JPH1032682A - 複写装置及びその原稿斜行補正方法 - Google Patents
複写装置及びその原稿斜行補正方法Info
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- JPH1032682A JPH1032682A JP8205441A JP20544196A JPH1032682A JP H1032682 A JPH1032682 A JP H1032682A JP 8205441 A JP8205441 A JP 8205441A JP 20544196 A JP20544196 A JP 20544196A JP H1032682 A JPH1032682 A JP H1032682A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来より精度の高い原稿斜行補正を行うこと
ができる複写装置を提供する。 【解決手段】 第1分離センサ31及び第2分離センサ
31’により検知された原稿斜行量に基づいて、送りロ
ーラ11、11’のローラ速度を制御することにより原
稿の斜行が補正される。そして、送りローラ11、1
1’を等速vにて回転させて原稿Sを搬送し、下流側の
第1レジストセンサ22及び第2レジストセンサ22’
により再度原稿斜行量が検知される。その後プラテンガ
ラス15上に搬送された原稿Sの画像データは、画像読
取部300により読み取られる。読み取られた画像デー
タは、第1レジストセンサ22及び第2レジストセンサ
22’により検知された原稿斜行量に基づいて算出され
た角度θ=tan-1(Δd/w)だけ画像が回転している
状態とほぼ等価であるので、図6に示す画像d(x,
y)を角度θだけ回転させることにより、補正画像D
(x’,y’)が得られる。
ができる複写装置を提供する。 【解決手段】 第1分離センサ31及び第2分離センサ
31’により検知された原稿斜行量に基づいて、送りロ
ーラ11、11’のローラ速度を制御することにより原
稿の斜行が補正される。そして、送りローラ11、1
1’を等速vにて回転させて原稿Sを搬送し、下流側の
第1レジストセンサ22及び第2レジストセンサ22’
により再度原稿斜行量が検知される。その後プラテンガ
ラス15上に搬送された原稿Sの画像データは、画像読
取部300により読み取られる。読み取られた画像デー
タは、第1レジストセンサ22及び第2レジストセンサ
22’により検知された原稿斜行量に基づいて算出され
た角度θ=tan-1(Δd/w)だけ画像が回転している
状態とほぼ等価であるので、図6に示す画像d(x,
y)を角度θだけ回転させることにより、補正画像D
(x’,y’)が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置及びその
原稿斜行補正方法に関する。
原稿斜行補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写装置に設けられている自動原
稿給送部は、搬送される原稿の原稿幅に合わせて幅方向
規制部材を移動させ、その幅方向規制部材を原稿に突き
当てるようにセットすることにより原稿の斜行を防止す
るように構成されていた。
稿給送部は、搬送される原稿の原稿幅に合わせて幅方向
規制部材を移動させ、その幅方向規制部材を原稿に突き
当てるようにセットすることにより原稿の斜行を防止す
るように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、同一幅の原稿
の給送を行う場合の斜行防止効果は良好であるが、用紙
幅の異なる原稿を同時に原稿トレイに載置して原稿搬送
を行う場合には、上記幅方向規制部材は原稿幅の大きい
原稿の原稿幅に合わせてセットされるので、原稿斜行防
止効果は不十分であった。
の給送を行う場合の斜行防止効果は良好であるが、用紙
幅の異なる原稿を同時に原稿トレイに載置して原稿搬送
を行う場合には、上記幅方向規制部材は原稿幅の大きい
原稿の原稿幅に合わせてセットされるので、原稿斜行防
止効果は不十分であった。
【0004】そこで、従来、原稿搬送途中で、原稿斜行
量を検知することにより原稿の斜行を補正する手法が種
々試みられてきた。
量を検知することにより原稿の斜行を補正する手法が種
々試みられてきた。
【0005】しかしながら、用紙搬送時において斜行補
正を行う場合であっても、完全には補正することができ
ないという問題点があった。
正を行う場合であっても、完全には補正することができ
ないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、より精度の高い原稿斜行補正を行うこと
ができる複写装置及びその原稿斜行補正方法を提供する
ことを目的とする。
されたもので、より精度の高い原稿斜行補正を行うこと
ができる複写装置及びその原稿斜行補正方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の複写装置は、原稿トレイに載置された原
稿を給送路に沿って給送する給送手段と、前記給送手段
により給送される原稿の斜行量を検知する第1の原稿斜
行量検知手段と、前記第1の原稿斜行量検知手段の下流
側に設けられ、前記第1の原稿斜行量検知手段により検
知された斜行量に基づいて前記給送される原稿の斜行を
補正する原稿斜行補正手段とを備える複写装置におい
て、前記原稿斜行補正手段の下流側に設けられ、前記給
送手段により給送される原稿の斜行量を検知する第2の
原稿斜行量検知手段と、前記給送された原稿の画像デー
タを読み取る読取手段と、前記第2の原稿斜行量検知手
段により検知された斜行量に基づいて、前記読取手段に
より読み取られた画像データを補正する補正手段とを備
えることを特徴とする。
に、請求項1の複写装置は、原稿トレイに載置された原
稿を給送路に沿って給送する給送手段と、前記給送手段
により給送される原稿の斜行量を検知する第1の原稿斜
行量検知手段と、前記第1の原稿斜行量検知手段の下流
側に設けられ、前記第1の原稿斜行量検知手段により検
知された斜行量に基づいて前記給送される原稿の斜行を
補正する原稿斜行補正手段とを備える複写装置におい
て、前記原稿斜行補正手段の下流側に設けられ、前記給
送手段により給送される原稿の斜行量を検知する第2の
原稿斜行量検知手段と、前記給送された原稿の画像デー
タを読み取る読取手段と、前記第2の原稿斜行量検知手
段により検知された斜行量に基づいて、前記読取手段に
より読み取られた画像データを補正する補正手段とを備
えることを特徴とする。
【0008】請求項2の複写装置は、上記請求項1にお
ける第1の原稿斜行量検知手段が、前記給送路の両側に
設けられた二つのセンサから構成されることを特徴とす
る。
ける第1の原稿斜行量検知手段が、前記給送路の両側に
設けられた二つのセンサから構成されることを特徴とす
る。
【0009】請求項3の複写装置は、上記請求項1又は
2の複写装置における原稿斜行補正手段が、前記給送路
の両側に設けられた二つのローラから構成されることを
特徴とする。
2の複写装置における原稿斜行補正手段が、前記給送路
の両側に設けられた二つのローラから構成されることを
特徴とする。
【0010】請求項4の複写装置は、上記請求項3の複
写装置における二つのローラが、前記第1の原稿斜行量
検知手段により検知された斜行量に応じた速度差を以て
回転することにより前記原稿の斜行を補正するように構
成されることを特徴とする。
写装置における二つのローラが、前記第1の原稿斜行量
検知手段により検知された斜行量に応じた速度差を以て
回転することにより前記原稿の斜行を補正するように構
成されることを特徴とする。
【0011】請求項5の複写装置は、上記請求項1〜4
のいずれか1項における第2の原稿斜行量検知手段が、
前記給送路の両側に設けられた二つのセンサから構成さ
れることを特徴とする。
のいずれか1項における第2の原稿斜行量検知手段が、
前記給送路の両側に設けられた二つのセンサから構成さ
れることを特徴とする。
【0012】請求項6の複写装置は、上記請求項1〜5
のいずれか1項に記載の複写装置における補正手段が、
前記第2の原稿斜行量検知手段により検知された斜行量
から前記原稿の斜行角度を算出し、該算出された斜行角
度だけ前記読取手段により読み取られた画像データを回
転させることにより当該画像データを補正するように構
成されることを特徴とする。
のいずれか1項に記載の複写装置における補正手段が、
前記第2の原稿斜行量検知手段により検知された斜行量
から前記原稿の斜行角度を算出し、該算出された斜行角
度だけ前記読取手段により読み取られた画像データを回
転させることにより当該画像データを補正するように構
成されることを特徴とする。
【0013】請求項7の複写装置は、上記請求項1〜6
のいずれか1項の複写装置において、前記補正手段によ
り補正された画像データを保存する画像データ保存手段
を備えることを特徴とする。
のいずれか1項の複写装置において、前記補正手段によ
り補正された画像データを保存する画像データ保存手段
を備えることを特徴とする。
【0014】請求項8の複写装置の原稿斜行補正方法
は、原稿を給送路に沿って給送し、前記給送された原稿
の斜行量を検知し、前記検知された斜行量に基づいて前
記原稿の斜行を補正する複写装置の原稿斜行補正方法に
おいて、前記原稿の斜行の補正後更に前記原稿の斜行量
を検知し、前記給送された原稿の画像データを読み取
り、前記更に検知された斜行量に基づいて前記読み取ら
れた画像データを補正することを特徴とする。
は、原稿を給送路に沿って給送し、前記給送された原稿
の斜行量を検知し、前記検知された斜行量に基づいて前
記原稿の斜行を補正する複写装置の原稿斜行補正方法に
おいて、前記原稿の斜行の補正後更に前記原稿の斜行量
を検知し、前記給送された原稿の画像データを読み取
り、前記更に検知された斜行量に基づいて前記読み取ら
れた画像データを補正することを特徴とする。
【0015】請求項9の複写装置の原稿斜行補正方法
は、上記請求項8の原稿斜行補正方法において、原稿の
斜行量の検知は、前記給送路の両側に設けられた二つの
センサにより行われることを特徴とする。
は、上記請求項8の原稿斜行補正方法において、原稿の
斜行量の検知は、前記給送路の両側に設けられた二つの
センサにより行われることを特徴とする。
【0016】請求項10の複写装置の原稿斜行補正方法
は、上記請求項8又は9の原稿斜行補正方法において、
前記原稿の斜行の補正は、前記給送路の両側に設けられ
た二つのローラによって行われることを特徴とする。
は、上記請求項8又は9の原稿斜行補正方法において、
前記原稿の斜行の補正は、前記給送路の両側に設けられ
た二つのローラによって行われることを特徴とする。
【0017】請求項11の複写装置の原稿斜行補正方法
は、上記請求項10の原稿斜行補正方法において、前記
原稿の斜行の補正は、前記二つのローラを前記検知され
た斜行量に応じた速度差をもって回転させることにより
行われることを特徴とする。
は、上記請求項10の原稿斜行補正方法において、前記
原稿の斜行の補正は、前記二つのローラを前記検知され
た斜行量に応じた速度差をもって回転させることにより
行われることを特徴とする。
【0018】請求項12の複写装置の原稿斜行補正方法
は、上記請求項8〜11のいずれか1項の原稿斜行補正
方法において、前記更なる原稿の斜行量の検知は、前記
原稿の、前記給送路の両側に設けられた二つのセンサに
より行われることを特徴とする。
は、上記請求項8〜11のいずれか1項の原稿斜行補正
方法において、前記更なる原稿の斜行量の検知は、前記
原稿の、前記給送路の両側に設けられた二つのセンサに
より行われることを特徴とする。
【0019】請求項13の複写装置の原稿斜行補正方法
は、上記請求項8〜12のいずれか1項の原稿斜行補正
方法において、前記画像データの補正は、前記更に検知
された斜行量から前記原稿の斜行角度を算出し、該算出
された斜行角度だけ前記読み取られた画像データを回転
させることにより行われることを特徴とする。
は、上記請求項8〜12のいずれか1項の原稿斜行補正
方法において、前記画像データの補正は、前記更に検知
された斜行量から前記原稿の斜行角度を算出し、該算出
された斜行角度だけ前記読み取られた画像データを回転
させることにより行われることを特徴とする。
【0020】請求項14の複写装置の原稿斜行補正方法
は、上記請求項8〜13のいずれか1項の原稿斜行補正
方法において、前記補正された画像データは前記複写装
置内の画像データ保存手段に保存されることを特徴とす
る。
は、上記請求項8〜13のいずれか1項の原稿斜行補正
方法において、前記補正された画像データは前記複写装
置内の画像データ保存手段に保存されることを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図1〜図7を参照して説明する。なお、本実施の
形態において、自動原稿給送部は、リサイクルドキュメ
ントフィーダ(RDF)を備えたものである。
いて、図1〜図7を参照して説明する。なお、本実施の
形態において、自動原稿給送部は、リサイクルドキュメ
ントフィーダ(RDF)を備えたものである。
【0022】図1は、本実施の形態にかかる複写装置の
主要部の構成を示す側面図である。
主要部の構成を示す側面図である。
【0023】同図において、1は原稿Sを載置する原稿
載置トレイであり、この原稿載置トレイ1は、原稿送り
出し側が低くなるように、原稿送り出し方向へ向かうに
従って下方へ配置されている。これによって、給送され
る原稿Sは送り出し方向へ揃って載置される。原稿載置
トレイ1には原稿載置板(図示せず)が設けられてお
り、該原稿規制板を原稿Sに接触させることにより原稿
搬送時の原稿斜行を防ぐように構成されている。また、
原稿規制板には、これと連動するボリューム(図示せ
ず)が接続されていて、該原稿規制板の位置に応じた電
圧置を検知することにより、原稿幅サイズを検知するこ
とができる。原稿載置トレイ1には、原稿搬送方向サイ
ズ検知センサ27が設けられており、載置された原稿S
がプラテンガラス15条に並置可能か否かを検知するこ
とができる。
載置トレイであり、この原稿載置トレイ1は、原稿送り
出し側が低くなるように、原稿送り出し方向へ向かうに
従って下方へ配置されている。これによって、給送され
る原稿Sは送り出し方向へ揃って載置される。原稿載置
トレイ1には原稿載置板(図示せず)が設けられてお
り、該原稿規制板を原稿Sに接触させることにより原稿
搬送時の原稿斜行を防ぐように構成されている。また、
原稿規制板には、これと連動するボリューム(図示せ
ず)が接続されていて、該原稿規制板の位置に応じた電
圧置を検知することにより、原稿幅サイズを検知するこ
とができる。原稿載置トレイ1には、原稿搬送方向サイ
ズ検知センサ27が設けられており、載置された原稿S
がプラテンガラス15条に並置可能か否かを検知するこ
とができる。
【0024】3は半月ローラであり、この半月ローラ3
は矢印方向に回転することにより下流の分離供給部へ原
稿Sを送り出す。原稿載置トレイ1に原稿Sがない場
合、半月ローラ3は、その切り抜き部(図示せず)を上
部に向けて停止するように制御されている。
は矢印方向に回転することにより下流の分離供給部へ原
稿Sを送り出す。原稿載置トレイ1に原稿Sがない場
合、半月ローラ3は、その切り抜き部(図示せず)を上
部に向けて停止するように制御されている。
【0025】19はリサイクルレバーであり、該リサイ
クルレバー19は、原稿給送を開始するにあたり、リサ
イクルモータ20aにより駆動されて原稿最上面に載せ
られ、最終給送原稿と複写済み原稿とを区別する。
クルレバー19は、原稿給送を開始するにあたり、リサ
イクルモータ20aにより駆動されて原稿最上面に載せ
られ、最終給送原稿と複写済み原稿とを区別する。
【0026】6は給送ローラであり、この給送ローラ6
を矢印方向に回転させることにより、原稿載置トレイ1
から送られてきた原稿Sが給送される。このとき、ピッ
クアップソレノイド(図示せず)を動作させ、ピックア
ップローラ4を回転させずに原稿束に押圧することによ
り、原稿Sの搬送性を向上させることができる。
を矢印方向に回転させることにより、原稿載置トレイ1
から送られてきた原稿Sが給送される。このとき、ピッ
クアップソレノイド(図示せず)を動作させ、ピックア
ップローラ4を回転させずに原稿束に押圧することによ
り、原稿Sの搬送性を向上させることができる。
【0027】7、8は分離ローラであり、これら分離ロ
ーラ7、8には分離ベルト9が掛けてある。分離ローラ
7は分離モータ5により駆動される。そして、分離モー
タ5を駆動して分離ベルト9を矢印方向に回転させるこ
とにより、給送ローラ6との間で、原稿載置トレイ1上
に載置された原稿Sのうち、最下位の原稿が1枚分離さ
れる。給送ローラ6と分離ベルト9とで、分離給送部が
構成されている。分離給送部から送られた原稿は、その
搬送途中で第1分離センサ31及び第2分離センサ3
1’を通過する際に検知され、原稿Sの両分離センサ3
1、31’への到着時間の差によって、原稿斜行量を検
知することができる。すなわち、第1分離センサ31及
び第2分離センサ31’は、第1の原稿斜行量検知手段
を構成する。
ーラ7、8には分離ベルト9が掛けてある。分離ローラ
7は分離モータ5により駆動される。そして、分離モー
タ5を駆動して分離ベルト9を矢印方向に回転させるこ
とにより、給送ローラ6との間で、原稿載置トレイ1上
に載置された原稿Sのうち、最下位の原稿が1枚分離さ
れる。給送ローラ6と分離ベルト9とで、分離給送部が
構成されている。分離給送部から送られた原稿は、その
搬送途中で第1分離センサ31及び第2分離センサ3
1’を通過する際に検知され、原稿Sの両分離センサ3
1、31’への到着時間の差によって、原稿斜行量を検
知することができる。すなわち、第1分離センサ31及
び第2分離センサ31’は、第1の原稿斜行量検知手段
を構成する。
【0028】更に原稿Sは搬送され、第1給紙モータ1
0a及び第2給紙モータ10bで駆動される互いに圧接
された送りローラ11、11’、12、12’に挟み込
まれて、送りローラ11、11’、12、12’の矢印
方向の回転により、プラテンガラス15上へ搬送され
る。
0a及び第2給紙モータ10bで駆動される互いに圧接
された送りローラ11、11’、12、12’に挟み込
まれて、送りローラ11、11’、12、12’の矢印
方向の回転により、プラテンガラス15上へ搬送され
る。
【0029】この際、送りローラ11、11’、12、
12’のそれぞれに原稿斜行量に応じた速度差を持たせ
ることにより、原稿斜行量の大部分を補正することが可
能である。即ち、送りローラ11、11’、12、1
2’は、原稿斜行補正手段を構成する。
12’のそれぞれに原稿斜行量に応じた速度差を持たせ
ることにより、原稿斜行量の大部分を補正することが可
能である。即ち、送りローラ11、11’、12、1
2’は、原稿斜行補正手段を構成する。
【0030】また、送りローラ11、11’、12、1
2’で原稿Sを搬送している途中で原稿Sが第1レジス
トセンサ22及び第2レジストセンサ22’を通過する
時、原稿Sの両レジストセンサ22、22’への到着時
間差により、最終的な原稿斜行量が検知される。即ち、
第1レジストセンサ22及び第2レジストセンサ22’
は、第2原稿斜行量検知手段を構成する。検知された原
稿斜行量は、後述する複写装置のコントローラへ送信さ
れる。
2’で原稿Sを搬送している途中で原稿Sが第1レジス
トセンサ22及び第2レジストセンサ22’を通過する
時、原稿Sの両レジストセンサ22、22’への到着時
間差により、最終的な原稿斜行量が検知される。即ち、
第1レジストセンサ22及び第2レジストセンサ22’
は、第2原稿斜行量検知手段を構成する。検知された原
稿斜行量は、後述する複写装置のコントローラへ送信さ
れる。
【0031】第1給紙モータ10a及び第2給紙モータ
10a’のそれぞれには、給紙モータクロックセンサ1
0c、10c’と共に検知器を構成する給紙クロック円
板10bが設けてある。送りローラ11、11’、1
2、12’で原稿Sを搬送しているとき、原稿Sが第1
レジストセンサ22及び第2レジストセンサ22’を通
過している間の給紙モータクロックセンサ10c、10
c’から出力されるエンコーダパルス信号量を測定する
ことにより、原稿搬送方向の長さを検知することができ
る。また、給紙モータ10aは、第1排出ローラ13
a、第2排出ローラ13bの駆動も兼ねている。
10a’のそれぞれには、給紙モータクロックセンサ1
0c、10c’と共に検知器を構成する給紙クロック円
板10bが設けてある。送りローラ11、11’、1
2、12’で原稿Sを搬送しているとき、原稿Sが第1
レジストセンサ22及び第2レジストセンサ22’を通
過している間の給紙モータクロックセンサ10c、10
c’から出力されるエンコーダパルス信号量を測定する
ことにより、原稿搬送方向の長さを検知することができ
る。また、給紙モータ10aは、第1排出ローラ13
a、第2排出ローラ13bの駆動も兼ねている。
【0032】プラテンガラス15上の全面ベルト18
は、シート原稿全面をカバーする大きさをもった無端ベ
ルトであり、その表面は、原稿Sを摩擦力でプラテンガ
ラス15上を滑らせて双方向に搬送するのに十分な摩擦
係数を有している。全面ベルト18は駆動ローラ16及
びターンローラ17に掛けられ、全面ベルト18と駆動
ローラ16とが滑りを起こさないように構成されてい
る。
は、シート原稿全面をカバーする大きさをもった無端ベ
ルトであり、その表面は、原稿Sを摩擦力でプラテンガ
ラス15上を滑らせて双方向に搬送するのに十分な摩擦
係数を有している。全面ベルト18は駆動ローラ16及
びターンローラ17に掛けられ、全面ベルト18と駆動
ローラ16とが滑りを起こさないように構成されてい
る。
【0033】駆動ローラ16はベルトモータ14aによ
り回転駆動されるものであり、このベルトモータ14a
には電磁ブレーキ14bとベルトクロックセンサ14d
及びベルトクロック円板14cとが設けてある。
り回転駆動されるものであり、このベルトモータ14a
には電磁ブレーキ14bとベルトクロックセンサ14d
及びベルトクロック円板14cとが設けてある。
【0034】第1排出ローラ13aは送りローラ12、
12’と互いに圧接されており、全面ベルト18のA方
向の移動により、プラテンガラス15から排出された原
稿Sは、矢印方向に回転して挟み込まれて搬送される。
そして、原稿Sは、第2排出ローラ13bに挟まれて原
稿載置トレイ1に排出される。
12’と互いに圧接されており、全面ベルト18のA方
向の移動により、プラテンガラス15から排出された原
稿Sは、矢印方向に回転して挟み込まれて搬送される。
そして、原稿Sは、第2排出ローラ13bに挟まれて原
稿載置トレイ1に排出される。
【0035】33は原稿排出トレイであり、この原稿排
出トレイ33には排紙原稿仕切レバー駆動モータ29で
作動される排紙原稿仕切レバー30が配置してある。ま
た、原稿載置トレイ1の下流方向の原稿Sの搬送パス上
には、第1レジストセンサ22、第2レジストセンサ2
2’、原稿検知センサ23、第1排紙センサ21、反転
センサ24、第2排紙センサ25、RDF開閉センサ4
0(図2を参照)、リサイクルレバー基準位置検知セン
サ20b、原稿搬送方向サイズ検知センサ27、排紙原
稿仕切レバー基準位置センサ26、第1分離センサ31
及び第2分離センサ31’が配置されている。
出トレイ33には排紙原稿仕切レバー駆動モータ29で
作動される排紙原稿仕切レバー30が配置してある。ま
た、原稿載置トレイ1の下流方向の原稿Sの搬送パス上
には、第1レジストセンサ22、第2レジストセンサ2
2’、原稿検知センサ23、第1排紙センサ21、反転
センサ24、第2排紙センサ25、RDF開閉センサ4
0(図2を参照)、リサイクルレバー基準位置検知セン
サ20b、原稿搬送方向サイズ検知センサ27、排紙原
稿仕切レバー基準位置センサ26、第1分離センサ31
及び第2分離センサ31’が配置されている。
【0036】また、上述したように構成される自動原稿
給送部200によりプラテンガラス15上に搬送された
原稿Sの画像データは、複写装置の画像読取部300に
より読み取られる。画像読取部300は複写装置本体の
上部に配設されており、該画像読取部300は原稿照明
用ランプ102とミラー103とを有するスキャナユニ
ット101と、ミラー104、105と、レンズ106
と、CCDセンサ107とから構成されている。
給送部200によりプラテンガラス15上に搬送された
原稿Sの画像データは、複写装置の画像読取部300に
より読み取られる。画像読取部300は複写装置本体の
上部に配設されており、該画像読取部300は原稿照明
用ランプ102とミラー103とを有するスキャナユニ
ット101と、ミラー104、105と、レンズ106
と、CCDセンサ107とから構成されている。
【0037】次に、自動原稿給送部200における原稿
下分離搬送動作について説明する。
下分離搬送動作について説明する。
【0038】原稿Sを原稿載置トレイ1上にセットする
と、該原稿Sは送り出し方向へ揃って載置される。この
とき、原稿規制板を原稿Sに接触させることにより、原
稿搬送時の原稿斜行が防止される。また、ボリュームが
前記原稿規制板の位置に応じた電圧値を検知することに
より、原稿Sの原稿幅サイズが検知される。また、原稿
搬送方向サイズ検知センサ27により、原稿載置トレイ
1上に載置された原稿Sがプラテンガラス15上に並置
可能か否かが検知される。
と、該原稿Sは送り出し方向へ揃って載置される。この
とき、原稿規制板を原稿Sに接触させることにより、原
稿搬送時の原稿斜行が防止される。また、ボリュームが
前記原稿規制板の位置に応じた電圧値を検知することに
より、原稿Sの原稿幅サイズが検知される。また、原稿
搬送方向サイズ検知センサ27により、原稿載置トレイ
1上に載置された原稿Sがプラテンガラス15上に並置
可能か否かが検知される。
【0039】リサイクルレバー19は原稿Sの最上面に
載せられ、原稿給送を開始する際にリサイクルモータ2
0aにより駆動される。これにより、最終給送原稿と複
写済み原稿とが区別される。半月ローラ3が矢印の方向
に回転され、下流の分離給送部へ、原稿Sが送られる。
更に、分離モータ5を駆動して分離ベルト9を矢印方向
に回転させることにより、給送ローラ6との間で、原稿
載置トレイ1上に載置された原稿のうち、最下位の原稿
Sが1枚分離される。
載せられ、原稿給送を開始する際にリサイクルモータ2
0aにより駆動される。これにより、最終給送原稿と複
写済み原稿とが区別される。半月ローラ3が矢印の方向
に回転され、下流の分離給送部へ、原稿Sが送られる。
更に、分離モータ5を駆動して分離ベルト9を矢印方向
に回転させることにより、給送ローラ6との間で、原稿
載置トレイ1上に載置された原稿のうち、最下位の原稿
Sが1枚分離される。
【0040】この分離供給部から送られた原稿Sは、第
1給紙モータ10a及び第2給紙モータ10a’で駆動
される互いに圧接された送りローラ11、11’、1
2、12’に挟み込まれて、該送りローラ11、1
1’、12、12’の矢印方向の回転によりプラテンガ
ラス15上へ送られる。また、送りローラ11、1
1’、12、12’による原稿搬送中に、原稿Sが第1
レジストセンサ22及び第2レジストセンサ22’を通
過している間に給紙モータクロックセンサ10c、10
c’から出力されるエンコーダパルス信号量を測定する
ことにより、原稿搬送方向の長さが検知される。
1給紙モータ10a及び第2給紙モータ10a’で駆動
される互いに圧接された送りローラ11、11’、1
2、12’に挟み込まれて、該送りローラ11、1
1’、12、12’の矢印方向の回転によりプラテンガ
ラス15上へ送られる。また、送りローラ11、1
1’、12、12’による原稿搬送中に、原稿Sが第1
レジストセンサ22及び第2レジストセンサ22’を通
過している間に給紙モータクロックセンサ10c、10
c’から出力されるエンコーダパルス信号量を測定する
ことにより、原稿搬送方向の長さが検知される。
【0041】全面ベルト18のA方向の移動によりプラ
テンガラス15上から排出された原稿Sは、互いに圧接
される第1排出ローラ13aと送りローラ12、12’
とに挟み込まれ、該第1排出ローラ13aと送りローラ
12、12’の矢印方向の回転により搬送される。その
原稿Sは、第2排出ローラ13bに挟まれて原稿載置ト
レイ1に排出される。この動作は最終原稿又は動作停止
まで繰り返される。
テンガラス15上から排出された原稿Sは、互いに圧接
される第1排出ローラ13aと送りローラ12、12’
とに挟み込まれ、該第1排出ローラ13aと送りローラ
12、12’の矢印方向の回転により搬送される。その
原稿Sは、第2排出ローラ13bに挟まれて原稿載置ト
レイ1に排出される。この動作は最終原稿又は動作停止
まで繰り返される。
【0042】また、最終原稿が搬送されて一度原稿束に
載せられたリサイクルレバー19が原稿載置トレイ1か
ら落ちるまで、複写動作を行わずに上記片面原稿搬送動
作を繰り返すことにより、載置原稿枚数をカウントする
ことが可能である。また、原稿枚数をカウントすること
ができるので、例えば片面原稿から両面コピーを行う場
合等、載置原稿が奇数枚のときの処理等を適切に行うこ
とが可能である。
載せられたリサイクルレバー19が原稿載置トレイ1か
ら落ちるまで、複写動作を行わずに上記片面原稿搬送動
作を繰り返すことにより、載置原稿枚数をカウントする
ことが可能である。また、原稿枚数をカウントすること
ができるので、例えば片面原稿から両面コピーを行う場
合等、載置原稿が奇数枚のときの処理等を適切に行うこ
とが可能である。
【0043】次に、自動原稿給送部200における原稿
上分離搬送動作について説明する。
上分離搬送動作について説明する。
【0044】原稿載置トレイ1には、原稿搬送方向サイ
ズ検知センサ27が設けられていて、載置された原稿が
プラテンガラス15上に並置可能であるか否かが検知さ
れる。そして、ピックアップソレノイドを動作させ、ピ
ックアップローラ4を回転させながら原稿束に押圧する
ことにより、原稿載置トレイ1上の原稿Sが、最上位の
ものから順に分離供給部へ搬送される。なお、この搬送
動作においては原稿Sが原稿載置トレイ1に戻らず、最
終給送原稿と複写済み原稿とを区別する必要がないの
で、リサイクルレバー19は駆動されない。
ズ検知センサ27が設けられていて、載置された原稿が
プラテンガラス15上に並置可能であるか否かが検知さ
れる。そして、ピックアップソレノイドを動作させ、ピ
ックアップローラ4を回転させながら原稿束に押圧する
ことにより、原稿載置トレイ1上の原稿Sが、最上位の
ものから順に分離供給部へ搬送される。なお、この搬送
動作においては原稿Sが原稿載置トレイ1に戻らず、最
終給送原稿と複写済み原稿とを区別する必要がないの
で、リサイクルレバー19は駆動されない。
【0045】分離供給部では、分離モータ5を上述した
原稿下分離搬送時とは逆に回転させ、分離ローラ6、分
離ベルト9を原稿下搬送動作とは逆に回転させることに
より、最上位の原稿Sが1枚ずつ分離される。分離供給
部からプラテンガラス15までの原稿搬送は、上述した
原稿下分離搬送動作と同一である。
原稿下分離搬送時とは逆に回転させ、分離ローラ6、分
離ベルト9を原稿下搬送動作とは逆に回転させることに
より、最上位の原稿Sが1枚ずつ分離される。分離供給
部からプラテンガラス15までの原稿搬送は、上述した
原稿下分離搬送動作と同一である。
【0046】複写装置による画像読み取りが終了した
後、原稿Sがプラテンガラス15上に並置できるなら
ば、原稿Sは、そのまま全面ベルト18でB方向へ移動
され、次に給紙・搬送された原稿と並置される。また、
並置できないならば、原稿Sが更にB方向へ移動されて
原稿排紙トレイ33へ排出された後、次の原稿が給紙・
搬送されて、プラテンガラス15上に載置される。
後、原稿Sがプラテンガラス15上に並置できるなら
ば、原稿Sは、そのまま全面ベルト18でB方向へ移動
され、次に給紙・搬送された原稿と並置される。また、
並置できないならば、原稿Sが更にB方向へ移動されて
原稿排紙トレイ33へ排出された後、次の原稿が給紙・
搬送されて、プラテンガラス15上に載置される。
【0047】その際、排出される原稿Sには原稿読み取
りが完了した印として、スタンプソレノイド28を駆動
することにより、原稿所定位置に読み取り済みスタンプ
が押される。この動作は、最終原稿搬送時又は原稿搬送
動作停止まで繰り返される。
りが完了した印として、スタンプソレノイド28を駆動
することにより、原稿所定位置に読み取り済みスタンプ
が押される。この動作は、最終原稿搬送時又は原稿搬送
動作停止まで繰り返される。
【0048】なお、原稿上分離搬送動作は先頭頁からの
処理となるので、原稿枚数をカウントする必要はなく、
従って、この場合には原稿カウント動作は行われない。
処理となるので、原稿枚数をカウントする必要はなく、
従って、この場合には原稿カウント動作は行われない。
【0049】図2は、自動原稿給送部200の回路構成
を示すブロック図である。この自動原稿給送部200
は、ワンチップマイクロコンピュータ(以下、マイコン
と記述する)を中心に構成されており、複写装置本体の
コントローラと通信を介して信号の授受を行いながら各
種の制御を行っている。
を示すブロック図である。この自動原稿給送部200
は、ワンチップマイクロコンピュータ(以下、マイコン
と記述する)を中心に構成されており、複写装置本体の
コントローラと通信を介して信号の授受を行いながら各
種の制御を行っている。
【0050】図2において、100はマイコンであり、
このマイコン100の入力ポートI4〜I15には、上
述した原稿載置トレイ1の下流方向の原稿の搬送パス上
に設けられた第1レジストセンサ22、原稿検知センサ
23、第1排紙センサ21、反転センサ24、第2排紙
センサ25、RDF開閉センサ40、リサイクルレバー
基準位置検知センサ20b、原稿搬送方向サイズ検知セ
ンサ27、排紙原稿仕切レバー基準位置センサ26、第
1分離センサ31、第2レジストセンサ22’、第2分
離センサ31’からそれぞれ出力される信号が各々入力
されている。
このマイコン100の入力ポートI4〜I15には、上
述した原稿載置トレイ1の下流方向の原稿の搬送パス上
に設けられた第1レジストセンサ22、原稿検知センサ
23、第1排紙センサ21、反転センサ24、第2排紙
センサ25、RDF開閉センサ40、リサイクルレバー
基準位置検知センサ20b、原稿搬送方向サイズ検知セ
ンサ27、排紙原稿仕切レバー基準位置センサ26、第
1分離センサ31、第2レジストセンサ22’、第2分
離センサ31’からそれぞれ出力される信号が各々入力
されている。
【0051】また、マイコン100の割り込み端子IN
T1、INT2、INT3には、それぞれベルトモータ
14aの軸のエンコーダパルス信号、第1給紙モータ1
0aの軸のエンコーダパルス信号、第2給紙モータ10
a’の軸のエンコーダパルス信号がそれぞれ入力されて
いる。これらは、紙送り移動量の基準クロックとなり、
マイコン内部カウンタでカウント動作が行われる。
T1、INT2、INT3には、それぞれベルトモータ
14aの軸のエンコーダパルス信号、第1給紙モータ1
0aの軸のエンコーダパルス信号、第2給紙モータ10
a’の軸のエンコーダパルス信号がそれぞれ入力されて
いる。これらは、紙送り移動量の基準クロックとなり、
マイコン内部カウンタでカウント動作が行われる。
【0052】一方、マイコン100の出力ポートO4〜
O12には、上述した分離モータ5、ベルトモータ14
a、第1給紙モータ10a、リサイクルモータ20a、
第2給紙モータ10a’、スタンプソレノイド28、排
紙原稿仕切レバー駆動モータ29、ピックアップローラ
駆動ソレノイド34の動作信号が出力されており、各々
のドライバを介して各出力信号の出力負荷が制御され
る。また、複写装置のコントローラと通信を介して信号
の授受を行うことにより、マイコン100の入力ポート
I1〜I3及びI16には原稿給紙信号、原稿排紙信
号、モード信号及びスタンプ押下信号がラインレシーバ
41を介して各々入力され、出力ポートO1〜O3及び
O13からCOPY(コピー)要求信号、原稿検知信
号、原稿サイズ信号及び原稿斜行データ信号が各々出力
される。
O12には、上述した分離モータ5、ベルトモータ14
a、第1給紙モータ10a、リサイクルモータ20a、
第2給紙モータ10a’、スタンプソレノイド28、排
紙原稿仕切レバー駆動モータ29、ピックアップローラ
駆動ソレノイド34の動作信号が出力されており、各々
のドライバを介して各出力信号の出力負荷が制御され
る。また、複写装置のコントローラと通信を介して信号
の授受を行うことにより、マイコン100の入力ポート
I1〜I3及びI16には原稿給紙信号、原稿排紙信
号、モード信号及びスタンプ押下信号がラインレシーバ
41を介して各々入力され、出力ポートO1〜O3及び
O13からCOPY(コピー)要求信号、原稿検知信
号、原稿サイズ信号及び原稿斜行データ信号が各々出力
される。
【0053】更に、マイコン100には、制御プログラ
ムが収納されているROM(リードオンリーメモリ)3
5、演算等の作業領域としてのRAM(ランダムアクセ
スメモリ)36、不揮発性メモリであるEEROM3
7、電圧値を読み取るためのA/D(アナログ/デジタ
ル)コンバータ38、出力電圧可変手段であるD/A
(デジタル/アナログ)コンバータ39がそれぞれ接続
されている。
ムが収納されているROM(リードオンリーメモリ)3
5、演算等の作業領域としてのRAM(ランダムアクセ
スメモリ)36、不揮発性メモリであるEEROM3
7、電圧値を読み取るためのA/D(アナログ/デジタ
ル)コンバータ38、出力電圧可変手段であるD/A
(デジタル/アナログ)コンバータ39がそれぞれ接続
されている。
【0054】A/Dコンバータ38には、原稿載置トレ
イ1上に設けられた原稿規制板に連動して動く原稿幅検
知ボリューム42が接続されていて、その電圧値を検知
することにより、原稿載置トレイ1上に載置された原稿
Sの原稿幅サイズが検知される。
イ1上に設けられた原稿規制板に連動して動く原稿幅検
知ボリューム42が接続されていて、その電圧値を検知
することにより、原稿載置トレイ1上に載置された原稿
Sの原稿幅サイズが検知される。
【0055】ここで、図3及び図4を参照して、各種動
作モードと原稿の動きとの関係を説明する。
作モードと原稿の動きとの関係を説明する。
【0056】図3は、片面原稿・下分離モード時の原稿
搬送動作を示す説明図である。
搬送動作を示す説明図である。
【0057】片面原稿・下分離モード時は、原稿載置ト
レイ1上の原稿Sが下面(原稿の最終頁)から順番に給
紙され、プラテンガラス15上に載置される。そして、
画像読み取り終了後、プラテンガラス15上の原稿Sが
搬送され、原稿載置トレイ1に排紙される。図3(A)
は原稿給紙開始時、図3(B)は原稿給紙中、図3
(C)は原稿載置完了及び読取動作時、図3(D)は原
稿排紙開始時、図3(E)は原稿排紙中の原稿の流れを
それぞれ示している。
レイ1上の原稿Sが下面(原稿の最終頁)から順番に給
紙され、プラテンガラス15上に載置される。そして、
画像読み取り終了後、プラテンガラス15上の原稿Sが
搬送され、原稿載置トレイ1に排紙される。図3(A)
は原稿給紙開始時、図3(B)は原稿給紙中、図3
(C)は原稿載置完了及び読取動作時、図3(D)は原
稿排紙開始時、図3(E)は原稿排紙中の原稿の流れを
それぞれ示している。
【0058】図4は、片面原稿・上分離モード時の原稿
搬送動作を示す説明図である。
搬送動作を示す説明図である。
【0059】片面原稿・上分離モード時は、原稿載置ト
レイ1上の原稿Sが上面(原稿の先頭頁)から順番に給
紙され、プラテンガラス15上に載置される。そして、
原稿読取終了後、プラテンガラス15上の原稿Sが搬送
され、原稿載置トレイ1に排紙される。図4(A)は原
稿給紙開始時、図4(B)は原稿給紙中、図4(C)は
原稿載置完了及び読取動作時、図4(D)はは原稿排紙
開始時、図4(E)は原稿排紙中の原稿の流れをそれぞ
れ示している。
レイ1上の原稿Sが上面(原稿の先頭頁)から順番に給
紙され、プラテンガラス15上に載置される。そして、
原稿読取終了後、プラテンガラス15上の原稿Sが搬送
され、原稿載置トレイ1に排紙される。図4(A)は原
稿給紙開始時、図4(B)は原稿給紙中、図4(C)は
原稿載置完了及び読取動作時、図4(D)はは原稿排紙
開始時、図4(E)は原稿排紙中の原稿の流れをそれぞ
れ示している。
【0060】図5は、原稿搬送時における原稿斜行補正
手順を説明するための説明図である。
手順を説明するための説明図である。
【0061】同図において、送りローラ11、11’
は、独立に搬送速度を変更することができる斜行補正搬
送ローラ対として動作する。また、第1分離センサ31
及び第2分離センサ31’、第1レジストセンサ22及
び第2レジストセンサ22’は、それぞれ原稿斜行量を
検知する斜行量検知センサ対として動作する。第1分離
センサ31及び第2分離センサ31’は、用紙搬送パス
上の、送りローラ11、11’の上流側の手前側(A
側)と奥側(B側)とにそれぞれ配されている。また、
第1レジストセンサ22及び第2レジストセンサ22’
は、用紙搬送パス上の、送りローラ対11、11’の下
流側のA側とB側とにそれぞれ配されている。
は、独立に搬送速度を変更することができる斜行補正搬
送ローラ対として動作する。また、第1分離センサ31
及び第2分離センサ31’、第1レジストセンサ22及
び第2レジストセンサ22’は、それぞれ原稿斜行量を
検知する斜行量検知センサ対として動作する。第1分離
センサ31及び第2分離センサ31’は、用紙搬送パス
上の、送りローラ11、11’の上流側の手前側(A
側)と奥側(B側)とにそれぞれ配されている。また、
第1レジストセンサ22及び第2レジストセンサ22’
は、用紙搬送パス上の、送りローラ対11、11’の下
流側のA側とB側とにそれぞれ配されている。
【0062】このような構成において、まず、原稿Sが
上流側の斜行量検知センサ対である第1分離センサ31
及び第2分離センサ31’を通過する際の、各センサを
通過する先着順と、各分離センサ31、31’への原稿
到着時間差とが検知される。原稿Sの基準搬送速度をv
とし、原稿到着時間差をΔtとすると、原稿斜行量ΔL
は ΔL=v・Δt で表される。
上流側の斜行量検知センサ対である第1分離センサ31
及び第2分離センサ31’を通過する際の、各センサを
通過する先着順と、各分離センサ31、31’への原稿
到着時間差とが検知される。原稿Sの基準搬送速度をv
とし、原稿到着時間差をΔtとすると、原稿斜行量ΔL
は ΔL=v・Δt で表される。
【0063】原稿Sの現在の状態を保ったまま、原稿S
の後着側、即ち図5に示した例においては原稿SのA側
が送りローラ11に達するように、距離L0だけ原稿S
が搬送される。送りローラ11、11’からレジストセ
ンサ22、22’までの距離をLとすると、先着側の送
りローラ即ちB側の送りローラ11’を距離L−ΔL搬
送すると共に後着側の送りローラ即ちA側の送りローラ
11を距離L搬送するために、原稿搬送時間t=L/v
の間にA側の送りローラ11のローラ速度をv’=v
(1−ΔL/L)、B側の送りローラ11’のローラ速
度をvにて回転させて、原稿Sが搬送される。これによ
り、第1分離センサ31及び第2分離センサ31’によ
り検知された原稿の斜行が補正される。なお、上記v、
L,ΔLはそれぞれ既知量である。
の後着側、即ち図5に示した例においては原稿SのA側
が送りローラ11に達するように、距離L0だけ原稿S
が搬送される。送りローラ11、11’からレジストセ
ンサ22、22’までの距離をLとすると、先着側の送
りローラ即ちB側の送りローラ11’を距離L−ΔL搬
送すると共に後着側の送りローラ即ちA側の送りローラ
11を距離L搬送するために、原稿搬送時間t=L/v
の間にA側の送りローラ11のローラ速度をv’=v
(1−ΔL/L)、B側の送りローラ11’のローラ速
度をvにて回転させて、原稿Sが搬送される。これによ
り、第1分離センサ31及び第2分離センサ31’によ
り検知された原稿の斜行が補正される。なお、上記v、
L,ΔLはそれぞれ既知量である。
【0064】そして、各送りローラ11、11’を等速
vにて回転させて原稿Sを搬送し、下流側の第1レジス
トセンサ22及び第2レジストセンサ22’により、再
度原稿斜行量が検知される。ここで検知された原稿斜行
量は、最終的にプラテンガラス15上に搬送される原稿
斜行方向及び原稿斜行量として近似される。なお、図5
において、 θ=tan-1(Δd/w) Δd=v・Δt’ (B側が遅れた場合) Δd=v’・Δt’(B側が進んだ場合) である。
vにて回転させて原稿Sを搬送し、下流側の第1レジス
トセンサ22及び第2レジストセンサ22’により、再
度原稿斜行量が検知される。ここで検知された原稿斜行
量は、最終的にプラテンガラス15上に搬送される原稿
斜行方向及び原稿斜行量として近似される。なお、図5
において、 θ=tan-1(Δd/w) Δd=v・Δt’ (B側が遅れた場合) Δd=v’・Δt’(B側が進んだ場合) である。
【0065】このようにして得られた原稿斜行方向及び
原稿斜行量は、複写装置のコントローラへ送られる。
原稿斜行量は、複写装置のコントローラへ送られる。
【0066】図6は、図5に示したように第1レジスト
センサ22及び第2レジストセンサ22’によって更に
原稿斜行が検知された場合の、デジタル画像補正手順を
説明するための説明図である。
センサ22及び第2レジストセンサ22’によって更に
原稿斜行が検知された場合の、デジタル画像補正手順を
説明するための説明図である。
【0067】プラテンガラス15上に斜行して搬送され
た原稿Sの画像データは、複写装置本体の上部に配され
ている画像読取部300により読み取られる。読み取ら
れた画像データは、上述した手順により得られた値θだ
け画像が回転している状態とほぼ等価である。即ち、図
6に示す画像d(x,y)を角度θだけ回転させること
により得られる画像D(x’,y’)が補正画像となる
(反時計まわりを回転の正方向とする)。
た原稿Sの画像データは、複写装置本体の上部に配され
ている画像読取部300により読み取られる。読み取ら
れた画像データは、上述した手順により得られた値θだ
け画像が回転している状態とほぼ等価である。即ち、図
6に示す画像d(x,y)を角度θだけ回転させること
により得られる画像D(x’,y’)が補正画像となる
(反時計まわりを回転の正方向とする)。
【0068】D(x’,y’)=d(x,y) x’=x・cosθ−y・sinθ y’=x・sinθ+y・cosθ このようにして、送りローラ11、11’による原稿の
斜行補正によっても完全に補正できなかった原稿の斜行
の補正は、画像読取部300により画像データがデジタ
ル的に読み込まれた後、その読み込まれた画像データに
対して行われる。原稿の斜行が補正された画像データ
は、順次画像データ記憶手段に蓄えられる。
斜行補正によっても完全に補正できなかった原稿の斜行
の補正は、画像読取部300により画像データがデジタ
ル的に読み込まれた後、その読み込まれた画像データに
対して行われる。原稿の斜行が補正された画像データ
は、順次画像データ記憶手段に蓄えられる。
【0069】図7は、複写装置の画像処理ブロックの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【0070】同図において、複写装置は、図1に示した
自動原稿給送部200と、レンズ106とCCDセンサ
107とA/D変換部108とシェーディング補正部1
09とを有する画像読取部300と、イメージサーバ1
10と、画像認識処理を行う画像認識部111と、画像
編集部112aを有する画像処理部112と、画像デー
タを記録紙に出力するための画像記録部113と、コン
トローラ114と、ユーザが所望の処理を指示するため
に使用される操作部115とから主に構成されている。
自動原稿給送部200、画像読取部300、イメージサ
ーバ110、画像認識部111、画像処理部112、画
像記録部113及び操作部115は、それぞれ、コント
ローラ114と互いに接続されている。コントローラ1
14は、CPU114a、RAM114b及びROM1
14cからなり、複写装置全体の動作を制御する。
自動原稿給送部200と、レンズ106とCCDセンサ
107とA/D変換部108とシェーディング補正部1
09とを有する画像読取部300と、イメージサーバ1
10と、画像認識処理を行う画像認識部111と、画像
編集部112aを有する画像処理部112と、画像デー
タを記録紙に出力するための画像記録部113と、コン
トローラ114と、ユーザが所望の処理を指示するため
に使用される操作部115とから主に構成されている。
自動原稿給送部200、画像読取部300、イメージサ
ーバ110、画像認識部111、画像処理部112、画
像記録部113及び操作部115は、それぞれ、コント
ローラ114と互いに接続されている。コントローラ1
14は、CPU114a、RAM114b及びROM1
14cからなり、複写装置全体の動作を制御する。
【0071】上記構成において、原稿Sは、図5に示し
た自動原稿給送部200による原稿搬送中の原稿斜行補
正とレジストローラ22、22’による原稿斜行量の検
知の後、プラテンガラス15上に載置される。ここで、
コントローラ114の指示により、画像読取部300内
のCCDセンサ107に結像されたアナログ画像信号
は、A/D変換部108に送られて、そこでデジタル変
換される。デジタル変換された画像信号(デジタル画像
信号)はシェーディング補正部109に送られて、シェ
ーディング補正が施される。
た自動原稿給送部200による原稿搬送中の原稿斜行補
正とレジストローラ22、22’による原稿斜行量の検
知の後、プラテンガラス15上に載置される。ここで、
コントローラ114の指示により、画像読取部300内
のCCDセンサ107に結像されたアナログ画像信号
は、A/D変換部108に送られて、そこでデジタル変
換される。デジタル変換された画像信号(デジタル画像
信号)はシェーディング補正部109に送られて、シェ
ーディング補正が施される。
【0072】このとき、上述した手順により検知された
原稿斜行方向及び原稿斜行量を示す原稿斜行データ信号
がコントローラ114に入力され、その信号に基づい
て、コントローラ114内のCPU114aにより、上
述したデジタル画像信号の回転補正処理が行われる。
原稿斜行方向及び原稿斜行量を示す原稿斜行データ信号
がコントローラ114に入力され、その信号に基づい
て、コントローラ114内のCPU114aにより、上
述したデジタル画像信号の回転補正処理が行われる。
【0073】回転補正の後、補正後のデジタル画像信号
は、操作部115においてユーザにより指定された処理
を行うために、必要に応じて、画像認識部111、画像
処理部112、画像記録部又はイメージサーバ110へ
送られる。
は、操作部115においてユーザにより指定された処理
を行うために、必要に応じて、画像認識部111、画像
処理部112、画像記録部又はイメージサーバ110へ
送られる。
【0074】このように、本実施の形態によれば、原稿
搬送途中で原稿斜行量を検知して機械的に原稿の斜行補
正を行った後、再度原稿斜行量を検知し、その検知され
た原稿斜行量に基づいて、デジタル画像信号の斜行補正
を行うようにしたので、より精度の高い原稿斜行補正を
行うことができる。
搬送途中で原稿斜行量を検知して機械的に原稿の斜行補
正を行った後、再度原稿斜行量を検知し、その検知され
た原稿斜行量に基づいて、デジタル画像信号の斜行補正
を行うようにしたので、より精度の高い原稿斜行補正を
行うことができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の複写装
置又は請求項8の原稿斜行補正方法によれば、原稿の斜
行の補正後更に前記原稿の斜行量を検知し、前記給送さ
れた原稿の画像データを読み取り、前記更に検知された
斜行量に基づいて前記読み取られた画像データを補正す
るようにしたので、より精度の高い原稿斜行補正を行う
ことができるという効果が得られる。
置又は請求項8の原稿斜行補正方法によれば、原稿の斜
行の補正後更に前記原稿の斜行量を検知し、前記給送さ
れた原稿の画像データを読み取り、前記更に検知された
斜行量に基づいて前記読み取られた画像データを補正す
るようにしたので、より精度の高い原稿斜行補正を行う
ことができるという効果が得られる。
【図1】本発明の実施の一形態にかかる複写装置の主要
部の構成を示す側面図である。
部の構成を示す側面図である。
【図2】図1に示した自動原稿給送部の回路構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】片面原稿・下分離モード時の原稿搬送動作を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】片面原稿・上分離モード時の原稿搬送動作を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】原稿搬送時における原稿斜行補正手順を説明す
るための説明図である。
るための説明図である。
【図6】レジストセンサ対によって更に原稿斜行が検知
された場合の、デジタル画像補正手順を説明するための
説明図である。
された場合の、デジタル画像補正手順を説明するための
説明図である。
【図7】複写装置の画像処理ブロックの構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
11、11’ 送りローラ 22 第1レジストセンサ 22’ 第2レジストセンサ 31 第1分離センサ 31’ 第2分離センサ 114 コントローラ 100 マイクロコンピュータ 200 自動原稿給送部 300 画像読取部 S 原稿
Claims (14)
- 【請求項1】 原稿トレイに載置された原稿を給送路に
沿って給送する給送手段と、前記給送手段により給送さ
れる原稿の斜行量を検知する第1の原稿斜行量検知手段
と、前記第1の原稿斜行量検知手段の下流側に設けら
れ、前記第1の原稿斜行量検知手段により検知された斜
行量に基づいて前記給送される原稿の斜行を補正する原
稿斜行補正手段とを備える複写装置において、 前記原稿斜行補正手段の下流側に設けられ、前記給送手
段により給送される原稿の斜行量を検知する第2の原稿
斜行量検知手段と、 前記給送された原稿の画像データを読み取る読取手段
と、 前記第2の原稿斜行量検知手段により検知された斜行量
に基づいて、前記読取手段により読み取られた画像デー
タを補正する補正手段とを備えることを特徴とする複写
装置。 - 【請求項2】 前記第1の原稿斜行量検知手段は、前記
給送路の両側に設けられた二つのセンサから構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の複写装置。 - 【請求項3】 前記原稿斜行補正手段は、前記給送路の
両側に設けられた二つのローラから構成されることを特
徴とする請求項1又は2に記載の複写装置。 - 【請求項4】 前記二つのローラは、前記第1の原稿斜
行量検知手段により検知された斜行量に応じた速度差を
以て回転することにより前記原稿の斜行を補正するよう
に構成されることを特徴とする請求項3に記載の複写装
置。 - 【請求項5】 前記第2の原稿斜行量検知手段は、前記
給送路の両側に設けられた二つのセンサから構成される
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
複写装置。 - 【請求項6】 前記補正手段は、前記第2の原稿斜行量
検知手段により検知された斜行量から前記原稿の斜行角
度を算出し、該算出された斜行角度だけ前記読取手段に
より読み取られた画像データを回転させることにより当
該画像データを補正するように構成されることを特徴と
する請求項1〜5のいずれか1項に記載の複写装置。 - 【請求項7】 前記補正手段により補正された画像デー
タを保存する画像データ保存手段を備えることを特徴と
する請求項1〜6のいずれか1項に記載の複写装置。 - 【請求項8】 原稿を給送路に沿って給送し、前記給送
された原稿の斜行量を検知し、前記検知された斜行量に
基づいて前記原稿の斜行を補正する複写装置の原稿斜行
補正方法において、 前記原稿の斜行の補正後更に前記原稿の斜行量を検知
し、前記給送された原稿の画像データを読み取り、前記
更に検知された斜行量に基づいて前記読み取られた画像
データを補正することを特徴とする複写装置の原稿斜行
補正方法。 - 【請求項9】 前記原稿の斜行量の検知は、前記給送路
の両側に設けられた二つのセンサにより行われることを
特徴とする請求項8に記載の複写装置の原稿斜行補正方
法。 - 【請求項10】 前記原稿の斜行の補正は、前記給送路
の両側に設けられた二つのローラによって行われること
を特徴とする請求項8又は9に記載の複写装置の原稿斜
行補正方法。 - 【請求項11】 前記原稿の斜行の補正は、前記二つの
ローラを前記検知された斜行量に応じた速度差をもって
回転させることにより行われることを特徴とする請求項
10に記載の複写装置の原稿斜行補正方法。 - 【請求項12】 前記更なる原稿の斜行量の検知は、前
記原稿の、前記給送路の両側に設けられた二つのセンサ
により行われることを特徴とする請求項8〜11のいず
れか1項に記載の複写装置の原稿斜行補正方法。 - 【請求項13】 前記画像データの補正は、前記更に検
知された斜行量から前記原稿の斜行角度を算出し、該算
出された斜行角度だけ前記読み取られた画像データを回
転させることにより行われることを特徴とする請求項8
〜12のいずれか1項に記載の複写装置の原稿斜行補正
方法。 - 【請求項14】 前記補正された画像データは前記複写
装置内の画像データ保存手段に保存されることを特徴と
する請求項8〜13のいずれか1項に記載の複写装置の
原稿斜行補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8205441A JPH1032682A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 複写装置及びその原稿斜行補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8205441A JPH1032682A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 複写装置及びその原稿斜行補正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1032682A true JPH1032682A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16506938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8205441A Pending JPH1032682A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 複写装置及びその原稿斜行補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1032682A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004193738A (ja) * | 2002-12-09 | 2004-07-08 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成装置 |
EP1930265A2 (en) | 2006-12-04 | 2008-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus |
JP2010122327A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Canon Inc | 画像形成装置及びその制御方法 |
JP2011071763A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Canon Inc | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム |
US8433233B2 (en) | 2009-10-05 | 2013-04-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and sheet conveying method that correct for skew of sheet conveyed to image forming unit |
US8437682B2 (en) | 2010-02-15 | 2013-05-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus including skew correction mechanism, control method therefor, and storage medium |
JP2016163168A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 読取装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2018144902A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | キヤノン株式会社 | 搬送装置、記録装置、斜行量算出方法及び搬送方法 |
US11053091B2 (en) * | 2018-05-29 | 2021-07-06 | Konica Minolta, Inc. | Sheet position detection apparatus, sheet conveyance apparatus, and image formation apparatus |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP8205441A patent/JPH1032682A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1930265A2 (en) | 2006-12-04 | 2008-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus |
US7694962B2 (en) | 2006-12-04 | 2010-04-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus |
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US8433233B2 (en) | 2009-10-05 | 2013-04-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and sheet conveying method that correct for skew of sheet conveyed to image forming unit |
US8437682B2 (en) | 2010-02-15 | 2013-05-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus including skew correction mechanism, control method therefor, and storage medium |
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JP2016163168A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 読取装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2018144902A (ja) * | 2017-03-01 | 2018-09-20 | キヤノン株式会社 | 搬送装置、記録装置、斜行量算出方法及び搬送方法 |
US11053091B2 (en) * | 2018-05-29 | 2021-07-06 | Konica Minolta, Inc. | Sheet position detection apparatus, sheet conveyance apparatus, and image formation apparatus |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050111 |