JPH1022290A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置 - Google Patents
半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置Info
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- JPH1022290A JPH1022290A JP16942196A JP16942196A JPH1022290A JP H1022290 A JPH1022290 A JP H1022290A JP 16942196 A JP16942196 A JP 16942196A JP 16942196 A JP16942196 A JP 16942196A JP H1022290 A JPH1022290 A JP H1022290A
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Abstract
一性を高める。 【解決手段】 横型又は縦型ホットウォール型加熱炉1
内にて複数枚のウェーハ8を熱処理領域5a前進させか
つ急速に昇温し、また熱処理領域5aにて急速熱処理
し、その後前記熱処理領域より後退させかつ急冷する半
導体装置の製造方法において、熱処理領域に前進方向に
向かって温度が低くなる温度分布が設定さする。横型ホ
ットウォール型加熱炉内にて1枚又は複数枚のウェーハ
8を高温の熱処理領域にて急速熱処理する半導体装置の
製造方法において、第1の低温領域5bとは別の第2の
低温領域5cを、熱処理領域5aが両低温領域の中間に
位置するように設ける。
Description
方法及び製造装置に関するものである。本発明において
「半導体装置」とは、これを例示すると、シリコン、化
合物半導体などのメモリ−もしくは論理回路IC、薄膜
トランジスタ(TFTトランジスタ)ICなどである。
また、「ウェーハ」とは、これを例示すると、単結晶基
板、ガラス基板などである。さらに、本発明で言う急速
熱処理とは通常RapidThermal Processing(RTP)と
称されている技術であり、Richard B. Fair 著Rapid Th
ermal Processing(ACADEMIC PRESS INC )に解説され
ている。この著書にも解説されているように、膜厚、不
純物濃度、拡散深さ等半導体装置の性能に関係する特性
をウェーハ面内で均一にすることが重要である。本発明
において「製造」とは、これを例示すると、(イ)ウェ
ーハに半導体物質、絶縁物質、金属、金属とシリコンの
化合物、合金、超伝導物質などの皮膜あるいは層を反応
ガスを用いるCVDにより形成する方法、(ロ)ウェー
ハに半導体物質、絶縁物質、金属、超伝導物質などの皮
膜あるいは層を反応ガスと単結晶基板又は基板上の物質
との直接反応により形成する方法(例えば、バルクシリ
コン、ポリシリコンを反応して成形するSiO2 膜、S
iON膜、SiN膜、SiON膜などの薄膜形成、及び
SiO2 膜の表面を1〜10オングストローム窒化する
極薄窒化処理等)、(ハ)Ar、He、N2 などを含む
雰囲気ガスの存在下で拡散、膜質の改善、膜の平坦化な
ど、(ニ)BST(チタン酸バリウムストロンチウムの
酸化物)、STO(チタン酸ストロンチウムの酸化
物)、Ta2 O5膜などの高誘電体又は強誘電体薄膜の
膜質改善のためのアニーリング,(ホ)WSi2 、Ti
Si2 膜などの低抵抗化のためのアニーリング、(ヘ)
SiO2 、PSG、BPSG、SiN、SiON膜など
の緻密化・平坦化のためのアニーリング、(ト)PZT
(チタン酸鉛ジルコニウムの酸化物)、Y−1、BST
などの強誘電体物質膜のアニーリング、(チ)イオンイ
ンプラーテション層の活性化などである。なお(チ)で
は不純物の広がりを極力抑えて不純物の活性化率を高め
ることが重要である。
ル型加熱炉を使用して上記方法を実施する半導体装置製
造装置に関するものである。
557号(以下「米国特許」と言う)には、均熱性に優
れた縦型ホットウォール加熱炉を使用してRTPを行う
二重管型半導体製造装置が開示されている。図9は米国
特許に示された半導体製造装置により1枚のウェーハを
熱処理する方法を図解している。図において、1は外管
1aと内管1bより構成される石英反応管、2は内管1
bの底部に開口する反応ガス流入管、3は外管1aの底
部に開口する排気管、4は同心円状に配列された外管1
aと内管1bの間に形成され反応ガスを排出する環状流
路、5は電気抵抗ヒーターを使用した加熱炉、6はウェ
ーハ保持し移動させる治具(以下「治具」と言う)、8
はウェーハ、30は磁石コイル又は永久磁石、31は駆
動機構、33はウェハー保持治具を遮蔽板11、載置板
12とともに昇降させる案内部材である。ウェーハ8は
拡散長が短い低温(例えば750℃)で一旦保持され、
次に図示の位置で所定の短時間保持され、内管1b内を
上向に流れる反応ガスと接触して所定の反応を起こし、
反応後直ちにウェーハはウェーハ保持具6により炉下部
の低温領域に移動される。
条件;BF2,3.0E15/cm2 ,2.30keV
でイオン注入し、その後図9を参照し上述した方法で一
旦低温保持後950℃,2minアニールしたところ、
シート抵抗は約220Ωであり、その面内分布は±1%
以内(5枚の平均値)であった。低温保持を行わない通
常のRTP法で同様のアニールを850℃、120分で
行ったところ、シート抵抗は310Ωであり、同様にア
ニールを850℃、30分で行ったところシート抵抗は
400Ωであり、これらの場合シート抵抗の面内分布は
約1%であった。
て提案したRTP法によると、低温領域と熱処理領域を
有する縦型ホットウォール型加熱炉内にて、横置きされ
た複数枚のウェーハを前記低温領域から熱処理領域に前
進させ、また前記記熱処理領域にてウェーハを急速熱処
理した後再び低温領域に戻す半導体装置の製造方法にお
いて、所望の温度より高い温度にセットされた炉にウェ
ーハを装入し、ウェーハが所望の温度に達する前にウェ
ーハを低温領域に戻すことによって加熱時間を短縮して
RTP特性が改良することが可能である。
に実験を進め、ホットウォール型加熱炉によるウェーハ
の温度分布につき考察を行った。熱処理を行う均熱領域
に複数枚のウェーハを装入すると、最初に均熱領域に入
ったウェーハと最後に均熱領域に入ったウェーハとでは
時間差が生じる。続いて均熱領域で短時間熱処理をした
後ウェーハが装入方向とは反対方向に低温領域に向かっ
て移動されると、最初に均熱領域に入ったウェーハが最
も遅く均熱領域から出、最後に均熱領域に入ったウェー
ハが最も早く均熱領域から出るので、やはり時間差が発
生する。パターンルールが0.25μm(256M−D
RAM)以上であり、比較的長い保持時間が許容される
場合は上記時間差は実用上の問題にはならなかったが、
より微細なパターンルールになると、高温領域における
ウェーハ間の滞留時間の差が同一ロットで処理される複
数枚のウェーハの均一性を損なって半導体装置の電気的
特性のバラツキが生じ、半導体装置の不良率が高まる。
0に示すようにウェーハの進行方向にほぼ垂直にウェー
ハ面を位置せしめるとウェーハ面内の均一性が実現され
るので、図10に示すウェーハの配置・移動方法を縦型
炉及び又は横型炉で選択することが通常である。一方、
図11に示すように1枚のウェーハの進行方向にほぼ平
行にウェーハ面を置いた場合は、前段落で説明したよう
なウェーハ不均一性の問題が1枚のウェーハ面内で起こ
る。しかし、利点としては、ウェーハを一つの治具から
他の治具に受渡す際にウェーハの治具間での受渡しが容
易であるとの点がある。
一ロットで処理される複数のウェーハの面内均一性を高
めることができる方法及び装置を提供することを目的と
する。さらに、本発明はウェーハ面がウェーハ進行方向
にほぼ平行な1枚ウェーハ処理RTP法において1枚の
ウェーハの面内均一性を高めることができる方法及び装
置を提供することを目的とする。
明に係る方法は、横型又は縦型ホットウォール型加熱炉
内にて複数枚のウェーハを熱処理領域に前進させかつ急
速に昇温し、また前記記熱処理領域にて急速熱処理し、
その後前記熱処理領域より後退させかつ急冷する半導体
装置の製造方法において、前記前進方向に向かって温度
が低くなる温度分布が設定された前記熱処理領域にて前
記複数枚のウェーハを熱処理することによって各ウェー
ハに加えられる熱量をほぼ一定にすることを特徴とする
半導体装置の製造方法(以下「第1発明方法」と言う)
であり、横型ホットウォール型加熱炉内にて1枚又は複
数枚のウェーハを高温の熱処理領域にて急速熱処理する
半導体装置の製造方法において、第1の低温領域とは別
の第2の低温領域を、前記熱処理領域が両低温領域の中
間に位置するように、設け、前記1枚又は複数枚のウェ
ーハを第1の治具により第1の低温領域にて均熱した
後、高温領域まで急速に移動させかつ昇温し、その後急
速熱処理に続いて1枚又は複数枚のウェーハを前記熱処
理温度から第2の低温領域まで急速に移動させかつ急冷
するとともに、その後、第2の治具に移し替えられた1
枚又は複数枚のウェーハを第2の低温領域にて所定温度
で均熱することを特徴とする半導体装置の製造方法(以
下「第2発明方法」と言う)であり、また、横型又は縦
型のホットウォール型加熱炉内に配置された1枚又は複
数枚のウェーハを熱処理領域に移動させかつ急速昇温
し、その後該高温領域で保持して急速熱処理する方法に
おいて、前記ウェーハの移動方向に厚さが薄くなってい
る蓄熱板を予め熱処理温度に加熱し、次に前記ウェーハ
の片面を前記蓄熱板の極近傍に配置して熱処理を行い各
ウェーハに加えられる熱量をほぼ一定にすることを特徴
とする半導体装置の製造方法(以下「第3発明方法」と
言う)である。
装置は、横型又は縦型ホットウォール型加熱炉内を複数
枚のウェーハを熱処理領域に前進させかつ該領域から急
速に後退させ、また前記熱処理領域にて複数枚のウェー
ハを保持する治具を備えた急速熱処理による半導体装置
の製造装置において、前記治具の前進方向に向かって温
度が低くなる温度分布を前記熱処理領域に設定する手段
を備えたことを特徴とする半導体装置の製造装置(以下
「第1発明装置」と言う)であり、1枚又は複数枚のウ
ェーハを所定温度で均熱する第1の低温領域と熱処理領
域を有する横型ホットウォール型加熱炉内にて1枚又は
複数枚のウェーハを低温領域から熱処理領域に高速で移
動させる第1の治具を備えた急速熱処理による半導体装
置の製造装置において、第1の低温領域とは別の第2の
低温領域を、前記熱処理領域が両低温領域の中間に位置
するように、形成し、第2の低温領域で均熱された1枚
又は複数枚のウェーハを取りだす第2の治具を備えたこ
とを特徴とする急速熱処理による半導体装置の製造装置
(以下「第2発明装置」と言う)であり、また、ホット
ウォール型加熱炉内に配置された1枚又は複数枚のウェ
ーハを熱処理領域に移動させかつ保持する治具を備えた
半導体装置の製造装置において、前記ウェーハの移動方
向に厚さが薄くなっている蓄熱板を熱処理温度領域に備
えたことを特徴とする半導体装置の製造装置(以下「第
3発明装置」と言う)である。以下本発明を詳しく説明
する。
は、RTPではない通常の炉の昇温速度である1〜10
℃/分よりかなり急速な速度であり、現在の治具移動機
構の速度制御技術の下では具体的には1〜10℃/se
cの範囲である。急冷も同様であるが、放熱が加熱より
効率が悪いために具体的には平均速度で1〜5℃/se
cの範囲である。第1〜第3発明装置においてウェーハ
の急速移動とはRTPではない通常の移動速度である2
0〜200mm/分よりかなり急速な速度であり、現在
の治具移動機構の速度制御技術の下では、具体的には5
0〜200mm/secの範囲である。
法及び装置において、Si単結晶ウェーハの表面に形成
した物質を例えば650℃と言う低温でアニールするこ
ともあるから、ウェーハの低温予備保持を省略してもよ
い。一方、Si単結晶ウェーハのRTP温度が800℃
以上の高温の場合は、スリップラインを防止しあるいは
加工歪を除いたりするためには不純物拡散が起こり難い
700℃以下の低温で予備保持する必要がある。又、R
TP処理後急速なRTPにより生じた歪みをアニーリン
グするために熱処理後低温保持することもある。
ェーハの種類により異なるが、一般には800℃以上〜
1100℃以下である。例えば104 /cm2 以上のド
ーズ量で注入された不純物を活性化する場合には900
−950℃以上の熱処理が行われる。低温熱処理の例
は、上述のSi単結晶ウェーハの熱処理の他に、メタル
コンタクトをとる熱処理及びCVDの700℃以下の熱
処理がある。高温における保持は不純物の拡散の深さが
半導体装置のパターンルールを基準として判断して無視
できる時間の保持を行う。
領域を備えたホットウオール型加熱炉の低温領域で複数
枚のウエーハを一旦低温に保持し、複数枚のウエーハを
熱処理領域に高速移動する方法、及びホットウオール型
加熱炉が急速熱処理を行う高温領域の他にウエーハ一旦
保持する低温領域を有する半導体製造装置について説明
する。ここで「領域」とは1枚又は複数枚のウェーハを
所定の温度に均熱するに足りる長さをもった炉の区間で
ある。なお、ウェーハが均熱される所定温度は通常当該
領域の温度であるが、本出願人が特開平8−45861
号公報で提案したように高温領域の温度より低いことも
ある。
加熱炉にて公知の技術、例えば一重管、二重管などの反
応管を備えた炉構造、ウェーハ保持し炉内と無接触方式
でウェーハを前進させる治具(ウェーハを保持する台、
フォークなど)、ガスの導入口、熱処理領域と低温領域
の中間に排気口を設けるなどの技術を適宜採用すること
ができる。又、1バッチの複数枚のウェーハの両端に位
置するウェーハに生じる初期もしくは終期の異常条件
(温度不安定、ガス濃度不安定など)で処理されるウェ
ーハは捨て(dummy )ウェーハとして、廃棄することも
できる。また、ウェーハの枚数も従来と同様であるが、
縦型装置では高さに制限が伴うので5〜10枚、横型装
置では500〜800mmの均熱部長さを楽にとれるた
めに10〜25枚がバッチ処理可能である。ウェーハの
置き方は縦方向、横方向など任意である。
炉の温度分布の一例を示すものであって、ウェーハは7
00℃の±0.5〜±1.0℃温度幅の低温領域にて保
持され均熱され、次に毎秒例えば100mmの速度で移
動して中間領域を経て急速加熱処理領域である950℃
の高温領域に前進せしめられる。説明を簡単にするため
に6インチウェーハは10枚が30mm間隔で面と面が
向かい合う対向配列され(ウェーハ前端と後端の間隔−
270mm)、約100mm/secで高温領域(均熱
長さ400mm)に前進するとする。この場合最初のウ
ェーハが高温領域に前進してから約3sec後に最後の
10枚目のウェーハが高温領域に到達する。同様に、ウ
ェーハが高温領域から低温領域に戻されるときも約3s
ecの時間差が発生し、合計で6secの時間差とな
る。しかし、図1に示す400mmについて4℃の温度
勾配によりウェーハ間の抵抗値の差を1%以下に抑える
ことができる。なお、この時間差が小さくなるほど複数
枚ウェーハ間の温度差は小さくなる。
囲では温度が50℃上昇するとサーマルバジェット(th
ermal budget)−補誤差関数を関数とする拡散の深さを
一定にするための時間−は約1/5倍となる。図1に示
すようにウェーハの出入れが行われる側の温度を4℃高
くし954℃とし最前端を950℃とする温度分布を設
定することにより、上記した数秒の時間差に起因するサ
ーマルバジェットの差を補償できる。
ゾーンにするかあるいは炉体の断熱材の厚さを変えるこ
とにより、長さが600mm程度の高温領域に2〜30
℃の温度勾配を設定することは容易である。
度分布を設定することができるが、対流により炉の上部
に熱がこもり高温になり易いので温度勾配は横型炉の場
合より小さく均熱長400mmで少なく1〜10℃程度
である。
た本発明の実施例を示す。図3は図2の高温領域の断面
を石英管より内側の部分について示した図である。図中
10は蓄熱板であって予め熱処理温度である950℃に
加熱されており、蓄熱板10が均熱された後にウェーハ
8が図3にて詳しく説明する治具20により1対の蓄熱
板10の間に挿入され、熱処理される。治具20には着
脱自在に支持されたウェーハ支持具15が載置されてい
る。高温の熱処理領域5は3個のマルチゾーン5a1 ,
5a2 ,5a3 より構成されており、それぞれが別の電
源及び制御回路で接続されているので、入口側の温度が
高くなる温度分布が設定される。温度分布は市販のオー
トプロファイラーを反応管内の障害物がない位置に挿入
し、2〜3cm/minの速度でゆっくりと管軸方向に
移動することにより、測定される。35は先端に水平方
向にN2 ,Ar,He,O2 ,N2 O,NH3 などのガ
スが吹き出す吹出口36をもつガス導入管である。37
はガス排出管である。
長さがウェーハ直径の約3.5倍、幅がウェーハ直径の
約1.2倍の板からなる。したがって、2枚の蓄熱板1
0の間で1枚のウェーハ8と対向させた場合は3枚のウ
ェーハを同時に加熱することができ、又蓄熱板の間で2
枚のウェーハを対向させた場合は6枚のウェーハを同時
に加熱することができる。
ーハ8が高温の熱処理領域5に移動する前に蓄熱板10
を当該高温に加熱し、次いで予め低温領域5bで加熱さ
れたウェーハ8を蓄熱板10の対向空間内でヒーター7
及び蓄熱板10を熱源として加熱している。したがっ
て、950〜953℃に高温加熱された蓄熱板はこの温
度の輻射熱源としてウェーハを加熱し、ヒーター7から
の加熱と相まってウェーハ8の中心部から周辺部までを
非常に短時間で熱処理温度まで昇温する。したがって、
950℃までの昇温時間の各ウェーハ間の差は蓄熱板を
併用したことによりさらに縮小されるので、温度勾配は
図1の4℃より小さくすることができる。熱処理温度が
700℃以下の場合は熱伝達は伝導支配となるが、ウェ
ーハを蓄熱板の極近傍に配置するとこれらの間に存在す
るガス層の厚さは非常に薄くなり、ガス層を介しての熱
伝導が効率的に行われる。したがって、低温熱処理の場
合もウェーハはやはり急速に熱処理温度まで加熱され
る。
ウェーハの大きさとほぼ同じかあるいはそれ以上の大き
さが好ましい。蓄熱板からの輻射熱の入射角度は数度か
ら約180°までの広い範囲にわたり、このためウェー
ハの全面が同時に均一加熱される。したがって、蓄熱板
の大きさの上限には制限がなく、ウェーハの2倍以上と
して1対の蓄熱板の間に上下に配置してもよいが、縦型
加熱炉の長さが長くなるので現実的ではない。しかし、
左右に2枚のウエーハを配置してもよい。横型加熱炉の
場合は工場の長さの制約は建屋の高さ程厳しくはないの
で、ウェーハの2倍以上の寸法の蓄熱板を使用すること
ができる。
は2枚まで配置することができるが、3枚となると中間
のウェーハには蓄熱板からの輻射熱は及ばないので均熱
性が優れない。
半導体装置の汚染原因となる物質を放出しなければ各種
金属、セラミックを使用することができる。好ましく
は、単結晶シリコン、多結晶シリコン、SiO2 ,Si
C、炭素、Si3 N4 、WSi2 ,TiSi2 などのメ
タルシリサイド、W,Al2 O3 ,AlN又はBN等を
使用する。又、シリコン板あるいはその他の任意の材料
の表面をこれらの物質、例えばSi3 N4 で被覆しても
よい。しかし単結晶シリコンのウェーハは高純度であり
入手や加工が容易であるので、シリコンウエーハを処理
する際の好ましい蓄熱板物質である。
よりウエーハ表面に形成される物質(例えばメタルシリ
サイド)と同一物質を蓄熱板に使用するかあるいはウエ
ーハ表面において熱処理による性質改良処理(例えばイ
オン注入後のアニール)を施される物質(例えば多結晶
シリコン)と同一物質を蓄熱板に使用することも好まし
い。
板とほぼ平行に保持して熱処理を行うことが好ましい。
ウェーハはRTPを実現するために熱処理領域と低温領
域の間を高速移動するから、上記のウェーハ配列及び保
持は蓄熱板との干渉,接触を避け、ウェーハ保持具を移
動する制御機構が簡単になるからである。蓄熱板及びウ
ェーハは縦型炉では縦置き(板の上下端縁が炉の上下方
向と一致する)とし、横型炉では縦置き又は横置き(炉
の出入り口方向と板の面方向が一致する)とすることが
好ましい。後者では蓄熱板は直立もしくは水平あるいは
これらの中間の角度で配置されるが、直立が好ましい。
〜0.9mmである。このウェーハが熱処理領域に移動
した後のRTPされる時間を2〜3分と見積もると、蓄
熱板の厚みはウエーハ間隔によって適切に調節する必要
があるが1〜10mmの範囲であれば要求される熱処理
条件に合わせることができる。しかし蓄熱板の厚みがこ
の範囲外に多少増減しても、蓄熱板を最初に室温から所
定の高温まで到達する昇温時間は約30分程度であり、
又バッチ処理を繰返す場合は昇温時間・温度はさらに少
ないので処理効率が低下することはない。
用した実施例を示す。図4ではウェーハ8は温度が例え
ば700℃の第1の低温領域5bで保持され均熱されて
いる。なお、図面を見やすくするためにウェーハ8は実
寸法より大きく描いているが、十分な均熱性を確保する
ためには低温領域5b及び以下説明する各領域はウェー
ハ直径を合算した寸法より多少の余裕をもっていること
が必要である。またウェーハ8は移動方向に平行に置か
れているが、移動方向に直交していてもよい。
によりウェーハ8を保持しかつ反応管と無接触に移動さ
せる治具である。治具20aは先端側の厚みを薄くした
ウェーハ載置・案内治具21に後述の制御機構を接続し
たものである。ウェーハ載置・案内治具21aは先端側
21a′に、2枚1組のウェーハ8を縦4列横3列、合
計24枚配列する。
1a′は板状からなり、後端側21a′′は管体からな
り、中間では断面を円形から板形状に変化する中実の接
続部となっており、このように断面形状を変化させるこ
とによって加熱炉の直径を小さくし、移動に要する動力
も少なくしている。
1a′′は、その端部でカラー22aが焼き嵌め等によ
り固接されており、その下部に設けられた出張り部23
aのボルトによりチャック25aと接続されている。チ
ャック25aはウォーム26aとかみ合うウォ−ム歯車
24aを回転可能に取り付けているために、チャック2
5aが移動するにつれてウェーハ載置・案内治具21a
も炉内を前進後退する。ウォーム26aを両端で保持す
る保持部27aはウォーム歯車28aに固定され、ウォ
ーム29aの回転により矢印のように移動し、この結果
ウェーハ8が加熱炉に装入され、この際炉内ではパーテ
ィクルの原因となる摩擦が起こらないようにしている。
をもち急速熱処理を行う高温の熱処理領域である。ウェ
ーハ8は治具20aにより高温の熱処理領域5aに高速
で搬送され、750℃から950℃に昇温後短時間保持
される。5cは好ましくは5bより低温例えば650℃
の温度をもつ第2の低温領域である。第2の治具20b
の先端側21b′は第1の治具20aの先端側21a′
より下方のレベルに位置しており、第1の治具20aが
第2の低温領域5cまで前進した時にこれら(21
a′、21b)が上下に位置する。さらに、第2の治具
20bは水平方向のみならず上下に昇降可能になってお
り、このためウェーハ支持第15を下から持ち上げるこ
とができる。なお、必要により第1の治具20aも昇降
式にしてもよい。第2の低温領域5cには治具20aと
同じ構造の第2の治具20bが配置されている。高温の
熱処理領域5aで急速熱処理されたウェーハ8は第2の
治具20bに移し替えられて炉外に搬出される。したが
って、先頭のウェーハ8aは最先に高温の熱処理領域5
aに入るが、最先に高温の熱処理領域外に出るために、
他のウェーハと比較してサーマルバジェットの差異はな
く、ウェーハ間の均一性が保たれる。
具10bに受け渡す場所は第2の低温領域5cもしくは
第1の低温領域5bあるいは高温の熱処理領域5a内で
ある。高温領域での受渡しは治具の一部が進入すること
による温度降下が温度の均一性を損なうこともあるか
ら、低温領域での受渡しがより好ましい。また、図4に
おいて1枚のみのウェーハを熱処理することもでき、こ
の場合ウェーハ8は水平に置くことができる。
20bへの受け渡し方法が図解されている。なお、図5
の(c)では各治具及びウェーハ8の位置関係が明瞭に
なるように斜線を付している。この図より分かるよう
に、第1の治具20aはウェーハ支持台15の中央部で
これを支え、一方第2の治具20bは、支持第15の下
方から上昇し治具20aの外側でウェーハ支持台15を
支えかつ20aより上のレベルに引き揚げるので、前者
から後者にウェーハが受け渡し可能になる。ウェーハ支
持台15は4枚1列のウェーハ8を支持するものであっ
て、ウェーハ8の急速昇温特性を良好にするように各ウ
ェーハ8の縁部を3か所で把持する爪15aを備えてい
る。
置及び方法に関して説明した蓄熱板を介挿することも可
能である。
6、7に示されるようにウェーハ8は縦型ホットウォー
ル加熱炉1内の高温の熱処理領域5aに垂直に配置され
た蓄熱板10の間にてかつその近傍にて熱処理されてい
る。図中、13は昇降ロッド6に固着され、ウェーハ支
持台15を受けるアームであり、18は複数の蓄熱板1
0の上部両端を貫通してこれらを支える梁であり、この
梁18は垂直板17に固定されている。
ク18により一定間隔で吊下げられ、上方即ち治具6の
前進方向が細くなっている。したがって、治具6が停止
した時にはウェーハ8の先端8fは蓄熱板10の間隔が
最も広い場所に位置し、蓄熱板による輻射加熱効果が最
も弱くなる。したがって、ウェーハ先端8fは最先に蓄
熱板10間に入るが最も遅れて蓄熱板10間に入る後端
8lとサーマルバジェットはほとんど変わらないことに
なる。
ットウォール型加熱炉を使用して製造する半導体装置の
ウェーハ間のサーマルバジェットのばらつきを少なくす
ることができる。
分布の一例を示す図である。
板を併用する場合の横型炉の実施例を示す図である。
である。
ーハを治具間で受け渡す方法の説明図である。
の実施例を示す図である。
ある。
示す図である。
ェーハを位置させる図である。
ェーハを位置させる図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 横型又は縦型ホットウォール型加熱炉内
にて複数枚のウェーハを熱処理領域に前進させかつ急速
に昇温し、また前記熱処理領域にて急速熱処理し、その
後前記熱処理領域より後退させかつ急冷する半導体装置
の製造方法において、前記前進方向に向かって温度が低
くなる温度分布が設定された前記熱処理領域にて前記複
数枚のウェーハを熱処理することによって各ウェーハに
加えられる熱量をほぼ一定にすることを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記横型又は縦型ホットウォール型加熱
炉が高温の前記熱処理領域と、前記複数枚のウェーハを
所定温度に均熱することができる低温領域を有してお
り、前記複数枚のウェーハを前記低温領域にて均熱した
後急速熱処理を行い、その後再び低温領域にて均熱する
とともに、前記急速昇温と急冷を前記低温領域と前記熱
処理領域の間で行うことを特徴とする請求項1記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 対向した蓄熱板を前記温度分布が設定さ
れた熱処理領域において予め熱処理温度で加熱し、その
後1枚又は2枚のウェーハを前記蓄熱板の対向面間にて
該蓄熱板と対向させて前記熱処理温度で熱処理すること
を特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】 横型ホットウォール型加熱炉内にて1枚
又は複数枚のウェーハを高温の熱処理領域にて急速熱処
理する半導体装置の製造方法において、第1の低温領域
とは別の第2の低温領域を、前記熱処理領域が両低温領
域の中間に位置するように、設け、前記1枚又は複数枚
のウェーハを第1の治具により第1の低温領域にて均熱
した後熱処理領域まで移動させかつ急速に昇温し、その
後前記急速熱処理に続いて、1枚又は複数枚のウェーハ
を前記熱処理温度から第2の低温領域の温度まで急速に
移動させかつ急冷するとともに、第2の治具に移し替え
られた1枚又は複数枚のウェーハを第2の低温領域にて
均熱することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記第1又は第2の低温領域にて第1の
治具から第2の治具に1枚又は複数枚のウェーハを移し
替えることを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項6】 対向した蓄熱板を前記温度分布が設定さ
れた熱処理領域において予め熱処理温度で加熱し、その
後1枚又は2枚のウェーハを前記蓄熱板の対向面間にて
該蓄熱板と対向させて前記熱処理温度で熱処理すること
を特徴とする請求項4又は5記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項7】 横型又は縦型のホットウォール型加熱炉
内に配置された複数枚のウェーハを熱処理領域に移動さ
せかつ急速昇温し、その後該熱処理領域で保持して急速
熱処理する方法において、前記ウェーハの移動方向に厚
さが薄くなっている蓄熱板を予め熱処理温度に加熱し、
次に前記ウェーハの片面を前記蓄熱板の極近傍に配置し
て急速熱処理を行い各ウェーハに加えられる熱量をほぼ
一定にすることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記横型又は縦型ホットウォール型加熱
炉が高温の前記熱処理領域と、前記複数枚のウェーハを
所定温度に均熱することができる低温領域を有してお
り、前記低温領域にて前記複数枚のウェーハを一旦保持
し、その後前記熱処理領域に移動させかつ急速昇温する
ことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項9】 前記蓄熱板が、少なくとも表面において
単結晶シリコン、多結晶シリコン、SiO2 ,SiC、
炭素、Si3 N4 、金属シリサイド、W,Al2 O3 ,
AlN又はBNからなることを特徴とする請求項3,
6、7又は8項記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記急速熱処理によりウエーハ表面に
形成される物質と同一物質を蓄熱板の少なくとも表面に
使用することを特徴とする請求項9記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項11】 ウエーハ表面において熱処理による性
質改良処理を施される物質と同一物質を蓄熱板の少なく
とも表面に使用することを特徴とする請求項9記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項12】 前記蓄熱板が約1〜10mmの厚みを
もつことを特徴とする請求項9から11までの何れか1
項記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】 横型又は縦型ホットウォール型加熱炉
内を複数枚のウェーハを熱処理領域に急速に前進させか
つ該熱処理領域から急速に後退させ、また前記熱処理領
域にて複数枚のウェーハを保持する治具を備えた急速熱
処理による半導体装置の製造装置において、 前記治具の前進方向に向かって温度が低くなる温度分布
を前記熱処理領域に設定する手段を備えたことを特徴と
する半導体装置の製造装置。 - 【請求項14】 横型又は縦型ホットウォール型加熱炉
が前記熱処理領域に対向して配置された複数の蓄熱板を
さらに備えるとともに、前記治具が1枚もしくは2枚の
ウェーハを対向蓄熱板の間に搬送することを特徴とする
請求項13記載の半導体装置の製造装置。 - 【請求項15】 横型又は縦型ホットウォール型加熱炉
が複数枚のウェーハを所定温度で均熱する低温領域を有
し、かつ前記治具が前記複数枚のウェーハを前記熱処理
領域から低温領域に急速に前進させ、その後低温領域に
急速に後退させることを特徴とする請求項13又は14
記載の半導体装置の製造装置。 - 【請求項16】 1枚又は複数枚のウェーハを所定温度
で均熱する第1の低温領域と熱処理領域を有する横型ホ
ットウォール型加熱炉内にて1枚又は複数枚のウェーハ
を低温領域から熱処理領域に高速で移動させる第1の治
具を備えた急速熱処理による半導体装置の製造装置にお
いて、 第1の低温領域とは別の第2の低温領域を、前記熱処理
領域が両低温領域の中間に位置するように、形成し、第
2の低温領域で均熱された1枚又は複数枚のウェーハを
取りだす第2の治具を備え、少なくともいずれか一方の
治具が昇降可能であることを特徴とする急速熱処理によ
る半導体装置の製造装置。 - 【請求項17】 前記熱処理領域に複数の蓄熱板が対向
して配置されており、前記第1の治具が1枚もしくは2
枚のウェーハを対向蓄熱板の間に搬送することを特徴と
する請求項16記載の半導体装置の製造装置。 - 【請求項18】 第1の治具が前記第2の低温領域まで
移動可能であることを特徴とする請求項17記載の半導
体装置の製造装置。 - 【請求項19】 ホットウォール型加熱炉内に配置され
た複数枚のウェーハを熱処理領域に高速で移動させかつ
保持する治具を備えた急速熱処理による半導体装置の製
造装置において、前記ウェーハの移動方向に厚さが薄く
なっている蓄熱板を熱処理温度領域に備えたことを特徴
とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項20】 前記温度分布設定手段が炉のマルチゾ
ーンである請求項13から19までのいずれか1項記載
の半導体装置の製造装置。 - 【請求項21】 前記温度分布設定手段が炉体の保温材
もしくは冷却材である請求項13から19までのいずれ
か1項記載の半導体装置の製造装置。 - 【請求項22】 前記蓄熱板が、少なくとも表面におい
て単結晶シリコン、多結晶シリコン、SiO2 ,Si
C、炭素、Si3 N4 、金属シリサイド、W,Al2 O
3 ,AlN又はBNからなることを特徴とする請求項1
4、17、18及び19の何れか1項記載の半導体装置
の製造装置。 - 【請求項23】 前記熱処理によりウエーハ表面に形成
される物質と同一物質を蓄熱板の少なくとも表面に使用
することを特徴とする請求項22記載の半導体装置の製
造装置。 - 【請求項24】 前記蓄熱板が約1〜10mmの厚みを
もつことを特徴とする請求項23記載の半導体装置の製
造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16942196A JPH1022290A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16942196A JPH1022290A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1022290A true JPH1022290A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15886287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16942196A Ceased JPH1022290A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1022290A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN111564401A (zh) * | 2020-06-04 | 2020-08-21 | 捷捷半导体有限公司 | 一种pn结扩散或钝化用单峰高温的加热炉及应用 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP16942196A patent/JPH1022290A/ja not_active Ceased
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