JPH10287233A - 搬送台車装置 - Google Patents
搬送台車装置Info
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- JPH10287233A JPH10287233A JP9096955A JP9695597A JPH10287233A JP H10287233 A JPH10287233 A JP H10287233A JP 9096955 A JP9096955 A JP 9096955A JP 9695597 A JP9695597 A JP 9695597A JP H10287233 A JPH10287233 A JP H10287233A
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- coil
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- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 台車横行装置の構成をシンプルに且つコンパ
クトにし、複雑な機械部分を減少して設備及び保守費用
を少なくし、設備の稼働効率を著しく高める。 【解決手段】 複数の台車走行軌道5と該台車走行軌道
5を走行するコイル搬送台車7とを備えた搬送台車装置
において、コイル搬送台車7が走行可能で台車走行軌道
5に対応して台車走行軌道5と交差してそれぞれ設けら
れる横行用ガイドレール15と、コイル搬送台車7と横
行用ガイドレール15との間に設けられ横行用ガイドレ
ール15に対してコイル搬送台車7を磁気浮上走行させ
る磁気手段とからなり、磁気手段によってコイル搬送台
車7を横行用ガイドレール15との間で磁気浮上走行さ
せてコイル搬送台車7を複数の台車走行軌道5の間で移
動させ、台車横行装置の構成をシンプルに且つコンパク
トにし、複雑な機械部分を減少して設備及び保守費用を
少なくし、設備の稼働効率を著しく高める。
クトにし、複雑な機械部分を減少して設備及び保守費用
を少なくし、設備の稼働効率を著しく高める。 【解決手段】 複数の台車走行軌道5と該台車走行軌道
5を走行するコイル搬送台車7とを備えた搬送台車装置
において、コイル搬送台車7が走行可能で台車走行軌道
5に対応して台車走行軌道5と交差してそれぞれ設けら
れる横行用ガイドレール15と、コイル搬送台車7と横
行用ガイドレール15との間に設けられ横行用ガイドレ
ール15に対してコイル搬送台車7を磁気浮上走行させ
る磁気手段とからなり、磁気手段によってコイル搬送台
車7を横行用ガイドレール15との間で磁気浮上走行さ
せてコイル搬送台車7を複数の台車走行軌道5の間で移
動させ、台車横行装置の構成をシンプルに且つコンパク
トにし、複雑な機械部分を減少して設備及び保守費用を
少なくし、設備の稼働効率を著しく高める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品の搬送に用いる
搬送台車装置に関し、例えば、製鉄所における圧延コイ
ル置場等、貯蔵ヤードの入口や出口に配置して圧延コイ
ルの搬送に使用する搬送台車装置に関する。
搬送台車装置に関し、例えば、製鉄所における圧延コイ
ル置場等、貯蔵ヤードの入口や出口に配置して圧延コイ
ルの搬送に使用する搬送台車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製鉄所における圧延コイル置場等、貯蔵
ヤードの入口や出口には圧延コイルを搬送する搬送台車
装置が使用されている。図9には貯蔵ヤードの入口に設
けた搬送台車装置の一例を示してある。図6において、
圧延コイルの貯蔵ヤード1の広幅の入口に沿って搬送台
車装置2が配置され、搬送台車装置2には搬送コンベア
ー3によって圧延設備等から圧延コイル8が搬送され
る。搬送コンベアー3と搬送台車装置2との間で移載機
4によって圧延コイル8が移載される。
ヤードの入口や出口には圧延コイルを搬送する搬送台車
装置が使用されている。図9には貯蔵ヤードの入口に設
けた搬送台車装置の一例を示してある。図6において、
圧延コイルの貯蔵ヤード1の広幅の入口に沿って搬送台
車装置2が配置され、搬送台車装置2には搬送コンベア
ー3によって圧延設備等から圧延コイル8が搬送され
る。搬送コンベアー3と搬送台車装置2との間で移載機
4によって圧延コイル8が移載される。
【0003】貯蔵ヤード1への圧延コイル8の搬入や搬
出が頻繁な場合、圧延コイル8の搬入・搬出効率を高め
るため、搬送台車装置2には、貯蔵ヤード1の入口に面
して各2本のレールを持つ複列の平行な台車走行軌道5
が設けられている。複列の台車走行軌道5の両端部と直
交させて台車横行装置6が配置され、台車走行軌道5上
に矢印のように巡回移動可能に多数の自走式のコイル搬
送台車7が設けられている。コイル搬送台車7上に圧延
コイル8を載置して搬送し、貯蔵ヤード1の前で貯蔵ヤ
ード1側の図示しない複数の移載機などにより圧延コイ
ル8をコイル搬送台車7上から貯蔵ヤード1内の広い範
囲へ連続的に搬入する。
出が頻繁な場合、圧延コイル8の搬入・搬出効率を高め
るため、搬送台車装置2には、貯蔵ヤード1の入口に面
して各2本のレールを持つ複列の平行な台車走行軌道5
が設けられている。複列の台車走行軌道5の両端部と直
交させて台車横行装置6が配置され、台車走行軌道5上
に矢印のように巡回移動可能に多数の自走式のコイル搬
送台車7が設けられている。コイル搬送台車7上に圧延
コイル8を載置して搬送し、貯蔵ヤード1の前で貯蔵ヤ
ード1側の図示しない複数の移載機などにより圧延コイ
ル8をコイル搬送台車7上から貯蔵ヤード1内の広い範
囲へ連続的に搬入する。
【0004】図10には搬送台車装置2に使用する台車
横行装置6の従来例を示してある。また、図11には図
10中のXI-XI 線矢視、図12には図11中のXII-XII
線矢視を示してある。
横行装置6の従来例を示してある。また、図11には図
10中のXI-XI 線矢視、図12には図11中のXII-XII
線矢視を示してある。
【0005】図10乃至図12に示すように、台車横行
装置6は、台車走行軌道5の基盤5aの一部に低高さの
横行基盤6aを形成し、この横行基盤6a上に広い間隔
で対の横行レール51を設けている。横行レール51上
に車輪52を介して横行可能に移動架台53を設け、移
動架台53に横行用のシリンダー54を接続し、移動架
台53上に各台車走行軌道5と整合する台車走行軌道部
55を設けている。
装置6は、台車走行軌道5の基盤5aの一部に低高さの
横行基盤6aを形成し、この横行基盤6a上に広い間隔
で対の横行レール51を設けている。横行レール51上
に車輪52を介して横行可能に移動架台53を設け、移
動架台53に横行用のシリンダー54を接続し、移動架
台53上に各台車走行軌道5と整合する台車走行軌道部
55を設けている。
【0006】一方の台車走行軌道5上のコイル搬送台車
7を、移動架台53上の台車走行軌道部55上に乗込ま
せ停止させた後、横行用のシリンダー54の駆動で、移
動架台53を他方の台車走行軌道5位置に横行移動す
る。移動架台53上のコイル搬送台車7を他方の台車走
行軌道5上に走行移動させてコイル搬送台車7の横送り
シフトを行なう。
7を、移動架台53上の台車走行軌道部55上に乗込ま
せ停止させた後、横行用のシリンダー54の駆動で、移
動架台53を他方の台車走行軌道5位置に横行移動す
る。移動架台53上のコイル搬送台車7を他方の台車走
行軌道5上に走行移動させてコイル搬送台車7の横送り
シフトを行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の搬送台
車装置では、横行装置により横行シフトする対象が、台
車走行軌道部55及び移動架台53を含む大きな重量と
なり、この重量を2列の台車走行軌道5間隔の全ストロ
ークを毎回往復動させるため、装置が大掛かりとなり、
建設費が嵩んでしまう。また、コイル搬送台車7の横行
シフトに、大きい駆動力が必要となって、エネルギー効
率が悪く、ランニングコストが高くなってしまう。更
に、大重量を横行シフトするため、シフト移動に時間が
かかり、移動架台53が元の位置へ戻るまでの間、コイ
ル搬送台車7が移動架台53上へ進入できないので、稼
働効率が低く、搬送能力上のネックになり易い。
車装置では、横行装置により横行シフトする対象が、台
車走行軌道部55及び移動架台53を含む大きな重量と
なり、この重量を2列の台車走行軌道5間隔の全ストロ
ークを毎回往復動させるため、装置が大掛かりとなり、
建設費が嵩んでしまう。また、コイル搬送台車7の横行
シフトに、大きい駆動力が必要となって、エネルギー効
率が悪く、ランニングコストが高くなってしまう。更
に、大重量を横行シフトするため、シフト移動に時間が
かかり、移動架台53が元の位置へ戻るまでの間、コイ
ル搬送台車7が移動架台53上へ進入できないので、稼
働効率が低く、搬送能力上のネックになり易い。
【0008】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、横行装置及び台車走行装置の構成を簡易化且つ小型
化し、建設及び保守のコストを低減すると共に稼働効率
を高めることができる搬送台車装置を提供することを目
的とする。
で、横行装置及び台車走行装置の構成を簡易化且つ小型
化し、建設及び保守のコストを低減すると共に稼働効率
を高めることができる搬送台車装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、複数の走行レーンと該走行レーンを
走行する搬送台車とを備えた搬送台車装置において、前
記搬送台車が走行可能で前記走行レーンに対応して前記
走行レーンと交差してそれぞれ設けられる第2走行レー
ンと、前記搬送台車と前記第2走行レーンとの間に設け
られ前記第2走行レーンに対して前記搬送台車を磁気浮
上走行させる磁気手段とからなることを特徴とする。
の本発明の構成は、複数の走行レーンと該走行レーンを
走行する搬送台車とを備えた搬送台車装置において、前
記搬送台車が走行可能で前記走行レーンに対応して前記
走行レーンと交差してそれぞれ設けられる第2走行レー
ンと、前記搬送台車と前記第2走行レーンとの間に設け
られ前記第2走行レーンに対して前記搬送台車を磁気浮
上走行させる磁気手段とからなることを特徴とする。
【0010】また、前記磁気手段は、前記搬送台車の下
面に設けた1組の永久磁石と、前記永久磁石の下面と対
向して複数の前記走行レーンの分断部の間に前記走行レ
ーンに交差して連続固定敷設されたリニア同期モータ
と、前記複数の走行レーンの搬送台車走行方向に連続し
て固定敷設され前記リニア同期モータと同一レベルまた
はほぼ同一レベルの台車走行用リニア同期モータとによ
り構成されていることを特徴とする。
面に設けた1組の永久磁石と、前記永久磁石の下面と対
向して複数の前記走行レーンの分断部の間に前記走行レ
ーンに交差して連続固定敷設されたリニア同期モータ
と、前記複数の走行レーンの搬送台車走行方向に連続し
て固定敷設され前記リニア同期モータと同一レベルまた
はほぼ同一レベルの台車走行用リニア同期モータとによ
り構成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】搬送台車装置は、搬送台車として
のコイル搬送台車が走行レーンとしての台車走行軌道上
を駆動車輪により走行移動し、台車横行装置上の定位置
に移動停止したのち、コイル搬送台車側のリニア用の永
久磁石と対向する基盤上のリニア同期モータの駆動で、
この側の台車走行軌道上から他方の台車走行軌道上へ、
磁気浮上移動により横行シフトされる。
のコイル搬送台車が走行レーンとしての台車走行軌道上
を駆動車輪により走行移動し、台車横行装置上の定位置
に移動停止したのち、コイル搬送台車側のリニア用の永
久磁石と対向する基盤上のリニア同期モータの駆動で、
この側の台車走行軌道上から他方の台車走行軌道上へ、
磁気浮上移動により横行シフトされる。
【0012】このとき、コイル搬送台車は、横行用リニ
ア同期モータの敷設により生じる台車走行軌道の分断部
を8輪の走行用車輪で交互に乗り移り走行し、台車横行
装置上の定位置に停止した状態下で、第2走行レーンと
しての横行用ガイドレールが台車の前後に対向する位置
に送り出され、コイル搬送台車の前後の水平ガイドロー
ラが横行用ガイドレールに接して案内されつつ、横行用
リニア同期モータの駆動で他方の台車走行軌道上に磁気
浮上移動により横行シフトされる。
ア同期モータの敷設により生じる台車走行軌道の分断部
を8輪の走行用車輪で交互に乗り移り走行し、台車横行
装置上の定位置に停止した状態下で、第2走行レーンと
しての横行用ガイドレールが台車の前後に対向する位置
に送り出され、コイル搬送台車の前後の水平ガイドロー
ラが横行用ガイドレールに接して案内されつつ、横行用
リニア同期モータの駆動で他方の台車走行軌道上に磁気
浮上移動により横行シフトされる。
【0013】他方の台車走行軌道上に位置合わせし、横
行用リニア同期モータの駆動を停止し、コイル搬送台車
を他方の台車走行軌道上に乗せ、横行用ガイドレールを
退避位置へ移動させることによって、コイル搬送台車を
他方の台車走行軌道上へ磁気浮上走行させ、同時に元の
台車走行軌道の台車横行装置上に後続のコイル搬送台車
を乗入れることができる。即ち、横行用リニア同期モー
タによるコイル搬送台車の一方向への横送り操作の終了
毎に、次のコイル搬送台車を横行装置上へ受入れ可能に
なり、コイル搬送台車の横行シフト時間サイクルが短縮
してコイル搬送台車の稼働効率が高まり、装置全体の搬
送能力を高められる。
行用リニア同期モータの駆動を停止し、コイル搬送台車
を他方の台車走行軌道上に乗せ、横行用ガイドレールを
退避位置へ移動させることによって、コイル搬送台車を
他方の台車走行軌道上へ磁気浮上走行させ、同時に元の
台車走行軌道の台車横行装置上に後続のコイル搬送台車
を乗入れることができる。即ち、横行用リニア同期モー
タによるコイル搬送台車の一方向への横送り操作の終了
毎に、次のコイル搬送台車を横行装置上へ受入れ可能に
なり、コイル搬送台車の横行シフト時間サイクルが短縮
してコイル搬送台車の稼働効率が高まり、装置全体の搬
送能力を高められる。
【0014】また、コイル搬送台車は、各列の台車走行
軌道のリニア同期モータの駆動により、コイル搬送台車
が車輪で走行軌道を転がる状態で走行移動し、横行装置
上の定位置で走行用リニア同期モータを停止し、続いて
横行用リニア同期モータを駆動することにより、コイル
搬送台車が磁気浮上で他方の台車走行路側の位置へ横行
シフトされる。
軌道のリニア同期モータの駆動により、コイル搬送台車
が車輪で走行軌道を転がる状態で走行移動し、横行装置
上の定位置で走行用リニア同期モータを停止し、続いて
横行用リニア同期モータを駆動することにより、コイル
搬送台車が磁気浮上で他方の台車走行路側の位置へ横行
シフトされる。
【0015】
【実施例】図1乃至図4に基づいて本発明の第1実施例
を説明する。図1は横行装置部付近の概略の斜視図、図
2は図1中のII-II 線矢視図、図3は図2中のIII-III
線矢視図、図4は図2中のIV-IV 線矢視図である。
を説明する。図1は横行装置部付近の概略の斜視図、図
2は図1中のII-II 線矢視図、図3は図2中のIII-III
線矢視図、図4は図2中のIV-IV 線矢視図である。
【0016】図1乃至図4において、5は2本のレール
をもって1列となす2列の平行な走行レーンとしての台
車走行軌道、5bは台車走行軌道用の基礎、6は2列の
台車走行軌道5の端近くに設けた台車横行装置、11は
2列の台車走行軌道5を分断し基礎上に直角方向に敷設
した台車横行用の2本の平行なリニア同期モータ(磁気
手段)、12はこの2本の平行なリニア同期モータ11
と上下に対向し得る配置でコイル搬送台車7の前後の対
称位置下面に設けたリニア横行用の永久磁石(磁気手
段)、5cは2列の平行なリニア同期モータ11間に分
断状態に固定配置した走行軌道である。
をもって1列となす2列の平行な走行レーンとしての台
車走行軌道、5bは台車走行軌道用の基礎、6は2列の
台車走行軌道5の端近くに設けた台車横行装置、11は
2列の台車走行軌道5を分断し基礎上に直角方向に敷設
した台車横行用の2本の平行なリニア同期モータ(磁気
手段)、12はこの2本の平行なリニア同期モータ11
と上下に対向し得る配置でコイル搬送台車7の前後の対
称位置下面に設けたリニア横行用の永久磁石(磁気手
段)、5cは2列の平行なリニア同期モータ11間に分
断状態に固定配置した走行軌道である。
【0017】また、13は台車走行軌道5と分断走行軌
道5cとに乗移り可能な間隔でコイル搬送台車7に設け
た8輪の走行車輪、14はコイル搬送台車7の両端面に
設けた各2個の水平ガイドローラである。走行車輪13
は、8輪の全部を駆動輪とするか、または各隅の各1対
を駆動輪として設ける。
道5cとに乗移り可能な間隔でコイル搬送台車7に設け
た8輪の走行車輪、14はコイル搬送台車7の両端面に
設けた各2個の水平ガイドローラである。走行車輪13
は、8輪の全部を駆動輪とするか、または各隅の各1対
を駆動輪として設ける。
【0018】図2及び図3において、15は台車横行装
置6の横行位置にコイル搬送台車7を停止した状態下
で、コイル搬送台車7の両端の水平ガイドローラ14と
対向する水平位置と垂直な退避位置との間に図示しない
モータ又はシリンダ等の駆動系で移動可能に設けた回動
式の第2走行レーンとしての横行用ガイドレール、16
は横行用ガイドレール15の支持台、17はコイル搬送
台車7に設けた集電子、18は基礎上に固定架設した給
電用のトロリー線である。
置6の横行位置にコイル搬送台車7を停止した状態下
で、コイル搬送台車7の両端の水平ガイドローラ14と
対向する水平位置と垂直な退避位置との間に図示しない
モータ又はシリンダ等の駆動系で移動可能に設けた回動
式の第2走行レーンとしての横行用ガイドレール、16
は横行用ガイドレール15の支持台、17はコイル搬送
台車7に設けた集電子、18は基礎上に固定架設した給
電用のトロリー線である。
【0019】図3において、19はコイル搬送台車7の
両端下面沿いに設けた下向きの被支持部材、20は台車
横行手段6上の定位置にコイル搬送台車7が停止した状
態下で、前期搬送台車7の下向きの被支持部材19の下
に僅かな間隙を保つように各台車走行軌道5、5c間に
リニア同期モータ11と平行方向に分断して固定配置し
たレール上の台車支持盤である。
両端下面沿いに設けた下向きの被支持部材、20は台車
横行手段6上の定位置にコイル搬送台車7が停止した状
態下で、前期搬送台車7の下向きの被支持部材19の下
に僅かな間隙を保つように各台車走行軌道5、5c間に
リニア同期モータ11と平行方向に分断して固定配置し
たレール上の台車支持盤である。
【0020】上記構成の搬送台車装置の作用を説明す
る。コイル搬送台車7には、図9で示した搬送コンベア
ー3側の移載機4により圧延コイル8が搭載される。コ
イル搬送台車7は貯蔵ヤード1から離れた側の台車走行
軌道5を矢印方向へ8個の走行車輪13の駆動で分断走
行軌道5c上を揺動なく乗移り走行移動し、台車横行装
置6上の定位置(コイル搬送台車7上の2個の永久磁石
12と、基礎上の2列の平行なリニア同期モータ11と
が、上下に一致する位置)に位置決めセンサー等を用い
て自動停止させる。
る。コイル搬送台車7には、図9で示した搬送コンベア
ー3側の移載機4により圧延コイル8が搭載される。コ
イル搬送台車7は貯蔵ヤード1から離れた側の台車走行
軌道5を矢印方向へ8個の走行車輪13の駆動で分断走
行軌道5c上を揺動なく乗移り走行移動し、台車横行装
置6上の定位置(コイル搬送台車7上の2個の永久磁石
12と、基礎上の2列の平行なリニア同期モータ11と
が、上下に一致する位置)に位置決めセンサー等を用い
て自動停止させる。
【0021】この位置へのコイル搬送台車7の停止と、
台車横行手段6上の貯蔵ヤード1側の分断走行軌道5c
上に先行するコイル搬送台車7が居ないことを確認し
て、横行用ガイドレール15を水平位置に回動してセッ
トする。2列のリニア同期モータ11を矢印方向へ送り
駆動し、台車走行軌道5と走行車輪13が確実に接触し
なくなる程度にコイル搬送台車7を磁気浮上させ横行移
動する。
台車横行手段6上の貯蔵ヤード1側の分断走行軌道5c
上に先行するコイル搬送台車7が居ないことを確認し
て、横行用ガイドレール15を水平位置に回動してセッ
トする。2列のリニア同期モータ11を矢印方向へ送り
駆動し、台車走行軌道5と走行車輪13が確実に接触し
なくなる程度にコイル搬送台車7を磁気浮上させ横行移
動する。
【0022】このとき、コイル搬送台車7の空荷時重量
を10ton、搭載する圧延コイル8の最大重量を40
ton、磁気浮上力を1kg/cm2 とした場合、コイ
ル搬送台車7上のリニア用の一対の永久磁石12の必要
面積は、5m2 程度となり、幅1m×長さ2〜2.5m
程度の永久磁石12をコイル搬送台車7の下面に2個設
けることによって、圧延コイル8を搭載したコイル搬送
台車7を磁気浮上移動させることができる。
を10ton、搭載する圧延コイル8の最大重量を40
ton、磁気浮上力を1kg/cm2 とした場合、コイ
ル搬送台車7上のリニア用の一対の永久磁石12の必要
面積は、5m2 程度となり、幅1m×長さ2〜2.5m
程度の永久磁石12をコイル搬送台車7の下面に2個設
けることによって、圧延コイル8を搭載したコイル搬送
台車7を磁気浮上移動させることができる。
【0023】2列のリニア同期モータ11の送り駆動開
始で、コイル8を搭載した(または空荷の)コイル搬送
台車7が磁気浮上し、且つリニア同期モータ11の交互
に並ぶN極コイル・S極コイルへ、図4の上→下方向へ
順に通電される。これによりコイル搬送台車7が毎秒
0.8m〜3m程度の速度で磁気反力により横行移動す
る。他方の台車走行軌道5に位置合わせしてリニア同期
モータ11の駆動を停止することにより、コイル搬送台
車7が他方の台車走行軌道5上に横送りシフトされる。
始で、コイル8を搭載した(または空荷の)コイル搬送
台車7が磁気浮上し、且つリニア同期モータ11の交互
に並ぶN極コイル・S極コイルへ、図4の上→下方向へ
順に通電される。これによりコイル搬送台車7が毎秒
0.8m〜3m程度の速度で磁気反力により横行移動す
る。他方の台車走行軌道5に位置合わせしてリニア同期
モータ11の駆動を停止することにより、コイル搬送台
車7が他方の台車走行軌道5上に横送りシフトされる。
【0024】この状態で、横行用ガイドレール15を垂
直方向の退避位置へ移動させると、他方の台車走行軌道
5上のコイル搬送台車7は、貯蔵ヤード1側へ自走し、
且つ台車横行手段6上の受入れ側に、後続のコイル搬送
台車7の進入が可能になる。台車7の磁気浮上及び横行
移動中に、電源の予期しない停止等により、浮上力が解
消し台車が降下した場合には、僅かな降下で、台車7の
端部下面の下向きの被支持部材19がレール上の支持盤
20に接し、安全に支持される。
直方向の退避位置へ移動させると、他方の台車走行軌道
5上のコイル搬送台車7は、貯蔵ヤード1側へ自走し、
且つ台車横行手段6上の受入れ側に、後続のコイル搬送
台車7の進入が可能になる。台車7の磁気浮上及び横行
移動中に、電源の予期しない停止等により、浮上力が解
消し台車が降下した場合には、僅かな降下で、台車7の
端部下面の下向きの被支持部材19がレール上の支持盤
20に接し、安全に支持される。
【0025】上述した搬送台車装置によると、台車横行
装置6の機械装置が著しくシンプル且つコンパクトにな
り、設置面積を減少でき、また、複雑な機械部分が少な
いため、保守の作業と費用が少なくなる。また、台車横
行装置6上から先行するコイル搬送台車7が居なくなる
と、直ぐ後続のコイル搬送台車7が進入可能になるので
稼働効率が良くなり、装置全体の搬送能力を高めること
ができる。
装置6の機械装置が著しくシンプル且つコンパクトにな
り、設置面積を減少でき、また、複雑な機械部分が少な
いため、保守の作業と費用が少なくなる。また、台車横
行装置6上から先行するコイル搬送台車7が居なくなる
と、直ぐ後続のコイル搬送台車7が進入可能になるので
稼働効率が良くなり、装置全体の搬送能力を高めること
ができる。
【0026】次に図5乃至図8に基づいて本発明の第二
実施例を説明する。図5は台車横行装置部分の斜視図、
図6は図5中のVI-VI 線矢視図、図7は図6中のVII-VI
I 線矢視図、図8は図6中のVIII-VIII 線矢視図であ
る。この実施例は、搬送台車装置2の台車走行軌道5側
と、台車横行装置6側の両方に磁気手段としてのリニア
同期モータ方式を適用した構成である。
実施例を説明する。図5は台車横行装置部分の斜視図、
図6は図5中のVI-VI 線矢視図、図7は図6中のVII-VI
I 線矢視図、図8は図6中のVIII-VIII 線矢視図であ
る。この実施例は、搬送台車装置2の台車走行軌道5側
と、台車横行装置6側の両方に磁気手段としてのリニア
同期モータ方式を適用した構成である。
【0027】図5及び図8において、22は搬送台車装
置2の水平な基盤、5は基盤22上に配置した台車走行
軌道、6は台車走行軌道5の端近くに配置した第一実施
例と同様な一対の平行なリニア同期モータ11を具えた
台車横行装置である。23は一対のリニア同期モータ1
1列上のN極(またはS極)を共用し、同一高さで各台
車走行軌道5の基盤22間隔部内に敷設した各一列の台
車走行用リニア同期モータである。横行用又は走行用に
共用するリニア同期モータ列上のN極(またはS極)
は、リニア同期モータ11の制御、または台車走行用リ
ニア同期モータ23の制御の両方に応動するように設け
る。
置2の水平な基盤、5は基盤22上に配置した台車走行
軌道、6は台車走行軌道5の端近くに配置した第一実施
例と同様な一対の平行なリニア同期モータ11を具えた
台車横行装置である。23は一対のリニア同期モータ1
1列上のN極(またはS極)を共用し、同一高さで各台
車走行軌道5の基盤22間隔部内に敷設した各一列の台
車走行用リニア同期モータである。横行用又は走行用に
共用するリニア同期モータ列上のN極(またはS極)
は、リニア同期モータ11の制御、または台車走行用リ
ニア同期モータ23の制御の両方に応動するように設け
る。
【0028】コイル搬送台車7には、両端部下面に下向
き被支持部材19を設け、磁気浮上して横行するコイル
搬送台車7の下向き被支持部材19と対向する配置で、
リニア同期モータ11と平行に、基盤22上にレール上
の台車支持盤20を固定配置している。また、コイル搬
送台車7の8輪の走行車輪13は、駆動装置を持たない
ブレーキ付きの車輪で構成し、コイル搬送台車7に設け
る一対の永久磁石12は、走行用及び台車走行用リニア
同期モータ23とリニア同期モータ11の両方に兼用す
るため、平面十字形の形状で設ける。
き被支持部材19を設け、磁気浮上して横行するコイル
搬送台車7の下向き被支持部材19と対向する配置で、
リニア同期モータ11と平行に、基盤22上にレール上
の台車支持盤20を固定配置している。また、コイル搬
送台車7の8輪の走行車輪13は、駆動装置を持たない
ブレーキ付きの車輪で構成し、コイル搬送台車7に設け
る一対の永久磁石12は、走行用及び台車走行用リニア
同期モータ23とリニア同期モータ11の両方に兼用す
るため、平面十字形の形状で設ける。
【0029】また、コイル搬送台車7の両端には、第一
実施例と同様に各2個の水平ガイドローラ14を設け、
基盤22上に水平ガイドローラ14と係合する配置で回
動式の横行用ガイドレール15を設けて構成する。
実施例と同様に各2個の水平ガイドローラ14を設け、
基盤22上に水平ガイドローラ14と係合する配置で回
動式の横行用ガイドレール15を設けて構成する。
【0030】上記構成の搬送台車装置の作用を説明す
る。コイル搬送台車7上に、図9の搬送コンベアー3側
の移載機4により圧延コイル8が搭載される。圧延コイ
ル8を搭載したコイル搬送台車7は、台車走行用リニア
同期モータ23の駆動制御により、左回りに台車走行軌
道5上を走行移動し、台車横行手段6の中心位置にコイ
ル搬送台車7の中心を合わせて停止する。
る。コイル搬送台車7上に、図9の搬送コンベアー3側
の移載機4により圧延コイル8が搭載される。圧延コイ
ル8を搭載したコイル搬送台車7は、台車走行用リニア
同期モータ23の駆動制御により、左回りに台車走行軌
道5上を走行移動し、台車横行手段6の中心位置にコイ
ル搬送台車7の中心を合わせて停止する。
【0031】この位置で、コイル搬送台車7の一対の十
字形の永久磁石12が、台車走行用リニア同期モータ2
4とリニア同期モータ11の両方の交差部と対向する状
態となる。次いで、リニア同期モータ11の駆動制御
と、横行用ガイドレール15と端面各2個の水平ガイド
ローラ14による案内で、コイル搬送台車7が移載機4
側の台車走行軌道5の位置から貯蔵ヤード1側の台車走
行軌道5の位置へ磁気浮上して横行移動し、コイル搬送
台車7の中心を合わせて停止し、横行シフトされる。
字形の永久磁石12が、台車走行用リニア同期モータ2
4とリニア同期モータ11の両方の交差部と対向する状
態となる。次いで、リニア同期モータ11の駆動制御
と、横行用ガイドレール15と端面各2個の水平ガイド
ローラ14による案内で、コイル搬送台車7が移載機4
側の台車走行軌道5の位置から貯蔵ヤード1側の台車走
行軌道5の位置へ磁気浮上して横行移動し、コイル搬送
台車7の中心を合わせて停止し、横行シフトされる。
【0032】次いで、横行用ガイドレール15を垂直な
退避位置へ回動する。貯蔵ヤード1側の台車走行軌道5
側の台車走行用リニア同期モータ23の駆動制御によ
り、コイル搬送台車7を貯蔵ヤード1の任意の位置へ走
行し停止し、コイル搬送台車7上の圧延コイル8を貯蔵
ヤード1側の移載機により取上げ、貯蔵ヤード1内の指
定位置へ格納する。
退避位置へ回動する。貯蔵ヤード1側の台車走行軌道5
側の台車走行用リニア同期モータ23の駆動制御によ
り、コイル搬送台車7を貯蔵ヤード1の任意の位置へ走
行し停止し、コイル搬送台車7上の圧延コイル8を貯蔵
ヤード1側の移載機により取上げ、貯蔵ヤード1内の指
定位置へ格納する。
【0033】上記構成の搬送台車装置によると、コイル
搬送台車7上に走行駆動装置を搭載する必要がなく、ま
た、集電子や給電用トロリー線が不要となり、コイル搬
送台車7の走行及び横行駆動系の全体に複雑な機械部品
を使用する必要がなくなり、搬送台車装置2の全体がシ
ンプルに且つコンパクトになり、第一実施例の装置で得
られた作用・効果を一層高めることができる。
搬送台車7上に走行駆動装置を搭載する必要がなく、ま
た、集電子や給電用トロリー線が不要となり、コイル搬
送台車7の走行及び横行駆動系の全体に複雑な機械部品
を使用する必要がなくなり、搬送台車装置2の全体がシ
ンプルに且つコンパクトになり、第一実施例の装置で得
られた作用・効果を一層高めることができる。
【0034】尚、上述した実施例では搬送台車装置を圧
延コイル8を貯蔵ヤード1に対して搬送するものに適用
した例を挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、同
一形態の他の製品や荷を扱う貯蔵ヤードにも台車型式を
変更して適用するこができるものである。
延コイル8を貯蔵ヤード1に対して搬送するものに適用
した例を挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、同
一形態の他の製品や荷を扱う貯蔵ヤードにも台車型式を
変更して適用するこができるものである。
【0035】
【発明の効果】本発明の搬送台車装置は、複数の走行レ
ーンと該走行レーンを走行する搬送台車とを備えた搬送
台車装置において、前記搬送台車が走行可能で前記走行
レーンに対応して前記走行レーンと交差してそれぞれ設
けられる第2走行レーンと、前記搬送台車と前記第2走
行レーンとの間に設けられ前記第2走行レーンに対して
前記搬送台車を磁気浮上走行させる磁気手段とからなる
ので、磁気手段によって搬送台車を第2走行レーンとの
間で磁気浮上走行させることで、搬送台車を複数の走行
レーンの間で移動させることができる。この結果、台車
横行装置の構成をシンプルに且つコンパクトにし、複雑
な機械部分を減少して設備及び保守費用を少なくし、設
備の稼働効率を著しく高めることが可能となる。
ーンと該走行レーンを走行する搬送台車とを備えた搬送
台車装置において、前記搬送台車が走行可能で前記走行
レーンに対応して前記走行レーンと交差してそれぞれ設
けられる第2走行レーンと、前記搬送台車と前記第2走
行レーンとの間に設けられ前記第2走行レーンに対して
前記搬送台車を磁気浮上走行させる磁気手段とからなる
ので、磁気手段によって搬送台車を第2走行レーンとの
間で磁気浮上走行させることで、搬送台車を複数の走行
レーンの間で移動させることができる。この結果、台車
横行装置の構成をシンプルに且つコンパクトにし、複雑
な機械部分を減少して設備及び保守費用を少なくし、設
備の稼働効率を著しく高めることが可能となる。
【0036】また、本発明の搬送台車装置は、前記磁気
手段は、前記搬送台車の下面に設けた1組の永久磁石
と、前記永久磁石の下面と対向して複数の前記走行レー
ンの分断部の間に前記走行レーンに交差して連続固定敷
設されたリニア同期モータと、前記複数の走行レーンの
搬送台車走行方向に連続して固定敷設され前記リニア同
期モータと同一レベルまたはほぼ同一レベルの台車走行
用リニア同期モータとにより構成されているので、搬送
台車を走行レーンに沿って磁気浮上走行させることがで
きる。この結果、台車走行装置と台車横行装置を含む搬
送台車装置の全体の複雑な機械部分をより一層減少し、
設備及び保守コストをより一層低減し、設備の稼働効率
をより一層高めることが可能となる。
手段は、前記搬送台車の下面に設けた1組の永久磁石
と、前記永久磁石の下面と対向して複数の前記走行レー
ンの分断部の間に前記走行レーンに交差して連続固定敷
設されたリニア同期モータと、前記複数の走行レーンの
搬送台車走行方向に連続して固定敷設され前記リニア同
期モータと同一レベルまたはほぼ同一レベルの台車走行
用リニア同期モータとにより構成されているので、搬送
台車を走行レーンに沿って磁気浮上走行させることがで
きる。この結果、台車走行装置と台車横行装置を含む搬
送台車装置の全体の複雑な機械部分をより一層減少し、
設備及び保守コストをより一層低減し、設備の稼働効率
をより一層高めることが可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係る搬送台車装置の部分的
な斜視図。
な斜視図。
【図2】図1中のII-II 線矢視図。
【図3】図2中のIII-III 線矢視図。
【図4】図2中のIV-IV 線矢視図。
【図5】本発明の第二実施例に係る搬送台車装置の部分
的な斜視図。
的な斜視図。
【図6】図5中のVI-VI 線矢視図。
【図7】図6中のVII-VII 線矢視図。
【図8】図6中のVIII-VIII 線矢視の平面図。
【図9】貯蔵ヤードと搬送台車装置の概略の全体平面
図。
図。
【図10】従来の搬送台車装置の部分的な斜視図。
【図11】図10中のXI-XI 線矢視図。
【図12】図11中のXII-XII 線矢視図。
1 貯蔵ヤード 2 搬送台車装置 3 搬送コンベア 4 移載機 5 台車走行軌道 5b 軌道用基礎 5c 分断走行軌道 6 台車横行装置 7 コイル搬送台車 8 圧延コイル 11 リニア同期モータ 12 永久磁石 13 走行車輪 14 水平ガイドローラ 15 横行用ガイドレール 16 ガイドレール支持台 17 集電子 18 給電用トロリー線 19 下向き被支持部材 20 レール上台車支持盤 22 基盤 23 台車走行用リニア同期モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65G 35/00 B65G 47/52 101A 47/52 101 54/02 54/02 B60L 13/02 Q
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の走行レーンと該走行レーンを走行
する搬送台車とを備えた搬送台車装置において、前記搬
送台車が走行可能で前記走行レーンに対応して前記走行
レーンと交差してそれぞれ設けられる第2走行レーン
と、前記搬送台車と前記第2走行レーンとの間に設けら
れ前記第2走行レーンに対して前記搬送台車を磁気浮上
走行させる磁気手段とからなることを特徴とする搬送台
車装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記磁気手段は、前
記搬送台車の下面に設けた1組の永久磁石と、前記永久
磁石の下面と対向して複数の前記走行レーンの分断部の
間に前記走行レーンに交差して連続固定敷設されたリニ
ア同期モータと、前記複数の走行レーンの搬送台車走行
方向に連続して固定敷設され前記リニア同期モータと同
一レベルまたはほぼ同一レベルの台車走行用リニア同期
モータとにより構成されていることを特徴とする搬送台
車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9096955A JPH10287233A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 搬送台車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9096955A JPH10287233A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 搬送台車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10287233A true JPH10287233A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14178707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9096955A Withdrawn JPH10287233A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 搬送台車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10287233A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007106147A (ja) * | 2005-10-11 | 2007-04-26 | Nippon Steel Corp | 圧延コイル搬送台車 |
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-
1997
- 1997-04-15 JP JP9096955A patent/JPH10287233A/ja not_active Withdrawn
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |