JPH10199783A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH10199783A JPH10199783A JP209297A JP209297A JPH10199783A JP H10199783 A JPH10199783 A JP H10199783A JP 209297 A JP209297 A JP 209297A JP 209297 A JP209297 A JP 209297A JP H10199783 A JPH10199783 A JP H10199783A
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- film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】平坦化を行った埋め込み素子分離構造の半導体
装置において、マスク工程を増やすことなく、アライメ
ントマークの形成部に段差が形成でき、マスク・アライ
メントを容易に行うことができる半導体装置の製造方法
を提供する。 【解決手段】シリコン基板11の表面に凹凸部が形成さ
れ、前記凹部に酸化膜13が埋め込まれる。続いて、酸
化膜13の表面凹凸が除去されて平坦化された後、この
酸化膜13の表面に熱酸化膜15及びシリコン窒化膜1
6が連続して形成される。続いて、第1のマスクパター
ンでイオン注入が行われ、マスク・アライメント・マー
ク部の前記シリコン窒化膜16が除去される。さらに、
第2のマスクパターンでイオン注入が行われ、マスク・
アライメント・マーク部の前記酸化膜13及び熱酸化膜
15が除去される。
装置において、マスク工程を増やすことなく、アライメ
ントマークの形成部に段差が形成でき、マスク・アライ
メントを容易に行うことができる半導体装置の製造方法
を提供する。 【解決手段】シリコン基板11の表面に凹凸部が形成さ
れ、前記凹部に酸化膜13が埋め込まれる。続いて、酸
化膜13の表面凹凸が除去されて平坦化された後、この
酸化膜13の表面に熱酸化膜15及びシリコン窒化膜1
6が連続して形成される。続いて、第1のマスクパター
ンでイオン注入が行われ、マスク・アライメント・マー
ク部の前記シリコン窒化膜16が除去される。さらに、
第2のマスクパターンでイオン注入が行われ、マスク・
アライメント・マーク部の前記酸化膜13及び熱酸化膜
15が除去される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板上に
形成された溝内に絶縁膜が埋め込まれてなる埋め込み型
の素子分離領域を有する半導体装置の製造方法に関する
ものであり、特にそのフォトリソグラフィに用いるマス
ク・アライメント・マークの認識性を改善した半導体装
置の製造方法に関するものである。
形成された溝内に絶縁膜が埋め込まれてなる埋め込み型
の素子分離領域を有する半導体装置の製造方法に関する
ものであり、特にそのフォトリソグラフィに用いるマス
ク・アライメント・マークの認識性を改善した半導体装
置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路において、素子間
を電気的に分離する方法として、半導体基板上の分離領
域に溝を形成し、その溝内に酸化膜などの絶縁物を埋め
込む、いわゆるトレンチ分離法(埋め込み素子分離構
造)が微細化に対して有効なことが知られている。
を電気的に分離する方法として、半導体基板上の分離領
域に溝を形成し、その溝内に酸化膜などの絶縁物を埋め
込む、いわゆるトレンチ分離法(埋め込み素子分離構
造)が微細化に対して有効なことが知られている。
【0003】これは、前記トレンチ分離法では、従来の
選択酸化法で問題となった、分離領域の微細化に伴う分
離酸化膜の薄膜化(バーズビークの発生)を防止できる
ことによる。すなわち、埋め込み素子分離構造の場合、
分離領域に形成された溝の内部に絶縁膜を埋め込むもの
であるため、原理的に分離酸化膜の薄膜化といった問題
が生じないからである。
選択酸化法で問題となった、分離領域の微細化に伴う分
離酸化膜の薄膜化(バーズビークの発生)を防止できる
ことによる。すなわち、埋め込み素子分離構造の場合、
分離領域に形成された溝の内部に絶縁膜を埋め込むもの
であるため、原理的に分離酸化膜の薄膜化といった問題
が生じないからである。
【0004】特に、トレンチ分離法における埋め込み材
の平坦化方法として、最近、化学的機械研磨(Chemica
l Mechanical Polishing ;CMP)が用いら
れ、完全に平坦な素子分離が実用化されるようになり、
理想的な素子分離形状が得られるようになった。
の平坦化方法として、最近、化学的機械研磨(Chemica
l Mechanical Polishing ;CMP)が用いら
れ、完全に平坦な素子分離が実用化されるようになり、
理想的な素子分離形状が得られるようになった。
【0005】しかしながら、この理想的な平坦性のため
に、逆にフォトリソグラフィ工程でマスク・アライメン
トが困難になるという問題が発生している。つまり、通
常、フォトリソグラフィ工程のマスク・アライメントで
は、アライメントマークにレーザ光などを照射し、その
反射光の光量の違いによりアライメントマークの信号を
検出している。しかし、前述した平坦性のためにアライ
メントマークの形成部に段差が存在しないことにより、
反射型の膜、例えば、W;タングステン、WSi;タン
グステン・シリサイド、Al;アルミニウムなどが表面
に堆積されている構造では、反射光が変化しないため、
アライメントマークの信号が検出できなくなっている。
に、逆にフォトリソグラフィ工程でマスク・アライメン
トが困難になるという問題が発生している。つまり、通
常、フォトリソグラフィ工程のマスク・アライメントで
は、アライメントマークにレーザ光などを照射し、その
反射光の光量の違いによりアライメントマークの信号を
検出している。しかし、前述した平坦性のためにアライ
メントマークの形成部に段差が存在しないことにより、
反射型の膜、例えば、W;タングステン、WSi;タン
グステン・シリサイド、Al;アルミニウムなどが表面
に堆積されている構造では、反射光が変化しないため、
アライメントマークの信号が検出できなくなっている。
【0006】そこで、この対策としてアライメントマー
クの形成部に段差を形成するためのマスク工程を追加し
て対処しているが、プロセス価格が高くなるという問題
が発生している。
クの形成部に段差を形成するためのマスク工程を追加し
て対処しているが、プロセス価格が高くなるという問題
が発生している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従
来、化学的機械研磨(CMP)で完全平坦化を行った埋
め込み素子分離構造では、アライメントマークの形成部
の段差が消滅することにより、マスク・アライメントが
困難になるという問題点がある。また、この対策とし
て、アライメントマークの形成部に段差を形成するため
のマスク工程を追加しているが、これによりプロセス価
格が高くなるという問題点がある。
来、化学的機械研磨(CMP)で完全平坦化を行った埋
め込み素子分離構造では、アライメントマークの形成部
の段差が消滅することにより、マスク・アライメントが
困難になるという問題点がある。また、この対策とし
て、アライメントマークの形成部に段差を形成するため
のマスク工程を追加しているが、これによりプロセス価
格が高くなるという問題点がある。
【0008】そこでこの発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであり、平坦化を行った埋め込み素子分離構
造の半導体装置において、マスク工程を増やすことな
く、アライメントマークの形成部に段差が形成でき、マ
スク・アライメントを容易に行うことができる半導体装
置の製造方法を提供することを目的とする。
されたものであり、平坦化を行った埋め込み素子分離構
造の半導体装置において、マスク工程を増やすことな
く、アライメントマークの形成部に段差が形成でき、マ
スク・アライメントを容易に行うことができる半導体装
置の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の半導体装置の製造方法は、半導体
基板の表面に凹凸部を形成する工程と、前記凹部に第1
の絶縁膜を埋め込む工程と、前記第1の絶縁膜の表面の
凹凸部をなくし平坦化する工程と、平坦化された前記第
1の酸化膜の表面に第2の絶縁膜及び第3の絶縁膜を連
続して形成する工程と、第1のマスクパターン形成後に
イオン注入工程を含み、少なくともマスク・アライメン
ト・マーク部の前記第3の絶縁膜を除去する工程と、第
2のマスクパターン形成後にイオン注入工程を含み、少
なくともマスク・アライメント・マーク部の前記第1の
絶縁膜及び第2の絶縁膜を除去する工程とを含むことを
特徴とする。
に、請求項1に記載の半導体装置の製造方法は、半導体
基板の表面に凹凸部を形成する工程と、前記凹部に第1
の絶縁膜を埋め込む工程と、前記第1の絶縁膜の表面の
凹凸部をなくし平坦化する工程と、平坦化された前記第
1の酸化膜の表面に第2の絶縁膜及び第3の絶縁膜を連
続して形成する工程と、第1のマスクパターン形成後に
イオン注入工程を含み、少なくともマスク・アライメン
ト・マーク部の前記第3の絶縁膜を除去する工程と、第
2のマスクパターン形成後にイオン注入工程を含み、少
なくともマスク・アライメント・マーク部の前記第1の
絶縁膜及び第2の絶縁膜を除去する工程とを含むことを
特徴とする。
【0010】また、さらに請求項2に記載の半導体装置
の製造方法は、前記第2の絶縁膜が酸化膜であり、前記
第3の絶縁膜がシリコン窒化膜であることを特徴とす
る。また、請求項3に記載の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の表面に凹凸部を形成する工程と、前記凹部
に第1の絶縁膜を埋め込む工程と、前記第1の絶縁膜の
表面の凹凸部をなくし平坦化する工程と、平坦化された
前記第1の絶縁膜の表面に第2の絶縁膜及び導電膜を連
続して形成する工程と、第1のマスクパターン形成後に
イオン注入工程を含み、少なくともマスク・アライメン
ト・マーク部の前記導電膜を除去する工程と、第2のマ
スクパターン形成後にイオン注入工程を含み、少なくと
もマスク・アライメント・マーク部の前記第1の絶縁膜
及び第2の絶縁膜を除去する工程とを含むことを特徴と
する。
の製造方法は、前記第2の絶縁膜が酸化膜であり、前記
第3の絶縁膜がシリコン窒化膜であることを特徴とす
る。また、請求項3に記載の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の表面に凹凸部を形成する工程と、前記凹部
に第1の絶縁膜を埋め込む工程と、前記第1の絶縁膜の
表面の凹凸部をなくし平坦化する工程と、平坦化された
前記第1の絶縁膜の表面に第2の絶縁膜及び導電膜を連
続して形成する工程と、第1のマスクパターン形成後に
イオン注入工程を含み、少なくともマスク・アライメン
ト・マーク部の前記導電膜を除去する工程と、第2のマ
スクパターン形成後にイオン注入工程を含み、少なくと
もマスク・アライメント・マーク部の前記第1の絶縁膜
及び第2の絶縁膜を除去する工程とを含むことを特徴と
する。
【0011】また、さらに請求項4に記載の半導体装置
の製造方法は、前記第2の絶縁膜が酸化膜であり、前記
導電膜がカーボン膜、もしくはシリコン薄膜であること
を特徴とする。
の製造方法は、前記第2の絶縁膜が酸化膜であり、前記
導電膜がカーボン膜、もしくはシリコン薄膜であること
を特徴とする。
【0012】すなわち、この発明の半導体装置の製造方
法は、2回のイオン注入工程におけるマスクパターンを
用いてマスク・アライメント・マーク部の絶縁膜もしく
は導電膜を除去し、マスク・アライメント・マーク部に
段差を形成するものである。
法は、2回のイオン注入工程におけるマスクパターンを
用いてマスク・アライメント・マーク部の絶縁膜もしく
は導電膜を除去し、マスク・アライメント・マーク部に
段差を形成するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。図1は、この発明に係る
実施の形態の半導体装置の各製造工程における断面図で
ある。まず、図1(a)に示すように、面方位(10
0)の鏡面仕上げを施したシリコン基板11に、深さ
0.7[μm]のシリコン溝12をRIE(Reactive
Ion Etching;RIE)法により形成する。次に、前
記シリコン基板11の全面に、TEOS(Tetraethylo
rthosilicate;Si(OC2 H5 )4 )酸化膜13を厚
さ約1.1[μm]堆積する。
実施の形態について説明する。図1は、この発明に係る
実施の形態の半導体装置の各製造工程における断面図で
ある。まず、図1(a)に示すように、面方位(10
0)の鏡面仕上げを施したシリコン基板11に、深さ
0.7[μm]のシリコン溝12をRIE(Reactive
Ion Etching;RIE)法により形成する。次に、前
記シリコン基板11の全面に、TEOS(Tetraethylo
rthosilicate;Si(OC2 H5 )4 )酸化膜13を厚
さ約1.1[μm]堆積する。
【0014】その後、酸化セリウムを主成分とする研磨
材を用いて、化学的機械研磨(CMP)により前記酸化
膜13の表面の凹凸をなくし平坦化する。その後、シリ
コン基板11の凸部14の表面に、熱酸化膜15を厚さ
10[nm]で形成する。なお、前記平坦化の方法とし
ては、例えばレジストとRIEを組み合せたエッチバッ
ク法を用いてもよい。また、埋め込み酸化膜13の材料
としてTEOS酸化膜を用いたが、TEOS酸化膜の代
わりにECRプラズマCVD装置で形成する酸化膜を用
いてもよい。
材を用いて、化学的機械研磨(CMP)により前記酸化
膜13の表面の凹凸をなくし平坦化する。その後、シリ
コン基板11の凸部14の表面に、熱酸化膜15を厚さ
10[nm]で形成する。なお、前記平坦化の方法とし
ては、例えばレジストとRIEを組み合せたエッチバッ
ク法を用いてもよい。また、埋め込み酸化膜13の材料
としてTEOS酸化膜を用いたが、TEOS酸化膜の代
わりにECRプラズマCVD装置で形成する酸化膜を用
いてもよい。
【0015】次に、図1(b)に示すように、基板全面
にLPCVD法により、シリコン窒化膜16を厚さ10
[nm]で堆積する。続いて、図1(c)に示すよう
に、前記シリコン窒化膜16上にフォトレジスト17の
パターンを形成し、これをマスクとして、ボロン(B
+ )イオン18を加速電圧350[KeV]、3×10
13[cm-2]の条件で打ち込み、Pウェル領域19,2
0を形成する。ここで、Pウェル領域19はその後、N
チャネル型のMOSトランジスタを形成する領域とな
る。一方、Pウェル領域20は、その後のフォトリソグ
ラフィ工程で必要となるマスク・アライメント・マーク
が形成される領域20となる(以下、領域20をアライ
メント・マーク領域と記す)。
にLPCVD法により、シリコン窒化膜16を厚さ10
[nm]で堆積する。続いて、図1(c)に示すよう
に、前記シリコン窒化膜16上にフォトレジスト17の
パターンを形成し、これをマスクとして、ボロン(B
+ )イオン18を加速電圧350[KeV]、3×10
13[cm-2]の条件で打ち込み、Pウェル領域19,2
0を形成する。ここで、Pウェル領域19はその後、N
チャネル型のMOSトランジスタを形成する領域とな
る。一方、Pウェル領域20は、その後のフォトリソグ
ラフィ工程で必要となるマスク・アライメント・マーク
が形成される領域20となる(以下、領域20をアライ
メント・マーク領域と記す)。
【0016】次に、図1(d)に示すように、フォトレ
ジスト17をマスクとして、シリコン窒化膜16をケミ
カル・ドライ・エッチング法、あるいはRIE法により
除去する。その後、図2(a)に示すように、前記フォ
トレジスト17を除去した後、フォトレジスト21のパ
ターンを形成する。続いて、このフォトレジスト21の
パターンをマスクとして、燐(P+ )イオン22を加速
電圧700[KeV]、3×1013[cm-2]の条件で
打ち込み、Nウェル領域23を形成する。ここで、Nウ
ェル領域23は、その後、Pチャネル型のMOSトラン
ジスタを形成する領域となる。また、このときアライメ
ント・マーク領域20にも、燐(P+ )イオン22が打
ち込まれ、これにより、このアライメント・マーク領域
20は燐(P+ )と、すでに打ち込まれたボロン(B
+ )とが混在した領域となる。しかしながら、アライメ
ント・マーク領域20はデバイスとして使用しない領域
であり、電気的な問題は発生しない。
ジスト17をマスクとして、シリコン窒化膜16をケミ
カル・ドライ・エッチング法、あるいはRIE法により
除去する。その後、図2(a)に示すように、前記フォ
トレジスト17を除去した後、フォトレジスト21のパ
ターンを形成する。続いて、このフォトレジスト21の
パターンをマスクとして、燐(P+ )イオン22を加速
電圧700[KeV]、3×1013[cm-2]の条件で
打ち込み、Nウェル領域23を形成する。ここで、Nウ
ェル領域23は、その後、Pチャネル型のMOSトラン
ジスタを形成する領域となる。また、このときアライメ
ント・マーク領域20にも、燐(P+ )イオン22が打
ち込まれ、これにより、このアライメント・マーク領域
20は燐(P+ )と、すでに打ち込まれたボロン(B
+ )とが混在した領域となる。しかしながら、アライメ
ント・マーク領域20はデバイスとして使用しない領域
であり、電気的な問題は発生しない。
【0017】しかる後に、図2(b)に示すように、フ
ォトレジスト21及びシリコン窒化膜16をマスクとし
て、NH4 F水溶液により、露出している埋め込み酸化
膜13、すなわちアライメント・マーク領域20の酸化
膜をエッチングし、200[nm]のシリコン段差24
を形成する。続いて、図2(c)に示すように、フォト
レジスト21を除去した後、さらに150℃に加熱した
燐酸により、シリコン窒化膜16を除去する。
ォトレジスト21及びシリコン窒化膜16をマスクとし
て、NH4 F水溶液により、露出している埋め込み酸化
膜13、すなわちアライメント・マーク領域20の酸化
膜をエッチングし、200[nm]のシリコン段差24
を形成する。続いて、図2(c)に示すように、フォト
レジスト21を除去した後、さらに150℃に加熱した
燐酸により、シリコン窒化膜16を除去する。
【0018】以上の工程が終了した後、通常のMOSF
ET作製工程に従い、ゲート酸化膜を7[nm]形成
し、後にゲート電極となる多結晶シリコン膜を200
[nm]及びタングステン・シリサイド(WSi)膜を
200[nm]、連続して堆積する。続いて、フォトレ
ジストを塗布し、アライメント・マーク領域20を用い
てマスク・アライメントを行う。このとき、アライメン
ト・マーク部には、十分な段差が形成されているため、
容易にアライメント・マークを検出することが可能であ
る。
ET作製工程に従い、ゲート酸化膜を7[nm]形成
し、後にゲート電極となる多結晶シリコン膜を200
[nm]及びタングステン・シリサイド(WSi)膜を
200[nm]、連続して堆積する。続いて、フォトレ
ジストを塗布し、アライメント・マーク領域20を用い
てマスク・アライメントを行う。このとき、アライメン
ト・マーク部には、十分な段差が形成されているため、
容易にアライメント・マークを検出することが可能であ
る。
【0019】以上説明したように本実施の形態の半導体
装置の製造方法によれば、マスク工程を増やすことな
く、アライメント・マーク部に段差を形成することがで
き、アライメント・マークを容易に検出することができ
る。。
装置の製造方法によれば、マスク工程を増やすことな
く、アライメント・マーク部に段差を形成することがで
き、アライメント・マークを容易に検出することができ
る。。
【0020】なお、本実施の形態の半導体装置の製造方
法は、前述した一実施の形態に限定されるものではな
く、例えば、図1(b)におけるシリコン窒化膜16は
カーボン膜あるいはシリコン薄膜であってもよく、この
場合は図1(d)の工程において、選択的に前記カーボ
ン膜あるいはシリコン薄膜を除去する方法により、実施
できる。さらに、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、寸
法、膜厚など種々の変更が可能である。
法は、前述した一実施の形態に限定されるものではな
く、例えば、図1(b)におけるシリコン窒化膜16は
カーボン膜あるいはシリコン薄膜であってもよく、この
場合は図1(d)の工程において、選択的に前記カーボ
ン膜あるいはシリコン薄膜を除去する方法により、実施
できる。さらに、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、寸
法、膜厚など種々の変更が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、平坦
化を行った埋め込み素子分離構造の半導体装置におい
て、マスク工程を増やすことなく、アライメントマーク
の形成部に段差が形成でき、マスク・アライメントを容
易に行うことができる半導体装置の製造方法を提供する
ことが可能である。
化を行った埋め込み素子分離構造の半導体装置におい
て、マスク工程を増やすことなく、アライメントマーク
の形成部に段差が形成でき、マスク・アライメントを容
易に行うことができる半導体装置の製造方法を提供する
ことが可能である。
【図1】この発明に係る実施の形態の半導体装置の製造
方法を説明するための各製造工程における断面図であ
る。
方法を説明するための各製造工程における断面図であ
る。
【図2】この発明に係る実施の形態の半導体装置の製造
方法を説明するための各製造工程における断面図であ
る。
方法を説明するための各製造工程における断面図であ
る。
11 シリコン基板 12 シリコン溝 13 TEOS(Tetraethylorthosilicate;Si(O
C2 H5 )4 )酸化膜 14 シリコン基板11の凸部 15 熱酸化膜 16 シリコン窒化膜 17 フォトレジスト 18 ボロン(B+ )イオン 19 Pウェル領域 20 Pウェル領域(マスク・アライメント・マーク領
域) 21 フォトレジスト 22 燐(P+ )イオン 23 Nウェル領域 24 シリコン段差
C2 H5 )4 )酸化膜 14 シリコン基板11の凸部 15 熱酸化膜 16 シリコン窒化膜 17 フォトレジスト 18 ボロン(B+ )イオン 19 Pウェル領域 20 Pウェル領域(マスク・アライメント・マーク領
域) 21 フォトレジスト 22 燐(P+ )イオン 23 Nウェル領域 24 シリコン段差
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板の表面に凹凸部を形成する工
程と、 前記凹部に第1の絶縁膜を埋め込む工程と、 前記第1の絶縁膜の表面の凹凸部をなくし平坦化する工
程と、 平坦化された前記第1の酸化膜の表面に第2の絶縁膜及
び第3の絶縁膜を連続して形成する工程と、 第1のマスクパターン形成後にイオン注入工程を含み、
少なくともマスク・アライメント・マーク部の前記第3
の絶縁膜を除去する工程と、 第2のマスクパターン形成後にイオン注入工程を含み、
少なくともマスク・アライメント・マーク部の前記第1
の絶縁膜及び第2の絶縁膜を除去する工程と、を含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記第2の絶縁膜は酸化膜であり、前記
第3の絶縁膜はシリコン窒化膜であることを特徴とする
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 半導体基板の表面に凹凸部を形成する工
程と、 前記凹部に第1の絶縁膜を埋め込む工程と、 前記第1の絶縁膜の表面の凹凸部をなくし平坦化する工
程と、 平坦化された前記第1の絶縁膜の表面に第2の絶縁膜及
び導電膜を連続して形成する工程と、 第1のマスクパターン形成後にイオン注入工程を含み、
少なくともマスク・アライメント・マーク部の前記導電
膜を除去する工程と、 第2のマスクパターン形成後にイオン注入工程を含み、
少なくともマスク・アライメント・マーク部の前記第1
の絶縁膜及び第2の絶縁膜を除去する工程と、を含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記第2の絶縁膜は酸化膜であり、前記
導電膜はカーボン膜、もしくはシリコン薄膜であること
を特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP209297A JPH10199783A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP209297A JPH10199783A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10199783A true JPH10199783A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11519719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP209297A Pending JPH10199783A (ja) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10199783A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1020916A2 (en) * | 1999-01-12 | 2000-07-19 | Lucent Technologies Inc. | Method for making an integrated circuit including alignment marks |
JP2001068543A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-16 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
KR100460146B1 (ko) * | 2002-02-19 | 2004-12-04 | 삼성전자주식회사 | 반도체 장치 제조방법 |
-
1997
- 1997-01-09 JP JP209297A patent/JPH10199783A/ja active Pending
Cited By (4)
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