JPH10295555A - 電気調理器 - Google Patents
電気調理器Info
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- JPH10295555A JPH10295555A JP10560397A JP10560397A JPH10295555A JP H10295555 A JPH10295555 A JP H10295555A JP 10560397 A JP10560397 A JP 10560397A JP 10560397 A JP10560397 A JP 10560397A JP H10295555 A JPH10295555 A JP H10295555A
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- JP
- Japan
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- cooking
- plate
- electric cooker
- subjected
- cooking surface
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- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は調理用プレートの油なじみの良い、
かつフッ素表面の耐久性の良い調器を提供することを目
的とする。 【解決手段】 調理プレートの調理表面を凹凸に処理し
（ディンプル形状）、その凹部の深さを０．０５〜０．
３mmまでとし、その調理表面に平均粗さ７〜１３μmの
凹凸処理をし、その上にフッ素加工等の被粘着塗装処理
をして油をこの凹部に溜め、油を被調理物との間に介在
させ、本体が傾いていても調理面の凹部流れにくくし、
調理加熱効率を向上したものである。
かつフッ素表面の耐久性の良い調器を提供することを目
的とする。 【解決手段】 調理プレートの調理表面を凹凸に処理し
（ディンプル形状）、その凹部の深さを０．０５〜０．
３mmまでとし、その調理表面に平均粗さ７〜１３μmの
凹凸処理をし、その上にフッ素加工等の被粘着塗装処理
をして油をこの凹部に溜め、油を被調理物との間に介在
させ、本体が傾いていても調理面の凹部流れにくくし、
調理加熱効率を向上したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はホットプレートの特
に調理プレートの形状及び調理面の処理加工を有する電
気調理器に関するものである。
に調理プレートの形状及び調理面の処理加工を有する電
気調理器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の電気調理器は発熱体とこ
れを支持する本体と発熱体上に載置される調理プレート
を備え、その調理プレートの表面はフッ素加工等の被粘
着塗装をして焼き物調理としていた。また最近の技術動
向では、発熱部と調理部が分離できる電気調理器が発売
され、プレートが分離して洗えるタイプが増えてきた。
さらに金属へらを付属して調理プレートに金属へらが使
用できるような調理器もでてきた。
れを支持する本体と発熱体上に載置される調理プレート
を備え、その調理プレートの表面はフッ素加工等の被粘
着塗装をして焼き物調理としていた。また最近の技術動
向では、発熱部と調理部が分離できる電気調理器が発売
され、プレートが分離して洗えるタイプが増えてきた。
さらに金属へらを付属して調理プレートに金属へらが使
用できるような調理器もでてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
では、調理プレートが分離しているため、発熱体の接触
面と非接触面では熱膨脹が異なり、プレートが変形する
場合がある。実際調理する場合に、まず調理面に調理油
をしいて調理するが、調理面がソリを生じていると調理
油が調理プレート面に均一になじまなかった。
では、調理プレートが分離しているため、発熱体の接触
面と非接触面では熱膨脹が異なり、プレートが変形する
場合がある。実際調理する場合に、まず調理面に調理油
をしいて調理するが、調理面がソリを生じていると調理
油が調理プレート面に均一になじまなかった。
【０００４】また、金属へらを使用すると、調理面のフ
ッ素塗膜が削れて被粘着性が劣化していた。本発明は、
調理用プレートの油なじみの良い、かつフッ素表面の耐
久性の良い調理器を提供することを目的とする。
ッ素塗膜が削れて被粘着性が劣化していた。本発明は、
調理用プレートの油なじみの良い、かつフッ素表面の耐
久性の良い調理器を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、発熱体を有する調理器本体と該調理器本体
に設けられた調理プレートを備えた加熱調理器におい
て、調理プレートの調理表面にはディンプル形状の凹部
を設け、その上にフッ素加工等の被粘着塗装処理を施し
たことを特徴と電気調理器とすることにより、油をこの
凹部に溜め、油を被調理物との間に適度に介在させると
ともに、多少プレートがそっていたり、本体が傾いてい
ても調理面の凹部に流れにくくし、油を介在させて調理
加熱効率を向上した電気調理器が提供できるものであ
る。
に本発明は、発熱体を有する調理器本体と該調理器本体
に設けられた調理プレートを備えた加熱調理器におい
て、調理プレートの調理表面にはディンプル形状の凹部
を設け、その上にフッ素加工等の被粘着塗装処理を施し
たことを特徴と電気調理器とすることにより、油をこの
凹部に溜め、油を被調理物との間に適度に介在させると
ともに、多少プレートがそっていたり、本体が傾いてい
ても調理面の凹部に流れにくくし、油を介在させて調理
加熱効率を向上した電気調理器が提供できるものであ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、発熱体を有する調理器本体と該調理器本体に設けら
れた調理プレートを備えた加熱調理器において、調理プ
レートの調理表面にはディンプル形状の凹部を設け、そ
の上にフッ素加工等の被粘着塗装処理を施したことを特
徴と電気調理器とすることにより、油をこの凹部に溜
め、油を被調理物との間に適度に介在させるとともに、
多少プレートがそっていたり、本体が傾いていても調理
面の凹部に流れにくくし、油を介在させて調理加熱効率
を向上した電気調理器が提供できるものである。
は、発熱体を有する調理器本体と該調理器本体に設けら
れた調理プレートを備えた加熱調理器において、調理プ
レートの調理表面にはディンプル形状の凹部を設け、そ
の上にフッ素加工等の被粘着塗装処理を施したことを特
徴と電気調理器とすることにより、油をこの凹部に溜
め、油を被調理物との間に適度に介在させるとともに、
多少プレートがそっていたり、本体が傾いていても調理
面の凹部に流れにくくし、油を介在させて調理加熱効率
を向上した電気調理器が提供できるものである。
【０００７】請求項２に記載の発明は、調理プレートの
調理表面を凹凸に処理し、その凹部の深さを０．０５mm
〜０．３mmまでとし、その調理表面に平均粗さ７〜１３
μｍの凹凸処理をし、その上にフッ素加工等の被粘着塗
装処理をしたものであり、調理表面に凹凸加工を施すこ
とで、フッ素樹脂が凹凸面に入り込みフッ素加工面の耐
磨耗性を向上させる作用を有する。
調理表面を凹凸に処理し、その凹部の深さを０．０５mm
〜０．３mmまでとし、その調理表面に平均粗さ７〜１３
μｍの凹凸処理をし、その上にフッ素加工等の被粘着塗
装処理をしたものであり、調理表面に凹凸加工を施すこ
とで、フッ素樹脂が凹凸面に入り込みフッ素加工面の耐
磨耗性を向上させる作用を有する。
【０００８】請求項３に記載の発明は、調理プレートの
調理面の凹部の径をφ１mm〜φ４mmにしたことによりプ
レート面がそったりしても調理面の凹部に油をため込み
流れにくくし、油なじみをよくし、加熱効率を向上させ
るという作用を有する。
調理面の凹部の径をφ１mm〜φ４mmにしたことによりプ
レート面がそったりしても調理面の凹部に油をため込み
流れにくくし、油なじみをよくし、加熱効率を向上させ
るという作用を有する。
【０００９】請求項４に記載の発明は、調理プレートの
調理面の凹凸の処理をエッチング加工により半円球状に
したことにより、調理後の凹部への調理粕を取り除きや
すくできる作用を有する。
調理面の凹凸の処理をエッチング加工により半円球状に
したことにより、調理後の凹部への調理粕を取り除きや
すくできる作用を有する。
【００１０】請求項５に記載の発明は、調理プレートを
半面を凹凸処理をし、半面を凹凸処理なしとしたことに
より凹部処理のない調理プレートとを使い分けられる作
用を有する。
半面を凹凸処理をし、半面を凹凸処理なしとしたことに
より凹部処理のない調理プレートとを使い分けられる作
用を有する。
【００１１】請求項６に記載の発明は、溝つき焼肉プレ
ートを有する加熱調理器で調理面の凸部分に凹凸処理を
したことにより、焼肉プレートにも油なじみを良くし、
油を介在させることで被調理物の加熱効率を向上させる
作用を有する。
ートを有する加熱調理器で調理面の凸部分に凹凸処理を
したことにより、焼肉プレートにも油なじみを良くし、
油を介在させることで被調理物の加熱効率を向上させる
作用を有する。
【００１２】請求項７に記載の発明は、調理面の一部に
保温部を設けたことにより調理の焦げ付きを防止する作
用を有する。
保温部を設けたことにより調理の焦げ付きを防止する作
用を有する。
【００１３】請求項８に記載の発明は、溝つきプレート
の調理面の一部に少なくとも調理物のおけるスペースを
溝なしの平面の調理面を設けてけたことにより焼き終わ
った調理物を置くところを有する作用を有する。
の調理面の一部に少なくとも調理物のおけるスペースを
溝なしの平面の調理面を設けてけたことにより焼き終わ
った調理物を置くところを有する作用を有する。
【００１４】
（実施例１）図１には本発明の実施例を示す。図１にお
いて、１は調理器本体で脚部と外郭部を備えている。調
理器本体１の上には遮熱板２を載置しており、３は発熱
体で端部は電源供給部を有した端子部を備えている。４
は発熱体３の上に着脱自在に載置された調理プレート
で、アルミまたはアルミ合金からできている。この調理
プレート４の表面には調理面４ａを、裏面には発熱体３
の当接面を備えている。５は、調理プレート４上に載置
される蓋である。また、６は電気を供給するコントロー
ラーである。このコントローラー６は、発熱体３のＯＮ
／ＯＦＦのコントロールをし、調理プレート４の温度コ
ントロールする。また、焼肉プレート７が付属されてお
り、１台で調理プレート４を２枚有しており、両方のプ
レートが使用できるように構成されている。
いて、１は調理器本体で脚部と外郭部を備えている。調
理器本体１の上には遮熱板２を載置しており、３は発熱
体で端部は電源供給部を有した端子部を備えている。４
は発熱体３の上に着脱自在に載置された調理プレート
で、アルミまたはアルミ合金からできている。この調理
プレート４の表面には調理面４ａを、裏面には発熱体３
の当接面を備えている。５は、調理プレート４上に載置
される蓋である。また、６は電気を供給するコントロー
ラーである。このコントローラー６は、発熱体３のＯＮ
／ＯＦＦのコントロールをし、調理プレート４の温度コ
ントロールする。また、焼肉プレート７が付属されてお
り、１台で調理プレート４を２枚有しており、両方のプ
レートが使用できるように構成されている。
【００１５】この調理プレート４の調理面４ａには、デ
ィンプル形状の凹部を設けている。これは、調理プレー
ト４の金型表面をエッチングすることにより、ディンプ
ル形状の凹部を金型側に形成し、その金型にアルミ等の
合金を流し込むことにより、調理プレート４の調理表面
にディンプル形状の凹部が形成されるわけである。
ィンプル形状の凹部を設けている。これは、調理プレー
ト４の金型表面をエッチングすることにより、ディンプ
ル形状の凹部を金型側に形成し、その金型にアルミ等の
合金を流し込むことにより、調理プレート４の調理表面
にディンプル形状の凹部が形成されるわけである。
【００１６】本実施例では、このエッチングの処理を、
その凹部の深さが０．０５mm〜０．３mmまでとなるよう
にし、さらにその調理表面に平均粗さ７〜１３μｍの凹
凸処理をし、その上にフッ素加工等の被粘着塗装処理５
をしたものである。
その凹部の深さが０．０５mm〜０．３mmまでとなるよう
にし、さらにその調理表面に平均粗さ７〜１３μｍの凹
凸処理をし、その上にフッ素加工等の被粘着塗装処理５
をしたものである。
【００１７】このようにして作成された調理プレート４
の断面形状を図２に示す。調理プレート４の調理面の凹
凸の処理をエッチング加工により、図５のように半円球
状４ｂに構成にした。この構成により、調理粕が凹部に
たまりにくく簡単に取れるものである。このエッチング
加工は金型で実施し、２〜３回処理することにより図４
ような形状にできるものである。
の断面形状を図２に示す。調理プレート４の調理面の凹
凸の処理をエッチング加工により、図５のように半円球
状４ｂに構成にした。この構成により、調理粕が凹部に
たまりにくく簡単に取れるものである。このエッチング
加工は金型で実施し、２〜３回処理することにより図４
ような形状にできるものである。
【００１８】調理プレート４の表面はエッチングの方法
により、丸形状の凹部４ｂやダイヤカット形状にも加工
可能である。また、この表面処理の仕方として金型表面
に処理する場合の他に、後からブラスト処理する方法が
あり、どちらでも良い。
により、丸形状の凹部４ｂやダイヤカット形状にも加工
可能である。また、この表面処理の仕方として金型表面
に処理する場合の他に、後からブラスト処理する方法が
あり、どちらでも良い。
【００１９】図３に示す調理器の調理プレート４の断面
図では、調理プレート４の調理面４ａの凹部４ｃの径Ｄ
をφ１mm〜φ４mmとしたものを示している。
図では、調理プレート４の調理面４ａの凹部４ｃの径Ｄ
をφ１mm〜φ４mmとしたものを示している。
【００２０】上記構成によれば、凹部４ｃに油を溜め、
被調理物と調理面４ａに油が介在し、調理が早くなり加
熱効率がアップするものである。また、調理プレート４
の凹部４ｂと凸部の面積の比率を、３０％〜５０％の構
成にすることにより、金属へらなどを使用される場合、
接触面を確保できことにより耐久性を向上できるもので
ある。
被調理物と調理面４ａに油が介在し、調理が早くなり加
熱効率がアップするものである。また、調理プレート４
の凹部４ｂと凸部の面積の比率を、３０％〜５０％の構
成にすることにより、金属へらなどを使用される場合、
接触面を確保できことにより耐久性を向上できるもので
ある。
【００２１】（実施例２）図４のように、調理プレート
４を半面を凹凸処理４Ａをし、半面を凹凸処理なし４Ｂ
とする構成とした。この構成により、凹部の調理あとな
どつけたくない調理には、凹凸処理のない部分で調理す
ることで、ホットケーキなど跡のつけたくない調理をす
ればよい。すなわち、半面で焼肉など油をためて油によ
り調理スピードを早くしたいものに、凹凸処理をした部
分を使用する。したがって、どちらの調理にも１枚のプ
レートで調理できるものである。
４を半面を凹凸処理４Ａをし、半面を凹凸処理なし４Ｂ
とする構成とした。この構成により、凹部の調理あとな
どつけたくない調理には、凹凸処理のない部分で調理す
ることで、ホットケーキなど跡のつけたくない調理をす
ればよい。すなわち、半面で焼肉など油をためて油によ
り調理スピードを早くしたいものに、凹凸処理をした部
分を使用する。したがって、どちらの調理にも１枚のプ
レートで調理できるものである。
【００２２】また、図５は、図１に示す溝つき焼肉プレ
ート７を有する加熱調理器において、調理面７の凸部分
７ｂに凹凸処理をして、凹部分７ｃを形成し、油だめを
作り油を介在し、被調理物の加熱効率を向上するように
したものである。この構成により、被調理物の調理面の
間に油が介在することにより調理が早く出来るものであ
る。
ート７を有する加熱調理器において、調理面７の凸部分
７ｂに凹凸処理をして、凹部分７ｃを形成し、油だめを
作り油を介在し、被調理物の加熱効率を向上するように
したものである。この構成により、被調理物の調理面の
間に油が介在することにより調理が早く出来るものであ
る。
【００２３】（実施例３）実施例３としては、図６に示
すように、発熱体３と調理プレート４との垂直方向の距
離を広くすることによって、調理プレート４と発熱体３
からの距離を離すことにより、調理プレートの一部を温
度を下げ、保温部８を設けた構成とすることにより、調
理プレート４で調理したあと出来上がったものを、調理
プレート４の一部に設けた保温部８に置くことにより、
調理の焦げ付きを防止するもので、調理中に温度コント
ロール５を保温温度に設定しなくても、調理しながら焼
き上がったら保温部８に置いて一時保温できるものであ
る。
すように、発熱体３と調理プレート４との垂直方向の距
離を広くすることによって、調理プレート４と発熱体３
からの距離を離すことにより、調理プレートの一部を温
度を下げ、保温部８を設けた構成とすることにより、調
理プレート４で調理したあと出来上がったものを、調理
プレート４の一部に設けた保温部８に置くことにより、
調理の焦げ付きを防止するもので、調理中に温度コント
ロール５を保温温度に設定しなくても、調理しながら焼
き上がったら保温部８に置いて一時保温できるものであ
る。
【００２４】発熱体３と調理プレート４との垂直方向の
距離を広くする方法としては、調理プレート４の裏面
（保温部８の裏面に相当する位置）を一部切り欠いた形
状にしたり、逆に発熱体の形状を下側に凸になるように
変形させること等が具体的手段として上げられる。
距離を広くする方法としては、調理プレート４の裏面
（保温部８の裏面に相当する位置）を一部切り欠いた形
状にしたり、逆に発熱体の形状を下側に凸になるように
変形させること等が具体的手段として上げられる。
【００２５】また、図６に示すように、発熱体３を調理
プレート４の約２／３ぐらいまでカバーする位置に配置
することによって発熱体が調理プレートの直下にない保
温部８を設けているものである。
プレート４の約２／３ぐらいまでカバーする位置に配置
することによって発熱体が調理プレートの直下にない保
温部８を設けているものである。
【００２６】また、図７に示すように溝つき焼肉プレー
ト７の調理面の一部に少なくとも調理物のおけるスペー
スを溝なしの平面の調理面７ａを設けた構成とすること
により、通常は焼肉（ステーキ）などは溝つき焼肉プレ
ート７の凸部分７ｂで焼き、焼き終わった調理物は溝の
ないプレート部分に置くものである。この場合、平面部
７ａは端に設けて保温ゾーンにも使用する出来るもので
ある。また他の実施例では、例えば約半面を平面にする
と平面プレートにも使用できる。
ト７の調理面の一部に少なくとも調理物のおけるスペー
スを溝なしの平面の調理面７ａを設けた構成とすること
により、通常は焼肉（ステーキ）などは溝つき焼肉プレ
ート７の凸部分７ｂで焼き、焼き終わった調理物は溝の
ないプレート部分に置くものである。この場合、平面部
７ａは端に設けて保温ゾーンにも使用する出来るもので
ある。また他の実施例では、例えば約半面を平面にする
と平面プレートにも使用できる。
【００２７】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、発熱体を
有する調理器本体と該調理器本体に設けられた調理プレ
ートを備えた加熱調理器において、調理プレートの調理
表面にはディンプル形状の凹部を設け、その上にフッ素
加工等の被粘着塗装処理を施したことを特徴と電気調理
器とすることにより、油をこの凹部に溜め、油を被調理
物との間に適度に介在させるとともに、多少プレートが
そっていたり、本体が傾いていても調理面の凹部に流れ
にくくし、油を介在させて調理加熱効率を向上した電気
調理器が提供できるものである。
有する調理器本体と該調理器本体に設けられた調理プレ
ートを備えた加熱調理器において、調理プレートの調理
表面にはディンプル形状の凹部を設け、その上にフッ素
加工等の被粘着塗装処理を施したことを特徴と電気調理
器とすることにより、油をこの凹部に溜め、油を被調理
物との間に適度に介在させるとともに、多少プレートが
そっていたり、本体が傾いていても調理面の凹部に流れ
にくくし、油を介在させて調理加熱効率を向上した電気
調理器が提供できるものである。
【００２８】請求項２記載の発明によれば、調理プレー
トの調理面を凹凸に処理し、その凹部の深さを０．１mm
〜０．３mmまでとし、その調理表面に平均粗さ７〜１３
μｍの凹凸処理をし、その上にフッ素加工等の被粘着塗
装処理をしたものである。調理表面に凹凸処理加工を施
すことでフッ素加工面の耐磨耗性を向上させる効果が得
られる。
トの調理面を凹凸に処理し、その凹部の深さを０．１mm
〜０．３mmまでとし、その調理表面に平均粗さ７〜１３
μｍの凹凸処理をし、その上にフッ素加工等の被粘着塗
装処理をしたものである。調理表面に凹凸処理加工を施
すことでフッ素加工面の耐磨耗性を向上させる効果が得
られる。
【００２９】請求項３に記載の発明によれば、調理プレ
ートの調理面の凹部の径をφ１mm〜φ４mmにしたことに
より、調理面の凹部に油をため込み油なじみをよくする
というという効果が得られる。
ートの調理面の凹部の径をφ１mm〜φ４mmにしたことに
より、調理面の凹部に油をため込み油なじみをよくする
というという効果が得られる。
【００３０】請求項４記載の発明によれば、調理プレー
トの調理面の凹凸の処理をエッチング加工により半円球
状にしたことにより調理後の凹部への調理粕を取り除き
やすくできるという効果が得られる。
トの調理面の凹凸の処理をエッチング加工により半円球
状にしたことにより調理後の凹部への調理粕を取り除き
やすくできるという効果が得られる。
【００３１】請求項５記載の発明によれば、調理プレー
トを半面を凹凸処理をし、半面を凹凸処理なしとしたこ
とにより凹部処理のない調理プレートとを１台で使い分
けられるという効果が得られる。
トを半面を凹凸処理をし、半面を凹凸処理なしとしたこ
とにより凹部処理のない調理プレートとを１台で使い分
けられるという効果が得られる。
【００３２】請求項６記載の発明によれば、溝つき焼肉
プレートを有する加熱調理器で調理面の凸部分に凹凸処
理をしたことにより焼肉プレートにも油なじみを良く
し、油を介在させることで被調理物の加熱効率を向上さ
せるという効果が得られる。
プレートを有する加熱調理器で調理面の凸部分に凹凸処
理をしたことにより焼肉プレートにも油なじみを良く
し、油を介在させることで被調理物の加熱効率を向上さ
せるという効果が得られる。
【００３３】請求項７記載の発明によれば、調理面の一
部に保温部を設けたことにより、コントロールのダイヤ
ルを再調整しなくても保温ができ、調理の焦げ付きを防
止するという効果が得られる。
部に保温部を設けたことにより、コントロールのダイヤ
ルを再調整しなくても保温ができ、調理の焦げ付きを防
止するという効果が得られる。
【００３４】請求項８記載の発明によれば、溝つきプレ
ートの調理面の一部に少なくとも調理物のおけるスペー
スを溝なしの平面の調理面を設けた構成で、通常は焼肉
（ステーキ）などは溝つきプレートの凸の部分で、焼き
終わった調理物は溝のないプレート部分に置くものであ
る。この場合平面部は端に設けて保温ゾーンにも使用す
る出来るという効果が得られる。
ートの調理面の一部に少なくとも調理物のおけるスペー
スを溝なしの平面の調理面を設けた構成で、通常は焼肉
（ステーキ）などは溝つきプレートの凸の部分で、焼き
終わった調理物は溝のないプレート部分に置くものであ
る。この場合平面部は端に設けて保温ゾーンにも使用す
る出来るという効果が得られる。
【図１】本発明の電気調理器の組立斜視図
【図２】本発明の電気調理器の調理プレートの一つの実
施例の要部拡大図
施例の要部拡大図
【図３】本発明の電気調理器の調理プレートの他の実施
例の要部拡大図
例の要部拡大図
【図４】本発明の第２の実施例における電気調理器の調
理プレートの斜視図
理プレートの斜視図
【図５】本発明の電気調理器の調理プレートの断面図
【図６】本発明の第３の実施例における電気調理器の平
面図
面図
【図７】本発明の第３の実施例における電気調理器の調
理プレートの斜視図
理プレートの斜視図
１ 調理器本体 ２ 遮熱板 ３ 発熱体 ４ 調理プレート ４ａ 調理面 ４ｂ 凹部 ４ｃ 半円球状 ４ｄ 凸部 ５ コントローラ ６ 被粘着処理 ４Ａ 凹凸処理 ４Ｂ 凹凸処理なし ７ 焼肉プレート ７ａ 平面部 ８ 保温部
Claims (8)
- 【請求項１】 発熱体を有する調理器本体と該調理器本
体に設けられた調理プレートを備えた加熱調理器におい
て、調理プレートの調理表面にはディンプル形状の凹部
を設け、その上にフッ素加工等の被粘着塗装処理を施し
たことを特徴と電気調理器。 - 【請求項２】 ディンプル形状の凹部の深さを０．０５
mm〜０．３mmとし、その調理表面に平均粗さ７μｍ〜１
３μｍの凹凸処理をし、その上にフッ素加工等の被粘着
塗装処理を施したことを特徴とした請求項１記載の電気
調理器。 - 【請求項３】 調理プレートの調理面の凹部の径をφ１
mm〜φ４mmとした請求項１記載の電気調理器。 - 【請求項４】 調理プレートの調理面のディンプル形状
の処理は、金型表面をエッチング加工により半円球状に
したことを特徴とした請求項１記載の電気調理器。 - 【請求項５】 調理プレートの一部をディンプル形状の
凹凸処理をし、他部を凹凸処理なしとしたことを特徴と
する電気調理器。 - 【請求項６】 溝つき焼肉プレートを有する加熱調理器
において、調理面の凸部分に凹凸処理をしたことを特徴
とする電気調理器。 - 【請求項７】 調理面の一部には発熱体との間に隙間ま
たは距離を設けて保温部を設けたこと特徴とする電気調
理器。 - 【請求項８】 溝つきプレートの調理面の一部に少なく
とも調理物の置ける溝なしの平面を有する調理面を設け
たことを特徴とする電気調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10560397A JP3554462B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 電気加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10560397A JP3554462B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 電気加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10295555A true JPH10295555A (ja) | 1998-11-10 |
| JP3554462B2 JP3554462B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=14412088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10560397A Expired - Fee Related JP3554462B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 電気加熱調理器 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3554462B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100398915C (zh) * | 2002-05-16 | 2008-07-02 | 日本电气硝子株式会社 | 烹调器用顶板 |
| JP2009119128A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Toyo Aluminum Ekco Products Kk | クッキングシート |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10560397A patent/JP3554462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100398915C (zh) * | 2002-05-16 | 2008-07-02 | 日本电气硝子株式会社 | 烹调器用顶板 |
| JP2009119128A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Toyo Aluminum Ekco Products Kk | クッキングシート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3554462B2 (ja) | 2004-08-18 |
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