JPH10279950A - 炭化方法および炭化装置 - Google Patents
炭化方法および炭化装置Info
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- JPH10279950A JPH10279950A JP9106710A JP10671097A JPH10279950A JP H10279950 A JPH10279950 A JP H10279950A JP 9106710 A JP9106710 A JP 9106710A JP 10671097 A JP10671097 A JP 10671097A JP H10279950 A JPH10279950 A JP H10279950A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/141—Feedstock
- Y02P20/143—Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics
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Abstract
(57)【要約】
【課題】古タイヤや廃ビニール、木屑などを炭化させる
方法および装置に関し、内炉体が外炉体より上側に突出
していて安全性の高い縦型の炭化装置において、主とし
て原料の搬入などの作業の効率化を図ることで、大量処
理を実現し、かつ原料の種類や形状などに関係なしに、
効率的作業を可能とすることを目的とする。 【解決手段】縦型の筒状の内炉中に複数のバスケットを
重ねて入れる構造となっており、最下部に搬入されるバ
スケットは、炭化物が漏れないように底側が閉じられて
おり、上側に搬入されるバスケットは、炭化物が漏れ落
ちるような孔空き構造となっている炭化装置を用いて、
内炉上側に設けた開口から、原料の入ったバスケットを
入れて蓋を閉じ、炭化処理の後、炭化物の入ったバスケ
ットを前記開口から取り出す。
方法および装置に関し、内炉体が外炉体より上側に突出
していて安全性の高い縦型の炭化装置において、主とし
て原料の搬入などの作業の効率化を図ることで、大量処
理を実現し、かつ原料の種類や形状などに関係なしに、
効率的作業を可能とすることを目的とする。 【解決手段】縦型の筒状の内炉中に複数のバスケットを
重ねて入れる構造となっており、最下部に搬入されるバ
スケットは、炭化物が漏れないように底側が閉じられて
おり、上側に搬入されるバスケットは、炭化物が漏れ落
ちるような孔空き構造となっている炭化装置を用いて、
内炉上側に設けた開口から、原料の入ったバスケットを
入れて蓋を閉じ、炭化処理の後、炭化物の入ったバスケ
ットを前記開口から取り出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、古タイヤや廃ビニー
ル、木屑などを炭化させる方法および装置に関する。
ル、木屑などを炭化させる方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】廃タイヤなどを加熱処理して炭化させる
装置として、特開平7−11255号公報に掲載されて
いる炭化炉が知られている。また、関連する装置とし
て、特公平5−46397号公報で紹介されている廃棄
物の乾留ガス化方法およびその装置や特公平3−796
08号公報で紹介されている廃タイヤ燃焼用ボイラーな
どが知られている。
装置として、特開平7−11255号公報に掲載されて
いる炭化炉が知られている。また、関連する装置とし
て、特公平5−46397号公報で紹介されている廃棄
物の乾留ガス化方法およびその装置や特公平3−796
08号公報で紹介されている廃タイヤ燃焼用ボイラーな
どが知られている。
【0003】また、これらの装置における熱効率の問
題、安全性の問題などを改善するために、本発明の発明
者は、特願平8−143019号において、縦形の外炉
体の中に縦形の内炉体を配置し、外炉体の上端と内炉体
の上端との間、外炉体の下端と内炉体の下端との間がそ
れぞれ閉鎖され、該内炉体の上端に開閉構造の原料投入
口を有し、下端に開閉式の炭化物排出口を有する構造を
提案した。この構造は、炭化処理時に発生した可燃性ガ
スが万一漏れても、外炉体の外側で漏れるので、外炉体
中の可燃性ガスと接して爆発する危険が少なく、安全で
ある。
題、安全性の問題などを改善するために、本発明の発明
者は、特願平8−143019号において、縦形の外炉
体の中に縦形の内炉体を配置し、外炉体の上端と内炉体
の上端との間、外炉体の下端と内炉体の下端との間がそ
れぞれ閉鎖され、該内炉体の上端に開閉構造の原料投入
口を有し、下端に開閉式の炭化物排出口を有する構造を
提案した。この構造は、炭化処理時に発生した可燃性ガ
スが万一漏れても、外炉体の外側で漏れるので、外炉体
中の可燃性ガスと接して爆発する危険が少なく、安全で
ある。
【0004】また、該内炉体の上端を、外炉体の上端よ
り突出させ、この突出部に円周方向に間隔をおいて、複
数の排ガス口を設け、それぞれの排ガス口から排出され
たガスが冷却部に導かれる構造となっている。さらに、
内炉体の上側に天井走行クレーンを配置し、原料を保持
した保持器が、内炉体の上端の原料投入口から内炉体の
中まで下降する構造になっている。
り突出させ、この突出部に円周方向に間隔をおいて、複
数の排ガス口を設け、それぞれの排ガス口から排出され
たガスが冷却部に導かれる構造となっている。さらに、
内炉体の上側に天井走行クレーンを配置し、原料を保持
した保持器が、内炉体の上端の原料投入口から内炉体の
中まで下降する構造になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
天井走行クレーンで原料をつかんでは投入するといった
作業の繰り返しでは、時間がかかりすぎて作業能率が悪
く、大量処理に適しない。また、原料の種類や形状によ
っては、天井走行クレーンでは原料を把持しにくい場合
もある。
天井走行クレーンで原料をつかんでは投入するといった
作業の繰り返しでは、時間がかかりすぎて作業能率が悪
く、大量処理に適しない。また、原料の種類や形状によ
っては、天井走行クレーンでは原料を把持しにくい場合
もある。
【0006】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、内炉体が外炉体より上側に突出していて安全性
の高い縦型の炭化装置において、主として原料の搬入な
どの作業の効率化を図ることで、大量処理を実現し、か
つ原料の種類や形状などに関係なしに、効率的作業を可
能とすることにある。
着目し、内炉体が外炉体より上側に突出していて安全性
の高い縦型の炭化装置において、主として原料の搬入な
どの作業の効率化を図ることで、大量処理を実現し、か
つ原料の種類や形状などに関係なしに、効率的作業を可
能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の技術的課題は次
のような手段によって解決される。請求項1は、筒状の
内炉を立てて設置し、その上側に設けた開口から、原料
の入ったバスケットを入れて蓋を閉じ、炭化処理の後、
該バスケットや炭化物を前記開口または下側に設けた開
口から取り出すことを特徴とする炭化方法である。
のような手段によって解決される。請求項1は、筒状の
内炉を立てて設置し、その上側に設けた開口から、原料
の入ったバスケットを入れて蓋を閉じ、炭化処理の後、
該バスケットや炭化物を前記開口または下側に設けた開
口から取り出すことを特徴とする炭化方法である。
【0008】このように、原料をバスケットに入れて内
炉に搬入し、炭化処理の後、該バスケットを内炉から取
り出す方法なため、炭化処理を行なっている最中に、バ
スケットに古タイヤなどの原料を入れて、次の処理まで
待機することが可能となる。そして、バスケットを炉内
に搬入するのに長い時間を要しないので、従来のように
原料を直接炉内に搬入する方法に比べると、搬入に要す
る時間を大幅に短縮できる。
炉に搬入し、炭化処理の後、該バスケットを内炉から取
り出す方法なため、炭化処理を行なっている最中に、バ
スケットに古タイヤなどの原料を入れて、次の処理まで
待機することが可能となる。そして、バスケットを炉内
に搬入するのに長い時間を要しないので、従来のように
原料を直接炉内に搬入する方法に比べると、搬入に要す
る時間を大幅に短縮できる。
【0009】また、バスケットごと内炉に入れるので、
処理済みの炭化物も、バスケットごと炉外に搬出でき、
従来のように、炭化物をそのまま排出する方法に比べ
て、搬出作業が大幅に短縮され、かつ次の工程への搬送
も容易になる。バスケットに入った状態で炭化処理され
るので、炭化物の入ったバスケットを上側の開口から吊
り上げて搬出できる。なお、内炉の下側に開口を設け
て、下側から炭化物だけを取り出すこともできる。
処理済みの炭化物も、バスケットごと炉外に搬出でき、
従来のように、炭化物をそのまま排出する方法に比べ
て、搬出作業が大幅に短縮され、かつ次の工程への搬送
も容易になる。バスケットに入った状態で炭化処理され
るので、炭化物の入ったバスケットを上側の開口から吊
り上げて搬出できる。なお、内炉の下側に開口を設け
て、下側から炭化物だけを取り出すこともできる。
【0010】請求項2は、請求項1に記載のように原料
の入ったバスケットを複数用意しておいて、前記の内炉
中に複数のバスケットを重ねて入れて蓋を閉じ、炭化処
理の後、該バスケットや炭化物を前記開口または下側に
設けた開口から取り出すことを特徴とする炭化方法であ
る。
の入ったバスケットを複数用意しておいて、前記の内炉
中に複数のバスケットを重ねて入れて蓋を閉じ、炭化処
理の後、該バスケットや炭化物を前記開口または下側に
設けた開口から取り出すことを特徴とする炭化方法であ
る。
【0011】このように、複数のバスケットを重ねて炉
内に入れるので、大量処理が可能となる。また、炭化処
理されて細かくなった炭化物は、上側のバスケットを通
過して、下側のバスケットに溜まるので、炭化物の取り
出しや次の工程への搬送も容易になる。
内に入れるので、大量処理が可能となる。また、炭化処
理されて細かくなった炭化物は、上側のバスケットを通
過して、下側のバスケットに溜まるので、炭化物の取り
出しや次の工程への搬送も容易になる。
【0012】請求項3は、筒状の内炉を立てて設置し、
その少なくとも上側に開口を設け、原料を入れて該内炉
に入れるためのバスケットを有する炭化装置である。こ
のように、原料を入れて内炉に搬入できるようなバスケ
ットを装備しているので、原料はバスケット単位に搬入
でき、搬入に要する時間を短縮できる。
その少なくとも上側に開口を設け、原料を入れて該内炉
に入れるためのバスケットを有する炭化装置である。こ
のように、原料を入れて内炉に搬入できるようなバスケ
ットを装備しているので、原料はバスケット単位に搬入
でき、搬入に要する時間を短縮できる。
【0013】請求項4は、請求項3に記載の内炉中に複
数のバスケットを重ねて入れる構造となっており、最下
部に搬入されるバスケットは、炭化物が漏れないように
少なくとも底側が閉じられており、上側に搬入されるバ
スケットは、炭化物が漏れ落ちるような孔空き構造とな
っている炭化装置である。
数のバスケットを重ねて入れる構造となっており、最下
部に搬入されるバスケットは、炭化物が漏れないように
少なくとも底側が閉じられており、上側に搬入されるバ
スケットは、炭化物が漏れ落ちるような孔空き構造とな
っている炭化装置である。
【0014】このように、上側に搬入されるバスケット
は孔空き構造となっており、最下部に搬入されるバスケ
ットは底側が閉じられていて、炭化物が漏れない構造な
ため、炭化処理されて細かくなった炭化物は上側のバス
ケットの底孔を通過して最下部のバスケットに溜まるの
で、最下部のバスケットによって炭化物を炉外に搬出
し、次の工程に搬送でき、搬出作業が容易になる。
は孔空き構造となっており、最下部に搬入されるバスケ
ットは底側が閉じられていて、炭化物が漏れない構造な
ため、炭化処理されて細かくなった炭化物は上側のバス
ケットの底孔を通過して最下部のバスケットに溜まるの
で、最下部のバスケットによって炭化物を炉外に搬出
し、次の工程に搬送でき、搬出作業が容易になる。
【0015】請求項5は、請求項3または請求項4に記
載の内炉体の上端が、前記外炉体の上端より突出してお
り、該突出部の側壁に、ガス排出口を設けてなる炭化装
置である。このように、内炉体の上端を外炉体の上端か
ら突出させてあるので、炭化処理時に発生した可燃性ガ
スが万一漏れても、外炉体の外側で漏れる確率が高く、
外炉体中の燃焼ガスと接して爆発するなどの危険は少な
い。
載の内炉体の上端が、前記外炉体の上端より突出してお
り、該突出部の側壁に、ガス排出口を設けてなる炭化装
置である。このように、内炉体の上端を外炉体の上端か
ら突出させてあるので、炭化処理時に発生した可燃性ガ
スが万一漏れても、外炉体の外側で漏れる確率が高く、
外炉体中の燃焼ガスと接して爆発するなどの危険は少な
い。
【0016】請求項6は、請求項3、請求項4または請
求項5に記載の縦型内炉の上端に設けた蓋と内炉上端と
の間は、内部の圧力が異常上昇したときに、圧力が逃げ
られるように、安全弁構造となっている炭化装置であ
る。
求項5に記載の縦型内炉の上端に設けた蓋と内炉上端と
の間は、内部の圧力が異常上昇したときに、圧力が逃げ
られるように、安全弁構造となっている炭化装置であ
る。
【0017】このように、外炉体から突出した内炉上端
と蓋との間が、安全弁構造になっていて、内炉中の圧力
が異常上昇したときに圧力が逃げられるので、爆発など
の危険を未然に防止でき、安全性にすぐれている。
と蓋との間が、安全弁構造になっていて、内炉中の圧力
が異常上昇したときに圧力が逃げられるので、爆発など
の危険を未然に防止でき、安全性にすぐれている。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明による炭化方法および
炭化装置が実際上どのように具体化されるか実施形態を
説明する。図1は、本発明による炭化装置の実施形態を
説明する縦断面図である。1は円筒状をした金属製の内
炉体であり、円筒を立てた状態になっている。この内炉
体1の下端は、下側に凸の球面状をしており、この球面
状底板1aが、例えば4本の脚2で、I型鋼などからな
る基礎3の上に載置支持されている。
炭化装置が実際上どのように具体化されるか実施形態を
説明する。図1は、本発明による炭化装置の実施形態を
説明する縦断面図である。1は円筒状をした金属製の内
炉体であり、円筒を立てた状態になっている。この内炉
体1の下端は、下側に凸の球面状をしており、この球面
状底板1aが、例えば4本の脚2で、I型鋼などからな
る基礎3の上に載置支持されている。
【0019】そして、この内炉体1を囲むように、前記
の基礎3上に、円筒を立てた構造の外炉体4が設けられ
ている。外炉体4は、耐火煉瓦などの耐火材料4aの外
側に、金属製の平板などからなる支持部材4bで支持し
た構造になっている。内炉体1の底板1aの下側は、基
礎3上に、耐火材料4cを敷きつめ、前記の金属製の脚
2との間は、石綿などのパッキン5などを詰めてある。
なお、脚2は、耐火セメントないし耐火モルタル6など
で覆ってある。
の基礎3上に、円筒を立てた構造の外炉体4が設けられ
ている。外炉体4は、耐火煉瓦などの耐火材料4aの外
側に、金属製の平板などからなる支持部材4bで支持し
た構造になっている。内炉体1の底板1aの下側は、基
礎3上に、耐火材料4cを敷きつめ、前記の金属製の脚
2との間は、石綿などのパッキン5などを詰めてある。
なお、脚2は、耐火セメントないし耐火モルタル6など
で覆ってある。
【0020】内炉体1は、外炉体4より上側に突出して
おり、この突出部1bに、ガス排出用の横孔1cを12
0度間隔に3カ所開け、ガス排出管を接続して、ガス冷
却部に導く構造になっている。また、外炉体4の上端に
は、耐火材料で形成した内側向きのフランジ状部4dを
一体に設けてある。そして、この内向きフランジ状部4
dの上面に、内炉体1の外壁と密接するように、耐火材
料からなるリング状部7を、金具などを用いて固定して
ある。
おり、この突出部1bに、ガス排出用の横孔1cを12
0度間隔に3カ所開け、ガス排出管を接続して、ガス冷
却部に導く構造になっている。また、外炉体4の上端に
は、耐火材料で形成した内側向きのフランジ状部4dを
一体に設けてある。そして、この内向きフランジ状部4
dの上面に、内炉体1の外壁と密接するように、耐火材
料からなるリング状部7を、金具などを用いて固定して
ある。
【0021】したがって、前記のリング状部7と内炉体
1の外壁との間が、上下方向に相対的に摺動可能なた
め、内炉体1が使用時と非使用時との温度差で伸縮して
も支障は生じない。
1の外壁との間が、上下方向に相対的に摺動可能なた
め、内炉体1が使用時と非使用時との温度差で伸縮して
も支障は生じない。
【0022】内炉上端の突出部1bの上端外周にフラン
ジ8を固定し、その上に、内炉体1の外径より大きな上
向きリング9を固定してある。10は円形の蓋であり、
金属製の蓋板10aの上にリブ10bを縦横に固定して
補強し、かつ吊り金具10cを固定してある。
ジ8を固定し、その上に、内炉体1の外径より大きな上
向きリング9を固定してある。10は円形の蓋であり、
金属製の蓋板10aの上にリブ10bを縦横に固定して
補強し、かつ吊り金具10cを固定してある。
【0023】また、蓋板10aの下面には、内炉体1の
外径より大きな下向きのリング10dを固定し、その内
側に、耐熱性に富みかつシール性にとむ耐火モルタルな
どの耐火蓋材11を固定し、この耐火蓋材11で内炉体
1の上端を閉じるようになっている。
外径より大きな下向きのリング10dを固定し、その内
側に、耐熱性に富みかつシール性にとむ耐火モルタルな
どの耐火蓋材11を固定し、この耐火蓋材11で内炉体
1の上端を閉じるようになっている。
【0024】前記の内炉上端のフランジ8には、上向き
リング9の外側において例えば30度間隔にピン孔付き
金具12を溶接固定してあり、また蓋板10aの下面に
は、前記金具12と対応する位置に、該金具12を挟む
ように対となったピン孔付き金具13a、13bを溶接
固定してある。
リング9の外側において例えば30度間隔にピン孔付き
金具12を溶接固定してあり、また蓋板10aの下面に
は、前記金具12と対応する位置に、該金具12を挟む
ように対となったピン孔付き金具13a、13bを溶接
固定してある。
【0025】これらの金具13a、12、13bのピン
孔よりピンの外径が小さいので、ピンを挿入し、蓋10
をフランジ8を介して内炉体1に固定した状態で、内炉
体1中の圧力が異常に上昇すると、例えば1トン前後の
蓋10を押し上げて、外に逃げることができ、安全弁と
して機能する。なお、既製の安全弁を、蓋10や内炉体
1の突出部1bに取り付けることもできる。
孔よりピンの外径が小さいので、ピンを挿入し、蓋10
をフランジ8を介して内炉体1に固定した状態で、内炉
体1中の圧力が異常に上昇すると、例えば1トン前後の
蓋10を押し上げて、外に逃げることができ、安全弁と
して機能する。なお、既製の安全弁を、蓋10や内炉体
1の突出部1bに取り付けることもできる。
【0026】下向きのリング10dとピン孔つき金具1
3a、12、13bとの間のリング状の空間23に、石
綿などの耐火材を詰めて断熱すると、熱効率を向上でき
る。
3a、12、13bとの間のリング状の空間23に、石
綿などの耐火材を詰めて断熱すると、熱効率を向上でき
る。
【0027】外炉体4の下部外周から鎖線で示すバーナ
14が挿入され、内炉体1を外周から加熱するようにな
っている。なお、バーナ14の個数は任意である。ま
た、外炉体4の上部には、鎖線で示すように煙管15が
設けてあり、煙突と接続される。
14が挿入され、内炉体1を外周から加熱するようにな
っている。なお、バーナ14の個数は任意である。ま
た、外炉体4の上部には、鎖線で示すように煙管15が
設けてあり、煙突と接続される。
【0028】内炉体1中には、古タイヤや廃ビニール、
木屑などを搬入して、炭化させるが、これらの原料は、
図2のようなバスケットに入れて、バスケットごと搬入
する。図1における内炉体1中には、最下側のバスケッ
トB1と中間のバスケットB2と最上部のバスケットB
3との3段重ねになっている。上側2段のバスケットB
2とB3は同じ構造になっているが、最下段のバスケッ
トB1は別構造になっている。
木屑などを搬入して、炭化させるが、これらの原料は、
図2のようなバスケットに入れて、バスケットごと搬入
する。図1における内炉体1中には、最下側のバスケッ
トB1と中間のバスケットB2と最上部のバスケットB
3との3段重ねになっている。上側2段のバスケットB
2とB3は同じ構造になっているが、最下段のバスケッ
トB1は別構造になっている。
【0029】図2において、(1)に示す2段目、3段
目のバスケットB2、B3は、円形の底部16と円筒状
の側壁17とからなっており、それぞれ古タイヤなどを
入れた場合に、脱出しないように例えば10cm程度の
メッシュの金網状になっている。
目のバスケットB2、B3は、円形の底部16と円筒状
の側壁17とからなっており、それぞれ古タイヤなどを
入れた場合に、脱出しないように例えば10cm程度の
メッシュの金網状になっている。
【0030】これに対し、(2)に示す1段目のバスケ
ットB1は、円筒状の側壁18と円形の底部19は、細
かい炭化物が漏れ出さないように、鉄板でできている。
ットB1は、円筒状の側壁18と円形の底部19は、細
かい炭化物が漏れ出さないように、鉄板でできている。
【0031】炭化処理に際しては、図1の内炉体1の蓋
10を開けて、まず図2(2)のような底板19つきの
バスケットB1に原料を入れた状態で、内炉体1中に搬
入し、内炉底部に固定されている受け脚1d上に載せ
る。ついで、図2(1)のような底孔付きのバスケット
B2に原料を入れた状態で、前記の1段目のバスケット
B1の上に搬入する。最後に、2段目のバスケットB2
と同様な底孔付きのバスケットB3に原料を入れた状態
で、前記の2段目のバスケットB2の上に搬入して蓋1
0を閉じ、前記の金具13a、12、13bのピン孔に
ピンを挿入して固定する。
10を開けて、まず図2(2)のような底板19つきの
バスケットB1に原料を入れた状態で、内炉体1中に搬
入し、内炉底部に固定されている受け脚1d上に載せ
る。ついで、図2(1)のような底孔付きのバスケット
B2に原料を入れた状態で、前記の1段目のバスケット
B1の上に搬入する。最後に、2段目のバスケットB2
と同様な底孔付きのバスケットB3に原料を入れた状態
で、前記の2段目のバスケットB2の上に搬入して蓋1
0を閉じ、前記の金具13a、12、13bのピン孔に
ピンを挿入して固定する。
【0032】この状態で、バーナ14によって内炉体1
を外周から加熱し、炉内温度を700〜800℃程度の
高温にすると、内炉体1中の原料が乾留され、発生した
ガスは、上側の横孔1cから、ガス排出管を介してガス
冷却部に導かれ、冷却されて液化する。この液体が燃焼
性の油の場合は、前記バーナ14の燃料として利用でき
る。内炉体1中に入れられる原料が木材の場合は、木酢
が得られる。
を外周から加熱し、炉内温度を700〜800℃程度の
高温にすると、内炉体1中の原料が乾留され、発生した
ガスは、上側の横孔1cから、ガス排出管を介してガス
冷却部に導かれ、冷却されて液化する。この液体が燃焼
性の油の場合は、前記バーナ14の燃料として利用でき
る。内炉体1中に入れられる原料が木材の場合は、木酢
が得られる。
【0033】6時間程度乾留を行なうと、乾留が完了
し、内炉体1内には炭化物が残る。しかも、ボロボロに
崩れて、砕石状ないし粉粒状となる。そのため、3段目
および2段目のバスケットB3、B2中の炭化物は、孔
開き底部16を通過して落下し、最下段のバスケットB
1中に溜まる。
し、内炉体1内には炭化物が残る。しかも、ボロボロに
崩れて、砕石状ないし粉粒状となる。そのため、3段目
および2段目のバスケットB3、B2中の炭化物は、孔
開き底部16を通過して落下し、最下段のバスケットB
1中に溜まる。
【0034】したがって、炭化処理完了後に蓋10を開
け、各バスケットB3、B2、B1を吊り上げて取り出
すと、炭化物は最下段のバスケットB1によって搬出さ
れる。なお、タイヤ中のワイヤなどは、上側のバスケッ
トに残ることが多い。
け、各バスケットB3、B2、B1を吊り上げて取り出
すと、炭化物は最下段のバスケットB1によって搬出さ
れる。なお、タイヤ中のワイヤなどは、上側のバスケッ
トに残ることが多い。
【0035】各バスケットB1、B2、B3には、吊り
下げ用のワイヤ20を取り付けてあるため、これらの上
端に取り付けてあるリング21を用いて、吊り下げ搬入
したり、吊り上げ搬出できる。また、最下段のバスケッ
トB1のワイヤ20を、内炉体1の上端開口まで届くよ
うに十分長くしておき、そのリング21を、内炉体1の
上端内壁に引っかけておけば、このリング21をホイス
トなどのフックに引っかけることによって、全てのバス
ケットB1、B2、B3を一緒に引き上げ搬出できる。
下げ用のワイヤ20を取り付けてあるため、これらの上
端に取り付けてあるリング21を用いて、吊り下げ搬入
したり、吊り上げ搬出できる。また、最下段のバスケッ
トB1のワイヤ20を、内炉体1の上端開口まで届くよ
うに十分長くしておき、そのリング21を、内炉体1の
上端内壁に引っかけておけば、このリング21をホイス
トなどのフックに引っかけることによって、全てのバス
ケットB1、B2、B3を一緒に引き上げ搬出できる。
【0036】このように、3個のバスケットを用いる
と、乗用車の古タイヤの場合、一度に200本以上を乾
留できる。内炉体1のサイズや処理量によっては、バス
ケットは1個で足りる場合もあり、また4段以上に重ね
ることもできる。
と、乗用車の古タイヤの場合、一度に200本以上を乾
留できる。内炉体1のサイズや処理量によっては、バス
ケットは1個で足りる場合もあり、また4段以上に重ね
ることもできる。
【0037】図1においては、内炉体1の底は、開閉不
能な構造になっているが、先に提案した特願平8−14
3019号における炭化装置の場合と同様に、底側にも
開閉蓋を設けることもできる。この場合は、原料は上か
ら搬入し、炭化処理の後に、下側の蓋を開けて、下側か
ら炭化物を搬出する。
能な構造になっているが、先に提案した特願平8−14
3019号における炭化装置の場合と同様に、底側にも
開閉蓋を設けることもできる。この場合は、原料は上か
ら搬入し、炭化処理の後に、下側の蓋を開けて、下側か
ら炭化物を搬出する。
【0038】この場合、炭化物は、バスケットと一緒に
取り出す場合と、炭化物のみを取り出す場合と、二通り
が考えられる。前者の場合は、底側の開口は、バスケッ
トが取り出せる大きさとする。
取り出す場合と、炭化物のみを取り出す場合と、二通り
が考えられる。前者の場合は、底側の開口は、バスケッ
トが取り出せる大きさとする。
【0039】後者の場合は、炭化物のみを取り出せば足
りるので、バスケットより小さな開口でもよい。ただ
し、この場合は、最下段のバスケットB1も、底孔あき
の構造とする必要があるので、すべてのバスケットを、
2段目、3段目のバスケットと同様な孔開き構造にでき
る。このような構造にすると、炭化物は内炉体1の下側
から取り出し、ワイヤなどの異物は、バスケットと一緒
に上側から取り出せるので、分別が楽になる。
りるので、バスケットより小さな開口でもよい。ただ
し、この場合は、最下段のバスケットB1も、底孔あき
の構造とする必要があるので、すべてのバスケットを、
2段目、3段目のバスケットと同様な孔開き構造にでき
る。このような構造にすると、炭化物は内炉体1の下側
から取り出し、ワイヤなどの異物は、バスケットと一緒
に上側から取り出せるので、分別が楽になる。
【0040】なお、内炉体1の底に炭化物の微粉などが
溜まった場合は、底に接続された排管22から排出でき
る。
溜まった場合は、底に接続された排管22から排出でき
る。
【0041】
【発明の効果】請求項1の方法によると、原料をバスケ
ットに入れて内炉に搬入し、炭化処理の後、該バスケッ
トを内炉から取り出す方法なため、炭化処理を行なって
いる最中に、バスケットに古タイヤなどの原料を入れて
待機することが可能となる。そして、バスケットを炉内
に搬入するのに長い時間を要しないので、従来のように
原料を直接炉内に搬入する方法に比べると、搬入に要す
る時間を大幅に短縮できる。
ットに入れて内炉に搬入し、炭化処理の後、該バスケッ
トを内炉から取り出す方法なため、炭化処理を行なって
いる最中に、バスケットに古タイヤなどの原料を入れて
待機することが可能となる。そして、バスケットを炉内
に搬入するのに長い時間を要しないので、従来のように
原料を直接炉内に搬入する方法に比べると、搬入に要す
る時間を大幅に短縮できる。
【0042】また、バスケットごと内炉に入れるので、
処理済みの炭化物も、バスケットごと炉外に搬出でき、
従来のように、炭化物をそのまま排出する方法に比べ
て、搬出作業が大幅に短縮され、かつ次の工程への搬送
も容易になる。バスケットに入った状態で炭化処理され
るので、炭化物の入ったバスケットを上側の開口から吊
り上げて搬出できる。
処理済みの炭化物も、バスケットごと炉外に搬出でき、
従来のように、炭化物をそのまま排出する方法に比べ
て、搬出作業が大幅に短縮され、かつ次の工程への搬送
も容易になる。バスケットに入った状態で炭化処理され
るので、炭化物の入ったバスケットを上側の開口から吊
り上げて搬出できる。
【0043】請求項2の方法によると、複数のバスケッ
トを重ねて炉内に入れるので、大量処理が可能となる。
また、炭化処理されて細かくなった炭化物は、上側のバ
スケットを通過して、下側のバスケットに溜まるので、
炭化物の取り出しも容易になる。
トを重ねて炉内に入れるので、大量処理が可能となる。
また、炭化処理されて細かくなった炭化物は、上側のバ
スケットを通過して、下側のバスケットに溜まるので、
炭化物の取り出しも容易になる。
【0044】請求項3の装置は、原料を入れて内炉に搬
入できるようなバスケットを装備しているので、原料は
バスケット単位に搬入でき、搬入に要する時間を短縮で
きる。
入できるようなバスケットを装備しているので、原料は
バスケット単位に搬入でき、搬入に要する時間を短縮で
きる。
【0045】請求項4の装置は、上側に搬入されるバス
ケットの底が孔空き構造となっており、最下部に搬入さ
れるバスケットは底側が閉じられていて、炭化物が漏れ
ない構造なため、炭化処理されて細かくなった炭化物は
上側のバスケットの底孔を通過して最下部のバスケット
に溜まるので、最下部のバスケットによって炭化物を炉
外に搬出し、次の工程に搬送でき、搬出作業が容易にな
る。
ケットの底が孔空き構造となっており、最下部に搬入さ
れるバスケットは底側が閉じられていて、炭化物が漏れ
ない構造なため、炭化処理されて細かくなった炭化物は
上側のバスケットの底孔を通過して最下部のバスケット
に溜まるので、最下部のバスケットによって炭化物を炉
外に搬出し、次の工程に搬送でき、搬出作業が容易にな
る。
【0046】請求項5によると、内炉体の上端を外炉体
の上端から突出させてあるので、炭化処理時に発生した
可燃性ガスが万一漏れても、外炉体の外側に漏れる確率
が高く、外炉体中の燃焼ガスと接して爆発するなどの危
険は少ない。
の上端から突出させてあるので、炭化処理時に発生した
可燃性ガスが万一漏れても、外炉体の外側に漏れる確率
が高く、外炉体中の燃焼ガスと接して爆発するなどの危
険は少ない。
【0047】請求項6によると、外炉体から突出した内
炉上端と蓋との間は、安全弁構造になっていて、内炉中
の圧力が異常上昇したときに圧力が逃げられるので、爆
発などの危険を未然に防止でき、安全性にすぐれてい
る。
炉上端と蓋との間は、安全弁構造になっていて、内炉中
の圧力が異常上昇したときに圧力が逃げられるので、爆
発などの危険を未然に防止でき、安全性にすぐれてい
る。
【図1】 本発明による炭化装置の実施形態を説明する
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】 原料搬入用のバスケットの実施形態を示す斜
視図である。
視図である。
1 内炉体 2 球面状底板 4 外炉体 7 耐火材料からなるリング状部 8 フランジ 9 上向きリング 10 蓋 10a 蓋板 10d 下向きリング 11 シール材 12、13a、13b ピン孔つき金具 14 バーナ 15 煙管 B1 最下段のバスケット B2 2段目のバスケット B3 3段目のバスケット 16 孔付き底部 17 網状側壁 18 孔なし底板 19 孔なし側壁
Claims (6)
- 【請求項1】 筒状の内炉を立てて設置し、その上側に
設けた開口から、原料の入ったバスケットを入れて蓋を
閉じ、炭化処理の後、該バスケットや炭化物を前記開口
または下側に設けた開口から取り出すことを特徴とする
炭化方法。 - 【請求項2】 前記のように原料の入ったバスケットを
複数用意しておいて、前記の内炉中に複数のバスケット
を重ねて入れて蓋を閉じ、炭化処理の後、該バスケット
や炭化物を前記開口または下側に設けた開口から取り出
すことを特徴とする請求項1記載の炭化方法。 - 【請求項3】 筒状の内炉を立てて設置し、その少なく
とも上側に開口を設け、原料を入れて該内炉に入れるた
めのバスケットを有することを特徴とする炭化装置。 - 【請求項4】 前記の内炉中に複数のバスケットを重ね
て入れる構造となっており、最下部に搬入されるバスケ
ットは、炭化物が漏れないように少なくとも底側が閉じ
られており、上側に搬入されるバスケットは、炭化物が
漏れ落ちるような孔空き構造となっていることを特徴と
する請求項3に記載の炭化装置。 - 【請求項5】 前記内炉体の上端が、前記外炉体の上端
より突出しており、該突出部の側壁に、ガス排出口を設
けてなることを特徴とする請求項3または請求項4に記
載の炭化処理。 - 【請求項6】 前記内炉の上端に設けた蓋と内炉上端と
の間が、内部の圧力が異常上昇したときに圧力が逃げら
れるように、安全弁構造となっていることを特徴とする
請求項3、請求項4または請求項5に記載の炭化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9106710A JPH10279950A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 炭化方法および炭化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9106710A JPH10279950A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 炭化方法および炭化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10279950A true JPH10279950A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14440538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9106710A Pending JPH10279950A (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | 炭化方法および炭化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10279950A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010001471A (ja) * | 2008-05-23 | 2010-01-07 | Aoki Mitsuru Shoji:Kk | 乾溜装置および乾溜油化システム |
WO2010043011A2 (pt) | 2008-10-16 | 2010-04-22 | Rm Materiais Refratários Ltda. | Aparelho e processo para decomposição térmica de qualquer tipo de material orgânico |
CN102911683A (zh) * | 2012-09-29 | 2013-02-06 | 蓝星(北京)化工机械有限公司 | 一种木质原料的炭化系统及炭化工艺 |
JP6664734B1 (ja) * | 2018-10-03 | 2020-03-13 | 株式会社大木工藝 | 廃棄物の再利用処理方法及びその再利用処理システム |
WO2021095195A1 (ja) * | 2019-11-14 | 2021-05-20 | 株式会社大木工藝 | 廃棄物減容処理方法および廃棄物減容処理システム |
JP7197958B1 (ja) * | 2022-04-27 | 2022-12-28 | 株式会社大木工藝 | 廃棄布製品処理方法及び廃棄布製品処理装置 |
JP2023139697A (ja) * | 2022-03-22 | 2023-10-04 | 株式会社トロムソ | 炭化炉 |
US11999920B2 (en) | 2020-09-14 | 2024-06-04 | Ecolab Usa Inc. | Cold flow additives for plastic-derived synthetic feedstock |
US12031097B2 (en) | 2021-10-14 | 2024-07-09 | Ecolab Usa Inc. | Antifouling agents for plastic-derived synthetic feedstocks |
-
1997
- 1997-04-08 JP JP9106710A patent/JPH10279950A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8603404B2 (en) | 2008-10-16 | 2013-12-10 | RM Materials Refratarios Ltda. | Apparatus and process for thermal decomposition of any kind of organic material |
CN102911683A (zh) * | 2012-09-29 | 2013-02-06 | 蓝星(北京)化工机械有限公司 | 一种木质原料的炭化系统及炭化工艺 |
CN111263669A (zh) * | 2018-10-03 | 2020-06-09 | 株式会社大木工艺 | 废弃物的再利用处理方法及其再利用处理系统 |
WO2020070816A1 (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 株式会社大木工藝 | 廃棄物の再利用処理方法及びその再利用処理システム |
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CN113133309A (zh) * | 2019-11-14 | 2021-07-16 | 株式会社大木工艺 | 废弃物减容处理方法以及废弃物减容处理系统 |
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