JPH10299789A - 等速ジョイント用フレキシブルブーツ - Google Patents
等速ジョイント用フレキシブルブーツInfo
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- JPH10299789A JPH10299789A JP10959797A JP10959797A JPH10299789A JP H10299789 A JPH10299789 A JP H10299789A JP 10959797 A JP10959797 A JP 10959797A JP 10959797 A JP10959797 A JP 10959797A JP H10299789 A JPH10299789 A JP H10299789A
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- JP
- Japan
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- valley
- diameter
- peripheral surface
- boot
- joint
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/703—Bellows
Landscapes
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Abstract
の直径との差が60mm以下の小型等速ジョイント用ブ
ーツにおいて、耐久性を低下させることなく、小型化す
る。 【解決手段】 ジョイント15の外輪の端面に当接する
基準位置Oから蛇腹部12の大径側第3山12eの中心
までの距離aに対して第3谷12fの中心までの距離b
を30%から40%の比率に設定する。これにより、蛇
腹部12の長さを短くしても、第3谷12fに必要な寸
法が確保され、ジョイント15の作動により最も変形の
大きい第3谷12fの変形応力を緩和できるとともに、
圧縮時の山どうしの接触を低減することができる。
Description
に使用される等速ジョイントの外輪のブーツ固定部の直
径と軸の直径との差が60mm以下の小型等速ジョイン
ト用のフレキシブルブーツに関する。
れるフレキシブルブーツは、ゴム製で伸縮、摩耗、遠心
力による変形等にも有利な3山3谷形状のものが一般的
に使用されている。図4は従来の小型等速ジョイントの
一例を示している。ブーツ1は中間部の蛇腹部2と、そ
の両端部に設けられた小径取り付け部3と大径取り付け
部4とを有する。蛇腹部2は、小径取り付け部3側から
第1山2a、第1谷2b、第2山2c、第2谷2d、第
3山2e、第3谷2fからなる。大径取り付け部4は、
ジョイント5の外輪5aにバンド6により固定され、小
径取り付け部3は、軸7にバンド8により固定されてい
る。軸7はその先端部をジョイント5の内輪に固定され
ている。ブーツ1の内部空間9にはグリースが充填され
て、ジョイント5の潤滑を行っている。
は車両の軽量化、エンジンルームの小型化に伴い、フレ
キシブルブーツに対しても小型化、軽量化が要求されて
おり、フレキシブルブーツを小型化すれば、蛇腹展開長
が不足して、高作動角が付いたときに伸縮率が大きくな
って、耐久性が低下する問題がある。また、軸方向に縮
めると山谷のピッチが小さくなり、圧縮時に接触摩耗し
て耐久性が低下する問題がある。さらに、ジョイントの
外輪のブーツ固定部の直径と軸の直径との差が60mm
以下の小型等速ジョイントにあっては、軸と谷部との距
離が非常に短くなり、より一層の小型化が困難になって
いた。
るものであり、耐久性を低下させることなく、小型化が
可能な等速ジョイント用フレキシブルブーツを提供する
ことを目的とする。
成するために、軸と結合されるジョイントの外輪のブー
ツ固定部の直径と軸の直径との差が60mm以下の小型
等速ジョイントに使用され、一端に軸に取り付けられる
小径取り付け部、他端にジョイントの外輪に取り付けら
れる大径取り付け部を備え、両取り付け部の間に小径側
から第1山、第1谷、第2山、第2谷、第3山、第3谷
を有する蛇腹部を備えたフレキシブルブーツにおいて、
ジョイントの外輪の端面に当接する基準位置をOとし、
この基準位置Oから蛇腹部の大径側第3山の中心までの
距離aに対して第3谷の中心までの距離bを30%から
40%の比率に設定したことを特徴とする。
周面と第2谷の内周面とを結ぶ仮想延長線とブーツの中
心線との交差角θ1 を10度から15度とするととも
に、第3谷の内周面の直径d1 を第2谷の内周面の直径
d2 よりも大きく設定したことを特徴とする。
周面と第2山の外周面とを結ぶ仮想延長線とブーツの中
心線との交差角θ2 を20度から30度とするととも
に、第3山の外周面をその仮想延長線よりも半径方向内
側に設定したことを特徴とする。
開き角θ3 を50度から65度としたことを特徴とす
る。
るブーツを示している。ブーツ11は、クロロプレンゴ
ム等の弾性材料製で、中間部の蛇腹部12と、その両端
部に設けられた小径取り付け部13と大径取り付け部1
4とを有する。蛇腹部12は、小径取り付け部13側か
ら第1山12a、第1谷12b、第2山12c、第2谷
12d、第3山12e、第3谷12fからなる。大径取
り付け部14は、ジョイント15の外輪にバンド16に
より固定され、小径取り付け部13は、軸17にバンド
18により固定されている。軸17はその先端部をジョ
イント15の内輪に固定されている。
ーツ固定部の直径D1 と軸17の直径D2 との差が60
mm以下の小型等速ジョイントに使用され、図2に示す
ように、ジョイント15の外輪の端面に当接する基準位
置をOとし、この基準位置Oから蛇腹部12の大径側第
3山12eの中心までの距離aに対して第3谷12fの
中心までの距離bを30%から40%の比率に設定して
ある。このため、ブーツ11の蛇腹部12の長さを短く
しても、第3谷12fに必要な寸法が確保され、ジョイ
ント15の作動により最も変形の大きい第3谷12fの
変形応力を緩和できるとともに、圧縮時の山どうしの接
触を低減することができる。b/aの比率が40%より
大きいと、圧縮時に第3谷12fに応力が集中する。ま
たb/aが30%より小さいと、圧縮時に第3谷12f
が軸17とジョイント15に挟み込まれる恐れがある。
内周面と第2谷12dの内周面とを結ぶ仮想延長線とブ
ーツの中心線Cとの交差角θ1 を10度から15度とす
るとともに、第3谷12fの内周面の直径d1 が第2谷
12dの内周面の直径d2 よりも大きくしてある。この
ため、ブーツ11を径方向に小型化しても、谷部の軸1
7との接触を防ぐことができる。交差角θ1 が10度よ
りも小さいと、谷部と軸17との距離が短すぎて、圧縮
時に谷部が軸17と接触する恐れが高い。また、交差角
θ1 が15度よりも大きいと、ブーツ11を小型化でき
ないばかりでなく、十分な蛇腹展開長が得られず、また
は回転による膨張、変形の恐れがある。
の外周面と第2山12cの外周面とを結ぶ仮想延長線と
ブーツの中心線Cとの交差角θ2 を20度から30度と
するとともに、第3山12eの外周面をこの仮想延長線
よりも半径方向内側に設定してある。このため、ブーツ
11を径方向に小型化しても、必要な蛇腹展開長を得る
ことができる。交差角θ2 が20度よりも小さいと、十
分な蛇腹展開長が得られず、または圧縮時に谷部が軸1
7と接触する恐れが高い。また、交差角θ2 が30度よ
りも大きいと、ブーツ11を小型化できないばかりでな
く、回転による膨張、変形の恐れがある。
2dの外周面の開き角θ3 を50度から65度としてあ
る。このため、ブーツ11を小型化しても、圧縮時に最
も接触しやすい第2山12cと第3山12eとの接触を
緩和することができる。開き角θ3 が50度よりも小さ
いと、上記の効果が十分に得られず、また65度よりも
大きいと、ブーツ11の小型化が図れず、または他の部
分に異常接触を発生させる。
と耐久時間との関係を求めた実験例である。使用したブ
ーツは全長70mm、ジョイント径62mm、軸径1
7.5mm、θ1 =15度、θ2 =30度、θ3 =60
度であり、試験条件として、雰囲気温度をRT(室内温
度)とし、作動角を40度、回転数600rpm、サン
プル数を3個とした。この図から明らかなように、寸法
比b/aは、30%から40%の範囲が好ましいことが
実証された。
の蛇腹部の形状を上記のように設定することにより、耐
久性を低下させることなく、小型化が可能な等速ジョイ
ント用フレキシブルブーツを得ることができる。
レキシブルブーツをジョイントとともに示す断面図。
フレキシブルブーツの断面図。
久時間との関係を示す特性図。
断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 軸と結合されるジョイントの外輪のブー
ツ固定部の直径と、前記軸の直径との差が60mm以下
の小型等速ジョイントに使用され、一端に前記軸に取り
付けられる小径取り付け部、他端に前記ジョイントの外
輪に取り付けられる大径取り付け部を備え、前記両取り
付け部の間に小径側から第1山、第1谷、第2山、第2
谷、第3山、第3谷を有する蛇腹部を備えたフレキシブ
ルブーツにおいて、ジョイントの外輪の端面に当接する
基準位置をOとし、この基準位置Oから蛇腹部の大径側
第3山の中心までの距離aに対して第3谷の中心までの
距離bを30%から40%の比率に設定したことを特徴
とするフレキシブルブーツ。 - 【請求項2】 蛇腹部の小径側第1谷の内周面と第2谷
の内周面とを結ぶ仮想延長線とブーツの中心線との交差
角θ1 を10度から15度とするとともに、第3谷の内
周面の直径d1 を第2谷の内周面の直径d2 よりも大き
く設定したことを特徴とする請求項1に記載のフレキシ
ブルブーツ。 - 【請求項3】 蛇腹部の小径側第1山の外周面と第2山
の外周面とを結ぶ仮想延長線とブーツの中心線との交差
角θ2 を20度から30度とするとともに、第3山の外
周面を前記仮想延長線よりも半径方向内側に設定したこ
とを特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブル
ブーツ。 - 【請求項4】 蛇腹部の第2谷の外周面の開き角θ3 を
50度から65度としたことを特徴とする請求項1から
3のいずれかに記載のフレキシブルブーツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10959797A JPH10299789A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 等速ジョイント用フレキシブルブーツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10959797A JPH10299789A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 等速ジョイント用フレキシブルブーツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10299789A true JPH10299789A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14514313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10959797A Pending JPH10299789A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 等速ジョイント用フレキシブルブーツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10299789A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6478309B1 (en) | 1999-08-26 | 2002-11-12 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Constant velocity joint boot |
WO2006033284A1 (ja) * | 2004-09-22 | 2006-03-30 | Ntn Corporation | 等速ジョイント用ブーツ |
WO2009025184A1 (ja) | 2007-08-17 | 2009-02-26 | Ntn Corporation | 等速自在継手用シリコーン製ブーツ及び等速自在継手 |
US8187110B2 (en) | 2007-10-17 | 2012-05-29 | Ntn Corporation | Boot mounting structure for constant-speed universal joint, and silicone boot for the constant-speed universal joint |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP10959797A patent/JPH10299789A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6478309B1 (en) | 1999-08-26 | 2002-11-12 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Constant velocity joint boot |
WO2006033284A1 (ja) * | 2004-09-22 | 2006-03-30 | Ntn Corporation | 等速ジョイント用ブーツ |
WO2009025184A1 (ja) | 2007-08-17 | 2009-02-26 | Ntn Corporation | 等速自在継手用シリコーン製ブーツ及び等速自在継手 |
US8262488B2 (en) | 2007-08-17 | 2012-09-11 | Ntn Corporation | Silicone boot for constant velocity universal joint and constant velocity universal joint |
US8187110B2 (en) | 2007-10-17 | 2012-05-29 | Ntn Corporation | Boot mounting structure for constant-speed universal joint, and silicone boot for the constant-speed universal joint |
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