JPH10169023A - パネルの接合構造 - Google Patents
パネルの接合構造Info
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- JPH10169023A JPH10169023A JP34454496A JP34454496A JPH10169023A JP H10169023 A JPH10169023 A JP H10169023A JP 34454496 A JP34454496 A JP 34454496A JP 34454496 A JP34454496 A JP 34454496A JP H10169023 A JPH10169023 A JP H10169023A
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- Japan
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- panel
- panels
- jointed
- engagement recess
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パネル同士の接合を容易にすると共に、接合
部間の美観の向上を図れるようにすること。 【解決手段】 一対の表面板1間にコア材2を介在して
なるパネルの縁部側の表面板1間に連結用枠材10を介
在し、この連結用枠材10の表面板側の外方面に係合凹
所16を設け、連結用枠材10を溶接15等の固定手段
をもって連結した状態で、係合凹所16にカバー材20
の外向きフランジ部22を係合して連結部を被覆する。
部間の美観の向上を図れるようにすること。 【解決手段】 一対の表面板1間にコア材2を介在して
なるパネルの縁部側の表面板1間に連結用枠材10を介
在し、この連結用枠材10の表面板側の外方面に係合凹
所16を設け、連結用枠材10を溶接15等の固定手段
をもって連結した状態で、係合凹所16にカバー材20
の外向きフランジ部22を係合して連結部を被覆する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパネルの接合構造
に関するもので、更に詳細には、一対の表面板間にコア
材を介在してなるパネル同士を接合するパネルの接合構
造に関するものである。
に関するもので、更に詳細には、一対の表面板間にコア
材を介在してなるパネル同士を接合するパネルの接合構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば一対のアルミニウム合金製の表面
板間にコア材を介在してなるハニカムパネルと称するパ
ネルは、軽量で耐食性に富むため、例えばバスターミナ
ルや歩行シェルター等の屋根部や躯体の外壁部等に使用
されている。この種のパネルは年々大型化の傾向にある
ため、パネルを工場からパネル設置場所への運搬に際
し、生産上又は運搬上の制約あるいは取付上の制約を受
ける。そこで、従来では、パネルを予め工場にて分割生
産し、工場あるいは現場にて溶接あるいはボルト締め等
の固定手段により一体化して所定の大きさにしていた。
板間にコア材を介在してなるハニカムパネルと称するパ
ネルは、軽量で耐食性に富むため、例えばバスターミナ
ルや歩行シェルター等の屋根部や躯体の外壁部等に使用
されている。この種のパネルは年々大型化の傾向にある
ため、パネルを工場からパネル設置場所への運搬に際
し、生産上又は運搬上の制約あるいは取付上の制約を受
ける。そこで、従来では、パネルを予め工場にて分割生
産し、工場あるいは現場にて溶接あるいはボルト締め等
の固定手段により一体化して所定の大きさにしていた。
【0003】この場合、例えば、図7及び図8に示すよ
うに、一対の表面板1間にコア材2を介在すると共に、
縁部間に連結用枠材3を介在して分割のハニカムパネル
を形成し、接合される両パネルの両連結用枠材3から外
方に向かって突出する連接部4を突き合わせ、両連接部
4間に当板5を跨設した状態で、固定手段例えばボルト
6及びナット7にて締結すると共に、更に当板5と連接
部4との間に溶接8等の固定手段で固定して2枚のパネ
ルを一体化していた。そして、美観上の観点から通常の
パネルの接合部と同様に、接合部にパテ材9を充填し、
表面板1と同一面に仕上げた後、パネル面と同一色に目
地処理を施している。
うに、一対の表面板1間にコア材2を介在すると共に、
縁部間に連結用枠材3を介在して分割のハニカムパネル
を形成し、接合される両パネルの両連結用枠材3から外
方に向かって突出する連接部4を突き合わせ、両連接部
4間に当板5を跨設した状態で、固定手段例えばボルト
6及びナット7にて締結すると共に、更に当板5と連接
部4との間に溶接8等の固定手段で固定して2枚のパネ
ルを一体化していた。そして、美観上の観点から通常の
パネルの接合部と同様に、接合部にパテ材9を充填し、
表面板1と同一面に仕上げた後、パネル面と同一色に目
地処理を施している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接合部
を溶接8によって固定する場合は、ビードが均一でない
上、溶接箇所の周辺に歪みが生じるため、パテ材9を施
しても、通常のパネル間の目地部と同等に施工するのが
難しく、同等にするには、例えば充填後にパテ材の表面
をパネル面に合わせて平坦に仕上げなければならないな
ど多くの工数を要するという問題があった。また、ボル
ト締め等の機械的結合の場合には、当板5が使用され、
更にボルト、ナットやワッシャ等が多く使用されるた
め、接合間の深さに変化が生じ、この深さの変化によっ
てパテ材9の注入量に変化が生じてしまい、均一なパテ
材9の注入作業がスムーズに行えない上、美観上も通常
のパネル間の目地に比較して不統一になるという問題が
あった。
を溶接8によって固定する場合は、ビードが均一でない
上、溶接箇所の周辺に歪みが生じるため、パテ材9を施
しても、通常のパネル間の目地部と同等に施工するのが
難しく、同等にするには、例えば充填後にパテ材の表面
をパネル面に合わせて平坦に仕上げなければならないな
ど多くの工数を要するという問題があった。また、ボル
ト締め等の機械的結合の場合には、当板5が使用され、
更にボルト、ナットやワッシャ等が多く使用されるた
め、接合間の深さに変化が生じ、この深さの変化によっ
てパテ材9の注入量に変化が生じてしまい、均一なパテ
材9の注入作業がスムーズに行えない上、美観上も通常
のパネル間の目地に比較して不統一になるという問題が
あった。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、パネル同士の接合を容易にすると共に、接合部間の
美観の向上を図れるようにしたパネルの接合構造を提供
することを目的とするものである。
で、パネル同士の接合を容易にすると共に、接合部間の
美観の向上を図れるようにしたパネルの接合構造を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、一対の表面板間にコア材を介在してな
るパネル同士を接合するパネルの接合構造において、上
記パネルの縁部側の表面板間に連結用枠材を介在し、こ
の連結用枠材の表面板側の外方面に係合凹所を設け、上
記連結用枠材を適宜固定手段をもって連結した状態で、
上記係合凹所に係合するカバー材によって上記連結部を
被覆するようにした、ことを特徴とする(請求項1)。
に、この発明は、一対の表面板間にコア材を介在してな
るパネル同士を接合するパネルの接合構造において、上
記パネルの縁部側の表面板間に連結用枠材を介在し、こ
の連結用枠材の表面板側の外方面に係合凹所を設け、上
記連結用枠材を適宜固定手段をもって連結した状態で、
上記係合凹所に係合するカバー材によって上記連結部を
被覆するようにした、ことを特徴とする(請求項1)。
【0007】この場合、上記カバー材を、接合されるパ
ネルの表面板と略同一面となる略断面コ字状の基部と、
この基部の下端から外方に向かって突出して上記係合凹
所に係合する外向きフランジ部とを有する断面ハット状
部材にて形成する方が好ましい(請求項2)。
ネルの表面板と略同一面となる略断面コ字状の基部と、
この基部の下端から外方に向かって突出して上記係合凹
所に係合する外向きフランジ部とを有する断面ハット状
部材にて形成する方が好ましい(請求項2)。
【0008】上記のように構成することにより、接合す
る両パネルの連結用枠材を固定手段によって連結した状
態で、連結用枠材に設けられた係合凹所にカバー材を係
合させて連結部を被覆することにより、パテ材等を用い
ることなく、接合部の固定手段を外部から被覆すること
ができる。したがって、パネル間の接合部の目地処理を
容易に行うことができると共に、美観の向上を図ること
ができる。
る両パネルの連結用枠材を固定手段によって連結した状
態で、連結用枠材に設けられた係合凹所にカバー材を係
合させて連結部を被覆することにより、パテ材等を用い
ることなく、接合部の固定手段を外部から被覆すること
ができる。したがって、パネル間の接合部の目地処理を
容易に行うことができると共に、美観の向上を図ること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。ここでは、屋根パネルの接
合構造について説明する。 ◎第一実施形態 図1はこの発明の接合構造の一例を用いたパネルの接合
状態を示す斜視図、図2は図1のA−A線に沿う断面図
(a)及びそのB部拡大断面図(b)、図3は接合部の
要部を示す断面斜視図である。
に基づいて詳細に説明する。ここでは、屋根パネルの接
合構造について説明する。 ◎第一実施形態 図1はこの発明の接合構造の一例を用いたパネルの接合
状態を示す斜視図、図2は図1のA−A線に沿う断面図
(a)及びそのB部拡大断面図(b)、図3は接合部の
要部を示す断面斜視図である。
【0010】接合される屋根パネルは、一対の表面板1
間にコア材2を介在してなり、かつ接合側の縁部におけ
る表面板1間には連結用枠材10を具備してなる。この
場合、連結用枠材10は、断面矩形状の中空状基部11
の連接側側壁12の上下部に互いに平行な2条の連接部
13が突設され、外側すなわち上方側及び下方側の連接
部13の表面には溶接用の切欠14が設けられている。
また、連結用枠材10の表面板側の外方面には例えば凹
溝状の係合凹所16が設けられている。
間にコア材2を介在してなり、かつ接合側の縁部におけ
る表面板1間には連結用枠材10を具備してなる。この
場合、連結用枠材10は、断面矩形状の中空状基部11
の連接側側壁12の上下部に互いに平行な2条の連接部
13が突設され、外側すなわち上方側及び下方側の連接
部13の表面には溶接用の切欠14が設けられている。
また、連結用枠材10の表面板側の外方面には例えば凹
溝状の係合凹所16が設けられている。
【0011】なおこの場合、上記表面板1は例えばアル
ミニウム合金製板材にて形成され、コア材2は例えばア
ルミニウム合金製帯板を台形波形状に折曲したコア素子
を組合せたものあるいはアルミニウム合金製の多数の筒
状コア素子を組合せたものなどにて形成され、また、連
結用枠材10は例えばアルミニウム合金製押出形材等に
形成されている。そして、これら表面板1,コア材2及
び連結用枠材10をろう付あるいは接着することによっ
てパネルが形成されている。
ミニウム合金製板材にて形成され、コア材2は例えばア
ルミニウム合金製帯板を台形波形状に折曲したコア素子
を組合せたものあるいはアルミニウム合金製の多数の筒
状コア素子を組合せたものなどにて形成され、また、連
結用枠材10は例えばアルミニウム合金製押出形材等に
形成されている。そして、これら表面板1,コア材2及
び連結用枠材10をろう付あるいは接着することによっ
てパネルが形成されている。
【0012】次に、この発明のパネルの接合構造につい
て説明する。上記のように構成されるパネル同士を接合
するには、パネルの接合面側の表面板1に介在された連
結用枠材10の連接部13を当接して切欠14部を溶接
15して固定した後、係合凹所16にカバー材20を係
合させてパネルの連結部を被覆する。この場合、カバー
材20は、断面コ字状の基部21と、この基部21の下
端から外方に向かって突出する外向きフランジ部22と
からなる断面略ハット状のアルミニウム合金製押出形材
あるいはプラスチック製部材にて形成されている。この
ように形成されるカバー材20を連結用枠材10の係合
凹所16に係合させるには、係合凹所16の開口端側か
らスライドさせて係合させるか、あるいは、カバー材2
0の弾性を利用して例えば一方の外向きフランジ部22
を一方の係合凹所16に係合させた後、他方の外向きフ
ランジ部22を他方の係合凹所16に押し込んで係合さ
せるなどの手段を講じることができる。
て説明する。上記のように構成されるパネル同士を接合
するには、パネルの接合面側の表面板1に介在された連
結用枠材10の連接部13を当接して切欠14部を溶接
15して固定した後、係合凹所16にカバー材20を係
合させてパネルの連結部を被覆する。この場合、カバー
材20は、断面コ字状の基部21と、この基部21の下
端から外方に向かって突出する外向きフランジ部22と
からなる断面略ハット状のアルミニウム合金製押出形材
あるいはプラスチック製部材にて形成されている。この
ように形成されるカバー材20を連結用枠材10の係合
凹所16に係合させるには、係合凹所16の開口端側か
らスライドさせて係合させるか、あるいは、カバー材2
0の弾性を利用して例えば一方の外向きフランジ部22
を一方の係合凹所16に係合させた後、他方の外向きフ
ランジ部22を他方の係合凹所16に押し込んで係合さ
せるなどの手段を講じることができる。
【0013】上記のようにしてパネル同士を接合した状
態で、連結用枠材10に設けられた係合凹所16にカバ
ー材20を係合させることにより、連結部の溶接15部
を外部から被覆することができると共に、両パネル間の
目地処理を施すことができ、かつ従来のパテ材による目
地処理に比べて美観の向上を図ることができる。
態で、連結用枠材10に設けられた係合凹所16にカバ
ー材20を係合させることにより、連結部の溶接15部
を外部から被覆することができると共に、両パネル間の
目地処理を施すことができ、かつ従来のパテ材による目
地処理に比べて美観の向上を図ることができる。
【0014】◎第二実施形態 図4はこの発明のパネルの接合構造の第二実施形態の要
部を示す断面図である。第二実施形態は連接されるパネ
ルをボルト、ナットを用いて固定した状態で、その連結
部をカバー材20で被覆するようにした場合である。例
えば、接合される両パネルの連結用枠材10の外面に突
設される連接部13を近接させて両連接部13に当板5
を跨設し、そして、当板5及び連接部13に設けられた
貫通孔5a,13aを貫通するボルト17とナット18
にて締結して固定し、この状態で上述したように連結用
枠材10の係合凹所16にカバー材20の外向きフラン
ジ部22を係合させて目地処理を行う。この場合、連接
部13あるいは当板5の貫通孔5a,13aの少なくと
も一方をパネルの接離方向に延びる長孔状(図面では当
板5の貫通孔5aを長孔にしている)に形成することに
より、接合される両パネル間の寸法誤差に対応してパネ
ル同士を接合することができる。
部を示す断面図である。第二実施形態は連接されるパネ
ルをボルト、ナットを用いて固定した状態で、その連結
部をカバー材20で被覆するようにした場合である。例
えば、接合される両パネルの連結用枠材10の外面に突
設される連接部13を近接させて両連接部13に当板5
を跨設し、そして、当板5及び連接部13に設けられた
貫通孔5a,13aを貫通するボルト17とナット18
にて締結して固定し、この状態で上述したように連結用
枠材10の係合凹所16にカバー材20の外向きフラン
ジ部22を係合させて目地処理を行う。この場合、連接
部13あるいは当板5の貫通孔5a,13aの少なくと
も一方をパネルの接離方向に延びる長孔状(図面では当
板5の貫通孔5aを長孔にしている)に形成することに
より、接合される両パネル間の寸法誤差に対応してパネ
ル同士を接合することができる。
【0015】なお、上記説明では、当板5を連接部13
の上下面に2枚跨設しているが、必しも当板5は上下2
箇所に跨設する必要はなく、一方に跨設してもよい。ま
た、連接部13の固定を更に強固にするには当板5と連
接部13とをボルト17及びナット18で締結した後、
当板5と連接部13を溶接で固定すればよい。
の上下面に2枚跨設しているが、必しも当板5は上下2
箇所に跨設する必要はなく、一方に跨設してもよい。ま
た、連接部13の固定を更に強固にするには当板5と連
接部13とをボルト17及びナット18で締結した後、
当板5と連接部13を溶接で固定すればよい。
【0016】なお、第二実施形態において、その他の部
分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、その説明は省略する。
分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、その説明は省略する。
【0017】◎第三実施形態 図5はこの発明のパネルの接合構造の第三実施形態の要
部を示す断面図である。第三実施形態は、当板5を用い
ずに連結用枠材10の連接部13をボルト17及びナッ
ト18によて締結して固定するようにした場合である。
すなわち、接合されるパネルの連結用枠材10に突設さ
れる連接部13を重ね合わせて、連接部13に設けられ
た貫通孔13aにボルト17を貫通し、その突出部にナ
ット18をねじ結合して連接部13を固定するようにし
た場合である。この場合、接合されるパネルの一方のパ
ネルの連結用枠材10に突設される連接部13は連結用
枠材10の上部側に位置し、他方のパネルの連結用枠材
10に突設される連接部13は連結用枠材10の下部側
に位置して、両連接部13,13を重ね合わせた状態に
おいては、両パネルの表面板1が略同一面上になるよう
にしておく必要がある。なおこの場合、貫通孔13aは
パネルの接離方向に延びる長孔にて形成することによ
り、接合されるパネル間の寸法誤差に対応させてパネル
同士を接合することができる。
部を示す断面図である。第三実施形態は、当板5を用い
ずに連結用枠材10の連接部13をボルト17及びナッ
ト18によて締結して固定するようにした場合である。
すなわち、接合されるパネルの連結用枠材10に突設さ
れる連接部13を重ね合わせて、連接部13に設けられ
た貫通孔13aにボルト17を貫通し、その突出部にナ
ット18をねじ結合して連接部13を固定するようにし
た場合である。この場合、接合されるパネルの一方のパ
ネルの連結用枠材10に突設される連接部13は連結用
枠材10の上部側に位置し、他方のパネルの連結用枠材
10に突設される連接部13は連結用枠材10の下部側
に位置して、両連接部13,13を重ね合わせた状態に
おいては、両パネルの表面板1が略同一面上になるよう
にしておく必要がある。なおこの場合、貫通孔13aは
パネルの接離方向に延びる長孔にて形成することによ
り、接合されるパネル間の寸法誤差に対応させてパネル
同士を接合することができる。
【0018】なお、第三実施形態において、その他の部
分は上記第一実施形態及び第二実施形態と同じであるの
で、同一部分には同一符号を付して、その説明は省略す
る。
分は上記第一実施形態及び第二実施形態と同じであるの
で、同一部分には同一符号を付して、その説明は省略す
る。
【0019】◎その他の実施形態 上記実施形態では、連結用枠材10に設けられる係合凹
所16が凹溝状に連続して形成される場合について説明
したが、係合凹所16は必しも連続した凹溝状である必
要はなく、連結用枠材10の表面板側の外方面の適所に
不連続な開口部、例えば図6に示すような開口部16A
であってもよい。
所16が凹溝状に連続して形成される場合について説明
したが、係合凹所16は必しも連続した凹溝状である必
要はなく、連結用枠材10の表面板側の外方面の適所に
不連続な開口部、例えば図6に示すような開口部16A
であってもよい。
【0020】また、上記実施形態では、屋根パネルの接
合構造について説明したが、この発明の接合構造は、屋
根パネル以外例えば壁パネルや床パネル等の接合構造に
おいても同様に適用できるものである。
合構造について説明したが、この発明の接合構造は、屋
根パネル以外例えば壁パネルや床パネル等の接合構造に
おいても同様に適用できるものである。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したようにこの発明によれ
ば、次のような優れた効果が得られる。
ば、次のような優れた効果が得られる。
【0022】上記のように構成することにより、接合す
る両パネルの連結用枠材を固定手段によって連結した状
態で、連結用枠材に設けられた係合凹所にカバー材を係
合させて連結部を被覆することにより、パテ材等を用い
ることなく、接合部の固定手段を外部から被覆すること
ができる。したがって、少ない処理工程によってパネル
間の接合部の目地処理を容易に行うことができるので、
分割されたパネルを容易に大型化することができると共
に、その目地部の美観の向上を図ることができる。
る両パネルの連結用枠材を固定手段によって連結した状
態で、連結用枠材に設けられた係合凹所にカバー材を係
合させて連結部を被覆することにより、パテ材等を用い
ることなく、接合部の固定手段を外部から被覆すること
ができる。したがって、少ない処理工程によってパネル
間の接合部の目地処理を容易に行うことができるので、
分割されたパネルを容易に大型化することができると共
に、その目地部の美観の向上を図ることができる。
【図1】図1はこの発明の接合構造を有するパネルの接
合状態を示す斜視図である。
合状態を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図(a)及び(a)
の拡大断面図(b)である。
の拡大断面図(b)である。
【図3】接合部の要部を示す断面斜視図である。
【図4】この発明の第二実施形態の要部を示す断面図で
ある。
ある。
【図5】この発明の第三実施形態の要部を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】この発明における係合凹所の別の形態を示す要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図7】従来のパネルの接合構造を示す断面図断面図で
ある。
ある。
【図8】図7のC−C線に沿う断面図である。
1 表面板 2 コア材 10 連結用枠材 13 連接部 15 溶接(固定手段) 17 ボルト(固定手段) 18 ナット(固定手段) 20 カバー材 21 コ字状基部 22 外向きフランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 章生 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社・グループ技術センタ ー内
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の表面板間にコア材を介在してなる
パネル同士を接合するパネルの接合構造において、 上記パネルの縁部側の表面板間に連結用枠材を介在し、
この連結用枠材の表面板側の外方面に係合凹所を設け、
上記連結用枠材を適宜固定手段をもって連結した状態
で、上記係合凹所に係合するカバー材によって上記連結
部を被覆するようにした、ことを特徴とするパネルの接
合構造。 - 【請求項2】 上記カバー材を、接合されるパネルの表
面板と略同一面となる略断面コ字状の基部と、この基部
の下端から外方に向かって突出して上記係合凹所に係合
する外向きフランジ部とを有する断面ハット状部材にて
形成してなる、ことを特徴とする請求項1記載のパネル
の接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34454496A JPH10169023A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | パネルの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34454496A JPH10169023A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | パネルの接合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10169023A true JPH10169023A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18370101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34454496A Pending JPH10169023A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | パネルの接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10169023A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011503396A (ja) * | 2007-11-09 | 2011-01-27 | ヘティッヒ‐ハインゼ ゲーエムベーハー ウント ツェーオー. カーゲー | 軽量建築パネルの接続装置 |
JP2013117156A (ja) * | 2011-11-02 | 2013-06-13 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 耐震壁および耐震構造 |
GB2547026A (en) * | 2016-02-05 | 2017-08-09 | Bd Fire And Blast Ltd | A blast-retaining panel wall and connectors therefor |
CN108797802A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-11-13 | 艺搭环保科技(上海)有限公司 | 一种搭建模块及搭建物 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP34454496A patent/JPH10169023A/ja active Pending
Cited By (5)
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