JPH1043463A - 洗濯機 - Google Patents
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- JPH1043463A JPH1043463A JP9127067A JP12706797A JPH1043463A JP H1043463 A JPH1043463 A JP H1043463A JP 9127067 A JP9127067 A JP 9127067A JP 12706797 A JP12706797 A JP 12706797A JP H1043463 A JPH1043463 A JP H1043463A
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Landscapes
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の洗濯機では、洗濯時に、洗濯機の構造
上、洗濯槽内の洗濯水はエアパイプ内にも浸入する。そ
のためエアパイプやノズル内には水垢や洗剤滓などが徐
々に付着する。そして、長期間使用した場合、エアパイ
プやノズルが閉塞されて水槽内に空気が供給されない状
況に発展することとなった。 【解決手段】 排水処理終了を検知するための排水処理
終了検知手段と、前記排水処理終了検知手段によって前
記排水処理が終了したことが検知されたのに応じて、エ
アパイプ12およびノズル17内を洗浄するための濯ぎ
処理を実行する空気導入路洗浄処理実行手段と、を備え
たことを特徴とする。
上、洗濯槽内の洗濯水はエアパイプ内にも浸入する。そ
のためエアパイプやノズル内には水垢や洗剤滓などが徐
々に付着する。そして、長期間使用した場合、エアパイ
プやノズルが閉塞されて水槽内に空気が供給されない状
況に発展することとなった。 【解決手段】 排水処理終了を検知するための排水処理
終了検知手段と、前記排水処理終了検知手段によって前
記排水処理が終了したことが検知されたのに応じて、エ
アパイプ12およびノズル17内を洗浄するための濯ぎ
処理を実行する空気導入路洗浄処理実行手段と、を備え
たことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、泡洗浄機能を有
する洗濯機に関するものである。
する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、洗濯時に気泡を発生させることに
より、洗剤の洗濯水への溶解、洗濯液の衣類への浸透を
促進し洗浄効果の向上を図る泡洗浄が注目されている。
より、洗剤の洗濯水への溶解、洗濯液の衣類への浸透を
促進し洗浄効果の向上を図る泡洗浄が注目されている。
【0003】以下にこの泡洗浄機能を有する洗濯機の従
来例の一例として、特公平2−46233号に開示され
た発明について図を参照して説明する。
来例の一例として、特公平2−46233号に開示され
た発明について図を参照して説明する。
【0004】図4は、特公平2−46233号に開示さ
れた泡洗浄機能を有する洗濯機の断面図を示している。
この洗濯機は、外槽1に内装された水槽2、洗濯兼脱水
槽(以下「洗濯槽」という)3、回転伝達機構部9およ
び空気供給部10で構成されている。水槽2は内部に洗
濯槽3を有している。洗濯槽3はその外周面に脱水孔4
を有しており、内部底面には攪拌翼5を有している。
れた泡洗浄機能を有する洗濯機の断面図を示している。
この洗濯機は、外槽1に内装された水槽2、洗濯兼脱水
槽(以下「洗濯槽」という)3、回転伝達機構部9およ
び空気供給部10で構成されている。水槽2は内部に洗
濯槽3を有している。洗濯槽3はその外周面に脱水孔4
を有しており、内部底面には攪拌翼5を有している。
【0005】回転伝達機構部9は、モータ8、ベルト7
および駆動切換部6とで構成されており、水槽2の外底
部に設置されている。そして、モータ8の回転を攪拌翼
5および洗濯槽3に選択的に伝達する。空気供給部10
は、エアポンプ11、エアパイプ12および自動タイム
スイッチ13により構成されている。自動タイムスイッ
チ13は洗濯機本体の上部に設けられた操作パネル15
に設置されており、エアポンプ11と接続されている。
エアパイプ12はエアポンプ11から得られる空気を水
槽2内に供給するためにエアポンプ11および水槽2の
底面に接続されている。なお図中、14はエア吐出孔で
あり、16は排水パイプである。
および駆動切換部6とで構成されており、水槽2の外底
部に設置されている。そして、モータ8の回転を攪拌翼
5および洗濯槽3に選択的に伝達する。空気供給部10
は、エアポンプ11、エアパイプ12および自動タイム
スイッチ13により構成されている。自動タイムスイッ
チ13は洗濯機本体の上部に設けられた操作パネル15
に設置されており、エアポンプ11と接続されている。
エアパイプ12はエアポンプ11から得られる空気を水
槽2内に供給するためにエアポンプ11および水槽2の
底面に接続されている。なお図中、14はエア吐出孔で
あり、16は排水パイプである。
【0006】上記の構造を有する洗濯機において、洗濯
時に自動タイムスイッチ13を操作することにより予め
設定された時間だけエアポンプ11を作動させ、一定量
の空気を供給する。その空気はエアパイプ12を通して
エア吐出孔14から水槽2内に供給される。水槽2内に
供給された空気は、撹拌翼5と洗濯槽3の間や脱水孔4
を通って洗濯槽3内に供給され、洗濯液に気泡を発生さ
せる。それにより、洗剤の洗濯水への溶解および洗濯液
の衣類への浸透を促進し、洗浄効果の向上を図ってい
た。
時に自動タイムスイッチ13を操作することにより予め
設定された時間だけエアポンプ11を作動させ、一定量
の空気を供給する。その空気はエアパイプ12を通して
エア吐出孔14から水槽2内に供給される。水槽2内に
供給された空気は、撹拌翼5と洗濯槽3の間や脱水孔4
を通って洗濯槽3内に供給され、洗濯液に気泡を発生さ
せる。それにより、洗剤の洗濯水への溶解および洗濯液
の衣類への浸透を促進し、洗浄効果の向上を図ってい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例には以下に述べる問題点が考えられていた。エア
パイプ12は水槽2の底面に接続されているため、水槽
2底面より低い位置に配設された部分を有することにな
る。その部分に油脂、泥、砂、糸屑等の汚物を含んだ洗
濯液が洗濯後も残るので、エアパイプ12内には汚物が
堆積しやすくなる。それにより、水槽2内への空気供給
に支障をきたすというものであった。
従来例には以下に述べる問題点が考えられていた。エア
パイプ12は水槽2の底面に接続されているため、水槽
2底面より低い位置に配設された部分を有することにな
る。その部分に油脂、泥、砂、糸屑等の汚物を含んだ洗
濯液が洗濯後も残るので、エアパイプ12内には汚物が
堆積しやすくなる。それにより、水槽2内への空気供給
に支障をきたすというものであった。
【0008】そして、本件出願と同一の出願人は、その
問題点を解決するための改良例を、特願平3−3449
8号に開示した。以下に、その改良例について図を参照
して説明する。
問題点を解決するための改良例を、特願平3−3449
8号に開示した。以下に、その改良例について図を参照
して説明する。
【0009】図5はこの改良例の断面図を示している。
この改良例では、水槽2の側面底部に、エアパイプ12
に接続されたノズル17が挿着されている。このノズル
17によりエアポンプ11からの空気をエアパイプ12
を通して水槽2内に供給する。この改良例のエアパイプ
12とノズル17においては、水槽2の底面より下に配
設された部分がないため、前述の従来例で述べた問題点
は著しく軽減される。
この改良例では、水槽2の側面底部に、エアパイプ12
に接続されたノズル17が挿着されている。このノズル
17によりエアポンプ11からの空気をエアパイプ12
を通して水槽2内に供給する。この改良例のエアパイプ
12とノズル17においては、水槽2の底面より下に配
設された部分がないため、前述の従来例で述べた問題点
は著しく軽減される。
【0010】なお、図5において18はエアポンプ11
の駆動回路であり、19はエアポンプ11と駆動回路1
8が内装されている上面板である。また、従来例と同じ
構成部品には同一番号を付し説明は省略した。
の駆動回路であり、19はエアポンプ11と駆動回路1
8が内装されている上面板である。また、従来例と同じ
構成部品には同一番号を付し説明は省略した。
【0011】しかし前述の改良例においてもまだ解決さ
れていない問題点がある。以下に、その問題点について
図4および図5を参照して説明する。これは従来例と改
良例に共通の問題点である。
れていない問題点がある。以下に、その問題点について
図4および図5を参照して説明する。これは従来例と改
良例に共通の問題点である。
【0012】洗濯時には、洗濯機の構造上、洗濯槽3内
の洗濯水はエアパイプ12やノズル17内にも浸入す
る。そのためエアパイプ12やノズル17内には水垢や
洗剤滓などが徐々に付着する。これは従来例と改良例と
では程度に格段の差はあるが、双方に認められる問題点
である。そして、改良例でさえ長期間使用した場合、エ
アパイプ12やノズル17が閉塞されて水槽2内に空気
が供給されない状況に発展することが考えられる。
の洗濯水はエアパイプ12やノズル17内にも浸入す
る。そのためエアパイプ12やノズル17内には水垢や
洗剤滓などが徐々に付着する。これは従来例と改良例と
では程度に格段の差はあるが、双方に認められる問題点
である。そして、改良例でさえ長期間使用した場合、エ
アパイプ12やノズル17が閉塞されて水槽2内に空気
が供給されない状況に発展することが考えられる。
【0013】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたものであり、この発明の目的は、エアパイプ1
2およびノズル17内の汚れを除去し得る洗濯機を提供
することである。
なされたものであり、この発明の目的は、エアパイプ1
2およびノズル17内の汚れを除去し得る洗濯機を提供
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の局面では、洗濯処
理終了を検知するための洗濯処理終了検知手段を備え、
その洗濯処理終了検知手段により洗濯処理が終了したこ
とを検知したのに応じて、濯ぎ処理実行手段により濯ぎ
処理を実行する。濯ぎ処理実行後、濯ぎ処理終了検知手
段により濯ぎ処理が終了したことを検知したのに応じ
て、排水処理実行手段により排水処理を実行する。排水
処理実行後、排水処理終了検知手段により排水処理が終
了したことを検知したのに応じて、空気導入路洗浄処理
実行手段により空気導入路を洗浄するための濯ぎ処理を
実行する。
理終了を検知するための洗濯処理終了検知手段を備え、
その洗濯処理終了検知手段により洗濯処理が終了したこ
とを検知したのに応じて、濯ぎ処理実行手段により濯ぎ
処理を実行する。濯ぎ処理実行後、濯ぎ処理終了検知手
段により濯ぎ処理が終了したことを検知したのに応じ
て、排水処理実行手段により排水処理を実行する。排水
処理実行後、排水処理終了検知手段により排水処理が終
了したことを検知したのに応じて、空気導入路洗浄処理
実行手段により空気導入路を洗浄するための濯ぎ処理を
実行する。
【0015】第1の局面では、運転プログラム中に予め
空気導入路洗浄処理工程が設けられているため、洗濯ご
とに空気導入路が洗浄される。ここで、空気導入路と
は、エアパイプおよびノズルに相当するものであり、以
下、この空気導入路の洗浄処理工程について説明する。
これは通常の濯ぎ処理と同様の処理を実行することによ
ってなされ得る。濯ぎ処理を実行すると、洗濯槽内には
水が供給される。このとき、空気導入路内にも洗濯槽内
の水位と同じ高さまで水は浸入してくる。そして通常の
濯ぎ処理と同様の処理を実行することにより、空気導入
路内の水は上下する。それにより、空気導入路内を洗浄
するものである。このとき、空気導入路内に浸入してく
る水は清水に近い状態のものであることが望ましいた
め、通常の濯ぎ処理工程後にこの工程は設けられてい
る。
空気導入路洗浄処理工程が設けられているため、洗濯ご
とに空気導入路が洗浄される。ここで、空気導入路と
は、エアパイプおよびノズルに相当するものであり、以
下、この空気導入路の洗浄処理工程について説明する。
これは通常の濯ぎ処理と同様の処理を実行することによ
ってなされ得る。濯ぎ処理を実行すると、洗濯槽内には
水が供給される。このとき、空気導入路内にも洗濯槽内
の水位と同じ高さまで水は浸入してくる。そして通常の
濯ぎ処理と同様の処理を実行することにより、空気導入
路内の水は上下する。それにより、空気導入路内を洗浄
するものである。このとき、空気導入路内に浸入してく
る水は清水に近い状態のものであることが望ましいた
め、通常の濯ぎ処理工程後にこの工程は設けられてい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下にこの発明に基づく洗濯機に
ついて図を参照して説明する。図1は洗濯機の断面図を
示している。なお、従来例および改良例と同じ構成部品
には同一番号を付している。
ついて図を参照して説明する。図1は洗濯機の断面図を
示している。なお、従来例および改良例と同じ構成部品
には同一番号を付している。
【0017】図1に示す洗濯機は、外槽1に水槽2が内
装されている。水槽2には洗濯槽3が内装されており、
洗濯槽3にはその内部底面に攪拌翼5が取付けられてい
る。洗濯槽3はその外周面に脱水孔4を有している。水
槽2側面底部にはノズル取付孔22が形成されており、
ノズル17が挿着されている。ノズル17はエアパイプ
12を介して可変吐出量エアポンプ11aに接続されて
いる。可変吐出量エアポンプ11aは、洗濯機本体上部
に設けられた上面板19に制御回路18aとともに内装
されている。その制御回路18aは可変吐出量エアポン
プ11aと接続されており、その吐出量を制御する。
装されている。水槽2には洗濯槽3が内装されており、
洗濯槽3にはその内部底面に攪拌翼5が取付けられてい
る。洗濯槽3はその外周面に脱水孔4を有している。水
槽2側面底部にはノズル取付孔22が形成されており、
ノズル17が挿着されている。ノズル17はエアパイプ
12を介して可変吐出量エアポンプ11aに接続されて
いる。可変吐出量エアポンプ11aは、洗濯機本体上部
に設けられた上面板19に制御回路18aとともに内装
されている。その制御回路18aは可変吐出量エアポン
プ11aと接続されており、その吐出量を制御する。
【0018】ノズル17から吐出された空気は、フラン
ジ26に設けられた通過孔25を通過した後、攪拌翼5
の中央部に設けられた孔24を通って洗濯槽3内に供給
される。水槽2の外底部には、モータ8の回転を洗濯槽
3および攪拌翼5に選択的に伝達する回転伝達機構部9
が設けられている。回転伝達機構部は、モータ8と、ベ
ルト7と、従動側プーリ21と、駆動切換部6とで構成
されている。モータ8は水槽2底部に取付けられてお
り、その回転をベルト7および従動側プーリ21を介し
て駆動切換部6に伝達する。その駆動切換部6の働きに
より洗濯時には攪拌翼5が回転し、脱水時には洗濯槽3
が回転する。
ジ26に設けられた通過孔25を通過した後、攪拌翼5
の中央部に設けられた孔24を通って洗濯槽3内に供給
される。水槽2の外底部には、モータ8の回転を洗濯槽
3および攪拌翼5に選択的に伝達する回転伝達機構部9
が設けられている。回転伝達機構部は、モータ8と、ベ
ルト7と、従動側プーリ21と、駆動切換部6とで構成
されている。モータ8は水槽2底部に取付けられてお
り、その回転をベルト7および従動側プーリ21を介し
て駆動切換部6に伝達する。その駆動切換部6の働きに
より洗濯時には攪拌翼5が回転し、脱水時には洗濯槽3
が回転する。
【0019】従動側プーリ21の下面にはマグネット2
3が取付けられている。そして、そのマグネット23に
対向し所定間隔をあけた位置にリードスイッチ20が設
置されている。そのリードスイッチ20は制御回路18
aと接続されており、従動側プーリ21の回転すなわち
攪拌翼5または洗濯槽3の回転数を検出する。そして、
検出された信号が制御回路18aに送られる。なお、図
中16は排水パイプであり、28は排水弁である。
3が取付けられている。そして、そのマグネット23に
対向し所定間隔をあけた位置にリードスイッチ20が設
置されている。そのリードスイッチ20は制御回路18
aと接続されており、従動側プーリ21の回転すなわち
攪拌翼5または洗濯槽3の回転数を検出する。そして、
検出された信号が制御回路18aに送られる。なお、図
中16は排水パイプであり、28は排水弁である。
【0020】以下、本発明に係る洗濯機について図2お
よび図3を参照して説明する。図2はこの洗濯機の制御
部を示すブロック図であり、図3は洗い工程からパイプ
洗浄濯ぎ工程までの流れを段階的に示す図である。ここ
で、パイプ洗浄濯ぎ工程とは、エアパイプ12およびノ
ズル17で構成される空気導入路を洗浄するために設け
られた工程である。まず、図2に示されるこの洗濯機の
制御部について説明する。制御部は、制御回路18a
と、外部入力部60と、外部出力部61とで構成されて
いる。そして、外部入力部60で検出された信号が制御
回路18aに入力され、その信号に基づき制御回路18
aは外部出力部61の動作を制御する。制御回路18a
は、電子タイマ62、演算処理装置63、クロックコン
トロール回路64、種々の洗濯工程の制御順序を記憶し
ているメモリ65、インプットバッファコントロール回
路66およびアウトプットバッファコントロール回路6
7により構成されている。
よび図3を参照して説明する。図2はこの洗濯機の制御
部を示すブロック図であり、図3は洗い工程からパイプ
洗浄濯ぎ工程までの流れを段階的に示す図である。ここ
で、パイプ洗浄濯ぎ工程とは、エアパイプ12およびノ
ズル17で構成される空気導入路を洗浄するために設け
られた工程である。まず、図2に示されるこの洗濯機の
制御部について説明する。制御部は、制御回路18a
と、外部入力部60と、外部出力部61とで構成されて
いる。そして、外部入力部60で検出された信号が制御
回路18aに入力され、その信号に基づき制御回路18
aは外部出力部61の動作を制御する。制御回路18a
は、電子タイマ62、演算処理装置63、クロックコン
トロール回路64、種々の洗濯工程の制御順序を記憶し
ているメモリ65、インプットバッファコントロール回
路66およびアウトプットバッファコントロール回路6
7により構成されている。
【0021】外部入力部60は、装置全体に電源を供給
する電源スイッチ68、蓋の開閉に連動する蓋スイッチ
69、洗濯槽3内に注入される水の水位を検出する水位
スイッチ70、洗濯工程の組合わせ内容を選択するため
のプログラムスイッチ71、回転数検知スイッチ72を
有し、各スイッチからの信号が制御回路18aのインプ
ットバッファコントロール回路66に入力される。外部
出力部61は、洗濯槽3内に洗濯水を溜めるときまたは
排水するときに開閉する排水弁73、給水時に開閉する
給水弁74、モータ8、報知器75により構成されてお
り、制御回路18aのアウトプットバッファコントロー
ル回路67により通電制御される。
する電源スイッチ68、蓋の開閉に連動する蓋スイッチ
69、洗濯槽3内に注入される水の水位を検出する水位
スイッチ70、洗濯工程の組合わせ内容を選択するため
のプログラムスイッチ71、回転数検知スイッチ72を
有し、各スイッチからの信号が制御回路18aのインプ
ットバッファコントロール回路66に入力される。外部
出力部61は、洗濯槽3内に洗濯水を溜めるときまたは
排水するときに開閉する排水弁73、給水時に開閉する
給水弁74、モータ8、報知器75により構成されてお
り、制御回路18aのアウトプットバッファコントロー
ル回路67により通電制御される。
【0022】前述の制御部により制御されるこの洗濯機
の洗い工程からパイプ洗浄濯ぎ工程までを、図3を参照
して以下に説明する。まず洗濯槽3内に洗濯物と洗剤を
入れた後、ステップS1において洗濯をスタートさせ
る。そして、ステップS2において、給水弁74から水
を供給する。ステップS3において、洗濯槽3内に供給
された水が一定水位に達したことを水位スイッチ70で
検出し、給水弁74を閉じる。ステップS4において、
アウトプットバッファコントロール回路67を介してモ
ータ8に通電することにより攪拌翼5が回転し、洗い処
理が行なわれる。ステップS5において、洗い処理開始
後、クロックコントロール回路64および電子タイマ6
2の作動により洗い時間終了を検知する。ステップS5
において洗い時間終了が検知されたのに応じて、S6に
おいて、排水弁73が開き排水される。ステップS7に
おいて、再び給水が行なわれる。ステップS8におい
て、その給水された水の水位を水位スイッチ70により
検知する。その検知結果に応じて水の供給が止められ、
ステップS9において、濯ぎ処理が行なわれる。
の洗い工程からパイプ洗浄濯ぎ工程までを、図3を参照
して以下に説明する。まず洗濯槽3内に洗濯物と洗剤を
入れた後、ステップS1において洗濯をスタートさせ
る。そして、ステップS2において、給水弁74から水
を供給する。ステップS3において、洗濯槽3内に供給
された水が一定水位に達したことを水位スイッチ70で
検出し、給水弁74を閉じる。ステップS4において、
アウトプットバッファコントロール回路67を介してモ
ータ8に通電することにより攪拌翼5が回転し、洗い処
理が行なわれる。ステップS5において、洗い処理開始
後、クロックコントロール回路64および電子タイマ6
2の作動により洗い時間終了を検知する。ステップS5
において洗い時間終了が検知されたのに応じて、S6に
おいて、排水弁73が開き排水される。ステップS7に
おいて、再び給水が行なわれる。ステップS8におい
て、その給水された水の水位を水位スイッチ70により
検知する。その検知結果に応じて水の供給が止められ、
ステップS9において、濯ぎ処理が行なわれる。
【0023】ステップS10において、クロックコント
ロール回路64および電子タイマ62の作動により濯ぎ
時間終了が検知された後、ステップS11において、排
水弁73が開かれ排水が行なわれる。ステップS12に
おいて、排水後、水が洗濯槽3内になくなったことを水
位スイッチ70により検知した後、ステップS13にお
いて脱水処理が行なわれる。ステップS14において、
クロックコントロール回路64および電子タイマ62の
作動により脱水時間終了を検知した後、ステップS15
において再び給水弁74に通電することにより、給水弁
74が開き給水が行なわれる。ステップS16におい
て、水位スイッチ70の作動により一定水位を検知す
る。このとき、エアパイプ12とノズル17内にも給水
されている。その後、ステップS17において、エアパ
イプ12とノズル17内に水が供給された状態で濯ぎ処
理と同様の処理を行うことにより、エアパイプ12およ
びノズル17の洗浄を行なうためのパイプ洗浄濯ぎ処理
を行なう。つまり、空気導入路洗浄処理が行われること
となる。
ロール回路64および電子タイマ62の作動により濯ぎ
時間終了が検知された後、ステップS11において、排
水弁73が開かれ排水が行なわれる。ステップS12に
おいて、排水後、水が洗濯槽3内になくなったことを水
位スイッチ70により検知した後、ステップS13にお
いて脱水処理が行なわれる。ステップS14において、
クロックコントロール回路64および電子タイマ62の
作動により脱水時間終了を検知した後、ステップS15
において再び給水弁74に通電することにより、給水弁
74が開き給水が行なわれる。ステップS16におい
て、水位スイッチ70の作動により一定水位を検知す
る。このとき、エアパイプ12とノズル17内にも給水
されている。その後、ステップS17において、エアパ
イプ12とノズル17内に水が供給された状態で濯ぎ処
理と同様の処理を行うことにより、エアパイプ12およ
びノズル17の洗浄を行なうためのパイプ洗浄濯ぎ処理
を行なう。つまり、空気導入路洗浄処理が行われること
となる。
【0024】これにより、清水に近い状態の水でエアパ
イプ12およびノズル17内部を洗浄することが可能と
なる。また、運転プログラム中にパイプ洗浄濯ぎ処理工
程が組込まれているため、洗濯を行なうたびにエアパイ
プ12およびノズル17を洗浄することが可能となる。
なお、上述の実施例においては、パイプ洗浄濯ぎ処理を
脱水後に行なっているが、濯ぎ処理後に行なってもよ
い。
イプ12およびノズル17内部を洗浄することが可能と
なる。また、運転プログラム中にパイプ洗浄濯ぎ処理工
程が組込まれているため、洗濯を行なうたびにエアパイ
プ12およびノズル17を洗浄することが可能となる。
なお、上述の実施例においては、パイプ洗浄濯ぎ処理を
脱水後に行なっているが、濯ぎ処理後に行なってもよ
い。
【0025】
【発明の効果】この発明に基づく効果として、洗濯ごと
にエアパイプおよびノズル内部を清水に近い状態の水で
洗浄することが可能となるので、エアパイプやエアノズ
ルに、水垢や洗剤滓などの汚物や異物などが、従来に比
べると格段に堆積しにくくなる。それにより、長年使用
してもエアパイプやノズルが閉塞されて水槽内に気泡が
供給されなくなるという懸念はほぼなくなる。
にエアパイプおよびノズル内部を清水に近い状態の水で
洗浄することが可能となるので、エアパイプやエアノズ
ルに、水垢や洗剤滓などの汚物や異物などが、従来に比
べると格段に堆積しにくくなる。それにより、長年使用
してもエアパイプやノズルが閉塞されて水槽内に気泡が
供給されなくなるという懸念はほぼなくなる。
【図1】この発明に基づく洗濯機の断面図である。
【図2】この発明に基づく洗濯機の制御部を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】この発明に基づく洗濯機の洗濯工程の流れを示
す図である。
す図である。
【図4】従来の洗濯機の断面図である。
【図5】改良例となる洗濯機の断面図である。
2 水槽 3 洗濯槽 4 脱水孔 11a 可変吐出量エアポンプ 12 エアパイプ 17 ノズル 18 駆動回路 18a 制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 水槽底部に取付けられ前記水槽内部に空
気を供給するための空気導入路を有する洗濯機であっ
て、 洗濯処理終了を検知するための洗濯処理終了検知手段
と、 前記洗濯処理終了検知手段により洗濯処理が終了したこ
とが検知されたのに応じて濯ぎ処理を実行する濯ぎ処理
実行手段と、 前記濯ぎ処理終了を検知するための濯ぎ処理終了検知手
段と、 前記濯ぎ処理終了検知手段によって濯ぎ処理が終了した
ことが検知されたのに応じて排水処理を実行する排水処
理実行手段と、 前記排水処理終了を検知するための排水処理終了検知手
段と、 前記排水処理終了検知手段によって前記排水処理が終了
したことが検知されたのに応じて、前記空気導入路を洗
浄するための濯ぎ処理を実行する空気導入路洗浄処理実
行手段と、を備えた洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9127067A JPH1043463A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9127067A JPH1043463A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 洗濯機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3141802A Division JP2700964B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-06-13 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1043463A true JPH1043463A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=14950774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9127067A Pending JPH1043463A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1043463A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105297357A (zh) * | 2014-06-24 | 2016-02-03 | 株式会社东芝 | 洗衣机 |
CN106381632A (zh) * | 2016-10-25 | 2017-02-08 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 用于洗衣机的气泵和具有其的洗衣机 |
CN108625090A (zh) * | 2017-03-23 | 2018-10-09 | 东部大宇电子株式会社 | 洗衣机及其控制方法 |
CN113605068A (zh) * | 2020-09-09 | 2021-11-05 | 松下家电(中国)有限公司 | 衣物处理设备的控制方法 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP9127067A patent/JPH1043463A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105297357A (zh) * | 2014-06-24 | 2016-02-03 | 株式会社东芝 | 洗衣机 |
CN106381632A (zh) * | 2016-10-25 | 2017-02-08 | 无锡小天鹅股份有限公司 | 用于洗衣机的气泵和具有其的洗衣机 |
CN108625090A (zh) * | 2017-03-23 | 2018-10-09 | 东部大宇电子株式会社 | 洗衣机及其控制方法 |
CN113605068A (zh) * | 2020-09-09 | 2021-11-05 | 松下家电(中国)有限公司 | 衣物处理设备的控制方法 |
CN113605068B (zh) * | 2020-09-09 | 2024-05-14 | 松下家电(中国)有限公司 | 衣物处理设备的控制方法 |
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