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JPH10275006A - 工業用ロボット - Google Patents

工業用ロボット

Info

Publication number
JPH10275006A
JPH10275006A JP8142097A JP8142097A JPH10275006A JP H10275006 A JPH10275006 A JP H10275006A JP 8142097 A JP8142097 A JP 8142097A JP 8142097 A JP8142097 A JP 8142097A JP H10275006 A JPH10275006 A JP H10275006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
axis
data
communication
position detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8142097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Akami
裕介 赤見
Yoshinori Sugiyama
義範 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP8142097A priority Critical patent/JPH10275006A/ja
Publication of JPH10275006A publication Critical patent/JPH10275006A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Numerical Control (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信に要する信号線の数を少なくし、
信号線の取り廻し自由度向上、データの信頼性低下の防
止等を図り得る工業用ロボットを提供する。 【解決手段】 第1軸〜第3軸位置検出器4−1〜4−
3に対し、それぞれに対応する第1軸〜第3軸モータド
ライバ7−1〜7−3が設けられた3軸サーボシステム
を有する工業用ロボットにおいて、すべての位置検出器
とモータドライバを1系統の信号線であるシリアル通信
線5によってディジーチェーン接続する。そして、各位
置検出器とモータドライバの組におけるデータ通信を、
位置検出器のアドレス指定ビットを含むパケット状のリ
クエスト信号と位置データ信号とによって行い、各種エ
ラー発生の有無について判断しつつ、位置データ取得や
エラー処理等を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリアル通信によっ
て可動部の動作状態についてのデータ通信を行う工業用
ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】サーボモータ、位置検出器及びモータド
ライバからなるサーボシステムを具備した工業用ロボッ
トにおいては、位置検出器からモータドライバへの位置
データ伝達を高速のシリアル通信によって行うものが知
られている。かかる工業用ロボットでは、サーボモータ
の駆動力によって可動部が動作し、その動作量(回転角
度位置)がアナログデータやパルスデータからなる位置
データとして位置検出器により検出される。そして、該
位置データはディジタルデータに変換され、専用の高速
シリアル通信によって制御装置内のモータドライバへ送
信される。
【0003】従来の工業用ロボットにおいては、シリア
ル通信により位置データを伝達する場合、位置検出器と
モータドライバとが1対1で通信を行う必要があること
から、ロボットに設けられた位置検出器とモータドライ
バの組の数に応じて位置データ伝達用の信号線(シリア
ル通信線)を設けることとしていた。そして、それぞれ
の位置検出器とモータドライバの組を非同期で動作さ
せ、それぞれの組において、それぞれの信号線を介して
モータドライバからの位置データ取得要求、位置検出器
からの位置データ送信等が行われていた。
【0004】このようなシリアル通信による位置データ
伝達によれば、位置データをアナログデータやパルスデ
ータのままパラレル通信によって伝達する場合に比べて
信号線の本数を減らすことができ、配線の簡略化を図る
ことができる。又、これはデータの信頼性向上にも効果
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の工業用ロボットでは、位置検出器とモータドライバ
の組の数、すなわち、軸の数に応じて信号線を設ける必
要がある。このため、工業用ロボットのような多軸制御
機器では、軸の数に応じて信号線の数が増加し、信号線
の取り廻し自由度が低下すると共に、各信号線のひね
り、曲げ、振動、接触等によってデータの信頼性も低下
するという問題点を有していた。
【0006】又、通常、上記信号線は、使い勝手や組立
のし易さ、メンテナンス性、可搬性等を重視して、制御
装置側とロボット側とを接続するケーブル、ロボット内
で位置検出器と前記ケーブルの接続部とを接続する内部
配線ケーブル及びこれらケーブルの各接続部に設けられ
たコネクタによって構成される。従って、上述のように
信号線の数が増えることにより、前記ケーブル及びコネ
クタの組立や配線に要する工数の増加、コネクタ接続に
おける信頼性の確保等も問題となっていた。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、工業用ロボットにおけるデータ通信に要する信
号線の数を少なくすることを可能とし、信号線の取り廻
し自由度の向上を図ることができると共に、信号線のひ
ねりや曲げ等によるデータの信頼性低下を防止すること
ができ、同時に、信号線を設けるのに要する工数を削減
することができ、かつ、接続部の信頼性を容易に確保す
ることができる工業用ロボットを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の可動部
を有し、制御装置が前記複数の可動部の動作をそれぞれ
指示する工業用ロボットにおいて、前記複数の可動部と
前記制御装置との間に設けられた一系統の信号線と、前
記複数の可動部の各々に対応して設けられ、可動部の動
作状態を検出する複数の検出手段と、前記制御装置内
に、前記複数の検出手段の各々に対応して設けられ、可
動部の駆動を制御する複数の駆動制御部とを有し、前記
複数の検出手段は、各々、前記信号線を介して前記制御
装置から指示信号を受け、当該指示信号が自己を特定し
て検出結果を要求するものである場合に、自己を特定す
るデータを付した検出結果信号を前記信号線に出力し、
前記複数の駆動制御部は、各々、自己が対応する検出手
段を特定するデータを付した前記指示信号を前記信号線
に出力すると共に、前記信号線を介して前記検出結果信
号を受け、当該検出結果信号に付された前記データによ
り自己が対応する検出手段からの検出結果信号を選別し
て検出結果を得ることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
<構成> (1)全体構成 以下に図面を参照して本発明の一実施形態について説明
する。図1は本発明の一実施形態による工業用ロボット
の全体構成を模式的に示した図である。
【0010】図において、1はロボット本体であり、第
1軸、第2軸及び第3軸の3つの軸(図示略)を有し、
各軸に対応する可動部(図示略)が動作してワークに対
して作業を行う。ここでは、説明の簡略化のため、この
ようにロボット本体1の軸数が3である3軸サーボシス
テムを具備した工業用ロボットを例として説明すること
にする。
【0011】2−1、2−2、2−3は、それぞれ、上
記第1軸、第2軸、第3軸に対応する第1軸サーボモー
タ、第2軸サーボモータ、第3軸サーボモータである。
これらのサーボモータは、ロボット本体1内に設けられ
ており、それぞれの出力軸において発生される駆動力が
減速機やベルト、リンク、ツール等を介して伝達され、
各軸に対応する可動部を動作させる。又、各サーボモー
タには、モータ動力線3−1、3−2、3−3が接続さ
れており、これらの接続線を介して駆動力発生のための
動力を供給される。
【0012】4−1、4−2、4−3は、それぞれ、第
1軸サーボモータ2−1、第2軸サーボモータ2−2、
第3軸サーボモータ2−3に取り付けられた第1軸位置
検出器、第2軸位置検出器、第3軸位置検出器である。
これらの位置検出器は、それぞれが取り付けられたサー
ボモータの出力軸の回転位置と回転数を検出し、その検
出結果に基づいて各可動部の位置データを生成する。そ
して、該位置データをシリアル信号形式でシリアル通信
線5へ出力し、制御装置6へ送信する。尚、これら位置
検出器の内部構成については、後に詳細に説明する。
【0013】シリアル通信線5は、第1軸位置検出器4
−1、第2軸位置検出器4−2及び第3軸位置検出器4
−3と、制御装置6内の第1軸モータドライバ7−1、
第2軸モータドライバ7−2及び第3軸モータドライバ
7−3との間を接続する信号線である。このシリアル通
信線5は、ロボット本体1と制御装置6との間を結ぶ1
本の信号線からなり、両端部がロボット本体1内と制御
装置6内で分岐して各位置検出器及び各モータドライバ
と接続されている。このようにして、1系統の信号線で
あるシリアル通信線5に対し、すべての位置検出器とモ
ータドライバがディジーチェーン接続されている。
【0014】制御装置6は、ロボット本体1の各可動部
の動作を制御する制御装置であり、第1軸モータドライ
バ7−1、第2軸モータドライバ7−2及び第3軸モー
タドライバ7−3と、所定の制御演算を行う制御基板等
(図示略)からなる。この制御装置6内の制御基板は、
一定時間Tt毎に各モータドライバを介して各位置検出
器からの位置データを受け、これに基づいて各サーボモ
ータへの動作指令信号を算出して出力する。尚、ここに
いう一定時間Ttとは、制御装置6がロボット本体1を
ディジタル制御する制御サンプリング周期のことであ
る。
【0015】第1軸モータドライバ7−1、第2軸モー
タドライバ7−2、第3軸モータドライバ7−3は、そ
れぞれ、第1軸、第2軸、第3軸のサーボモータと位置
検出器に対応して設けられたモータドライバである。各
モータドライバは、位置検出器との間の通信処理を行う
通信処理部を有しており、対応する位置検出器に対し
て、一定時間Ts毎に位置データの取得を要求するリク
エスト信号を出力し、このリクエスト信号がシリアル通
信線5を介して各位置検出器へ伝達される。又、対応す
る位置検出器が出力した位置データをシリアル通信線5
を介して受け、所定の信号形式にして上記制御基板へ供
給する。
【0016】ここで、上述した各モータドライバと位置
検出器の組はそれぞれ非同期に動作し、上記制御サンプ
リング周期の間に、各モータドライバと位置検出器の組
が、順次位置データ取得要求及び位置データ送信或いは
これらに加えてデータエラー時のリトライ等を行う(詳
細は後述)。このため、上記一定時間Tsは制御サンプ
リング周期よりも十分短い時間に設定されており、各機
器に設けられた送信機や受信機及びシリアル通信線5等
の通信速度も十分高速なものとなっている。例えば、T
sとしては250μs、通信速度としては5Mbps程
度である。
【0017】又、各モータドライバは、それぞれが対応
するサーボモータに接続されたモータ動力線(3−1、
3−2、3−3)とも接続されている(図示略)。そし
て、上記制御基板から出力される動作指令信号を、当該
動作指令信号に従ってサーボモータを駆動させる電流に
変換し、各モータ動力線を介して各サーボモータへ供給
する。
【0018】(2)位置検出器の内部構成 次に、上記第1軸位置検出器4−1、第2軸位置検出器
4−2及び第3軸位置検出器4−3の内部構成について
詳細に説明する。図2は位置検出器の内部構成ブロック
図である。尚、各軸の位置検出器には格別の差異はな
く、皆同様の内部構成となっているので、図2には1つ
の位置検出器の内部構成のみを示す。
【0019】図において、レゾルバ10は、サーボモー
タ出力軸の回転位置を検出するレゾルバであり、検出し
た回転位置をアナログ信号でA/D変換回路11へ出力
する。A/D変換回路11は、レゾルバ10からのアナ
ログ信号を受け、これをディジタルデータに変換して出
力する。又、このA/D変換回路11は、レゾルバ10
の検出結果について異常があるか否かを判断する機能を
具備しており、受けたアナログ信号に異常がある場合に
は、エラー信号を出力する。
【0020】回転検出回路12は、サーボモータ出力軸
の回転を検出する回路であり、サーボモータ出力軸が1
回転する度にカウンタ回路13へパルス信号を出力す
る。カウンタ回路13は、回転検出回路12からのパル
ス信号を受け、これによりサーボモータ出力軸の回転数
をカウントして出力する。又、このカウンタ回路13
は、回転検出回路12の検出結果について異常があるか
否かを判断する機能を具備しており、受けたパルス信号
に異常がある場合には、エラー信号を出力する。
【0021】位置検出回路14は、A/D変換回路11
から出力された回転位置(ディジタルデータ)と、カウ
ンタ回路13から出力された回転数とを受け、これらに
基づいてサーボモータが動作させる可動部の位置を算出
して位置データを生成する回路である。
【0022】尚、上記A/D変換回路11、カウンタ回
路13及び位置検出回路14には、タイマ15によって
動作クロックが供給される。そして、これらの回路は該
動作クロックに同期して上述の動作を行う。
【0023】シリアル通信回路16は、位置検出回路1
4において生成された位置データをシリアル信号形式に
変換して出力する回路である。このシリアル通信回路1
6は、タイマ12から動作クロックが供給される度に位
置データをシリアル信号形式に変換し、その変換した位
置データ信号を出力用の位置データとして保持してい
る。すなわち、動作クロックが供給される度に出力用の
位置データを更新しているのである。そして、上記リク
エスト信号を受け、該リクエスト信号が自己に対するも
のであるか否かを判断し、自己に対するものであった場
合、そのときに保持している位置データ信号をシリアル
通信線5へ出力する。尚、このような動作を行うため
に、タイマ12の動作クロックは上記一定時間Tsより
十分短く、位置検出器とモータドライバとが非同期に動
作するようになっている。
【0024】又、シリアル通信回路16には、A/D変
換回路11及びカウンタ回路13が出力したエラー信号
も入力される(図中の「異常」参照)。そして、エラー
信号が入力されているときにリクエスト信号を受けた場
合には、その旨の情報に相当するデータを出力する。更
に、シリアル通信回路16は、モータドライバから要求
があったとき等、必要に応じてA/D変換回路11及び
カウンタ回路13をリセットする(図中の「リセット」
参照)。
【0025】(3)データ通信の態様 続いて、本工業用ロボットにおけるデータ通信の態様に
ついて説明する。本工業用ロボットにおいては、上述し
たように3つの位置検出器と3つのモータドライバが1
系統のシリアル通信線5にディジーチェーン接続されて
おり、シリアル通信線5がすべての軸についての共通の
データ通信用信号線となっている。このため、送受信さ
れる通信データに通信の相手方を示すアドレス情報を付
加する。図3にかかる通信データの一態様を示す。
【0026】図3においては、上段がモータドライバか
ら位置検出器へのリクエスト信号に含まれるデータを示
し、下段が位置検出器からモータドライバへの位置デー
タ信号に含まれるデータを示している。この図に示すよ
うに、位置検出器とモータドライバとの間で授受される
通信データは32ビットのパケット状の構成となってお
り、第4ビット(図中のビット3)〜第6ビット(図中
のビット5。以下同様)にて通信の相手方を示すアドレ
ス情報を含ませるようになっている。このような通信デ
ータを用いることとして、それぞれの位置検出器、モー
タドライバに対し、アドレスを設定する。
【0027】ここで、図4を併せて参照しつつ、図3に
示した通信データ態様の各ビット情報について説明す
る。図4は、図3に示した通信データ態様における通信
データの一例を示しており、第1軸モータドライバ7−
1が第1軸位置検出器4−1に位置データの取得を要求
するリクエスト信号(上段)と、該リクエスト信号に応
答して第1軸位置検出器4−1が第1軸モータドライバ
7−1へ送信する位置データ信号(下段)とに相当する
ものである。
【0028】まず、リクエスト信号に含まれるビット情
報について説明する(図3及び図4の上段参照)。第1
ビット〜第3ビットはスタートビットであり、これらは
通信仕様に固有の値で、例えば図4に示すように“01
0”とする。第4ビット〜第6ビットはアドレス指定ビ
ットであり、第1軸〜第3軸位置検出器4−1〜4−3
のいずれかを指定するアドレスに応じたビット列とす
る。図4上段の例では“001”となっており、これが
第1軸位置検出器4−1のアドレスに相当する。尚、第
7ビット〜第26ビット(図中D19〜D0)は、リクエ
スト信号においては使用しない。
【0029】第27ビット及び第28ビットはコントロ
ール信号ビットであり、当該パケットに含まれた信号が
如何なる信号であるかを示すビット列とする。図4上段
の例では、“10”となっており、これがリクエスト信
号であることを示している。第29ビット〜第31ビッ
トはCRC信号ビットであり、パケットのデータエラー
を検出するための巡回冗長検査符合とする。第32ビッ
トはストップビットであり、図4の例では“1”であ
る。
【0030】以上述べたようなリクエスト信号がモータ
ドライバから出力され、シリアル通信線5を介して第1
軸〜第3軸のすべての位置検出器と当該モータドライバ
以外の2つのモータドライバへ送信される。そして、す
べての位置検出器及び前記2つのモータドライバが該リ
クエスト信号を受信し、アドレス指定ビットにより、自
己に対して送信された信号か否かを判断する。
【0031】このとき、自己に対する信号でないと判断
した位置検出器においては、リクエスト信号は無視され
る。又、前記2つのモータドライバにおいては、いずれ
も自己に対する信号でないと判断され、リクエスト信号
は無視される。
【0032】一方、自己に対するリクエスト信号である
と判断した位置検出器は、そのときに保持している図3
下段に示すような位置データ信号を、シリアル通信線5
を介して第1軸〜第3軸のすべてのモータドライバと当
該位置検出器以外の位置検出器へ送信する。
【0033】図4の例では、第1軸〜第3軸のすべての
位置検出器と、第2軸モータドライバ7−2及び第3軸
モータドライバ7−3へ図4上段のリクエスト信号が送
信され、第2軸位置検出器4−2、第3軸位置検出器4
−3、第2軸モータドライバ7−2及び第3軸モータド
ライバにおいては、該リクエスト信号は無視される。そ
して、第1軸位置検出器4−1のみが、そのときに保持
している図4下段に示すような位置データ信号を、第1
軸〜第3軸のすべてのモータドライバと、第2軸位置検
出器4−2及び第3軸位置検出器4−3へシリアル通信
線5を介して送信する。
【0034】次に、上述のようにして位置検出器から送
信される位置データ信号のビット情報について説明する
(図3及び図4の下段参照)。位置データ信号において
は、第1ビット〜第3ビットのスタートビット、第29
ビット〜第31ビットのCRC信号ビット、第32ビッ
トのストップビットは、上記リクエスト信号と同様であ
る。
【0035】第4ビット〜第6ビットのアドレス指定ビ
ットは、送信側である位置検出器の自己アドレスに応じ
たビット列とする。従って、図4下段の例では、第1軸
位置検出器4−1のアドレス“001”とする。
【0036】第7ビット〜第26ビットは位置データビ
ットであり、上記位置検出回路14等によって生成さ
れ、シリアル通信回路16にて20ビットのシリアル信
号(D19〜D0)に変換された位置データが含まれる。
【0037】第27ビット及び第28ビットのコントロ
ール信号ビットは、当該パケットに含まれた信号が位置
データ信号であることを示すビット列とする。図4下段
の例では、“00”となっており、これが位置データ信
号であることを示している。
【0038】以上述べたような位置データ信号が、位置
検出器から第1軸〜第3軸のすべてのモータドライバと
当該位置検出器以外の2つの位置検出器へ送信される。
そして、自己に対する信号であると判断したモータドラ
イバにおいてのみ位置データ信号が取り込まれ、その他
のモータドライバ及び位置検出器においては無視され
る。図4下段の位置データ信号にあっては、第1軸モー
タドライバ7−1にのみ取り込まれ、第2軸位置検出器
4−2、第3軸位置検出器4−3、第2軸モータドライ
バ7−2及び第3軸モータドライバには無視される。
【0039】<動作>次に、上記構成による本工業用ロ
ボットにおいて、データ通信を行う際の通信処理動作に
ついて説明する。尚、それぞれ対応する位置検出器とモ
ータドライバの組における通信処理の動作態様は同様で
あるので、以下の説明においては、第1軸位置検出器4
−1と第1軸モータドライバ7−1の組における通信処
理動作のみを説明することとし、第2軸位置検出器4−
2と第2軸モータドライバ7−2の組及び第3軸モータ
ドライバ4−3と第3軸モータドライバ7−3の組にお
ける通信処理動作については説明を省略する。又、ここ
では、通信データの態様として、図4に示した例を用い
ることにする。
【0040】(1)モータドライバ側の通信処理動作 初めに、モータドライバ側における通信処理動作につい
て、図5のフローチャートを参照して説明する。図5
は、上記一定時間Ts毎にモータドライバ側で上記制御
基板や通信処理部等によって繰り返し行われる処理を示
しており、一定時間Ts毎のタイマ割り込みによって起
動される。
【0041】まず、STEP1で第1軸モータドライバ
4−1の通信処理部にエラーがないかチェックされる。
そして、エラーがあった場合には、通信処理部エラーに
対する所定のエラー処理を行い(STEP2)、エラー
がなかった場合にはSTEP3へ進む。
【0042】STEP3では、第1軸位置検出器のアド
レス“001”を指定して上述の図4上段に示したよう
なリクエスト信号を出力し、シリアル通信線5を介して
各位置検出器等へリクエスト信号を送信する。
【0043】その後一定時間、第1軸位置検出器7−1
からの位置データ信号を待つレスポンス待ち処理を行う
(STEP4、STEP5)。このレスポンス待ち処理
は、まず、STEP4でレスポンスがあったか否か、す
なわち、何らかの信号が受信されたか否かを判断し、レ
スポンスがなければSTEP5でリクエスト信号の送信
から前記一定時間が経過したか否かを判断し、経過して
いなければ再びSTEP4へ戻り同一の処理を繰り返
す、という手順によって行われる。そして、レスポンス
がないまま前記一定時間、例えば50μs程度の時間が
経過したときには、STEP5での判断結果が“YE
S”となり、STEP6へ進んで無応答エラーに対する
所定のエラー処理を行う。
【0044】一方、前記一定時間の内にレスポンスがあ
り、何らかの信号が受信されたとすると、STEP4で
の判断結果が“YES”となり、STEP7以降の処理
へ進む。そして、このときの通信にエラーがないかどう
か、すなわち、STEP3で送信したリクエスト信号に
対し、第1軸位置検出器から位置データ信号が送信さ
れ、その位置データ信号を適切に受信することができた
かどうかを判断する。
【0045】この通信内容についての判断においては、
まず、STEP7で受信信号がエラーのない確かな位置
データ信号であるか判断する。これは、受信信号のコン
トロール信号ビットを参照することによって行い、コン
トロール信号ビットが“00”であった場合には“YE
S”と判断し、それ以外であった場合には“NO”と判
断する。ここで、受信信号がエラーのない確かな位置デ
ータ信号であったとすると、そのコントロール信号ビッ
トは“00”となっているので、STEP7の判断結果
が“YES”となり、STEP8へ進む。
【0046】そして、STEP8では、受信信号が第1
軸位置検出器4−1から送信されたものであるか判断す
る。これは、受信信号のアドレス指定ビットを参照する
ことによって行い、アドレス指定ビットが“001”で
あった場合には“YES”と判断し、それ以外であった
場合には“NO”と判断する。このとき、受信信号が第
1軸位置検出器4−1から送信された位置データ信号で
あったとすると、そのアドレス指定ビットは“001”
となっているので、STEP8の判断結果が“YES”
となり、STEP9へ進む。
【0047】STEP9では、受信信号の位置データビ
ットに含まれた情報を位置データとして取り込む処理を
行う。この処理は、該位置データを通信処理部にて所定
の信号形式に変換し、制御基板等へ供給することによっ
て行う。このようにして、第1軸モータドライバ7−1
側で第1軸位置検出器4−1の位置データが取得され
る。
【0048】尚、STEP8において、受信信号が第1
軸位置検出器4−1以外の位置検出器から送信された位
置データ信号であったとすると、そのアドレス指定ビッ
トは“001”以外のビット列となっているので、ST
EP8の判断結果は“NO”となる。この場合には、そ
の位置データ信号を無視し、STEP4へ戻って再びレ
スポンス待ち処理を行う。
【0049】一方、STEP7において、受信信号のコ
ントロール信号ビットが“00”以外のビット列となっ
ていたとすると、判断結果は“NO”となり、STEP
10へ進む。これは、エラーのある位置データ信号若し
くは位置データ信号以外の信号が受信され、STEP3
でリクエスト信号を送信したにもかかわらず、適切な位
置データ信号が受信されなかった、という通信エラーが
発生した場合である。
【0050】STEP10では、上記STEP8同様、
受信信号が第1軸位置検出器4−1から送信されたもの
であるか判断する。このとき、受信信号が第1軸位置検
出器4−1以外から送信された信号であったとすると、
そのアドレス指定ビットは“001”以外のビット列と
なっている。これにより、STEP10の判断結果は
“NO”となり、STEP4へ戻って再びレスポンス待
ち処理を行う。すなわち、第1軸モータドライバ7−1
は、上述したような通信エラーが発生しても、それが自
己の通信相手以外からのレスポンスによるものであった
場合には、当該通信エラーを無視し、何等のエラー処理
も行わないのである。
【0051】しかし、通信エラーが自己の通信相手から
のレスポンスによるものであった場合、すなわち、受信
信号が第1軸位置検出器4−1から送信された信号であ
り、STEP10での判断結果が“YES”となった場
合にあっては、以下に述べるようなエラー処理を行う。
【0052】まず、STEP11で、当該通信エラー
が、第1軸位置検出器4−1から第1軸モータドライバ
7−1へのレスポンスの通信中に生じた通信データエラ
ーであるか否かを判断する。ここに、通信データエラー
には、レスポンス通信中のパケットのビット落ち等が含
まれ、その判断は、受信信号中のCRC信号ビットによ
って行う。
【0053】このとき、通信データエラーは生じていな
かったとすると、STEP11の判断結果は“NO”と
なり、STEP12へ進む。そして今度は、当該通信エ
ラーが、第1軸モータドライバ7−1から第1軸位置検
出器4−1へのリクエスト信号の通信中にパケットのビ
ット落ち等が発生したことによる通信エラーレスポンス
であるか否かを判断する。
【0054】このように、STEP11及びSTEP1
2で通信エラーの形態を特定する処理を行い、当該通信
エラーが、上記通信データエラー、通信エラーレスポン
スのいずれにも特定できないときには、STEP12で
の判断結果が“NO”となり、STEP13へ進む。そ
して、第1軸位置検出器4−1側に何らかの異常が発生
したものとみなし、所定のエラー処理を行う。
【0055】これに対し、当該通信エラーが、上記通信
データエラー、通信エラーレスポンスのいずれかであっ
た場合には、STEP14以降の処理が行われる。すな
わち、通信データエラーであった場合には、STEP1
1での判断結果が“YES”となってSTEP14へ進
み、通信エラーレスポンスであった場合には、STEP
12での判断結果が“YES”となってSTEP14へ
進む。
【0056】STEP14では、リクエスト信号の再送
信回数が所定のリトライ制限回数を超えていないか判断
する。ここにいうリクエスト信号の再送信回数とは、図
5の通信処理を開始した以後、1度リクエスト信号を送
信したにもかかわらず位置データ信号を取得できず、再
びリクエスト信号の送信(リトライ)を行った回数であ
り、通信処理開始当初は0である。又、リトライ制限回
数とは、リクエスト信号の再送信を行うことが可能な回
数として、予め設定された再送信回数の上限である。
【0057】ここで、図5の通信処理動作が上記一定時
間Ts毎に行われ、かつ、第1軸〜第3軸の位置検出器
とモータドライバの組でそれぞれ非同期に行われるもの
であるということから、リトライ制限回数には、時間T
s/3以下の間に行い得る再送信回数を設定する。尚、
必要に応じて軸毎にデータ通信を行う時間の長さを変え
る場合には、軸毎にリトライ制限回数が異なるようにし
てもよい。
【0058】STEP14においては、このように設定
されたリトライ制限回数よりリクエスト信号の再送信回
数が少なかった場合、判断結果が“NO”となる。そし
て、リトライカウンタを1インクリメント(STEP1
5)した後でSTEP3へ戻り、リクエスト信号の再送
信をして上記STEP3以降の処理を再び行う。このよ
うにして、第1軸位置検出器4−1からの位置データ信
号が適切に受信されるまで、通信内容についてのエラー
判断とそのエラーの形態特定及びリクエスト信号の再送
信を繰り返す。
【0059】尚、リクエスト信号の再送信回数がリトラ
イ制限回数をオーバした場合には、STEP14の判断
結果が“YES”となり、STEP16へ進んでリトラ
イオーバエラーに対する所定のエラー処理を行う。
【0060】(2)位置検出器側の通信処理動作 次に、位置検出器側における通信処理動作について、図
6のフローチャートを参照して説明する。図6は、第1
軸位置検出器4−1において、第1軸モータドライバ4
−1からのリクエスト信号が受信されたときに起動され
る通信処理動作を示している。
【0061】まず、第1軸位置検出器4−1において何
らかの信号が受信されたとすると、STEP21でその
受信信号が自己に対する信号であるか判断する。これ
は、受信信号のアドレス指定ビットを参照することによ
って行い、アドレス指定ビットが“001”であった場
合には“YES”と判断し、それ以外であった場合には
“NO”と判断する。従って、受信信号が第1軸位置検
出器4−1に対するものでなかったとすると、そのアド
レス指定ビットは“001”以外のビット列となってい
るので、STEP21の判断結果は“NO”となり、処
理を終了して受信信号を無視する。
【0062】一方、受信信号が第1軸位置検出器4−1
に対するものであったとすると、そのアドレス指定ビッ
トは“001”となっているので、STEP21の判断
結果が“YES”となり、STEP22へ進む。
【0063】STEP22では、このときの通信内容に
エラーがないかどうか判断する。すなわち、上記STE
P21で自己(第1軸位置検出器4−1)に対するもの
であると判断された受信信号が、エラーのない確かなリ
クエスト信号であるか否かを判断するのである。これ
は、受信信号のコントロール信号ビットを参照すること
によって行い、コントロール信号ビットが“10”であ
った場合には“YES”と判断し、それ以外であった場
合には“NO”と判断する。
【0064】ここで、受信信号がエラーのない確かなリ
クエスト信号であったとすると、そのコントロール信号
ビットは“10”となっているので、STEP22の判
断結果が“YES”となり、STEP23へ進む。
【0065】STEP23では、位置データ信号を第1
軸モータドライバ7−1に対して送信する。これは、第
1軸位置検出器4−1内のシリアル通信回路16が、そ
のときに保持している位置データ信号をシリアル通信線
5へ出力することによって行われる。
【0066】一方、受信信号のコントロール信号ビット
が“10”以外のビット列となっていたとすると、ST
EP22の判断結果が“NO”となり、STEP24へ
進む。これは、第1軸モータドライバ7−1から第1軸
位置検出器4−1に対するリクエスト信号が適切に送受
信されなかった、という通信エラーが発生した場合であ
る。
【0067】STEP24では、当該通信エラーが、第
1軸モータドライバ7−1から第1軸位置検出器4−1
へのリクエスト信号の通信中に生じた通信データエラー
であるか否かを判断する。ここに、通信データエラーに
は、上記同様、リクエスト通信中のパケットのビット落
ち等が含まれ、その判断は、受信信号中のCRC信号ビ
ットによって行う。
【0068】このとき、通信データエラーが生じていた
とすると、STEP24の判断結果は“YES”とな
り、STEP25へ進む。そして、通信データエラーが
発生した旨のレスポンスを第1軸モータドライバ7−1
へ送信し、処理を終了する。
【0069】これに対し、通信データエラーは生じてお
らず、それ以外のエラーが生じていた場合には、STE
P24の判断結果が“NO”となり、STEP26へ進
む。これは、第1軸位置検出器4−1側において何らか
の異常が発生している場合であるので、その旨を知らせ
る位置検出器エラーレスポンスを第1軸モータドライバ
7−1へ送信し、処理を終了する。
【0070】以上述べたようにして、1系統のシリアル
通信線5によってディジーチェーン接続された各位置検
出器とモータドライバの組におけるデータ通信が行われ
る。ここで、もし、同時に2以上のモータドライバから
リクエスト信号が送信されたり、同時に2以上のサーボ
モータから位置データ信号が送信されたり、或いは第3
軸モータドライバ7−3のリクエスト信号と第1軸位置
検出器4−1の位置データ信号とが同時に送信されたり
すると、シリアル通信線5内で通信データがバッティン
グし、データの消滅やデータの信頼性低下を招く。
【0071】本工業用ロボットでは、各位置検出器とモ
ータドライバの組がそれぞれ非同期に動作しているが、
事実上かかる事態が発生する場合もあり得る。そこで、
より確実な通信を行うためには、例えば、各組が通信を
行っていることを他の組に知らせる信号を送信するよう
にすればよい。具体的には、各組同士を接続するBUS
Y信号線を設け、ある組が通信を行っている間は、シリ
アル通信線5の使用権を獲得していることを示す“BU
SY”信号を前記BUSY信号線を介して送信し、それ
を受信した組は通信を行わないようにしてもよい。
【0072】尚、上記実施形態においては、便宜上、3
軸サーボシステムを有する工業用ロボットを例として説
明したが、これ以外にも2軸、6軸、8軸等の多種多様
なサーボシステムを有する工業用ロボットや工作機械、
チップマウンタ装置等において、位置検出器とモータド
ライバを1系統のシリアル通信線5によってディジーチ
ェーン接続し、上述したようなデータ通信を行うことと
してもよいのは勿論である。又、配線の都合上、例え
ば、6軸サーボシステムの各シリアル通信線を1系統と
することができない場合、3軸ずつ2系統としたシリア
ル通信線を設けることとしてもよい。
【0073】更に、1系統のシリアル通信線により各位
置検出器同士も接続されているので、モータドライバか
らのリクエスト信号がない時間帯に各位置検出器が相互
にエラー等の監視を行うようにすることもできる。この
ようにすると、位置検出器の異常に対する信頼性が向上
するという効果が得られる。
【0074】加えて、上記実施形態における位置検出器
では、サーボモータ出力軸の回転位置を検出するのにレ
ゾルバを用いることとしたが、これ以外にもオプティカ
ルエンコーダや磁気エンコーダ等を用いることとしても
よい。
【0075】尚、位置検出器の多回転情報をカウンタに
記憶し、絶対位置検出が可能な位置検出器も存在する。
かかる位置検出器を具備したシステムでは、多回転情報
をカウンタに記憶するためにバッテリを搭載し、これを
電源OFF時、すなわち、システム停止中のバックアッ
プに用いることが多い。そして、この場合のバッテリ
は、通常、各位置検出器毎に用意する。しかし、本発明
によれば、上述したように1系統のシリアル通信線を設
けることとするので、これを介してバッテリを接続する
ことにより、バックアップのためのバッテリを単一のバ
ッテリでまかなうことが可能となる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
々の可動部の動作状態を検出する複数の検出手段と、そ
れら検出手段の各々に対応して制御装置内に設けられた
複数の駆動制御部との間の通信を1系統の信号線によっ
て行うこととしたので、信号線のひねりや曲げ、振動、
接触等によるデータの信頼性低下を最小限に抑えること
ができると共に、信号線の取り廻し自由度を向上させる
ことができるという効果が得られる。
【0077】又、各検出手段同士での通信も可能となる
ので、検出手段相互間で異常の監視を行うこともでき、
検出手段の異常に対する信頼性向上を図ることができ
る。加えて、信号線を1系統としたことにより、信号線
を設けるのに要する工数を削減することもできることに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による工業用ロボットの
構成を模式的に示した図である。
【図2】 同実施形態における位置検出器の内部構成ブ
ロック図である。
【図3】 同実施形態における通信データ態様を示す図
である
【図4】 図3に示した通信データ態様における通信デ
ータの一例を示す図である。
【図5】 モータドライバ側における通信処理動作を示
すフローチャートである。
【図6】 位置検出器側における通信処理動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 ロボット本体 2−1 第1軸サーボモータ 2−2 第2軸サーボモータ 2−3 第3軸サーボモータ 4−1 第1軸位置検出器 4−2 第2軸位置検出器 4−3 第3軸位置検出器 5 シリアル通信線 6 制御装置 7−1 第1軸モータドライバ 7−2 第2軸モータドライバ 7−3 第3軸モータドライバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の可動部を有し、制御装置が前記複
    数の可動部の動作をそれぞれ指示する工業用ロボットに
    おいて、 前記複数の可動部と前記制御装置との間に設けられた一
    系統の信号線と、 前記複数の可動部の各々に対応して設けられ、可動部の
    動作状態を検出する複数の検出手段と、 前記制御装置内に、前記複数の検出手段の各々に対応し
    て設けられ、可動部の駆動を制御する複数の駆動制御部
    とを有し、 前記複数の検出手段は、各々、前記信号線を介して前記
    制御装置から指示信号を受け、当該指示信号が自己を特
    定して検出結果を要求するものである場合に、自己を特
    定するデータを付した検出結果信号を前記信号線に出力
    し、 前記複数の駆動制御部は、各々、自己が対応する検出手
    段を特定するデータを付した前記指示信号を前記信号線
    に出力すると共に、前記信号線を介して前記検出結果信
    号を受け、当該検出結果信号に付された前記データによ
    り自己が対応する検出手段からの検出結果信号を選別し
    て検出結果を得ることを特徴とする工業用ロボット。
JP8142097A 1997-03-31 1997-03-31 工業用ロボット Withdrawn JPH10275006A (ja)

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