JPH10341212A - 暗号文伝送システム - Google Patents
暗号文伝送システムInfo
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- JPH10341212A JPH10341212A JP9152112A JP15211297A JPH10341212A JP H10341212 A JPH10341212 A JP H10341212A JP 9152112 A JP9152112 A JP 9152112A JP 15211297 A JP15211297 A JP 15211297A JP H10341212 A JPH10341212 A JP H10341212A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ciphertext
- data
- transmission system
- time
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 暗号化されたデータを蓄積しておき、あとで
復号装置に入力してデコード処理させることを防ぐ暗号
文伝送システムを提供する。 【解決手段】 暗号文送信装置は、暗号化データパケッ
ト8とともに、暗号化鍵と時刻情報とからなる暗号化鍵
データパケット9を送信し、暗号文復号装置20では、
パケット9から得られる時刻情報と、内蔵時計11から
得られる時刻情報とを比較することによって、復号部1
2における復号処理の可否を判断する。
復号装置に入力してデコード処理させることを防ぐ暗号
文伝送システムを提供する。 【解決手段】 暗号文送信装置は、暗号化データパケッ
ト8とともに、暗号化鍵と時刻情報とからなる暗号化鍵
データパケット9を送信し、暗号文復号装置20では、
パケット9から得られる時刻情報と、内蔵時計11から
得られる時刻情報とを比較することによって、復号部1
2における復号処理の可否を判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暗号文伝送システ
ムに関し、特に入力されたデータを暗号化して暗号文を
送信する暗号文送信装置と、上記暗号文を復号してデー
タを取得する暗号文復号装置とが、伝送路を介して接続
される暗号文伝送システム、さらにはデジタル映像伝送
システムでの多チャンネル映像伝送提供において、デー
タの複製などを防止するパケットの伝送のための暗号文
伝送システムに関するものである。
ムに関し、特に入力されたデータを暗号化して暗号文を
送信する暗号文送信装置と、上記暗号文を復号してデー
タを取得する暗号文復号装置とが、伝送路を介して接続
される暗号文伝送システム、さらにはデジタル映像伝送
システムでの多チャンネル映像伝送提供において、デー
タの複製などを防止するパケットの伝送のための暗号文
伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来テレビ放送等では、アナログ信号に
よって送受信を行っていたが、デジタル信号を用いるこ
とによって、映像、音声、文字その他データを同等に取
り扱うデジタル映像伝送システムは近年注目を集めてい
る。
よって送受信を行っていたが、デジタル信号を用いるこ
とによって、映像、音声、文字その他データを同等に取
り扱うデジタル映像伝送システムは近年注目を集めてい
る。
【0003】アナログ放送が成熟段階にある現在、デジ
タル映像伝送システムが注目されるのは、上記のように
各種データを統一的に扱い得るため、サービスの統合化
を図り得る点、また、データの送受信にあたって圧縮技
術を用いることにより、限定された伝送帯域幅を活用し
て多数の高品質な放送を行い得る点、誤り訂正技術を用
いることにより均質なサービスを行い得る点、限定受信
のための暗号化技術について高度な技術を容易に利用し
得る点など、種々の利点があるためである。
タル映像伝送システムが注目されるのは、上記のように
各種データを統一的に扱い得るため、サービスの統合化
を図り得る点、また、データの送受信にあたって圧縮技
術を用いることにより、限定された伝送帯域幅を活用し
て多数の高品質な放送を行い得る点、誤り訂正技術を用
いることにより均質なサービスを行い得る点、限定受信
のための暗号化技術について高度な技術を容易に利用し
得る点など、種々の利点があるためである。
【0004】デジタル映像伝送システムでは、画像圧縮
技術と、デジタル変復調技術とによって1中継器あたり
同時に1〜8番組のTV番組を伝送するものであるが、
画像圧縮技術については、国際規格のMPEG2規格が
採用されており、可変長符号化方式を用いて高い圧縮率
を実現している。
技術と、デジタル変復調技術とによって1中継器あたり
同時に1〜8番組のTV番組を伝送するものであるが、
画像圧縮技術については、国際規格のMPEG2規格が
採用されており、可変長符号化方式を用いて高い圧縮率
を実現している。
【0005】また、データの加工が容易であるというデ
ジタルシステムの特性により、送信にあたって、送信デ
ータを暗号化した上で、暗文が送出されるものとするこ
とも行われており、課金等のためや、秘密保持の確保を
図るために有効な技術となっている。
ジタルシステムの特性により、送信にあたって、送信デ
ータを暗号化した上で、暗文が送出されるものとするこ
とも行われており、課金等のためや、秘密保持の確保を
図るために有効な技術となっている。
【0006】そして、データの送受信にあたっては、パ
ケット化をすることが一般的に用いられる。パケットと
は、データ全体を一定の大きさに分割したデータの単位
であり、データをパケットとして送受信することによっ
て、データ通信の効率と精度を上げることが可能とな
る。例えば、コンピュータネットワークにおいてパケッ
ト交換を行う場合では、それぞれのパケットはネットワ
ークを通じて異なったタイミングで各個に転送先に届
き、転送先において元のデータに再構成されるものであ
り、それぞれのパケットには転送先や発信元、パケット
の順番などを知ることのできる情報が付加されている。
ケット化をすることが一般的に用いられる。パケットと
は、データ全体を一定の大きさに分割したデータの単位
であり、データをパケットとして送受信することによっ
て、データ通信の効率と精度を上げることが可能とな
る。例えば、コンピュータネットワークにおいてパケッ
ト交換を行う場合では、それぞれのパケットはネットワ
ークを通じて異なったタイミングで各個に転送先に届
き、転送先において元のデータに再構成されるものであ
り、それぞれのパケットには転送先や発信元、パケット
の順番などを知ることのできる情報が付加されている。
【0007】従来の暗号文送信システムは、データの暗
号化を行い、該暗号化したデータを送信する暗号文送信
装置と、送信された暗号化データを復号して、元のデー
タを得る暗号文復号装置とから構成される。一般に暗号
化は特定のビット系列である暗号化鍵を用いて、平文で
ある通常のデータを暗号化データに変換することであ
り、復号は、暗号化鍵に対応する復号鍵を用いて、暗号
化データを変換して平文データを取得することでなされ
る。ここで示すのは、特定の時間帯にのみ、暗号化した
データの復号処理をすることができ、そのデータを利用
できるようにする暗号文伝送システムである。図9は、
このような従来の暗号文送信装置の、また図10は従来
の暗号文復号装置の構成を示すブロック図である。
号化を行い、該暗号化したデータを送信する暗号文送信
装置と、送信された暗号化データを復号して、元のデー
タを得る暗号文復号装置とから構成される。一般に暗号
化は特定のビット系列である暗号化鍵を用いて、平文で
ある通常のデータを暗号化データに変換することであ
り、復号は、暗号化鍵に対応する復号鍵を用いて、暗号
化データを変換して平文データを取得することでなされ
る。ここで示すのは、特定の時間帯にのみ、暗号化した
データの復号処理をすることができ、そのデータを利用
できるようにする暗号文伝送システムである。図9は、
このような従来の暗号文送信装置の、また図10は従来
の暗号文復号装置の構成を示すブロック図である。
【0008】図9において、2は暗号化部であり、平文
のデータに対して暗号化鍵を用いて変換を行い、暗号化
文データとする。3は鍵生成部であり、上記暗号化部の
変換処理に用いる暗号化鍵を生成する。4は時計であ
り、現在時刻を示す。暗号化部2、鍵生成部3、および
時計4は、暗号文送信装置51を構成する。図10にお
いて、11は時計であり、現在時刻を示す。12は復号
部であり、暗号化されたデータを変換処理して、通常の
データを取得する。63はタイムスタンプ比較部であ
り、時刻に関する情報の比較を行う。以上の時計11、
復号部12、およびタイムスタンプ比較部63は復号装
置52を構成する。
のデータに対して暗号化鍵を用いて変換を行い、暗号化
文データとする。3は鍵生成部であり、上記暗号化部の
変換処理に用いる暗号化鍵を生成する。4は時計であ
り、現在時刻を示す。暗号化部2、鍵生成部3、および
時計4は、暗号文送信装置51を構成する。図10にお
いて、11は時計であり、現在時刻を示す。12は復号
部であり、暗号化されたデータを変換処理して、通常の
データを取得する。63はタイムスタンプ比較部であ
り、時刻に関する情報の比較を行う。以上の時計11、
復号部12、およびタイムスタンプ比較部63は復号装
置52を構成する。
【0009】以上のように構成された、従来の暗号文送
信装置、及び暗号文復号装置における暗号文伝送の際の
動作を説明する。まず、暗号文送信装置51に対して、
暗号化されるべき平文データ5が入力される。暗号文送
信装置51内では、鍵生成部3が暗号化の変換処理に用
いる暗号化鍵を生成して、暗号化部2に出力する。それ
とともに鍵生成部3は、時計4から現在時刻を取得し、
該現在時刻と、算出によって得る有効期限とを出力す
る。一方暗号化部2は、鍵生成部3が出力した暗号化鍵
を用いて、平文データ5を暗号化し、暗号文を出力す
る。
信装置、及び暗号文復号装置における暗号文伝送の際の
動作を説明する。まず、暗号文送信装置51に対して、
暗号化されるべき平文データ5が入力される。暗号文送
信装置51内では、鍵生成部3が暗号化の変換処理に用
いる暗号化鍵を生成して、暗号化部2に出力する。それ
とともに鍵生成部3は、時計4から現在時刻を取得し、
該現在時刻と、算出によって得る有効期限とを出力す
る。一方暗号化部2は、鍵生成部3が出力した暗号化鍵
を用いて、平文データ5を暗号化し、暗号文を出力す
る。
【0010】そして、出力された暗号化文から暗号文パ
ケット8が、出力された鍵、鍵の有効期限、及び現在時
刻から鍵パケット59が、いずれも復号装置52に対し
て伝送路を介して送信される。伝送路については、デジ
タル情報を伝送可能なものであればよく、例えば、衛星
放送あるいは地上放送のような電波媒体、CATV等有
線ケーブル、またパッケージメディアであるディスク等
の記録媒体のいずれでも実現される。
ケット8が、出力された鍵、鍵の有効期限、及び現在時
刻から鍵パケット59が、いずれも復号装置52に対し
て伝送路を介して送信される。伝送路については、デジ
タル情報を伝送可能なものであればよく、例えば、衛星
放送あるいは地上放送のような電波媒体、CATV等有
線ケーブル、またパッケージメディアであるディスク等
の記録媒体のいずれでも実現される。
【0011】伝送路より、これらのパケットが復号装置
52に入力されると、まず、復号装置52は、時刻を示
す情報の入ったパケット59を処理し、内蔵時計11の
補正をして、内蔵時計11を受信パケットから得られた
時刻を示す情報の値に合わせてセットする。ついで、復
号装置52のタイムスタンプ比較部63は、時計11か
ら得た時刻情報と、受信パケットから得られた有効期限
を示す情報とを比較し、有効期限内であると判断される
場合には、復号部12に復号処理を行うように指示す
る。
52に入力されると、まず、復号装置52は、時刻を示
す情報の入ったパケット59を処理し、内蔵時計11の
補正をして、内蔵時計11を受信パケットから得られた
時刻を示す情報の値に合わせてセットする。ついで、復
号装置52のタイムスタンプ比較部63は、時計11か
ら得た時刻情報と、受信パケットから得られた有効期限
を示す情報とを比較し、有効期限内であると判断される
場合には、復号部12に復号処理を行うように指示す
る。
【0012】復号処理の指示があった場合、復号部12
は、受信パケットから得られた鍵の情報を復号鍵として
用いて、暗号文パケット8から得られる暗号文データを
変換処理することによって、復号データを得ることがで
きる。一方、タイムスタンプ比較部63による比較の際
に、有効期限を過ぎたと判定された場合には、復号処理
は行われず、受信データが廃棄されることとなる。
は、受信パケットから得られた鍵の情報を復号鍵として
用いて、暗号文パケット8から得られる暗号文データを
変換処理することによって、復号データを得ることがで
きる。一方、タイムスタンプ比較部63による比較の際
に、有効期限を過ぎたと判定された場合には、復号処理
は行われず、受信データが廃棄されることとなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
暗号文送信システムでは、暗号文パケット8と、鍵、有
効期限、及び時刻を示す情報からなる鍵パケット59と
を送信するものであり、復号にあたってはこの時刻を示
す情報を用いて、内蔵の時計を強制的にセットすること
となる。従って、受信した暗号解読前のデータを固定デ
ィスクなどの記憶装置に蓄積しておけば、デコード装置
を持ったユーザであれば、蓄積したデータから得られる
鍵、有効期限、及び時刻を示す情報を用いることによ
り、実際には有効期限を過ぎた場合も含み、何度でも再
生することが可能となるという問題点があった。
暗号文送信システムでは、暗号文パケット8と、鍵、有
効期限、及び時刻を示す情報からなる鍵パケット59と
を送信するものであり、復号にあたってはこの時刻を示
す情報を用いて、内蔵の時計を強制的にセットすること
となる。従って、受信した暗号解読前のデータを固定デ
ィスクなどの記憶装置に蓄積しておけば、デコード装置
を持ったユーザであれば、蓄積したデータから得られる
鍵、有効期限、及び時刻を示す情報を用いることによ
り、実際には有効期限を過ぎた場合も含み、何度でも再
生することが可能となるという問題点があった。
【0014】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、暗号データ送受信における時刻情報の管理
によって、上記のように暗号文を蓄積しても、任意に再
生することのできない暗号文伝送システムを提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、暗号データ送受信に
おける位置情報の管理によって、送信されたデータを受
け取るべき復号装置の設置位置以外の場所での再生を防
止することが可能な暗号文伝送システムを提供すること
を目的とする。
ものであり、暗号データ送受信における時刻情報の管理
によって、上記のように暗号文を蓄積しても、任意に再
生することのできない暗号文伝送システムを提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、暗号データ送受信に
おける位置情報の管理によって、送信されたデータを受
け取るべき復号装置の設置位置以外の場所での再生を防
止することが可能な暗号文伝送システムを提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1にかかる暗号文伝送システムは、入力され
たデータを暗号化して暗号文を送信する暗号文送信装置
と、上記暗号文を復号してデータを取得する暗号文復号
装置とが、伝送路を介して接続される暗号文伝送システ
ムにおいて、上記暗号文送信装置は、上記入力されたデ
ータを暗号化して、暗号文データを作成する暗号化部
と、上記暗号化に用いる暗号化鍵と、上記復号装置にお
ける上記暗号化鍵の使用の可否の判定に用いる判別情報
とを作成し、上記作成した暗号化鍵と、上記判別情報と
を関連づけた暗号化鍵データを作成する鍵作成部とを備
え、上記暗号文データと上記暗号化鍵データとをともに
送信するものである。
め、請求項1にかかる暗号文伝送システムは、入力され
たデータを暗号化して暗号文を送信する暗号文送信装置
と、上記暗号文を復号してデータを取得する暗号文復号
装置とが、伝送路を介して接続される暗号文伝送システ
ムにおいて、上記暗号文送信装置は、上記入力されたデ
ータを暗号化して、暗号文データを作成する暗号化部
と、上記暗号化に用いる暗号化鍵と、上記復号装置にお
ける上記暗号化鍵の使用の可否の判定に用いる判別情報
とを作成し、上記作成した暗号化鍵と、上記判別情報と
を関連づけた暗号化鍵データを作成する鍵作成部とを備
え、上記暗号文データと上記暗号化鍵データとをともに
送信するものである。
【0016】また、請求項2にかかる暗号文伝送システ
ムは、入力されたデータを暗号化して暗号文を送信する
暗号文送信装置と、上記暗号文を復号してデータを取得
する暗号文復号装置とが、伝送路を介して接続する暗号
文伝送システムにおいて、上記暗号文復号装置は、送信
された暗号化鍵データを復号して、暗号化鍵と、上記暗
号化鍵の使用の可否の判定に用いる判別情報とを取得
し、上記判別情報を後述する処理判定部に出力し、該処
理判定部より許諾の信号を出力された場合に、上記暗号
化鍵を用いて、送信された暗号文データを復号して平文
データを取得する復号部と、上記復号部から出力された
判別情報を用いて、上記暗号化鍵の使用の可否を判定
し、使用の許諾を示す信号、又は使用の拒絶を示す信号
を上記復号部に出力する処理判定部とを備えたものであ
る。
ムは、入力されたデータを暗号化して暗号文を送信する
暗号文送信装置と、上記暗号文を復号してデータを取得
する暗号文復号装置とが、伝送路を介して接続する暗号
文伝送システムにおいて、上記暗号文復号装置は、送信
された暗号化鍵データを復号して、暗号化鍵と、上記暗
号化鍵の使用の可否の判定に用いる判別情報とを取得
し、上記判別情報を後述する処理判定部に出力し、該処
理判定部より許諾の信号を出力された場合に、上記暗号
化鍵を用いて、送信された暗号文データを復号して平文
データを取得する復号部と、上記復号部から出力された
判別情報を用いて、上記暗号化鍵の使用の可否を判定
し、使用の許諾を示す信号、又は使用の拒絶を示す信号
を上記復号部に出力する処理判定部とを備えたものであ
る。
【0017】また、請求項3にかかる暗号文伝送システ
ムは、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文送信装置の上記鍵作成部は、上記判別情報と
して、上記暗号化鍵の使用されるべき時刻を示す情報で
ある使用時刻情報を作成するものである。
ムは、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文送信装置の上記鍵作成部は、上記判別情報と
して、上記暗号化鍵の使用されるべき時刻を示す情報で
ある使用時刻情報を作成するものである。
【0018】また、請求項4にかかる暗号文伝送システ
ムは、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、現在時刻を示す時計を備え、上
記処理判定部は、上記復号部から出力された使用時刻情
報と、上記時計から得られる現在時刻とを比較すること
によって、暗号化鍵の使用されるべき時刻であるか否か
を判定し、使用されるべき時刻である場合には許諾を示
す信号を、使用されるべき時刻でない場合は拒絶を示す
信号を上記復号部に出力する時刻情報比較部であるもの
である。
ムは、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、現在時刻を示す時計を備え、上
記処理判定部は、上記復号部から出力された使用時刻情
報と、上記時計から得られる現在時刻とを比較すること
によって、暗号化鍵の使用されるべき時刻であるか否か
を判定し、使用されるべき時刻である場合には許諾を示
す信号を、使用されるべき時刻でない場合は拒絶を示す
信号を上記復号部に出力する時刻情報比較部であるもの
である。
【0019】また、請求項5にかかる暗号文伝送システ
ムは、請求項4に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、書き換え可能な不揮発性メモリ
をさらに備え、上記時刻情報比較部は、定期的に、上記
時計から得られる現在時刻の値を上記不揮発性メモリに
記録し、上記判定に際しては、上記記録した時刻と、上
記時計から得られる現在時刻の値とを比較し、上記現在
時刻の値が、記録した時刻の値より大きく、かつ、上記
使用されるべき時刻である場合に、上記許諾を示す信号
を出力するものである。
ムは、請求項4に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、書き換え可能な不揮発性メモリ
をさらに備え、上記時刻情報比較部は、定期的に、上記
時計から得られる現在時刻の値を上記不揮発性メモリに
記録し、上記判定に際しては、上記記録した時刻と、上
記時計から得られる現在時刻の値とを比較し、上記現在
時刻の値が、記録した時刻の値より大きく、かつ、上記
使用されるべき時刻である場合に、上記許諾を示す信号
を出力するものである。
【0020】また、請求項6にかかる暗号文伝送システ
ムは、請求項5に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置の上記時刻情報比較部は、上記不揮
発性メモリへの上記記録にあたり、上記現在時刻の値を
暗号化して記録する時刻情報暗号化部を内包するもので
ある。
ムは、請求項5に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置の上記時刻情報比較部は、上記不揮
発性メモリへの上記記録にあたり、上記現在時刻の値を
暗号化して記録する時刻情報暗号化部を内包するもので
ある。
【0021】また、請求項7にかかる暗号文伝送システ
ムは、請求項4ないし6のいずれかに記載の暗号文伝送
システムにおいて、上記不揮発性メモリは、上記時計、
上記復号部、および上記時刻情報比較部のうち一つ以上
と、同一の半導体部品を構成するものである。
ムは、請求項4ないし6のいずれかに記載の暗号文伝送
システムにおいて、上記不揮発性メモリは、上記時計、
上記復号部、および上記時刻情報比較部のうち一つ以上
と、同一の半導体部品を構成するものである。
【0022】また、請求項8にかかる暗号文伝送システ
ムは、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文送信装置の上記鍵作成部は、上記判別情報と
して、上記暗号文復号装置が設置されている位置を示す
使用位置情報を作成するものである。
ムは、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文送信装置の上記鍵作成部は、上記判別情報と
して、上記暗号文復号装置が設置されている位置を示す
使用位置情報を作成するものである。
【0023】また、請求項9にかかる暗号文伝送システ
ムは、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、当該暗号文復号装置の位置を示
す、装置位置情報を獲得するためのGPS装置を備え、
上記処理判定部は、上記復号部から出力された使用位置
情報と、上記GPS装置から得られる装置位置情報とを
比較することによって、暗号化鍵の使用されるべき位置
であるか否かを判定し、使用されるべき位置である場合
には許諾を示す信号を、使用されるべき位置でない場合
は拒絶を示す信号を上記復号部に出力する位置情報比較
部であるものである。
ムは、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、当該暗号文復号装置の位置を示
す、装置位置情報を獲得するためのGPS装置を備え、
上記処理判定部は、上記復号部から出力された使用位置
情報と、上記GPS装置から得られる装置位置情報とを
比較することによって、暗号化鍵の使用されるべき位置
であるか否かを判定し、使用されるべき位置である場合
には許諾を示す信号を、使用されるべき位置でない場合
は拒絶を示す信号を上記復号部に出力する位置情報比較
部であるものである。
【0024】
実施の形態1.本発明の実施の形態1による暗号文伝送
システムは、暗号化鍵と、その鍵を用いることができる
使用時刻情報とを関連づけて伝送するものである。図1
は、本発明の実施の形態1による暗号文送信装置の構成
を、又、図2は、本実施の形態1による暗号文復号装置
の構成を示すブロック図である。図1において、2は暗
号化部であり、平文のデータに対して、後述する鍵生成
部3が作成する暗号化鍵を用いて変換を行い、暗号化文
データを作成する。3は鍵生成部であり、上記暗号化部
の変換処理に用いる暗号化鍵を作成するとともに、該生
成した暗号化鍵と、現在時刻に基づく使用時刻情報とを
関連づけた暗号化鍵データを作成する。4は時計であ
り、現在時刻を示す。以上の暗号化部2、鍵生成部3、
および時計4は、暗号文送信装置1を構成する。また、
図2において、11は時計であり、現在時刻を示す。1
2は復号部であり、暗号化鍵に対応する復号鍵を用い
て、暗号化されたデータを変換処理し、通常のデータで
ある平文データを取得する。13はタイムスタンプ比較
部であり、時刻に関する情報の比較を行う。以上の時計
11、復号部12、およびタイムスタンプ比較部13は
復号装置20を構成する。
システムは、暗号化鍵と、その鍵を用いることができる
使用時刻情報とを関連づけて伝送するものである。図1
は、本発明の実施の形態1による暗号文送信装置の構成
を、又、図2は、本実施の形態1による暗号文復号装置
の構成を示すブロック図である。図1において、2は暗
号化部であり、平文のデータに対して、後述する鍵生成
部3が作成する暗号化鍵を用いて変換を行い、暗号化文
データを作成する。3は鍵生成部であり、上記暗号化部
の変換処理に用いる暗号化鍵を作成するとともに、該生
成した暗号化鍵と、現在時刻に基づく使用時刻情報とを
関連づけた暗号化鍵データを作成する。4は時計であ
り、現在時刻を示す。以上の暗号化部2、鍵生成部3、
および時計4は、暗号文送信装置1を構成する。また、
図2において、11は時計であり、現在時刻を示す。1
2は復号部であり、暗号化鍵に対応する復号鍵を用い
て、暗号化されたデータを変換処理し、通常のデータで
ある平文データを取得する。13はタイムスタンプ比較
部であり、時刻に関する情報の比較を行う。以上の時計
11、復号部12、およびタイムスタンプ比較部13は
復号装置20を構成する。
【0025】以上のように構成された、本実施の形態1
の暗号文送信装置、及び暗号文復号装置における暗号文
伝送の際の動作を説明する。まず、暗号文送信装置1に
対して、暗号化されるべき平文データ5が入力される。
暗号文送信装置1内では、鍵生成部3が、所定の方式に
従って生成するビット系列を、暗号化の変換処理に用い
る暗号化鍵として暗号化部2に出力する。それとともに
鍵生成部3は、時計4から現在時刻7を取得し、該現在
時刻7と、上記の暗号化鍵とを関連づけた暗号化鍵デー
タを作成する。一方暗号化部2は、鍵生成部3が出力し
た暗号化鍵6を用いて、平文データ5を変換処理するこ
とによって暗号化し、暗号文データを出力する。
の暗号文送信装置、及び暗号文復号装置における暗号文
伝送の際の動作を説明する。まず、暗号文送信装置1に
対して、暗号化されるべき平文データ5が入力される。
暗号文送信装置1内では、鍵生成部3が、所定の方式に
従って生成するビット系列を、暗号化の変換処理に用い
る暗号化鍵として暗号化部2に出力する。それとともに
鍵生成部3は、時計4から現在時刻7を取得し、該現在
時刻7と、上記の暗号化鍵とを関連づけた暗号化鍵デー
タを作成する。一方暗号化部2は、鍵生成部3が出力し
た暗号化鍵6を用いて、平文データ5を変換処理するこ
とによって暗号化し、暗号文データを出力する。
【0026】そして、出力された暗号文データから暗号
文パケット8が、出力された暗号化鍵データから暗号化
鍵パケット9が、いずれも復号装置20に対して、従来
例と同様に伝送路を介して送信される。
文パケット8が、出力された暗号化鍵データから暗号化
鍵パケット9が、いずれも復号装置20に対して、従来
例と同様に伝送路を介して送信される。
【0027】伝送路より、これらのパケットが復号装置
20に入力されると、まず、復号装置20の復号部12
は、暗号化鍵パケット9を処理することにより、使用時
刻情報を取得し、これをタイムスタンプ比較部13に出
力する。タイムスタンプ比較部13は、時計11から現
在時刻情報を取得し、この現在時刻情報と、上記のよう
に復号部12から出力された使用時刻情報とを比較し、
使用時刻情報に基づく所定の範囲内に、現在時刻情報が
該当する場合は「鍵が使用されるべき時刻である」とい
う判断をし、該当しない場合は、「鍵が使用されるべき
時刻でない」という判断をする。そして鍵が使用される
べき時刻であると判断する場合は、許諾の信号を、そう
でない場合は拒絶の信号を復号部12に出力する。
20に入力されると、まず、復号装置20の復号部12
は、暗号化鍵パケット9を処理することにより、使用時
刻情報を取得し、これをタイムスタンプ比較部13に出
力する。タイムスタンプ比較部13は、時計11から現
在時刻情報を取得し、この現在時刻情報と、上記のよう
に復号部12から出力された使用時刻情報とを比較し、
使用時刻情報に基づく所定の範囲内に、現在時刻情報が
該当する場合は「鍵が使用されるべき時刻である」とい
う判断をし、該当しない場合は、「鍵が使用されるべき
時刻でない」という判断をする。そして鍵が使用される
べき時刻であると判断する場合は、許諾の信号を、そう
でない場合は拒絶の信号を復号部12に出力する。
【0028】復号部12は、許諾の信号を出力された場
合は、暗号化鍵パケットから得られた鍵の情報を復号鍵
として用いて、暗号文パケット8から得られる暗号文デ
ータを変換処理することによって、復号データを得る。
一方、拒絶の信号を出力された場合には、復号処理は行
われず、受信データが廃棄されることとなる。
合は、暗号化鍵パケットから得られた鍵の情報を復号鍵
として用いて、暗号文パケット8から得られる暗号文デ
ータを変換処理することによって、復号データを得る。
一方、拒絶の信号を出力された場合には、復号処理は行
われず、受信データが廃棄されることとなる。
【0029】このように、本実施の形態1による暗号文
伝送システムは、暗号化部2、鍵作成部3、及び時計4
とを備えた暗号文送信装置1と、内蔵時計11、復号部
12、及びタイムスタンプ比較部13を備えた暗号文復
号装置20とから構成されるものとしたことで、暗号文
送信装置1において作成した暗号化鍵と、該作成した時
刻とを関連づけた暗号化鍵データを、暗号化鍵パケット
9として送信し、これを受信した復号装置20では、内
蔵時計11から得られる現在時刻と、暗号化鍵パケット
9から得られる時刻の情報とを比較することによって、
タイムスタンプ比較部13が、鍵が使用されるべき時刻
であるか否かを判定し、使用されるべき時刻である場合
にのみ、暗号文パケット8の暗号文データが復号処理さ
れることとなる。従って、従来例に示した暗号文伝送シ
ステムのように、復号装置20の時計11がリセットさ
れることがなく、かりにデータを蓄積した場合にも、復
号処理を行おうとする際の時刻と、該蓄積したデータよ
り取得する使用時刻情報との比較により、復号処理は行
われないこととなる。
伝送システムは、暗号化部2、鍵作成部3、及び時計4
とを備えた暗号文送信装置1と、内蔵時計11、復号部
12、及びタイムスタンプ比較部13を備えた暗号文復
号装置20とから構成されるものとしたことで、暗号文
送信装置1において作成した暗号化鍵と、該作成した時
刻とを関連づけた暗号化鍵データを、暗号化鍵パケット
9として送信し、これを受信した復号装置20では、内
蔵時計11から得られる現在時刻と、暗号化鍵パケット
9から得られる時刻の情報とを比較することによって、
タイムスタンプ比較部13が、鍵が使用されるべき時刻
であるか否かを判定し、使用されるべき時刻である場合
にのみ、暗号文パケット8の暗号文データが復号処理さ
れることとなる。従って、従来例に示した暗号文伝送シ
ステムのように、復号装置20の時計11がリセットさ
れることがなく、かりにデータを蓄積した場合にも、復
号処理を行おうとする際の時刻と、該蓄積したデータよ
り取得する使用時刻情報との比較により、復号処理は行
われないこととなる。
【0030】実施の形態2.本発明の実施の形態2によ
る暗号文伝送システムは、実施の形態1と同様に使用時
刻情報が用いられるものであり、復号装置は現在時刻を
使用時刻情報と比較するにあたり、現在時刻の確認処理
を行うものである。
る暗号文伝送システムは、実施の形態1と同様に使用時
刻情報が用いられるものであり、復号装置は現在時刻を
使用時刻情報と比較するにあたり、現在時刻の確認処理
を行うものである。
【0031】図3は、本実施の形態2による暗号文伝送
システムの構成を示すブロック図である。図において、
暗号文送信装置1は、実施の形態1と同じものであり、
同様に暗号文パケット8と、暗号化鍵パケット9とを送
信する。暗号文復号装置21の14は不揮発性メモリで
あり、電源切断時にも記憶内容を保持し得るメモリであ
る。他は図2と同じであり、説明は実施の形態1と同じ
である。
システムの構成を示すブロック図である。図において、
暗号文送信装置1は、実施の形態1と同じものであり、
同様に暗号文パケット8と、暗号化鍵パケット9とを送
信する。暗号文復号装置21の14は不揮発性メモリで
あり、電源切断時にも記憶内容を保持し得るメモリであ
る。他は図2と同じであり、説明は実施の形態1と同じ
である。
【0032】このように構成される、本実施の形態2に
よる暗号文伝送システムの復号装置21による復号処理
の動作を以下に説明する。本実施の形態2の復号装置2
1は、設定された周期(Tw時間)ごとに内蔵時計11の
値を不揮発性メモリ14に書き込みを行うものである。
書き込まれた時刻を示す情報は、記憶時刻情報として保
持される。
よる暗号文伝送システムの復号装置21による復号処理
の動作を以下に説明する。本実施の形態2の復号装置2
1は、設定された周期(Tw時間)ごとに内蔵時計11の
値を不揮発性メモリ14に書き込みを行うものである。
書き込まれた時刻を示す情報は、記憶時刻情報として保
持される。
【0033】ここで、実施の形態1と同様に、暗号文パ
ケット8と、暗号化鍵パケット9とが復号装置21に入
力されたとする。復号部12は、暗号化鍵パケット9を
処理することにより、使用時刻情報を取得し、これをタ
イムスタンプ比較部13に出力する。
ケット8と、暗号化鍵パケット9とが復号装置21に入
力されたとする。復号部12は、暗号化鍵パケット9を
処理することにより、使用時刻情報を取得し、これをタ
イムスタンプ比較部13に出力する。
【0034】タイムスタンプ比較部13による判定処理
は実施の形態1と異なり、以下のように行われる。ま
ず、第1の比較処理として、タイムスタンプ比較部13
は、不揮発性メモリ14から記憶時刻情報を読み出し、
時計11から取得した現在時刻情報との比較を行う。そ
して、記憶時刻情報が現在時刻情報の値以下の場合は、
記憶時刻情報の値を内蔵時計11の値に書き換え、不正
は無いと判断する。一方、記憶時刻情報の値が、現在時
刻情報の値より大きい場合は、内蔵時計11の示す時刻
に不正があると判断し、後述する第2の比較処理を行う
ことなく、復号部12に対して拒絶の信号を出力するこ
とにより、復号動作を禁止する。
は実施の形態1と異なり、以下のように行われる。ま
ず、第1の比較処理として、タイムスタンプ比較部13
は、不揮発性メモリ14から記憶時刻情報を読み出し、
時計11から取得した現在時刻情報との比較を行う。そ
して、記憶時刻情報が現在時刻情報の値以下の場合は、
記憶時刻情報の値を内蔵時計11の値に書き換え、不正
は無いと判断する。一方、記憶時刻情報の値が、現在時
刻情報の値より大きい場合は、内蔵時計11の示す時刻
に不正があると判断し、後述する第2の比較処理を行う
ことなく、復号部12に対して拒絶の信号を出力するこ
とにより、復号動作を禁止する。
【0035】第1の比較処理において、内蔵時計11の
不正が検出されない場合、第2の比較処理が行われ、実
施の形態1と同様に、使用時刻情報と現在時刻情報とが
比較される。第2の比較の結果、復号又は廃棄処理が行
われる点は、実施の形態1と同様である。
不正が検出されない場合、第2の比較処理が行われ、実
施の形態1と同様に、使用時刻情報と現在時刻情報とが
比較される。第2の比較の結果、復号又は廃棄処理が行
われる点は、実施の形態1と同様である。
【0036】従って、タイムスタンプ比較部13による
比較処理では、第1の比較処理において、内蔵時計11
の不正がなく、かつ、実施の形態1と同様に、使用可能
な時刻であると判定される場合にのみ、許諾の信号が出
力されるものであり、復号部12での暗号文の復号が行
われる。
比較処理では、第1の比較処理において、内蔵時計11
の不正がなく、かつ、実施の形態1と同様に、使用可能
な時刻であると判定される場合にのみ、許諾の信号が出
力されるものであり、復号部12での暗号文の復号が行
われる。
【0037】このように、本実施の形態2による暗号文
伝送システムでは、復号装置21が不揮発性メモリ14
をさらに備えたことで、定期的に内蔵する時計11の示
す時刻を該不揮発性メモリ14に書き込み、復号化の前
には、書き込んだ記憶時刻情報と、内蔵の時計の示す現
在時刻情報とを比較することで、時計11の改竄を検出
する。従って、従来の技術による暗号文送信システム
や、実施の形態1のシステムではすることのできない、
時計11の改竄による不正デコード動作の防止をするこ
とが可能となる。
伝送システムでは、復号装置21が不揮発性メモリ14
をさらに備えたことで、定期的に内蔵する時計11の示
す時刻を該不揮発性メモリ14に書き込み、復号化の前
には、書き込んだ記憶時刻情報と、内蔵の時計の示す現
在時刻情報とを比較することで、時計11の改竄を検出
する。従って、従来の技術による暗号文送信システム
や、実施の形態1のシステムではすることのできない、
時計11の改竄による不正デコード動作の防止をするこ
とが可能となる。
【0038】実施の形態3.本発明の実施の形態3によ
る暗号文伝送システムは、実施の形態2と同様、復号装
置が、現在時刻の確認処理を行うものである。図4は、
本実施の形態3による暗号文伝送システムの構成を示す
ブロック図である。図において、暗号文送信装置1は、
実施の形態1と同じものであり、同様に暗号文パケット
8と、暗号化鍵パケット9とを送信する。暗号文復号装
置21’では、不揮発性メモリ14と時計11とが、同
一チップ16上にあること以外は、実施の形態2と同じ
である。そして、本実施の形態3の復号装置21’の動
作も又、実施の形態2と同じである。
る暗号文伝送システムは、実施の形態2と同様、復号装
置が、現在時刻の確認処理を行うものである。図4は、
本実施の形態3による暗号文伝送システムの構成を示す
ブロック図である。図において、暗号文送信装置1は、
実施の形態1と同じものであり、同様に暗号文パケット
8と、暗号化鍵パケット9とを送信する。暗号文復号装
置21’では、不揮発性メモリ14と時計11とが、同
一チップ16上にあること以外は、実施の形態2と同じ
である。そして、本実施の形態3の復号装置21’の動
作も又、実施の形態2と同じである。
【0039】このように、本実施の形態3による暗号文
伝送システムでは、不揮発性メモリ14と内蔵時計11
を同一のチップ16内におくものとする構成によって、
外部からの不揮発性メモリ14内に記憶された情報の書
き換えをなすことを防止し、実施の形態2よりも有効な
不正の防止が可能となる。
伝送システムでは、不揮発性メモリ14と内蔵時計11
を同一のチップ16内におくものとする構成によって、
外部からの不揮発性メモリ14内に記憶された情報の書
き換えをなすことを防止し、実施の形態2よりも有効な
不正の防止が可能となる。
【0040】実施の形態4.本発明の実施の形態4によ
る暗号文伝送システムは、実施の形態2と同様、復号装
置が、現在時刻の確認処理を行うものである。図5は、
本実施の形態4による暗号文伝送システムの構成を示す
ブロック図である。図において、暗号文送信装置1は、
実施の形態1と同じものであり、同様に暗号文パケット
8と、暗号化鍵パケット9とを送信する。暗号文復号装
置22の15は時刻暗号化部であり、内蔵の時計11か
ら取得する現在の時刻を暗号化した上で、暗号化記憶時
刻情報として不揮発性メモリ14に書き込む。他は図3
と同じであり、説明は実施の形態2と同じである。ま
た、本実施の形態4の復号装置22の動作は、不揮発性
メモリ14に書き込まれる時刻情報が暗号化されたもの
である点を除いては、実施の形態2と同じである。
る暗号文伝送システムは、実施の形態2と同様、復号装
置が、現在時刻の確認処理を行うものである。図5は、
本実施の形態4による暗号文伝送システムの構成を示す
ブロック図である。図において、暗号文送信装置1は、
実施の形態1と同じものであり、同様に暗号文パケット
8と、暗号化鍵パケット9とを送信する。暗号文復号装
置22の15は時刻暗号化部であり、内蔵の時計11か
ら取得する現在の時刻を暗号化した上で、暗号化記憶時
刻情報として不揮発性メモリ14に書き込む。他は図3
と同じであり、説明は実施の形態2と同じである。ま
た、本実施の形態4の復号装置22の動作は、不揮発性
メモリ14に書き込まれる時刻情報が暗号化されたもの
である点を除いては、実施の形態2と同じである。
【0041】このように、本実施の形態4による暗号文
伝送システムでは、復号装置22が時刻暗号化部15を
備えたものとしたことで、不揮発性メモリ14に不揮発
性メモリ14内に記憶された情報を暗号化されたものと
することで、外部からの書き換えをなすことを防止し、
実施の形態3と同様に、有効な不正の防止が可能とな
る。
伝送システムでは、復号装置22が時刻暗号化部15を
備えたものとしたことで、不揮発性メモリ14に不揮発
性メモリ14内に記憶された情報を暗号化されたものと
することで、外部からの書き換えをなすことを防止し、
実施の形態3と同様に、有効な不正の防止が可能とな
る。
【0042】実施の形態5.本発明の実施の形態5によ
る暗号文伝送システムは、暗号化鍵と、その鍵を用いる
ことができる使用位置情報とを関連づけて伝送するもの
である。図6は、本発明の実施の形態5による暗号文送
信装置の構成を、又、図7は、本実施の形態5による暗
号文復号装置の構成を示すブロック図である。本実施の
形態5の暗号文伝送システムは、暗号文送信装置31
と、暗号文復号装置24とから構成される。図6におい
て、10は受信位置データベースであり、暗号化された
データを受信すべき復号装置の設置位置についての情報
を記憶するデータベースである。図7において、11’
は内蔵GPSであり、GPS衛星からの電波信号による
情報に基づいて、現在の緯度と経度を算出する。13’
は位置情報比較部であり、位置に関する情報の比較を行
う。他は図1〜2と同じであり、説明は実施の形態1と
同じである。
る暗号文伝送システムは、暗号化鍵と、その鍵を用いる
ことができる使用位置情報とを関連づけて伝送するもの
である。図6は、本発明の実施の形態5による暗号文送
信装置の構成を、又、図7は、本実施の形態5による暗
号文復号装置の構成を示すブロック図である。本実施の
形態5の暗号文伝送システムは、暗号文送信装置31
と、暗号文復号装置24とから構成される。図6におい
て、10は受信位置データベースであり、暗号化された
データを受信すべき復号装置の設置位置についての情報
を記憶するデータベースである。図7において、11’
は内蔵GPSであり、GPS衛星からの電波信号による
情報に基づいて、現在の緯度と経度を算出する。13’
は位置情報比較部であり、位置に関する情報の比較を行
う。他は図1〜2と同じであり、説明は実施の形態1と
同じである。
【0043】以上のように構成された、本実施の形態5
の暗号文送信装置、及び暗号文復号装置における暗号文
伝送の際の動作を説明する。まず、暗号文送信装置31
に対して、暗号化されるべき平文データ5が入力され
る。暗号文送信装置1内では、鍵生成部3が、あるビッ
ト系列を生成し、これを暗号化の変換処理に用いる暗号
化鍵として暗号化部2に出力する。それとともに鍵生成
部3は、受信位置データベース10から送信すべき相手
である受信装置の設置位置に関する使用位置情報7’を
取得し、使用位置情報7’と、上記の暗号化鍵とを関連
づけた暗号化鍵データを作成する。一方暗号化部2は、
鍵生成部3が出力した暗号化鍵を用いて、平文データ5
を変換処理することによって暗号化し、暗号文データを
出力する。
の暗号文送信装置、及び暗号文復号装置における暗号文
伝送の際の動作を説明する。まず、暗号文送信装置31
に対して、暗号化されるべき平文データ5が入力され
る。暗号文送信装置1内では、鍵生成部3が、あるビッ
ト系列を生成し、これを暗号化の変換処理に用いる暗号
化鍵として暗号化部2に出力する。それとともに鍵生成
部3は、受信位置データベース10から送信すべき相手
である受信装置の設置位置に関する使用位置情報7’を
取得し、使用位置情報7’と、上記の暗号化鍵とを関連
づけた暗号化鍵データを作成する。一方暗号化部2は、
鍵生成部3が出力した暗号化鍵を用いて、平文データ5
を変換処理することによって暗号化し、暗号文データを
出力する。
【0044】そして、出力された暗号文データから暗号
文パケット8が、出力された暗号化鍵データから暗号化
鍵パケット9’が、いずれも復号装置24に対して、従
来例と同様に伝送路を介して送信される。
文パケット8が、出力された暗号化鍵データから暗号化
鍵パケット9’が、いずれも復号装置24に対して、従
来例と同様に伝送路を介して送信される。
【0045】伝送路より、これらのパケットが復号装置
24に入力されると、まず、復号装置24の復号部12
は、暗号化鍵パケット9’を処理することにより、使用
位置情報を取得し、これを位置情報比較部13’に出力
する。位置情報比較部13’は、内蔵GPS11’から
現在位置情報を取得し、この現在位置情報と、上記のよ
うに復号部12から出力された使用位置情報とを比較
し、使用位置情報に基づく所定の範囲内に、現在位置情
報が該当する場合は「鍵が使用されるべき位置である」
という判断をし、該当しない場合は、「鍵が使用される
べき位置でない」という判断をする。そして鍵が使用さ
れるべき位置であると判断する場合は、許諾の信号を、
そうでない場合は拒絶の信号を復号部12に出力する。
24に入力されると、まず、復号装置24の復号部12
は、暗号化鍵パケット9’を処理することにより、使用
位置情報を取得し、これを位置情報比較部13’に出力
する。位置情報比較部13’は、内蔵GPS11’から
現在位置情報を取得し、この現在位置情報と、上記のよ
うに復号部12から出力された使用位置情報とを比較
し、使用位置情報に基づく所定の範囲内に、現在位置情
報が該当する場合は「鍵が使用されるべき位置である」
という判断をし、該当しない場合は、「鍵が使用される
べき位置でない」という判断をする。そして鍵が使用さ
れるべき位置であると判断する場合は、許諾の信号を、
そうでない場合は拒絶の信号を復号部12に出力する。
【0046】復号部12は、許諾の信号を出力された場
合は、暗号化鍵パケットから得られた鍵の情報を復号鍵
として用いて、暗号文パケット8から得られる暗号文デ
ータを変換処理することによって、復号データを得る。
一方、拒絶の信号を出力された場合には、復号処理は行
われず、受信データが廃棄されることとなる。
合は、暗号化鍵パケットから得られた鍵の情報を復号鍵
として用いて、暗号文パケット8から得られる暗号文デ
ータを変換処理することによって、復号データを得る。
一方、拒絶の信号を出力された場合には、復号処理は行
われず、受信データが廃棄されることとなる。
【0047】このように、本実施の形態5による暗号文
伝送システムは、暗号化部2、鍵作成部3、及び受信位
置データベース10を備えた暗号文送信装置31と、内
蔵GPS11’、復号部12、及び位置情報比較部1
3’を備えた暗号文復号装置24とから構成されるもの
としたことで、暗号文送信装置31において作成した暗
号化鍵と、受信されるべき位置とを関連づけた暗号化鍵
データを、暗号化鍵パケット9’として送信し、これを
受信した復号装置24では、内蔵GPS11’から得ら
れる現在位置と、暗号化鍵パケット9’から得られる使
用すべき位置の情報とを比較することによって、位置情
報比較部13’が、鍵が使用されるべき位置であるか否
かを判定し、使用されるべき位置である場合にのみ、暗
号文パケット8の暗号文データが復号処理されることと
なる。従って、全データを蓄積して別の場所で受信装置
に入力しても復号できなくすることができるので、不正
な傍受を防ぐことができる。
伝送システムは、暗号化部2、鍵作成部3、及び受信位
置データベース10を備えた暗号文送信装置31と、内
蔵GPS11’、復号部12、及び位置情報比較部1
3’を備えた暗号文復号装置24とから構成されるもの
としたことで、暗号文送信装置31において作成した暗
号化鍵と、受信されるべき位置とを関連づけた暗号化鍵
データを、暗号化鍵パケット9’として送信し、これを
受信した復号装置24では、内蔵GPS11’から得ら
れる現在位置と、暗号化鍵パケット9’から得られる使
用すべき位置の情報とを比較することによって、位置情
報比較部13’が、鍵が使用されるべき位置であるか否
かを判定し、使用されるべき位置である場合にのみ、暗
号文パケット8の暗号文データが復号処理されることと
なる。従って、全データを蓄積して別の場所で受信装置
に入力しても復号できなくすることができるので、不正
な傍受を防ぐことができる。
【0048】実施の形態6.本発明の実施の形態6によ
る暗号文伝送システムは、復号装置がバスを有する構成
としたものである。図8は、本実施の形態6による暗号
文伝送システムの構成を示すブロック図である。図にお
いて、暗号文送信装置1は、実施の形態1と同じもので
あり、同様のパケットを送信する。復号装置23の17
はバスであり、装置の各部分が信号をやりとりするため
の、共通の信号路である。18はIF(インタフェイ
ス)であり、装置の外部とのデータの授受を制御する。
19はCPUであり、数値演算や装置各部の機能の制御
を行う。11〜13は実施の形態2と、14は実施の形
態3と、15は実施の形態4と同様である。
る暗号文伝送システムは、復号装置がバスを有する構成
としたものである。図8は、本実施の形態6による暗号
文伝送システムの構成を示すブロック図である。図にお
いて、暗号文送信装置1は、実施の形態1と同じもので
あり、同様のパケットを送信する。復号装置23の17
はバスであり、装置の各部分が信号をやりとりするため
の、共通の信号路である。18はIF(インタフェイ
ス)であり、装置の外部とのデータの授受を制御する。
19はCPUであり、数値演算や装置各部の機能の制御
を行う。11〜13は実施の形態2と、14は実施の形
態3と、15は実施の形態4と同様である。
【0049】このように構成される本実施の形態6によ
る復号装置23では、送信装置1から伝送されたデータ
がIF18を通して入力され、11〜15が、CPU1
9の制御のもとに、バス17によってデータのやりとり
を行うことにより、実施の形態1〜4の復号装置と同様
に動作することとなる。
る復号装置23では、送信装置1から伝送されたデータ
がIF18を通して入力され、11〜15が、CPU1
9の制御のもとに、バス17によってデータのやりとり
を行うことにより、実施の形態1〜4の復号装置と同様
に動作することとなる。
【0050】本実施の形態6による暗号文伝送システム
では、復号装置23が、バス17、IF18、及びCP
U19を備えたものとしたことで、汎用的な構成によ
り、暗号化されたデータの復号処理をすることを可能と
する。
では、復号装置23が、バス17、IF18、及びCP
U19を備えたものとしたことで、汎用的な構成によ
り、暗号化されたデータの復号処理をすることを可能と
する。
【0051】なお、本実施の形態6では、時計11とタ
イムスタンプ比較部13とを備えたものとしたことで、
実施の形態1〜4の復号装置を実現するものであるが、
内蔵GPSと、位置情報比較部とを備えたものとするこ
とで、実施の形態5の復号装置を実現することも可能で
ある。
イムスタンプ比較部13とを備えたものとしたことで、
実施の形態1〜4の復号装置を実現するものであるが、
内蔵GPSと、位置情報比較部とを備えたものとするこ
とで、実施の形態5の復号装置を実現することも可能で
ある。
【0052】
【発明の効果】請求項1の暗号文伝送システムによれ
ば、入力されたデータを暗号化して暗号文を送信する暗
号文送信装置と、上記暗号文を復号してデータを取得す
る暗号文復号装置とが、伝送路を介して接続する暗号文
伝送システムにおいて、上記暗号文送信装置は、上記入
力されたデータを暗号化して、暗号文データを作成する
暗号化部と、上記暗号化に用いる暗号化鍵と、上記復号
装置における上記暗号化鍵の使用の可否の判定に用いる
判別情報とを作成し、上記作成した暗号化鍵と、上記判
別情報とを関連づけた暗号化鍵データを作成する鍵作成
部とを備え、上記暗号文データと上記暗号化鍵データと
をともに送信するものとしたことで、復号装置が暗号化
鍵の使用の可否の判定に判別情報を用いることを可能と
する。
ば、入力されたデータを暗号化して暗号文を送信する暗
号文送信装置と、上記暗号文を復号してデータを取得す
る暗号文復号装置とが、伝送路を介して接続する暗号文
伝送システムにおいて、上記暗号文送信装置は、上記入
力されたデータを暗号化して、暗号文データを作成する
暗号化部と、上記暗号化に用いる暗号化鍵と、上記復号
装置における上記暗号化鍵の使用の可否の判定に用いる
判別情報とを作成し、上記作成した暗号化鍵と、上記判
別情報とを関連づけた暗号化鍵データを作成する鍵作成
部とを備え、上記暗号文データと上記暗号化鍵データと
をともに送信するものとしたことで、復号装置が暗号化
鍵の使用の可否の判定に判別情報を用いることを可能と
する。
【0053】また、請求項2の暗号文伝送システムによ
れば、入力されたデータを暗号化して暗号文を送信する
暗号文送信装置と、上記暗号文を復号してデータを取得
する暗号文復号装置とが、伝送路を介して接続する暗号
文伝送システムにおいて、上記暗号文復号装置は、送信
された暗号化鍵データを復号して、暗号化鍵と、上記暗
号化鍵の使用の可否の判定に用いる判別情報とを取得
し、上記判別情報を後述する処理判定部に出力し、該処
理判定部より許諾の信号を出力された場合に、上記暗号
化鍵を用いて、送信された暗号文データを復号して平文
データを取得する復号部と、上記復号部から出力された
判別情報を用いて、上記暗号化鍵の使用の可否を判定
し、使用の許諾を示す信号、又は使用の拒絶を示す信号
を上記復号部に出力する処理判定部とを備えたものとし
たことで、判別情報を用いた判定を行うことにより、不
正な復号処理を防止することが可能となる。
れば、入力されたデータを暗号化して暗号文を送信する
暗号文送信装置と、上記暗号文を復号してデータを取得
する暗号文復号装置とが、伝送路を介して接続する暗号
文伝送システムにおいて、上記暗号文復号装置は、送信
された暗号化鍵データを復号して、暗号化鍵と、上記暗
号化鍵の使用の可否の判定に用いる判別情報とを取得
し、上記判別情報を後述する処理判定部に出力し、該処
理判定部より許諾の信号を出力された場合に、上記暗号
化鍵を用いて、送信された暗号文データを復号して平文
データを取得する復号部と、上記復号部から出力された
判別情報を用いて、上記暗号化鍵の使用の可否を判定
し、使用の許諾を示す信号、又は使用の拒絶を示す信号
を上記復号部に出力する処理判定部とを備えたものとし
たことで、判別情報を用いた判定を行うことにより、不
正な復号処理を防止することが可能となる。
【0054】また、請求項3の暗号文伝送システムによ
れば、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文送信装置の上記鍵作成部は、上記判別情報と
して、上記暗号化鍵の使用されるべき時刻を示す情報で
ある使用時刻情報を作成するものとしたことで、判別情
報として時刻を用いることを可能とする。
れば、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文送信装置の上記鍵作成部は、上記判別情報と
して、上記暗号化鍵の使用されるべき時刻を示す情報で
ある使用時刻情報を作成するものとしたことで、判別情
報として時刻を用いることを可能とする。
【0055】また、請求項4の暗号文伝送システムによ
れば、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、現在時刻を示す時計を備え、上
記処理判定部は、上記復号部から出力された使用時刻情
報と、上記時計から得られる現在時刻とを比較すること
によって、暗号化鍵の使用されるべき時刻であるか否か
を判定し、使用されるべき時刻である場合には許諾を示
す信号を、使用されるべき時刻でない場合は拒絶を示す
信号を上記復号部に出力する時刻情報比較部であるもの
としたことで、鍵が用いられるべき期間以外における復
号化処理を防止することが可能となる。
れば、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、現在時刻を示す時計を備え、上
記処理判定部は、上記復号部から出力された使用時刻情
報と、上記時計から得られる現在時刻とを比較すること
によって、暗号化鍵の使用されるべき時刻であるか否か
を判定し、使用されるべき時刻である場合には許諾を示
す信号を、使用されるべき時刻でない場合は拒絶を示す
信号を上記復号部に出力する時刻情報比較部であるもの
としたことで、鍵が用いられるべき期間以外における復
号化処理を防止することが可能となる。
【0056】また、請求項5の暗号文伝送システムによ
れば、請求項4に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、書き換え可能な不揮発性メモリ
をさらに備え、上記時刻情報比較部は、定期的に、上記
時計から得られる現在時刻の値を上記不揮発性メモリに
記録し、上記判定に際しては、上記記録した時刻と、上
記時計から得られる現在時刻の値とを比較し、上記現在
時刻の値が、記録した時刻の値より大きく、かつ、上記
使用されるべき時刻である場合に、上記許諾を示す信号
を出力するものとしたことで、内蔵時計の改竄を検出す
ることができ、蓄積データを用いての不正な復号処理を
防止することが可能となる。
れば、請求項4に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、書き換え可能な不揮発性メモリ
をさらに備え、上記時刻情報比較部は、定期的に、上記
時計から得られる現在時刻の値を上記不揮発性メモリに
記録し、上記判定に際しては、上記記録した時刻と、上
記時計から得られる現在時刻の値とを比較し、上記現在
時刻の値が、記録した時刻の値より大きく、かつ、上記
使用されるべき時刻である場合に、上記許諾を示す信号
を出力するものとしたことで、内蔵時計の改竄を検出す
ることができ、蓄積データを用いての不正な復号処理を
防止することが可能となる。
【0057】また、請求項6の暗号文伝送システムによ
れば、請求項5に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置の上記時刻情報比較部は、上記不揮
発性メモリへの上記記録にあたり、上記現在時刻の値を
暗号化して記録する時刻情報暗号化部を内包するものと
したことで、内蔵時計の改竄を検出でき、該検出にあた
っての不揮発性メモリに記録された内容の改竄をも防止
し得るので、蓄積データを用いての不正な復号処理の防
止の実効を図れる。
れば、請求項5に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置の上記時刻情報比較部は、上記不揮
発性メモリへの上記記録にあたり、上記現在時刻の値を
暗号化して記録する時刻情報暗号化部を内包するものと
したことで、内蔵時計の改竄を検出でき、該検出にあた
っての不揮発性メモリに記録された内容の改竄をも防止
し得るので、蓄積データを用いての不正な復号処理の防
止の実効を図れる。
【0058】また、請求項7の暗号文伝送システムによ
れば、請求項4ないし6のいずれかに記載の暗号文伝送
システムにおいて、上記不揮発性メモリは、上記時計、
上記復号部、および上記時刻情報比較部のうち一つ以上
と、同一の半導体部品を構成するものとしたことで、外
部から直接不揮発性メモリにアクセスすることを防止す
ることによって、不揮発性メモリ内のデータの改竄を防
ぎ、蓄積データを用いての不正な復号処理の防止の実効
を図れる。
れば、請求項4ないし6のいずれかに記載の暗号文伝送
システムにおいて、上記不揮発性メモリは、上記時計、
上記復号部、および上記時刻情報比較部のうち一つ以上
と、同一の半導体部品を構成するものとしたことで、外
部から直接不揮発性メモリにアクセスすることを防止す
ることによって、不揮発性メモリ内のデータの改竄を防
ぎ、蓄積データを用いての不正な復号処理の防止の実効
を図れる。
【0059】また、請求項8の暗号文伝送システムによ
れば、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文送信装置の上記鍵作成部は、上記判別情報と
して、上記暗号文復号装置が設置されている位置を示す
使用位置情報を作成するものとしたことで、判別情報と
して位置を示す情報を用いることを可能とする。
れば、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文送信装置の上記鍵作成部は、上記判別情報と
して、上記暗号文復号装置が設置されている位置を示す
使用位置情報を作成するものとしたことで、判別情報と
して位置を示す情報を用いることを可能とする。
【0060】また、請求項9の暗号文伝送システムによ
れば、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、当該暗号文復号装置の位置を示
す、装置位置情報を獲得するためのGPS装置を備え、
上記処理判定部は、上記復号部から出力された使用位置
情報と、上記GPS装置から得られる装置位置情報とを
比較することによって、暗号化鍵の使用されるべき位置
であるか否かを判定し、使用されるべき位置である場合
には許諾を示す信号を、使用されるべき位置でない場合
は拒絶を示す信号を上記復号部に出力する位置情報比較
部であるものとしたことで、鍵が用いられるべき地域以
外における復号化処理を防止することが可能となる。
れば、請求項1に記載の暗号文伝送システムにおいて、
上記暗号文復号装置は、当該暗号文復号装置の位置を示
す、装置位置情報を獲得するためのGPS装置を備え、
上記処理判定部は、上記復号部から出力された使用位置
情報と、上記GPS装置から得られる装置位置情報とを
比較することによって、暗号化鍵の使用されるべき位置
であるか否かを判定し、使用されるべき位置である場合
には許諾を示す信号を、使用されるべき位置でない場合
は拒絶を示す信号を上記復号部に出力する位置情報比較
部であるものとしたことで、鍵が用いられるべき地域以
外における復号化処理を防止することが可能となる。
【図1】本発明の実施の形態1による暗号文送信装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1による暗号文復号装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態2による暗号文復号装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態3による暗号文復号装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態4による暗号文復号装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態5による暗号文送信装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態5による暗号文復号装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態6による暗号文復号装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図9】従来の技術による暗号文送信装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図10】従来の技術による暗号文送信装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1,31,51 暗号文送信装置 2 暗号化部 3 鍵生成部 4 時計 5 平文 6 鍵 7 時刻情報 7’位置情報 8 暗号文データパケット 9,9’ 暗号化鍵データパケット 59 暗号化鍵パケット 20,21,21’,22,23,24,52 暗号文
復号装置 11 内蔵時計 11’内蔵GPS 12 復号部 13,63 タイムスタンプ比較部 14 不揮発性メモリ 15 時刻暗号化部 16 時計及び不揮発性メモリ内蔵チップ 17 バス 18 インタフェース 19 CPU
復号装置 11 内蔵時計 11’内蔵GPS 12 復号部 13,63 タイムスタンプ比較部 14 不揮発性メモリ 15 時刻暗号化部 16 時計及び不揮発性メモリ内蔵チップ 17 バス 18 インタフェース 19 CPU
Claims (9)
- 【請求項1】 入力されたデータを暗号化して暗号文を
送信する暗号文送信装置と、上記暗号文を復号してデー
タを取得する暗号文復号装置とが、伝送路を介して接続
される暗号文伝送システムにおいて、 上記暗号文送信装置は、 上記入力されたデータを暗号化して、暗号文データを作
成する暗号化部と、 上記暗号化に用いる暗号化鍵と、上記復号装置における
上記暗号化鍵の使用の可否の判定に用いる判別情報とを
作成し、 上記作成した暗号化鍵と、上記判別情報とを関連づけた
暗号化鍵データを作成する鍵作成部とを備え、 上記暗号文データと上記暗号化鍵データとをともに送信
することを特徴とする暗号文伝送システム。 - 【請求項2】 入力されたデータを暗号化して暗号文を
送信する暗号文送信装置と、上記暗号文を復号してデー
タを取得する暗号文復号装置とが、伝送路を介して接続
する暗号文伝送システムにおいて、 上記暗号文復号装置は、 送信された暗号化鍵データを復号して、暗号化鍵と、上
記暗号化鍵の使用の可否の判定に用いる判別情報とを取
得し、上記判別情報を後述する処理判定部に出力し、該
処理判定部より許諾の信号を出力された場合に、上記暗
号化鍵を用いて、送信された暗号文データを復号して平
文データを取得する復号部と、 上記復号部から出力された判別情報を用いて、上記暗号
化鍵の使用の可否を判定し、使用の許諾を示す信号、又
は使用の拒絶を示す信号を上記復号部に出力する処理判
定部とを備えたことを特徴とする暗号文伝送システム。 - 【請求項3】 請求項1に記載の暗号文伝送システムに
おいて、 上記暗号文送信装置の上記鍵作成部は、 上記判別情報として、上記暗号化鍵の使用されるべき時
刻を示す情報である使用時刻情報を作成するものである
ことを特徴とする暗号文伝送システム。 - 【請求項4】 請求項1に記載の暗号文伝送システムに
おいて、 上記暗号文復号装置は、 現在時刻を示す時計を備え、 上記処理判定部は、 上記復号部から出力された使用時刻情報と、上記時計か
ら得られる現在時刻とを比較することによって、暗号化
鍵の使用されるべき時刻であるか否かを判定し、使用さ
れるべき時刻である場合には許諾を示す信号を、使用さ
れるべき時刻でない場合は拒絶を示す信号を上記復号部
に出力する時刻情報比較部であることを特徴とする暗号
文伝送システム。 - 【請求項5】 請求項4に記載の暗号文伝送システムに
おいて、 上記暗号文復号装置は、 書き換え可能な不揮発性メモリをさらに備え、 上記時刻情報比較部は、 定期的に、上記時計から得られる現在時刻の値を上記不
揮発性メモリに記録し、上記判定に際しては、上記記録
した時刻と、上記時計から得られる現在時刻の値とを比
較し、上記現在時刻の値が、記録した時刻の値より大き
く、かつ、上記使用されるべき時刻である場合に、上記
許諾を示す信号を出力するものであることを特徴とする
暗号文伝送システム。 - 【請求項6】 請求項5に記載の暗号文伝送システムに
おいて、 上記暗号文復号装置の上記時刻情報比較部は、 上記不揮発性メモリへの上記記録にあたり、上記現在時
刻の値を暗号化して記録する時刻情報暗号化部を内包す
るものであることを特徴とする暗号文伝送システム。 - 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれかに記載の暗
号文伝送システムにおいて、 上記不揮発性メモリは、上記時計、上記復号部、および
上記時刻情報比較部のうち一つ以上と、同一の半導体部
品を構成するものであることを特徴とする暗号文伝送シ
ステム。 - 【請求項8】 請求項1に記載の暗号文伝送システムに
おいて、 上記暗号文送信装置の上記鍵作成部は、 上記判別情報として、上記暗号文復号装置が設置されて
いる位置を示す使用位置情報を作成するものであること
を特徴とする暗号文伝送システム。 - 【請求項9】 請求項1に記載の暗号文伝送システムに
おいて、 上記暗号文復号装置は、 当該暗号文復号装置の位置を示す、装置位置情報を獲得
するためのGPS装置を備え、 上記処理判定部は、 上記復号部から出力された使用位置情報と、上記GPS
装置から得られる装置位置情報とを比較することによっ
て、暗号化鍵の使用されるべき位置であるか否かを判定
し、使用されるべき位置である場合には許諾を示す信号
を、使用されるべき位置でない場合は拒絶を示す信号を
上記復号部に出力する位置情報比較部であることを特徴
とする暗号文伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9152112A JPH10341212A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 暗号文伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9152112A JPH10341212A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 暗号文伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10341212A true JPH10341212A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15533327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9152112A Pending JPH10341212A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 暗号文伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10341212A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-06-10 JP JP9152112A patent/JPH10341212A/ja active Pending
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