JPH10192056A - 車両のテーブル内蔵バックドア - Google Patents
車両のテーブル内蔵バックドアInfo
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- JPH10192056A JPH10192056A JP463597A JP463597A JPH10192056A JP H10192056 A JPH10192056 A JP H10192056A JP 463597 A JP463597 A JP 463597A JP 463597 A JP463597 A JP 463597A JP H10192056 A JPH10192056 A JP H10192056A
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- back door
- table top
- leg
- legs
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Abstract
(57)【要約】
【課題】テーブルを荷台に積むことなく運搬することが
でき、使用時の取扱いを簡便にすることを課題とする。 【解決手段】バックドア2を備えた車両1において、バ
ックドア1の内側面にテーブル天板3A,3Bの基端を
脱着可能でかつ水平姿勢に展開可能に取付け、テーブル
天板3A,3Bの先端にこのテーブル天板3A,3Bを
起立させてバックドア2に格納したときこのバックドア
2に固定するためのロック手段8を設け、テーブル天板
3A,3Bの先端に少くとも1本の脚15を取付けたも
のである。
でき、使用時の取扱いを簡便にすることを課題とする。 【解決手段】バックドア2を備えた車両1において、バ
ックドア1の内側面にテーブル天板3A,3Bの基端を
脱着可能でかつ水平姿勢に展開可能に取付け、テーブル
天板3A,3Bの先端にこのテーブル天板3A,3Bを
起立させてバックドア2に格納したときこのバックドア
2に固定するためのロック手段8を設け、テーブル天板
3A,3Bの先端に少くとも1本の脚15を取付けたも
のである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両のテーブル内
蔵バックドアに関する。
蔵バックドアに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では自動車を利用したアウトドアレ
ジャーが盛んになり、キャンプ地等において屋外で食事
をとる機会も増えている。
ジャーが盛んになり、キャンプ地等において屋外で食事
をとる機会も増えている。
【0003】このような屋外での飲食に使用するテーブ
ルは、従来自動車の荷台に積んで行き、現地で取出して
組立てることにより使用するようになされている。
ルは、従来自動車の荷台に積んで行き、現地で取出して
組立てることにより使用するようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしてテーブルを自
動車の荷台に積んで運ぶとき、テーブルは所要の大きさ
(面積)を有することから荷台の下部に収納することが
多く、その上に他の荷物類を積むため、テーブルの使用
時にテーブル上に積まれている他の荷物を一旦すべて取
出さないとテーブルを取出すことができず、またテーブ
ルを取出すまでの間、他の荷物は地面に置くことになる
ためこれらに汚れが付いてしまうなど、テーブルの取出
しが面倒であるばかりでなく他の荷物を汚してしまうと
いう問題点があった。
動車の荷台に積んで運ぶとき、テーブルは所要の大きさ
(面積)を有することから荷台の下部に収納することが
多く、その上に他の荷物類を積むため、テーブルの使用
時にテーブル上に積まれている他の荷物を一旦すべて取
出さないとテーブルを取出すことができず、またテーブ
ルを取出すまでの間、他の荷物は地面に置くことになる
ためこれらに汚れが付いてしまうなど、テーブルの取出
しが面倒であるばかりでなく他の荷物を汚してしまうと
いう問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両のテー
ブル内蔵バックドアは、上述した課題を解決するため
に、請求項1に記載したように、バックドアを備えた車
両において、上記バックドアの内側面にテーブル天板の
基端を脱着可能でかつ水平姿勢に展開可能に取付け、上
記テーブル天板の先端にこのテーブル天板を起立させて
上記バックドアに格納したときこのバックドアに固定す
るためのロック手段を設け、上記テーブル天板の先端に
少くとも1本の脚を取付けたものである。
ブル内蔵バックドアは、上述した課題を解決するため
に、請求項1に記載したように、バックドアを備えた車
両において、上記バックドアの内側面にテーブル天板の
基端を脱着可能でかつ水平姿勢に展開可能に取付け、上
記テーブル天板の先端にこのテーブル天板を起立させて
上記バックドアに格納したときこのバックドアに固定す
るためのロック手段を設け、上記テーブル天板の先端に
少くとも1本の脚を取付けたものである。
【0006】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記テーブル天板の隅部に長
さ調節自在な脚を着脱自在に設けると共に上記テーブル
天板の下面に取外した上記脚を格納する脚キャリヤを設
けると共に、上記脚の取付け手段は、上記テーブル天板
の隅部に設けられ、上記脚の上端が嵌合し得る円筒状の
ホルダの周壁にこの周壁の下端に一端が開放されたL字
状の停止用スリットを形成し、このスリットに上記脚の
上端外周に突設した突部を嵌合して抜止め係着するよう
に構成したものである。
求項2に記載したように、上記テーブル天板の隅部に長
さ調節自在な脚を着脱自在に設けると共に上記テーブル
天板の下面に取外した上記脚を格納する脚キャリヤを設
けると共に、上記脚の取付け手段は、上記テーブル天板
の隅部に設けられ、上記脚の上端が嵌合し得る円筒状の
ホルダの周壁にこの周壁の下端に一端が開放されたL字
状の停止用スリットを形成し、このスリットに上記脚の
上端外周に突設した突部を嵌合して抜止め係着するよう
に構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
について説明する。
について説明する。
【0008】図1は、車両1のバックドア2を開放し、
テーブル3を引出して展開し使用状態とした一態様の斜
視図を示す。また、図2(A)はテーブル3の引出しま
たは格納過程を、図2(B)は格納状態を示しており、
さらに図3はテーブル3の使用形態の他の態様の斜視図
を示すもので、いずれもテーブル3を2つ折り可能なよ
うにヒンジ結合された2枚のテーブル天板3A,3Bを
有する場合の一実施形態を示している。
テーブル3を引出して展開し使用状態とした一態様の斜
視図を示す。また、図2(A)はテーブル3の引出しま
たは格納過程を、図2(B)は格納状態を示しており、
さらに図3はテーブル3の使用形態の他の態様の斜視図
を示すもので、いずれもテーブル3を2つ折り可能なよ
うにヒンジ結合された2枚のテーブル天板3A,3Bを
有する場合の一実施形態を示している。
【0009】テーブル天板3A,3Bの一つの大きさ
は、バックドア2のトリム4の内のりの範囲内に納まる
大きさを有し、基部側のテーブル天板3Aの基端はバッ
クドアトリム4に展開動および脱着が可能なように取付
けられる。
は、バックドア2のトリム4の内のりの範囲内に納まる
大きさを有し、基部側のテーブル天板3Aの基端はバッ
クドアトリム4に展開動および脱着が可能なように取付
けられる。
【0010】その取付構造は、図4に取付前の状態を、
図5(A)にその脱着の過程を、そしてにテーブル天板
3Aを水平状態に回転させた抜止め状態を示す。図4、
図5(A)および図5(B)に示すように、テーブル天
板3Aの基端の両側部には軸5が横方向に突設され、こ
の軸5の先端にテーブル天板3Aを直接姿勢としたとき
水平方向におかれる矩形状のボス6が固設される。バッ
クドアトリム4の内側隅部には軸5および水平姿勢のボ
ス6が通過し得るよう2つの側面にわたってL形状に切
欠かれた取付穴7が形成され、テーブル天板3Aを垂直
状態として取付穴7にボス6および軸5を通し(図5
(A))、ついでテーブル天板3Aを水平状態に倒すこ
とによりボス6が取付穴7の内面側に係合して抜止めさ
れて取付くように構成される(図5(B))。
図5(A)にその脱着の過程を、そしてにテーブル天板
3Aを水平状態に回転させた抜止め状態を示す。図4、
図5(A)および図5(B)に示すように、テーブル天
板3Aの基端の両側部には軸5が横方向に突設され、こ
の軸5の先端にテーブル天板3Aを直接姿勢としたとき
水平方向におかれる矩形状のボス6が固設される。バッ
クドアトリム4の内側隅部には軸5および水平姿勢のボ
ス6が通過し得るよう2つの側面にわたってL形状に切
欠かれた取付穴7が形成され、テーブル天板3Aを垂直
状態として取付穴7にボス6および軸5を通し(図5
(A))、ついでテーブル天板3Aを水平状態に倒すこ
とによりボス6が取付穴7の内面側に係合して抜止めさ
れて取付くように構成される(図5(B))。
【0011】テーブル3を展開したとき先端側となるテ
ーブル天板3Bの先端部には、バックドアトリム4に格
納したのちこのトリム4にロックするためのロック手段
8が設けられる。この実施の形態では、図6にロック時
の外観を、図7に図6のC−C線に沿う断面図を示す。
図6および図7に示すように、テーブル天板3Bの先端
部には断面がほぼL形状を有するロックハンドル9の屈
曲部が軸10により枢支される。ロックハンドル9の先
端には上向きのフック11が形成され、テーブル天板3
Bを格納したときフック11がバックドアトリム4のロ
ック穴12に嵌入してスプリング13の付勢によりロッ
ク穴12への係合状態が保たれると共に、手掛け14に
手を掛けて引くことによりフック11がロック穴12か
ら外れ、テーブル天板3Bを引出せるように形成され
る。
ーブル天板3Bの先端部には、バックドアトリム4に格
納したのちこのトリム4にロックするためのロック手段
8が設けられる。この実施の形態では、図6にロック時
の外観を、図7に図6のC−C線に沿う断面図を示す。
図6および図7に示すように、テーブル天板3Bの先端
部には断面がほぼL形状を有するロックハンドル9の屈
曲部が軸10により枢支される。ロックハンドル9の先
端には上向きのフック11が形成され、テーブル天板3
Bを格納したときフック11がバックドアトリム4のロ
ック穴12に嵌入してスプリング13の付勢によりロッ
ク穴12への係合状態が保たれると共に、手掛け14に
手を掛けて引くことによりフック11がロック穴12か
ら外れ、テーブル天板3Bを引出せるように形成され
る。
【0012】図1に示す実施の形態では、テーブル天板
3A,3Bを水平姿勢に展開したとき、テーブル天板3
A,3Bの車両1側の下面は車両1のバンパ1a部分の
上面に載置されるようになっており、テーブル天板3B
の先端の車両1とは反対側に位置する隅部には1本の脚
15が図1の矢印方向に折畳み自在に取付けられ、その
取付部には脚15を起こして立てたときその状態に脚1
5を固定するための係止具16が設けられる。
3A,3Bを水平姿勢に展開したとき、テーブル天板3
A,3Bの車両1側の下面は車両1のバンパ1a部分の
上面に載置されるようになっており、テーブル天板3B
の先端の車両1とは反対側に位置する隅部には1本の脚
15が図1の矢印方向に折畳み自在に取付けられ、その
取付部には脚15を起こして立てたときその状態に脚1
5を固定するための係止具16が設けられる。
【0013】脚15は伸縮自在とされて長さを調節する
ことができるように構成される。その伸縮機構は、図8
に図3のD部の拡大斜視図を、図7に断面図を示すよう
に無段階に固定することができる周知のテーパー式固定
機構を備える。すなわち脚15は上部脚15Aとパイプ
製の下部脚15Bとで構成され、脚15Aの下端を下部
脚15Bの上端に嵌合し、下部脚15Bの上端外周に形
成されたネジ17にテーパー部18aを有するスクリュ
ーキャップ18を螺合し、このテーパー部18aの内周
面でロックピース19のテーパー面19aを圧締するこ
とにより上部脚15Aを固定するようになされる。した
がって図1のようにテーブル天板3A,3Bを展開した
のち地面の凹凸状態に応じ上部脚15Aに対し下部脚1
5Bの突出長さを調節することによって安定した状態に
設置することができる。
ことができるように構成される。その伸縮機構は、図8
に図3のD部の拡大斜視図を、図7に断面図を示すよう
に無段階に固定することができる周知のテーパー式固定
機構を備える。すなわち脚15は上部脚15Aとパイプ
製の下部脚15Bとで構成され、脚15Aの下端を下部
脚15Bの上端に嵌合し、下部脚15Bの上端外周に形
成されたネジ17にテーパー部18aを有するスクリュ
ーキャップ18を螺合し、このテーパー部18aの内周
面でロックピース19のテーパー面19aを圧締するこ
とにより上部脚15Aを固定するようになされる。した
がって図1のようにテーブル天板3A,3Bを展開した
のち地面の凹凸状態に応じ上部脚15Aに対し下部脚1
5Bの突出長さを調節することによって安定した状態に
設置することができる。
【0014】図3のようにテーブル3をバックドアトリ
ム4から外して他の場所で使用する場合のために、テー
ブル天板3A,3Bの下面隅部に脚15以外に3本の脚
20,20,20が取付け可能に構成される。これらの
脚20,20…は、図10に示すように上端外周にダボ
状の突部21が設けられ、テーブル天板3A,3Bの隅
部下面に脚20の上端が嵌入し得る内径のパイプ材から
なるホルダ22が固着される。そして、このホルダ22
の周壁の下端から軸方向に延びる直線部23aおよびそ
の内端から直角に屈曲する屈曲部23bとでL形状に形
成された係止用スリット23に突部21を嵌合して屈曲
部23bに嵌込むことにより抜止めされるようになって
いる。
ム4から外して他の場所で使用する場合のために、テー
ブル天板3A,3Bの下面隅部に脚15以外に3本の脚
20,20,20が取付け可能に構成される。これらの
脚20,20…は、図10に示すように上端外周にダボ
状の突部21が設けられ、テーブル天板3A,3Bの隅
部下面に脚20の上端が嵌入し得る内径のパイプ材から
なるホルダ22が固着される。そして、このホルダ22
の周壁の下端から軸方向に延びる直線部23aおよびそ
の内端から直角に屈曲する屈曲部23bとでL形状に形
成された係止用スリット23に突部21を嵌合して屈曲
部23bに嵌込むことにより抜止めされるようになって
いる。
【0015】またテーブル天板3Aの下面には、3本の
脚20,20,20を外した際にこれらを格納可能とす
るためのキャリヤが設けられる。具体的には図11に示
すようにテーブル天板3Aの下面に脚20,20…の長
さより若干短い間隔をおいて一対の脚キャリヤ24,2
4が設けられ、これら脚キャリヤ24,24は脚20を
圧入し得るよう開口部がやや狭められて脚20が丁度嵌
合し得る3個の切孔25,25,25が形成されたもの
で、脚20,20,20を脚キャリヤ24,24の各切
孔25,25に圧入することによりテーブル天板3Aの
下面に脚20,20,20が保持されるように形成され
る。
脚20,20,20を外した際にこれらを格納可能とす
るためのキャリヤが設けられる。具体的には図11に示
すようにテーブル天板3Aの下面に脚20,20…の長
さより若干短い間隔をおいて一対の脚キャリヤ24,2
4が設けられ、これら脚キャリヤ24,24は脚20を
圧入し得るよう開口部がやや狭められて脚20が丁度嵌
合し得る3個の切孔25,25,25が形成されたもの
で、脚20,20,20を脚キャリヤ24,24の各切
孔25,25に圧入することによりテーブル天板3Aの
下面に脚20,20,20が保持されるように形成され
る。
【0016】この発明は上述したように構成されるの
で、キャンプ地等においてテーブル3を使用するとき
は、車両1のバックドア2を開け、ロックハンドル9の
手掛け14に手を掛けて引くと、そのロックハンドル9
が軸10を中心に図7において時計方向にスプリング1
3の付勢に抗して回転し、これによりロックハンドル9
のフック11がバックドアトリム4のロック穴12から
外れるのでテーブル天板3Bを引出すことができ、その
まま引出せばテーブル天板3A,3Bは水平状態に展開
する。
で、キャンプ地等においてテーブル3を使用するとき
は、車両1のバックドア2を開け、ロックハンドル9の
手掛け14に手を掛けて引くと、そのロックハンドル9
が軸10を中心に図7において時計方向にスプリング1
3の付勢に抗して回転し、これによりロックハンドル9
のフック11がバックドアトリム4のロック穴12から
外れるのでテーブル天板3Bを引出すことができ、その
まま引出せばテーブル天板3A,3Bは水平状態に展開
する。
【0017】そのときテーブル天板3Bの先端隅部の脚
15を起こして係止具16により止めて立てれば、テー
ブル天板3A,3Bの下面一側が車両1のバンパ1aの
上部と脚15とで図1のように水平姿勢に安定した状態
におかれる。この場合、脚15の長さが地形に適合して
いないときは、伸縮機構のスクリューキャップ18を回
してゆるめ、上部脚15Aに対し下部脚15Bを伸縮さ
せて高さを調節し、地形に適合したところでスクリュー
キャップ18を締付けて固定することにより安定が得ら
れる。
15を起こして係止具16により止めて立てれば、テー
ブル天板3A,3Bの下面一側が車両1のバンパ1aの
上部と脚15とで図1のように水平姿勢に安定した状態
におかれる。この場合、脚15の長さが地形に適合して
いないときは、伸縮機構のスクリューキャップ18を回
してゆるめ、上部脚15Aに対し下部脚15Bを伸縮さ
せて高さを調節し、地形に適合したところでスクリュー
キャップ18を締付けて固定することにより安定が得ら
れる。
【0018】また、テーブル3を車両1から離れた場所
で使用したいときは、テーブル天板3Aを垂直姿勢とし
たのちその軸5をバックドアトリム4の切欠7から抜く
ようにすれば、ボス6も切欠7にそって抜けるので他所
へ持ち運ぶことができ、他の3本の脚20,20,20
をテーブル天板3Aの下面の脚キャリヤ24,24から
外してホルダ22のスリット23に脚20の突部21を
嵌合するように脚20の上端をホルダ22に差込み、脚
20を若干回動してその突部21をスリット23の屈曲
部23bに位置させれば抜止めされて取付けられる。こ
れにより前述の1本の脚15と、今回取付けた3本の脚
20,20,20との4脚により図3のように安定して
接地し、通常のテーブル形態として使用することができ
る。
で使用したいときは、テーブル天板3Aを垂直姿勢とし
たのちその軸5をバックドアトリム4の切欠7から抜く
ようにすれば、ボス6も切欠7にそって抜けるので他所
へ持ち運ぶことができ、他の3本の脚20,20,20
をテーブル天板3Aの下面の脚キャリヤ24,24から
外してホルダ22のスリット23に脚20の突部21を
嵌合するように脚20の上端をホルダ22に差込み、脚
20を若干回動してその突部21をスリット23の屈曲
部23bに位置させれば抜止めされて取付けられる。こ
れにより前述の1本の脚15と、今回取付けた3本の脚
20,20,20との4脚により図3のように安定して
接地し、通常のテーブル形態として使用することができ
る。
【0019】テーブル3の格納時には、各ホルダ22か
ら脚20,20,20を外したのちその脚を脚キャリヤ
24,24の切孔25,25に嵌合保持させ、残る1本
の脚15は係止具16を外してテーブル天板3Bの下面
にそうように折り畳み、ついでテーブル天板3A,3B
を2つ折り状態に畳んでバックドアトリム4内に嵌込む
ように起こせば、ロックハンドル9のフック11がロッ
ク穴12に嵌入してスプリング13の付勢により係止さ
れ、外れ止めされて図2(B)のようにバックドア4の
内側面にそって邪魔になることがない状態に格納され
る。
ら脚20,20,20を外したのちその脚を脚キャリヤ
24,24の切孔25,25に嵌合保持させ、残る1本
の脚15は係止具16を外してテーブル天板3Bの下面
にそうように折り畳み、ついでテーブル天板3A,3B
を2つ折り状態に畳んでバックドアトリム4内に嵌込む
ように起こせば、ロックハンドル9のフック11がロッ
ク穴12に嵌入してスプリング13の付勢により係止さ
れ、外れ止めされて図2(B)のようにバックドア4の
内側面にそって邪魔になることがない状態に格納され
る。
【0020】なお図示の実施の形態では、テーブル天板
3A,3Bを折り畳みできるよう2枚で構成した場合に
ついて示したが、広い面積のテーブルを必要としなけれ
ばバックドアトリム4に納まる大きさの1枚のテーブル
天板のみとしてもよいことはもちろんである。また取外
し可能とする脚20についても伸縮機構を設け、長さ調
節自在としてもよい。
3A,3Bを折り畳みできるよう2枚で構成した場合に
ついて示したが、広い面積のテーブルを必要としなけれ
ばバックドアトリム4に納まる大きさの1枚のテーブル
天板のみとしてもよいことはもちろんである。また取外
し可能とする脚20についても伸縮機構を設け、長さ調
節自在としてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
のテーブル内蔵バックドアによれば、バックドアを備え
た車両において、上記バックドアの内側面にテーブル天
板の基端を脱着可能でかつ水平姿勢に展開可能に取付
け、上記テーブル天板の先端にこのテーブル天板を起立
させて上記バックドアに格納したときこのバックドアに
固定するためのロック手段を設け、上記テーブル天板の
先端に少くとも1本の脚を取付けたため、テーブルを車
両のバックドアの内面に格納しておくことができるの
で、テーブルを荷台に積込む必要がなく、そのためテー
ブルの積み下ろし時に他の荷物を下さずともテーブルを
使用することができる。またテーブルを車両の近くで使
用する場合は1本の脚のみで水平状態に安定設置するこ
とができるので、地形の如何にかかわらず使用すること
が容易であり、しかもワンタッチ操作により使用状態に
変態させることができる。
のテーブル内蔵バックドアによれば、バックドアを備え
た車両において、上記バックドアの内側面にテーブル天
板の基端を脱着可能でかつ水平姿勢に展開可能に取付
け、上記テーブル天板の先端にこのテーブル天板を起立
させて上記バックドアに格納したときこのバックドアに
固定するためのロック手段を設け、上記テーブル天板の
先端に少くとも1本の脚を取付けたため、テーブルを車
両のバックドアの内面に格納しておくことができるの
で、テーブルを荷台に積込む必要がなく、そのためテー
ブルの積み下ろし時に他の荷物を下さずともテーブルを
使用することができる。またテーブルを車両の近くで使
用する場合は1本の脚のみで水平状態に安定設置するこ
とができるので、地形の如何にかかわらず使用すること
が容易であり、しかもワンタッチ操作により使用状態に
変態させることができる。
【0022】また、上記テーブル天板の隅部に長さ調節
自在な脚を着脱自在に設けると共に上記テーブル天板の
下面に取外した上記脚を格納する脚キャリヤを設けると
共に、上記脚の取付け手段は、上記テーブル天板の隅部
に設けられ、上記脚の上端が嵌合し得る円筒状のホルダ
の周壁にこの周壁の下端に一端が開放されたL字状の停
止用スリットを形成し、このスリットに上記脚の上端外
周に突設した突部を嵌合して抜止め係着するように構成
したため、車両から離れた場所でのテーブルの使用がで
き、格納時には脚をテーブル天板の下面に格納するので
場所をとらず、また脚を紛失することが防がれ、脚の脱
着もワンタッチで行える。
自在な脚を着脱自在に設けると共に上記テーブル天板の
下面に取外した上記脚を格納する脚キャリヤを設けると
共に、上記脚の取付け手段は、上記テーブル天板の隅部
に設けられ、上記脚の上端が嵌合し得る円筒状のホルダ
の周壁にこの周壁の下端に一端が開放されたL字状の停
止用スリットを形成し、このスリットに上記脚の上端外
周に突設した突部を嵌合して抜止め係着するように構成
したため、車両から離れた場所でのテーブルの使用がで
き、格納時には脚をテーブル天板の下面に格納するので
場所をとらず、また脚を紛失することが防がれ、脚の脱
着もワンタッチで行える。
【図1】本発明の使用状態を示す車両の斜視図。
【図2】(A)はテーブル天板の引出しまたは格納途中
の状態を、(B)は格納状態を示すバックドアの斜視
図。
の状態を、(B)は格納状態を示すバックドアの斜視
図。
【図3】テーブルを車両から分離した場合の斜視図。
【図4】図1のA部の拡大図で、テーブル天板とバック
ドアトリムとの取付部の詳細を示す斜視図。
ドアトリムとの取付部の詳細を示す斜視図。
【図5】(A)はテーブル天板をバックドアトリムから
分離した状態を示し、(B)は結合した状態を示す説明
図。
分離した状態を示し、(B)は結合した状態を示す説明
図。
【図6】図2(B)のB部の拡大図で、テーブル天板の
格納時のロック手段を示す斜視図。
格納時のロック手段を示す斜視図。
【図7】図6のC−C線に沿う拡大断面図。
【図8】図3のD部の拡大図で、1本の脚の伸縮機構を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図9】同、断面図。
【図10】他の3本の脚の取付部の構造を示す斜視図。
【図11】脚キャリヤを示す斜視図。
1 車両 2 バックドア 3 テーブル 3A,3B テーブル天板 4 バックドアトリム 5 軸 6 ボス 7 取付穴 8 ロック手段 9 ロックハンドル 11 フック 12 ロック穴 14 手掛け 15,20 脚 16 係止具 18 スクリューキャップ 19 ロックピース 21 突部 22 ホルダ 23 スリット 24 脚キャリヤ 25 切孔
Claims (2)
- 【請求項1】 バックドアを備えた車両において、上記
バックドア1の内側面にテーブル天板3A,3Bの基端
を脱着可能でかつ水平姿勢に展開可能に取付け、上記テ
ーブル天板3A,3Bの先端にこのテーブル天板3A,
3Bを起立させて上記バックドア2に格納したときこの
バックドア2に固定するためのロック手段8を設け、上
記テーブル天板3A,3Bの先端に少くとも1本の脚1
5を取付けたことを特徴とする車両のテーブル内蔵バッ
クドア。 - 【請求項2】 上記テーブル天板3A,3Bの隅部に長
さ調節自在な脚20を着脱自在に設けると共に上記テー
ブル天板3A,3Bの下面に取外した上記脚20を格納
する脚キャリヤ24を設けると共に、上記脚20の取付
け手段は、上記テーブル天板3A,3Bの隅部に設けら
れ、上記脚20の上端が嵌合し得る円筒状のホルダ22
の周壁にこの周壁の下端に一端が開放されたL字状の停
止用スリット23を形成し、このスリット23に上記脚
20の上端外周に突設した突部21を嵌合して抜止め係
着するように構成した請求項1記載の車両のテーブル内
蔵バックドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP463597A JPH10192056A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 車両のテーブル内蔵バックドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP463597A JPH10192056A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 車両のテーブル内蔵バックドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10192056A true JPH10192056A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11589473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP463597A Pending JPH10192056A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 車両のテーブル内蔵バックドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10192056A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002160531A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-04 | Mazda Motor Corp | 車両の後部開閉体構造 |
JP2003118377A (ja) * | 2001-10-16 | 2003-04-23 | Mazda Motor Corp | 車両の後部開閉体構造 |
KR20210067079A (ko) * | 2019-11-29 | 2021-06-08 | 정경헌 | 차량용 확장 모듈 장치 |
US20220063458A1 (en) * | 2020-09-03 | 2022-03-03 | Hyundai Motor Company | Multi-functional door and vehicle including the same |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP463597A patent/JPH10192056A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002160531A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-04 | Mazda Motor Corp | 車両の後部開閉体構造 |
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KR20220030697A (ko) * | 2020-09-03 | 2022-03-11 | 현대자동차주식회사 | 다기능 도어 및 이를 구비한 차량 |
US11597306B2 (en) | 2020-09-03 | 2023-03-07 | Hyundai Motor Company | Multi-functional door and vehicle including the same |
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