JPH10246726A - 搬送ラインにおける容器内の液面検出方法および液面検出装置 - Google Patents
搬送ラインにおける容器内の液面検出方法および液面検出装置Info
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- JPH10246726A JPH10246726A JP9050747A JP5074797A JPH10246726A JP H10246726 A JPH10246726 A JP H10246726A JP 9050747 A JP9050747 A JP 9050747A JP 5074797 A JP5074797 A JP 5074797A JP H10246726 A JPH10246726 A JP H10246726A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 検体等の搬送ラインにおける容器内の液面検
出を静電容量方式をもって高精度に信頼性高く行うこ
と。 【解決手段】 搬送ライン1上を搬送される検体カップ
7に貯容された液体の液面を静電容量方式で検出する液
面検出方法において、搬送ライン1の途中に設定された
液面検出位置にて停止している検体カップ7内の液面に
向けて静電容量感知電極9を進行させる工程と、グラン
ドネットの導電性のガード半体プレート11、13を液
面検出位置にて停止している検体カップ7に接近させる
工程とを有し、ガード半体プレート11、13を検体カ
ップ7に接近させた状態で、静電容量感知電極9が検体
カップ7内の液面に接触したことにより生じる静電容量
感知電極7とガード半体プレート11、13との間の静
電容量の変化より、液面を検出する。
出を静電容量方式をもって高精度に信頼性高く行うこ
と。 【解決手段】 搬送ライン1上を搬送される検体カップ
7に貯容された液体の液面を静電容量方式で検出する液
面検出方法において、搬送ライン1の途中に設定された
液面検出位置にて停止している検体カップ7内の液面に
向けて静電容量感知電極9を進行させる工程と、グラン
ドネットの導電性のガード半体プレート11、13を液
面検出位置にて停止している検体カップ7に接近させる
工程とを有し、ガード半体プレート11、13を検体カ
ップ7に接近させた状態で、静電容量感知電極9が検体
カップ7内の液面に接触したことにより生じる静電容量
感知電極7とガード半体プレート11、13との間の静
電容量の変化より、液面を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送ラインにお
ける容器内の液面検出方法および液面検出装置に関し、
特に自動分析装置の検体容器の搬送ラインにおける容器
(検体容器)内の液面を検出する液面検出方法および液
面検出装置に関するものである。
ける容器内の液面検出方法および液面検出装置に関し、
特に自動分析装置の検体容器の搬送ラインにおける容器
(検体容器)内の液面を検出する液面検出方法および液
面検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】検体搬送システムにより構成された血液
等の自動分析装置において、検体搬送ライン上を搬送さ
れるラックなどに搭載された検体容器(検体カップ)に
入れられている微少容量の検体を、分析装置のプローブ
によって採取する場合、検体容器の液面を検出して検体
容器に対するプローブの進入量を制御することが行われ
る。
等の自動分析装置において、検体搬送ライン上を搬送さ
れるラックなどに搭載された検体容器(検体カップ)に
入れられている微少容量の検体を、分析装置のプローブ
によって採取する場合、検体容器の液面を検出して検体
容器に対するプローブの進入量を制御することが行われ
る。
【0003】従来、この種の装置において容器内の液面
を検出する検出装置として、特開平8−220161号
公報に示されているように、静電容量方式のレベルセン
サによるものが知られている。
を検出する検出装置として、特開平8−220161号
公報に示されているように、静電容量方式のレベルセン
サによるものが知られている。
【0004】上述の液面検出装置は、静電容量感知電極
を兼ねたプローブを検体容器内に向けて降下させ、プロ
ーブが検体容器内の液面に接触したことにより生じるプ
ローブとグランドネットの対向電極との間の静電容量の
変化より、液面を検出するようになっている。
を兼ねたプローブを検体容器内に向けて降下させ、プロ
ーブが検体容器内の液面に接触したことにより生じるプ
ローブとグランドネットの対向電極との間の静電容量の
変化より、液面を検出するようになっている。
【0005】上述のような液面検出装置によって搬送ラ
イン上を搬送される検体容器の検体容液面を検出する場
合には、搬送ラインの途中に液面検出位置を設定し、液
面検出位置にて検体容器を停止させ、プローブを検体容
器内に向けて降下させることにより行われる。この場合
の対向電極は、接地接続された搬送ライン装置のフレー
ム等の導体になる。
イン上を搬送される検体容器の検体容液面を検出する場
合には、搬送ラインの途中に液面検出位置を設定し、液
面検出位置にて検体容器を停止させ、プローブを検体容
器内に向けて降下させることにより行われる。この場合
の対向電極は、接地接続された搬送ライン装置のフレー
ム等の導体になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】静電容量方式の液面検
出装置が、搬送ラインにおける容器内の液面検出装置と
して使用されると、対向電極は接地接続された搬送ライ
ン装置のフレーム等の導体となるから、液面検出装置の
グランドレベルが搬送ラインと同一でないことによって
正確な液面検出を行うことができないことがあり、ま
た、静電容量感知電極と対向電極との間の静電容量間隙
が大きく、周辺よりのノイズの影響を受け易く、静電容
量の変化量が不安定になる。このため、静電容量の大き
い変化や安定した静電容量の変化が得られず、高精度の
液面検出を行うことができない。
出装置が、搬送ラインにおける容器内の液面検出装置と
して使用されると、対向電極は接地接続された搬送ライ
ン装置のフレーム等の導体となるから、液面検出装置の
グランドレベルが搬送ラインと同一でないことによって
正確な液面検出を行うことができないことがあり、ま
た、静電容量感知電極と対向電極との間の静電容量間隙
が大きく、周辺よりのノイズの影響を受け易く、静電容
量の変化量が不安定になる。このため、静電容量の大き
い変化や安定した静電容量の変化が得られず、高精度の
液面検出を行うことができない。
【0007】特に、血液等の自動分析装置においては、
検体が微量であり、検体が保有する浮遊静電容量が非常
に微少値であるから、ノイズの影響度が大きいと云う環
境下で、微量の検体を採取・分注する必要があるために
高精度な液面検出を行う必要があると云う厳しい条件下
にある。このため、実際には、静電容量方式の液面検出
装置を、検体搬送ラインにおける検体容器内の液面検出
装置として使用することは難しく、検体搬送ラインで
は、従前の2本プローブ式の液面検出装置を使用する
か、オフライン処理として搬送ラインを使わず、自動分
析装置内で処理している。
検体が微量であり、検体が保有する浮遊静電容量が非常
に微少値であるから、ノイズの影響度が大きいと云う環
境下で、微量の検体を採取・分注する必要があるために
高精度な液面検出を行う必要があると云う厳しい条件下
にある。このため、実際には、静電容量方式の液面検出
装置を、検体搬送ラインにおける検体容器内の液面検出
装置として使用することは難しく、検体搬送ラインで
は、従前の2本プローブ式の液面検出装置を使用する
か、オフライン処理として搬送ラインを使わず、自動分
析装置内で処理している。
【0008】しかし、2本プローブ式の液面検出装置
は、検体容器の容量を小さくすることに限界を与え、手
分注では自動搬送システムの機能が活かされなくなる。
は、検体容器の容量を小さくすることに限界を与え、手
分注では自動搬送システムの機能が活かされなくなる。
【0009】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたものであり、検体等の搬送ラインにお
ける容器内の液面検出を静電容量方式をもって高精度に
信頼性高く行う搬送ラインにおける容器内の液面検出方
法および液面検出装置を提供することを目的としてい
る。
るためになされたものであり、検体等の搬送ラインにお
ける容器内の液面検出を静電容量方式をもって高精度に
信頼性高く行う搬送ラインにおける容器内の液面検出方
法および液面検出装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明の請求項1による液面検出方法は、搬送
ライン上を搬送される容器に貯容された液体の液面を静
電容量方式で検出する液面検出方法において、搬送ライ
ンの途中に設定された液面検出位置にて停止している容
器内の液面に向けて静電容量感知電極を進行させる工程
と、グランドネットの導電性のガード部材を前記液面検
出位置にて停止している前記容器に接近させる工程とを
有し、前記ガード部材を前記容器に接近させた状態で、
前記静電容量感知電極が前記容器内の液面に接触したこ
とにより生じる前記静電容量感知電極と前記ガード部材
との間の静電容量の変化より、液面を検出するものであ
る。
めに、この発明の請求項1による液面検出方法は、搬送
ライン上を搬送される容器に貯容された液体の液面を静
電容量方式で検出する液面検出方法において、搬送ライ
ンの途中に設定された液面検出位置にて停止している容
器内の液面に向けて静電容量感知電極を進行させる工程
と、グランドネットの導電性のガード部材を前記液面検
出位置にて停止している前記容器に接近させる工程とを
有し、前記ガード部材を前記容器に接近させた状態で、
前記静電容量感知電極が前記容器内の液面に接触したこ
とにより生じる前記静電容量感知電極と前記ガード部材
との間の静電容量の変化より、液面を検出するものであ
る。
【0011】この発明による液面検出方法では、ガード
部材が容器に接近することにより、静電容量感知電極と
対向電極との間の静電容量間隙は、静電容量感知電極と
ガード部材とにより比較的小さく、しかも安定した大き
さのものに設定され、このことにより、周辺よりのノイ
ズの影響を受け難くなり、浮遊静電容量が非常に微少値
であっても静電容量感知電極が容器内の液面に接触した
ことによる静電容量の変化が明確に識別され得るように
なる。
部材が容器に接近することにより、静電容量感知電極と
対向電極との間の静電容量間隙は、静電容量感知電極と
ガード部材とにより比較的小さく、しかも安定した大き
さのものに設定され、このことにより、周辺よりのノイ
ズの影響を受け難くなり、浮遊静電容量が非常に微少値
であっても静電容量感知電極が容器内の液面に接触した
ことによる静電容量の変化が明確に識別され得るように
なる。
【0012】また、請求項2による液面検出方法は、請
求項1に記載の搬送ラインにおける容器内の液面検出方
法において、前記ガード部材は、一対のガード半体プレ
ートにより構成され、当該一対のガード半体プレートに
よって前記容器を両側より挟み込むことにより、前記容
器の略全周を取り囲むものである。
求項1に記載の搬送ラインにおける容器内の液面検出方
法において、前記ガード部材は、一対のガード半体プレ
ートにより構成され、当該一対のガード半体プレートに
よって前記容器を両側より挟み込むことにより、前記容
器の略全周を取り囲むものである。
【0013】この発明による液面検出方法では、一対の
ガード半体プレートによって容器を両側より挟み込むこ
とにより、容器の位置が安定し、静電容量感知電極とガ
ード部材との静電容量間隙の大きさが、より一層安定
し、また一対のガード半体プレートによって容器の略全
周を取り囲むから、ガード部材が対向電極として、より
一層安定して機能する。
ガード半体プレートによって容器を両側より挟み込むこ
とにより、容器の位置が安定し、静電容量感知電極とガ
ード部材との静電容量間隙の大きさが、より一層安定
し、また一対のガード半体プレートによって容器の略全
周を取り囲むから、ガード部材が対向電極として、より
一層安定して機能する。
【0014】また、請求項3に記載の液面検出方法は、
請求項1に記載の搬送ラインにおける容器内の液面検出
方法において、前記容器は、搬送用ラックに搭載されて
搬送ライン上を搬送され、前記ガード部材は、一対のガ
ード半体プレートにより構成され、当該一対のガード半
体プレートによって前記搬送用ラックを両側より挟み込
むことにより、前記容器に接近するものである。
請求項1に記載の搬送ラインにおける容器内の液面検出
方法において、前記容器は、搬送用ラックに搭載されて
搬送ライン上を搬送され、前記ガード部材は、一対のガ
ード半体プレートにより構成され、当該一対のガード半
体プレートによって前記搬送用ラックを両側より挟み込
むことにより、前記容器に接近するものである。
【0015】この発明による液面検出方法では、一対の
ガード半体プレートによって搬送用ラックを両側より挟
み込むことにより、搬送用ラックの位置と共にこの搬送
用ラックに搭載されている容器の位置が安定し、静電容
量感知電極とガード部材との静電容量間隙の大きさが、
より一層安定する。
ガード半体プレートによって搬送用ラックを両側より挟
み込むことにより、搬送用ラックの位置と共にこの搬送
用ラックに搭載されている容器の位置が安定し、静電容
量感知電極とガード部材との静電容量間隙の大きさが、
より一層安定する。
【0016】また、請求項4による液面検出方法は、請
求項1〜3のいずれか一つに記載の搬送ラインにおける
容器内の液面検出方法において、前記搬送ラインは自動
分析装置の検体容器の搬送ラインであり、前記静電容量
感知電極は前記検体容器より検体を吸引採取する検体採
取用プローブであることを特徴としている。
求項1〜3のいずれか一つに記載の搬送ラインにおける
容器内の液面検出方法において、前記搬送ラインは自動
分析装置の検体容器の搬送ラインであり、前記静電容量
感知電極は前記検体容器より検体を吸引採取する検体採
取用プローブであることを特徴としている。
【0017】この発明による液面検出方法では、自動分
析装置における検体容器内の検体の液面検出が行われ、
検体採取用プローブを兼ねた静電容量感知電極によって
検体容器より検体を吸引採取することが行われる。
析装置における検体容器内の検体の液面検出が行われ、
検体採取用プローブを兼ねた静電容量感知電極によって
検体容器より検体を吸引採取することが行われる。
【0018】また、上述の目的を達成するために、この
発明の請求項5による液面検出装置は、搬送ライン上を
搬送される容器に貯容された液体の液面を静電容量方式
で検出する液面検出装置において、搬送ラインの途中に
設定された液面検出位置にて停止している容器内の液面
に向けて進行可能に設けられた静電容量感知電極と、前
記液面検出位置にて停止している前記容器に接近可能に
設けられた接近グランドネットの導電性のガード部材と
を有し、前記ガード部材を前記容器に接近させた状態
で、前記静電容量感知電極が前記容器内の液面に接触し
たことにより生じる前記静電容量感知電極と前記ガード
部材との間の静電容量の変化より、液面を検出するもの
である。
発明の請求項5による液面検出装置は、搬送ライン上を
搬送される容器に貯容された液体の液面を静電容量方式
で検出する液面検出装置において、搬送ラインの途中に
設定された液面検出位置にて停止している容器内の液面
に向けて進行可能に設けられた静電容量感知電極と、前
記液面検出位置にて停止している前記容器に接近可能に
設けられた接近グランドネットの導電性のガード部材と
を有し、前記ガード部材を前記容器に接近させた状態
で、前記静電容量感知電極が前記容器内の液面に接触し
たことにより生じる前記静電容量感知電極と前記ガード
部材との間の静電容量の変化より、液面を検出するもの
である。
【0019】この発明による液面検出装置では、ガード
部材が容器に接近することにより、静電容量感知電極と
対向電極との間の静電容量間隙は、静電容量感知電極と
ガード部材とにより比較的小さく、しかも安定した大き
さのものに設定され、このことにより、周辺よりのノイ
ズの影響を受け難くなり、浮遊静電容量が非常に微少値
であっても静電容量感知電極が容器内の液面に接触した
ことによる静電容量の変化が明確に識別され得るように
なる。
部材が容器に接近することにより、静電容量感知電極と
対向電極との間の静電容量間隙は、静電容量感知電極と
ガード部材とにより比較的小さく、しかも安定した大き
さのものに設定され、このことにより、周辺よりのノイ
ズの影響を受け難くなり、浮遊静電容量が非常に微少値
であっても静電容量感知電極が容器内の液面に接触した
ことによる静電容量の変化が明確に識別され得るように
なる。
【0020】また、請求項6による液面検出装置は、請
求項5に記載の搬送ラインにおける容器内の液面検出装
置において、前記ガード部材は、一対のガード半体プレ
ートにより構成され、当該一対のガード半体プレートに
よって前記容器を両側より挟み込むことにより、前記容
器の略全周を取り囲むものである。
求項5に記載の搬送ラインにおける容器内の液面検出装
置において、前記ガード部材は、一対のガード半体プレ
ートにより構成され、当該一対のガード半体プレートに
よって前記容器を両側より挟み込むことにより、前記容
器の略全周を取り囲むものである。
【0021】この発明による液面検出装置では、一対の
ガード半体プレートによって容器を両側より挟み込むこ
とにより、容器の位置が安定し、静電容量感知電極とガ
ード部材との静電容量間隙の大きさが、より一層安定
し、また一対のガード半体プレートによって容器の略全
周を取り囲むから、ガード部材が対向電極として、より
一層安定して機能する。
ガード半体プレートによって容器を両側より挟み込むこ
とにより、容器の位置が安定し、静電容量感知電極とガ
ード部材との静電容量間隙の大きさが、より一層安定
し、また一対のガード半体プレートによって容器の略全
周を取り囲むから、ガード部材が対向電極として、より
一層安定して機能する。
【0022】また、請求項7による液面検出装置は、請
求項5に記載の搬送ラインにおける容器内の液面検出装
置において、前記容器は、搬送用ラックに搭載されて搬
送ライン上を搬送され、前記ガード部材は、一対のガー
ド半体プレートにより構成され、当該一対のガード半体
プレートによって前記搬送用ラックを両側より挟み込む
ことにより、前記容器に接近するものである。
求項5に記載の搬送ラインにおける容器内の液面検出装
置において、前記容器は、搬送用ラックに搭載されて搬
送ライン上を搬送され、前記ガード部材は、一対のガー
ド半体プレートにより構成され、当該一対のガード半体
プレートによって前記搬送用ラックを両側より挟み込む
ことにより、前記容器に接近するものである。
【0023】この発明による液面検出装置では、一対の
ガード半体プレートによって搬送用ラックを両側より挟
み込むことにより、搬送用ラックの位置と共にこの搬送
用ラックに搭載されている容器の位置が安定し、静電容
量感知電極とガード部材との静電容量間隙の大きさが、
より一層安定する。
ガード半体プレートによって搬送用ラックを両側より挟
み込むことにより、搬送用ラックの位置と共にこの搬送
用ラックに搭載されている容器の位置が安定し、静電容
量感知電極とガード部材との静電容量間隙の大きさが、
より一層安定する。
【0024】また、請求項7による液面検出装置は、請
求項5〜7のいずれか一つに記載の搬送ラインにおける
容器内の液面検出装置において、前記搬送ラインは自動
分析装置の検体容器の搬送ラインであり、前記静電容量
感知電極は前記検体容器より検体を吸引採取する検体採
取用プローブであることを特徴としている。
求項5〜7のいずれか一つに記載の搬送ラインにおける
容器内の液面検出装置において、前記搬送ラインは自動
分析装置の検体容器の搬送ラインであり、前記静電容量
感知電極は前記検体容器より検体を吸引採取する検体採
取用プローブであることを特徴としている。
【0025】この発明による液面検出方法では、自動分
析装置における検体容器内の検体の液面検出が行われ、
検体採取用プローブを兼ねた静電容量感知電極によって
検体容器より検体を吸引採取することが行われる。
析装置における検体容器内の検体の液面検出が行われ、
検体採取用プローブを兼ねた静電容量感知電極によって
検体容器より検体を吸引採取することが行われる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明に係る搬送ラインにおける容器内の液面検出方法およ
び液面検出装置の実施の形態を詳細に説明する。
明に係る搬送ラインにおける容器内の液面検出方法およ
び液面検出装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は自動分析装置の検
体容器の搬送ラインにおける容器内の液面を検出する液
面検出装置の実施の形態1を示している。
体容器の搬送ラインにおける容器内の液面を検出する液
面検出装置の実施の形態1を示している。
【0028】図1において、1は搬送ラインを示してい
る。搬送ライン1には搬送用ラック3が搬入され、搬送
用ラック3は、カップ受け入れ孔5に検体カップ(検体
容器)7を出し入れ可能に受け入れ、搬送ライン1上を
搬送される。これにより、検体カップ7は搬送用ラック
3に搭載されて搬送ライン1上を搬送される。
る。搬送ライン1には搬送用ラック3が搬入され、搬送
用ラック3は、カップ受け入れ孔5に検体カップ(検体
容器)7を出し入れ可能に受け入れ、搬送ライン1上を
搬送される。これにより、検体カップ7は搬送用ラック
3に搭載されて搬送ライン1上を搬送される。
【0029】図1は搬送ラインの途中に設定された液面
検出位置を示しており、この液面検出位置には、検体カ
ップ7より検体を吸引採取する検体採取用プローブを兼
ねた金属製の細い静電容量感知電極9と、搬送用ラック
3に搭載されている検体カップ7を両側より挟み込む導
電性の一対のガード半体プレート11、13とが設けら
れていてる。
検出位置を示しており、この液面検出位置には、検体カ
ップ7より検体を吸引採取する検体採取用プローブを兼
ねた金属製の細い静電容量感知電極9と、搬送用ラック
3に搭載されている検体カップ7を両側より挟み込む導
電性の一対のガード半体プレート11、13とが設けら
れていてる。
【0030】静電容量感知電極9は、図示省略の上下駆
動装置により上下方向に駆動され、液面検出時には、液
面検出位置にて停止している搬送用ラック3の検体カッ
プ7内の検体液面に向けて進行(降下)する。静電容量
感知電極9には、発振器等を含む静電容量検出回路15
が接続されている。この静電容量検出回路15は特開平
8−220161号公報に示されているような公知のも
ので構成されればよい。
動装置により上下方向に駆動され、液面検出時には、液
面検出位置にて停止している搬送用ラック3の検体カッ
プ7内の検体液面に向けて進行(降下)する。静電容量
感知電極9には、発振器等を含む静電容量検出回路15
が接続されている。この静電容量検出回路15は特開平
8−220161号公報に示されているような公知のも
ので構成されればよい。
【0031】ガード半体プレート11、13は、それぞ
れ図示省略の水平駆動装置により検体カップ7の外周に
対して離接する方向に水平駆動され、液面検出時には、
液面検出位置にて停止している搬送用ラック3の検体カ
ップ7に向けて前進移動する。ガード半体プレート1
1、13は、検体カップ7の外周形状に合った半円状切
欠先端部17、19を有しており、検体カップ7を両側
より挟み込むことにより、検体カップ7の略全周を取り
囲む。一対のガード半体プレート11、13は接地接続
され、グランドネットの導体をなしている。
れ図示省略の水平駆動装置により検体カップ7の外周に
対して離接する方向に水平駆動され、液面検出時には、
液面検出位置にて停止している搬送用ラック3の検体カ
ップ7に向けて前進移動する。ガード半体プレート1
1、13は、検体カップ7の外周形状に合った半円状切
欠先端部17、19を有しており、検体カップ7を両側
より挟み込むことにより、検体カップ7の略全周を取り
囲む。一対のガード半体プレート11、13は接地接続
され、グランドネットの導体をなしている。
【0032】つぎに、上述の如き構成による液面検出装
置の動作について説明する。
置の動作について説明する。
【0033】(1)静電容量感知電極9を、搬送ライン
1の途中に設定された液面検出位置にて搬送用ラック3
と共に停止している検体カップ7内の検体液面に向けて
降下進行させる。
1の途中に設定された液面検出位置にて搬送用ラック3
と共に停止している検体カップ7内の検体液面に向けて
降下進行させる。
【0034】(2)一対のガード半体プレート11、1
3を、液面検出位置にて搬送用ラック3と共に停止して
いる検体カップ7に接近する方向に移動させ、この一対
のガード半体プレート11、13によって検体カップ7
を両側より挟み込み、半円状切欠先端部17、19によ
って検体カップ7の略全周を取り囲む。これにより、検
体カップ7の位置が画一的に決まる。
3を、液面検出位置にて搬送用ラック3と共に停止して
いる検体カップ7に接近する方向に移動させ、この一対
のガード半体プレート11、13によって検体カップ7
を両側より挟み込み、半円状切欠先端部17、19によ
って検体カップ7の略全周を取り囲む。これにより、検
体カップ7の位置が画一的に決まる。
【0035】(3)一対のガード半体プレート11、1
3によって検体カップ7を両側より挟み込んだ状態で、
静電容量感知電極9が検体カップ7の検体液面に接触し
たことにより生じる静電容量感知電極9と一対のガード
半体プレート11、13によるガード部材との間の静電
容量の変化より、液面を検出する。
3によって検体カップ7を両側より挟み込んだ状態で、
静電容量感知電極9が検体カップ7の検体液面に接触し
たことにより生じる静電容量感知電極9と一対のガード
半体プレート11、13によるガード部材との間の静電
容量の変化より、液面を検出する。
【0036】(1)〜(3)により、静電容量感知電極
9と対向電極との間の静電容量間隙は、静電容量感知電
極9と一対のガード半体プレート11、13によるガー
ド部材とにより、比較的小さく、しかも安定した大きさ
のものに設定される。
9と対向電極との間の静電容量間隙は、静電容量感知電
極9と一対のガード半体プレート11、13によるガー
ド部材とにより、比較的小さく、しかも安定した大きさ
のものに設定される。
【0037】このことにより、周辺よりのノイズの影響
を受け難くなり、浮遊静電容量が非常に微少値であって
も、静電容量感知電極9が検体カップ7内の検体液面に
接触したことによる静電容量の変化が明確に識別され得
るようになり、搬送ライン1における検体カップ7内の
液面検出が、高精度に、信頼性高く行われるようにな
る。
を受け難くなり、浮遊静電容量が非常に微少値であって
も、静電容量感知電極9が検体カップ7内の検体液面に
接触したことによる静電容量の変化が明確に識別され得
るようになり、搬送ライン1における検体カップ7内の
液面検出が、高精度に、信頼性高く行われるようにな
る。
【0038】また、一対のガード半体プレート11、1
3によって検体カップ7を両側より挟み込むことによ
り、静電容量感知電極9に対する検体カップ7の位置が
安定し、静電容量感知電極9とガード部材(一対のガー
ド半体プレート11、13)との静電容量間隙の大きさ
が、より一層安定し、また一対のガード半体プレート1
1、13によって検体カップ7の略全周を取り囲むか
ら、ガード部材が対向電極として、より一層安定して機
能し、これらのことによっても搬送ライン1における検
体カップ7内の液面検出が高精度に信頼性高く行われる
ようになる。
3によって検体カップ7を両側より挟み込むことによ
り、静電容量感知電極9に対する検体カップ7の位置が
安定し、静電容量感知電極9とガード部材(一対のガー
ド半体プレート11、13)との静電容量間隙の大きさ
が、より一層安定し、また一対のガード半体プレート1
1、13によって検体カップ7の略全周を取り囲むか
ら、ガード部材が対向電極として、より一層安定して機
能し、これらのことによっても搬送ライン1における検
体カップ7内の液面検出が高精度に信頼性高く行われる
ようになる。
【0039】なお、ガード半体プレート11、13は、
図2に示されているように、搬送用ラック3に搭載され
る複数個の検体カップ7を把持する形状に形成されてい
てもよい。
図2に示されているように、搬送用ラック3に搭載され
る複数個の検体カップ7を把持する形状に形成されてい
てもよい。
【0040】また、ガード部材は、図3に符号21によ
り示されているように、一枚のプレートにより構成さ
れ、検体カップ7と嵌合するカップ嵌合孔23が明けら
れている形状のものであってもよい。この場合には、ガ
ード部材21は、跳ね上げ式か、上下移動式になる。
り示されているように、一枚のプレートにより構成さ
れ、検体カップ7と嵌合するカップ嵌合孔23が明けら
れている形状のものであってもよい。この場合には、ガ
ード部材21は、跳ね上げ式か、上下移動式になる。
【0041】(実施の形態2)図4は自動分析装置の検
体容器の搬送ラインにおける容器内の液面検出装置の実
施の形態2を示している。なお、図4において、図1に
対応する部分は、図1に付けた符号と同じ符号を付けて
その説明を省略する。
体容器の搬送ラインにおける容器内の液面検出装置の実
施の形態2を示している。なお、図4において、図1に
対応する部分は、図1に付けた符号と同じ符号を付けて
その説明を省略する。
【0042】この実施の形態では、搬送用ラック3を両
側より挟み込む一対のガード半体プレート31、33が
設けられている。
側より挟み込む一対のガード半体プレート31、33が
設けられている。
【0043】ガード半体プレート31、33は、それぞ
れ図示省略の水平駆動装置により搬送用ラック3の側面
に対して離接する方向に水平駆動され、液面検出時に
は、液面検出位置にて停止している搬送用ラック3に向
けて前進移動する。このガード半体プレート31、33
は、上述の実施の形態と同様に、接地接続され、グラン
ドネットの導体をなしている。
れ図示省略の水平駆動装置により搬送用ラック3の側面
に対して離接する方向に水平駆動され、液面検出時に
は、液面検出位置にて停止している搬送用ラック3に向
けて前進移動する。このガード半体プレート31、33
は、上述の実施の形態と同様に、接地接続され、グラン
ドネットの導体をなしている。
【0044】つぎに、上述の如き構成による液面検出装
置の動作について説明する。
置の動作について説明する。
【0045】(1)静電容量感知電極9を、搬送ライン
1の途中に設定された液面検出位置にて搬送用ラック3
と共に停止している検体カップ7内の検体液面に向けて
降下進行させる。
1の途中に設定された液面検出位置にて搬送用ラック3
と共に停止している検体カップ7内の検体液面に向けて
降下進行させる。
【0046】(2)一対のガード半体プレート31、3
3を、液面検出位置にて停止している搬送用ラック3の
側面に接近する方向に移動させ、この一対のガード半体
プレート31、33によって搬送用ラック3を両側より
挟み込む。これにより、搬送用ラック3ならびに、この
搬送用ラック3に搭載されている検体カップ7の位置が
画一的に決まる。
3を、液面検出位置にて停止している搬送用ラック3の
側面に接近する方向に移動させ、この一対のガード半体
プレート31、33によって搬送用ラック3を両側より
挟み込む。これにより、搬送用ラック3ならびに、この
搬送用ラック3に搭載されている検体カップ7の位置が
画一的に決まる。
【0047】(3)一対のガード半体プレート31、3
3によって搬送用ラック3を両側より挟み込んだ状態
で、静電容量感知電極9が検体カップ7の検体液面に接
触したことにより生じる静電容量感知電極9と一対のガ
ード半体プレート31、33によるガード部材との間の
静電容量の変化より、液面を検出する。
3によって搬送用ラック3を両側より挟み込んだ状態
で、静電容量感知電極9が検体カップ7の検体液面に接
触したことにより生じる静電容量感知電極9と一対のガ
ード半体プレート31、33によるガード部材との間の
静電容量の変化より、液面を検出する。
【0048】(1)〜(3)により、静電容量感知電極
9と対向電極との間の静電容量間隙は、静電容量感知電
極9と一対のガード半体プレート31、33によるガー
ド部材とにより、比較的小さく、しかも安定した大きさ
のものに設定される。
9と対向電極との間の静電容量間隙は、静電容量感知電
極9と一対のガード半体プレート31、33によるガー
ド部材とにより、比較的小さく、しかも安定した大きさ
のものに設定される。
【0049】このことにより、周辺よりのノイズの影響
を受け難くなり、浮遊静電容量が非常に微少値であって
も、静電容量感知電極9が検体カップ7内の検体液面に
接触したことによる静電容量の変化が明確に識別され得
るようになり、搬送ライン1における検体カップ7内の
液面検出が高精度に信頼性高く行われるようになる。
を受け難くなり、浮遊静電容量が非常に微少値であって
も、静電容量感知電極9が検体カップ7内の検体液面に
接触したことによる静電容量の変化が明確に識別され得
るようになり、搬送ライン1における検体カップ7内の
液面検出が高精度に信頼性高く行われるようになる。
【0050】また、一対のガード半体プレート31、3
3によって搬送用ラック3を挟み込むことにより、搬送
用ラック3に搭載されている検体カップ7の静電容量感
知電極9に対する位置が安定し、静電容量感知電極9と
ガード部材(一対のガード半体プレート31、33)と
の静電容量間隙の大きさが、より一層安定し、このこと
によっても搬送ライン1における検体カップ7内の液面
検出が、高精度に、信頼性高く行われるようになる。
3によって搬送用ラック3を挟み込むことにより、搬送
用ラック3に搭載されている検体カップ7の静電容量感
知電極9に対する位置が安定し、静電容量感知電極9と
ガード部材(一対のガード半体プレート31、33)と
の静電容量間隙の大きさが、より一層安定し、このこと
によっても搬送ライン1における検体カップ7内の液面
検出が、高精度に、信頼性高く行われるようになる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1、請求項5による液面検出方法および装置によれば、
ガード部材が検体カップ等の容器に接近することによ
り、静電容量感知電極と対向電極との間の静電容量間隙
は、静電容量感知電極とガード部材とによって比較的小
さく、しかも安定した大きさのものに設定されるから、
周辺よりのノイズの影響を受け難くなり、浮遊静電容量
が非常に微少値であっても静電容量感知電極が容器内の
液面に接触したことによる静電容量の変化が明確に識別
され得るようになり、搬送ラインにおける容器内の液面
検出が、高精度に、信頼性高く行われるようになる。
1、請求項5による液面検出方法および装置によれば、
ガード部材が検体カップ等の容器に接近することによ
り、静電容量感知電極と対向電極との間の静電容量間隙
は、静電容量感知電極とガード部材とによって比較的小
さく、しかも安定した大きさのものに設定されるから、
周辺よりのノイズの影響を受け難くなり、浮遊静電容量
が非常に微少値であっても静電容量感知電極が容器内の
液面に接触したことによる静電容量の変化が明確に識別
され得るようになり、搬送ラインにおける容器内の液面
検出が、高精度に、信頼性高く行われるようになる。
【0052】請求項2、請求項6による液面検出方法お
よび装置によれば、一対のガード半体プレートによって
容器を両側より挟み込むことにより、検体カップ等の容
器の位置が安定し、静電容量感知電極とガード部材との
静電容量間隙の大きさが、より一層安定し、また一対の
ガード半体プレートによって容器の略全周を取り囲むか
ら、ガード部材が対向電極として、より一層安定して機
能するので、搬送ラインにおける容器内の液面検出が、
より一層、高精度に、信頼性高く行われるようになる。
よび装置によれば、一対のガード半体プレートによって
容器を両側より挟み込むことにより、検体カップ等の容
器の位置が安定し、静電容量感知電極とガード部材との
静電容量間隙の大きさが、より一層安定し、また一対の
ガード半体プレートによって容器の略全周を取り囲むか
ら、ガード部材が対向電極として、より一層安定して機
能するので、搬送ラインにおける容器内の液面検出が、
より一層、高精度に、信頼性高く行われるようになる。
【0053】請求項3、請求項7による液面検出方法お
よび装置によれば、一対のガード半体プレートによって
搬送用ラックを両側より挟み込むことにより、搬送用ラ
ックの位置と共にこの搬送用ラックに搭載されている検
体カップ等の容器の位置が安定し、静電容量感知電極と
ガード部材との静電容量間隙の大きさが、より一層安定
するから、搬送ラインにおける容器内の液面検出が、よ
り一層、高精度に、信頼性高く行われるようになる。
よび装置によれば、一対のガード半体プレートによって
搬送用ラックを両側より挟み込むことにより、搬送用ラ
ックの位置と共にこの搬送用ラックに搭載されている検
体カップ等の容器の位置が安定し、静電容量感知電極と
ガード部材との静電容量間隙の大きさが、より一層安定
するから、搬送ラインにおける容器内の液面検出が、よ
り一層、高精度に、信頼性高く行われるようになる。
【0054】請求項4、請求項8による液面検出方法お
よび装置によれば、自動分析装置における検体容器の検
体の液面検出が搬送ライン上にて、高精度に、信頼性高
く行われ、しかも検体採取用プローブを兼ねた静電容量
感知電極によって検体容器より検体を吸引採取すること
が行われる。
よび装置によれば、自動分析装置における検体容器の検
体の液面検出が搬送ライン上にて、高精度に、信頼性高
く行われ、しかも検体採取用プローブを兼ねた静電容量
感知電極によって検体容器より検体を吸引採取すること
が行われる。
【図1】自動分析装置の検体容器の搬送ラインにおける
容器内の液面検出装置の実施の形態1を示す斜視図であ
る。
容器内の液面検出装置の実施の形態1を示す斜視図であ
る。
【図2】自動分析装置の検体容器の搬送ラインにおける
容器内の液面検出装置の実施の形態1の変形例を示す斜
視図である。
容器内の液面検出装置の実施の形態1の変形例を示す斜
視図である。
【図3】自動分析装置の検体容器の搬送ラインにおける
容器内の液面検出装置の実施の形態1の他の変形例を示
す斜視図である。
容器内の液面検出装置の実施の形態1の他の変形例を示
す斜視図である。
【図4】自動分析装置の検体容器の搬送ラインにおける
容器内の液面検出装置の実施の形態2を示す斜視図であ
る。
容器内の液面検出装置の実施の形態2を示す斜視図であ
る。
1 搬送ライン 3 搬送用ラック 5 カップ受け入れ孔 7 検体カップ(検体容器) 9 静電容量感知電極 11,13 ガード半体プレート 15 静電容量検出回路 17,19 半円状切欠先端部 21 ガード部材 23 カップ嵌合孔 31,33 ガード半体プレート
Claims (8)
- 【請求項1】 搬送ライン上を搬送される容器に貯容さ
れた液体の液面を静電容量方式で検出する液面検出方法
において、 搬送ラインの途中に設定された液面検出位置にて停止し
ている容器内の液面に向けて静電容量感知電極を進行さ
せる工程と、 グランドネットの導電性のガード部材を前記液面検出位
置にて停止している前記容器に接近させる工程とを有
し、 前記ガード部材を前記容器に接近させた状態で、前記静
電容量感知電極が前記容器内の液面に接触したことによ
り生じる前記静電容量感知電極と前記ガード部材との間
の静電容量の変化より、液面を検出することを特徴とす
る搬送ラインにおける容器内の液面検出方法。 - 【請求項2】 前記ガード部材は、一対のガード半体プ
レートにより構成され、当該一対のガード半体プレート
によって前記容器を両側より挟み込むことにより、前記
容器の略全周を取り囲むことを特徴とする請求項1に記
載の搬送ラインにおける容器内の液面検出方法。 - 【請求項3】 前記容器は、搬送用ラックに搭載されて
搬送ライン上を搬送され、前記ガード部材は、一対のガ
ード半体プレートにより構成され、当該一対のガード半
体プレートによって前記搬送用ラックを両側より挟み込
むことにより、前記容器に接近することを特徴とする請
求項1に記載の搬送ラインにおける容器内の液面検出方
法。 - 【請求項4】 前記搬送ラインは自動分析装置の検体容
器の搬送ラインであり、前記静電容量感知電極は前記検
体容器より検体を吸引採取する検体採取用プローブであ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載
の搬送ラインにおける容器内の液面検出方法。 - 【請求項5】 搬送ライン上を搬送される容器に貯容さ
れた液体の液面を静電容量方式で検出する液面検出装置
において、 搬送ラインの途中に設定された液面検出位置にて停止し
ている容器内の液面に向けて進行可能に設けられた静電
容量感知電極と、 前記液面検出位置にて停止している前記容器に接近可能
に設けられたグランドネットの導電性のガード部材とを
有し、 前記ガード部材を前記容器に接近させた状態で、前記静
電容量感知電極が前記容器内の液面に接触したことによ
り生じる前記静電容量感知電極と前記ガード部材との間
の静電容量の変化より、液面を検出することを特徴とす
る搬送ラインにおける容器内の液面検出装置。 - 【請求項6】 前記ガード部材は、一対のガード半体プ
レートにより構成され、当該一対のガード半体プレート
によって前記容器を両側より挟み込むことにより、前記
容器の略全周を取り囲むことを特徴とする請求項5に記
載の搬送ラインにおける容器内の液面検出装置。 - 【請求項7】 前記容器は、搬送用ラックに搭載されて
搬送ライン上を搬送され、前記ガード部材は、一対のガ
ード半体プレートにより構成され、当該一対のガード半
体プレートによって前記搬送用ラックを両側より挟み込
むことにより、前記容器に接近することを特徴とする請
求項5に記載の搬送ラインにおける容器内の液面検出装
置。 - 【請求項8】 前記搬送ラインは自動分析装置の検体容
器の搬送ラインであり、前記静電容量感知電極は前記検
体容器より検体を吸引採取する検体採取用プローブであ
ることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載
の搬送ラインにおける容器内の液面検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9050747A JPH10246726A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 搬送ラインにおける容器内の液面検出方法および液面検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9050747A JPH10246726A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 搬送ラインにおける容器内の液面検出方法および液面検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10246726A true JPH10246726A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12867439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9050747A Pending JPH10246726A (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 搬送ラインにおける容器内の液面検出方法および液面検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10246726A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11133035A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-21 | Hitachi Ltd | 液面検出機能を備えた自動分析装置 |
JP2003083995A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Olympus Optical Co Ltd | サンプルラックの搬送装置および、その装置に使用するサンプルラックの位置検出手段 |
JP2011033551A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置及び分注装置の制御方法 |
CN115475672A (zh) * | 2021-05-31 | 2022-12-16 | 深圳市帝迈生物技术有限公司 | 检测杯架、检测设备及杯内液体的检测方法 |
-
1997
- 1997-03-05 JP JP9050747A patent/JPH10246726A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11133035A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-21 | Hitachi Ltd | 液面検出機能を備えた自動分析装置 |
JP2003083995A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Olympus Optical Co Ltd | サンプルラックの搬送装置および、その装置に使用するサンプルラックの位置検出手段 |
JP2011033551A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置及び分注装置の制御方法 |
CN115475672A (zh) * | 2021-05-31 | 2022-12-16 | 深圳市帝迈生物技术有限公司 | 检测杯架、检测设备及杯内液体的检测方法 |
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