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JPH10268245A - 曲面表示液晶パネル、曲面表示液晶パネルの製造装置および製造方法、ならびに液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

曲面表示液晶パネル、曲面表示液晶パネルの製造装置および製造方法、ならびに液晶表示装置の製造方法

Info

Publication number
JPH10268245A
JPH10268245A JP7025197A JP7025197A JPH10268245A JP H10268245 A JPH10268245 A JP H10268245A JP 7025197 A JP7025197 A JP 7025197A JP 7025197 A JP7025197 A JP 7025197A JP H10268245 A JPH10268245 A JP H10268245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
sealing material
curved
crystal panel
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7025197A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihisa Kobayashi
幸久 小林
Yoshikatsu Imazeki
佳克 今関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP7025197A priority Critical patent/JPH10268245A/ja
Publication of JPH10268245A publication Critical patent/JPH10268245A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容積や重量を増加させることなく、ワイド感
やデザイン上の発展性を得ることが可能となり、しかも
表示面積の増加が可能な曲面表示液晶パネルの製造方法
を提供する。 【解決手段】 紫外線硬化性のシール材28を挟んで可
撓性を持つ一対の透明基板24を圧着して曲面表示液晶
パネル10を製造する方法である。この曲面表示液晶パ
ネル10の製造方法は、紫外線を透過させる湾曲状態保
持部54によって一対の透明基板24を湾曲状態に保持
する工程と、この工程により一対の透明基板24が湾曲
状態に保持された状態で、シール材28に対して紫外線
を照射してシール材28を硬化させる工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲面表示液晶パネ
ル、曲面表示液晶パネルの製造装置および製造方法、な
らびに液晶表示装置の製造方法に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】電話
機、携帯電話機、ページャー、電子手帳等といった各種
の電子機器において、可視情報を表示するための表示部
として液晶表示装置が広く用いられている。
【0003】このような液晶表示装置は、液晶表示パネ
ルと駆動回路とを備え、また、必要に応じて、バックラ
イト、ケーシング等といった付帯機器が装着されてなる
ものである。そして、このような液晶表示装置が電子機
器に用いられる場合には、電子機器内に、表示面をなす
液晶表示パネルが、電子機器の筐体外面とほぼ平行に組
み込まれて、表示部が形成される。
【0004】近年、このような電子機器の表示面に対し
て、ワイド感の追求やデザイン上の発展性の観点から、
電子機器内に組み込んだ液晶表示パネルの表示面の上部
に凸レンズを組み込んだものが用いられている。
【0005】しかしながら、この構造では、液晶表示パ
ネルの上部に凸レンズを必要とするので、容積、重量の
増加を招くという問題があった。また、凸レンズによっ
て表示は大きく見えるようになるものの、表示部の湾曲
によって期待できる表示面積の増加には結びついてなか
った。
【0006】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、容積や重量を増加さ
せることなく、ワイド感やデザイン上の発展性を得るこ
とが可能となり、しかも表示面積の増加が可能な曲面表
示液晶パネル、曲面表示液晶パネルの製造装置および製
造方法、ならびに液晶表示装置の製造方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る曲面表示液晶パネルの製造装置は、紫外線硬化性の
シール材を挟んで可撓性を持つ一対の透明基板を圧着す
る曲面表示液晶パネルの製造装置であって、前記シール
材に向けて照射された紫外線を透過させ、前記一対の透
明基板を湾曲した状態で表裏両面から保持する湾曲状態
保持部と、前記シール材に向けて紫外線を照射する紫外
線源と、を有することを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、湾曲状態
保持部が紫外線を透過させるように形成されているた
め、湾曲状態保持部が一対の透明基板を表裏両面から保
持した状態で、可撓性を持つ透明基板の間のシール材に
向けて、紫外線源から紫外線を照射して紫外線硬化性の
シール材を硬化させることができる。このようにしてシ
ール材を硬化させることによって、一対の透明基板が湾
曲した状態に固定され、曲面表示液晶パネルを得ること
ができる。
【0009】そして、本発明に係る曲面表示液晶パネル
の製造装置は、深部まで一瞬にして到達する紫外線の照
射によって紫外線硬化性のシール材を硬化させるため、
熱硬化性のシール材を熱によって硬化させる場合に比
し、短時間でシール材を硬化させることができる。その
結果、曲面表示液晶パネルの製造に要する時間を短縮す
ることが可能となる。
【0010】このように、シール材の硬化が短時間で行
えるため、一定のスループットを得るために必要な曲面
表示液晶パネルの製造装置の数は、熱硬化性のシール材
を用いる場合の装置に比し、少なくて済み、設備投資を
削減できると共に、工場スペースの利用効率を向上させ
ることができる。さらに、必要となる製造装置の数が少
ないため、装置間のばらつきを抑えるためのメインテナ
ンス等も比較的短時間で行うことができ、装置のばらつ
きに起因する製品すなわち曲面表示液晶パネルのばらつ
きを抑えることが比較的容易となる。
【0011】請求項2に記載の発明に係る曲面表示液晶
パネルの製造装置は、請求項1において、前記紫外線源
は、前記シール材を表裏両方向から照射する少なくとも
2つの紫外線源であることを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、湾曲状態
保持部に表裏両面から保持された一対の透明基板の間の
シール材に表裏両方向から紫外線を照射する曲面表示液
晶パネルの製造装置が得られる。したがって、紫外線を
表または裏の一方向のみから照射する装置に比べ、シー
ル材全体を確実に硬化させることができ、一対の透明基
板のシール材による十分な接合強度を確実に確保するこ
とができる。また、表または裏の一方向のみから紫外線
を照射してシール材を硬化させる場合に比べ、硬化させ
るための時間が短縮されるため、処理効率を向上させる
ことができる。
【0013】請求項3に記載の発明に係る曲面表示液晶
パネルの製造方法は、紫外線硬化性のシール材を挟んで
可撓性を持つ一対の透明基板を圧着して曲面表示液晶パ
ネルを製造する方法であって、紫外線を透過させる湾曲
状態保持部によって前記一対の透明基板を湾曲状態に表
裏両面から保持する工程と、前記工程により前記一対の
透明基板が湾曲状態に保持された状態で、前記シール材
に対して紫外線を照射して前記シール材を硬化させる工
程とを有することを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、紫外線硬
化性のシール材を挟んで対向する可撓性を持つ一対の透
明基板を、紫外線を透過する湾曲状態保持部によって湾
曲状態に表裏両面から保持した状態でシール材に対して
紫外線を照射することによって、一対の透明基板が湾曲
した状態でシール材を硬化させる。そのシール材の硬化
によって、一対の透明基板は、湾曲状態保持部から取り
出した後も湾曲した状態に固定され、それによって曲面
表示液晶パネルが形成される。したがって、電子機器に
組み込んだ際に、ワイド感やデザイン上の発展性を得る
ことが、凸レンズを用いることなく可能で、しかも、表
示面が曲面となるため、平面表示型の液晶表示パネルに
比べ表示面積が大きい、曲面表示液晶パネルを得ること
ができる。
【0015】また、紫外線源からの紫外線が、紫外線を
透過するように形成された湾曲状態保持部を介して、透
明基板の間のシール材に向けて照射されるため、湾曲状
態保持部が一対の透明基板を保持した状態で、紫外線硬
化性のシール材を硬化させることができる。このように
してシール材を硬化させることによって、一対の透明基
板が湾曲した状態に固定された曲面表示液晶パネルを得
ることができる。
【0016】さらに、本発明によれば、紫外線硬化性の
シール材に、深部まで一瞬にして到達する紫外線の照射
によって紫外線硬化性のシール材を硬化させるため、熱
硬化性のシール材を熱によって硬化させる場合に比し、
短時間でシール材を硬化させることができる。その結
果、曲面表示液晶パネルの製造に要する時間を短縮する
ことができる。
【0017】また、このようにシール材の硬化が短時間
で行えるため、一定のスループットを得るために必要な
曲面表示液晶パネルの製造装置の数は、熱硬化性のシー
ル材を用いる場合の装置に比し、少なくて済み、設備投
資を削減できると共に、工場スペースの利用効率を向上
させることができる。さらに、必要となる製造装置の数
が少ないため、装置間のばらつきを抑えるためのメイン
テナンス等も比較的短時間で行うことができ、装置のば
らつきに起因する製品すなわち曲面表示液晶パネルのば
らつきを抑えることが比較的容易となる。
【0018】請求項4に記載の発明に係る曲面表示液晶
パネルの製造方法は、請求項3において、シール材を硬
化させる前記工程においては、前記シール材に対して紫
外線を少なくとも表裏両方向から照射して前記シール材
を硬化させることを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、湾曲状態
保持部によって表裏両面から保持された可撓性を持つ一
対の透明基板の間のシール材に表裏両方向から紫外線を
照射して曲面表示液晶パネルの製造が行われる。したが
って、紫外線を表または裏の一方向のみから照射する場
合に比べ、シール材全体を確実に硬化させることがで
き、一対の透明基板のシール材による十分な接合強度を
確実に確保することができる。また、表または裏の一方
向のみから紫外線を照射してシール材を硬化させる場合
に比べ、硬化させるための時間が短縮され、処理効率を
向上させることができる。
【0020】請求項5に記載の発明に係る曲面表示液晶
パネルの製造方法は、紫外線硬化性のシール材を挟んで
対峙する可撓性を持つ一対の透明基板を有する曲面表示
液晶パネルの製造方法であって、シール材を挟んで圧着
された、複数の基板に対応する大きさを持つ一対のシー
ト状の透明基板を、紫外線を透過させる湾曲状態保持部
によって湾曲状態に表裏両面から保持する工程と、前記
工程により前記一対のシート状の透明基板が湾曲状態に
保持された状態で、前記シール材に対して紫外線を照射
して前記シール材を硬化させる工程と、前記シール材が
硬化した前記一対のシート状の透明基板を、個々の基板
の大きさに切断する工程と、を有することを特徴とす
る。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、複数の基
板に対応する大きさの一対のシート状の透明基板を、湾
曲状態保持部によって湾曲した状態に表裏両面から保持
し、その状態で一対のシート状の透明基板の間に配置さ
れたシール材に紫外線を照射することによってシール材
を硬化させて、湾曲した一対のシート状の透明基板と
し、その後、個々の基板の大きさに切断することによっ
て、曲面表示液晶パネルが製造される。したがって、一
対の個々の基板を、それぞれ湾曲加工する場合に比べ、
効率よく湾曲加工を行って、曲面表示液晶パネルを製造
することができる。
【0022】請求項6に記載の発明に係る液晶表示装置
の製造方法は、シール材を挟んで可撓性を持つ一対の基
板を圧着して製造される曲面表示液晶パネルと、該曲面
表示液晶パネルを駆動する駆動回路とを備える液晶表示
装置を製造する方法であって、前記曲面表示液晶パネル
は、紫外線を透過させる湾曲状態保持部によって可撓性
を持つ一対の透明基板を湾曲状態に表裏両面から保持す
る工程と、前記工程により前記一対の透明基板を湾曲状
態に保持した状態で、前記シール材に対して紫外線を照
射して前記シール材を硬化させる工程とを含んで製造さ
れることを特徴とする。
【0023】請求項6は、請求項3に記載の曲面表示液
晶パネルの製造方法によって製造される液晶表示パネル
を備える液晶表示装置の製造方法を定義している。した
がって、請求項3に記載の発明について上述した作用効
果と同様な作用効果を有する液晶表示装置の製造方法と
なる。
【0024】請求項7に記載の発明に係る曲面表示液晶
パネルは、紫外線硬化性のシール材を挟んで対峙する可
撓性を持つ一対の透明基板を有する曲面表示液晶パネル
であって、紫外線照射により硬化した前記シール材によ
って湾曲状態が保持されることを特徴とする。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、電子機器
に組み込んだ際に、ワイド感やデザイン上の発展性を得
ることが凸レンズを用いることなく可能で、しかも、表
示面が曲面となるため平面表示型の液晶表示パネルに比
べ表示面積が大きい曲面表示液晶パネルが得られる。
【0026】また、本発明によれば、紫外線硬化性のシ
ール材が硬化して湾曲状態が保持されることによって曲
面表示液晶パネルとなる。したがって、深部まで一瞬に
して到達する紫外線の照射によってシール材を硬化させ
ればよく、熱硬化性のシール材を熱によって硬化させる
場合に比し、短時間で製造可能な曲面表示液晶パネルと
なる。
【0027】このように、シール材の硬化が短時間で行
えるため、一定のスループットを得るために必要な曲面
表示液晶パネルの製造装置の数は、熱硬化性のシール材
を用いる曲面表示液晶パネルを製造する場合に比し、少
なくて済み、設備投資を削減できると共に、工場スペー
スの利用効率を向上させることができる。さらに、必要
となる製造装置の数が少ないため、装置間のばらつきを
抑えるためのメインテナンス等も比較的短時間で行うこ
とができ、装置のばらつきに起因する製品すなわち曲面
表示液晶パネルのばらつきを抑えることが比較的容易と
なる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明する。
【0029】図1は、本実施例の曲面表示液晶パネル1
0の湾曲のない方向に沿った模式的な断面図である。本
実施例の曲面表示液晶パネル10は、液晶セル(以下セ
ルと呼ぶ)と、その上下の外面に貼付される偏光板50
とを含んで構成される単純マトリックス形の曲面表示液
晶パネルである。
【0030】この液晶セルは、対向する2枚の透明基板
24と、2枚の透明基板24の対向面の縁部全域に配置
されて透明基板同士の間を気密封着するシール材28
と、2枚の透明基板24のそれぞれの対向面に形成され
た透明電極32と、それら透明電極32を覆って形成さ
れた配向膜36と、2枚の透明基板24のギャップに配
置されて基板間距離を保つスペーサ40と、2枚の透明
基板24とシール材28とによって画成される空間に封
入された液晶44とを含んで形成される。
【0031】なお、透明基板24は、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテ
ルスルフォン、ポリカーボネートなどのポリマーフィル
ムによって形成され、可撓性を有する。
【0032】また、シール材28には紫外線硬化型の樹
脂、例えば、アクリレート系、メタアクリレート系、変
性ウレタンアクリレート系、変性エポキシアクリレート
系などの樹脂が用いられる。
【0033】次に、本実施例の曲面表示液晶パネル10
の製造工程について説明する。本実施例の曲面表示液晶
パネル10は、透明電極形成、印刷、組立、湾曲加工、
液晶注入、および偏光板貼付の各工程を経て製造され
る。
【0034】透明電極形成工程においては、まず、一対
の透明基板24の表面にスパッタリングによって透明な
導電層例えばITO(indium tin oxide)層を形成す
る。なお、本実施例の透明基板24は、本工程では、複
数枚の透明基板に対応する大きさを有するロールの状態
である。
【0035】次に、フォトリソグラフィー、すなわちレ
ジスト液を塗布し、所定のパターンの露光を行い、現像
し、エッチングを行った後に、レジスト液を除去するこ
とによって、所定のパターンの透明電極32(本実施例
の場合はITO電極)を透明基板24上に形成する。
【0036】そして、ロール状のポリマーフィルムを切
断し、A4サイズ程度の一対のシート状の透明基板24
とした後、印刷工程に入る。
【0037】印刷工程では、各透明基板24に配向膜3
6を印刷し、セル厚を一定に保つためのスペーサ40を
片側の透明基板24上に分散させて配置し、焼成する。
そして、配向膜36を布等でこするラビングを行い、配
向膜36に配向性を持たせる。
【0038】組立工程では、まず、片側の透明基板24
の周囲にシール材28を印刷する。そして、片側の透明
基板24の所定箇所に両面導通材30を印刷する。
【0039】組立工程には、シール材を挟んで対向する
可撓性を持つ一対の透明基板を湾曲状態に保持する湾曲
状態保持工程と、そのシール材を硬化させるシール材硬
化工程が含まれる。
【0040】また、後続の工程で一方の透明基板24の
一部を除去して透明電極32の一部を露出させて端子部
26を形成できるようにするために、一方の透明基板2
4の両面導通材26を印刷した箇所の付近に切り目を入
れておく。
【0041】ここで、本実施例の組立工程で用いられる
曲面表示液晶パネル製造装置52について説明する。
【0042】この曲面表示液晶パネル製造装置52は、
図2に示すように、紫外線硬化性のシール材28を挟ん
で一対の透明基板24を圧着して曲面表示液晶パネル1
0を製造する際に用いられ、湾曲状態保持部54と、湾
曲状態保持部54の表側および裏側に配置された紫外線
源62を含んで構成される。
【0043】湾曲状態保持部54は、一対の透明基板2
4,24を表裏から挟み込み、所定の形状に湾曲させる
一対の合わせ型56,58と、一対の合わせ型56,5
8を介して一対の透明基板24,24に圧力を及ぼす押
圧機構60(例えばボルトナット)とを有する。
【0044】なお、湾曲状態保持部54は、一対の合わ
せ型56,58を紫外線の透過が良好な材料、例えば紫
外線透過性のガラス、水晶、紫外線透過性の耐熱プラス
チックなどで形成することによって、シール材28に向
けて照射された紫外線を透過させるように形成されてい
る。
【0045】紫外線源62は、前述したように湾曲状態
保持部54の表側および裏側に少なくとも1個づつ配置
され、湾曲状態保持部54の一対の合わせ型56,58
を介して、それらの間に挟み込まれた一対の透明基板2
4,24を接合するシール材28に向けて、紫外線を照
射することができる。
【0046】湾曲状態保持工程では、上述した曲面表示
液晶パネル製造装置52を用いて、一対のシート状の透
明基板24を、図2に示すように、湾曲状態保持部54
の一対の合わせ型56,58の間に配置する。そして、
押圧機構60によって一対の合わせ型56,58が互い
に接近するように押圧することによって、一対のシート
状の透明基板24,24を互いに圧着し、その状態を保
持する。
【0047】このようにして、シール材28を挟んで圧
着された、複数の基板24に対応する大きさの一対の基
板である一対のシート状の透明基板24,24を、紫外
線を透過させる一対の合わせ型56,58の対向面に密
着させて湾曲状態に保持されることになる。
【0048】シール材硬化工程では、この状態で、シー
ル材28に対して紫外線が湾曲状態保持部54の表と裏
に配置された紫外線源62,62から十分に照射され
る。シール材28は、上述したように紫外線硬化性の樹
脂材料からなるため、この紫外線照射によって、その全
域が硬化する。この紫外線照射は、条件によって異なる
が、例えば1分間程度行われる。その後、シート状の一
対の透明基板24,24は、湾曲状態保持部54から取
り出される。このシート状の一対の基板24,24は、
湾曲状態保持部54から取り出した後も、シール材28
が硬化しているため湾曲した状態に保持される。
【0049】上述のようにして、所定の形状に湾曲し
た、複数の曲面表示液晶パネル10に対応する大きさを
持つ、シート状に連なった液晶封入前すなわち空のセル
16が完成する。
【0050】そして、複数の透明基板24の大きさを持
つシート状の透明基板24を切断し、複数のセルが一列
に並んだ短冊状とする。この切断によって、各セルの液
晶の注入口が開口し、短冊の一辺に注入口が並んだ状態
となる。
【0051】次工程である液晶44の注入工程では、前
記工程で短冊状に並ぶ状態となっている複数の空のセル
を、下部に液晶貯めがある容器内の液晶から離した位置
に置き、その容器内を真空引きする。その後、注入口を
液晶貯めに入れた状態で、容器内を大気圧に戻す。する
と、圧力差と毛細管現象とによって、液晶がセル内に充
填される。そして、注入口を封止した後、短冊状に並ぶ
複数のセルの洗浄を行う。
【0052】その後、シール材が硬化した短冊状の一対
の透明基板24を各単位セルごとに、すなわち個々の透
明基板24の大きさに、切断する。そして、一方の透明
基板24の一部を前述の切り目から除去し透明電極32
の一部を露出させて端子部26を形成した後、偏光板貼
付工程に進む。
【0053】偏光板貼付工程では、それら各セルの透明
基板24に偏光板50を貼付する。
【0054】上述のような各工程を経て、本実施例の曲
面表示液晶パネル10が透過型の曲面表示液晶パネル1
0として完成する。
【0055】なお、図1には反射板のない透過型の液晶
表示パネル10を示したが、反射型の曲面表示液晶パネ
ルとして形成する場合は、さらに、一方の偏光板50の
外面に反射板を貼付する工程が追加される。
【0056】図3は、上述のようにして製造された本実
施例の曲面表示液晶パネル10を、配線基板70を介し
て回路基板80に接続し、液晶表示装置150を形成し
た状態を示す斜視図である。回路基板80には、曲面表
示液晶パネル10を駆動するための駆動回路等が組み込
まれている。配線基板70は、帯状をなし、配線パター
ンを高分子フィルム例えばポリエステルフィルムで一体
的に被覆して形成され、可撓性を有する。したがって、
曲面表示液晶パネル10の湾曲した縁部に配置された端
子、および、回路基板80の平板な端子に、異方性導電
膜となる接合剤を介した熱融着等によって容易に接続す
ることができる。
【0057】図3に示した本実施例の液晶表示装置15
0は、配線基板70の部分で折り曲げて回路基板80を
曲面表示液晶パネル10の背面に配置した状態で、図4
に分解斜視図として、図5に液晶表示装置150を通る
断面図として、概略を示したように電子機器例えば携帯
電話130に組み込まれる。なお、図4および図5にお
いては、液晶表示装置150以外の部品をかなり省略し
て描いてある。実際には、携帯電話150は、主回路基
板134上等に、表示情報出力源、表示情報処理回路、
クロック発生回路などの様々な回路や、それらの回路に
電力を供給する電源回路等を含んで構成される。
【0058】なお、上記では、本実施例の液晶表示装置
150が組み込まれる電子機器として、携帯電話130
を挙げたが、本実施例の液晶表示装置150は、時計、
ページャ、携帯電話、電子手帳、電卓、POS端末、I
Cカード、ミニディスクプレーヤなどの電子機器にも同
様に組み込むことができる。
【0059】上述した本実施例の曲面表示液晶パネルの
製造装置52によれば、図2に示したように、湾曲状態
保持部54が紫外線を透過させるように形成されている
ため、湾曲状態保持部54が一対の透明基板24を保持
した状態で、透明基板24の間のシール材28に向け
て、紫外線源62から紫外線を照射して紫外線硬化性の
シール材28を硬化させることができる。このようにし
てシール材28を硬化させることによって、一対の透明
基板24が湾曲した状態に固定された曲面表示液晶パネ
ル10を得ることができる。
【0060】また、本実施例の曲面表示液晶パネルの製
造装置52は、深部まで一瞬にして到達する紫外線の照
射によって紫外線硬化性のシール材28を硬化させるた
め、熱硬化性のシール材を熱によって硬化させる場合に
比し、短時間でシール材28を硬化させることができ、
その結果、曲面表示液晶パネル10の製造に要する時間
を短縮することができる。
【0061】このように、シール材28の硬化が短時間
で行えるため、一定のスループットを得るために必要な
曲面表示液晶パネル製造装置52の数は、熱硬化性のシ
ール材を用いる装置に比し、少なくて済み、設備投資を
削減できると共に、工場スペースの利用効率を向上させ
ることができる。さらに、必要となる曲面表示液晶パネ
ル製造装置52の数が少ないため、装置間のばらつきを
抑えるためのメインテナンス等も比較的短時間で行うこ
とができ、装置のばらつきに起因する製品すなわち曲面
表示液晶パネルのばらつきを抑えることが比較的容易と
なる。
【0062】さらに、本実施例の曲面表示液晶パネルの
製造装置52は、湾曲状態保持部54の表側および裏側
に配置された紫外線源62,62を有するため、湾曲状
態保持部54に保持された一対の透明基板24,24の
間のシール材28に表裏両方向から紫外線を照射でき
る。したがって、紫外線を表または裏の一方向のみから
照射する装置に比べ、シール材28全体を確実に硬化さ
せることができ、一対の透明基板24,24のシール材
28による十分な接合強度を確実に確保することができ
る。また、表または裏の一方向のみから紫外線を照射し
てシール材を硬化させる場合に比べ、硬化させるための
時間が短縮され、処理効率を向上させることができる。
【0063】そして、本実施例の曲面表示液晶パネルの
製造方法によれば、紫外線源62,62からの紫外線
が、紫外線を透過するように形成された湾曲状態保持部
54を介して、一対の透明基板24,24の間のシール
材28に向けて照射されるため、湾曲状態保持部54が
一対の透明基板24,24を保持した状態で、紫外線硬
化性のシール材28を硬化させることができる。このよ
うにしてシール材28を硬化させることによって、可撓
性を有する一対の透明基板24,24が湾曲した状態に
固定され、曲面表示液晶パネル10を得ることができ
る。
【0064】また、本実施例の曲面表示液晶パネルの製
造方法によれば、電子機器に組み込んだ際に、ワイド感
やデザイン上の発展性を得ることが凸レンズを用いるこ
となく可能で、しかも、表示面が曲面となるため平面表
示型の液晶表示パネルに比べ表示面積が大きい曲面表示
液晶パネル10を得ることができる。
【0065】さらに、本実施例の曲面表示液晶パネルの
製造方法によれば、紫外線硬化性のシール材28に、深
部まで一瞬にして到達する紫外線を照射することによっ
て、シール材28を硬化させるため、熱硬化性のシール
材を熱によって硬化させる場合に比し、短時間でシール
材28を硬化させることができ、その結果、曲面表示液
晶パネル10の製造に要する時間を短縮することができ
る。
【0066】このように、本実施例の曲面表示液晶パネ
ルの製造方法によれば、シール材28の硬化が短時間で
行えるため、一定のスループットを得るために必要な曲
面表示液晶パネル製造装置52の数は、熱硬化性のシー
ル材を用いる場合の装置に比し、少なくて済み、設備投
資を削減できると共に、工場スペースの利用効率を向上
させることができる。さらに、必要となる曲面表示液晶
パネル製造装置52の数が少なくてすむため、装置間の
ばらつきを抑えるためのメインテナンス等も比較的短時
間で行うことができ、装置のばらつきに起因する製品す
なわち曲面表示液晶パネル10のばらつきを抑えること
が比較的容易となる。
【0067】また、本実施例の曲面表示液晶パネルの製
造方法によれば、湾曲状態保持部54に保持された一対
の透明基板24,24の間のシール材28に表裏両方向
から紫外線を照射して曲面表示液晶パネル10の製造が
行われる。したがって、紫外線を表または裏の一方向の
みから照射する場合に比べ、シール材28全体を確実に
硬化させることができ、一対の透明基板24,24のシ
ール材による十分な接合強度を確実に確保することがで
きる。また、表または裏の一方向のみから紫外線を照射
してシール材28を硬化させる場合に比べ、硬化させる
ための時間が短縮され、処理効率を向上させることがで
きる。
【0068】さらに本実施例の曲面表示液晶パネル10
の製造方法によれば、複数の透明基板24に対応する大
きさの一対のシート状の透明基板24を、湾曲状態保持
部54によって湾曲した状態に保持し、その状態で一対
のシート状の透明基板24,24の間に配置されたシー
ル材28に紫外線を照射することによってシール材28
を硬化させて、湾曲した一対のシート状の透明基板2
4,24とし、その後、個々の曲面表示液晶パネル10
の大きさに切断することによって、曲面表示液晶パネル
10が製造される。したがって、一対の個々の透明基板
24,24を、それぞれ湾曲加工する場合に比べ、効率
よく湾曲加工を行って、曲面表示液晶パネル10を製造
することができる。
【0069】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要
旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲内で各種の
変形実施が可能である。
【0070】例えば、上記実施例では、可撓性を有する
一対の透明基板を、複数の曲面表示液晶パネルの大きさ
に対応するシート状の透明基板の状態で、湾曲させ、シ
ール材を硬化させて曲面表示液晶パネルを形成する例を
示したが、シート状の一対の透明基板を、曲面表示液晶
パネルが複数一列に並んだ大きさの短冊状、あるいは個
々の曲面表示液晶パネルの大きさに予め切断した後、湾
曲させ、シール材を硬化させて曲面表示液晶パネルを形
成してもよい。
【0071】また、上記実施例では、紫外線源を湾曲状
態保持部の表側および裏側に配置する例を示したが、シ
ール材を短時間で十分に硬化させることができるのであ
れば、紫外線源を湾曲状態保持部の表側および裏側のい
ずれか一方に配置するようにしてもよい。
【0072】さらに、上記実施例では、液晶表示パネル
として、単純マトリックス駆動液晶表示パネルを用いた
例を示したが、スタティック駆動液晶表示パネルを用い
てもよいし、また、液晶表示パネルを構成する可撓性を
持つ透明基板上にスイッチング素子を形成できるのであ
ればTFTで代表される三端子スイッチング素子あるい
はMIMで代表される二端子スイッチング素子を用いた
アクティブマトリックス液晶表示パネルを用いてもよ
い。さらに、電気光学特性で言えば、TN形、STN形
などだけでなく、ゲストホスト形、高分子分散形相転移
形、強誘電形など、種々のタイプの液晶表示パネルを用
いることができる。
【0073】また、上記実施例では、曲面表示液晶パネ
ルと駆動回路等を搭載した回路基板とによって液晶表示
装置が構成される例を示したが、曲面表示液晶パネルを
構成する透明基板に駆動回路等も搭載される場合には、
曲面表示液晶パネル自体で液晶表示装置が構成されるこ
とになる。あるいは、そのような駆動回路付き曲面表示
液晶パネルを金属等のフレームに固定したものを、電子
機器に組み込まれる液晶表示装置として使用することも
できる。さらに、バックライト式の場合には、フレーム
内に曲面表示液晶パネルとライトガイド等とを組み込ん
で液晶表示装置を構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の曲面表示液晶パネルの湾曲のない方向
に沿った模式的な断面図である。
【図2】実施例の曲面表示液晶パネルの製造装置に一対
の透明基板を装填した状態を示す模式的な断面図であ
る。
【図3】実施例の曲面表示液晶パネルを液晶表示装置と
して構成した状態を示す斜視図である。
【図4】第1実施例の液晶表示装置を用いた携帯電話の
模式的な分解斜視図である。
【図5】第1実施例の液晶表示装置を用いた携帯電話の
模式的な断面図である。
【符号の説明】
10 曲面表示液晶パネル 24 透明基板 28 シール材 52 曲面表示液晶パネル製造装置 54 湾曲状態保持部 56,58 合わせ型 62 紫外線源 150 液晶表示装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線硬化性のシール材を挟んで可撓性
    を持つ一対の透明基板を圧着する曲面表示液晶パネルの
    製造装置であって、 前記シール材に向けて照射された紫外線を透過させ、前
    記一対の透明基板を湾曲した状態で表裏両面から保持す
    る湾曲状態保持部と、 前記シール材に向けて紫外線を照射する紫外線源と、 を有することを特徴とする曲面表示液晶パネルの製造装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記紫外線源は、前記シール材を表裏両方向から照射す
    る少なくとも2つの紫外線源であることを特徴とする曲
    面表示液晶パネルの製造装置。
  3. 【請求項3】 紫外線硬化性のシール材を挟んで可撓性
    を持つ一対の透明基板を圧着して曲面表示液晶パネルを
    製造する方法であって、 紫外線を透過させる湾曲状態保持部によって前記一対の
    透明基板を湾曲状態に表裏両面から保持する工程と、 前記工程により前記一対の透明基板が湾曲状態に保持さ
    れた状態で、前記シール材に対して紫外線を照射して前
    記シール材を硬化させる工程とを有することを特徴とす
    る曲面表示液晶パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 シール材を硬化させる前記工程においては、前記シール
    材に対して紫外線を少なくとも表裏両方向から照射して
    前記シール材を硬化させることを特徴とする曲面表示液
    晶パネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 紫外線硬化性のシール材を挟んで対峙す
    る可撓性を持つ一対の透明基板を有する曲面表示液晶パ
    ネルの製造方法であって、 シール材を挟んで圧着された、複数の基板に対応する大
    きさを持つ一対のシート状の透明基板を、紫外線を透過
    させる湾曲状態保持部によって湾曲状態に表裏両面から
    保持する工程と、 前記工程により前記一対のシート状の透明基板が湾曲状
    態に保持された状態で、前記シール材に対して紫外線を
    照射して前記シール材を硬化させる工程と、 前記シール材が硬化した前記一対のシート状の透明基板
    を、個々の基板の大きさに切断する工程と、 を有することを特徴とする曲面表示液晶パネルの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 シール材を挟んで可撓性を持つ一対の基
    板を圧着して製造される曲面表示液晶パネルと、該曲面
    表示液晶パネルを駆動する駆動回路とを備える液晶表示
    装置を製造する方法であって、 前記曲面表示液晶パネルは、 紫外線を透過させる湾曲状態保持部によって可撓性を持
    つ一対の透明基板を湾曲状態に表裏両面から保持する工
    程と、 前記工程により前記一対の透明基板を湾曲状態に保持し
    た状態で、前記シール材に対して紫外線を照射して前記
    シール材を硬化させる工程とを含んで製造されることを
    特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 紫外線硬化性のシール材を挟んで対峙す
    る可撓性を持つ一対の透明基板を有する曲面表示液晶パ
    ネルであって、 紫外線照射により硬化した前記シール材によって湾曲状
    態が保持されることを特徴とする曲面表示液晶パネル。
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