JPH10311908A - クロスダイクロイックプリズムの製造方法 - Google Patents
クロスダイクロイックプリズムの製造方法Info
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- JPH10311908A JPH10311908A JP9122665A JP12266597A JPH10311908A JP H10311908 A JPH10311908 A JP H10311908A JP 9122665 A JP9122665 A JP 9122665A JP 12266597 A JP12266597 A JP 12266597A JP H10311908 A JPH10311908 A JP H10311908A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロスダイクロイックプリズムを精度良く、
容易に得ることができる製造法を提供する。 【解決手段】 直角プリズムの長さが異なる第1及び第
2のプリズムの2個のプリズムの夫々の直角部と相対す
る底面と直角を挟む両斜面を光学研磨する第2工程と、
第1または第2の2つのプリズムのうち一方のプリズム
の研磨底面に第1色反射ダイクロイック膜を形成する第
3工程と、第1のプリズムのダイクロイック膜面と研磨
された第2のプリズムとを接着剤にて接着して接合部材
を作製する第4工程と、接合部材を当該接合面に対し垂
直に切断して第1接合部材と第2接合部材とを製造する
第5工程と、第1接合部材並びに第2接合部材の夫々の
切断面を研磨する第6工程と、研磨された第1接合部材
または第2接合部材の一方の当該研磨面に第2光反射ダ
イクロイック膜を形成する第7工程と、前記第7工程に
よる第2光反射ダイクロイック膜形成面と前記第6工程
により研磨された研磨面とを接着する第8工程とを有す
る。
容易に得ることができる製造法を提供する。 【解決手段】 直角プリズムの長さが異なる第1及び第
2のプリズムの2個のプリズムの夫々の直角部と相対す
る底面と直角を挟む両斜面を光学研磨する第2工程と、
第1または第2の2つのプリズムのうち一方のプリズム
の研磨底面に第1色反射ダイクロイック膜を形成する第
3工程と、第1のプリズムのダイクロイック膜面と研磨
された第2のプリズムとを接着剤にて接着して接合部材
を作製する第4工程と、接合部材を当該接合面に対し垂
直に切断して第1接合部材と第2接合部材とを製造する
第5工程と、第1接合部材並びに第2接合部材の夫々の
切断面を研磨する第6工程と、研磨された第1接合部材
または第2接合部材の一方の当該研磨面に第2光反射ダ
イクロイック膜を形成する第7工程と、前記第7工程に
よる第2光反射ダイクロイック膜形成面と前記第6工程
により研磨された研磨面とを接着する第8工程とを有す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルカラー投射装
置において、光源光の三色色分解や、各色光用ライトバ
ルブから射出された変調光を色合成して当該合成光を射
出するのに使用されるクロスダイクロイックプリズムの
製造法に関するものである。
置において、光源光の三色色分解や、各色光用ライトバ
ルブから射出された変調光を色合成して当該合成光を射
出するのに使用されるクロスダイクロイックプリズムの
製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9にクロスダイクロイックプリズムを
使用して三色色分解ならびに三色色合成を行う投射装置
の例を概略構成図を示す。光源210から射出された白
色光源光は、偏光ビームスプリッタ220に入射され、
当該偏光ビームスプリッタの偏光分離部によって偏光分
離され、反射されて射出された偏光(S偏光)は前記ク
ロスダイクロイックプリズム230に入射される。
使用して三色色分解ならびに三色色合成を行う投射装置
の例を概略構成図を示す。光源210から射出された白
色光源光は、偏光ビームスプリッタ220に入射され、
当該偏光ビームスプリッタの偏光分離部によって偏光分
離され、反射されて射出された偏光(S偏光)は前記ク
ロスダイクロイックプリズム230に入射される。
【0003】入射光は、クロスダイクロイックプリズム
230中の赤色光反射ダイクロイック膜230Rによっ
て赤色光が反射され、反射型液晶ライトバルブ240R
に読み出し光として入射される。さらに、青色光反射用
ダイクロイック膜230Bによって青色光用のみ反射さ
れ、青色光用液晶ライトバルブ240Bに読み出し光と
して入射される。
230中の赤色光反射ダイクロイック膜230Rによっ
て赤色光が反射され、反射型液晶ライトバルブ240R
に読み出し光として入射される。さらに、青色光反射用
ダイクロイック膜230Bによって青色光用のみ反射さ
れ、青色光用液晶ライトバルブ240Bに読み出し光と
して入射される。
【0004】クロスダイクロイックプリズム230の前
記赤色光ならびに青色光反射ダイクロイック膜を透過し
た緑色光はそのまま進行して、当該クロスダイクロイッ
クプリズム230を透過し、緑色光用液晶ライトバルブ
240Gに入射される。各色光用反射型液晶ライトバル
ブに入射した各色光は、各色光用の書き込み信号光また
は電気信号(いずれも図示しない)により変調を受けて
反射、射出されて、前記入射光と同じ光軸にてクロスダ
イクロイックプリズム230に入射される。
記赤色光ならびに青色光反射ダイクロイック膜を透過し
た緑色光はそのまま進行して、当該クロスダイクロイッ
クプリズム230を透過し、緑色光用液晶ライトバルブ
240Gに入射される。各色光用反射型液晶ライトバル
ブに入射した各色光は、各色光用の書き込み信号光また
は電気信号(いずれも図示しない)により変調を受けて
反射、射出されて、前記入射光と同じ光軸にてクロスダ
イクロイックプリズム230に入射される。
【0005】そして、ダイクロイックプリズム230中
のダイクロイック膜230Rならびにダイクロイック膜
230Bにより三色合成されて当該ダイクロイックプリ
ズムを射出し、偏光ビームスプリッタ230に入射し、
変調光のみ検光されて当該偏光ビームスプリッタを透
過、射出されて投射レンズ250によってスクリーン2
60に投射される。
のダイクロイック膜230Rならびにダイクロイック膜
230Bにより三色合成されて当該ダイクロイックプリ
ズムを射出し、偏光ビームスプリッタ230に入射し、
変調光のみ検光されて当該偏光ビームスプリッタを透
過、射出されて投射レンズ250によってスクリーン2
60に投射される。
【0006】クロスダイクロイックプリズム230は例
えば図11に示すように直角二等辺三角柱形状の透明光
学ガラス部材231、232、233、234の各側面
に所定のダイクロイック膜を挟んで(介して)貼りあわ
せた構造をなしている。従来のクロスダイクロイックプ
リズム230の部材構造を図10に示す。部材231と
部材233は直交する二つの四角形状側面の一方の側面
のみに赤色光用反射ダイクロイック膜を形成したもので
あり、部材232及び部材234は、同様に直交する二
つの四角形状側面の一方の側面のみに、青色反射用ダイ
クロイック膜を形成したものである。
えば図11に示すように直角二等辺三角柱形状の透明光
学ガラス部材231、232、233、234の各側面
に所定のダイクロイック膜を挟んで(介して)貼りあわ
せた構造をなしている。従来のクロスダイクロイックプ
リズム230の部材構造を図10に示す。部材231と
部材233は直交する二つの四角形状側面の一方の側面
のみに赤色光用反射ダイクロイック膜を形成したもので
あり、部材232及び部材234は、同様に直交する二
つの四角形状側面の一方の側面のみに、青色反射用ダイ
クロイック膜を形成したものである。
【0007】前述のクロスダイクロイックプリズム23
0は、図10に示す各部材間に接着剤を挟んで各部材を
接合し作製されたものである。四つの部材を一度に接合
すると、所定の接合精度を確保するのが困難となるため
に通常は、部材231と部材232を前もって接合して
第1接合部材を、部材233と234を接合して第2接
合部材をそれぞれ作製し、最後に当該第1接合部材と第
2接合部材を接合させて、クロスダイクロイックプリズ
ムを作製する方法を採用していた。
0は、図10に示す各部材間に接着剤を挟んで各部材を
接合し作製されたものである。四つの部材を一度に接合
すると、所定の接合精度を確保するのが困難となるため
に通常は、部材231と部材232を前もって接合して
第1接合部材を、部材233と234を接合して第2接
合部材をそれぞれ作製し、最後に当該第1接合部材と第
2接合部材を接合させて、クロスダイクロイックプリズ
ムを作製する方法を採用していた。
【0008】なお、投射装置の説明においては、一つの
クロスダイクロイックプリズムを色分解と色合成に使用
する構成を従来例として説明したが、色分解を平面ダイ
クロイックミラーによって、色合成のみをクロスダイク
ロイックプリズムを使用した構成とした投射装置も存在
する。
クロスダイクロイックプリズムを色分解と色合成に使用
する構成を従来例として説明したが、色分解を平面ダイ
クロイックミラーによって、色合成のみをクロスダイク
ロイックプリズムを使用した構成とした投射装置も存在
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の投射装置
においては、投射された像が一部二重像になったり、像
がぼやけるという問題があった。本発明者らは、従来の
投射装置について鋭意研究した結果、装置内部において
三色合成に使用するクロスダイクロイックプリズムの構
造が前記問題の原因となっていることを見いだした。
においては、投射された像が一部二重像になったり、像
がぼやけるという問題があった。本発明者らは、従来の
投射装置について鋭意研究した結果、装置内部において
三色合成に使用するクロスダイクロイックプリズムの構
造が前記問題の原因となっていることを見いだした。
【0010】すなわち、色フィルターとしての機能を持
たせるために、クロスダイクロイックプリズムに設けら
れているダイクロイック膜が同一平面上に配置されてお
らず、断面で見た場合に、中心部において両側に配置さ
れた膜自体が互いに段差および角度を有しており、この
段差および角度が二重像や像のぼけの原因になっている
ことを見いだした。
たせるために、クロスダイクロイックプリズムに設けら
れているダイクロイック膜が同一平面上に配置されてお
らず、断面で見た場合に、中心部において両側に配置さ
れた膜自体が互いに段差および角度を有しており、この
段差および角度が二重像や像のぼけの原因になっている
ことを見いだした。
【0011】従来のダイクロイックプリズムにおいて、
特に上記段差は接着剤の厚みに起因して必ず発生するも
のであり、接着剤に有限の厚みが存在する限りその段差
を解消することはできない、すなわち、これに起因する
二重像や像のぼけを解消することができないという問題
があった。かかる問題点は、最近の大型投射像を投射す
る投射装置において特に重要であり、投射像の大きさに
比例して二重像が目立つという問題を引き起こしてい
た。
特に上記段差は接着剤の厚みに起因して必ず発生するも
のであり、接着剤に有限の厚みが存在する限りその段差
を解消することはできない、すなわち、これに起因する
二重像や像のぼけを解消することができないという問題
があった。かかる問題点は、最近の大型投射像を投射す
る投射装置において特に重要であり、投射像の大きさに
比例して二重像が目立つという問題を引き起こしてい
た。
【0012】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、クロスダイクロイックプリズムを精度良
く、容易に得ることができる製造法を提供することを目
的とする。
ものであり、クロスダイクロイックプリズムを精度良
く、容易に得ることができる製造法を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明にお
いてとる製造方法の態様は、断面形状が同じ直角二等辺
三角形を有する長さが異なる第1及び第2のプリズムの
2個を用意する第1工程と、前記第1工程により用意さ
れた2個のプリズムの夫々の直角部と相対する底面と直
角を挟む両斜面を光学研磨する第2工程と、前記第2工
程により研磨された第1または第2の2つのプリズムの
うち一方のプリズムの研磨底面に第1色反射ダイクロイ
ック膜を形成する第3工程と、前記第3工程により形成
された第1色反射ダイクロイック膜形成した第1のプリ
ズムと研磨された第2のプリズムとを接着剤にて接着し
て接合部材を製造する第4工程と、前記第4工程により
製造された接合部材を当該接合面に対し垂直に切断して
第1接合部材と第2接合部材とを製造する第5工程と、
前記第5工程により製造された第1接合部材並びに第2
接合部材の夫々の切断面を研磨する第6工程と、前記第
6工程により研磨された第1接合部材または第2接合部
材の一方の当該研磨面に第2光反射ダイクロイック膜を
形成する第7工程と、前記第7工程により形成された第
2光反射ダイクロイック膜形成面と前記第6工程により
研磨された研磨面とを接着剤にて接合する第8工程とを
有することを特徴とする。
いてとる製造方法の態様は、断面形状が同じ直角二等辺
三角形を有する長さが異なる第1及び第2のプリズムの
2個を用意する第1工程と、前記第1工程により用意さ
れた2個のプリズムの夫々の直角部と相対する底面と直
角を挟む両斜面を光学研磨する第2工程と、前記第2工
程により研磨された第1または第2の2つのプリズムの
うち一方のプリズムの研磨底面に第1色反射ダイクロイ
ック膜を形成する第3工程と、前記第3工程により形成
された第1色反射ダイクロイック膜形成した第1のプリ
ズムと研磨された第2のプリズムとを接着剤にて接着し
て接合部材を製造する第4工程と、前記第4工程により
製造された接合部材を当該接合面に対し垂直に切断して
第1接合部材と第2接合部材とを製造する第5工程と、
前記第5工程により製造された第1接合部材並びに第2
接合部材の夫々の切断面を研磨する第6工程と、前記第
6工程により研磨された第1接合部材または第2接合部
材の一方の当該研磨面に第2光反射ダイクロイック膜を
形成する第7工程と、前記第7工程により形成された第
2光反射ダイクロイック膜形成面と前記第6工程により
研磨された研磨面とを接着剤にて接合する第8工程とを
有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を工程
毎に詳細に説明する。 (第1工程)同一な屈折率を有し、断面形状が同じ直角
二等辺三角柱形状を有する光学ガラスからなる透明光学
プリズム部材11、12を用意する。この際、各部材の
断面形状は同じであり、三角柱の高さは部材11は部材
12より長くなっている。
毎に詳細に説明する。 (第1工程)同一な屈折率を有し、断面形状が同じ直角
二等辺三角柱形状を有する光学ガラスからなる透明光学
プリズム部材11、12を用意する。この際、各部材の
断面形状は同じであり、三角柱の高さは部材11は部材
12より長くなっている。
【0015】これら部材の底面、斜面ならびに側面は前
もって精度良く研削加工を施しておき、所定形状を確保
しておく。 (第2工程)各部材11、12とも直角と相対する底面
と直角部を挟む両斜面を光学研磨する。 (第3工程)部材11の前述の研磨した底面に第1光
(B光)反射特性を有するダイクロイック膜を真空蒸着
法等の物理蒸着法にて形成する。
もって精度良く研削加工を施しておき、所定形状を確保
しておく。 (第2工程)各部材11、12とも直角と相対する底面
と直角部を挟む両斜面を光学研磨する。 (第3工程)部材11の前述の研磨した底面に第1光
(B光)反射特性を有するダイクロイック膜を真空蒸着
法等の物理蒸着法にて形成する。
【0016】なお、部材12にはダイクロイック膜の形
成はしない。 (第4工程)部材11と部材12とをそれぞれ前記第1
光反射用ダイクロイック膜形成底面と研磨して何も形成
しない底面とを接着剤にて接合して接合部材13を作製
する。
成はしない。 (第4工程)部材11と部材12とをそれぞれ前記第1
光反射用ダイクロイック膜形成底面と研磨して何も形成
しない底面とを接着剤にて接合して接合部材13を作製
する。
【0017】その接合部材13の斜視図を図3に示す。
図3に示すように、前述のように部材11は部材12よ
り高さ方向に長くなっているために、接合部材13は長
い部材が両側に略同じ長さはみ出すように接合させる。
これは、後述のように最終工程のクロスダイクロイック
プリズム作製時に第1接合部材15と第2接合部材16
をさらに接合してダイクロイックプリズムとなす際に、
前記はみ出し部を使用するからである。
図3に示すように、前述のように部材11は部材12よ
り高さ方向に長くなっているために、接合部材13は長
い部材が両側に略同じ長さはみ出すように接合させる。
これは、後述のように最終工程のクロスダイクロイック
プリズム作製時に第1接合部材15と第2接合部材16
をさらに接合してダイクロイックプリズムとなす際に、
前記はみ出し部を使用するからである。
【0018】本実施の形態においては部材11は部材1
2より長いために、前記はみ出し部の接合面と延長面に
は第1光反射ダイクロイック膜が露出することになる。
なお、接着剤は紫外線硬化型接着剤を使用した。この接
着剤を用いることにより、紫外線を少し照射し接着剤を
仮硬化させ、接着具合を観察し、接着剤層の均一性等を
確認し、その後で本照射を行い、接着剤を本硬化するこ
とができる。 (第5工程)前記工程にて作製された接合部材13の部
材11と部材12の接合面に対して垂直な面でもって当
該接合部材13を切断する。図4にはその切断面Aを示
す。図5には切断されて作製された第1接合部材15と
第2接合部材16の斜視図を示す。第1接合部材15は
部材11ー1と部材12ー1が接合され、第2接合部材
16は部材11ー2と部材12ー2とが接合された構成
となる。 (第6工程)前記工程にて作製された第1接合部材なら
びに第2接合部材のそれぞれ前記接切断面を研削ならび
に光学研磨する。当該研磨面は第1接合部材15と第2
接合部材16のそれぞれを構成する部材11ー1と12
ー1の接合面ならびに部材11ー2と12ー2の接合面
にたいして垂直度を精度良く出す必要がある。 (第7工程)第1接合部材15または第2接合部材16
のどちらか一方の前記研磨底面に第2光(R光)反射ダ
イクロイック膜を真空蒸着法等の物理蒸着法にて作製す
る。前工程ならびにこの工程により、第2色(R光)反
射用ダイクロイック膜の平面性は確実に担保される。 (第8工程)第1接合部材15と第2接合部材16の底
面の第2光反射ダイクロイック膜と研磨面とを接着剤に
て接合させダイクロイックプリズムを作製する。
2より長いために、前記はみ出し部の接合面と延長面に
は第1光反射ダイクロイック膜が露出することになる。
なお、接着剤は紫外線硬化型接着剤を使用した。この接
着剤を用いることにより、紫外線を少し照射し接着剤を
仮硬化させ、接着具合を観察し、接着剤層の均一性等を
確認し、その後で本照射を行い、接着剤を本硬化するこ
とができる。 (第5工程)前記工程にて作製された接合部材13の部
材11と部材12の接合面に対して垂直な面でもって当
該接合部材13を切断する。図4にはその切断面Aを示
す。図5には切断されて作製された第1接合部材15と
第2接合部材16の斜視図を示す。第1接合部材15は
部材11ー1と部材12ー1が接合され、第2接合部材
16は部材11ー2と部材12ー2とが接合された構成
となる。 (第6工程)前記工程にて作製された第1接合部材なら
びに第2接合部材のそれぞれ前記接切断面を研削ならび
に光学研磨する。当該研磨面は第1接合部材15と第2
接合部材16のそれぞれを構成する部材11ー1と12
ー1の接合面ならびに部材11ー2と12ー2の接合面
にたいして垂直度を精度良く出す必要がある。 (第7工程)第1接合部材15または第2接合部材16
のどちらか一方の前記研磨底面に第2光(R光)反射ダ
イクロイック膜を真空蒸着法等の物理蒸着法にて作製す
る。前工程ならびにこの工程により、第2色(R光)反
射用ダイクロイック膜の平面性は確実に担保される。 (第8工程)第1接合部材15と第2接合部材16の底
面の第2光反射ダイクロイック膜と研磨面とを接着剤に
て接合させダイクロイックプリズムを作製する。
【0019】その接合の様子の斜視図を図6に示す。ガ
ラス、プラスチック、セラミックスまたは金属からなる
接合治具32の各基準面32A、32Bは所定精度の同
一平面を光学研磨をすることにより均一平面を構成して
いる。基準面32Aと基準面32Bとの間隔は、各接合
部材を構成する前記部材11より狭く、前記部材12よ
り広く構成して有り、第1および第2接合部材のはみ出
し部の第1光反射ダイクロイック膜部が前記基準面32
Aならびに32Bに接触するするように構成される。
ラス、プラスチック、セラミックスまたは金属からなる
接合治具32の各基準面32A、32Bは所定精度の同
一平面を光学研磨をすることにより均一平面を構成して
いる。基準面32Aと基準面32Bとの間隔は、各接合
部材を構成する前記部材11より狭く、前記部材12よ
り広く構成して有り、第1および第2接合部材のはみ出
し部の第1光反射ダイクロイック膜部が前記基準面32
Aならびに32Bに接触するするように構成される。
【0020】第1接合部材15と第2接合部材16を図
6に示すように接合する。その際、前記のように各接合
部材のはみ出し部に露出した面(第1光反射ダイクロイ
ック膜)と各基準面32A、32Bが接触させる際にそ
れぞれ光学的に接触するようにすることが重要であり、
その接触を実現することにより第1色反射用ダイクロイ
ック膜の平面度が担保できることになる。
6に示すように接合する。その際、前記のように各接合
部材のはみ出し部に露出した面(第1光反射ダイクロイ
ック膜)と各基準面32A、32Bが接触させる際にそ
れぞれ光学的に接触するようにすることが重要であり、
その接触を実現することにより第1色反射用ダイクロイ
ック膜の平面度が担保できることになる。
【0021】なお、各基準面32A、32Bは同様に図
6に示すような溝が形成して有り、接合面から接着剤が
垂れても基準面31A、31Bを汚すことがないように
してある。図6に示す様子の正面図を図7に示す。各接
合部材の第1光(B光)反射ダイクロイック膜が露出し
たはみ出し部と基準面32A、32Bとの光学的接触性
(平面性)は、例えば、はみ出し部と基準面32A、3
2Bとの間に発生するニュートン縞を観察することによ
り確認してもよいし、あるいは、図7に示すようにオー
トコリメータ41からの出射光をオートコリメータ42
を受光器として使用して光学的接触性(平面性)を確認
することができる。
6に示すような溝が形成して有り、接合面から接着剤が
垂れても基準面31A、31Bを汚すことがないように
してある。図6に示す様子の正面図を図7に示す。各接
合部材の第1光(B光)反射ダイクロイック膜が露出し
たはみ出し部と基準面32A、32Bとの光学的接触性
(平面性)は、例えば、はみ出し部と基準面32A、3
2Bとの間に発生するニュートン縞を観察することによ
り確認してもよいし、あるいは、図7に示すようにオー
トコリメータ41からの出射光をオートコリメータ42
を受光器として使用して光学的接触性(平面性)を確認
することができる。
【0022】このように、光学的接触性(平面性)を確
認して、必要に応じてその調整を行ったうえで接着剤を
硬化させるとよい。使用する接着剤は、前記と同じ理由
により紫外線硬化型接着剤とした。図1は、このように
して作製されたクロスダイクロイックプリズム1の斜視
構成図であり、図2はその断面構成図である。
認して、必要に応じてその調整を行ったうえで接着剤を
硬化させるとよい。使用する接着剤は、前記と同じ理由
により紫外線硬化型接着剤とした。図1は、このように
して作製されたクロスダイクロイックプリズム1の斜視
構成図であり、図2はその断面構成図である。
【0023】さらに、この第9工程の後にて反射防止効
果膜を側面に形成しても良い。本実施の形態による作製
法により作製されたクロスダイクロイックプリズム1
は、図2に示すように二つの第1光反射ダイクロイック
膜11ー1ーBと11ー2ーBが同一平面上に配置さ
れ、かつ、二つの第2光反射ダイクロイック膜11ー1
ーR、11ー2ーRが同一平面に配置された構成とする
ことができる。
果膜を側面に形成しても良い。本実施の形態による作製
法により作製されたクロスダイクロイックプリズム1
は、図2に示すように二つの第1光反射ダイクロイック
膜11ー1ーBと11ー2ーBが同一平面上に配置さ
れ、かつ、二つの第2光反射ダイクロイック膜11ー1
ーR、11ー2ーRが同一平面に配置された構成とする
ことができる。
【0024】本実施の形態におけるダイクロイックプリ
ズム製造法においては、第1工程において、光学プリズ
ム部材11が部材12より長いとしたが、逆に短くした
場合も考えられる。この場合には、第1および第2接合
部材のはみ出し部には第1光反射用ダイクロイック膜が
露出せず、ガラス研磨面が露出するが、第7工程におい
て、基準面32A、32Bと接触するのは当該ガラス研
磨面となり、オートコリメータからの出射光は接着剤を
透過して第1光反射ダイクロイック膜にて反射する光が
受け側のオートコリメータに入射されることとなるため
に、第1接続部材15と第2接続部材16の接着剤の厚
みを一定にすることが重要となる。そうでない場合には
この計測では意味をなさない。なぜなら、両接合部材の
ダイクロイック膜の傾きならば測定可能であるが、段差
を生じている場合にはその量の測定は不可能であるから
である。
ズム製造法においては、第1工程において、光学プリズ
ム部材11が部材12より長いとしたが、逆に短くした
場合も考えられる。この場合には、第1および第2接合
部材のはみ出し部には第1光反射用ダイクロイック膜が
露出せず、ガラス研磨面が露出するが、第7工程におい
て、基準面32A、32Bと接触するのは当該ガラス研
磨面となり、オートコリメータからの出射光は接着剤を
透過して第1光反射ダイクロイック膜にて反射する光が
受け側のオートコリメータに入射されることとなるため
に、第1接続部材15と第2接続部材16の接着剤の厚
みを一定にすることが重要となる。そうでない場合には
この計測では意味をなさない。なぜなら、両接合部材の
ダイクロイック膜の傾きならば測定可能であるが、段差
を生じている場合にはその量の測定は不可能であるから
である。
【0025】光学接触性をニュートン縞にて観測する場
合にも同様なことが言える。さらに、本実施の形態にお
けるクロスダイクロイックプリズム製造法においては、
第3工程において、底面に形成した第1光反射ダイクロ
イック膜はB光反射ダイクロイック膜とし、第7工程に
おいて接合部材の底面に形成した第2光反射ダイクロイ
ック膜はR光反射ダイクロイック膜としたが、逆の構成
とした構成、すなわち、第1光反射ダイクロイック膜と
してR光反射用を、第2光反射ダイクロイック膜として
B光用反射ダイクロイック膜を形成することも考えられ
る。
合にも同様なことが言える。さらに、本実施の形態にお
けるクロスダイクロイックプリズム製造法においては、
第3工程において、底面に形成した第1光反射ダイクロ
イック膜はB光反射ダイクロイック膜とし、第7工程に
おいて接合部材の底面に形成した第2光反射ダイクロイ
ック膜はR光反射ダイクロイック膜としたが、逆の構成
とした構成、すなわち、第1光反射ダイクロイック膜と
してR光反射用を、第2光反射ダイクロイック膜として
B光用反射ダイクロイック膜を形成することも考えられ
る。
【0026】本実施の形態に係る方法は上記に示すよう
に、第6工程において接合部材の底面を研磨、第7工程
において第2光反射ダイクロイック膜を当該面に形成す
る事により、その形状ならびに平面性を担保する方法を
採用することによることから、当該第2光反射ダイクロ
イック膜の平面性は非常に良好なものを得ることができ
る。
に、第6工程において接合部材の底面を研磨、第7工程
において第2光反射ダイクロイック膜を当該面に形成す
る事により、その形状ならびに平面性を担保する方法を
採用することによることから、当該第2光反射ダイクロ
イック膜の平面性は非常に良好なものを得ることができ
る。
【0027】このことから、R光とB光と比較して視感
度の良好なR光を第2光とする構成とした方がより好ま
しい製造法といえる。本実施の形態におけるダイクロイ
ックプリズム作製法において、第4工程において接合部
材を作製するのに、各接合部材のはみ出し量は略同じで
あるとした。しかし、このはみ出し量は同じである必要
はない。両部材においてはみ出し量を両側にて異なった
はみ出し量として作製するする事ができる。この場合
に、作製されたダイクロイックプリズムの斜視図を図7
に示す。一番はみ出した部分11Aを有する構造とする
ことができる。
度の良好なR光を第2光とする構成とした方がより好ま
しい製造法といえる。本実施の形態におけるダイクロイ
ックプリズム作製法において、第4工程において接合部
材を作製するのに、各接合部材のはみ出し量は略同じで
あるとした。しかし、このはみ出し量は同じである必要
はない。両部材においてはみ出し量を両側にて異なった
はみ出し量として作製するする事ができる。この場合
に、作製されたダイクロイックプリズムの斜視図を図7
に示す。一番はみ出した部分11Aを有する構造とする
ことができる。
【0028】この構成の場合には、一番はみ出した部材
11の当該部分の側面11A部分を第1工程段階で当該
プリズム部材の斜面並びに底面にたいして垂直性ならび
に平面性を出しておけば、ダイクロプリズム作製成後基
準面として使用することができる。すなわち、当該平面
を基準として投射装置への取り付けの基準としても使用
しても良いし、ダイクロイックプリズムを最終的に直方
体ならびに立方体形状にする際の基準面としても使用し
ても良い。
11の当該部分の側面11A部分を第1工程段階で当該
プリズム部材の斜面並びに底面にたいして垂直性ならび
に平面性を出しておけば、ダイクロプリズム作製成後基
準面として使用することができる。すなわち、当該平面
を基準として投射装置への取り付けの基準としても使用
しても良いし、ダイクロイックプリズムを最終的に直方
体ならびに立方体形状にする際の基準面としても使用し
ても良い。
【0029】さらに、本実施の形態に係る方法において
は、最初用意するプリズム部材は2個であり、当該プリ
ズムを接着してから切断するというする工程を採用する
ために、最初のプリズムを切断されて2個のプリズムに
なった2部材に関しては、それぞれ屈折率を略一致させ
ることができることから、プリズム間の屈折率のバラツ
キに係る性能劣化を少なくすることができる効果を有す
る。
は、最初用意するプリズム部材は2個であり、当該プリ
ズムを接着してから切断するというする工程を採用する
ために、最初のプリズムを切断されて2個のプリズムに
なった2部材に関しては、それぞれ屈折率を略一致させ
ることができることから、プリズム間の屈折率のバラツ
キに係る性能劣化を少なくすることができる効果を有す
る。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る方法を採用すればダイクロ
イックプリズムを容易に得ることができ、しかもダイク
ロイック膜の平面性を確保できる。また、当該ダイクロ
イックプリズムを色合成光学系に使用すれば二重像や像
のぼけを発生することがない優れた投射像を投射するこ
とができる。これは大型スクリーンに大画面にて投射す
る際には特に大なる効果を奏する。
イックプリズムを容易に得ることができ、しかもダイク
ロイック膜の平面性を確保できる。また、当該ダイクロ
イックプリズムを色合成光学系に使用すれば二重像や像
のぼけを発生することがない優れた投射像を投射するこ
とができる。これは大型スクリーンに大画面にて投射す
る際には特に大なる効果を奏する。
【0031】本発明のクロスダイクロイックプリズム
は、基準面を設けているので、投射装置に組み込むとき
等の基準として当該基準面を使用することができるので
組立調整が容易となる。さらに、プリズムを切断して2
プリズム部材を作製する工程を採用することから、両者
間の屈折率の差をなくすことができ、クロスダイクロイ
ックプリズムを構成するそれぞれの屈折率のバラツキを
少なくすることができる。
は、基準面を設けているので、投射装置に組み込むとき
等の基準として当該基準面を使用することができるので
組立調整が容易となる。さらに、プリズムを切断して2
プリズム部材を作製する工程を採用することから、両者
間の屈折率の差をなくすことができ、クロスダイクロイ
ックプリズムを構成するそれぞれの屈折率のバラツキを
少なくすることができる。
【図1】 本発明により作製されたダイクロイックプリ
ズムの斜視図。
ズムの斜視図。
【図2】 本発明により作製されたダイクロイックプリ
ズムの断面構成図。
ズムの断面構成図。
【図3】 接合部材の斜視図。
【図4】 接合部材の切断面を示す斜視図。
【図5】 第1接合部材および第2接合部材の斜視図。
【図6】 第1と第2接合部材とを接合してクロスダイ
クロイックプリズムを作製する様子を示す斜視図。
クロイックプリズムを作製する様子を示す斜視図。
【図7】 第1と第2接合部材とを接合してクロスダイ
クロイックプリズムを作製する様子を示す正面図。
クロイックプリズムを作製する様子を示す正面図。
【図8】 本発明の基準面を有するクロスダイクロイッ
クプリズムの斜視図。
クプリズムの斜視図。
【図9】 クロスダイクロイックプリズムを使用した投
射装置の例を示す概略構成図。
射装置の例を示す概略構成図。
【図10】 従来のクロスダイクロイックプリズムの構
成部材を示す図。
成部材を示す図。
【図11】 従来のクロスダイクロイックプリズムを示
す斜視図。
す斜視図。
1 クロスダイクロイックプリズム 11、12 構成プリズム部材 11ー1ーB、11ー2ーB B光反射ダイクロイック
膜 11ー1ーR、11ー2ーR R光反射ダイクロイック
膜 13 接合部材 15、16 接合部材 20 接着剤層 31、32 接合用治具 31A、32A、32B 接合用基準面 41、42 オートコリメータ
膜 11ー1ーR、11ー2ーR R光反射ダイクロイック
膜 13 接合部材 15、16 接合部材 20 接着剤層 31、32 接合用治具 31A、32A、32B 接合用基準面 41、42 オートコリメータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅井 修一 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 中村 禎昭 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内
Claims (3)
- 【請求項1】 断面形状が同じ直角二等辺三角形を有す
る長さが異なる第1及び第2のプリズムの2個を用意す
る第1工程と、 前記第1工程により用意された2個のプリズムの夫々の
直角部と相対する底面と直角を挟む両斜面を光学研磨す
る第2工程と、前記第2工程により研磨された第1また
は第2の2つのプリズムのうち一方のプリズムの研磨底
面に第1色反射ダイクロイック膜を形成する第3工程
と、前記第3工程により第1色反射ダイクロイック膜形
成した第1のプリズムと研磨された第2のプリズムとを
接着剤にて接着して接合部材を製造する第4工程と、前
記第4工程により製造された接合部材を当該接合面に対
し垂直に切断して第1接合部材と第2接合部材とを製造
する第5工程と、前記第5工程により製造された第1接
合部材並びに第2接合部材の夫々の切断面を研磨する第
6工程と、前記第6工程により研磨された第1接合部材
または第2接合部材の一方の当該研磨面に第2光反射ダ
イクロイック膜を形成する第7工程と、前記第7工程に
より形成された第2光反射ダイクロイック膜形成面と前
記第6工程により研磨された研磨面とを接着剤にて接合
する第8工程と、 を有することを特徴とするクロスダイクロイックプリズ
ムの製造方法。 - 【請求項2】 前記第4工程において、接着剤にて2部
材を接合させる際に、三角柱プリズムの高さの高い方の
部材が両側にはみ出るように接合することを特徴とする
請求項1記載のクロスダイクロイックプリズム作製方
法。 - 【請求項3】 前記第8工程において、第1接合部材と
第2接合部材を接合させる際に、両部材のそれぞれ高さ
方向にはみ出した、前記第4工程にて接合した面の延長
はみ出し面を所定基準面に接触させることによって接合
させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
クロスダイクロイックプリズム製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12266597A JP3344277B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | クロスダイクロイックプリズムの製造方法 |
US09/145,468 US6101041A (en) | 1997-05-13 | 1998-09-02 | Cross dichroic prism, method of making the same, and full-color projector using the same |
US09/604,667 US6407868B1 (en) | 1997-05-13 | 2000-06-27 | Cross dichroic prism, method of making the same, and full-color projector using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12266597A JP3344277B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | クロスダイクロイックプリズムの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10311908A true JPH10311908A (ja) | 1998-11-24 |
JP3344277B2 JP3344277B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=14841613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12266597A Expired - Fee Related JP3344277B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | クロスダイクロイックプリズムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3344277B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006220773A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Konica Minolta Opto Inc | 光学素子の製造方法 |
US7271961B2 (en) | 2003-09-19 | 2007-09-18 | Nikon Corporation | Cross dichroic prism and projection display apparatus equipped with cross dichroic prism |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP12266597A patent/JP3344277B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7271961B2 (en) | 2003-09-19 | 2007-09-18 | Nikon Corporation | Cross dichroic prism and projection display apparatus equipped with cross dichroic prism |
JP2006220773A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Konica Minolta Opto Inc | 光学素子の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3344277B2 (ja) | 2002-11-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |