JPH10223440A - ノイズフィルタ - Google Patents
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- JPH10223440A JPH10223440A JP9021742A JP2174297A JPH10223440A JP H10223440 A JPH10223440 A JP H10223440A JP 9021742 A JP9021742 A JP 9021742A JP 2174297 A JP2174297 A JP 2174297A JP H10223440 A JPH10223440 A JP H10223440A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H1/00—Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network
- H03H1/0007—Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network of radio frequency interference filters
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
- H01F17/06—Fixed inductances of the signal type with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
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- H01F2017/065—Core mounted around conductor to absorb noise, e.g. EMI filter
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絶縁性外装材を設けた磁性コアに電線挿通孔
を有するノイズフィルタの絶縁性を向上し安全性を高め
る。 【解決手段】 一対の磁性コア部材11 、12 から成
り、該一対の磁性コア部材をそれぞれの接合面2、2で
接合したとき閉磁路及び電線挿通孔が形成される磁性コ
アと、前記一対の磁性コア部材の外面にそれぞれ設けら
れた絶縁性外装材51 及び52 とから成るノイズフィル
タにおいて、接合により電線挿通孔が形成される該一対
の磁性コア部材の凹部3をそれぞれ被覆する絶縁性内装
材8、8を有する。
を有するノイズフィルタの絶縁性を向上し安全性を高め
る。 【解決手段】 一対の磁性コア部材11 、12 から成
り、該一対の磁性コア部材をそれぞれの接合面2、2で
接合したとき閉磁路及び電線挿通孔が形成される磁性コ
アと、前記一対の磁性コア部材の外面にそれぞれ設けら
れた絶縁性外装材51 及び52 とから成るノイズフィル
タにおいて、接合により電線挿通孔が形成される該一対
の磁性コア部材の凹部3をそれぞれ被覆する絶縁性内装
材8、8を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データラインなど
の電線に着脱自在なノイズフィルタに関する。
の電線に着脱自在なノイズフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、データラインなどの電線に着脱
自在なノイズフィルタとして、例えば、実開昭63−3
9997号公報に記載されているように、例えばフェラ
イトから成る一対の磁性コア部材から成り、該一対の磁
性コア部材がそれぞれの接合面で接合したとき閉磁路が
形成されると共に電線挿通孔が形成される磁性コアと、
該一対の磁性コア部材をそれぞれ収容する一対の絶縁性
ケース部材から成り、該一対の絶縁性ケース部材を閉じ
たとき一対の磁性コア部材をそれぞれの接合面において
接合する絶縁性ケースとから成るノイズフィルタが知ら
れている。
自在なノイズフィルタとして、例えば、実開昭63−3
9997号公報に記載されているように、例えばフェラ
イトから成る一対の磁性コア部材から成り、該一対の磁
性コア部材がそれぞれの接合面で接合したとき閉磁路が
形成されると共に電線挿通孔が形成される磁性コアと、
該一対の磁性コア部材をそれぞれ収容する一対の絶縁性
ケース部材から成り、該一対の絶縁性ケース部材を閉じ
たとき一対の磁性コア部材をそれぞれの接合面において
接合する絶縁性ケースとから成るノイズフィルタが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のノイズフィルタ
は、上記のように、一対の磁性コア部材がそれぞれ絶縁
性ケース部材に収容され、磁性コアの外面が絶縁性ケー
スで覆われているが、電線貫通孔を形成する一対の磁性
コア部材の凹部は露出しているので、ノイズフィルタを
電線に着脱したり、或いは装着時、電線上を滑動したと
き、磁性コア部材の凹部の角部で電線の被覆を破る恐れ
があり、そのため安全性に問題があった。
は、上記のように、一対の磁性コア部材がそれぞれ絶縁
性ケース部材に収容され、磁性コアの外面が絶縁性ケー
スで覆われているが、電線貫通孔を形成する一対の磁性
コア部材の凹部は露出しているので、ノイズフィルタを
電線に着脱したり、或いは装着時、電線上を滑動したと
き、磁性コア部材の凹部の角部で電線の被覆を破る恐れ
があり、そのため安全性に問題があった。
【0004】本発明は、従来のノイズフィルタのこのよ
うな問題を解決することを課題とする。
うな問題を解決することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、請求項1に記載されたように、一対の
磁性コア部材から成り、該一対の磁性コア部材をそれぞ
れの接合面で接合したとき閉磁路及び電線挿通孔が形成
される磁性コアと、前記一対の磁性コア部材の外面にそ
れぞれ設けられた絶縁性外装材とから成るノイズフィル
タにおいて、接合により電線挿通孔が形成される該一対
の磁性コア部材の凹部をそれぞれ被覆する絶縁性内装材
を設けたことを特徴とし、また、請求項2記載のよう
に、請求項1記載のノイズフィルタにおいて、前記絶縁
性外装材及び絶縁性内装材は樹脂から成り、その射出成
形時に磁性コア部材と一体に形成されたものであること
を特徴とし、また、請求項3記載のように、請求項1記
載のノイズフィルタにおいて、前記絶縁性外装材は、前
記磁性コア部材の外面を覆うケースから成り、前記絶縁
性内装材は、該ケースに取り付けられて前記電線挿通孔
を形成する前記磁性コア部材の凹部を覆うカバーである
ことを特徴とする。
解決するために、請求項1に記載されたように、一対の
磁性コア部材から成り、該一対の磁性コア部材をそれぞ
れの接合面で接合したとき閉磁路及び電線挿通孔が形成
される磁性コアと、前記一対の磁性コア部材の外面にそ
れぞれ設けられた絶縁性外装材とから成るノイズフィル
タにおいて、接合により電線挿通孔が形成される該一対
の磁性コア部材の凹部をそれぞれ被覆する絶縁性内装材
を設けたことを特徴とし、また、請求項2記載のよう
に、請求項1記載のノイズフィルタにおいて、前記絶縁
性外装材及び絶縁性内装材は樹脂から成り、その射出成
形時に磁性コア部材と一体に形成されたものであること
を特徴とし、また、請求項3記載のように、請求項1記
載のノイズフィルタにおいて、前記絶縁性外装材は、前
記磁性コア部材の外面を覆うケースから成り、前記絶縁
性内装材は、該ケースに取り付けられて前記電線挿通孔
を形成する前記磁性コア部材の凹部を覆うカバーである
ことを特徴とする。
【0006】以上の記述のように、一対の磁性コア部材
は、それぞれ外面に設けられた絶縁性外装材で覆われる
と共に該一対の磁性コア部材の内面の凹部も絶縁性内装
材で覆われるので、電線挿通孔に電線を通して電線にノ
イズフィルタを装着したときの絶縁が確保され、安全性
が向上する。
は、それぞれ外面に設けられた絶縁性外装材で覆われる
と共に該一対の磁性コア部材の内面の凹部も絶縁性内装
材で覆われるので、電線挿通孔に電線を通して電線にノ
イズフィルタを装着したときの絶縁が確保され、安全性
が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0008】図1及び図2は、本発明実施の一例のノイ
ズフィルタを示す。
ズフィルタを示す。
【0009】同図において、1は、例えばNi−Zi
系、Mn−Zn系フェライト等から成る直方体形状の磁
性コアで、これはそれぞれ磁性コア部材11 と磁性コア
部材12 から成り、図2に示すように、該磁性コア部材
11 と磁性コア部材12 を、内面の接合面2、2におい
て接合したとき、内面の凹部3によって電線挿通孔4が
形成されるように成っている。51 及び52 は、それぞ
れ例えば、ポリプロピレン(P.P)樹脂から成り、磁
性コア部材11 、12 の外面6即ち外周面6a及び両側
面6bが直方体形状に形成されてヒンジ部7により互い
に連結された絶縁性外装材、8は、磁性コア部材11 、
12 の凹部3の壁面を覆う前記樹脂から成る絶縁性内装
材で、該絶縁性外装材51 、52 、ヒンジ部7及び絶縁
性内装材8は、金型に磁性コア部材11 、12 を配置
し、金型内に前記樹脂材料を加熱溶融して射出し金型内
で固化させる、いわゆる射出成形法により磁性コア部材
11 及び磁性コア部材12 と一体に形成される。したが
って、該絶縁性外装材51 及び52 並びに絶縁性内装材
8の縁端面と磁性コア部材11 及び磁性コア部材12 の
接合面2、2は同一平面上に形成することができ、図2
に示すように、磁性コア部材11 と磁性コア部材12 を
組合わせたとき、両者の接合面2、2は確実に密着す
る。そして、電線に装着したとき、これに磁性コア部材
11 及び12 が直接接触しないので、絶縁の安全性が向
上する。尚、射出形成時に、絶縁性外装材51 と52 の
ヒンジ部7とは反対側の縁部に、一方の絶縁性外装材5
1 に継手9の一対の孔91 、91 が、他方の絶縁性外装
材52 に、該一対の孔91 、91 にそれぞれ係合する突
起10、10を有する継手突出片92 、92 がそれぞれ
一体に形成され、該継手突出片92 、92 の突起10、
10を前記孔91 、91 に係合することにより磁性コア
1を電線11に容易に装着することができる。尚、前記
継手9の一対の孔91 、91 は絶縁性外装材52 に、継
手突出片92 、92 は絶縁性外装材51 にそれぞれ形成
してもよく、又、前記孔91 、91 の代わりに突起を、
前記継手突出片92 、92 の突起10の代わりに前記突
起に係合する孔を形成してもよい。
系、Mn−Zn系フェライト等から成る直方体形状の磁
性コアで、これはそれぞれ磁性コア部材11 と磁性コア
部材12 から成り、図2に示すように、該磁性コア部材
11 と磁性コア部材12 を、内面の接合面2、2におい
て接合したとき、内面の凹部3によって電線挿通孔4が
形成されるように成っている。51 及び52 は、それぞ
れ例えば、ポリプロピレン(P.P)樹脂から成り、磁
性コア部材11 、12 の外面6即ち外周面6a及び両側
面6bが直方体形状に形成されてヒンジ部7により互い
に連結された絶縁性外装材、8は、磁性コア部材11 、
12 の凹部3の壁面を覆う前記樹脂から成る絶縁性内装
材で、該絶縁性外装材51 、52 、ヒンジ部7及び絶縁
性内装材8は、金型に磁性コア部材11 、12 を配置
し、金型内に前記樹脂材料を加熱溶融して射出し金型内
で固化させる、いわゆる射出成形法により磁性コア部材
11 及び磁性コア部材12 と一体に形成される。したが
って、該絶縁性外装材51 及び52 並びに絶縁性内装材
8の縁端面と磁性コア部材11 及び磁性コア部材12 の
接合面2、2は同一平面上に形成することができ、図2
に示すように、磁性コア部材11 と磁性コア部材12 を
組合わせたとき、両者の接合面2、2は確実に密着す
る。そして、電線に装着したとき、これに磁性コア部材
11 及び12 が直接接触しないので、絶縁の安全性が向
上する。尚、射出形成時に、絶縁性外装材51 と52 の
ヒンジ部7とは反対側の縁部に、一方の絶縁性外装材5
1 に継手9の一対の孔91 、91 が、他方の絶縁性外装
材52 に、該一対の孔91 、91 にそれぞれ係合する突
起10、10を有する継手突出片92 、92 がそれぞれ
一体に形成され、該継手突出片92 、92 の突起10、
10を前記孔91 、91 に係合することにより磁性コア
1を電線11に容易に装着することができる。尚、前記
継手9の一対の孔91 、91 は絶縁性外装材52 に、継
手突出片92 、92 は絶縁性外装材51 にそれぞれ形成
してもよく、又、前記孔91 、91 の代わりに突起を、
前記継手突出片92 、92 の突起10の代わりに前記突
起に係合する孔を形成してもよい。
【0010】図3は、絶縁性外装材51 及び52 に図1
に示すものとは異なる継手9Aを形成した本発明実施の
ノイズフィルタを示す。
に示すものとは異なる継手9Aを形成した本発明実施の
ノイズフィルタを示す。
【0011】継手9Aは、図3及び図4(A)に示すよ
うに、絶縁性外装材51 の縁端部に形成された断面L形
の継手突出片9A1 と、絶縁性外装材52 の縁端部に形
成された断面L形の継手突出片9A2 と、該継手突出片
9A1 に摺動自在に係合され両端が鉤状に形成されたコ
字状の継手ストッパ片9A3 とから成り、磁性コア部材
11 と磁性コア部材12 が接合面2、2において接合
し、電線11に磁性コア1を装着した状態で図4(B)
に明示するような位置にある継手ストッパ9A3を、図
4(C)に示すように、継手突出片9A1 の凹部12と
継手突出片9A2の凹部13の位置に移動させることに
より絶縁性外装材51 と52 を接続固定する。
うに、絶縁性外装材51 の縁端部に形成された断面L形
の継手突出片9A1 と、絶縁性外装材52 の縁端部に形
成された断面L形の継手突出片9A2 と、該継手突出片
9A1 に摺動自在に係合され両端が鉤状に形成されたコ
字状の継手ストッパ片9A3 とから成り、磁性コア部材
11 と磁性コア部材12 が接合面2、2において接合
し、電線11に磁性コア1を装着した状態で図4(B)
に明示するような位置にある継手ストッパ9A3を、図
4(C)に示すように、継手突出片9A1 の凹部12と
継手突出片9A2の凹部13の位置に移動させることに
より絶縁性外装材51 と52 を接続固定する。
【0012】前記磁性コア1は、前述のように直方体形
状でもよいが、図5に示すように、磁性コア部材11 及
び12 の外周面6aの対向面を山形に形成してもよい。
状でもよいが、図5に示すように、磁性コア部材11 及
び12 の外周面6aの対向面を山形に形成してもよい。
【0013】また、図6に示すように、前記磁性コア1
の磁性コア部材11 及び12 を半円筒形状に、絶縁性外
装材51 及び52 の外面形状を直方体形状に形成しても
よく、或いはまた、図7に示すように、磁性コア1の磁
性コア部材11 及び12 を半円筒体形状に、絶縁性外装
材51 及び52 も半円筒形状に形成してもよい。この
他、必要に応じて磁性コア1及び絶縁性外装材の外面を
適当な形状に形成することができる。
の磁性コア部材11 及び12 を半円筒形状に、絶縁性外
装材51 及び52 の外面形状を直方体形状に形成しても
よく、或いはまた、図7に示すように、磁性コア1の磁
性コア部材11 及び12 を半円筒体形状に、絶縁性外装
材51 及び52 も半円筒形状に形成してもよい。この
他、必要に応じて磁性コア1及び絶縁性外装材の外面を
適当な形状に形成することができる。
【0014】図8は、電線に装着したときの滑り止め用
突起を設けた図1に示す本発明実施のノイズフィルタの
変形例の一部を示す。
突起を設けた図1に示す本発明実施のノイズフィルタの
変形例の一部を示す。
【0015】前述の方法により、磁性コア部材11 の外
面に形成された絶縁性外装材51 と一体に凹部3を覆う
ように形成された絶縁性内装材8の表面に、例えば図示
のように、2個の断面3角形状(或いは半円形状等)の
滑り止め用突起14、14が円弧状に形成されている。
尚、図5、6、7及び8では、磁性コア部材11 のみを
示したが、磁性コア部材12 についても磁性コア部材1
1 と同じような絶縁性外装材及び絶縁性内装材が形成さ
れる。
面に形成された絶縁性外装材51 と一体に凹部3を覆う
ように形成された絶縁性内装材8の表面に、例えば図示
のように、2個の断面3角形状(或いは半円形状等)の
滑り止め用突起14、14が円弧状に形成されている。
尚、図5、6、7及び8では、磁性コア部材11 のみを
示したが、磁性コア部材12 についても磁性コア部材1
1 と同じような絶縁性外装材及び絶縁性内装材が形成さ
れる。
【0016】図9は、絶縁性外装材として、ケースを用
いた本発明実施のノイズフィルタの一部を示す。
いた本発明実施のノイズフィルタの一部を示す。
【0017】磁性コア1の磁性コア部材11 及び1
2 (12 は図示せず。)は、図1に示すものと同じであ
る。絶縁性外装材は、それぞれ図1と同じ継手9が一体
に形成されたケース5A1 、5A2 (5A2 は図示せ
ず。)から成り、これらは、これらと一体に形成された
ヒンジ部7により互いに連結されている。15は、磁性
コア部材11 及び12 の凹部3,3の壁面を覆い、その
縁端面が、該凹部3に装着したとき磁性コア部材11 及
び12 の接合面2、2と同一平面上になるように形成さ
れた絶縁性内装材としての半円筒状の樹脂から成るカバ
ーであり、その両側面には凸部16、16(或いは凹
部)が形成されている。同図(B)に示すように、磁性
コア部材11 及び12 はそれぞれケース5A1 及び5A
2 に収容され、前記カバー15、15はその両側面の凸
部16、16(或いは凹部)をケース5A1 、5A2 の
対向する内壁にそれぞれ形成された凹部17、17(或
いは凸部)に嵌合することにより、ケース5A1 、5A
2 に組付けられる。前記カバー15、15の代わりに、
図10に示すように、その内周面に2個の断面3角形状
(或いは半円形状等)の滑り止め用突起18、18を円
弧状に形成したカバー15Aでもよい。
2 (12 は図示せず。)は、図1に示すものと同じであ
る。絶縁性外装材は、それぞれ図1と同じ継手9が一体
に形成されたケース5A1 、5A2 (5A2 は図示せ
ず。)から成り、これらは、これらと一体に形成された
ヒンジ部7により互いに連結されている。15は、磁性
コア部材11 及び12 の凹部3,3の壁面を覆い、その
縁端面が、該凹部3に装着したとき磁性コア部材11 及
び12 の接合面2、2と同一平面上になるように形成さ
れた絶縁性内装材としての半円筒状の樹脂から成るカバ
ーであり、その両側面には凸部16、16(或いは凹
部)が形成されている。同図(B)に示すように、磁性
コア部材11 及び12 はそれぞれケース5A1 及び5A
2 に収容され、前記カバー15、15はその両側面の凸
部16、16(或いは凹部)をケース5A1 、5A2 の
対向する内壁にそれぞれ形成された凹部17、17(或
いは凸部)に嵌合することにより、ケース5A1 、5A
2 に組付けられる。前記カバー15、15の代わりに、
図10に示すように、その内周面に2個の断面3角形状
(或いは半円形状等)の滑り止め用突起18、18を円
弧状に形成したカバー15Aでもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、絶縁性外装材を設けた磁性コ
アの電線貫通孔が絶縁性内装材で覆われているので、磁
性コアを電線に装着したときの絶縁性が確保され安全性
が向上するという効果を有する。
アの電線貫通孔が絶縁性内装材で覆われているので、磁
性コアを電線に装着したときの絶縁性が確保され安全性
が向上するという効果を有する。
【図1】 一対の磁性コア部材を開いた状態の本発明実
施のノイズフィルタの1例の斜視図を示す。
施のノイズフィルタの1例の斜視図を示す。
【図2】(A)及び(B)は一対の磁性コア部材を接合
した状態の図1に示すノイズフィルタの斜視図及び断面
図。
した状態の図1に示すノイズフィルタの斜視図及び断面
図。
【図3】 絶縁性外装材51 及び52 に異なる継手が形
成された図1に示す本発明実施のノイズフィルタの変形
例の斜視図。
成された図1に示す本発明実施のノイズフィルタの変形
例の斜視図。
【図4】(A)、(B)及び(C)は図3に示す継手の
分解斜視図、一対の磁性コア部材を接合したときの継手
の斜視図及び該一対の磁性コア部材を接合固定したとき
の継手の斜視図。
分解斜視図、一対の磁性コア部材を接合したときの継手
の斜視図及び該一対の磁性コア部材を接合固定したとき
の継手の斜視図。
【図5】 本発明実施のノイズフィルタの第2の変形例
の要部の断面図。
の要部の断面図。
【図6】 本発明実施のノイズフィルタの第3の変形例
の要部の断面図。
の要部の断面図。
【図7】 本発明実施のノイズフィルタの第4の変形例
の要部の断面図。
の要部の断面図。
【図8】 本発明実施のノイズフィルタの第5の変形例
の要部の側面図。
の要部の側面図。
【図9】(A)及び(B)は、絶縁性外装材としてケー
スを用い、内装材としてカバーを用いた本発明実施のノ
イズフィルタの他例の要部の分解斜視図及び組立斜視
図。
スを用い、内装材としてカバーを用いた本発明実施のノ
イズフィルタの他例の要部の分解斜視図及び組立斜視
図。
【図10】 図9に図示したカバーの変形例を示す斜視
図。
図。
1…磁性コア 11 、12 …磁性コア部
材 2…接合面 3…凹部 4…電線挿通孔 51 、52 …絶縁性外装
材 5A1 、5A2 …ケース(絶縁性外装材) 6
…外面 7…ヒンジ部 8…絶縁性内装
材 9…継手 11…電線 15、15A…カバー(絶縁性内装材)
材 2…接合面 3…凹部 4…電線挿通孔 51 、52 …絶縁性外装
材 5A1 、5A2 …ケース(絶縁性外装材) 6
…外面 7…ヒンジ部 8…絶縁性内装
材 9…継手 11…電線 15、15A…カバー(絶縁性内装材)
Claims (3)
- 【請求項1】 一対の磁性コア部材から成り、該一対の
磁性コア部材をそれぞれの接合面で接合したとき閉磁路
及び電線挿通孔が形成される磁性コアと、前記一対の磁
性コア部材の外面にそれぞれ設けられた絶縁性外装材と
から成るノイズフィルタにおいて、接合により電線挿通
孔が形成される該一対の磁性コア部材の凹部をそれぞれ
被覆する絶縁性内装材を設けたことを特徴とするノイズ
フィルタ。 - 【請求項2】 前記絶縁性外装材及び絶縁性内装材は樹
脂から成り、その射出成形時に磁性コア部材と一体に形
成されたものであることを特徴とする請求項1記載のノ
イズフィルタ。 - 【請求項3】 前記絶縁性外装材は、前記磁性コア部材
の外面を覆うケースから成り、前記絶縁性内装材は、該
ケースに取り付けられて前記電線挿通孔を形成する前記
磁性コア部材の凹部を覆うカバーであることを特徴とす
る請求項1記載のノイズフィルタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9021742A JPH10223440A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | ノイズフィルタ |
US09/017,056 US5994979A (en) | 1997-02-04 | 1998-01-27 | Magnetic core noise filter with an integrally formed outer sheath and inner insulator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9021742A JPH10223440A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | ノイズフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10223440A true JPH10223440A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12063537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9021742A Pending JPH10223440A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | ノイズフィルタ |
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US (1) | US5994979A (ja) |
JP (1) | JPH10223440A (ja) |
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1998
- 1998-01-27 US US09/017,056 patent/US5994979A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
US5994979A (en) | 1999-11-30 |
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