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JPH10152292A - 作動確認装置 - Google Patents

作動確認装置

Info

Publication number
JPH10152292A
JPH10152292A JP8313622A JP31362296A JPH10152292A JP H10152292 A JPH10152292 A JP H10152292A JP 8313622 A JP8313622 A JP 8313622A JP 31362296 A JP31362296 A JP 31362296A JP H10152292 A JPH10152292 A JP H10152292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
solenoid
iron core
movable iron
operating state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8313622A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Mimura
等 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kato Heavy Industries Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Construction Machinery Co Ltd filed Critical Ishikawajima Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP8313622A priority Critical patent/JPH10152292A/ja
Publication of JPH10152292A publication Critical patent/JPH10152292A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 意識的にグリップの特定部位に触れるよう注
意を払わなくても、操作レバーにより操作される機器の
実際の作動状態を振動で感じ取れるようにする。 【解決手段】 操作レバー11のグリップ27の内部
に、該操作レバー11により操作されるフック昇降ドラ
ムの実際の作動状態に連動して可動鉄心32を往復動す
るソレノイド34を備え、該ソレノイド34の可動鉄心
32がグリップ27を内側から打撃してグリップ27全
体を振動させるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動式クレーン等
に用いる作動確認装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3はタワークレーン仕様とした移動式
クレーン1を示し、左右一対のクローラを備えた走行体
2の上面に、運転席3を備えた旋回体4が旋回可能に設
けられており、この旋回体4の前端部には、上端にジブ
5を俯仰自在に備えたブーム6が起立保持され、前記ジ
ブ5の先端から吊り降ろされたフックブロック7が、前
記旋回体4に備えられたウインチ8のフック昇降ドラム
9によるロープ10の巻き取りや繰り出しにより昇降さ
れるようになっている。
【0003】このような大型の移動式クレーン1におい
ては、運転席3から著しく距離を隔てた上方位置でフッ
クブロック7の昇降が行われることになるので、微速で
フックブロック7の昇降操作を行う場合等に、実際にフ
ックブロック7が昇降しているか否かを運転席3から視
認することが困難である。
【0004】この為、従来においては、図4に示す如
く、フックブロック7の昇降を操作する操作レバー11
のグリップ12を、カップ型の受け座13と、該受け座
13の上部に被さるように装着されるキャップ14とに
より構成して中空構造とし、その内部に形成される空間
に、円筒状に巻かれた絶縁導線から成るコイル15と、
該コイル15の軸心部に出没自在に嵌挿された可動鉄心
16と、該可動鉄心16をコイル15が抜脱する方向に
付勢する弾撥体17とを備えたソレノイド18を縦向き
に設置し、該ソレノイド18の可動鉄心16の先端部
に、前記キャップ14の頂部に設けた開口19から外部
に露出するようにした振動ゴム20を装着し、操作レバ
ー11により操作されるフック昇降ドラム9の実際の作
動状態に連動してソレノイド18のコイル15を間欠的
に励磁することによって、可動鉄心16の往復動による
振動で運転者がフック昇降ドラム9の実際の作動状態を
感じ取れるようにしていた。
【0005】尚、フック昇降ドラム9の実際の作動状態
をソレノイド18の作動と連動するにあたっては、例え
ば、図5に示す如く、フック昇降ドラム9と一体に回転
するブレーキドラム21の端面外周部分に複数の検出用
リブ22を環状に凸設し、この各検出用リブ22の通過
を所定の固定検出位置で近接スイッチ23により検出
し、該近接スイッチ23からの検出信号24のパルス数
に基づいて制御器25から出力される作動信号26(作
動電源に対するオン・オフ信号)によりソレノイド18
を間欠的に励磁させるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た如き従来構造では、運転者が操作レバー11のグリッ
プ12を握って操作を行う際に、該グリップ12の頂部
に露出している振動ゴム20を触れていないと振動を感
じ取ることができなかった為、運転者は操作中に振動ゴ
ム20に触れるよう注意を払わなければならず、操作に
集中し難いという不具合があった。
【0007】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、意識的にグリップの特定部位に触れるよう注意を払
わなくても、操作レバーにより操作される機器の実際の
作動状態を振動で感じ取れるようにすることを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作レバーの
グリップの内部に、該操作レバーにより操作される機器
の作動状態に連動して可動鉄心を往復動するソレノイド
を備え、該ソレノイドの可動鉄心がグリップを内側から
打撃してグリップ全体を振動させ得るよう構成したこと
を特徴とする作動確認装置、に係るものである。
【0009】従って本発明では、操作レバーにより操作
される機器の実際の作動状態に連動してソレノイドの可
動鉄心が往復動されると、該可動鉄心がグリップを内側
から打撃してグリップ全体を振動させるので、運転者が
意識的にグリップの特定部位に触れるよう注意を払わな
くても、操作レバーにより操作される機器の実際の作動
状態を振動で感じ取ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0011】図1及び図2は本発明を実施する形態の一
例を示すもので、本形態例においては、前述した図3と
同様に構成した移動式クレーン1におけるフック昇降ド
ラム9を操作する操作レバー11のグリップ27が、横
方向に貫通する格納孔28を形成したグリップ本体29
と、該グリップ本体29の両側に一体に装着されて前記
格納孔28の両端を塞ぐキャップ30とにより構成され
ており、前記格納孔28内には、円筒状に巻かれた絶縁
導線から成るコイル31と、該コイル31の軸心部に移
動自在に嵌挿された可動鉄心32と、該可動鉄心32を
コイル31から抜脱する方向へ付勢する弾撥体33とを
備えたソレノイド34が横向きに設置されており、該ソ
レノイド34の可動鉄心32の一端が前記キャップ30
を内側から打撃してグリップ27全体を振動させ得るよ
う構成されている。
【0012】即ち、前記ソレノイド34における可動鉄
心32は、コイル31が非励磁の状態において一端を弾
撥体33の反発力により図1中の左側のキャップ30の
内側に圧接されており、コイル31が励磁された際に電
磁力により弾撥体33の反発力に抗して前記可動鉄心3
2が図1中の右側へ引き込まれて図1中の左側のキャッ
プ30から一端を離間され、コイル31が再び非励磁と
なった際に弾撥体33の反発力により前記可動鉄心32
が元の位置に復帰して図1中の左側のキャップ30の内
側に一端を衝突させるようになっている。
【0013】また、前記各キャップ30は、振動伝達性
の良い硬質素材により適宜な厚さに形成されており、し
かも、グリップ本体29へ振動が良好に伝達されるよう
該グリップ本体29に対し緊密な嵌め込み構造等を採用
して一体に装着されている。
【0014】尚、フック昇降ドラム9の実際の作動状態
をソレノイド34の作動と連動するにあたっては、先に
図5を参照して説明した従来方式と同様の方式を採用す
れば良い。
【0015】而して、操作レバー11により操作される
フック昇降ドラム9の実際の作動状態に連動してソレノ
イド34の可動鉄心32が往復動されると、該可動鉄心
32の一端が図1中の左側のキャップ30を内側から打
撃してグリップ27全体を振動させるので、運転者が意
識的にグリップ27の特定部位に触れるよう注意を払わ
なくても、操作レバー11により操作されるフック昇降
ドラム9の実際の作動状態を振動で感じ取ることが可能
となる。
【0016】従って上記形態例によれば、運転者が意識
的にグリップ27の特定部位に触れるよう注意を払わな
くても、操作レバー11により操作されるフック昇降ド
ラム9の実際の作動状態を振動で感じ取ることができる
ので、運転者は操作レバー11の操作だけに集中するこ
とができ、これによって、作業の安全性を大幅に向上す
ることができる。
【0017】また、従来よりも構造の簡素化を図ること
ができるので、製作上の加工手間を軽減し且つ製作コス
トを削減することができる。
【0018】尚、本発明の作動確認装置は、上述の形態
例にのみ限定されるものではなく、移動式クレーンにお
けるフックブロックの昇降操作以外の操作、例えばブー
ムやジブの俯仰操作を行う操作レバーのグリップに対し
て適用しても良く、更には、移動式クレーン以外の各種
の機器を操作する操作レバーのグリップに対しても適用
できること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】上記した本発明の作動確認装置によれ
ば、操作レバーにより操作される機器の実際の作動状態
を振動で感じ取ることができるので、運転者は操作レバ
ーの操作だけに集中することができ、これによって、作
業の安全性を大幅に向上することができ、また、従来よ
りも構造の簡素化を図ることができるので、製作上の加
工手間を軽減し且つ製作コストを削減することができる
等種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す断面図であ
る。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】移動式クレーンの一例を示す側面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【図5】図4のソレノイドとフック昇降ドラムとの連動
に関する説明図である。
【符号の説明】
9 フック昇降ドラム(機器) 11 操作レバー 27 グリップ 32 可動鉄心 34 ソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバーのグリップの内部に、該操作
    レバーにより操作される機器の作動状態に連動して可動
    鉄心を往復動するソレノイドを備え、該ソレノイドの可
    動鉄心がグリップを内側から打撃してグリップ全体を振
    動させ得るよう構成したことを特徴とする作動確認装
    置。
JP8313622A 1996-11-25 1996-11-25 作動確認装置 Pending JPH10152292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8313622A JPH10152292A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 作動確認装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8313622A JPH10152292A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 作動確認装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10152292A true JPH10152292A (ja) 1998-06-09

Family

ID=18043544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8313622A Pending JPH10152292A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 作動確認装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10152292A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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A131 Notification of reasons for refusal

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Effective date: 20060523

A521 Written amendment

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Effective date: 20060609

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070130