後端の位置
が常に一定になるように、排紙爪113は、S2でその
位置が検知されることによってその用紙サイズにあった
位置に調節される。
121は、用紙反転時の用紙最大幅の位置より外側に配
置され、スティプル時の用紙の基準位置になっている。
(請求項に記載した用紙整合トレイ部)120上に導か
れた用紙の先端部が突き当てられて揃えられるフェンス
としての機能と、スティプル済みの用紙束を排紙トレイ
3に向けて送り出す機能を兼ねている。
4及びそれに従動する排紙従動ローラ17が配置されて
おり、スティプルを行わない用紙やスティプル綴じされ
た用紙、及び反転された用紙を排紙トレイ3に排紙す
る。排紙従動ローラ17は、通常は排紙ローラ14に接
触した位置にいるが、排紙される用紙の厚さ及び腰に応
じて支点aを中心として排紙ガイド板18と共に矢印の
方向に自動的に移動が可能となっている。例えば、一点
鎖線の位置に移動する。排紙トレイ3は、上下ガイドコ
ロ15によりガイド板22に沿って上下方向への移動が
可能となっており、図示しない駆動機構により駆動され
る。排紙トレイ3はまた、シフトガイドコロ16により
用紙排紙方向に対して直交した方向(図の鉛直方向)に
も移動可能となっており、これも図示しない駆動機構に
よりシフト動作が行われ、排紙された用紙を仕分けられ
るようになっている。
めの上面検知センサであり、排紙されスタックされた用
紙の上面が常に排紙ローラ14に対して所定の位置にな
るように排紙トレイ3の高さが調整される。なお、図1
0において、22はガイド板、S4は反転入口センサを
示す。
プルを行わず1枚毎に直接排紙トレイ3に用紙を排紙す
るソート・スタックモードと、スティプル綴じをした後
に排紙するスティプルモードと、反転した後に排紙する
反転モードの3つに分けられていて、画像形成装置1の
図示しない操作部の選択キーにより各モードが選択でき
るようになっている。
より排紙された用紙は、第1搬送路Aへ送られ、搬送ロ
ーラ6により排紙口へ送られる。このとき、常に排紙従
動ローラ17は排紙ローラ14に対して自重で加圧され
た状態で接しており、用紙はこれにより排紙トレイ3に
排紙される。排紙された用紙は、次々に排紙トレイ3に
スタックされる。センサS3がスタックされた用紙の上
面を検知することにより、その用紙の上面が常に一定の
高さになるように排紙トレイ3の高さが調整される。ま
た必要に応じて、排紙トレイ3は、用紙排紙方向に対し
て直交する方向に移動してシフト動作を行い、用紙の仕
分けを行う。また、後述する反転モードのときも、排紙
トレイ3は同様の昇降及び仕分け動作を行う。
より排紙された用紙は、反転して第2搬送路Bへ導か
れ、スティプルユニットFへ搬送される。このとき排紙
爪113は、センサS2の検出出力により、用紙の後端
が常に搬送ローラ8に対して用紙搬送方向の下流側に一
定の間隔をおいてスタックされるように、スティプルト
レイ120の搬送経路上を上下方向に移動される。ま
た、図10及び前記図6に示すように、搬送ローラ8の
同軸上にはこのローラ8の直径より大きなファーブラシ
ローラ8′が設けられている。用紙の受け入れ時には、
スティプルトレイ120にスタックされた用紙の後端E
を、ファーブラシローラ8′の最下部より上でかつ搬送
ローラ8の最下部より下に、つまり、図6に示すよう
に、ファーブラシローラ8′の外形線L1と搬送ローラ
8の外形線L2との間にあるように設定してある。この
ファーブラシローラ8′により、スティプルトレイ12
0に導かれた用紙は、排紙爪113にその先端が突き当
たると同時に、その後端がスティプルトレイ120方向
に押し付けられた状態でスタックされる。
搬送方向に直交する方向に往復移動することにより基準
フェンス121に向かって寄せ動作が行われる。従っ
て、その用紙は基準フェンス121及び排紙爪113に
突き当たった状態でスタックされる。ジョガーフェンス
111は、用紙がスティプルトレイ120に進入する毎
に同様の寄せ動作を繰り返し、用紙は揃えられた状態で
スタックされる。
ことによりスタックされた用紙をスティプル位置に移動
させ、スティプラ110により用紙の綴じ動作が行われ
る。綴じ動作後、スティプル済みの用紙束は、前記搬送
方向の基準となっていた排紙爪113を上方向に移動さ
せることにより排紙ローラ14方向へ搬送され、排紙ロ
ーラ14により排紙トレイ3上に排紙される。排紙後、
その用紙束は、自重でガイド板22に突き当たり、後端
が揃えられてスタックされる。そのスタックされた用紙
束は、ソート・スタックモードのときと同様に、用紙束
の上面が常に一定の位置になるように排紙トレイ3の高
さが調整される。尚、排紙爪113のスティプル可能な
最小サイズの用紙を受け入れる位置が、その用紙のステ
ィプル位置になるように、スティプラを配置すると、用
紙を受け入れた後、排紙爪113をスティプルトレイ1
20の搬送方向上に沿って下方向に移動させる場合が少
なくなり、用紙の処理効率が向上する。
の位置となり、画像形成装置1より排紙された用紙は反
転して第2搬送路Bへ導かれる。このとき、切換爪2の
先端は反転ガイド22にオーバーラップした状態で加圧
されており、用紙はこれを押し退けるように搬送され
る。次に、その用紙の後端が切換爪2を通過して反転入
口センサS4により検知されると搬送ローラ8が逆転す
る。用紙は、反転した状態でスイッチバックして切換爪
2により第3搬送路Cへ導かれ、第3搬送路C及び第1
搬送路Aを経て、搬送ローラ6により排紙口へ送られ
る。
112に固定された排紙爪113は、第2搬送路Bへ導
かれた用紙の先端が当たらない位置に逃げている。この
位置は、排紙爪113の位置を検知するセンサS2によ
り設定される。
説明する。スティプルモードが選択されたとき、画像形
成装置1から排出された用紙は、切換爪2によって第2
搬送路Bを経てスティプルユニットFへ導かれる。その
際に、排紙爪113は、用紙サイズに応じてスティプル
トレイ120の搬送経路上に沿って移動され、排紙爪1
13に用紙先端が突き当たったときに、用紙後端が搬送
ローラ8と従動ローラのニップ部から離れていて、か
つ、ファーブラシローラ8′と接触する状態になるよう
な位置に停止させる。よって、用紙は、その後端がファ
ーブラシローラ8′によりかき落され、スティプルトレ
イ120方向に押し付けられた状態でスタックされる。
また、スティプル時には、排紙爪113は、スティプラ
110の綴じ位置に合わせてスティプルトレイ120の
搬送経路上に沿って移動される。綴じ位置に移動された
用紙は、スティプラ110により所定の位置にスティプ
ル綴じが行われる(1カ所または複数カ所)。そしてス
ティプル後、用紙は排紙爪113をスティプルトレイ1
20の搬送経路上に沿って上方向に移動させることによ
り排紙ローラ14方向へ搬送され、排紙ローラ14によ
り排紙トレイ3に排紙される。
置とファーブラシローラ8’とを中心とする動作は、図
7(a)〜(b)を参照して説明した前記第1の実施の形態の
動作と同じであるので、ここでは説明を省略する。
例を示すフローチャートである。スティプルモードにお
いて、画像形成装置1から排紙されて来る用紙のサイズ
に応じて、用紙後端がファーブラシローラ8′に対し一
定の位置になるように排紙爪113を移動する(S2
1,S22)。スティプル綴じされるべき一部(1セッ
ト)の最終用紙のスタックが終了されたかどうか判断し
(S23)、終了された場合(S23でY)はS24へ
行き、終了されていない場合(S23でN)はS23を
繰り返す。スタックが終了された後(S23でY)、図
示しないスティプルモード選択キーにより選択されたス
ティプル綴じが1カ所綴じか、複数カ所綴じかを判断し
(S24)、複数カ所綴じの場合(S24でY)S28
へ行き、1カ所綴じの場合(S24でN)S25へ行
く。
ようになる。用紙サイズに応じて排紙爪113を用紙受
け入れ位置からスティプラ110の綴じ位置にスティプ
ルトレイ120の搬送経路上に沿って所定の量だけ移動
させる(S25)。そしてスティプラ110にて用紙の
所定位置に綴じ処理を行う(S26)。次にスティプル
動作が終了した用紙束を、排紙爪113をスティプルト
レイ120の搬送経路上に沿って上方向に移動させるこ
とにより排紙ローラ14方向へ搬送し、排紙ローラ14
により排紙トレイ3に排紙する(S27)。
のようになる。用紙サイズ及びスティプル綴じ数に応じ
て用紙を最初の綴じ位置まで移動させるため排紙爪11
3を移動させる(S28)。そして、スティプラ110
にて用紙の所定位置に最初の綴じ処理を行う(S2
9)。次に、用紙を2番目の綴じ処理を行う位置に移動
させるために排紙爪113を移動させ(S30)、ステ
ィプラ110にて、その位置に2番目の綴じ処理を行う
(S31)。そして、この動作をスティプル綴じ数に応
じて所定回数繰り返す(S32)。次にスティプル動作
が終了した用紙束を、排紙爪113をスティプルトレイ
120の搬送経路上に沿って上方向に移動させることに
より排紙ローラ14方向へ搬送し、排紙ローラ14によ
り排紙トレイ3に排紙する(S27)。尚、複数綴じの
場合、用紙の綴じる順序としては、スティプルトレイ2
0の搬送経路に対して最上位置から順に綴じていくよう
にすれば、スティプル動作が終了した時、用紙はスティ
プルトレイ20の搬送経路上の上方向に移動しているの
で、スティプル綴じされた用紙束を速く排紙することが
でき、処理効率が向上する。
え部材としてファーブラシのほかに図8及び図9に示し
た用紙押し付けレバーを適用してもよい。
っては、排紙爪113は、用紙の先端を受けて揃える後
端フェンスとしての機能も備えているので、スタック動
作、スティプル時の用紙移動動作、複数綴じ時の用紙移
動動作、スティプル動作終了後の用紙排紙動作を行わせ
ることができ、構成が簡略化でき、省スペース化が可能
になると共にコストダウンができる。また、本発明の第
2の実施の形態にあっては、排紙爪113はスティプル
トレイ120の搬送経路上に沿って上下方向に移動可能
であるので、ソフトウェア(装置内蔵のコンピュータプ
ログラム)によりスティプル綴じ位置等の微妙な調整が
可能となる。
から排紙された用紙を揃えた状態でスタックするスティ
プルトレイ20,120と、スティプルトレイ20,1
20にスタックされた用紙を綴じるためのスティプラ1
0,110を有するスティプルユニットD,Fを備えた
用紙後処理装置において、スティプルトレイ20,12
0には上下方向に移動可能に排紙爪13,113を設け
てあり、用紙受け入れ時には、排紙爪13,113を受
け入れ位置へ移動させることにより上方から排紙された
用紙の先端を排紙爪13,113で受けて揃え、スティ
プル時には、排紙爪13,113をスティプル位置へ移
動させることによりスタックされた用紙をスティプラ1
0,110によってスティプル綴じさせ、用紙放出時に
は、排紙爪13,113を上方向に移動させることによ
りスタックされた用紙を、放出させるようにしたため、
スティプルトレイ20,120に排紙される用紙を揃え
る機能と、スティプル時の用紙移動機能と、スティプル
済みの用紙束を排紙部に向けて排紙する機能を単一の排
紙爪13,113に備えたので、スタック動作、スティ
プル時の用紙移動動作、スティプル動作終了後の用紙排
紙動作を行わせることができ、かつスタック、スティプ
ル綴じ、スティプル後の用紙排紙という一連の動作を行
わせるための構成を簡略化して省スペース化が図れると
共にコストダウンができる用紙後処理装置を提供するこ
とが可能となる。
サイズの用紙受け入れ位置を、その用紙のスティプル位
置としたため、排紙爪113のスティプル可能な最小サ
イズの用紙を受け入れる位置が、その用紙のスティプル
位置となって、用紙を受け入れた後、最小の移動量ある
いは最小サイズの用紙では全く移動させることなく、ス
ティプル綴じを行えるので、特に、最小サイズの用紙の
処理効率が向上する。
排紙爪113を複数箇所に停止させて複数のステープル
位置で用紙束のスティプル綴じを行うため、ステープル
ユニットFを可動させることなく用紙束の複数綴じを行
えるので、ステープルユニットFを可動させるための構
成及び可動させるためのスペースが必要なくなり、一
層、構成を簡略化できて省スペース化が図れると共にコ
ストダウンができる。また、前記第2の実施の形態にあ
っては、複数カ所綴じをする際、スタックされた用紙束
の上の方から順にスティプル綴じを行うため、スティプ
ル動作が終了した時、用紙はスティプルトレイ20の搬
送経路上の上方向に移動しているので、スティプル綴じ
された用紙束を速く排紙することができ、処理効率が向
上する。
から排紙された用紙を揃えた状態でスタックするスティ
プルトレイ20,120と、スティプルトレイ20,1
20に上下方向に移動可能に設け、上方から排紙された
用紙の先端を受けて揃える排紙爪13,113と、排紙
爪13,113で受けられてスティプルトレイ20,1
20にスタックされた用紙の後端をスティプルトレイ2
0,120に押し付ける用紙押さえ部材(ファーブラシ
ローラ8’,用紙押し付けレバー30)とを備えたた
め、スティプルトレイ20,120に排紙される用紙を
揃える機能と、スティプル時の用紙移動機能と、スティ
プル済みの用紙束を排紙部に向けて排紙する機能を単一
の排紙爪13,113に備えた構成としても、スティプ
ルトレイ20,120に排紙される用紙の後端をスティ
プルトレイ20,120に押し付けることにより、用紙
押さえ部材(ファーブラシローラ8’,用紙押し付けレ
バー30)で用紙の後端を押し付けた状態で次用紙を上
方からスムーズにスタックさせることができるので、ス
タック、スティプル綴じ、スティプル後の用紙排紙とい
う一連の動作を確実に行わせることができる。
ーブラシ8′と同軸上にファーブラシ8′より小径の搬
送ローラ8を配設するとともに、用紙の受け入れ時に
は、スティプルトレイ20,120にスタックされた用
紙の後端をファーブラシ8′と搬送ローラ8との間にあ
るように設定したため、ファーブラシローラ8’によっ
て第2搬送路Bの排出口部分から用紙を取り除き、用紙
の後端をスティプルトレイ20,120に確実に押し付
けることができる。
サイズに応じて、用紙の後端位置を一定となるように排
紙爪の用紙受け入れ位置を制御するため、用紙押さえ部
材(ファーブラシローラ8’,用紙押し付けレバー3
0)によってスタックされた用紙の後端をスティプルト
レイ20,120に確実に押し付けることができる。
トレイ部に排紙される用紙を揃える機能と、スティプル
時の用紙移動機能と、スティプル済みの用紙束を排紙部
に向けて排紙する機能を単一の排紙爪に備えたので、ス
タック動作、スティプル時の用紙移動動作、スティプル
動作終了後の用紙排紙動作を行わせることができ、かつ
スタック、スティプル綴じ、スティプル後の用紙排紙と
いう一連の動作を行わせるための構成を簡略化して省ス
ペース化が図れると共にコストダウンができる用紙後処
理装置を提供することが可能となる。また、排紙爪は移
動可能であるので、ソフトウェア(装置内蔵のコンピュ
ータプログラム)によりスティプル綴じ位置等の微妙な
調整が可能となる。
数箇所に停止させて複数のステープル位置で用紙束のス
ティプル綴じを行うため、スティプルユニットを可動さ
せることなく用紙束の複数綴じを行えるので、スティプ
ルユニットを可動させるための構成及び可動させるため
のスペースが必要なくなり、一層、構成を簡略化できて
省スペース化が図れると共にコストダウンができる。
じをする際、スタックされた用紙束の上の方から順にス
ティプル綴じを行うため、スティプル動作が終了した
時、用紙は用紙整合トレイ部の搬送経路上の上方向に移
動しているので、スティプル綴じされた用紙束を速く排
紙することができ、処理効率が向上する。
の用紙受け入れ位置を、その用紙のスティプル位置とし
たため、排紙爪のスティプル可能な所定サイズの用紙を
受け入れる位置が、その用紙のスティプル位置となっ
て、用紙を受け入れた後、所定の移動量あるいは所定サ
イズの用紙では全く移動させることなく、スティプル綴
じを行えるので、特に、所定サイズの用紙の処理効率が
向上する。
によれば、上方から排紙された用紙を揃えた状態でスタ
ックする用紙整合トレイ部と、用紙整合トレイ部に上下
方向に移動可能に設け、上方から排紙された用紙の先端
を受けて揃える排紙爪と、排紙爪で受けられて用紙整合
トレイ部にスタックされた用紙の後端を用紙整合トレイ
部に押し付ける用紙押さえ部材とを備えたため、用紙整
合トレイ部に排紙される用紙を揃える機能と、スティプ
ル時の用紙移動機能と、スティプル済みの用紙束を排紙
部に向けて排紙する機能を単一の排紙爪に備えた構成と
しても、用紙整合トレイ部に排紙される用紙の後端を用
紙整合トレイ部に押し付けることにより、用紙押さえ部
材(ファーブラシローラ8’,用紙押し付けレバー3
0)で用紙の後端を押し付けた状態で次用紙を上方から
スムーズにスタックさせることができるので、スタッ
ク、スティプル綴じ、スティプル後の用紙排紙という一
連の動作を確実に行わせることができる。
に応じて、用紙の後端位置を一定となるように排紙爪の
用紙受け入れ位置を制御するため、用紙押さえ部材によ
ってスタックされた用紙の後端を用紙整合トレイ部に確
実に押し付けることができる。
シと同軸上にファーブラシより小径の搬送ローラを配設
するとともに、用紙の受け入れ時には、用紙整合トレイ
部にスタックされた用紙の後端をファーブラシと搬送ロ
ーラとの間にあるように設定したため、ファーブラシロ
ーラによって用紙排出口部分から用紙の後端を取り除
き、用紙の後端を用紙整合トレイ部に確実に押し付ける
ことができる。
置の全体構成図である。
置のスティプル処理動作の一例を示すフローチャートで
ある。
の関係を示す説明図である。
図である。
イ付近を示す説明図である。
装置の全体構成図である。
る。
装置のスティプル処理動作の一例を示すフローチャート
である。
Claims (10)
- 【請求項1】 上方から排紙された用紙を揃えた状態で
スタックする用紙整合トレイ部と、前記用紙整合トレイ
部にスタックされた用紙を綴じるためのスティプラを有
するスティプルユニットを備えた用紙後処理装置におい
て、 前記用紙整合トレイ部には上下方向に移動可能に排紙爪
を設けてあり、 用紙受け入れ時には、前記排紙爪を受け入れ位置へ移動
させることにより上方から排紙された用紙の先端を前記
排紙爪で受けて揃え、 スティプル時には、前記排紙爪をスティプル位置へ移動
させることによりスタックされた用紙を前記スティプラ
によってスティプル綴じさせ、 用紙放出時には、前記排紙爪を上方向に移動させること
によりスタックされた用紙を、放出させるようにしたこ
とを特徴とする用紙後処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記排紙爪を複
数箇所に停止させて複数のステープル位置で用紙束のス
ティプル綴じを行うことを特徴とする用紙後処理装置。 - 【請求項3】 請求項2記載において、複数カ所綴じを
する際、スタックされた用紙束の上の方から順にスティ
プル綴じを行うことを特徴とする用紙後処理装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載において、所定サイ
ズの用紙受け入れ位置を、その用紙のスティプル位置と
したことを特徴とする用紙後処理装置。 - 【請求項5】 上方から排紙された用紙を揃えた状態で
スタックする用紙整合トレイ部と、前記用紙整合トレイ
部に上下方向に移動可能に設け、上方から排紙された用
紙の先端を受けて揃える排紙爪と、 前記排紙爪で受けられて前記用紙整合トレイ部にスタッ
クされた用紙の後端を前記用紙整合トレイ部に押し付け
る用紙押さえ部材とを備えたことを特徴とする用紙後処
理装置。 - 【請求項6】 請求項1又は5記載において、用紙サイ
ズに応じて、用紙の後端位置を一定となるように前記排
紙爪の用紙受け入れ位置を制御することを特徴とする用
紙後処理装置。 - 【請求項7】 請求項5記載において、前記用紙押さえ
部材はファーブラシであることを特徴とする用紙後処理
装置。 - 【請求項8】 請求項7記載において、前記ファーブラ
シと同軸上にファーブラシより小径の搬送ローラを配設
するとともに、用紙の受け入れ時には、用紙整合トレイ
部にスタックされた用紙の後端を前記ファーブラシと前
記搬送ローラとの間にあるように設定したことを特徴と
する用紙後処理装置。 - 【請求項9】 請求項5記載において、前記用紙押さえ
部材は押さえレバーであることを特徴とする用紙後処理
装置。 - 【請求項10】 請求項9記載において、前記押さえレ
バーは回転レバーで、スタックされた用紙の後端を前記
用紙整合トレイ部に押し付ける位置で停止され、排紙さ
れた次の用紙の後端を検出すると、回転されて該用紙の
後端を前記用紙整合トレイ部に押し付けるようにしたこ
とを特徴とする用紙後処理装置。
Priority Applications (1)
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JP8-113709 | 1996-05-08 | ||
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EP2014590A2 (en) | 2007-07-11 | 2009-01-14 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet post-processing apparatus, image forming apparatus, and image forming system |
US7694966B2 (en) | 2006-04-10 | 2010-04-13 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet processing apparatus and image forming apparatus |
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-
1997
- 1997-05-06 JP JP11578597A patent/JP3667492B2/ja not_active Expired - Fee Related
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