JPH10178128A - 半導体装置、およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
導体チップから発生する熱を外部に放出する放熱板と、
が強固に接合されている半導体装置、およびその製造方
法を提供する。 【解決手段】 放熱板14およびダイパッド12の少な
くとも一方の接合面は、最頂部位置と最深部位置との差
で表される最大面粗度が0.5μm以上、および/また
は互いに隣接する頂部位置と深部位置との差の平均値で
表される平均面粗度が0.4μm以上の面粗度を有して
おり、好ましくは、上記放熱板14と上記ダイパッド1
2とは超音波接合されている。
Description
搭載されるダイパットと、このダイパッドと接合される
とともに、上記半導体チップから発生する熱を外部に放
出するための放熱板と、を備える半導体装置、およびそ
の製造方法に関する。
C、ある種のゲートアレイ、超LSIなど、駆動時に生
じる発熱量の大きい樹脂パッケージ型半導体装置には、
樹脂パッケージ内に金属放熱板を組み込み、放熱性を高
めたものがある。
には、上記放熱板が上記ダイパッドに対して強固に接合
されていることが望まれる。そこで、上記放熱板と上記
ダイパッドとを強固に接合するために様々な方法が検討
されているが、上記放熱板あるいは上記ダイパッドの表
面粗度に着目し、これら表面粗度と接合強度との関係が
検討されることはなかった。
熱板との接合面の最頂部位置と最深部位置との差で表さ
れる最大面粗度が0.1〜0.2μm程度のものを用
い、上記放熱板としては、上記ダイパッドとの接合面の
最大面粗度が上記ダイパッドと同等のもの、あるいは上
記ダイパッドよりも最大面粗度が若干大きいものを用い
ている。また、上記放熱板は、上記ダイパッドに対し、
その下面中央にいわゆる超音波接合により接合されてい
る。
ような値の最大面粗度を有するダイパッドと放熱板とを
接合する場合には、互いの接合面の最大面粗度が小さい
ために超音波接合によっては十分な剛性をもって上記ダ
イパッドと上記放熱板とを接合することができないのが
現状である。このため、上記放熱板が本来有する放熱特
性を十分に活かすことができない。
されたものであって、半導体チップが搭載されるダイパ
ッドと、半導体チップから発生する熱を外部に放出する
放熱板と、が強固に接合されている半導体装置、および
その製造方法を提供することをその課題とする。
は、次の技術的手段を講じている。
導体装置は、半導体チップが搭載されるダイパッドと、
このダイパッドと接合されるとともに、上記半導体チッ
プから発生する熱を外部に放出するための放熱板と、を
備える半導体装置であって、上記放熱板および上記ダイ
パッドの少なくとも一方の接合面は、最頂部位置と最深
部位置との差で表される最大面粗度が0.5μm以上、
および/または互いに隣接する頂部位置と深部位置との
差の平均値で表される平均面粗度が0.4μm以上の面
粗度を有することを特徴としている。
いては、上記放熱板は、上記ダイパッドに対し、その下
面中央部の限定された領域において超音波接合されてい
る。
する場合には、接合界面の面粗度が大きい方が接合強度
が高いと考えられる。というのは、超音波を利用した金
属どうしの接合は、金属の相互拡散により接合面におい
て合金が形成されることにより行われるからである。こ
のため、超音波を利用した金属どうしの接合方法では、
接合界面の面粗度が大きい、すなわち表面積が大きいと
接合面において金属が拡散しうる有効面積、すなわち実
質的な接触面積が大きくなるために接合強度が大きくな
ると考えられる。
放熱板および上記ダイパッドの少なくとも一方の接合面
は、最大面粗度が0.5μm以上、および/または平均
面粗度が0.4μm以上の面粗度を有し、従来より用い
られている放熱板およびダイパッドの接合面の最大面粗
度および/または平均面粗度よりも面粗度の大きいもの
が用いられているので、上記ダイパッドと上記放熱板と
の間に従来よりも大きい接合強度が得られる。このこと
は、面粗度が略一定の銅により形成されたダイパッド
と、様々な面粗度の銅製の放熱板とを超音波接合し、こ
のときの接合強度を引き剥がし試験によって測定した結
果から確認されている。
は、いわゆる面粗度計などによって測定することがで
き、上記放熱板および上記ダイパッドの面粗度を調整す
る方法としては、従来から用いられている最大面粗度が
0.1〜0.2μm程度の銅板の表面に金属製などのロ
ールブラシによる処理を施して所望の値にまで面粗度を
高める方法が考えられる。また、上記ダイパッドとして
ニッケル−鉄合金、たとえばニッケルの含有率が42%
のいわゆる42アロイを用いても略同様の結果が得られ
る。
装置の製造方法は、リードフレームに形成されたダイパ
ッドと、このダイパッドに搭載される半導体チップから
発生する熱を外部に放出するための放熱板と、を接合す
る工程を含む半導体装置の製造方法であって、上記放熱
板および/または上記ダイパッドとしては、その接合面
の最頂部位置と最深部位置との差で表される最大面粗度
が0.5μm以上、および/または互いに隣接する頂部
位置と深部位置との差の平均値で表される平均面粗度が
0.4μm以上の面粗度を有するものを用い、上記放熱
板を上記ダイパッドに対して超音波接合することを特徴
としている。
製造された半導体装置は、上述した第1の側面に係る半
導体装置と同様の効果を奏することができる。
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
0の一例を表す断面図、図2は、上記半導体チップ13
の製造に用いられるリードフレーム20に形成されたダ
イパッド12の下面に放熱板14を接合した状態の平面
図、図3は、ダイパッド12の下面に放熱板14を超音
波接合法によって接合している様子を示す断面図、図4
は、図2のダイパッド12に半導体チップ13を実装
し、この半導体チップ13と内部リード16とをワイヤ
17を用いて結線した状態の平面図、図5は、図4のリ
ードフレーム20を金型3に挟持した状態の断面図であ
る。
は、半導体チップ13がボンディングされるダイパッド
12と、この半導体チップ13の上面に形成された上面
電極(図示せず)とワイヤ17を介して電気的に導通す
るように結線された複数本の内部リード15と、上記半
導体チップ13ないし上記内部リード15を封止する樹
脂パッケージ11と、上記各内部リード15と連続して
上記樹脂パッケージ11の外部に延出する外部リード1
6と、上記ダイパッド12の下面に接合される放熱板1
4と、を備えて構成されている。
ッド12は、たとえば銅やニッケル合金などの金属によ
って平面視形状が矩形状に形成されている。
14は、たとえば銅などの金属によって平面視形状が矩
形状に形成されており、上記ダイパッド12よりも大の
面積を有している。また、図1に良く表れているよう
に、上記放熱板14は、その下面が上記樹脂パッケージ
11の下面に露出させられている。
熱板14としては、接合面の最頂部位置と最深部位置と
の差で表される最大面粗度が0.5μm以上、および/
または互いに隣接する頂部位置と深部位置との差の平均
値で表される平均面粗度が0.4μm以上の面粗度を有
するものが用いられる。また、上記ダイパッド12と上
記放熱板14とは、超音波接合法により接合することが
好適であるが、これに限らず、スポット溶接を採用する
こともできる。なお、上記放熱板14と上記ダイパッド
12との間の接合部分は、図中において符号19で示さ
れている。
面粗度を調整する方法としては、従来から用いられてい
る最大面粗度が0.1〜0.2μm程度の銅板の表面に
金属製などのロールブラシによる処理を施して所望の値
にまで面粗度を高める方法が考えられる。
いて説明する。便宜上、図2を参照しながらリードフレ
ーム20について説明する。
1間を掛け渡すようにしてサポートリード23によって
支持された平面視矩形状のダイパッド12が形成されて
いる。そして、サイドフレーム21,21間を掛け渡す
ようにして、上記ダイパッド12に対してフレームの長
手方向両側に形成されている各タイバー22,22によ
ってこのタイバー22よりも外側に延びる外部リード1
6および内側に延びる内部リード15が一体につなげら
れている。このリードフレーム20は、ニッケル合金あ
るいは銅を材質とする金属薄板に打ち抜きプレス加工を
施すことによって作成されている。
フレーム20のその他の部分、すなわち、たとえば内部
リード15と同一平面内に位置するのはなく、図1およ
び図3に示されるように、内部リード15に対して若
干、たとえば200〜400μmダウンオフセットされ
ている。
た上記放熱板14は、上記ダイパッド12の下面に位置
するとともに、上記各内部リード15の下面に所定量重
なるように配される。なお、上記放熱板14は、放熱性
の観点から銅または銅合金が好適であるが、これには限
定されない。また、その形状も様々に設計変更可能であ
り、たとえば円形状であってもよい。
2および/または上記放熱板14としては、接合面の最
頂部位置と最深部位置との差で表される最大面粗度が
0.5μm以上、および/または互いに隣接する頂部位
置と深部位置との差の平均値で表される平均面粗度が
0.4μm以上の面粗度を有するものが用いられる。な
お、上記した最大面粗度および面粗度は、いわゆる面粗
度計を用いて容易に測定することができる。
が、上記ダイパッド12に対し、その下面中央の限定さ
れた領域に接合される。この接合方法としては、たとえ
ば超音波接合が採用される。具体的には、支持台24上
に載置した放熱板14の上面にリードフレーム20のダ
イパッド12を重ね、超音波ホーン25に接続された押
圧ツール26をダイパッド12の上面中央部に押し付け
て押圧ツール26から超音波振動を供給する。本実施形
態においては、ダイパッド12の上面中央部の3×3μ
m程度の面積を有する矩形領域に、振動数、振幅が各々
40kHz、10μm程度の超音波を約0.1〜0.2
秒間供給する。なお、ダイパッド12の超音波を供給す
る領域およびその面積は様々に設計変更可能であり、上
記ダイパッド12に供給する超音波の振動数および振幅
もまた様々に設計変更可能である。
中央部に超音波を供給した場合には、接合面において金
属の相互拡散が起こり、金属の相互拡散によって接合面
が合金化される。このようにして上記ダイパッド12と
上記放熱板14とは互いに接合される。
して放熱板14が接合されたダイパッド12に半導体チ
ップ13をボンディングし、この半導体チップ13の上
面に形成された上面電極(図示せず)と上記各内部リー
ド15の上面とをワイヤ17を用いて結線する。
おいて上記ダイパッド12および上記半導体チップ13
を収容可能なキャビティ4を形成する上下の金型30,
31によって、図5に示すリードフレーム22のタイバ
ー26の部分をはさみ付けて上記キャビティ4内に上記
半導体チップ13を収容する。そして、上記上下の金型
30,31の型締めを行う。
ーナー部には、ランナを介してキャビティ空間内に樹脂
材料を供給するためのゲート(図示せず)が形成されて
おり、型締めが行われた上下の金型30,31には、樹
脂が注入される前からヒータなどによって熱が与えられ
ている。
ポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を溶融状態でキャビティ
4内に注入し、上記金型30,31に与えられた熱によ
って注入された樹脂を硬化させ、樹脂パッケージ10を
形成させる。
ダメッキ、樹脂パッケージ11に対する標印、タイバー
カット、リードカット、リードフォーミング等の工程を
経て、図1に示したような単位半導体装置10が得られ
る。
は、上記ダイパッド12と上記放熱板14との接合界面
の面粗度が大きいもの、すなわち表面積の大きいものを
用いているため、接合面において金属が拡散しうる有効
面積、すなわち実質的な接触面積が大きくなり上記ダイ
パッド12と上記放熱板14との間の接合強度が大きく
なると考えられる。
パッド12に対する放熱板14の接合強度について考察
する。本願発明者は、様々な平均面粗度を有する放熱板
14を用い、これらの放熱板14のダイパッド12に対
する接合強度を引き剥がし試験による引き剥がし強度を
測定することにより上記ダイパッド12に対する上記放
熱板14の接合強度を調べた。
の平均面粗度を有する銅により形成されたものを用い、
ダイパッド12としては、0.1〜0.2μmの最大面
粗度を有する銅により形成されたものを用いた。そし
て、図3に示すように、上記放熱板14と上記ダイパッ
ド12との接合は、支持台24上に載置した放熱板14
の上面にダイパッド12を重ね、超音波発生装置の超音
波ホーン25に接続された押圧ツール26をダイパッド
12の上面中央部の3×3mmの矩形領域に押し付けて
押圧ツール26に超音波振動を供給することにより行っ
た。なお、上記ダイパッド12の限定された領域に供給
される超音波の振動数および振幅は、各々約40kHz
および約10μm、上記ダイパッド12に対する超音波
の供給時間は、約0.1〜0.2秒であり、上記放熱板
14と上記ダイパッド12の最大面粗度および平均面粗
度は、面粗度計により測定した。
4と上記ダイパッド12との間の接合強度を引き剥がし
試験により測定し、このときの上記放熱板14の平均面
粗度と、引き剥がし強度(接合強度)との関係を図6に
示す。
面粗度が0.4μm以上、より具体的には、平均面粗度
が0.42μm以上の銅を用いた場合には、上記条件に
よる上記放熱板14と上記ダイパッド12との間の接合
強度が格段に大きくなる。すなわち、放熱板14として
平均面粗度が0.42μm以上の銅を用いた場合には、
従来用いられていた放熱板(最大面粗度が0.1〜0.
2μm)に比べて接合強度が約4倍に向上している。
ッド12に対して超音波接合法を用いて接合する場合に
は、上記放熱板14として平均面粗度が0.4μm以上
の銅を用いることが好ましい。また、平均面粗度が0.
4μmのときの最大面粗度は約0.5μmであり、放熱
板14として最大面粗度は約0.5μm以上の銅を用い
ることが好ましい。
パッド12として42重量%のニッケルを含む、いわゆ
る42アロイを用いた場合にも略同様の結果が得られて
いる。
14の平均面粗度は略0.4μm以上の場合に良好な接
合強度が得られているが、上記ダイパッド12の平均面
粗度が略0.4μm以上の場合にも良好な接合強度が得
られると推測される。
図である。
に形成されたダイパッドの下面に放熱板を接合した状態
の部分平面図である。
って接合している様子を示す断面図である。
の半導体チップと内部リードとを結線じた状態の平面図
である。
し状態の断面図である。
度)との関係を表すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体チップが搭載されるダイパッド
と、このダイパッドと接合されるとともに、上記半導体
チップから発生する熱を外部に放出するための放熱板
と、を備える半導体装置であって、 上記放熱板および上記ダイパッドの少なくとも一方の接
合面は、最頂部位置と最深部位置との差で表される最大
面粗度が0.5μm以上、および/または互いに隣接す
る頂部位置と深部位置との差の平均値で表される平均面
粗度が0.4μm以上の面粗度を有することを特徴とす
る、半導体装置。 - 【請求項2】 上記放熱板は、上記ダイパッドに対し、
その下面中央部の限定された領域において超音波接合さ
れている、請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 リードフレームに形成されたダイパッド
と、このダイパッドに搭載される半導体チップから発生
する熱を外部に放出するための放熱板と、を接合する工
程を含む半導体装置の製造方法であって、 上記放熱板および/または上記ダイパッドとしては、そ
の接合面の最頂部位置と最深部位置との差で表される最
大面粗度が0.5μm以上、および/または互いに隣接
する頂部位置と深部位置との差の平均値で表される平均
面粗度が0.4μm以上の面粗度を有するものを用い、
上記放熱板を上記ダイパッドに対して超音波接合するこ
とを特徴とする、半導体装置の製造方法。
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---|---|---|---|
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