JPH10284804A - 半導体レーザモジュール - Google Patents
半導体レーザモジュールInfo
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- JPH10284804A JPH10284804A JP8832497A JP8832497A JPH10284804A JP H10284804 A JPH10284804 A JP H10284804A JP 8832497 A JP8832497 A JP 8832497A JP 8832497 A JP8832497 A JP 8832497A JP H10284804 A JPH10284804 A JP H10284804A
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- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/484—Connecting portions
- H01L2224/48463—Connecting portions the connecting portion on the bonding area of the semiconductor or solid-state body being a ball bond
- H01L2224/48465—Connecting portions the connecting portion on the bonding area of the semiconductor or solid-state body being a ball bond the other connecting portion not on the bonding area being a wedge bond, i.e. ball-to-wedge, regular stitch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速通信時の共振問題への対応と、LDの冷
却性能の両立が難しい。 【解決手段】 金属製パッケージ1内の電子冷却素子2
の冷却面3にベース4を設け、同ベース4の上にチップ
キャリア5を介して半導体レーザ素子6を設け、前記金
属製パッケージ1とベース4との間又は/及び金属製パ
ッケージ1と半導体レーザ素子6の上面電極7との間の
いずれか一方又は双方をボンディングワイヤ8により配
線してなる半導体レーザモジュールにおいて、前記ベー
ス4に導電性を有し且つ熱伝導率の低い断熱性材料層9
を設け、この断熱性材料層9にボンディングワイヤ8を
ボンディングする。
却性能の両立が難しい。 【解決手段】 金属製パッケージ1内の電子冷却素子2
の冷却面3にベース4を設け、同ベース4の上にチップ
キャリア5を介して半導体レーザ素子6を設け、前記金
属製パッケージ1とベース4との間又は/及び金属製パ
ッケージ1と半導体レーザ素子6の上面電極7との間の
いずれか一方又は双方をボンディングワイヤ8により配
線してなる半導体レーザモジュールにおいて、前記ベー
ス4に導電性を有し且つ熱伝導率の低い断熱性材料層9
を設け、この断熱性材料層9にボンディングワイヤ8を
ボンディングする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信で送信器とし
て用いられる半導体レーザモジュールに関するものであ
り、特に高速通信での利用に適したものである。
て用いられる半導体レーザモジュールに関するものであ
り、特に高速通信での利用に適したものである。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザ素子(レーザダイオード:
LD)は温度による性能の変動が大きく、安定したレー
ザ発振には電子冷却素子(ペルチェ素子)による温度制
御が必要である。図4は電子冷却素子2を備える半導体
レーザモジュールの一例であり、LD6や電子冷却素子
2を同冷却素子2の放熱器としても機能する金属製パッ
ケージ1内に集約してモジュール化したものである。金
属製パッケージ1内には電子冷却素子2が取り付けら
れ、この電子冷却素子2の冷却面3に熱伝導率が高く且
つ電気伝導性を有する薄いベース4が取り付けられ、こ
のベース4の上に同じく熱伝導率が高く電気伝導性を有
するチップキャリア5が設けられ、このチップキャリア
5の上にLD6が設けられている。ここでLD6の下面
電極はチップキャリア5を通じてベース4と電気的な導
通関係を持たせてある。前記ベース4の上には、LD6
の温度をモニタするサーミスタ12やLD6の光をモニ
タする受光素子(フォトダイオード:PD)13も設け
られている。またこの金属製パッケージ1には、LD6
の光をモジュール外部の光ファイバ14に導くための光
学系も設けられ、モジュール1内は第1のレンズ15と
光アイソレータ16で構成され、金属製パッケージ1に
光アイソレータ16より出力される光を外に出力させる
ための窓が形成され、モジュール外は第2のレンズ17
と光ファイバ14で構成されている。またさらに、金属
製パッケージ1内には2本のボンディングワイヤ(通常
はAu線)8が配線されており(実際はサーミスタ12
やPD13用の線もあるがこれらは省略)、うち1本は
ベース4(LD5の下面電極と導通)と金属製パッケー
ジ1の内部端子20とを接続しており、残り1本は金属
製パッケージ1の内部端子20とLD6の上面電極10
とを接続している。また、ワイヤボンディングの長さを
短くしたい場合には、チップキャリア5に配線を印刷
し、金属製パッケージ1の内部端子20から配線付きの
チップキャリア5にワイヤボンディング接続し、配線付
きのチップキャリア5からLD6へワイヤボンディング
接続する場合もある。夫々、金属製パッケージ1の内部
端子20は外部端子21と接続されて、これらの外部端
子21からLD6の上下両面の電極へ変調電流を印加で
きるようにしてある。なお、金属製パッケージ1の内部
端子20のうち、LD6の下面電極と電気的に接続され
る端子は金属製パッケージ1と接地されてケースグラウ
ンドとなっている。
LD)は温度による性能の変動が大きく、安定したレー
ザ発振には電子冷却素子(ペルチェ素子)による温度制
御が必要である。図4は電子冷却素子2を備える半導体
レーザモジュールの一例であり、LD6や電子冷却素子
2を同冷却素子2の放熱器としても機能する金属製パッ
ケージ1内に集約してモジュール化したものである。金
属製パッケージ1内には電子冷却素子2が取り付けら
れ、この電子冷却素子2の冷却面3に熱伝導率が高く且
つ電気伝導性を有する薄いベース4が取り付けられ、こ
のベース4の上に同じく熱伝導率が高く電気伝導性を有
するチップキャリア5が設けられ、このチップキャリア
5の上にLD6が設けられている。ここでLD6の下面
電極はチップキャリア5を通じてベース4と電気的な導
通関係を持たせてある。前記ベース4の上には、LD6
の温度をモニタするサーミスタ12やLD6の光をモニ
タする受光素子(フォトダイオード:PD)13も設け
られている。またこの金属製パッケージ1には、LD6
の光をモジュール外部の光ファイバ14に導くための光
学系も設けられ、モジュール1内は第1のレンズ15と
光アイソレータ16で構成され、金属製パッケージ1に
光アイソレータ16より出力される光を外に出力させる
ための窓が形成され、モジュール外は第2のレンズ17
と光ファイバ14で構成されている。またさらに、金属
製パッケージ1内には2本のボンディングワイヤ(通常
はAu線)8が配線されており(実際はサーミスタ12
やPD13用の線もあるがこれらは省略)、うち1本は
ベース4(LD5の下面電極と導通)と金属製パッケー
ジ1の内部端子20とを接続しており、残り1本は金属
製パッケージ1の内部端子20とLD6の上面電極10
とを接続している。また、ワイヤボンディングの長さを
短くしたい場合には、チップキャリア5に配線を印刷
し、金属製パッケージ1の内部端子20から配線付きの
チップキャリア5にワイヤボンディング接続し、配線付
きのチップキャリア5からLD6へワイヤボンディング
接続する場合もある。夫々、金属製パッケージ1の内部
端子20は外部端子21と接続されて、これらの外部端
子21からLD6の上下両面の電極へ変調電流を印加で
きるようにしてある。なお、金属製パッケージ1の内部
端子20のうち、LD6の下面電極と電気的に接続され
る端子は金属製パッケージ1と接地されてケースグラウ
ンドとなっている。
【0003】前記の半導体レーザモジュールでは、LD
6の発光中、サーミスタ12でLD6近傍の温度がモニ
タされ、この温度情報に基づいて制御される電子冷却素
子2によりLD6の温度が適切に制御され、安定したレ
ーザ発振が実現されるようになっている。なお、前記半
導体レーザモジュールでは、電子冷却素子2による冷却
効果を高めるため、ベース4に熱伝導率の高い材料を使
用するとか、ベース4の板厚を薄くする等の配慮もなさ
れている。この他、LD6の光を正確に光ファイバ14
に結合できるよう、LD6、第1のレンズ15、光アイ
ソレータ16、第2のレンズ17、光ファイバ14等の
位置がベース4上のLD6を基準にして精密に設定され
ている。
6の発光中、サーミスタ12でLD6近傍の温度がモニ
タされ、この温度情報に基づいて制御される電子冷却素
子2によりLD6の温度が適切に制御され、安定したレ
ーザ発振が実現されるようになっている。なお、前記半
導体レーザモジュールでは、電子冷却素子2による冷却
効果を高めるため、ベース4に熱伝導率の高い材料を使
用するとか、ベース4の板厚を薄くする等の配慮もなさ
れている。この他、LD6の光を正確に光ファイバ14
に結合できるよう、LD6、第1のレンズ15、光アイ
ソレータ16、第2のレンズ17、光ファイバ14等の
位置がベース4上のLD6を基準にして精密に設定され
ている。
【0004】ところで前記半導体レーザモジュールは、
高速通信に使用する場合、即ちLD6に印加する変調電
流の周波数を高くする場合、次のような問題が発生す
る。図5は半導体レーザモジュールの簡略化された電気
的等価回路であり、これによるとボンディングワイヤ8
(LD6の下面電極側)が持つインダクタンスLと電子
冷却素子2が持つキャパシタンスCとで並列共振回路L
Cが構成されることから、LD6の変調電流の周波数が
高くなると、並列共振回路LCの共振周波数(f=1/
(2π・sqr(LC)))にLD6の使用周波数が入
り込み、LD6が正常に機能しなくなることがある。
高速通信に使用する場合、即ちLD6に印加する変調電
流の周波数を高くする場合、次のような問題が発生す
る。図5は半導体レーザモジュールの簡略化された電気
的等価回路であり、これによるとボンディングワイヤ8
(LD6の下面電極側)が持つインダクタンスLと電子
冷却素子2が持つキャパシタンスCとで並列共振回路L
Cが構成されることから、LD6の変調電流の周波数が
高くなると、並列共振回路LCの共振周波数(f=1/
(2π・sqr(LC)))にLD6の使用周波数が入
り込み、LD6が正常に機能しなくなることがある。
【0005】そこでこのような高速通信時の共振問題を
解決すべく図6に示す半導体レーザモジュールや、特開
昭63−2599号及び特開平4−225587号に記
載の半導体レーザモジュールが開発された。
解決すべく図6に示す半導体レーザモジュールや、特開
昭63−2599号及び特開平4−225587号に記
載の半導体レーザモジュールが開発された。
【0006】図6のものは、金属製パッケージ1内にあ
るボンディングワイヤ8のうち、ベース4と配線される
下面電極側のボンディングワイヤ8についてその数を増
やし、並列共振回路LCにおけるインダクスタンスLを
小さくして、共振周波数をLD6の使用周波数帯域より
高い帯域側に移動することにより、LD6を高周波でも
動作するようにしたものである。
るボンディングワイヤ8のうち、ベース4と配線される
下面電極側のボンディングワイヤ8についてその数を増
やし、並列共振回路LCにおけるインダクスタンスLを
小さくして、共振周波数をLD6の使用周波数帯域より
高い帯域側に移動することにより、LD6を高周波でも
動作するようにしたものである。
【0007】特開昭63−25993号及び特開平4−
225587号に記載のものは図7に示すように、金属
製パッケージ1内に配線するボンディングワイヤ8のう
ち、ベース4と配線される下面電極側のボンディングワ
イヤ8を電気伝導性を有する断熱材19を用いて構成
し、同断熱材19のインダクスタンスLを小さくする働
きから、LD6を高周波でも動作するようにしたもので
ある。
225587号に記載のものは図7に示すように、金属
製パッケージ1内に配線するボンディングワイヤ8のう
ち、ベース4と配線される下面電極側のボンディングワ
イヤ8を電気伝導性を有する断熱材19を用いて構成
し、同断熱材19のインダクスタンスLを小さくする働
きから、LD6を高周波でも動作するようにしたもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし図6に示した半
導体レーザモジュールは次のような問題を持つ。 1.ベース4の上にチップキャリア5を介して乗せられ
た厚み1mm程度のLD6の上面電極10と、前記ベー
ス4の上面とは同一の高さになりえず、LD6の上面電
極7へのボンディングとベース4へのボンディングとを
異なる高さで行わなければならない。従って、ボンディ
ング装置に機構の複雑なものが必要とされ、それが製品
コストを引き上げる一つの要因となっている。 2.金属製パッケージ1とベース4間のボンディングワ
イヤ8の数が増えると、両者間で熱移動がしやすくな
り、結果、電子冷却素子2の放熱により加熱される金属
製パッケージ1からベース4へ熱が移動して、電子冷却
素子2によるLD6の冷却能力が低下する。
導体レーザモジュールは次のような問題を持つ。 1.ベース4の上にチップキャリア5を介して乗せられ
た厚み1mm程度のLD6の上面電極10と、前記ベー
ス4の上面とは同一の高さになりえず、LD6の上面電
極7へのボンディングとベース4へのボンディングとを
異なる高さで行わなければならない。従って、ボンディ
ング装置に機構の複雑なものが必要とされ、それが製品
コストを引き上げる一つの要因となっている。 2.金属製パッケージ1とベース4間のボンディングワ
イヤ8の数が増えると、両者間で熱移動がしやすくな
り、結果、電子冷却素子2の放熱により加熱される金属
製パッケージ1からベース4へ熱が移動して、電子冷却
素子2によるLD6の冷却能力が低下する。
【0009】また、特開昭63−25993号及び特開
平4−225587号に記載のものは次のような問題を
持つ。 1.ボンディングワイヤ8に代わり固体状の断熱材19
を使用するには、その接続のために金属製パッケージ1
とベース4との間の隙間を厳密に規定しなければならな
いが、部品加工に伴う不可避的なばらつきは避けられ
ず、加工精度の問題や電気的な接続不良の問題がある。 2.ベース4はLD6の光を光ファイバ14に結合させ
るための光学系(図では大幅に簡略化されている)を乗
せており、この結合を完全にするためある程度の位置調
整が必要となるが、断熱材19の正確な接続のためにベ
ース4の位置調整が規制されると、結合不良が生じた場
合、光学系の調整作業に多大な時間が必要となる。 3.べース3を金属製パッケージ1に固定した後に、断
熱材19を固定しようとすると、電子冷却素子2の組み
立てに使用されたはんだより低温のはんだを用いて電子
冷却素子2を金属製パッケージ1に固定し、続いてさら
に低温のはんだを用いて電子冷却素子2にベース4を固
定し、さらにこの後に取り付けられる断熱材19におい
てはより低温のはんだを用いなければならず、融点の異
なるはんだを何種類も必要とする。しかも各行程におけ
るはんだの融点管理も厳密に行わなければならず、作業
性を劣化させる。 4.断熱材19か熱伝導率の低い材料であっても、ワイ
ヤ等と比較すれば相当なる断面積を有し、金属製パッケ
ージ1からベース4への熱流入量は大きく低下させるこ
とはできない。なお、断熱材19の断面積を小さくしよ
うとすると、断熱材19が細くなり、金属製パッケージ
1とベース4との接合作業が困難になる。 5.断熱材19にセラミックスを用いると、その表面が
Auメッキでも、寄生誘電成分や寄生容量成分があっ
て、高い周波数に対しては導電体として十分に機能しな
くなる。
平4−225587号に記載のものは次のような問題を
持つ。 1.ボンディングワイヤ8に代わり固体状の断熱材19
を使用するには、その接続のために金属製パッケージ1
とベース4との間の隙間を厳密に規定しなければならな
いが、部品加工に伴う不可避的なばらつきは避けられ
ず、加工精度の問題や電気的な接続不良の問題がある。 2.ベース4はLD6の光を光ファイバ14に結合させ
るための光学系(図では大幅に簡略化されている)を乗
せており、この結合を完全にするためある程度の位置調
整が必要となるが、断熱材19の正確な接続のためにベ
ース4の位置調整が規制されると、結合不良が生じた場
合、光学系の調整作業に多大な時間が必要となる。 3.べース3を金属製パッケージ1に固定した後に、断
熱材19を固定しようとすると、電子冷却素子2の組み
立てに使用されたはんだより低温のはんだを用いて電子
冷却素子2を金属製パッケージ1に固定し、続いてさら
に低温のはんだを用いて電子冷却素子2にベース4を固
定し、さらにこの後に取り付けられる断熱材19におい
てはより低温のはんだを用いなければならず、融点の異
なるはんだを何種類も必要とする。しかも各行程におけ
るはんだの融点管理も厳密に行わなければならず、作業
性を劣化させる。 4.断熱材19か熱伝導率の低い材料であっても、ワイ
ヤ等と比較すれば相当なる断面積を有し、金属製パッケ
ージ1からベース4への熱流入量は大きく低下させるこ
とはできない。なお、断熱材19の断面積を小さくしよ
うとすると、断熱材19が細くなり、金属製パッケージ
1とベース4との接合作業が困難になる。 5.断熱材19にセラミックスを用いると、その表面が
Auメッキでも、寄生誘電成分や寄生容量成分があっ
て、高い周波数に対しては導電体として十分に機能しな
くなる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明は金属製パッケ
ージからべースへの熱流入量を抑え、十分に正確な位置
にベースを固定でき、且つワイヤボンディングの作業性
にも優れた高周波対応モジュールを提供することにあ
る。
ージからべースへの熱流入量を抑え、十分に正確な位置
にベースを固定でき、且つワイヤボンディングの作業性
にも優れた高周波対応モジュールを提供することにあ
る。
【0011】本発明のうち請求項1記載の半導体レーザ
モジュールは図1〜3に示すように、金属製パッケージ
1内に設けられた電子冷却素子2の冷却面3にベース4
が設けられ、同ベース4の上にチップキャリア5を介し
て半導体レーザ素子6が設けられ、前記金属製パッケー
ジ1とベース4との間又は/及び金属製パッケージ1と
半導体レーザ素子6の上面電極7との間のいずれか一方
又は双方がボンディングワイヤ8により配線されてなる
半導体レーザモジュールにおいて、前記ベース4に導電
性を有し且つ熱伝導率の低い断熱性材料層9を設け、こ
の断熱性材料層9にボンディングワイヤ8をボンディン
グしたものである。
モジュールは図1〜3に示すように、金属製パッケージ
1内に設けられた電子冷却素子2の冷却面3にベース4
が設けられ、同ベース4の上にチップキャリア5を介し
て半導体レーザ素子6が設けられ、前記金属製パッケー
ジ1とベース4との間又は/及び金属製パッケージ1と
半導体レーザ素子6の上面電極7との間のいずれか一方
又は双方がボンディングワイヤ8により配線されてなる
半導体レーザモジュールにおいて、前記ベース4に導電
性を有し且つ熱伝導率の低い断熱性材料層9を設け、こ
の断熱性材料層9にボンディングワイヤ8をボンディン
グしたものである。
【0012】本発明のうち請求項2記載の半導体レーザ
モジュールは図1〜3に示すように、金属製パッケージ
1とベース4とが2本以上のボンディングワイヤ8によ
り配線されるようにしたものである。
モジュールは図1〜3に示すように、金属製パッケージ
1とベース4とが2本以上のボンディングワイヤ8によ
り配線されるようにしたものである。
【0013】本発明のうち請求項3記載の半導体レーザ
モジュールは、断熱性材料層9をFeNiCo合金、又
はFeNi合金、又はFeNiCr合金とし、ベース4
における断熱性材料層9以外の部分をCuW、CuMo
としたものである。
モジュールは、断熱性材料層9をFeNiCo合金、又
はFeNi合金、又はFeNiCr合金とし、ベース4
における断熱性材料層9以外の部分をCuW、CuMo
としたものである。
【0014】本発明のうち請求項4記載の半導体レーザ
モジュールは図1〜3に示すように、金属製パッケージ
1側のボンディング面10と断熱性材料層9側のボンデ
ィング面11とを同一の高さに揃えてなるものである。
モジュールは図1〜3に示すように、金属製パッケージ
1側のボンディング面10と断熱性材料層9側のボンデ
ィング面11とを同一の高さに揃えてなるものである。
【0015】本発明のうち請求項4記載の半導体レーザ
モジュールは図1〜3に示すように、金属製パッケージ
1と半導体レーザ素子6の上面電極7とがボンディング
ワイヤ8により配線されるものにおいて、半導体レーザ
素子6の上面電極7の高さを金属製パッケージ1側のボ
ンディング面10や断熱性材料層9側のボンディング面
11と同一の高さに揃えてなるものである。
モジュールは図1〜3に示すように、金属製パッケージ
1と半導体レーザ素子6の上面電極7とがボンディング
ワイヤ8により配線されるものにおいて、半導体レーザ
素子6の上面電極7の高さを金属製パッケージ1側のボ
ンディング面10や断熱性材料層9側のボンディング面
11と同一の高さに揃えてなるものである。
【0016】
【発明の実施の形態1】図1は本発明の半導体レーザモ
ジュールの第1の実施形態を示したものである。図1に
おける金属製パッケージ1は電気伝導性を有し、熱伝導
率が高い金属材料で作成されており、内部には電子冷却
素子2が取り付けられ、同素子2の冷却面3に無酸素銅
(OFC)製のベース4が取り付けられ、同ベース4の
上面に、チップキャリア5を介在させてLD6と、LD
6の光をモニタするフォトダイオード(PD)13と、
LD6近傍の温度をモニタするサーミスタ12と、SU
S304製の断熱性材料層9とが取り付けられており、
さらに光学系の一部として第1のレンズ15、光アイソ
レータ16が取り付けられている。また光アイソレータ
16の先方部分の金属製パッケージ1には同アイソレー
タ16より出射される光をパッケージ1の外に通過させ
る窓が開口されており、この窓の外に第2のレンズ17
と光ファイバ14が設けられている。また金属製パッケ
ージ1の内壁面と外壁面には夫々複数の端子20、21
が設けられており、内部の端子20と外部の端子21と
は夫々対応関係にあるもの同士が図示されていない導体
で電気的に接続されている。またこれら端子20、21
のうち、LD6の下面電極(図示されていない)と接続
される端子20、21については金属モジュール1と電
気的に導通されており、ケースグラウンドされている。
ジュールの第1の実施形態を示したものである。図1に
おける金属製パッケージ1は電気伝導性を有し、熱伝導
率が高い金属材料で作成されており、内部には電子冷却
素子2が取り付けられ、同素子2の冷却面3に無酸素銅
(OFC)製のベース4が取り付けられ、同ベース4の
上面に、チップキャリア5を介在させてLD6と、LD
6の光をモニタするフォトダイオード(PD)13と、
LD6近傍の温度をモニタするサーミスタ12と、SU
S304製の断熱性材料層9とが取り付けられており、
さらに光学系の一部として第1のレンズ15、光アイソ
レータ16が取り付けられている。また光アイソレータ
16の先方部分の金属製パッケージ1には同アイソレー
タ16より出射される光をパッケージ1の外に通過させ
る窓が開口されており、この窓の外に第2のレンズ17
と光ファイバ14が設けられている。また金属製パッケ
ージ1の内壁面と外壁面には夫々複数の端子20、21
が設けられており、内部の端子20と外部の端子21と
は夫々対応関係にあるもの同士が図示されていない導体
で電気的に接続されている。またこれら端子20、21
のうち、LD6の下面電極(図示されていない)と接続
される端子20、21については金属モジュール1と電
気的に導通されており、ケースグラウンドされている。
【0017】前記ベース4に設けられた断熱性材料層9
はブロック状をしており、平板なベース4の2つの長辺
部上に、夫々、金属製パッケージ1の内壁面と平行させ
て取り付けられている。断熱性材料層9の上面(ボンデ
ィング面11)はLD6の上面電極7と同じ高さにして
あり、LD6の上面電極7へワイヤボンディングと断熱
性材料層9の上面へのワイヤボンディングを夫々同じ高
さで行えるようにしてある。さらにこの場合、金属製パ
ッケージ1の内側の端子20についてもそのボンディン
グ面10の高さをLD6の上面電極7や断熱性材料層9
の上面のボンディング面11と同一に揃えてあり、これ
らすべての面に対して同じ高さでワイヤボンディングを
行えるようにしてある。また、各断熱性材料層9のワイ
ヤボンディング面11と金属製パッケージ1のワイヤボ
ンディング面10とが同一高さでしかもその間の距離が
短くなるようにもしてある。なお、この場合の断熱性材
料層9の厚みは1.0mmである。
はブロック状をしており、平板なベース4の2つの長辺
部上に、夫々、金属製パッケージ1の内壁面と平行させ
て取り付けられている。断熱性材料層9の上面(ボンデ
ィング面11)はLD6の上面電極7と同じ高さにして
あり、LD6の上面電極7へワイヤボンディングと断熱
性材料層9の上面へのワイヤボンディングを夫々同じ高
さで行えるようにしてある。さらにこの場合、金属製パ
ッケージ1の内側の端子20についてもそのボンディン
グ面10の高さをLD6の上面電極7や断熱性材料層9
の上面のボンディング面11と同一に揃えてあり、これ
らすべての面に対して同じ高さでワイヤボンディングを
行えるようにしてある。また、各断熱性材料層9のワイ
ヤボンディング面11と金属製パッケージ1のワイヤボ
ンディング面10とが同一高さでしかもその間の距離が
短くなるようにもしてある。なお、この場合の断熱性材
料層9の厚みは1.0mmである。
【0018】LD6の上面電極7と金属製パッケージ1
の内部端子20のあるボンディング面10、断熱性材料
層9の上面のボンディング面11と金属製パッケージ1
のボンディング面10とは、夫々φ50μmのボンディ
ングワイヤ8を用いて接続してあり、この場合、LD6
の上面電極7については1本、断熱性材料層9について
は6本を使用してある。
の内部端子20のあるボンディング面10、断熱性材料
層9の上面のボンディング面11と金属製パッケージ1
のボンディング面10とは、夫々φ50μmのボンディ
ングワイヤ8を用いて接続してあり、この場合、LD6
の上面電極7については1本、断熱性材料層9について
は6本を使用してある。
【0019】以上の半導体レーザモジュールでは、ワイ
ヤボンディングされる面のすべてを同じ高さに揃えるこ
とができるため、ボンディングが容易となり(機構の簡
単なボンディング装置を使うことができる)、またベー
ス4側の配線は断熱性材料層9を介在させることで金属
パッケージ1側からの熱の流入を最小限に抑えることが
でき、またベース4側のボンディングワイヤ8の本数を
増やし、且つ各ワイヤ8の全長を短くできることによ
り、ボンディングワイヤ8によるインダクスタンスLを
低下することができ、高速通信で問題となる並列共振回
路LCの共振周波数とLD6の動作周波数とを一致しな
いようにすることができる。
ヤボンディングされる面のすべてを同じ高さに揃えるこ
とができるため、ボンディングが容易となり(機構の簡
単なボンディング装置を使うことができる)、またベー
ス4側の配線は断熱性材料層9を介在させることで金属
パッケージ1側からの熱の流入を最小限に抑えることが
でき、またベース4側のボンディングワイヤ8の本数を
増やし、且つ各ワイヤ8の全長を短くできることによ
り、ボンディングワイヤ8によるインダクスタンスLを
低下することができ、高速通信で問題となる並列共振回
路LCの共振周波数とLD6の動作周波数とを一致しな
いようにすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態2】図2は本発明の半導体レーザモ
ジュールの第2の実施形態であり、図1のモジュールに
おいて、ベース4と断熱性材料層9、及びボンディング
ワイヤ8を改良したものである。具体的には断熱性材料
層9が取り付けられる部分のベース4を部分的に薄く
し、反面、分断熱性材料層9の厚みを1.5mmと厚く
して、すべてのボンディング面を同じ高さとしてある。
またボンディングワイヤ8は幅80μm、厚さ20μm
のリボンワイヤを使用してある。
ジュールの第2の実施形態であり、図1のモジュールに
おいて、ベース4と断熱性材料層9、及びボンディング
ワイヤ8を改良したものである。具体的には断熱性材料
層9が取り付けられる部分のベース4を部分的に薄く
し、反面、分断熱性材料層9の厚みを1.5mmと厚く
して、すべてのボンディング面を同じ高さとしてある。
またボンディングワイヤ8は幅80μm、厚さ20μm
のリボンワイヤを使用してある。
【0021】
【発明の実施の形態3】図3は本発明の半導体レーザモ
ジュールの第3の実施形態であり、図1のモジュールに
おいて断熱性材料層9をベース4の長辺部の前後2カ所
に設け、断熱性材料層9のボンディング面11を広く
し、金属モジュール1の内部端子20と断熱性材料層9
との間を8本のボンディングワイヤ8で配線するように
した。ここでボンディングワイヤ8はφ50μmのもの
を使用した。
ジュールの第3の実施形態であり、図1のモジュールに
おいて断熱性材料層9をベース4の長辺部の前後2カ所
に設け、断熱性材料層9のボンディング面11を広く
し、金属モジュール1の内部端子20と断熱性材料層9
との間を8本のボンディングワイヤ8で配線するように
した。ここでボンディングワイヤ8はφ50μmのもの
を使用した。
【0022】
【発明の実施の他の形態】本発明の半導体レーザモジュ
ールは以下のようにすることもできる。 1.断熱性材料層9をSUS304に代わりFe−29
%Ni−17%Co合金とし、ベース4をOFCに代わ
りCuWとして、図1〜3の半導体レーザモジュールを
組み立てる。 2.前記SUS304の代わりにFe−50%Ni合金
や、Fe−42%Ni−6%Co合金を使用して図1〜
3の半導体レーザモジュールを組み立てる。 3.前記CuWの代わりにCuMoを使用して図1〜3
の半導体レーザモジュールを組み立てる。 4.ベース材料はCuW、CuMo以外の材料であって
も、断熱性材料層9がまったく同様の効果をもつことは
明白であり、他の材料を使用することもできる。但し、
LD6を乗せるチップキャリア5と熱膨張係数が大きく
異ならないものを使用することが望ましく、このように
するとチップキャリア5とベース4との接合が安定す
る。 5.図1〜3の実施形態では金属製パッケージ1の片側
の端子20のみにボンディングワイヤ8を接続したが、
両側の端子20に接続しても良い。
ールは以下のようにすることもできる。 1.断熱性材料層9をSUS304に代わりFe−29
%Ni−17%Co合金とし、ベース4をOFCに代わ
りCuWとして、図1〜3の半導体レーザモジュールを
組み立てる。 2.前記SUS304の代わりにFe−50%Ni合金
や、Fe−42%Ni−6%Co合金を使用して図1〜
3の半導体レーザモジュールを組み立てる。 3.前記CuWの代わりにCuMoを使用して図1〜3
の半導体レーザモジュールを組み立てる。 4.ベース材料はCuW、CuMo以外の材料であって
も、断熱性材料層9がまったく同様の効果をもつことは
明白であり、他の材料を使用することもできる。但し、
LD6を乗せるチップキャリア5と熱膨張係数が大きく
異ならないものを使用することが望ましく、このように
するとチップキャリア5とベース4との接合が安定す
る。 5.図1〜3の実施形態では金属製パッケージ1の片側
の端子20のみにボンディングワイヤ8を接続したが、
両側の端子20に接続しても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明の半導体レーザモジュールを用い
れば次のような効果がある。 1.ベースが断熱性材料層を介して金属モジュール側と
高レベルで断熱されており、LD6の冷却効率が損なわ
れない。 2.特に、高速通信に対応させるべくボンディングワイ
ヤ線6を増やしたケースで冷却効率の悪化が阻止され、
安定した高速通信を行える。 3.断熱性材料層9を介在させることにより、すべての
ボンディング面を高さを揃えることができ、ボンディン
グ装置を構造のシンプルな安価なものを採用でき、強い
ては半導体レーザモジュールの製造コストを低下するこ
とができる。 4.断熱性材料層9に金属材料を用いると、断熱性材料
層に寄生する誘導成分、容量成分がAuメッキされたセ
ラミックスを用いる場合よりも格段に小さくできる。 5.例えば、断熱性材料層9にFeNiCo合金、Fe
Ni合金、FeNiCo合金を使用し、断熱性材料層9
以外の部分をCuWにすると、断熱性材料層9の部分で
ボンディングワイヤ8からの熱流入を防ぐことができる
と共に、熱膨張係数もLDチップに近い材料で横成する
ことができるので信頼性をより向上させることができ
る。
れば次のような効果がある。 1.ベースが断熱性材料層を介して金属モジュール側と
高レベルで断熱されており、LD6の冷却効率が損なわ
れない。 2.特に、高速通信に対応させるべくボンディングワイ
ヤ線6を増やしたケースで冷却効率の悪化が阻止され、
安定した高速通信を行える。 3.断熱性材料層9を介在させることにより、すべての
ボンディング面を高さを揃えることができ、ボンディン
グ装置を構造のシンプルな安価なものを採用でき、強い
ては半導体レーザモジュールの製造コストを低下するこ
とができる。 4.断熱性材料層9に金属材料を用いると、断熱性材料
層に寄生する誘導成分、容量成分がAuメッキされたセ
ラミックスを用いる場合よりも格段に小さくできる。 5.例えば、断熱性材料層9にFeNiCo合金、Fe
Ni合金、FeNiCo合金を使用し、断熱性材料層9
以外の部分をCuWにすると、断熱性材料層9の部分で
ボンディングワイヤ8からの熱流入を防ぐことができる
と共に、熱膨張係数もLDチップに近い材料で横成する
ことができるので信頼性をより向上させることができ
る。
【図1】本発明の半導体レーザモジュールの第1の実施
形態であり、(a)は上面図、(b)はB−B断面図、
(c)はA−A断面図。
形態であり、(a)は上面図、(b)はB−B断面図、
(c)はA−A断面図。
【図2】本発明の半導体レーザモジュールの第2の実施
形態であり、(a)は上面図、(b)はB−B断面図、
(c)はA−A断面図。
形態であり、(a)は上面図、(b)はB−B断面図、
(c)はA−A断面図。
【図3】本発明の半導体レーザモジュールの第3の実施
形態であり、(a)は上面図、(b)はB−B断面図、
(c)はA−A断面図。
形態であり、(a)は上面図、(b)はB−B断面図、
(c)はA−A断面図。
【図4】従来の半導体レーザモジュールの一例であり、
(a)は上面図、(b)はB−B断面図、(c)はA−
A断面図。
(a)は上面図、(b)はB−B断面図、(c)はA−
A断面図。
【図5】図4の半導体レーザモジュールにおける回路の
簡略化した等価回路。
簡略化した等価回路。
【図6】従来の半導体レーザモジュールの他の例であ
り、(a)は上面図、(b)はB−B断面図、(c)は
A−A断面図。
り、(a)は上面図、(b)はB−B断面図、(c)は
A−A断面図。
【図7】従来の半導体レーザモジュールのさらに他の例
を示した断面図。
を示した断面図。
1 金属製パッケージ 2 電子冷却素子 3 冷却面 4 ベース 5 チップキャリア 6 半導体レーザ素子 7 上面電極 8 ボンディングワイヤ 9 断熱性材料層 10 ボンディング面 11 ボンディング面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 正人 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】金属製パッケージ(1)内に設けられた電
子冷却素子(2)の冷却面(3)にベース(4)が設け
られ、同ベース(4)の上にチップキャリア(5)を介
して半導体レーザ素子(6)が設けられ、前記金属製パ
ッケージ(1)とベース(4)との間又は/及び金属製
パッケージ(1)と半導体レーザ素子(6)の上面電極
(7)との間のいずれか一方又は双方がボンディングワ
イヤ(8)により配線されてなる半導体レーザモジュー
ルにおいて、前記ベース(4)に導電性を有し且つ熱伝
導率の低い断熱性材料層(9)を設け、この断熱性材料
層(9)にボンディングワイヤ(8)をボンディングし
たことを特徴とする半導体レーザモジュール。 - 【請求項2】前記金属製パッケージ(1)とベース
(4)とが2本以上のボンディングワイヤ(8)により
配線されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
半導体レーザモジュール。 - 【請求項3】前記断熱性材料層(9)をFeNiCo合
金、又はFeNi合金、又はFeNiCr合金とし、ベ
ース(4)における断熱性材料層(9)以外の部分をC
uW、CuMoとしたことを特徴とする請求項1又は請
求項2記載の半導体レーザモジュール。 - 【請求項4】前記金属製パッケージ(1)側のボンディ
ング面(10)と断熱性材料層(9)側のボンディング
面(11)とを同一の高さに揃えてなることを特徴とす
る請求項1乃至請求項3の夫々に記載の半導体レーザモ
ジュール。 - 【請求項5】前記金属製パッケージ(1)と半導体レー
ザ素子(6)の上面電極(7)とがボンディングワイヤ
(8)により配線されるものにおいて、半導体レーザ素
子(6)の上面電極(7)の高さを金属製パッケージ
(1)側のボンディング面(10)や断熱性材料層
(9)側のボンディング面(11)と同一の高さに揃え
てなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の夫々に
記載の半導体レーザモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8832497A JPH10284804A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 半導体レーザモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8832497A JPH10284804A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 半導体レーザモジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10284804A true JPH10284804A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13939730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8832497A Pending JPH10284804A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 半導体レーザモジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10284804A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003010867A1 (fr) * | 2001-07-24 | 2003-02-06 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Module semi-conducteur optique et procede de production correspondant |
CN106877164A (zh) * | 2017-01-12 | 2017-06-20 | 广东工业大学 | 一种高功率半导体激光器封装模块及方法 |
JP2018018887A (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | 新光電気工業株式会社 | 光半導体装置 |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP8832497A patent/JPH10284804A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003010867A1 (fr) * | 2001-07-24 | 2003-02-06 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Module semi-conducteur optique et procede de production correspondant |
US6855566B2 (en) | 2001-07-24 | 2005-02-15 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical semiconductor module and method of producing the same |
JP2018018887A (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | 新光電気工業株式会社 | 光半導体装置 |
CN106877164A (zh) * | 2017-01-12 | 2017-06-20 | 广东工业大学 | 一种高功率半导体激光器封装模块及方法 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061102 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061115 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070313 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |