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JPH10210475A - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

Info

Publication number
JPH10210475A
JPH10210475A JP937197A JP937197A JPH10210475A JP H10210475 A JPH10210475 A JP H10210475A JP 937197 A JP937197 A JP 937197A JP 937197 A JP937197 A JP 937197A JP H10210475 A JPH10210475 A JP H10210475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
control signal
resolution
generated code
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP937197A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Maeda
利之 前田
Minoru Eito
稔 栄藤
Hiroshi Arakawa
博 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP937197A priority Critical patent/JPH10210475A/ja
Publication of JPH10210475A publication Critical patent/JPH10210475A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実行中にも常に処理装置の状況を装置自身が
監視し自律的にパラメータ制御を行ない各種の制約を満
たした処理で適切なサービスの質を保証する。 【解決手段】 バッファ1002に溜ったデータ量を監視
し、バッファへの書込余地が規定量以下になったときの
み発生符号量を低く押えることを目的として画像の空間
解像度、時間解像度、振幅解像度、入力信号への忠実度
を下げる制御信号を出力するバッファ監視部1006と、バ
ッファへの書込余地が所定値をとることを目的として画
像の空間解像度、時間解像度、振幅解像度、入力信号へ
の忠実度を上下する制御信号を出力する発生符号量調整
部1005を備え、バッファ監視部から出力がない場合は発
生符号量調整部からの制御信号で動作し、バッファ監視
部から出力がある場合はバッファ監視部からの制御信号
に基づいて動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いた動画像などを対象としたマルチメディア情報の符号
化処理を行う画像符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像の符号化・復号化方式としては、
すでに標準化技術であるISO/IECのMPEG1,MPEG2、ITU-T
のH.263などの方式が存在する。また音声の符合化・復
号化方式についてもG.723などの方式が存在する。また
動画像や音声情報の伝送や制御プロトコルについては同
じくH.324やH.245に規定されている。また情報の多重化
については同じくH.223に規定されている。
【0003】これら標準化技術は、それぞれ標準化団体
である、例えばMPEG1については、「インターナショナ
ル スタンダージゼイション オーガニゼーション」(In
ternational Standardisaiton Organisation)により
「アイエスオー/アイイーシー11172ー2、199
3年」(ISO/IEC 11172-2,"Information Technology-Co
ding of Moving Pictures andAssociated Audio for Di
gital Storage Media atup to about 1.5Mbit/s",199
3)のように、またH.263についてはITU(International
TelecommunicationUnion)により、「ITU-T H.263 ドラ
フト レコメンデーション 1995年12月」(ITU-
T H.263 Draft Recommendation : Video coding for lo
w bitrate communication, Dec. 1995)などのように文
書化されており、他の標準化技術についても同様であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の技術を用いて具体的に音声動画像情報の符号化処理を
行う場合を考えると、利用できるネットワーク、システ
ム処理能力など多様であり、さらに原画像サイズ、フレ
ームレート、量子化ステップ等制御パラメータは多く、
通信の実時間性を保証した上で、符号化方法の変更まで
含めた相互接続性をシステム側でサポートし、適切なサ
ービスの質を保証するのは困難である。
【0005】本発明は実行中にも常に処理装置の状況を
装置自身が監視し自律的にパラメータ制御を行ない各種
の制約を満たした処理を行うことで適切なサービスの質
を保証することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、出力バッファに溜ったデータ量を監視
し、前記バッファへの書き込み余地が規定量以下になっ
たときのみ発生符号量を低く押えることを目的として画
像の空間解像度、時間解像度、振幅解像度もしくは、入
力信号への忠実度を下げる制御信号を出力するバッファ
監視手段と、前記バッファへの書き込み余地が所定の値
をとることを目的として画像の空間解像度、時間解像
度、振幅解像度もしくは、入力信号への忠実度を上下す
る制御信号を出力する発生符号量調整手段を備え、前記
バッファ監視手段から出力がない場合は、前記発生符号
量調整手段が出力する制御信号により動作し、前記バッ
ファ監視手段から出力がある場合は、前記バッファ監視
手段が出力する制御信号に基づいて動作することを特徴
とする。
【0007】また、本発明は、符号化計算量を監視し、
符号化計算量の最大可能量との差が規定量以下になった
ときのみ処理量を低く押えることを目的として画像の空
間解像度、時間解像度、振幅解像度もしくは、入力信号
への忠実度を下げる制御信号を出力する計算監視手段
と、前記符号化計算量が所定の値をとることを目的とし
て画像の空間解像度、時間解像度、振幅解像度もしく
は、入力信号への忠実度を上下する制御信号を出力する
発生符号量調整手段を備え、前記計算監視手段から出力
がない場合は、前記発生符号量調整手段が出力する制御
信号により動作し、前記バッファ監視手段から出力があ
る場合は、前記バッファ監視手段が出力する制御信号に
基づいて動作することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、画像の空間解像度、時間
解像度、振幅解像度もしくは、入力信号への忠実度を上
下する制御信号を出力する低次発生符号量調整手段と、
画像の空間解像度、時間解像度、振幅解像度もしくは、
入力信号への忠実度を上下する制御信号を出力する高次
発生符号量調整手段とを備え、高次発生符号量調整手段
から出力のない場合は、低次発生符号量調整手段の出力
に基づいて動作し、また高次発生符号量調整手段から出
力のある場合は、一定期間、高次発生符号量調整手段の
出力が低次発生符号量調整手段の出力を抑制するように
動作することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、画像の空間解像度、時間
解像度、振幅解像度もしくは、入力信号への忠実度を上
下する制御信号を出力する計算機負荷調整手段と、画像
の空間解像度、時間解像度、振幅解像度もしくは、入力
信号への忠実度を上下する制御信号を出力する高次計算
機負荷調整手段とを備え、高次計算機負荷調整手段から
出力のない場合は、低次計算機負荷調整手段の出力に基
づいて動作し、また高次計算機負荷調整手段から出力の
ある場合は、一定期間、高次計算機負荷調整手段の出力
が低次計算機負荷調整手段の出力を抑制するように動作
することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、符号化特性の異なる前記
画像符号化装置を複数有し、前記複数の画像符号化装置
を各々に対してを動作許可、動作禁止の信号を発生する
調停手段と可能な発生符号量に応じて、前記調停手段を
用いて所定の符号化特性を有する画像符号化装置を動作
させることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0012】図1に本発明の実施例1におけるシステム
構成図を示す。図1において、11は符号化情報、12
〜16は制御信号、101は画像入力、102は符号出
力、103は制御信号入力、1001はH.263符号化
部、1002は出力バッファ、1003、1004は制
御スイッチ、1005は発生符号量調整部、1006は
バッファ監視部である。画像入力101から入力される
画像情報はH.263符号化部1001でH.263の符号化方式
により符号化され、符号化された情報11は出力バッフ
ァ1002で一旦蓄えられたのち符号出力102へ送出
される。
【0013】発生符号量調整部1005は、出力バッフ
ァ1002の蓄積量を受け取り、制御信号の決定を「エ
キスパーツ グループ オン ベリー ロウ ビットレ
イトビジュアル テレホニー」(ITU Telecommunication
Standaridization SectorLBC-95Study Group 15, Work
ign Party 15/1 Expert's Group on Very Low Bitrate
Visusal Telephoney)における「ビデオ コーデック テ
スト モデル TMN5」(Title : VIDEO CODEC TEST MODE
L, TMN5 Source:Telenor Research Date:31January 19
95)に従い、(方式1)に基づいて制御スイッチ100
4へ制御信号12を送る。
【0014】制御信号入力103から制御信号16が入
力されると制御スイッチ1004で発生符号量調整部1
005からの制御信号を100ミリ秒破棄し制御信号1
6が制御スイッチ1003に送られる。制御信号入力1
03からの信号が無い場合は制御スイッチ1004は発
生符号量調整部1005からの信号を制御スイッチ10
03へ送る。バッファ監視部1006は出力バッファ1
002の蓄積量を制御信号13として受け取り、蓄積量
が出力バッファ1002の蓄積可能量の90%を越える
場合には空間解像度、時間解像度、振幅解像度もしく
は、入力信号への忠実度を発生符号量が減少する方向へ
変更する制御信号を出力し、制御スイッチ1003へ制
御信号14を送る。
【0015】制御スイッチ1003は制御信号14があ
る場合には制御スイッチ1004からの制御信号を廃棄
しバッファ監視部1006からの制御信号15をH.263
符号化部1001に送り、バッファ監視部1006から
の制御信号がない場合には制御スイッチ1004からの
制御信号を制御信号15としてH.263符号化部1001
に送る。
【0016】以上の機構により前記バッファ監視手段か
ら出力がない場合は、前記発生符号量調整手段が出力す
る制御信号により動作し、前記バッファ監視手段から出
力がある場合は、前記バッファ監視手段が出力する制御
信号に基づいて動作する画像符号化装置が実現できる。
【0017】なお、H.263符号化部1001の符号化方
法はMPEG1等であっても良い。図2に本発明の実施例2
におけるシステム構成図を示す。図2において21〜2
4は制御信号、201は画像入力、202は符号出力、
203は制御信号入力、2001はH.263符号化部、2
002は計算監視部、2003、2004は制御スイッ
チ、2005は発生符号量調整部である。
【0018】201から入力される画像情報はH.263符
号化部2001でH.263の符号化方式により符号化さ
れ、符号化された情報は符号出力202へ送出される。
発生符号量調整部2005は1フレームごとに処理終了
のフラグを符号化部内に設定することで符号化処理時間
を計測し、(方式2)に基づいて制御スイッチ2004
へ制御信号を送る。制御信号入力203から入力される
制御信号は、制御スイッチ2004へ送られ、発生符号
量調整部2005からの制御信号は100ミリ秒破棄さ
れ、その間、制御信号入力203からの信号が制御スイ
ッチ2003に送られ、制御信号入力203からの信号
が無い場合は発生符号量調整部2005からの信号を制
御スイッチ2003へ送る。
【0019】計算監視部2002はH.263符号化部20
01の符号化計算処理量を制御信号23として10ミリ
秒ごとに受け取り、符号化計算処理量がH.263符号化部
2001の最大計算可能量の90%を越える場合には空
間解像度、時間解像度、振幅解像度もしくは、入力信号
への忠実度を計算処理量が減少する方向へ変更する制御
信号を出力し、制御スイッチ2003へ制御信号24を
送る。
【0020】制御スイッチ2003は計算監視部200
2から制御信号がある場合には制御スイッチ2004か
らの制御信号を廃棄し、計算監視部2002からの制御
信号をH.263符号化部2001に送り、計算監視部20
02からの制御信号がない場合には制御スイッチ200
4からの制御信号をH.263符号化部2001に送る。
【0021】以上の機構により計算監視手段から出力が
ない場合は、前記発生符号量調整手段が出力する制御信
号により動作し、前記バッファ監視手段から出力がある
場合は、前記バッファ監視手段が出力する制御信号に基
づいて動作することを特徴とする画像符号化装置が実現
できる。
【0022】なお、H.263符号化部2001の符号化は
H.263符号化部1001と同様にMPEG1等であっても良
い。
【0023】図3に本発明の実施例3におけるシステム
構成図を示す。図3において301は画像入力、302
は符号出力、303は制御信号入力、304は実施例
1、2における画像符号化装置、3001は音声入力、
3002は多重化部、3003は多重化符号出力、30
04は高次発生符号量調整部である。301、302、
303は実施例1における101、102、103およ
び実施例2における201、202、203に各々対応
する。
【0024】画像入力301から入力される画像情報は
画像符号化装置304で実施例1、2に示された符号化
調整方法にしたがって符号化され、符号化された情報は
符号出力302へ送出される。符号出力302は符号化
情報を多重化部3002へ送出する。多重化部3002
は音声入力3001から入力される音声情報と符号出力
302からの符号化情報をH.223にしたがって多重化
し、多重化符号出力3003へ出力する。
【0025】ITU−Tのレート制御技術は,フレーム
スキップを頻雑に行なうことによりフレーム周波数の変
動が激しい。一方,フレーム周波数の変動の少ないレー
ト制御技術として国際標準化機構の公開文書「MPEG-4
ビデオ ベリフィケーションモデル バージョン 5.
0」(ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 Document MPEG96/1469so
urce: Video group Title:MPEG-4 Video Verification
Model Version 5.0)記載のレート制御技術がある。
【0026】上記公開文書(ISO/IEC JTC1/SC29/WG11)
記載のレート制御技術は蓄積符号化を目的としたもので
あり,符号化すべきフレーム数と符号化に要するビット
総量が既知として制御を行なっている。
【0027】本実施例は実時間通信符号化を目的とした
ものであるので,変更を加えて,高次発生符号量調整部
3004では(方式3)に従って制御信号を出力し制御
信号入力303に入力する。制御信号入力303へ入力
された制御信号は実施例1および2に従って画像符号化
装置304を制御する。
【0028】以上の機構により、特性の異なるレート制
御技術を上位制御技術として容易に加えることができ、
高次発生符号量調整手段から出力のない場合は、低次発
生符号量調整手段の出力に基づいて動作し、また高次発
生符号量調整手段から出力のある場合は、一定期間、高
次発生符号量調整手段の出力が低次発生符号量調整手段
の出力を抑制するように動作する像符号化装置が実現で
きる。
【0029】図4に本発明の実施例4におけるシステム
構成図を示す。図4において41、42は制御信号、4
01、411、4001は画像入力、402、412、
4004は符号出力、4002、4003は選択部、4
005は調停部、4006はユーザー要求である。40
1、402は実施例1における101、102および実
施例2における201、202に各々対応する。41
1、412は実施例1における101、102および実
施例2における201、202に各々対応する。ただ
し、符号化装置404と414の符号化は入力画像サイ
ズが符号化装置404は352×288、符号化装置4
14では176×144である、といった別個の設定が
なされているものとする。
【0030】ユーザー要求4006で符号化装置404
か414のいずれかを選択するよう要求されると調停部
4005に要求が入力され選択部4002、4003へ
画像入力401、符号出力402のいずれかを選択する
という制御信号41、42を出す。
【0031】選択部4002は制御信号42に従い画像
入力4001を画像入力401か411のいずれかに接
続する。選択部4003は制御信号41に従い符号出力
402か412のいずれかを符号出力4004に接続す
る。
【0032】画像入力4001から入力された画像は選
択部4002に従って画像入力401か411のいずれ
かに入力され、画像入力401に入力された場合は符号
化装置404が働き符号出力402へ符号を、画像入力
411に入力された場合は符号化装置414が働き符号
出力412へ符号を出力する。
【0033】符号出力402または412からの出力は
選択部4003で受け取られ、符号出力4004へ符号
を出力する。
【0034】以上の構成により、複数の画像符号化装置
を各々に対してを動作許可、動作禁止の信号を発生する
調停手段と可能な発生符号量に応じて、前記調停手段を
用いて所定の符号化特性を有する画像符号化装置を動作
させる画像符号化装置が実現できる。
【0035】(方式1)方式1中の変数は、以下のよう
に定義される。
【0036】
【数1】
【0037】:前フレームの平均量子化ステップ
【0038】
【数2】
【0039】:前フレームに消費したビット量
【0040】
【数3】
【0041】:1フレーム当たりの目標ビット量 mb:現在のマクロブロック番号 MB:マクロブロック総数
【0042】
【数4】
【0043】:フレームtに対して、現在のマクロブロ
ックmbまでに消費したビット量 R:指定ビットレート FR:入力画像のフレームレート
【0044】
【数5】
【0045】:目標フレームレート f0:目標フレームレートと前フレームの平均量子化ステ
ップの関係を決めるパラメータ(デフォルト値10) 第1フレームで、量子化ステップを16で符号化して、
【0046】
【数6】
【0047】とする。次のPフレームでは、各マクロブ
ロックラインで、
【0048】
【数7】
【0049】に従い量子化ステップに変更する。そし
て、フレームスキップを、
【0050】
【数8】
【0051】に従い設定する。すなわち、buffer_conte
ntが3×R / FRより大となるまで、フレームがスキップ
される。
【0052】以後のフレームについては(数3)と(数
5)は、
【0053】
【数9】
【0054】に従って計算される。 (方式2)方式1中の変数は、以下のように定義され
る。
【0055】
【数10】
【0056】:前フレームの平均量子化ステップ
【0057】
【数11】
【0058】:前フレームの符号化処理時間
【0059】
【数12】
【0060】:1フレーム当たりの目標符号化処理時間 mb:現在のマクロブロック番号 MB:マクロブロック総数
【0061】
【数13】
【0062】:フレームtに対して、現在のマクロブロ
ックmbまでに要した符号化処理時間 R:指定ビットレート FR:入力画像のフレームレート
【0063】
【数14】
【0064】:目標フレームレート f0:目標フレームレートと前フレームの平均量子化ステ
ップの関係を決めるパラメータ(デフォルト値10) 第1フレームで、量子化ステップを16で符号化して、
【0065】
【数15】
【0066】とする。次のPフレームでは、各マクロブ
ロックラインで、
【0067】
【数16】
【0068】に従い量子化ステップに変更する。そし
て、フレームスキップを、
【0069】
【数17】
【0070】に従い設定する。即ち、buffer_contentが
3×R / FRより大となるまで、フレームがスキップされ
る。以後のフレームについては(数12)と(数14)
は、
【0071】
【数18】
【0072】に従って計算される。 (方式3)ステップ1.一フレーム当たりの目標ビット
量(T)の計算 当該フレームの符号化処理の前にそのフレームの目標符
号量を計算する。
【0073】T = Max(R/FR, R/Fc)*(1-w)+S*w R:指定ビットレート FR:入力フレームレート(デフォルト30frame/sec) w:重み係数(デフォルト 0.05) S:前フレームに要したビット量 Fc:過去一秒間のフレームレート(初期値は指定する。例
えば10fps) 次に、 VBV_fullness:バッファの占有量(初期値は、VBV_size
/2とする) VBV_size:バッファ量 に応じて,目標ビット量Tを更新する。
【0074】T = T×(a+2b)(2a+b) a:VBV_fullness b:VBV_size - VBV_fullness さらに,バッファのオーバーフロー,アンダーフローを
防ぐために以下の変動を加える。
【0075】 if(VBV_fullness-R/Fc+T > 0.9×VBV_size) オーバーフロー防止 T = Max(R/FR, R/Fc-VBV_fullness+0.9×VBV_size) else if (VBV_fullness-R/Fc+T < 0.1×VBV_size) T = R/Fc-VBV_fullness+0.9×VBV_size) ステップ2:Qstepの計算 Tp:過去の(ここでは過去1秒間)の一フレーム当たり
のビット量 Qp:各フレームの量子化ステップ の間に以下の2次式が成り立つと考える。
【0076】 Tp= x2 ×(1/Qp)×(1/Qp) + x1 ×(1/Qp) そして,回帰分析により 係数x2とx1を求める。
【0077】これにより,過去の統計的性質と現在のフ
レームに対する目標ビット量から量子化ステップQを推
定することができる。
【0078】 ステップ3:フレームスキップの決定(符号化後) Rc:そのフレームに要したビット量 として、
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明は、実行中にも常に
処理装置の状況を装置自身が監視し自律的にパラメータ
制御を行ない、各種の制約を満たした処理を行うことで
適切なサービスの質を保証することを実現し、その効果
は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるシステム構成図
【図2】本発明の実施例2によるシステム構成図
【図3】本発明の実施例3によるシステム構成図
【図4】本発明の実施例4によるシステム構成図
【符号の説明】
11 符号化情報 12〜16 制御信号 101 画像入力 102 符号出力 103 制御信号入力 21〜24 制御信号 41 制御信号 42 制御信号 201 画像入力 202 符号出力 203 制御信号入力 301 画像入力 302 符号出力 303 制御信号入力 304 画像符号化装置 401 画像入力 402 符号出力 411 画像入力 412 符号出力 1001 H.263符号化部 1002 出力バッファ 1003 制御スイッチ 1004 制御スイッチ 1005 発生符号量調整部 1006 バッファ監視部 2001 H.263符号化部 2002 計算監視部 2003 制御スイッチ 2004 制御スイッチ 2005 発生符号量調整部 3001 音声入力 3002 多重化部 3003 多重化符号出力 3004 高次高次発生符号量調整部 4001 画像入力 4002 選択部 4003 選択部 4004 符号出力 4005 調停部 4006 ユーザー要求

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力バッファに溜ったデータ量を監視し、
    前記バッファへの書き込み余地が規定量以下になったと
    きのみ発生符号量を低く押えることを目的として画像の
    空間解像度、時間解像度、振幅解像度もしくは、入力信
    号への忠実度を下げる制御信号を出力するバッファ監視
    手段と、 前記バッファへの書き込み余地が所定の値をとることを
    目的として画像の空間解像度、時間解像度、振幅解像度
    もしくは、入力信号への忠実度を上下する制御信号を出
    力する発生符号量調整手段を備え、 前記バッファ監視手段から出力がない場合は、前記発生
    符号量調整手段が出力する制御信号により動作し、前記
    バッファ監視手段から出力がある場合は、前記バッファ
    監視手段が出力する制御信号に基づいて動作することを
    特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】符号化計算量を監視し、前記符号化計算量
    の最大可能量との差が規定量以下になったときのみ処理
    量を低く押えることを目的として画像の空間解像度、時
    間解像度、振幅解像度もしくは、入力信号への忠実度を
    下げる制御信号を出力する計算監視手段と、 前記符号化計算量が所定の値をとることを目的として画
    像の空間解像度、時間解像度、振幅解像度もしくは、入
    力信号への忠実度を上下する制御信号を出力する発生符
    号量調整手段を備え、 前記計算監視手段から出力がない場合は、前記発生符号
    量調整手段が出力する制御信号により動作し、前記バッ
    ファ監視手段から出力がある場合は、前記バッファ監視
    手段が出力する制御信号に基づいて動作することを特徴
    とする画像符号化装置。
  3. 【請求項3】画像の空間解像度、時間解像度、振幅解像
    度もしくは、入力信号への忠実度を上下する制御信号を
    出力する低次発生符号量調整手段と、 画像の空間解像度、時間解像度、振幅解像度もしくは、
    入力信号への忠実度を上下する制御信号を出力する高次
    発生符号量調整手段とを備え、 前記高次発生符号量調整手段から出力のない場合は、前
    記低次発生符号量調整手段の出力に基づいて動作し、ま
    た前記高次発生符号量調整手段から出力のある場合は、
    一定期間、前記高次発生符号量調整手段の出力が前記低
    次発生符号量調整手段の出力を抑制するように動作する
    ことを特徴とする画像符号化装置。
  4. 【請求項4】画像の空間解像度、時間解像度、振幅解像
    度もしくは、入力信号への忠実度を上下する制御信号を
    出力する計算機負荷調整手段と、 画像の空間解像度、時間解像度、振幅解像度もしくは、
    入力信号への忠実度を上下する制御信号を出力する高次
    計算機負荷調整手段とを備え、 前記高次計算機負荷調整手段から出力のない場合は、前
    記低次計算機負荷調整手段の出力に基づいて動作し、ま
    た前記高次計算機負荷調整手段から出力のある場合は、
    一定期間、前記高次計算機負荷調整手段の出力が前記低
    次計算機負荷調整手段の出力を抑制するように動作する
    ことを特徴とする画像符号化装置。
  5. 【請求項5】符号化特性の異なる請求項1または2記載
    の画像符号化装置を複数有し、前記複数の画像符号化装
    置を各々に対してを動作許可、動作禁止の信号を発生す
    る調停手段と、可能な発生符号量に応じて、前記調停手
    段を用いて所定の符号化特性を有する画像符号化装置を
    動作させることを特徴とする画像符号化装置。
JP937197A 1997-01-22 1997-01-22 画像符号化装置 Pending JPH10210475A (ja)

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