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JPH10309960A - 自動走行車両制御装置 - Google Patents

自動走行車両制御装置

Info

Publication number
JPH10309960A
JPH10309960A JP9120992A JP12099297A JPH10309960A JP H10309960 A JPH10309960 A JP H10309960A JP 9120992 A JP9120992 A JP 9120992A JP 12099297 A JP12099297 A JP 12099297A JP H10309960 A JPH10309960 A JP H10309960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
driving
vehicle
traveling
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9120992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Kagawa
和則 香川
Yasuo Uehara
康生 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP9120992A priority Critical patent/JPH10309960A/ja
Publication of JPH10309960A publication Critical patent/JPH10309960A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W60/00Drive control systems specially adapted for autonomous road vehicles
    • B60W60/005Handover processes
    • B60W60/0053Handover processes from vehicle to occupant
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W50/00Details of control systems for road vehicle drive control not related to the control of a particular sub-unit, e.g. process diagnostic or vehicle driver interfaces
    • B60W2050/0062Adapting control system settings
    • B60W2050/0075Automatic parameter input, automatic initialising or calibrating means
    • B60W2050/0095Automatic control mode change
    • B60W2050/0096Control during transition between modes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】運転者が走行状態を安定的に保持できる状況に
ある場合に限って自動走行モードから手動走行モードに
移行させることのできる自動走行車両制御装置を提供す
ることである。 【解決手段】モード切換え操作があったときに、車両走
行に対する自動走行モードでの車両走行制御の寄与する
割合を徐々に低減させて自動走行モードから手動走行モ
ードに移行する過程で、運転者の運転操作の状態を検出
し、検出された運転者の運転操作の状態が所定の基準状
態から外れたことが判定されたときに、手動走行モード
への移行を禁止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動走行車両制御
装置に係り、詳しくは、車両の走行状態及び車両外界の
状況の認識結果に基づいて車両の走行制御が行われる状
態から、運転者の操作による手動運転での走行状態に切
換えるようにした自動走行車両制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の走行状態(車速、姿勢等)
及び車両外界の状況(走行レーンの状況、車間距離等)
を各種センサからの検出情報や道路に設置したインフラ
から提供される情報に基づいて認識し、その認識結果に
基づいて車両の走行制御(操舵制御、駆動制御、制動制
御等)が行われる、所謂、自動走行車両が種々提案され
ている。このような、自動走行車両においては、常に自
動運転の状態ではなく、運転者の要求に応じて、運転者
の操作(ステアリング操作、アクセルペダル操作、ブレ
ーキペダル操作等)による手動運転での走行状態に復帰
させることが必要となる。
【0003】このように、手動運転での走行状態に復帰
させることのできる自動走行車両として、従来、例え
ば、特開昭64−46111や特開平3−282712
に開示されるようなものが提案されている。前者の自動
走行車両では、車両の走行状態及び車両外界の状況の認
識結果に基づいて走行制御の行われる自動走行モードで
の走行中に所定の切換えスイッチ操作がなされたとき
に、この自動走行モードから運転者の操作による手動走
行モードに切換えられる。
【0004】このような自動走行車両では、切換えスイ
ッチの操作により運転者の手動走行モードへの移行の意
思は確認できるものの、自動走行モードから手動走行モ
ードに急に切換えらることにより、運転者がモード切換
え直前の走行状態を安定的に維持するための手動操作を
瞬時に行わなければならない。このため、自動走行モー
ドから手動走行モードへの切換え時における運転者の精
神的、肉体的な負担が大きくなる。
【0005】このような手動走行モードへの切換え時の
運転者の負担軽減のために、上記後者の自動走行車両で
は、自動走行モードから手動走行モードに切換える際
に、自動制御される操舵用アクチュエータからの操舵ト
ルクを緩慢に減少させている。このような走行モード切
換え時の操舵トルクの制御により、自動操舵制御から手
動の操舵操作への移行が徐々に行われるので、運転者
は、走行モード切換え時に安定した走行状態を保持する
ような手動の操舵操作を余裕をもって行うことができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、自動走行モ
ードから手動走行モードに徐々に移行するものであって
も、運転者の運転技量や車両が走行する道路状況などに
よっては、走行状態を安定的に保持することが難しい場
合がある。このような場合に運転操作を完全に運転者に
任せてしまうことは(手動走行モードへの完全移行)、
運転者にまた余計な負担をかけることになってしまう。
【0007】そこで、本発明の課題は、自動走行車両の
自動走行モードから手動走行モードに徐々に移行する際
に、運転者が走行状態を安定的に保持できる状況にある
場合に限って運転操作を完全に運転者に任せることので
きる自動走行車両制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、モード切
換え手段の操作により、車両の走行状態及び車両外界の
状況の認識結果に基づいて車両走行制御が行われる自動
走行モードから運転者の運転操作によって車両走行を行
う手動走行モードに切換えるようにした自動走行車両制
御装置において、モード切換え操作があったときに、車
両走行に対する自動走行モードでの車両走行制御の寄与
する割合を徐々に低減させて自動走行モードから手動走
行モードに移行させるモード移行制御手段と、運転者の
運転操作の状態を検出する操作状態検出手段と、自動走
行モードから手動走行モードに移行している際に、操作
状態検出手段にて検出される運転者の運転操作の状態が
所定の基準状態から外れたか否かを判定する判定手段
と、該判定手段が運転者の運転操作の状態が所定の状態
から外れたと判定したときに、手動走行モードへの移行
を禁止するモード切換え禁止手段とを有するように構成
される。
【0009】このような自動走行車両制御装置では、自
動走行モードにて走行制御がなされている状態で運転者
がモード切換え手段の操作を行うと、モード移行手段に
よって、車両走行に対する自動走行モードでの車両走行
制御の寄与する割合が徐々に低減させられて行く。そし
て、運転者の運転操作が車両走行に寄与する割合が徐々
に増大する。このような状況で、運転者の運転操作の状
態が所定の基準状態から外れると、自動走行モードから
手動走行モードへの移行が禁止される。その結果、自動
走行モードでの走行制御が引き続き続行される。
【0010】また、自動走行モードから手動走行モード
への移行の過程で、運転者の運転操作が所定の基準状態
から外れない場合、手動走行モードへの完全な移行が行
われ、車両は運転者の運転操作に従った走行を行う。こ
のような自動走行車両制御装置では、自動走行モードか
ら手動走行モードに移行する際に、期待される運転操作
の状態(所定の基準状態)が得られない場合には、この
自動走行モードから手動走行モードへの移行が禁止され
るので、運転者の運転操作が不安定な状態で車両の走行
が継続されることが防止される。
【0011】上記操作状態検出手段にて検出すべき運転
者の運転操作の状態は、操作すべき部位(ステアリン
グ、アクセルペダル、ブレーキペダル等)の操作量で
も、操作力のいずれでもよい。この検出すべき運転操作
の状態に応じて判定手段にて用いられる所定の基準状態
(基準の操作量、基準の操作力等)が決定される。車両
の運転操作は、道路の状態、運転者の技量等の種々の状
況により影響される。このように、種々の状況に運転操
作が影響されても、自動走行モードから手動走行モード
への移行可能か否かの適切な判定が行えるという観点か
ら、本発明は、請求項2に記載されるように、上記のよ
うな自動走行車両制御装置において、更に、運転操作に
影響を与える状況に応じて上記判定手段にて用いられる
所定の基準状態を変更する基準変更手段を有するように
構成することができる。
【0012】このような自動走行制御装置では、より正
確な運転操作が要求される状況では、許容される運転操
作の基準となる基準状態の範囲がより狭くなるように当
該基準状態を変更することができる。一方、特に正確な
運転操作が要求されない状況や、精度良く運転操作を行
うことが困難な状況(運転操作に対する外乱が予想され
る状況)では、その基準状態を広くなるように変更する
ことができる。
【0013】運転操作に影響に与える状況としては、車
両外界の状況、運転者に起因するもの、車両に起因する
ものがある。車両外界の状況としては、路幅、レーン
幅、道路の整備状況、対向車線との隔壁の有無、道路の
曲率、路面の状況等が考えられ、運転者に起因するもの
として、運転者の運転技量や癖(運転操作の特性)、自
動走行モードでの車両走行状態の慣れの程度等が考えら
れる。また、車両に起因するものとして、車両の運動特
性(スポーティな車両の特性、通常の乗用車の特性等)
等が考えられる。
【0014】特に、上記車両外界の状況に基づいて基準
状態を変更する場合、本発明に係る自動走行車両制御装
置は、請求項3に記載されるように、更に、車両が走行
する道路の状況を取得するための道路状況取得手段を有
し、上記基準変更手段は、該道路状況取得手段にて取得
された道路の状況に応じて基準状態を変更するように構
成することができる。
【0015】道路状況取得手段は、例えば、インフラか
ら提供される道路状況に関する情報を受信する受信装置
や各種センサにて構成することができる。また、この道
路状況取得手段は、請求項4に記載されるように、車両
の走行位置における道路に関する情報を提供するナビゲ
ーションシステムを有するように構成することができ
る。
【0016】この場合、ナビゲーションシステムにて提
供される走行位置での道路の種類(高速道路、国道、県
道等)から、路幅、レーン幅や、対向車線との隔壁の有
無等を推定することができる。また、同様に提供される
道路の規格、等級等から道路の整備状況を推定すること
ができる。更に、ナビゲーションシステムにて提供され
る走行位置での道路の形状から道路の曲率を取得するこ
とができる。
【0017】また、運転者の運転技量や癖(運転操作の
特性)に基づいて基準状態を変更する場合、本発明は、
請求項5に記載されるように、更に、手動走行モード時
に運転者の運転操作の特性を取得する操作特性取得手段
を有し、上記基準変更手段は、該操作特性取得手段にて
取得された運転操作の特性に応じて基準状態を変更する
ように構成することができる。
【0018】運転者の運転操作の状態が所定の基準状態
から外れていることが直ちに判定できるという観点か
ら、本発明は、請求項6に記載されるように、上記操作
状態検出手段は、車両の所定操作部位の運転者による操
作量を検出する操作量検出手段を有すると共に、上記判
定手段は、操作量検出手段にて検出された操作量と自動
走行モードにて走行制御を行った場合の目標操作量との
偏差を演算する偏差演算手段と、該偏差演算手段にて演
算される偏差が所定値を越えたときに、運転者の運転操
作の状態が所定の基準状態から外れたと判定する手段と
を有するように構成することができる。
【0019】このような自動走行車両制御装置では、車
両の所定操作部位の操作量と自動走行モードにて走行制
御を行った場合目標操作量との偏差が所定値を越える
と、直ちに基準状態から外れたと判定され、自動走行モ
ードから手動走行モードへの移行が禁止される。車両の
所定操作部位は、ステアリング、アクセルペダル、ブレ
ーキペダル等任意に選定することができる。また、この
場合、基準状態を表す所定値は、最大限許容される値に
設定することが好ましい。
【0020】更に、運転操作の不安定な状態がある程度
続いたときにその運転操作の状態が基準状態から外れた
と判定できるという観点から本発明は、請求項7に記載
されるように、上記操作状態検出手段は、車両の所定操
作部位の運転者による操作量を検出する操作量検出手段
を有すると共に、上記判定手段は、操作量検出手段にて
検出された操作量と自動走行モードにて走行制御を行っ
た場合の目標操作量との偏差を所定のタイミングで連続
的に演算する偏差演算手段と、該偏差演算手段にて演算
された偏差が所定値を越える回数が所定回数以上となっ
たときに運転者の運転操作の状態が所定の基準状態から
外れたと判定する手段とを有するように構成することが
できる。
【0021】このような自動走行車両制御装置では、車
両の所定操作部位の操作量と自動走行モードにて走行制
御を行った場合目標操作量との偏差が所定値を越える回
数が所定回数以上となったときに、運転操作の状態が基
準状態から外れたと判定され、自動走行モードから手動
走行モードへの移行が禁止される。上記偏差の基準を表
す所定値は、正常な偏差の上限値に設定されることが好
ましい。また、偏差が所定値を越える許容回数(所定回
数)は、例えば、実験的に定められる。
【0022】更に、直線道路を走行する等運転操作を行
わずにすむような状況でも、運転操作の状態が基準状態
から外れたか否かを的確に判定できるようにするという
観点から、本発明は、請求項8に記載されるように、自
動走行モードから手動走行モードに移行する間に運転者
が所定量以上の運転操作を行わなくてもよい状況である
か否かを判定する運転状況判定手段と、該運転状況判定
手段が所定量以上の運転操作を行わなくてもよい状況で
あることを判定したときに、自動走行モードでの走行制
御の制御目標値に、車両の進路を著しく乱さない程度の
外乱を重畳する外乱付加手段と、該外乱付加手段にて付
加される外乱に基づいて判定手段で用いられる基準状態
を変更する基準変更手段とを有するように構成すること
ができる。
【0023】このような自動走行車両制御装置では、例
えば、車両が直線道路を走行する場合等でほとんどステ
アリングの操作が必要ない(常時中立位置に保持され
る)ような場合であると判定されると、自動走行モード
での走行制御の制御目標値に車両の進路を著しく乱さな
い程度の外乱が重畳される。このような状態で自動走行
モードから手動走行モードに移行する際に、正常な運転
者は、その外乱を打ち消すように運転操作(ステアリン
グ操作)を行うはずである。従って、この外乱に基づい
て判定手段で用いられる基準状態を変更することによ
り、外乱を打ち消すような運転操作が行われているか否
かを判定することができるようになる。
【0024】この外乱を打ち消すような運転操作が行わ
れていないと判定された場合、運転者の運転操作の状態
が基準状態から外れたと判定され、自動走行モードから
手動走行モードへの移行が禁止される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の一形態
に係る自動走行車両制御装置を表すブロック図である。
図1において、制御ユニット10には、センサ群100
からの検出情報及びナビゲーションシステム20からの
走行位置に関する情報が提供されている。センサ群10
0は、車速を検出するための車速センサ、車両の進路の
状態(車間距離、走行レーン内の位置、道路の状態等)
を検出するための進路センサ、車両のヨーレートを検出
するためのヨーレートセンサ、車両の上下方向のG(加
速度)を検出するための上下Gセンサ、サスペンション
のストロークを検出するためのサスペンションストロー
クセンサ等を含んでいる。ナビゲーションシステム20
には、GPS(Global Posisioning System )受信機2
1が接続されている。ナビゲーションシステム20はこ
のGPS受信機21での受信信号に基づいて走行位置を
演算し、その走行位置を道路地図情報と共に制御ユニッ
ト10に提供する。
【0026】制御ユニット10は、自動走行モードにお
いて、上記センサ群100からの検出信号及びナビゲー
ションシステム20からの情報に基づいて車両の走行状
態や車両外界の状況を認識し、その認識結果に基づいて
車両の走行制御を行う。具体的には、制動系30の制御
(制動圧制御)、駆動系40の制御(アクセル制御)及
び操舵系50の制御(ステアリング制御)を行う。
【0027】例えば、操舵系50は、アクチュエータE
CU51、ステアリング54の操作トルクTrを検出す
るためのトルクセンサ52及び車輪操舵機構53を有し
ている。この車輪操舵機構53はステアリング54に結
合し、ステアリング54の操作に応じた操舵角となるよ
うに車輪操舵を行う。また、この車輪操舵機構53は、
アクチュエータECU51からの駆動信号Svによって
駆動される自動操舵モータを内蔵しており、上記自動走
行モードにおいて、ステアリング54の操作に係わら
ず、車輪操舵を行えるようになっている。車輪操舵機構
53は、更に、操舵角を検出する操舵角センサも内蔵し
ており、操舵角センサからの検出信号(検出操舵角)θ
がアクチュエータECU51に提供される。
【0028】アクチュエータECU51は、制御ユニッ
ト10からの制御信号及び操舵角センサからの検出信号
θに基づいて車両が走行レーン内を走行するように自動
操舵モータの駆動制御(Sv)を行う。制御ユニット1
0には、更に、モード切換えスイッチ11、強制手動移
行スイッチ12及び手動移行解除スイッチ13が接続さ
れている。上述した自動走行モードにおいて、モード切
換えスイッチ11が操作されると、制御ユニット10
は、運転者の運転操作の状況を確認しつつ、自動走行モ
ードから運転者の運転操作によって車両走行がなされる
手動走行モードへの移行制御を行う。この手動走行モー
ドへの移行制御の詳細については後述するが、基本的に
は、車両走行に対する自動走行モードでの車両走行制御
の寄与する割合が徐々に低減される。
【0029】強制手動移行スイッチ12が操作される
と、制御ユニット10は、運転者の運転操作の状況を確
認することなく強制的に手動走行モードに移行するため
の制御を行う。また、自動走行モードから手動走行モー
ドに移行している際に、手動移行解除スイッチ13が操
作されると、制御ユニット10は、手動走行モードへの
移行制御を中断して、自動走行モードに復帰させる。
【0030】制御ユニット10は、図2に示す手順に従
って、自動走行モードから手動走行モードへの移行制御
を行う。図2において、自動走行モードにおいて、制御
ユニット10は、センサ群100からの検出情報及びナ
ビゲーションシステム20からの位置情報等から車両の
走行状態、道路状況等を取得しながら、モード切換えス
イッチ11が操作されたか否かを判定している(S1、
S2、S3)。この状態において、運転者が手動運転操
作による走行を希望するためにモード切換えスイッチ1
1を操作すると、制御ユニット10は、後述するような
各種パラメータ(手動走行モードへの移行可否の監視処
理で用いられる)の初期化を行こなう(S4)。そし
て、制御ユニット10は、更に、センサ群100及びナ
ビゲーションシステム20からの情報から取得された車
両外界の状態が手動走行モードへの移行可否の監視を行
うのに適した状態かどうかを判定する(S50)。
【0031】例えば、直進道路が長く続く場合、実質的
にステアリング操作を行わなくてもよい(中立位置に保
持)。このような状況では、運転者が行うステアリング
操作の状態からそのステアリング操作を完全に運転者に
任せてよいか否かが判定できない。即ち、このように直
進道路が長く続く状態は、手動走行モードへの移行可否
の監視を行うのに適した状態ではない。ステップS50
での処理は、このように車両外界の状態が自動走行モー
ドから手動走行モードへの移行可否の監視を行うのに適
した状態であるかどうかを判定するための処理であり、
その詳細は後述する。
【0032】車両外界の状態が手動走行モードへの移行
可否の監視を行うのに適した状態であると判定されると
(S50、OK)、制御ユニット10は、手動走行モー
ドに移行するための処理を開始する(S6)。この自動
走行モードから手動走行モードに移行するための処理で
は、図4に示すように、車両走行に対する自動走行モー
ドでの走行制御の寄与する割合Q1(%)を徐々に低減
させている。この自動走行モードでの走行制御の寄与す
る割合Q1を徐々に低減させる結果、車両走行に対する
運転者の手動操作の寄与する割合Q2(%)が徐々に増
大する。そして、移行開始時(t0)では、自動走行モ
ードでの走行制御の寄与する割合Q1が100%で、運
転者の手動操作の寄与する割合Q2が0%であったもの
が、手動走行モード移行完了時(t1)では、自動走行
モードでの走行制御の寄与する割合Q1が0%で、運転
者の手動操作の寄与する割合Q2が100%となる。
【0033】上記のような態様での自動走行モードから
手動走行モードでの移行を実現するために、制御ユニッ
ト10は、制動系30、駆動系40及び操舵系50に対
する自動制御ゲインGを上記自動走行モードでの走行制
御の寄与する割合Q1の特性に従って低下させている。
即ち、上記特性Q1に従って自動制御ゲインGの減少量
ΔGを決定し(S7)、自動制御ゲインGからその減少
量ΔGを減算して(S8)最終的な自動制御ゲインGを
決めている。この自動制御ゲインGが決まると、この自
動制御ゲインGに応じたレベルの制御信号が制動系3
0、駆動系40及び操舵系50に供給される。
【0034】そして、制御ユニット10は、手動走行モ
ードへの移行可否の監視処理(S90)を行った後に、
その自動制御ゲインGが所定の閾値Gth(通常ゼロに近
い値)に達したかどうかを判定する(S10)。制御ユ
ニット10は、自動制御ゲインGが閾値Gthに達するま
で、上記のように手動走行モードへの移行可否の監視処
理(S90)を行いつつ、自動制御ゲインGを低下させ
る処理(S7、S8)を繰り返す。
【0035】このように自動制御ゲインGが徐々に低下
して行くと、自動走行モードでの走行制御の車両走行に
対する寄与の割合Q1が徐々に低下する一方、手動操作
の車両走行に対する寄与の割合Q2が徐々に増大する。
そして、自動制御ゲインGが閾値Gthに達すると(S1
0、YES)、手動走行モードに完全に移行される(S
11)。以後、運転者は、自らの運転操作(ステアリン
グ操作、アクセルペダル操作、ブレーキペダル操作)に
よって車両を走行させる。その後、手動走行モードへの
移行可否の監視処理(S90)にて用いられた各最終的
なパラメータの値が制御ユニット10内のメモリに記憶
(登録)される(S12)。
【0036】上記手動走行モードへの移行可否の監視処
理(S90)は、例えば、図3に示す手順に従って行わ
れる。図3において、センサ群100及びナビゲーショ
ンシステム20からの車両走行情報、車両外界の状態を
表す情報、更に、後述するような操作外乱に関する情報
等が取得される(S91)。そして、この取得された情
報に基づいて各パラメータXov、Xth、Nth、Fmin
max の値が演算されて設定される(S92)。これら
の各パラメータは、運転者の許容される運転操作の基準
値(基準状態)を表す。
【0037】具体的には、パラメータXovは、自動制御
目標操作量Xd と運転者の実際の操作量Xm との許容最
大偏差を表し、パラメータXthは、正常な操作状態にお
ける自動制御目標操作量Xd と運転者の実際の操作量X
m との偏差の上限値(正常値判定閾値)を表す。また、
パラメータNthは、上記正常判定閾値Xthを越えるよう
な操作の許容回数の閾値(手動移行閾値)を表す。更
に、パラメータFmin とFmax は、自動制御目標操作量
(期待値)Fd と運転者の実際の操作力Fm との偏差の
許容最小値(操作力許容最小偏差)と許容最大値(操作
力許容最大偏差)を表す。
【0038】上記のように正常な運転操作の基準となる
各パラメータの値は、各操作部位(ステアリング、ブレ
ーキペダル、アクセルペダル等)について設定される。
以下、ステアリング操作を例にして手動走行モードへの
移行可否の監視処理の手順を説明する。なお、他の操作
部位(ブレーキペダル、アクセルペダル等)についても
ほぼ同様の手順にて手動走行モードへの移行可否の監視
処理を行うことができる。
【0039】自動走行モードでの制御目標操舵角Xd
操舵角センサからの検出操舵角Xmとの偏差|Xd −X
m |が演算され、その偏差が操舵角最大許容偏差Xov
下であるかどうかが判定される(S93)。この偏差が
操舵角最大許容偏差Xov以下である場合には(S93、
NO)、上記偏差|Xd −Xm |が操舵角正常値判定閾
値Xthを越えているかどうかが判定される(S94)。
ここで、当該偏差が操舵角正常値判定閾値Xth以下であ
る場合(S94、NO)、更に、自動走行モードでの制
御目標操舵トルクFd とトルクセンサ52からの検出操
舵トルクFm (Tr)との偏差|Fd −Fm |が演算さ
れ、この偏差が操舵トルク許容最小値F min 以上で操舵
トルク許容最大値Fmax 以下の範囲にあるか否かが判定
される(S95)。
【0040】ここで、当該偏差が許容最小値Fmin 以上
で許容最大値Fmax 以下の範囲にあれば(S95、YE
S)、運転者のステアリング操作が適正な範囲にあると
して、自動走行モードから手動走行モードへの移行処理
が続行される(図2における、S7、S8、S10)。
上記のようにして、手動走行モードへの移行可否の監視
と共に、手動モードへの移行の処理が行われる過程(S
7、S8、S90、S10)で、移行可否の監視におい
て、ステアリングの操舵角Xm (θ)と自動制御目標操
舵角Xd との偏差が操舵角最大許容偏差Xovを越えてし
まった場合、または、ステアリングの操舵トルクFm
自動制御目標操舵トルクFd (Tr)との偏差が許容最
小偏差F min 以上で許容最大偏差Fmax 以下の範囲から
外れた場合、運転者のステアリング操作が適切ではない
として、手動走行モードへの移行が禁止される(図2に
おけるS90、NG)。
【0041】即ち、自動走行モードでの走行制御が車両
走行に寄与する割合Q1が100%となるように、自動
制御ゲインGが最大値Gmax に復帰される(S13)。
そして、上記手動走行モードへの移行可否の監視処理で
設定された最終的な各パラメータXov、Xth、Nth、F
min 、Fmax の値が制御ユニット10内に登録され(S
14)、自動走行モードでの走行制御が行われる。
【0042】また、ステアリングの操舵角Xm (θ)と
自動制御目標操舵角Xd との偏差が操舵角許容最大偏差
ov以下で操舵正常値判定閾値Xth以上の範囲にある場
合、内部カウンタのカウント値Nx が+1だけインクリ
メントされる(図3におけるS96)。そして、このカ
ウント値Nx が手動移行閾値Nthを以上となったか否か
が判定される(S97)。このように、上記実際のステ
アリングの操舵角Xmと目標操舵角Xd との偏差が上記
範囲(Xov≦Xd −Xm ≦Xth)となる毎に、上記カウ
ント値Nx がインクリメントされ、そのカウント値Nx
が手動移行閾値Nth以上となると(S97、YES)、
運転者のステアリング操作が不安定であるとして、手動
走行モードへの移行が禁止される(図2におけるS9
0、NG)。
【0043】上述したような手動走行モードへの移行可
否の監視処理(S90)では、車両走行に対する運転者
の運転操作の寄与の割合が徐々に増大する過程で、図5
に示すように、運転操作量が自動制御目標操作量Xd
中心とした所定の範囲(Xd+XovとXd −Xovとの
間)内にある場合(C1)、運転者の運転操作が適正で
あるとして手動走行モードに完全に移行される。一方、
運転操作量が上記範囲(Xd +XovとXd −Xovとの
間)を越える場合(C2)、運転者の運転操作が適当で
ないとして手動走行モードへの移行が直ちに禁止され
る。
【0044】また、運転者の運転操作量が上記範囲(X
d +XovとXd −Xovとの間)内にある場合であって
も、自動制御目標値Xd を中心とした更に狭い範囲(X
d +X thとXd −Xthとの間)から外れる回数が所定回
数Nthを越えると、運転操作が不安定であるとして、手
動走行モードへの移行が禁止される。従って、運転者の
運転操作が、車両の走行状態を安定的に保持できる状況
である場合に限って、自動走行モードから、運転操作が
運転者に任される手動走行モードに移行される。
【0045】なお、運転操作が正常と判定される運転操
作量の範囲(Xd +XovとXd −X ovとの間)は、これ
に限定されない。例えば、操舵角を監視する場合等、ス
テアリングの切り側と戻し側の各許容範囲を安全性を考
慮して異ならせることもできる。この場合、正常と判定
される運転操作量の範囲は、制御目標値Xd に対して、
例えば、Xd +Xov1 とXd −Xov2 (Xov1
ov2 )のように設定することができる。
【0046】自動制御ゲインGを徐々に低減して行く過
程(手動走行モードへの移行する過程)で繰り返される
手動走行モードへの移行可否の監視処理(S90)にお
いて、運転者の運転操作の適否を判定するための基準と
なる各パラメータXov、Xth、Nth、Fmin 、F
max は、例えば、次のようにして決められる(図3にお
けるステップS91、S92での処理)。
【0047】車両が走行する道路の路幅、レーン幅が狭
い場合、高い走行精度が要求されるので、運転操作の許
容範囲を表す上記各パラメータは比較的小さい値に(基
準状態は比較的狭く)設定される。道路の整備状況(路
面の状況)が悪い場合、運転操作に加わる外乱が大きく
なるので、上記パラメータXth、Nth は比較的大きい
値に(基準状態は比較的広く)設定される。また、対向
車線との隔壁がある場合、対向車線への逸脱の可能性が
低くなるので、隔壁がない場合に比べて上記各パラメー
タは大きい値に設定することができる。更に、道路の曲
率が大きい場合、運転操作への外乱が加わりやすくなる
ので、上記パラメータXth、Nthは比較的大きい値に設
定される。
【0048】ナビゲーションシステム20から提供され
る高速道路、国道、県道等の情報から上記路幅、レーン
幅を推定することができる。また、同様に提供される道
路の規格、等級等から道路の整備状況を推定することが
できる。この道路の整備状況(路面の荒れ具合)は、上
下Gセンサ、サスペンションストロークセンサからの検
出信号に基づいて直接検出することもできる。更に、ナ
ビゲーションシステム20から提供される高速道路、国
道、県道の別、規格、等級等から対向車線との隔壁の有
無を推定することができ、ナビゲーションシステム20
からの道路地図情報から道路の曲率を判定することもで
きる。
【0049】手動走行モードでの走行時に、運転者の運
転技量や癖を、自動走行モードでの制御目標操作量と実
際の運転操作量との偏差等に基づいて判断することがで
きる。そして、この運転者の運転技量や癖に基づいて運
転操作の許容範囲を表す各パラメータの値を決めること
ができる。この運転者に対応した各パラメータは制御ユ
ニット10内のメモリ(書き込み可能なROM(EEP
ROM)等)に予め格納される。自動走行モードから手
動走行モードへの移行時に、シートポジション等の情報
から運転者を特定して、各パラメータが上記メモリから
読みだされ、手動操作モード移行可否の監視処理(S9
0)において用いられる。
【0050】また、自動走行モードでの走行状態が長く
続いた場合、運転者の手動運転への慣熟が必要なことか
ら、自動走行モードから手動走行モードに移行する初期
の段階において、上記パラメータXth、Nth等は比較的
大きい値に(運転操作の許容範囲を表す基準状態は比較
的広く)設定される。更にまた、車両の種類によって、
例えば、操舵角とヨーレートとの関係等の運動特性が異
なる。この場合、操舵角の変化に対してヨーレートの変
化が大きい運動特性の車両ほどパラメータXth、Xov
比較的小さい値に(運転操作の許容範囲を表す基準状態
は狭く)設定される。
【0051】なお、ステップS12及びS14にて登録
された各最終パラメータの値は、例えば、次回の自動走
行モードから手動走行モードへの移行処理における各パ
ラメータの初期値として用いられる。また、上記手動走
行モードに完全に移行させるための最終的な条件となる
自動制御ゲインの閾値Gthは、各操作部位の必要操作力
(Fmin からFmax までの範囲)の大きさに逆比例の関
係に従って決定される。これは、必要操作力が大きい場
合に当該閾値Gthが大きいと、手動走行モードへの切換
え時に操作力の変化が大きく、運転操作の混乱を招くお
それがあるからである。
【0052】例えば、完全に手動走行モードに移行する
ための最終の条件となる上記閾値G thを適当な値(大き
めの値)に設定すると、手動走行モードに切換わる際に
操作部位に自動制御ゲインGthに対応した力が瞬時に加
わる。このときの操作部位から伝わる感触によって運転
者は完全に手動運転に移行したことを認識することがで
きる。
【0053】上述したような処理(図3参照)の過程で
行われる手動走行モードへの移行可否の監視の適否を判
定する処理(S50)は、例えば、図6に示す手順に従
って行われる。図6において、ナビゲーションシステム
20からの情報に基づいて、車両が現在走行している道
路が直進路であるか否かが判断される(S51)。これ
は、直進路では、ステアリング操作が実質的に行われな
いので、運転者のステアリング操作から手動走行モード
への移行可否が判断できないことに起因している。
【0054】もし、車両が現在走行している道路が直進
路である場合(S51、YES)、更に、ナビゲーショ
ンシステム20からの情報に基づいて進行方向の近い位
置(現在の地点から所定距離以内)に所定の曲率以上の
コーナが存在するか否かが判定される(S52)。も
し、該当するコーナが存在する場合、車両がそのコーナ
に入るまで手動走行モードへの移行可否の監視処理(S
90)の開始を遅延させるように必要な制御情報の設定
を行う(S53)。一方、進行方向の近い位置に特にコ
ーナが存在しない場合には、現在車両が走行している道
路の状況は、手動走行モードへの移行可否の監視処理
(S90)には適していない(NG)と判定される。
【0055】現在車両が走行している道路が直進路では
ない場合、更に、ナビゲーションシステム20からの情
報に基づいて当該道路が下り坂であるか否かが判断され
る(S54)。これは、下り坂の場合、アクセルペダル
及びブレーキペダルを操作しないで惰性で走行する場合
があり、この場合、運転者のアクセルペダル及びブレー
キペダルの操作から手動走行モードへの移行可否が判断
できないことに起因している。
【0056】もし、現在車両の走行している道路が下り
坂である場合、当該下り坂の傾斜度に基づいてブレーキ
ペダルやアクセルペダルに一定以上の操作が期待できる
かどうかが判断される(S55)。現在車両が走行して
いる下り坂では一定以上のブレーキペダルやアクセルペ
ダルの操作が期待できない場合、更に、ナビゲーション
システム20からの情報に基づいて進行方向の近い位置
(現在の地点から所定距離以内)に一定以上のブレーキ
ペダルやアクセルペダルの操作が期待できる道路傾斜度
の変化があるか否かが判定される(S56)。もし、該
当する道路傾斜度の変化がある場合、車両がその道路傾
斜度の地点に入るまで手動走行モードへの移行可否の監
視処理(S90)の開始を遅延させるように必要な制御
情報の設定を行う(S57)。
【0057】一方、進行方向の近い位置に該当する道路
傾斜度の地点が存在しない場合には、現在車両が走行し
ている道路の状況は、手動走行モードへの移行可否の監
視処理(S90)には適していない(NG)と判定され
る。上記の処理において、現在車両が走行している道路
が、直進路でなくかつ下り坂でないと判断された場合、
直進路であっても前方近くにコーナがある場合、また、
下り坂であっても、所定のアクセルペダル、ブレーキペ
ダルの操作が期待される場合、更に、前方近くにブレー
キペダルやアクセルペダルの操作が期待できる傾斜度の
変化がある場合には、上述した手動走行モードへの移行
可否の監視処理(S90)が実行される。
【0058】なお、この例では、原則的に、直進路では
なく、かつ下り坂でない場合(S51、S54、No)
に、当該監視処理(S90)を実行するように判定して
いが、監視処理の適否の判定の基準は、これに限定され
ない。例えば、直進路、または、下り坂でない場合のい
ずれか一方の条件であっても、いずれかの状況(直進
路、下り坂以外)での運転者の運転操作に基づいて手動
モードへの移行可否の判定を行うことは可能である(監
視処理(S90)の実行が可能であると判定できる)。
【0059】また一方、現在車両が走行している道路の
状態が手動走行モードへの移行可否の監視処理(S9
0)には適していないと判定された場合(S50、N
G)、手動強制移行処理(S150)が行われる(図2
参照)。この手動強制移行処理(S150)は、例え
ば、図7に示す手順に従って行われる。図7において、
まず、手動走行モードへの移行確認のアナウンス(音
声)、例えば、「手動走行に移行する場合は、強制手動
移行スイッチ12を操作してください」というアナウン
スが行われる(S151)。このアナウンスがなされた
後、所定時間内に強制手動移行スイッチ12の操作が行
われるか否かが判定される(S152)。
【0060】ここで、運転者が強制手動スイッチ12の
操作を行うと、制御ユニット10は、運転者の手動走行
モードへの移行希望を最終的に確認したとして、手動走
行モードへの移行処理を開始する(S153)。この手
動走行モードへの移行処理は、前述した処理(図2にお
けるS7、S8、S10)と同様に、自動制御ゲインG
の減少量ΔGが図4に示す特性Q1に従って決定され
(S154)、この減少量ΔGを自動制御ゲインGから
減算することで減少された自動制御ゲインGが得られる
(S155)。そして、自動制御ゲインGが所定の閾値
th以下になたっかを確認しつつ(S156)、減少量
ΔGの決定及び減少量ΔGの減算の各処理が繰り返され
る。その結果、自動走行モードでの自動制御ゲインGが
徐々に減少され(自動モードでの走行制御の割合が低減
され)、車両走行が手動操作に基づいてなされる手動走
行モードに徐々に移行する。
【0061】減少される自動制御ゲインGが所定の閾値
th以下になると、完全に手動走行モードに移行されう
る(S157)。以後、運転者の運転操作(ステアリン
グ操作、ブレーキペダル操作、アクセルペダル操作等)
に基づいた車両走行がなされる。一方、上記手動走行モ
ードへの移行確認のためのアナウンスがなされた後に強
制手動移行スイッチ12の操作がなされなかった場合
(S152、NO)、制御ユニット10は、制動系3
0、駆動系40及び操舵系50に対する制御信号に対し
て外乱信号を重畳する。この外乱信号は、車両の走行状
態を著しく乱さない程度の外乱を各系30、40及び5
0に与えるようなものに設定される。その後、手動走行
モードへの移行処理が開始される(図2におけるS
6)。
【0062】この場合、自動制御ゲインGを徐々に減少
させて行く処理が前述と同様に行われる(S7、S
8)。そして、手動走行モードへの移行可否の監視処理
(S90)は、次のようになされる。即ち、運転操作が
適正でるか否かの判定基準を表す各パラメータを決定す
る際(図3におけるS91、S92)、各パラメータに
上記外乱信号に基づいた各系への外乱を打ち消すだけの
操作量を加味する。それにより、運転者が上記外乱を打
ち消すだけの操作量Xm を行わなければ、運転者の操作
が適正であるとは判断されず(S93、S94、S9
6、S97等)、手動走行モードへの移行が禁止され
る。
【0063】手動走行モードへの移行可否の監視に適し
ていない走行状態(直進路等)であっても、上記のよう
に、通常の制御信号に外乱信号を付加し、その外乱信号
に基づいて運転操作の判定基準を変更することにより、
通常と同様に、手動走行モードへの移行可否の監視を行
うことができるようになる。なお、上記例において、図
2に示すステップS7、S8及びS10での処理がモー
ド移行制御手段に対応し、トルクセンサ52、操舵各セ
ンサ等が操作状態検出手段に対応し、図3に示すステッ
プS93及び一連のステップS94、S96、S97、
更に、ステップS95の各処理が判定手段に対応し、図
2に示すステップS13での処理がモード切換え禁止手
段に対応する。
【0064】また、図3に示すステップS92での処理
が基準変更手段に対応し、特に、センサ群100、ナビ
ゲーションシステム20からの情報を取得するためのス
テップS91での処理が道路状況取得手段対応する。更
に、図6に示すステップS51、S52、S54、S5
5、S56での各処理が運転状況判定手段に対応し、図
7に示すステップS158での処理が外乱付加手段に対
応に対応する。
【0065】
【発明の効果】以上、説明してきたように、各請求項に
記載される本発明によれば、自動走行モードから手動走
行モードに移行するための処理の過程で、運転者の操作
状態が所定の基準状態から外れた場合に、手動走行モー
ドへの移行を禁止するようにしたので、運転者の運転操
作が不安定な状態で車両の走行が継続されることが防止
される。その結果、運転者が走行状態を安定的に保持で
きる状況にある場合に限って運転操作を完全に運転者に
任せること(手動走行モードへの移行)ができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る自動走行車両制御
装置を示すブロック図である。
【図2】自動走行モードから手動走行モードに移行する
際に行われる処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】図2に示す手動走行モードへの移行可否の監視
処理の詳細を示すフローチャートである。
【図4】自動走行モードから手動走行モードに移行する
過程における自動走行モードでの走行制御と手動操作の
車両走行に寄与する割合の推移を示す図である。
【図5】手動走行モードへの移行可否の判定の状態を示
す図である。
【図6】図2に示す手動走行モードへの移行可否の監視
に適した状態か否かを判定する処理の詳細な手順を示す
フローチャートである。
【図7】図2に示す手動強制移行処理の詳細な手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 制御ユニット 11 モード切換えスイッチ 12 強制手動移行スイッチ 13 手動移行解除スイッチ 20 ナビゲーションシステム 21 GPS受信機 30 制動系 40 駆動系 50 操舵系 51 アクチュエータECU 52 トルクセンサ 53 車輪操舵機構 54 ステアリング

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モード切換え手段の操作により、車両の走
    行状態及び車両外界の状況の認識結果に基づいて車両走
    行制御が行われる自動走行モードから運転者の運転操作
    によって車両走行を行う手動走行モードに切換えるよう
    にした自動走行車両制御装置において、 モード切換え操作があったときに、車両走行に対する自
    動走行モードでの車両走行制御の寄与する割合を徐々に
    低減させて自動走行モードから手動走行モードに移行さ
    せるモード移行制御手段と、 運転者の運転操作の状態を検出する操作状態検出手段
    と、 自動走行モードから手動走行モードに移行している際
    に、操作状態検出手段にて検出される運転者の運転操作
    の状態が所定の基準状態から外れたか否かを判定する判
    定手段と、 該判定手段が運転者の運転操作の状態が所定の状態から
    外れたと判定したときに、手動走行モードへの移行を禁
    止するモード切換え禁止手段とを有する自動走行車両制
    御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動走行車両制御装置にお
    いて、 更に、運転操作に影響を与える状況に応じて上記判定手
    段にて用いられる所定の基準状態を変更する基準変更手
    段を有する自動走行車両制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の自動走行車両制御装置にお
    いて、 更に、当該車両が走行する道路の状況を取得するための
    道路状況取得手段を有し、 上記基準変更手段は、該道路状況取得手段にて取得され
    た道路の状況に応じて基準状態を変更するようにした自
    動走行車両制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の自動走行車両制御装置にお
    いて、 上記道路状況取得手段は、車両の走行位置における道路
    に関する情報を提供するナビゲーションシステムを有す
    る自動走行車両制御装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の自動走行車両制御装置にお
    いて、 更に、手動走行モード時に運転者の運転操作の特性を取
    得する操作特性取得手段を有し、 上記基準変更手段は、該操作特性取得手段にて取得され
    た運転操作の特性に応じて基準状態を変更するようにし
    た自動走行車両制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5いずれか記載の自動走行車
    両制御装置において、 上記操作状態検出手段は、車両の所定操作部位の運転者
    による操作量を検出する操作量検出手段を有すると共
    に、 上記判定手段は、操作量検出手段にて検出された操作量
    と自動走行モードにて走行制御を行った場合の目標操作
    量との偏差を演算する偏差演算手段と、 該偏差演算手段にて演算される偏差が所定値を越えたと
    きに、運転者の運転操作の状態が所定の基準状態から外
    れたと判定する手段とを有する自動走行車両制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5いずれか記載の自動走行車
    両制御装置において、 上記操作状態検出手段は、車両の所定操作部位の運転者
    による操作量を検出する操作量検出手段を有すると共
    に、 上記判定手段は、操作量検出手段にて検出された操作量
    と自動走行モードにて走行制御を行った場合の目標操作
    量との偏差を所定のタイミングで連続的に演算する偏差
    演算手段と、 該偏差演算手段にて演算された偏差が所定値を越える回
    数が所定回数以上となったときに運転者の運転操作の状
    態が所定の基準状態から外れたと判定する手段とを有す
    る自動走行車両制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の自動走行車両制御装置にお
    いて、 自動走行モードから手動走行モードに移行する間に運転
    者が所定量以上の運転操作を行わなくてもよい状況であ
    るか否かを判定する運転状況判定手段と、 該運転状況判定手段が所定量以上の運転操作を行わなく
    てもよい状況であることを判定したときに、自動走行モ
    ードでの走行制御の制御目標値に、車両の進路を著しく
    乱さない程度の外乱を重畳する外乱付加手段と、 該外乱付加手段にて付加される外乱に基づいて判定手段
    で用いられる基準状態を変更する基準変更手段とを有す
    る自動走行車両制御装置。
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