JPH10268255A - アクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents
アクティブマトリクス型液晶表示装置Info
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- JPH10268255A JPH10268255A JP7122297A JP7122297A JPH10268255A JP H10268255 A JPH10268255 A JP H10268255A JP 7122297 A JP7122297 A JP 7122297A JP 7122297 A JP7122297 A JP 7122297A JP H10268255 A JPH10268255 A JP H10268255A
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- coordinate
- electrode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄型・小型化を実現し且つ良好な画像表示を
得るもので有りながら、入力ペンによる座標位置検出感
度を向上し、低消費電力化を図る。 【解決手段】 画素電極18パターンの間隙領域に対向
する、対向基板23上のブラックマトリクス領域に、格
子状に第1及び第2の座標検出電極7a、7bを形成
し、入力ペン16による座標位置検出時、入力ペン16
と第1及び第2の座標検出電極7a、7bとの間で直接
電磁波を授受し、座標位置検出感度の向上を図る。
得るもので有りながら、入力ペンによる座標位置検出感
度を向上し、低消費電力化を図る。 【解決手段】 画素電極18パターンの間隙領域に対向
する、対向基板23上のブラックマトリクス領域に、格
子状に第1及び第2の座標検出電極7a、7bを形成
し、入力ペン16による座標位置検出時、入力ペン16
と第1及び第2の座標検出電極7a、7bとの間で直接
電磁波を授受し、座標位置検出感度の向上を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリクス状に配
列された画素電極を有し、画素電極のパターンの間隙に
対応する位置に座標検出電極を設け、座標情報を得る事
が出来るアクティブマトリクス型液晶表示装置に関す
る。
列された画素電極を有し、画素電極のパターンの間隙に
対応する位置に座標検出電極を設け、座標情報を得る事
が出来るアクティブマトリクス型液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、マトリクス状に配列される画素電
極を、薄膜トランジスタ(以下TFTと称する。)にて
スイッチングし、高画質、高精細且つ大画面化を図るア
クティブマトリクス型液晶表示装置が多用されている。
一方、近年、従来のキーボードによる入力機能に対し
て、キーボードレスあるいは手書きによる文字や図形の
入力機能を備えたペン入力コンピュータやペン入力端末
が開発されその多くは、表示装置とペン入力による座標
入力装置との兼用を図っている。
極を、薄膜トランジスタ(以下TFTと称する。)にて
スイッチングし、高画質、高精細且つ大画面化を図るア
クティブマトリクス型液晶表示装置が多用されている。
一方、近年、従来のキーボードによる入力機能に対し
て、キーボードレスあるいは手書きによる文字や図形の
入力機能を備えたペン入力コンピュータやペン入力端末
が開発されその多くは、表示装置とペン入力による座標
入力装置との兼用を図っている。
【0003】この様な表示装置とペン入力による座標入
力装置とを兼用する液晶表示装置の第1の従来例とし
て、表示パネルの前面に座標検出用の電極が形成された
フィルムからなるペンタッチ式タブレットを重ねて配置
して、ペンの圧力あるいはペンに誘導される電圧を検出
して座標情報を得る装置が知られている。
力装置とを兼用する液晶表示装置の第1の従来例とし
て、表示パネルの前面に座標検出用の電極が形成された
フィルムからなるペンタッチ式タブレットを重ねて配置
して、ペンの圧力あるいはペンに誘導される電圧を検出
して座標情報を得る装置が知られている。
【0004】しかしながら、この様な装置にあっては表
示パネル前面にタブレットを設けていることから、表示
パネルの透過率の低下を来し表示品位を低下するという
問題を有していた。
示パネル前面にタブレットを設けていることから、表示
パネルの透過率の低下を来し表示品位を低下するという
問題を有していた。
【0005】このため第2の従来例として、図5に示す
ように表示パネル1の裏に電磁誘導方式のデジタイザ2
を設け、ペン3とデジタイザ間での電磁波の授受を検知
して座標情報を得る装置が開発されている。しかしなが
らこの様な装置は、表示パネルの透過率の低下を生じな
いものの、表示部に表示パネルと共にデジタイザを組み
込むため、表示部の厚みや重量が増大し、表示部の薄
型、軽量化を妨げてしまうという新たな問題を生じてい
た。しかもデジタイザは、反射型の液晶表示装置に使用
する場合には、表示パネルに形成される金属反射板の下
に配置される一方、透過型の液晶表示装置に使用する場
合には、照明装置の導光板の下に配置される事から、い
づれにおいても電磁波の検出感度が低下し検出情報を得
られなかったりあるいは誤動作を生じてしまうという問
題を生じる一方、検出感度向上を図るため座標検出信号
の振幅を大きくすると、消費電力が増大され低消費電力
化が妨げられるという問題を生じていた。
ように表示パネル1の裏に電磁誘導方式のデジタイザ2
を設け、ペン3とデジタイザ間での電磁波の授受を検知
して座標情報を得る装置が開発されている。しかしなが
らこの様な装置は、表示パネルの透過率の低下を生じな
いものの、表示部に表示パネルと共にデジタイザを組み
込むため、表示部の厚みや重量が増大し、表示部の薄
型、軽量化を妨げてしまうという新たな問題を生じてい
た。しかもデジタイザは、反射型の液晶表示装置に使用
する場合には、表示パネルに形成される金属反射板の下
に配置される一方、透過型の液晶表示装置に使用する場
合には、照明装置の導光板の下に配置される事から、い
づれにおいても電磁波の検出感度が低下し検出情報を得
られなかったりあるいは誤動作を生じてしまうという問
題を生じる一方、検出感度向上を図るため座標検出信号
の振幅を大きくすると、消費電力が増大され低消費電力
化が妨げられるという問題を生じていた。
【0006】この様な第2の従来例の問題を解決する第
3の従来例として、透明な行電極と列電極をマトリクス
状に配置したシンプルマトリクス液晶表示装置におい
て、各透明電極間のブラック格子部に金属電極を設け、
この金属電極を片隣の透明電極と接続し、各行電極と列
電極を座標検出用電極として用いて、電界センサ又は磁
界センサより成るペンタッチ式のタブレットを使用する
装置が特開平6−51184号公報に開示されている。
3の従来例として、透明な行電極と列電極をマトリクス
状に配置したシンプルマトリクス液晶表示装置におい
て、各透明電極間のブラック格子部に金属電極を設け、
この金属電極を片隣の透明電極と接続し、各行電極と列
電極を座標検出用電極として用いて、電界センサ又は磁
界センサより成るペンタッチ式のタブレットを使用する
装置が特開平6−51184号公報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら第3の従
来例にあっては、座標検出用電極が、液晶組成物を介し
て対向される一対の行電極基板と列電極基板の夫々に設
けられる事から、表示パネル表面からペン入力する場合
に、表面側の基板上の座標検出用電極に関しては良好な
検出が可能で有るものの、表面側の基板と液晶組成物を
介在して対向配置される基板側の座標検出用電極にあっ
ては、表面側のストライプ状の行あるいは列電極及び液
晶組成物を介在してペン入力される事から、検出感度が
低下し検出不能あるいは誤動作を生じてしまうという問
題を依然として残しており、これを改善するため、座標
検出信号の振幅を大きくし、検出感度を向上しようとす
ると、消費電力の増大を招くという第2の従来例と同様
の問題を残していた。
来例にあっては、座標検出用電極が、液晶組成物を介し
て対向される一対の行電極基板と列電極基板の夫々に設
けられる事から、表示パネル表面からペン入力する場合
に、表面側の基板上の座標検出用電極に関しては良好な
検出が可能で有るものの、表面側の基板と液晶組成物を
介在して対向配置される基板側の座標検出用電極にあっ
ては、表面側のストライプ状の行あるいは列電極及び液
晶組成物を介在してペン入力される事から、検出感度が
低下し検出不能あるいは誤動作を生じてしまうという問
題を依然として残しており、これを改善するため、座標
検出信号の振幅を大きくし、検出感度を向上しようとす
ると、消費電力の増大を招くという第2の従来例と同様
の問題を残していた。
【0008】そこで本発明は上記課題を除去するもの
で、画像表示機能を損なう事無く、又消費電力の増大を
生じる事無く良好な座標情報を得られ、更に装置の薄型
・軽量化を実現出来る液晶表示装置を提供する事を目的
とする。
で、画像表示機能を損なう事無く、又消費電力の増大を
生じる事無く良好な座標情報を得られ、更に装置の薄型
・軽量化を実現出来る液晶表示装置を提供する事を目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、第1の透明絶縁性基板上にマトリクス状に配
列される画素電極を有するアレイ基板と、第2の透明絶
縁性基板上に共通電極を有し前記アレイ基板に間隙を隔
てて対向配置される対向基板と、前記アレイ基板及び前
記対向基板間に封入される液晶組成物とを具備し、入力
ペンにより前記液晶表示素子の座標位置検知を行うアク
ティブマトリクス型液晶表示装置において、前記アレイ
基板あるいは前記対向基板のいずれか一方にて、前記画
素電極のパターンの間隙領域に相当する領域で有り且つ
前記入力ペンによる座標位置検知時、前記入力ペンとの
間に他の電極が介在しない領域に格子状に形成される遮
光性金属からなる座標検出電極と、この座標検出電極か
らの検出情報を取り出す座標検出端子とを設けるもので
ある。
するため、第1の透明絶縁性基板上にマトリクス状に配
列される画素電極を有するアレイ基板と、第2の透明絶
縁性基板上に共通電極を有し前記アレイ基板に間隙を隔
てて対向配置される対向基板と、前記アレイ基板及び前
記対向基板間に封入される液晶組成物とを具備し、入力
ペンにより前記液晶表示素子の座標位置検知を行うアク
ティブマトリクス型液晶表示装置において、前記アレイ
基板あるいは前記対向基板のいずれか一方にて、前記画
素電極のパターンの間隙領域に相当する領域で有り且つ
前記入力ペンによる座標位置検知時、前記入力ペンとの
間に他の電極が介在しない領域に格子状に形成される遮
光性金属からなる座標検出電極と、この座標検出電極か
らの検出情報を取り出す座標検出端子とを設けるもので
ある。
【0010】又本発明は上記課題を解決するため、第1
の透明絶縁性基板上のゲート線及び信号線の交点に配列
されるスイッチング素子及び、このスイッチング素子に
接続され前記第1の透明絶縁性基板上にマトリクス状に
配列される画素電極を有するアレイ基板と、第2の透明
絶縁性基板上に共通電極を有し前記アレイ基板に間隙を
隔てて対向配置される対向基板と、前記アレイ基板及び
前記対向基板間に封入される液晶組成物とを具備し、入
力ペンにより前記液晶表示素子の座標位置検知を行うア
クティブマトリクス型液晶表示装置において、前記アレ
イ基板あるいは前記対向基板のいずれか一方にて、前記
画素電極のパターンの間隙領域に相当する領域で有り且
つ前記入力ペンによる座標位置検知時、前記入力ペンと
の間に他の電極が介在しない領域に前記走査線と平行に
形成される遮光性金属からなる複数本の第1の座標検出
電極と、この第1の座標検出電極が形成される前記アレ
イ基板あるいは前記対向基板と同一基板にて、前記画素
電極のパターンの間隙領域に相当する領域で有り且つ前
記入力ペンによる座標位置検知時、前記入力ペンとの間
に他の電極が介在しない領域に前記信号線と平行に形成
される遮光性金属からなる複数本の第2の座標検出電極
と、前記第1の座標検出電極からの第1の検出情報を取
り出す第1の座標検出端子と、前記第2の座標検出電極
からの第2の検出情報を取り出す第2の座標検出端子と
を設けるものである。
の透明絶縁性基板上のゲート線及び信号線の交点に配列
されるスイッチング素子及び、このスイッチング素子に
接続され前記第1の透明絶縁性基板上にマトリクス状に
配列される画素電極を有するアレイ基板と、第2の透明
絶縁性基板上に共通電極を有し前記アレイ基板に間隙を
隔てて対向配置される対向基板と、前記アレイ基板及び
前記対向基板間に封入される液晶組成物とを具備し、入
力ペンにより前記液晶表示素子の座標位置検知を行うア
クティブマトリクス型液晶表示装置において、前記アレ
イ基板あるいは前記対向基板のいずれか一方にて、前記
画素電極のパターンの間隙領域に相当する領域で有り且
つ前記入力ペンによる座標位置検知時、前記入力ペンと
の間に他の電極が介在しない領域に前記走査線と平行に
形成される遮光性金属からなる複数本の第1の座標検出
電極と、この第1の座標検出電極が形成される前記アレ
イ基板あるいは前記対向基板と同一基板にて、前記画素
電極のパターンの間隙領域に相当する領域で有り且つ前
記入力ペンによる座標位置検知時、前記入力ペンとの間
に他の電極が介在しない領域に前記信号線と平行に形成
される遮光性金属からなる複数本の第2の座標検出電極
と、前記第1の座標検出電極からの第1の検出情報を取
り出す第1の座標検出端子と、前記第2の座標検出電極
からの第2の検出情報を取り出す第2の座標検出端子と
を設けるものである。
【0011】又本発明は上記課題を解決するため、第1
の透明絶縁性基板上のゲート線及び信号線の交点に配列
されるスイッチング素子及び、このスイッチング素子に
接続され前記第1の透明絶縁性基板上にマトリクス状に
配列される画素電極を有するアレイ基板と、第2の透明
絶縁性基板上に共通電極を有し前記アレイ基板に間隙を
隔てて対向配置される対向基板と、前記アレイ基板及び
前記対向基板間に封入される液晶組成物とを具備し、入
力ペンにより前記液晶表示素子の座標位置検知を行うア
クティブマトリクス型液晶表示装置において、前記対向
基板上にて、前記画素電極のパターンの間隙領域に対向
する領域で有り、且つ前記入力ペンによる座標位置検知
時、前記入力ペンとの間に他の電極が介在しない領域に
前記走査線と平行に形成される遮光性金属からなる複数
本の第1の座標検出電極と、記対向基板上にて、前記画
素電極のパターンの間隙領域に対向する領域で有り、且
つ入力ペンによる座標位置検知時、前記入力ペンとの間
に他の電極が介在しない領域に前記信号線と平行に形成
される遮光性金属からなる複数本の第2の座標検出電極
と、前記第1の座標検出電極からの第1の検出情報を取
り出す第1の座標検出端子と、前記第2の座標検出電極
からの第2の検出情報を取り出す第2の座標検出端子と
を設けるものである。
の透明絶縁性基板上のゲート線及び信号線の交点に配列
されるスイッチング素子及び、このスイッチング素子に
接続され前記第1の透明絶縁性基板上にマトリクス状に
配列される画素電極を有するアレイ基板と、第2の透明
絶縁性基板上に共通電極を有し前記アレイ基板に間隙を
隔てて対向配置される対向基板と、前記アレイ基板及び
前記対向基板間に封入される液晶組成物とを具備し、入
力ペンにより前記液晶表示素子の座標位置検知を行うア
クティブマトリクス型液晶表示装置において、前記対向
基板上にて、前記画素電極のパターンの間隙領域に対向
する領域で有り、且つ前記入力ペンによる座標位置検知
時、前記入力ペンとの間に他の電極が介在しない領域に
前記走査線と平行に形成される遮光性金属からなる複数
本の第1の座標検出電極と、記対向基板上にて、前記画
素電極のパターンの間隙領域に対向する領域で有り、且
つ入力ペンによる座標位置検知時、前記入力ペンとの間
に他の電極が介在しない領域に前記信号線と平行に形成
される遮光性金属からなる複数本の第2の座標検出電極
と、前記第1の座標検出電極からの第1の検出情報を取
り出す第1の座標検出端子と、前記第2の座標検出電極
からの第2の検出情報を取り出す第2の座標検出端子と
を設けるものである。
【0012】上記構成により本発明は、画像表示時の透
過率の低下を生じる事無く、且つ装置の薄型・軽量化を
妨げる事無く、一方の電極基板の画素電極の間隙領域に
相当する領域に、格子状に座標検出電極を形成し、その
他の電極や液晶組成物等を介在せずにペン入力可能とす
る事により、全ての座標検出電極において良好な検出感
度を得られ、低消費電力であっても誤動作の無い正確な
座標情報を得られ、しかも表示品位を向上すると共に、
携帯用コンピュータ等への適用を可能とするものであ
る。
過率の低下を生じる事無く、且つ装置の薄型・軽量化を
妨げる事無く、一方の電極基板の画素電極の間隙領域に
相当する領域に、格子状に座標検出電極を形成し、その
他の電極や液晶組成物等を介在せずにペン入力可能とす
る事により、全ての座標検出電極において良好な検出感
度を得られ、低消費電力であっても誤動作の無い正確な
座標情報を得られ、しかも表示品位を向上すると共に、
携帯用コンピュータ等への適用を可能とするものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図3を参照して説明する。図1はアクティブ
マトリクス型の液晶表示装置6の構成を示し、第1及び
第2の座標検出電極7a、7bを有し、画像表示を行う
とともに座標情報の入力を行うアクティブマトリクス型
の液晶表示素子8には、駆動電圧発生回路10に制御さ
れ液晶表示素子8に画像表示を行わせるための第1及び
第2の駆動IC11a、11b、及び座標位置検出を行
なわせるために座標検出電極7a、7bからの検出信号
を取り出す第1及び第2の座標検出用端子12a、12
bが接続されている。第1及び第2の座標検出用端子1
2a、12bからの出力は座標検出信号コントローラ1
3を介し、座標検出処理回路14に送られ座標情報とし
て取り出される。又16は、共振回路を内臓する入力ペ
ンで有る。
を図1乃至図3を参照して説明する。図1はアクティブ
マトリクス型の液晶表示装置6の構成を示し、第1及び
第2の座標検出電極7a、7bを有し、画像表示を行う
とともに座標情報の入力を行うアクティブマトリクス型
の液晶表示素子8には、駆動電圧発生回路10に制御さ
れ液晶表示素子8に画像表示を行わせるための第1及び
第2の駆動IC11a、11b、及び座標位置検出を行
なわせるために座標検出電極7a、7bからの検出信号
を取り出す第1及び第2の座標検出用端子12a、12
bが接続されている。第1及び第2の座標検出用端子1
2a、12bからの出力は座標検出信号コントローラ1
3を介し、座標検出処理回路14に送られ座標情報とし
て取り出される。又16は、共振回路を内臓する入力ペ
ンで有る。
【0014】液晶表示素子8は、第1の透明絶縁基板1
7上にマトリクス状に配列される画素電極18を有する
アレイ基板20と、第2の透明絶縁性基板21上に共通
電極22を有する対向基板23との間に、配向膜(図示
せず)を介して液晶組成物24を封入し、アレイ基板2
0及び対向基板23の外側に夫々偏光板26、27を貼
着し更にアレイ基板20の偏光板26に反射板29を張
り合わせて成る反射型の液晶表示素子8とされている。
ここでアレイ基板20には、透明なガラスからなる第1
の透明絶縁基板17上に、例えばモリブデン−タングス
テン(Mo−W)合金からなりスイッチング素子で有る
薄膜トランジスタ(以下TFTと略称する。)28のゲ
ート電極(図示せず)と一体的に形成されるゲート線3
0及び補助容量線30aがパターン形成され、更にモリ
ブデン/アルミニウム/モリブデン(Mo/Al/M
o)の三層からなる信号線31がゲート線30と直交す
る様パターン形成されている。ゲート線30及び信号線
31の交点にはTFT28が形成され、更にゲート線3
0及び信号線31に囲まれた領域には、インジウム錫酸
化物(以下ITOと称する。)から成り、TFT28に
接続される画素電極18がマトリクス状にパターン形成
されている。
7上にマトリクス状に配列される画素電極18を有する
アレイ基板20と、第2の透明絶縁性基板21上に共通
電極22を有する対向基板23との間に、配向膜(図示
せず)を介して液晶組成物24を封入し、アレイ基板2
0及び対向基板23の外側に夫々偏光板26、27を貼
着し更にアレイ基板20の偏光板26に反射板29を張
り合わせて成る反射型の液晶表示素子8とされている。
ここでアレイ基板20には、透明なガラスからなる第1
の透明絶縁基板17上に、例えばモリブデン−タングス
テン(Mo−W)合金からなりスイッチング素子で有る
薄膜トランジスタ(以下TFTと略称する。)28のゲ
ート電極(図示せず)と一体的に形成されるゲート線3
0及び補助容量線30aがパターン形成され、更にモリ
ブデン/アルミニウム/モリブデン(Mo/Al/M
o)の三層からなる信号線31がゲート線30と直交す
る様パターン形成されている。ゲート線30及び信号線
31の交点にはTFT28が形成され、更にゲート線3
0及び信号線31に囲まれた領域には、インジウム錫酸
化物(以下ITOと称する。)から成り、TFT28に
接続される画素電極18がマトリクス状にパターン形成
されている。
【0015】一方対向基板23は、透明なガラスからな
る第2の透明絶縁基板21上に、酸化クロム/クロム
(CrO/Cr)の2層構造からなり画素電極18のパ
ターンの間隙領域と対向する領域にて信号線31方向と
同一方向の第2の座標検出電極7bが形成され、更に酸
化シリコン(SiOx)からなる第1の絶縁膜34を介
し、酸化クロム/クロム(CrO/Cr)の2層構造か
らなり画素電極18のパターンの間隙領域と対向する領
域にてゲート線30方向と同一方向で有り、第2の座標
検出電極7bと直交する第1の座標検出電極7aが形成
されている。これにより対向基板23上には第1及び第
2の座標検出電極7a、7bにより格子状の座標検出電
極が形成される事となる。尚この格子状の第1及び第2
の座標検出電極7a、7bはブラックマトリクスを兼用
している。
る第2の透明絶縁基板21上に、酸化クロム/クロム
(CrO/Cr)の2層構造からなり画素電極18のパ
ターンの間隙領域と対向する領域にて信号線31方向と
同一方向の第2の座標検出電極7bが形成され、更に酸
化シリコン(SiOx)からなる第1の絶縁膜34を介
し、酸化クロム/クロム(CrO/Cr)の2層構造か
らなり画素電極18のパターンの間隙領域と対向する領
域にてゲート線30方向と同一方向で有り、第2の座標
検出電極7bと直交する第1の座標検出電極7aが形成
されている。これにより対向基板23上には第1及び第
2の座標検出電極7a、7bにより格子状の座標検出電
極が形成される事となる。尚この格子状の第1及び第2
の座標検出電極7a、7bはブラックマトリクスを兼用
している。
【0016】更に第1の座標検出電極7a上には、酸化
シリコン(SiOx)からなる第2の絶縁膜37を介し
ITOからなる共通電極22が形成されている。尚、第
1の座標検出電極7a及び第2の座標検出電極7bは、
図3に示す様に、夫々隣り合う2本ずつが短絡され、第
1及び第2のループ状のアンテナコイル9a、9bを形
成し、入力ペン16に対して電磁界を発生させる。
シリコン(SiOx)からなる第2の絶縁膜37を介し
ITOからなる共通電極22が形成されている。尚、第
1の座標検出電極7a及び第2の座標検出電極7bは、
図3に示す様に、夫々隣り合う2本ずつが短絡され、第
1及び第2のループ状のアンテナコイル9a、9bを形
成し、入力ペン16に対して電磁界を発生させる。
【0017】このようにして成るアレイ基板20及び対
向基板23の対向面に、夫々配向膜(図示せず)を塗布
し、反対面に偏光板26、27を貼着し、アレイ基板2
0の画素電極18のパターンの間隙領域及び、対向基板
23の第1及び第2の座標検出電極7a、7bが対向す
るよう、両基板20、23を対向して組み立て、セル化
し、両基板20、23間に液晶組成物24を注入した後
封止し、液晶表示素子8とする。
向基板23の対向面に、夫々配向膜(図示せず)を塗布
し、反対面に偏光板26、27を貼着し、アレイ基板2
0の画素電極18のパターンの間隙領域及び、対向基板
23の第1及び第2の座標検出電極7a、7bが対向す
るよう、両基板20、23を対向して組み立て、セル化
し、両基板20、23間に液晶組成物24を注入した後
封止し、液晶表示素子8とする。
【0018】次に液晶表示装置6において入力ペン16
を用い座標位置を検出する方法について述べる。入力ペ
ン16にて、液晶表示素子8の対向基板23側の表面を
走査することにより、第1及び第2の座標検出電極7
a、7bの第1及び第2のループ状のアンテナコイル9
a,9bから発生される電磁界により、入力ペン16に
共振を生じさせる。次に入力ペン16の共振回路から発
生する電磁波をアンテナコイルで受信する。この様な電
磁波の授受操作を複数のアンテナコイルを切り替えなが
ら繰り返し、第1及び第2の座標検出電極7a、7bは
入力ペン16からの電磁波を受信して座標の検出を行
う。この検出結果は、第1及び第2の座標検出用端子1
2a、12bから座標検出信号コントローラ13に出力
され座標検出処理回路14において座標情報に処理され
キーボード(図示せず)等からの入力と同様にコンピュ
ータ等の制御装置(図示せず)に入力される。
を用い座標位置を検出する方法について述べる。入力ペ
ン16にて、液晶表示素子8の対向基板23側の表面を
走査することにより、第1及び第2の座標検出電極7
a、7bの第1及び第2のループ状のアンテナコイル9
a,9bから発生される電磁界により、入力ペン16に
共振を生じさせる。次に入力ペン16の共振回路から発
生する電磁波をアンテナコイルで受信する。この様な電
磁波の授受操作を複数のアンテナコイルを切り替えなが
ら繰り返し、第1及び第2の座標検出電極7a、7bは
入力ペン16からの電磁波を受信して座標の検出を行
う。この検出結果は、第1及び第2の座標検出用端子1
2a、12bから座標検出信号コントローラ13に出力
され座標検出処理回路14において座標情報に処理され
キーボード(図示せず)等からの入力と同様にコンピュ
ータ等の制御装置(図示せず)に入力される。
【0019】尚、入力ペン16による対向基板23表面
の走査時、第1及び第2の座標検出電極7a、7bと入
力ペン16との間にその他の電極及び液晶組成物等が介
在され無い事から、第1及び第2の座標検出電極7a、
7bへの座標検出用の入力信号の振幅を増大しなくて
も、第1及び第2の座標検出電極7a、7bのいずれに
おいても良好な検出感度を得られ、誤動作を生じる惧れ
が無い。
の走査時、第1及び第2の座標検出電極7a、7bと入
力ペン16との間にその他の電極及び液晶組成物等が介
在され無い事から、第1及び第2の座標検出電極7a、
7bへの座標検出用の入力信号の振幅を増大しなくて
も、第1及び第2の座標検出電極7a、7bのいずれに
おいても良好な検出感度を得られ、誤動作を生じる惧れ
が無い。
【0020】この様に構成すれば、対向基板23におい
て、画素電極18のパターンの間隙領域に対向するブラ
ックマトリクス領域に、ブラックマトリクスを兼用する
格子状の第1及び第2の座標検出電極7a、7bを設け
る事により、入力ペン16による座標位置検出時、共通
電極22等他の電極や液晶組成物24等を介在する事無
く第1及び第2の座標検出電極7a、7bと直接電磁波
を授受出来る事から良好な検出感度を得られ、従来の様
に第1及び第2の座標検出電極7a、7bに対して、座
標検出用の入力信号の振幅を増大しなくても、検出不能
や誤検出を生じる事無く良好な位置検出を実施でき、低
消費電力で有りながら座標位置検出精度の向上を図れ
る。しかも第1及び第2の座標検出電極7a、7bが、
液晶表示素子8の表示機能を妨げる事無く、その開口率
及び透過率に影響を及ぼさないので、画像表示時には良
好な表示品位を得られると共に、液晶表示素子8と別体
のデジタイザを設ける必要が無く、液晶表示素子8の薄
型・軽量化を実現出来、携帯用の表示機器への適用も可
能となる。
て、画素電極18のパターンの間隙領域に対向するブラ
ックマトリクス領域に、ブラックマトリクスを兼用する
格子状の第1及び第2の座標検出電極7a、7bを設け
る事により、入力ペン16による座標位置検出時、共通
電極22等他の電極や液晶組成物24等を介在する事無
く第1及び第2の座標検出電極7a、7bと直接電磁波
を授受出来る事から良好な検出感度を得られ、従来の様
に第1及び第2の座標検出電極7a、7bに対して、座
標検出用の入力信号の振幅を増大しなくても、検出不能
や誤検出を生じる事無く良好な位置検出を実施でき、低
消費電力で有りながら座標位置検出精度の向上を図れ
る。しかも第1及び第2の座標検出電極7a、7bが、
液晶表示素子8の表示機能を妨げる事無く、その開口率
及び透過率に影響を及ぼさないので、画像表示時には良
好な表示品位を得られると共に、液晶表示素子8と別体
のデジタイザを設ける必要が無く、液晶表示素子8の薄
型・軽量化を実現出来、携帯用の表示機器への適用も可
能となる。
【0021】次に本発明の第2の実施の形態について図
4を参照して説明する。尚本実施の形態は、第1の実施
の形態における液晶表示素子8が反射型であるのに対し
て、照明装置を有する透過型の液晶表示素子とするもの
の、他は第1の実施の形態と同様で有る事から、第1の
実施の形態と同一部分については同一符号を付しその説
明を省略する。
4を参照して説明する。尚本実施の形態は、第1の実施
の形態における液晶表示素子8が反射型であるのに対し
て、照明装置を有する透過型の液晶表示素子とするもの
の、他は第1の実施の形態と同様で有る事から、第1の
実施の形態と同一部分については同一符号を付しその説
明を省略する。
【0022】即ち本実施の形態にあっては、夫々に偏光
板26、27のみが貼着されるアレイ基板20及び対向
基板23の間に液晶組成物24を封入して成る液晶表示
素子37のアレイ基板20側に照明装置38を配置し、
照明装置38からの透過光により画像表示を行ってい
る。そして座標位置は、入力ペン16による対向基板2
3の走査により、入力ペン16と、対向基板23に形成
される第1及び第2の座標検出電極7a、7bとの間で
の電磁波の授受により検出される。
板26、27のみが貼着されるアレイ基板20及び対向
基板23の間に液晶組成物24を封入して成る液晶表示
素子37のアレイ基板20側に照明装置38を配置し、
照明装置38からの透過光により画像表示を行ってい
る。そして座標位置は、入力ペン16による対向基板2
3の走査により、入力ペン16と、対向基板23に形成
される第1及び第2の座標検出電極7a、7bとの間で
の電磁波の授受により検出される。
【0023】この様に構成すれば、透過型の液晶表示素
子37であっても、座標位置検出のための第1及び第2
の座標検出電極7a、7bが液晶表示素子37表面の対
向基板23側に設けられ、第1の実施の形態と同様入力
ペン16による座標情報検出時、他の電極や液晶組成物
24更には照明装置38等を一切介在する事無く、入力
ペン16と第1及び第2の座標検出電極7a、7b間に
て直接電磁波を授受出来、良好な検出感度を得られ、低
消費電力で有りながら検出不能や誤検出を生じる事無
く、座標位置検出精度の向上を図れる。しかも液晶表示
素子8の開口率及び透過率に影響を及ぼす事が無く良好
な表示品位を得られ又、液晶表示素子8の薄型・軽量化
を実現出来る。
子37であっても、座標位置検出のための第1及び第2
の座標検出電極7a、7bが液晶表示素子37表面の対
向基板23側に設けられ、第1の実施の形態と同様入力
ペン16による座標情報検出時、他の電極や液晶組成物
24更には照明装置38等を一切介在する事無く、入力
ペン16と第1及び第2の座標検出電極7a、7b間に
て直接電磁波を授受出来、良好な検出感度を得られ、低
消費電力で有りながら検出不能や誤検出を生じる事無
く、座標位置検出精度の向上を図れる。しかも液晶表示
素子8の開口率及び透過率に影響を及ぼす事が無く良好
な表示品位を得られ又、液晶表示素子8の薄型・軽量化
を実現出来る。
【0024】尚本発明は上記実施の形態に限られるもの
ではなく、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であ
って、例えば座標検出電極の材質や構造等任意である
し、座標検出電極にてアンテナコイルを形成する場合
も、夫々隣接す座標検出電極を2本ずつ短絡するのでは
なく、1本置きあるいは任意の間隔で短絡する等しても
良い。
ではなく、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であ
って、例えば座標検出電極の材質や構造等任意である
し、座標検出電極にてアンテナコイルを形成する場合
も、夫々隣接す座標検出電極を2本ずつ短絡するのでは
なく、1本置きあるいは任意の間隔で短絡する等しても
良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、液
晶表示素子の画像表示の表面側と成る電極基板上にて、
マトリクス状に配列される画素電極の間隙領域でありブ
ラックマトリクス領域に相当する領域に、座標検知を行
う格子状の座標検出電極を形成し、入力ペンと座標検出
電極との間にその他の電極や液晶組成物等を介在しない
事により、入力ペンにて座標位置を検知する際に、入力
ペンと座標検出電極との間で直接電磁波を授受出来るの
で、座標位置検出感度を向上出来、検出不能や誤検出を
防止し座標位置検出精度の向上を図れる。更に検出感度
の向上により座標検出電極への入力信号の振幅を小さく
出来、低消費電力化が可能に成る。しかも座標検出電極
が液晶表示素子のブラックマトリクス位置に設けられ、
その開口率及び透過率に影響を及ぼす事が無いので、画
像表示にあっては良好な表示品位を得られると共に、液
晶表示素子とは別にデジタイザを設ける必要も無く、構
造上、液晶表示素子の薄型・軽量化も実現出来、携帯用
の表示機器への適用も可能となる。
晶表示素子の画像表示の表面側と成る電極基板上にて、
マトリクス状に配列される画素電極の間隙領域でありブ
ラックマトリクス領域に相当する領域に、座標検知を行
う格子状の座標検出電極を形成し、入力ペンと座標検出
電極との間にその他の電極や液晶組成物等を介在しない
事により、入力ペンにて座標位置を検知する際に、入力
ペンと座標検出電極との間で直接電磁波を授受出来るの
で、座標位置検出感度を向上出来、検出不能や誤検出を
防止し座標位置検出精度の向上を図れる。更に検出感度
の向上により座標検出電極への入力信号の振幅を小さく
出来、低消費電力化が可能に成る。しかも座標検出電極
が液晶表示素子のブラックマトリクス位置に設けられ、
その開口率及び透過率に影響を及ぼす事が無いので、画
像表示にあっては良好な表示品位を得られると共に、液
晶表示素子とは別にデジタイザを設ける必要も無く、構
造上、液晶表示素子の薄型・軽量化も実現出来、携帯用
の表示機器への適用も可能となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の液晶表示装置を示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態液晶表示素子の一部
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態第1及び第2の座標
検出電極の接続を示す概略説明図である。
検出電極の接続を示す概略説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の液晶表示装置を示
す構成図である。
す構成図である。
【図5】第2の従来例における液晶表示装置を示す構成
図である。
図である。
6…液晶表示装置 7a…第1の座標検出電極 7b…第2の座標検出電極 8…液晶表示素子 12a、12b…第1及び第2の座標検出用端子 16…入力ペン 18…画素電極 20…アレイ基板 22…共通電極 23…対向電極 24…液晶組成物 30…ゲート線 31…信号線
Claims (7)
- 【請求項1】 第1の透明絶縁性基板上にマトリクス状
に配列される画素電極を有するアレイ基板と、第2の透
明絶縁性基板上に共通電極を有し前記アレイ基板に間隙
を隔てて対向配置される対向基板と、前記アレイ基板及
び前記対向基板間に封入される液晶組成物とを有する液
晶表示素子を具備し、入力ペンにより前記液晶表示素子
の座標位置検知を行うアクティブマトリクス型液晶表示
装置において、 前記アレイ基板あるいは前記対向基板のいずれか一方に
て、前記画素電極のパターンの間隙領域に相当する領域
で有り且つ前記入力ペンによる座標位置検知時、前記入
力ペンとの間に他の電極が介在しない領域に格子状に形
成される遮光性金属からなる座標検出電極と、 この座標検出電極からの検出情報を取り出す座標検出端
子とを具備する事を特徴とするアクティブマトリクス型
液晶表示装置。 - 【請求項2】 座標検出電極がブラックマトリクスを兼
用する事を特徴とする請求項1に記載のアクティブマト
リクス型液晶表示装置。 - 【請求項3】 第1の透明絶縁性基板上のゲート線及び
信号線の交点に配列されるスイッチング素子及び、この
スイッチング素子に接続され前記第1の透明絶縁性基板
上にマトリクス状に配列される画素電極を有するアレイ
基板と、第2の透明絶縁性基板上に共通電極を有し前記
アレイ基板に間隙を隔てて対向配置される対向基板と、
前記アレイ基板及び前記対向基板間に封入される液晶組
成物とを具備し、入力ペンにより前記液晶表示素子の座
標位置検知を行うアクティブマトリクス型液晶表示装置
において、 前記アレイ基板あるいは前記対向基板のいずれか一方に
て、前記画素電極のパターンの間隙領域に相当する領域
で有り且つ前記入力ペンによる座標位置検知時、前記入
力ペンとの間に他の電極が介在しない領域に前記走査線
と平行に形成される遮光性金属からなる複数本の第1の
座標検出電極と、 この第1の座標検出電極が形成される前記アレイ基板あ
るいは前記対向基板と同一基板にて、前記画素電極のパ
ターンの間隙領域に相当する領域で有り且つ前記入力ペ
ンによる座標位置検知時、前記入力ペンとの間に他の電
極が介在しない領域に前記信号線と平行に形成される遮
光性金属からなる複数本の第2の座標検出電極と、 前記第1の座標検出電極からの第1の検出情報を取り出
す第1の座標検出端子と、 前記第2の座標検出電極からの第2の検出情報を取り出
す第2の座標検出端子とを具備する事を特徴とするアク
ティブマトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項4】 第1の透明絶縁性基板上のゲート線及び
信号線の交点に配列されるスイッチング素子及び、この
スイッチング素子に接続され前記第1の透明絶縁性基板
上にマトリクス状に配列される画素電極を有するアレイ
基板と、第2の透明絶縁性基板上に共通電極を有し前記
アレイ基板に間隙を隔てて対向配置される対向基板と、
前記アレイ基板及び前記対向基板間に封入される液晶組
成物とをし、入力ペンにより前記液晶表示素子の座標位
置検知を行うアクティブマトリクス型液晶表示装置にお
いて、 前記対向基板上にて、前記画素電極のパターンの間隙領
域に対向する領域で有り、且つ前記入力ペンによる座標
位置検知時、前記入力ペンとの間に他の電極が介在しな
い領域に前記走査線と平行に形成される遮光性金属から
なる複数本の第1の座標検出電極と、 前記対向基板上にて、前記画素電極のパターンの間隙領
域に対向する領域で有り、且つ入力ペンによる座標位置
検知時、前記入力ペンとの間に他の電極が介在しない領
域に前記信号線と平行に形成される遮光性金属からなる
複数本の第2の座標検出電極と、 前記第1の座標検出電極からの第1の検出情報を取り出
す第1の座標検出端子と、 前記第2の座標検出電極からの第2の検出情報を取り出
す第2の座標検出端子とを具備する事を特徴とするアク
ティブマトリクス型液晶表示装置。 - 【請求項5】 第1の座標検出電極及び第2の座標検出
電極がブラックマトリクスを兼用する事を特徴とする請
求項3又は請求項4のいずれかに記載のアクティブマト
リクス型液晶表示装置。 - 【請求項6】 第1の座標検出電極及び第2の座標検出
電極が相互に絶縁される事を特徴とする請求項3乃至請
求項5のいずれかに記載のアクティブマトリクス型液晶
表示装置。 - 【請求項7】 複数本の第1の座標検出電極を2本ずつ
接続してループ状の第1のアンテナコイルを形成し、複
数本の第2の座標検出電極を2本ずつ接続してループ状
の第2のアンテナコイルを形成する事を特徴とする請求
項32乃至請求項6のいずれかに記載のアクティブマト
リクス型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7122297A JPH10268255A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7122297A JPH10268255A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10268255A true JPH10268255A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13454445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7122297A Pending JPH10268255A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | アクティブマトリクス型液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10268255A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003105073A2 (en) * | 2002-06-07 | 2003-12-18 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Input system |
JP2006284932A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Casio Comput Co Ltd | 表示パネル、表示装置及び表示パネルの製造方法 |
JP2010107990A (ja) * | 2009-12-04 | 2010-05-13 | Seiko Epson Corp | タッチパネルを搭載した液晶装置、該液晶装置を具備した電子機器 |
US9645661B2 (en) | 2014-03-10 | 2017-05-09 | Samsung Display Co., Ltd. | Display substrate and method of manufacturing the same |
WO2017086529A1 (ko) * | 2015-11-16 | 2017-05-26 | 권우영 | 평판표시장치의 전자기장 안테나 겸용 격자무늬 빛 가리개 |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP7122297A patent/JPH10268255A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003105073A2 (en) * | 2002-06-07 | 2003-12-18 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Input system |
WO2003105073A3 (en) * | 2002-06-07 | 2004-10-14 | Koninkl Philips Electronics Nv | ENTRY SYSTEM |
CN1327323C (zh) * | 2002-06-07 | 2007-07-18 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 输入系统 |
JP2006284932A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Casio Comput Co Ltd | 表示パネル、表示装置及び表示パネルの製造方法 |
JP2010107990A (ja) * | 2009-12-04 | 2010-05-13 | Seiko Epson Corp | タッチパネルを搭載した液晶装置、該液晶装置を具備した電子機器 |
US9645661B2 (en) | 2014-03-10 | 2017-05-09 | Samsung Display Co., Ltd. | Display substrate and method of manufacturing the same |
WO2017086529A1 (ko) * | 2015-11-16 | 2017-05-26 | 권우영 | 평판표시장치의 전자기장 안테나 겸용 격자무늬 빛 가리개 |
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