JPH1047053A - 4気筒エンジンの排気マニホルド構造 - Google Patents
4気筒エンジンの排気マニホルド構造Info
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- JPH1047053A JPH1047053A JP8214985A JP21498596A JPH1047053A JP H1047053 A JPH1047053 A JP H1047053A JP 8214985 A JP8214985 A JP 8214985A JP 21498596 A JP21498596 A JP 21498596A JP H1047053 A JPH1047053 A JP H1047053A
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Abstract
の高さの増大がなく、コンパクトな配置で以て滑らかで
抵抗の小さな排気流路を備えたターボチャージャ付き4
気筒エンジンを提供する。 【解決手段】 ターボチャージャ付き4気筒エンジンに
おいて、2つのシリンダからの排気通路が合流する第
1、第2排気集合部に夫々接続され、クランク軸心線に
略平行な2つの開口縁を有する第1、第2気出口開口を
クランク軸心線に対し、これに直角方向にずれて配置
し、クランク軸心線から離れた側の上記出口開口への排
気通路を下方への大きな曲流部を形成することなく、滑
らかに上記排気集合部出口開口に接続する。
Description
付き4気筒エンジンにおいて、2つのシリンダ毎に排気
通路を集合させて構成される2つの排気出口開口を1台
のターボチャージャに接続する型式のツインスクロール
式排気マニホルドの構造に関する。
おいては、排気干渉を防止してエンジン性能を向上させ
るため、2つのシリンダ毎に排気通路を1つにまとめ、
1台のターボチャージャの2つの排気入口に接続するい
わゆるツインスクロール式の排気マニホルドが採用され
ている。上記のような、排気マニホルドを採用する自動
車用エンジンにおいては、通常エンジンルーム内の配置
及びエンジン性能上から、ターボチャージャを排気マニ
ホルドの下側に配置する構造が採られている。
ルドとターボチャージャの概略配置図を示す。図4にお
いて、100はエンジン、101〜104は該エンジン
100の第1〜第4シリンダ、200は排気マニホル
ド、300は該排気マニホルド200の下方に設置され
たターボチャージャ、301は該ターボチャージャ30
0のタービン、302はコンプレッサである。
気入口開口303、304を有するいわゆるツインスク
ロール型に構成される。また、前記排気マニホルド20
0は、前記第1〜第4シリンダ101、102、10
3、104に接続される排気通路1a,1b,1c,1
dのうち、第1シリンダ排気通路1aと第4シリンダ排
気通路1dとを集合せしめて、第1排気集合部2aと
し、また第2シリンダ排気通路1bと第3シリンダ排気
通路1cとを集合せしめて、第2排気集合部2bとし
て、それぞれの集合部2a、2bをターボチャージャ3
00の2つの排気入口開口304、303に接続してい
る。
気マニホルド200の従来の1例を示している。図5〜
図6において、400はエンジンのクランク軸心線、1
a〜1dは図4と同様、第1〜第4シリンダ排気通路、
3は前記ターボチャージャ300の排気入口開口30
3、304に接続される集合フランジである。
示され、図示のように、該集合フランジ3にはクランク
軸心線400に平行な方向に2つの排気出口開口41、
42が並設されている。そして、前記開口41は第1シ
リンダ排気通路1aと第4シリンダ排気通路1dとが合
流した第1排気集合部2a(図4参照)に連通され、ま
た前記開口42は、第2シリンダ排気通路1bと第3シ
リンダ排気通路1cとが合流した第2排気集合部2b
(図4参照)に連通されている。
2はターボチャージャ300の2つの排気入口開口30
3、304(図4参照)に接続される。即ち、図5〜図
6に示される従来の排気マニホルド200にあっては、
集合フランジ3に開口する2つの排気出口開口41、4
2は、図6に示すように、双方の開口中心を結ぶ線40
1がクランク軸心線400と平行になるように一線上に
配置されている。
従来のターボチャージャ付き4気筒エンジン用排気マニ
ホルドにあっては、ターボチャージャ300の排気入口
開口303、304に接続される集合フランジ3の排気
出口開口41、42が、図6に示されるように、クラン
ク軸心線400と平行に並設されている。
ダ及び第3シリンダ排気通路1b、1cが合流する第2
排気集合部2bについては、前記第2、第3排気通路1
b及び1cが滑らかに合流するが、第1シリンダ及び第
4シリンダ排気通路1a及び1dが合流する第1排気集
合部2aについては、排気流路抵抗を低く抑えるために
は、第1シリンダ排気通路1aを上記集合部2aの上流
側で大きく下側に曲げた曲流部201を形成してから、
上記集合フランジ3の第1排気出口開口41に流れ込ま
せるように構成することが必須となる。
ンジンにおいては、図4に示されるように、排気マニホ
ルド200の下側にターボチャージャ300が配置され
るように構成するのが、排気抵抗の低減及びエンジンル
ーム内のコンパクト化の面から一般的であるが、上記の
ように排気マニホルド200の下側に突出した曲流部2
01が形成されていると、この分だけ、エンジン及びタ
ーボチャージャの高さが増加して、車両エンジン及びタ
ーボチャージャの設置スペースが拡大され、車両が大型
化する。また、上記のように第1シリンダ排気通路1a
からの下方に突出した曲流部201が形成されているた
め、排気の流動抵抗も増大気味となる。
ージャ設置部を省スペース化すると共に、滑らかで抵抗
の小さな排気流路を備えたターボチャージャ付き4気筒
エンジンを提供することを目的とする。
問題点を解決するものであり、その特徴とする所は請求
項1記載の発明においては4気筒エンジンの2つのシリ
ンダ毎に排気通路を夫々集合せしめた第1、第2排気集
合部を1台のターボチャージャに接続してなる4気筒エ
ンジンの排気マニホルドにおいて、前記第1排気集合部
を前記ターボチャージャに接続する第1の出口開口と、
第2排気集合部を前記ターボチャージャに接続する第2
の出口開口とを備え、前記第1の出口開口の図心と第2
の出口開口の図心を、エンジンのクランク軸線(以下ク
ランク軸線方向という)及び該クランク軸線と直交する
方向(以下クランク軸線直交方向という)のいずれにも
位置をずらして配置するとともに、前記第1の出口開口
のクランク軸線と略平行な第1の開口縁と、前記第2の
出口開口のクランク軸線と略平行な第2の開口縁とが、
前記夫々の図心を通る、クランク軸線に略平行な2つの
仮想平行線間に挟まれる領域に位置し、且つ前記第1の
出口開口のクランク軸線と略平行な第2の開口縁と、前
記第2の出口開口のクランク軸線と略平行な第1の開口
縁とが、前記2つの仮想平行線間に挟まれる領域外に位
置し更に前記ターボチャージャの軸線方向と上記エンジ
ンの気筒列方向をほぼ平行若しくは同一方向を指向させ
て配置されていることを特徴とするものである。請求項
2記載の発明においては、4気筒エンジンの2つのシリ
ンダ毎に排気通路を夫々集合せしめた第1、第2排気集
合部をエンジン側方に配置された一台のターボチャージ
ャに接続してなる4気筒エンジンの排気マニホールドに
おいて、前記第1排気集合部を前記ターボチャージャに
接続する第1の出口開口と、第2排気集合部を前記ター
ボチャージャに接続する第2の出口開口とを備え、前記
第1の出口開口におけるエンジンに最も近い側の第1の
近接開口縁と、前記第1の出口開口のエンジンに最も遠
い側の第2の遠方開口縁とを夫々含みクランク軸線に並
行な2つの仮想平行線間に前記第2の出口開口における
エンジンに最も遠い側の第2の遠方開口縁が位置すると
共に、前記第2の出口開口のエンジンに最も近い側の第
1の近接開口縁と、前記第2の遠方開口縁とを夫々含み
クランク軸線に平行な2つの仮想平行線間に前記第1の
近接開口縁が位置することを特徴とする。
ンジンの2つのシリンダ毎に排気通路を夫々集合せしめ
た第1、第2排気集合部を1台のターボチャージャに接
続してなる4気筒エンジンの排気マニホルドにおいて、
前記第1排気集合部を前記ターボチャージャに接続する
第1の出口開口と、第2排気集合部を前記ターボチャー
ジャに接続する第2の出口開口とを備え、前記第1の出
口開口及び第2の出口開口は、エンジンのクランク軸線
に略平行な2つの開口縁を夫々有する多角形状に形成さ
れ、前記第1の出口開口の前記2つの開口縁を通る2つ
の仮想線に挟まれる領域内に、前記第2の出口開口の2
つの開口縁の1の開口縁が位置し、且つ2つの仮想線に
挟まれる領域外に前記第2の出口開口の2つの開口縁の
他の開口縁が位置するように、前記第1及び第2の出口
開口をクランク軸線直交方向に位置をずらして配置する
ともに、 前記ターボチャージャの軸線方向と上記エン
ジンの気筒列方向をほぼ平行若しくは同一方向を指向さ
せて配置されたことを特徴とするものである。
ンジンの2つのシリンダ毎に排気通路を夫々集合せしめ
た第1、第2排気集合部を1台のターボチャージャに接
続してなる4気筒エンジンの排気マニホルドにおいて、
前記第1排気集合部を前記ターボチャージャに接続する
第1の出口開口と、第2排気集合部を前記ターボチャー
ジャに接続する第2の出口開口とを備え、前記第1の出
口開口及び第2の出口開口は、エンジンのクランク軸線
に略平行な2つの開口縁を夫々有する多角形状に形成さ
れ、前記第1の出口開口の前記2つの開口縁の少なくと
も一方は、前記第2の出口開口の2つの開口縁よりも前
記クランク軸心線から離れて配置されるとともに、前記
第2の出口開口の前記2つの開口縁の少なくとも一方
は、前記第1の出口開口の2つの開口縁よりもクランク
軸心線寄りに配置されたことにある。
くは、前記第1、第2の出口開口は、前記2つの開口縁
と、該開口縁に直角な2つの開口縁と、前記クランク軸
心に対して傾斜した2つの開口縁とより成る多角形状に
形成される。又、前記第1の出口開口におけるクランク
軸線方向の両端の開口縁を夫々含みクランク軸線と直角
な仮想平行線間に、前記第2の出口開口におけるクラン
ク軸線方向の両端の開口縁の内一方の開口縁が位置する
とともに、前記第2の出口開口におけるクランク軸線方
向の両端の開口縁を夫々含みクランク軸線と直角な仮想
平行線間に、前記第1の出口開口におけるクランク軸線
方向の両端の開口縁の内他方の開口縁が位置するように
構成するのがよい。
気通路が合流する第1、第2排気集合部に夫々接続され
る第1、第2出口開口の開口縁が傾斜させて近接対峙さ
れ、前記のように、クランク軸心線に対し、これに直角
方向に互いに重合するごとく所定量ずれて配置されてい
るので、クランク軸心線から離れた側の出口開口への排
気ガス通路は、従来のもののように、下方への大きな曲
流部を形成することなく、滑らかに上記排気集合部を介
して、出口開口に接続される。これによって、2つのシ
リンダの排気通路を経た、排気ガスは、排気集合部から
出口開口へと滑らかに合流されることとなり、従来のも
のに較べ排気ガスの圧力損失が低減される。
の排気通路を下方に大きく曲流せしめる曲流部が不要と
なるので、この曲流部の形成が必須となっていた従来の
排気マニホールドに較べて、エンジン、排気マニホルド
及びターボチャージャへと連なるエンジンルーム内が省
スペース化できる。
適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例
に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相
対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、この発
明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例
にすぎない。図1〜図3は本発明の実施形態に係るター
ボチャージャ付き4気筒エンジンの排気マニホルドの構
造図を、また、図4は上記エンジンの排気マニホルドと
ターボチャージャの配置図を夫々示す。
ジン、101〜104は該エンジン100の第1〜第4
シリンダ、200は排気マニホルド、300は該排気マ
ニホルド200の下方に配置され、2つの排気入口開口
303、304を有するツインスクロール型のターボチ
ャージャ、301は該ターボチャージャ300のタービ
ン、302は該タービン301に同軸駆動されるコンプ
レッサである。また、前記排気マニホルド200には、
前記第1、第2、第3、第4シリンダ101、102、
103、104に接続される第1、第2、第3、第4シ
リンダ排気通路1a,1b,1c,1dと、前記第1シ
リンダ排気通路1aと第4シリンダ排気通路1dとが集
合した第1排気集合部2aと、第2シリンダ排気通路1
bと第3シリンダ排気通路1c集合した第2排気集合部
2bとが形成されている。
気集合部2bは、集合フランジ3に開口された2つの排
気出口開口即ち第1排気出口開口41及び第2排気出口
開口42(詳細は後述)を介して前記ターボチャージャ
300の第1、第2排気入口開口303、304に連通
されている。
1〜図3において、1a,1b,1c,1dは、第1、
第2、第3、第4シリンダ101、102、103、1
04(図4参照)に接続される第1、第2、第3、第4
シリンダ排気通路であり、該第1シリンダ排気通路1a
及び第4シリンダ排気通路1dが第1排気集合部2aに
て合流され、また第2シリンダ排気通路2b及び第3シ
リンダ排気通路2cが第2排気集合部2b(図4参照)
にて合流されている。前記第1排気集合部2aは、前記
集合フランジ3に開口された前記第1排気出口開口41
に接続され、また第2排気集合部2bは、前記集合フラ
ンジ3の第2排気出口開口42に接続されている。また
図1中の第1排気集合部2aにはその出口開口近傍まで
しきり壁2a1が設けられて、第1シリンダ及び第4シ
リンダからの排気がスムーズにターボチャージャ300
側に導かれるように構成されているが、このしきり壁は
特に設けられていなくても良い。
示されている。図3において、集合フランジ3に開口さ
れた2つの排気出口開口即ち第1シリンダ及び第4シリ
ンダに接続される第1排気出口開口41と第2シリンダ
及び第3シリンダに接続される第2排気出口開口42と
は、互いに対峙する右上角部と左下角部を斜めに切断し
た略台形状に形成され、クランク軸心線400に対して
略平行でかつ該軸心線400に直角方向には一定量ずれ
て配置されている。
ランク軸心線400に略平行(正しく平行でも、若干傾
斜していてもよい)な2つの開口縁41aと41b,及
び42a,42bを夫々有する略台形状に形成され、前
記第1、第4シリンダ側の第1排気出口開口41の方
が、第2、第3シリンダ側の第2排気出口開口42より
もクランク軸心線400から離れた位置に配置されてい
る。つまり、前記第1排気出口開口41のクランク軸心
線400に平行な2つの開口縁41a,41bと第2排
気出口開口42のクランク軸心線400に平行な2つの
開口縁42a,42bとのクランク軸心線400からの
距離関係は、図3に示されるように、41a>42a、
41b>42bとなる。そして、前記第1、第2排気出
口開口41、42の相対向する側の開口縁はクランク軸
心線400に対して、互いに平行な方向に傾斜した傾斜
縁41c、42cとなっている。
明するに、第1の排気出口開口41と、第2の排気出口
開口42は、前記第1の出口開口41の図心と第2の出
口開口42の図心41A、42Aを、エンジンのクラン
ク軸線400及び該クランク軸線と直交する方向のいず
れにも位置をずらして配置するとともに、前記第1の出
口開口41のクランク軸線と略平行な第1の開口縁41
aと、前記第2の出口開口42のクランク軸線と略平行
な第2の開口縁42bとが、前記夫々の図心を通る、ク
ランク軸線に略平行な2つの仮想平行線P、Q間に挟ま
れる領域に位置し、且つ前記第1の出口開口41のクラ
ンク軸線と略平行な第2の開口縁41bと、前記第2の
出口開口42のクランク軸線と略平行な第1の開口縁4
2aとが、前記2つの仮想平行線P、Q間に挟まれる領
域外に位置し、更に前記前記第1、第2排気出口開口4
1、42の相対向する側の開口縁はクランク軸心線40
0に対して、互いに平行な方向に傾斜した傾斜縁41
c、42cとなっている。
41及び第2の出口開口42は、エンジンのクランク軸
線に略平行な2つの開口縁41a、41b、42a、4
2bを夫々有する多角形状に形成され、前記第1の出口
開口41の前記2つの開口縁41a、41bを通る2つ
の仮想線R、Tに挟まれる領域内に、前記第2の出口開
口42の2つの開口縁の1の開口縁42bが位置し、且
つ2つの仮想線に挟まれる領域外に前記第2の出口開口
42の2つの開口縁の他の開口縁42aが位置するよう
に、前記第1及び第2の出口開口42をクランク軸線4
00直交方向に位置をずらして配置するともに、前記第
1、第2排気出口開口41、42の相対向する側の開口
縁はクランク軸心線400に対して、互いに平行な方向
に傾斜した傾斜縁41c、42cとなっている。
のマニホルド200は図1に示すように、第1シリンダ
排気通路1aと第4シリンダ排気通路1dとが、滑らか
に第1排気集合部2aに合流されることとなり、図5に
示される従来のもののように突出した曲流部201が形
成されることはない。また、第2シリンダ排気通路1b
及び第3シリンダ排気通路1cの第2排気集合部2bへ
の合流は、前記従来のものと同様に滑らかになされてい
る。
ニホルド200の高さH2は、図5に示される従来のも
のの高さH1よりも、減少せしめられるとともに、上記
曲流部201の形成が無いので、排気ガスは滑らかに第
1排気集合部2aを経て、前記第1排気出口開口41か
らターボチャージャ300へと導入される。
付き4サイクルエンジンの運転時において、第1〜第4
シリンダ101〜104からの排気ガスは、それぞれの
排気通路1a〜1dを通流する。第1シリンダ排気通路
1a及び第4シリンダ排気通路1dからの排気ガスは、
第1排気集合部2aにて合流し、第1排気出口開口41
を経て、ターボチャージャ300の第1排気入口開口3
03に流入する。また、第2シリンダ排気通路1b及び
第3シリンダ排気通路1cからの排気ガスは、第1排気
集合部2bにて合流し、第2排気出口開口42を経て、
ターボチャージャ300の第2排気入口開口304に流
入する。
気出口開口41及び第2排気出口開口42が前記のよう
に、台形状に形成され、クランク軸心線400に直角方
向にずれた配置となっているため、第1シリンダ排気通
路1a及び第4シリンダ排気通路1dからの排気ガス
は、従来のもののように大きく曲流することなく、ま
た、両排気通路長さが均等化されることによって、滑ら
かに第1排気集合部2aに合流されることとなり、排気
通路の圧力損失が低減される。
ルド200の高さH2が減少されてコンパクト化された
排気マニホルドで以て所要の過給圧力が確保されるとと
もに、ターボチャージャ系の過渡応答性も向上せしめら
れる。
合部に接続される排気通路に下方への大きな曲流部の形
成が不要となるので、従来のものに較べ、排気マニホル
ドの高さが低減されて、コンパクトな装置となり、かか
るコンパクトな装置で以て、排気流路における排気の圧
力損失が低減される。これにより、所要の過給圧力が確
保されて、排気エネルギーの増大が得られるとともに、
ターボチャージャの過渡応答性も向上されたターボチャ
ージャ付き4気筒エンジンを得ることができる。
4シリンダエンジンの排気マニホルドの平面外観図。
ンジの平面図。
成図。
ランジの簡易平面図。
第4シリンダ排気通路 2a 第1排気集合部 2b 第2排気集合部 3 集合フランジ 41 第1排気出口開口 42 第2排気出口開口 41a,41b,42a,42b 開口縁 41c,42c 傾斜縁 400 クランク軸心線
4シリンダエンジンの排気マニホルドの平面外観図。
ンジの平面図。
成図。
ランジの簡易平面図。
第4シリンダ排気通路 2a 第1排気集合部 2b 第2排気集合部 3 集合フランジ 41 第1排気出口開口 42 第2排気出口開口 41a,41b,42a,42b 開口縁 41c,42c 傾斜縁 400 クランク軸心線
Claims (6)
- 【請求項1】 4気筒エンジンの2つのシリンダ毎に排
気通路を夫々集合せしめた第1、第2排気集合部をエン
ジン側方に配置された1台のターボチャージャに接続し
てなる4気筒エンジンの排気マニホルドにおいて、 前記第1排気集合部を前記ターボチャージャに接続する
第1の出口開口と、第2排気集合部を前記ターボチャー
ジャに接続する第2の出口開口とを備え、前記第1の出
口開口の図心と第2の出口開口の図心を、エンジンのク
ランク軸線(以下クランク軸線方向という)及び該クラ
ンク軸線と直交する方向(以下クランク軸線直交方向と
いう)のいずれにも位置をずらして配置するとともに、 前記第1の出口開口のクランク軸線と略平行な第1の開
口縁と、前記第2の出口開口のクランク軸線と略平行な
第2の開口縁とが、前記夫々の図心を通る、クランク軸
線に略平行な2つの仮想平行線間に挟まれる領域に位置
し、 且つ前記第1の出口開口のクランク軸線と略平行な第2
の開口縁と、前記第2の出口開口のクランク軸線と略平
行な第1の開口縁とが、前記2つの仮想平行線間に挟ま
れる領域外に位置し更に前記ターボチャージャの軸線方
向と上記エンジンの気筒列方向をほぼ平行若しくは同一
方向を指向させて配置されていることを特徴とする4気
筒エンジンの排気マニホルド構造。 - 【請求項2】 4気筒エンジンの2つのシリンダ毎に排
気通路を夫々集合せしめた第1、第2排気集合部をエン
ジン側方に配置された一台のターボチャージャに接続し
てなる4気筒エンジンの排気マニホールドにおいて、 前記第1排気集合部を前記ターボチャージャに接続する
第1の出口開口と、第2排気集合部を前記ターボチャー
ジャに接続する第2の出口開口とを備え、 前記第1の出口開口におけるエンジンに最も近い側の第
1の近接開口縁と、 前記第1の出口開口のエンジンに最も遠い側の第2の遠
方開口縁とを夫々含みクランク軸線に並行な2つの仮想
平行線間に前記第2の出口開口におけるエンジンに最も
遠い側の第2の遠方開口縁が位置すると共に、 前記第2の出口開口のエンジンに最も近い側の第1の近
接開口縁と、 前記第2の遠方開口縁とを夫々含みクランク軸線に平行
な2つの仮想平行線間に前記第1の近接開口縁が位置す
ることを特徴とする4気筒エンジンの排気マニホールド
構造。 - 【請求項3】 4気筒エンジンの2つのシリンダ毎に排
気通路を夫々集合せしめた第1、第2排気集合部をエン
ジン側方に配置された1台のターボチャージャに接続し
てなる4気筒エンジンの排気マニホルドにおいて、 前記第1排気集合部を前記ターボチャージャに接続する
第1の出口開口と、第2排気集合部を前記ターボチャー
ジャに接続する第2の出口開口とを備え、前記第1の出
口開口及び第2の出口開口は、エンジンのクランク軸線
に略平行な2つの開口縁を夫々有する多角形状に形成さ
れ、前記第1の出口開口の前記2つの開口縁を通る2つ
の仮想線に挟まれる領域内に、前記第2の出口開口の2
つの開口縁の1の開口縁が位置し、且つ2つの仮想線に
挟まれる領域外に前記第2の出口開口の2つの開口縁の
他の開口縁が位置するように、前記第1及び第2の出口
開口をクランク軸線直交方向に位置をずらして配置する
ともに、 前記ターボチャージャの軸線方向と上記エンジンの気筒
列方向をほぼ平行若しくは同一方向を指向させて配置さ
れたことを特徴とする4気筒エンジンの排気マニホルド
構造。 - 【請求項4】 前記第1、第2の出口開口は、前記2つ
の開口縁と該開口縁に直角な2つの開口縁と、前記クラ
ンク軸心線に対して、傾斜した2つの開口縁とよりなる
ことを特徴とする請求項1若しくは3記載の4気筒エン
ジンの排気マニホルド構造。 - 【請求項5】 4気筒エンジンの2つのシリンダ毎に排
気通路を夫々集合せしめた第1、第2排気集合部をエン
ジン側方に配置された1台のターボチャージャに接続し
てなる4気筒エンジンの排気マニホルドにおいて、 前記第1排気集合部を前記ターボチャージャに接続する
第1の出口開口と、第2排気集合部を前記ターボチャー
ジャに接続する第2の出口開口とを備え、前記第1の出
口開口の図心と第2の出口開口の図心を、エンジン離接
方向に位置をずらして配置するとともに、前記第1の出
口開口のエンジン側に最も近い側の第1の開口縁と、前
記第2の出口開口のエンジン側に最も遠い側の第2の開
口縁とが、前記夫々の図心を通る、開口縁と平行な2つ
の仮想平行線間に挟まれる領域に位置するとともに、前
記第1の開口縁が第2の開口縁よりエンジン側に近付い
て位置していることを特徴とする4気筒エンジンの排気
マニホルド構造。 - 【請求項6】 前記第1の出口開口におけるクランク軸
線方向の両端の開口縁を夫々含みクランク軸線と直角な
仮想平行線間に、 前記第2の出口開口におけるクランク軸線方向の両端の
開口縁の内一方の開口縁が位置するとともに、 前記第2の出口開口におけるクランク軸線方向の両端の
開口縁を夫々含みクランク軸線と直角な仮想平行線間
に、 前記第1の出口開口におけるクランク軸線方向の両端の
開口縁の内他方の開口縁が位置することを特徴とする請
求項1、2、3若しくは5記載の4気筒エンジンの排気
マニホールド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21498596A JP3267165B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 4気筒エンジンの排気マニホルド構造 |
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JP21498596A JP3267165B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 4気筒エンジンの排気マニホルド構造 |
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JPH1047053A true JPH1047053A (ja) | 1998-02-17 |
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JP (1) | JP3267165B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-07-29 JP JP21498596A patent/JP3267165B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN117418929B (zh) * | 2023-12-18 | 2024-04-16 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种排气歧管及其出气管段的设计方法 |
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