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JPH1059474A - 電子部品連の製造装置 - Google Patents

電子部品連の製造装置

Info

Publication number
JPH1059474A
JPH1059474A JP8235968A JP23596896A JPH1059474A JP H1059474 A JPH1059474 A JP H1059474A JP 8235968 A JP8235968 A JP 8235968A JP 23596896 A JP23596896 A JP 23596896A JP H1059474 A JPH1059474 A JP H1059474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
electronic component
series
taping
electronic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8235968A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Takeya
重幸 竹谷
Keiji Mikami
圭二 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
II M M KK
Elna Co Ltd
Original Assignee
II M M KK
Elna Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by II M M KK, Elna Co Ltd filed Critical II M M KK
Priority to JP8235968A priority Critical patent/JPH1059474A/ja
Publication of JPH1059474A publication Critical patent/JPH1059474A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、標準出荷個数に満たない端数的な電
子部品連を自動的に再度テーピングし直して標準出荷個
数の電子部品連とする。 【解決手段】 一定間隔で凹部1aが形成されているテ
ーピング基材1と、これに貼着されるカバーテープ2と
を備え、各凹部1a内に電子部品3を収納してなる電子
部品連の製造装置において、第1電子部品連Pをそのカ
バーテープ2を剥がしながら部品取出しステージ10に
供給する第1電子部品連搬送手段40と、第2電子部品
連用PNのテーピング基材1を部品収納ステージ20に
供給する第2電子部品連搬送手段60と、部品取出しス
テージ10において第1電子部品連Pから電子部品3を
取り出して部品収納ステージに20搬送し、その電子部
品3を第2電子部品連用PNのテーピング基材1の凹部
1a内に収納する部品移送手段30と、部品収納ステー
ジ20において電子部品3が収納されたテーピング基材
1にカバーテープ2を貼着して第2電子部品連PNとす
るカバーテープ供給手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品連の製造装
置に関し、さらに詳しく言えば、例えば端数として取り
残された電子部品連を自動的に再度テーピングし直して
所望とする部品数の電子部品連とする電子部品連の製造
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品を例えば回路基板実装用の自動
機に供給する場合、旧くはボールフィーダが用いられて
いたが、部品同士の絡みやリニアレール上での詰まりな
どによりしばしば供給欠落が発生するため、最近では電
子部品をキャリアテープに担持させ電子部品連の形態と
してユーザーに出荷するようにしている。
【0003】図8にはその一部分が図解されている。す
なわち、この電子部品連Pは一定間隔で部品収納用の凹
部1aが形成されたテーピング基材1と、同テーピング
基材1に剥離可能に貼着されたカバーテープ2とを有
し、その各凹部1a内に電子部品3を収納したものから
なる。なおこの例において、電子部品3にはアルミニウ
ム電解コンデンサのコンデンサ本体3aに耐熱性合成樹
脂からなる座板3bを取り付けて表面実装可能としたチ
ップ型コンデンサが用いられている。
【0004】この電子部品連Pによれば、あらかじめ複
数の電子部品3が整列された状態で供給されるため、カ
バーテープ2を剥がしながらそのまま自動機に送り込む
ことができ、また、その部品数を管理する上でも便利で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、他方に
おいて電子部品連特有の問題もある。すなわち、通常は
1ロットとして標準出荷個数(例えば1000個)の連
なった部品をリール巻きしてユーザーに供給されるが、
受入れ検査において例えば1個でも欠落があるとその1
ロット分全体が返品扱いとされる。
【0006】このような場合、その返品分についてはメ
ーカー側で標準出荷個数となるように再度テーピングし
直すことになるが、従来ではそれを人手に頼っており、
かなりの労力と時間が無駄にされていた。この作業は欠
落部分のカバーテープを剥がして部品を補充すればよい
というものではなく、新たなテーピング基材に対しての
全面的な詰め替え作業となる。
【0007】また、ユーザーより例えば標準出荷個数よ
りも少ない個数の特別的な注文があった場合には、残さ
れた端数分を寄せ集めて上記と同様な手作業によって標
準出荷個数となるように再度テーピングし直すようにし
ている。さらには、一度テーピングされた電子部品をユ
ーザーの要望により、例えばこの例のチップ型コンデン
サについて言えば、耐振特性をより高めるためコンデン
サ本体3aと座板3bとの間に接着材を塗布するなどの
仕様変更の場合にも、人手により再度テーピングし直す
ようにしており、大変な手間がかかるものであった。
【0008】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、その目的は、標準出荷個数に満たな
い端数的な電子部品連を自動的に再度テーピングし直し
て標準出荷個数の電子部品連とすることができるように
した電子部品連の製造装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、一定間隔で凹部が形成されているテーピ
ング基材と、同テーピング基材に剥離可能に貼着される
カバーテープとを備え、上記テーピング基材の各凹部内
に電子部品を収納してなる電子部品連の製造装置におい
て、第1電子部品連をそのカバーテープを剥がしながら
部品取出しステージに供給する第1電子部品連搬送手段
と、第2電子部品連用のテーピング基材を部品収納ステ
ージに供給する第2電子部品連搬送手段と、上記部品取
出しステージにおいて上記第1電子部品連から電子部品
を取り出して上記部品収納ステージに搬送し、その電子
部品を上記第2電子部品連用のテーピング基材の凹部内
に収納する部品移送手段と、上記部品収納ステージにお
いて電子部品が収納されたテーピング基材にカバーテー
プを貼着して第2電子部品連とするカバーテープ供給手
段とを備えていることを特徴としている。
【0010】第1電子部品連が標準出荷個数に満たない
端数的な電子部品連であり、この製造装置によれば、部
品移送手段にて第1電子部品連内から電子部品が取り出
されるとともに、第2電子部品連用のテーピング基材内
に収納され、標準出荷個数を1単位とする第2電子部品
連への詰め替え(再テーピング)が自動的に行なわれ
る。
【0011】この場合、上記部品取出しステージおよび
上記部品収納ステージに、電子部品を検出しその数を計
数するカウンタを設けることにより、第2電子部品連内
に標準出荷個数分の電子部品を確実に収納することがで
きる。また、上記第1電子部品連搬送手段および上記第
2電子部品連搬送手段の送り動作を同期させることによ
り、部品移送手段を含めての動作制御を容易にすること
ができる。
【0012】さらに、上記部品移送手段に、その部品移
送過程において上記電子部品に対して所定の加工を施す
加工手段を持たせることもできる。例えば、電子部品が
コンデンサ本体に表面実装用の座板を取り付けてチップ
化されたアルミニウム電解コンデンサである場合、その
部品移送過程中にディスペンサーを配置して、コンデン
サ本体と座板との間に接着材を塗布することができる。
その際、接着材として紫外線硬化型接着材を用いれば、
短時間の内にその接着材を硬化させることができ、この
製造装置全体のタスク間隔に支障をきたすこともない。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の技術的思想をより
よく理解するため、図面を参照しながらその実施の形態
について説明する。なお、電子部品連自体の構成につい
ては、先に説明した図8の構成と変わるところがないた
め、その記載を援用する。
【0014】まず、本発明の基本的な構成を図1(a)
の平面図および同図(b)の側面図を参照しながら説明
する。これによると、この電子部品連製造装置は大別し
て部品取出しステージ10と、部品収納ステージ20
と、この両ステージ間10,20を往復的に移動する部
品移送手段30とを備えている。
【0015】部品取出しステージ10には、端数的な第
1電子部品連Pが後述する第1電子部品連搬送手段より
そのカバーテープ2が剥がされながら一定の送りピッチ
で間欠的に供給される。この部品取出しステージ10に
は、テーピング基材1を案内するガイドレール12が設
けられており、同ガイドレール12の両側には、一対の
発光部11aと受光部11bとからなるカウンタ11が
設けられており、これによりテーピング基材1から取り
出される電子部品3の個数が計数される。なお、テーピ
ング基材1は光透過可能な樹脂材により形成されてい
る。
【0016】これに対して、部品収納ステージ20に
は、電子部品3が第2電子部品連PNとして再テーピン
グされる空のテーピング基材1が後述する第2電子部品
連搬送手段より供給される。この部品収納ステージ20
にも、テーピング基材1を案内するガイドレール22が
設けられており、同ガイドレール22の両側には、一対
の発光部21aと受光部21bとからなるカウンタ21
が設けられており、これによりテーピング基材1内に収
納される電子部品3の個数が計数される。
【0017】部品移送手段30は、部品取出しステージ
10と部品収納ステージ20との間を往復的に移動する
移動フレーム31を備えている。この例において、移動
フレーム31は各ステージ10,20間の距離のほぼ1
/2の長さを有し、その下面の両端には図示しない負圧
源に接続される吸引ノズル32a,32bが設けられて
いる。
【0018】この場合、吸引ノズル32a,32bはソ
レノイドもしくはモータなどからなる図示しない昇降手
段により移動フレーム31に対して同時に上下動可能と
されている。移動フレーム31が部品取出しステージ1
0側の図1(b)の実線位置にあるときを初期状態とす
ると、まず、ノズル32a,32bが下降し、ノズル3
2aにて第1電子部品連P内の電子部品3が吸着され
る。なお最初の動作時、ノズル32bはその下に電子部
品3がないため空動作となる。
【0019】次に、各ノズル32a,32bが上昇し、
移動フレーム31が部品収納ステージ20側に移動する
(図1(b)の鎖線状態参照)。そして、各ノズル32
a,32bが下降動作に入り、その負圧が解かれる。こ
れにより、ノズル32aに保持されていた電子部品3が
支持台34の中継点位置34a上に置かれる。しかる
後、各ノズル32a,32bが上昇し、移動フレーム3
1が部品取出しステージ10側の初期状態位置に戻さ
れ、以後この動作が繰り返される。
【0020】すなわち、この実施例では移動フレーム3
1の往復動に伴なって一方のノズル32aが部品取出し
ステージ10と支持台34の中継点位置34aとの間を
往復し、他方のノズル32bがその中継点位置34aと
部品収納ステージ20との間を往復する。したがって、
第1電子部品連P内の電子部品3は最初に一方のノズル
32aにより支持台34の中継点位置34aにまで運ば
れ、次に、他方のノズル32bによりその中継点位置3
4aから部品収納ステージ20にまで運ばれ、第2電子
部品連PNのテーピング基材1内に収納される。
【0021】このようにして、第1電子部品連P内の電
子部品3が部品移送手段30を介して順次第2電子部品
連PNに詰め換えられるのであるが、各電子部品連Pお
よびPNの送り制御はカウンタ11,21の部品計数値
に基づいて行なわれる。すなわち、第1電子部品連P側
に部品欠落がある場合には、その欠落部分が過ぎ去るま
でノズル32aによる吸引動作は待ち状態にされる。
【0022】また、部品収納ステージ20側において
も、第2電子部品連PNのテーピング基材1に対する電
子部品3の収納がカウンタ21にて検出されない限り、
同テーピング基材1の送りは行なわれない。これに対し
て、カウンタ21にて所定の標準出荷個数(例えば10
00個)が検出されると、第2電子部品連PNのテーピ
ング基材1が所定長さ分空送りされ、その後切断され
る。なお、第2電子部品連PNのテーピング基材1には
後述するカバーテープ供給手段からのカバーテープが貼
着される。
【0023】したがって、本発明によれば、端数的な第
1電子部品連Pを部品取出しステージ10に供給するこ
とにより、それらを寄せ集めて標準出荷個数の第2電子
部品連PNとして再生することができる。例えば、端数
的な第1電子部品連Pとして600個、300個および
200個の3種類があるとして、これらを合わせて例え
ば1000個の第2電子部品連PNに再テーピングする
には、その順序を問わず3種類の第1電子部品連Pを部
品取出しステージ10に供給すればよく、部品収納ステ
ージ20側で1000個が計数された時点で、部品の詰
め換えが終了される。
【0024】次に、図2ないし図7を参照しながら、よ
り具体的な第2実施例について説明する。図2はこの第
2実施例の全体的な構成を示した概略的平面図である。
これによると、部品取出しステージ10と部品収納ステ
ージ20との間に、第1電子部品連Pから取り出された
電子部品3(この例では、先に説明したチップ型コンデ
ンサである。)に所定の加工を施すワークテーブルとし
てのターンテーブル30cが設けられている。
【0025】すなわち、この第2実施例において、部品
移送手段30は部品取出しステージ10とターンテーブ
ル30cとの間に配置された第1部品移送手段30a、
ターンテーブル30c、およびターンテーブル30cと
部品収納ステージ20との間に配置された第2部品移送
手段30bとを含み、この場合、第1および第2部品移
送手段30a,30bは、図1に示されている移動フレ
ーム31と同様な構成とされている。
【0026】図3には第1電子部品連Pを部品取出しス
テージ10に搬送する第1電子部品連搬送手段40が示
されている。この搬送手段40は部品取出しステージ1
0のガイドレール12に向けて第1電子部品連Pを案内
するガイドローラ41と、ガイドレール12上にあっ
て、第1電子部品連Pからカバーテープ2を剥がす剥離
ローラ42と、同剥離ローラ42にてカバーテープ2を
剥がす際にテーピング基材1の浮き上がりを防止する押
えローラ42aと、剥がされたカバーテープ2を中間ロ
ーラ43,44を介して巻き取る巻取リール45と、第
1電子部品連Pのテーピング基材1を所定の送りピッチ
で搬送する搬送ローラ46とを備えている。
【0027】巻取リール45はこの装置に立設された支
柱47の上端に保持され、図示しないモータによりテー
ピング基材1の送り速度に合わせて回転駆動される。な
お、中間ローラ43,44の内の一方はカバーテープ2
のテンションを緩和するダンサーローラとされている。
【0028】第1電子部品連Pを部品取出しステージ1
0にセットするにあたって、第1電子部品連Pは押えロ
ーラ42aの下を通された後、その先端側のカバーテー
プ2が剥がされ、剥離ローラ42および中間ローラ4
3,44を介して巻取リール45に巻き掛けられる。一
方、各凹部1a内にチップ型コンデンサ3が収納された
テーピング基材1はガイドレール12に沿わせられた
後、搬送ローラ46の下側を通されるようにセットされ
る。
【0029】そして、搬送ローラ46を駆動することに
より、第1電子部品連Pのカバーテープ2が剥離ローラ
42にて剥がされながら、そのテーピング基材1が部品
取出しステージ10に供給され、また、カバーテープ2
は巻取リール45に巻き取られることになる。
【0030】部品取出しステージ10において、第1電
子部品連Pのテーピング基材1内からチップ型コンデン
サ3が第1部品移送手段30aにて一つずつ取出され、
ターンテーブル30cに移し替えられる。第1部品移送
手段30aはガイド軸33に沿って移動可能な移動フレ
ーム31を備え、同移動フレーム31には図1において
も説明し、また図4の側面図に例示されているように、
2つのノズル32a,32bが取り付けられている。こ
れにより、チップ型コンデンサ3は支持台34の中継点
位置34aを経由してターンテーブル30cに運ばれ
る。
【0031】この実施例において、ターンテーブル30
cはその周囲に均等配置された8個の保持台50を備
え、各保持台50には第1部品移送手段30aから供給
されるチップ型コンデンサ3をその両側から挟持する一
対の把持爪51,51が用意されている。
【0032】ターンテーブル30cは第1部品移送手段
30aの動きに合わせて45度ずつ間欠的に回転し、部
品受取り位置Aの次の回転位置Bにおいて図示しない光
学センサーにより、部品の有無がチェックされる。そし
て、次の回転位置Cにおいてコンデンサ本体3aと座板
3bとの間にそれらを強固に連結するための接着材が塗
布される。
【0033】図5を併せて参照すると、回転位置Cには
接着材塗布用のディスペンサー52,52が左右一対と
して配置されている。この場合、ディスペンサー52,
52はその針先同士がコンデンサ本体3aの直径よりも
若干広い間隔とされ、保持台50がこの回転位置Cに到
来する前はコンデンサ本体3aに当接しない所定高さ位
置に保持されている。
【0034】前の回転位置Bにおいて、図示しないセン
サーにより保持台50上のチップ型コンデンサ3の存在
が確認され、ターンテーブル30cの回転に伴なってそ
のチップ型コンデンサ3がこの回転位置Cに到来する
と、ディスペンサー52,52が下降し、コンデンサ本
体3aと座板3bとの間に接着材が塗布され、その後デ
ィスペンサー52,52は再び所定高さ位置に戻され
る。
【0035】この実施例では接着材として紫外線硬化型
樹脂(UV樹脂)が用いられ、その塗布後、保持台50
上のチップ型コンデンサ3はターンテーブル30cの回
転に伴なって回転位置Dを経て回転位置E,Fに順次移
送され、同位置E,Fで紫外線が照射される。この例で
は、回転位置E,Fの2箇所において紫外線を照射して
いるが、これはターンテーブル30cの回転速度による
もので、回転速度が遅い場合には、1箇所での照射とし
てもよい。
【0036】しかる後、チップ型コンデンサ3は第2部
品移送手段30bに受け渡される回転位置Gに移送され
る。第2部品移送手段30bは図6の側面図に示されて
いるように、ターンテーブル30cと部品収納ステージ
20との間に配置され、その構成は上記の第1部品移送
手段30aと同じとされている。
【0037】すなわち、回転位置Gに到来したチップ型
コンデンサ3は、一方のノズル32aにより一旦支持台
34の中継点位置34aにまで運ばれ、次に他方のノズ
ル32bにて部品収納ステージ20まで運ばれ、第2電
子部品連PNのテーピング基材1内に収納される。
【0038】図7には、部品収納ステージ20に対して
の第2電子部品連搬送手段60が示されている。これに
よると、同搬送手段60は空のテーピング基材1を部品
収納ステージ20のガイドレール22に向けて案内する
ガイドローラ61と、第2部品移送手段30bのノズル
32bによりチップ型コンデンサ3が収納された後のテ
ーピング基材1に対してカバーテープ2を供給する供給
リール62と、そのカバーテープ2をテーピング基材1
に貼着して送り出す搬出ローラ63と、同搬出ローラ6
3から送出される第2電子部品連PNを巻き取る巻取ロ
ーラ64とを備えている。
【0039】なお、カバーテープ2の供給リール62と
搬出ローラ63との間には2つの中間ローラ65,66
が設けられているが、その内の一方を緩衝ローラとする
ことが好ましい。また図示されていないが、この第2実
施例においても図1で説明したように、部品取出しステ
ージ10と部品収納ステージ20の各々には電子部品の
個数を計数するカウンタ11,21がそれぞれ設けられ
ている。
【0040】したがって、この第2実施例によれば、第
1電子部品連P内のチップ型コンデンサ3を順次取り出
し、同チップ型コンデンサ3にそのコンデンサ本体3a
と座板3bとの間に接着材を塗布するという加工を施し
た後、再テーピングして所望とする個数の第2電子部品
連PNを自動的に製造することができる。
【0041】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、部品移送手段30についてはそのノズルを一つと
し、中継点を経由することなく、電子部品3を部品取出
しステージ10から部品収納ステージ20に、もしくは
ターンテーブル30cなどに直接的に搬送するようにし
てもよい。
【0042】また、上記第2実施例では、電子部品3に
仕様変更に伴なう加工を施すため、ターンテーブル50
を用いて装置全体のコンパクト化を図っているが、場合
によっては部品取出しステージ10と部品収納ステージ
20との間にリニア的な加工ラインを設けてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば標準出荷個数に満たない端数的な電子部品連が発
生したとしても、それらを自動的に所望とする個数単位
の電子部品連に再テーピングすることができる。
【0044】また、本発明は、部品取出しステージから
部品収納ステージ間の部品移送手段内に電子部品に対し
て所定の加工を施す加工手段を設けることにより、電子
部品連内の所定個数についてのみ例えば仕様変更したい
場合にも適用できる。すなわち、何ら人手をわずらわせ
ることなく、第1電子部品連からの部品取出し、その加
工および第2電子部品連への再テーピングを自動的に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を説明するための平面図
およびその側面図。
【図2】本発明のより具体化された第2実施例を示した
概略的な平面図。
【図3】同第2実施例中の第1電子部品搬送手段を示し
た側面図。
【図4】同第2実施例中の第1部品移送手段を示した側
面図。
【図5】同第2実施例中の部品加工手段の一例を示した
斜視図。
【図6】同第2実施例中の第2部品移送手段を示した側
面図。
【図7】同第2実施例中の第2電子部品搬送手段を示し
た側面図。
【図8】電子部品連の一部分をそのカバーテープを剥が
した状態で示した斜視図。
【符号の説明】
1 テーピング基材 1a 部品収納凹部 2 カバーテープ 3 電子部品(チップ型コンデンサ) 3a コンデンサ本体 3b 座板 10 部品取出しステージ 11,21 カウンタ 12,22 ガイドレール 20 部品収納ステージ 30 部品移送手段 30a 第1部品移送手段 30b 第2部品移送手段 30c ターンテーブル 31 移動フレーム 32a,32b 部品吸引ノズル 33 ガイド軸 34 支持台 40 第1電子部品連搬送手段 50 保持台 51 挟持爪 52 ディスペンサー 60 第2電子部品連搬送手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定間隔で凹部が形成されているテーピ
    ング基材と、同テーピング基材に剥離可能に貼着される
    カバーテープとを備え、上記テーピング基材の各凹部内
    に電子部品を収納してなる電子部品連の製造装置におい
    て、第1電子部品連をそのカバーテープを剥がしながら
    部品取出しステージに供給する第1電子部品連搬送手段
    と、第2電子部品連用のテーピング基材を部品収納ステ
    ージに供給する第2電子部品連搬送手段と、上記部品取
    出しステージにおいて上記第1電子部品連から電子部品
    を取り出して上記部品収納ステージに搬送し、その電子
    部品を上記第2電子部品連用のテーピング基材の凹部内
    に収納する部品移送手段と、上記部品収納ステージにお
    いて電子部品が収納されたテーピング基材にカバーテー
    プを貼着して第2電子部品連とするカバーテープ供給手
    段とを備えていることを特徴とする電子部品連の製造装
    置。
  2. 【請求項2】 上記部品取出しステージおよび上記部品
    収納ステージには、電子部品を検出しその数を計数する
    カウンタがそれぞれ設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の電子部品連の製造装置。
  3. 【請求項3】 上記第1電子部品連搬送手段および上記
    第2電子部品連搬送手段は、その送り速度が同期してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子部品連の製造
    装置。
  4. 【請求項4】 上記部品移送手段には、移送中において
    上記電子部品に所定の加工を施す加工手段が含まれてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の電子部品連の製造
    装置。
  5. 【請求項5】 電子部品がコンデンサ本体に表面実装用
    の座板を取り付けてチップ化されたアルミニウム電解コ
    ンデンサであり、上記加工手段が上記コンデンサ本体と
    上記座板との間に接着材を塗布するディスペンサーを備
    えていることを特徴とする請求項4に記載の電子部品連
    の製造装置。
  6. 【請求項6】 上記接着材が紫外線硬化型接着材である
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子部品連の製造装
    置。
JP8235968A 1996-08-19 1996-08-19 電子部品連の製造装置 Withdrawn JPH1059474A (ja)

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JP8235968A JPH1059474A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 電子部品連の製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101976614A (zh) * 2010-11-11 2011-02-16 汕头高新区松田实业有限公司 薄膜电容器生产线
WO2019103279A1 (ko) * 2017-11-24 2019-05-31 김응남 Smd 자동 분류 장치 및 방법

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