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JPH10338664A - ニトリル及び第2級アミンからの第3級アミンの製造 - Google Patents

ニトリル及び第2級アミンからの第3級アミンの製造

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Publication number
JPH10338664A
JPH10338664A JP10088668A JP8866898A JPH10338664A JP H10338664 A JPH10338664 A JP H10338664A JP 10088668 A JP10088668 A JP 10088668A JP 8866898 A JP8866898 A JP 8866898A JP H10338664 A JPH10338664 A JP H10338664A
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weight
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catalyst
amine
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JP10088668A
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Eberhard Dr Fuchs
エーバーハルト、フクス
Rainer Becker
ライナー、ベッカー
Boris Dr Breitscheidel
ボリス、ブライトシャイデル
Horst Dr Neuhauser
ホルスト、ノイハウザー
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BASF SE
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BASF SE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B43/00Formation or introduction of functional groups containing nitrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C213/00Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C213/02Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton by reactions involving the formation of amino groups from compounds containing hydroxy groups or etherified or esterified hydroxy groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/44Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of carboxylic acids or esters thereof in presence of ammonia or amines, or by reduction of nitriles, carboxylic acid amides, imines or imino-ethers
    • C07C209/48Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of carboxylic acids or esters thereof in presence of ammonia or amines, or by reduction of nitriles, carboxylic acid amides, imines or imino-ethers by reduction of nitriles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】現行法に比較して優れた操業時間を有するパラ
ジウム触媒の存在下で、第2級アミン及び水素とのニト
リルの反応により、第3級アミンを製造する方法を提供
する。 【解決手段】 一般式(II)で表わされるニトリル
を、一般式(III)で表わされる第2級アミンと、水
素とを、パラジウム触媒の存在下に反応させることを特
徴とする一般式(I)で表わされるアミンの製造方法で
ある。 X(−CH−NR (I) (RN−CH−)n−mX(−CN)
(II) HNR (III) (R及びRが、好ましくはメチル基であり、Xが好
ましくは1,4ブチレンであり、またnが好ましくは2
である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ニトリルと第2級アミンとか
ら、パラジウム触媒上で第3級アミンを製造する方法に
関する。
【0002】ニトリルと第2級アミンとから、ある種の
パラジウム触媒上で第3級アミンを製造する方法は、公
知である。
【0003】DE−A−4 239 782には、ジニ
トリルを第2級アミンと反応させることにより、ジアミ
ンを製造する方法を記載している。特にアジポニトリル
をジエチルアミン及び水素とパラジウム触媒の存在下で
反応させて、テトラメチルヘキサメチレンジアミンを生
成している。用いた触媒は、Al上4%のPd、
20%のCaOを有するAl上0.5%のPd、
20%のMgOを有するAl上1%のPd、及び
Al上0.5%のPdと5%のPrである。
【0004】DE−A−4 407 466には、ペル
アルキル化した(peralkylated)アミンを
製造する方法を記載している。ペルアルキル化したアミ
ンは、ニトリルを第2級アミン及び水素とパラジウム触
媒の存在下で反応させることによって得られる。特に3
−ジメチルアミノプロピオニトリルとジメチルアミンと
を反応させて、テトラメチルプロピレンジアミンを生成
し、3−ヒドロキシプロピオニトリルとジメチルアミン
とを反応させて、3−ジメチルアミノプロパノールを生
成し、かつ、ピペラジンをアセトニトリルと反応させ
て、N−エチルピペラジンを生成する。用いた触媒は、
20重量%のCaOを有するAl上0.5重量%
のPd、Al上0.5重量%のPd及び5重量%
のPrあるいはAl上0.5重量%のPdであ
る。
【0005】旧来の触媒は、有る種の応用には、選択
性、転化率及び操業時間に関して改良を必要とする。
erveny,Studies in surface
scienceand catalysis 27
(1986),105 to 144,は白金触媒の存
在下でのニトリルから第3級アミンの製造に関して、触
媒表面への第3級アミンの強度な吸着によって転化率は
一般に不完全である、と述べている。
【0006】本発明の目的は、現行法に比較して優れた
操業時間を有するパラジウム触媒の存在下で、第2級ア
ミン及び水素とのニトリルの反応により、第3級アミン
を製造する方法を提供することにある。
【0007】この目的は、一般式(I)で表わされ、か
つ、 X(−CH−NR (I) R及びRは、単独に、C1〜200のアルキル基、
3〜8のシクロアルキル基、C4〜20のアルキルシ
クロアルキル基、C4〜20のシクロアルキルアルキル
基、C2〜20のアルコキシアルキル基、アリール基、
7〜20のアルキルアリール基、C7〜20のアラル
キル基、C2〜8のヒドロキシアルキル基、C2〜8
メルカプトアルキル基、C8〜20のアリールオキシア
ルキル基であるか、又は無置換か、あるいはC1〜4
アルキル基で一置換、二置換もしくは三置換の、飽和
か、あるいは不飽和で酸素原子の介在する、あるいは介
在しないC2〜6のアルキレン鎖を一緒に形成し、X
は、無置換か、またはC1〜20のアルキル基、C
3〜8のシクロアルキル基、C4〜20のアルキルシク
ロアルキル基、C4〜20のシクロアルキルアルキル
基、C2〜20のアルコキシアルキル基、アリール基、
7〜20のアルキルアリール基、C7〜20のアラル
キル基、C1〜20のアルコキシ基、ヒドロキシ基、C
1〜20のヒドロキシアルキル基、アミノ基、C
1〜20のアルキルアミノ基、C2〜20のジアルキル
アミノ基、C2〜12のアルケニルアミノ基、C3〜8
のシクロアルキルアミノ基、アリールアミノ基、ジアリ
ールアミノ基、アリール−C1〜8−アルキルアミノ
基、ハロゲン原子、メルカプト基、C2〜20のアルケ
ニールオキシ基、C3〜8のシクロアルコキシ基、アリ
ールオキシ基、C2〜8のアルコキシカルボニル基置換
のC1〜20のアルキル基、C2〜20のアルケニル
基、又はC3〜8のシクロアルキル基で、n個の遊離原
子価を持ち、nは1〜4の整数であるアミンの製造方法
において、一般式(II)で表わされ、かつ、 (RN−CH−)n−mX(−CN) (II) R、R及びXは、いずれも上記と同じ意味を持つも
のであり、mは1〜nの整数であるニトリルを、一般式
(III)で表わされ、かつ、 HNR (III) R及びRは、いずれも上記と同じ意味を持つもので
ある第2級アミンと、水素とを、50〜250℃及び5
〜350barで、触媒の総重量に対して0.1〜10
重量%のPdと、0.01〜10重量%の周期律表IB
とVIII族、セリウム及びランタンから成る群から選
択される少なくとも1個の別の金属とを、支持体上に有
するパラジウム触媒の存在下に反応させることを特徴と
するアミンの製造方法によって達成されることが見出さ
れた。
【0008】本発明は、第2級アミンをニトリル及び水
素と反応させ第3級アミンを生成するための、上記に規
定した触媒の使用により、より良い触媒操業時間、ある
いは長期間の安定性が得られるという発見に基づいてい
る。
【0009】ニトリルを第3級アミンに転化するのに白
金触媒を用いるときの欠点を述べた、冒頭に挙げたサー
ベニー(Cerveny)の引用文とは反対に,パラジ
ウムと元素の周期律表IBとVIII族、セリウム及び
ランタンから成る群から選択される少なくとも1個の別
の金属、特に白金又はランタンとの組み合わせが、上記
方法に対する改良した触媒を提供することが見出され
た。
【0010】本発明に従って用いる触媒は、触媒総重量
に対して0.1〜10重量%、好ましくは0.3〜5重
量%、特に好ましくは0.5〜1重量%のパラジウムを
含有する。
【0011】それは更に、触媒総重量に対して0.01
〜10重量%、好ましくは0.01〜5重量%、特に好
ましくは0.05〜2重量%の、更に極めて好ましくは
0.05〜0.2重量%の、元素の周期律表IBとVI
II族、セリウム及びランタンから成る群から選択され
る少なくとも1個の別の金属を含有する更にもう1個の
金属か、又はもう1個以上の金属の混合物を使用するこ
ともできる。好ましいのは、銅、白金及びその混合物で
あり、特に好ましいのは、白金である。特に好ましいの
は、触媒総重量に対して、0.3〜5重量%のパラジウ
ムと0.01〜5重量%の白金からなる触媒であり、極
めて好ましいのは、0.5〜1重量%のパラジウムと
0.05〜0.2重量%の白金からなる触媒である。同
様に、特に好ましいのは、触媒総重量に対して、0.3
〜5重量%のパラジウムと0.01〜5重量%のランタ
ンからなる触媒であり、極めて好ましいのは、0.5〜
1重量%のパラジウムと1〜5重量%のランタンからな
る触媒である。
【0012】特に好ましいのは、支持体としてZrO
上に、触媒総重量に対して、約0.9重量%のPdと約
0.1重量%のPtからなる触媒であり、また支持体と
してAl又はSiO上に、触媒総重量に対し
て、約0.9重量%のPdと約3重量%のランタンから
なる触媒である。
【0013】支持体は、どんな公知で好適な支持体でも
よい。例えば、支持材は、活性炭、炭化ケイ素及び金属
酸化物から選択される。用いる金属酸化物は、好ましく
は酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、二酸化チタン、二
酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム又はそ
れらの混合物で、それを任意にアルカリ及び/又はアル
カリ土類金属酸化物でドープする。特に好ましいのは、
γ酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、二酸化ジルコニウ
ム又は二酸化チタンあるいはそれらの混合物である。支
持体は、どんな望ましい形態、例えば(ストランドの形
態の)押出品、ペレット又は錠剤としてでも使用でき
る。触媒は、通常の公知の方法に従って、例えば支持
材、を用いる金属化合物の溶液に浸漬することによって
調製できる。パラジウムは、例えば支持材をPdCl
又はPd(NOの溶液に浸漬することによって用
いることができる。
【0014】支持体は、例えば金属先駆物質で被覆する
ことができる。好適な金属先駆物質は、金属塩、例えば
硝酸塩、硝酸ニトロシル、ハロゲン化物、炭酸塩、カル
ボン酸塩、アセチル酢酸塩、クロロ錯体、ニトリト錯体
及びアミン錯体である。好ましいのは、硝酸塩、塩化
物、クロロ錯体及びアミン錯体である。適用は、好まし
くは浸漬による。金属先駆物質の金属への適用は、同時
に又は続けて行なうことができる。活性成分を適用する
順序は自由に選択できる。
【0015】本発明に従って用いる触媒の別の製法は、
通常の当業者に公知であって、蒸着、スパッター及び共
沈などがある。
【0016】触媒の表面積、孔隙量及び孔隙径分布は、
広い範囲に亘り、制限されるものではない。
【0017】本発明の方法は、50〜200℃で、好ま
しくは90〜170℃で、特に好ましくは120〜16
0℃で、かつ、5〜300barで、好ましくは50〜
250barで、特に好ましくは70〜210bar
で、バッチ式か又は、オートクレーブあるいは好ましく
はチューブ反応器のような加圧装置で連続式で、行な
う。適用する圧力は、反応器中水素の圧力が好ましい。
チューブ反応器を用いる場合は、用いる触媒は固定床触
媒としてもよい。
【0018】反応器に、一般式(II)で表されるニト
リルと、一般式(III)で表される第2級アミンと
を、ニトリル基1個に対して次のモル比で仕込むので、
即ち、好ましくは、1:1〜30:1の範囲内で、更に
は1:1〜15:1が好ましく、特に好ましいのは、
1.1:1〜5:1の範囲内である。しかし、アミンの
大過剰か、さもなくばアミン不足でも適用できる。
【0019】本発明の方法は、無溶媒か、又は溶媒、例
えば水、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラ
ン、メチルtert−ブチルエーテル又はN−メチルピ
ロリドン中で行われる。用いる溶媒は、一般式(II)
で表されるニトリルの溶媒及び/又は一般式(III)
で表される第2級アミンの溶媒及び/又は反応の過程で
生成するアンモニアの溶媒となり得る。本発明の方法
は、無溶媒で行うのが好ましい。本発明の方法で得られ
た一般式(I)で表されるアミンは、慣用の方法、例え
ば蒸留で、反応混合物から分離し、かつ精製できる。
【0020】本発明の方法は、一般式(II)で表わさ
れ、かつ、 (RN−CH−)n−mX(−CN) (II) Xは、無置換か、またはC1〜20のアルキル基、C
3〜8のシクロアルキル基、C4〜20のアルキルシク
ロアルキル基、C4〜20のシクロアルキルアルキル
基、C2〜20のアルコキシアルキル基、アリール基、
7〜20のアルキルアリール基、C7〜20のアラル
キル基、C1〜20のアルコキシ基、ヒドロキシ基、C
1〜20のヒドロキシアルキル基、アミノ基、C
1〜20のアルキルアミノ基、C2〜20のジアルキル
アミノ基、C2〜12のアルケニルアミノ基、C3〜8
のシクロアルキルアミノ基、アリールアミノ基、ジアリ
ールアミノ基、アリール−C1〜8−アルキルアミノ
基、ハロゲン原子、メルカプト基、C2〜20のアルケ
ニールオキシ基、C3〜8のシクロアルコキシ基、アリ
ールオキシ基、C2〜8のアルコキシカルボニル基置換
のC1〜20のアルキル基、C2〜20のアルケニル
基、又はC3〜8のシクロアルキル基で、n個の遊離原
子価を持ち、かつ、nは1〜4の整数であるニトリルを
転化する。
【0021】Xは、好ましくはC1〜12で、特に好ま
しくはC1〜8で、更にはC1〜6で、極めて好ましい
のはC1〜4のアルキル基であり、かつ分岐しても、分
岐していなくてもよいアルキル基で、好ましいのは分岐
していないものである。その例は、1、2、3、4、
5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、
15、16、17、18、19、20個のメチレン単位
で、構造単位としてはC(C)−C−C、C−C(C)
−C、C−C(C)2−Cで構成される分岐のない基で
ある。好ましい構造単位はC、C−C、C−C−C、C
−C−C−C、C−C−C−C−C−C、C−C(C)
−C−C、C−C(C)−C−C、C−C−C(CN)
−C−C−C、特に好ましくは C、C−C、C−C−
C、C−C−C−Cである。
【0022】Xは、上に示した如く置換していてもよ
い。置換基の数はXの置換可能な水素原子の数と等しく
てもよい。基のタイプによって、1〜5個の、好ましく
は1〜3個の、特に好ましいのは0、1個もしくは2個
の置換基が存在してもよい。望ましい置換基は以下のと
おりである。
【0023】C1〜20のアルコキシ基、好ましくはC
1〜8のアルコキシ基例えばメトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ
基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−
ブトキシ基、n−ペントキシ基、イソペントキシ基、s
ec−ペントキシ基、ネオペントキシ基、1、2−ジメ
チルプロポキシ基、n−ヘキソキシ基、イソヘキソキシ
基、sec−ヘキソキシ基、n−ヘプトキシ基、イソヘ
プトキシ基、n−オクトキシ基、イソオクトキシ基、特
に好ましくはC1〜4のアルコキシ基例えばメトキシ
基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ
基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキ
シ基、及びtert−ブトキシ基であり、ヒドロキシル
基であり、C1〜20のヒドロキシアルキル基、好まし
くはC1〜8のヒドロキシアルキル基、特に好ましくは
1〜4のヒドロキシアルキル基例えばヒドロキシメチ
ル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル
基、2−ヒドロキシ−2−プロピル基及び、3−ヒドロ
キシ−n−プロピル基であり、アミノ基であり、C
1〜20のアルキルアミノ基、好ましくはC1〜8のア
ルキルアミノ基、特に好ましくはC1〜4のアルキルア
ミノ基例えばメチルアミノ基、又は対応するアミノアル
キル基で、1−アミノエチル基、2−アミノエチル基、
2−アミノ−n−プロピル基及び3−アミノ−n−プロ
ピル基であり、C2〜20のジアルキルアミノ基、好ま
しくはC2〜12のジアルキルアミノ基、特に好ましく
はC2〜8のジアルキルアミノ基例えばN、N−ジメチ
ルアミノ基、N、N−ジエチルアミノ基、N、N−ジプ
ロピルアミノ基、N、N−ジ(1−メチルエチル)アミ
ノ基、N、N−ジブチルアミノ基、N、N−ジ(1−メ
チルプロピル)アミノ基、N、N−ジ(2−メチルプロ
ピル)アミノ基、N、N−ジ(1、1−ジメチルエチ
ル)アミノ基、N−エチル−N−メチルアミノ基、N−
メチル−N−プロピルアミノ基、N−メチル−N−(1
−メチルエチル)アミノ基、N−ブチル−N−メチルア
ミノ基、N−メチル−N−(1−メチルプロピル)アミ
ノ基、N−メチル−N−(2−メチルプロピル)アミノ
基、N−(1、1−ジメチルエチル)−N−メチルアミ
ノ基、N−エチル−N−プロピルアミノ基、N−エチル
−N−(1−メチルエチル)アミノ基、N−ブチル−N
−エチルアミノ基、N−エチル−N−(1−メチルプロ
ピル)アミノ基、N−エチル−N−(2−メチルプロピ
ル)アミノ基、N−エチル−N−(1、1−ジメチルエ
チル)アミノ基、N−(1−メチルエチル)−N−プロ
ピルアミノ基、N−ブチル−N−プロピルアミノ基、N
−(1−メチルプロピル)−N−プロピルアミノ基、N
−(1−メチルプロピル)−N−プロピルアミノ基、N
−(2−メチルプロピル)−N−プロピルアミノ基、N
−(1、1−ジメチルエチル)−N−プロピルアミノ
基、N−ブチル−N−(1−メチルエチル)アミノ基、
N−(1−メチルエチル)−N−(1−メチルプロピ
ル)アミノ基、N−(1−メチルエチル)−N−(1−
メチルプロピル)アミノ基、N−(1−メチルエチル)
−N−(2−メチルプロピル)アミノ基、N−(1、1
−ジメチルエチル)−N−(1−メチルエチル)アミノ
基、N−ブチル−N−(1−メチルプロピル)アミノ
基、N−ブチル−N−(2−メチルプロピル)アミノ
基、N−ブチル−N−(1、1−ジメチルエチル)アミ
ノ基、N−(1−メチルプロピル)−N−(2−メチル
プロピル)アミノ基、N−(1、1−ジメチルエチル)
−N−(1−メチルプロピル)アミノ基及びN−(1、
1−ジメチルエチル)−N−(2−メチルプロピル)ア
ミノ基であり、C3〜12のアザシクロアルキル基、好
ましくはC3〜8のアザシクロアルキルアミノ基、特に
好ましくはC5〜8のアザシクロアルキル基例えばピロ
リジン基、ピペリジン基、アゼパン基、ピペラジン基、
N−アルキルピペラジン基及びモルフォリン基であり、
3〜8のシクロアルキルアミノ基例えばシクロプロピ
ルアミノ基、シクロブチルアミノ基、シクロペンチルア
ミノ基、シクロヘキシルアミノ基、シクロヘプチルアミ
ノ基及びシクロオクチルアミノ基で、好ましくはシクロ
ペンチルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基、及びシク
ロオクチルアミノ基で、特に好ましくはシクロペンチル
アミノ基及びシクロヘキシルアミノ基であり、C3〜8
のジシクロアルキルアミノ基であり、アリールアミノ基
例えばフェニルアミノ基、1−ナフチルアミノ基及び2
−ナフチルアミノ基で、好ましくはフェニルアミノ基で
あり、アリール−C1〜8−アルキルアミノ基、好まし
くはフェニル−C1〜8−アルキルアミノ基、特に好ま
しくはフェニル−C1〜4−アルキルアミノ基例えば、
フェニルメチルアミノ基及びフェニルエチルアミノ基で
あり、ハロゲン原子、好ましくはフッ素原子、塩素原子
及び臭素原子、特に好ましくはフッ素原子及び塩素原子
であり、メルカプト基であり、C2〜20のオキサシク
ロアルキル基好ましくはC2〜8のオキサシクロアルキ
ル基特に好ましくはC2〜8のオキサシクロアルキル基
例えば2−テトラヒドロフラニル基、3−テトラヒドロ
フラニル基、2−フラニル基及び3−フラニル基であ
り、C3〜8のシクロアルコキシ基例えばシクロプロポ
キシ基、シクロブトキシ基、シクロペントキシ基、シク
ロヘキソキシ基、シクロヘプトキシ基及びシクロオクト
キシ基好ましくはシクロペントキシ基、シクロヘキソキ
シ基、特に好ましくはシクロペントキシ基及びシクロヘ
キソキシ基であり、アリールオキシ基例えばフェノキシ
基、1−ナフトキシ基及び2−ナフトキシ基好ましくは
フェノキシ基である。OH基か、又はC2〜12の、好
ましくはC2〜6の、特にはC2〜4のジアルキルアミ
ノ基である置換基、0、1個又は2個が存在することが
好ましい。更に特に好ましい置換基はジメチルアミノ基
又はOH基である。
【0024】R及びRは、単独に、C1〜200
アルキル基、C3〜8のシクロアルキル基、C4〜20
のアルキルシクロアルキル基、C4〜20のシクロアル
キルアルキル基、C2〜20のアルコキシアルキル基、
アリール基、C7〜20のアルキルアリール基、C
7〜20のアラルキル基、C2〜8のヒドロキシアルキ
ル基、C2〜8のメルカプトアルキル基、C8〜20
アリールオキシアルキル基であるか、又は無置換か、あ
るいはC1〜4のアルキル基で一置換、二置換もしくは
三置換の、飽和か、あるいは不飽和で酸素原子の介在す
る、あるいは介在しないC2〜6のアルキレン鎖を一緒
に形成するものである。好ましいものは、以下の基であ
る。
【0025】C1〜200のアルキル基、好ましくはC
1〜20のアルキル基、特にはC1〜12のアルキル基
例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチ
ル基、sec−ペンチル基、ネオペンチル基、1、2−
ジメチルプロピル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル
基、sec−ヘキシル基、n−ヘプチル基、イソヘプチ
ル基、n−オクチル基、n−ノニル基、イソノニル基、
n−デシル基、イソデシル基、n−ウンデシル基、n−
ドデシル基及びイソドデシル基、特に好ましくはC
1〜4のアルキル基例えばメチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、sec−ブチル基、tert−ブチル基ならびにま
た、好ましくはC40〜200のアルキル基例えばポリ
ブチル基、ポリイソブチル基、ポリプロピル基、ポリイ
ソプロピル基及びポリエチル基、特に好ましくはポリブ
チル基及びポリイソブチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基
及びtert−ブチル基であり、C3〜8のシクロアル
キル基例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基及
びシクロオクチル基で、好ましくはシクロペンチル基、
シクロヘキシル基及びシクロオクチル基で、特に好まし
くはシクロペンチル基及びシクロヘキシル基であり、C
4〜20のアルキルシクロアルキル基、好ましくはC
4〜12のアルキルシクロアルキル基であり、C
4〜20のシクロアルキルアルキル基、好ましくはC
4〜12のシクロアルキルアルキル基であり、C
2〜20のアルコキシアルキル基、好ましくはC2〜8
のアルコキシアルキル基例えばメトキシメチル基、2−
メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、3−メトキ
シプロピル基及び3−エトキシプロピル基であり、アリ
ール基例えばフェニル基、1−ナフチル基及び2−ナフ
チル基、好ましくはフェニル基であり、C7〜20のア
ルキルアリール基例えばC7〜20のアルキルフェニル
基、好ましくはC7〜12のアルキルフェニル基であ
り、C7〜20のアラルキル基、好ましくはC7〜12
のフェニルアルキル基例えばベンジル基、1−フェネチ
ル基、2−フェネチル基、 1−フェニルプロピル基、
2−フェニルプロピル基、3−フェニルブチル基、1−
フェニルブチル基、1−フェニルブチル基、3−フェニ
ルブチル基及び4−フェニルブチル基、特に好ましくは
ベンジル基、1−フェネチル基及び2−フェネチル基で
あり、C2〜8のヒドロキシアルキル基、好ましくはC
2〜4のヒドロキシアルキル基例えば1−ヒドロキシエ
チル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシ−n
−プロピル基及び3−ヒドロキシ−n−プロピル基であ
り、C2〜8のメルカプトアルキル基、好ましくはC
2〜4のメルカプトアルキル基例えば1−メルカプトエ
チル基、2−メルカプトエチル基、2−メルカプト−n
−プロピル基及び3メルカプト−n−プロピル基であ
り、C8〜20のフェノキシアルキル基、好ましくはC
8〜12のフェノキシアルキル基例えば2−フェノキシ
エチル基、2−フェノキシプロピル基、3−フェノキシ
プロピル基、2−フェノキシブチル基、3−フェノキシ
ブチル基4−フェノキシブチル基、特に好ましくは2−
フェノキシエチル基であり、無置換か、あるいはC
1〜4のアルキル基で一置換、二置換もしくは三置換
の、飽和か、あるいは不飽和で酸素原子の介在する、あ
るいは介在しないC2〜6のアルキレン鎖を一緒に形成
するものであり、それは例えば、−CH−O−CH
−CH−、−CH−CH−O−CH−CH
−、−CH−CH−O−CH−CH−、−C
−CH−CH−O−CH−CH−CH
及び−CH−CH(CH)−CH(CH)−CH
−である。
【0026】最も好ましい基R及びRは、C1〜6
のアルキル基で、特には、メチル基及びエチル基であ
る。
【0027】nは、1〜4の整数であり、好ましくは1
〜3、特には1又は2である。
【0028】mは、1〜nの整数であり、好ましくはn
に等しい数である。
【0029】反応は、一般式(III)で表わされ、か
つ、 HNR (III) R及びRは、いずれも上記と同じ意味を持つもので
ある第2級アミンとで行なわれる。
【0030】一般式(II)で表されるニトリルの好ま
しいものは、アセトニトリル、プロピオニトリル、イソ
プロピオニトリル、ブチロニトリル、バレロニトリル、
ペンテノニトリル、レテノニトリル(retenoni
tril)、3−ヒドロキシプロピオニトリル、3−メ
トキシプロピオニトリル、3−エトキシプロピオニトリ
ル、3−プロポキシプロピオニトリル、3−イソプロポ
キシプロピオニトリル、3−シクロヘキソキシプロピオ
ニトリル、2−メチル−3−ヒドロキシプロピオニトリ
ル、3−メトキシ−2−メチルプロピオニトリル、3−
エトキシ−2−メチルプロピオニトリル、2−メチル−
3−プロポキシプロピオニトリル、3−イソプロポキシ
−2−メチルプロピオニトリル、3−シクロヘキソキシ
−2−メチルプロピオニトリル、3−メチル−3−ヒド
ロキシプロピオニトリル、3−メトキシ−3−メチルプ
ロピオニトリル、3−エトキシ−3−メチルプロピオニ
トリル、3−メチル−3−プロポキシプロピオニトリ
ル、3−イソプロポキシ−3−メチルプロピオニトリ
ル、3−シクロヘキソキシ−3−メチルプロピオニトリ
ル、3−アミノプロピオニトリル、3−メチルアミノプ
ロピオニトリル、3−ジメチルアミノプロピオニトリ
ル、3−エチルアミノプロピオニトリル、3−ジエチル
アミノプロピオニトリル、3−プロピルアミノプロピオ
ニトリル、3−ジプロピルアミノプロピオニトリル、3
−イソプロピルアミノプロピオニトリル、3−ジイソプ
ロピルアミノプロピオニトリル、3−シクロヘキシルア
ミノプロピオニトリル、3−ジシクロヘキシルアミノプ
ロピオニトリル、N−(シアノエチル)−N−メチルア
ニリンである。 特に好ましいのは、3−ヒドロキシプ
ロピオニトリル、3−メトキシプロピオニトリル、3−
ジメチルアミノプロピオニトリル、3−ジエチルアミノ
プロピオニトリル、3−シクロヘキシルアミノプロピオ
ニトリル及び3−メチルアミノプロピオニトリルで、特
にビスシアノエチルエーテル、ビスシアノエチルアミ
ン、N−メチルビスシアノエチルアミン、N−エチルビ
スシアノエチルアミン、N−n−プロピルビスシアノエ
チルアミン、N−n−プロピルビスシアノエチルアミ
ン、ポリイソブチレンニトリル、N−ポリイソブチレン
アミノプロピオニトリル、トリスシアノエチルアミン、
5−アミノバレロニトリル、5−メチルアミノバレロニ
トリル、5−ジメチルアミノバレロニトリル、6−アミ
ノカプロニトリル、6−メチルアミノカプロニトリル、
6−ジメチルアミノカプロニトリル、5−アミノ−4−
メチルバレロニトリル、5−メチルアミノ−4−メチル
バレロニトリル、5−ジメチルアミノ−4−メチルバレ
ロニトリル、5−エチルアミノ−4−メチルバレロニト
リル、5−ジエチルアミノ−4−メチルバレロニトリ
ル、5−アミノ−2−メチルバレロニトリル、5−メチ
ルアミノ−2−メチルバレロニトリル、5−ジメチルア
ミノ−2−バレロニトリル、5−エチルアミノ−2−メ
チルバレロニトリル、5−ジエチルアミノ−2−メチル
バレロニトリル、4−シアノスベロニトリルである。
【0031】好ましいのはスベロニトリル、アジポニト
リル、メチルグルタロニトリル、メチレングルタロニト
リル、グルタロニトリル、スクシノニトリル、マロノニ
トリル、1,2,6−トリシアノヘキサンである。特に
好ましいのは、アジポニトリル、3−ジメチルアミノプ
ロピオニトリル及び3−ヒドロキシプロピオニトリルで
ある。
【0032】一般式(III)で表わされる好ましい第
2級アミンは、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプ
ロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ−n−ブチル
アミン、ジイソブチルアミン、ジ−sec−ブチルアミ
ン、ジ−2−エチルヘキシルアミン、ジトリデシルアミ
ン、ジシクロヘキシルアミン、エチルメチルアミン、メ
チルシクロヘキシルアミン、エチルシクロヘキシルアミ
ン、ピペラジン、N−メチルピペラジン、N−エチルピ
ペラジン、ジフェニルアミン、N−メチルアニリン、N
−エチルアニリン、ジエタノールアミン、ジ−2−メト
キシエチルアミン、ジ−2−エトキシエチルアミン、メ
チルエタノールアミン、エチルエタノールアミン、イソ
プロピルエタノールアミン、ヒドロキシエチルアニリン
である。特に好ましいのはジメチルアミン、ジエチルア
ミン及びピペラジンである。
【0033】第3級アミンI、好ましくはテトラメチル
ヘキサメチレンジアミン、テトラメチルプロピレンジア
ミン、3−ジメチルアミノプロパノールはエポキシ樹脂
に対する硬化剤、ポリウレタンに対する触媒、第4級ア
ンモニウム化合物の調製に対する中間体、可塑剤、腐食
抑制剤、繊維助剤、染料及び乳化剤となる。多官能第3
級アミンはまた、合成樹脂、イオン交換剤、医薬品、農
作物の保護剤及び害虫駆除剤の調製に使用される。
【0034】以下の実施例により本発明を説明する。 実施例 実施例1 160ml/hのアジポニトリル(ADN)と215g
/hの液体のジメチルアミン(DMA)(1molのA
DN当たり2.2molのDMA)とを、800mlの
触媒(二酸化ジルコニウム上0.9%のパラジウム、
0.1%の白金で、4mmの押出品)が充填されたチュ
ーブ反応器(管径(annular gap)12m
m;長さ2000mm)の上方向に注入した。同時に、
標準300l/h(300 standard l/
h)の水素を200barで通した。反応温度は120
℃であった。大気圧に減圧した後、生成した過剰なジメ
チルアミン及びアンモニアを留去した。残余の225g
/hの水素化流出物は、ガスクロマトグラフィーの分析
によれば、92%のテトラメチルヘキサメチレンジアミ
ンを含んでいる。蒸留により測定した収率は90%であ
った。アジポニトリルの転化は、800hの連続運転の
後でも定量的に行なわれた。
【0035】実施例2 実施例1のチューブ反応器を同様な触媒500mlで充
填し、65ml/hのエチレンシアノヒドリンと70g
/hのDMA(モル比1:1.6)とを上方向に通し
た。反応器温度は120℃でまた水素の圧力は200b
arであった。大気圧への減圧及びアンモニア/DMA
の除去の後、ジメチルアミノプロパノール89GC面積
%(89 GC area %)を得た。0.13l/
hの初期触媒速度を1000hかけて0.5l/hに徐
々に増加させ、その間に温度を160℃に上昇させたの
で、なお90%のジメチルアミノプロパノールが連続運
転の終了近くに得られた。失活は起こらず、触媒を取出
して点検したところ、機械的な損傷はなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 ボリス、ブライトシャイデル ドイツ、67117、リムブルガーホーフ、ト リフェルスリング、61アー (72)発明者 ホルスト、ノイハウザー ドイツ、67373、ドゥーデンホーフェン、 ザーリールシュトラーセ、24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)で表わされ、かつ、 X(−CH−NR (I) R及びRは、単独に、C1〜200のアルキル基、
    3〜8のシクロアルキル基、C4〜20のアルキルシ
    クロアルキル基、C4〜20のシクロアルキルアルキル
    基、C2〜20のアルコキシアルキル基、アリール基、
    7〜20のアルキルアリール基、C7〜20のアラル
    キル基、C2〜8のヒドロキシアルキル基、C2〜8
    メルカプトアルキル基、C8〜20のアリールオキシア
    ルキル基であるか、又は無置換か、あるいはC1〜4
    アルキル基で一置換、二置換もしくは三置換の、飽和
    か、あるいは不飽和で酸素原子の介在する、あるいは介
    在しないC2〜6のアルキレン鎖を一緒に形成し、X
    は、無置換か、またはC1〜20のアルキル基、C
    3〜8のシクロアルキル基、C4〜20のアルキルシク
    ロアルキル基、C4〜20のシクロアルキルアルキル
    基、C2〜20のアルコキシアルキル基、アリール基、
    7〜20のアルキルアリール基、C7〜20のアラル
    キル基、C1〜20のアルコキシ基、ヒドロキシ基、C
    1〜20のヒドロキシアルキル基、アミノ基、C
    1〜20のアルキルアミノ基、C2〜20のジアルキル
    アミノ基、C2〜12のアルケニルアミノ基、C3〜8
    のシクロアルキルアミノ基、アリールアミノ基、ジアリ
    ールアミノ基、アリール−C1〜8−アルキルアミノ
    基、ハロゲン原子、メルカプト基、C2〜20のアルケ
    ニールオキシ基、C3〜8のシクロアルコキシ基、アリ
    ールオキシ基、C2〜8のアルコキシカルボニル基置換
    のC1〜20のアルキル基、C2〜20のアルケニル
    基、又はC3〜8のシクロアルキル基で、n個の遊離原
    子価を持ち、nは1〜4の整数であるアミンの製造方法
    において、一般式(II)で表わされ、かつ、 (RN−CH−)n−mX(−CN) (II) R、R及びXは、いずれも上記と同じ意味を持つも
    のであり、mは1〜nの整数であるニトリルを、一般式
    (III)で表わされ、かつ、 HNR (III) R及びRは、いずれも上記と同じ意味を持つもので
    ある第2級アミンと、水素とを、50〜250℃及び5
    〜350barで、触媒の総重量に対して0.1〜10
    重量%のPdと、0.01〜10重量%の周期律表IB
    とVIII族、セリウム及びランタンから成る群から選
    択される少なくとも1個の別の金属とを、支持体上に有
    するパラジウム触媒の存在下に反応させることを特徴と
    するアミンの製造方法。
  2. 【請求項2】 触媒が、0.3〜5重量%のPdと0.
    01〜5重量%のPt又は0.01〜5重量%のLaと
    を含有する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 支持体が、活性炭、炭化ケイ素及び金属
    酸化物から成る群から選択される請求項1又は2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 支持体が、ZrO、Al、Si
    、TiO又はそれらの混合物である請求項3記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 nが、1又は2である請求項1〜4のう
    ちいずれか一項記載の方法。
  6. 【請求項6】 mがnに等しい数である請求項1〜4の
    うちいずれか一項記載の方法。
  7. 【請求項7】 Xが、Xに2個以下の置換基を有する直
    鎖のC1〜6のアルキル基である請求項1〜6のうちい
    ずれか一項記載の方法。
  8. 【請求項8】 置換基が、C2〜12のジアルキルアミ
    ノ基又はOHである請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 R及びRが無関係にC1〜6のアル
    キル基である請求項1〜8のうちいずれか一項記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 第2級アミンをニトリル及び水素と反
    応させるための請求項1〜4のうちいずれか一項記載の
    触媒の用途。
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