JPH10290563A - 半導体装置の電圧発生回路 - Google Patents
半導体装置の電圧発生回路Info
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- JPH10290563A JPH10290563A JP10712597A JP10712597A JPH10290563A JP H10290563 A JPH10290563 A JP H10290563A JP 10712597 A JP10712597 A JP 10712597A JP 10712597 A JP10712597 A JP 10712597A JP H10290563 A JPH10290563 A JP H10290563A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体装置の電圧発生回路においてチャージ
ポンプ容量の電流リークを検出する。 【解決手段】 半導体装置の電圧発生回路において、チ
ャージポンプ容量の電流リークを検出するため、種々の
回路構成をとる。たとえば、リーク検出テスト時にチャ
ージポンプ用のドライバーを全部または個々に作動させ
る。ドライバーも全部または選択的に作動させる。ま
た、チャージポンプ容量のポンプアップノードをすべて
または選択的に接地レベルにし、そのレベルの変化から
電流リークを検出する。あるいは、チャージポンプを駆
動するドライバーの電源のインピーダンスを高めて、電
流リークを検出する。ドライバーも全部または選択的に
作動させる。また、チャージポンプをラダー状にヒュー
ズを介して結線し、不良箇所の切り離しを可能にする。
ポンプ容量の電流リークを検出する。 【解決手段】 半導体装置の電圧発生回路において、チ
ャージポンプ容量の電流リークを検出するため、種々の
回路構成をとる。たとえば、リーク検出テスト時にチャ
ージポンプ用のドライバーを全部または個々に作動させ
る。ドライバーも全部または選択的に作動させる。ま
た、チャージポンプ容量のポンプアップノードをすべて
または選択的に接地レベルにし、そのレベルの変化から
電流リークを検出する。あるいは、チャージポンプを駆
動するドライバーの電源のインピーダンスを高めて、電
流リークを検出する。ドライバーも全部または選択的に
作動させる。また、チャージポンプをラダー状にヒュー
ズを介して結線し、不良箇所の切り離しを可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャージポンプ技
術を利用する半導体装置の電圧発生回路に関する。
術を利用する半導体装置の電圧発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路において、電圧発生回路
(チャージポンプ回路)は、外部から供給される電源電
圧より高電圧を発生し、半導体集積回路の内部の回路に
供給する。たとえば、図13は、フラッシュメモリにお
いて、書き込み、消去、読み出しの際にコントロールゲ
ート、ドレーン、ソース、ウェルに印加される電圧を示
す。これらの種々の電圧は、メモリの内部で発生され
る。電圧発生回路では、ポンプ容量を駆動すること(ポ
ンプアップ動作)により電荷の移動を行う。電圧発生回
路には、所望の出力電圧を得るために検出回路と制御回
路が設けられる。検出回路は、チャージポンプの出力電
圧Vppを検出し、あらかじめ設定された基準電圧と比較
し、比較結果を電圧検出信号として出力する。制御回路
は、この電圧検出信号を基にチャージポンプの動作を制
御する。具体的には、検出電圧が基準電圧より高い場合
は、所望電圧に達したので、オシレータを停止状態にす
る。これにより、チャージポンプは、ポンプアップ動作
を止め、出力電圧はこれ以上上昇しない。しかし、検出
電圧が基準電圧より低い場合は、所望電圧に達していな
いので、チャージポンプは、さらにポンプアップ動作を
続け出力電圧をさらに上昇させる。
(チャージポンプ回路)は、外部から供給される電源電
圧より高電圧を発生し、半導体集積回路の内部の回路に
供給する。たとえば、図13は、フラッシュメモリにお
いて、書き込み、消去、読み出しの際にコントロールゲ
ート、ドレーン、ソース、ウェルに印加される電圧を示
す。これらの種々の電圧は、メモリの内部で発生され
る。電圧発生回路では、ポンプ容量を駆動すること(ポ
ンプアップ動作)により電荷の移動を行う。電圧発生回
路には、所望の出力電圧を得るために検出回路と制御回
路が設けられる。検出回路は、チャージポンプの出力電
圧Vppを検出し、あらかじめ設定された基準電圧と比較
し、比較結果を電圧検出信号として出力する。制御回路
は、この電圧検出信号を基にチャージポンプの動作を制
御する。具体的には、検出電圧が基準電圧より高い場合
は、所望電圧に達したので、オシレータを停止状態にす
る。これにより、チャージポンプは、ポンプアップ動作
を止め、出力電圧はこれ以上上昇しない。しかし、検出
電圧が基準電圧より低い場合は、所望電圧に達していな
いので、チャージポンプは、さらにポンプアップ動作を
続け出力電圧をさらに上昇させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュメモリのチ
ャージポンプの特性については、種々の因子が考慮され
ねばならない。フラッシュメモリにおいては、書き込み
/消去などの動作時にチャージポンプで発生した高電圧
を直接メモリセルに印加する必要がある。また、メモリ
セル特性は電圧条件に大きく左右されるため、チャージ
ポンプは安定した電圧を供給する必要がある。図14
は、メモリセルのしきい値を、書き込み時における種々
のドレーン電圧Vdにおいて書き込み時間tに対して示
し、図15は、メモリセルのしきい値を、消去時におけ
る種々のゲート電圧Vgにおいて消去時間tに対して示
す。図14と図15において、書き込み時間tは対数目
盛で表示されている。これらの図からわかるように、安
定したドレーン電圧やゲート電圧を供給しないとセルし
きい値が大きく変動する。図16は、書き込み、消去、
読み出しが、しきい値により大きく影響を受けることを
示し、安定な電圧の供給が必要であることを示す。加え
て、書き込み/消去を行なう場合、書き込み/消去のパ
ターンなどによってチャージポンプの負荷の変動は避け
られない。また、電源電圧の変動や動作温度などの環境
条件による特性変動も考慮しなければならない。さらに
は、製造のばらつきなどの要因も加味されることにな
る。このため、チャージポンプの特性は、あらゆる動作
状態において負荷が最も重くなる場合に対して充分な能
力が得られるように決定しなければならない。チャージ
ポンプの性能の向上を図るには、ポンプの容量を大きく
することが必要であり、回路のレイアウト面積の増加は
避けられない。一般的に、ポンプ容量はMOSトランジ
スタのゲート容量を用いる場合が多いが、他の構造にお
いてもポンプ容量とレイアウト面積は密接に関連する。
このため、製造中の異物、パターン欠陥などによりポン
プ容量から電流がリークし、容量として正常に機能しな
い確率が高まり、歩留まりが低下する。このように、ポ
ンプ容量に電流リークが生じた場合、チャージポンプの
出力は低下し、所望の電圧を発生することが困難にな
る。しかし、従来の電圧発生回路は、良/不良を判定す
る場合、チャージポンプを動作させ、出力電圧をモニタ
する、または、書き込み/消去を行なうなどのテストし
か行っておらず、また、長いテスト時間を要するという
問題点があった。
ャージポンプの特性については、種々の因子が考慮され
ねばならない。フラッシュメモリにおいては、書き込み
/消去などの動作時にチャージポンプで発生した高電圧
を直接メモリセルに印加する必要がある。また、メモリ
セル特性は電圧条件に大きく左右されるため、チャージ
ポンプは安定した電圧を供給する必要がある。図14
は、メモリセルのしきい値を、書き込み時における種々
のドレーン電圧Vdにおいて書き込み時間tに対して示
し、図15は、メモリセルのしきい値を、消去時におけ
る種々のゲート電圧Vgにおいて消去時間tに対して示
す。図14と図15において、書き込み時間tは対数目
盛で表示されている。これらの図からわかるように、安
定したドレーン電圧やゲート電圧を供給しないとセルし
きい値が大きく変動する。図16は、書き込み、消去、
読み出しが、しきい値により大きく影響を受けることを
示し、安定な電圧の供給が必要であることを示す。加え
て、書き込み/消去を行なう場合、書き込み/消去のパ
ターンなどによってチャージポンプの負荷の変動は避け
られない。また、電源電圧の変動や動作温度などの環境
条件による特性変動も考慮しなければならない。さらに
は、製造のばらつきなどの要因も加味されることにな
る。このため、チャージポンプの特性は、あらゆる動作
状態において負荷が最も重くなる場合に対して充分な能
力が得られるように決定しなければならない。チャージ
ポンプの性能の向上を図るには、ポンプの容量を大きく
することが必要であり、回路のレイアウト面積の増加は
避けられない。一般的に、ポンプ容量はMOSトランジ
スタのゲート容量を用いる場合が多いが、他の構造にお
いてもポンプ容量とレイアウト面積は密接に関連する。
このため、製造中の異物、パターン欠陥などによりポン
プ容量から電流がリークし、容量として正常に機能しな
い確率が高まり、歩留まりが低下する。このように、ポ
ンプ容量に電流リークが生じた場合、チャージポンプの
出力は低下し、所望の電圧を発生することが困難にな
る。しかし、従来の電圧発生回路は、良/不良を判定す
る場合、チャージポンプを動作させ、出力電圧をモニタ
する、または、書き込み/消去を行なうなどのテストし
か行っておらず、また、長いテスト時間を要するという
問題点があった。
【0004】本発明の目的は、チャージポンプ容量の電
流リークを検出し、良/不良を容易に判定できる半導体
装置の電圧発生回路を提供することである。本発明の他
の目的は、チャージポンプ容量の電流リーク箇所を特定
し、半導体装置の救済を可能とする半導体装置の電圧発
生回路を提供することである。
流リークを検出し、良/不良を容易に判定できる半導体
装置の電圧発生回路を提供することである。本発明の他
の目的は、チャージポンプ容量の電流リーク箇所を特定
し、半導体装置の救済を可能とする半導体装置の電圧発
生回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の電圧発生回路は、それぞれ電荷を蓄積する容量を備
え、容量が並列に接続される複数のチャージポンプと、
それぞれ対応するチャージポンプに電荷を供給する複数
のドライバーと、チャージポンプの出力電圧を検出し基
準値と比較し、出力電圧が基準値より低い場合にドライ
バーに電荷供給を続けさせる第1検出手段と、電流リー
ク検出テスト時に前記のチャージポンプまたはドライバ
ーを選択的に(全選択も含む)動作させて電流リーク検
出テストの対象となる容量を選択する選択回路と、電流
リーク検出テストの対象であるチャージポンプの容量の
電流リークを検出する第2検出手段とを備える。好まし
くは、前記の選択手段は、電流リーク検出テスト時にチ
ャージポンプの容量の複数のポンプアップノードを共通
ノードとし前記の第2検出手段に出力し、第2検出手段
は、共通ノードの電圧を基に電流リークを検出する。ま
た、好ましくは、前記の選択手段は、電流リーク検出テ
スト時に任意のチャージポンプの容量のポンプアップノ
ードを前記の第2検出手段に出力し、第2検出手段は、
任意のチャージポンプ容量の共通ノードの電圧を基に電
流リークを検出する。また、好ましくは、電流リーク検
出テスト時にドライバー用電源のインピーダンスを高く
させるバイアス回路を、前記のドライバー用電源と前記
のドライバーの間に備え、前記の第2検出手段は、バイ
アス回路の出力電圧より電流リークを検出する。また、
好ましくは、前記の選択手段は、全ドライバーを作動さ
せる。また、好ましくは、前記の選択手段は、任意のド
ライバーを作動させる。また、好ましくは、前記の複数
のチャージポンプは、並列に接続され、各段のチャージ
ポンプの入出力がラダー状にヒューズを介して結線され
る。
の電圧発生回路は、それぞれ電荷を蓄積する容量を備
え、容量が並列に接続される複数のチャージポンプと、
それぞれ対応するチャージポンプに電荷を供給する複数
のドライバーと、チャージポンプの出力電圧を検出し基
準値と比較し、出力電圧が基準値より低い場合にドライ
バーに電荷供給を続けさせる第1検出手段と、電流リー
ク検出テスト時に前記のチャージポンプまたはドライバ
ーを選択的に(全選択も含む)動作させて電流リーク検
出テストの対象となる容量を選択する選択回路と、電流
リーク検出テストの対象であるチャージポンプの容量の
電流リークを検出する第2検出手段とを備える。好まし
くは、前記の選択手段は、電流リーク検出テスト時にチ
ャージポンプの容量の複数のポンプアップノードを共通
ノードとし前記の第2検出手段に出力し、第2検出手段
は、共通ノードの電圧を基に電流リークを検出する。ま
た、好ましくは、前記の選択手段は、電流リーク検出テ
スト時に任意のチャージポンプの容量のポンプアップノ
ードを前記の第2検出手段に出力し、第2検出手段は、
任意のチャージポンプ容量の共通ノードの電圧を基に電
流リークを検出する。また、好ましくは、電流リーク検
出テスト時にドライバー用電源のインピーダンスを高く
させるバイアス回路を、前記のドライバー用電源と前記
のドライバーの間に備え、前記の第2検出手段は、バイ
アス回路の出力電圧より電流リークを検出する。また、
好ましくは、前記の選択手段は、全ドライバーを作動さ
せる。また、好ましくは、前記の選択手段は、任意のド
ライバーを作動させる。また、好ましくは、前記の複数
のチャージポンプは、並列に接続され、各段のチャージ
ポンプの入出力がラダー状にヒューズを介して結線され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施の形態を説明する。 実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1の半導体装置のためのチ
ャージポンプ技術を用いた電圧発生回路を示す。この電
圧発生回路においては、全チャージポンプ容量に電流リ
ーク箇所があるか否かが判定される。この回路におい
て、オシレータ(OSC)10はチャージポンプ用のクロ
ック信号φを発生する。第0、第1、第2および第3の
クロックドライバー(DR0)12、(DR1)14、(D
R2)16、(DR3)18はクロックパルスΦから相補の
クロック信号Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)を
発生する。図2は、第1と第3のクロックドライバー1
4、18を示し、クロックドライバーは、2個のインバ
ータ60、62の直列接続からなる。図3は、第0と第
2のクロックドライバー12、16の回路を示し、クロ
ックドライバーは、第1と第2のインバータ70、74
と1個のNORゲート72からなる。クロックパルスφ
は、第1のインバータ70に入力され、第1のインバー
タ70の出力とテストイネーブル信号TEとがNORゲ
ート72に入力される。NORゲート72の出力は第2
のインバータ74に入力される。
発明の実施の形態を説明する。 実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1の半導体装置のためのチ
ャージポンプ技術を用いた電圧発生回路を示す。この電
圧発生回路においては、全チャージポンプ容量に電流リ
ーク箇所があるか否かが判定される。この回路におい
て、オシレータ(OSC)10はチャージポンプ用のクロ
ック信号φを発生する。第0、第1、第2および第3の
クロックドライバー(DR0)12、(DR1)14、(D
R2)16、(DR3)18はクロックパルスΦから相補の
クロック信号Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)を
発生する。図2は、第1と第3のクロックドライバー1
4、18を示し、クロックドライバーは、2個のインバ
ータ60、62の直列接続からなる。図3は、第0と第
2のクロックドライバー12、16の回路を示し、クロ
ックドライバーは、第1と第2のインバータ70、74
と1個のNORゲート72からなる。クロックパルスφ
は、第1のインバータ70に入力され、第1のインバー
タ70の出力とテストイネーブル信号TEとがNORゲ
ート72に入力される。NORゲート72の出力は第2
のインバータ74に入力される。
【0007】クロックドライバー12〜18により発生
された相補のクロック信号は、それぞれ、第0、第1、
第2および第3のチャージポンプ(CP0)20、(CP1)
22、(CP2)24、(CP3)26に入力される。これら
の4段のチャージポンプ20〜26は直列に接続され
る。図4は、チャージポンプ20〜26の回路を示す。
クロックドライバー12、14、16、18からの信号
は、それぞれ、対応するチャージポンプ20、22、2
4、26のチャージポンプ容量(C)80に入力される。
容量80は、NMOSトランジスタ82を介して共通ノ
ードVSに接続され、このNMOSトランジスタ82の
ゲートはテストイネーブル信号TEに接続される。ま
た、チャージポンプ容量80は、第2のNMOSトラン
ジスタ84を介してOUT端子に接続される。NMOS
トランジスタ82は整流素子として機能する。通常はM
NOSトランジスタ82のVS側とゲートは電源と接続
されており、ポンプアップノードのレベルが下がった場
合、NMOSトランジスタ82を介してポンプアップノ
ードを充電し、また、ポンプアップノードが電源電圧を
越した場合には、VSに電流が流れないようにする。ま
た、NMOSトランジスタ84は、ポンプアップ動作に
よりOUT側の電位がIN側より高くなった場合、電流
が逆流しOUT側の電位が下がるのを阻止する整流素子
である。
された相補のクロック信号は、それぞれ、第0、第1、
第2および第3のチャージポンプ(CP0)20、(CP1)
22、(CP2)24、(CP3)26に入力される。これら
の4段のチャージポンプ20〜26は直列に接続され
る。図4は、チャージポンプ20〜26の回路を示す。
クロックドライバー12、14、16、18からの信号
は、それぞれ、対応するチャージポンプ20、22、2
4、26のチャージポンプ容量(C)80に入力される。
容量80は、NMOSトランジスタ82を介して共通ノ
ードVSに接続され、このNMOSトランジスタ82の
ゲートはテストイネーブル信号TEに接続される。ま
た、チャージポンプ容量80は、第2のNMOSトラン
ジスタ84を介してOUT端子に接続される。NMOS
トランジスタ82は整流素子として機能する。通常はM
NOSトランジスタ82のVS側とゲートは電源と接続
されており、ポンプアップノードのレベルが下がった場
合、NMOSトランジスタ82を介してポンプアップノ
ードを充電し、また、ポンプアップノードが電源電圧を
越した場合には、VSに電流が流れないようにする。ま
た、NMOSトランジスタ84は、ポンプアップ動作に
よりOUT側の電位がIN側より高くなった場合、電流
が逆流しOUT側の電位が下がるのを阻止する整流素子
である。
【0008】各チャージポンプ20〜26は、IN端子
において前段のチャージポンプOUT端子から出力信号
を入力し、OUT端子において後段のチャージポンプの
IN端子に出力する。なお、初段のチャージポンプ20
のIN端子は、たとえば電源電圧が印加されている。最
終段のチャージポンプ26からの出力電圧Vppは、容量
CLと抵抗RLにより表される負荷に供給(消費)され
る。また、テストイネーブル信号TEは、インバータ2
8を介して、共通ノードVSに接続される。通常は、共
通ノードはインバータ28により接地レベルであるが、
電流リークがあると、その影響によりレベルが高くな
る。オシレータ10は、停止中にはφ=Hとなり、Φ(t
rue)=H、Φ(bar)=Lとなるが、テスト時(TE=
H)にはφ=Hのとき、Φ(true)=H、Φ(bar)=Hと
なり、全チャージポンプ20〜26の容量80に同時に
Hレベルが入力される。したがって、共通のノードのレ
ベルにより全チャージポンプ容量に電流リーク箇所があ
るか否かが判定される。
において前段のチャージポンプOUT端子から出力信号
を入力し、OUT端子において後段のチャージポンプの
IN端子に出力する。なお、初段のチャージポンプ20
のIN端子は、たとえば電源電圧が印加されている。最
終段のチャージポンプ26からの出力電圧Vppは、容量
CLと抵抗RLにより表される負荷に供給(消費)され
る。また、テストイネーブル信号TEは、インバータ2
8を介して、共通ノードVSに接続される。通常は、共
通ノードはインバータ28により接地レベルであるが、
電流リークがあると、その影響によりレベルが高くな
る。オシレータ10は、停止中にはφ=Hとなり、Φ(t
rue)=H、Φ(bar)=Lとなるが、テスト時(TE=
H)にはφ=Hのとき、Φ(true)=H、Φ(bar)=Hと
なり、全チャージポンプ20〜26の容量80に同時に
Hレベルが入力される。したがって、共通のノードのレ
ベルにより全チャージポンプ容量に電流リーク箇所があ
るか否かが判定される。
【0009】検出回路は、最終段のチャージポンプ26
から十分な出力電圧Vppが発生されたか否かを検出す
る。検出回路は、出力電圧VppとGNDの間で抵抗分割
をする抵抗30、32と、抵抗分割により得られた電圧
VRを予め設定された第1基準電圧Vref1と比較する第
1コンパレータ34とからなる。第1コンパレータ30
が出力する電圧検出信号Vdetは、VR>Vref1である場
合、Hレベルとなり、VR<Vref1である場合、Lレベ
ルとなる。チャージポンプ制御回路は、電圧検出信号V
detを受けてチャージポンプの動作を制御する。すなわ
ち、電圧検出信号Vdetは次にインバータ36により反
転され、チャージポンプイネーブル信号CPEとともに
NANDゲート38に入力される。NANDゲート38
の出力は、オシレータ10に入力される。CPE=Hレ
ベルかつVdet=Lレベルの場合にのみ、すなわちポン
プアップが行われる時であり、出力電圧VRが基準電圧
Vref1より低い場合に、オシレータ10の発振は続く。
から十分な出力電圧Vppが発生されたか否かを検出す
る。検出回路は、出力電圧VppとGNDの間で抵抗分割
をする抵抗30、32と、抵抗分割により得られた電圧
VRを予め設定された第1基準電圧Vref1と比較する第
1コンパレータ34とからなる。第1コンパレータ30
が出力する電圧検出信号Vdetは、VR>Vref1である場
合、Hレベルとなり、VR<Vref1である場合、Lレベ
ルとなる。チャージポンプ制御回路は、電圧検出信号V
detを受けてチャージポンプの動作を制御する。すなわ
ち、電圧検出信号Vdetは次にインバータ36により反
転され、チャージポンプイネーブル信号CPEとともに
NANDゲート38に入力される。NANDゲート38
の出力は、オシレータ10に入力される。CPE=Hレ
ベルかつVdet=Lレベルの場合にのみ、すなわちポン
プアップが行われる時であり、出力電圧VRが基準電圧
Vref1より低い場合に、オシレータ10の発振は続く。
【0010】電流リークの検出のために、さらに次に説
明する回路が設けられる。共通ノードVSと第2基準電
圧Vref2とは、第2コンパレータ40に入力され比較さ
れる。すなわち、テスト時(TE=H)に、インバータ
28により共通ノードVSを介しポンプアップノードを
接地レベルとし、第2コンパレータ40へも入力する。
第2コンパレータ40の出力は、PMOSトランジスタ
42とNMOSトランジスタ44とが並列に接続された
回路に入力され、その出力は、2つのインバータの直列
接続からなるバッファ回路48をへて外部端子に接続さ
れる。PMOSトランジスタのゲート42には、テスト
信号TEが入力され、NMOSトランジスタ44のゲー
トには、テスト信号がインバータ46を介して接続され
る。なお、読み出し回路50の出力も、同様にPMOS
トランジスタ52とNMOSトランジスタ54とが並列
に接続された回路に入力され、その出力は、上述のバッ
ファ回路48をへて外部端子に接続される。すなわち、
外部端子は、テスト時には、電流リークの検出結果を出
力し、通常動作時には、メモリ情報を出力する。
明する回路が設けられる。共通ノードVSと第2基準電
圧Vref2とは、第2コンパレータ40に入力され比較さ
れる。すなわち、テスト時(TE=H)に、インバータ
28により共通ノードVSを介しポンプアップノードを
接地レベルとし、第2コンパレータ40へも入力する。
第2コンパレータ40の出力は、PMOSトランジスタ
42とNMOSトランジスタ44とが並列に接続された
回路に入力され、その出力は、2つのインバータの直列
接続からなるバッファ回路48をへて外部端子に接続さ
れる。PMOSトランジスタのゲート42には、テスト
信号TEが入力され、NMOSトランジスタ44のゲー
トには、テスト信号がインバータ46を介して接続され
る。なお、読み出し回路50の出力も、同様にPMOS
トランジスタ52とNMOSトランジスタ54とが並列
に接続された回路に入力され、その出力は、上述のバッ
ファ回路48をへて外部端子に接続される。すなわち、
外部端子は、テスト時には、電流リークの検出結果を出
力し、通常動作時には、メモリ情報を出力する。
【0011】以上に説明した電圧発生回路の通常動作
(CPE=H、TE=L)は、従来と同様である。電流
リークがないとすると、共通ノードVSの電圧は、Hレ
ベルである。検出回路において、第1コンパレータ34
により出力電圧Vppが所定値に達したかが判定される。
具体的には、第1コンパレータ34が出力する電圧検出
信号Vdetは、VR>Vref1である場合、出力電圧Vppは
所定値に達したので、オシレータ10を停止状態にす
る。これによりチャージポンプ20〜26はポンプアッ
プ動作を止め、出力電圧Vppは、これ以後上昇しない。
一方、VR<Vref1である場合、出力電圧Vppは所定値
に達していないので、オシレータ10は動作状態にし、
チャージポンプ20〜26はポンプアップ動作を続け、
クロックドライバー12〜18からのクロック信号によ
りポンプ容量80が駆動され、出力電圧Vppは、さらに
上昇する。実際には、チャージポンプ20〜26が出力
電圧を供給すべき回路での電力消費(チャージポンプに
とっての負荷)があるため、電圧発生回路は動作/停止
を繰りかえすことになる。
(CPE=H、TE=L)は、従来と同様である。電流
リークがないとすると、共通ノードVSの電圧は、Hレ
ベルである。検出回路において、第1コンパレータ34
により出力電圧Vppが所定値に達したかが判定される。
具体的には、第1コンパレータ34が出力する電圧検出
信号Vdetは、VR>Vref1である場合、出力電圧Vppは
所定値に達したので、オシレータ10を停止状態にす
る。これによりチャージポンプ20〜26はポンプアッ
プ動作を止め、出力電圧Vppは、これ以後上昇しない。
一方、VR<Vref1である場合、出力電圧Vppは所定値
に達していないので、オシレータ10は動作状態にし、
チャージポンプ20〜26はポンプアップ動作を続け、
クロックドライバー12〜18からのクロック信号によ
りポンプ容量80が駆動され、出力電圧Vppは、さらに
上昇する。実際には、チャージポンプ20〜26が出力
電圧を供給すべき回路での電力消費(チャージポンプに
とっての負荷)があるため、電圧発生回路は動作/停止
を繰りかえすことになる。
【0012】次に、テスト時(CPE=H、TE=H)
の動作について説明する。テストイネーブル信号TEに
よりオシレータ10の出力φはHレベルとなり、全相補
クロックΦ(true/bar)は同時にHレベルとなる。全ポン
プアップノードは、NMOSトランジスタ82を介し共
通ノードVSに接続される。共通ノードVSと、第2基
準電圧Vref2は第2のコンパレータ40に入力され比較
される。いずれかのチャージポンプの容量80に所定以
上のリークが生じた場合、共通ノードの電圧が変化し第
2基準電圧Vref2より高くなって、第2のコンパレータ
40の出力はHレベルになる。具体的には、電流リーク
が生じると、クロックドライバー12〜18のPMOS
トランジスタ→容量80→ポンプアップノード→チャー
ジポンプ内のNMOSトランジスタ84→テストイネー
ブル信号TEが入力されるバッファを構成するNMOS
トランジスタ82へとリーク電流が流れ、ノードVSの
レベルを持ち上げる。容量80に電流リークがない場合
は、バッファを構成するNMOSトランジスタ82によ
り、ノードVSでは接地レベル(Lレベル)が維持され
る。第2コンパレータ40の出力は、外部端子で検出で
き、チャージポンプ容量部の電流リークの有無が判定で
きる。
の動作について説明する。テストイネーブル信号TEに
よりオシレータ10の出力φはHレベルとなり、全相補
クロックΦ(true/bar)は同時にHレベルとなる。全ポン
プアップノードは、NMOSトランジスタ82を介し共
通ノードVSに接続される。共通ノードVSと、第2基
準電圧Vref2は第2のコンパレータ40に入力され比較
される。いずれかのチャージポンプの容量80に所定以
上のリークが生じた場合、共通ノードの電圧が変化し第
2基準電圧Vref2より高くなって、第2のコンパレータ
40の出力はHレベルになる。具体的には、電流リーク
が生じると、クロックドライバー12〜18のPMOS
トランジスタ→容量80→ポンプアップノード→チャー
ジポンプ内のNMOSトランジスタ84→テストイネー
ブル信号TEが入力されるバッファを構成するNMOS
トランジスタ82へとリーク電流が流れ、ノードVSの
レベルを持ち上げる。容量80に電流リークがない場合
は、バッファを構成するNMOSトランジスタ82によ
り、ノードVSでは接地レベル(Lレベル)が維持され
る。第2コンパレータ40の出力は、外部端子で検出で
き、チャージポンプ容量部の電流リークの有無が判定で
きる。
【0013】実施の形態2 図5は、実施の形態2の電圧発生回路を示す。この実施
の形態の電圧発生回路においても、実施の形態1と同様
に、全チャージポンプ容量に電流リーク箇所があるか否
かが判定されるが、電流リークの検出方法が異なる。こ
の回路において、図1と同じ参照番号を付したものは、
同一または実質的に同じものを示し、説明を省略する。
第1と第3のクロックドライバー114、118の回路
は図2に示されたものと同じであり、第0と第2のクロ
ックドライバー112、116の回路は図3に示された
ものと同じであり、電源への接続のみが異なる。実施の
形態1の電圧発生回路(図1)では共通ノードでの接地
電圧VSにより電流リークが検出されるが、この実施の
形態の電圧発生回路では、テスト時にバイアス回路15
8によりクロックドライバー電源112〜118のイン
ピーダンスを可変として、電流供給能力を小さくし、こ
のクロックドライバー電源の電圧により電流リークを検
出する。バイアス回路158は、テスト信号TEにより
制御されテスト時にインピーダンスが高められる。すな
わち、電源156が、バイアス回路158を介して、4
個の相補のクロックΦのクロックドライバー(DR0〜D
R3)112〜118に電圧Vccを供給するとともに、第
2のコンパレータ40にも入力され第2基準電圧Vref2
と比較される。すなわち、相補のクロックΦ(true/bar)
の電源インピーダンスをバイアス回路158により変化
し(テスト時のインピーダンスを高くし)、かつ、電圧
値Vccを第2コンパレータ40へも入力する。バイアス
レベルBIASは、通常読み出し時には電源インピーダ
ンスを低くなるように設定する。バイアス回路158
は、たとえば、ゲートにバイアスレベルが入力されたP
MOSトランジスタからなる。こうして、電源156の
電流供給能力をバイアス回路158によりテスト時に小
さくするので、リーク電流の影響を受けやすくなり、チ
ャージポンプ容量部の電流リークの検出が容易におこな
える。テスト時(CPE=H、TE=H)には、クロッ
クドライバー112〜118の出力する相補のクロック
Φ(true/bar)を全て選択(Hレベル)とし、全ポンプア
ップノードを共通の接地レベルとする。いずれかのチャ
ージポンプ容量80に所定量以上のリーク電流が生じた
場合、第2コンパレータ40の出力はLレベルとなり、
チャージポンプ容量部の電流リークが検出される。こう
して、不良判定が容易に行える。
の形態の電圧発生回路においても、実施の形態1と同様
に、全チャージポンプ容量に電流リーク箇所があるか否
かが判定されるが、電流リークの検出方法が異なる。こ
の回路において、図1と同じ参照番号を付したものは、
同一または実質的に同じものを示し、説明を省略する。
第1と第3のクロックドライバー114、118の回路
は図2に示されたものと同じであり、第0と第2のクロ
ックドライバー112、116の回路は図3に示された
ものと同じであり、電源への接続のみが異なる。実施の
形態1の電圧発生回路(図1)では共通ノードでの接地
電圧VSにより電流リークが検出されるが、この実施の
形態の電圧発生回路では、テスト時にバイアス回路15
8によりクロックドライバー電源112〜118のイン
ピーダンスを可変として、電流供給能力を小さくし、こ
のクロックドライバー電源の電圧により電流リークを検
出する。バイアス回路158は、テスト信号TEにより
制御されテスト時にインピーダンスが高められる。すな
わち、電源156が、バイアス回路158を介して、4
個の相補のクロックΦのクロックドライバー(DR0〜D
R3)112〜118に電圧Vccを供給するとともに、第
2のコンパレータ40にも入力され第2基準電圧Vref2
と比較される。すなわち、相補のクロックΦ(true/bar)
の電源インピーダンスをバイアス回路158により変化
し(テスト時のインピーダンスを高くし)、かつ、電圧
値Vccを第2コンパレータ40へも入力する。バイアス
レベルBIASは、通常読み出し時には電源インピーダ
ンスを低くなるように設定する。バイアス回路158
は、たとえば、ゲートにバイアスレベルが入力されたP
MOSトランジスタからなる。こうして、電源156の
電流供給能力をバイアス回路158によりテスト時に小
さくするので、リーク電流の影響を受けやすくなり、チ
ャージポンプ容量部の電流リークの検出が容易におこな
える。テスト時(CPE=H、TE=H)には、クロッ
クドライバー112〜118の出力する相補のクロック
Φ(true/bar)を全て選択(Hレベル)とし、全ポンプア
ップノードを共通の接地レベルとする。いずれかのチャ
ージポンプ容量80に所定量以上のリーク電流が生じた
場合、第2コンパレータ40の出力はLレベルとなり、
チャージポンプ容量部の電流リークが検出される。こう
して、不良判定が容易に行える。
【0014】実施の形態3 以下に説明する4つの実施の形態では、電流リークが発
生した場合にチャージポンプの電流リーク箇所を特定す
る。これらの実施の形態では、並列構成のチャージポン
プで各段のポンプ入出力をラダー状にヒューズを介して
結線する。故障箇所が特定されると、ヒューズ位置でト
リミングをすることにより、その箇所を切り離すことが
できる。図6は、実施の形態3の電圧発生回路を示す。
この回路では、複数のポンプアップノードの中から選択
的に接地レベル設定可能とする。個々のチャージポンプ
をテストするためのテストイネーブル信号TEi(i=
0,1,…,7)はテストイネーブル信号TEから発生
される。
生した場合にチャージポンプの電流リーク箇所を特定す
る。これらの実施の形態では、並列構成のチャージポン
プで各段のポンプ入出力をラダー状にヒューズを介して
結線する。故障箇所が特定されると、ヒューズ位置でト
リミングをすることにより、その箇所を切り離すことが
できる。図6は、実施の形態3の電圧発生回路を示す。
この回路では、複数のポンプアップノードの中から選択
的に接地レベル設定可能とする。個々のチャージポンプ
をテストするためのテストイネーブル信号TEi(i=
0,1,…,7)はテストイネーブル信号TEから発生
される。
【0015】図6に示す回路において、オシレータ(O
SC)210はクロック信号φを発生する。第0、第
1、第2、第3、第4、第5、第6および第7のクロッ
クドライバー(DR0)212、(DR1)214、(DR2)
216、(DR3)218、(DR4)213、(DR5)21
5、(DR6)217、(DR7)219は、それぞれ、クロ
ックパルスφから相補のクロック信号Φ(bar)、Φ(tru
e)、Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)、Φ(ba
r)、Φ(true)を発生する。第1、第3、第5および第7
のクロックドライバー214、218、215、219
は、図2に示された回路からなる。第0、第2、第4、
第6のクロックドライバー212、216、213、2
17は図3に示された回路からなる。オシレータ210
は、停止中にはφ=Hとなり、Φ(true)=H、Φ(bar)
=Lとなるが、テスト時(TE=H)にはφ=Hのと
き、Φ(true)=H、Φ(bar)=Hとなり、全クロックド
ライバーが同時に選択される。図7は、第0〜第7のチ
ャージポンプ220〜227の回路を示す。この回路
は、実施の形態1の電圧発生回路(図4)と実質的に同
じであり、異なる点は、テストイネーブル信号TEの代
わりに選択的テストイネーブル信号TEiが用いられる
ことである。テストイネーブル信号TEと選択信号SE
LECTは、NANDゲート228に入力され、テスト
イネーブル信号TEiを発生し、信号TEiは、対応する
チャージポンプCPi(i=0〜7)に入力される。8
本の信号TEiのうち1つのみがHレベルになる。な
お、図6において、チャージポンプ220〜227のT
Ei入力と、クロックドライバー214、218、21
5、219へのTE入力は、図示を簡単にするため省略
した。
SC)210はクロック信号φを発生する。第0、第
1、第2、第3、第4、第5、第6および第7のクロッ
クドライバー(DR0)212、(DR1)214、(DR2)
216、(DR3)218、(DR4)213、(DR5)21
5、(DR6)217、(DR7)219は、それぞれ、クロ
ックパルスφから相補のクロック信号Φ(bar)、Φ(tru
e)、Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)、Φ(ba
r)、Φ(true)を発生する。第1、第3、第5および第7
のクロックドライバー214、218、215、219
は、図2に示された回路からなる。第0、第2、第4、
第6のクロックドライバー212、216、213、2
17は図3に示された回路からなる。オシレータ210
は、停止中にはφ=Hとなり、Φ(true)=H、Φ(bar)
=Lとなるが、テスト時(TE=H)にはφ=Hのと
き、Φ(true)=H、Φ(bar)=Hとなり、全クロックド
ライバーが同時に選択される。図7は、第0〜第7のチ
ャージポンプ220〜227の回路を示す。この回路
は、実施の形態1の電圧発生回路(図4)と実質的に同
じであり、異なる点は、テストイネーブル信号TEの代
わりに選択的テストイネーブル信号TEiが用いられる
ことである。テストイネーブル信号TEと選択信号SE
LECTは、NANDゲート228に入力され、テスト
イネーブル信号TEiを発生し、信号TEiは、対応する
チャージポンプCPi(i=0〜7)に入力される。8
本の信号TEiのうち1つのみがHレベルになる。な
お、図6において、チャージポンプ220〜227のT
Ei入力と、クロックドライバー214、218、21
5、219へのTE入力は、図示を簡単にするため省略
した。
【0016】8個のチャージポンプ220〜227は、
実施の形態1および2とは異なり、並列にラダー状にヒ
ューズを介して接続される。(なお、図6において、1
4個のヒューズは、ヒューズ記号で示す。)4段のチャ
ージポンプ220、222、224、226は、IN端
子において前段のチャージポンプのOUT端子からの信
号を入力し、OUT端子から後段のチャージポンプのI
N端子に出力する。同様に、これと並列に設けられる4
段のチャージポンプ221、223、225、227
は、IN端子において前段のチャージポンプの出力信号
を入力し、OUT端子において後段のチャージポンプに
出力する。1つのチャージポンプのOUT端子とその次
の段のチャージポンプのIN端子の間は、2個のヒュー
ズを介して接続されるとともに、2つのヒューズの間の
結合線は、平行して配置される2つのチャージポンプの
対応する結合線とも結合される。たとえば、チャージポ
ンプ220のOUT端子は、第1のヒューズ、結合線、
第2のヒューズを介して、次段のチャージポンプ222
のIN端子に接続されるが、さらに、第1のヒューズ、
結合線、もう1つの第2のヒューズを介して、並列する
次段のチャージポンプ223のIN端子に接続される。
同様に、チャージポンプ221のOUT端子は、第1の
ヒューズ、結合線、第2のヒューズを介して、次段のチ
ャージポンプ223のIN端子に接続されるが、さら
に、第1のヒューズ、結合線、もう1つの第2のヒュー
ズを介して、並列する次段のチャージポンプ222のI
N端子に接続される。なお、初段のチャージポンプ22
0、221のIN端子は、たとえば電源電圧が印加され
ている。最終段のチャージポンプ226、227のOU
T端子は結合され、チャージポンプ容量からの出力電圧
Vppは、容量CLと抵抗RLにより表される負荷に供給
(消費)される。
実施の形態1および2とは異なり、並列にラダー状にヒ
ューズを介して接続される。(なお、図6において、1
4個のヒューズは、ヒューズ記号で示す。)4段のチャ
ージポンプ220、222、224、226は、IN端
子において前段のチャージポンプのOUT端子からの信
号を入力し、OUT端子から後段のチャージポンプのI
N端子に出力する。同様に、これと並列に設けられる4
段のチャージポンプ221、223、225、227
は、IN端子において前段のチャージポンプの出力信号
を入力し、OUT端子において後段のチャージポンプに
出力する。1つのチャージポンプのOUT端子とその次
の段のチャージポンプのIN端子の間は、2個のヒュー
ズを介して接続されるとともに、2つのヒューズの間の
結合線は、平行して配置される2つのチャージポンプの
対応する結合線とも結合される。たとえば、チャージポ
ンプ220のOUT端子は、第1のヒューズ、結合線、
第2のヒューズを介して、次段のチャージポンプ222
のIN端子に接続されるが、さらに、第1のヒューズ、
結合線、もう1つの第2のヒューズを介して、並列する
次段のチャージポンプ223のIN端子に接続される。
同様に、チャージポンプ221のOUT端子は、第1の
ヒューズ、結合線、第2のヒューズを介して、次段のチ
ャージポンプ223のIN端子に接続されるが、さら
に、第1のヒューズ、結合線、もう1つの第2のヒュー
ズを介して、並列する次段のチャージポンプ222のI
N端子に接続される。なお、初段のチャージポンプ22
0、221のIN端子は、たとえば電源電圧が印加され
ている。最終段のチャージポンプ226、227のOU
T端子は結合され、チャージポンプ容量からの出力電圧
Vppは、容量CLと抵抗RLにより表される負荷に供給
(消費)される。
【0017】検出回路は、最終段のチャージポンプ22
6、227から十分な出力電圧Vppが発生されたか否か
を検出する。検出回路は、出力電圧VppとGNDの間で
抵抗分割をする抵抗230、232と、抵抗分割により
得られた電圧VRを予め設定された第1基準電圧Vref1
と比較する第1コンパレータ234とからなる。第1コ
ンパレータ234が出力する電圧検出信号Vdetは、VR
>Vref1である場合、Hレベルとなり、VR<Vref1で
ある場合、Lレベルとなる。チャージポンプ制御回路
は、電圧検出信号Vdetを受けてチャージポンプの動作
を制御する。すなわち、電圧検出信号Vdetは次にイン
バータ236により反転され、チャージポンプイネーブ
ル信号CPEとともにNANDゲート238に入力され
る。NANDゲート238の出力は、オシレータ210
に入力される。CPE=HレベルかつVdet=Lレベル
の場合にのみ、すなわちチャージポンプ動作が行われる
時であり、出力電圧VRが基準電圧Vref1より低い場合
に、オシレータ210の発振は続く。
6、227から十分な出力電圧Vppが発生されたか否か
を検出する。検出回路は、出力電圧VppとGNDの間で
抵抗分割をする抵抗230、232と、抵抗分割により
得られた電圧VRを予め設定された第1基準電圧Vref1
と比較する第1コンパレータ234とからなる。第1コ
ンパレータ234が出力する電圧検出信号Vdetは、VR
>Vref1である場合、Hレベルとなり、VR<Vref1で
ある場合、Lレベルとなる。チャージポンプ制御回路
は、電圧検出信号Vdetを受けてチャージポンプの動作
を制御する。すなわち、電圧検出信号Vdetは次にイン
バータ236により反転され、チャージポンプイネーブ
ル信号CPEとともにNANDゲート238に入力され
る。NANDゲート238の出力は、オシレータ210
に入力される。CPE=HレベルかつVdet=Lレベル
の場合にのみ、すなわちチャージポンプ動作が行われる
時であり、出力電圧VRが基準電圧Vref1より低い場合
に、オシレータ210の発振は続く。
【0018】さらに、電流リーク検出のために、次に説
明する回路が設けられる。NANDゲート229の出力
TEiは、共通ノードVSに接続されるほか、第2基準
電圧Vref2とともに、第2コンパレータ240に入力さ
れ比較される。すなわち、ポンプアップノードを接地レ
ベルとし、第2コンパレータ240の入力を兼ねる。第
2コンパレータ240の出力は、PMOSトランジスタ
242とNMOSトランジスタ244とが並列に接続さ
れた回路に入力され、その出力は、2つのインバータの
直接接続からなるバッファ回路248を介して外部端子
に接続される。PMOSトランジスタのゲートには、テ
スト信号TEが入力され、NMOSトランジスタ244
のゲートには、テスト信号がインバータ246を介して
接続される。また、読み出し回路250の出力も、同様
にPMOSトランジスタ252とNMOSトランジスタ
254とが並列に接続された回路に入力され、その出力
は、上述のバッファ回路248をへて外部端子に接続さ
れる。すなわち、外部端子は、テスト時には、電流リー
クの検出結果を出力し、通常動作時には、メモリ情報を
出力する。
明する回路が設けられる。NANDゲート229の出力
TEiは、共通ノードVSに接続されるほか、第2基準
電圧Vref2とともに、第2コンパレータ240に入力さ
れ比較される。すなわち、ポンプアップノードを接地レ
ベルとし、第2コンパレータ240の入力を兼ねる。第
2コンパレータ240の出力は、PMOSトランジスタ
242とNMOSトランジスタ244とが並列に接続さ
れた回路に入力され、その出力は、2つのインバータの
直接接続からなるバッファ回路248を介して外部端子
に接続される。PMOSトランジスタのゲートには、テ
スト信号TEが入力され、NMOSトランジスタ244
のゲートには、テスト信号がインバータ246を介して
接続される。また、読み出し回路250の出力も、同様
にPMOSトランジスタ252とNMOSトランジスタ
254とが並列に接続された回路に入力され、その出力
は、上述のバッファ回路248をへて外部端子に接続さ
れる。すなわち、外部端子は、テスト時には、電流リー
クの検出結果を出力し、通常動作時には、メモリ情報を
出力する。
【0019】この電圧発生回路の通常動作(CPE=
H、TE=L)は、従来と同様であり、共通ノードVS
の電圧は、Hレベルである。検出回路において、出力電
圧Vppが所定値に達したかが判定される。具体的に
は、第1コンパレータ234が出力する電圧検出信号V
detは、VR>Vref1である場合、出力電圧Vppは所
定値に達したので、オシレータ210を停止状態にす
る。これによりチャージポンプはポンプアップ動作を止
め、出力電圧Vppは、これ以後上昇しない。一方、VR
<Vref1である場合、出力電圧Vppは所定値に達してい
ないので、オシレータ210は動作状態にし、チャージ
ポンプはポンプアップ動作を続け、クロックドライバー
212〜219からのクロック信号によりチャージポン
プ220〜227の容量80が駆動され、出力電圧Vpp
は、さらに上昇する。実際には、チャージポンプが供給
すべき回路での電力消費(チャージポンプにとっての負
荷)があるため、電圧発生回路は動作/停止を繰りかえ
すことになる。
H、TE=L)は、従来と同様であり、共通ノードVS
の電圧は、Hレベルである。検出回路において、出力電
圧Vppが所定値に達したかが判定される。具体的に
は、第1コンパレータ234が出力する電圧検出信号V
detは、VR>Vref1である場合、出力電圧Vppは所
定値に達したので、オシレータ210を停止状態にす
る。これによりチャージポンプはポンプアップ動作を止
め、出力電圧Vppは、これ以後上昇しない。一方、VR
<Vref1である場合、出力電圧Vppは所定値に達してい
ないので、オシレータ210は動作状態にし、チャージ
ポンプはポンプアップ動作を続け、クロックドライバー
212〜219からのクロック信号によりチャージポン
プ220〜227の容量80が駆動され、出力電圧Vpp
は、さらに上昇する。実際には、チャージポンプが供給
すべき回路での電力消費(チャージポンプにとっての負
荷)があるため、電圧発生回路は動作/停止を繰りかえ
すことになる。
【0020】次に、テスト時(CPE=H、TE=H)
の動作について説明する。クロックドライバー212〜
219の出力する相補クロックΦ(true/bar)は同時にH
レベルとなるので、チャージポンプ用のドライバ212
〜219は全部選択することになる。一方、選択信号S
ELECTにより、個々のポンプアップノードを選択す
る信号TEiが発生される。例えばTE0によりチャージ
ポンプ(CP0)220を選択する。これにより、選択さ
れたチャージポンプ220のポンプアップノードは、N
MOSトランジスタ82を介し共通ノードVSに接続さ
れる。すなわち、選択されたポンプアップノードを接地
レベルとし、かつ、共通のコンパレータ入力とする。
(この場合、他のチャージポンプは選択されていな
い。)共通ノードVSと、第2基準電圧Vref2は第2コ
ンパレータ240に入力され比較される。選択されたチ
ャージポンプ220の容量80に所定以上のリークが生
じた場合、共通ノードの電圧が変化し第2基準電圧V
ref2より高くなって、第2コンパレータ240の出力は
Hレベルになる。こうして、不良箇所の特定が行える。
容量80にリークがない場合は、バッファを構成するN
MOSトランジスタ82により、ノードVSは接地レベ
ル(L)が維持される。第2コンパレータ240の出力
は、外部端子で検出でき、選択されたチャージポンプで
の電流リークの有無が判定できる。選択信号SELEC
Tによりチャージポンプ220〜227を順次選択する
ことにより、各チャージポンプについて電流リークの有
無が判定できる。
の動作について説明する。クロックドライバー212〜
219の出力する相補クロックΦ(true/bar)は同時にH
レベルとなるので、チャージポンプ用のドライバ212
〜219は全部選択することになる。一方、選択信号S
ELECTにより、個々のポンプアップノードを選択す
る信号TEiが発生される。例えばTE0によりチャージ
ポンプ(CP0)220を選択する。これにより、選択さ
れたチャージポンプ220のポンプアップノードは、N
MOSトランジスタ82を介し共通ノードVSに接続さ
れる。すなわち、選択されたポンプアップノードを接地
レベルとし、かつ、共通のコンパレータ入力とする。
(この場合、他のチャージポンプは選択されていな
い。)共通ノードVSと、第2基準電圧Vref2は第2コ
ンパレータ240に入力され比較される。選択されたチ
ャージポンプ220の容量80に所定以上のリークが生
じた場合、共通ノードの電圧が変化し第2基準電圧V
ref2より高くなって、第2コンパレータ240の出力は
Hレベルになる。こうして、不良箇所の特定が行える。
容量80にリークがない場合は、バッファを構成するN
MOSトランジスタ82により、ノードVSは接地レベ
ル(L)が維持される。第2コンパレータ240の出力
は、外部端子で検出でき、選択されたチャージポンプで
の電流リークの有無が判定できる。選択信号SELEC
Tによりチャージポンプ220〜227を順次選択する
ことにより、各チャージポンプについて電流リークの有
無が判定できる。
【0021】電流リークが検出された場合、チャージポ
ンプ220〜227を並列構成で各段のポンプ入出力を
ラダー状にヒューズを介して結線しているので、ヒュー
ズに対するレーザブロー(トリミング)により不良箇所
をチャージポンプから切り離すことができる。電流リー
クがあるポンプ容量と対になる段のチャージポンプは、
他の段の1/2のポンプアップ電荷量となる(昇圧レベ
ル1/2)が、不良箇所の昇圧分が減るだけであって、
電圧発生回路の動作/停止周期の変動範囲である。した
がって、電流リークが発生しても、不良箇所を切り離す
ことにより不良救済が可能になる。また、不良ポンプの
クロック入力部をレーザブローにより切り離すので、む
だな電力消費を抑えることが可能である。
ンプ220〜227を並列構成で各段のポンプ入出力を
ラダー状にヒューズを介して結線しているので、ヒュー
ズに対するレーザブロー(トリミング)により不良箇所
をチャージポンプから切り離すことができる。電流リー
クがあるポンプ容量と対になる段のチャージポンプは、
他の段の1/2のポンプアップ電荷量となる(昇圧レベ
ル1/2)が、不良箇所の昇圧分が減るだけであって、
電圧発生回路の動作/停止周期の変動範囲である。した
がって、電流リークが発生しても、不良箇所を切り離す
ことにより不良救済が可能になる。また、不良ポンプの
クロック入力部をレーザブローにより切り離すので、む
だな電力消費を抑えることが可能である。
【0022】実施の形態4 図8は、実施の形態4の電圧発生回路を示す。この回路
も、実施の形態3と同様に、並列構成のチャージポンプ
で各段のポンプ入出力をラダー状にヒューズを介して結
線する。この回路において、図6に示した実施の形態3
と同じ参照番号を付したものは、同一または実質的に同
じものを示し、説明を省略する。第0、第1、第2、第
3、第4、第5、第6および第7のクロックドライバー
(DR0)312、(DR1)314、(DR2)316、(DR
3)318、(DR4)313、(DR5)315、(DR6)3
17、(DR7)319は、それぞれ、クロックパルスφ
から相補のクロック信号Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、
Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)を発
生する。第1、第3、第5および第7のクロックドライ
バー314、318、315、319は、図2に示され
た回路からなる。第0、第2、第4、第6のクロックド
ライバー312、316、313、317は図3に示さ
れた回路からなる。オシレータ210は、停止中にはφ
=Hとなり、Φ(true)=H、Φ(bar)=Lとなるが、テ
スト時(TE=H)にはφ=Hのとき、Φ(true)=H、
Φ(bar)=Hとなり、全クロックドライバーが同時に選
択される。第0〜第7のチャージポンプ320〜327
は図7に示された回路からなる。実施の形態3と同様
に、テストイネーブル信号TEと選択信号SELECT
は、NANDゲート229に入力され、テストイネーブ
ル信号TEiを発生し、各信号TEiが対応するチャージ
ポンプCPi(i=0〜7)に入力される。8本の信号
TEiのうち1つのみがHレベルになる。なお、図8に
おいて、チャージポンプ220〜227のTEi入力
と、クロックドライバー214、218、215、21
9へのTE入力は、図示を簡単にするため省略した。
も、実施の形態3と同様に、並列構成のチャージポンプ
で各段のポンプ入出力をラダー状にヒューズを介して結
線する。この回路において、図6に示した実施の形態3
と同じ参照番号を付したものは、同一または実質的に同
じものを示し、説明を省略する。第0、第1、第2、第
3、第4、第5、第6および第7のクロックドライバー
(DR0)312、(DR1)314、(DR2)316、(DR
3)318、(DR4)313、(DR5)315、(DR6)3
17、(DR7)319は、それぞれ、クロックパルスφ
から相補のクロック信号Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、
Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)を発
生する。第1、第3、第5および第7のクロックドライ
バー314、318、315、319は、図2に示され
た回路からなる。第0、第2、第4、第6のクロックド
ライバー312、316、313、317は図3に示さ
れた回路からなる。オシレータ210は、停止中にはφ
=Hとなり、Φ(true)=H、Φ(bar)=Lとなるが、テ
スト時(TE=H)にはφ=Hのとき、Φ(true)=H、
Φ(bar)=Hとなり、全クロックドライバーが同時に選
択される。第0〜第7のチャージポンプ320〜327
は図7に示された回路からなる。実施の形態3と同様
に、テストイネーブル信号TEと選択信号SELECT
は、NANDゲート229に入力され、テストイネーブ
ル信号TEiを発生し、各信号TEiが対応するチャージ
ポンプCPi(i=0〜7)に入力される。8本の信号
TEiのうち1つのみがHレベルになる。なお、図8に
おいて、チャージポンプ220〜227のTEi入力
と、クロックドライバー214、218、215、21
9へのTE入力は、図示を簡単にするため省略した。
【0023】この実施の形態の電圧発生回路において
も、電流リークが発生した場合にチャージポンプの電流
リーク箇所を特定するが、電流リークの検出方法が異な
る。実施の形態3の電圧発生回路(図6)では共通ノー
ドの電圧により電流リークが検出されるが、この実施の
形態の電圧発生回路では、実施の形態2と同様に、バイ
アス回路によりクロックドライバー312〜319の電
源356のインピーダンスを可変として、電流供給能力
を小さくし、このクロックドライバー電源の電圧により
電流リークを検出する。すなわち、電源(Vcc)356
が、バイアス回路358を介して、8個の相補のクロッ
クΦのクロックドライバー312〜319の電源として
用いられるとともに、第2のコンパレータ240にも入
力され第2基準電圧Vref2と比較される。すなわち、相
補のクロックΦ(true/bar)の電源インピーダンスをバイ
アス回路358により変化し(テスト時のインピーダン
スを高くし)、かつ第2コンパレータ240の入力とす
る。バイアスレベルは、通常読み出し時には電源インピ
ーダンスを低くなるように設定する。バイアス回路35
8は、たとえば、ゲートにバイアスレベルが入力された
PMOSトランジスタからなる。こうして、電源356
の電流供給能力をバイアス回路358により小さくする
ので、電流リークの影響を受けやすくなり、チャージポ
ンプ容量部の電流リークの検出が容易におこなえる。
も、電流リークが発生した場合にチャージポンプの電流
リーク箇所を特定するが、電流リークの検出方法が異な
る。実施の形態3の電圧発生回路(図6)では共通ノー
ドの電圧により電流リークが検出されるが、この実施の
形態の電圧発生回路では、実施の形態2と同様に、バイ
アス回路によりクロックドライバー312〜319の電
源356のインピーダンスを可変として、電流供給能力
を小さくし、このクロックドライバー電源の電圧により
電流リークを検出する。すなわち、電源(Vcc)356
が、バイアス回路358を介して、8個の相補のクロッ
クΦのクロックドライバー312〜319の電源として
用いられるとともに、第2のコンパレータ240にも入
力され第2基準電圧Vref2と比較される。すなわち、相
補のクロックΦ(true/bar)の電源インピーダンスをバイ
アス回路358により変化し(テスト時のインピーダン
スを高くし)、かつ第2コンパレータ240の入力とす
る。バイアスレベルは、通常読み出し時には電源インピ
ーダンスを低くなるように設定する。バイアス回路35
8は、たとえば、ゲートにバイアスレベルが入力された
PMOSトランジスタからなる。こうして、電源356
の電流供給能力をバイアス回路358により小さくする
ので、電流リークの影響を受けやすくなり、チャージポ
ンプ容量部の電流リークの検出が容易におこなえる。
【0024】次に、テスト時(CPE=H、TE=H)
の動作について説明する。テスト時には、テストイネー
ブル信号TEにより全相補クロックΦ(true/bar)は同時
にHレベルとなるので、チャージポンプ用のドライバを
全部選択することになる。一方、選択信号SELECT
により、個々のポンプアップノードを選択する信号TE
iが発生される。例えばTE0によりチャージポンプCP
0を選択する。これにより、選択されたチャージポンプ
CP0のポンプアップノードは、NMOSトランジスタ
を介し共通ノードVSに接続される。すなわち、選択さ
れたポンプアップノードを接地レベルとする。(この場
合、他のチャージポンプは選択されていない。)相補の
クロックΦ(true/bar)の電源インピーダンスをバイアス
回路358により変化し(テスト時のインピーダンスを
高くし)、かつ、第2基準電圧Vref2と第2コンパレー
タ240に入力され比較される。選択されたチャージポ
ンプCP0の容量80に所定以上のリーク電流が生じた
場合、クロックドライバの電源電位が低下し第2基準電
圧Vref2より低くなって、第2コンパレータ240の出
力はLレベルになり、電流リークが検出される。こうし
て、不良箇所の特定が容易に行える。第2コンパレータ
240の出力は、外部端子で検出でき、選択されたチャ
ージポンプでの電流リークの有無が容易に判定できる。
選択信号SELECTによりチャージポンプを選択する
ことにより、各チャージポンプについて電流リークの有
無が判定できる。選択信号SELECTによりチャージ
ポンプ220〜227を順次選択することにより、各チ
ャージポンプについて容量部の電流リークの有無が判定
できる。
の動作について説明する。テスト時には、テストイネー
ブル信号TEにより全相補クロックΦ(true/bar)は同時
にHレベルとなるので、チャージポンプ用のドライバを
全部選択することになる。一方、選択信号SELECT
により、個々のポンプアップノードを選択する信号TE
iが発生される。例えばTE0によりチャージポンプCP
0を選択する。これにより、選択されたチャージポンプ
CP0のポンプアップノードは、NMOSトランジスタ
を介し共通ノードVSに接続される。すなわち、選択さ
れたポンプアップノードを接地レベルとする。(この場
合、他のチャージポンプは選択されていない。)相補の
クロックΦ(true/bar)の電源インピーダンスをバイアス
回路358により変化し(テスト時のインピーダンスを
高くし)、かつ、第2基準電圧Vref2と第2コンパレー
タ240に入力され比較される。選択されたチャージポ
ンプCP0の容量80に所定以上のリーク電流が生じた
場合、クロックドライバの電源電位が低下し第2基準電
圧Vref2より低くなって、第2コンパレータ240の出
力はLレベルになり、電流リークが検出される。こうし
て、不良箇所の特定が容易に行える。第2コンパレータ
240の出力は、外部端子で検出でき、選択されたチャ
ージポンプでの電流リークの有無が容易に判定できる。
選択信号SELECTによりチャージポンプを選択する
ことにより、各チャージポンプについて電流リークの有
無が判定できる。選択信号SELECTによりチャージ
ポンプ220〜227を順次選択することにより、各チ
ャージポンプについて容量部の電流リークの有無が判定
できる。
【0025】また、実施の形態4と同様に、並列構成の
チャージポンプCPで各段のポンプ入出力をラダー状に
ヒューズを介して結線しているので、実施の形態3と同
様に、ヒューズに対するレーザブローにより不良箇所を
チャージポンプから切り離すことができる。すなわち、
電流リークが発生しても、不良救済が可能になる。ま
た、不良ポンプのクロック入力部をレーザブローにより
切り離すことにより、むだな電力消費を抑えることが可
能である。
チャージポンプCPで各段のポンプ入出力をラダー状に
ヒューズを介して結線しているので、実施の形態3と同
様に、ヒューズに対するレーザブローにより不良箇所を
チャージポンプから切り離すことができる。すなわち、
電流リークが発生しても、不良救済が可能になる。ま
た、不良ポンプのクロック入力部をレーザブローにより
切り離すことにより、むだな電力消費を抑えることが可
能である。
【0026】実施の形態5 図9は、実施の形態5の電圧発生回路を示す。この回路
も、実施の形態3と同様に、並列構成のチャージポンプ
で各段のポンプ入出力をラダー状にヒューズを介して結
線する。この回路において、図6に示した実施の形態3
と同じ参照番号を付したものは、同一または実質的に同
じものを示し、説明を省略する。この回路では、相補の
クロックΦ(true/bar)すなわち複数のポンプアップノー
ドの中から選択的にHレベル可能として(チャージポン
プ用の任意のドライバを選択して)、全ポンプアップノ
ードを接地レベルかつ共通コンパレータ入力とする。さ
らに、並列構成のチャージポンプで各段のポンプ入出力
をラダー状にヒューズを介して結線する。
も、実施の形態3と同様に、並列構成のチャージポンプ
で各段のポンプ入出力をラダー状にヒューズを介して結
線する。この回路において、図6に示した実施の形態3
と同じ参照番号を付したものは、同一または実質的に同
じものを示し、説明を省略する。この回路では、相補の
クロックΦ(true/bar)すなわち複数のポンプアップノー
ドの中から選択的にHレベル可能として(チャージポン
プ用の任意のドライバを選択して)、全ポンプアップノ
ードを接地レベルかつ共通コンパレータ入力とする。さ
らに、並列構成のチャージポンプで各段のポンプ入出力
をラダー状にヒューズを介して結線する。
【0027】図9に示す回路において、テストイネーブ
ル信号TEと選択信号SELECTは、NANDゲート
に入力され、選択テストイネーブル信号TEiを発生
し、各信号TEiが対応するチャージポンプCPiに入力
される(i=0〜7)。8本の信号TEiのうち1つの
みがHレベルになる。第0、第1、第2、第3、第4、
第5、第6および第7のクロックドライバー(DR0)4
12、(DR1)414、(DR2)416、(DR3)41
8、(DR4)413、(DR5)415、(DR6)417、
(DR7)419は、それぞれ、クロックパルスφから相
補のクロック信号Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(tru
e)、Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)を発生す
る。第1、第3、第5および第7のクロックドライバー
414、418、415、419は、図10に示された
回路からなり、NANDゲート460とインバータ46
2の直列接続からなる。NANDゲート460には、ク
ロック信号φと選択テストイネーブル信号TEiが入力
される。第0、第2、第4、第6のクロックドライバー
412、416、413、417は図11に示された回
路からなり、第1と第2のインバータ470、474と
1個のNORゲート472からなる。NORゲート47
2には、第1のインバータ470の出力と選択テストイ
ネーブル信号TEiが入力され、NORゲート472の
出力は、第2のインバータ474に入力される。したが
って、クロックドライバー412〜419は、選択テス
トイネーブル信号TEiにより個別に選択される。オシ
レータOSCは、停止中にはφ=Hとなり、Φ(true)=
H、Φ(bar)=Lとなるが、テスト時(TE=H)に
は、信号TEiに応じたドライバーの出力のみが、φ=
Hのとき、Φ(true)/Φ(bar)=Hとなる。チャージポ
ンプ420〜427は、図4に示される回路からなる。
テストイネーブル信号はインバータ428により反転さ
れ、チャージポンプ420〜427に接続されるととも
に、第2コンパレータ240に入力される。チャージポ
ンプ420〜427の接続は、実施の形態3および4と
同様に、ラダー状に接続される。ここでは、詳細な説明
を省略する。また、検出回路とリーク検出のための回路
の構成と動作も実施の形態3の場合と同様である。
ル信号TEと選択信号SELECTは、NANDゲート
に入力され、選択テストイネーブル信号TEiを発生
し、各信号TEiが対応するチャージポンプCPiに入力
される(i=0〜7)。8本の信号TEiのうち1つの
みがHレベルになる。第0、第1、第2、第3、第4、
第5、第6および第7のクロックドライバー(DR0)4
12、(DR1)414、(DR2)416、(DR3)41
8、(DR4)413、(DR5)415、(DR6)417、
(DR7)419は、それぞれ、クロックパルスφから相
補のクロック信号Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(tru
e)、Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)を発生す
る。第1、第3、第5および第7のクロックドライバー
414、418、415、419は、図10に示された
回路からなり、NANDゲート460とインバータ46
2の直列接続からなる。NANDゲート460には、ク
ロック信号φと選択テストイネーブル信号TEiが入力
される。第0、第2、第4、第6のクロックドライバー
412、416、413、417は図11に示された回
路からなり、第1と第2のインバータ470、474と
1個のNORゲート472からなる。NORゲート47
2には、第1のインバータ470の出力と選択テストイ
ネーブル信号TEiが入力され、NORゲート472の
出力は、第2のインバータ474に入力される。したが
って、クロックドライバー412〜419は、選択テス
トイネーブル信号TEiにより個別に選択される。オシ
レータOSCは、停止中にはφ=Hとなり、Φ(true)=
H、Φ(bar)=Lとなるが、テスト時(TE=H)に
は、信号TEiに応じたドライバーの出力のみが、φ=
Hのとき、Φ(true)/Φ(bar)=Hとなる。チャージポ
ンプ420〜427は、図4に示される回路からなる。
テストイネーブル信号はインバータ428により反転さ
れ、チャージポンプ420〜427に接続されるととも
に、第2コンパレータ240に入力される。チャージポ
ンプ420〜427の接続は、実施の形態3および4と
同様に、ラダー状に接続される。ここでは、詳細な説明
を省略する。また、検出回路とリーク検出のための回路
の構成と動作も実施の形態3の場合と同様である。
【0028】次に、テスト時(CPE=H、TE=H)
の動作について説明する。選択信号SELECTによ
り、個々のポンプアップノードを選択する信号TEiが
発生される。選択テストイネーブル信号TEiより相補
クロックΦ(true/bar)は選択的にHレベルとなるので、
チャージポンプ用のクロックドライバーを1つだけ選択
することになる。例えばTE0によりクロックドライバ
ー412を選択する。これにより、選択されたクロック
ドライバー412に対応するチャージポンプ420のポ
ンプアップノードは、NMOSトランジスタを介し共通
ノードVSに接続される。すなわち、選択されたポンプ
アップノードを接地レベルとし、かつ、共通のコンパレ
ータ入力とする。(この場合、他のドライバーは選択さ
れていない。)共通ノードVSと、第2基準電圧Vref2
は第2コンパレータ240に入力され比較される。選択
されたドライバーに対応するチャージポンプ420の容
量80に所定以上のリーク電流が生じた場合、共通ノー
ドの電圧が変化し第2基準電圧Vref2より高くなって、
第2コンパレータ240の出力はHレベルになる。こう
して、不良箇所の特定が行える。容量80に電流リーク
がない場合は、バッファを構成するNMOSトランジス
タにより、ノードVSは接地レベル(L)が維持され
る。第2コンパレータ240の出力は、外部端子で検出
でき、選択されたチャージポンプでの電流リークの有無
が判定できる。選択信号SELECTによりクロックド
ライバー412〜419を順次選択することにより、各
チャージポンプについて容量部の電流リークの有無が個
別的に判定できる。
の動作について説明する。選択信号SELECTによ
り、個々のポンプアップノードを選択する信号TEiが
発生される。選択テストイネーブル信号TEiより相補
クロックΦ(true/bar)は選択的にHレベルとなるので、
チャージポンプ用のクロックドライバーを1つだけ選択
することになる。例えばTE0によりクロックドライバ
ー412を選択する。これにより、選択されたクロック
ドライバー412に対応するチャージポンプ420のポ
ンプアップノードは、NMOSトランジスタを介し共通
ノードVSに接続される。すなわち、選択されたポンプ
アップノードを接地レベルとし、かつ、共通のコンパレ
ータ入力とする。(この場合、他のドライバーは選択さ
れていない。)共通ノードVSと、第2基準電圧Vref2
は第2コンパレータ240に入力され比較される。選択
されたドライバーに対応するチャージポンプ420の容
量80に所定以上のリーク電流が生じた場合、共通ノー
ドの電圧が変化し第2基準電圧Vref2より高くなって、
第2コンパレータ240の出力はHレベルになる。こう
して、不良箇所の特定が行える。容量80に電流リーク
がない場合は、バッファを構成するNMOSトランジス
タにより、ノードVSは接地レベル(L)が維持され
る。第2コンパレータ240の出力は、外部端子で検出
でき、選択されたチャージポンプでの電流リークの有無
が判定できる。選択信号SELECTによりクロックド
ライバー412〜419を順次選択することにより、各
チャージポンプについて容量部の電流リークの有無が個
別的に判定できる。
【0029】並列構成のチャージポンプ420〜427
で各段のポンプ入出力をラダー状にヒューズを介して結
線しているので、実施の形態3および4と同様に、ヒュ
ーズに対するレーザブローにより不良箇所をチャージポ
ンプから切り離すことができる。すなわち、電流リーク
が発生しても、不良救済が可能になる。また、不良ポン
プのクロック入力部をレーザブローにより切り離すこと
により、むだな電力消費を抑えることが可能である。
で各段のポンプ入出力をラダー状にヒューズを介して結
線しているので、実施の形態3および4と同様に、ヒュ
ーズに対するレーザブローにより不良箇所をチャージポ
ンプから切り離すことができる。すなわち、電流リーク
が発生しても、不良救済が可能になる。また、不良ポン
プのクロック入力部をレーザブローにより切り離すこと
により、むだな電力消費を抑えることが可能である。
【0030】実施の形態6 図12は、実施の形態6の電圧発生回路を示す。この回
路も、実施の形態3〜5と同様に、並列構成のチャージ
ポンプで各段のポンプ入出力をラダー状にヒューズを介
して結線する。この回路において、図9に示した実施の
形態5と同じ参照番号を付したものは、同一または実質
的に同じものを示し、説明を省略する。第0、第1、第
2、第3、第4、第5、第6および第7のクロックドラ
イバー(DR0)512、(DR1)514、(DR2)51
6、(DR3)518、(DR4)513、(DR5)515、
(DR6)517、(DR7)519は、それぞれ、クロック
パルスφから相補のクロック信号Φ(bar)、Φ(true)、
Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ
(true)を発生する。第1、第3、第5および第7のクロ
ックドライバー514、518、515、519は、図
10に示された回路からなる。第0、第2、第4、第6
のクロックドライバー512、516、513、517
は図11に示された回路からなる。オシレータ210
は、停止中にはφ=Hとなり、Φ(true)=H、Φ(bar)
=Lとなるが、テスト時(TE=H)にはφ=Hのと
き、Φ(true)=H、Φ(bar)=Hとなり、全クロックド
ライバーが同時に選択される。第0〜第7のチャージポ
ンプ320〜327は図7に示された回路からなる。実
施の形態5と同様に、テストイネーブル信号TEと選択
信号SELECTは、NANDゲート229に入力さ
れ、テストイネーブル信号TEiを発生し、各信号TEi
が対応するチャージポンプCPi(i=0〜7)に入力
される。8本の信号TEiのうち1つのみがHレベルに
なる。
路も、実施の形態3〜5と同様に、並列構成のチャージ
ポンプで各段のポンプ入出力をラダー状にヒューズを介
して結線する。この回路において、図9に示した実施の
形態5と同じ参照番号を付したものは、同一または実質
的に同じものを示し、説明を省略する。第0、第1、第
2、第3、第4、第5、第6および第7のクロックドラ
イバー(DR0)512、(DR1)514、(DR2)51
6、(DR3)518、(DR4)513、(DR5)515、
(DR6)517、(DR7)519は、それぞれ、クロック
パルスφから相補のクロック信号Φ(bar)、Φ(true)、
Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ(true)、Φ(bar)、Φ
(true)を発生する。第1、第3、第5および第7のクロ
ックドライバー514、518、515、519は、図
10に示された回路からなる。第0、第2、第4、第6
のクロックドライバー512、516、513、517
は図11に示された回路からなる。オシレータ210
は、停止中にはφ=Hとなり、Φ(true)=H、Φ(bar)
=Lとなるが、テスト時(TE=H)にはφ=Hのと
き、Φ(true)=H、Φ(bar)=Hとなり、全クロックド
ライバーが同時に選択される。第0〜第7のチャージポ
ンプ320〜327は図7に示された回路からなる。実
施の形態5と同様に、テストイネーブル信号TEと選択
信号SELECTは、NANDゲート229に入力さ
れ、テストイネーブル信号TEiを発生し、各信号TEi
が対応するチャージポンプCPi(i=0〜7)に入力
される。8本の信号TEiのうち1つのみがHレベルに
なる。
【0031】この実施の形態の電圧発生回路において
も、電流リークが発生した場合にチャージポンプ容量部
のリーク箇所を特定するが、電流リークの検出方法が異
なる。実施の形態5の電圧発生回路(図9)では共通ノ
ードの電圧によりリークが検出されるが、この実施の形
態の電圧発生回路では、実施の形態4と同様に、バイア
ス回路358によりクロックドライバー512〜519
の電源356のインピーダンスを可変として、電流供給
能力を小さくし、このクロックドライバー電源の電圧に
より電流リークを検出する。すなわち、電源(Vcc)3
56が、バイアス回路358を介して、8個の相補のク
ロックΦのクロックドライバー512〜519の電源と
して用いられるとともに、第2のコンパレータ240に
も入力され第2基準電圧Vref2と比較される。すなわ
ち、相補のクロックΦ(true/bar)の電源インピーダンス
をバイアス回路356により変化し(テスト時のインピ
ーダンスを高くし)、かつ第2コンパレータ240の入
力とする。バイアスレベルは、通常読み出し時には電源
インピーダンスを低くなるように設定する。こうして、
電源356の電流供給能力をバイアス回路358により
小さくするので、電流リークの影響を受けやすくなり、
電流リークの検出が容易におこなえる。
も、電流リークが発生した場合にチャージポンプ容量部
のリーク箇所を特定するが、電流リークの検出方法が異
なる。実施の形態5の電圧発生回路(図9)では共通ノ
ードの電圧によりリークが検出されるが、この実施の形
態の電圧発生回路では、実施の形態4と同様に、バイア
ス回路358によりクロックドライバー512〜519
の電源356のインピーダンスを可変として、電流供給
能力を小さくし、このクロックドライバー電源の電圧に
より電流リークを検出する。すなわち、電源(Vcc)3
56が、バイアス回路358を介して、8個の相補のク
ロックΦのクロックドライバー512〜519の電源と
して用いられるとともに、第2のコンパレータ240に
も入力され第2基準電圧Vref2と比較される。すなわ
ち、相補のクロックΦ(true/bar)の電源インピーダンス
をバイアス回路356により変化し(テスト時のインピ
ーダンスを高くし)、かつ第2コンパレータ240の入
力とする。バイアスレベルは、通常読み出し時には電源
インピーダンスを低くなるように設定する。こうして、
電源356の電流供給能力をバイアス回路358により
小さくするので、電流リークの影響を受けやすくなり、
電流リークの検出が容易におこなえる。
【0032】次に、テスト時(CPE=H、TE=H)
の動作について説明する。テスト時には、SELECT
信号により選択テストイネーブル信号TEiによりクロ
ックドライバー512〜519を選択的に作動させる。
(この場合、他のクロックドライバーは選択されていな
い。)クロックドライバーの電源インピーダンスをバイ
アス回路358により変化し(テスト時のインピーダン
スを高くし)、かつ、第2基準電圧Vref2と第2コンパ
レータ240に入力され比較される。選択されたクロッ
クドライバーに対応するいずれかのチャージポンプ42
0〜427の容量80に所定以上のリークが生じた場
合、クロックドライバーの電源電圧が低下し第2基準電
圧Vref2より低くなって、第2コンパレータ240の出
力はLレベルになり、電流リークが検出される。こうし
て、不良箇所の特定が容易に行える。第2コンパレータ
240の出力は、外部端子で検出でき、選択されたチャ
ージポンプでの電流リークの有無が容易に判定できる。
選択信号SELECTによりチャージポンプ220〜2
27を順次選択することにより、各チャージポンプにつ
いて電流リークの有無が判定できる。また、実施の形態
4と同様に、並列構成のチャージポンプCPで各段のポ
ンプ入出力をラダー状にヒューズを介して結線している
ので、実施の形態3と同様に、ヒューズに対するレーザ
ブローにより不良箇所をチャージポンプから切り離すこ
とができる。すなわち、電流リークが発生しても、不良
救済が可能になる。また、不良ポンプのクロック入力部
をレーザブローにより切り離すことにより、むだな電力
消費を抑えることが可能である。
の動作について説明する。テスト時には、SELECT
信号により選択テストイネーブル信号TEiによりクロ
ックドライバー512〜519を選択的に作動させる。
(この場合、他のクロックドライバーは選択されていな
い。)クロックドライバーの電源インピーダンスをバイ
アス回路358により変化し(テスト時のインピーダン
スを高くし)、かつ、第2基準電圧Vref2と第2コンパ
レータ240に入力され比較される。選択されたクロッ
クドライバーに対応するいずれかのチャージポンプ42
0〜427の容量80に所定以上のリークが生じた場
合、クロックドライバーの電源電圧が低下し第2基準電
圧Vref2より低くなって、第2コンパレータ240の出
力はLレベルになり、電流リークが検出される。こうし
て、不良箇所の特定が容易に行える。第2コンパレータ
240の出力は、外部端子で検出でき、選択されたチャ
ージポンプでの電流リークの有無が容易に判定できる。
選択信号SELECTによりチャージポンプ220〜2
27を順次選択することにより、各チャージポンプにつ
いて電流リークの有無が判定できる。また、実施の形態
4と同様に、並列構成のチャージポンプCPで各段のポ
ンプ入出力をラダー状にヒューズを介して結線している
ので、実施の形態3と同様に、ヒューズに対するレーザ
ブローにより不良箇所をチャージポンプから切り離すこ
とができる。すなわち、電流リークが発生しても、不良
救済が可能になる。また、不良ポンプのクロック入力部
をレーザブローにより切り離すことにより、むだな電力
消費を抑えることが可能である。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。本発
明に係る半導体装置の電圧発生回路は、それぞれ電荷を
蓄積する容量を備え、容量が並列に接続される複数のチ
ャージポンプと、それぞれ対応するチャージポンプに電
荷を供給する複数のドライバーと、チャージポンプの出
力電圧を検出し基準値と比較し、出力電圧が基準値より
低い場合にドライバーに電荷供給を続けさせる第1検出
手段と、電流リーク検出テスト時に前記のチャージポン
プまたはドライバーを選択的に(全選択も含む)動作さ
せて電流リーク検出テストの対象となる容量を選択する
選択回路と、電流リーク検出テストの対象であるチャー
ジポンプの容量の電流リークを検出する第2検出手段と
を備え、選択回路によりテスト対象の容量を選択し、第
2検出回路により選択されたチャージポンプ容量の電流
リークを検出するので、チャージポンプ容量の電流リー
クを容易に検出できる。第2検出手段が電流リークを検
出しない場合は、全チャージポンプ容量に電流リーク箇
所が存在しないことが容易にわかる。また、いずれかの
チャージポンプ容量に電流リークが生じた場合に、第2
検出手段により不良判定が容易に行える。また、前記の
選択手段は、電流リーク検出テスト時にチャージポンプ
の容量の複数のポンプアップノードを共通ノードとし前
記の第2検出手段に出力し、第2検出手段は、共通ノー
ドの電圧を基に電流リークを検出するので、選択回路に
よりチャージポンプ容量の複数のポンプアップノードを
共通にして、その電圧から電流リークを検出できる。共
通ノードの電圧は電流リークの影響を受けるので、いず
れかのチャージポンプ容量に電流リークが生じたか否か
が容易に判定できる。また、前記の選択手段は、電流リ
ーク検出テスト時に任意のチャージポンプの容量のポン
プアップノードを前記の第2検出手段に出力し、第2検
出手段は、任意のチャージポンプ容量の共通ノードの電
圧を基に電流リークを検出するので、選択されたチャー
ジポンプ容量に電流リークが生じた場合、不良箇所が特
定できる。選択回路により任意のチャージポンプ容量の
ポンプアップノードの電圧から電流リークを検出するの
で、選択されたチャージポンプ容量に電流リークがある
ことを容易に検出でき、不良箇所が特定できる。また、
好ましくは、電流リーク検出テスト時にドライバー用電
源のインピーダンスを高くさせるバイアス回路を、前記
のドライバー用電源と前記のドライバーの間に備え、前
記の第2検出手段は、バイアス回路の出力電圧より電流
リークを検出するので、バイアス回路によりドライバー
への電流供給が制限されて電流リークの影響を受けやす
くなる。こうして、電流リーク検出テスト時にドライバ
ー用電源のインピーダンスを高めることにより、電源の
電圧値からいずれかのチャージポンプ容量の電流リーク
を容易に検出でき、不良判定が容易に行える。また、前
記の選択手段は全ドライバーを作動させるので、これに
より全チャージポンプが作動されて電流リークを検出す
る。いずれかのチャージポンプ容量に電流リークが生じ
たことを容易に検出でき、不良判定が容易に行える。ま
た、前記の選択手段は、任意のドライバーを作動させる
ので、作動されるドライバーに対応するチャージポンプ
に電荷が移動され、容量に電流リークが生じるか否かが
判定できる。これにより、任意のチャージポンプ容量に
電流リークがあることを容易に検出でき、不良箇所の特
定が行える。また、並列構成のチャージポンプで各段の
チャージポンプの入出力をラダー状にヒューズを介して
結線するので、電流リークが発生しても、不良箇所を特
定して、電流リークに関連するチャージポンプを切り離
すことにより、不良救済が可能になる。また、不良箇所
におけるむだな電力消費を抑えることができる。
されているので、以下に示すような効果を奏する。本発
明に係る半導体装置の電圧発生回路は、それぞれ電荷を
蓄積する容量を備え、容量が並列に接続される複数のチ
ャージポンプと、それぞれ対応するチャージポンプに電
荷を供給する複数のドライバーと、チャージポンプの出
力電圧を検出し基準値と比較し、出力電圧が基準値より
低い場合にドライバーに電荷供給を続けさせる第1検出
手段と、電流リーク検出テスト時に前記のチャージポン
プまたはドライバーを選択的に(全選択も含む)動作さ
せて電流リーク検出テストの対象となる容量を選択する
選択回路と、電流リーク検出テストの対象であるチャー
ジポンプの容量の電流リークを検出する第2検出手段と
を備え、選択回路によりテスト対象の容量を選択し、第
2検出回路により選択されたチャージポンプ容量の電流
リークを検出するので、チャージポンプ容量の電流リー
クを容易に検出できる。第2検出手段が電流リークを検
出しない場合は、全チャージポンプ容量に電流リーク箇
所が存在しないことが容易にわかる。また、いずれかの
チャージポンプ容量に電流リークが生じた場合に、第2
検出手段により不良判定が容易に行える。また、前記の
選択手段は、電流リーク検出テスト時にチャージポンプ
の容量の複数のポンプアップノードを共通ノードとし前
記の第2検出手段に出力し、第2検出手段は、共通ノー
ドの電圧を基に電流リークを検出するので、選択回路に
よりチャージポンプ容量の複数のポンプアップノードを
共通にして、その電圧から電流リークを検出できる。共
通ノードの電圧は電流リークの影響を受けるので、いず
れかのチャージポンプ容量に電流リークが生じたか否か
が容易に判定できる。また、前記の選択手段は、電流リ
ーク検出テスト時に任意のチャージポンプの容量のポン
プアップノードを前記の第2検出手段に出力し、第2検
出手段は、任意のチャージポンプ容量の共通ノードの電
圧を基に電流リークを検出するので、選択されたチャー
ジポンプ容量に電流リークが生じた場合、不良箇所が特
定できる。選択回路により任意のチャージポンプ容量の
ポンプアップノードの電圧から電流リークを検出するの
で、選択されたチャージポンプ容量に電流リークがある
ことを容易に検出でき、不良箇所が特定できる。また、
好ましくは、電流リーク検出テスト時にドライバー用電
源のインピーダンスを高くさせるバイアス回路を、前記
のドライバー用電源と前記のドライバーの間に備え、前
記の第2検出手段は、バイアス回路の出力電圧より電流
リークを検出するので、バイアス回路によりドライバー
への電流供給が制限されて電流リークの影響を受けやす
くなる。こうして、電流リーク検出テスト時にドライバ
ー用電源のインピーダンスを高めることにより、電源の
電圧値からいずれかのチャージポンプ容量の電流リーク
を容易に検出でき、不良判定が容易に行える。また、前
記の選択手段は全ドライバーを作動させるので、これに
より全チャージポンプが作動されて電流リークを検出す
る。いずれかのチャージポンプ容量に電流リークが生じ
たことを容易に検出でき、不良判定が容易に行える。ま
た、前記の選択手段は、任意のドライバーを作動させる
ので、作動されるドライバーに対応するチャージポンプ
に電荷が移動され、容量に電流リークが生じるか否かが
判定できる。これにより、任意のチャージポンプ容量に
電流リークがあることを容易に検出でき、不良箇所の特
定が行える。また、並列構成のチャージポンプで各段の
チャージポンプの入出力をラダー状にヒューズを介して
結線するので、電流リークが発生しても、不良箇所を特
定して、電流リークに関連するチャージポンプを切り離
すことにより、不良救済が可能になる。また、不良箇所
におけるむだな電力消費を抑えることができる。
【図1】 本発明の実施の形態1の電圧発生回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の電圧発生回路におけ
るドライバーDR(true)の回路図である。
るドライバーDR(true)の回路図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の電圧発生回路におけ
るドライバーDR(bar)の回路図である。
るドライバーDR(bar)の回路図である。
【図4】 本発明の実施の形態1の電圧発生回路におけ
るチャージポンプの回路図である。
るチャージポンプの回路図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の電圧発生回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】 本発明の実施の形態3の電圧発生回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】 本発明の実施の形態3の電圧発生回路におけ
るチャージポンプの回路図である。
るチャージポンプの回路図である。
【図8】 本発明の実施の形態4の電圧発生回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図9】 本発明の実施の形態5の電圧発生回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図10】 本発明の実施の形態5の電圧発生回路にお
けるドライバーDR(true)の回路図である。
けるドライバーDR(true)の回路図である。
【図11】 本発明の実施の形態5の電圧発生回路にお
けるドライバーDR(bar)の回路図である。
けるドライバーDR(bar)の回路図である。
【図12】 本発明の実施の形態6の電圧発生回路のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図13】 フラッシュメモリ内で発生される電圧の例
を示す図である。
を示す図である。
【図14】 書き込みにおけるセルしきい値の書き込み
時間依存性の1例のグラフである。
時間依存性の1例のグラフである。
【図15】 消去におけるセルしきい値の消去時間依存
性の1例のグラフである。
性の1例のグラフである。
【図16】 メモリにおける書き込み、読み出し、消去
とセルしきい値の関係の1例を示すグラフである。
とセルしきい値の関係の1例を示すグラフである。
10 オシレータ、 12、14、16、18 ドライ
バー、 20、22、24、26 チャージポンプ、
28 インバータ、 30、32、34、36、38
第1検出手段、 28、40 第2検出手段、 40
第2コンパレータ、 80 チャージポンプの容量、
82、84 NMOSトランジスタ、 112、11
4、116、118 ドライバー、 156 ドライバ
ー用電源、158 バッファ回路、 210 オシレー
タ、 212〜219 ドライバー、 220〜227
チャージポンプ、 229 NANDゲート、 23
0、232、234、236、238 第1検出手段、
229、240 第2検出手段、240 第2コンパ
レータ、 312〜319 ドライバー、 320〜3
27 チャージポンプ、 356 ドライバー用電源、
358 バッファ回路、 412〜419 ドライバ
ー、 420〜427 チャージポンプ、 428 イ
ンバータ、 512〜519 ドライバー、 CPE
チャージポンプイネーブル信号、 SELECT 選択
信号、 TE テスト信号、 TEi選択テスト信号、
VS 共通接地ノード。
バー、 20、22、24、26 チャージポンプ、
28 インバータ、 30、32、34、36、38
第1検出手段、 28、40 第2検出手段、 40
第2コンパレータ、 80 チャージポンプの容量、
82、84 NMOSトランジスタ、 112、11
4、116、118 ドライバー、 156 ドライバ
ー用電源、158 バッファ回路、 210 オシレー
タ、 212〜219 ドライバー、 220〜227
チャージポンプ、 229 NANDゲート、 23
0、232、234、236、238 第1検出手段、
229、240 第2検出手段、240 第2コンパ
レータ、 312〜319 ドライバー、 320〜3
27 チャージポンプ、 356 ドライバー用電源、
358 バッファ回路、 412〜419 ドライバ
ー、 420〜427 チャージポンプ、 428 イ
ンバータ、 512〜519 ドライバー、 CPE
チャージポンプイネーブル信号、 SELECT 選択
信号、 TE テスト信号、 TEi選択テスト信号、
VS 共通接地ノード。
Claims (7)
- 【請求項1】 それぞれ電荷を蓄積する容量を備え、容
量が並列に接続される複数のチャージポンプと、 それぞれ対応するチャージポンプに電荷を供給する複数
のドライバーと、 チャージポンプの出力電圧を検出し基準値と比較し、出
力電圧が基準値より低い場合にドライバーに電荷供給を
続けさせる第1検出手段と、 電流リーク検出テスト時に前記のチャージポンプまたは
ドライバーを選択的に動作させて電流リーク検出テスト
の対象となる容量を選択する選択回路と、 電流リーク検出テストの対象であるチャージポンプの容
量の電流リークを検出する第2検出手段とを備える半導
体装置の電圧発生回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載された電圧発生回路にお
いて、 前記の選択手段は、電流リーク検出テスト時にチャージ
ポンプの容量の複数のポンプアップノードを共通ノード
とし前記の第2検出手段に出力し、第2検出手段は、共
通ノードの電圧を基に電流リークを検出することを特徴
とする半導体装置の電圧発生回路。 - 【請求項3】 請求項1に記載された半導体装置の電圧
発生回路において、 前記の選択手段は、電流リーク検出テスト時に任意のチ
ャージポンプの容量のポンプアップノードを前記の第2
検出手段に出力し、第2検出手段は、任意のチャージポ
ンプ容量のポンプアップノードの電圧を基に電流リーク
を検出することを特徴とする半導体装置の電圧発生回
路。 - 【請求項4】 請求項1に記載された半導体装置の電圧
発生回路において、 電流リーク検出テスト時にドライバー用電源のインピー
ダンスを高くさせるバイアス回路を、前記のドライバー
用電源と前記のドライバーの間に備え、前記の第2検出
手段は、バイアス回路の出力電圧より電流リークを検出
することを特徴とする半導体装置の電圧発生回路。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載された
半導体装置の電圧発生回路において、 前記の選択手段は、全ドライバーを作動させることを特
徴とする半導体装置の電圧発生回路。 - 【請求項6】 請求項1から4のいずれかに記載された
半導体装置の電圧発生回路において、 前記の選択手段は、任意のドライバーを作動させること
を特徴とする半導体装置の電圧発生回路。 - 【請求項7】 請求項1、3または6に記載された半導
体装置の電圧発生回路において、 前記の複数のチャージポンプは、複数段が並列に接続さ
れ、各段のチャージポンプの入出力がラダー状にヒュー
ズを介して結線されることを特徴とする半導体装置の電
圧発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10712597A JPH10290563A (ja) | 1997-02-12 | 1997-04-24 | 半導体装置の電圧発生回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2800597 | 1997-02-12 | ||
JP9-28005 | 1997-02-12 | ||
JP10712597A JPH10290563A (ja) | 1997-02-12 | 1997-04-24 | 半導体装置の電圧発生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10290563A true JPH10290563A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=26366026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10712597A Pending JPH10290563A (ja) | 1997-02-12 | 1997-04-24 | 半導体装置の電圧発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10290563A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296198A (ja) * | 1999-06-25 | 2006-10-26 | Board Of Trustees Of The Univ Of Illinois | 動的切換可能な電力変換器 |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP10712597A patent/JPH10290563A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296198A (ja) * | 1999-06-25 | 2006-10-26 | Board Of Trustees Of The Univ Of Illinois | 動的切換可能な電力変換器 |
JP4676377B2 (ja) * | 1999-06-25 | 2011-04-27 | ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ ユニバーシティ オブ イリノイ | 動的切換可能な電力変換器 |
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