JPH10510555A - 非シリコーングラフトを含むポリシロキサン骨格をもつシリコーンポリマーと脂肪鎖両親媒性ポリマーとを含む局所用組成物 - Google Patents
非シリコーングラフトを含むポリシロキサン骨格をもつシリコーンポリマーと脂肪鎖両親媒性ポリマーとを含む局所用組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
ケラチン物質、特にヒトの髪を処理するための化粧品または皮膚科用組成物であって、非シリコーン有機モノマーがグラフト化したポリシロキサン骨格をもつ少なくとも一のシリコーングラフト化ポリマーと、少なくとも一の脂肪鎖及び少なくとも一の親水性単位を含む少なくとも一の両親媒性ポリマーとを含有する化粧品または皮膚科用として許容される媒体を含む組成物。
Description
【発明の詳細な説明】
非シリコーングラフトを含むポリシロキサン骨格をもつシリコーンポリマー
と脂肪鎖両親媒性ポリマーとを含む局所用組成物
本発明はケラチン物質、特にヒトの髪の手入れ用の化粧品または皮膚科用組成
物に関し、この組成物は、非シリコーン有機モノマーとグラフト化したポリシロ
キサン骨格を含む少なくとも一のグラフト化シリコーンポリマー及び、少なくと
も一の脂肪鎖と少なくとも一の親水性単位を含む少なくとも一の両親媒性ポリマ
ーを含む。
非シリコーン有機モノマーとグラフト化したポリシロキサン骨格を含むグラフ
ト化シリコーンポリマータイプのポリマーは、従来技術としてもそのヘアスタイ
リング特性が既知である。これらは、髪の保持を与えるためヘアケア化粧品にお
いて特に有用である。しかしながら、これらを髪に適用した際、その化粧品特性
は不十分である。これらのポリマーの適用後、髪繊維に沿ったポリマーの非連続
的分散に起因して髪が粗く縮れたような感触を有することが観察されている。
出願人は、これら特定のポリマーを含有するヘアケア組成物に使用される、例
えば架橋ポリ(アクリル酸)ホモポリマー等の所定の標準的増粘剤には、組成物
の粘度を低下させる傾向があること、湿ったまたは乾いた髪の繊維に沿う組成物
の分散をあまり向上させないこと、適用後に柔らかな感触またはもつれのほどけ
る特性があまり向上されないことを観察している。
出願人は、驚くべきことに、少なくとも一の脂肪鎖及び少なくとも一の親水性
単位を含有する両親媒体性ポリマーを、非シリコーン有機モノマーとグラフト化
したポリシロキサン骨格をもつポリマーを含有するヘアケア組成物において増粘
剤として使用することにより、これら組成物の媒体の粘度のかなりの増大のみな
らず、適用後即時の、ケラチン繊維に沿ってグラフト化したシリコーンポリマー
の付着の向上及び、これらの化粧品特性、特に感触及びもつれのほどけ易さを向
上と共に、グラフト化シリコーンポリマーのスタイリング特性の維持が可能であ
ることを見出した。
従って、本発明の組成物は、化粧品または皮膚科用として許容される媒体中に
、非シリコーン有機モノマーとグラフト化したポリシロキサン骨格を含む少なく
とも一のグラフト化ポリシロキサン骨格を含む少なくとも一のグラフト化シリコ
ーンポリマーと、少なくとも一の脂肪鎖及び少なくとも一の親水性単位を含む少
なくとも一の両親媒性ポリマーとを含むことを特徴とする。
以下の本文においては、一般的認識に従い、シリコーンポリマーという用語は
あらゆるオルガノシリコンポリマーあるいは様々な分子量の直鎖状または環状、
分枝状または架橋した構造を有するオリゴマーを示すものと理解され、これらは
適切に官能化されたシラン、の重合及び/または重縮合によって得られるもので
、主として、ケイ素原子が酸素原子を介して結合している主要単位(シロキサン
結合≡Si-O-Si≡)の反復からなり、置換炭化水素基が、任意に、炭素原子
を経て直接前記ケイ素原子に結合している。最も一般的な炭化水素基はアルキル
基、特にC1-C10アルキル基、特に、メチル、フルオロアルキル基、アリール基
及び特にフェニル、及びアルケニル基及び特にビニル;直接または炭化水素基を
介して、シロキサン鎖に結合可能な他のタイプの基は、特に、水素、ハロゲン、
特に塩素、臭素またはフッ素、チオール、アルコキシ基、ポリオキシアルキレン
(またはポリエーテル)基及び特にポリオキシエチレン及び/またはポリオキシ
プロピレン、ヒドロキシルまたはヒドロキシアルキル基、置換または無置換のア
ミン基、アミド基、アシルオキシまたはアシルオキシアルキル基、ヒドロキシア
ルキルアミノまたはアミノアルキル基、第四級アンモニウム基、両性またはベタ
イン基、カルボキシラート、チオグリコラート、スルホスクシナート、チオスル
ファート、ホスファート及びスルファート等の陰イオン性基であって、言うまで
もなくこの一覧はいかなる限定も意味するものではない(いわゆる“オルガノ変
性”シリコーン)。
本発明によれば、使用すべきシリコーンポリマーは、シリコーンを含まない少
なくとも一の有機基が、鎖中、並びに任意に少なくとも一のその端部にグラフト
化したシリコーン主鎖(あるいはポリシロキサン(≡Si-O-)n)を含むもの
である。
これらのシリコーンポリマーは既存の市販品でもよく、当業者に既知のいかな
る方法でも得られ、特に(i)これらの一以上のケイ素原子において正確に官能
化された出発シリコーンと、(ii)前記シリコーンに存する官能基と反応可能な
基でそれ自体が正確に官能化される非シリコーン有機化合物との反応により共有
結合を形成することで得られる。こうした反応の従来の例としては、≡Si-H
基とビニル基CH2=CH-とのヒドロシリル化反応、または同ビニル基とチオ官
能基-SHとの反応である。
特定の調製法も含む本発明の実施に適当なシリコーンポリマーの例は、特に欧
州特許出願0,582,152号、国際特許出願93/23009号及び国際特
許出願95/03776号等の特許出願に記載されており、これらの教示は、そ
の全体を、非限定的な例として本発明の記載に取り込むこととする。
本発明の特に好ましい実施態様によれば、使用されるシリコーンポリマーには
、一方のエチレン性不飽和を有する少なくとも一の非シリコーン陰イオン性有機
モノマー及び/またはエチレン性不飽和を有する非シリコーン疎水性有機モノマ
ーと、他方の、前記非シリコーンモノマーの前記エチレン性不飽和と反応可能な
少なくとも一の官能基を鎖中に有するシリコーンとのラジカル共重合により、共
有結合、特にチオ官能基を形成した生成物が含まれる。
本発明によれば、エチレン性不飽和を含む前記陰イオン性モノマーは、直鎖状
または分枝状の不飽和カルボン酸で、任意に塩の形態で部分的または全体に中性
化されてなるものより単独または混合物として選択されることが好ましく、この
不飽和カルボン酸は、特に、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレ
イン酸、イタコン酸、フマル酸及びクロトン酸であってもよい。適当な塩は特に
、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属及びアンモニウム塩である。同様に、グラ
フト化シリコーンポリマーでは、最終的に、不飽和カルボン酸タイプの少なくと
も一の陰イオン性モノマーのラジカル(単独)重合の生成物を含むアニオン性の
有機基が、反応後に、塩基(水酸化ナトリウム、アンモニア水溶液等)で中性化
(post-neutralize)し、塩の形態とし得ることにも注目される。
本発明によれば、エチレン性不飽和を含有する疎水性モノマーは、アルカノー
ルのアクリル酸エステル及び/またはアルカノールのメタクリル酸エステルより
、単独でまたは混合物として選択されることが好ましい。アルカノールは、C1-
C18であることが好ましく、C1-C12であるとさらによい。好ましいモノマーは
、イソオクチル=(メタ)アクリラート、イソノイル=(メタ)アクリラート、2
-エチルヘキシル=(メタ)アクリラート、ラウリル=(メタ)アクリラート、イ
ソペンチル=(メタ)アクリラート、n-ブチル=(メタ)アクリラート、イソブ
チル=(メタ)アクリラート、メチル=(メタ)アクリラート、tert-ブチル=(メ
タ)アクリラート、トリデシル=(メタ)アクリラート及びステアリル=(メタ)
アクリラートまたはこれらの混合物からなる群より選択される。
本発明の実施に特に適当なグラフト化シリコーンポリマーとしては、その構造
中に下記の単位(I):
[上記式中、G1基は同一または相違し、水素原子またはC1-C10アルキル基あ
るいはまたフェニル基を表し;G2基は同一または相違し、C1-C10アルキレン
基を表し;G3基は、エチレン性不飽和を含む少なくとも一の陰イオン性モノマ
ーの単独重合により生じるポリマー残基を表し;G4基は、エチレン性不飽和を
含む少なくとも一の疎水性モノマーの単独重合により生じるポリマー残基を表し
;m及びnが、0または1であり;aが0から50の整数であり;bが10から
350の整数であり;cが0から50の整数であり;aとcとのパラメータの少
なくとも一方が0でないことを条件とする]を含むシリコーンポリマーからなる
一群がある。
好ましくは、上記化学式(I)の単位は、下記の特性の少なくとも一、さらに
好ましくは全てを有する。
・G1基はアルキル基、好ましくは、メチル基を示す;
・nは0でなく、G2基は二価のC1-C3基、好ましくはプロピレン基を表す;
・G3基はエチレン性不飽和を含むカルボン酸タイプの少なくとも一のモノマー
、好ましくはアクリル酸及び/またはメタクリル酸の単独重合により生じるポリ
マ
ー基を表す;
・G4基はC1-C10アルキル=(メタ)アクリラートタイプ、好ましくはイソブチ
ル=(メタ)アクリラートまたはメチル=(メタ)アクリラートタイプの少なくと
も一のモノマーの単独重合により生じるポリマー基を表す。
化学式(V)に相当するシリコーンポリマーの例としては、特に、ポリ(メタ
)アクリル酸タイプとポリメチル=(メタ)アクリラートタイプとの混合ポリマ
ー単位が、チオプロピレンタイプの結合鎖を経てグラフト化してなるポリジメチ
ルシロキサン(PDMS)がある。
化学式(I)に相当するシリコーンポリマーの他の例としては、特に、ポリイ
ソブチル=(メタ)アクリラートタイプのポリマー単位が、チオプロピレンタイ
プの結合鎖を経てグラフト化してなるポリジメチルシロキサン(PDMS)があ
る。
好ましくは、本発明のシリコーンポリマーの数平均分子量は、約10,000
から1,000,000の範囲であり、好ましくは約10,000から100,
000である。
グラフト化シリコーンポリマーは、組成物全重量に対して0.01から20重
量%の量で使用されることが好ましい。より好ましくは、この量は0.1から1
5重量%、さらに好ましくは0.5から10重量%である。
少なくとも一の脂肪鎖及び少なくとも一の親水性単位を含む、本発明に使用さ
れる両親媒体性ポリマーは、下記(1)から(8)からなる群より選択されるこ
とが好ましい。
(1)少なくとも一の脂肪鎖を含む基によって変性されたホロシド;
例としては:
・セルロースまたはその誘導体、例えばアルキル、アリールアルキルまたはアル
キルアリール基、またはこれらの混合物で、アルキル基がC8-C22のもの等の少
なくとも一の脂肪鎖を含む基により変性されたもの;
・非イオン性アルキルヒドロキシエチルセルロース、例えば、Aqualon社製の“
Natrosol Plus Grade 330 CS”及び“Polysurf
67(C16アルキル)”等の製品;
・四級アルキルヒドロキシエチルセルロース(陽イオン性)、例えば、Amerchol
社製の“Quatrisoft LM 200”、“Quatrisoft LM-
X 529-18-A”、“Quatrisoft LM-X 529-18-B(C12
アルキル)”及び“Quatrisoft LM-X529-8(C18アルキル)
”、及びCroda社製の“Crodacel QM”、“Crodacel QL(
C12アルキル)”及び“Crodacel QS(C18アルキル)”等の製品;
・非イオン性ノンオキシニルヒドロキシエチルセルロース、例えば、Amechol社
製の“Amercell HM-1500”等の製品;
・非イオン性アルキルセルロース、例えば、Berol Nobel社製の“Bermoc
oll EHM 100”等の製品;
・ポリ(C12-C18)アルコール=サッカライド、例えば、Petroferm社製の“E
mulsan(D-ガラクトースアミン/アミン尿酸混合物)”及び“Bios
an LPS-50”の製品;
・脂肪鎖により変性されたヒドロキシプロピルグアー、Lamberti社製の“Esa
flor HM 22(C22アルキル鎖により変性)”;Rhone-Poulenc社製の“
Miracare XC 95-3(C14アルキル鎖により変性)”及び“RE 2
05-146(C20アルキル鎖により変性)”などの製品;
を挙げることができる。
(2)無水マレイン酸またはその誘導体と、少なくとも一の脂肪鎖を含むモノマ
ーとのコポリマー:
例としては:
・N-オクタデシル=ビニル=エーテル/無水マレイン酸コポリマー、例えば、ISP
社製の“Gantrez AN-8194”等の製品;
・酢酸ビニル/モノマレイン酸イソブチル/ネオデカン酸ビニル ターポリマー
、例えば、ISP社製の“ACV-4033”及び“9649-147”、Meyhall社
製の“Meyprofix 509”及びBASF社製の“Densodrin BA
”及び“Lipoderm Liquor FP”等の製品;
を挙げることができる。
(3)少なくとも一の脂肪鎖を含む基を有するポリウレタン及びその誘導体、例
えば下記の市販品:Rheox社製の“Rheolate 205”、“Rheola
te 208”及び“Rheolate 210”;Berol Nobel社製の“Ber
modol Pur 2130”;Rohm & Haas社製の“Acrysol SCT-
275”、“Acrysol RM-870”及び“Acrysol 44”、“
DW-1206 B”、“DW-1206 F”、“DW-1206 G”及び“DW
-1206 J”;Akzo社製の“Dapral T 212”等;
(4)クロトン酸と少なくとも一の脂肪鎖を含むモノマーとのコポリマー;
例としては:
・酢酸ビニル/クロトン酸/ステアリン酸アリルターポリマー;
(5)N-ビニルピロリドン及び少なくとも一の脂肪鎖を含むモノマーとのコポ
リマー、例えば長鎖の炭化水素を含むアルキル基で置換されたオレフィン等で、
例えば、ISP社製の“Antaron V216”及び“Antaron V22
0”等の製品;
(6)(メタ)アクリル酸と少なくとも一の脂肪鎖を含むモノマーとのコポリマ
ー;これらのモノマーは、脂肪鎖疎水性モノマー、脂肪鎖疎水性部分と親水性部
分とを含む両親媒性モノマーより選択されるものとする;
例としては:
・アクリル酸/C10-C30アルキル=アクリラートの架橋コポリマー、例えば、Go
odrich社製の“Pemulen TR 1”、“Pemulen TR 2”、“C
arbopol 1382”、“Carbopol 1342”及び“Carbo
pol ETD 2020”等の製品;
・(メタ)アクリル酸/アクリル酸エチル/アクリル酸アルキル コポリマー、R
ohm & Haas社製の“Acusol 823”及びHoechst社製の“Imperon
R”等の製品;
・架橋アクリル酸/イソデカン酸ビニル コポリマー、例えば3V社製の“Sta
bylen 30”等の製品;
・アクリル酸/ビニルピロリドン/メタクリル酸ラウリル ターポリマー、例え
ば、ISP社製の“Acrylidone LM”、“ACP-1184”及び“A
CP-1194”等の製品;
・アクリル酸/ラウリル=(メタ)アクリラート コポリマー、例えば、Coatex社
製の“Coatex SX”等の製品;
・(メタ)クリル酸/アクリル酸アルキル/ポリエトキシル化アルキル=アリル=
エーテル ターポリマー、例えば、Allied Colloids社製の“Rheovis C
R”、“Rheovis CR3”、“Rheovis CR2”及び“Rheov
is CRX”等の製品;
・メタクリル酸/アクリル酸エチル/ポリエトキシル化ステアリル=アリル=エー
テル ターポリマー、例えば、Allied Colloids社製の“Salcare-SC9
0”及び“Salcare-SC80”等の製品(steareth-10として
既知の、エチレン=オキシド10molでポリエトキシル化したステアリル);
・メタクリル酸/酢酸エチル/ポリオキシエチレン化ラウリル=アクリラート タ
ーポリマー、例えば、Coatex社製の“Rheo 2000”;
・メタクリル酸/酢酸エチル/ポリオキシエチレン化ステアリル=メタクリラー
ト ターポリマー、例えば、Rohm & Haas社製の“Acrysol 22”、“A
crysol 25”及び“DW-1206A”等の製品;
・メタクリル酸/酢酸エチル/ポリオキシエチレン化ノニルフェノール=アクリ
ラート コポリマー、例えば、Coatex社製の“Rheo 3000”等の製品;
・アクリル酸/ポリオキシエチレン化ステアリル=モノイタコナート コポリマー
またはアクリル酸/ポリオキシエチレン化セチル=モノイタコナート コポリマー
、例えば、National Starch社製の“8069-72A”及び“8069-72B
”等の製品;
・少なくとも一の脂肪鎖を含む、メタクリル酸/アクリル酸ブチル/疎水性モノ
マー コポリマー、例えば、National Starch社製の“8069-146A”等の
製品;
・アクリル酸/C15アルキル=アクリラート/ポリエチレン=グリコール=アクリ
ラート(エチレン=オキシド28mol) ターポリマー、例えば、Akzo社製の“D
apral GE 202”等の製品;
・アクリル酸の部分脂肪酸エステルの塩/ジメチルエタノールアミン コポリマ
ー、例えば、Akzo社製の“Dapral GE 202 DMA”等の製品;
・ウレタン基を含む脂肪鎖を有する、アクリル酸/アクリラート/両親媒性モノ
マー コポリマー、例えば、Hoechst社製の“Additol VXW 1312”
等の製品;
・脂肪鎖疎水性基で変性されたアクリル コポリマー、例えば、Rohm & Haas社製
の“Acusol 102”等の製品;
(7)(C1-C6)低級アルキル=(メタ)アクリラートと脂肪鎖を含む両親媒性
モノマーとの非イオン性コポリマー、例えば、メタクリル酸メチル/ポリオキシ
エチレン化ステアリル=アクリラートのコポリマー、例えばGoldschmidt社製の“
Antil 208”等の製品;
(8)親水性(メタ)アクリラート及び脂肪鎖疎水性モノマーとの非イオン性コ
ポリマー、例えば、ポリエチレン=グリコール=メタクリラート/メチル=メタク
リラートコポリマー。
少なくとも一の脂肪鎖及び疎水性単位を含む、本発明の両親媒性ポリマーは、
組成物全重量の0.01から20重量%の量で使用されることが好ましい。この
量が0.1から15重量%、さらには、0.5から10重量%であるとさらに好
ましい。
化粧品としてまたは皮膚科用として許容される媒体は、水または、水とモノア
ルコール、ポリアルコール、グリコール=エーテルまたは脂肪酸エステル等の単
独でも混合物としても使用可能な化粧品として許容される溶媒との混合物からな
ることが好ましい。
特に、エタノールまたはイソプロパノール等の低級アルコール、ジエチレン=
グリコール、グリコール=エーテル、グリコール=アルキル=エーテルまたはジエ
チレン=グリコール=アルキル=エーテル等のポリアルコールを挙げることができ
る。
本発明のグラフト化シリコーンポリマーは、前記の化粧品として許容される媒
体中に溶解しても、粒子の水性分散物として使用してもよい。
本発明の組成物は、脂肪鎖を含まない増粘剤、脂肪酸エステル、グリセリンの
脂肪酸エステル、シリコーン、界面活性剤、香料、保存料、サンスクリーン、タ
ンパク質、ビタミン、ポリマー、植物、動物、鉱物または合成のオイルあるいは
、化粧品の分野で通常使用される他のあらゆる添加剤より選択される少なくとも
一の添加剤をさらに含有可能である。
これらの添加剤は、本発明の組成物中に組成物全重量の0から20重量%の割
合で存在することができる。各添加剤の正確な量はそれぞれの性質によって異な
り、当業者により随時決定される。
言うまでもないが、当業者であれば、行おうとする添加によって、本発明の組
成物に本来備わった有利な特性が損なわれることがないよう、あるいは、本質的
にはないように、本発明の組成物に添加するために最適な化合物を選択するであ
ろう。
本発明の組成物は、ゲル、乳剤、クリーム、比較的に増粘されたローションま
たはフォームの形態とすることができる。
これらの組成物は、特にヘアセットローション、ブロードライ用ローション固
定用組成物(ヘアースプレー)及びスタイリング用組成物である。ローションは
様々な形態に実装可能であり、該組成物が確実に気化した形態あるいはフォーム
の形態で適用されるように、特に、霧吹き器、ポンプ式ディスペンサーボトルま
たはエアロゾル容器に実装可能である。例えば、髪の固定または手入れのための
スプレー、ヘアースプレーまたはフォームが望まれる場合、こうした実装形態が
挙げられる。
該組成物はまた、シャンプー、染色、脱色、パーマネントウエーブまたはスト
レートパーマの前または後に髪に適用するためのシャンプー、濯ぎ落とすまたは
落とさない組成物とすることも可能である。
本発明の組成物が、エアロゾル形態に実装され、ヘアースプレーまたはエアロ
ゾルが得られる場合、これには、n-ブタン、プロパン、イソブタン、ペンタン
、クロロ及び/またはフルオロ=炭化水素、及びこれらの混合物等の揮発性炭化
水素より選択可能な少なくとも一の推進剤が含まれる。二酸化炭素、亜酸化窒素
、ジメチル=エーテル、窒素または空気の圧縮されたもの、またはこれらの混合
物もまた、推進剤として使用可能である。
本発明の別の主題は、髪などのケラチン物質の非治療的処理方法であり、これ
は、上記の組成物を髪に適用し、任意に水で濯ぎ落とすことからなる。
ここに、本発明を下記の実施例により詳細に説明するが、これらは記載の実施
態様に限定されるものではない。
(実施例1:スタイリングゲル)
・3-プロピルチオ=ポリメタクリル酸基及び3-プロピルチオ=ポリ(メタクリル
酸メチル)基を含むポリメチル/メチルシロキサン構造である、化学式(I)の
グラフト化シリコーンポリマー 1g AM
・オキシエチレン化メタクリル酸/アクリル酸エチル/メタクリル酸ステアリル
のターポリマー(55/35/10)の30%水性分散物、Rohm & Haas社より
市販の“Acrysol 22”(商品名) 1g AM
・アミノメチルプロパノール、前記シリコーンポリマー及びターポリマーの10
0%中和量(neutralization) 適量
・脱イオン水 全体を100gとする量
(実施例2:スタイリングゲル)
・3-プロピルチオ=ポリメタクリル酸基及び3-プロピルチオ=ポリ(メタクリル
酸メチル)基を含むポリメチル/メチルシロキサン構造である、化学式(I)の
グラフト化シリコーンポリマー 2g AM
・セチル鎖で変性されたヒドロキシエチルセルロース、Aqualon社より市販の
“Natrosol Plus Grade 330 S”(商品名)
3g AM
・アミノメチルプロパノール、前記グラフト化シリコーンポリマーの100%中
和量 適量
・脱イオン水 全体を100gとする量
(比較粘度試験)
架橋ポリ(アクリル酸)ホモポリマータイプ、例として3V社により市販の“S
ynthalen K”(商品名)の標準的な増粘剤のレオロジー特性を、この
増粘剤1重量%を含む水溶液及び、この増粘剤1重量%と実施例1及び2に記載
したグラフト化シリコーンポリマー1重量%とを含む水溶液で試験した。増粘さ
れた溶液の粘度はContraves TV systemを装備したRheo
mat 180機で測定した。
脂肪鎖及び少なくとも一の親水性単位を含む本発明の両親媒性ポリマーPiの
レオロジー特性を、この増粘性両親媒性ポリマー1重量%を含む水溶液及び、こ
の増粘剤1重量%と実施例1及び2に記載したグラフト化シリコーンポリマー1
重量%とを含む水溶液で試験した。以下の記述においては、指数iは検討した両
親媒性ポリマーに特異的なものとする。
全ての溶液はアミノメチルプロパノールを用いてpH7.5に中性化した。
検討した本発明の両親媒性ポリマーは、以下の通りである:
・P1:オキシエチレン化メタクリル酸/アクリル酸エチル/メタクリル酸ステ
アリル ターポリマー(55/35/10)の30%水性分散物、Rohm & Haas
社より市販の“Acrysol 22”(商品名);
・P2:メタクリル酸/アクリル酸エチル/ポリエトキシル化ステアリル=アリル
=エーテル ターポリマー Salcare−SC 90、Allied Colloids社よ
り市販(ステアリルが10molの酸化エチレンでポリエトキシル化された、“s
teareth−10と”して既知のもの);
・P3:セチル鎖で変性されたヒドロキシエチルセルロース、Aqualon社より市販
の“Natrosol Plus Grade 330 S”(商品名)。
溶液の粘度を下記の表にセンチポワズで示した。
架橋ポリ(アクリル酸)ホモポリマーとスタイリングシリコーンポリマーとの
本発明の組み合わせによれば、製剤の粘度が低下するが、脂肪鎖及び少なくとも
一の親水性単位を含む本発明の増粘両親媒性ポリマーPiはグラフト化シリコー
ンポリマーを含む溶液の粘度をかなり増大させることが観察される。
化粧品特性の比較試験
5名の被験者からなるパネルに感覚評価試験を行った。調査した化粧品基準は
、SA 20タイプの湿って敏感化された髪の毛束に適用した後の、もつれのほ
どけ易さ及び手触りの柔らかさである。下記の三種の溶液A、B及びCを、予め
シャンプーで洗浄した前記5名の毛束に、毛束5gあたり0.5gの割合で適用し
た。
溶液A:実施例1または2のグラフト化シリコーンポリマーを1重量%含有
溶液B:実施例1または2のグラフト化シリコーンポリマーを1重量%及び、
架橋ポリ(アクリル酸)ホモポリマー、“Synthalen K”を1重量%
含有
溶液C:実施例1または2のグラフト化シリコーンポリマーを1重量%及び、
上記ポリマーP1を1重量%含有
全ての溶液をアミノメチルプロパノールでpH7.5に中性化した。
各化粧品基準について、調査した被験者を評価段階0から5とした。調査の結
果を下記の表にまとめた。
質問を受けた5名の被験者は、グラフト化シリコーンポリマーを含む溶液C中
に、脂肪鎖及び少なくとも一の親水性単位を含む本発明の増粘両親媒性ポリマー
が存在することにより、グラフト化シリコーンのみを含む溶液Aまたは前記グラ
フト化シリコーンポリマーを架橋ポリ(アクリル酸)ホモポリマータイプの標準
的な増粘剤と共に含む溶液Bの場合に比べて、髪の手触りの柔らかさ及びもつれ
のほどけ易さが向上したと回答した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 化粧品又は皮膚科用として許容される媒体中に、非シリコーン有機モノマ ーとグラフト化したポリシロキサン骨格を含む少なくとも一のグラフト化シリコ ーンポリマーと、少なくとも一の脂肪鎖及び少なくとも一の親水性単位を含む少 なくとも一の両親媒性ポリマーとを含むことを特徴とするケラチン物質の手入れ のための化粧品または皮膚科用組成物。 2. グラフト化シリコーンポリマーが、鎖中並びに任意に少なくともその一端 に、シリコーンを含まない少なくとも一の有機基がグラフト化したポリシロキサ ン主鎖を含むことを特徴とする請求項1に記載の組成物。 3. 一方のエチレン性不飽和を有する少なくとも一の非シリコーンアニオン性 有機モノマー及び/またはエチレン不飽和を有する非シリコーン疎水性有機モノ マーと、他方の前記非シリコーンモノマーの前記エチレン性不飽和と反応可能な 少なくとも一、好ましくは数個の官能基を鎖中に有するポリシロキサンとのラジ カル共重合によってグラフト化シリコーンポリマーが得られることを特徴とする 請求項1または2に記載の組成物。 4. エチレン性不飽和を含むアニオン性有機モノマーが、直鎖状または分枝状 の不飽和カルボン酸から単独またはモノマー混合物の形態で選択されることを特 徴とする請求項3に記載の組成物。 5. エチレン性不飽和を含むアニオン性有機モノマーが、アクリル酸、メタク リル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸及びクロトン酸ま たはこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩またはアンモニウム塩、ある いはこれらの混合物から、単独またはモノマー混合物の形態で選択されることを 特徴とする請求項4に記載の組成物。 6. エチレン性不飽和を含む疎水性有機モノマーが、アルカノールのアクリル 酸エステル及び/またはアルカノールのメタクリル酸エステルから単独またはモ ノマー混合物の形態で選択され、好ましくはアルカノールがC1-C18であること を特徴とする請求項3に記載の組成物。 7. エチレン性不飽和を含む疎水性有機モノマーが、(メタ)アクリル酸イソ オクチル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸2-エチルヘキ シ ル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸イソペンチル、(メタ) アクリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸メ チル、(メタ)アクリル酸tert-ブチル、(メタ)アクリル酸トリデシル及び( メタ)アクリル酸ステアリルからなる群より単独またはモノマー混合物の形態で 選択されることを特徴とする請求項6に記載の組成物。 8. グラフト化シリコーンポリマーが、塩の形態で部分的または全体的に中和 された不飽和カルボン酸タイプの少なくとも一のアニオン性モノマーのラジカル 単独重合によって得られる、アニオン性の少なくとも一の有機官能基をシリコー ン主鎖中に含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物 。 9. グラフト化シリコーンポリマーが、その構造中に下記の構造式(I): [式中、G1基は同一でも相違してもよく、水素またはC1-C10アルキル基ある いはまたフェニル基を表し;G2は同一でも相違してもよく、C1-C10アルキレ ン基を表し;G3はエチレン性不飽和を含む少なくとも一のアニオン性ポリマー の単独重合により生じるポリマー残基を表し;G4はエチレン性不飽和を含む少 なくとも一の疎水性モノマーの単独重合により生じるポリマー残基を表し;m及 びnは0または1であり;aは0から50の整数であり;bは10から350の 整数であり;cは0から50の整数であり;パラメータaとCの一方は0でない ことを前提とする]の単位を含むシリコーンポリマーから選択されることを特徴 とする請求項1から8に記載の組成物。 10. 構造式(I)の単位が少なくとも一の下記の特性: ・G1基がC1-C10アルキル基を示し; ・nが0でなく、G2が二価のC1-C3基を表し; ・G3がエチレン性不飽和を含むカルボン酸タイプの少なくとも一のモノマーの 単独重合から生じるポリマー基を表し; ・G4がC1-C10アルキル=(メタ)アクリラートタイプの少なくとも一のモノマ ーの単独重合から生じるポリマー基を表す; を有することを特徴とする請求項9に記載の組成物。 11. 構造式(I)の単位がさらに下記の特性: ・G1基がメチル基を表し、 ・nが0でなく、G2がプロピレン基を表し; ・G3が少なくとも一のアクリル酸及び/またはメタクリル酸の単独重合から生 じるポリマー基を表し; ・G4が(メタ)アクリル酸イソブチルまたは(メタ)アクリル酸メチルタイプ の少なくとも一のモノマーの単独重合から生じるポリマー基を表す; を有することを特徴とする請求項9または10に記載の組成物。 12. グラフト化シリコーンポリマーの数平均分子量が約10,000から1 ,000,000、好ましくは10,000から100,000であることを特 徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。 13. グラフト化シリコーンポリマーが、組成物全重量の0.01から20重 量%、好ましくは0.1から15重量%、さらに好ましくは0.5から10重量 %の量で用いられることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の 組成物。 14. 少なくとも一の脂肪鎖と親水性単位とを含む両親媒性ポリマーが、下記 (1)から(8): (1)少なくとも一の脂肪鎖を含む基で変性されたホロシド; (2)無水マレイン酸またはその誘導体と少なくとも一の脂肪鎖を含むモノマー とのコポリマー; (3)少なくとも一の脂肪鎖を含む基を含むポリウレタン及びその誘導体; (4)クロトン酸と少なくとも一の脂肪鎖を含むモノマーとのコポリマー; (5)N-ビニルピロリドンと少なくとも一の脂肪鎖を含むモノマーとのコポリ マー; (6)(メタ)アクリル酸と少なくとも一の脂肪鎖を含むモノマーとのコポリマ ー;これらのモノマーは脂肪鎖疎水性モノマー、脂肪鎖疎水性部分及び親水性部 分を含む両親媒性モノマー、あるいはこれらの混合物からなる群より選択される ; (7)(C1-C6)低級アルキル=(メタ)アクリラートと脂肪鎖を含む両親媒性 モノマーとの非イオン性コポリマー; (8)疎水性(メタ)アクリラートと脂肪鎖疎水性モノマーとの非イオン性コポ リマー; からなる群より選択されることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に 記載の組成物。 15. 少なくとも一の脂肪鎖及び少なくとも一の親水性単位を含む両親媒性ポ リマーが、組成物全重量に対して0.01から10重量%、好ましくは0.5か ら10重量%の量で使用されることを特徴とする請求項1から14に記載の組成 物。 16. 脂肪鎖を含まない増粘剤、脂肪酸エステル、グリセリンの脂肪酸エステ ル、シリコーン、界面活性剤、香料、保存料、サンスクリーン、タンパク質、ビ タミン、ポリマー、植物オイル、動物オイル、鉱物オイルまたは合成オイル、及 び化粧品の分野で従来使用されているあらゆる添加剤からなる群より選択される 少なくとも一の添加剤をさらに含むことを特徴とする請求項1から15のいずれ か一項に記載の組成物。 17. 化粧品または皮膚科用として許容される媒体が、水または水と化粧品と して許容される少なくとも一の溶媒との混合物からなることを特徴とする請求項 1から16のいずれか一項に記載の組成物。 18. 化粧品として許容される溶媒が、単価アルコール、多価アルコール、グ リコールエーテル及び脂肪酸エステル及びこれらの混合物からなる群より選択さ れることを特徴とする請求項17に記載の組成物。 19. グラフト化シリコーンポリマーが、化粧品または皮膚科用として許容さ れる媒体に溶解されるか、または粒子の水性分散物の形態で使用されることを特 徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の組成物。 20. ケラチン物質がヒトの髪であることを特徴とする請求項1から19のい ずれか一項に記載の組成物。 21. ゲル、乳剤、クリーム、比較的増粘されたローションまたはフォームの 形態であることを特徴とする請求項1から20のいずれか一項に記載の組成物。 22. スタイリング用製品であることを特徴とする請求項1から21のいずれ か一項に記載の組成物。 23. シャンプー及び、濯ぎ落とすまたは落とさない髪用製品であって、シャ ンプー、染色、脱色、パーマネントウェーブまたはストレートパーマの前または 後に髪に適用されるものからなる群より選択されることを特徴とする請求項1か ら22のいずれか一項に記載の組成物。 24. 霧吹き、ポンプ式ディスペンサーボトルまたはエアロゾル容器に実装さ れ、スプレー、ヘアスプレーまたはフォームの形態で得られることを特徴とする 請求項1から23のいずれか一項に記載の組成物。 25. ケラチン物質、特にヒトの髪を処理するための非治療的方法であって、 請求項1から24のいずれか一項に記載の組成物を前記物質に適用した後、任意 に水で濯ぐことからなることを特徴とする方法。
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