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JPH1059415A - カード型包装体、このカード型包装体の連続体、及びカード型包装体の製造方法 - Google Patents

カード型包装体、このカード型包装体の連続体、及びカード型包装体の製造方法

Info

Publication number
JPH1059415A
JPH1059415A JP23718296A JP23718296A JPH1059415A JP H1059415 A JPH1059415 A JP H1059415A JP 23718296 A JP23718296 A JP 23718296A JP 23718296 A JP23718296 A JP 23718296A JP H1059415 A JPH1059415 A JP H1059415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
type
packaging material
pedestal
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23718296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3172679B2 (ja
Inventor
Takeshi Watanabe
猛 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Eisai Co Ltd filed Critical Eisai Co Ltd
Priority to JP23718296A priority Critical patent/JP3172679B2/ja
Publication of JPH1059415A publication Critical patent/JPH1059415A/ja
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Publication of JP3172679B2 publication Critical patent/JP3172679B2/ja
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PTPシートに情報を直接印刷するのではな
く、PTPシートを情報が記載されたカード型包装材に
てパッキングして、多種多様な使用上の注意、服薬履
歴、症状のメモ等の各種情報を確実に患者、医師、薬剤
師、その他消費者等に伝達することができるカード型包
装体を提供する。 【解決手段】 カード型包装材12は表型12Aと裏型
12Bとからなり、両者の間に、錠剤が円形凸部18に
収容されたPTPシートを封止する。したがって、服用
上の留意事項をその都度記載できるカードによってPT
Pシートが封止されているために、多種多様な使用上の
注意、服薬履歴、症状のメモ等の各種情報を確実に患
者、医師、薬剤師、その他消費者等に伝達することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する利用分野】本発明は、カード型包装体に
関する。本発明は、特に、薬剤のPTPシートを収容す
るカード型包装体に関する。本発明は、さらに、このカ
ード型包装体の連続体及びその製造方法(或いは組立方
法)にも関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、薬剤の包装技術の一つとし
て、PTP(Press Through Package)包装が知られてい
る。このPTPシートには、薬剤が投与された者に、薬
剤の種類や服用上の注意等の必要な情報を与えるため
に、文字などの情報が記載できるよう工夫されている。
例えば、実開昭61−113259号公報には、文字等
が記入可能な着色部を備えたPTPシートが開示さてい
る。
【0003】また、PTPシートに収容されている薬剤
の数そのものを、服用する数に合わせるために、長手方
向の7個が幅方向に一日の服用回数列並んだ個数の薬剤
収容空間部を備えて一単位を構成する薬剤包装技術が開
示されている(実開平2−17137)。このPTPシ
ートには、さらに、曜日が印刷されている。
【0004】また、実開平2−129074号公報に
は、服用される薬剤が曜日毎に順番に配列されており、
且つ包装シートに曜日が記載された薬剤包装技術が開示
されている。
【0005】また、帯状のPTPシートの錠剤を一定単
位で送り出すことができ、しかも服用する日や服用回数
が分かるようにしたPTPシートのハードケースが存在
する(実開平6−25171号)。またさらに、実開平
2−17137号公報に記載のPTPシートを収容する
ようにした、同様なハードケースが存在する(実開平6
−42749号、実開平6−42750号。)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】既述の従来例では、い
ずれも、PTPシートに直接文字等の情報が記載されて
いる。既知の症例に対する投薬の段階では、薬剤を服用
する形態がある程度決まっているために、このような直
接印刷であっても特に不都合はない。しかしながら、例
えば、臨床試験段階の薬剤では、投薬の形態が確定して
いないために、かつ、多種多様な注意事項を患者に伝え
る必要があるために、既述のような直接印刷は、妥当で
はない。
【0007】そこで、本発明は、PTPシートに情報を
直接印刷するのではなく、PTPシートを情報が記載さ
れたカード型包装材にてパッキングして、多種多様な使
用上の注意、服薬履歴、症状のメモ等の各種情報を確実
に患者、医師、薬剤師、その他消費者等に伝達すること
ができるカード型包装体を提供することを目的とする。
【0008】さらに、本発明は、このカード型包装体か
ら、PTPシートに収容された個々の薬剤等の収容物
を、容易かつ確実に取り出すことができる、カード型包
装体を提供することを目的とする。
【0009】さらに、本発明は、このカード型包装体の
包装不良を来すことが無く、このカード型包装体を製造
可能なカード型包装体の製造方法を提供することを目的
とする。
【0010】さらに、また、本発明は、このカード型包
装体を週の服用単位或いは月の服用単位に連続させた連
続体によって、患者、消費者の服用に便宜を与えるよう
にしたカード型包装体の連続体を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係わるカード型包装体は、薬剤等の内容物
が収容されたPTPシートが服用上の留意事項を記載し
たカード型包装材によって封止されている、ことを特徴
とする。したがって、服用上の留意事項をその都度記載
できるカードによってPTPシートが封止されているた
めに、多種多様な使用上の注意、服薬履歴、症状のメモ
等の各種情報を確実に患者、医師、薬剤師、その他消費
者等に伝達することができる。
【0012】好ましい、発明の実施の形態では、前記P
TPシートが、複数の薬剤を収容する複数の凸状部を有
し、前記カード型包装材は、この凸状部が嵌入される複
数の孔を有しており、この凸状部から前記薬剤等を脱離
するためにこの凸状部を変形させた際に、この薬剤等を
この凸状部から通常の応力によって脱離できるような形
態に前記孔が形成されている。
【0013】このために、この孔は前記凸状部にほぼ等
しい幅と、この凸状部より大きい幅とを備えていて、好
ましくは、前記孔は、前記凸状部と互いに対称に位置す
る一対の接点を成す形態に形成される。この孔は前記凸
状部との接点を有する、楕円状、菱型状、涙滴状、瓢箪
状のいずれかに形成されていて良い。
【0014】前記カード型包装材は、好適には、一対の
厚紙によって構成され、この一対の厚紙の間に、前記P
TPシートを封止した構造を備えている。前記凸状部
は、例えば、断面円形に形成されていて、その内部に錠
剤を収容する。
【0015】本発明に係わるカード型包装体の連続体
は、既述のカード型包装体の複数が連結部を介して、週
単位或いは月単位に連結された構造を備えている。
【0016】さらに、本発明に係わるカード型包装体の
製造方法は、カード型包装材に設けられている孔に、P
TPシートの凸部を嵌入させながら、このカード型包装
材の表型と裏型との間にこのPTPシートを挟持する工
程と、このカード型包装材を台座上に置く工程であっ
て、前記PTPシートの凸部が台座の表面に形成された
溝内に収容するようにする工程と、この台座上のカード
型包装材をヒーターによって押圧して、このカード型包
装材の表型と裏型との間に前記PTPシートを封入する
工程とを備え、この封入の工程の際に、前記表型と裏型
との間の空気を排出するようにされたことを特徴とす
る。
【0017】好適な実施形態では、前記カード型包装材
をヒーターによって押圧する際に、カード型包装材がそ
の一端から他端にかけて序々にヒーターに依って押圧さ
れることにより、前記表型と裏型との間の空気がカード
型包装材の端部から外部に排出される。前記台座が基台
に対して弾性手段によって支持されており、前記ヒータ
ーがこの弾性手段の反力に抗しながらこの台座上のカー
ド型包装体に対して序々に圧接して行く。
【0018】この弾性手段に代えて、前記台座が基台に
対して偏心した中心軸に軸支されるようにしても良い。
【0019】また、他の好ましい実施形態では、前記台
座表面に、前記PTPシートの凸部より余裕を持った大
きい径から形成された溝が形成され、この溝内にこの凸
部を嵌入するとともに、前記カード型包装材が台座上に
保定具を用いて保持されている。さらに、他の好ましい
実施形態では、この保定具の代わりに、カード型包装材
が前記台座上に減圧手段によって吸着されていても良
い。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照して説明する。この実施形態では、
治験、すなわち、薬剤の治療成績を入手するために、医
療機関において、実施される臨床試験、その他治療試験
に利用されるカード型包装体について説明する。
【0021】このカード型包装体の正面図を図1に示
し、その背面図を図2に示し、その展開図を図3に示
し、その分解斜視図を図4に示す。
【0022】このカード型包装体は、図4に示すよう
に、全体が矩形の厚紙からなるカード型包装材12の間
に薬剤のPTPシート14を封止した構造からなってい
る。図1に示すカード型包装材の表型12Aと図2に示
すその裏型12Bとは、図3及び図4に示すように、そ
の中心線16を対称にしてで互いに向き合うように折り
込まれ、表紙と裏紙との間に薬剤のPTPシートが挟持
されている。
【0023】このPTPシートは、図4及び図1に示す
ように、薬剤を収容する断面が円形である円形凸部18
が1列状に設けられた構造を備え、かつ、その個々の凸
部内に一つの錠剤20が収容されている。
【0024】このPTPシートの凸部との反対面には、
アルミ箔が凸部を持ったプラスチック材(例:塩化ビニ
ル樹脂)の全面に接着しており、この凸部をその反対面
に向けて押圧することによって、凸部内の錠剤がアルミ
箔(図2の符号22)を破ってPTPシート外に露出す
る。凸部の開放端(プラスチック材の裏面に開放してい
る。)がアルミ箔によって覆われている。
【0025】図1,図3,図4に示されているように、
カード型包装体の表型には、PTPシートの個々の円形
凸部を嵌入できる複数の楕円孔24が一列状に形成され
ている。そして、裏型には、この円形凸部に相当する位
置に、この円形凸部の直径にほぼ等しい形の円形孔26
が同様に一列状に形成されている。
【0026】この表型と裏型には、図1及び図2に示す
ように、治験段階に必要な比較的詳細に及ぶ投薬上の留
意事項等が記載されている。この投薬を受ける患者等
は、この比較的詳細に渡る留意事項を参照して、薬剤を
服用する。図1及び図2のカード型包装体には、1週間
分の錠剤が収容されている。
【0027】このカード型包装体を組み立てる(製造す
る)場合は、図4に記載されているように、先ず表型の
背面から、PTPシートの各凸部18を楕円孔にそれぞ
れ嵌入させ、次いで、裏型を中心線16に沿って表型に
向けて折り込んで、表型と裏型との間にPTPシートを
封入する。表型と裏型とは、所定の接着剤、粘着剤によ
って互いに貼着される。好ましくは、感熱糊を用いて貼
付される。なお、これらの工程については、後ほど詳説
する。
【0028】図5は、表型の背面からその楕円孔24に
PTPシートの凸部18が嵌入されている状態を示す、
部分拡大図である。この図に示すように、この楕円孔
は、円形凸部の直径とほぼ等しい幅に形成された短径2
4Aと、円形凸部の直径より大きい幅の長径24Bとを
備えている。この長径は、円形凸部の直径の略1.5倍
の幅を持っている。
【0029】楕円孔の短径24Aは、円形凸部の径とほ
ぼ等しい値であることから、短径と円形凸部外周との交
点において、楕円孔と円形凸部とが接する一対の接点3
0A,30Bが長径24Bを介して線対称に存在する。
【0030】次に、カード包装体10の孔をこのような
形状に形成した理由について説明する。先ず、比較のた
めに、孔が円形凸部の直径とほぼ等しい直径の円形孔か
ら形成されている場合の利益と不利益について説明す
る。一般に、カード型包装材の孔にPTPシートの凸部
を収容する際、孔に凸部を正確に位置決するために、或
いは孔に嵌入される凸部の移動やずれを無くするために
(この凸部を孔に保持、固定するために)、円形孔の径
を既述のように円形凸部のそれとほぼ同じ値に設定しよ
うとする。
【0031】カード包装体からPTPシート内の錠剤を
取り出す際には、図6の断面図のように、カード包装体
の表紙の側12Aから、PTPシートの凸部18を背面
側に押してこれを変形させ、裏紙の円形孔26に露出す
るアルミ箔22を破って錠剤20をカード型包装体の外
部に取り出すようにしていた。
【0032】しかしながら、この方式では、表型12A
の円形孔外壁13がPTPシート凸部18に接している
か、或いはこれに極めて接近していることから、応力に
よって潰れようとする凸部の変形が干渉される虞があ
る。この変形が干渉されると、凸部が潰れる程度が抑制
され、潰れた凸部がその背面から錠剤を押し出そうとす
ることが妨げられることになる。したがって、円滑、且
つ容易に凸部から錠剤を取り出すことができなくなる。
この妨げに抵抗してさらに凸部18を押し潰そうとする
と、勢い、凸部周りのカード型包装材に必要以上の応力
を加えなくてはならず、カード型包装体の変形量が大き
くなって目的とする凸部以外の他の凸部背面のアルミ箔
が意図することなく破れたり、ひいては他の凸部から錠
剤が飛び出たりする問題がある。
【0033】そこで、本発明の実施形態では、図5に示
すように、そして、図7(図3のA−A断面図)に示す
ように、この円形孔を楕円孔にすると、楕円の短径24
Aが円形凸部18と相対向する接する接点30Aと30
Bにおいて、カード型包装材の表型12Aの壁面が凸部
18を支持する一方、長径部分30Bと円形凸部18と
の間には、既述の円形凸部が潰れることによる変形量を
吸収できる余裕(逃げ)32が存在する。したがって、
円形凸部を潰すのに必要以上の力を要することなく、円
形凸部から錠剤を取り出すことが可能となる。
【0034】このような楕円孔は、凸部を支持する接点
と、凸部が潰れることによる変形(すなわち、凸部の径
方向に凸部外壁が当初の位置より突出したことによる変
形)の量を吸収できる余裕を備える。この接点と余裕を
備えるならば、カード型包装材に形成された開孔は、楕
円形状のものに限定されない。例えば、菱型(図8の
(1))、瓢箪型(同(2))、涙滴型(同(3))の
形状であっても良い。
【0035】楕円孔の接点(他の形状でも同じ)は、長
径24Bに線対称に形成されている(図5参照)。した
がって、この接点30Aと30Bとの間に円形凸部18
が均等に支持される。また、接点以外の箇所に余裕32
を有しているために、この楕円開口24に凸部18を嵌
入することは容易である。なお、菱型形状の場合は、菱
型の中心に点対称な4つの接点によって、前記円形凸部
がより確かに菱型孔に支持される(図8(1)参照)。
【0036】図3に示すように、前記カード型包装体の
円形凸部収容用の複数の楕円孔24は、隣接する楕円孔
の短径と隣接する楕円孔の長径が互いに直交するよう
に、それぞれ形成されている。したがって、PTPシー
トの長手方向の幅とカード型包装材の長手方向の幅が、
開口を楕円状にしても、必要以上に増大しないようにで
きる。
【0037】前記カード型包装体の表面及び裏面には、
望む内容や量を持った投薬情報、留意事項、注意事項等
の各種情報を記載して、この情報を医師、薬剤師、ある
いは患者に伝えることができる。特に、各種情報が予め
記載された多種多様なカード型包装材を事前に用意し、
所定の一つの包装材を用いてPTPシートをシールすれ
ば良い。このことにより、多種多様な薬剤投与上の要求
に答えることが可能となる。このような情報を、PTP
シートに事前に印刷することは、通常手間が多く望まれ
ることではない。このような要求は、例えば、薬剤の治
験の時に顕われる。すなわち、薬剤の治験の場合は、様
々の注意事項、留意事項を確実に患者に伝える必要があ
る。勿論、上市されている薬剤であっても、既述のよう
な実施形態を採用することによって、個々具体的な情報
を確実にユーザーに伝えることができる。当然のことな
がら、薬剤以外の菓子、食品等の内容物(被包装物)一
般に本願発明を適用することができる。このとき、注意
事項や、留意事項に代えて、宣伝公告情報をカード型包
装材に適用することもできる。
【0038】次に、この実施形態に係わるカード型包装
体の製造方法について説明する。図9は、カード型包装
材の表型と裏型との間にPTPシートが挟持された包装
体が設置される台座の平面図である。そして、図10は
この台座のB−B線断面図である。これらの図におい
て、40は連結帯で連結された2連のカード包装体が置
かれる領域を示し、42はこの包装体の基端を台座に対
して固定するための保持具を示す。
【0039】図10に示すように、符号40は既述の包
装体が収容される凹部である。この凹部の先端には、カ
ード型包装体の上端に当節する壁44が形成されてい
る。保持具の符号46(図9)は、作業員がこの保持具
を台座に向けて回転させるため、あるいは保持具が台座
から離れるように回転させるための取手である。
【0040】図10の符号48は、この保持具を台座に
対して回動させるための蝶番の回転中心示す。この台座
には、PTPシートの凹部が嵌入される円形孔50が一
列に並んでいる。
【0041】この台座を用いたカード型包装体の製造工
程は、次のとおりである。
【0042】1.PTPシートの凸部18をカード型包
装材の表紙の楕円孔24に嵌入するように、PTPシー
トを包装材の表型12Aと裏型1Bとの間に挟持する。
表型と裏型の少なくとも一つの背面のほぼ全体には、予
め感熱糊が塗布されている。感熱糊は、カード型包装体
が一定の温度以上に押圧状態で加熱されると融解し表型
と裏型とを貼付する。感熱糊としては融点が80℃程度
のものが利用される。
【0043】2.このカード型包装体を台座に載せ、次
いで、保持具によって台座上のカード型包装体の基端部
を保持する。
【0044】3.ヒーターを台座上のカード型包装体に
圧接する。この時の圧力は、シリンダに接続されたヒー
ターを台座に押し付けることによって実現される。圧力
は、通常、カード型包装体の全面積に対して1トンであ
り、加熱温度は約130℃乃至200℃である。加熱時
間は2秒乃至数秒である。
【0045】勿論、この圧力、加熱温度、加熱時間は、
カード型包装材の厚み、材質、面積によって適宜調整さ
れる。PTPシートの凸部が台座の円形溝内に嵌入され
ているために、凸部内の錠剤にこの圧や熱が及ぶことを
防いで(凸部が50℃以上になることを防ぐ))、凸部
が加圧の際に潰れたり或いは錠剤に熱が及んで薬剤が変
質しないようにしている。
【0046】ヒーターは、その全面によって台座上のカ
ード型包装体を加熱押圧するのではなく、台座上のカー
ド型包装体を図9の一点鎖線或いはハッチングで示すよ
うなパターンに加熱できるようにすれば良い。このよう
にすることによって、カード型包装体の全面を貼付する
場合に比較して、裏型と表型とにしわを生じる事無く両
者を均一に貼付することが可能となる。
【0047】5.保持具をカード型包装体から離した
後、カード型包装体を台座上から取り出す。
【0048】4の工程においては、次のような問題があ
る。先ず第1に、カード型包装体の表型と裏型との間の
空気を適切に両者の間から排出させることである。この
ことが適切に行われないと、表型と裏型との間に空気が
残存して両者の貼着不良が発生する。包装材が厚くなる
ほどこの問題が大きくなる。
【0049】そこで、図11に示すように、符号60の
耐熱テープ等を図9で示される加熱パターンに合わせ
て、台座61上のカード包装体収容凹部40に貼り付け
て台座上に僅かな段差を形成する。但し、耐熱テープに
切れ目62を設けて、この切れ目から表型と裏型とが互
いに圧着される際に空気が除かれるようにされている。
【0050】一方、このことに代えて次のような形態を
採ることも有効である。図12はこの形態に係わる台座
61をその側面から示したものである。この台座は基台
64に支持されているが、台座と基台との間には、台座
の先端寄りに弾性手段66が形成されている。弾性手段
としては例えば、コイルばね、板ばねである。
【0051】図12に示すように、シリンダ68に固定
されたヒーター70をこの台座61に対して押圧する
と、台座はこの押圧によって弾性手段からの反力(弾性
力)を受けながら、台座の基端72の蝶番を中心に基台
64に向けて序々に矢示74に示されるように回転す
る。
【0052】この過程でヒーターは、一点破線である矢
示76に示すように、台座上のカード型包装体に包装体
の基端から先端に向けて序々に圧接する。すなわち、台
座上のカード型包装体の基端10Aから先端10Bに向
かって順次表型と裏型とが貼付されてい行く。図中の破
線は、台座が基台にほぼ平行になるまで回転した状態を
示している。カード型包装体の先端は、表紙と裏紙とが
連結されていない開口を成していることから、この開口
から表紙と裏紙との間の空気を螺旋矢示78に示すよう
に排出することができる。
【0053】この弾性手段(弾発手段)を採用した形態
に代えて、図13に示すように基台64に対して揺動す
る台座61を採用しても良い。すなわち、基台と台座と
の両縁に支持軸77を貫通させて台座を基台に対して揺
動自在に軸支する。この支持軸は台座の中心より先端寄
りに偏芯して設けるようにすれば、この揺動自在の支持
が実現される。ヒーターが台座に当接していない状態で
は、台座の基端寄りがその自重によって先端より下がっ
ている形態を採っている(図13の(1))。この形態
からヒーターが台座に当接すると台座の基端が持ち上げ
られ、かつその先端が下げられて、最終的には基台と台
座とが図13の(2)に示すように平行にされる。この
(2)に到る過程で図12の矢示76に示すように、カ
ード型包装体の基端から先端にかけて序々に表型と裏型
とが熱圧着される。
【0054】第2に、カード型包装体を台座に載せると
きの不都合が存在する。カード型包装体から突出する前
記凸部18を台座の円形凹部50内に十分止めておくこ
とが望まれる。そうしなければ、カード型包装体に圧力
を加えて際、凸部18が凹部50より外れてしまう。そ
こで、円形凹部の径を円形凸部の径より僅かに大きい程
度にすることが考えられるが、これでは、円形凸部が変
形したりあるいは円形凸部に傷が付くなどの問題があ
る。そこで、円形凹部の径を円形凸部の径より余裕をも
って大きな値とし、既述の保定具42を用いてカード型
包装体の基端部を台座に対して保持、固定(保定)す
る。
【0055】一方、このような保定具に依らず、図14
に示すように台座の表面に真空ポンプ等の減圧手段に連
結する開口80を形成して、台座上のカード型包装体を
台座に対して減圧吸着させるようにしても良い。
【0056】図15は、既述のカード型包装体が、連結
された連続体を示した正面図である。この連続体は、連
結部82を介して、複数のカード型包装体10が互いに
連結された構造を備えている。連結部82は、例えば、
表型あるいは裏型と一体に形成しておく。この連結部に
ミシン目を設くことにより、使用済みのカード型包装体
を連続体から切り放して、医師等に渡すことができる。
【0057】この連続体は、一週間分の薬剤が収容され
た包装体を4個長さ方向に連結されている。したがっ
て、全体としては、月単位の服用数の薬剤がこの連結体
に収容されている。勿論、一つの包装体が日の単位であ
り、この包装体が7つ連結されていれば、全体として週
単位の服用に用いられる連続体が提供される。
【0058】この連続体において、PTPシートの円形
凸部が設けられた列90は、隣接するシート型包装体で
ずれて形成されている。こうすることによって、シート
型包装体の表型同士を対向させて、連結部82を介して
折り込んだときに、表型の孔24から突出するPTPシ
ートの凸部同士が互いに接することが無いようにしてい
る。
【0059】なお、前記実施形態では、カード型包装材
の表型と裏型とを感熱糊によって圧着させたが、これに
代えて両面テープであっても良い。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
PTPシートに情報を直接印刷するのではなく、PTP
シートを情報が記載されたカード型包装材にてパッキン
グして、多種多様な使用上の注意、服薬履歴、症状のメ
モ等の各種情報を確実に患者、医師、薬剤師、その他消
費者等に伝達することができるカード型包装体を提供す
ることができる。
【0061】さらに、本発明によれば、このカード型包
装体から、PTPシートに収容された個々の薬剤等の収
容物を、容易かつ確実に取り出すことができる、カード
型包装体を提供することができる。
【0062】さらに、本発明によれば、このカード型包
装体の包装不良を来すことが無く、このカード型包装体
を製造可能なカード型包装体の製造方法を提供すること
ができる。
【0063】さらに、また、本発明によれば、このカー
ド型包装体を週の服用単位或いは月の服用単位に連続さ
せた連続体によって、患者、消費者の服用に便宜を与え
るようにしたカード型包装体の連続体を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カード型包装体の正面図である。
【図2】その背面図である。
【図3】その展開図である。
【図4】その分解斜視図である。
【図5】カード型包装材の表型の背面からその楕円孔に
PTPシートの凸部が嵌入されている状態を示す模式図
である。
【図6】カード型包装体のPTPシートの凸部が嵌入さ
れている付近の断面図である。
【図7】図3のA−A断面図である。
【図8】カード型包装体の楕円孔に代えた他の孔の形態
を示す模式図である。
【図9】カード型包装材の表型と裏型との間にPTPシ
ートが挟持された包装体が設置される台座の平面図であ
る。
【図10】この台座のB−B線断面図である。
【図11】この台座の表面部分に耐熱テープを貼付した
状態を示す斜視図である。
【図12】基台に対する台座の支持形態の一例を示す模
式図である。
【図13】その他の例を示す模式図である。
【図14】台座の表面に、減圧手段に連結する開口が形
成されている状態を示すための、その台座の斜視図であ
る。
【図15】カード型包装体が、連結された連続体を示し
た正面図である。
【符号の説明】
10 カード型包装体 12 カード型包装材 12A (カード型包装材の)表型 12B (カード型包装材の)裏型 14 PTPシート 18 円形凸部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤等の内容物が収容されたPTPシー
    トが、服用上の留意事項を記載したカード型包装材によ
    って封止されているカード型包装体。
  2. 【請求項2】 前記PTPシートが、複数の薬剤を収容
    する複数の凸状部を有し、前記カード型包装材は、この
    凸状部が嵌入される複数の孔を有しており、この凸状部
    から前記薬剤等を脱離するためにこの凸状部を変形させ
    た際に、この薬剤等をこの凸状部から通常の応力によっ
    て脱離できるような形態に前記孔が形成されている、請
    求項1記載のカード型包装体。
  3. 【請求項3】 前記孔は前記凸状部にほぼ等しい幅と、
    この凸状部より大きい幅とを備えている、請求項2記載
    のカード型包装体。
  4. 【請求項4】 前記孔は、前記凸状部と互いに対称に位
    置する一対の接点を成す形態に形成された、請求項2又
    は3記載のカード型包装体。
  5. 【請求項5】 前記孔は前記凸状部との接点を有する、
    楕円状、菱型状、涙滴状、瓢箪状のいずれかに形成され
    ている、請求項5記載のカード型包装体。
  6. 【請求項6】 前記カード型包装材は一対の厚紙によっ
    て構成され、この一対の厚紙の間に、前記PTPシート
    を封止した、請求項1乃至5のいずれか一項記載のカー
    ド型包装体。
  7. 【請求項7】 前記凸状部は断面円形に形成されてい
    る、請求項5記載のカード型包装体。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項記載のカ
    ード型包装体の複数が連結部を介して、週単位或いは月
    単位に連結されてなるカード型包装体の集合体。
  9. 【請求項9】 カード型包装材に設けられている孔に、
    PTPシートの凸部を嵌入させながら、このカード型包
    装材の表型と裏型との間にこのPTPシートを挟持する
    工程と、 このカード型包装材を台座上に置く工程であって、前記
    PTPシートの凸部が台座の表面に形成された溝内に収
    容するようにする工程と、 この台座上のカード型包装材をヒーターによって押圧し
    て、このカード型包装材の表型と裏型との間に前記PT
    Pシートを封入する工程と、を備え、 この封入の工程の際に、前記表型と裏型との間の空気を
    排出するようにされたカード型包装体の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記カード型包装材をヒーターによっ
    て押圧する際に、カード型包装材がその一端から他端に
    かけて序々にヒーターに依って押圧されることにより、
    前記表型と裏型との間の空気がカード型包装材の端部か
    ら外部に排出される、請求項9記載のカード型包装体の
    製造方法。
  11. 【請求項11】 前記台座が基台に対して弾性手段によ
    って支持されており、前記ヒーターがこの弾性手段の反
    力に抗しながらこの台座上のカード型包装体に対して序
    々に圧接して行く、請求項10記載のカード型包装体の
    製造方法。
  12. 【請求項12】 この弾性手段の代えて、前記台座が基
    台に対して偏心した中心軸に軸支されている、請求項1
    1記載のカード型包装体の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記台座表面に、前記PTPシートの
    凸部より余裕を持った大きい径から形成された溝が形成
    され、この溝内にこの凸部を嵌入するとともに、前記カ
    ード型包装材が台座上に保定具を用いて保持されてい
    る、請求項9乃至12のいずれか一項記載のカード型包
    装体の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記台座表面に、前記PTPシートの
    凸部より余裕を持った大きい径から形成された溝が形成
    され、この溝内にこの凸部を嵌入するとともに、かつ、
    カード型包装材が前記台座上に減圧手段によって吸着さ
    れているカード型包装体の製造方法。
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