JPH1038285A - 加熱装置 - Google Patents
加熱装置Info
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- JPH1038285A JPH1038285A JP18913296A JP18913296A JPH1038285A JP H1038285 A JPH1038285 A JP H1038285A JP 18913296 A JP18913296 A JP 18913296A JP 18913296 A JP18913296 A JP 18913296A JP H1038285 A JPH1038285 A JP H1038285A
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- heating
- temperature
- heated
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は加熱装置に関するものであり、被加
熱物の加熱時間と仕上がり温度との関係を関連づけて表
示することである。 【解決手段】 制御手段16は、被加熱物の温度を検出
する温度検出手段14と、加熱時間設定手段11、温度
設定手段13とから各々の設定手段を操作した時にそれ
ぞれの設定手段はお互いに関連づけて連動し、それぞれ
加熱時間表示手段12と温度表示手段15に関連づけて
連動して表示するように制御する構成なので、仕上がり
温度に対する所用加熱時間の把握、設定した加熱時間に
対する仕上がり温度が即座に把握できる。
熱物の加熱時間と仕上がり温度との関係を関連づけて表
示することである。 【解決手段】 制御手段16は、被加熱物の温度を検出
する温度検出手段14と、加熱時間設定手段11、温度
設定手段13とから各々の設定手段を操作した時にそれ
ぞれの設定手段はお互いに関連づけて連動し、それぞれ
加熱時間表示手段12と温度表示手段15に関連づけて
連動して表示するように制御する構成なので、仕上がり
温度に対する所用加熱時間の把握、設定した加熱時間に
対する仕上がり温度が即座に把握できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加熱物を加熱す
る加熱装置の構成に関し、特に加熱時間の設定と、温度
設定の操作、表示方法に関するものである。
る加熱装置の構成に関し、特に加熱時間の設定と、温度
設定の操作、表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の加熱装置は、特開昭58−
18031号公報に記載されているようなものが一般的
であった。この装置は図15に示されているように加熱
調理条件を記憶した調理カード1をカードホルダ2にい
れ、プッシュハンドル3を押せば選択された加熱機能
4、温度、時間を表示手段5に表示し、スタートボタン
6を押せば自動的に加熱調理が実行される。また自動設
定後も手動設定用のタイマー7や温度設定手段8を操作
することによって加熱時間や温度を変更可能にするとと
もに、その旨を表示手段5に表示するものである。した
がって、自動設定される被加熱物の分量以外でも簡単に
調理できるものであった。
18031号公報に記載されているようなものが一般的
であった。この装置は図15に示されているように加熱
調理条件を記憶した調理カード1をカードホルダ2にい
れ、プッシュハンドル3を押せば選択された加熱機能
4、温度、時間を表示手段5に表示し、スタートボタン
6を押せば自動的に加熱調理が実行される。また自動設
定後も手動設定用のタイマー7や温度設定手段8を操作
することによって加熱時間や温度を変更可能にするとと
もに、その旨を表示手段5に表示するものである。した
がって、自動設定される被加熱物の分量以外でも簡単に
調理できるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱装置では、制御手段は加熱時間と加熱温度が独立し
たパラメータで設定し、それぞれ対応した制御をするた
めに、個々の調理メニューに対してそれぞれ設定しなけ
ればならず、使用者の使い勝手が悪いという問題を有し
ていた。
加熱装置では、制御手段は加熱時間と加熱温度が独立し
たパラメータで設定し、それぞれ対応した制御をするた
めに、個々の調理メニューに対してそれぞれ設定しなけ
ればならず、使用者の使い勝手が悪いという問題を有し
ていた。
【0004】また、被加熱物の初期状態の物理量である
重さ、湿度、誘電率、誘電損失、形状または被加熱物の
種類、量、または加熱条件である高周波加熱手段の出
力、加熱温度または人の好みの温度によっても加熱時間
が異なるため、調理の失敗をしやすい問題があった。
重さ、湿度、誘電率、誘電損失、形状または被加熱物の
種類、量、または加熱条件である高周波加熱手段の出
力、加熱温度または人の好みの温度によっても加熱時間
が異なるため、調理の失敗をしやすい問題があった。
【0005】また、被加熱物の加熱開始後に、加熱条件
を変更したい場合でも、被加熱物の加熱時間と加熱温度
との関係がわからないと、調理の失敗を起こしやすく変
更しにくいという問題があった。
を変更したい場合でも、被加熱物の加熱時間と加熱温度
との関係がわからないと、調理の失敗を起こしやすく変
更しにくいという問題があった。
【0006】また、特定の被加熱物を加熱する場合で
も、種類や、量、加熱出力を変えたときでも加熱時間と
加熱温度の関係がわからないと、調理の失敗を起こしや
すく、使用者は変更しにくいという問題があった。
も、種類や、量、加熱出力を変えたときでも加熱時間と
加熱温度の関係がわからないと、調理の失敗を起こしや
すく、使用者は変更しにくいという問題があった。
【0007】また、被加熱物の加熱時間と温度の関係に
加えて、被加熱物の調理途中に一定温度をある一定時間
保ちたい定温度調理の場合は、加熱時間設定か、温度設
定かのいずれか一方に固定して加熱制御したいという願
望があった。
加えて、被加熱物の調理途中に一定温度をある一定時間
保ちたい定温度調理の場合は、加熱時間設定か、温度設
定かのいずれか一方に固定して加熱制御したいという願
望があった。
【0008】また、被加熱物の仕上がり温度を中心にあ
る範囲で微調整する場合、被加熱物の加熱時間と加熱温
度との関係がわからないと、使用者の好みに応じた仕上
りに変更しにくいという問題があった。
る範囲で微調整する場合、被加熱物の加熱時間と加熱温
度との関係がわからないと、使用者の好みに応じた仕上
りに変更しにくいという問題があった。
【0009】また、制御手段が、加熱時間および温度検
出手段から判断して、加熱時間や、温度表示を行うとき
には、ある一定の時間が必要であるため、その間の表示
は不正確になるという問題があった。
出手段から判断して、加熱時間や、温度表示を行うとき
には、ある一定の時間が必要であるため、その間の表示
は不正確になるという問題があった。
【0010】また、被加熱物への高周波加熱に加え、ヒ
ータ加熱手段を用いる場合は、加熱時間および仕上がり
温度を設定するのは困難であるという問題があった。
ータ加熱手段を用いる場合は、加熱時間および仕上がり
温度を設定するのは困難であるという問題があった。
【0011】また、被加熱物を連続繰り返し加熱を行っ
たときでも、加熱室の残熱の影響を考慮しないと、調理
に失敗するという課題があった。
たときでも、加熱室の残熱の影響を考慮しないと、調理
に失敗するという課題があった。
【0012】また、被加熱物の加熱開始後に、加熱条件
を変更したい場合でも、加熱室寸法や、加熱手段の加熱
能力から判断し、変更可能か否かを判断して報知してな
いと使用者は変更の操作に不安を抱くという問題があっ
た。
を変更したい場合でも、加熱室寸法や、加熱手段の加熱
能力から判断し、変更可能か否かを判断して報知してな
いと使用者は変更の操作に不安を抱くという問題があっ
た。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、制御手段が、被加熱物に対して、高周波放
射手段の加熱能力、加熱室の寸法、被加熱物の温度を検
出する温度検出手段と、使用者が設定する加熱時間設定
手段、仕上がり温度を設定する温度設定手段とから加熱
時間設定手段と温度設定手段を操作したときにそれぞれ
の設定手段はお互いに関連づけて連動し、それとともに
加熱時間表示手段と温度表示手段がお互いに関連づけて
連動して変化して表示するようにしたものである。
するために、制御手段が、被加熱物に対して、高周波放
射手段の加熱能力、加熱室の寸法、被加熱物の温度を検
出する温度検出手段と、使用者が設定する加熱時間設定
手段、仕上がり温度を設定する温度設定手段とから加熱
時間設定手段と温度設定手段を操作したときにそれぞれ
の設定手段はお互いに関連づけて連動し、それとともに
加熱時間表示手段と温度表示手段がお互いに関連づけて
連動して変化して表示するようにしたものである。
【0014】上記発明によれば、加熱時間設定手段を操
作した時、被加熱物の仕上がり温度も表示される上、被
加熱物の仕上がり温度を設定した時でも、加熱に要する
時間が表示される。したがって、使用者の好みの仕上が
り温度の選択に対して所要加熱時間の把握がすぐできる
こと、設定した加熱時間に対する被加熱物の仕上がり温
度が即座に把握できることで、使用者への操作に対する
不安感を取り除き、使い勝手の向上が達成できる。
作した時、被加熱物の仕上がり温度も表示される上、被
加熱物の仕上がり温度を設定した時でも、加熱に要する
時間が表示される。したがって、使用者の好みの仕上が
り温度の選択に対して所要加熱時間の把握がすぐできる
こと、設定した加熱時間に対する被加熱物の仕上がり温
度が即座に把握できることで、使用者への操作に対する
不安感を取り除き、使い勝手の向上が達成できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、被加熱物を出し入れす
る加熱室と、高周波を放射する高周波放射手段と、被加
熱物の加熱時間を設定する加熱時間設定手段と、その加
熱時間を表示する表示手段と、被加熱物の仕上がり温度
を設定する温度設定手段と、被加熱物の温度を検出する
温度検出手段と、その温度を表示する温度表示手段と、
加熱時間設定手段と温度設定手段とを関連づけて連動
し、かつ加熱時間表示手段と温度表示手段とを関連づけ
て連動して表示するように制御する制御手段を有するも
のである。
る加熱室と、高周波を放射する高周波放射手段と、被加
熱物の加熱時間を設定する加熱時間設定手段と、その加
熱時間を表示する表示手段と、被加熱物の仕上がり温度
を設定する温度設定手段と、被加熱物の温度を検出する
温度検出手段と、その温度を表示する温度表示手段と、
加熱時間設定手段と温度設定手段とを関連づけて連動
し、かつ加熱時間表示手段と温度表示手段とを関連づけ
て連動して表示するように制御する制御手段を有するも
のである。
【0016】そして、被加熱物の加熱開始前は加熱時間
設定手段の加熱時間を表示し、被加熱物の加熱開始後は
被加熱物の加熱終了までの残時間を表示し、また、被加
熱物の加熱開始前は温度設定手段の設定温度を表示し、
被加熱物の加熱開始後は、被加熱物の検出した温度を表
示し、それぞれの設定手段を操作しても、加熱時間に対
応した被加熱物の仕上がり温度、または、仕上がり温度
に到達する加熱時間を即座に把握することができる。
設定手段の加熱時間を表示し、被加熱物の加熱開始後は
被加熱物の加熱終了までの残時間を表示し、また、被加
熱物の加熱開始前は温度設定手段の設定温度を表示し、
被加熱物の加熱開始後は、被加熱物の検出した温度を表
示し、それぞれの設定手段を操作しても、加熱時間に対
応した被加熱物の仕上がり温度、または、仕上がり温度
に到達する加熱時間を即座に把握することができる。
【0017】また、制御手段は、被加熱物の加熱に際
し、温度設定手段の設定温度と、温度検出手段の温度を
表示する構成としたものである。
し、温度設定手段の設定温度と、温度検出手段の温度を
表示する構成としたものである。
【0018】そして、被加熱物の加熱開始後の設定温度
に対する温度上昇の度合いを確認できるとともに、加熱
に要する残り時間も確認できる。
に対する温度上昇の度合いを確認できるとともに、加熱
に要する残り時間も確認できる。
【0019】また、制御手段は、被加熱物の物理量(重
さ、湿度、誘電率、形状)を検出する物理量検出手段の
信号を用いて制御する構成としたものである。
さ、湿度、誘電率、形状)を検出する物理量検出手段の
信号を用いて制御する構成としたものである。
【0020】そして、制御手段は被加熱物の物理量の初
期状態の違い(重さ、湿度、誘電率、形状)を測定する
物理量検出手段とから、加熱室の寸法、高周波放射手段
の加熱能力による外的要因に左右されず、温度表示手段
により使用者の望みの仕上がり温度を確認できるととも
に自動的にその温度に仕上げるものである。
期状態の違い(重さ、湿度、誘電率、形状)を測定する
物理量検出手段とから、加熱室の寸法、高周波放射手段
の加熱能力による外的要因に左右されず、温度表示手段
により使用者の望みの仕上がり温度を確認できるととも
に自動的にその温度に仕上げるものである。
【0021】また、被加熱物の種類、量または高周波の
加熱出力の大きさを入力できるメニュー設定手段を有す
るものである。
加熱出力の大きさを入力できるメニュー設定手段を有す
るものである。
【0022】そして、特定の被加熱物においては、沸騰
温度より低いある温度で仕上げたいメニューがあり、対
応した加熱時間、加熱温度を表示し加熱することができ
る。
温度より低いある温度で仕上げたいメニューがあり、対
応した加熱時間、加熱温度を表示し加熱することができ
る。
【0023】また、制御手段は、加熱時間設定手段、ま
たは温度設定手段のいずれか一方の設定手段に優先して
制御を有するものである。
たは温度設定手段のいずれか一方の設定手段に優先して
制御を有するものである。
【0024】そして、被加熱物の調理途中に、一定温度
をある一定時間保ちたい定温度調理の場合、加熱時間設
定や、温度設定いずれかに固定して加熱制御でき、しか
も加熱温度を表示し、確認することができる。
をある一定時間保ちたい定温度調理の場合、加熱時間設
定や、温度設定いずれかに固定して加熱制御でき、しか
も加熱温度を表示し、確認することができる。
【0025】また、加熱時間設定手段、または温度設定
手段に微調整可能な調整手段を有するものである。
手段に微調整可能な調整手段を有するものである。
【0026】そして、被加熱物の加熱において、ある仕
上がり温度を中心に微調整が可能となり、その加熱時
間、仕上がり温度が表示され、使用者の好みに応じた加
熱ができる。
上がり温度を中心に微調整が可能となり、その加熱時
間、仕上がり温度が表示され、使用者の好みに応じた加
熱ができる。
【0027】また、制御手段は、加熱開始後、一定時間
は加熱時間設定手段、温度設定手段の変更を禁止する禁
止手段を有するものである。
は加熱時間設定手段、温度設定手段の変更を禁止する禁
止手段を有するものである。
【0028】そして、設定手段の頻繁な変更による加熱
制御の不安定を取り除き、設定に対する信頼性をあげる
ことができる。
制御の不安定を取り除き、設定に対する信頼性をあげる
ことができる。
【0029】また、制御手段は、加熱開始後、加熱時間
設定手段、温度設定手段の変更があった場合、高周波放
射手段を一時的に停止、もしくは出力を低下し、変更後
の加熱時間設定手段、温度設定手段の表示を行った後、
再度被加熱物の加熱終了までの残時間と、被加熱物の検
出した温度を表示する構成としたものである。
設定手段、温度設定手段の変更があった場合、高周波放
射手段を一時的に停止、もしくは出力を低下し、変更後
の加熱時間設定手段、温度設定手段の表示を行った後、
再度被加熱物の加熱終了までの残時間と、被加熱物の検
出した温度を表示する構成としたものである。
【0030】そして、被加熱物の加熱に際し、制御手段
は温度設定手段の設定温度と、温度検出手段の温度を表
示する構成であるので、加熱中の状態と設定温度との関
係を時々刻々表示しながら確認でき、しかも加熱調理中
でも温度設定時間、仕上がり温度の変更も可能であり、
変更後も使用者の望みの仕上がり温度に仕上げることが
できる。
は温度設定手段の設定温度と、温度検出手段の温度を表
示する構成であるので、加熱中の状態と設定温度との関
係を時々刻々表示しながら確認でき、しかも加熱調理中
でも温度設定時間、仕上がり温度の変更も可能であり、
変更後も使用者の望みの仕上がり温度に仕上げることが
できる。
【0031】また、ヒータ加熱手段を有するものであ
る。そして、制御手段は高周波放射手段の加熱に加え
て、被加熱物の表面に焦げ目を付けるためのヒータ加熱
手段で加熱する場合でも、加熱室の寸法、ヒータの加熱
能力から判断できる加熱時間、仕上がり温度を演算し、
使用者の望みの仕上がり温度を確認できるとともに自動
的にその温度に仕上げるものである。
る。そして、制御手段は高周波放射手段の加熱に加え
て、被加熱物の表面に焦げ目を付けるためのヒータ加熱
手段で加熱する場合でも、加熱室の寸法、ヒータの加熱
能力から判断できる加熱時間、仕上がり温度を演算し、
使用者の望みの仕上がり温度を確認できるとともに自動
的にその温度に仕上げるものである。
【0032】また、制御手段は、被加熱物の繰り返し加
熱に際し、加熱室の雰囲気温度、加熱の履歴を記憶する
記憶手段を有するものである。
熱に際し、加熱室の雰囲気温度、加熱の履歴を記憶する
記憶手段を有するものである。
【0033】そして、制御手段は、被加熱物の連続繰り
返し加熱に際しても、加熱室の雰囲気温度、加熱の履歴
を記憶する記憶手段を有するので、加熱室内の残熱の影
響、過去の加熱時間の履歴から演算して、繰り返し被加
熱物を加熱する場合でも使用者の望みの仕上がり温度を
確認できるとともに自動的にその温度に仕上げることが
できる。
返し加熱に際しても、加熱室の雰囲気温度、加熱の履歴
を記憶する記憶手段を有するので、加熱室内の残熱の影
響、過去の加熱時間の履歴から演算して、繰り返し被加
熱物を加熱する場合でも使用者の望みの仕上がり温度を
確認できるとともに自動的にその温度に仕上げることが
できる。
【0034】また、制御手段は、加熱時間設定手段、温
度設定手段の設定または変更時、高周波放射手段の出
力、またはヒータ加熱手段の出力および現在温度から演
算し、変更可能、不可能を音色を変えて報知する報知手
段を有するものである。
度設定手段の設定または変更時、高周波放射手段の出
力、またはヒータ加熱手段の出力および現在温度から演
算し、変更可能、不可能を音色を変えて報知する報知手
段を有するものである。
【0035】そして、制御手段は、使用者が被加熱物の
加熱開始後に、加熱条件を変更したい場合でも、加熱室
寸法や、加熱手段の加熱能力から判断し、変更可能か否
かを判断し、報知する報知手段で報知するので、使用者
は安心して変更の操作をすることができる。
加熱開始後に、加熱条件を変更したい場合でも、加熱室
寸法や、加熱手段の加熱能力から判断し、変更可能か否
かを判断し、報知する報知手段で報知するので、使用者
は安心して変更の操作をすることができる。
【0036】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。 (実施例1)図1および図2は本発明の実施例1の加熱
装置の操作部分およびブロック構成図であり、それぞれ
加熱開始前、加熱開始後の状態を示すものである。
て説明する。 (実施例1)図1および図2は本発明の実施例1の加熱
装置の操作部分およびブロック構成図であり、それぞれ
加熱開始前、加熱開始後の状態を示すものである。
【0037】図1において、9は被加熱物(図示せず)
を出し入れする加熱室、10は加熱室10内の被加熱物
に高周波を放射する高周波放射手段、11は高周波放射
手段の加熱時間を設定する加熱時間設定手段、12は設
定した加熱時間を表示する加熱時間表示手段、13は加
熱開始前は被加熱物の仕上がり温度を設定する温度設定
手段、14は被加熱物の温度を検出する温度検出手段、
15は加熱開始前は被加熱物の仕上がり温度を表示する
温度表示手段、16は制御手段、17は高周波放射手段
に電力を供給する電源、18は機能ボタン、19は加熱
開始を行うためのスタートボタン、20は加熱を終了す
るための取り消しボタンである。
を出し入れする加熱室、10は加熱室10内の被加熱物
に高周波を放射する高周波放射手段、11は高周波放射
手段の加熱時間を設定する加熱時間設定手段、12は設
定した加熱時間を表示する加熱時間表示手段、13は加
熱開始前は被加熱物の仕上がり温度を設定する温度設定
手段、14は被加熱物の温度を検出する温度検出手段、
15は加熱開始前は被加熱物の仕上がり温度を表示する
温度表示手段、16は制御手段、17は高周波放射手段
に電力を供給する電源、18は機能ボタン、19は加熱
開始を行うためのスタートボタン、20は加熱を終了す
るための取り消しボタンである。
【0038】図2において、加熱開始後は、加熱時間表
示手段13は加熱残り時間を表示し、温度表示手段15
は温度設定手段14から検出する被加熱物の検出温度を
表示している。
示手段13は加熱残り時間を表示し、温度表示手段15
は温度設定手段14から検出する被加熱物の検出温度を
表示している。
【0039】制御手段16は、加熱開始前使用者が機能
ボタン18を押し加熱時間設定手段11を操作し加熱時
間を設定した時、加熱室9の寸法、高周波放射手段10
の加熱能力および被加熱物の温度を検出する温度検出手
段14の信号からその設定加熱時間に連動して仕上がり
温度を温度表示手段15に表示する。図1には加熱時間
設定時間6分と設定した時、被加熱物の仕上がり温度が
85度になると予測表示しているものである。
ボタン18を押し加熱時間設定手段11を操作し加熱時
間を設定した時、加熱室9の寸法、高周波放射手段10
の加熱能力および被加熱物の温度を検出する温度検出手
段14の信号からその設定加熱時間に連動して仕上がり
温度を温度表示手段15に表示する。図1には加熱時間
設定時間6分と設定した時、被加熱物の仕上がり温度が
85度になると予測表示しているものである。
【0040】そして、スタートボタン19を押して加熱
開始した後、制御手段16は加熱時間表示手段12に
は、残り加熱時間を減少させながら表示し、温度表示手
段15には温度検出手段から検出された被加熱物の加熱
中の温度を表示するものである。
開始した後、制御手段16は加熱時間表示手段12に
は、残り加熱時間を減少させながら表示し、温度表示手
段15には温度検出手段から検出された被加熱物の加熱
中の温度を表示するものである。
【0041】図2には、残り加熱時間5分33秒の時、
被加熱物の温度が35になっていることを示している。
被加熱物の温度が35になっていることを示している。
【0042】一方、加熱開始前に機能ボタン18を押し
温度設定手段13を操作し被加熱物の仕上がり温度を設
定した時、制御手段16は加熱室9の寸法と、高周波放
射手段10の加熱能力と、被加熱物の温度を検出する温
度検出手段14の信号とからその設定温度に関連づけて
連動してその設定温度に到達するのに要する加熱時間を
加熱時間表示手段12に表示する。図1には仕上がり温
度85度に設定した時、被加熱物のその仕上がり温度に
到達するのに要する時間が6分かかると予測表示してい
るものである。
温度設定手段13を操作し被加熱物の仕上がり温度を設
定した時、制御手段16は加熱室9の寸法と、高周波放
射手段10の加熱能力と、被加熱物の温度を検出する温
度検出手段14の信号とからその設定温度に関連づけて
連動してその設定温度に到達するのに要する加熱時間を
加熱時間表示手段12に表示する。図1には仕上がり温
度85度に設定した時、被加熱物のその仕上がり温度に
到達するのに要する時間が6分かかると予測表示してい
るものである。
【0043】なお、制御手段16は加熱開始後、温度検
出手段14の信号から、被加熱物の温度上昇の変化率か
ら残り加熱時間の当初予測していた加熱時間の変更を行
うこともできる。
出手段14の信号から、被加熱物の温度上昇の変化率か
ら残り加熱時間の当初予測していた加熱時間の変更を行
うこともできる。
【0044】(実施例2)図3は本発明の実施例2の加
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
【0045】図3において、実施例1と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0046】実施例1と異なる点は、温度表示手段15
の温度表示を加熱開始前の温度設定手段13により設定
した仕上がり温度と、加熱開始後の被加熱物の温度検出
手段14の検出した温度の両方を表示した点である。
の温度表示を加熱開始前の温度設定手段13により設定
した仕上がり温度と、加熱開始後の被加熱物の温度検出
手段14の検出した温度の両方を表示した点である。
【0047】温度表示手段15の上段が、温度設定手段
13の設定温度、下段が温度検出手段14からの被加熱
物の検出温度を表示している。
13の設定温度、下段が温度検出手段14からの被加熱
物の検出温度を表示している。
【0048】(実施例3)図4は本発明の実施例3の加
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
【0049】図4において、実施例1と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0050】実施例1と異なる点は、被加熱物の物理量
である重さ、湿度変化、誘電率、誘電損失、形状のいず
れかを組み合わせて検出する物理量検出手段21、2
2、23、24を有する点である。
である重さ、湿度変化、誘電率、誘電損失、形状のいず
れかを組み合わせて検出する物理量検出手段21、2
2、23、24を有する点である。
【0051】被加熱物の重さの測定はセラミック基板上
に電極を施し被加熱物の重さによるセラミック基板の容
量変化を電気信号で検出する重量センサを、湿度の測定
はセラミック表面上に被加熱物の蒸気が作用してその抵
抗値の変化を電気信号で検出する湿度センサを、被加熱
物の誘電率または誘電損失の測定は周波数帯と温度とで
被加熱物の誘電率および誘電損失は固有の値をとり、し
たがって温度が変わると被加熱物の高周波電力の吸収の
強さも変わるので、電界の強さの変化を半導体検波する
方法の検波器で間接的に測定し、被加熱物の3次元の形
状の認識は、フォトトランジスタなどの発光素子および
受光素子を用いるフォトセンサを用いて検出している。
に電極を施し被加熱物の重さによるセラミック基板の容
量変化を電気信号で検出する重量センサを、湿度の測定
はセラミック表面上に被加熱物の蒸気が作用してその抵
抗値の変化を電気信号で検出する湿度センサを、被加熱
物の誘電率または誘電損失の測定は周波数帯と温度とで
被加熱物の誘電率および誘電損失は固有の値をとり、し
たがって温度が変わると被加熱物の高周波電力の吸収の
強さも変わるので、電界の強さの変化を半導体検波する
方法の検波器で間接的に測定し、被加熱物の3次元の形
状の認識は、フォトトランジスタなどの発光素子および
受光素子を用いるフォトセンサを用いて検出している。
【0052】そして、加熱開始前、使用者が機能ボタン
18を押し、温度設定手段13を操作し被加熱物の仕上
がり温度を設定したとき、制御手段16は加熱室9の寸
法、高周波放射手段10の加熱能力、被加熱物の温度を
検出する温度検出手段14および各種の物理量検出手段
21〜24の信号から加熱に要する時間およびその時間
に関連づけて連動して仕上がり温度を温度表示手段15
に表示する。図4には加熱所用時間6分と、被加熱物の
仕上がり温度が85度になると予測表示し、自動的に加
熱を終了するものである。
18を押し、温度設定手段13を操作し被加熱物の仕上
がり温度を設定したとき、制御手段16は加熱室9の寸
法、高周波放射手段10の加熱能力、被加熱物の温度を
検出する温度検出手段14および各種の物理量検出手段
21〜24の信号から加熱に要する時間およびその時間
に関連づけて連動して仕上がり温度を温度表示手段15
に表示する。図4には加熱所用時間6分と、被加熱物の
仕上がり温度が85度になると予測表示し、自動的に加
熱を終了するものである。
【0053】(実施例4)図5は本発明の実施例4の加
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
【0054】図5において、実施例1と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略する。
は同一構造を有し、説明は省略する。
【0055】実施例1と異なる点は、制御手段16は、
被加熱物の種類、量または高周波の加熱出力の大きさを
入力できるメニュー設定手段25を有する点である。
被加熱物の種類、量または高周波の加熱出力の大きさを
入力できるメニュー設定手段25を有する点である。
【0056】そして、特定の被加熱物である牛乳または
酒のかんの場合は、沸騰温度より低い温度で仕上げたい
メニューなので、制御手段16はメニュー設定手段25
のボタンを押すと温度検出手段14から対応した加熱時
間、加熱温度を加熱時間表示手段12、温度表示手段1
4に表示し加熱する。
酒のかんの場合は、沸騰温度より低い温度で仕上げたい
メニューなので、制御手段16はメニュー設定手段25
のボタンを押すと温度検出手段14から対応した加熱時
間、加熱温度を加熱時間表示手段12、温度表示手段1
4に表示し加熱する。
【0057】(実施例5)図6は本発明の実施例5の加
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
【0058】図6において、実施例1〜4と同一符号の
ものは同一構造を有し、説明は省略する。
ものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0059】実施例1〜4と異なる点は、制御手段16
は、加熱時間設定手段11、または温度設定手段13の
いずれかの設定手段に優先して制御を行うための優先ボ
タン26を有するところである。
は、加熱時間設定手段11、または温度設定手段13の
いずれかの設定手段に優先して制御を行うための優先ボ
タン26を有するところである。
【0060】そして、制御手段16は被加熱物の加熱に
際し、優先ボタン26を操作した後、加熱時間設定手段
11、温度設定手段13のいずれかを操作したならば、
いずれかの設定手段を優先して制御を行い、他方の設定
手段の制御は行わない。例えば、優先ボタン26を押し
た後、温度設定手段13を操作し、85度の一定温度を
保持する場合がこの制御に相当するものである。優先ボ
タンは、一定温度をある一定時間保ちたい定温度調理の
場合、加熱時間設定または温度設定のいずれかに固定し
て加熱制御でき、しかも加熱温度を表示し確認すること
ができる。
際し、優先ボタン26を操作した後、加熱時間設定手段
11、温度設定手段13のいずれかを操作したならば、
いずれかの設定手段を優先して制御を行い、他方の設定
手段の制御は行わない。例えば、優先ボタン26を押し
た後、温度設定手段13を操作し、85度の一定温度を
保持する場合がこの制御に相当するものである。優先ボ
タンは、一定温度をある一定時間保ちたい定温度調理の
場合、加熱時間設定または温度設定のいずれかに固定し
て加熱制御でき、しかも加熱温度を表示し確認すること
ができる。
【0061】図7は、その実施例5の加熱装置の制御手
段の制御フローチャートを示すものである。
段の制御フローチャートを示すものである。
【0062】(実施例6)図8は本発明の実施例6の加
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
【0063】図8において、実施例1〜5と同一符号の
ものは同一構造を有し、説明は省略する。
ものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0064】実施例1〜5と異なる点は、制御手段16
は、加熱時間設定手段11、または温度設定手段13に
微調整可能な調整手段27を有する点である。
は、加熱時間設定手段11、または温度設定手段13に
微調整可能な調整手段27を有する点である。
【0065】制御手段16は、実施例1において、当初
加熱時間設定手段11にて6分と設定した時、温度表示
手段15に被加熱物の仕上がり温度は85度になると連
動して表示した。別の使用者においては、この温度より
さらに10度高い仕上がり温度にしたい場合には、調整
手段27のつよめを押して、95度に簡単にできる。そ
して、95度に対応した加熱時間9分を加熱時間表示手
段12に表示する。
加熱時間設定手段11にて6分と設定した時、温度表示
手段15に被加熱物の仕上がり温度は85度になると連
動して表示した。別の使用者においては、この温度より
さらに10度高い仕上がり温度にしたい場合には、調整
手段27のつよめを押して、95度に簡単にできる。そ
して、95度に対応した加熱時間9分を加熱時間表示手
段12に表示する。
【0066】(実施例7)図9は本発明の実施例7の加
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
【0067】図9において、実施例1〜6と同一符号の
ものは同一構造を有し、説明は省略する。
ものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0068】実施例1〜6と異なる点は、制御手段16
は、加熱開始後、一定時間は加熱時間設定手段11、温
度設定手段13の変更を禁止する禁止手段28を有する
点である。
は、加熱開始後、一定時間は加熱時間設定手段11、温
度設定手段13の変更を禁止する禁止手段28を有する
点である。
【0069】この構成は、図10の制御手段16の制御
フローチャートの33の部分である。
フローチャートの33の部分である。
【0070】加熱開始後、使用者が、当初設定した値を
変更し、加熱時間設定手段11、温度設定手段13のい
ずれかを変更した場合、温度検出手段14の信号を取り
込み、変更したい加熱時間、設定温度を演算するため
に、禁止手段28により一定時間は加熱時間設定手段1
1、温度設定手段13の変更を禁止し、変更後の演算結
果を再度加熱時間表示手段12、温度表示手段15に表
示する。
変更し、加熱時間設定手段11、温度設定手段13のい
ずれかを変更した場合、温度検出手段14の信号を取り
込み、変更したい加熱時間、設定温度を演算するため
に、禁止手段28により一定時間は加熱時間設定手段1
1、温度設定手段13の変更を禁止し、変更後の演算結
果を再度加熱時間表示手段12、温度表示手段15に表
示する。
【0071】(実施例8)図10は本発明の実施例8の
加熱装置の制御手段16を説明する制御フローチャート
である。加熱装置の構成は、図9と同一なので説明を省
略する。
加熱装置の制御手段16を説明する制御フローチャート
である。加熱装置の構成は、図9と同一なので説明を省
略する。
【0072】実施例7と異なる点は、制御手段16は、
加熱開始後、加熱時間設定手段11、温度設定手段13
の変更があった場合、高周波放射手段10を一時的に停
止、もしくは出力を低下し、変更後の加熱時間設定手段
11、温度設定手段13の表示を行った後、再度被加熱
物の加熱終了までの残時間と、被加熱物の検出した温度
を加熱時間表示手段12、温度表示手段15に表示する
点である。
加熱開始後、加熱時間設定手段11、温度設定手段13
の変更があった場合、高周波放射手段10を一時的に停
止、もしくは出力を低下し、変更後の加熱時間設定手段
11、温度設定手段13の表示を行った後、再度被加熱
物の加熱終了までの残時間と、被加熱物の検出した温度
を加熱時間表示手段12、温度表示手段15に表示する
点である。
【0073】そして、被加熱物の加熱に際し、制御手段
16は温度設定手段11の設定温度と、温度検出手段1
4の温度を表示する構成であるので、加熱中の状態と設
定温度との関係を時々刻々表示しながら確認でき、しか
も加熱調理中でも温度設定時間、仕上がり温度の変更も
可能であり、変更後も使用者の望みの仕上がり温度に仕
上げることができる。そして、変更時は、制御手段16
は実施例7の禁止手段28の制御を行い、表示の信頼性
をあげる。
16は温度設定手段11の設定温度と、温度検出手段1
4の温度を表示する構成であるので、加熱中の状態と設
定温度との関係を時々刻々表示しながら確認でき、しか
も加熱調理中でも温度設定時間、仕上がり温度の変更も
可能であり、変更後も使用者の望みの仕上がり温度に仕
上げることができる。そして、変更時は、制御手段16
は実施例7の禁止手段28の制御を行い、表示の信頼性
をあげる。
【0074】(実施例9)図11は本発明の実施例9の
加熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
加熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
【0075】図11において、実施例1〜8と同一符号
のものは同一構造を有し、説明は省略する。
のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0076】実施例1〜8と異なる点は、ヒータ加熱手
段を有する点である。29は、加熱室9内の雰囲気温度
を検出する加熱室温度検出手段、30はヒータ加熱手段
で加熱室内の被加熱物に焦げ目をつけるものである。
段を有する点である。29は、加熱室9内の雰囲気温度
を検出する加熱室温度検出手段、30はヒータ加熱手段
で加熱室内の被加熱物に焦げ目をつけるものである。
【0077】被加熱物として、ハンバーグを加熱する場
合、機能ボタン18のオーブンボタンを押し、温度設定
手段13で仕上がり温度75度にしたい場合、温度検出
手段14、種々の物理量検出手段21〜24、加熱室温
度検出手段29から、ハンバーグの温度、重さ、加熱室
の雰囲気温度を測定し、制御手段16は加熱時間を計算
し、加熱時間表示手段12に加熱に要する時間と温度表
示手段15に仕上がり温度を表示する。そして、スター
トボタン19を押して加熱を開始すると、制御手段16
は加熱時間表示手段12には加熱時間の残り時間を、温
度表示手段15にはハンバーグの温度を表示し、自動的
に加熱を行うものである。
合、機能ボタン18のオーブンボタンを押し、温度設定
手段13で仕上がり温度75度にしたい場合、温度検出
手段14、種々の物理量検出手段21〜24、加熱室温
度検出手段29から、ハンバーグの温度、重さ、加熱室
の雰囲気温度を測定し、制御手段16は加熱時間を計算
し、加熱時間表示手段12に加熱に要する時間と温度表
示手段15に仕上がり温度を表示する。そして、スター
トボタン19を押して加熱を開始すると、制御手段16
は加熱時間表示手段12には加熱時間の残り時間を、温
度表示手段15にはハンバーグの温度を表示し、自動的
に加熱を行うものである。
【0078】なお、ハンバーグの加熱を速く加熱したい
ときに、高周波放射手段10とヒータ加熱手段との複合
または同時加熱方法をとることもできる。このとき、制
御手段16は物理量検出手段としての被加熱物の湿度変
化および誘電率の物理量検出手段と温度検出手段14と
から加熱時間を計算し、加熱時間表示手段12および温
度表示手段15に所要時間および仕上がり温度をそれぞ
れ表示する。
ときに、高周波放射手段10とヒータ加熱手段との複合
または同時加熱方法をとることもできる。このとき、制
御手段16は物理量検出手段としての被加熱物の湿度変
化および誘電率の物理量検出手段と温度検出手段14と
から加熱時間を計算し、加熱時間表示手段12および温
度表示手段15に所要時間および仕上がり温度をそれぞ
れ表示する。
【0079】(実施例10)図12は本発明の実施例1
0の加熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
0の加熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
【0080】図12において、実施例1〜9と同一符号
のものは同一構造を有し、説明は省略する。
のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0081】実施例9と異なる点は、記憶手段31を有
する点である。そして、制御手段16は、過去の加熱の
履歴を記憶する記憶手段31を有するので、加熱室内の
残熱の影響、過去の加熱時間の履歴、温度検出手段1
4、物理量検出手段21〜24から加熱時間を演算でき
るので、繰り返し被加熱物を加熱する場合でも使用者の
望みの仕上がり温度を確認し自動的にその温度に仕上げ
ることができる。
する点である。そして、制御手段16は、過去の加熱の
履歴を記憶する記憶手段31を有するので、加熱室内の
残熱の影響、過去の加熱時間の履歴、温度検出手段1
4、物理量検出手段21〜24から加熱時間を演算でき
るので、繰り返し被加熱物を加熱する場合でも使用者の
望みの仕上がり温度を確認し自動的にその温度に仕上げ
ることができる。
【0082】(実施例11)図13は本発明の実施例1
1の加熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
1の加熱装置の操作部分およびブロック構成図である。
【0083】図13において、実施例1〜10と同一符
号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0084】実施例10と異なる点は、報知手段32を
有する点である。実施例9と同様に被加熱物として、ハ
ンバーグを加熱する場合、機能ボタン18のオーブンボ
タンを押し、温度設定手段13で仕上がり温度75度に
したい場合、温度検出手段14、種々の物理量検出手段
21〜24、加熱室温度検出手段29から、ハンバーグ
の温度、重さ、加熱室の雰囲気温度を測定し、制御手段
16は加熱時間を計算し、加熱時間表示手段12に加熱
に要する時間と温度表示手段15に仕上がり温度を表示
する。このとき、制御手段16は、高周波放射手段10
や、ヒータ加熱手段30の出力から、設定した値が設定
可能か、不可能なのかどうかを報知手段32で音色を変
えて報知する。そして、スタートボタン19を押して加
熱を開始すると、加熱時間表示手段12は、加熱時間の
残り時間を、温度表示手段15にはハンバーグの温度を
表示し、自動的に加熱を行う。
有する点である。実施例9と同様に被加熱物として、ハ
ンバーグを加熱する場合、機能ボタン18のオーブンボ
タンを押し、温度設定手段13で仕上がり温度75度に
したい場合、温度検出手段14、種々の物理量検出手段
21〜24、加熱室温度検出手段29から、ハンバーグ
の温度、重さ、加熱室の雰囲気温度を測定し、制御手段
16は加熱時間を計算し、加熱時間表示手段12に加熱
に要する時間と温度表示手段15に仕上がり温度を表示
する。このとき、制御手段16は、高周波放射手段10
や、ヒータ加熱手段30の出力から、設定した値が設定
可能か、不可能なのかどうかを報知手段32で音色を変
えて報知する。そして、スタートボタン19を押して加
熱を開始すると、加熱時間表示手段12は、加熱時間の
残り時間を、温度表示手段15にはハンバーグの温度を
表示し、自動的に加熱を行う。
【0085】また、制御手段16は加熱開始後に使用者
が、加熱時間設定手段11で加熱時間を短めに変更した
とき、その変更が可能か不可能かどうかも同様に報知手
段32によって音色を変えて報知する。
が、加熱時間設定手段11で加熱時間を短めに変更した
とき、その変更が可能か不可能かどうかも同様に報知手
段32によって音色を変えて報知する。
【0086】このときの制御手段16の制御フローチャ
ート図を図14に示すものである。
ート図を図14に示すものである。
【0087】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被加熱物
の加熱時間を設定する加熱時間設定手段と、その加熱時
間を表示する表示手段と、被加熱物の仕上がり温度を設
定する温度設定手段と、被加熱物の温度を検出する温度
検出手段と、その温度を表示する温度表示手段と、加熱
時間設定手段と温度設定手段が連動し、かつ加熱時間表
示手段と温度表示手段とを関連づけて連動して表示する
よう制御する制御手段とを有するので、被加熱物の加熱
時間と加熱到達温度の関係からその設定方法に対して、
使用者は何ら違和感もなく設定でき、しかも仕上がり温
度に到達する加熱時間を即座に把握する有利な効果を有
する。
の加熱時間を設定する加熱時間設定手段と、その加熱時
間を表示する表示手段と、被加熱物の仕上がり温度を設
定する温度設定手段と、被加熱物の温度を検出する温度
検出手段と、その温度を表示する温度表示手段と、加熱
時間設定手段と温度設定手段が連動し、かつ加熱時間表
示手段と温度表示手段とを関連づけて連動して表示する
よう制御する制御手段とを有するので、被加熱物の加熱
時間と加熱到達温度の関係からその設定方法に対して、
使用者は何ら違和感もなく設定でき、しかも仕上がり温
度に到達する加熱時間を即座に把握する有利な効果を有
する。
【0088】また、制御手段は、被加熱物の加熱開始前
の温度設定手段の設定温度と、温度検出手段の温度を表
示するので、使用者は被加熱物の加熱開始後の設定温度
に対する温度上昇の度合いと加熱に要する残り時間を確
認できる。また、使用者は途中で加熱条件を変更したい
場合に、当初の設定温度との関係を把握できるので変更
の判断の目安をしやすくなるという有利な効果を有す
る。
の温度設定手段の設定温度と、温度検出手段の温度を表
示するので、使用者は被加熱物の加熱開始後の設定温度
に対する温度上昇の度合いと加熱に要する残り時間を確
認できる。また、使用者は途中で加熱条件を変更したい
場合に、当初の設定温度との関係を把握できるので変更
の判断の目安をしやすくなるという有利な効果を有す
る。
【0089】また、制御手段は、被加熱物の物理量(重
さ、湿度、誘電率、形状)を検出する物理量検出手段の
信号を用いて制御する構成なので、加熱室寸法の違い、
高周波放射手段の加熱能力の外的要因に左右されずに、
使用者の望みの仕上がり温度、所用加熱時間を確認でき
るとともに自動的にその温度に仕上げるられ、設計の自
由度が向上するという有利な効果を有する。
さ、湿度、誘電率、形状)を検出する物理量検出手段の
信号を用いて制御する構成なので、加熱室寸法の違い、
高周波放射手段の加熱能力の外的要因に左右されずに、
使用者の望みの仕上がり温度、所用加熱時間を確認でき
るとともに自動的にその温度に仕上げるられ、設計の自
由度が向上するという有利な効果を有する。
【0090】また、制御手段は、被加熱物の種類、量ま
たは高周波の加熱出力の大きさを入力できるメニュー設
定手段を有する。
たは高周波の加熱出力の大きさを入力できるメニュー設
定手段を有する。
【0091】また、制御手段はメニュー設定手段を有す
る構成なので、特定の被加熱物においては、沸騰温度よ
り低いある温度で仕上げたいメニューや、よく使用する
メニューに対しても、対応した加熱時間、加熱温度を表
示し加熱することができるという有利な効果を有する。
る構成なので、特定の被加熱物においては、沸騰温度よ
り低いある温度で仕上げたいメニューや、よく使用する
メニューに対しても、対応した加熱時間、加熱温度を表
示し加熱することができるという有利な効果を有する。
【0092】また、制御手段は、加熱時間設定手段、ま
たは温度設定手段のいずれか一方の設定を優先して制御
をするので、被加熱物の調理途中に、一定温度をある一
定時間保ちたい定温度調理の場合、加熱時間設定や、温
度設定いずれかに固定して加熱制御でき、しかも加熱温
度を表示し、確認することができる上、被加熱物の保温
機能としても利用できるという有利な効果を有する。
たは温度設定手段のいずれか一方の設定を優先して制御
をするので、被加熱物の調理途中に、一定温度をある一
定時間保ちたい定温度調理の場合、加熱時間設定や、温
度設定いずれかに固定して加熱制御でき、しかも加熱温
度を表示し、確認することができる上、被加熱物の保温
機能としても利用できるという有利な効果を有する。
【0093】また、制御手段は、加熱時間設定手段、ま
たは温度設定手段に微調整可能な調整手段を有するもの
なので、特定の被加熱物の加熱において、仕上がり温度
を中心に熱め、ぬるめの微調整が可能となり、その加熱
時間、仕上がり温度が表示され、使用者の好みに応じた
加熱ができるという有利な効果を有する。
たは温度設定手段に微調整可能な調整手段を有するもの
なので、特定の被加熱物の加熱において、仕上がり温度
を中心に熱め、ぬるめの微調整が可能となり、その加熱
時間、仕上がり温度が表示され、使用者の好みに応じた
加熱ができるという有利な効果を有する。
【0094】また、制御手段は、加熱開始後、一定時間
は加熱時間設定手段、温度設定手段の変更を禁止する禁
止手段を有するので、設定手段の変更による物理量検出
手段、温度検出手段の信号から計算される新たな設定値
を表示できるので、制御性の向上および設定に対する信
頼性をあげることができるという有利な効果を有する。
は加熱時間設定手段、温度設定手段の変更を禁止する禁
止手段を有するので、設定手段の変更による物理量検出
手段、温度検出手段の信号から計算される新たな設定値
を表示できるので、制御性の向上および設定に対する信
頼性をあげることができるという有利な効果を有する。
【0095】また、制御手段は、加熱開始後、加熱時間
設定手段、温度設定手段の変更があった場合、高周波放
射手段を一時的に停止、もしくは出力を低下し、変更後
の加熱時間設定手段、温度設定手段の表示を行った後、
再度被加熱物の加熱終了までの残時間と、被加熱物の検
出した温度を表示するので、加熱調理中の設定手段の変
更による物理量検出手段、温度検出手段の信号の検出の
安定性をはかることができるため、その信号から計算さ
れる新たな設定値を表示できるので、設定に対する信頼
性がさらに向上するという有利な効果を有する。
設定手段、温度設定手段の変更があった場合、高周波放
射手段を一時的に停止、もしくは出力を低下し、変更後
の加熱時間設定手段、温度設定手段の表示を行った後、
再度被加熱物の加熱終了までの残時間と、被加熱物の検
出した温度を表示するので、加熱調理中の設定手段の変
更による物理量検出手段、温度検出手段の信号の検出の
安定性をはかることができるため、その信号から計算さ
れる新たな設定値を表示できるので、設定に対する信頼
性がさらに向上するという有利な効果を有する。
【0096】また、ヒータ加熱手段を有するので、制御
手段は高周波放射手段の加熱、および被加熱物の表面に
焦げ目を付けるヒータ加熱手段による加熱、高周波放射
手段とヒータ加熱手段を組み合わせて加熱する場合で
も、温度検出手段、物理量検出手段、加熱室の寸法、ヒ
ータの加熱能力から判断できる加熱時間、仕上がり温度
を演算し、簡単な操作で使用者の望みの仕上がり温度を
確認できるとともに自動的にその温度に仕上げることが
できるという有利な効果を有する。
手段は高周波放射手段の加熱、および被加熱物の表面に
焦げ目を付けるヒータ加熱手段による加熱、高周波放射
手段とヒータ加熱手段を組み合わせて加熱する場合で
も、温度検出手段、物理量検出手段、加熱室の寸法、ヒ
ータの加熱能力から判断できる加熱時間、仕上がり温度
を演算し、簡単な操作で使用者の望みの仕上がり温度を
確認できるとともに自動的にその温度に仕上げることが
できるという有利な効果を有する。
【0097】また、制御手段は、加熱室の雰囲気温度、
加熱の履歴を記憶する記憶手段を有するので、加熱室内
の残熱の影響、過去の加熱時間の履歴から演算して、使
用者の望みの仕上がり温度を確認でき、しかも自動的に
その温度に仕上げることができるという有利な効果を有
する。
加熱の履歴を記憶する記憶手段を有するので、加熱室内
の残熱の影響、過去の加熱時間の履歴から演算して、使
用者の望みの仕上がり温度を確認でき、しかも自動的に
その温度に仕上げることができるという有利な効果を有
する。
【0098】また、制御手段は、加熱時間設定手段、温
度設定手段の設定または変更時、高周波放射手段の出
力、またはヒータ加熱手段の出力および現在温度から演
算し、変更可能、不可能を音色を変えて報知する報知手
段を有するので、使用者は急な設定時間、設定温度の変
更に対しても安心して変更の操作ができるという有利な
効果を有する。
度設定手段の設定または変更時、高周波放射手段の出
力、またはヒータ加熱手段の出力および現在温度から演
算し、変更可能、不可能を音色を変えて報知する報知手
段を有するので、使用者は急な設定時間、設定温度の変
更に対しても安心して変更の操作ができるという有利な
効果を有する。
【図1】本発明の実施例1の加熱装置の操作部分および
ブロック構成図
ブロック構成図
【図2】同加熱装置の操作部分およびブロック構成図
【図3】本発明の実施例2の加熱装置の操作部分および
ブロック構成図
ブロック構成図
【図4】本発明の実施例3の加熱装置の操作部分および
ブロック構成図
ブロック構成図
【図5】本発明の実施例4の加熱装置の操作部分および
ブロック構成図
ブロック構成図
【図6】本発明の実施例5の加熱装置の操作部分および
ブロック構成図
ブロック構成図
【図7】同加熱装置の制御手段の制御フローチャート
【図8】本発明の実施例6の加熱装置の操作部分および
ブロック構成図
ブロック構成図
【図9】本発明の実施例7の加熱装置の操作部分および
ブロック構成図
ブロック構成図
【図10】本発明の実施例7、8の加熱装置の制御手段
の制御フローチャート
の制御フローチャート
【図11】本発明の実施例9の加熱装置の操作部分およ
びブロック構成図
びブロック構成図
【図12】本発明の実施例10の加熱装置の操作部分お
よびブロック構成図
よびブロック構成図
【図13】本発明の実施例11の加熱装置の操作部分お
よびブロック構成図
よびブロック構成図
【図14】同実施例11の加熱装置の制御手段の制御フ
ローチャート
ローチャート
【図15】従来の加熱装置の外観構成図
9 加熱室 10 高周波放射手段 11 加熱時間設定手段 12 加熱時間表示手段 13 温度設定手段 14 温度検出手段 15 温度表示手段 16 制御手段 21〜24 物理量検出手段 25 メニュー設定手段 26 優先ボタン 27 調整手段 28 禁止手段 29 加熱室温度検出手段 30 ヒータ加熱手段 31 記憶手段 32 報知手段
Claims (11)
- 【請求項1】被加熱物を出し入れする加熱室と、高周波
を放射する高周波放射手段と、前記被加熱物の加熱時間
を設定する加熱時間設定手段と、前記被加熱物の加熱開
始前は前記加熱時間設定手段の加熱時間を表示し、前記
被加熱物の加熱開始後は前記被加熱物の加熱終了までの
残時間を表示する加熱時間表示手段と、前記被加熱物の
仕上がり温度を設定する温度設定手段と、前記被加熱物
の温度を検出する温度検出手段と、前記被加熱物の加熱
開始前は前記温度設定手段の設定温度を表示し、前記被
加熱物の加熱開始後は、前記被加熱物の検出した温度を
表示する温度表示手段と制御手段とを有し、前記制御手
段は、前記加熱時間設定手段と前記温度設定手段とを関
連づけて連動して制御し、かつ前記加熱時間表示手段と
前記温度表示手段とを関連づけて表示するように制御す
る制御手段を有する加熱装置。 - 【請求項2】制御手段は、被加熱物の加熱開始前は、前
記温度設定手段の設定温度と、前記温度検出手段の温度
を表示する構成とした請求項1記載の加熱装置。 - 【請求項3】制御手段は、被加熱物の物理量を検出する
物理量検出手段の信号を用いて加熱時間表示手段と温度
表示手段とを関連づけ連動して制御する請求項1記載の
加熱装置。 - 【請求項4】制御手段被加熱物の種類、量または高周波
の加熱出力の大きさを入力できるメニュー設定手段を入
力する請求項1記載の加熱装置。 - 【請求項5】制御手段は、加熱時間設定手段、または温
度設定手段のいずれか一方の設定手段を優先して制御を
行う構成とした請求項1ないし4のいずれか1項に記載
の加熱装置。 - 【請求項6】加熱時間設定手段、または温度設定手段に
微調整可能な調整手段を設けた請求項1ないし5のいず
れか1項に記載の加熱装置。 - 【請求項7】制御手段は、加熱開始後、一定時間は加熱
時間設定手段および温度設定手段の変更を禁止する禁止
手段を有する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の
加熱装置。 - 【請求項8】加熱開始後、加熱時間設定手段、温度設定
手段の変更があった場合、高周波放射手段を一時的に停
止、もしくは出力を低下し、変更後の加熱時間設定手
段、温度設定手段の表示を行った後、再度被加熱物の加
熱終了までの残時間と、被加熱物の検出した温度を表示
する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の加熱装
置。 - 【請求項9】ヒータ加熱手段を有する請求項1ないし8
のいずれか1項記載の加熱装置。 - 【請求項10】被加熱物の繰り返し加熱に際し、加熱室
の雰囲気温度、加熱の履歴を記憶する記憶手段を有する
請求項1ないし9のいずれか1項に記載の加熱装置。 - 【請求項11】加熱時間設定手段、温度設定手段の設定
または変更時、高周波放射手段の出力、またはヒータ加
熱手段の出力および現在温度から演算し、変更可能、不
可能を音色を変えて報知する報知手段を有する請求項1
ないし10のいずれか1項に記載の加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18913296A JPH1038285A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18913296A JPH1038285A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1038285A true JPH1038285A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16235949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18913296A Pending JPH1038285A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1038285A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014032004A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-02-20 | Sharp Corp | 電気機器 |
WO2015004944A1 (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-15 | シャープ株式会社 | 電気機器 |
JP2016520186A (ja) * | 2013-05-23 | 2016-07-11 | ラツィオナル・アクティエンゲゼルシャフト | 調理方法および調理装置 |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP18913296A patent/JPH1038285A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014032004A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-02-20 | Sharp Corp | 電気機器 |
JP2016520186A (ja) * | 2013-05-23 | 2016-07-11 | ラツィオナル・アクティエンゲゼルシャフト | 調理方法および調理装置 |
WO2015004944A1 (ja) * | 2013-07-08 | 2015-01-15 | シャープ株式会社 | 電気機器 |
CN105378388A (zh) * | 2013-07-08 | 2016-03-02 | 夏普株式会社 | 电气设备 |
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