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JPH103016A - 導波路型光部品の製造方法 - Google Patents

導波路型光部品の製造方法

Info

Publication number
JPH103016A
JPH103016A JP15694096A JP15694096A JPH103016A JP H103016 A JPH103016 A JP H103016A JP 15694096 A JP15694096 A JP 15694096A JP 15694096 A JP15694096 A JP 15694096A JP H103016 A JPH103016 A JP H103016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
hydrogen
sputtering
film
refractive index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15694096A
Other languages
English (en)
Inventor
Akishi Hongo
晃史 本郷
Seiichi Kashimura
誠一 樫村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP15694096A priority Critical patent/JPH103016A/ja
Publication of JPH103016A publication Critical patent/JPH103016A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コアを変形させることなくコア内に安全、か
つ効率よく水素を充填することができる導波路型光部品
の製造方法を提供する。 【解決手段】 スパッタリング法は、熱的な気化・蒸発
機構を伴わない成膜方法であるため、Ar等のスパッタ
リングガスにH2 ガスを混合して真空チャンバ10内で
スパッタリングを行うことにより、容易にコアガラス膜
内に水素を取り込ませることができる。スパッタリング
による成膜方法は、非常に高温な雰囲気に晒されるもの
ではないので、一度コアガラス膜中に取り込まれた水素
が外部に拡散したり、消え出たりすることが少ない。こ
のため水素ローディング法やフレームブラッシング法の
場合と同程度の水素を安全、かつ効率的にコアガラス内
に充填することができる。また、水素を充填したSiO
2 −GeO2 コアガラスに紫外光を照射すれば、高感度
で光誘起屈折率変化を起こさせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光部品の製造方法
に関し、特に導波路型光部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光を利用した通信システムの普及に伴
い、より低損失で信頼性の高い光部品の開発が盛んに進
められている。特に平面光導波路型の光部品は、その低
損失性に加え複雑な回路を一括して基板上に形成できる
ことから高集積光回路素子として最も注目を集めてい
る。
【0003】これら平面光導波路型光部品は、熱酸化膜
付きSi基板や石英基板の上に屈折率の高いコアと呼ば
れる光の伝搬領域を形成し、さらにコアを低屈折率のク
ラッド領域で覆った構造をとるのが一般的である。特に
コア領域の材料組成は、光ファイバとの整合性に優れ、
低損失材料として実績のあるゲルマニウム(以下「G
e」)を添加した酸化ケイ素ガラスが有効であるとされ
ている。
【0004】一方、Ge添加石英系光ファイバを用い
て、紫外線を照射することによりコアの屈折率を局所的
に変化させる研究が活発に行われている。紫外線照射に
よる屈折率変化のメカニズムは未だ不明な点が多いが、
屈折率変化の原因として以下の2点が考えられる。
【0005】1) まずGeを添加した酸化ケイ素ガラス
において、Siの方がGeよりも酸化しやすいため酸素
と結合できずにGeの一部がGe同士で弱く結合した酸
素欠乏欠陥ができる。この部分に高エネルギーの紫外線
を照射すると、Ge同士の結合が切れ、Geの電子が価
電子帯から伝導帯に移動する。すると電子の移動により
酸化ゲルマニウムの吸収波長とは異なる波長の光を吸収
するようになり、クラマース・クローニッヒの関係に従
い屈折率の変化が生じる。
【0006】しかしこの理論だけでは10-3にも及ぶ屈
折率変化は説明できない。
【0007】2) そこで最近では欠陥の変化による密度
変化による影響が主たるメカニズムであるという考え方
が一般的である。すなわち紫外線吸収によりGe同士で
弱く結合した酸素欠乏欠陥の結合が切れ、この付近のガ
ラスの網目構造が収縮し密度が局所的に高くなる。その
結果この密度変化分だけ屈折率が高くなると考えられて
いる。
【0008】コアに周期的に屈折率の変化を与えればグ
レーティング(回折格子)となり特定の波長のみを反射
するフィルタとして利用できる。このような光部品はフ
ァイバグレーティングと呼ばれ、従来のバルク型の回折
格子に比べて極めて小型であるうえ、他の光ファイバと
の接続も容易である。この技術を応用すれば単に波長を
分別するフィルタとしての機能以外にも、単一周波数発
振のレーザや光パルスの圧縮・整形、分散補償等様々な
機能をもった光部品として利用できる。また光通信の分
野以外でもセンサやメモリとして計測や情報処理の分野
でも幅広く応用されるものと考えられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては以下のような問題がある。
【0010】まず、Geを添加した酸化ケイ素ガラス導
波路(ファイバ)の自然感光性は、応用に必要な光誘起
屈折率変化Δn(>10-3)を与えるにはあまりにも小
さすぎる。そこで光ファイバ固有の感光性を増加させる
ために水素ローディング法やフレームブラッシング法等
の方法が提案された。
【0011】これらの方法はいずれもコア内部に水素を
拡散させたり、充填させたりすることによって感光性を
増加させるものである。
【0012】水素ローディング法は、光ファイバを高
圧、高純度の水素雰囲気中に長期間晒すことによって光
ファイバ中に水素を拡散・充填させる方法である。この
方法は通常、光ファイバを100〜200気圧のもとで
約1週間程保持しなければならないので生産効率が悪
く、安全上慎重に行う必要がある。
【0013】フレームブラッシング法は、酸水素バーナ
ーの火炎で光ファイバをブラッシングすることにより光
ファイバ中に水素を拡散させる方法である。この方法は
短時間で水素拡散・充填を行うことができるが、コアが
高温に晒されるためコアの形状そのものが変形したり、
或いはドーパントであるGeが熱により周辺部へ拡散
し、これによってコアの屈折率分布が大きく変化してし
まうおそれがある。このようになってしまった光導波路
では損失が増加したり、所望の特性を得ることができな
い。
【0014】これら水素ローディング法やフレームブラ
ッシング法を用いてコア内への水素充填により実用上十
分な光誘起屈折率変化を得ることができる。しかしこれ
らの水素処理方法には上記のような生産性、安全性、変
形等の問題がある。
【0015】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、コアを変形させることなくコア内に安全、かつ効率
よく水素を充填することができる導波路型光部品の製造
方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、SiO2 、GeO2 或いはSiO2 とGe
2 との混合物をスパッタリングターゲット材として、
低屈折率層を有する基板上にスパッタリング法によりS
iO2 −GeO2 組成のコアガラス膜を形成する工程
と、コアガラス膜をフォトリソグラフィ及びドライエッ
チングにより略矩形断面形状のコアに加工する工程と、
基板上のコア全体を低屈折率のクラッドガラス膜で被覆
する工程とからなる導波路型光部品の製造方法におい
て、スパッタリング法によるコアガラス膜の形成を、不
活性ガスと水素ガスとの混合ガス中で行うものである。
【0017】上記構成に加え本発明のスパッタリング法
によりコアガラス膜を形成する工程は、スパッタリング
時に導入する全ガス量中の水素ガスの混合比を3〜30
%の範囲内とし、スパッタリング時のガス圧力を0.0
1〜1Paの範囲内とし、基板にバイアス電力を印加し
ながら行うのが好ましい。
【0018】上記構成に加え本発明は、コアの少なくと
も一部に紫外光を照射することによりコアの屈折率を変
化させるのが好ましい。
【0019】スパッタリング法は、熱的な気化・蒸発機
構を伴わない成膜方法であるため、アルゴン等のスパッ
タリングガスに水素ガスを混合してスパッタリングを行
うことにより、容易にコアガラス膜内に水素を取り込ま
せることができる。スパッタリングによる成膜方法は、
非常に高温な雰囲気に晒されるものではないので、一度
コアガラス膜中に取り込まれた水素が外部に拡散した
り、消え出たりすることが少ない。このため水素ローデ
ィング法やフレームブラッシング法の場合と同程度の水
素を安全、かつ効率的にコアガラス内に充填することが
できる。
【0020】このように本発明によるコアへの水素の充
填は、長期間かつ安全上細心の注意を要するような製造
工程や導波路の光学的特性を劣化させるような過剰加熱
の製造工程を省略することができる。またスパッタリン
グ法によるコア膜形成時に水素を充填することは、Ge
同士で弱く結合した酸素欠乏欠陥を効率よく形成でき
る。従って水素ローディング法やフレームブラッシング
法等の後処理として水素を充填する方法よりも感光性の
増強に効果がある。このようにして水素を充填したSi
2 −GeO2 コアガラスに紫外光を照射すれば、高感
度で光誘起屈折率変化Δnを起こさせることができる。
【0021】ここで、成膜されるコア膜の組成比及び屈
折率は、主にSiO2 酸化物粉体とGeO2 酸化物粉体
の混合割合によって制御でき、水素の含有量には大きく
依存しないのでスパッタリング時に水素ガスを混合する
ことはコアの屈折率を制御する上で大きな障害にはなら
ない。
【0022】また、スパッタリング法により形成された
SiO2 −GeO2 コア膜は、水素充填を促進する目的
で水素を過剰に導入すると成膜速度が極端に低下するこ
とからμmオーダの膜付け方法としては不適である。こ
のため、上述した方法によりSiO2 −GeO2 コア膜
を形成する場合には、導入する全ガス量中の水素ガスの
混合比は3〜30%の範囲内となるように設定すること
が好ましい。
【0023】さらに、スパッタリング時のガス圧力は、
アルゴン等のスパッタリングガスや水素ガス導入量と共
に成膜速度、膜の密度及び膜中の水素含有量を制御する
ための重要なパラメータである。
【0024】本発明者らの検討結果ではSiO2 −Ge
2 コア膜を形成するための適切な圧力範囲は0.01
〜1Paであった。この範囲外では密度の低い膜とな
り、屈折率、膜厚、基板の反り量の変動が大きな膜しか
得られなかった。
【0025】さらに真空チャンバ内に導入される水素ガ
スの流量或いは混合の割合が同じでも、基板にバイアス
電圧を印加すればより多くの水素をコア膜内に取り込む
ことができる。すなわち基板に印加するバイアス電圧を
調整することにより膜への水素の取り込み率を制御しな
がら膜形成することができる。このようにスパッタリン
グ条件は、製造効率、導波路の光学的性能を維持しなが
ら、かつ水素をコア膜内に効率よく充填するうえで重要
である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0027】図1は本発明の導波路型光部品の製造方法
を適用したスパッタリング装置の平面概略図である。
【0028】同図に示すように、真空チャンバ10内に
12角形(図では12角形であるが限定されない)の基
板ホルダ11が中心軸12の回りに回転自在に設けられ
ており、その基板ホルダ11の外周側面には複数(図で
は12枚であるが限定されない)の基板13が取り付け
られている。真空チャンバ10の4つの内壁にはスパッ
タリングターゲット(以下「ターゲット」)14a,1
4b,14c,14dが取り付けられており、各ターゲ
ットはそれぞれ高周波電源15a,15b,15c,1
5dに接続されている。
【0029】このようなスパッタリング装置を用いた導
波路型光部品の製造方法について述べる。
【0030】まず真空チャンバ10内を1×10-5Pa
以下の真空度まで排気する。基板13には石英基板を用
いたが、低屈折率層を有したSi基板等を用いてもよ
い。
【0031】次に真空チャンバ10内にスパッタリング
ガスであるアルゴンガス(以下「Arガス」)を100
sccm及び水素ガス(以下「H2 ガス」)を10sc
cm導入し、真空チャンバ10内のガス圧力を0.3P
aに保持し、基板ホルダ11を矢印A方向(逆でもよ
い)に回転させながら、各ターゲット14a,14b,
14c,14dに各高周波電源15a,15b,15
c,15dより8W/cm2 の高周波電力を供給し成膜
を行った。
【0032】ここで各ターゲット14a,14b,14
c,14dには全てGeO2 を10mol%含有する同
一形状のSiO2 板を用いたが、本実施の形態のように
複数のターゲット14a,14b,14c,14dを装
着できる装置の場合には、GeO2 或いはSiO2 がそ
れぞれ100%のターゲットを用いてそれぞれのターゲ
ットに独立に高周波電圧を印加すれば、基板上に形成さ
れるコア膜の屈折率を任意の値に調整することができ
る。
【0033】本実施の形態では導波路コア用のガラス膜
の厚さは、光ファイバとの結合を考慮して光ファイバの
コア径と略等しい6μmに設定することとした。
【0034】また、上述したスパッタリング法により形
成されたSiO2 −GeO2 コア膜は、水素充填を促進
する目的でH2 ガスを過剰に導入すると成膜速度が極端
に低下することからμmオーダの膜付け方法としては適
さない。このため、上述した方法によりSiO2 −Ge
2 コア膜を形成する場合には導入する全ガス量中のH
2 ガスの混合比は3〜30%の範囲内となるように設定
した。
【0035】また、スパッタリング時のガス圧力はAr
ガスやH2 ガスの導入量と共に成膜速度、膜の密度及び
膜の酸化状態を制御するために重要なパラメータであ
る。検討の結果SiO2 −GeO2 コア膜を形成するた
めの適切な圧力範囲は0.01〜1Paであった。この
範囲外では密度の低い膜となり、屈折率、膜厚、基板の
反り量の変動が大きな膜しか得られなかった。
【0036】さらに成膜時にそれぞれのターゲットに印
加する高周波電圧は、成膜速度を直接制御する要因であ
るが、SiO2 −GeO2 コア膜を形成する場合には、
内部応力や屈折率も印加電圧によって変化する。高温熱
処理時に内部応力や屈折率変動の少ない膜を形成するた
めには、1ターゲット当たり2〜10(W/cm2 )の
範囲の電力で成膜されることが好ましい。
【0037】図2は本発明の導波路型光部品の製造方法
を示す工程図である。
【0038】まず図1に示したスパッタリング装置を用
いて基板13上にSiO2 −GeO2 組成のコアガラス
膜16aを形成する。このコアガラス膜16a上に導波
路用のパターンをフォトリソグラフィにより形成した
後、これら導波路のパターンをもとにCHF3 ガスを用
いた反応性イオンエッチング(ドライエッチング)によ
りコアガラス膜16aを略矩形断面形状のコア16に加
工する。さらに基板13上の略矩形断面形状に加工され
たコア16全体にプラズマCVD法又はスパッタリング
法によりGeを含まない低屈折率のSiO2 ガラス膜を
積層させて上側クラッド層17を形成した。
【0039】以上において、コア16のサイズ6μm×
6μmのSiO2 −GeO2 導波路を評価した結果、伝
送損失0.05dB/cm以下の低損失な導波路型光部
品が実現できることが確認できた。
【0040】これにより水素をコア膜形成時に充填して
も本実施の形態によれば伝送損失に大きな影響を与えな
いことが分かった。
【0041】図3は図1に示した装置によって形成され
た導波路型光部品に光誘起屈折率変化をもたらす方法を
示す模式図である。
【0042】同図に示す方法は、導波路型光部品20に
紫外線(エキシマレーザ光)21を照射してグレーティ
ングを形成するものである。前述したような構造及び材
料組成からなる導波路型光部品20上にグレーティング
のパターンが書き込まれたフェイズマスク22を置き、
その上からレンズ23によって適当なビーム形状に整形
された波長248nmのエキシマレーザ光21を照射す
る。感光による屈折率変化によって得られるグレーティ
ング長はミラー24及びレンズ23を移動してエキシマ
レーザ光21を走査したり、導波路型光部品20を移動
したりして調節される。このようにして導波路型光部品
20のコアにグレーティングを形成した結果、長さ5m
m、波長1535nmにおける反射率99.8%以上、
光誘起屈折率変化Δnが10-3以上のグレーティングが
得られた。
【0043】以上において本発明によれば、紫外線照射
による屈折率変化を増加させるために水素ローディング
やフレームブラッシング等による水素充填を必要としな
い。その結果、長期間かつ安全上細心の注意を要するよ
うな製造工程、或いは導波路の光学的特性を劣化させる
ような過剰加熱の製造工程を必要としない。また、本発
明によれば、基板にバイアス電圧を印加したため、紫外
光照射時の屈折率変化に寄与する酸素欠乏欠陥の量も制
御することができる。さらに本発明は、従来の製造装置
によって成し得るものであり、特に様々な機能を有する
平面光導波路型光部品にも容易に適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0045】スパッタリング法によるコアガラス膜の形
成を、不活性ガスと水素ガスとの混合ガス中で行うこと
により、コアを変形させることなくコア内に安全、かつ
効率よく水素を充填することができる導波路型光部品の
製造方法の提供を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導波路型光部品の製造方法を適用した
スパッタリング装置の平面概略図である。
【図2】本発明の導波路型光部品の製造方法を示す工程
図である。
【図3】図1に示した装置によって形成された導波路型
光部品に光誘起屈折率変化をもたらす方法を示す模式図
である。
【符号の説明】
10 真空チャンバ 11 基板ホルダ 13 基板 14a,14b,14c,14d スパッタリングター
ゲット(ターゲット) 15a,15b,15c,15d 高周波電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SiO2 、GeO2 或いはSiO2 とG
    eO2 との混合物をスパッタリングターゲット材とし
    て、低屈折率層を有する基板上にスパッタリング法によ
    りSiO2 −GeO2 組成のコアガラス膜を形成する工
    程と、該コアガラス膜をフォトリソグラフィ及びドライ
    エッチングにより略矩形断面形状のコアに加工する工程
    と、基板上のコア全体を低屈折率のクラッドガラス膜で
    被覆する工程とからなる導波路型光部品の製造方法にお
    いて、上記スパッタリング法によるコアガラス膜の形成
    を、不活性ガスと水素ガスとの混合ガス中で行うことを
    特徴とする導波路型光部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記スパッタリング法によりコアガラス
    膜を形成する工程は、スパッタリング時に導入する全ガ
    ス量中の水素ガスの混合比を3〜30%の範囲内とし、
    スパッタリング時のガス圧力を0.01〜1Paの範囲
    内とし、基板にバイアス電力を印加しながら行う請求項
    1記載の導波路型光部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記コアの少なくとも一部に紫外光を照
    射することによりコアの屈折率を変化させる請求項1記
    載の導波路型光部品の製造方法。
JP15694096A 1996-06-18 1996-06-18 導波路型光部品の製造方法 Pending JPH103016A (ja)

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